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JP3568163B2 - 二軸式ミキサ - Google Patents

二軸式ミキサ Download PDF

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JP3568163B2
JP3568163B2 JP16495794A JP16495794A JP3568163B2 JP 3568163 B2 JP3568163 B2 JP 3568163B2 JP 16495794 A JP16495794 A JP 16495794A JP 16495794 A JP16495794 A JP 16495794A JP 3568163 B2 JP3568163 B2 JP 3568163B2
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吉史 長沢
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日工株式会社
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は各種材料を混練する二軸式ミキサに関し、特に排出ゲートを2つに分割した二軸式ミキサに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図5、図6に示すように、道路舗装材であるアスファルト合材を製造するアスファルトプラントなどで採用される二軸式ミキサ1は、二双の胴より成る混練槽2に二本の混練軸3、3´を平行に配設し、それぞれの混練軸3にアームを放射状に固着すると共に、該アームに混練用のブレードを取り付けて相反する方向に回転させるようにしており、混練槽2の底部中央には混練した材料を排出する排出口4を開口し、該排出口4には排出口4を開閉する排出ゲート5を開閉自在に取り付けている。
【0003】
そして混練容量の大きいミキサの場合には、図5、図6に示すように、材料の排出量も多くなるために排出口4を大きくする必要があり、そのために排出ゲート5をシリンダ6によって混練軸3に沿って開閉させるようにしたスライド式の排出ゲートが採用されるケースが多くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スライド式の排出ゲートは混練軸に沿って排出ゲートを開閉させるので、排出される材料は排出ゲートの開き始めに多く排出され、開き終りに近づくにつれて少なくなることから、混練軸の軸方向に対して排出量の偏りが生じる。
【0005】
このことをアスファルトプラントにおけるアスファルト合材の積み込み時について見てみると、アスファルトプラントの本体タワーに搭載される二軸式ミキサは、混練軸の軸方向が運搬車の進入方向に対して直角の方向になるように配置されていることが多く、即ち、混練軸の軸方向が荷台の長手方向に対して直角の方向に向いていることが多い。
【0006】
そのために、ミキサの中心に合せて運搬車を待機させると、排出されたアスファルト合材は運搬車の荷台の左右に偏りを生じて積み込まれることになる。そこで、運搬車はミキサの中心より偏った位置に待機させるようにしていることが多い。
【0007】
また、スライド式の排出ゲートでは、スライドをさせるためのレールを配設したり、スライド長さを確保するためにストロークの長いシリンダを配設する必要があり、スライド機構も大掛かりとなる。
【0008】
本発明は上記の点に鑑み、構造が簡素で排出時の材料の偏りが無く、しかも多量に排出することのできる排出ゲートを備えるようにした二軸式ミキサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、二双の胴より成る混練槽内に二本の混練軸を平行に配設し、該混練軸に複数のアームを固着し、アームの先端部にブレードを取り付けて混練軸を相反する方向に回転させて材料を混練する二軸式ミキサにおいて、前記混練槽の底部中央に混練軸に沿って排出口を開口する一方、該排出口を閉塞する排出ゲートの上部を前記ブレードの回転軌跡に沿うように山形に形成し、該排出ゲートを前記山形の頂点より側方に偏った位置で混練軸に沿わせて2つに分割し、頂点を含む部分を大ゲートに、他部分を小ゲートとし、これらの大ゲート及び小ゲートを前記排出口の両側縁にそれぞれ回動自在に配設したことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本発明の二軸式ミキサによれば、混練軸に沿って分割した大ゲートと小ゲートから成る排出ゲートを排出口の側縁側を中心として回転させて開閉させるので、材料を排出する場合、ゲートを混練軸の軸方向に対して均一な開度で開くことができて混練軸の軸方向に対する排出量の偏りが少なくなる。
【0011】
また材料の排出時には、先ず小ゲートを開放して材料の排出を開始し、その後、大ゲートを開放してミキサ内の材料を排出することができ、運搬車の荷台に与える衝撃を緩和することができる。
【0012】
また、回転機構によりゲートを開閉させるので、開閉機構が簡素となり、保守点検が容易となる。
【0013】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
11は各種材料を混練する二軸式ミキサであって、脚体12により支持した二双の胴より成る混練槽13内に二本の平行な混練軸14、14´を貫通し、混練槽13に固定した軸受け15により回転自在に支持してある。混練軸14、14´には半径方向に多数のアーム16を放射状に配設し、該アーム16の先端部には適宜角度を有したブレード17を取り付けてあり、混練軸14、14´の一端部に装着したギヤ18、18´を噛合させ、混練軸14、14´の他端部に装着したスプロケット19、19´と駆動用モータ20、20´のスプロケットとをチェーンで巻回して混練軸14、14´を相反する方向に同調させて回転させている。
