JP3599251B2 - 瓶クランプ装置、及び瓶の袋詰め装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、瓶クランプ装置と瓶の袋詰め装置に関する。本装置は、例えば、クリーンルーム内にて半導体用のレジストの充填された瓶を把持(クランプ)してポリエチレン製の袋に詰めるために用いられる。
【0002】
【従来の技術】
半導体用のレジストは、図5(a)のガロン瓶91、又は同図(b)のクォート瓶92に充填され、さらに、同図(a)(b)の各右欄に示すように、黒色ポリエチレン(PE)製の中袋91b,92b と、透明ポリエチレン(PE)製の外袋91a,92a とに、二重に袋詰めされて出荷される。また、この作業は、所定のクリーン度に保たれたクリーンルーム内にて人手により行われている。なお、図5中で、13a は瓶に貼付されるラベルであり、13は袋に貼付されるラベルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
クリーンルーム内を所定のクリーン度に保って中袋91b,92b や外袋91a,92a の内部に微粒子が混入することを防止するためには、クリーンルーム内に立ち入る人数を最小限に抑えることが望ましく、この理由から、レジスト瓶の袋詰め工程を自動化したいという要請がある。この要請に応えるためには、掴み部材によってクランプした瓶を袋上部の開口から袋内に入れた後に、クランプを解除して掴み部材を袋外へ抜き出す必要がある。したがって、レジスト瓶を、横からではなく上方からクランプとクランプの解除ができる装置が必要となる。また、レジスト瓶の重さは6kg程度であるため、この重さの瓶をクランプできる能力が要求される。また、袋詰め処理のサイクルタイムを短縮したり設置面積を少なくするためには、上記重さの瓶をクランプしたまま素早く旋回させ、昇降させ得る能力も要求される。
さらに、このような要請を満たす装置に瓶を供給する装置や、袋の上部を開口して供給する装置、或いは、瓶収納後の袋の開口を結束する装置や、これらの装置の動作タイミングを適正に調整する装置が必要となる。
本発明は、例えばレジスト瓶のような瓶を上方からクランプできる装置を提供すること、例えばレジスト瓶のような瓶の袋詰め工程を自動化すること、例えばレジスト瓶のような瓶の袋詰め工程に関連する各工程を自動化することを目的とする。また、これにより、作業スペースを拡張することなく能力増強を達成して省力化することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、瓶載置位置に対して上下方向の相対移動が可能なように前記瓶載置位置の上方に設定される支持部材と、前記瓶載置位置の上方の仮想の水平な円周上にて接線方向を向くように前記支持部材によって支持される複数の支持軸と、前記支持軸によって長手方向の中間部分を回動可能に支持される複数の腕部材と、前記各腕部材の上端部側を前記仮想の円周の外方/内方へ同等に付勢して前記支持軸を軸として揺動させることにより下端部側を内方/外方へ変位させる付勢手段と、クランプ時には前記支持部材を前記瓶載置位置に接近させた後に前記付勢手段の付勢力で前記各腕部材の下端部側を内方へ変位させて瓶の胴部を把持させ、クランプ解除時には前記付勢手段による前記各腕部材上端部側の外方への付勢をオフして瓶胴部の把持を解除した後に前記支持部材を前記瓶載置位置から離間させる制御手段とを備えた瓶クランプ装置である。
また、本発明は、袋を外面側から吸着して開口部を上に向けた状態で上記の瓶載置位置の直上位置に設定する袋設定手段と、前記瓶載置位置の直上位置に設定された袋の開口部から複数本のシート保持棒を下方へ侵入させた後に各シート保持棒間の間隔を拡げることにより袋の開口部を2次元的に拡げるとともに袋を内面側から保持する袋保持手段と、前記袋保持手段により保持された袋の開口部から、上記の瓶クランプ装置により胴部を把持させた瓶を入れさせて瓶載置位置に載置させた後、把持を解除させて支持部材を上方へ移動させることにより瓶クランプ装置を袋から抜き出す制御手段と、を備えた瓶の袋詰め装置である。
【0005】
【作用】
瓶クランプ装置では、クランプ時には、支持部材が瓶載置位置に接近された後、複数の腕部材の各下端部側が各々の支持軸を回動軸として付勢手段により内方へ変位され、これにより、瓶の胴部が把持される。また、クランプ解除時には、付勢手段による付勢がオフされて把持が解除された後、支持部材が瓶載置位置から離間される。
