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JP3573792B2 - 単軌道走行装置とその単軌道及びその取り外し部材 - Google Patents

単軌道走行装置とその単軌道及びその取り外し部材 Download PDF

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JP3573792B2 JP13025094A JP13025094A JP3573792B2 JP 3573792 B2 JP3573792 B2 JP 3573792B2 JP 13025094 A JP13025094 A JP 13025094A JP 13025094 A JP13025094 A JP 13025094A JP 3573792 B2 JP3573792 B2 JP 3573792B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、摩擦駆動のみで安定した水平走行及び垂直走行を行なう単軌道走行装置とその単軌道及びその取り外し部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種プラント内の点検作業、工場内の搬送、原子力発電所等の各種施設の点検監視用等に用いられるモノレール走行装置(単軌道走行装置)の駆動方式としては、レール側にラックを設けるとともにモノレール走行装置側にピニオンを設け、ラックとピニオンとの噛み合わせにより駆動力を得るラックピニオン方式、チェーンやベルトを用いて引っ張りまたは吊り下げることにより駆動力を得るチェーンやベルトを用いた方式、レールに駆動輪を押し付けることにより進行方向への駆動力を得る摩擦駆動方式等が主に用いられている。
【0003】
中でも摩擦駆動方式は、構造が簡単なために多用されている。
例えば、押し付け力を発生する最も容易な手段としてバネを用いたものは、水平走行のみの駆動手段としては最も有効なものである。しかしながら、水平走行から垂直走行、または垂直走行から水平走行へ移行する際の、上方または下方に曲がったレールの走行時においては、押し付け力を発生しているバネのたわみ量が変化する。それによって必要な押し付け力を得ることが出来なかったり、あるいはバネの許容たわみ量を越えたたわみ量になってしまうことがある。
そこで、この摩擦駆動方式を用いたものについては、水平走行時には同方式を用い、垂直走行時には前記ラックピニオン方式や、チェーンやベルトを用いた方式を用いるように、摩擦駆動方式とラックピニオン方式やチェーンやベルトを用いた方式とを併用する方式が採用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のモノレール走行装置は以上のように構成されているので、ラックピニオン方式やチェーンやベルトを用いた方式では、レールにラックを取り付けたり、チェーンの取り付けを考慮したりしなければならず、構造的に複雑になるとともに、チェーン等の取り付け及び動作のためのスペースが必要になるという問題点があった。
例えば、点検監視用に用いられるモノレール走行装置の場合、原子力発電所の構内など狭隘なスペースの場所に対応しなければならず、チェーンなどの設置は適さない。また、レールに対してのラックの加工または取り付けなどについては、コストアップにつながるという問題点があった。
また、摩擦駆動方式とラックピニオン方式や、チェーンやベルトを用いた方式との併用については、いうまでもなく構造的に複雑になり、コストアップにつながるという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、請求項1または2の発明は、摩擦駆動方式のみで水平走行及び垂直走行を行なうことができ、しかも構造が簡単な単軌道走行装置を得ることを目的とする。 請求項3または4の発明は、駆動輪の駆動力の変動を小さくすることができる単軌道走行装置を得ることを目的とする。
請求項またはの発明は駆動輪の駆動力をさらに大きくすることができる単軌道走行装置を得ることを目的とする。
請求項またはの発明は走行する単軌道走行装置の駆動力をさらに大きくすることができる単軌道を得ることを目的とする。
請求項の発明は単軌道走行装置を単軌道から容易に取り外すことができる取り外し部材を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る単軌道走行装置は、単軌道走行用の車体に揺動自在に支持される支持部材と、前記単軌道を挾持する複数の回転部材と、前記支持部材と複数の該回転部材との間各々に設けられ、該回転部材を前記単軌道に押圧する複数の押圧手段とを備え、回転部材は、単軌道を非対称の位置で挾むようにしたものである。
【0009】
請求項の発明に係る単軌道走行装置は、前記押圧手段を、前記支持部材と回転部材とを互に離間する方向へ付勢する付勢手段、または弾性力により回転部材を単軌道に押圧する弾性部材のいずれかとしたものである。
