JP3547811B2 - バイポーラトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、バイポーラトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法に関し、特に、縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図37は、従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置を示す断面図である。まず、この図37を用いて、従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の構造について説明する。
【0003】
図37に示されるように、p型シリコン基板1の主表面には、n型埋込拡散層2,2aが間隔をあけて形成されている。また、このn型埋込拡散層2,2aを挟むように素子分離用のp型拡散層3が形成されている。p型シリコン基板1の主表面上にはn型エピタキシャル層4が形成されている。このn型エピタキシャル層4内には、n型埋込拡散層2a上に位置する部分にp型埋込拡散層3aが形成される。このp型埋込拡散層3a上には、n型拡散層5が形成される。このn型拡散層5の表面にはp型拡散層8bが形成される。
【0004】
p型拡散層3上およびp型埋込拡散層3a上に位置するn型エピタキシャル層4内には、p型拡散層6が形成される。上記のp型拡散層8bと、n型拡散層5と、p型拡散層6およびp型埋込拡散層3aとで縦型pnpバイポーラトランジスタ18が構成される。
【0005】
一方、n型埋込拡散層2上に位置するn型エピタキシャル層4表面には、p型拡散層8aが形成される。このp型拡散層8a表面にはn型拡散層9aが設けられる。このn型拡散層9aと、p型拡散層8aと、n型エピタキシャル層4およびn型埋込拡散層2とでnpnバイポーラトランジスタ19が構成される。
【0006】
n型エピタキシャル層4の表面には分離酸化膜7が形成される。この分離酸化膜7の所定位置には開口部が設けられ、その開口部内にはn型の不純物が導入された多結晶シリコン層10a,10b,10c,10dがそれぞれ形成される。そして、この多結晶シリコン層10a〜10dとn型エピタキシャル層4とのコンタクト部には、n型拡散層9a,9b,9c,9dがそれぞれ形成される。
【0007】
分離酸化膜7および多結晶シリコン層10a〜10dを覆うように、シリコン酸化膜などからなる層間絶縁層12が形成される。この層間絶縁層12には、多結晶シリコン層10a〜10dあるいはn型エピタキシャル層4表面にまで達するコンタクトホール12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gがそれぞれ形成される。このコンタクトホール12a〜12g内には、AlSiなどからなる配線層13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gがそれぞれ形成される。そして、配線層13b,13e,13gと、n型エピタキシャル層4とのコンタクト部には、p型拡散層11a,11b,11cがそれぞれ形成される。
【0008】
次に、図38〜図43を用いて、図37に示される従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法について説明する。図38〜図43は、図37に示される従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程の第1工程〜第6工程を示す断面図である。
【0009】
図38を参照して、p型シリコン基板1の主表面上に、5000Å〜10000Å程度の厚みのシリコン酸化膜14aを形成する。そして、写真製版技術によって、シリコン酸化膜14aに開口部を設け、p型シリコン基板1の主表面を選択的に露出させる。そして、その開口部にアンチモン(Sb)などのn型の不純物を堆積し、1100℃程度の熱処理を行なう。それにより、n型の不純物拡散層2を形成する。
【0010】
次に、図39を参照して、上記のシリコン酸化膜14aを除去した後、再び、p型シリコン基板1の主表面上にシリコン酸化膜14bを形成する。そして、写真製版技術によってこのシリコン酸化膜14bの所定位置に開口部を設け、p型シリコン基板1の主表面を選択的に露出させる。そして、露出したp型シリコン基板1の主表面を軽く酸化した後、リン(P)などのn型不純物を1.0×1014〜2.0×1014/cm2 程度注入する。そして、1050℃程度の温度で熱処理を施す。それにより、n型拡散層2aを形成する。その後、シリコン酸化膜14bを除去する。
【0011】
次に、再び、p型シリコン基板1の主表面上に、1000Å〜2000Å程度の厚みのシリコン酸化膜(図示せず)を形成する。そして、このシリコン酸化膜の所定位置に開口部を形成することによって、p型シリコン基板1の主表面を選択的に露出させる。そして、このシリコン酸化膜をマスクとして用いて、3.0×1014〜5.0×1014/cm2 程度のボロン(B)などのp型の不純物をp型シリコン基板1の主表面に注入する。その後、1000℃程度の温度で熱処理を施す。それにより、p型シリコン基板1の主表面に、p型の拡散層3,3aを形成する。そして、p型シリコン基板1の主表面上に、エピタキシャル成長法によって、n型エピタキシャル層4を形成する。このn型エピタキシャル層4の厚みtは、好ましくは、3.0μm以上である。それにより、図40に示されるように、n型の埋込拡散層2,2aと、p型拡散層3,p型埋込拡散層3aがそれぞれ形成される。
【0012】
次に、図41を参照して、n型エピタキシャル層4の表面上に、500Å〜1500Å程度の薄いシリコン酸化膜(図示せず)を形成する。この薄いシリコン酸化膜の所定部分に、写真製版技術によって開口部を形成する。そして、このシリコン酸化膜をマスクとして用いて、5×1012〜5×1013/cm2 程度のリン(P)などのn型不純物を注入する。そして、1000℃程度の温度で熱処理を施す。それにより、n型拡散層5を形成する。次に、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法を用いて、n型エピタキシャル層4の表面に分離酸化膜7を形成する。この分離酸化膜7の厚みは、好ましくは、10000Å〜20000Å程度である。次に、分離酸化膜7の所定位置に、写真製版技術によって開口部を設ける。それにより、エピタキシャル層4の表面を選択的に露出させる。そして、その露出したエピタキシャル層4の表面上に、ボロン(B)などのp型の不純物を堆積する。そして、1050℃程度の温度で熱処理を行なうことによつて、n型エピタキシャル層4内にp型の拡散層6を形成する。このp型拡散層6と上記のp型拡散層3とで素子分離領域が構成される。
【0013】
