JP3582366B2 - 送風機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0003】
本願発明は、空気調和機その他の空気吹出側周方向の流れが軸対称とならない送風機の構造に関するものである。
【従来の技術】
【0004】
従来の空気調和機(室外機および室内機)の中には、例えば箱形の本体ケーシングの前面に空気吸込口を設けるとともに上面側に空気吹出口を設け、内側に設けた軸流ファン、遠心ファンなどの送風機により上記前面側の空気吸込口から吸込んだ空気を熱交換器を介して上記本体ケーシング上面側の空気吹出口から上方に向けて吹き出すようにしたものがある。
【0005】
このような空気調和機(室外機)の構造の一例を図16および図17に示す。
【0006】
図中、符号1は当該空気調和機の本体ケーシングであり、該本体ケーシング1は前後方向に薄く、左右方向の幅よりも上下方向の長さが少し長い箱型形状のものに構成されている。そして、その前面側には向かって右側の機械室2(2Aは圧縮機)に対応する部分を除いて略全面に空気吸込口3が形成され、該空気吸込口3の内側には空気熱交換器4が、その全面に対応して設けられている。
【0007】
上記空気吸込口3は、上記空気熱交換器4の背後に位置して設けられた斜流ファン5のベルマウス6の空気吸込用開口部6aからファンガイド口6b方向に略水平に連続している。そして、上記ベルマウス6のファンガイド口部6b内に例えば斜流ファン5の翼部5aが回転可能に設けられ、そのハブ部5bがファンモータ7のモータ軸7aを介して軸支されている。またベルマウス6は、縦壁構造の仕切板16に取付けられている。
【0008】
ファンモータ7は、上記本体ケーシング1の背面板1aの略中央部に取付けられている。また、上記斜流ファン5と背面板1aとの間には、図示のように、上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aの間で上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6cから上方側へ延びる空気吹出通路11が形成されている。
【0009】
そして、上記本体ケーシング1の上面1bには、該空気吹出通路11に対応した空気吹出口13が設けられている。
【0010】
したがって、該構成では、上記斜流ファン5が回転駆動されると、該斜流ファン5により上記空気吸込口3から空気が吸込まれ、空気熱交換器4および斜流ファン5を介して外周方向に略均等に吹出され、その吹出流が上記空気吹出通路11から上面側空気吹出口13の上方に吹出される。
【0011】
そして、上記従来の斜流ファン5のベルマウス6では、例えば図23に詳細に示すように、その空気吸込用開口部6aから空気吹出用開口部6cに到る全体の高さLおよび曲率半径Rが一定(L1=L2,R1=R2)の所謂軸対称形状のものが使用されていた(例えば特開平5−44694号公報の図4の構成を参照)。
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
ところが、上記空気調和機のような空気吹出側通風路の周方向の領域の内、下方側への空気吹出領域が閉塞し、上方側への空気吹出領域のみが開放された本体ケーシング1において上記のような軸対称形のベルマウス6を用いると、上記通風抵抗が大きい下方側閉塞部では翼5aの先端とベルマウス6の空気吸込み用開口部6aとの間で逆流を生じる問題がある。
【0013】
今例えば、上記図16および図17のような室外機本体ケーシング1内の斜流ファン5において、その送風領域がベルマウス6および仕切板16により高静圧側と低静圧側に分けられる場合、その翼5a内を流れる流れのパターンと風量との間には、一般に次に示すような関係があるとされている。
【0014】
すなわち、該翼部5a内における流れのパターンは、その風量を増大させるにつれて、例えば図20〜図22の矢線のように変化する。つまり小風量時には、流れはハブ5b側から外周方向に向かい、翼5aの先端とベルマウス6の空気吸込用開口部6a側との間に逆流領域が生じやすい(図20参照)。一方、大風量時には、流れは外周方向からハブ5bに向かう傾向がある(図22参照)。これらに対して、平均風量である中風量時には、安定した流れとなる(図21参照)。
【0015】
したがって、静圧分布が全周方向に同一である場合は、上記ベルマウス6の高さLを周方向に均一に(軸対称形を保ったまま)変化させ逆流の発生を防止することにより送風騒音の増加を防ぐことができる。
【0016】
しかし、上述のような、空気吹出し側周方向の少なくとも一方向側が閉塞されている本体ケーシング等の箱体の中の空気吹出通路11に対して斜流ファン5を用いた場合、空気吹出し側が塞がれている下方側通路部分では通風抵抗が大きくなる。逆に、空気吹出し側が開放されている上方側部分では通路抵抗が小さくなる。すなわち、空気吹出し側周方向の静圧分布が一様ではなくなり、部分的に高静圧部と低静圧部ができる。そのため、上記図21のような平均風量時と比べて、空気吹出し側周方向の高静圧部では風量が小さくなる一方、空気吹出し側周方向の低静圧部では風量が大きくなる。この時、上記斜流ファン5の翼5a内の流れをみると、上述の図20の場合と同じように、上記空気吹出し側高静圧部(下方側領域)では翼5aの先端とベルマウス6の空気吸込み用開口部6aとの間には逆流領域が生じ、送風騒音が平均値と比べて相対的に大きくなる。
【0017】
