JP3593913B2 - 電気給湯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0003】
本願発明は、電気給湯機に関し、さらに詳しくは消費量が大きな場合であっても湯ぎれを起こすことのない電気給湯機に関するものである。
【従来の技術】
【0004】
近年、5リットルクラスの大容量の電気ポットも提供されるようになってきているが、例えば職場やコンビニエンスストア等のようにお湯の消費量の大きな場所では湯量が不足する。
【0005】
そこで、上記のような不具合を解消するものとして、ヒータ等により加温された状態(例えば、50℃に加温された状態)のお湯を貯湯する大容量の貯湯用容器からポンプにより吐出口に注出されるお湯を、吐出経路の途中において電磁誘導コイルにより加熱して所定温度のお湯を出湯できるようにしたものが提案されている(例えば、特開平9−75219号公報参照)。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上記公知例の給湯機の場合、貯湯用容器内のお湯が減った時に、新たに必要量の水を補給すると、貯湯用容器内のお湯の温度が大きく低下してしまい、お湯の温度を元に戻すまでに時間がかかってしまうという問題がある、また、容器内のお湯の温度を保つためには、ヒータによる加熱を継続しておく必要があるところから、消費電力が大きくなり、省エネルギー化に逆行することとなる。
【0007】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、二つのタンク(即ち、給水タンクと湯沸かしタンク)を有する電気給湯機における給湯湯温の変化をできるだけ少なくして、常時所望の温度のお湯が得られるようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段として、所定量の水が収容される給水タンクと、加熱手段が付設された湯沸かしタンクと、前記給水タンクの水を前記湯沸かしタンクに随時供給する水補給手段と、前記湯沸かしタンクからの湯を注出口に導く給湯手段とを備えた電気給湯機において、前記給湯手段を構成する給湯ポンプの駆動中には前記水補給手段を構成する給水ポンプの作動を禁止する給水禁止手段と、前記給水ポンプの駆動継続時間を計測する駆動継続時間計測手段と、該駆動継続時間計測手段により計測された駆動継続時間が所定時間を超えているにもかかわらず前記湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合に前記給水ポンプの駆動を停止させるポンプ駆動停止手段とを付設している。
【0009】
上記のように構成したことにより、湯沸かしタンクから給湯手段を介して外部へ給湯されている時には、給水タンクから水補給手段を介して湯沸かしタンクへ給水されることがなくなる。従って、湯沸かしタンク内の湯温が低下することがなくなり、給湯温度の低下を防止することができる。しかも、給水ポンプの駆動継続時間が所定時間を超えると(換言すれば、給水ポンプが駆動されているにもかかわらず、湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合には)、給水タンク内が空になっていて該モータが空回り状態にあると判断して、給水ポンプが強制的に停止されることとなり、空回りによるモータの故障発生を未然に防止することができる。
【0010】
請求項2の発明では、上記課題を解決するための手段として、所定量の水が収容される給水タンクと、加熱手段が付設された湯沸かしタンクと、前記給水タンクの水を前記湯沸かしタンクに随時供給する水補給手段と、前記湯沸かしタンクからの湯を注出口に導く給湯手段とを備えた電気給湯機において、前記湯沸かしタンク内の湯量が所定量になっていることを検知する湯量検知手段と、前記湯沸かしタンク内の湯量が前記湯量検知手段により検知される湯量より少なくなっている場合に前記給水ポンプの駆動を開始し、前記湯量検知手段からの検知信号により前記給水ポンプの駆動を停止するポンプ駆動制御手段と、前記給水ポンプの駆動継続時間を計測する駆動継続時間計測手段と、該駆動継続時間計測手段により計測された駆動継続時間が所定時間を超えているにもかかわらず前記湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合に前記給水ポンプの駆動を停止させるポンプ駆動停止手段とを付設している。
【0011】
上記のように構成したことにより、湯沸かしタンク内の湯量が所定量より減少したときに給水ポンプの駆動が開始されて給水タンクから湯沸かしタンクへの水補給がなされ、湯沸かしタンク内の湯量が所定量となった時点で給水ポンプが駆動停止されることとなり、湯沸かしタンク内に所定量の湯を常時保持しておくことができる。しかも、給水ポンプの駆動継続時間が所定時間を超えると(換言すれば、給水ポンプが駆動されているにもかかわらず、湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合には)、給水タンク内が空になっていて該モータが空回り状態にあると判断して、給水ポンプが強制的に停止されることとなり、空回りによるモータの故障発生を未然に防止することができる。
【発明の実施の形態】
【0012】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0013】
第1の実施の形態
図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機が示されている。
【0014】