瓶の袋詰め装置では、袋が開口部を上に向けられて瓶載置位置の直上位置に設定された後、複数本のシート保持棒が開口部から下方へ侵入されて各々の間隔を拡げられ、その状態で、上記瓶クランプ装置により胴部を把持された瓶が入れられる。その後、把持が解除されて瓶クランプ装置が袋から抜き出される。
【0006】
【実施例】
図1は実施例の瓶クランプ装置の側面図、図2は実施例の瓶クランプ装置の正面図(a)と上面図(b)、図3は実施例の袋詰め装置の上面図、図4は実施例の袋詰め装置の正面図、図5はガロン瓶91とクォート瓶92を示す説明図、図6は他の実施例の瓶クランプ装置の正面図、図7はポリエチレンシートの切断処理を示す説明図、図8はポリエチレン袋の開口処理を示す説明図、図9は実施例の袋詰め装置の制御回路の構成を示すブロック図、図10は実施例の瓶クランプ装置の作動を示すタイミングチャート、図11は実施例の袋詰め装置の作動を示すタイミングチャートである。
【0007】
瓶クランプ装置
図1〜図4に示すように、瓶クランプ装置は、支持部材(61,62,63,64,71,72,73)と、支持軸65と、腕部材(55,53,52,52a,51,51a) と、付勢手段(66,67,69a,68,69b)と、これらを制御するコントローラ(図9)を有する。
図4のように、ベース70から旋回軸75が立設されている。この旋回軸75は、不図示の旋回モータ(図9参照)により駆動されて、180°づつ回転する。この旋回軸75の上端には、支持板74が一体に取り付けられて、水平に張り出されている。この支持板74には、昇降用シリンダ75が一体に取り付けられており、この昇降用シリンダ75のピストンロッドには、支持板71が一体に取り付けられて下垂されている。したがって、昇降用シリンダ75の作動によりピストンロッドが下降すると支持板71も下降し、昇降用シリンダ75の作動によりピストンロッドが上昇すると支持板71も上昇する。
支持板71の下端には、図1と図2のように、支持板61が一体に水平に取り付けられている。この支持板61の下面には、4本の支持棒62が一体に取り付けられて下垂されている。取り付け位置は、方形の頂点位置である。この4本の支持棒62の下端には、1枚の方形の支持板63が一体に水平に取り付けられている。この支持板63の四隅には各々支持板64が一体に取り付けられて下垂されている。この各支持板64には各々支持軸65が取り付けられており、その軸方向は、仮想の円周上の接線方向とされている。この各支持軸65により4本の支持アーム55の下端部が各々回動可能に支持されている。この各支持アーム55の上端部は各々ピン69b を介して連接板68の一端部に回動自在に接続されており、この各連接板68の他端部は、各々ピン69a を介して付勢用シリンダ66のピストンロッド67に回動自在に接続されている。この付勢用シリンダ66は前記支持板61に取り付けられている。一方、上記各支持アーム55の下端部には、各々支持板53が一体に取り付けられており、この各支持板53には、支持板52が各々ピン52a により一体に取り付けられている。ここで、ピン52a によって支持板52を支持板53に取り付ける位置は、図2の(a)の左側と右側に示すように2つの位置が選択可能である。即ち、レジスト瓶がガロン瓶91である場合は、瓶の径が大きいため、図2の(a)の左側に示すように、支持板53の外側寄りの位置に支持板52を取り付ける。また、レジスト瓶がクォート瓶92である場合は、瓶の径が小さいため、図2の(a)の右側に示すように、支持板53の内側寄りの位置に支持板52を取り付ける。このように構成しているため、本装置では、ガロン瓶91とクォート瓶92の双方をクランプすることができる。上記各支持板52には、各々把持アーム51が一体に取り付けられて下垂されており、各把持アーム51の先端部の内側には各々滑り止め用のゴム51a が取り付けられている。
【0008】
付勢用シリンダ66の作動によりピストンロッド67が下降すると、その先端部にピン69a ・連接板68・ピン69b を介して接続されている4本の支持アーム55の各上端部が、各々前記仮想の円周の外方向へ押される。その結果、各支持アーム55の上端部側は、各々前記支持軸65を回動軸として前記外方向へ揺動する。このため、各支持アーム55の下端部に支持板53・ピン52a ・支持板52を介して一体に取り付けられている各把持アーム51は、各々前記支持軸65を回動の軸として反対方向(前記仮想の円周の内方向)へ揺動して、レジスト瓶91(92)の胴部の周面に当接する。こうして、レジスト瓶91(92)が、把持アーム51により、その内面の滑り止めゴム51a を介してクランプされる。
