JP3575731B2 - 口腔衛生器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、手でヘッドを持ち、そのヘッドに設ける給液路を通して水や薬液などの液体を吐出口から口腔内に吐出し、口腔内を洗浄したり、歯茎をマッサージしたり、歯磨きをしたりする口腔衛生器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の口腔衛生器の中に、たとえば図7に示すように、ヘッド1を歯ブラシ状に形成したものがある。ヘッド1は、柄2を透明な樹脂材料でつくり、その柄2の内部に並行して細長い給液路3および排液路4を形成し、それらを外部から見えるように形成していた。
【0003】
そして、たとえば介護者が身障者の歯磨きを行うとき、ヘッド1を手で持ってブラシ5の部分を口腔内に入れる。そうして、たとえば給水ポンプで付勢して給水タンク内の水を給水チューブ6を介して給液路3へ送り込み、その給液路3を通して吐出口3aから口腔内に吐出する。そして、口腔内をブラッシングし、また、磨きカスを洗い流す。一方、口腔内に溜る排液は、たとえば排水ポンプで排液口4aから排液路4を通して吸引し、さらに排水チューブ7を介して排液タンク内に排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、口腔衛生器には、使用時に口腔内が給水過多あるいは給水不足の状態にならないように、給水量を調整するバルブなどの流量調整装置を備える。
【0005】
ところが、上述のような従来の口腔衛生器では、使用時、透明な給液路3に連続的に水が流れると、その給水状態を目で確認することは難しい。また、たとえば介護者が身障者の口腔内を洗浄する場合には、吐出口3aが口腔内に入って見えにくい状態にある。そのため、従来、使用時に口腔内への給水状態を目で見て確認することより、給水量を適切に調整することが難しいという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1に記載の発明は、たとえば以下の図1〜図6に示す実施の形態のように、手でヘッド10を持ち、そのヘッド10に設ける給液路25を通して液体を吐出口16から口腔内に吐出する口腔衛生器において、液体の流れに応じて動く羽根車23・移動体35のような可動部材を外部から視認可能に備える給液確認装置20・30・40を、前記給液路25に接続して前記ヘッド10に設けてなる、ことを特徴とする。
【0007】
そして、使用時、必要に応じて、外部から可動部材の動きを見ながら給液量を適量に調整する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図1および図2に示す実施の形態のように、前記可動部材を、液体の流れに応じて回転する羽根車23としてなる、ことを特徴とする。
【0009】
そして、口腔内への給液状態を確認するとき、羽根車23の回転状態を見る。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図3および図4に示す実施の形態のように、前記可動部材を、液体の流れに応じて循環路34内を移動する移動体35としてなる、ことを特徴とする。
【0011】
そして、口腔内への給液状態を確認するときは、循環路34内で移動する移動体35の動きを見る。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図3および図4に示す実施の形態のように、前記給液確認装置30を、前記ヘッド10に対して回動可能に設けてなる、ことを特徴とする。
【0013】
そして、使用時、必要に応じて、給液確認装置30を回動し、外部から可動部材が見やすい角度位置に調整する。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図5および図6に示す実施の形態のように、前記給液確認装置40を、第1の直線軸40a・40bを介して回動可能に回動媒介部材39に取り付けるとともに、その回動媒介部材39を前記第1の直線軸と直交する第2の直線軸39a・39bを介して回動可能に前記ヘッド10に取り付け、前記給液確認装置40の重心を、その給液確認装置40を水平状態に保持する位置に設けてなる、ことを特徴とする。