この電気給湯機は、図1に示すように、湯沸かしタンク2を備えた箱形状の給湯機本体1と、該給湯機本体1において前記湯沸かしタンク2に隣接して形成されたタンク収納部4に対して取り外し自在とされた給水タンク3と、前記湯沸かしタンク2を加熱する加熱手段として作用する電熱ヒータ5と、前記給水タンク3の水Wを前記湯沸かしタンク2に随時供給する水補給手段6と、前記湯沸かしタンク2からの湯W′を前記給湯機本体1の適所(例えば、前面上部の嘴部1a)に設けられた注出口8に導く給湯手段7とを備えて構成されている。
【0015】
前記湯沸かしタンク2は、ステンレス製の内筒9と外筒10との間に真空空間11を形成してなる真空二重構造とされている。この湯沸かしタンク2の底部は、前記内筒9のみからなる非真空部2aとされており、該非真空部2aの下面には、前記電熱ヒータ5が取り付けられている。該電熱ヒータ5は、後述するように湯沸かしヒータ5Aと保温ヒータ5Bとからなっている(図4参照)。この湯沸かしタンク2は、前記給湯機本体1の上部に形成された肩部材12に対して架設されている。なお、この湯沸かしタンク2は、金属製の一重構造としてもよいが、保温性能を向上させ、省エネルギーを図り得る点から、上記したような真空二重構造とするのが望ましい。符号25は湯沸かしタンク2の温度を検出する温度センサー、37は電熱ヒータ5の異常発熱時に溶断する温度ヒューズである。
【0016】
また、この湯沸かしタンク2の上端開口2bは、前記内筒9を内側に絞ることにより胴部9aより小径とされており、該上端開口2bは、前記肩部12に対して開閉自在に枢支された蓋体13により閉蓋されることとなっている。符号14は蓋体13の閉蓋状態を保持しあるいは閉蓋状態を解除するロック機構である。
【0017】
前記蓋体13は、合成樹脂製の上板15と下板16とからなっており、該下板16の下面には、板金製のカバー部材17が取り付けられている。また、この蓋体13において前記給水タンク3に近い部分には、前記水補給手段6の出口部分を臨ませるための段部18が前記上板15を凹ますことにより形成されており、該段部18には、前記水補給手段6により供給される水Wを給水するための給水口19が前記下板16を貫通して形成されている。該給水口19は、前記湯沸かしタンク2内において発生した蒸気Sを外部へ排出するための蒸気排出通路20の蒸気入口を兼用することとなっている。符号21は前記給水口19に設けられた転倒止水弁である。
【0018】
前記転倒止水弁21は、前記給水口19の上方に形成された弁室22と、該弁室22内においてガイドリブ24に案内されてスライド移動可能とされた独楽形状の弁体23とからなっており、転倒時には前記弁体23により前記弁室22の出口22aが閉塞されることとなっている。
【0019】
前記給湯手段7は、前記湯沸かしタンク2における非真空部2aから前記注出口8に至る給湯通路26と、該給湯通路26の途中(本実施の形態においては、前記湯沸かしタンク2の下方位置)に介設された給湯ポンプ27とによって構成されている。
【0020】
前記給湯通路26は、前記湯沸かしタンク2の非真空部2aに一端が接続されるとともに前記給湯ポンプ27の吸入口27aに他端が接続された入口接続管26aと、前記給湯ポンプ27の吐出口27bに一端が接続された下部接続管26bと、該下部接続管26bの他端に下端が接続され、前記湯沸かしタンク2の前方側空間を上方に向かって延びる透明な水位検知管26cと、該水位検知管26cの上端に接続された転倒止水弁28と、該転倒止水弁28の上端に接続され、逆L字状に屈曲されて前記給湯機本体1における嘴部1a内に臨む上部接続管26dと、該上部接続管26dの下端が臨み、前記給湯機本体嘴部1a内において略L字状に屈曲されて前記注出口8に至る注出管26eとからなっている。前記上部接続管26dと前記注出管26eとの連通部の上方には、スプラッシュ現象を回避するための蒸気逃がし通路29が形成されている。なお、この給湯通路26の入口(即ち、入口接続管26aの一端)は、前記給水口19の直下より前方側にずれた位置に接続されている。このようにすると、湯沸かしタンク2へ給水された水Wにより冷やされたお湯W′が給湯されにくくなり、給湯温度の低下を防止することができる。
【0021】
また、前記水位検知管26cには、湯沸かしタンク2内の湯の下限水位(即ち、空焚き防止水位)を検知する下限水位検知手段として作用する水位センサー30Aと、湯沸かしタンク2内の湯の満水位を検知する満水位検知手段として作用する水位センサー30Bと、下限水位と満水位との中間の水位を検知する中間水位検知手段として作用する水位センサー30Cと、湯沸かしタンク2内にこれ以上給水した場合には危険となる上限水位を検知する上限水位検知手段として作用する水位センサー30Dとが設けられている。これらの水位センサー30A〜30Cは、発光素子と受光素子とからなる公知のものであり、これらの検知信号は、後述する制御基板97に入力される。
【0022】
前記給水タンク3を収納するためのタンク収納部4は、前記肩部材12と前記給湯機本体1の底部1bとの間に結合された有底四角筒形状の内ケース32の内部空間により構成されており、前記給水タンク3は、このタンク収納部4の上部開口4aから取り外し自在に収納されることとなっている。
【0023】
前記給水タンク3は、例えば、合成樹脂からなっており、前記タンク収納部4に収納可能なように有底四角筒形状とされ且つ上部が開放されている。なお、この給水タンク3は、金属製(例えば、ステンレス製、アルミ製等)とすることもできる。符号31は給水タンク3内の水Wの量が下限水位にまで減ったときに信号を出力する下限水位センサー、33は収納時において給水タンク3を支持すべく内ケース32の底部から突設された突起、34は収納時において内ケース32の底部に当接されるべく給水タンク3の底部に突設された支持脚である。
【0024】