【0011】
請求項の発明に係る単軌道走行装置は、単軌道走行用の車体に回動自在に設けられた支持部材と、該支持部材を回動駆動させる駆動手段と、前記支持部材に支持され該支持部材の回動力により前記単軌道に押圧される回転部材と、前記駆動輪に設けられた該駆動輪の前記単軌道への押圧力を検知しその信号に基づき前記駆動手段を制御する押圧力検知手段とを備えたものである。
【0012】
請求項の発明に係る単軌道走行装置は、単軌道走行用の車体に固定され並進力を発生させる並進力発生手段と、該並進力発生手段により発生される並進力を受ける支持部材と、該支持部材に軸支され前記並進力により前記単軌道に押圧される回転部材と、前記駆動輪に設けられ該駆動輪の前記単軌道への押圧力を検知しその信号に基づき前記並進力発生手段を制御する押圧力検知手段とを備えたものである。
【0013】
請求項の発明に係る単軌道走行装置は、前記駆動輪の単軌道に接触する面を粗面としたものである。
【0014】
請求項の発明に係る単軌道走行装置は、前記駆動輪の少なくとも単軌道に接触する面を摩擦係数の大きな材料により構成したものである。
【0015】
請求項の発明に係る単軌道は、前記駆動輪と接触する面を粗面としたものである。
【0016】
請求項の発明に係る単軌道は、少なくとも前記駆動輪と接触する面を摩擦係数の大きな材料により構成したものである。
【0017】
請求項の発明に係る取り外し部材は、単軌道の端部に同軸的に設けられた軌道部材からなるもので、この軌道部材の前記回転部材により押圧される方向の厚みを前記端部側から先端部に向かって漸次薄くなるように構成したものである。
【0018】
【作用】
請求項1の発明における単軌道走行装置は、単軌道を非対称な位置で挾持する回転部材を、押圧手段で単軌道に押圧することにより、支持部材の支持部に単軌道に向かう力が発生し、この力が車体に支持された駆動輪を単軌道に押圧する。該単軌道が一方の回転部材側に曲がった場合、挾持する各回転部材の押圧力の方向が異なり、支持部材の支持部に発生する単軌道に向かう力が増加し、駆動輪の単軌道への押圧力が増加し駆動力が増す。この場合、支持部材が揺動することにより駆動輪に許容量を越える押圧力が加わるのを防止する。
これにより、駆動輪に走行に必要な押圧力を付与し、該押圧力の変動を許容範囲内に抑制する。
【0021】
請求項の発明における単軌道走行装置は、前記押圧手段を付勢手段または弾性部材のいずれかとしたことにより、簡単な構造で必要な押圧力を付与することが可能になる。
【0023】
請求項の発明における単軌道走行装置は、押圧力検知手段により検知した押圧力を信号に換えて前記駆動手段に入力することにより、該駆動手段の回動駆動力を略一定に制御し、前記支持部材が回転部材に略一定の押圧力を付与する。
【0024】
請求項の発明における単軌道走行装置は、押圧力検知手段により検知した押圧力を信号に換えて前記並進力発生手段に入力することにより該並進力発生手段の発生する並進力を略一定に制御し、前記支持部材が回転部材に略一定の押圧力を付与する。
【0025】
請求項の発明における単軌道走行装置は、前記駆動輪の単軌道に接触する面を粗面としたことにより、該駆動輪と単軌道との間の摩擦力が大きくなり該駆動輪の駆動力が増大する。
【0026】
請求項の発明における単軌道走行装置は、前記駆動輪の少なくとも単軌道に接触する面を摩擦係数の大きな材料により構成したことにより、該駆動輪と単軌道との間の摩擦力が大きくなり該駆動輪の駆動力が増大する。
【0027】
請求項の発明における単軌道は、前記駆動輪と接触する面を粗面としたことにより、該単軌道と駆動輪との間の摩擦力が大きくなり該駆動輪の駆動力が増大する。
【0028】
請求項の発明における単軌道は、少なくとも前記駆動輪と接触する面を摩擦係数の大きな材料により構成したことにより、該単軌道と駆動輪との間の摩擦力が大きくなり、該駆動輪の駆動力が増大する。
【0029】
請求項の発明における取り外し部材は、前記軌道部材の回転部材により押圧される方向の厚みを端部側から先端部に向かって漸次薄くなるように構成したことにより、単軌道走行装置を単軌道から取り外す際に該単軌道走行装置を前記軌道部材に沿って走行させれば、単軌道を挾持する回転部材の押圧力が徐々に緩和され該回転部材が急激に跳ね返る等の不具合がなくなり、単軌道走行装置の取り外し作業及び保守点検作業の安全性が高まる。
【0030】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1において、1はモノレール(単軌道)走行用のシャーシ(車体)、2はシャーシ1に回転自在に支持されかつレール3に所定の押圧力で押圧され図示しない駆動装置により回転駆動され、進行方向への駆動力を得る駆動輪、4はシャーシ1に対して上下方向に揺動自在に支持されたフレーム(支持部材)、5はレール3を上下方向から非対称の位置で挾むように配置されたローラ(回転部材)、6はローラ5をフレーム4からレール3に向かう方向に付勢し該ローラ5をレール3に押圧する支持バネ(付勢手段)、Aはフレームの軸である。図1ではモノレール走行装置のシャーシ1の片側半分を描いており、シャーシ1は駆動輪2を中心にして前後対称である。