【0015】
そして、使用時、ヘッド10を傾けたとき、重心位置により、給液確認装置40を第1の直線軸40a・40bを介して回動し、また、回動媒介部材39を第2の直線軸39a・39bを介して回動し、給液確認装置40の水平状態を保持する。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図1および図2に示す実施の形態のように、前記給液路25を流れる液体の流量を調整する流量調整バルブ29のような流量調整装置を、前記ヘッド10に設けてなる、ことを特徴とする。
【0017】
そして、使用時、必要に応じて、給液路25を流れる液体の流量を、給液確認装置20・30・40で確認しながら流量調整装置で調整する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1に、この発明の口腔衛生器に備えるヘッドの一例を示す。
【0019】
ヘッド10は、たとえば樹脂材料で細長く形成し、図中右側の基端部外周にグリップ部11を設ける。また、図1では図示しないが、内部に長さ方向にそれぞれ貫通する給液路および排液路を互いに隔絶して形成する。そして、基端部側にて給液路および排液路に、それぞれ給水チューブ12および排液チューブ13を接続し、先端部側に円筒状のガイド管14を取り付けてなる。
【0020】
ガイド管14は、たとえばシリコンゴムで図1中左の先端面を傾斜してつくり、中空内に、排液路と通ずる吸引口15を形成する。また、吸引口15の図中下側には、その厚肉な外周部14aに、給液路と通ずる細長い吐出路を形成し、その先端に吐出口16をあけてなる。
【0021】
また、ヘッド10には、その長さ方向ほぼ中央に給液確認装置20を設ける。給液確認装置20は、ヘッド10の外周から突出して図1中上向きに開放するケース部10aを設け、そのケース部10a内に、図2に示すように給液路25と通ずる羽根車室22を形成する。そして、羽根車室22内に、可動部材として羽根車23を配置する。羽根車23は、樹脂など比較的軽い材料からなり、その回転中心軸23aを、給液路25と直交する向きに配置してケース部10aに回転自在に取り付ける。そして、ケース部10aの上側の開口縁に、透明な樹脂材料からなるキャップ24を固着して羽根車23を被ってなる。
【0022】
さらに、ヘッド10には、給液確認装置20の図2中右横に、外周にねじ部を有する円筒部10bを上向きに突出して設け、その円筒部10b内に給液路25と直交する軸孔27を形成してなる。そして、その軸孔27に、流量調整バルブ29の軸部29aを挿入してなる。
【0023】
流量調整バルブ29は、軸部29aの先端を先細に形成する一方、基端に、内周にねじ部を有する円筒状の摘み部29bを設けてなる。そして、軸部29aを、Oリング31を介して軸穴27に挿入し、摘み部29bのねじ部を円筒部10bのねじ部に係合してなる。そうして、ねじ込み量に応じて軸部29aを図中上下させ、その先端で給液路25の開口量を調節自在としてなる。
【0024】
さて、上述した口腔衛生器を、たとえば介護者が身障者の口腔内を洗浄するために使用するときは、ヘッド10のグリップ部11を手で持ち、その先端部側を身障者の口腔内に入れる。
【0025】
そして、図示しないが、ポンプを作動し、たとえば給水タンクから水を給水チューブ12を通して給液路25へ送り込み、その給液路25を通して吐出口16から口腔内に吐出して口腔内を洗浄する。一方、口腔内に溜る排液は、吸引口15から排液路を通して吸引し、さらに排液チューブ13を通して例えば排液タンクに排出する。
【0026】
また、この使用時、給液路25を通る水は、途中で羽根車室22に入り、その羽根車23を図2中反時計方向に回転する。したがって、使用中に、口腔内への給液量を調整したいときは、そのときの羽根車23の回転状態を、キャップ24を透して外部から見て確認する。そして、そのときの回転状態を基準に、引き続き羽根車23の回転状態を見ながら、流量調整バルブ29を適宜回動し、その軸部29aの先端で給液路25の開口量を調節する。
