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JP3547363B2 - サスペンション装置 - Google Patents

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JP3547363B2
JP3547363B2 JP2000103654A JP2000103654A JP3547363B2 JP 3547363 B2 JP3547363 B2 JP 3547363B2 JP 2000103654 A JP2000103654 A JP 2000103654A JP 2000103654 A JP2000103654 A JP 2000103654A JP 3547363 B2 JP3547363 B2 JP 3547363B2
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彰一 組坂
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有限会社クルーズ
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気体圧を利用した車両用のサスペンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用のサスペンション装置は、路面に存在する大小の凹凸によって生じる車輪の振動や衝撃が直接車体に伝わらないように緩衝しつつ、車体をバネ上に支持するものである。走行中、路面の凹凸は多種多様に変化していき、サスペンション装置は、これらの路面の凹凸によって生じる車体の上下振動やロールを極力吸収し、乗員の安定性を確保すべく、スプリングの他にダンパを併設することが多い。
【0003】
車両は重心を低くする方が走行安定性が高まるため、車体の最低地上高を低くすることが有利であるが、その一方、路面の凹凸変化が大きいところでは、最低地上高を高くした方が、走破性が向上する。このような要求に伴い、図10に示すような車高調節式サスペンションが開発されている。
【0004】
この車高調節式サスペンションにおいては、車体下方基部100に、アッパアーム101およびロアアーム102を介してナックル103をピン結合し、ナックル103に車輪104が回動可能に支持されている。アッパアーム101と車体上方基部105との間は、互いに併設されたダンパ106付きのコイルスプリング107およびエアスプリングとしてのエアシリンダ108を介して連結されている。
【0005】
エアシリンダ108には、図11に示すように、電磁弁109を介して高圧エアを充填したエアタンク110が接続され、電磁弁109を制御することによって、エアタンク110より高圧エアをエアシリンダ108へ供給したり、エアシリンダ108より高圧エアを大気中へ放出する。このような電磁弁109の働きによってエアシリンダ108内のエア圧を増減し、車高調節を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエアシリンダ108は、エアシリンダ108内の気体室に密封された高圧エアによってエアスプリングとしての機能を発揮させるものであるため、エアシリンダ108の耐荷重は、気体室の容積や密封されたエアの圧力などの各種要件によって決定される。これらの要件のうち、気体室内のエア圧力は、柔軟なサスペンション機能を確保するため所定限度内にする必要があるので、エアシリンダ108の耐荷重は、実際には、そのサイズによってほぼ決定される。
【0007】
したがって、エアシリンダの耐荷重を高めようとすると、エアシリンダを大型化せざるを得ず、スペースの限られた車輪周りにおいては、耐荷重が比較的小さなエアシリンダしか設置できない。
【0008】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、装置の大型化を回避しつつ、耐荷重の増大を図ることのできるサスペンション装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のサスペンション装置は、筒状体の一方の端部を上部蓋体で閉塞した形状の外部シリンダと、前記筒状体の内径より小さな外径を有する筒状体の基端部を底部蓋体で閉塞し他端部を外筒用ピストンで閉塞した形状で外筒用ピストンを外部シリンダ内周面に気密状に摺接させて配置された内部シリンダと、外筒用ピストンを気密状かつ摺動可能に貫通しその基端部を上部蓋体に固定して配置されたピストン軸と、ピストン軸に固定され内部シリンダ内周面に摺動可能に配置された内筒用ピストンとを備えている。
【0010】