次に、写真製版技術によって、分離酸化膜7の所定位置に開口部を形成する。その開口部内に位置するn型エピタキシャル層4内に、5×1013〜5×1014/cm2 程度の量のボロン(B)などのp型の不純物を注入する。そして、950℃程度の温度で熱処理を行なうことによって、図42に示されるように、p型拡散層8a,8bをそれぞれ形成する。次に、写真製版技術によって、分離酸化膜7の所定位置に開口部を設ける。そして、その開口部内に位置するn型エピタキシャル層40内に、2.0×1015〜7.0×1015/cm2 程度の量のヒ素(As)などのn型の不純物を注入する。その後、1050℃程度の温度で熱処理を施す。それにより、n型拡散層9a,9b,9c,9dを形成する。次に、CVD(Chemical Vapor Deposition )法などを用いて、n型エピタキシャル層4と分離酸化膜7とを覆うように、1500Å〜3000Å程度の厚みの多結晶シリコン層を形成する。この多結晶シリコン層に2.0×1015〜7.0×1015/cm2 程度の量のヒ素(As)などのn型の不純物を注入する。その後、多結晶シリコン層をパターニングする。それにより、多結晶シリコン層10a,10b,10c,10dがそれぞれ形成される。
【0014】
次に、多結晶シリコン層10a〜10dおよび分離酸化膜7を覆うように、CVD法などを用いて、7000Å〜12000Å程度の厚みを有するBPSG(Boro Phospho Silicate Glass )膜などからなる層間絶縁層12を形成する。そして、この層間絶縁層12を選択的にエッチングすることによって、コンタクトホール12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gをそれそれ形成する。そして、写真製版技術を用いて、コンタクトホール12b,12e,12g内に位置するp型拡散層8a,8b,6表面にのみ、1.0×1015〜3.0×1015/cm2 程度の量のBF2 などのp型の不純物を注入する。その後、950℃程度の温度で熱処理を施す。それにより、p型拡散層11a,11b,11cをそれぞれ形成する。その後、スパッタリング法などを用いて、層間絶縁層12上全面に、5000Å〜10000Å程度の厚みのAlSi層13を堆積する。そして、このAlSi層13をパターニングすることによって、図37に示されるように、配線層13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gを形成する。以上の工程を経て、図37に示される従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置が形成されることになる。
【0015】
上述したように、従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置では、n型埋込拡散層2とn型埋込拡散層2aとを別々の工程で形成していた。それは、n型埋込拡散層2aとp型埋込拡散層3aとの間の耐圧を確保すべく、n型埋込拡散層2aに含まれるn型の不純物濃度(1017〜1018/cm3 程度)をn型埋込拡散層2に含まれるn型の不純物拡散濃度(1019/cm3 程度)よりも低く設定する必要があったからである。また、素子間を分離するためのp型拡散層3とp型拡散層6とをそれぞれ別工程で形成していた。そのため、工程数が多くなり、製造コストが増大するという問題があった。
【0016】
そこで、素子分離のためのp型拡散層6の形成を省略し、n型エピタキシャル層4の表面からp型シリコン基板1に達するようにp型拡散層を形成することによって素子間の分離を行ない、n型埋込拡散層2とn型埋込拡散層2aとを同一工程で形成する手法をとることが考えられる。それにより、製造コストを低減することが可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、製造コストを低減すべく上記のような手法を採用した場合には、次に説明するような問題点が生じることとなる。その問題点について、図44を用いて説明する。図44は、n型エピタキシャル層4の表面からp型シリコン基板1に達するように素子分離用のp型拡散層16を形成することによって素子間の分離を行ない、n型埋込拡散層2とn型埋込拡散層2aとを同一工程で形成した場合の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の部分断面図である。
【0018】
図44を参照して、n型エピタキシャル層4の表面からp型シリコン基板1の主表面に達するように環状のp型拡散層16が形成されている。このとき、p型拡散層16は、n型埋込拡散層2aにほぼ達するように形成されている。それ以外の構造に関しては、図37に示される場合とほぼ同様である。
【0019】
図44に示されるように、動作時には、n型エピタキシャル層4に0(V)〜ICで使用する最大電圧が印加され、エミッタ領域となるp型拡散層8bには0(V)が印加され、ベース領域となるn型拡散層5には0〜−1(V)程度の電圧が印加され、コレクタ領域として機能するp型拡散層16とp型埋込拡散層3aとに−5(V)程度の電圧が印加される。
【0020】
それにより、p型拡散層16およびp型埋込拡散層3aと、n型埋込拡散層2aおよびn型エピタキシャル層4との接合部が逆バイアス状態となる。つまり、縦型pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域と、コレクタ領域の周囲の領域との接合部が逆バイアス状態となる。
【0021】
このとき、コレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧は、コレクタ領域の周囲の領域の空乏層15の延びによって保持される。しかしながら、p型拡散層16の環状の下端コーナ部17とp型埋込拡散層3aとが重なる部分では他の領域に比べてp型の不純物濃度が非常に高くなる。そのため、p型拡散層16の下端コーナ部17とn型埋込拡散層2aとが接する領域近傍において、空乏層15の延びが抑制される。それにより、p型拡散層16の下端コーナ部17において電界集中が発生しやすくなり、縦型pnpバイポーラトランジスタの信頼性を低下させるといった問題が生じる。
【0022】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。この発明の目的は、製造コストを低減し、かつ信頼性を向上させることが可能となる縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るバイポーラトランジスタを有する半導体装置は、主表面を有する第1導電型の半導体基板と、第2導電型の半導体層と、第2導電型の埋込拡散層と、第2導電型のベース領域と、コレクタ領域と、第1導電型のエミッタ領域とを備える。半導体層は、半導体基板の主表面上に形成される。埋込拡散層は、半導体層と半導体基板との境界部に形成される。ベース領域は、埋込拡散層上に位置する半導体層表面に形成される。コレクタ領域は、第1導電型の第1の領域と第1導電型の第2の領域とで構成される。第1の領域は、ベース領域の側部を取囲み半導体層を貫通して埋込拡散層に達し環状の下端部を有しこの下端部におけるコーナ部に含まれる第1導電型の不純物濃度がコーナ部と隣接する下端部内の領域に含まれる第1導電型の不純物濃度よりも低い。第2の領域は、第1の領域の内周下端部間を接続し埋込拡散層内に底面を有するように形成される。エミッタ領域は、ベース領域表面に形成される。
【0034】