【0027】
なお、上述した羽根車23は、その回転状態が外部から見やすいように、たとえば着色を施すとよい。
【0028】
また、上述した図示実施の形態では、可動部材を、液体の流れに応じて回転する羽根車23とするが、液体の流れに応じて移動する移動体とし、その移動体を給液確認装置に備える構成とすることもできる。
【0029】
その場合、たとえば図3および図4に示すように、ヘッド10には、その長さ方向ほぼ中央で給液路25の通る個所に、給液確認装置30を配置する凹部10cを形成する。凹部10cには、その互いに対向する内面にそれぞれ給液路25と中心が一致する連結凹部10d・10dを設けてなる。
【0030】
給液確認装置30は、そのケース33を、透明な樹脂材料からなる2つの分割ケースを接合してつくり、その透明ケース33内に、図3に示すように円形の循環路34を形成し、その循環路34内に球体状の移動体35を入れてなる。また、透明ケース33には、図3中下部の左右両側に筒状の連結突部33a・33bを設け、連結突部33a・33b内にそれぞれ循環路34と通ずる流路入口36および流路出口37を形成してなる。
【0031】
そして、連結突部33a・33bを、それぞれ連結凹部10d・10dにOリング38を介して嵌め込み、透明ケース33をヘッド10に対しやや固く回動できるように連結してなる。
【0032】
移動体35は、比較的軽い、たとえば樹脂製の球体で、外部から見やすいように、たとえば着色するとよい。
【0033】
そして、上述した給液確認装置30を備える口腔衛生器では、給液路25を水が通るとき、途中で流路入口36から循環路34に入り、移動体35を図中反時計方向に回動しながら循環路34を通って流路出口37から流出する。そうして、さらに給液路25に入り、上述のように吐出口16から口腔内へ吐出する。
【0034】
そこで、この使用時に、口腔内へ給液量を調整するときは、外部から移動体35の回動状態を見ながら、その回動状態に応じて、流量調整バルブ29を上述のように回動して給液路25の開口量を調節する。
【0035】
また、給液状態を確認する際に、移動体35が見にくいときは、給液確認装置30を手で回動し、たとえば図4に示すように傾けて、移動体35が見やすい角度位置に調節する。
【0036】
ところで、上述した図示実施の形態では、給液確認装置30を、手で回動してその角度位置を調節するが、自動的に移動体35が見やすい水平位置に保持できるように構成することもできる。
【0037】
たとえば図5および図6に示すように、ヘッド10の長さ方向ほぼ中央に環状部10eを形成する。環状部10e内には、上述した吸引口15へ通ずる排液路43・43の一部が通る流路を形成する。また、環状部10eには、その内周面に、排液路43・43間を通る給液路25と中心が一致する連結凹部10f・10fを設ける。そして、環状部10eの内側に、回動媒介部材39を介して給液確認装置40を取り付けてなる。
【0038】
回動媒介部材39は、ドーナツ形状をなし、その外周面の互いに対向する位置に筒状の第2の直線軸39a・39bを外向きに設ける。一方、内周面には、第2の直線軸39a・39bと直交する位置に、連結穴39c・39dを設ける。さらに、この回動媒介部材39の内部に、第2の直線軸39a内と連結穴39c間を結ぶ流路41と、他方の第2直線軸39b内と連結穴39d間を結ぶ流路42を形成してなる。
【0039】
そして、第2の直線軸39a・39bを、それぞれ連結凹部10f・10fにOリング46を介して嵌め込み、回動媒介部材39をヘッド10に対し回動可能に連結してなる。
【0040】
給液確認装置40は、そのケース44を透明な樹脂材料で円盤状につくり、その透明ケース44内に、環状の循環路45を形成し、その循環路45内に球体状の移動体35を入れてなる。また、外周面に、互いに対向する位置で外向きに、筒状に突出する第1の直線軸40a・40bを設け、循環路45と連通して形成してなる。
【0041】