このような構成とすることにより、外部シリンダと内部シリンダとが入れ子状に配置され、外筒用ピストンと上部蓋体との間、内筒用ピストンと底部蓋体との間にそれぞれ、外部シリンダと内部シリンダとの相対的な往復スライド運動によって拡縮する気密状の気体室が形成され、これら2個の気体室内に密封された気体圧でサスペンション機能が発揮されるので、装置の大型化を回避しつつ、耐荷重の増大を図ることができる。
【0011】
前記底部蓋体と内筒用ピストンとで区分された下部気体室と、前記上部蓋体と外筒用ピストンとで区分された上部気体室とを連通する気体流路をピストン軸内に形成することにより、上部気体室内の気体圧と、下部気体室内の気体圧とは常に同等に保たれるようになり、加えられた荷重は上部および下部の2つの気体室内の気体で均等に負担されるので、一方の気体室への集中荷重による弊害を防止することができ、滑らかなサスペンション機能が得られる。
【0012】
前記気体流路に第1オリフィス機構を介して連通させたリザーブタンクを備えることにより、外部シリンダや内部シリンダに荷重が加わって上部気体室内および下部気体室内の気体が圧縮されると、その気体は第1オリフィス機構を介してリザーブタンク内へ流入し、逆に、荷重が減少あるいは解除されて上部気体室内および下部気体室内の気体圧が減少すると、リザーブタンク内の気体が第1オリフィス機構を介して上部気体室内および下部気体室内へ流入するようになる。
【0013】
これらの気体は、全体として、上部気体室内、下部気体室内およびリザーブタンク内に密封されているためスプリングとしての機能を発揮するとともに、上部気体室および下部気体室とリザーブタンクとの間を流動する気体は、第1オリフィス機構を通過する際に絞られてエネルギ損失が生じるので、ダンパとしての機能も発揮するようになる。また、リザーブタンク内に気体を注入したり、リザーブタンク内の気体を放出して、リザーブタンク内の気体圧を増減させることにより、上部気体室および下部気体室の容積を変化させることができるので、車高調節も可能となる。
【0014】
このリザーブタンク内の気体圧の増減は、別途用意した気体タンクを必要時のみリザーブタンクに接続することによって行うことができるが、リザーブタンク内と連通しその内圧を調節するための開閉弁付きの貯留タンクを予め備えておけば、必要に応じて開閉弁を開閉することで、貯留タンクから気体をリザーブタンク内へ供給したり、リザーブタンク内の気体を放出し、容易に車高調節を行うことが可能となる。
【0015】
なお、第1オリフィス機構は、気体室から流出する気体の流れを調節する機能を備えたものであることが望ましい。このような機能を備えることにより、気体室内の気体が圧縮されて外部へ流出する場合の減衰量を設定することでダンパ機能を調節することが可能となる。
【0016】
また、第1オリフィス機構は、内径の異なる複数の流路を備え、これらの複数の流路の中から任意の流路を選択することによって気体の流れを調節可能とすることが望ましい。これにより、予め複数設定された流量に対応する流路を選択するだけで、気体室からリザーブタンクへ流入する気体の流れを調節することが可能となるので、減衰量の調節が容易となる。
【0017】
前記内筒用ピストンと外筒用ピストンとで区分された中間気体室と大気とを連通する第2オリフィス機構を設けることにより、外部シリンダや内部シリンダに荷重が加わって中間気体室内の気体が圧縮されると、その気体は第2オリフィス機構を介して大気中へ放出され、逆に、荷重が減少あるいは解除されて中間気体室内の気体圧が減少すると、大気中の気体が第2オリフィス機構を介して中間気体室へ流入するようになる。
【0018】
このように、中間気体室と大気中とを流動する気体は、第2オリフィス機構を通過する際に絞られてエネルギ損失が生じるので、ダンパとしての機能がさらに向上するとともに、衝撃荷重を緩衝する機能も向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態であるサスペンション装置を示す概略構成図、図2は図1に示すエアサスペンション本体の縦断面図、図3は図2に示すエアサスペンション本体の部分拡大図、図4(a)は流路切替弁の平面図、同(b)は前記流路切替弁の側面図、同(c)は前記流路切替弁の底面図、図5は図2に示すエアサスペンション本体の部分拡大図である。
【0020】
本実施形態のサスペンション装置は、図1に示すように、車輪Tを回動可能にナックル、アッパアームおよびロアアームなどによって構成される車輪側部材Lと車体側部材Uとを懸架するエアサスペンション本体10と、後述する第1オリフィス機構1を介してエアサスペンション本体10に連通させたリザーブタンク3と、リザーブタンク3に圧力調節弁4を介して連通させた内圧調節用の貯留タンク5とを備えている。エアサスペンション本体10は、後述する外部シリンダ13の上端部に設けられたアッパマウント22によって車輪側部材Uに連結され、下部シリンダ16の下端部に設けられたロッド23によって車輪側部材Lに連結されている。