【0031】
ローラ5a,5bはレール3に押し付けられることによりレール3からの反力として、それぞれ力f1,f2を受ける。またフレーム4は力の釣合から点Aにおいて力f3を受けることになる。この力f3は点Aがシャーシ1と並進方向において一体であることから、シャーシ1に取り付けられた駆動輪2のレール3に対する押し付け力となって作用する。
【0032】
ここで、図1を用いて力の釣合について説明する。ここでは、ローラ5bはローラ5aからxの距離にあり、点Aはローラ5aからyの距離にあるとする。このような状態においては次のような関係式が成り立つ。
f1・x=f3・y ・・・・(1)
f2 =f1+f3 ・・・・(2)
これら式(1)及び式(2)より、f1,f2はそれぞれ次のように表すことができる。
f1=(y/x)・f3 ・・・・(3)
f2={(x+y)/x}・f3 ・・・・(4)
【0033】
ここでは、駆動輪2には前後対称な位置に同じ押しつけ機構が設けられているため、今駆動輪2に必要な押しつけ力(押圧力)をPとすると、点Aにおける反力f3の大きさは、ほぼP/2に等しくとる必要がある。つまり、モノレール走行装置全体の重量と、駆動輪2とレール3との摩擦係数とから駆動に必要な押しつけ力が求められ、その押しつけ力をもとにして式(3),式(4)からf1,f2,x,yを設定すれば良い。
【0034】
次にレール3が曲がった場合について考える。図2は図1のモノレール走行装置が、水平走行の状態から進行方向に向かって登りの垂直走行に移る状態を示したもので、このときのレール3は下に凸になる。この場合、レール3に沿って支持バネ6bはたわみ量が減り、支持バネ6aはたわみ量が増す方向となる。つまり言い換えれば、f1は減少し、f2は増加することになる。このままの状態であれば、式(3),式(4)の釣合が大きく崩れ、押しつけ力f3が必要な大きさからかけ離れたものとなってしまうおそれがある。
【0035】
本実施例では、押しつけ機構を形成するフレーム4をシャーシ1に対して点Aにおいて揺動自在としている。このため、図2に示す走行状態においては、フレーム4が図2中時計回りに揺動することにより、f1を増加させf2を減少させて、元の水平走行状態における釣合の状態に極めて近い状態とすることができる。そのため、水平走行状態から垂直走行に移る上方に曲がったレール3の走行時においても、支持バネ6のたわみ量の変動を小さくし、駆動輪2における押しつけ力の変動を必要な範囲内に抑えることができる。
【0036】
上述の実施例では、レール3が水平方向から上方へ曲がっている場合について述べたが、レール3が水平方向から下方へ曲がっている場合、垂直方向へ上昇している走行状態からレール3が水平へ曲がっている場合、垂直方向へ下降している走行状態からレール3が水平へ曲がっている場合の各場合においても、同様にして駆動輪3における押しつけ力の変動を必要な範囲内に抑えることができる。
【0037】
実施例2.
図3はこの発明の実施例2のモノレール走行装置を示す側面図であり、図において、11は中央部がシャーシ1に軸Aにおいて揺動自在に支持されたフレーム(支持部材)、12はフレームの両端各々に固定された板バネ(弾性部材)であり、レール3上側のローラ5aは板バネ12aの先端に、レール3下側のローラ5bは板バネ12bの先端にそれぞれ回転自在に支持され、共にレール3に押し付けられている。そして、ローラ5aとローラ5bとの距離はxに、ローラ5aと軸Aとの距離はyにそれぞれ設定されている。
【0038】
前記駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力Pが設定され、この設定値Pより点Aに発生させるべき力f3が求められる。これより式(3),式(4)を用いて、ローラ5a及びローラ5bがレール3より受ける力f1,f2を求め、これらをもとに板バネ12a,12bの押圧力を設定する。
【0039】
実施例1と同様に、水平走行から垂直走行、および垂直走行から水平走行に移る際の上方または下方に曲がったレールの走行時においては、点Aを中心にしてシャーシ1に対してフレーム11が揺動することにより、駆動輪2のレール3に対する押しつけ力の変動を極めて小さく抑制することができる。
【0040】
尚、本実施例におけるフレーム11の形状は、図3に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5a,5bはモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置された例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0041】
実施例3.