さらに、給液確認装置40には、第1の直線軸40a・40b間を結ぶ直線の中間位置の下側に、断面半円状の錘50を埋め込んでなる。そして、第1の直線軸40a・40bを、それぞれOリング49を介して連結穴39c・39dに嵌め込んで、回動媒介部材39に給液確認装置40を回動可能に連結する。そうして、錘50により、給液確認装置40が常に水平状態となる位置に、その給液確認装置40の重心を位置させてなる。
【0042】
したがって、この口腔衛生器では、使用時に、ヘッド10を傾けて操作したとしても、その傾きに応じて、給液確認装置40を、第1の直線軸40a・40bを中心として揺動して水平状態に保持し、あるいは、第2の直線軸39a・39bを中心として回動媒介部材39を揺動し、その回動媒介部材39を介して給液確認装置40を水平状態に保持する。
【0043】
そして、この口腔衛生器では、その使用時、給液路25に水を送り込むと、その給液路25の途中で第2の直線軸39a内から流路41に入り、その流路41を通って第1の直線軸40a内から循環路45内に入る。そして、循環路45を、移動体35を回動しながら流れて第1の直線軸40b内から出る。そうして、流路42に入り、その流路42を通って第2の直線軸39a内から流出し、さらに給液路25を通って上述のように吐出口16から口腔内に吐出する。
【0044】
そこで、この使用時、口腔内への給液量を調整するときは、循環路45での移動体35の回動状態を見ながら、その回動状態に応じて、流量調整バルブ29を上述のように回動して給液路25の開口量を調節する。
【0045】
【発明の効果】
したがって、請求項1〜6に記載の発明によれば、ヘッドの給液路に接続して給液確認装置を設け、その給液確認装置に、液体の流れに応じて動く可動部材を外部から視認可能に備えることから、口腔衛生器の使用時、可動部材の動きを見て確認しながら口腔内への給液量を容易に調整することができる。
【0046】
請求項4に記載の発明によれば、加えて、給液確認装置をヘッドに対して回動可能に設けることから、使用時、給液確認装置を適宜回動し、外部から可動部材が見やすい角度位置に調整することができる。
【0047】
請求項5に記載の発明によれば、加えて、その給液確認装置を、ヘッドの傾き状態に関係なく、重心位置により常に同じ水平状態になるように回動可能に保持するから、外部から移動体をより簡単に見やすくすることができる。
【0048】
請求項6に記載の発明によれば、加えて、給液路を流れる液体の流量を調整する流量調整装置を、ヘッドに設けることから、使用時、手元で流量調整を行うことができ、その流量調整の操作性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である口腔衛生器に備えるヘッドの斜視図である。
【図2】そのヘッドの給液路に沿う部分縦断面図である。
【図3】請求項3および4に記載の発明の一実施の形態で、その口腔衛生器に備えるヘッドの給液路に沿う部分縦断面図である。
【図4】そのヘッドを、給液確認装置を回動して傾けた状態において示す部分斜視図である。
【図5】請求項5に記載の発明の一実施の形態で、その口腔衛生器に備えるヘッドの給液確認装置部分の平面図である。
【図6】そのヘッドを傾けた使用状態において示す中央縦断面図である。
【図7】従来の口腔衛生器に備える歯ブラシ状のヘッドを、ブラシの毛先側から見て示す正面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド
16 吐出口
20・30・40 給液確認装置
23 羽根車(可動部材)
25 給液路
29 流量調整バルブ(流量調整装置)
34 循環路
35 移動体
39 回転媒介部材
39a・39b 第2の直線軸
40a・40b 第1の直線軸
【発明の属する技術分野】
この発明は、手でヘッドを持ち、そのヘッドに設ける給液路を通して水や薬液などの液体を吐出口から口腔内に吐出し、口腔内を洗浄したり、歯茎をマッサージしたり、歯磨きをしたりする口腔衛生器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の口腔衛生器の中に、たとえば図7に示すように、ヘッド1を歯ブラシ状に形成したものがある。ヘッド1は、柄2を透明な樹脂材料でつくり、その柄2の内部に並行して細長い給液路3および排液路4を形成し、それらを外部から見えるように形成していた。