【0009】
本装置では、前記旋回軸75を挟み各反対側(180°反対側)に、各々上述の構成の瓶クランプ装置が設けられている(図3参照)。即ち、2頭(ヘッド)の装置として構成されている。このため、一方のヘッドで袋詰めを行うとともに他方のヘッドで搬送コンベア95から瓶を引き上げるという制御が可能となる。
以下、図9・図10を参照して瓶クランプ装置の作動を説明する。当初、ヘッド1は搬送コンベア95側に在り、ヘッド2は瓶載置台76側に在るものとする。
瓶クランプ装置がオンされると、ヘッド1側の昇降用シリンダ75がオンされて支持板71が下降する。即ち、図1・図2の瓶クランプ装置全体が下降する。下降が停止すると、付勢用シリンダ66がオンされて、支持アーム55の上端部側が支持軸65を回動軸として前記円周の外方向へ揺動する。その結果、把持アーム51の下端部側が支持軸65を回動軸として前記円周の内方向へ揺動する。これにより、瓶91(92)が、把持アーム51の先端によりクランプされる。次に、昇降用シリンダ75が逆方向へオンされて支持板71が上昇する。即ち、図1及び図2に示す瓶クランプ装置全体が上昇する。こうして、搬送コンベア95の上に在った瓶が、ヘッド1によって引き上げられる。
この間、ヘッド2は全く同様に動作しており、その結果、瓶載置台76上に在った瓶(袋詰め後の瓶)が、ヘッド2によって引き上げられる。
【0010】
ヘッド1により搬送コンベア95上の瓶が引き上げられ、ヘッド2により瓶載置台76上の瓶(袋詰め後の瓶)が引き上げられると、不図示の旋回モータにより前記旋回軸75が180°回転される。その結果、ヘッド1は瓶載置台76の上方位置に設定され、ヘッド2は搬送コンベア95の上方位置に設定される。この間、各ヘッド1・2での瓶のクランプは継続されている。
ヘッド1が瓶載置台76の上方位置に設定されると、ヘッド1の昇降用シリンダ75により支持板71が下降される。この時、瓶載置台76の直上位置には、上部を開口したポリエチレン袋が保持されている。このため、ヘッド1の支持板71が下降されると、ヘッド1の把持アーム51によりクランプされている瓶が上記ポリエチレン袋内に入る。本例では、ヘッド1の下降量は、ヘッド1にクランプされている瓶の底が瓶載置台76の上面に当接する高さになるように調節されている。このため、上記の如く瓶をポリエチレン袋に入れると、ポリエチレン袋を保持しているシート保持棒30a,30b,30c,30d(後述) がポリエチレン袋から外れる。即ち、シート保持棒30a,30b,30c,30d による保持が解除される。その後、付勢用シリンダ66がオフされて把持アーム51によるクランプが解除された後、昇降用シリンダ75が逆方向へオンされてヘッド1が上昇する。即ち、ヘッド1がポリエチレン袋内から引き抜かれて、瓶載置台76の上方位置に退避される。こうして、ヘッド1側では、ヘッド1にクランプされていた瓶がポリエチレン袋に入れられる。
この間、ヘッド2側は全く同様に動作しており、その結果、ヘッド2にクランプされている瓶(袋詰め後の瓶)が、搬送コンベア95上に置かれる。
【0011】
ヘッド1が瓶載置台76の上方位置に退避され、ヘッド2が搬送コンベア95の上方位置に退避されると、瓶クランプ装置は所定時間オフされて待機状態になる。この待機状態中に、ヘッド1側では、瓶載置台76上の瓶のポリエチレン袋の開口部分がビニタイ機によって結束される。また、ヘッド2側では、袋詰めされた瓶が搬送コンベア95により除去されるとともに、新たな裸瓶が搬送コンベア95によりヘッド2 の下方位置まで搬送されて来る。
ヘッド1側で瓶入りのポリエチレン袋の開口部分が結束され、ヘッド2側で新たな裸瓶が到着すると、再び上記と同じ動作が行われる。即ち、ヘッド2により搬送コンベア95上の裸瓶がクランプされるとともにヘッド1により瓶載置台76上の瓶(袋詰め後の瓶)がクランプされると、旋回軸75が180°旋回され、ヘッド2は瓶載置台76の上方位置に、ヘッド1は搬送コンベア95の上方位置に、各々設定される。また、その後、ヘッド2により裸瓶が瓶載置台76上に置かれるとともにヘッド1により瓶(袋詰め後の瓶)が搬送コンベア95上に置かれる。