このような問題に関連し、例えば図18および図19に示すように、上記構成の斜流ファン5と背面板1aとの間に、下方側に所定幅の隙間9を残して上記本体ケーシング1の上面1b付近まで延びるセパレータ10を設け、該セパレータ10によって上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aの間に上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6cから上方側へ延びる第1の空気吹出通路11aと上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6cから一旦下方に延び、その後、上記セパレータ10下方の隙間9から上方側へ延びる第2の空気吹出通路12aとを形成するとともに、上記本体ケーシング1の上面1bに、これら第1,第2の空気吹出通路11a,12aに対応した第1,第2の空気吹出口13a,14aを設けることによって、上記逆流を生じやすい下方側への吹出空気を第2の空気吹出通路12aによって可及的スムーズに上方側に導出するようにすることも行われている。
【0018】
しかし、このような構成を採用したとしても、上記のような事情によって生じる逆流を十分に防止することはできない。
【0019】
本願発明は、以上のような問題を解決するためになされたもので、空気吹出し側周方向の所定の領域の通路抵抗が高い送風通路に適用される送風機において、上記空気吹出し側の非軸対称な流れに応じて適切に変形された非軸対称形状のベルマウスを用いることによって同問題を解決した送風機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本願各発明は、上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
【0021】
(1) 請求項1の発明
この発明の送風機は、ベルマウス6を備え、かつ空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる空気吹出通路11,12に適用される送風機5において、上記ベルマウス6の形状は、上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吸込側方向に高さLを高くするように変形されていることを特徴とするものである。
【0022】
したがって、上記ベルマウス6の変形により、送風機5の翼5a内の流れのパターンを、上記空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができる。
【0023】
その場合において、特に上記のように、空気吸込側方向にベルマウス6の高さLを高くすると、該高さLの高い部分での空気の流速が向上し、効果的に逆流を生じにくくすることができる。
【0024】
(2) 請求項2の発明
この発明の送風機は、ベルマウス6を備え、かつ空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる空気吹出通路11,12に適用される送風機5において、上記ベルマウス6の形状は、上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吸込側方向に部分的に高さLを高くするように変形されていることを特徴とするものである。
【0025】
したがって、上記ベルマウス6の変形により、送風機5の翼5a内の流れのパターンを、上記空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができる。
【0026】
その場合において、特に上記のように、空気吸込側方向にベルマウス6の高さLを部分的に高くすると、該高さLの高い部分での空気の流速が向上し、効果的に逆流を生じにくくすることができる。
【0027】
(3) 請求項3の発明
この発明の送風機は、ベルマウス6を備え、かつ空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる空気吹出通路11,12に適用される送風機5において、上記ベルマウス6の形状は、上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吸込側方向に連続的に高さLを高くするように変形されていることを特徴とするものである。
【0028】
したがって、上記ベルマウス6の変形により、送風機5の翼5a内の流れのパターンを、上記空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができる。
【0029】
その場合において、特に上記のように、ベルマウス6の高さLを空気吸込側方向に連続的に高くすると、該高さLの高い部分での空気の流速が向上し、効果的に逆流を生じにくくすることができる。
【0030】
(4) 請求項4の発明
この発明の送風機は、ベルマウス6を備え、かつ空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる空気吹出通路11,12に適用される送風機5において、上記ベルマウス6の形状は、上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吸込用開口部6a部分の曲率半径Rが変わるように変形されていることを特徴とするものである。
【0031】
