JP3434335B2 - 生ゴミの処理方法および装置 - Google Patents
生ゴミの処理方法および装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/78—Recycling of wood or furniture waste
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- Treatment Of Sludge (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生ゴミの処理方法および
装置に係り、特に木質細片中に繁殖する微生物によって
生ゴミの処理時間を短縮し、実質上完全に生ゴミを消化
・分解する生ゴミの処理方法および装置に関する。
装置に係り、特に木質細片中に繁殖する微生物によって
生ゴミの処理時間を短縮し、実質上完全に生ゴミを消化
・分解する生ゴミの処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決すべき課題】汚泥の微生
物的処理方法については従来種々の方法および装置が知
られているが、これらの技術の実施に際してはいずれも
装置の設備費および運転コストが高いと共に保守が繁雑
であり、しかも処理に伴って発生する消化汚泥や汚泥処
理排水の処理が問題となっている。
物的処理方法については従来種々の方法および装置が知
られているが、これらの技術の実施に際してはいずれも
装置の設備費および運転コストが高いと共に保守が繁雑
であり、しかも処理に伴って発生する消化汚泥や汚泥処
理排水の処理が問題となっている。
【0003】本発明者は杉材を粉砕・処理して得られる
特定の形状の木質細片を媒体として繁殖する微生物によ
って汚泥がほとんど完全に消化・分解されることを発見
し、かゝる木質細片を用いた汚泥の微生物処理技術を先
に特公平2−34679号等によって提案している。
特定の形状の木質細片を媒体として繁殖する微生物によ
って汚泥がほとんど完全に消化・分解されることを発見
し、かゝる木質細片を用いた汚泥の微生物処理技術を先
に特公平2−34679号等によって提案している。
【0004】このような処理媒体としての木質細片によ
る微生物処理の効果をより確実なものとするためには、
木質細片中において処理のために充分な微生物コロニィ
が存在することおよびそのために木質細片層の内部がか
ゝる微生物の繁殖により適した状態に保たれていること
が重要である。
る微生物処理の効果をより確実なものとするためには、
木質細片中において処理のために充分な微生物コロニィ
が存在することおよびそのために木質細片層の内部がか
ゝる微生物の繁殖により適した状態に保たれていること
が重要である。
【0005】土壌菌は土壌微生物とも呼ばれる細菌、菌
類、ソウ類および原生動物等までも含めた総称であり、
土壌の深さによってたとえば下記表に示す様な分布を示
す。
類、ソウ類および原生動物等までも含めた総称であり、
土壌の深さによってたとえば下記表に示す様な分布を示
す。
【0006】
【表1】
【0007】本発明者は前記木質細片中に交替的に発生
して汚泥等の消化・分解に寄与する微生物が主として下
記好気性菌類および嫌気性菌類等であることを確認し
た。
して汚泥等の消化・分解に寄与する微生物が主として下
記好気性菌類および嫌気性菌類等であることを確認し
た。
【0008】(A)好気性菌: Psudomonas aeroginosa
(緑膿菌)、Serratia marcescens(レイ菌)、Luminous
bacteria (発光菌類)、Azotobacter (窒素菌類)、
Bacillus (カン菌属)、Escherichia coli(大腸
菌)、Mycobacterium (糸状菌)、Bacillus subtilis
(枯草菌)、Bacillus megatherium(巨大菌)、Microc
occus (小球菌属)、Saccharomyces (酵母菌属)Neur
ospora sp および( アカパンカビ類) 。 (B)嫌気性菌:(1) 炭水化物分解菌: Clostridium
属、Basillus属、Stahyloccus 属、(2) たん白質分解
菌:Clostridum属、Proteus 属、Bacterium 属、Bacill
us属、(3) 脂肪分解菌:Clostridum属および(4) メタン
