JP3560990B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、CCDを用いた固体撮像装置に係わり、特にCCDの電極構造の改良をはかった固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像デバイスとして、CCDを用いた固体撮像装置が使用されている。この固体撮像装置は、入力した光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換蓄積部を2次元配置し、蓄積された信号電荷を垂直CCD及び水平CCDを通して取り出すものである。垂直CCD及び水平CCDの構造は、次のようになっている。
【0003】
図23は従来の固体撮像装置の素子構造を示す断面図であり、(a)は垂直CCD部、(b)は水平CCD部を示している。図中の1はSi基板、2は第1層ポリSi電極、3はシリコン酸化膜である。垂直CCD及び水平CCDの各々の転送電極は、単層ポリSiで構成されている。このように垂直転送電極,水平転送電極共に単層ポリSi電極構造を用いた場合、転送電極のギャップR,Sは通常リソグラフィの限界によって決まる最小寸法と等しく設計されるので、水平CCDの転送効率が悪くなり、ひいては水平CCDの駆動電圧の低電圧化が困難である。
【0004】
図24は従来の固体撮像装置の素子構造を示す断面図であり、(a)は垂直CCD部、(b)は水平CCD部を示している。図中の4は第2層ポリSi電極である。垂直CCD及び水平CCDの各々の転送電極は2層オーバラップポリSiで構成されている。このように垂直転送電極,水平転送電極共にオーバラップポリSi構造を用いるのは、転送電極間のギャップR,Sをリソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さくして、転送電極間の転送効率、特に水平CCDの転送効率を上げるためである。転送電極のギャップR,Sを決めるのは、第1層ポリSiと第2層ポリSiの間の層間絶縁膜であり、リソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さい。
【0005】
一般に、2層ポリSi構造においては、ポリSi間のギャップは一般に耐圧の悪いポリSiの酸化膜である。このため、ポリSi間の短絡が発生し、初期不良のほか、Bモード不良が多発し、固体撮像装置を用いているビデオカメラやスチルカメラの信頼性低下の原因となる。転送電極間ギャップは、電極形成プロセス及び耐圧(リーク電流等)によって制限される最小ギャップとなっていた。
【0006】
ところで、最近のカメラの小型化及び軽量化のために、固体撮像装置の小型化が求められており、将来的には光電変換蓄積部のサイズを現在の9μmセルから5μmセル以下のセルへと微細化を進めていくことが求められている。このようなセルサイズの微細化に伴い、さらに転送効率のより一層の向上をはかるため、転送電極間ギャップは益々小さくなる傾向にある。
【0007】
しかし、転送電極間ギャップが小さくなると、ポリSi間の短絡が発生し、歩留り低下の原因となる。上記のいずれの従来例においても、水平CCDの転送電極間ギャップと垂直CCDのそれは同じである。そして、水平CCDに比べて垂直CCDはその面積が格段に大きいため、ポリSi間の短絡は垂直CCDにおいて発生する。
【0008】
また、CCDの転送電極として低抵抗化のために、ポリSiとシリサイドを積層したポリサイド構造を用いる方法があるが、この場合、シリサイドとポリSiで転送電極のギャップは同じとなっている。通常、転送電極のパターンをエッチングで形成した後、耐圧向上のために後酸化を行うが、シリサイドの酸化膜はポリSiの酸化膜よりも耐圧が低いため、転送電極間の耐圧が低くなり歩留りが低下するという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来、CCDの転送効率を向上させるために転送電極間ギャップを小さくすると、ポリSi間の短絡が発生するため、転送電極間ギャップは電極形成プロセス及び耐圧(リーク電流等)によって制限される最小ギャップとなっている。そして、これがCCD(特に水平CCD)の転送効率向上を妨げる要因となっていた。
【0010】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、水平CCDの転送効率を十分に高くすることができ、かつ転送電極間短絡を抑制することのできる固体撮像装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
【0013】
即ち本発明は、半導体基板上に2次元的に配列された複数の光電変換蓄積部と、これらの光電変換蓄積部から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する複数本の垂直CCDと、これらの垂直CCDで転送された信号電荷を受け水平方向に転送する水平CCDとを備えた固体撮像装置において、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDの転送電極のギャップよりも小さく設計してなることを特徴とする。
【0014】
ここで、本発明の望ましい実施態様としては、次のものが上げられる。
【0015】
(1) 垂直CCDの転送電極は単層ポリSi構造であり、水平CCDの転送電極は2層ポリSi構造であること。
【0016】
(2) 垂直CCD及び水平CCD共に単層ポリSi構造であるが、水平CCDの転送電極間ギャップを側壁残し技術によりリソグラフィの最小寸法よりも小さくしたこと。
【0017】
(3) 垂直CCD及び水平CCD共に単層ポリSi構造であるが、水平CCDの転送電極間ギャップを位相シフタを利用した露光技術により通常のリソグラフィの最小寸法よりも小さくしたこと。
【0019】
【作用】
本発明によれば、高い転送効率を要求される水平CCDでは転送電極間ギャップが小さくなり、水平CCDに比して面積の大きな垂直CCDでは転送電極間ギャップは大きくなる。つまり、ポリSi間の短絡が起こりやすい最小ギャップが水平CCDの転送電極のみに存在して、面積の大きな垂直CCDの転送電極には存在しない。従って、水平CCDの転送効率を十分に高くしながら、ポリSi間の短絡の少ない、即ち歩留りの良い固体撮像装置を製造することが可能となる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0021】
(実施例1)
図1及び図2は本発明の第1の実施例に係わる固体撮像装置の概略構成を説明するためのもので、図1(a)は垂直CCD部の断面構造を示す図、図1(b)は水平CCD部の断面構造を示す図、さらに図2はこれらの両方を含む平面図である。
【0022】
Si基板10の上にゲート絶縁膜11を介して第1層ポリSiを堆積し、これをRIE等でパターニングすることにより第1層ポリSi電極12が形成されている。そして、この第1層ポリSi電極12で4相駆動の垂直CCDの転送電極が構成される。また、これらの上には、層間絶縁膜13を介して第2層ポリSiを堆積し、これをRIE等でパターニングすることにより、第2層ポリSi電極14が形成されている。そして、第1層ポリSi電極12及び第2層ポリSi電極14から2相駆動の水平CCDの転送電極が構成される。これらの上には、絶縁膜15が形成されている。
【0023】
本実施例では垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術で微細パターンの加工を行い、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。水平転送電極は、電極間ギャップを垂直転送電極のそれよりも小さくするために、2層オーバラップポリSi電極12,14で構成されている。2層オーバラップポリSi構造では、転送電極のギャップSを決めるのは、第1層ポリSi電極12と第2層ポリSi電極14の間の層間絶縁膜13であり、リソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さい。この構造で、水平CCDの転送電極のギャップSを垂直CCDの転送電極のギャップRよりも小さくすることが可能となる。
【0024】
一般に、単層ポリSi構造は、転送効率の点で不利という欠点があるものの、2層ポリSi構造に比べて加工が容易であり、かつ工程が短く単純な構造のためポリSi間の短絡が少なく、固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。この実施例では、水平転送電極に比べて面積の大きい垂直転送電極を単層ポリSi構造とすることで、歩留り向上を可能としている。また、垂直転送電極は水平転送電極に比べて駆動周波数が低いので、単層ポリSi構造にしても転送効率が問題となることはない。一方、水平転送電極には従来多用されてきた2層ポリSi構造を採用しているので、水平転送電極の駆動周波数を高くしても、転送効率が問題となることはない。
【0025】
このように本実施例によれば、垂直CCDの転送電極を単層ポリSi構造、水平CCDの転送電極を2層ポリSi構造としているので、垂直転送電極間ギャップRよりも水平転送電極間ギャップSを小さくすることができる。このため、水平CCDの転送効率を十分に高くすることができ、かつ転送電極間短絡を抑制することが可能となる。
【0026】
(実施例2)
図3は本発明の第2の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0027】
この実施例においては、垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術で微細パターンの加工を行い、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。
【0028】