したがって、上記ベルマウス6の変形により、送風機5の翼5a内の流れのパターンを、上記空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができる。
【0032】
その場合において、特に上記のように、空気吸込側方向にベルマウス6の空気吸込用開口部6a部分の曲率半径Rを変えるように変形されていると、該部分での空気の吸込流速を可変することが可能となり、効果的に逆流を生じにくくすることができる。
【0033】
(5) 請求項5の発明
この発明の送風機は、ベルマウス6を備え、かつ空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる空気吹出通路11,12に適用される送風機5において、上記空気吹出し側周方向の流れが非軸対称となる通路構造の空気吹出通路11,12が、箱形の本体ケーシング1と、該本体ケーシング1の前面側に設けられた空気吸込口3と、該空気吸込口3の内側に設けられた熱交換器4と、該熱交換器4の背後にベルマウス6を介して設けられた送風機5とを備えてなる空気調和機の上記送風機5の背後に位置して、下方から上方側に向けて設けられた空気吹出通路11,12であり、該空気吹出通路11,12は、セパレータ10を備え、該セパレータ10によって分割された、送風機5から上方に向けて吹き出される空気を上方側に吹き出す第1の空気吹出通路11と上記送風機5から下方に向けて吹き出される空気を上方側に向けて導出する第2の空気吹出通路12との2つの通路よりなることを特徴とするものである。
【0034】
したがって、該構成では、上記のような下方側が閉塞される一方、上方側が開放された上記空気調和機の箱形の本体ケーシング1内における当該送風機の空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路11,12において、上記ベルマウス6の形状を、上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れのパターン、すなわち空気吹出通路11,12の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、上述の各場合と同じように、効果的に逆流を生じにくくすることができる。
【0035】
しかも、その場合において、さらに上記空気吹出通路11,12が、セパレータ10を備え、該セパレータ10によって分割された、送風機5から上方に向けて吹き出される空気を上方側に吹き出す第1の空気吹出通路11と上記送風機5から下方に向けて吹き出される空気を上方側に向けて導出する第2の空気吹出通路12との2つの通路から形成されている。
【0036】
したがって、上記ベルマウス6の形状を上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応させて変形したことにより、送風機5の翼5a内の流れのパターンを空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにして、逆流を生じにくくすることができることに加え、さらに上記セパレータ10により分割して形成された第2の空気吹出通路12の空気導出作用が生じるので、より逆流が生じにくくなる。
【0037】
(6) 請求項6の発明
この発明の送風機は、上記請求項1,2,3又は4の発明の構成における空気吹出し側周方向の流れが非軸対称となる通路構造の空気吹出通路11,12が、箱形の本体ケーシング1と、該本体ケーシング1の前面側に設けられた空気吸込口3と、該空気吸込口3の内側に設けられた熱交換器4と、該熱交換器4の背後にベルマウス6を介して設けられた送風機5とを備えてなる空気調和機の上記送風機5の背後に位置して、下方から上方側に向けて設けられた空気吹出通路11,12であることを特徴としている。
【0038】
したがって、該構成では、上記のような下方側が閉塞される一方、上方側が開放された上記空気調和機の箱形の本体ケーシング1内における当該送風機の空気吹出し側の周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路11,12において、上記ベルマウス6の形状を、上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れのパターン、すなわち空気吹出通路11,12の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、上述の各場合と同じように、効果的に逆流を生じにくくすることができる。
【0039】
(7) 請求項7の発明
この発明の送風機は、上記請求項6の発明の構成において、さらに上記空気吹出通路11,12が、セパレータ10を備え、該セパレータ10によって分割された、送風機5から上方に向けて吹き出される空気を上方側に吹き出す第1の空気吹出通路11と上記送風機5から下方に向けて吹き出される空気を上方側に向けて導出する第2の空気吹出通路12との2つの通路から形成されていることを特徴としている。
【0040】
したがって、上記請求項6の発明と同様に上記ベルマウス6の形状を上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応させて変形することにより、送風機5の翼5a内の流れのパターンを空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができることに加え、さらに上記セパレータ10により分割して形成された第2の空気吹出通路12の空気導出作用が生じるので、より逆流が生じにくくなる。