【0003】
そして、たとえば介護者が身障者の歯磨きを行うとき、ヘッド1を手で持ってブラシ5の部分を口腔内に入れる。そうして、たとえば給水ポンプで付勢して給水タンク内の水を給水チューブ6を介して給液路3へ送り込み、その給液路3を通して吐出口3aから口腔内に吐出する。そして、口腔内をブラッシングし、また、磨きカスを洗い流す。一方、口腔内に溜る排液は、たとえば排水ポンプで排液口4aから排液路4を通して吸引し、さらに排水チューブ7を介して排液タンク内に排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、口腔衛生器には、使用時に口腔内が給水過多あるいは給水不足の状態にならないように、給水量を調整するバルブなどの流量調整装置を備える。
【0005】
ところが、上述のような従来の口腔衛生器では、使用時、透明な給液路3に連続的に水が流れると、その給水状態を目で確認することは難しい。また、たとえば介護者が身障者の口腔内を洗浄する場合には、吐出口3aが口腔内に入って見えにくい状態にある。そのため、従来、使用時に口腔内への給水状態を目で見て確認することより、給水量を適切に調整することが難しいという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1に記載の発明は、たとえば以下の図1〜図6に示す実施の形態のように、手でヘッド10を持ち、そのヘッド10に設ける給液路25を通して液体を吐出口16から口腔内に吐出する口腔衛生器において、液体の流れに応じて動く羽根車23・移動体35のような可動部材を外部から視認可能に備える給液確認装置20・30・40を、前記給液路25に接続して前記ヘッド10に設けてなる、ことを特徴とする。
【0007】
そして、使用時、必要に応じて、外部から可動部材の動きを見ながら給液量を適量に調整する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図1および図2に示す実施の形態のように、前記可動部材を、液体の流れに応じて回転する羽根車23としてなる、ことを特徴とする。
【0009】
そして、口腔内への給液状態を確認するとき、羽根車23の回転状態を見る。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図3および図4に示す実施の形態のように、前記可動部材を、液体の流れに応じて循環路34内を移動する移動体35としてなる、ことを特徴とする。
【0011】
そして、口腔内への給液状態を確認するときは、循環路34内で移動する移動体35の動きを見る。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図3および図4に示す実施の形態のように、前記給液確認装置30を、前記ヘッド10に対して回動可能に設けてなる、ことを特徴とする。
【0013】
そして、使用時、必要に応じて、給液確認装置30を回動し、外部から可動部材が見やすい角度位置に調整する。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図5および図6に示す実施の形態のように、前記給液確認装置40を、第1の直線軸40a・40bを介して回動可能に回動媒介部材39に取り付けるとともに、その回動媒介部材39を前記第1の直線軸と直交する第2の直線軸39a・39bを介して回動可能に前記ヘッド10に取り付け、前記給液確認装置40の重心を、その給液確認装置40を水平状態に保持する位置に設けてなる、ことを特徴とする。
【0015】
そして、使用時、ヘッド10を傾けたとき、重心位置により、給液確認装置40を第1の直線軸40a・40bを介して回動し、また、回動媒介部材39を第2の直線軸39a・39bを介して回動し、給液確認装置40の水平状態を保持する。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の口腔衛生器において、たとえば以下の図1および図2に示す実施の形態のように、前記給液路25を流れる液体の流量を調整する流量調整バルブ29のような流量調整装置を、前記ヘッド10に設けてなる、ことを特徴とする。