細菌:Methanobacterium(桿菌)、Methanococus(球
菌)、Melhanosaricina (サリチナ球菌) 。
(緑膿菌)、Serratia marcescens(レイ菌)、Luminous
bacteria (発光菌類)、Azotobacter (窒素菌類)、
Bacillus (カン菌属)、Escherichia coli(大腸
菌)、Mycobacterium (糸状菌)、Bacillus subtilis
(枯草菌)、Bacillus megatherium(巨大菌)、Microc
occus (小球菌属)、Saccharomyces (酵母菌属)Neur
ospora sp および( アカパンカビ類) 。 (B)嫌気性菌:(1) 炭水化物分解菌: Clostridium
属、Basillus属、Stahyloccus 属、(2) たん白質分解
菌:Clostridum属、Proteus 属、Bacterium 属、Bacill
us属、(3) 脂肪分解菌:Clostridum属および(4) メタン
細菌:Methanobacterium(桿菌)、Methanococus(球
菌)、Melhanosaricina (サリチナ球菌) 。
【0009】このような土壌菌類は通常は特別に木質細
片に接種しなくても自然木としての杉材自体に付着して
いた土壌菌、もしくは処理装置を土中に設置する場合に
は周囲環境から木質細片中に移行する土壌菌によって自
然発生的に出現する。しかし、汚泥処理装置の設置場
所、稼働時の気候条件等によっては必ずしも汚泥の消化
・分解のために充分な土壌菌を得られないことがある。
片に接種しなくても自然木としての杉材自体に付着して
いた土壌菌、もしくは処理装置を土中に設置する場合に
は周囲環境から木質細片中に移行する土壌菌によって自
然発生的に出現する。しかし、汚泥処理装置の設置場
所、稼働時の気候条件等によっては必ずしも汚泥の消化
・分解のために充分な土壌菌を得られないことがある。
【0010】また、微生物処理の媒体としての木質細片
は前記のように汚水中の成分を完全に消化・分解するこ
とができるが、それ自体は濾過層としても機能している
のでBODやssが極めて高い汚水の場合には目詰まり
を生じることもあり、これを避けるために大量の水によ
って希釈すると汚水の処理効率の低下および処理装置の
規模の増大を招くことになる。
は前記のように汚水中の成分を完全に消化・分解するこ
とができるが、それ自体は濾過層としても機能している
のでBODやssが極めて高い汚水の場合には目詰まり
を生じることもあり、これを避けるために大量の水によ
って希釈すると汚水の処理効率の低下および処理装置の
規模の増大を招くことになる。
【0011】一方、木質細片層には通常被処理汚水を層
中に保持して所定時間処理を行うための充分な空隙が存
在するが、場合によってはこの空隙による滞液性をさら
に増大させることが好ましい。
中に保持して所定時間処理を行うための充分な空隙が存
在するが、場合によってはこの空隙による滞液性をさら
に増大させることが好ましい。
【0012】また微生物としての土壌菌類は木質細片中
において処理対象としての汚水中の成分自体を栄養源と
して消化・分解作用をおこなうが、汚水の種類によって
はこれら微生物の活動に不可欠な栄養分、特にチッ素化
合物(N)およびリン化合物(P)が不足することがあ
り、このような場合には土壌菌類による処理が必ずしも
充分に行われない。
において処理対象としての汚水中の成分自体を栄養源と
して消化・分解作用をおこなうが、汚水の種類によって
はこれら微生物の活動に不可欠な栄養分、特にチッ素化
合物(N)およびリン化合物(P)が不足することがあ
り、このような場合には土壌菌類による処理が必ずしも
充分に行われない。
【0013】本発明の目的は木質細片を媒体とする微生
物処理によって生ゴミを分解処理する際に、処理媒質中
に土壌菌類を充分に繁殖させて効率的な消化・分解を行
わせることにより生ゴミの処理効率をさらに向上させる
ことにある。
物処理によって生ゴミを分解処理する際に、処理媒質中
に土壌菌類を充分に繁殖させて効率的な消化・分解を行
わせることにより生ゴミの処理効率をさらに向上させる
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題は土
壌から水によって抽出した土壌菌類を含む処理用水を調