図4はこの発明の実施例3のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、21はシャーシ1に軸Aにおいて揺動自在に支持されたフレーム(支持部材)であり、レール3上側のローラ5aは板バネ12aを介してフレーム21の一端部に、レール3下側のローラ5bはフレーム21の他端部にそれぞれ回転自在に支持され、共にレール3に押し付けられている。
【0042】
ここでは、駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力Pが設定され、この設定値Pより点Aに発生させるべき力f3が求められる。これより式(4)を用いて、ローラ5aがレール3より受ける力f2を求め、これらをもとに板バネ12aの押圧力を設定する。
【0043】
水平および垂直走行の状態では、式(3),式(4)で示された釣合条件に従って、ローラ5bにはレール3からの反力f1が、また点Aには駆動輪2をレール3に押しつける力f3がそれぞれ発生する。
【0044】
上方または下方に曲がったレール3の走行時では、前述の板バネ12aのたわみ量が変化する。レール3が上に凸に曲がっているときは、フレーム21がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ下方に曲がる。また逆にレール3が下に凸に曲がっているときは、フレーム21がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ上方に曲がる。これにより、上方または下方に曲がったレール3の走行時においても、板バネ12aのたわみ量は水平および垂直走行時の釣合状態と極めて近い状態となり、摩擦駆動に必要な押しつけ力を得ることができる。
【0045】
尚、本実施例におけるフレーム21の形状は、図4に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5a,5bはモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後ふたつ配置した例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0046】
実施例4.
図5はこの発明の実施例4のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、31はシャーシ1に軸Aにおいて揺動自在に支持されたフレーム(支持部材)であり、レール3上側のローラ5aはフレーム31の一端部に、レール3下側のローラ5bは板バネ12bを介してフレーム31の他端部にそれぞれ回転自在に支持され、共にレール3に押し付けられている。
【0047】
ここでは、駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力が設定され、この設定値Pより点Aに発生させるべき力f3が求められる。これより式(3)を用いて、ローラ5bがレール3より受ける力f1を求め、これらをもとに板バネ12bの押圧力を設定する。
【0048】
水平および垂直走行の状態では、式(3),式(4)で示された釣合条件に従って、ローラ5aにはレール3からの反力f2が、また点Aには駆動輪2をレール3に押しつける力f3がそれぞれ発生する。
【0049】
上方または下方に曲がったレールの走行時では前述の板バネ12bのたわみ量が変化する。レール3が上に凸に曲がっているときは、フレーム31がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ下方に曲がる。また逆にレール3が下に凸に曲がっているときは、フレーム31がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ上方に曲がる。これにより、上方または下方に曲がったレール3の走行時においても、板バネ12bのたわみ量は水平および垂直走行時の釣合状態と極めて近い状態となり、摩擦駆動に必要な押しつけ力を得ることができる。
【0050】
尚、本実施例におけるフレーム31の形状は、図5に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5a,5bはモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置した例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0051】
実施例5.
図6はこの発明の実施例5のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、41は略中央部がシャーシ1に軸Aにおいて揺動自在に支持されたフレーム(支持部材)、42はコイルバネ(付勢手段)であり、レール3上側のローラ5aはコイルバネ42aを介してフレーム41の一端部に、レール3下側のローラ5bはコイルバネ42bを介してフレーム41の他端部にそれぞれ回転自在に支持され、共にレール3に押し付けられている。
【0052】
ここでは、駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力Pが設定され、この設定値Pより点Aに発生させるべき力f3が求められる。これより式(3),式(4)を用いて、ローラ5a及びローラ5bがレール3より受ける力f1,f2を求め、これらをもとにコイルバネ42a,42bの押圧力を設定する。
【0053】
実施例1と同様に、水平走行から垂直走行、および垂直走行から水平走行に移る際の上方または下方に曲がったレール3の走行時においては、点Aを中心にしてフレーム41が揺動することにより、駆動輪2のレール3に対する押しつけ力の変動を極めて小さく抑制することができる。
【0054】
尚、本実施例におけるフレームの形状は、図6に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5a,5bはモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置した例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0055】
実施例6.
図7はこの発明の実施例6のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、51は略中央部がシャーシ1に軸Aにおいて揺動自在に支持されたフレーム(支持部材)であり、レール3上側のローラ5aはコイルバネ42aを介してフレーム51の一端部に、レール3下側のローラ5bはフレーム51の他端部にそれぞれ回転自在に支持され、共にレール3に押し付けられている。
【0056】
ここでは、駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力Pが設定され、この設定値Pより点Aに発生させるべき力f3が求められる。これより式(4)を用いて、ローラ5aがレール3より受ける力f2を求め、これらをもとにコイルバネ42aの押圧力を設定する。
【0057】
水平および垂直走行の状態では、式(3),式(4)で示された釣合条件に従って、ローラ5bにはレール3からの反力f1が、また点Aには駆動輪2をレール3に押しつける力f3がそれぞれ発生する。
【0058】
上方または下方に曲がったレール3の走行時では、前述のコイルバネ42aのたわみ量が変化する。レール3が上に凸に曲がっているときは、フレーム51がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ下方に曲がる。また逆にレール3が下に凸に曲がっているときは、フレーム51がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ上方に曲がる。これにより、上方または下方に曲がったレール3の走行時においても、コイルバネ42aのたわみ量は水平および垂直走行時の釣合状態と極めて近い状態となり、摩擦駆動に必要な押しつけ力を得ることができる。
【0059】
尚、本実施例におけるフレーム51の形状は、図7に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5a,5bはモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置した例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0060】
実施例7.