この発明に係るバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法によれば、さらに他の局面では、まず、第1導電型の半導体基板の主表面に選択的に第2導電型の不純物を導入することによって第2導電型の第1と第2の不純物拡散層を間隔をあけて形成する。第1の不純物拡散層表面に第1導電型の不純物を導入することによって第1導電型の第3の不純物拡散層を形成する。半導体基板の主表面上にエピタキシャル成長法を用いて第2導電型の半導体層を形成することによって、半導体層と半導体基板との境界部に第2導電型の第1と第2の埋込拡散層を形成し第1の埋込拡散層上に第1のコレクタ領域の一部となる第1導電型の第1の領域を形成する。第1の領域上に位置する半導体層表面に第2導電型の不純物を導入することによって第1のベース領域を形成する。第2の埋込拡散層上に位置し第2のコレクタ領域として機能する半導体層内の領域を取囲む半導体層表面の所定領域に第1導電型の不純物を導入するとともに、第1のベース領域を取囲む半導体層表面であってコーナ部を除く領域に選択的に第1導電型の不純物を導入する。第1導電型の不純物に拡散処理を施すことによって、第2のコレクタ領域として機能する半導体層内の領域を取囲む第1導電型の素子分離領域を形成するとともに第1のベース領域を取囲み第1の領域に達し第1のコレクタ領域の一部となる環状の第1導電型の第2の領域を形成する。第2の埋込拡散層上に位置する半導体層表面に第1導電型の不純物を導入することによって第2のベース領域を形成する。第2のベース領域表面に第2導電型の不純物を導入することによって第2のエミッタ領域を形成する。第1のベース領域表面に第1導電型の不純物を導入することによって第1のエミッタ領域を形成する。
【0038】
【作用】
この発明に係るバイポーラトランジスタを有する半導体装置によれば、第1の領域の下端コーナ部に含まれる第1導電型の不純物濃度が、下端コーナ部と隣接する第1の領域内に含まれる第1導電型の不純物濃度よりも低くなるように設定されている。それにより、第1の領域の下端コーナ部、すなわちコレクタ領域の下端コーナ部における電界集中の発生を効果的に抑制することが可能となる。つまり、コレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧の劣化を効果的に抑制することが可能となる。
【0047】
この発明に係るバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法によれば、第1のベース領域を取囲む半導体層表面であってコーナ部を除く領域に選択的に第1導電型の不純物が導入され、この第1導電型の不純物に拡散処理が施されることによって環状の第2の領域が形成される。それにより、この環状の第2の領域のコーナ部に含まれる第1導電型の不純物濃度は、第2の領域内の他の部分に比べて相対的に低くなる。それにより、コレクタ領域の下端コーナ部に含まれる第1導電型の不純物濃度を低く抑えることが可能となる。また、素子分離領域と、第2の領域とを同一工程で形成することが可能となるので、製造コストを低減することが可能となる。
【0049】
【実施例】
以下、図1〜図36を用いて、この発明の実施例について説明する。
【0050】
(第1実施例)
まず、図1〜図12を用いて、この発明の第1の実施例について説明する。図1は、この発明の第1の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置を示す断面図である。図2は、図1に示される半導体装置の平面図であり、この図におけるI−I線に沿う断面が図1に示される。この図2および図1を用いて、本実施例における半導体装置の構造について説明する。
【0051】
図1を参照して、npnバイポーラトランジスタ19とpnpバイポーラトランジスタ18とが間隔をあけて形成されている。npnバイポーラトランジスタ19は、コレクタ領域として機能するn型埋込拡散層2およびn型エピタキシャル層4内の領域と、ベース領域として機能するp型拡散層8と、エミッタ領域として機能するn型拡散層9aとを有する。また、pnpバイポーラトランジスタ18は、コレクタ領域として機能するp型拡散層16aおよびp型埋込拡散層3aと、ベース領域として機能するn型拡散層5と、エミッタ領域として機能するp型拡散層11bとを有する。
【0052】
そして、このnpnバイポーラトランジスタ19とpnpバイポーラトランジスタ18とは、p型拡散層16によって絶縁分離されている。このp型拡散層16は、n型エピタキシャル層4の表面からp型シリコン基板1の主表面に達するように形成される。それにより、図37に示される従来例のように、素子分離用の領域としてp型拡散層3とp型拡散層6とをそれぞれ形成する必要がなくなる。それにより、製造コストを低減することが可能となる。
【0053】
また、p型埋込拡散層3aの側端部領域24とp型拡散層16aの外周下端コーナ部23とが重ならないように、p型拡散層16aおよびp型埋込拡散層3aが形成される。つまり、p型埋込拡散層3aの側端部領域24が、p型拡散層16aの側端部よりも内側に位置することとなる。それにより、図44に示される場合と比べて、コレクタ領域の外周下端コーナ部23におけるp型の不純物濃度を低減することが可能となる。それにより、この外周下端コーナ部23近傍における電界集中の発生を効果的に抑制することが可能となる。その結果、pnpバイポーラトランジスタ18におけるコレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧の劣化を抑制することが可能となる。
【0054】
また、上記のように、pnpバイポーラトランジスタ18のコレクタ領域とその周囲野領域との間の耐圧の劣化を抑制することが可能となることによって、n型埋込拡散層2とn型埋込拡散層2aとに含まれるn型の不純物濃度を等しいものとすることが可能となる。それにより、n型埋込拡散層2およびn型埋込拡散層2aを同一工程で形成することが可能となる。それにより、製造コストを低減することが可能となる。さらに、pnpバイポーラトランジスタ18のエミッタ領域は、配線層13eとn型エピタキシャル層4とのコンタクト抵抗を低減するために注入するボロン(B)またはBF2 によって形成されるp型拡散層11bが兼ねることとなる。そうすることによって、n型エピタキシャル層4の厚みが薄くなった場合にも対応可能となる。なお、このp型拡散層11bは、p型拡散層11aおよびp型拡散層11cと同一工程で形成されるため、製造コストの増大にはならない。
【0055】
ここで、縦型pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域と、その周囲の領域(n型エピタキシャル層4およびn型埋込拡散層2a)との間の耐圧向上のメカニズムについて説明する。
【0056】
上述のように、p型埋込拡散層3aの側端部領域24を、図1および図2に示されるように、p型拡散層16aの側端部よりも内側に配置することによって、コレクタ領域の外周下端コーナ部23は、p型拡散層16aのみによって構成されることになる。つまり、コレクタ領域の外周下端コーナ部においてn型埋込拡散層2aと接するのはp型拡散層16aのみとなる。それにより、コレクタ領域とその周囲の領域との接合部に逆バイアスが印加された場合に、空乏層をp型拡散層16a側に広げることが可能となる。それにより、図44に示される従来例において、コレクタ領域の外周下端コーナ部において発生していた電界集中を緩和することが可能となる。それにより、コレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0057】