製する工程と、被処理生ゴミに前記処理用水を加えて粉
砕し泥状化する工程と、前記泥状化した生ゴミを固液分
離する工程と、滞液性加工処理されかつ微生物の栄養源
であるチッ素化合物およびリン化合物を添加吸着させた
木質細片からなる処理媒体中に前記固液分離によって生
じた固形物を投入して前記処理媒質中で繁殖する土壌菌
等によって前記生ゴミ中の成分を消化・分解する反応工
程とを含むことを特徴とする生ゴミの処理方法によって
解決される。
壌から水によって抽出した土壌菌類を含む処理用水を調
製する工程と、被処理生ゴミに前記処理用水を加えて粉
砕し泥状化する工程と、前記泥状化した生ゴミを固液分
離する工程と、滞液性加工処理されかつ微生物の栄養源
であるチッ素化合物およびリン化合物を添加吸着させた
木質細片からなる処理媒体中に前記固液分離によって生
じた固形物を投入して前記処理媒質中で繁殖する土壌菌
等によって前記生ゴミ中の成分を消化・分解する反応工
程とを含むことを特徴とする生ゴミの処理方法によって
解決される。
【0015】尚前記本願発明の方法は水中に土壌菌類を
抽出した処理用水が供給される処理用水槽と、被処理生
ゴミを前記処理用水と混合・粉砕して泥状化する装置
と、その泥状化物を固液分離する装置と、分離した固形
物を消化・分解するための滞液性加工処理されかつ微生
物の栄養源であるチッ素化合物およびリン化合物を添加
・吸着させた木質細片からなる処理媒体を充填した反応
槽とからなることを特徴とする生ゴミ処理装置によって
実施することが出来る。
抽出した処理用水が供給される処理用水槽と、被処理生
ゴミを前記処理用水と混合・粉砕して泥状化する装置
と、その泥状化物を固液分離する装置と、分離した固形
物を消化・分解するための滞液性加工処理されかつ微生
物の栄養源であるチッ素化合物およびリン化合物を添加
・吸着させた木質細片からなる処理媒体を充填した反応
槽とからなることを特徴とする生ゴミ処理装置によって
実施することが出来る。
【0016】本発明においては、土壌から水によって抽
出された土壌菌類を含む処理用水を調製し、この処理用
水を被処理生ゴミに混合してディスポーザ等により粉砕
して泥状化し、これを固液分離する。固液分離装置とし
てはスティンレス鋼又は合成樹脂製の濾網を設けた簡単
な竪形槽等が用いられ、これによって生ゴミは微生物処
理のしやすい細片状の固形物となり、かつその一部は分
離された液中に溶出して移行する。
出された土壌菌類を含む処理用水を調製し、この処理用
水を被処理生ゴミに混合してディスポーザ等により粉砕
して泥状化し、これを固液分離する。固液分離装置とし
てはスティンレス鋼又は合成樹脂製の濾網を設けた簡単
な竪形槽等が用いられ、これによって生ゴミは微生物処
理のしやすい細片状の固形物となり、かつその一部は分
離された液中に溶出して移行する。
【0017】次いで固形物を木質細片からなる処理媒体
を含む反応槽中に投入して固形物の成分を微生物によっ
て消化・分解処理する。この場合反応槽は固形物を木質
細片と均質に攪拌するための回転刃を有する横形の槽構
成として、固形物と木質細片とが処理中充分に均一に混
合されるようにすることが好ましい。
を含む反応槽中に投入して固形物の成分を微生物によっ
て消化・分解処理する。この場合反応槽は固形物を木質
細片と均質に攪拌するための回転刃を有する横形の槽構
成として、固形物と木質細片とが処理中充分に均一に混
合されるようにすることが好ましい。
【0018】こゝで処理用水中には前記のように土壌か
ら水によって抽出された土壌菌類が含まれているので、
反応槽の木質細片中には常に土壌菌類が存在し、生ゴミ
固形分に対する微生物処理が確実に行われる。尚微生物
処理の開始後には生ゴミを栄養源として土壌菌が木質細
片中に繁殖し続けるので、処理用水への土壌菌への抽出
は特別な場合を除いて処理中においては省略してもよ
い。
ら水によって抽出された土壌菌類が含まれているので、
反応槽の木質細片中には常に土壌菌類が存在し、生ゴミ
固形分に対する微生物処理が確実に行われる。尚微生物
処理の開始後には生ゴミを栄養源として土壌菌が木質細
片中に繁殖し続けるので、処理用水への土壌菌への抽出
は特別な場合を除いて処理中においては省略してもよ
い。
【0019】本発明においては、前記木質細片として本
発明者が出願中の特許出願に係る「滞液性加工木質細
片」が用いられる。前記滞液性加工木質細片は粒径0.