前記給水タンク3の一側面3a(即ち、前記湯沸かしタンク2に隣接する側の面)には、前記水補給手段6を構成する補給通路(後に詳述する)の一部(即ち、水位検知管40b)を配設するための凹溝35が上下方向に延びて形成されている。該凹溝35は、給水タンク3の着脱操作時に前記水位検知管40bへ外力が作用するのを防止する保護部材として作用するものである。また、該凹溝35の上端には、給水タンク3の収納時において前記給水口19の上方に臨むようにして、前記水補給手段6を構成する補給通路(後に詳述する)の一部(即ち、注出管40c)を保護するための保護部材として作用するガード筒36が給水タンク3と一体に形成されている。該ガード筒36の上方は開放されている。符号38は給水タンク3を持ち運ぶための把手である。
【0025】
前記水補給手段6は、前記給水タンク3の底部と前記内ケース32の底部とに設けられた給水ポンプ39と、該給水ポンプ39の吐出口39aから前記給水口19に臨む注水口41に至る給水通路40とからなっている。
【0026】
前記給水ポンプ39は、前記内ケース32の底部にビス45により取り付けられた駆動部43と、前記給水タンク3の底部にビス42により取り付けられたポンプ部44とからなる分離可能タイプのポンプ装置とされている。このようにすると、給水タンク3の取り外し時に給水ポンプ39が駆動部43とポンプ部44とに分離できることとなり、給水タンク3の着脱構造および通電部の構造が簡略化できる。
【0027】
前記駆動部43は、前記内ケース32に形成された開口46の口縁に対して前記ビス45により固着された断面略U字状の支持具47に対して取り付けられたモータ48と、該モータ48の回転軸に枢着され且つ駆動側磁石50を内蔵した回転体49とからなっている。前記支持具47の上端には、後述するように、給水タンク3の収納時において前記ポンプ部44が当接されるような形状とされた金属カバー51が取り付けられており、前記回転体49は、前記支持具47の内方において回転されることとなっている。符号52は前記支持具47を取り付けるためのフランジ部である。
【0028】
一方、前記ポンプ部44は、前記給水タンク3の底部に対してビス42により取り付けられ且つ一方側に吐出口39aを有する断面略U字状のポンプハウジング54と、該ポンプハウジング54の中心部に立設された回転軸56に対して回転自在に遊嵌され且つ従動側磁石57を内蔵したインペラ55とからなっている。つまり、給水タンク3の底壁の一部によりポンプハウジング54の天板が構成されているのである。なお、前記給水タンク3の底部には、前記回転軸56と対応する位置に吸水口58が形成されている。符号59はポンプハウジング54と内ケース32との間をシールするOリング、60はインペラ55の浮き上がりを防止するための押さえ棒である。
【0029】
前記給水通路40は、前記給水ポンプ39の吐出口39aに接続された接続管40aと、該接続管40aに下端が接続され、前記給水タンク3における凹溝35に沿って上方に延びる水位検知管40bと、該水位検知管40bの上端に接続され、前記ガード筒36内に配設される略逆L字状の注出管40cとからなっている。なお、該注出管40cの先端は、下向きに前記給水口19に臨む注水口41とされている。
【0030】
つまり、本実施の形態においては、水補給手段6は、給水タンク3とともに着脱できるように構成されているのである。しかも、給水通路40を構成する水位検知管40bおよび注出管40cは凹溝35およびガード筒36内に配設されることとなっているので、給水タンク3の着脱時において水位検知管40bおよび注出管40cに外力が作用して破損するという事故を防止することができる。
【0031】
また、前記給水タンク3内には、籠状の容器66内に活性炭などの浄水剤67を収容して構成された浄水カートリッジ65が前記容器66に形成された吊り下げ具68を前記給水タンク3の口縁に係止することにより取り外し自在に取り付けられている。このようにすると、水中に含まれるカルキ臭やトリハロメタンの原因となる塩素などの除去ができる。符号69は給水タンク3を収納した状態においてその上部を覆う蓋カバーであり、該蓋カバー69には、前記給水口19と対応する位置に蒸気排出通路20の出口となる蒸気排出口63が形成されている。
【0032】
さらに、前記給湯機本体1の下面には、支持脚70,70・・が形成されており、この電気貯湯容器は、該支持脚70,70・・を適当な支持台(例えば、レンジ台あるいはカウンター)71上に載置して使用される。また、この電気貯湯容器における注出口8の下方には、該注出口8から給湯される湯を受けるコップ等の受容器72を載置するとともに、受容器72からこぼれた湯や給湯後に注出口8から落下する滴を受けるための受け台73が設けられている。該受け台73には、前記給湯機本体1の支持脚70,70が嵌挿される穴75,75を有する支持部74が一体に延設されている。符号76は受容器72を載置するとともに水を流下させるための穴77が形成された目皿、78は前記受け台72に対して着脱自在とされた水受け皿である。このように構成すると、支持台71の幅寸法が小さくて受け台73が支持台71からはみ出すような場合であっても、受け台73の使用が可能となる。
【0033】