水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、側壁残しと呼ばれる工程で、単層ポリSi電極12で形成されている。側壁残し工程とは、単層ポリSiの上に形成したシリコン酸化膜21をリソグラフィの最小寸法でパターニングしたのち、全面にシリコン窒化膜22を堆積し、これをエッチバックしてシリコン酸化膜21の側壁のみにシリコン窒化膜22を残存させる工程である。
【0029】
この実施例の場合、水平転送電極のギャップSを決めるのは、リソグラフィで規定される最小寸法ではなく、側壁残し工程により、リソグラフィによって決まる最小寸法よりも小さい。この構造で、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくすることが可能である。
【0030】
(実施例3)
図4は本発明の第3の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0031】
この実施例では、垂直転送電極は、側壁残しと呼ばれる工程で、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法よりも小さくなる。水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、2層オーバラップポリSi電極12,14で構成されている。
【0032】
この実施例の場合、転送電極のギャップSを決めるのは、リソグラフィで規定される最小寸法ではなく、それよりも小さく、さらに側壁残しで形成可能な電極間ギャップRよりも小さい。この構造で、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくすることが可能である。
【0033】
(実施例4)
図5は本発明の第4の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0034】
この実施例では、垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術で微細パターンの加工を行い、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、後述する位相シフト法を用いて、単層ポリSi電極12で構成されている。
【0035】
この場合、水平転送電極のギャップSは、リソグラフィで規定される最小寸法ではなく、通常のリソグラフィによって決まる最小寸法よりも小さい。この構造で水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくすることが可能である。
【0036】
位相シフト法では、通常のリソグラフィよりも微細な加工が可能であるが、例えば位相シフタの材料の欠陥などの要因のため、露光用マスクを作成することが難しいという欠点がある。このため、メモリのようなリダンダンシーが困難な固体撮像装置では、1箇所の露光用マスクの欠陥も許されないため、露光用マスクの製造が非常に困難である。しかしながら、水平転送電極は垂直転送電極に比べて加工面積が極めて少ないので、この実施例のように水平転送電極のみを位相シフト法で加工すれば、露光用マスクの製造歩留りを上げることができる。また、2層ポリSi構造に比べポリSi間短絡の少ない単層CCDの固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0037】
(実施例5)
図6は本発明の第5の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0038】
この実施例では、垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術でパターンの加工を行い、Wシリサイド24及びポリSi12のポリサイド構造の単層電極で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。
【0039】
水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、2層オーバラップポリSi電極12,15で構成されている。2層オーバラップポリSi構造では、転送電極のギャップSを決めるのは、第1層ポリSiと第2層ポリSi間の層間絶縁膜であり、通常のリソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さい。
【0040】
一般に、単層転送電極構造は2層オーバラップ転送電極構造に比べ、転送電極間の結合容量が小さいため、CCDの駆動周波数を高くすることが容易であるという長所を持つ。そのうえ、電極材料を低抵抗の材料にすれば、さらに駆動周波数を高くすることができる。例えば、通常用いられるポリSiから、Wシリサイドのポリサイド構造にすれば、周波数特性が非常に良くなる。例えば、HDTV用の固体撮像装置において、高画質を実現するためにFIT構造にする場合、ポリSi構造では要求される周波数特性を満たすことが困難であるが、Wシリサイドのポリサイド構造にすれば、容易に要求される周波数特性を満たすことができる。
【0041】
第5の実施例では、垂直CCDを例えばWシリサイド等の低抵抗材料の電極を用いて単層電極構造にしたため、工程が短く、垂直CCDの電極間の短絡が少ない。また、水平CCDではポリSiの2層オーバラップ構造としているので、水平転送電極の駆動周波数を高くしても、転送効率が問題となることはない。以上の理由から、固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0042】
(実施例6)
CCD転送電極にポリサイドを用いた場合、シリサイドとその下のポリSiで転送電極間のギャップが同じ構造になっている。通常、転送電極のパターンをエッチングで形成した後、耐圧を向上させるために後酸化を行うが、一般にシリサイドの酸化膜は耐圧が悪いため、転送電極間の耐圧が悪くなることがある。以下の実施例では、この問題を解決している。
【0043】
図7は、本発明の第6の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の構成を説明するためのもので、(a)は本実施例構造、(b)は比較のための従来構造である。図中の30はSi基板、31はゲート絶縁膜、32はポリSi膜、33はWシリサイド膜を示している。
【0044】
本実施例では図7(a)に示すように、CCDの転送電極がポリサイド構造となっており、信号電荷の転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQが、ポリSi32のギャップPよりも広く形成されている。このため、シリサイドを用いているにも拘らず、耐圧の良いCCD転送電極を歩留り良く製造することができる。
【0045】
特にCCDにおいては、転送効率を良くするため、転送電極の抵抗は小さいほど望ましく、また転送電極間のギャップが小さいほど望ましい。本実施例を適用した固体撮像装置は、低抵抗化のためのシリサイドの耐圧という問題を回避しつつ、CCD転送電極間ギャップを小さくできるので、非常に有用である。また、固体撮像装置の微細化を進めた場合に、反応性イオンエッチングを用いてパターンを形成する場合、パターンのアスペクト比が小さくなるので、本実施例は有用である。
【0046】
次に、本実施例の製造方法について、図8を参照して説明する。まず、図8(a)に示すように、シリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、このゲート絶縁膜31の上にポリSi膜32を例えばLPCVD法によって形成し、ポリSi膜32上にWSi膜33(シリサイド)を例えばスパッタにより形成し、WSi膜33上にCVDなどの手段によってシリコン酸化膜34を形成する。さらに、リソグラフィ工程によりCCD電極形成領域にレジストを形成し、酸化膜34を選択エッチングし、レジスト剥離後に酸化膜34をマスクとしてWSi膜33を選択エッチングする。その後、耐圧を向上させるために、WSi膜33を後酸化する。35はWSiの酸化膜、36はポリSiの酸化膜である。
【0047】
次いで、図8(b)に示すように、LPCVD等の手段によって全面にCVD酸化膜37を形成する。次いで、図8(c)に示すように、酸化膜37を全面エッチングし、WSi膜33及び酸化膜34の側壁のみに酸化膜37を残存させる。その後、酸化膜34及び側壁の酸化膜37をマスクとしてポリSi膜32を選択エッチングする。以上の工程により、図7に示すようなポリSiギャップよりもシリサイドギャップの方が広い構造を作成することができる。
【0048】
なお、この製造方法ではシリサイドとしてWSiを用いているが、MoSi,TaSi,TiSiでもよい。また、WSiをエッチングする際にポリSiのエッチングは行っていないが、途中までならばWSiのエッチングの際に同時にポリSiをエッチングしてもよい。また、WSiをエッチングする際に酸化膜をマスクとしているが、酸化膜を用いずにレジストをマスクに直接WSiをエッチングしてもよい。
【0049】
(実施例7)
図9は、本発明の第7の実施例に係わるポリサイド構造の製造工程を示す断面図である。なお、図8と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0050】
まず、図9(a)に示すように、シリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、このゲート絶縁膜31の上にポリSi膜32を例えばLPCVDなどによって形成し、ポリSi膜32上にWSi(シリサイド)膜33を例えばスパッタにより形成し、WSi膜33上にCVDなどの手段によって酸化膜(図示せず)を形成する。さらに、リソグラフィ工程によりCCD電極形成領域上にレジストを形成して酸化膜を選択エッチングし、レジスト剥離後に酸化膜をマスクとしてWSi膜33を選択エッチングする。その後、酸化膜を除去し、さらに耐圧を向上させるために、WSi膜33を後酸化する。
【0051】
次いで、図9(b)に示すように、LPCVD等の手段によってCVD酸化膜37を形成する。次いで、図9(c)に示すように、酸化膜37を全面エッチングし、WSi膜33の側壁のみに酸化膜37を残存させる。その後、酸化膜37をマスクとしてポリSi膜32を選択エッチングする。