次に、図3〜図12を用いて、図1に示される半導体装置の製造方法について説明する。図3〜図8は、本実施例における半導体装置の製造工程の第1工程〜第6工程を示す断面図である。図9は、p型拡散層16,16a形成のためのマスクパターンを示す平面図である。図10〜図12は、本実施例における半導体装置の製造工程の第7工程〜第9工程を示す断面図である。
【0058】
まず図3を参照して、p型シリコン基板1の主表面上に、CVD法などを用いて、5000Å〜10000Å程度の厚みのシリコン酸化膜14aを形成する。次に、図4に示されるように、写真製版技術を用いて、シリコン酸化膜14aを選択的にエッチングする。それにより、p型シリコン基板1の主表面を選択的に露出させる。そして、このシリコン酸化膜14aをマスクとして用いて、3.0×1015〜6.0×1015/cm2 程度の量のアンチモン(Sb)をp型シリコン基板1の主表面に注入する。
【0059】
その後、1100℃程度の温度での熱処理を行なうことによって、図5に示されるように、p型シリコン基板1の主表面にn型の不純物拡散層2,2aをそれぞれ形成する。その後、シリコン酸化膜14aを除去する。
【0060】
次に、図6に示されるように、再び、CVD法などを用いて、1000Å〜2000Å程度の厚みを有するシリコン酸化膜14bを、p型シリコン基板1の主表面上に形成する。そして、写真製版技術を用いて、このシリコン酸化膜14bを選択的にエッチングする。それにより、n型不純物拡散層2aの一部表面を露出させる。そして、この露出したn型不純物拡散層2aの一部表面に、3.0×1014〜5.0×1014/cm2 程度の量のボロン(B)などのp型の不純物を注入する。その後、1000℃程度の温度での熱処理を行なう。それにより、n型不純物拡散層2aの表面にp型の不純物拡散層3aを形成する。その後、シリコン酸化膜14bを除去する。
【0061】
次に、図7に示されるように、エピタキシャル成長法を用いて、p型シリコン基板1の主表面上に、n型のエピタキシャル層4を形成する。それにより、n型埋込拡散層2,2aとp型埋込拡散層3aとを形成する。なお、上記のn型エピタキシャル層4の厚みtは、好ましくは、3.0μm以下である。
【0062】
次に、図8を参照して、n型エピタキシャル層4の表面上に、CVD法などを用いて、300Å〜1000Å程度の厚みのシリコン酸化膜(図示せず)を形成する。そして、写真製版技術を用いて、このシリコン酸化膜を選択的にエッチングする。それにより、n型エピタキシャル層4の一部表面を露出させる。そして、この露出したn型エピタキシャル層4の一部表面に、5×1012〜5×1013/cm2 程度の量のリン(P)などのn型の不純物を注入する。その後、1000℃程度の温度での熱処理を行なう。それにより、pnpバイポーラトランジスタのベース領域として機能するn型拡散層5を形成する。その後、LOCOS法を用いて、n型エピタキシャル層4の表面に分離酸化膜7を形成する。この分離酸化膜7の厚みは、好ましくは、5000Å〜10000Å程度である。そして、写真製版技術を用いて、分離酸化膜7を選択的にエッチングする。それにより、n型エピタキシャル層4の表面を選択的に露出させる開口部7a,7bをそれぞれ形成する。この状態が図9に示されている。そして、この開口部7a,7b内に位置するn型エピタキシャル層4の表面上にボロン(B)などのp型の不純物を堆積する。そして、950℃〜1050℃程度の温度での熱処理を行なう。それにより、p型拡散層16,16aをそれぞれ形成する。このとき、p型埋込拡散層3aの側端部領域24とp型拡散層16aの側端部とが重ならないようにする。また、p型拡散層16はp型シリコン基板1の主表面に到達していることが好ましい。しかし、この段階においてp型拡散層16がp型シリコン基板1の主表面に達していなくても、p型拡散層16はプロセス完了時にp型シリコン基板1の主表面に達していればよい。
【0063】
次に、図10を参照して、写真製版技術を用いて、n型エピタキシャル層4の一部表面を選択的に露出させる。そして、その露出したn型エピタキシャル層4の一部表面に、5×1013〜5×1014/cm2 程度の量のボロン(B)などのp型の不純物を注入する。そして、950℃程度の熱処理を行なう。それにより、n型エピタキシャル層4の表面にp型拡散層8を形成する。このp型拡散層8は、npnバイポーラトランジスタのベース領域として機能する。次に、写真製版技術を用いて、n型エピタキシャル層4の表面の所定領域を選択的に露出させる。そして、その露出したn型エピタキシャル層4の表面に、2.0×1015〜6.0×1015/cm2 程度の量のヒ素(As)などのn型不純物を注入する。そして、1050℃程度の温度での熱処理を行なう。それにより、n型拡散層9a,9b,9c,9dをそれぞれ形成する。その後、このn型拡散層9a〜9dの表面上と分離酸化膜7上とに、CVD法などを用いて、1500Å〜3000Å程度の厚みの多結晶シリコン層を堆積する。そして、この多結晶シリコン層に、2.0×1015〜6.0×1015/cm2 程度の量のヒ素(As)などのn型の不純物を注入する。その後、多結晶シリコン層をパターニングする。それにより、多結晶シリコン層10a,10b,10c,10dがそれぞれ形成される。
【0064】
次に、図11を参照して、CVD法などを用いて、分離酸化膜7と多結晶シリコン層10a〜10dを覆うようにBPSG膜などからなる層間絶縁層12を形成する。この層間絶縁層12の厚みは、好ましくは、7000Å〜12000Å程度である。次に、写真製版技術を用いて、この層間絶縁層12を選択的にエッチングする。それにより、コンタクトホール12a,12b,12c,12d,12f,12e,12gをそれぞれ形成する。そして、コンタクトホール12a,12c,12d,12fを覆うマスク層を形成し、コンタクトホール12b,12e,12gを通して、n型エピタキシャル層4の表面に、ボロン(B)あるいはBF2 などのp型の不純物を1.0×1015〜3.0×1015/cm2 程度注入する。その後、950℃程度の温度の熱処理を行なう。それにより、p型拡散層11a,11b,11cをそれぞれ形成する。
【0065】
次に、図12を参照して、スパッタリング法などを用いて、層間絶縁層12上およびコンタクトホール12a〜12g内に、5000Å〜10000Å程度の厚みのAlSi層13を形成する。このAlSi層13をパターニングすることによって、図1に示される半導体装置が形成されることになる。
【0066】
上述したように、本実施例における半導体装置の製造方法では、n型埋込拡散層2,2aを同時に形成することが可能となる。これは、pnpバイポーラトランジスタ18のコレクタ領域とn型埋込拡散層2aとの耐圧が確保されるからである。それにより、製造コストを低減することが可能となる。また、p型拡散層16を、n型エピタキシャル層4の表面からp型シリコン基板1の表面に達する1つの層で構成することが可能となる。以上のことより、従来例に比べて、製造コストを低減することが可能となる。
【0067】
(第2実施例)
次に、図13および図14を用いて、この発明の第2の実施例について説明する。図13は、この発明の第2の実施例における半導体装置を示す平面図である。
【0068】