図8はこの発明の実施例7のモノレール走行装置を示す断面図であり、レール3上側のローラ5aはフレーム51の一端部に、レール3下側のローラ5bはコイルバネ42bを介してフレーム51の他端部にそれぞれ回転自在に支持され、共にレール3に押し付けられている。
【0061】
ここでは、駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力Pが設定され、この設定値Pより点Aに発生させるべき力f3が求められる。これより式(3)を用いて、ローラ5bがレール3より受ける力f1を求め、これらをもとにコイルバネ42bの押圧力を設定する。
【0062】
水平および垂直走行の状態では、式(3),式(4)で示された釣合条件に従って、ローラ5aにはレール3からの反力f2が、また点Aには駆動輪2をレール3に押しつける力f3がそれぞれ発生する。
【0063】
上方または下方に曲がったレール3の走行時では、前述のコイルバネ42bのたわみ量が変化する。レール3が上に凸に曲がっているときは、フレーム51がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ下方に曲がる。また逆にレール3が下に凸に曲がっているときは、フレーム51がシャーシ1に対して点Aまわりにそれぞれ上方に曲がる。これにより、上方または下方に曲がったレール3の走行時においても、コイルバネ42bのたわみ量は水平および垂直走行時の釣合状態と極めて近い状態となり、摩擦駆動に必要な押しつけ力を得ることができる。
尚、本実施例におけるフレーム51の形状は、図8に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5a,5bはモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置され例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0064】
実施例8.
図9はこの発明の実施例8のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、61はシャーシ1に水平に設けられたガイド(案内部材)、62はガイド61に摺動自在に設けられたスライダー(摺動部材)、63はガイド61に同軸的に設けられスライダー62を一方向に付勢する圧縮バネ(付勢手段)、64はリンク(支持部材)、65は中央部がリンク64を介してシャーシ1に揺動自在に支持され、一端部がスライダー62に回動自在に支持されるとともに他端部にローラ5が軸支されたフレーム(支持部材)である。リンク64はフレーム65の1/2の長さとされている。
【0065】
ここでは、駆動輪2は前後に2輪あり、シャーシ1に回転可能に取り付けられており、駆動力発生装置(図示していない)により回転する。
駆動輪2とレール3との摩擦係数とモノレール走行装置の重量から必要な押しつけ力Pが設定される。圧縮バネ63の力に対して、ローラ5に働く押しつけ力が1/2になることから、圧縮バネ63の押圧力が設定される。
【0066】
このモノレール走行装置によれば、フレーム65がローラ5をレール3に略一定の押圧力が押圧することにより、駆動輪2の駆動力を略一定の大きさに制御することができる。
【0067】
尚、本実施例におけるフレーム65及びリンク64の形状は、図9に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5はモノレール走行装置の進行方向に対して前後にふたつ配置した例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して左右にも設け、合わせて4個ずつとしても差し支えない。
【0068】
また、駆動輪2は2輪とも駆動されるものを示したが、2輪のうち1輪だけが駆動され、1輪は回動自在であっても差し支えない。
また、バネは圧縮バネ63の場合を示したが、スライダー62に対して反対側に引っ張りバネを設けても同様の効果を奏する。
【0069】
実施例9.
図10はこの発明の実施例9のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、71はシャーシ1の軸Aに回動自在に設けられたフレーム(支持部材)、72はフレーム71を回動駆動する駆動機構(駆動手段)、73は駆動輪2に設けられ該駆動輪2のレール3からの反力を検知するセンサ(押圧力検知手段)である。
また、図11は駆動機構72の駆動回路を示すブロック図である。
【0070】
このモノレール走行装置では、レール3上面のローラ5は、フレーム71により支持され、フレーム71は点Aにおいてシャーシ1に固定された回動力を発生する駆動機構72によって回転力を受ける。その回動力によりローラ5はレール3に押しつけられる。同時にシャーシ1は点Aにおいて駆動機構72の回動力によって、ローラ5を中心としたモーメントを受け、このモーメントがシャーシ1に回転可能に取り付けられた駆動輪2をレール3に押しつける力となる。
【0071】
ここでは駆動輪2の押しつけ力を一定に保つために、駆動輪2がレール3から受ける反力を測定するセンサ73を設けている。このセンサ73から得られる情報を駆動機構72の駆動回路に組み込むことにより、常に一定の押しつけ力を駆動輪2に発生させることができる。
【0072】
尚、本実施例におけるフレーム71の形状は、図10に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5はモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置された例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個としても差し支えない。
【0073】
実施例10.