【0052】
このようにして、ポリSi間のギャップよりもシリサイド間のギャップを広くしたポリサイド構造を実現することができ、第6の実施例と同様の効果が得られる。
【0053】
(実施例8)
図10は、本発明の第8の実施例に係わるポリサイド構造の例(3例)を示す断面図である。なお、図7と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0054】
図10(a)の実施例では、CCD転送電極がポリサイド構造となっており、シリサイド33及びポリSi32共にテーパの付いた構造になっており、転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQが、ポリSi32のギャップPよりも広く形成されている。このため、第6の実施例と同様に、耐圧の良いCCD転送電極を歩留り良く製造することができる。
【0055】
なお、この実施例ではシリサイド33及びポリSi32共にテーパの付いた構造になっているが、必ずしも2層共にテーパが付いている必要はない。図10(b)の実施例では、CCD転送電極がポリサイド構造となっており、シリサイド33及びポリSi32のうち、ポリSi32のみテーパの付いた構造となっており、転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQが、ポリSi32のギャップPよりも広く形成されている。このため、図10(a)と同様に耐圧の良いCCD転送電極を製造することができる。
【0056】
図8の製造方法では、シリサイド及びポリSiの形成をセルフアライン工程で行っているが、必ずしもセルフアラインで形成する必要はない。図10(c)では、CCD転送電極がポリサイド構造となっており、シリサイドのRIEとポリSiのRIEがセルフアラインでないため、シリサイド間のギャップの中心と、ポリSi間のギャップの中心がずれている。しかしながら、転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQがポリSi32のギャップPよりも広く形成されているので、シリサイドを用いているにも拘らず、耐圧の良いCCD転送電極を歩留り良く製造することができる。
【0057】
前述のように、CCDの動作のためには図10(c)におけるポリSi間のギャップPを狭く形成する必要があるが、狭いギャップを形成するためには、例えばリソグラフィ工程で位相シフト法を用いるなどの手段を用いればよい。図11は位相シフト法の原理を示す図である。ハーフトーン型位相シフト法とシフタエッジ型位相シフト法を示すが、シフタエッジ型位相シフト法を用いれば、光の干渉を利用して、マスク上に露光波長以下のスケールのパターンを解像することが可能である。
【0058】
図12は図11に示した位相シフト法を利用した固体撮像装置の製造工程を示す断面図である。まず、図12(a)に示すように、シリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、このゲート絶縁膜31上にポリSi膜32を例えばLPCVDなどによって形成し、ポリSi膜32上にWSi(シリサイド)膜33を例えばスパッタにより形成する。さらに、リソグラフィ工程によりCCD電極形成領域上にポジレジスト38を形成し、WSi膜33を選択エッチングする。このとき、プロセスに余裕を持たせるためのオーバエッチングの結果、ポリSi膜32も多少エッチングされている。
【0059】
次いで、図12(b)に示すようにレジスト38を剥離した後、シフタエッジ位相シフト法を利用して、図12(c)に示すように露光波長以下の狭いスペースのあるネガレジスト39をパターニングする。続いて、ネガレジスト39をマスクとしてポリSi膜32を選択エッチングする。その後、レジスト39を剥離することにより、図12(d)に示すような構造が得られる。
【0060】
この製造方法では、シフタエッジ位相シフト法を用いてポリSi膜32のパターンを形成したが、レベンソン型位相シフト法を用いて形成してもよい。レベンソン型位相シフト法では、不規則なパターンのあるデバイスには適用が困難であるが、CCD型固体撮像装置のポリSi電極の場合、配線のパターンが単純であるので、半導体記憶装置で問題になっているデコーダの不規則パターンによる問題は容易に回避可能である。
【0061】
(実施例9)
図13(a)は本発明を適用した固体撮像装置の受光部の例を示す平面図である。シリサイドは斜線の領域に形成されている。この実施例では、受光部41ではシリサイド33とポリSi32のパターンのエッジは同じになっているが、一方CCD転送電極ギャップは、本発明を適用しているのでシリサイド間のギャップPの方がポリSi間のギャップQよりも広くなっている。
【0062】
図13(b)は同図(a)の矢視A−B−C断面図である。受光部41ではシリサイド33とポリSi32のパターンのエッジは同じになっているので、より開口率を上げることが可能であるので、感度の良い固体撮像装置を歩留まり良く製造できることになる。
【0063】
図14は、本実施例の製造工程を示す断面図である。まず、前記図8に示した製造工程に従って、CCD転送電極間ギャップを形成する。この状態を図14(a)に示す。次いで、図14(b)に示すように、リソグラフィ工程によって、レジスト42で受光部をパターニングし、酸化膜34及びシリサイド33及びポリSi32を選択エッチングする。その後、図14(c)に示すように、レジスト42を剥離する。
【0064】
このように本実施例によれば、ポリサイド構造のCCD転送電極に関して、シリサイドの転送電極間ギャップをポリシリコンの転送電極間ギャップよりも広くすることにより、耐圧の向上したポリサイド構造のCCD転送電極を形成できるので、低スミアの固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0065】
なお、第6〜第9の実施例においては、固体撮像装置のCCD電極に限るものではなく、ポリサイド構造を有すものであれば、各種の電極に適用することが可能である。
【0066】
(実施例10)
CCD転送電極の加工方法として、ポリSiやAl等の被加工膜上にPSG膜を形成し、これに溝を形成したのち、プラズマCVD法によりシリコン酸化膜を堆積し、弗化アンモン液でシリコン酸化膜を全面エッチングしてシリコン酸化膜にPSG膜の溝よりも狭い溝を形成し、これをマスクに被加工膜を選択エッチングする技術がある。しかしこの場合、幅の狭い溝を形成するのにマスクとして利用した物質層(PSG及びシリコン酸化膜)を最終的に除去するのが面倒であった。
【0067】
以下の実施例では、この問題を解決している。図15,16は本発明を適用してAl配線のパターンを形成した実施例を示す工程断面図である。まず、図15(a)に示すように、シリコン基板51上に層間絶縁膜となるシリコン酸化膜52を気相成長法などにより形成した後、このシリコン酸化膜52上にAl膜(被加工膜)53を例えばスパッタ法により形成する。その後、シリコン酸化膜54を例えば気相成長法などにより形成し、さらにシリコン窒化膜55を例えば気相成長法などにより形成する。続いて、リソグラフィ工程によりAl配線形成領域上にレジスト56を形成する。
【0068】
次いで、図15(b)に示すように、レジスト56をマスクとして反応性エッチング技術を用いてシリコン窒化膜55を選択エッチングして、シリコン窒化膜55に溝58を形成する。続いて、レジスト56を除去した後、全面に例えば気相成長法によりシリコン窒化膜57を堆積する。
【0069】
次いで、反応性イオンエッチング技術を用い、シリコン窒化膜57を全面エッチングすると、溝58の中央部ではシリコン窒化膜57の厚さが薄いため図15(c)に示すように、溝58の中心部に幅の狭い溝59が形成される。
【0070】
次いで、例えば反応性エッチング技術を用い、シリコン窒化膜57をマスクとして酸化シリコン膜54を選択エッチングすると、図16(a)に示すように、酸化シリコン膜54に、溝59と幅のほぼ等しい溝60が形成される。
【0071】
次いで、例えば酸化シリコン膜54と選択性のある反応性イオンエッチング技術を用い、図16(b)に示すように、シリコン窒化膜55及びシリコン窒化膜57を除去する。続いて、例えば反応性エッチング技術を用い、酸化シリコン膜54をマスクとして全面エッチングすると、図16(c)に示すように、Al配線パターンが形成されることになる。
【0072】
この実施例によれば、Al膜53からなるAl配線のピッチを変えることなく配線間隔を小さくすることができ、これによりAl配線パターンの集積度を上げることができる。そのうえ、工程で使用したシリコン窒化膜55及びシリコン窒化膜57を容易に除去することができ、例えば次の工程で他の配線のパターンを形成する場合、段差が小さいので配線の段差部での断線などの不良の低減が可能で、信頼性の高い製品を歩留り良く製造することができる。
【0073】
即ち、通常のリソグラフィで規定される微細パターン最小寸法よりも微細な溝を形成することができ、なおかつ前記工程で幅の狭い溝を形成するのにマスクとして利用した厚さの厚い物質層を、微細なパターンの形成後に残さないことができる。このため、配線パターン形成に利用した場合、配線のピッチを変えることなく配線幅を太くすることができ、集積度の向上をはかり得る上に、配線形成後の段差を小さくすることができ、その後の工程においてパターンの形成が容易になる。従って、信頼性の向上及び製品の歩留り向上に寄与し得るなどの効果がある。
【0074】
(実施例11)
図17,18は本発明を単層CCDを有する固体撮像装置の電極パターンの形成に適用した実施例を示す断面図である。まず、図17(a)に示すように、シリコン基板61上に層間絶縁膜となる酸化シリコン膜62を気相成長などの手段で形成した後、この酸化シリコン膜62上にポリSi膜63を例えば蒸着などの手段で形成する。その後、シリコン窒化膜64を例えば気相成長などの手段で形成し、さらに酸化シリコン膜65を形成する。続いて、リソグラフィ工程によりポリSi電極パターン形成領域上にレジスト66を形成する。