さらにまた、前記給湯機本体1における嘴部1aおよび該嘴部1aの上方位置には、図3に示すように、二つの操作パネル80,81が設けられている。嘴部側の操作パネル80には、給湯キー82、ロック解除キー83、ロック解除キー83を操作した時のみ給湯キー82のON操作により給湯ポンプ27が駆動するチャイルトロックモードとロック解除キー83を操作しなくとも給湯キー82の操作により給湯ポンプ27が駆動するノンチャイルドロックモードとを選択できるチャイルドロックキー64およびロック解除状態にあることを表示するロック解除表示灯84が設けられており、嘴部上方位置の操作パネル81には、湯沸かしキー85、保温キー86、おやすみタイマーキー87、取り消しキー88、湯沸かし中を表示する湯沸かし表示灯89、低温あるいは高温保温温度(例えば、85℃あるいは95℃)を表示する保温表示灯90,91、おやすみタイマー使用中を表示するおやすみタイマー表示灯92、電源投入中を表示する電源表示灯93および給水の必要なことを表示する給水表示灯94が設けられている。前記操作パネル80,81の内面側には、操作基板95,96が設けられている。また、制御基板97は、給湯機本体1の底部に配設されている。なお、前記チャイルドロックキー64に代えて、ロック解除キー83を連続して1秒以上押すことによりチャイルドロックモードからノンチャイルドロックモードあるいはノンチャイルドロックモードからチャイルドロックモードに切り換え得るようにしてもよく、ロック解除キー83と他のもう一つキー(例えば、取消しキー88)を押すことによりチャイルドロックモードからノンチャイルドロックモードあるいはノンチャイルドロックモードからチャイルドロックモードに切り換え得るようにしてもよい。また、給湯中を表示するための給湯表示灯98は、前記嘴部1aの先端に設けられている(図1参照)。
【0034】
上記構成の電気貯湯容器における電気的要素は、図3に示すように結線されている。なお、既に説明した電気的要素については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0035】
図3において、符号101は商用交流電源、102は制御手段として作用するマイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)、103は湯沸かしヒータ5Aへの通電制御を行うリレー、104は保温ヒータ5Bへの通電制御を行うトライアック、105は湯沸かしタンク2内の湯量が下限より低くなっていること(即ち、空焚きのおそれがあること)を警報するブザーである。
【0036】
前記マイコン102は、前記各種センサー類25,30,31および各種キー類64,82,83,85〜88から入力される信号に基づいて各種演算処理を行い、給湯ポンプ27、給水ポンプ39、各種表示灯14,89〜94,98、リレー103、トライアック104およびブザー105へ制御信号を出力することとなっている。
【0037】
上記のように構成された電気貯湯容器は、次のように作用する。
【0038】
まず、湯沸かしタンク2に水Wを入れて電源を投入するとともに、給水タンク3に水Wを入れて給湯機本体1のタンク収納部4に収納する。すると、湯沸かしヒータ5Aにより湯沸かしタンク2内の水Wが沸かされ、沸騰すると保温ヒータ5Bに切り替えられて、所定温度(例えば、85℃あるいは95℃)の湯W′として保温される。上記加熱制御は、温度センサー25からの温度情報に基づいて従来公知の制御プログラムに従ってマイコン102が行う。
【0039】
そして、ユーザが湯W′を必要とするときには、給湯キー82をON操作すると、給湯ポンプ27が駆動され、給湯手段7の給湯通路26を介して湯W′が給湯される。このようにして、給湯が繰り返されると、湯沸かしタンク2内の湯W′の量が減少してくるので、湯沸かしタンク2内の湯量が所定値以下となると、例えば中間水位検知手段として作用する光センサー30Cがこれを検知して、給水ポンプ39が自動的に駆動開始され、給水タンク3内の水Wが水補給手段6の給水通路40、および給水口19を介して湯沸かしタンク2内に補給される。
【0040】
ところで、給湯キー82のON操作により給湯がなされているときに湯沸かしタンク2への給水が行われると、湯沸かしタンク2内の湯温(換言すれば、給湯温度)が低下してしまうし、1度に連続して多量の給水を行うと、やはり湯温(換言すれば、給湯湯温)が低下してしまうため、以下に説明する給湯・給水制御により給湯湯温の低下を防止している。
【0041】
なお、給水タンク3内の水Wが下限水位センサー31より低くなると、給水表示灯94が点灯してユーザに知らせるが、これにユーザが気づかず、そのまま放置していると、給水タンク3から湯沸かしタンク2への給水ができなくなり、湯沸かしタンク2内の湯量が減り、ついには下限水位検知手段として作用する水位センサー30Aより低くなる。すると、湯沸かしタンク2の空焚きが生ずるおそれがある。この場合には、水位センサー30Aが下限水位を検知して、検知信号を出力し、ブザー105を吹鳴させてユーザに警告する。
【0042】
上記のような給湯・給水制御を、図5に示すフローチャートを参照して以下に詳述する。
【0043】
ステップS1において湯沸かしタンク2内が空になっているか否か(即ち、下限水位を検知する水位センサー30Aからの検知信号の出力の有無)の判定がなされる。ここで、肯定判定された場合には、ステップS2に進み、ブザー105が吹鳴して、湯沸かしタンク2が空焚き状態になっていることをユーザに警告し、その後制御は終了するが、否定判定された場合には、ステップS3に進み、湯沸かしタンク2内の湯量が給水が必要な水位(即ち、中間水位)以下になっているか否か(即ち、中間水位を検知する水位センサー30Cからの検知信号の出力の有無)の判定がなされる。
【0044】
ここで、否定判定された場合には、ステップS4に進み、給湯キー82がON操作されたと判定されると、ステップS5において給湯ポンプ27が駆動開始され、給湯手段7を介しての給湯が開始される。該給湯は、ステップS6において給湯キー82がOFF操作されたと判定されるまで継続され、ステップS6において肯定判定されると、ステップS7において給湯ポンプ27の駆動が停止され、ステップS1へリターンし、前述の制御が繰り返される。つまり、湯沸かしタンク2内の湯量が中間水位を超えていると判定されている間においては、ユーザの給湯キー82の操作により給湯が行えるのである。
【0045】