図12はこの発明の実施例10のモノレール走行装置を示す断面図であり、図において、81はローラ5を軸支しかつレール3に押圧するフレーム(支持部材)、82はシャーシ1に固定され並進力、即ち、フレーム81をローラ5方向に押圧する力を発生させるモータ(並進力発生手段)である。
【0074】
レール3上面のローラ5は、フレーム81により支持され、フレーム81はシャーシ1に固定された並進力を発生するモータ82によって並進力を受ける。その並進力によりローラ5はレール3に押しつけられる。同時にシャーシ1はモータ82の並進力によって、その反力を受け、それがシャーシ1に回転可能に取り付けられた駆動輪2をレール3に押しつける力となる。
【0075】
ここで駆動輪2の押しつけ力を一定に保つために、駆動輪2がレール3から受ける反力を測定するセンサ73を設ける。このセンサ73から得られる情報をモータ82の駆動回路に組み込むことにより、常に一定の押しつけ力を駆動輪2に発生させることができる。本実施例の駆動回路のブロック図は実施例8に示すものと同様である。
【0076】
尚、本実施例におけるフレーム81の形状は、図12に示すものに限定するものではなく、様々な形状に変形可能である。
また、ローラ5はモノレール走行装置の進行方向に対して駆動輪2を中心に前後にふたつ配置した例を示したが、全体の寸法等を考慮し、進行方向に対して駆動輪2を中心に左右にも設け、合わせて4個としても差し支えない。
【0077】
実施例11.
図13はこの発明の実施例11のモノレール走行装置の駆動輪及びレールを示す斜視図であり、図において、91は駆動輪、92はレールである。
駆動輪91のレール92に接触する外周面91aは摩擦係数を大きくするために粗面に加工されている。
また、レール92の駆動輪91と接触する帯状面92aは摩擦係数を大きくするために粗面に加工されている。
【0078】
駆動輪91のレール92に対する押し付け力をP、駆動輪91とレール92間の摩擦係数をμとすると、駆動輪91の得る駆動力Qは
Q=μP ・・・・・(5)
で表わすことができる。ここで押し付け力Pを一定とすると、駆動力Qは摩擦係数μに比例するから、より大きな駆動力Qを得るためには摩擦係数μを大きくすればよいことがわかる。
【0079】
本実施例の駆動輪及びレールによれば、同じ押し付け力でより大きな駆動力を得ることができる。
尚、本実施例においてレール92の表面を粗面加工するかわりに、レール92表面に駆動輪91表面との摩擦係数が大きい材料を貼着しても何等差し支えない。
また、レール92の材質自体を駆動輪91の外周面91aとの摩擦係数の大きな材料により構成しても、何等差し支えない。
【0080】
さらに、駆動輪91の外周面91aをレール92との摩擦係数が大きな材料により構成しても、同じ押し付け力でより大きな駆動力を得ることができる。
尚、駆動輪91の材質自体をレール92の摩擦係数の大きな材料としても何等差し支えない。
【0081】
実施例12.