【0041】
(8) 請求項8の発明
この発明の送風機は、上記請求項1,2,3,4,5,6又は7の発明の構成における送風機5が斜流ファン5よりなっていることを特徴としている。
【0042】
したがって、同請求項1,2,3,4,5,6又は7の発明それぞれの構成において、送風機5として周方向に空気が吹き出される斜流ファン5を採用した時に、上記ベルマウス6の形状を上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応させて変形することにより、当該斜流ファン5の翼5a内の流れのパターンを上記空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができる。
【0043】
(9) 請求項9の発明
この発明の送風機は、上記請求項1,2,3,4,5,6又は7の発明の構成における送風機5が軸流ファンよりなっていることを特徴としている。
【0044】
したがって、同請求項1,2,3,4,5,6又は7の発明それぞれの構成において、送風機5として軸方向に空気が吹き出される軸流ファンを採用した時に、上記ベルマウス6の形状を上記空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応させて変形することにより、当該軸流ファンの翼内の流れのパターンを上記空気吹出通路11,12側の通風抵抗の分布パターンに対応したものにすることができ、逆流を生じにくくすることができる。
【発明の効果】
【0045】
以上の結果、本願発明の送風機によると、有効に部分的な逆流の発生を防止することができるので、ファン自体の所要回転数が低下し、送風騒音が低下する。
【発明の実施の形態】
【0046】
(実施の形態1)
図1〜図5は、本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態1に係る空気調和機用室外機の構成を示している。
【0047】
図中、符号1は当該室外機の本体ケーシングであり、該本体ケーシング1は前後方向に薄く、左右方向の幅よりも上下方向の長さが少し長い箱型形状のものに構成されている。そして、その前面側には向かって右側の機械室2(2Aは圧縮機)部分を除いて略全面に空気吸込口3が形成され、該空気吸込口3の内側には空気熱交換器4が、その全面に対応して設けられている。
【0048】
上記空気吸込口3は、上記空気熱交換器4の背後に位置して設けられた斜流ファン5のベルマウス6の空気吸込用開口部6aからファンガイド口部6b方向に略水平に連続している。そして、上記ベルマウス6のファンガイド口部6b内に斜流ファン5の翼部5aが回転可能に設けられ、そのハブ部5bがファンモータ7のモータ軸7aを介して軸支されている。またベルマウス6は、縦壁構造の仕切板16に取付けられている。
【0049】
ファンモータ7は、上記本体ケーシング1の背面板1aの略中央部に取付けられている。また、上記斜流ファン5と背面板1aとの間には、図示のように、下方側に所定幅の隙間9を残して上記本体ケーシング1の上面1b付近まで延びるセパレータ10が設けられており、該セパレータ10によって上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aの間で上記ベルマウス6の空気吹出口6cから上方側へ延びる第1の空気吹出通路11aと上記ベルマウス6の空気吹出口6cから一旦下方に延び、その後、上記セパレータ10下方の隙間9から上方側へ延びる第2の空気吹出通路12aとを形成している。
【0050】
そして、上記本体ケーシング1の上面1bから側面部には、これら第1,第2の空気吹出通路11a,12aに対応した第1,第2の空気吹出口13a,14aが設けられている。
【0051】
したがって、該構成では、上記斜流ファン5が回転駆動されると、該斜流ファン5により上記空気吸込口3から空気が吸込まれ、空気熱交換器4および斜流ファン5を介して下方側への吹出風を除く吹出流が上記第1の空気吹出通路11aから第1の空気吹出口13aの上方に、他方下方側への吹出風が上記セパレータ10下方の隙間9を介して上記第2の空気吹出通路12aから第2の空気吹出口14aの上方に、各々吹出されるようになる。
【0052】
ところで、上記ベルマウス6は、上記のような空気吹出側の下方側が閉塞し、上方側が開放した本体ケーシング1内において上記斜流ファン5から吹き出された吹出流が上記下方側閉塞部の空気吸込領域部分で逆流状態となるのを防止するために、例えば図3および図4に詳細に示されるように空気吸込口3方向へ所定寸法ΔL(ΔL=L2−L1)突出したアール面形状の凸部15を設けている。この凸部15は、例えば上記斜流ファン5の下方側への吹出領域において上記斜流ファン5の上下方向中心軸に対して左右に30°(全体として60°)の範囲に設けられている。
【0053】
このように、本体ケーシング1内の斜流ファン5と空気吹出口13a,14aとの位置関係により、その翼部5a内の流れのパターンが上下方向で異なるような場合、上記のように凸部15を設けることによりベルマウス6の形状を、その位置での流れのパターンに応じて変化させ、上記ベルマウス6全体の形状を非軸対称の形状にすると、通風抵抗が大きい第2の空気吹出通路12a側への流れがスムーズになって逆流の発生を防止することができ、送風時の騒音を低減することができる。