まず図13を参照して、本実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置においては、p型拡散層16aのコーナ部にp型の低濃度領域16bが形成されている。それにより、コレクタ領域のコーナ部のp型の不純物濃度が低くなる。それにより、コレクタ領域の下端コーナ部において、電界集中の発生を効果的に抑制することが可能となる。
【0069】
また、上記の第1の実施例の場合と同様に、p型埋込拡散層3aの側端部が、p型拡散層16aの側端部を除く領域とのみ重なるように形成することによって、上記の第1の実施例の場合よりもさらにコレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0070】
図14は、p型拡散層16,16aおよび低濃度領域16bの形成のためのマスクパターンを示す平面図である。上記の第1の実施例においては、図9に示されるように、p型拡散層16aの形成のための開口部7bは環状のものであった。しかし、本実施例においては、図14に示されるように、図9における開口部7bのコーナ部に相当する部分に開口部を設けないようにしている。
【0071】
そして、p型拡散層16aを形成する際には、この開口部7b内にp型の不純物を導入し、そのp型の不純物を拡散させることによって図13に示される環状のp型拡散層16aを形成する。それにより、このp型拡散層16aのコーナ部において低濃度領域16bが形成されることになる。それにより、pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0072】
また、開口部7bを図14に示されるようなパターンに形成することによって、開口部7bの形成位置が少々ずれた場合においても、低濃度領域16bを確実に形成することが可能となる。それにより、開口部7bの形成は容易となる。それ以外は、上記の第1の実施例と同様の工程を経て図13に示される半導体装置が形成されることになる。
【0073】
(第3実施例)
次に、図15および図16を用いて、この発明の第3の実施例について説明する。図15は、この発明の第3の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置を示す断面図である。図16は、図15に示される半導体装置の平面図である。なお、図16におけるXV−XV線に沿う断面が図15に示される。
【0074】
図15および図16を参照して、本実施例においては、縦型pnpバイポーラトランジスタ18のベース領域として機能するn型拡散層5の平面幅が上記の第1の実施例の場合よりも大きくなっている。そして、p型拡散層16aが、このn型拡散層5を貫通してp型埋込拡散層3aに達するように形成されている。このとき、n型拡散層5に含まれるn型の不純物濃度は、n型エピタキシャル層4に含まれるn型の不純物濃度よりも高くなるように設定されている。そのため、p型拡散層16とp型拡散層16aとを同一工程で形成した場合でも、p型拡散層16の拡散深さをp型拡散層16aの拡散深さよりも大きいものとすることが可能となる。それにより、p型拡散層16aの下端部がp型埋込拡散層3aの上端部のみと重なり、p型拡散層16の下端部はp型シリコン基板1の主表面に達するようにp型拡散層16,16aを同一工程で形成することが可能となる。
【0075】
また、p型拡散層16aの下端部がp型埋込拡散層3aの底面にまで達しないようにすることが可能となるので、コレクタ領域の下端コーナ部に含まれるp型の不純物濃度を従来例よりも低減することが可能となる。その結果、従来例よりもコレクタ領域とその周囲の領域(特にn型埋込拡散層2a)との間の耐圧を向上させることがまた、p型埋込拡散層3aに含まれるp型の不純物濃度で、コレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧をコントロールすることができるので、耐圧の確保が容易となる。
【0076】
上記の構造を有する本実施例における半導体装置の製造方法については、上記の第1の実施例の場合よりもn型拡散層5の平面幅を大きくなるように形成し、このn型拡散層5を貫通するようにp型拡散層16aを形成すればよい。それ以外は上記の第1の実施例の場合と同様である。このように、n型拡散層5の側端部がp型拡散層16aの外側にまで達するように形成することによって、p型拡散層16aとp型埋込拡散層3aとの位置合せも容易となる。
【0077】
(第4実施例)
次に、図17および図18を用いて、この発明の第4の実施例について説明する。図17は、この発明の第4の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の断面図である。図18は、図17に示される半導体装置の平面図である。なお、図18におけるXVII−XVII線に沿う断面が図17に示される。
【0078】
図17および図18を参照して、本実施例においては、p型拡散層16の平面幅W2がn型エピタキシャル層4の厚みt以上のものとなっている。また、p型拡散層16aの平面幅W1が、n型エピタキシャル層4の厚みtよりも小さくなるように設定されている。
【0079】
それにより、p型拡散層16とp型拡散層16aとを同一工程で形成した場合に、p型拡散層16をp型シリコン基板1の表面に達するように形成し、一方ではp型拡散層16aの下端部がp型埋込拡散層3aの上端部のみと重なるようにすることが可能となる。それにより、pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域の下端コーナ部に含まれるp型の不純物濃度を、上記の各実施例の場合と同様に、従来例よりも低減することが可能となる。それにより、従来例よりも、コレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0080】
また、p型拡散層16aの平面幅W1を、図17に示されるように小さくすることによって、n型拡散層5をp型拡散層16aと接触することなく形成することが可能となる。それにより、pnpバイポーラトランジスタのベース/コレクタ間の耐圧をも向上させることが可能となる。
【0081】
さらに、本実施例の場合も、上記の第3の実施例の場合と同様に、p型拡散層16aとp型埋込拡散層3aとの位置合せが容易となり、また、pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域とn型埋込拡散層2aとの間の耐圧をp型埋込拡散層3aのp型の不純物濃度によってコントロールすることも可能となる。なお、製造方法に関しては、図9に示される開口部7aの開口幅が開口部7bの開口幅よりも大きくなるように調整すること以外は上記の第1の実施例の場合と同様である。
【0082】
(第5実施例)
次に、図19〜図32を用いて、この発明の第5の実施例について説明する。図19〜図22は、この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程の第1工程〜第4工程を示す断面図である。
【0083】