以下、同様にして、本例の瓶クランプ装置は動作する。
【0012】
上記では、付勢用シリンダ66のピストンロッド67を下降させ、これにより、ピン69a ・連接板68・ピン69b を介して、支持アーム55の上端部側を外方へ揺動させることで、把持アーム51によるクランプを実現しているが、本発明は、このような構成に限定されない。例えば、図6のように、逆円錐台形状の押し棒670 を押し下げることにより、この押し棒670 の円錐面に当接されているローラ680 を外方へ押し、これにより、支持アーム550 の上端部側を外方へ揺動させるように構成することもできる。さらに、カム駆動やギヤ駆動により揺動させる方法も採ることができる。好ましくは、微粒子の発生と混入の少ないクランク機構の揺動機構を用いることができる。
【0013】
瓶の袋詰め装置
図3に示すように、瓶の袋詰め装置は、瓶クランプ装置、搬送コンベア、ヘッド旋回装置、袋供給保持装置、ビニタイ結束機等から成る。ここで、瓶クランプ装置としては、先述の装置を用いている。
搬送コンベア95は、先述のように、裸瓶を瓶クランプ装置のヘッド1(又はヘッド2)の設定位置の下方へ搬送して付属のストッパで停止させるとともに、ヘッド2(又はヘッド1)により搬送コンベア95の上に瓶(袋詰め後の瓶)が載置されると、これを搬送して除去する装置である。このため、搬送コンベア95のストッパは、図11に示すタイミングでオン/オフされる。即ち、裸瓶がヘッド1(又はヘッド2)の下方に到着するとオンされ、この裸瓶がヘッド1(又はヘッド2)により引き上げられた後、ヘッド2(又はヘッド1)により瓶(袋詰め後の瓶)が載置されると、搬送を再開して該瓶(袋詰め後の瓶)を除去する。このため、搬送コンベア95の入口付近(始端側)には、瓶を検出するためのセンサ(瓶搬入検出センサ:図9参照)が設けられている。また、本例では、瓶搬入検出センサの付近に、瓶を回転するための部材や、瓶に貼付されているバーコードを読み取るためのセンサが設けられている。なお、図9に示すように、瓶を回転するための部材は、瓶回転用シリンダにより駆動される。また、読み取られたバーコードは、バーコード照合回路にて、袋に貼付されているバーコードと照合される。なお、バーコード照合回路は、コントローラ内にソフトウエアで構成することもできる。
ヘッド旋回装置は、先述のように、旋回軸75を180°旋回して、該旋回軸75の上端から一体に水平方向に張り出されている2枚の支持板74,74(各々は反対方向に張り出されている)を設定位置に停止させる機構である。つまり、各支持板74,74 に取り付けられているヘッド1とヘッド2を、搬送コンベア95上の位置、又は、瓶載置台76上の位置に、各々設定するための機構である。
【0014】
袋供給保持装置は、図4のように、シートロール10a,10b に巻かれているポリエチレンシート1 からポリエチレン袋を切り出し、開口部を上に保持した状態で瓶載置台76の直上位置に供給する装置である。即ち、シートロール10a,10b から順に繰り出されるポリエチレンシート1 は、送り出しローラ23により切断機21へ送り出されて所定のタイミング毎に切断される。切断箇所は図7に細破線で示すように袋シール部11の直前の位置である。この切断箇所は、マーク12を検出した後、所定時間を経過したタイミングとして決定される。切断されたポリエチレンシート(=ポリエチレン袋)1aは、その後端付近(=開口部側)を吸着パッド22で上下両面から吸着される。また、その状態で、パッド支持棒(吸着パッド22を支持している棒)29が矢印a方向へ90°旋回される。これにより、ポリエチレン袋1aは、開口部を上にした状態で瓶載置台76の直上位置に設定される。次に、8本のシート保持棒3a,3b,3c,3d が、ポリエチレン袋1aの上方から袋内に侵入される。この時、8本のシート保持棒3a,3b,3c,3d は、図8の(a)のように、各々近接した状態にある。8本のシート保持棒3a,3b,3c,3d がポリエチレン袋1a内に入ると、次に、4本のシート保持棒3c,3d が、図8の(b)のように開く。即ち、2本のシート保持棒3dが図中左に変位するとともに、2本のシート保持棒3cが図中右に変位する。この変位は、2本のシート保持棒3dを支持している支持棒30d(図3)を図中左方へ移動させ、且つ、2本のシート保持棒3cを支持している支持棒30c(図3)を図中右方へ移動させることで実現される。