【0054】
今例えば、上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6c側から空気吸込用開口部6a側への高さLを上方側がL1、下方側(凸部15の高さ)がL2として、図1、図6、図7に示すように、中心軸O−O′下方から反時計方向に0°,45°,±90°に順次位置を変えて各々上記のように約60度の範囲で凸部15を設け、該凸部15の高さL2を上記上方側の高さL1よりも33%(L1=60mm、L2=60×0.33≒80mm、ΔL=20mm)高くしたベルマウス6を用いて、その効果を確認した。
【0055】
その結果、例えば図8、図9に示すように、上記本体ケーシング1下方側部分のベルマウス6の高さLをL1からL2に大きくして逆流発生防止策を試みた場合、従来の図14,図15および図16、図17のような軸対称形のベルマウスを用いた場合に比べて、その何れの場合にもファンの回転数および騒音が低下するが、特に本実施の形態(0°)のものではファンの回転数が2%低下し、かつ送風騒音が0.7dBA低下し、最も低下量が大きかった。また、同図1、図6、図7のように上記ベルマウス6の高さLを増大させる中心位置を順次上方(中心軸下方位置=0°→45°→90°)側へ移動させると、上方側に移動するにつれて、その効果は減少する(図8参照)。従って、凸部15を設ける位置としては、上述の図1および図3に示すような中心軸O−O′下方位置(0°)が効果的である。そして、上記逆流防止の効果が大きいときほど翼部5aの回転数が減少し、送風音低下の効果が大きいことが確認された。
【0056】
なお、以上の構成におけるセパレータ10は、さらに下端部に空気流導出用のアール面を設けることもでき、そのようにすると、より上方側への空気導出作用が向上する。
【0057】
(実施の形態2)
図10および図11は、本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態2に係る空気調和機用室外機の構成を示している。この実施の形態では、空気吹出口が本体ケーシング1の上面側だけに限定されており、それに対応してベルマウス6下部の略全体(略160°の範囲)に凸部15を設けたことを特徴とするものである。
【0058】
図中、符号1は当該室外機の本体ケーシングであり、該本体ケーシング1は前後方向に薄く、左右方向の幅よりも上下方向の長さが少し長い箱型形状のものに構成されている。そして、その前面側には向かって右側の機械室2部分を除いて略全面に空気吸込口3が形成され、該空気吸込口3の内側には空気熱交換器4が、その全面に対応して設けられている。
【0059】
上記空気吸込口3は、上記空気熱交換器4の背後に位置して設けられた斜流ファン5のベルマウス6の空気吸込用開口部6aからファンガイド口部6b方向に略水平に連続している。そして、上記ベルマウス6のファンガイド口部6b内に斜流ファン5の翼部5aが回転可能に設けられ、そのハブ部5bがファンモータ7のモータ軸7aを介して軸支されている。またベルマウス6は、縦壁構造の仕切板16に取付けられている。
【0060】
ファンモータ7は、上記本体ケーシング1の背面板1aの略中央部に取付けられている。また、上記斜流ファン5と背面板1aとの間には、図示のように、上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aの間で上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6cから上方側へ延びる空気吹出通路11が形成されている。
【0061】
そして、上記本体ケーシング1の上面1bのみには、空気吹出通路11に対応した空気吹出口13が設けられている。
【0062】
したがって、該構成では、上記斜流ファン5が回転駆動されると、該斜流ファン5により上記空気吸込口3から空気が吸込まれ、空気熱交換器4および斜流ファン5を介して下方側への吹出風を含む吹出流が上記空気吹出通路11から空気吹出口13の上方に、吹出されるようになる。
【0063】
そして、この実施の形態の場合、上記ベルマウス6の略下部全体(略160°の範囲)には、上記のような空気吹出側の下方側が閉塞し、本体ケーシング1の上面側のみが開放した本体ケーシング1内において上記斜流ファン5の翼5aの先端と上記ベルマウス6の空気吸込み用開口部6aとの間に逆流領域が生じるのを防止するために、例えば図10および図11から理解されるように、上記実施の形態1のものと同様に上記空気吸込口3方向へ所定寸法ΔL突出したアール面形状の凸部15が設けられている。この凸部15の設置領域略160°は、例えば上記斜流ファン5の下方側への吹出領域に対応している。
【0064】
このように、本体ケーシング1内の斜流ファン5と空気吹出口13との位置関係により、その翼部5a内の流れのパターンが上下方向で異なるような場合、上記のように凸部15を設けることによりベルマウス6の形状を、その位置での流れのパターンに応じて変化させ、上記ベルマウス6全体の形状を非軸対称形にすると、通風抵抗が大きい空気吹出通路11下方側からの流れがスムーズになって逆流の発生を防止することができ、送風時の騒音を低減することができる。
【0065】