【0021】
エアサスペンション本体10は、図2に示すように、円筒体の上端部をキャップ11および上部蓋体12で閉塞した形状の外部シリンダ13と、外部シリンダ13の内径より小さな外径を有する円筒体の下端部を下部蓋体14で閉塞し上端部を外筒用ピストン15で閉塞した形状で外筒用ピストン15を外部シリンダ13の内周面13aに気密状に摺接させて配置した内部シリンダ16と、外筒用ピストン15を気密状かつ摺動可能に貫通し上端部17aを上部蓋体12に固定して配置されたピストン軸17と、ピストン軸17の下端部17bに固定され内部シリンダ16の内周面16aに摺動可能に配置された内筒用ピストン18とを備えている。
【0022】
また、下部蓋体14と内筒用ピストン18とで区分された下部気体室19と、上部蓋体12と外筒用ピストン15とで区分された上部気体室20とを連通する流路21がピストン軸17内に形成され、流路21の上端部は第1オリフィス機構1を介してリザーブタンク3に連結されている。さらに、内筒用ピストン18と外筒用ピストン15とで区分された中間気体室29と大気とを連通する第2オリフィス機構30が設けられている。
【0023】
第1オリフィス機構1は、図3に示すように、流路21から上方へ直線状に形成された流路31,25と、流路31をバイパスする流路33とを備え、流路31の途中には、バネ34と、流路31より小内径のバネ支持部34aと、バネ34によって流路21側へ付勢されたチェックボール35とで構成されるチェックバルブ36が設けられている。また、チェックバルブ36と流路21との間には、流路31を漏斗状に縮径させた、流路31より小内径の流路31aが形成されている。
【0024】
流路33は、チェックバルブ36より流路21寄りの部分からリザーブタンク3側に向かって、チェックバルブ36をバイパスするように形成されている。チェックバルブ36の上方には、流路33とバネ支持部34aとを合流させる流路切替弁24が配置されている。
【0025】
流路切替弁24は、図4に示すように、その中心を上下に貫通しバネ支持部34aに連通される流路25と、流路25に集合されそれぞれ内径が異なる6つの流路26a,26b,26c,26d,26e,26fとを備えている。流路26a〜26fの内径は、いずれも流路33の内径よりも小さいものとなっている。また、流路切替弁24の頭部は六角ナット状のダイヤルとなっており、この六角ナット状の6つの面の対応位置にそれぞれ流路26a〜26fの開口部が形成されている。
【0026】
流路切替弁24を流路25を中心にして回転させることにより、6つの流路26a〜26fのうちのいずれかが流路33と接続されるので、頭部27を回転させて任意の流路を選択することによって、流路33を通過する気体の流れを調節することができる。頭部27の外周の6面には、6つの流路26a〜26fの内径サイズを示すマーカ28がそれぞれ表示されているので、これらのマーカ28の位置を流路33側へ合わせることによって、6つの流路26a〜26fの中から任意の流路を容易に選択することができる。
【0027】
第2オリフィス機構30は、図5に示すように、外部シリンダ13の下端部付近に形成された通気孔37と、内部シリンダ16の上端部付近に形成された通気孔38と、外部シリンダ13の下端部に気密シール材39を取り付けることによって外部シリンダ13と内部シリンダ16との隙間に形成された流路40とで構成されており、中間気体室29と大気とを連通している。
【0028】
車両走行時など、サスペンション装置の通常使用状態においては、圧力調整弁4を閉塞し、貯留タンク5より供給された気体がリザーブタンク3および上部気体室20、下部気体室19内に密封された状態とする。このような状態において、気体は、全体として、リザーブタンク3および上部気体室20、下部気体室19内に密封されているため、エアサスペンション本体10に加わる負荷に対してエアスプリングとしての機能を発揮する。
【0029】
この場合、上部気体室20および下部気体室19の2個の気体室内に密封された気体圧によってエアサスペンション機能を発揮するので、その耐荷重は、従来のエアサスペンションの1.5〜2倍となる。したがって、装置の大型化を回避しつつ、耐荷重の増大を図ることができる。
【0030】
また、下部気体室19と上部気体室20とはピストン軸17内の流路21によって連通されているため、上部気体室20内の気体圧と、下部気体室19内の気体圧とは常に同等に保たれ、加えられた荷重は上部気体室20内および下部気体室19内の気体で均等に負担されるので、一方の気体室への集中荷重による弊害を防止することができ、滑らかなサスペンション機能が得られる。
【0031】