4本のシート保持棒3c,3d が開くと、次に、残り4本のシート保持棒3a,3b が、図8の(c)のように開く。これは、2本のシート保持棒3aを支持している支持棒30a(図3)を図中上方へ移動させ、且つ、2本のシート保持棒3bを支持している支持棒30b(図3)を図中下方へ移動させることで実現される。こうして8本のシート保持棒3a,3b,3c,3d が開かれて図8の(c)の状態となる。即ち、ポリエチレン袋1aは、8本のシート保持棒3a,3b,3c,3d により、袋上部の開口部の内側から保持された状態となる。この状態で、先述のように、瓶クランプ装置の把持アーム51が、ポリエチレン袋1a内へ侵入される。このタイミングを図11に示す。なお、この時には、吸着パッド22は、ポリエチレン袋1aから退避されている。
本例では、シート保持棒3a,3b,3c,3d を8本で構成し、2本を単位として4本づつ上述のように開くことにより、ポリエチレン袋を袋上部の開口部の内側から保持しているが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、シート保持棒を6本で構成して、これらが螺旋状の軌跡を描くように同時に外側へ開くとともに、ポリエチレン袋の外側からエアピッカー(風船状の部材)等の空気弾力を有する部材で押さえることにより、ポリエチレン袋を保持するように構成してもよい。
【0015】
ビニタイ結束機は、図3のエアシリンダ96a,96b,96c,96d を作動させて、板97a を図中下方へ変位させるとともに、板97b を図中上方へ変位させることで、瓶入りのポリエチレン袋(瓶載置台76上の袋)の袋上部の開口部を各々反対方向へ絞り、これを、ビニタイロール99から順に繰り出したビニタイによって結束する装置である。
以上のように構成される瓶の袋詰め装置では、図11のタイミングで各構成部分がオン/オフされる。これにより、搬送コンベア95で搬送された裸瓶が、搬送停止後、瓶クランプ装置によりクランプされ、旋回装置により180°旋回されて瓶載置台76の上方位置に設定され、瓶クランプ装置により瓶載置台76上に載置されてポリエチレン袋に詰められ、その上部の開口部分がビニタイで結束され、結束後、瓶クランプ装置でクランプされ、旋回装置により180°旋回されて搬送ベルト95の上方位置に設定され、瓶クランプ装置により搬送コンベア95上に載置され、搬送コンベア95により搬送されて除去される、という工程が繰り返して行われる。また、本例では、このような瓶の袋詰め装置が、2段に設けられている。即ち、内袋(黒色ポリエチレン袋91b,92b)用の装置の後段に、外袋(透明ポリエチレン袋91a,92a)用の装置が設けられている。
このように、本実施例装置によると、レジスト瓶の袋詰め工程を自動化できるため、クリーンルーム内での各工程を自動化できるという効果がある。
【0016】
【発明の効果】
本発明の瓶クランプ装置では、クランプ時には、支持部材が瓶載置位置に接近された後に付勢手段により各腕部材の下端部側が支持軸を回動軸として内方へ変位され、これにより、瓶の胴部が把持される。クランプ解除時には、付勢手段がオフされて瓶の把持が解除された後に、支持部材が瓶載置台から離間される。付勢手段は、腕部材の上端部側を外方/内方へ付勢して揺動させることで下端部側を内方/外方へ変位させるものである。言い換えれば、上端部側/下端部側の変位量に応じて下端部側/上端部側の変位量が定まるものである。したがって、付勢手段のオフによる把持の解除時に於いてバネ力による場合のような原位置への強制復帰が生ずることはなく、強制復帰に伴う衝撃もない。また、把持の解除時に腕部の下端部側が大きく拡げられることもない。
本発明の瓶の袋詰め装置では、袋が瓶載置位置の直上位置に設定された後、複数本のシート保持棒が袋の開口部から下方へ侵入されて各々の間隔を拡げられ、その状態で、上記瓶クランプ装置により胴部を把持された瓶が上方から入れられる。したがって、瓶を袋に入れる際に、その動作を妨げる部材は存在しない。その後、クランプが解除されて瓶クランプ装置が袋から抜き出されるのであるが、解除時に腕部の下端側が拡げられることがないため、クランプ装置の袋からの抜き出し動作が妨げられることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の瓶クランプ装置の側面図。
【図2】実施例の瓶クランプ装置の正面図(a)と上面図(b)。