【0015】
前記混練槽13の底部中央には排出口21を混練軸14、14´の軸方向に沿ってほぼ軸間の幅で形成している。
【0016】
該排出口21には、開口を開放、閉塞するための排出ゲート22が配設してあり、該排出ゲート22は図2に示すように上部を前記ブレード17の回転軌跡に沿うように山形に形成している。該排出ゲート22は前記山形の頂点より少し側方に偏った位置で混練軸14、14´の軸方向に沿って2つに分割し、頂点を含む一方側を大ゲート23とし、他方を小ゲート24としている。
【0017】
そして、大ゲート23の側辺は排出口21の側縁に固着した軸受25に軸体26によって回転自在に軸着し、小ゲート24は排出口21の大ゲート23とは反対側の側縁に固着した軸受27に軸体28、により回動自在に軸着している。
【0018】
また軸体26、28の一端部にはそれぞれ回動用レバー29、30を固着し、これらの回動用レバー29の先端部には大ゲート23を開閉する大ゲート用シリンダ31のピストンロッド32を取り付け、更に回動用レバー30の先端部には小ゲート24を開閉する小ゲート用シリンダ33のピストンロッド34を取り付け、それぞれピストンロッド32、34の伸縮によって大ゲート23及び小ゲート24をそれぞれ開閉するようにしている。
【0019】
しかして、本発明の二軸式ミキサ11をアスファルト合材の混練に使用する場合、図4(a)に示すように、混練槽13下部に配設した大ゲート用シリンダ31及び小ゲート用シリンダ33のそれぞれのピストンロッド32、34を伸長させて大ゲート23及び小ゲート24を閉塞しておく。
【0020】
駆動用モータ20、20´を駆動して混練軸14、14´を回転させると共に、砕石、砂等の骨材やアスファルト等の各種材料を計量して投入して所定時間混練する。
【0021】
その間に二軸式ミキサ11の下位に運搬車を待機させておき、所定時間が経過して混練が完了すると、図4(b)に示すように、先ず、小ゲート用シリンダ33のピストンロッド34を縮小させて小ゲート24を開放する。混練槽13の排出口21の一部が混練軸14、14´に平行に小さく開かれて混練されたアスファルト合材が下位に待機する運搬車の荷台に緩やかに排出される。
【0022】
所定量のアスファルト合材が排出されると、図4(c)に示すように、大ゲート用シリンダ31のピストンロッド32を縮小させて大ゲート23を開放する。大ゲート23の開放によって排出口21が全開されて速やかにアスファルト合材が運搬車の荷台に排出される。この時、荷台には既にアスファルト合材が適宜量積み込まれているので、急速にアスファルト合材を落下させても荷台への衝撃は緩和されることになる。
【0023】
こうしてアスファルト合材の排出が完了すると前記と逆の操作によって大ゲート用シリンダ31のピストンロッド32及び小ゲート用シリンダ33のピストンロッド34を伸長させて大ゲート23及び小ゲート24を閉塞するのである。
【0024】
またこのような回転ゲートでは、各ゲート23、24の開口部は混練軸14、14´の軸方向に沿って均一な開度となるため、スライド式の排出ゲートのように軸方向に対して排出量が偏るということも無く、運搬車の荷台への積み込み時のアスファルト合材の偏りも少なくなるのである。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る二軸式ミキサにあっては、混練槽13の底部中央に混練軸14、14´に沿って排出口21を開口させ、排出口21には排出口21を閉塞する排出ゲートを配設する。そして該排出ゲートの上部を前記ブレード17の回転軌跡に沿うように形成して山形にし、更に前記山形の頂点より側方に偏った位置で混練軸に沿って2つに分割し、頂点を含む部分を大ゲート23とし、他部分を小ゲート24として、これらのゲート23、24の側辺を前記排出口21の両側縁にそれぞれ回動自在に配設したので、大きく開口させた排出ゲートを開閉させる排出ゲートとしては、従来のスライド方式の排出ゲートに比較すると構造も簡素となり保守、調整がし易くなる。
【0026】
また、排出ゲートの開口状態は混練軸14、14´に沿って均一であり、軸方向に対する排出量の偏りも無くて運搬車への荷台の積み込み状態に偏りが少なくなる。
【0027】
また、排出開始時には小ゲート24を先に開放して所定量を緩やかに排出した後、大ゲート23を開放して速やかに全量を排出することができて、排出量が多くても運搬車の荷台への衝撃を緩和しながら速やかに排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二軸式ミキサの一実施例を示す一部を切り欠いた正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の一部を省略した平面図である。
【図4】排出ゲートの開閉動作を示す説明図である。
【図5】従来の二軸式ミキサを示す図1に相当する正面図である。
【図6】図5のA−A線における一部を省略した断面図である。
【符号の説明】
11…二軸式ミキサ 13…混練槽
14、14´…混練軸 21…排出口
23…大ゲート 24…小ゲート

Claims (1)

  1. 二双の胴より成る混練槽内に二本の混練軸を平行に配設し、該混練軸に複数のアームを固着し、アームの先端部にブレードを取り付けて混練軸を相反する方向に回転させて材料を混練する二軸式ミキサにおいて、前記混練槽の底部中央に混練軸に沿って排出口を開口する一方、該排出口を閉塞する排出ゲートの上部を前記ブレードの回転軌跡に沿うように山形に形成し、該排出ゲートを前記山形の頂点より側方に偏った位置で混練軸に沿わせて2つに分割し、頂点を含む部分を大ゲートに、他部分を小ゲートとし、これらの大ゲート及び小ゲートを前記排出口の両側縁にそれぞれ回動自在に配設したことを特徴とする二軸式ミキサ。
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