図14はこの発明の実施例12のモノレール走行装置取り外し用部材を示す斜視図であり、図において101はレール3の端部3aに同軸的に設けられた取り外し用部材であり、上下方向の厚みが端部3a側から先端部101aに向かって略台形状となるように略中央部から先端部に向かって上面が傾斜されている。
【0082】
上記実施例1ないし7のいずれかのモノレール走行装置では、通常作業時レール3をバネ6,12,42によって挟み込んだ状態になっている。つまりあるたわみ量を持ったバネ6,12,42が内力を持っている状態である。構成部品の交換や定期点検などでモノレール走行装置をレール3から取り外す際、バネ6,12,42が内力を持った状態であると、その力によりローラ5が跳ね返され、人体に対して危険であると同時に他の構成部品を破損する恐れがある。
【0083】
本実施例では、走行時ローラ5が挾んでいるレール3と厚みを同じくする取り外し用部材101を用いる。保守点検作業のためにモノレール走行装置をレール3より取り外す際、取り外すレール3の端部3aに部材101のレール3と厚みを同じくする端部101bを図14に示すようにあわせる。そしてそれを沿わせるようにしてモノレール走行装置をレール3から部材101に移す。これによりまずモノレール走行装置をレール3から取り外す作業が完了する。簡単な保守点検作業であれば、このまま部材101に取り付けたままで、作業を行うことができる。
【0084】
また、構成部品の交換や修理などのためにモノレール走行装置を取り外す必要のある場合、モノレール走行装置を部材101に沿って部材101の厚みの薄くなる方向に徐々に動かし、部材101の厚みがゼロとなる端からローラ5を取り外す。このようにすると、バネ6,12,42のたわみ量は、部材101の勾配に沿って徐々に小さくなるため、内力による急激な跳ね返りなどが生じず、安全な取り外し作業を行うことができる。
【0085】
尚、本実施例においてレール3と部材101をあわせる際に固定するための部材を設置しても何等差し支えない。
また、取り外し用部材101の材質は、何等制約を受けるものではない。
また、取り外し用部材101の厚みを端面が完全にゼロとなる必要はなく、取り外しに安全なものであれば、何等制約を受けるものではない。また、厚みの勾配についても同様に、何等制約を受けるものではない。
なお、上記各実施例ではレール3の断面はすべて単に板としたが、板に限定されることなく、例えば、山形材、不等辺山形材、H型材、I型材、みぞ型材(コの字)などとしてもよい。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、この請求項1の発明によれば、前記車体に揺動自在に支持される支持部材と、前記単軌道を非対称の位置で挾持する複数の回転部材と、前記支持部材と複数の該回転部材との間各々に設けられ、該回転部材を前記単軌道に押圧する複数の押圧手段とを備えるように構成したので、駆動輪に走行に必要な押圧力を付与することができ、したがって駆動輪の駆動力を増加させるとともにその変動を許容範囲内に抑制することができる。また駆動輪の外に回転部材をも用いているために、取り付け誤差やレールの傾き等に起因する走行装置の揺れを抑制することができる。
また、簡単な構造により、上方または下方に曲がったレールの走行においても駆動輪に対して走行に必要な押圧力を安定した状態で付与することができ、摩擦駆動方式のみにより垂直走行も可能なモノレール走行装置を構成することができ、全体のコストダウンを図ることができる効果がある。
【0089】
請求項の発明によれば、前記押圧手段を、前記支持部材と回転部材とを互に離間する方向へ付勢する付勢手段、または弾性力により回転部材を単軌道に押圧する弾性部材のいずれかであるように構成したので、簡単な構造により必要な駆動力を得ることができる効果がある。
【0091】
請求項の発明によれば、前記車体に回動自在に設けられた支持部材と、該支持部材を回動駆動させる駆動手段と、前記支持部材に支持され該支持部材の回動力により前記単軌道に押圧される回転部材と、前記駆動輪に設けられ該駆動輪の前記単軌道への押圧力を検知しその信号に基づき前記駆動手段を制御する押圧力検知手段とを備えるように構成したので、前記駆動手段の回転駆動力を略一定に制御することにより、常に一定の駆動力を得ることができ、非常に安定した走行を実現することができる効果がある。
【0092】
請求項の発明によれば、支持部材に軸支され、単軌道に押圧される回転部材と、車体に固定され、前記支持部材を前記回転部材方向へ押圧する並進力を発生させる並進力発生手段と、駆動輪に設けられ該駆動輪の前記単軌道への押圧力を検知しその信号に基づき前記並進力発生手段を制御する押圧力検知手段とを備えるように構成したので、前記並進力発生手段の発生する並進力を略一定に制御することにより、常に一定の駆動力を得ることができ、非常に安定した走行を実現することができる効果がある。
【0093】
請求項の発明によれば、前記駆動輪の単軌道に接触する面を粗面とするように構成したので、駆動輪の駆動力を増大させることができ、単軌道走行装置全体を小型化,軽量化することができる効果がある。
【0094】
請求項の発明によれば、前記駆動輪の少なくとも単軌道に接触する面を摩擦係数の大きな材料とするように構成したので、駆動輪の駆動力を増大させることができ、単軌道走行装置全体を小型化,軽量化することができる効果がある。
【0095】
請求項の発明によれば、単軌道の駆動輪と接触する面を粗面とするように構成したので、駆動輪の駆動力を増大させることができ、単軌道走行装置全体を小型化,軽量化することができる効果がある。
【0096】
請求項の発明によれば、単軌道の少なくとも駆動輪と接触する面を摩擦係数の大きな材料とするように構成したので、駆動輪の駆動力を増大させることができ、単軌道走行装置全体を小型化,軽量化することができる効果がある。
【0097】