まず図19を参照して、p型シリコン基板1の主表面上に、5000Å〜10000Å程度の厚みのシリコン酸化膜14aを形成する。そして、写真製版技術を用いて、このシリコン酸化膜14aを選択的にエッチングする。それにより、p型シリコン基板1の主表面を選択的に露出させる。そして、この露出したp型シリコン基板1の主表面に、アンチモン(Sb)を注入する。次に、図20に示されるように、再びシリコン酸化膜14aをマスクとして用いて、p型シリコン基板1の主表面にリン(P)を注入する。このとき、好ましくは、アンチモン(Sb)の注入量をリン(P)の注入量よりも多くする。
【0084】
その後、所定の熱処理を施すことによって、図21に示されるように、n型拡散層2,2a,2bをそれぞれ形成する。より詳しくは、相対的に低濃度のn型拡散層2,2a内に相対的に高濃度のn型拡散層2bがそれぞれ形成されることになる。このような2層構造のn型の拡散層が形成されるのは、アンチモン(Sb)とリン(P)の拡散係数が異なるためである。したがって、同一の熱処理を施した場合、リンの方がアンチモンよりも拡散係数が大きいため、p型シリコン基板1の深い部分にまで拡散することとなる。その結果、相対的にn型不純物濃度の高いn型拡散層2bを取り囲むように、相対的にn型の不純物濃度低いn型拡散層2,2aが形成されることになる。
【0085】
次に、上記の第1の実施例の場合と同様の方法で、p型シリコン基板1の主表面上に、n型拡散層2a内に形成されたn型拡散層2bの表面を露出させるようにパターニングされた1000Å〜2000Åの厚みのシリコン酸化膜(図示せず)を形成する。そして、このシリコン酸化膜をマスクとして用いて、p型シリコン基板1の主表面にボロン(B)などのp型の不純物を注入する。そして、熱処理を施すことによって、n型拡散層2aの表面にp型の拡散層(図示せず)を形成する。その後、シリコン酸化膜を除去する。
【0086】
そして、上記の第1の実施例の場合と同様の方法で、p型シリコン基板1の主表面上に、3.0μm以下の厚みのn型エピタキシャル層4を形成する。それにより、図22に示されるように、n型埋込拡散層2,2aと、p型埋込拡散層3aとが形成されることになる。
【0087】
このとき、p型埋込拡散層3aの底部領域3bは、n型埋込拡散層2aの表面に形成されたn型拡散層2bを打消して形成される。そのため、底部領域3bに含まれるp型の不純物濃度は、p型埋込拡散層3a内の他の領域と比べて相対的に低いものとなる。それにより、空乏層をn型埋込拡散層2aとp型埋込拡散層3aとの両方に拡げることが可能となる。それにより、pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0088】
それ以降は、上記の第1〜第4のいずれかの実施例と同様の工程を経て、本実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置が形成されることになる。それにより、上記の第1〜第4の実施例の場合よりもさらにpnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0089】
次に、図23〜図27を用いて、上記の本実施例における半導体装置の製造方法の第1の変形例について説明する。図23〜図27は、この第1の変形例における半導体装置の製造工程の第1工程〜第5工程を示す断面図である。
【0090】
まず図23を参照して、p型シリコン基板1の主表面上に、シリコン酸化膜14a,シリコン窒化膜20およびレジスト21を順次形成する。そして、写真製版技術を用いて、レジスト21を所定形状にパターニングする。そして、このレジスト21をマスクとして用いて熱リン酸によってシリコン窒化膜20のみをエッチングする。その後、ウエットエッチングによってシリコン酸化膜14aをエッチングする。その後、レジスト21を除去する。それにより、図24に示されるように、シリコン酸化膜14aの端部は、シリコン窒化膜20の端部よりも後退する。
【0091】
次に、図25を参照して、シリコン窒化膜20をマスクとして用いて、p型シリコン基板1の主表面にアンチモン(Sb)を注入する。その後、シリコン窒化膜20を熱リン酸を用いて除去する。
【0092】
次に、図26を参照して、シリコン酸化膜14aをマスクとして用いて、リン(P)をp型シリコン基板1の主表面に注入する。この場合も、好ましくは、アンチモン(Sb)の注入量をリン(P)の注入量よりも多くする。その後、上記の第5の実施例の場合と同様の熱処理を施すことによって、図27に示されるように、相対的に低濃度のn型拡散層2,2a内に、相対的に高濃度のn型拡散層2bをそれぞれ形成する。このとき、本変形例によれば、リン(P)を注入する際のマスクとなるシリコン酸化膜14aの端部が、アンチモン(Sb)を注入する際のマスクとなるシリコン窒化膜20の端部よりも後退しているので、リンによるn型拡散層2,2a内に確実にアンチモンによるn型の拡散層2bを形成することが可能となる。
【0093】
それ以降は、上記の第5の実施例と同様の工程を経て本変形例における半導体装置が形成されることになる。
【0094】
次に、図28〜図32を用いて、上記の第5の実施例の製造方法の第2の変形例について説明する。図28〜図32は、この第2の変形例における半導体装置の製造工程の第1工程〜第5工程を示す断面図である。
【0095】
まず図28を参照して、p型シリコン基板1の主表面上に、シリコン酸化膜14aとシリコン窒化膜20とを順次形成する。次に、写真製版技術を用いて、シリコン窒化膜20とシリコン酸化膜14aとを選択的にエッチングする。それにより、p型シリコン基板1の主表面を選択的に露出させる。そして、このシリコン窒化膜20とシリコン酸化膜14aとの積層構造をマスクとして用いて、図29に示されるように、リン(P)をp型シリコン基板1の主表面に注入する。
【0096】
次に、CVD法などを用いて、p型シリコン基板1の主表面上およびシリコン窒化膜20をを覆うようにシリコン酸化膜を堆積する。そして、このシリコン酸化膜に、シリコン窒化膜20に対して選択比の高いガスを用いて、異方性エッチング処理を施す。それにより、図30に示されるように、サイドウォール絶縁膜22を形成する。
【0097】
次に、図31を参照して、シリコン窒化膜20およびサイドウォール絶縁膜22をマスクとして用いて、p型シリコン基板1の主表面に、アンチモン(Sb)を注入する。
【0098】
その後、熱処理を施すことによって、図32に示されるように、n型拡散層2,2a,2bをそれぞれ形成する。本変形例によれば、上記の第1の変形例の場合のようにウエットエッチングを用いる必要はなくなる。それにより、n型埋込拡散層2aの平面幅W3およびn型拡散層2bの平面幅W4のばらつきを、上記の第1の変形例の場合よりも小さく抑えることが可能となる。それにより、デバイスの縮小化が可能となる。
【0099】
それ以降は、上記の第5の実施例の場合と同様の工程を経て本変形例における半導体装置が形成されることになる。
【0100】
(第6実施例)
次に、図33〜図36を用いて、この発明の第6の実施例について説明する。図33は、この発明の第6の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置を示す断面図である。
【0101】
まず図33を用いて、本実施例における半導体装置の構造について説明する。図33を参照して、本実施例においては、p型埋込拡散層3aの上面のp型シリコン基板1とn型エピタキシャル層4との界面からの高さHが、n型エピタキシャル層4の厚みtの2/3以上となっている。それにより、p型拡散層16aとp型拡散層8とを同一工程で形成することが可能となる。その結果、p型拡散層8の拡散深さD1と、p型拡散層16aの拡散深さD2とは等しくなる。それ以外の構造に関しては、図1に示される第1の実施例における半導体装置とほぼ同様である。