なお、この実施の形態では、上記斜流ファン5と背面板1aとの間には、前述の実施の形態1のように、下方側に所定幅の隙間9を残して上記本体ケーシング1の上面1b付近まで延びるセパレータ10が設けられていないが、もちろん該実施の形態においても、同様のセパレータ10を設け、該セパレータ10によって上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aの間で上記ベルマウス6の空気吹出口6cから上方側へ延びる第1の空気吹出通路11aと上記ベルマウス6の空気吹出口6cから一旦下方に延び、その後、上記セパレータ10下方の隙間9から上方側へ延びる第2の空気吹出通路12aとを形成するようにしても良いことは言うまでもない。
【0066】
(実施の形態3)
図12は、本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態3に係る空気調和機用室外機の構成を示している。
【0067】
ところで、前述のような空気吹出側の下方側が閉塞し、上方側が開放した本体ケーシング1内の下方側閉塞部において上記斜流ファン5の翼5aの先端と上記ベルマウス6の空気吸込み用開口部6aとの間に逆流領域が生じるのを防止するための手段としては、上記実施の形態1,2のように、上記斜流ファン5の下方側への吹出領域に対応して、空気吸込口3方向へ所定寸法突出したアール面形状の凸部15を設けるだけでなく、例えば図12に示すように、ベルマウス6全体の高さLを上部側から下部側に連続的に高くすることによっても実現することができる。
【0068】
このように、本体ケーシング1内の斜流ファン5と空気吹出口13,14との位置関係により、その翼部5a内の流れのパターンが上下方向で異なるような場合において、上記のようにベルマウス6の高さを連続的に変化させ、上部側よりも下部側の方を高くすることにより、その位置での流れのパターンに応じて変化させ、上記ベルマウス6全体の形状を非軸対称形状にすると、通風抵抗が大きい側からの流れがスムーズになって逆流の発生を防止することができ、同様に送風時の騒音を低減することができる。
【0069】
(実施の形態4)
図13は、本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態4に係る空気調和機用室外機の構成を示している。
【0070】
さらに、前述のような空気吹出側の下方側が閉塞し、上方側が開放した本体ケーシング1内の下方側閉塞部において上記斜流ファン5の翼5aの先端と上記ベルマウス6の空気吸込み用開口部6aとの間に逆流領域が生じるのを防止するための手段としては、上記実施の形態1,2のように、上記斜流ファン5の下方側への吹出領域に対応して、空気吸込口3方向へ所定寸法突出したアール面形状の凸部15を設けるだけでなく、例えば図13に示すように、ベルマウス6全体の高さL自体は全体に一定(L1=L2)であるが、その空気吸込用開口部6aから空気吹出用開口部6cに到る曲率半径Rを上部側R1では大きく、下部側R2では小さく形成することによって、上部側に比べて下部側での翼5aとベルマウス6の空気吸込用開口部6aおよびファンガイド口部6b壁面との隙間を小さくして逆流を防止する一方、上部側での空気の吸込を促進するようにしても良い。
【0071】
このように、本体ケーシング1内の斜流ファン5と空気吹出口13との位置関係により、その翼部5a内の流れのパターンが上下方向で異なるような場合、上記のようにベルマウス6の空気吸込用開口部6aおよびファンガイド口部6bと翼5aとの隙間の大きさを、曲率半径Rの変更により、その位置での流れのパターンに応じて変化させ、上記ベルマウス6吹出側の流れを非軸対称形状にすると、通風抵抗が大きい下方側からの流れがスムーズになって逆流の発生を防止することができる一方、上方側の吸込み流速が促進されて、より有効に送風時の騒音を低減することができる。
【0072】
(実施の形態5)
図14および図15は、本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態5に係る空気調和機用床置型室内機の構成を示している。この実施の形態では、実施の形態2のものと同様の構成を基本として床置型の室内機を構成し、その空気吹出口13cが本体ケーシング1の上部側前面に形成されており、それに対応して実施の形態2のもののようにベルマウス6下部の略全体(略160°の範囲)に凸部15を設けたことを特徴とするものである。
【0073】
図中、符号1は当該室内機の本体ケーシングであり、該本体ケーシング1は前後方向に薄く、左右方向の幅よりも上下方向の長さが少し長い箱型形状のものに構成されている。そして、その前面側には向かって右側の機械室2′部分を除いて略全面に空気吸込口3が形成され、該空気吸込口3の内側には空気熱交換器4が、その全面に対応して設けられている。
【0074】
上記空気吸込口3は、上記空気熱交換器4の背後に位置して設けられた斜流ファン5のベルマウス6の空気吸込用開口部6aからファンガイド口部6b方向に略水平に連続している。そして、上記ベルマウス6のファンガイド口部6b内に斜流ファン5の翼部5aが回転可能に設けられ、そのハブ部5bがファンモータ7のモータ軸7aを介して軸支されている。またベルマウス6は、縦壁構造の仕切板16に取付けられている。
【0075】