請求項の発明によれば、単軌道の端部に同軸的に設けられた軌道部材の前記回転部材により押圧される方向の厚みを、前記端部側から先端部に向かって漸次薄くなるように構成したので、回転部材の押圧力が徐々に緩和され、急激に跳ね返る等の不具合がなくなり、単軌道走行装置の取り外し作業及び保守点検作業の安全性を高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図2】この発明の実施例1のモノレール走行装置の上方または下方に曲がったレールにおける走行状態を示す側面図である。
【図3】この発明の実施例2によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図4】この発明の実施例3によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図5】この発明の実施例4によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図6】この発明の実施例5によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図7】この発明の実施例6によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図8】この発明の実施例7によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図9】この発明の実施例8によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図10】この発明の実施例9によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図11】この発明の実施例9によるモノレール走行装置の駆動機構の駆動回路を示すブロック図である。
【図12】この発明の実施例10によるモノレール走行装置を示す側面図である。
【図13】この発明の実施例11によるレールと駆動輪との接触状態を示す斜視図である。
【図14】この発明の実施例13による取り外し用部材とレールとの接合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シャーシ(車体)、2 駆動輪、3 レール(単軌道)、4,11,21,31,41,51,65,71,81 フレーム(支部部材)、5 ローラ(回転部材)、6 支持バネ(付勢手段)、12 板バネ(弾性部材)、42 コイルバネ(付勢手段)、61 ガイド(案内部材)、62 スライダー(摺動部材)、63 圧縮バネ(付勢手段)、64 リンク(支持部材)、72 駆動機構(駆動手段)、73 センサ(押圧力検知手段)、82 モータ(並進力発生手段)、91 駆動輪、91a 外周面(接触する面)、92 レール(単軌道)、92a 帯状面(接触する面)、101 取り外し用部材(軌道部材)、101a 先端部。

Claims (9)

  1. 車体と、該車体に回転自在に支持されかつ単軌道に押圧されるつ以上の駆動輪と、前記車体に揺動自在に支持される支持部材と、前記支持部材に取り付けられた、一つまたは複数の押圧手段と、前記単軌道を挾持し、かつ、挾持する一方が直接前記支持部材に回転自在に支持され、他方が前記押圧手段を介して前記支持部材に回転自在に支持されるか、または、双方が前記押圧手段を介して前記支持部材に回転自在に支持される複数の回転部材とを備え、
    前記複数の回転部材は、前記単軌道を非対称の位置で挾むように配置されていることを特徴とする単軌道走行装置。
  2. 前記押圧手段は、前記支持部材と回転部材とを互いに離間する方向へ付勢する付勢手段、または弾性力により回転部材を単軌道に押圧する弾性部材のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の単軌道走行装置。
  3. 車体と、該車体に回転自在に支持されかつ単軌道に押圧されるつ以上の駆動輪と、前記車体に回動自在に設けられた支持部材と、該支持部材を回動駆動させる駆動手段と、前記支持部材に支持され該支持部材の回動力により前記単軌道に押圧される回転部材と、前記駆動輪に設けられ該駆動輪の前記単軌道への押圧力を検知しその信号に基づき前記駆動手段を制御する押圧力検知手段とを備えたことを特徴とする単軌道走行装置。
  4. 車体と、該車体に回転自在に支持されかつ単軌道に押圧されるつ以上の駆動輪と、支持部材に軸支され、前記単軌道に押圧される回転部材と、前記車体に固定され、前記支持部材を前記回転部材方向へ押圧する並進力を発生させる並進力発生手段と、前記駆動輪に設けられ該駆動輪の前記単軌道への押圧力を検知しその信号に基づき前記並進力発生手段を制御する押圧力検知手段とを備えたことを特徴とする単軌道走行装置。
  5. 前記駆動輪の単軌道に接触する面を、粗面としたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の単軌道走行装置。
  6. 前記駆動輪の少なくとも単軌道に接触する面を、摩擦係数の大きな材料により構成したことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の単軌道走行装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項記載の単軌道走行装置を走行させる単軌道の前記単軌道走行装置の駆動輪と接触する面を、粗面としたことを特徴とする単軌道。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項記載の単軌道走行装置を走行させる単軌道の少なくとも前記単軌道走行装置の駆動輪と接触する面を、摩擦係数の大きな材料により構成したことを特徴とする単軌道。
  9. 請求項1ないしのいずれか1項記載の単軌道走行装置を走行させる単軌道の端部に同軸的に設けられた軌道部材からなり、該軌道部材の前記単軌道走行装置の回転部材により押圧される方向の厚みを前記端部側から先端部に向かって漸次薄くなるように構成したことを特徴とする取り外し部材。
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