【0075】
次いで、図17(b)に示すように、レジスト66をマスクとして反応性イオンエッチング技術を用いて酸化シリコン膜65を選択エッチングして、酸化シリコン膜65に溝68を形成する。続いて、レジスト66を除去した後、全面に例えば気相成長法により酸化シリコン膜67を堆積する。
【0076】
次いで、例えば反応性イオンエッチング技術を用いて酸化シリコン膜67を全面エッチングすると、溝68の中央部では酸化シリコン膜67の厚さが薄いため、図17(c)に示すように、溝68の中心部に溝68より幅の狭い溝69が形成される。
【0077】
次いで、例えば反応性イオンエッチング技術を用い、酸化シリコン膜67をマスクとしてシリコン窒化膜64を全面エッチングすると、図18(a)に示すように、シリコン窒化膜64に、溝69と幅のほぼ等しい溝70が形成される。
【0078】
次いで、例えば酸化シリコンと選択性のある反応性イオンエッチング技術を用い、図18(b)に示すように、酸化シリコン膜65及び酸化シリコン膜67を除去する。続いて、例えば反応性イオンエッチング技術を用い、シリコン窒化膜64をマスクとして全面エッチングすると、図18(c)に示すように、ポリSi電極パターンが形成されることになる。
【0079】
この実施例によれば、ポリSi膜63からなるポリSi電極のピッチを変えることなく、電極間隔を小さくすることができ、これによりポリSi電極パターンの集積度を上げることができる。そのうえ、工程で使用した酸化シリコン膜65及び酸化シリコン膜67を容易に除去することができ、次の工程で遮光膜のパターンを形成する場合、段差が小さいので遮光膜の段差部での段切れなどの不良の低減が可能で、偽信号が少なく信頼性の高い固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0080】
図19は、本発明を適用して製造した単層CCDを有する固体撮像装置の断面図の例(b)と、従来の工程で製造した単層CCDを有する固体撮像装置の断面図の例(a)である。図中の71はシリコン基板、72はゲート絶縁膜、73はポリSi膜(CCD電極)、74はPSG膜、75は酸化シリコン膜(層間絶縁膜)、76はAl膜(遮光膜)、77は酸化シリコン膜である。
【0081】
従来技術で製造した場合、図19(a)に示すように、電極パターン73の形成後に電極パターン上に厚さの厚い物質層74,77が残っているため、Al遮光膜76で電極上を覆った場合に段差が大きいので、遮光膜の段差部での段切れなどの不良が起こり易いという欠点があった。
【0082】
一方、本発明を適用して製造した場合、マスク材の除去可能であるので、図19(b)に示すように、電極パターン73の形成後に電極パターン上には厚さの厚い物質層が残っていないので、Al遮光膜76で電極上を覆った場合でも、従来技術に比べて段差が小さく、遮光膜の段差部での段切れなどの不良を低減し易いという長所がある。
【0083】
図20は、単層CCDを有する固体撮像装置の典型的な平面パターンを示す図であり、78はCCD電極、79は受光部を示している。CCD型固体撮像装置では、通常イメージ部の平面パターンは図20に示すように電極の幅M及びNが、電極間隔Lに比べて大きいので、リソグラフィで規定される最小パターン寸法より小さい電極間隔を形成可能な本発明は特に有効である。
【0084】
なお、第10及び第11の実施例においては、固体撮像装置のCCD部に限らず、極めて小さいキャップを有する電極パターンの形成に適用することが可能である。
【0085】
(実施例12)
2相駆動のCCDを単相電極で形成するときには、CCDのチャネル部を形成した後に電位段差を作るために不純物のイオン注入を行う。この後に、転送ゲートをパターニング形成する。このとき、電位段差と転送電極との合わせが問題となる。即ち、電位段差と転送電極との合わせずれによって、電極下にポテンシャルのポケットやバリヤができてしまい、転送効率を劣化させる原因となっていた。さらに、単層電極を形成するには電極間の間隙を0.3μm以下にする微細リソグラフィ技術が必須となるが、このサイズのスペースを形成するにはエキシマレーザ若しくは電子ビームによるパターニングが必要であり、量産化には向いていないという問題があった。
【0086】
以下の実施例では、この問題を解決している。図21及び図22は本実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の製造工程を示す断面図である。まず、図21(a)に示すように、半導体基板81上に光電変換部及び信号電荷転送部(図示せず)を形成した後に、ゲート絶縁膜82を介して第1ポリSi膜83をCVD法で100〜600nm堆積する。
【0087】
次いで、図21(b)に示すように、ポリSi膜83上にSiO2 膜84を例えばCVD法で100〜600nm堆積させ、フォトエッチング工程によりパターニングされたフォトレジストをマスクとしてCVD−SiO2 膜84をエッチングする。
【0088】
次いで、図21(c)に示すように、フォトレジストを除去した後、さらにこの上部に第3の薄膜としてSiN膜85を100〜400nm堆積させる。SiN膜85は所望の間隙に変換差を加えた膜厚とする。次いで、図21(d)に示すように、SiN膜85を異方性エッチングする。エッチング量を適宜選ぶことにより、CVD−SiO2 膜84の側壁に細いSiN膜851 が残る。
【0089】
この状態でチャネル部全面に例えば燐(P)を500keV〜1MeVの高加速度でイオン注入を行う。イオン注入の加速度はポリシリコンの膜厚や所望の拡散層の深さを鑑みて決める。このような高加速度でのイオン注入を行うと、ポリシリコン内をイオンが透過するが、SiO2 はイオンをブロックするので、図21(e)に示すように、SiO2 部分にセルフアラインで基板内部に拡散層89を形成することができる。
【0090】
次いで、図22(a)に示すように、NH4 Fを用いてSiO2 膜84をエッチング除去する。この状態でSiNの残膜851 をマスクとして、図22(b)に示すように、ポリSi膜83上に選択酸化により酸化膜86を形成する。次いで、図22(c)に示すようにSiN膜851 をエッチング除去した後に、図22(d)に示すように異方性エッチングでポリSi膜83をパターニングする。そして、図22(e)に示すように、断面に酸化膜を成長させて単層ゲートCCDが得られる。
【0091】
かくして本実施例によれば、転送電極毎にセルフアラインで電位段差が形成できるので、合わせずれによる転送効率の低下がない。また、第3の薄膜の膜厚分のスペース形成が可能になる。
【0092】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、水平CCDの転送電極間のギャップを垂直CCDの転送電極間のギャップよりも小さく設計することにより、水平CCDの転送効率を十分に高くすることができ、かつ転送電極間短絡を抑制することのできる固体撮像装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図2】第1の実施例におけるCCD部の平面構成を示す図。
【図3】第2の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図4】第3の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図5】第4の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図6】第5の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図7】第6の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を従来例と比較して示す図。
【図8】第6の実施例の製造工程を示す断面図。
【図9】第7の実施例に係わるポリサイド構造の製造工程を示す断面図。
【図10】本発明の第8の実施例に係わるポリサイド構造の例(3例)を示す断面図。
【図11】位相シフト法の原理を示す模式図。
【図12】位相シフト法を利用した固体撮像装置の製造工程を示す断面図。
【図13】第9の実施例に係わる固体撮像装置の受光部構成を示す図。
【図14】第9の実施例の製造工程を示す断面図。
【図15】第10の実施例に係わるAl配線パターンの製造工程の前半を示す断面図。
【図16】第10の実施例に係わるAl配線パターンの製造工程の後半を示す断面図。
【図17】第11の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の前半を示す断面図。
【図18】第11の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の後半を示す断面図。
【図19】第11の実施例により製造した単層CCDを有する固体撮像装置の断面構成を従来例と比較して示す図。
【図20】単層CCDを有する固体撮像装置の典型的な平面パターンを示す図。
【図21】第12の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の前半を示す断面図。
【図22】第12の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の後半を示す断面図。
【図23】従来の固体撮像装置の単層ポリSiによるCCD部の断面構成を示す図。
【図24】従来の固体撮像装置の2層ポリSiによるCCD部の断面構成を示す図。
【符号の説明】
10,30…Si基板
11,31…ゲート絶縁膜
12,32…第1層ポリSi電極
13…層間絶縁膜
14…第2層ポリSi膜
15…絶縁膜
21…シリコン酸化膜
22…シリコン窒化膜
33…WSi膜
34…シリコン酸化膜
35…WSiの酸化膜
36…ポリSiの酸化膜
37…酸化膜
38,39…レジスト
41…受光部
【産業上の利用分野】