ファンモータ7は、上記本体ケーシング1の背面板1aの略中央部に取付けられている。また、上記斜流ファン5と背面板1aとの間には、図示のように、上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aの間で上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6cから上方側へ延びる空気吹出通路11が形成されている。この空気吹出通路11は、上記空気熱交換器4および仕切板16上部の水平方向の仕切板1c背後の開口部13bを介し、上記仕切板1cと上記本体ケーシング1の上面1bとの間の空気吹出空間を経て上記本体ケーシング1の上部前面側に形成された空気吹出口13に対してアングル状に連続せしめられている。
【0076】
したがって、該構成では、上記斜流ファン5が回転駆動されると、該斜流ファン5により上記空気吸込口3から空気が吸込まれ、空気熱交換器4および斜流ファン5を介して下方側への吹出風を含む吹出流が上記空気吹出通路11により上記ベルマウス6の空気吹出用開口部6cから空気吹出口13の前方に、吹き出されるようになる。
【0077】
そして、この実施の形態の場合、上記ベルマウス6の略下部全体(略160°の範囲)には、上記のような空気吹出側の下方側が閉塞し、本体ケーシング1の上面側のみが開放した本体ケーシング1内の下方側閉塞部において上記斜流ファン5の翼5aの先端と上記ベルマウス6の空気吸込み用開口部6aとの間に逆流領域が生じるのを防止するために、例えば図14および図15から理解されるように、上記実施の形態2のものと同様に上記空気吸込口3方向へ所定寸法ΔL突出したアール面形状の凸部15が設けられている。この凸部15の設置領域略160°は、例えば上記斜流ファン5の下方側への吹出領域に対応している。
【0078】
このように、本体ケーシング1内の斜流ファン5と空気吹出口13との位置関係により、その翼部5a内の流れのパターンが上下方向で異なるような場合、上記のように凸部15を設けることによりベルマウス6の形状を、その位置での流れのパターンに応じて変化させ、上記ベルマウス6全体の形状を非軸対称形にすると、通風抵抗が大きい空気吹出通路11下方側からの流れがスムーズになって逆流の発生を防止することができ、送風時の騒音を低減することができる。
【0079】
なお、この実施の形態では、上記斜流ファン5と背面板1aとの間には、前述の実施の形態1のような、下方側に所定幅の隙間9を残して上記本体ケーシング1の水平方向の仕切板1c付近まで延びるセパレータが設けられていないが、もちろん該実施の形態においても、同様のセパレータを設け、該セパレータによって上記ベルマウス6および仕切板16と上記背面板1aとの間で上記ベルマウス6の空気吹出口6cから上方側へ延びる第1の空気吹出通路と上記ベルマウス6の空気吹出口6cから一旦下方に延び、その後、上記セパレータ下方の隙間から上方側へ延びる第2の空気吹出通路とを形成するようにしても良いことは言うまでもない。
【0080】
(他の実施の形態)
以上の説明では、本願発明の送風機を例えば空気調和機用の室外機又は室内機に適用した場合について説明したが、本願発明の対象は、それらに限られるものではなく、例えばベルマウスを備え、かつ当該送風機の空気吹出し側周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路に適用される送風機の全てを含むことは言うまでもない。
【0081】
また同送風機は、上記のような斜流ファンに限らずプロペラファン等の軸流ファンであっても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態1にかかる空気調和機用室外機の構成を示す正面方向の断面図である。
【図2】同室外機の側面方向の断面図である。
【図3】同室外機の送風機部分の正面図である。
【図4】同送風機部分の要部の断面図(図3のB−B)である。
【図5】同送風機部分の要部の断面図(図3のA−A)である。
【図6】上記室外機の比較測定例の正面方向の断面図である。
【図7】上記室外機の他の比較測定例の正面方向の断面図である。
【図8】上記実施の形態の室外機の回転数および送風音低減効果を測定例と対比して示すグラフである。
【図9】上記実施の形態の室外機の回転数および送風音低減効果を風量との関係で示すグラフである。
【図10】本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態2にかかる空気調和機用室外機の構成を示す正面方向の断面図である。
【図11】同室外機の側面方向の断面図である。
【図12】本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態3にかかる空気調和機用室外機の送風機部分の構成を示す側面方向の断面図である。
【図13】本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態4にかかる室外機の送風機部分の側面方向の断面図である。
【図14】本願発明の送風機を適用して構成した本願発明の実施の形態5にかかる空気調和機用床置型室内機の構成を示す正面方向の断面図である。
【図15】同室内機の側面方向の断面図である。
【図16】従来の送風機を適用して構成した第1の従来例にかかる空気調和機用室外機の構成を示す正面方向の断面図である。
【図17】同室外機の側面方向の断面図である。
【図18】従来の送風機を適用して構成した第2の従来例にかかる空気調和機用室外機の構成を示す正面方向の断面図である。
【図19】同室外機の側面方向の断面図である。
【図20】従来例の送風機部分における小風量時の送風状態を示す断面図である。
【図21】同従来例の送風機部分における中風量時の送風状態を示す断面図である。