一方、ステップS3において肯定判定された場合には、ステップS8において給湯キー82がOFFされているか否かの判定がなされる。ここで否定判定された場合にはステップS5に戻るが、肯定判定されると、ステップS9に進み、給湯キー82がOFFされた後所定時間teが経過したと判定されると、ステップS10において給水ポンプ39が駆動開始されて水補給手段6を介しての水補給が開始されるとともに、ステップS11において湯沸かしヒータ5Aに通電されて湯沸かしタンク2の加熱が開始され且つステップS12においてtaタイマのカウントが開始される。ここでtaタイマは、予め設定された時限を有しており、給水ポンプ39の駆動時間を設定するものとされている。
【0046】
ついで、ステップS13において時間taが経過したか否か(即ち、taタイマがカウントアップしたか否か)の判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS14に進んで給水ポンプ39の駆動が停止されるが、否定判定された場合には、ステップS10に戻る。
【0047】
そして、ステップS15において湯沸かしタンク2内の湯温Tが入力され、ステップS16において湯温Tと設定温度(例えば、沸騰温度)Tbとの比較がなされ、ここでT=Tbと判定されると(即ち、沸騰温度に到達すると)、ステップS17において満水位検知手段として作用する水位センサー30Bにより湯沸かしタンク2内の湯量が満水となっているか否かの判定がなされ、ここで否定判定されると、ステップS8に戻って以下の制御が継続されるが、肯定判定されるとステップS18において湯沸かしヒータ5Aへの通電が停止され、その後制御は終了する。
【0048】
上記したように、本実施の形態においては、湯沸かしタンク2から給湯手段7を介して行われる給湯の終了後所定時間teが経過するまでは、給水タンク3から水補給手段6を介して湯沸かしタンク2へ給水されなくなっているため、給湯作業中(例えば、連続給湯時あるいは間欠給湯時)にも湯沸かしタンク2内の湯温が低下することがなくなり、給湯温度の低下を防止することができる。なお、給湯が終了して給湯キー82がOFFされると、所定時間teが経過する前に給水を開始できるようにしてもよい。
【0049】
また、湯沸かしタンク2への給水時においては、給水ポンプ39の駆動開始と同時に湯沸かしヒータ5Aへの通電を開始し、予め設定された時間taだけ給水ポンプ39を駆動させ、湯沸かしタンク2内の湯温Tが沸騰温度Tbに到達し且つ湯沸かしタンク2が満水状態となるまで、給水ポンプ39の駆動が繰り返されることとなっているので、湯沸かしタンク2内の湯温Tの低下を最小限に抑えながら給水を行うことができる。
【0050】
上記した給水を繰り返すと、給水タンク3内の水量が減少してくるのが、給水タンク3内の水量が下限水位以下になっていると(即ち、下限水位センサー31からの検知信号の出力が有ると、給水表示灯94が点灯され、ユーザに給水タンク3への水補給を促す。
【0051】
上記説明では、給水タンク3の水位が下限水位以下にまで低下した時点で給水表示灯94を点灯させて警告するようにしているが、給水タンク3の空報知は、次のようにしてもよい。
【0052】
(I) 給水タンク空報知例1(図6のフローチャート参照)
ステップS1において給水ポンプ39が駆動されていると判定された場合には、ステップS2において給水ポンプ39の駆動源であるモータ48に流れる電流値Iが入力され、ステップS3において前記電流値Iと設定値Isとの比較がなされる。ここで、設定値Isは、給水ポンプ39が空回り状態となっているときにモータ48に流れる電流値とされている。ステップS3においてI≦Isと判定されると、給水タンク3の空報知が給水表示灯94の点灯により行われる。
【0053】
(II) 給水タンク空報知例2(図7のフローチャート)
ステップS1において給水ポンプ39が駆動されていると判定された場合には、ステップS2において給水ポンプ39の駆動時間tが入力され、ステップS3において前記駆動時間tと予め設定された設定時間tsとの比較がなされる。ここでt>tsと判定され、ステップS4において満水と判定された場合には、ステップS5において給水ポンプ39の駆動が停止されるが、ステップS4において湯沸かしタンク2が満水となっていないと判定された場合には、ステップS6において給水タンク3の空報知が給水表示灯94の点灯により行われた後、ステップS5に進み、給水ポンプ39の駆動が停止される。その後制御は終了する。つまり、給水ポンプ39の駆動による給水が設定時間tsを超えて行われているにもかかわらず、湯沸かしタンク2が満水(即ち、所定量)とならない場合に給水タンク2の空報知がなされるとともに、給水ポンプ39が強制的に駆動停止されるのである。このようにすると、給水タンク3内が空になっていて給水ポンプ39が空回り状態にあると判断して、該給水ポンプ39が強制的に停止されることとなり、空回りによるモータの故障発生を未然に防止することができる。
【0054】
第2の実施の形態
図8には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電気給湯機における給水・給湯制御の内容であるフローチャートが示されている。
【0055】
この場合、湯沸かしタンク2への給水を行う給水ポンプ39は、給水開始後湯沸かしタンク2内の湯温Tが設定温度Tsに降下するまで駆動されることとなっており、以下に詳述する。ここで設定温度Tsは、給湯湯温にあまり影響を及ぼさない程度の温度とされる。
【0056】
ステップS1において湯沸かしタンク2内が空になっているか否か(即ち、下限水位を検知する水位センサー30Aからの検知信号の出力の有無)の判定がなされる。ここで、肯定判定された場合には、ステップS2に進み、ブザー105が吹鳴して、湯沸かしタンク2が空焚き状態になっていることをユーザに警告し、その後制御は終了するが、否定判定された場合には、ステップS3に進み、湯沸かしタンク2内の湯量が給水が必要な水位(即ち、中間水位)以下になっているか否か(即ち、中間水位を検知する水位センサー30Cからの検知信号の出力の有無)の判定がなされる。