本発明は、CCDを用いた固体撮像装置に係わり、特にCCDの電極構造の改良をはかった固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像デバイスとして、CCDを用いた固体撮像装置が使用されている。この固体撮像装置は、入力した光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換蓄積部を2次元配置し、蓄積された信号電荷を垂直CCD及び水平CCDを通して取り出すものである。垂直CCD及び水平CCDの構造は、次のようになっている。
【0003】
図23は従来の固体撮像装置の素子構造を示す断面図であり、(a)は垂直CCD部、(b)は水平CCD部を示している。図中の1はSi基板、2は第1層ポリSi電極、3はシリコン酸化膜である。垂直CCD及び水平CCDの各々の転送電極は、単層ポリSiで構成されている。このように垂直転送電極,水平転送電極共に単層ポリSi電極構造を用いた場合、転送電極のギャップR,Sは通常リソグラフィの限界によって決まる最小寸法と等しく設計されるので、水平CCDの転送効率が悪くなり、ひいては水平CCDの駆動電圧の低電圧化が困難である。
【0004】
図24は従来の固体撮像装置の素子構造を示す断面図であり、(a)は垂直CCD部、(b)は水平CCD部を示している。図中の4は第2層ポリSi電極である。垂直CCD及び水平CCDの各々の転送電極は2層オーバラップポリSiで構成されている。このように垂直転送電極,水平転送電極共にオーバラップポリSi構造を用いるのは、転送電極間のギャップR,Sをリソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さくして、転送電極間の転送効率、特に水平CCDの転送効率を上げるためである。転送電極のギャップR,Sを決めるのは、第1層ポリSiと第2層ポリSiの間の層間絶縁膜であり、リソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さい。
【0005】
一般に、2層ポリSi構造においては、ポリSi間のギャップは一般に耐圧の悪いポリSiの酸化膜である。このため、ポリSi間の短絡が発生し、初期不良のほか、Bモード不良が多発し、固体撮像装置を用いているビデオカメラやスチルカメラの信頼性低下の原因となる。転送電極間ギャップは、電極形成プロセス及び耐圧(リーク電流等)によって制限される最小ギャップとなっていた。
【0006】
ところで、最近のカメラの小型化及び軽量化のために、固体撮像装置の小型化が求められており、将来的には光電変換蓄積部のサイズを現在の9μmセルから5μmセル以下のセルへと微細化を進めていくことが求められている。このようなセルサイズの微細化に伴い、さらに転送効率のより一層の向上をはかるため、転送電極間ギャップは益々小さくなる傾向にある。
【0007】
しかし、転送電極間ギャップが小さくなると、ポリSi間の短絡が発生し、歩留り低下の原因となる。上記のいずれの従来例においても、水平CCDの転送電極間ギャップと垂直CCDのそれは同じである。そして、水平CCDに比べて垂直CCDはその面積が格段に大きいため、ポリSi間の短絡は垂直CCDにおいて発生する。
【0008】
また、CCDの転送電極として低抵抗化のために、ポリSiとシリサイドを積層したポリサイド構造を用いる方法があるが、この場合、シリサイドとポリSiで転送電極のギャップは同じとなっている。通常、転送電極のパターンをエッチングで形成した後、耐圧向上のために後酸化を行うが、シリサイドの酸化膜はポリSiの酸化膜よりも耐圧が低いため、転送電極間の耐圧が低くなり歩留りが低下するという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来、CCDの転送効率を向上させるために転送電極間ギャップを小さくすると、ポリSi間の短絡が発生するため、転送電極間ギャップは電極形成プロセス及び耐圧(リーク電流等)によって制限される最小ギャップとなっている。そして、これがCCD(特に水平CCD)の転送効率向上を妨げる要因となっていた。
【0010】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、水平CCDの転送効率を十分に高くすることができ、かつ転送電極間短絡を抑制することのできる固体撮像装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
【0013】
即ち本発明は、半導体基板上に2次元的に配列された複数の光電変換蓄積部と、これらの光電変換蓄積部から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する複数本の垂直CCDと、これらの垂直CCDで転送された信号電荷を受け水平方向に転送する水平CCDとを備えた固体撮像装置において、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDの転送電極のギャップよりも小さく設計してなることを特徴とする。
【0014】
ここで、本発明の望ましい実施態様としては、次のものが上げられる。
【0015】
(1) 垂直CCDの転送電極は単層ポリSi構造であり、水平CCDの転送電極は2層ポリSi構造であること。
【0016】
(2) 垂直CCD及び水平CCD共に単層ポリSi構造であるが、水平CCDの転送電極間ギャップを側壁残し技術によりリソグラフィの最小寸法よりも小さくしたこと。
【0017】
(3) 垂直CCD及び水平CCD共に単層ポリSi構造であるが、水平CCDの転送電極間ギャップを位相シフタを利用した露光技術により通常のリソグラフィの最小寸法よりも小さくしたこと。
【0019】
【作用】
本発明によれば、高い転送効率を要求される水平CCDでは転送電極間ギャップが小さくなり、水平CCDに比して面積の大きな垂直CCDでは転送電極間ギャップは大きくなる。つまり、ポリSi間の短絡が起こりやすい最小ギャップが水平CCDの転送電極のみに存在して、面積の大きな垂直CCDの転送電極には存在しない。従って、水平CCDの転送効率を十分に高くしながら、ポリSi間の短絡の少ない、即ち歩留りの良い固体撮像装置を製造することが可能となる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0021】
(実施例1)
図1及び図2は本発明の第1の実施例に係わる固体撮像装置の概略構成を説明するためのもので、図1(a)は垂直CCD部の断面構造を示す図、図1(b)は水平CCD部の断面構造を示す図、さらに図2はこれらの両方を含む平面図である。
【0022】
Si基板10の上にゲート絶縁膜11を介して第1層ポリSiを堆積し、これをRIE等でパターニングすることにより第1層ポリSi電極12が形成されている。そして、この第1層ポリSi電極12で4相駆動の垂直CCDの転送電極が構成される。また、これらの上には、層間絶縁膜13を介して第2層ポリSiを堆積し、これをRIE等でパターニングすることにより、第2層ポリSi電極14が形成されている。そして、第1層ポリSi電極12及び第2層ポリSi電極14から2相駆動の水平CCDの転送電極が構成される。これらの上には、絶縁膜15が形成されている。
【0023】
本実施例では垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術で微細パターンの加工を行い、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。水平転送電極は、電極間ギャップを垂直転送電極のそれよりも小さくするために、2層オーバラップポリSi電極12,14で構成されている。2層オーバラップポリSi構造では、転送電極のギャップSを決めるのは、第1層ポリSi電極12と第2層ポリSi電極14の間の層間絶縁膜13であり、リソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さい。この構造で、水平CCDの転送電極のギャップSを垂直CCDの転送電極のギャップRよりも小さくすることが可能となる。
【0024】
一般に、単層ポリSi構造は、転送効率の点で不利という欠点があるものの、2層ポリSi構造に比べて加工が容易であり、かつ工程が短く単純な構造のためポリSi間の短絡が少なく、固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。この実施例では、水平転送電極に比べて面積の大きい垂直転送電極を単層ポリSi構造とすることで、歩留り向上を可能としている。また、垂直転送電極は水平転送電極に比べて駆動周波数が低いので、単層ポリSi構造にしても転送効率が問題となることはない。一方、水平転送電極には従来多用されてきた2層ポリSi構造を採用しているので、水平転送電極の駆動周波数を高くしても、転送効率が問題となることはない。
【0025】
このように本実施例によれば、垂直CCDの転送電極を単層ポリSi構造、水平CCDの転送電極を2層ポリSi構造としているので、垂直転送電極間ギャップRよりも水平転送電極間ギャップSを小さくすることができる。このため、水平CCDの転送効率を十分に高くすることができ、かつ転送電極間短絡を抑制することが可能となる。
【0026】
(実施例2)
図3は本発明の第2の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0027】
この実施例においては、垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術で微細パターンの加工を行い、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。
【0028】
水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、側壁残しと呼ばれる工程で、単層ポリSi電極12で形成されている。側壁残し工程とは、単層ポリSiの上に形成したシリコン酸化膜21をリソグラフィの最小寸法でパターニングしたのち、全面にシリコン窒化膜22を堆積し、これをエッチバックしてシリコン酸化膜21の側壁のみにシリコン窒化膜22を残存させる工程である。
【0029】