【図22】同従来例の送風機部分における大風量時の送風状態を示す断面図である。
【図23】同従来例の送風機の要部の構成を示す側面方向の断面図である。
【符号の説明】
【0083】
1は本体ケーシング、3は空気吸込口、4は熱交換器、5は斜流ファン、5aは翼、6はベルマウス、6aは空気吸込用開口部、6bはファンガイド口部、6cは空気吹出用開口部、7はファンモータ、10はセパレータ、11は空気吹出通路、11aは第1の空気吹出通路、12aは第2の空気吹出通路である。
Claims (9)
- ベルマウス(6)を備え、かつ当該送風機(5)の空気吹出し側周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路(11),(12)に適用される送風機(5)において、上記ベルマウス(6)の形状は、上記送風機(5)の空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吹出し側周方向の通風抵抗の大きさに応じて、空気吸込側方向に高さ(L)が高くなるように変形されていることを特徴とする送風機。
- ベルマウス(6)を備え、かつ当該送風機(5)の空気吹出し側周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路(11),(12)に適用される送風機(5)において、上記ベルマウス(6)の形状は、上記送風機(5)の空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吹出し側周方向の通風抵抗の大きい部分に対応して空気吸込側方向に部分的に高さ(L)が高くなるように変形されていることを特徴とする送風機。
- ベルマウス(6)を備え、かつ当該送風機(5)の空気吹出し側周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路(11),(12)に適用される送風機(5)において、上記ベルマウス(6)の形状は、上記送風機(5)の空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吹出し側周方向の通風抵抗の大きさに応じて空気吸込側方向に連続的に高さ(L)が高くなるように変形されていることを特徴とする送風機。
- ベルマウス(6)を備え、かつ当該送風機(5)の空気吹出し側周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路(11),(12)に適用される送風機(5)において、上記ベルマウス(6)の形状は、上記送風機(5)の空気吹出し側周方向の非軸対称の流れに対応し、空気吹出し側周方向の通風抵抗の大きさに応じて空気吸込用開口部(6a)部分の曲率半径(R)が変わるように変形されていることを特徴とする送風機。
- ベルマウス(6)を備え、かつ当該送風機(5)の空気吹出し側周方向の流れが非軸対称の流れとなる通路構造の空気吹出通路(11),(12)に適用される送風機(5)において、上記空気吹出し側周方向の流れが非軸対称となる通路構造の空気吹出通路(11),(12)が、箱形の本体ケーシング(1)と、該本体ケーシング(1)の前面側に設けられた空気吸込口(3)と、該空気吸込口(3)の内側に設けられた熱交換器(4)と、該熱交換器(4)の背後にベルマウス(6)を介して設けられた送風機(5)とを備えてなる空気調和機の上記送風機(5)の背後に位置して、下方から上方側に向けて設けられた空気吹出通路(11),(12)であり、該空気吹出通路(11),(12)は、セパレータ(10)を備え、該セパレータ(10)によって分割された、送風機(5)から上方に向けて吹き出される空気を上方側に吹き出す第1の空気吹出通路(11)と上記送風機(5)から下方に向けて吹き出される空気を上方側に向けて導出する第2の空気吹出通路(12)との2つの通路よりなることを特徴とする送風機。
- 空気吹出し側周方向の流れが非軸対称となる通路構造の空気吹出通路(11),(12)が、箱形の本体ケーシング(1)と、該本体ケーシング(1)の前面側に設けられた空気吸込口(3)と、該空気吸込口(3)の内側に設けられた熱交換器(4)と、該熱交換器(4)の背後にベルマウス(6)を介して設けられた送風機(5)とを備えてなる空気調和機の上記送風機(5)の背後に位置して、下方から上方側に向けて設けられた空気吹出通路(11),(12)であることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の送風機。
- 空気吹出通路(11),(12)は、セパレータ(10)を備え、該セパレータ(10)によって分割された、送風機(5)から上方に向けて吹き出される空気を上方側に吹き出す第1の空気吹出通路(11)と上記送風機(5)から下方に向けて吹き出される空気を上方側に向けて導出する第2の空気吹出通路(12)との2つの通路よりなることを特徴とする請求項6記載の送風機。
- 送風機(5)が、斜流ファン(5)であることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の送風機。
- 送風機(5)が、軸流ファンであることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の送風機。
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