次に、図6〜図9を参照して、サスペンション装置の動作状態について説明する。図6は図1に示すエアサスペンション本体の圧縮動作状態を示す縦断面図、図7は図6の部分拡大図、図8は図1に示すエアサスペンション本体の伸展動作状態を示す縦断面図、図9は図8の部分拡大図である。
【0032】
車両走行中の上下振動やロールによる負荷がエアサスペンション本体10に加わると、図6に示すように、外筒用ピストン15が内筒用ピストン18から離隔する方向へ移動して下部気体室19内および上部気体室20内の気体が圧縮され、この気体は流路21や第1オリフィス機構1などを経由して、リザーブタンク3内へ流入する。このとき、図7に示すように、流路21から流入する気体流によりチェックボール35がバネ34の付勢力に逆らって上昇し、チェックバルブ36が開いた状態となるので、気体流は内径の小さな流路26aを通過せず、流路31a,31およびバネ支持部34aを通過した後、流路25内を経由して、リザーブタンク3内へ流入する。流路31aの内径は流路21の内径より小さいので、流路21から流路31aに流入する際、気体流は絞られて流速が急激に変化し、流動エネルギの損失が生じることで、ダンパとしての機能が発揮される。
【0033】
また、エアサスペンション本体10に加わる負荷で下部気体室19内および上部気体室20内の気体が圧縮されたとき、中間気体室29の容積が増大して内圧が低下し、大気中の空気が、通気孔37,38および流路40によって構成される第2オリフィス機構30を経由して中間気体室29内へ流入するが、空気流が第2オリフィス機構30を通過する際、空気流は絞られて流速が急激に変化し、流動エネルギの損失が生じるので、ダンパとしての機能が発揮される。
【0034】
一方、エアサスペンション本体10に加わる負荷が減少あるいは解除されると、図8に示すように、外筒用ピストン15が内筒用ピストン18に接近する方向へ移動して下部気体室19および上部気体室20の内圧が減少し、リザーブタンク3内の気体が第1オリフィス機構1を経由して下部気体室19内および上部気体室20内へ流入する。このとき、図9に示すように、チェックボール35がバネ34によって付勢されチェックバルブ36は閉じているため、気体流は、流路25を通過した後、流路切替弁24の流路26aから、流路31をバイパスする流路33へ流入し、流路21内を経由して、上部気体室20および下部気体室19内へ流入する。流路26a〜26fの内径はいずれも流路25の内径より小さいので、流路25から流路26aなどへ流入する際、気体流は絞られて流速が急激に変化し、流動エネルギの損失が生じることにより、ダンパとしての機能が発揮される。
【0035】
ダンパ機能の調整は、流路切替弁24で流路26a〜26fのうちのいずれかを選択することによって行うことができる。また、負荷の減少や解除によって、外筒用ピストン15が内筒用ピストン18に接近する方向へ移動したとき、中間気体室29の容積が減少し内圧が増加して、内部の空気が通気孔37,38および流路40によって構成される第2オリフィス機構30を経由して大気中へ放出されるが、空気流が第2オリフィス機構30を通過する際、流動エネルギの損失が生じ、ダンパとしての機能が発揮される。
【0036】
さらに、本実施形態のサスペンション装置においては、貯留タンク5内に充填された気体を圧力調整弁4を介してリザーブタンク3内へ供給し、その内圧を増大させたり、リザーブタンク3内の気体を大気中へ放出して内圧を減少させることができる。したがって、リザーブタンク3の内圧を増減させて、リザーブタンク3と連通された上部気体室20および下部気体室19の内圧を増減させることによって、外筒用ピストン15および内筒用ピストン18の静止位置を変化させることが可能であり、これによって、車高調節を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明により、以下に示す効果を奏する。
【0038】
(1)エアサスペンション装置は、筒状体の一方の端部を上部蓋体で閉塞した形状の外部シリンダと、前記筒状体の内径より小さな外径を有する筒状体の基端部を底部蓋体で閉塞し他端部を外筒用ピストンで閉塞した形状で外筒用ピストンを外部シリンダ内周面に気密状に摺接させて配置された内部シリンダと、外筒用ピストンを気密状かつ摺動可能に貫通しその基端部を上部蓋体に固定して配置されたピストン軸と、ピストン軸に固定され内部シリンダ内周面に摺動可能に配置された内筒用ピストンとを備えたことにより、外部シリンダと内部シリンダとが入れ子状に配置され、外筒用ピストンと上部蓋体との間、内筒用ピストンと底部蓋体との間にそれぞれ、外部シリンダと内部シリンダとの相対的な往復スライド運動によって拡縮する気密状の気体室が形成され、これら2個の気体室内に密封された気体圧でエアサスペンション機能が発揮されるので、装置の大型化を回避しつつ、耐荷重の増大を図ることができる。
【0039】
(2)前記底部蓋体と内筒用ピストンとで区分された下部気体室と、前記上部蓋体と外筒用ピストン部材とで区分された上部気体室とを連通する気体流路をピストン軸内に形成することにより、上部気体室内の気体圧と、下部気体室内の気体圧とは常に同等に保たれるようになり、加えられた荷重は上部および下部の2つの気体室内の気体で均等に負担されるので、一方の気体室への集中荷重による弊害を防止することができ、滑らかなサスペンション機能が得られる。
【0040】
(3)前記気体流路に第1オリフィス機構を介して連通させたリザーブタンクを備えることにより、上部気体室内、下部気体室内およびリザーブタンク内の気体は全体として密封されているため、エアスプリングとしての機能を発揮するとともに、上部気体室および下部気体室とリザーブタンクとの間を流動する気体は、第1オリフィス機構を通過する際に絞られてエネルギ損失が生じるので、ダンパとしての機能も発揮する。また、気体の注入、放出でリザーブタンク内の気体圧を増減させ、上部気体室および下部気体室の容積を変化させることで、車高調節も可能となる。
【0041】
(4)前記内筒用ピストンと外筒用ピストンとで区分された中間気体室と大気とを連通する第2オリフィス機構を設けることにより、中間気体室と大気中との間を流動する気体は、第2オリフィス機構を通過する際に絞られてエネルギ損失が生じるので、ダンパとしての機能がさらに向上するとともに、衝撃荷重を緩衝する機能も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態であるサスペンション装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すエアサスペンション本体の縦断面図である。
【図3】図2に示すエアサスペンション本体の部分拡大図である。
【図4】(a)は流路切替弁の平面図であり、(b)は前記流路切替弁の側面図であり、(c)は前記流路切替弁の底面図である。
【図5】図2に示すエアサスペンション本体の部分拡大図である。
【図6】図1に示すエアサスペンション本体の圧縮動作状態を示す縦断面説明図である。
【図7】図6に示すエアサスペンション本体の部分拡大図である。
【図8】図1に示すエアサスペンション本体の伸展動作状態を示す縦断面説明図である。
【図9】図8に示すエアサスペンション本体の部分拡大図である。
【図10】従来の車高調節式サスペンション装置の概略構成図である。
【図11】図10に示す車高調節式サスペンション装置のエア系統図である。
【符号の説明】
1 第1オリフィス機構
3 リザーブタンク
4 圧力調整弁
5 貯留タンク
10 エアサスペンション本体
11 キャップ
12 上部蓋体
13 外部シリンダ
13a,16a 内周面
14 下部蓋体
15 外筒用ピストン
16 内部シリンダ
17 ピストン軸
17a 上端部
17b 下端部
18 内筒用ピストン
19 下部気体室
20 上部気体室
21,25,31,31a,33,26a〜26f,40 流路
22 アッパマウント
23 ロッド
24 流路切替弁
27 頭部
28 マーカ
29 中間気体室
30 第2オリフィス機構
34 バネ
34a バネ支持部
35 チェックボール
36 チェックバルブ
37,38 通気孔
39 気密シール材
T 車輪
U 車体側部材
L 車輪側部材

Claims (1)

  1. 筒状体の一方の端部を上部蓋体で閉塞した形状の外部シリンダと、前記筒状体の内径より小さな外径を有する筒状体の基端部を底部蓋体で閉塞し他端部を外筒用ピストンで閉塞した形状で前記外筒用ピストンを前記外部シリンダ内周面に気密状に摺接させて配置された内部シリンダと、前記外筒用ピストンを気密状かつ摺動可能に貫通しその基端部を前記上部蓋体に固定して配置されたピストン軸と、前記ピストン軸に固定され前記内部シリンダ内周面に摺動可能に配置された内筒用ピストンとを備え、
    前記底部蓋体と前記内筒用ピストンとで区分された下部気体室と、前記上部蓋体と前記外筒用ピストンとで区分された上部気体室とを連通する気体流路を前記ピストン軸内に形成し、
    前記気体流路に第1オリフィス機構を介して連通させたリザーブタンクを備え、
    前記外部シリンダの下端部付近に形成された通気孔と、前記内部シリンダの上端部付近に形成された通気孔と、前記外部シリンダの下端部に気密シール材を取り付けることによって前記外部シリンダと前記内部シリンダとの隙間に形成された流路とで構成され、前記内筒用ピストンと前記外筒用ピストンとによって前記上部気体室および前記下部気体室と非連通状態に区分された中間気体室と大気とを連通する第2オリフィス機構を設けたサスペンション装置。
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