【0102】
上記のように、p型埋込拡散層3aの上面の高さを高くすることによって、p型埋込拡散層3aが拡がる。そのため、pnpバイポーラトランジスタ18のコレクタ抵抗を低減することが可能となる。また、それにより、p型埋込拡散層3aの濃度も低くなる。それにより、pnpバイポーラトランジスタ18のコレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。さらに、p型埋込拡散層3aをこのように浮上がらせることによって、縦型pnpバイポーラトランジスタの実効ベース幅(n型拡散層5の拡散深さ)を小さくすることが可能となる。それにより、pnpバイポーラトランジスタの電流増幅率を高めることが可能となる。
【0103】
次に、図34〜図36を用いて、本実施例における半導体装置の製造方法について説明する。図34〜図36は、本実施例における半導体装置の製造工程の第1工程〜第3工程を示す断面図である。
【0104】
まず図34を参照して、上記の第1の実施例の場合と同様の工程を経て、n型エピタキシャル層4までを形成する。このとき、p型埋込拡散層3aの形成のためのボロン(B)の注入量を4.0×1014〜7.0×1014/cm2 程度とする。
【0105】
次に、図35を参照して、上記の第1の実施例と同様の方法で、n型拡散層5および分離酸化膜7を形成する。そして、上記の第1の実施例の場合と同様の方法で、n型エピタキシャル層4の表面を選択的に露出させる。そして、露出したn型エピタキシャル層4の表面に、ボロン(B)を堆積する。そして、1100℃以上の高い温度での熱処理を行なう。それにより、p型シリコン基板1に達するようにp型拡散層16を形成するとともに、p型埋込拡散層3aの上面のp型シリコン基板1とn型エピタキシャル層4との界面からの高さHをn型エピタキシャル層4の厚みtの2/3以上とする。
【0106】
次に、図36を参照して、分離酸化膜7上に、所定形状にパターニングされたレジストパターン21aを形成する。このレジストパターン21aをマスクとして用いて、n型エピタキシャル層4の表面にボロン(B)を注入する。それにより、npnバイポーラトランジスタのベース領域として機能するp型拡散層8と、pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域の一部として機能するp型拡散層16aとを同時に形成する。その後、レジストパターン21aを除去する。
【0107】
上記のように、p型拡散層8とp型拡散層16aとを同時に形成することによって、p型拡散層16aの拡散深さは比較的小さいものとなる。それにより、p型拡散層16aの底面はほぼp型埋込拡散層16aの底面までは到達しない。その結果、p型埋込拡散層3aの底部の濃度を低く抑えることが可能となる。また、p型拡散層16を高温で形成することによって、p型拡散層16とp型シリコン基板1との接触抵抗も低減することが可能となる。それにより、素子間のリークの発生を効果的に低減することも可能となる。
【0108】
それ以降は、上記の第1の実施例と同様の工程を経て、図33に示される半導体装置が形成されることになる。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、コレクタ領域の外周下端コーナ部の濃度を低減することが可能となる。それにより、コレクタ領域とその周囲の領域との間の耐圧を向上させることが可能となる。また、この発明によれば、隣合う位置に異なる導電型式のバイポーラトランジスタが形成された場合に、それぞれのバイポーラトランジスタに含まれる埋込拡散層を同一工程で形成することが可能となる。また、それぞれのバイポーラトランジスタを絶縁分離するための素子分離領域を、半導体層の表面から半導体基板の主表面に達するように形成し、これと同一工程で一方のバイポーラトランジスタのコレクタ領域の一部を形成することが可能となる。それにより、製造コストを低減することも可能となる。
【0110】
以上のことより、この発明によれば、製造コストを低減し、かつ信頼性の向上したバイポーラトランジスタを有する半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置を示す断面図である。
【図2】図1に示される半導体装置の平面図である。
【図3】図1に示される半導体装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図4】図1に示される半導体装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図5】図1に示される半導体装置の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図6】図1に示される半導体装置の製造工程の第4工程を示す断面図である。
【図7】図1に示される半導体装置の製造工程の第5工程を示す断面図である。
【図8】図1に示される半導体装置の製造工程の第6工程を示す断面図である。
【図9】素子分離用のp型拡散層と縦型pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域の一部となるp型拡散層とを形成するためのマスクパターンを示す平面図である。
【図10】図1に示される半導体装置の製造工程の第7工程を示す断面図である。
【図11】図1に示される半導体装置の製造工程の第8工程を示す断面図である。
【図12】図1に示される半導体装置の製造工程の第9工程を示す断面図である。
【図13】この発明の第2の実施例における縦型pnpトランジスタを有する半導体装置を示す平面図である。
【図14】図13に示される素子分離用のp型拡散層と縦型pnpバイポーラトランジスタのコレクタ領域の一部となるp型拡散層とを形成するためのマスクパターンを示す平面図である。
【図15】この発明の第3の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを示す断面図である。
【図16】図15に示される半導体装置の平面図である。
【図17】この発明の第4の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の断面図である。
【図18】図17に示される半導体装置の平面図である。
【図19】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図20】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図21】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図22】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程の第4工程を示す断面図である。
【図23】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第1の変形例の第1工程を示す断面図である。