この実施例の場合、水平転送電極のギャップSを決めるのは、リソグラフィで規定される最小寸法ではなく、側壁残し工程により、リソグラフィによって決まる最小寸法よりも小さい。この構造で、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくすることが可能である。
【0030】
(実施例3)
図4は本発明の第3の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0031】
この実施例では、垂直転送電極は、側壁残しと呼ばれる工程で、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法よりも小さくなる。水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、2層オーバラップポリSi電極12,14で構成されている。
【0032】
この実施例の場合、転送電極のギャップSを決めるのは、リソグラフィで規定される最小寸法ではなく、それよりも小さく、さらに側壁残しで形成可能な電極間ギャップRよりも小さい。この構造で、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくすることが可能である。
【0033】
(実施例4)
図5は本発明の第4の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0034】
この実施例では、垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術で微細パターンの加工を行い、単層ポリSi電極12で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、後述する位相シフト法を用いて、単層ポリSi電極12で構成されている。
【0035】
この場合、水平転送電極のギャップSは、リソグラフィで規定される最小寸法ではなく、通常のリソグラフィによって決まる最小寸法よりも小さい。この構造で水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくすることが可能である。
【0036】
位相シフト法では、通常のリソグラフィよりも微細な加工が可能であるが、例えば位相シフタの材料の欠陥などの要因のため、露光用マスクを作成することが難しいという欠点がある。このため、メモリのようなリダンダンシーが困難な固体撮像装置では、1箇所の露光用マスクの欠陥も許されないため、露光用マスクの製造が非常に困難である。しかしながら、水平転送電極は垂直転送電極に比べて加工面積が極めて少ないので、この実施例のように水平転送電極のみを位相シフト法で加工すれば、露光用マスクの製造歩留りを上げることができる。また、2層ポリSi構造に比べポリSi間短絡の少ない単層CCDの固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0037】
(実施例5)
図6は本発明の第5の実施例の概略構成を模式的に示す断面図であり、(a)は垂直転送部、(b)は水平転送部を示している。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0038】
この実施例では、垂直転送電極は、近年技術が進んでいるリソグラフィ技術でパターンの加工を行い、Wシリサイド24及びポリSi12のポリサイド構造の単層電極で構成されている。この場合、転送電極のギャップRはリソグラフィで規定される最小寸法になる。
【0039】
水平転送電極は、水平CCDの転送電極のギャップを垂直CCDのそれよりも小さくするために、2層オーバラップポリSi電極12,15で構成されている。2層オーバラップポリSi構造では、転送電極のギャップSを決めるのは、第1層ポリSiと第2層ポリSi間の層間絶縁膜であり、通常のリソグラフィの限界によって決まる最小寸法よりも小さい。
【0040】
一般に、単層転送電極構造は2層オーバラップ転送電極構造に比べ、転送電極間の結合容量が小さいため、CCDの駆動周波数を高くすることが容易であるという長所を持つ。そのうえ、電極材料を低抵抗の材料にすれば、さらに駆動周波数を高くすることができる。例えば、通常用いられるポリSiから、Wシリサイドのポリサイド構造にすれば、周波数特性が非常に良くなる。例えば、HDTV用の固体撮像装置において、高画質を実現するためにFIT構造にする場合、ポリSi構造では要求される周波数特性を満たすことが困難であるが、Wシリサイドのポリサイド構造にすれば、容易に要求される周波数特性を満たすことができる。
【0041】
第5の実施例では、垂直CCDを例えばWシリサイド等の低抵抗材料の電極を用いて単層電極構造にしたため、工程が短く、垂直CCDの電極間の短絡が少ない。また、水平CCDではポリSiの2層オーバラップ構造としているので、水平転送電極の駆動周波数を高くしても、転送効率が問題となることはない。以上の理由から、固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0042】
(実施例6)
CCD転送電極にポリサイドを用いた場合、シリサイドとその下のポリSiで転送電極間のギャップが同じ構造になっている。通常、転送電極のパターンをエッチングで形成した後、耐圧を向上させるために後酸化を行うが、一般にシリサイドの酸化膜は耐圧が悪いため、転送電極間の耐圧が悪くなることがある。以下の実施例では、この問題を解決している。
【0043】
図7は、本発明の第6の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の構成を説明するためのもので、(a)は本実施例構造、(b)は比較のための従来構造である。図中の30はSi基板、31はゲート絶縁膜、32はポリSi膜、33はWシリサイド膜を示している。
【0044】
本実施例では図7(a)に示すように、CCDの転送電極がポリサイド構造となっており、信号電荷の転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQが、ポリSi32のギャップPよりも広く形成されている。このため、シリサイドを用いているにも拘らず、耐圧の良いCCD転送電極を歩留り良く製造することができる。
【0045】
特にCCDにおいては、転送効率を良くするため、転送電極の抵抗は小さいほど望ましく、また転送電極間のギャップが小さいほど望ましい。本実施例を適用した固体撮像装置は、低抵抗化のためのシリサイドの耐圧という問題を回避しつつ、CCD転送電極間ギャップを小さくできるので、非常に有用である。また、固体撮像装置の微細化を進めた場合に、反応性イオンエッチングを用いてパターンを形成する場合、パターンのアスペクト比が小さくなるので、本実施例は有用である。
【0046】
次に、本実施例の製造方法について、図8を参照して説明する。まず、図8(a)に示すように、シリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、このゲート絶縁膜31の上にポリSi膜32を例えばLPCVD法によって形成し、ポリSi膜32上にWSi膜33(シリサイド)を例えばスパッタにより形成し、WSi膜33上にCVDなどの手段によってシリコン酸化膜34を形成する。さらに、リソグラフィ工程によりCCD電極形成領域にレジストを形成し、酸化膜34を選択エッチングし、レジスト剥離後に酸化膜34をマスクとしてWSi膜33を選択エッチングする。その後、耐圧を向上させるために、WSi膜33を後酸化する。35はWSiの酸化膜、36はポリSiの酸化膜である。
【0047】
次いで、図8(b)に示すように、LPCVD等の手段によって全面にCVD酸化膜37を形成する。次いで、図8(c)に示すように、酸化膜37を全面エッチングし、WSi膜33及び酸化膜34の側壁のみに酸化膜37を残存させる。その後、酸化膜34及び側壁の酸化膜37をマスクとしてポリSi膜32を選択エッチングする。以上の工程により、図7に示すようなポリSiギャップよりもシリサイドギャップの方が広い構造を作成することができる。
【0048】
なお、この製造方法ではシリサイドとしてWSiを用いているが、MoSi,TaSi,TiSiでもよい。また、WSiをエッチングする際にポリSiのエッチングは行っていないが、途中までならばWSiのエッチングの際に同時にポリSiをエッチングしてもよい。また、WSiをエッチングする際に酸化膜をマスクとしているが、酸化膜を用いずにレジストをマスクに直接WSiをエッチングしてもよい。
【0049】
(実施例7)
図9は、本発明の第7の実施例に係わるポリサイド構造の製造工程を示す断面図である。なお、図8と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0050】
まず、図9(a)に示すように、シリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、このゲート絶縁膜31の上にポリSi膜32を例えばLPCVDなどによって形成し、ポリSi膜32上にWSi(シリサイド)膜33を例えばスパッタにより形成し、WSi膜33上にCVDなどの手段によって酸化膜(図示せず)を形成する。さらに、リソグラフィ工程によりCCD電極形成領域上にレジストを形成して酸化膜を選択エッチングし、レジスト剥離後に酸化膜をマスクとしてWSi膜33を選択エッチングする。その後、酸化膜を除去し、さらに耐圧を向上させるために、WSi膜33を後酸化する。
【0051】
次いで、図9(b)に示すように、LPCVD等の手段によってCVD酸化膜37を形成する。次いで、図9(c)に示すように、酸化膜37を全面エッチングし、WSi膜33の側壁のみに酸化膜37を残存させる。その後、酸化膜37をマスクとしてポリSi膜32を選択エッチングする。
【0052】
このようにして、ポリSi間のギャップよりもシリサイド間のギャップを広くしたポリサイド構造を実現することができ、第6の実施例と同様の効果が得られる。
【0053】
(実施例8)