【図3】実施例の袋詰め装置の上面図。
【図4】実施例の袋詰め装置の正面図。
【図5】瓶と袋を示す説明図であり、(a)はガロン瓶、(b)はクォート瓶。
【図6】他の実施例の瓶クランプ装置の正面図。
【図7】ポリエチレンシートの切断処理を示す説明図であり、(a)は上方から見た模式図、(b)は横方向から見た模式図、(c)は吸着パッド22の変位後を示す模式図である。
【図8】ポリエチレン袋の開口処理を示す説明図であり、(a)は吸着パッド22により開口された状態、(b)及び(c)はシート保持棒3a,3b,3c,3d によりポリエチレン袋が開口保持された状態を示す。
【図9】実施例の袋詰め装置の制御回路の入出力を示すブロック図。
【図10】実施例の瓶クランプ装置の作動を示すタイムチャート。
【図11】実施例の袋詰め装置の作動を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 ポリエチレンシート
1a ポリエチレン袋
10a,10b シートロール
11 袋シール部
12 マーク
13,13a ラベル
21 切断機
22 吸着パッド
23 送り出しローラ
29 パッド支持棒
3a,3b,3c,3d シート保持棒
30a.30b.30c.30d 支持棒
51 把持アーム
51a 滑り止め用のゴム
52 支持板
52a ピン
53 支持板
55 支持アーム
550 支持アーム
61 支持板
62 支持棒
63 支持板
630 支持板
64 支持板
65 支持軸
66 付勢用シリンダ
67 ピストンロッド
670 押し棒
68 連接板
680 ローラ
69a,69b ピン
70 ベース
71 支持板
72 支持板
74 支持板
75 旋回軸, 昇降用シリンダ
76 瓶載置台
91 ガロン瓶
910 取手
92 クォート瓶
95 搬送コンベア
96a,96b,96c,96d エアシリンダ
97a,97b 板
99 ビニタイロール
Claims (2)
- 瓶載置位置に対して上下方向の相対移動が可能なように前記瓶載置位置の上方に設定される支持部材と、
前記瓶載置位置の上方の仮想の水平な円周上にて接線方向を向くように前記支持部材によって支持される複数の支持軸と、
前記支持軸によって長手方向の中間部分を回動可能に支持される複数の腕部材と、
前記各腕部材の上端部側を前記仮想の円周の外方/内方へ同等に付勢して前記支持軸を軸として揺動させることにより下端部側を内方/外方へ変位させる付勢手段と、
クランプ時には前記支持部材を前記瓶載置位置に接近させた後に前記付勢手段の付勢力で前記各腕部材の下端部側を内方へ変位させて瓶の胴部を把持させ、クランプ解除時には前記付勢手段による前記各腕部材上端部側の外方への付勢をオフして瓶胴部の把持を解除した後に前記支持部材を前記瓶載置位置から離間させる制御手段と、
を備えた瓶クランプ装置。 - 袋を外面側から吸着して開口部を上に向けた状態で請求項1の瓶載置位置の直上位置に設定する袋設定手段と、
前記瓶載置位置の直上位置に設定された袋の開口部から複数本のシート保持棒を下方へ侵入させた後に各シート保持棒間の間隔を拡げることにより袋の開口部を2次元的に拡げるとともに袋を内面側から保持する袋保持手段と、
前記袋保持手段により保持された袋の開口部から、請求項1の瓶クランプ装置により胴部を把持させた瓶を入れさせて瓶載置位置に載置させた後、把持を解除させて支持部材を上方へ移動させることにより瓶クランプ装置を袋から抜き出す制御手段と、
を備えた瓶の袋詰め装置。
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| JP10811195A JP3599251B2 (ja) | 1995-04-08 | 1995-04-08 | 瓶クランプ装置、及び瓶の袋詰め装置 |
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| JP10811195A JP3599251B2 (ja) | 1995-04-08 | 1995-04-08 | 瓶クランプ装置、及び瓶の袋詰め装置 |
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| JPH08282607A JPH08282607A (ja) | 1996-10-29 |
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