【0017】
そして、使用時、必要に応じて、給液路25を流れる液体の流量を、給液確認装置20・30・40で確認しながら流量調整装置で調整する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1に、この発明の口腔衛生器に備えるヘッドの一例を示す。
【0019】
ヘッド10は、たとえば樹脂材料で細長く形成し、図中右側の基端部外周にグリップ部11を設ける。また、図1では図示しないが、内部に長さ方向にそれぞれ貫通する給液路および排液路を互いに隔絶して形成する。そして、基端部側にて給液路および排液路に、それぞれ給水チューブ12および排液チューブ13を接続し、先端部側に円筒状のガイド管14を取り付けてなる。
【0020】
ガイド管14は、たとえばシリコンゴムで図1中左の先端面を傾斜してつくり、中空内に、排液路と通ずる吸引口15を形成する。また、吸引口15の図中下側には、その厚肉な外周部14aに、給液路と通ずる細長い吐出路を形成し、その先端に吐出口16をあけてなる。
【0021】
また、ヘッド10には、その長さ方向ほぼ中央に給液確認装置20を設ける。給液確認装置20は、ヘッド10の外周から突出して図1中上向きに開放するケース部10aを設け、そのケース部10a内に、図2に示すように給液路25と通ずる羽根車室22を形成する。そして、羽根車室22内に、可動部材として羽根車23を配置する。羽根車23は、樹脂など比較的軽い材料からなり、その回転中心軸23aを、給液路25と直交する向きに配置してケース部10aに回転自在に取り付ける。そして、ケース部10aの上側の開口縁に、透明な樹脂材料からなるキャップ24を固着して羽根車23を被ってなる。
【0022】
さらに、ヘッド10には、給液確認装置20の図2中右横に、外周にねじ部を有する円筒部10bを上向きに突出して設け、その円筒部10b内に給液路25と直交する軸孔27を形成してなる。そして、その軸孔27に、流量調整バルブ29の軸部29aを挿入してなる。
【0023】
流量調整バルブ29は、軸部29aの先端を先細に形成する一方、基端に、内周にねじ部を有する円筒状の摘み部29bを設けてなる。そして、軸部29aを、Oリング31を介して軸穴27に挿入し、摘み部29bのねじ部を円筒部10bのねじ部に係合してなる。そうして、ねじ込み量に応じて軸部29aを図中上下させ、その先端で給液路25の開口量を調節自在としてなる。
【0024】
さて、上述した口腔衛生器を、たとえば介護者が身障者の口腔内を洗浄するために使用するときは、ヘッド10のグリップ部11を手で持ち、その先端部側を身障者の口腔内に入れる。
【0025】
そして、図示しないが、ポンプを作動し、たとえば給水タンクから水を給水チューブ12を通して給液路25へ送り込み、その給液路25を通して吐出口16から口腔内に吐出して口腔内を洗浄する。一方、口腔内に溜る排液は、吸引口15から排液路を通して吸引し、さらに排液チューブ13を通して例えば排液タンクに排出する。
【0026】
また、この使用時、給液路25を通る水は、途中で羽根車室22に入り、その羽根車23を図2中反時計方向に回転する。したがって、使用中に、口腔内への給液量を調整したいときは、そのときの羽根車23の回転状態を、キャップ24を透して外部から見て確認する。そして、そのときの回転状態を基準に、引き続き羽根車23の回転状態を見ながら、流量調整バルブ29を適宜回動し、その軸部29aの先端で給液路25の開口量を調節する。
【0027】
なお、上述した羽根車23は、その回転状態が外部から見やすいように、たとえば着色を施すとよい。
【0028】
また、上述した図示実施の形態では、可動部材を、液体の流れに応じて回転する羽根車23とするが、液体の流れに応じて移動する移動体とし、その移動体を給液確認装置に備える構成とすることもできる。
【0029】
その場合、たとえば図3および図4に示すように、ヘッド10には、その長さ方向ほぼ中央で給液路25の通る個所に、給液確認装置30を配置する凹部10cを形成する。凹部10cには、その互いに対向する内面にそれぞれ給液路25と中心が一致する連結凹部10d・10dを設けてなる。