図10は、本発明の第8の実施例に係わるポリサイド構造の例(3例)を示す断面図である。なお、図7と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0054】
図10(a)の実施例では、CCD転送電極がポリサイド構造となっており、シリサイド33及びポリSi32共にテーパの付いた構造になっており、転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQが、ポリSi32のギャップPよりも広く形成されている。このため、第6の実施例と同様に、耐圧の良いCCD転送電極を歩留り良く製造することができる。
【0055】
なお、この実施例ではシリサイド33及びポリSi32共にテーパの付いた構造になっているが、必ずしも2層共にテーパが付いている必要はない。図10(b)の実施例では、CCD転送電極がポリサイド構造となっており、シリサイド33及びポリSi32のうち、ポリSi32のみテーパの付いた構造となっており、転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQが、ポリSi32のギャップPよりも広く形成されている。このため、図10(a)と同様に耐圧の良いCCD転送電極を製造することができる。
【0056】
図8の製造方法では、シリサイド及びポリSiの形成をセルフアライン工程で行っているが、必ずしもセルフアラインで形成する必要はない。図10(c)では、CCD転送電極がポリサイド構造となっており、シリサイドのRIEとポリSiのRIEがセルフアラインでないため、シリサイド間のギャップの中心と、ポリSi間のギャップの中心がずれている。しかしながら、転送方向に隣り合うシリサイド33のギャップQがポリSi32のギャップPよりも広く形成されているので、シリサイドを用いているにも拘らず、耐圧の良いCCD転送電極を歩留り良く製造することができる。
【0057】
前述のように、CCDの動作のためには図10(c)におけるポリSi間のギャップPを狭く形成する必要があるが、狭いギャップを形成するためには、例えばリソグラフィ工程で位相シフト法を用いるなどの手段を用いればよい。図11は位相シフト法の原理を示す図である。ハーフトーン型位相シフト法とシフタエッジ型位相シフト法を示すが、シフタエッジ型位相シフト法を用いれば、光の干渉を利用して、マスク上に露光波長以下のスケールのパターンを解像することが可能である。
【0058】
図12は図11に示した位相シフト法を利用した固体撮像装置の製造工程を示す断面図である。まず、図12(a)に示すように、シリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、このゲート絶縁膜31上にポリSi膜32を例えばLPCVDなどによって形成し、ポリSi膜32上にWSi(シリサイド)膜33を例えばスパッタにより形成する。さらに、リソグラフィ工程によりCCD電極形成領域上にポジレジスト38を形成し、WSi膜33を選択エッチングする。このとき、プロセスに余裕を持たせるためのオーバエッチングの結果、ポリSi膜32も多少エッチングされている。
【0059】
次いで、図12(b)に示すようにレジスト38を剥離した後、シフタエッジ位相シフト法を利用して、図12(c)に示すように露光波長以下の狭いスペースのあるネガレジスト39をパターニングする。続いて、ネガレジスト39をマスクとしてポリSi膜32を選択エッチングする。その後、レジスト39を剥離することにより、図12(d)に示すような構造が得られる。
【0060】
この製造方法では、シフタエッジ位相シフト法を用いてポリSi膜32のパターンを形成したが、レベンソン型位相シフト法を用いて形成してもよい。レベンソン型位相シフト法では、不規則なパターンのあるデバイスには適用が困難であるが、CCD型固体撮像装置のポリSi電極の場合、配線のパターンが単純であるので、半導体記憶装置で問題になっているデコーダの不規則パターンによる問題は容易に回避可能である。
【0061】
(実施例9)
図13(a)は本発明を適用した固体撮像装置の受光部の例を示す平面図である。シリサイドは斜線の領域に形成されている。この実施例では、受光部41ではシリサイド33とポリSi32のパターンのエッジは同じになっているが、一方CCD転送電極ギャップは、本発明を適用しているのでシリサイド間のギャップPの方がポリSi間のギャップQよりも広くなっている。
【0062】
図13(b)は同図(a)の矢視A−B−C断面図である。受光部41ではシリサイド33とポリSi32のパターンのエッジは同じになっているので、より開口率を上げることが可能であるので、感度の良い固体撮像装置を歩留まり良く製造できることになる。
【0063】
図14は、本実施例の製造工程を示す断面図である。まず、前記図8に示した製造工程に従って、CCD転送電極間ギャップを形成する。この状態を図14(a)に示す。次いで、図14(b)に示すように、リソグラフィ工程によって、レジスト42で受光部をパターニングし、酸化膜34及びシリサイド33及びポリSi32を選択エッチングする。その後、図14(c)に示すように、レジスト42を剥離する。
【0064】
このように本実施例によれば、ポリサイド構造のCCD転送電極に関して、シリサイドの転送電極間ギャップをポリシリコンの転送電極間ギャップよりも広くすることにより、耐圧の向上したポリサイド構造のCCD転送電極を形成できるので、低スミアの固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0065】
なお、第6〜第9の実施例においては、固体撮像装置のCCD電極に限るものではなく、ポリサイド構造を有すものであれば、各種の電極に適用することが可能である。
【0066】
(実施例10)
CCD転送電極の加工方法として、ポリSiやAl等の被加工膜上にPSG膜を形成し、これに溝を形成したのち、プラズマCVD法によりシリコン酸化膜を堆積し、弗化アンモン液でシリコン酸化膜を全面エッチングしてシリコン酸化膜にPSG膜の溝よりも狭い溝を形成し、これをマスクに被加工膜を選択エッチングする技術がある。しかしこの場合、幅の狭い溝を形成するのにマスクとして利用した物質層(PSG及びシリコン酸化膜)を最終的に除去するのが面倒であった。
【0067】
以下の実施例では、この問題を解決している。図15,16は本発明を適用してAl配線のパターンを形成した実施例を示す工程断面図である。まず、図15(a)に示すように、シリコン基板51上に層間絶縁膜となるシリコン酸化膜52を気相成長法などにより形成した後、このシリコン酸化膜52上にAl膜(被加工膜)53を例えばスパッタ法により形成する。その後、シリコン酸化膜54を例えば気相成長法などにより形成し、さらにシリコン窒化膜55を例えば気相成長法などにより形成する。続いて、リソグラフィ工程によりAl配線形成領域上にレジスト56を形成する。
【0068】
次いで、図15(b)に示すように、レジスト56をマスクとして反応性エッチング技術を用いてシリコン窒化膜55を選択エッチングして、シリコン窒化膜55に溝58を形成する。続いて、レジスト56を除去した後、全面に例えば気相成長法によりシリコン窒化膜57を堆積する。
【0069】
次いで、反応性イオンエッチング技術を用い、シリコン窒化膜57を全面エッチングすると、溝58の中央部ではシリコン窒化膜57の厚さが薄いため図15(c)に示すように、溝58の中心部に幅の狭い溝59が形成される。
【0070】
次いで、例えば反応性エッチング技術を用い、シリコン窒化膜57をマスクとして酸化シリコン膜54を選択エッチングすると、図16(a)に示すように、酸化シリコン膜54に、溝59と幅のほぼ等しい溝60が形成される。
【0071】
次いで、例えば酸化シリコン膜54と選択性のある反応性イオンエッチング技術を用い、図16(b)に示すように、シリコン窒化膜55及びシリコン窒化膜57を除去する。続いて、例えば反応性エッチング技術を用い、酸化シリコン膜54をマスクとして全面エッチングすると、図16(c)に示すように、Al配線パターンが形成されることになる。
【0072】
この実施例によれば、Al膜53からなるAl配線のピッチを変えることなく配線間隔を小さくすることができ、これによりAl配線パターンの集積度を上げることができる。そのうえ、工程で使用したシリコン窒化膜55及びシリコン窒化膜57を容易に除去することができ、例えば次の工程で他の配線のパターンを形成する場合、段差が小さいので配線の段差部での断線などの不良の低減が可能で、信頼性の高い製品を歩留り良く製造することができる。
【0073】
即ち、通常のリソグラフィで規定される微細パターン最小寸法よりも微細な溝を形成することができ、なおかつ前記工程で幅の狭い溝を形成するのにマスクとして利用した厚さの厚い物質層を、微細なパターンの形成後に残さないことができる。このため、配線パターン形成に利用した場合、配線のピッチを変えることなく配線幅を太くすることができ、集積度の向上をはかり得る上に、配線形成後の段差を小さくすることができ、その後の工程においてパターンの形成が容易になる。従って、信頼性の向上及び製品の歩留り向上に寄与し得るなどの効果がある。
【0074】
(実施例11)
図17,18は本発明を単層CCDを有する固体撮像装置の電極パターンの形成に適用した実施例を示す断面図である。まず、図17(a)に示すように、シリコン基板61上に層間絶縁膜となる酸化シリコン膜62を気相成長などの手段で形成した後、この酸化シリコン膜62上にポリSi膜63を例えば蒸着などの手段で形成する。その後、シリコン窒化膜64を例えば気相成長などの手段で形成し、さらに酸化シリコン膜65を形成する。続いて、リソグラフィ工程によりポリSi電極パターン形成領域上にレジスト66を形成する。
【0075】
次いで、図17(b)に示すように、レジスト66をマスクとして反応性イオンエッチング技術を用いて酸化シリコン膜65を選択エッチングして、酸化シリコン膜65に溝68を形成する。続いて、レジスト66を除去した後、全面に例えば気相成長法により酸化シリコン膜67を堆積する。
【0076】