5〜3mmの範囲の杉材の木質細片を複数個結合して多数
の棘状突起と滞液部とを形成した粒径約2 〜5mmの木質
細片であり、前記結合の手段としてはAl、Zn等の金
属又はそれらの合金の溶融噴射又は各種樹脂エマルジョ
ンの吹付け等が用いられる。
発明者が出願中の特許出願に係る「滞液性加工木質細
片」が用いられる。前記滞液性加工木質細片は粒径0.
5〜3mmの範囲の杉材の木質細片を複数個結合して多数
の棘状突起と滞液部とを形成した粒径約2 〜5mmの木質
細片であり、前記結合の手段としてはAl、Zn等の金
属又はそれらの合金の溶融噴射又は各種樹脂エマルジョ
ンの吹付け等が用いられる。
【0020】前記の滞液性加工により木質細片の結合部
には種々の形状の凹所が形成され、その形成方向によっ
て好気性菌および嫌気性菌が選択的にかつ充分な面積の
サイトで繁殖することができかつ木質細片中の滞液時間
が増大するため、微生物処理がより効果的に行われる。
また結合の際に木質細片の表面の相当な部分が結合剤で
被覆されているので過度な酸化が防止され、処理後の排
水のpH値の低下が減少される。
には種々の形状の凹所が形成され、その形成方向によっ
て好気性菌および嫌気性菌が選択的にかつ充分な面積の
サイトで繁殖することができかつ木質細片中の滞液時間
が増大するため、微生物処理がより効果的に行われる。
また結合の際に木質細片の表面の相当な部分が結合剤で
被覆されているので過度な酸化が防止され、処理後の排
水のpH値の低下が減少される。
【0021】尚本発明に用いる木質細片中には微生物処
理に用いられる土壌菌類の必須栄養源としてのチッ素化
合物およびリン化合物(以下NおよびPという)が予め
添加・吸着されている。一般に微生物の繁殖にはN、P
が栄養源として不可欠であることが知られている。生ゴ
ミ等を微生物処理する場合、生ゴミのBOD(100)
に対してNおよびPが約100:1:0.1の比で存在
すると消化・分解反応が順調に進行し、一方単一成分の
生ゴミのように前記のバランスを失している場合、特に
N、P成分が不足している場合には微生物の成長繁殖が
不充分となり短時間での処理が不可能となることが判明
した。
理に用いられる土壌菌類の必須栄養源としてのチッ素化
合物およびリン化合物(以下NおよびPという)が予め
添加・吸着されている。一般に微生物の繁殖にはN、P
が栄養源として不可欠であることが知られている。生ゴ
ミ等を微生物処理する場合、生ゴミのBOD(100)
に対してNおよびPが約100:1:0.1の比で存在
すると消化・分解反応が順調に進行し、一方単一成分の
生ゴミのように前記のバランスを失している場合、特に
N、P成分が不足している場合には微生物の成長繁殖が
不充分となり短時間での処理が不可能となることが判明
した。
【0022】添加するN、Pの厳密な量はもとより処理
対象とする生ゴミの成分によって異なるが、BODに対
するN、Pの比率が常にほゞ一定している単成分の生ゴ
ミの場合には前記の比率が維持されれるような予め定め
た量のN、Pを添加する。
対象とする生ゴミの成分によって異なるが、BODに対
するN、Pの比率が常にほゞ一定している単成分の生ゴ
ミの場合には前記の比率が維持されれるような予め定め
た量のN、Pを添加する。
【0023】またN、Pの過剰の添加による悪影響はこ
れらの成分が不足している場合に比較すれば極めて小さ
いので混合生ゴミのようにN.Pの比率が特定し難い場
合には推定される含有N、Pの最小値を基準として前記
比率を維持する方向にN、Pを添加すればよい。
れらの成分が不足している場合に比較すれば極めて小さ
いので混合生ゴミのようにN.Pの比率が特定し難い場
合には推定される含有N、Pの最小値を基準として前記
比率を維持する方向にN、Pを添加すればよい。
【0024】尚N、Pの補給成分としては硫安やリン酸
塩等の一般的に考えられる化合物は水に対する溶解度が
極めて高く処理層中から容易に流出するので好ましくな
い。本発明においては水に対して徐々に溶出しかつ組成
中のN、P比が前記の値に近い天然有機物、特に蚕糞等