【図24】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第1の変形例の第2工程を示す断面図である。
【図25】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第1の変形例の第3工程を示す断面図である。
【図26】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第1の変形例の第4工程を示す断面図である。
【図27】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第1の変形例の第5工程を示す断面図である。
【図28】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第2の変形例の第1工程を示す断面図である。
【図29】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第2の変形例の第2工程を示す断面図である。
【図30】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第2の変形例の第3工程を示す断面図である。
【図31】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第2の変形例の第4工程を示す断面図である。
【図32】この発明の第5の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法の第2の変形例の第5工程を示す断面図である。
【図33】この発明の第6の実施例における縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置を示す断面図である。
【図34】図33に示される半導体装置の製造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図35】図33に示される半導体装置の製造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図36】図33に示される半導体装置の製造工程の特徴的な第3工程を示す断面図である。
【図37】従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の断面図である。
【図38】図37に示される従来の半導体装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図39】図37に示される従来の半導体装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図40】図37に示される従来の半導体装置の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図41】図37に示される従来の半導体装置の製造工程の第4工程を示す断面図である。
【図42】図37に示される従来の半導体装置の製造工程の第5工程を示す断面図である。
【図43】図37に示される従来の半導体装置の製造工程の第6工程を示す断面図である。
【図44】図37に示される従来の縦型pnpバイポーラトランジスタを有する半導体装置の改良例の問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板、2,2a n型埋込拡散層、3,6,8,8a,8b,11a,11b,11c,16,16a p型拡散層、3a p型埋込拡散層、3b 底部領域、4 n型エピタキシャル層、5,9a,9b,9c,9d n型拡散層10a,10b,10c,10d 多結晶シリコン層、12 層間絶縁層、12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g コンタクトホール、13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g 配線層、14a,14b,22 シリコン酸化膜、15 空乏層、17 コーナ部、18pnpバイポーラトランジスタ、19 npnバイポーラトランジスタ、16b 低濃度領域、20 シリコン窒化膜、21,21a レジストパターン、22 サイドウォール絶縁膜、23 外周下端コーナ部、24 側端部領域。
Claims (2)
- 主表面を有する第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板の主表面上に形成された第2導電型の半導体層と、
前記半導体層と前記半導体基板との境界部に形成された第2導電型の埋込拡散層と、
前記埋込拡散層上に位置する前記半導体層表面に形成された第2導電型のベース領域と、
前記ベース領域の側部を取囲み前記半導体層を貫通して前記埋込拡散層に達し環状の下端部を有し、前記下端部におけるコーナ部に含まれる第1導電型の不純物濃度が前記コーナ部と隣接する前記下端部に含まれる第1導電型の不純物濃度よりも低い第1導電型の第1の領域と、前記第1の領域の内周下端部間を接続し前記埋込拡散層内に底面を有するように形成された第1導電型の第2の領域とで構成されるコレクタ領域と、
前記ベース領域表面に形成された第1導電型のエミッタ領域と、
を備えた、バイポーラトランジスタを有する半導体装置。 - 第1導電型の半導体基板の主表面に選択的に第2導電型の不純物を導入することによって第2導電型の第1と第2の不純物拡散層を間隔をあけて形成する工程と、
前記第1の不純物拡散層表面に第1導電型の不純物を導入することによって第1導電型の第3の不純物拡散層を形成する工程と、
前記半導体基板の主表面上にエピタキシャル成長法を用いて第2導電型の半導体層を形成することによって、前記半導体層と前記半導体基板との境界部に第2導電型の第1と第2の埋込拡散層を形成し前記第1の埋込拡散層上に第1のコレクタ領域の一部となる第1導電型の第1の領域を形成する工程と、
前記第1の領域上に位置する前記半導体層表面に第2導電型の不純物を導入することによって第1のベース領域を形成する工程と、
前記第2の埋込拡散層上に位置し第2のコレクタ領域として機能する前記半導体層内の領域を取囲む前記半導体層表面の所定領域に第1導電型の不純物を導入するとともに、第1のベース領域を取囲む前記半導体層表面であってコーナ部を除く領域に選択的に第1導電型の不純物を導入する工程と、
前記第1導電型の不純物に拡散処理を施すことによって、前記第2のコレクタ領域として機能する前記半導体層内の領域を取囲む第1導電型の素子分離領域を形成するとともに前記第1のベース領域を取囲み前記第1の領域に達し前記第1のコレクタ領域の一部となる環状の第1導電型の第2の領域を形成する工程と、
前記第2の埋込拡散層上に位置する前記半導体層表面に第1導電型の不純物を導入することによって第2のベース領域を形成する工程と、
前記第2のベース領域表面に第2導電型の不純物を導入することによって第2のエミッタ領域を形成する工程と、
前記第1のベース領域表面に第1導電型の不純物を導入することによって第1のエミッタ領域を形成する工程と、
を備えた、バイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造方法。
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