次いで、例えば反応性イオンエッチング技術を用いて酸化シリコン膜67を全面エッチングすると、溝68の中央部では酸化シリコン膜67の厚さが薄いため、図17(c)に示すように、溝68の中心部に溝68より幅の狭い溝69が形成される。
【0077】
次いで、例えば反応性イオンエッチング技術を用い、酸化シリコン膜67をマスクとしてシリコン窒化膜64を全面エッチングすると、図18(a)に示すように、シリコン窒化膜64に、溝69と幅のほぼ等しい溝70が形成される。
【0078】
次いで、例えば酸化シリコンと選択性のある反応性イオンエッチング技術を用い、図18(b)に示すように、酸化シリコン膜65及び酸化シリコン膜67を除去する。続いて、例えば反応性イオンエッチング技術を用い、シリコン窒化膜64をマスクとして全面エッチングすると、図18(c)に示すように、ポリSi電極パターンが形成されることになる。
【0079】
この実施例によれば、ポリSi膜63からなるポリSi電極のピッチを変えることなく、電極間隔を小さくすることができ、これによりポリSi電極パターンの集積度を上げることができる。そのうえ、工程で使用した酸化シリコン膜65及び酸化シリコン膜67を容易に除去することができ、次の工程で遮光膜のパターンを形成する場合、段差が小さいので遮光膜の段差部での段切れなどの不良の低減が可能で、偽信号が少なく信頼性の高い固体撮像装置を歩留り良く製造することができる。
【0080】
図19は、本発明を適用して製造した単層CCDを有する固体撮像装置の断面図の例(b)と、従来の工程で製造した単層CCDを有する固体撮像装置の断面図の例(a)である。図中の71はシリコン基板、72はゲート絶縁膜、73はポリSi膜(CCD電極)、74はPSG膜、75は酸化シリコン膜(層間絶縁膜)、76はAl膜(遮光膜)、77は酸化シリコン膜である。
【0081】
従来技術で製造した場合、図19(a)に示すように、電極パターン73の形成後に電極パターン上に厚さの厚い物質層74,77が残っているため、Al遮光膜76で電極上を覆った場合に段差が大きいので、遮光膜の段差部での段切れなどの不良が起こり易いという欠点があった。
【0082】
一方、本発明を適用して製造した場合、マスク材の除去可能であるので、図19(b)に示すように、電極パターン73の形成後に電極パターン上には厚さの厚い物質層が残っていないので、Al遮光膜76で電極上を覆った場合でも、従来技術に比べて段差が小さく、遮光膜の段差部での段切れなどの不良を低減し易いという長所がある。
【0083】
図20は、単層CCDを有する固体撮像装置の典型的な平面パターンを示す図であり、78はCCD電極、79は受光部を示している。CCD型固体撮像装置では、通常イメージ部の平面パターンは図20に示すように電極の幅M及びNが、電極間隔Lに比べて大きいので、リソグラフィで規定される最小パターン寸法より小さい電極間隔を形成可能な本発明は特に有効である。
【0084】
なお、第10及び第11の実施例においては、固体撮像装置のCCD部に限らず、極めて小さいキャップを有する電極パターンの形成に適用することが可能である。
【0085】
(実施例12)
2相駆動のCCDを単相電極で形成するときには、CCDのチャネル部を形成した後に電位段差を作るために不純物のイオン注入を行う。この後に、転送ゲートをパターニング形成する。このとき、電位段差と転送電極との合わせが問題となる。即ち、電位段差と転送電極との合わせずれによって、電極下にポテンシャルのポケットやバリヤができてしまい、転送効率を劣化させる原因となっていた。さらに、単層電極を形成するには電極間の間隙を0.3μm以下にする微細リソグラフィ技術が必須となるが、このサイズのスペースを形成するにはエキシマレーザ若しくは電子ビームによるパターニングが必要であり、量産化には向いていないという問題があった。
【0086】
以下の実施例では、この問題を解決している。図21及び図22は本実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の製造工程を示す断面図である。まず、図21(a)に示すように、半導体基板81上に光電変換部及び信号電荷転送部(図示せず)を形成した後に、ゲート絶縁膜82を介して第1ポリSi膜83をCVD法で100〜600nm堆積する。
【0087】
次いで、図21(b)に示すように、ポリSi膜83上にSiO2 膜84を例えばCVD法で100〜600nm堆積させ、フォトエッチング工程によりパターニングされたフォトレジストをマスクとしてCVD−SiO2 膜84をエッチングする。
【0088】
次いで、図21(c)に示すように、フォトレジストを除去した後、さらにこの上部に第3の薄膜としてSiN膜85を100〜400nm堆積させる。SiN膜85は所望の間隙に変換差を加えた膜厚とする。次いで、図21(d)に示すように、SiN膜85を異方性エッチングする。エッチング量を適宜選ぶことにより、CVD−SiO2 膜84の側壁に細いSiN膜851 が残る。
【0089】
この状態でチャネル部全面に例えば燐(P)を500keV〜1MeVの高加速度でイオン注入を行う。イオン注入の加速度はポリシリコンの膜厚や所望の拡散層の深さを鑑みて決める。このような高加速度でのイオン注入を行うと、ポリシリコン内をイオンが透過するが、SiO2 はイオンをブロックするので、図21(e)に示すように、SiO2 部分にセルフアラインで基板内部に拡散層89を形成することができる。
【0090】
次いで、図22(a)に示すように、NH4 Fを用いてSiO2 膜84をエッチング除去する。この状態でSiNの残膜851 をマスクとして、図22(b)に示すように、ポリSi膜83上に選択酸化により酸化膜86を形成する。次いで、図22(c)に示すようにSiN膜851 をエッチング除去した後に、図22(d)に示すように異方性エッチングでポリSi膜83をパターニングする。そして、図22(e)に示すように、断面に酸化膜を成長させて単層ゲートCCDが得られる。
【0091】
かくして本実施例によれば、転送電極毎にセルフアラインで電位段差が形成できるので、合わせずれによる転送効率の低下がない。また、第3の薄膜の膜厚分のスペース形成が可能になる。
【0092】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、水平CCDの転送電極間のギャップを垂直CCDの転送電極間のギャップよりも小さく設計することにより、水平CCDの転送効率を十分に高くすることができ、かつ転送電極間短絡を抑制することのできる固体撮像装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図2】第1の実施例におけるCCD部の平面構成を示す図。
【図3】第2の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図4】第3の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図5】第4の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図6】第5の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を示す図。
【図7】第6の実施例に係わる固体撮像装置のCCD部の断面構成を従来例と比較して示す図。
【図8】第6の実施例の製造工程を示す断面図。
【図9】第7の実施例に係わるポリサイド構造の製造工程を示す断面図。
【図10】本発明の第8の実施例に係わるポリサイド構造の例(3例)を示す断面図。
【図11】位相シフト法の原理を示す模式図。
【図12】位相シフト法を利用した固体撮像装置の製造工程を示す断面図。
【図13】第9の実施例に係わる固体撮像装置の受光部構成を示す図。
【図14】第9の実施例の製造工程を示す断面図。
【図15】第10の実施例に係わるAl配線パターンの製造工程の前半を示す断面図。
【図16】第10の実施例に係わるAl配線パターンの製造工程の後半を示す断面図。
【図17】第11の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の前半を示す断面図。
【図18】第11の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の後半を示す断面図。
【図19】第11の実施例により製造した単層CCDを有する固体撮像装置の断面構成を従来例と比較して示す図。
【図20】単層CCDを有する固体撮像装置の典型的な平面パターンを示す図。
【図21】第12の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の前半を示す断面図。
【図22】第12の実施例に係わる固体撮像装置の製造工程の後半を示す断面図。
【図23】従来の固体撮像装置の単層ポリSiによるCCD部の断面構成を示す図。
【図24】従来の固体撮像装置の2層ポリSiによるCCD部の断面構成を示す図。
【符号の説明】
10,30…Si基板
11,31…ゲート絶縁膜
12,32…第1層ポリSi電極
13…層間絶縁膜
14…第2層ポリSi膜
15…絶縁膜
21…シリコン酸化膜
22…シリコン窒化膜
33…WSi膜
34…シリコン酸化膜
35…WSiの酸化膜
36…ポリSiの酸化膜
37…酸化膜
38,39…レジスト
41…受光部
Claims (1)
- 半導体基板上に2次元的に配列された複数の光電変換蓄積部と、これらの光電変換蓄積部から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する複数本の垂直CCDと、これらの垂直CCDで転送された信号電荷を受け水平方向に転送する水平CCDとを備えた固体撮像装置において、
前記垂直CCDの転送電極は単層ポリSi構造であり、前記水平CCDの転送電極は2層ポリSi構造であり、
前記水平CCDの転送電極間のギャップを前記垂直CCDの転送電極間のギャップよりも小さく設計してなることを特徴とする固体撮像装置。
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