を用いることが好ましい。養糞の組成はたとえば次の通
りである(乾燥物1g中)。
塩等の一般的に考えられる化合物は水に対する溶解度が
極めて高く処理層中から容易に流出するので好ましくな
い。本発明においては水に対して徐々に溶出しかつ組成
中のN、P比が前記の値に近い天然有機物、特に蚕糞等
を用いることが好ましい。養糞の組成はたとえば次の通
りである(乾燥物1g中)。
【0025】有機物(87.61)、灰分(12.3
9)、全チッ素(2.36)、冷水可溶チッ素(1,0
8)、熱水可溶チッ素(1.44)、冷水可溶物(2
3.13)、熱水可溶物(30.90)、炭素(42.
48)、炭素率(17.99)、リン酸(0.63)、
カリ(2.66)、石灰(3.48)。
9)、全チッ素(2.36)、冷水可溶チッ素(1,0
8)、熱水可溶チッ素(1.44)、冷水可溶物(2
3.13)、熱水可溶物(30.90)、炭素(42.
48)、炭素率(17.99)、リン酸(0.63)、
カリ(2.66)、石灰(3.48)。
【0026】本発明においては、前記木質細片槽を含む
処理槽からの排液および固液分離によって生じた排液は
通常の場合であれば下水放流の可能なBOD値以下に低
下されるが、必要な場合にはこれらの排液を合してさら
に同様な木質細片を含む処理槽において微生物処理を行
うように反応槽を多段に構成することが好ましい。
処理槽からの排液および固液分離によって生じた排液は
通常の場合であれば下水放流の可能なBOD値以下に低
下されるが、必要な場合にはこれらの排液を合してさら
に同様な木質細片を含む処理槽において微生物処理を行
うように反応槽を多段に構成することが好ましい。
【0027】この場合の後段反応槽における処理対象は
固形物をほとんど含まない水溶液もしくは懸濁液である
から、反応処理槽は自然流下方式の竪形槽で充分であ
り、木質細片層には前記と同様な滞液性加工木質細片に
N、Pを添加・吸着したものが用いられる。この後段の
反応処理槽からの反応液(排水)のBODは通常河川放
流や地下浸透処理が許容される程度の値に低下する。
固形物をほとんど含まない水溶液もしくは懸濁液である
から、反応処理槽は自然流下方式の竪形槽で充分であ
り、木質細片層には前記と同様な滞液性加工木質細片に
N、Pを添加・吸着したものが用いられる。この後段の
反応処理槽からの反応液(排水)のBODは通常河川放
流や地下浸透処理が許容される程度の値に低下する。
【0028】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面のフロー図に
したがって説明する。
したがって説明する。
【0029】5kgの土壌を夫々封入した5袋の麻袋が
水中に垂下されている400(mm)x300(mm)x100
0(mm)で内容積が0.12m3 の調製槽1の上澄液
を、ポンプによってフィルタ2を介して500φ(mm)x
700(mm)で内容積が0.12m3 の用水槽3に供給す
る。
水中に垂下されている400(mm)x300(mm)x100
0(mm)で内容積が0.12m3 の調製槽1の上澄液
を、ポンプによってフィルタ2を介して500φ(mm)x
700(mm)で内容積が0.12m3 の用水槽3に供給す
る。
【0030】生ゴミを図示しないホッパーから回転粉砕
刃を備えたディスポーザ4に供給し、前記用水タンク3
からの抽出土壌菌を含む処理用水と共に混合粉砕して泥
状化し、これを1mmメッシュのプラスチックネットを備
えた竪形の500φ(mm)x600(mm)の重力分離型の固
液分離器5に通過させた。
刃を備えたディスポーザ4に供給し、前記用水タンク3
からの抽出土壌菌を含む処理用水と共に混合粉砕して泥
状化し、これを1mmメッシュのプラスチックネットを備
えた竪形の500φ(mm)x600(mm)の重力分離型の固
液分離器5に通過させた。
【0031】900φ(mm)x1200(mm)で内容積が
0.74m3 の水平方向の回転軸Aを有するオーガBを
装着した横型の第一の反応槽6に滞液性加工を施しかつ