【0057】
ここで、否定判定された場合には、ステップS4に進み、給湯キー82がON操作されたと判定されると、ステップS5において給湯ポンプ27が駆動開始され、給湯手段7を介しての給湯が開始される。該給湯は、ステップS6において給湯キー82がOFF操作されたと判定されるまで継続され、ステップS6において肯定判定されると、ステップS7において給湯ポンプ27の駆動が停止され、ステップS1へリターンし、前述の制御が繰り返される。つまり、湯沸かしタンク2内の湯量が中間水位を超えていると判定されている間においては、ユーザの給湯キー82の操作により給湯が行えるのである。
【0058】
一方、ステップS3において肯定判定された場合には、ステップS8において給湯キー82がOFFされているか否かの判定がなされる。ここで否定判定された場合にはステップS5に戻るが、肯定判定されると、ステップS9に進み、給湯キー82がOFFされた後所定時間teが経過したと判定されると、ステップS10において給水ポンプ39が駆動開始されて水補給手段6を介しての水補給が開始されるとともに、ステップS11において湯沸かしヒータ5Aに通電されて湯沸かしタンク2の加熱が開始され且つステップS12において湯沸かしタンク2内の湯温Tが入力される。
【0059】
ついで、ステップS13において湯温Tと設定温度Tsとの比較がなされ、ここでT=Ts(即ち、湯沸かしタンク2内の湯温Tが設定温度Tsまで降下した)と肯定判定された場合には、ステップS14に進んで給水ポンプ39の駆動が停止されるが、否定判定された場合には、ステップS10に戻る。
【0060】
そして、ステップS15において湯沸かしタンク2内の湯温Tと設定温度(例えば、沸騰温度)Tbとの比較がなされ、ここでT=Tbと判定されると(即ち、沸騰温度に到達すると)、ステップS16において満水位検知手段として作用する水位センサー30Bにより湯沸かしタンク2内の湯量が満水となっているか否かの判定がなされ、ここで否定判定されると、ステップS8に戻って以下の制御が継続されるが、肯定判定されるとステップS17において湯沸かしヒータ5Aへの通電が停止され、その後制御は終了する。
【0061】
上記したように、本実施の形態においては、湯沸かしタンク2から給湯手段7を介して行われる給湯の終了後所定時間teが経過するまでは、給水タンク3から水補給手段6を介して湯沸かしタンク2へ給水されなくなっているため、給湯作業中(例えば、連続給湯時あるいは間欠給湯時)にも湯沸かしタンク2内の湯温が低下することがなくなり、給湯温度の低下を防止することができる。なお、給湯が終了して給湯キー82がOFFされると、所定時間teが経過する前に給水を開始するようにしてもよい。
【0062】
また、湯沸かしタンク2への給水時においては、給水ポンプ39の駆動開始と同時に湯沸かしヒータ5Aへの通電を開始し、湯沸かしタンク2内の湯温Tが設定温度Tsに降下するまで給水ポンプ39を駆動させ、湯沸かしタンク2内の湯温Tが沸騰温度Tbに到達し且つ湯沸かしタンク2が満水状態となるまで、前記給水ポンプ39の駆動が繰り返されることとなっているので、湯沸かしタンク2内の湯温Tの低下を最小限に抑えながら給水を行うことができる。
【0063】
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0064】
第3の実施の形態
図9には、本願発明の第3の実施の形態にかかる電気給湯機における湯沸かし制御の内容であるフローチャートが示されている。
【0065】
この場合、給湯により湯沸かしタンク2内の湯量が所定水位(例えば、満水位)より減った後、給水タンク3からの給水により満水位にまで復帰した状態においては、湯沸かしタンク2内の湯量および湯沸かしヒータ5Aの出力が分かり且つ給水終了後の初期湯温Taは温度センサー25により検出できるところから、湯沸かしヒータ5Aの通電時間tb(換言すれば、給水前の湯温Tbにまで加熱するに要する時間)を次式により演算し、該通電時間tbだけ加熱するようにしており、以下に詳述する。前記湯温Tbを沸騰温度100℃に置き換えてもよい。なお、本実施の形態においては、演算された通電時間tbが経過した後に所定の超過通電時間tcだけ加熱するようにしている。この超過通電時間tcは、演算された通電時間tbに誤差が生じた場合、目標温度Tbにまで加熱できない場合があることを考慮したものである。
【0066】
tb=4.2(Tb−Ta)V/W (1)
ここで、V:湯沸かしタンク2の満量
W:湯沸かしヒータ5Aの出力
ステップS1において湯沸かしタンク2内が空になっているか否か(即ち、下限水位を検知する水位センサー30Aからの検知信号の出力の有無)の判定がなされる。ここで、肯定判定された場合には、ステップS2に進み、ブザー105が吹鳴して、湯沸かしタンク2が空焚き状態になっていることをユーザに警告し、その後制御は終了するが、否定判定された場合には、ステップS3に進み、ここで2秒経過したと判定されると、ステップS4においてそのときの初期湯温Taが入力され、ステップS5において該初期湯温Taに基づいて前記式(1)により湯沸かしヒータ5Aの通電時間tbが演算される。
【0067】
ステップS6において湯沸かしヒータ5Aに通電開始されると、ステップS7においてtbタイマがカウント開始される。ステップS8において時間tbが経過した(即ち、tbタイマがカウントアップした)と判定されると、ステップS9においてtcタイマがカウント開始される。ステップS10において時間tcが経過した(即ち、tcタイマがカウントアップした)と判定されるまで、湯沸かしヒータ5Aによる加熱が継続されるが、時間tb,tcが経過したと判定されると、ステップS11において湯沸かしヒータ5Aへの通電が停止され(即ち、加熱が停止され)、ステップS12において保温制御に移行される。