【0030】
給液確認装置30は、そのケース33を、透明な樹脂材料からなる2つの分割ケースを接合してつくり、その透明ケース33内に、図3に示すように円形の循環路34を形成し、その循環路34内に球体状の移動体35を入れてなる。また、透明ケース33には、図3中下部の左右両側に筒状の連結突部33a・33bを設け、連結突部33a・33b内にそれぞれ循環路34と通ずる流路入口36および流路出口37を形成してなる。
【0031】
そして、連結突部33a・33bを、それぞれ連結凹部10d・10dにOリング38を介して嵌め込み、透明ケース33をヘッド10に対しやや固く回動できるように連結してなる。
【0032】
移動体35は、比較的軽い、たとえば樹脂製の球体で、外部から見やすいように、たとえば着色するとよい。
【0033】
そして、上述した給液確認装置30を備える口腔衛生器では、給液路25を水が通るとき、途中で流路入口36から循環路34に入り、移動体35を図中反時計方向に回動しながら循環路34を通って流路出口37から流出する。そうして、さらに給液路25に入り、上述のように吐出口16から口腔内へ吐出する。
【0034】
そこで、この使用時に、口腔内へ給液量を調整するときは、外部から移動体35の回動状態を見ながら、その回動状態に応じて、流量調整バルブ29を上述のように回動して給液路25の開口量を調節する。
【0035】
また、給液状態を確認する際に、移動体35が見にくいときは、給液確認装置30を手で回動し、たとえば図4に示すように傾けて、移動体35が見やすい角度位置に調節する。
【0036】
ところで、上述した図示実施の形態では、給液確認装置30を、手で回動してその角度位置を調節するが、自動的に移動体35が見やすい水平位置に保持できるように構成することもできる。
【0037】
たとえば図5および図6に示すように、ヘッド10の長さ方向ほぼ中央に環状部10eを形成する。環状部10e内には、上述した吸引口15へ通ずる排液路43・43の一部が通る流路を形成する。また、環状部10eには、その内周面に、排液路43・43間を通る給液路25と中心が一致する連結凹部10f・10fを設ける。そして、環状部10eの内側に、回動媒介部材39を介して給液確認装置40を取り付けてなる。
【0038】
回動媒介部材39は、ドーナツ形状をなし、その外周面の互いに対向する位置に筒状の第2の直線軸39a・39bを外向きに設ける。一方、内周面には、第2の直線軸39a・39bと直交する位置に、連結穴39c・39dを設ける。さらに、この回動媒介部材39の内部に、第2の直線軸39a内と連結穴39c間を結ぶ流路41と、他方の第2直線軸39b内と連結穴39d間を結ぶ流路42を形成してなる。
【0039】
そして、第2の直線軸39a・39bを、それぞれ連結凹部10f・10fにOリング46を介して嵌め込み、回動媒介部材39をヘッド10に対し回動可能に連結してなる。
【0040】
給液確認装置40は、そのケース44を透明な樹脂材料で円盤状につくり、その透明ケース44内に、環状の循環路45を形成し、その循環路45内に球体状の移動体35を入れてなる。また、外周面に、互いに対向する位置で外向きに、筒状に突出する第1の直線軸40a・40bを設け、循環路45と連通して形成してなる。
【0041】
さらに、給液確認装置40には、第1の直線軸40a・40b間を結ぶ直線の中間位置の下側に、断面半円状の錘50を埋め込んでなる。そして、第1の直線軸40a・40bを、それぞれOリング49を介して連結穴39c・39dに嵌め込んで、回動媒介部材39に給液確認装置40を回動可能に連結する。そうして、錘50により、給液確認装置40が常に水平状態となる位置に、その給液確認装置40の重心を位置させてなる。
【0042】
したがって、この口腔衛生器では、使用時に、ヘッド10を傾けて操作したとしても、その傾きに応じて、給液確認装置40を、第1の直線軸40a・40bを中心として揺動して水平状態に保持し、あるいは、第2の直線軸39a・39bを中心として回動媒介部材39を揺動し、その回動媒介部材39を介して給液確認装置40を水平状態に保持する。
【0043】
そして、この口腔衛生器では、その使用時、給液路25に水を送り込むと、その給液路25の途中で第2の直線軸39a内から流路41に入り、その流路41を通って第1の直線軸40a内から循環路45内に入る。そして、循環路45を、移動体35を回動しながら流れて第1の直線軸40b内から出る。そうして、流路42に入り、その流路42を通って第2の直線軸39a内から流出し、さらに給液路25を通って上述のように吐出口16から口腔内に吐出する。
【0044】
そこで、この使用時、口腔内への給液量を調整するときは、循環路45での移動体35の回動状態を見ながら、その回動状態に応じて、流量調整バルブ29を上述のように回動して給液路25の開口量を調節する。
【0045】
【発明の効果】
したがって、請求項1〜6に記載の発明によれば、ヘッドの給液路に接続して給液確認装置を設け、その給液確認装置に、液体の流れに応じて動く可動部材を外部から視認可能に備えることから、口腔衛生器の使用時、可動部材の動きを見て確認しながら口腔内への給液量を容易に調整することができる。
【0046】
請求項4に記載の発明によれば、加えて、給液確認装置をヘッドに対して回動可能に設けることから、使用時、給液確認装置を適宜回動し、外部から可動部材が見やすい角度位置に調整することができる。
【0047】
請求項5に記載の発明によれば、加えて、その給液確認装置を、ヘッドの傾き状態に関係なく、重心位置により常に同じ水平状態になるように回動可能に保持するから、外部から移動体をより簡単に見やすくすることができる。
【0048】
請求項6に記載の発明によれば、加えて、給液路を流れる液体の流量を調整する流量調整装置を、ヘッドに設けることから、使用時、手元で流量調整を行うことができ、その流量調整の操作性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である口腔衛生器に備えるヘッドの斜視図である。
【図2】そのヘッドの給液路に沿う部分縦断面図である。
【図3】請求項3および4に記載の発明の一実施の形態で、その口腔衛生器に備えるヘッドの給液路に沿う部分縦断面図である。
【図4】そのヘッドを、給液確認装置を回動して傾けた状態において示す部分斜視図である。
【図5】請求項5に記載の発明の一実施の形態で、その口腔衛生器に備えるヘッドの給液確認装置部分の平面図である。
【図6】そのヘッドを傾けた使用状態において示す中央縦断面図である。
【図7】従来の口腔衛生器に備える歯ブラシ状のヘッドを、ブラシの毛先側から見て示す正面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド
16 吐出口
20・30・40 給液確認装置
23 羽根車(可動部材)
25 給液路
29 流量調整バルブ(流量調整装置)
34 循環路
35 移動体
39 回転媒介部材
39a・39b 第2の直線軸
40a・40b 第1の直線軸
Claims (6)
- 手でヘッドを持ち、そのヘッドに設ける給液路を通して液体を吐出口から口腔内に吐出する口腔衛生器において、
液体の流れに応じて動く可動部材を外部から視認可能に備える給液確認装置を、前記給液路に接続して前記ヘッドに設けてなる、口腔衛生器。 - 前記可動部材を、液体の流れに応じて回転する羽根車としてなる、請求項1に記載の口腔衛生器。
- 前記可動部材を、液体の流れに応じて循環路内を移動する移動体としてなる、請求項1に記載の口腔衛生器。
- 前記給液確認装置を、前記ヘッドに対して回動可能に設けてなる、請求項1に記載の口腔衛生器。
- 前記給液確認装置を第1の直線軸を介して回動可能に回動媒介部材に取り付けるとともに、その回動媒介部材を前記第1の直線軸と直交する第2の直線軸を介して回動可能に前記ヘッドに取り付け、前記給液確認装置の重心を、その給液確認装置を水平状態に保持する位置に設けてなる、請求項4に記載の口腔衛生器。
- 前記給液路を流れる液体の流量を調整する流量調整装置を、前記ヘッドに設けてなる、請求項1に記載の口腔衛生器。
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