N、P補給成分を添加・吸着させた木質細片M0.65
m3 を充填し、その内部に前記固液分離器5によって分
離された固形物を投入した。
0.74m3 の水平方向の回転軸Aを有するオーガBを
装着した横型の第一の反応槽6に滞液性加工を施しかつ
N、P補給成分を添加・吸着させた木質細片M0.65
m3 を充填し、その内部に前記固液分離器5によって分
離された固形物を投入した。
【0032】次いで第1反応槽6のオーガBを軸Aを中
心として回転させ木質細片Mと生ゴミ固形物を均一に攪
拌混合した。処理は混入された固形物が完全に消化・分
解されてその固形形状を失うまで回転(5min)→休
止(15min)のサイクルを8時間にわたって反復し
て行なった。
心として回転させ木質細片Mと生ゴミ固形物を均一に攪
拌混合した。処理は混入された固形物が完全に消化・分
解されてその固形形状を失うまで回転(5min)→休
止(15min)のサイクルを8時間にわたって反復し
て行なった。
【0033】こゝで第1反応槽6による処理を停止し、
反応液(排液)をポンプP5によって300φx800
(mm)で内容積0.055m3 の竪形貯留槽7に供給し
た。このときの反応液のBODは約250ppmであっ
た。
反応液(排液)をポンプP5によって300φx800
(mm)で内容積0.055m3 の竪形貯留槽7に供給し
た。このときの反応液のBODは約250ppmであっ
た。
【0034】一方本実施例では前記固液分離器5によっ
て分離された生ゴミ液(BOD約800ppm)をポン
プP4によって貯留槽7に供給し、さらに前記第一反応
槽5からの反応液と合してポンプP6によって(2リッ
トル/min)の流量で第2反応槽8に供給した。
て分離された生ゴミ液(BOD約800ppm)をポン
プP4によって貯留槽7に供給し、さらに前記第一反応
槽5からの反応液と合してポンプP6によって(2リッ
トル/min)の流量で第2反応槽8に供給した。
【0035】第2反応槽8は300φx2000(mm)
で内容積が0.14m3 の竪形槽であり、その内部には
前記第1反応槽6の木質細片と同様に滞液性加工されか
つN、P補給成分が添加・吸着された約0.45m3 の
木質細片Mが充填されている。この第2反応槽8の内部
においても前記第1反応槽6と同様に木質細片M中の土
壌菌類によるBODの消化・分解が行なわれ、第2反応
槽8から連続的に排出される排水のBODはそのまゝで
放流可能な値に低減されていた。
で内容積が0.14m3 の竪形槽であり、その内部には
前記第1反応槽6の木質細片と同様に滞液性加工されか
つN、P補給成分が添加・吸着された約0.45m3 の
木質細片Mが充填されている。この第2反応槽8の内部
においても前記第1反応槽6と同様に木質細片M中の土
壌菌類によるBODの消化・分解が行なわれ、第2反応
槽8から連続的に排出される排水のBODはそのまゝで
放流可能な値に低減されていた。
【0036】前記実施例の装置を用いて二種類の生ゴミ
を滞液性加工木質細片を用いて処理した結果を固液分離
器5からの二通りの排水原液について従来の木質細片を
使用した場合と比較して下記表2および表3に示す。
を滞液性加工木質細片を用いて処理した結果を固液分離
器5からの二通りの排水原液について従来の木質細片を
使用した場合と比較して下記表2および表3に示す。
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】本実施例においては前記のように各反応槽
の木質細片MにN.P化合物を添加、吸着させたことに
より、微生物の成長、繁殖が促進されて処理効率が向上
する。一般に木質細片を処理媒質として利用する生ゴミ
処理時間はたとえば160〜190時間程度とされてい
るが本発明の実施例における生ゴミ処理時間は凡そ10
〜20時間と著しく短縮される。
の木質細片MにN.P化合物を添加、吸着させたことに
より、微生物の成長、繁殖が促進されて処理効率が向上
する。一般に木質細片を処理媒質として利用する生ゴミ
処理時間はたとえば160〜190時間程度とされてい