【0068】
保温制御に移行すると、ステップS13において保温タイマであるtdタイマ(即ち、予め設定された時限tdを有するタイマ)がカウントを開始され、ステップS14において時間tdが経過した(即ち、tdタイマがカウントアップした)と判定されるまで保温制御が継続されるが、時間tdが経過したと判定されると、ステップS1へリターンし、前記した制御が繰り返される。ところで、給水制御、湯沸かし制御および保温制御が所定時間td継続されると、湯沸かしタンク2内の湯中のカルキ量が次第に増えてくるおそれがあるが、本実施の形態におけるように所定時間td毎に沸騰工程と保温工程とを繰り返すと、湯沸かしタンク2内の湯のカルキ抜きを確実に行うことができる。
【0069】
上記したように本実施の形態においては、湯沸かしタンク2内の初期湯温Taと湯量Vとに基づいて湯沸かしタンク2内の湯温Tを給水前の温度Tb(例えば、沸騰温度=100℃)にまで上昇させるに要する通電時間tbを設定し、該加熱時間tbに超過通電時間tcを加算した時間だけ湯沸かしヒータ5Aによる加熱が行われることとなり、湯沸かしタンク2内の湯温を給水前の温度Tbに昇温させることができる。
【0070】
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0071】
第4の実施の形態
図10には、本願発明の第4の実施の形態にかかる電気給湯機における湯沸かし制御の内容であるフローチャートが示されている。
【0072】
この場合、給湯ポンプ27の駆動時間toを積算した積算駆動時間Σtoが設定時間tsを超えた場合に給水ポンプ39の駆動を開始し、湯沸かしタンク2内の湯温が所定量(例えば、満量)となった時点で給水ポンプ39の駆動を停止するとともに、沸騰温度Tbにまで加熱するようにしており、以下に詳述する。なお、前記設定時間tsは、給湯ポンプ27の単位時間当たりの吐出量から湯沸かしタンク2内の湯量がある程度減る(例えば、中間水位にまで減る)に要する時間とされる。
【0073】
ステップS1において湯沸かしタンク2内が空になっているか否か(即ち、下限水位を検知する水位センサー30Aからの検知信号の出力の有無)の判定がなされる。ここで、肯定判定された場合には、ステップS2に進み、ブザー105が吹鳴して、湯沸かしタンク2が空焚き状態になっていることをユーザに警告し、その後制御は終了するが、否定判定された場合には、ステップS3に進み、給湯ポンプ27の駆動が開始されたと判定されると、ステップS4において給湯ポンプ27の駆動時間toが入力され、ステップS5において該駆動時間toの積算値である積算駆動時間Σtoが演算される。
【0074】
そして、ステップS6において積算駆動時間Σtoと設定時間tsとの比較がなされ、ここでΣto>tsと判定されると、ステップS7において給水ポンプ39が駆動開始されて水補給手段6を介しての水補給が開始されるとともに、ステップS8において湯沸かしヒータ5Aに通電されて湯沸かしタンク2の加熱が開始され且つステップS9においてtaタイマのカウントが開始される。ここでtaタイマは、予め設定された時限を有しており、給水ポンプ39の駆動時間を設定するものとされている。
【0075】
ついで、ステップS10において時間taが経過したか否か(即ち、taタイマがカウントアップしたか否か)の判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS11に進んで給水ポンプ39の駆動が停止されるが、否定判定された場合には、ステップS7に戻る。
【0076】
そして、ステップS12において湯沸かしタンク2内の湯温Tが入力され、ステップS13において湯温Tと設定温度(例えば、沸騰温度)Tbとの比較がなされ、ここでT=Tbと判定されると(即ち、沸騰温度に到達すると)、ステップS14において満水位検知手段として作用する水位センサー30Bにより湯沸かしタンク2内の湯量が満水となっているか否かの判定がなされ、ここで否定判定されると、ステップS7に戻って以下の制御が継続されるが、肯定判定されるとステップS15において湯沸かしヒータ5Aへの通電が停止され、その後制御は終了する。
【0077】
上記したように本実施の形態においては、給湯ポンプ27の積算駆動時間Σtoが設定値tsを超えた場合(即ち、湯沸かしタンク2内から所定量の湯が給湯された場合)には、給水ポンプ39が駆動開始されて給水タンク3から湯沸かしタンク5への水補給がなされ、湯沸かしタンク2内の湯量が所定量(例えば、満量)となった時点で給水ポンプ39が駆動停止されることとなり、湯沸かしタンク2内に所定量の湯を常時保持しておくことができる。
【0078】
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【発明の効果】
【0079】
請求項1の発明によれば、所定量の水が収容される給水タンクと、加熱手段が付設された湯沸かしタンクと、前記給水タンクの水を前記湯沸かしタンクに随時供給する水補給手段と、前記湯沸かしタンクからの湯を注出口に導く給湯手段とを備えた電気給湯機において、前記給湯手段を構成する給湯ポンプの駆動中には前記水補給手段を構成する給水ポンプの作動を禁止する給水禁止手段を付設して、湯沸かしタンクから給湯手段を介して外部へ給湯されている時には、給水タンクから水補給手段を介して湯沸かしタンクへ給水されることがないようにしたので、湯沸かしタンク内の湯温が低下することがなくなり、給湯温度の低下を防止することができるという効果がある。また、前記給水ポンプの駆動継続時間を計測する駆動継続時間計測手段と、該駆動継続時間計測手段により計測された駆動継続時間が所定時間を超えているにもかかわらず前記湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合に前記給水ポンプの駆動を停止させるポンプ駆動停止手段とを付設して、給水ポンプの駆動継続時間が所定時間を超えると(換言すれば、給水ポンプが駆動されているにもかかわらず、湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合には)、給水タンク内が空になっていて該モータが空回り状態にあると判断して、給水ポンプが強制的に停止されるようにしたので、空回りによるモータの故障発生を未然に防止することができるという効果がある。
【0080】
請求項2の発明によれば、所定量の水が収容される給水タンクと、加熱手段が付設された湯沸かしタンクと、前記給水タンクの水を前記湯沸かしタンクに随時供給する水補給手段と、前記湯沸かしタンクからの湯を注出口に導く給湯手段とを備えた電気給湯機において、前記湯沸かしタンク内の湯量が所定量になっていることを検知する湯量検知手段と、前記湯沸かしタンク内の湯量が前記湯量検知手段により検知される湯量より少なくなっている場合に前記給水ポンプの駆動を開始し、前記湯量検知手段からの検知信号により前記給水ポンプの駆動を停止するポンプ駆動制御手段とを付設して、湯沸かしタンク内の湯量が所定量より減少したときに給水ポンプの駆動が開始されて給水タンクから湯沸かしタンクへの水補給がなされ、湯沸かしタンク内の湯量が所定量となった時点で給水ポンプが駆動停止されるようにしたので、湯沸かしタンク内に所定量の湯を常時保持しておくことができるという効果がある。また、給水ポンプの駆動継続時間を計測する駆動継続時間計測手段と、該駆動継続時間計測手段により計測された駆動継続時間が所定時間を超えているにもかかわらず前記湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合に前記給水ポンプの駆動を停止させるポンプ駆動停止手段を付設して、給水ポンプの駆動継続時間が所定時間を超えると(換言すれば、給水ポンプが駆動されているにもかかわらず、湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合には)、給水タンク内が空になっていて該モータが空回り状態にあると判断して、給水ポンプが強制的に停止されるようにしたので、空回りによるモータの故障発生を未然に防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機における給水ポンプ部の拡大断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機における操作パネル部を示す拡大正面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機における電気的要素の結線図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機における給湯・給水制御のフローチャートである。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機における給水タンク空報知の一例を示すフローチャートである。
【図7】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気給湯機における給水タンク空報知の他の例を示すフローチャートである。
【図8】本願発明の第2の実施の形態にかかる電気給湯機における給湯・給水制御のフローチャートである。
【図9】本願発明の第3の実施の形態にかかる電気給湯機における湯沸かし制御のフローチャートである。
【図10】本願発明の第4の実施の形態にかかる電気給湯機における給水制御のフローチャートである。
【符号の説明】
【0082】
2は湯沸かしタンク、3は給水タンク、5は加熱手段、6は水補給手段、7は給湯手段、8は注出口、25は湯温検出手段(温度センサー)、27は給湯ポンプ、30A〜30Dは水位検知手段(水位センサー)、31は下限水位センサー、39は給水ポンプ。
Claims (2)
- 所定量の水が収容される給水タンクと、加熱手段が付設された湯沸かしタンクと、前記給水タンクの水を前記湯沸かしタンクに随時供給する水補給手段と、前記湯沸かしタンクからの湯を注出口に導く給湯手段とを備えた電気給湯機であって、前記給湯手段を構成する給湯ポンプの駆動中には前記水補給手段を構成する給水ポンプの作動を禁止する給水禁止手段と、前記給水ポンプの駆動継続時間を計測する駆動継続時間計測手段と、該駆動継続時間計測手段により計測された駆動継続時間が所定時間を超えているにもかかわらず前記湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合に前記給水ポンプの駆動を停止させるポンプ駆動停止手段とを付設したことを特徴とする電気給湯機。
- 所定量の水が収容される給水タンクと、加熱手段が付設された湯沸かしタンクと、前記給水タンクの水を前記湯沸かしタンクに随時供給する水補給手段と、前記湯沸かしタンクからの湯を注出口に導く給湯手段とを備えた電気給湯機であって、前記湯沸かしタンク内の湯量が所定量になっていることを検知する湯量検知手段と、前記湯沸かしタンク内の湯量が前記湯量検知手段により検知される湯量より少なくなっている場合に前記給水ポンプの駆動を開始し、前記湯量検知手段からの検知信号により前記給水ポンプの駆動を停止するポンプ駆動制御手段と、前記給水ポンプの駆動継続時間を計測する駆動継続時間計測手段と、該駆動継続時間計測手段により計測された駆動継続時間が所定時間を超えているにもかかわらず前記湯沸かしタンクの湯量が所定量に達しない場合に前記給水ポンプの駆動を停止させるポンプ駆動停止手段とを付設したことを特徴とする電気給湯機。
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