るが本発明の実施例における生ゴミ処理時間は凡そ10
〜20時間と著しく短縮される。
【0040】尚本発明においては特に前記第1反応槽6
の内部における固形物の微生物処理の結果として種々の
有機成分からなる悪臭ガスが発生する。このため本実施
例においては第1反応槽6にもうけた通気口から第3反
応槽(内容積0.14m3 、300φx2000mm)9
にこれら悪臭ガスを導入し、槽内に充填した木質細片層
を通過させてこれら悪臭成分を微生物処理によってH2
O、CO2 、N2 等に分解してダクト10を通して放散
させている。
の内部における固形物の微生物処理の結果として種々の
有機成分からなる悪臭ガスが発生する。このため本実施
例においては第1反応槽6にもうけた通気口から第3反
応槽(内容積0.14m3 、300φx2000mm)9
にこれら悪臭ガスを導入し、槽内に充填した木質細片層
を通過させてこれら悪臭成分を微生物処理によってH2
O、CO2 、N2 等に分解してダクト10を通して放散
させている。
【0041】尚前記フロー図に示す実施例においては第
1および第2の反応槽6および8には夫々温度計を設け
て処理温度の最適制御をはかり、第1反応槽6にはヒー
タを付して加温可能にすると共に第2反応槽8にはpH
計、DO計等を装備して最終排水の状態を常時監視する
ようにしてある。
1および第2の反応槽6および8には夫々温度計を設け
て処理温度の最適制御をはかり、第1反応槽6にはヒー
タを付して加温可能にすると共に第2反応槽8にはpH
計、DO計等を装備して最終排水の状態を常時監視する
ようにしてある。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、生ゴミを木質細片によ
って微生物処理する際に、この生ゴミがディスポーザに
よる粉砕・泥状化の後、固液分離器で固形物と液状物と
に分離されて夫々処理されるので、各反応槽での処理条
件の最適化が容易となる。また生ゴミのスラリ化に用い
られる処理用水は予め土壌菌を溶存させてあり、かつ木
質細片としては前記滞液性加工した木質細片を用いてお
り、また木質細片にはN、Pが微生物の栄養バランスを
維持する方向に添加してあるので、微生物処理効率が著
しく向上して処理時間が短縮される。
って微生物処理する際に、この生ゴミがディスポーザに
よる粉砕・泥状化の後、固液分離器で固形物と液状物と
に分離されて夫々処理されるので、各反応槽での処理条
件の最適化が容易となる。また生ゴミのスラリ化に用い
られる処理用水は予め土壌菌を溶存させてあり、かつ木
質細片としては前記滞液性加工した木質細片を用いてお
り、また木質細片にはN、Pが微生物の栄養バランスを
維持する方向に添加してあるので、微生物処理効率が著
しく向上して処理時間が短縮される。
【図1】本発明の一実施例を説明するフロー図である。
1…処理用水の調製槽
2…フィルタ
3…処理用水タンク
4…ディスポーザ
5…固液分離器
6…第1反応槽
7…貯留槽
8…第2反応槽
9…第3反応槽
10…ダクト
Claims (7)
- 【請求項1】 土壌から水によって抽出した土壌菌類を
含む処理用水を調製する工程と、被処理生ゴミに前記処
理用水を加えて粉砕し泥状化する工程と、前記泥状化し
た生ゴミを固液分離する工程と、滞液性加工処理されか
つ微生物の栄養源であるチッ素化合物およびリン化合物
を添加・吸着させた木質細片からなる処理媒体中に前記
固液分離によって生じた固形物を投入して前記処理媒質
中で繁殖する土壌菌等によって前記生ゴミ中の成分を消
化・分解する反応工程とを含むことを特徴とする生ゴミ
の処理方法。 - 【請求項2】 前記木質細片が粒径0.5〜3mmの範囲
の木質細片を複数個結合して多数の棘状突起と滞液部と
を形成した粒径2 〜5mmの木質細片である請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 前記反応工程から生成された排水および
固液分離工程から生じた分離液を合して滞液性加工処理
された木質細片からなる処理媒体に導き消化・分解する
工程と、消化・分解反応から生成された悪臭を吸着処理
する工程とをさらに含む請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 水中に土壌菌類を抽出した処理用水が供
給される処理用水槽と、被処理生ゴミを前記処理用水と
混合・粉砕して泥状化する装置と、その泥状化物を固液
分離する装置と、分離した固形物を消化・分解するため
の滞液性加工処理されかつ微生物の栄養源であるチッ素
化合物およびリン化合物を添加・吸着させた木質細片か
らなる処理媒体を充填した反応槽とからなることを特徴
とする生ゴミ処理装置。 - 【請求項5】 前記木質細片が粒径0.5〜3mmの範囲
の木質細片を複数個結合して多数の棘状突起と滞液部を
形成した粒径2 〜5mmの木質細片である請求項4記載の
生ゴミ処理装置。 - 【請求項6】 前記反応槽から発生する悪臭を除去する
脱臭用反応槽をさらに有する前記請求項4記載の生ゴミ
処理装置。 - 【請求項7】 内部に滞液性加工処理された木質細片を
充填され、生ゴミを粉砕した残渣をこの滞液性加工処理
した木質細片と攪拌混合するための回転手段を有する第
一の反応槽と、内部に滞液性加工処理された木質細片の
充填槽を有し、前記第一反応槽からの反応液および生ゴ
ミの粉砕泥状化装置からの濾液の混合液を自然流下によ
って拡散させる第二の反応槽と、内部に滞液性加工処理
された木質細片の充填槽を有し、前記第一反応槽からの
悪臭を脱臭・除去する装置とを有する第三の反応槽とを
備えている請求項4記載の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34123893A JP3434335B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 生ゴミの処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34123893A JP3434335B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 生ゴミの処理方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163968A JPH07163968A (ja) | 1995-06-27 |
| JP3434335B2 true JP3434335B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=18344466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34123893A Expired - Fee Related JP3434335B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 生ゴミの処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3434335B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3672986B2 (ja) * | 1995-11-29 | 2005-07-20 | 株式会社アセットエンタープライズ | 有機廃棄物処理用チップ |
| JP2009226353A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Clean Tec Kk | 乾式ごみ処理装置 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP34123893A patent/JP3434335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07163968A (ja) | 1995-06-27 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |