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JP3335069B2 - 固定長セル多重伝送装置,固定長セル多重伝送方法,固定長セル送信装置及び固定長セル多重装置 - Google Patents

固定長セル多重伝送装置,固定長セル多重伝送方法,固定長セル送信装置及び固定長セル多重装置

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JP3335069B2
JP3335069B2 JP8913596A JP8913596A JP3335069B2 JP 3335069 B2 JP3335069 B2 JP 3335069B2 JP 8913596 A JP8913596 A JP 8913596A JP 8913596 A JP8913596 A JP 8913596A JP 3335069 B2 JP3335069 B2 JP 3335069B2
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修平 谷口
淳 安里
健司 三浦
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図39〜図45) 発明が解決しようとする課題(図46) 課題を解決するための手段(図1〜図5) 発明の実施の形態(図6〜図38) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、転送すべき情報を
固定長セル(ATM(Asynchronous Transfer Mode)セ
ル)単位に分割して転送するシステム(ATM ネット
ワークなど)に用いて好適な、固定長セル多重伝送装
置,固定長セル多重伝送方法,固定長セル送信装置及び
固定長セル多重装置に関する。
【0003】
【従来の技術】図39は一般的な固定長セル(ATMセ
ル)多重/分配システムの一例を示すブロック図で、こ
の図39に示すように、通常、固定長セル多重/分配シ
ステム501は、固定長セル多重/分配処理装置401
に複数の固定長セル送信/受信装置101−1〜101
−n(nは自然数)が接続され、固定長セル多重/分配
処理装置401が各101−i(i=1〜n)から監視
情報などを収集できるようになっている。
【0004】ここで、固定長セル多重/分配処理装置4
01は、固定長セル受信部(TED LSI)101,オーバー
ヘッド処理用固定長セル受信部(OH LSI)102,固定
長セル多重/分配装置(HUB LSI)201及びセルフォー
マット作成部(Ti TDC 1500A)301をそなえて構成され
ている。なお、固定長セル多重/分配装置201は、固
定長セル多重部(Send) 201A,固定長セル分配部(R
eceive) 201Bをそなえて構成されている。
【0005】図40は上述の一般的な固定長セル多重/
分配装置201の構成を示すブロック図で、この図40
に示すように、固定長セル多重/分配装置201は、固
定長セル多重部201Aにおいて、固定長セルの送信側
処理として多重処理(Send側) が行なわれ、固定長セル
分配部201Bにおいて、固定長セルの受信側処理とし
て分配処理(Receive側) が行なわれるように構成されて
いる。
【0006】例えば、固定長セル多重部201Aでは、
各固定長セル送信/受信装置101−iのうち固定長セ
ル送信/受信装置101−1を除く固定長セル送信/受
信装置101−2〜101−nから固定長セル多重/分
配処理装置401内の固定長セル多重/分配装置201
に情報(固定長セル)が入力されると、まず、各調歩同
期部202−2〜202−nにおいて入力セルに対する
調歩同期処理が施され、SPS(START PARITY STOP)ビ
ット検出部203−1〜203−nでスタートビット,
パリティビット及びストップビットなどが検出されるよ
うになっている。
【0007】なお、固定長セル送信装置101−1は、
他の固定長セル送信/受信装置101−2〜101−n
の扱うセルよりも優先的送信すべきセルを扱うもので、
この図40に示すように、固定長セル送信装置101−
1からの情報(OH)は、調歩同期部202−2〜202
−nによる同期処理やSPSビット検出部203−2〜
203−nによるスタートビット,パリティビット及び
ストップビットの検出などは行なわれずに、固定長セル
送信装置101−1内のフレームパルスに同期して取り
込み部206に取り込まれ、他のセルより優先的に送信
されるようになっている。
【0008】そして、各固定長セルは、対応するFIF
O(First In First Out) メモリ204−2〜204−
nに書き込まれる。このとき固定長セル多重装置201
Aでは、例えば、図41に示すように、各FIFOメモ
リ204−2〜204−nにセルが書き込まれているか
否かを順に監視しており、セルが書き込まれていた場合
に、そのFIFOメモリ204−1〜204−n内のセ
ルを読み出して、各セルを多重化部205において時分
割に多重化することにより、各セルを送信する。
【0009】従って、このような固定長セル多重/分配
システム501は、固定長セル多重/分配処理装置40
1に送信される各固定長セル受信/送信装置101−1
〜101−nからの情報(固定長セル)に優先順位をつ
けることにより、過大なトラヒックが入力されたときに
生じる固定長セルの損失率を減少させ、優先的に送る固
定長セル(優先セル)に対しては規定品質以上のセル損
失率を確保するようになっている。
【0010】すなわち、固定長セルを処理する最大許容
量を越えた場合でも、品質にあまり影響を与えない範囲
の情報の一部を破棄することで、優先セルを送信するこ
とが可能となり、これにより、固定長セルの多重処理能
率を高めることができるようになっている。一方、固定
長セル分配部201Bでは、セルが入力されると、書き
込み制御部43により、受信セルからそのセルを分配す
べきポートのポート番号が検出され、対応するポートの
FIFOメモリ204−1〜204−nに各セルを分配
するようになっている。
【0011】そして、分配された各セルは、FIFOメ
モリ204−1〜204−nに一旦保持されたのち、対
応するSPSビット付加部207−1〜207−nにお
いてスタートビット,パリティビット及びストップビッ
トが付加され、各固定長セル送信/受信装置101−i
に送信される。なお、上述の分配処理においては優先的
に送信する処理は行なわれない。
【0012】また、図42は上述の固定長セル送信装置
101−1の内部構成を示す図で、この図42に示すよ
うに、固定長セル送信装置101−1は、固定長セル記
憶部(RAM)150,リードカウンタ151,JKフ
リップフロップ(JK−FF)回路153,エッジ検出
部154及びデコーダ155−1〜155−3をそなえ
て構成されている。
【0013】ここで、固定長セル記憶部150は、入力
された固定長セルデータを記憶するのであり、固定長セ
ル読み出し制御部151は、固定長セル記憶部150か
ら固定長セルデータを固定長セル単位の内部フレームに
同期して読み出すものである。また、JKフリップフロ
ップ回路153は、固定長セル記憶部150にデータが
書き込まれたときに出力されるRAM書き込み終了信号
及び後述するデコーダ155−3からの出力信号に基づ
いて所要の信号を出力するものであり、エッジ検出部1
54は、JKフリップフロップ回路153の出力につい
てパルスの立ち上がり又は立ち下がりを検出するもので
ある。
【0014】さらに、デコーダ155−1は、固定長セ
ル記憶部150用のリードイネーブル信号を生成するも
のであり、デコーダ155−2は、固定長セル多重部2
01A用のフレームパルス信号を固定長セル多重部20
1Aへ送信するものであり、デコーダ155−3は、固
定長セルデータの読み出し完了の旨を示すRAM読み出
し終了信号を生成するものである。
【0015】そして、この固定長セル送信装置101−
1では、固定長セル記憶部150に固定長セルデータが
入力されると(書き込まれると)、例えば、図43
(g)に示すようなRAM書き込み終了信号がJKフリ
ップフロップ回路153に入力され、JKフリップフロ
ップ回路153では、図43(h)に示すようにJKフ
リップフロップ回路153の出力がハイレベルに切り替
わる。
【0016】さらに、このJKフリップフロップ回路1
53の出力を入力として受けるリードカウンタ151で
は、エッジ検出部154の出力がハイレベルになること
により、図43(a)に示すようにロードがかかり、Q
(データ)出力として図43(b)に示すようにリード
アドレス(RADD) 信号が固定長セル記憶部150へ出力
されるとともに、デコーダ155−1を通じて図43
(c)に示すようなリードイネーブル(REN)が固定長セ
ル記憶部150へ出力される。そして、図43(e)に
示すように、このリードイネーブルに同期してハイレベ
ルとなる信号が固定長セル多重部201A用のフレーム
パルスとしてデコーダ155−2を通じて固定長セル多
重部201Aへ送信される。
【0017】さらに、上述のように固定長セル記憶部1
50にリードアドレス信号及びリードアドレス信号が入
力されると、固定長セル記憶部150からのセルが読み
出され、この読み出しが完了するとリードカウンタ15
1からデコーダ155−3を通じて図43(f)に示す
ようなRAM読み出し終了信号が出力される。なお、図
43中の矢印はタイミングクロック信号を表す。次に、
図44は上述の固定長セル分配部201Bの構成を示す
ブロック図で、この固定長セル分配部201Bでは、簡
単に言えば上述の固定長セル多重部201Aでの多重処
理と逆の処理が行なわれるようになっており、この図4
4に示すように、選択(SEL)信号生成部54A,書
き込み制御部43,FIFOメモリ(RAM)204−
1〜204−n,リードカウンタ(RCTR) 45C−1〜
45C−n及びパラレル/シリアル(P/S)変換部4
2−1〜42−nをそなえて構成されている。
【0018】ここで、各FIFOメモリ204−1〜2
04−nは、各出力ポート(DTOUT1〜n)毎に対応して
設けられており、それぞれ、入力される固定長セル〔こ
こではm(mは自然数)並列〕を保持(記憶)しておく
ものであり、SEL信号生成部54Aは、m並列に入力
されてくる各固定長セルデータからそれぞれ固定長セル
の出力すべきポートのポート番号を検出し、検出したポ
ート番号に応じた信号(ポート選択信号)を生成するも
ので、例えば、図45(a),図45(b)に示すよう
に、入力されるフレームパルス(FP)に同期して入力セル
を出力すべきポート番号が検出され(ここでは、ポート
番号1,2,n,2の順)、検出されたデータから入力
セルをいずれのFIFOメモリ204−1〜204−n
に書き込むべきかが判断され、書き込み信号生成部43
Aに通知されるようになっている。
【0019】また、書き込み制御部43は、M並列の固
定長セルデータからSEL信号生成部54Aにより検出
されたポート番号に対応したFIFOメモリ204−1
〜204−nに入力データを書き込むもので、書き込み
信号(WEN) 生成部43A,ライトカウンタ(WCTR)43
B及びリードカウンタロード(RCTRLD)信号生成部43
Cをそなえて構成されている。
【0020】ここで、書き込み信号生成部43Aは、例
えば、図41(d)〜図41(f)に示すように、各ポ
ートに対応したFIFOメモリ204−1〜204−n
毎にライトイネーブル(WEN) 信号及びライトカウンタロ
ード(WCRTRLD)信号を生成するもので、ライトイネーブ
ル信号は、それぞれのFIFOメモリ204−1〜20
4−n及びリードカウンタロード信号生成部43Cに出
力され、ライトカウンタロード信号は、ライトカウンタ
43Bに出力されるようになっている。
【0021】また、ライトカウンタ43Bは、書き込み
信号生成部43Aからの情報(ライトカウンタロード信
号)に基づいて、Q出力をライトアドレス(WADD) とし
てFIFOメモリ204−1〜204−nに出力すると
ともに、リードカウンタロード信号生成部43CへFI
FOメモリ204−1〜204−nにそれらの情報を書
き込んだ旨(書き込み終了信号)を通知するもので、例
えば、図45(c)に示すようにライトカウンタがカウ
ントアップすると、図45(g)〜(i)に示すように
各FIFOメモリ204−1〜204−nへのセルデー
タの書き込みが終わる毎に書き込み終了信号がリードカ
ウンタロード信号生成部43Cへ出力されるようになっ
ている。
【0022】さらに、リードカウンタロード信号生成部
43Cは、書き込み信号生成部43Aからのライトイネ
ーブル信号を受信したのち、ライトカウンタ43Bから
書き込み終了信号に基づいてリードカウンタロード信号
を生成するもので、この信号は、リードカウンタ45C
−1〜45C−nに入力されるようになっている。な
お、このリードカウンタロード信号は、ポート数分生成
される。
【0023】また、リードカウンタ45C−1〜45C
−nは、リードカウンタロード信号生成部43Cからの
リードカウンタロード信号に基づいて、例えば、図45
(i),図45(m),図45(p)に示すようにカウ
ントアップし、FIFOメモリ204−1〜204−n
用のリードアドレス(RADD)信号及び図45(k),図
45(n),図45(q)に示すようなリードイネーブ
ル(REN)信号を生成するもので、このリードイネーブル
信号に基づいて、FIFOメモリ204−1〜204−
nから固定長セルデータが順次読み出され(図45
(l),図45(o),図45(r)参照) 、そのデー
タはP/S変換部42−1〜42−nへ送信されるよう
になっている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな一般的な固定長セル多重/分配装置201は、多重
処理においては、例えば、図46(a)〜図46(c)
に示すように、各ポートに対応したFIFOメモリ20
4−1〜204−nを監視イネーブルがFIFOメモリ
204−1から順に監視するため、図46(d)に示す
ようにFIFOメモリ204−1に入力された固定長セ
ルが、まだFIFOメモリ204−1への書き込みが終
了していない時点でFIFOメモリ204−1の監視イ
ネーブルによって監視されると(図46中)、固定長
セルデータが未定と判断され、読み込まれない。
【0025】一方、図46(e)に示すようにFIFO
メモリ204−nに入力された固定長セルは、このとき
書き込みが終了しているため、FIFOメモリ204−
1〜204−nの監視イネーブルによって監視が行なわ
れると(図46中)、その固定長セルデータは確定さ
れ、そのデータは読み込まれる。従って、上述の固定長
セルデータが未定と判断されたFIFOメモリ204−
1に入力されたデータは、次に巡回してきた監視イネー
ブルにより読み込まれ(図46中)、最優先固定長セ
ルデータを記憶しているFIFOメモリ204−1のデ
ータを優先的に送信することができず、図46(f)に
示すように後着の固定長セルが先に処理されてしまう。
【0026】さらに、処理する仮想チャネルが多くなれ
ばなるほど先着処理の信憑性が悪くなるとともに、固定
長セル多重部201A以降の処理においてFIFOメモ
リ204−1〜204−nの記憶量を超えると、最優先
固定長セルの輻輳による廃棄が生じる可能性があり、遅
延量も大きくなってしまうほか、固定長セルが同着した
際の優先処理においては、監視位置の順番の違いによ
り、いずれのポートの固定長セルから出力させるかとい
う規定をほとんど正確にできない。
【0027】また、分配処理においては、各ポート毎に
FIFOメモリ204−1〜204−nが設けられ、さ
らに、その数に対応したリード制御部(リードカウン
タ)が設けられていたため、回路規模が増大してしまう
という課題があるほか、ある固定長セルデータが出力さ
れた後、次の固定長セルがすぐ出力されてしまい、固定
長セルデータの境界が見分けられないため、処理能力を
低下させてしまうという課題がある。
【0028】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、セルの多重処理において、固定長セル送信装
置のうちの1つの固定長セル送信装置を最も優先して送
信すべき固定長セルを送信する最優先固定長セル送信装
置を設け、最優先固定長セル送信装置からの固定長セル
を記憶させることなくスルーさせることにより、固定長
セルの先着処理を正確に行なえるようにすることを目
とする。
【0029】
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1に示す固定長セル多重システムは、
固定長セル送信装置1−1〜1−n(nは自然数),最
優先固定長セル送信装置1,固定長セル多重装置2及び
固定長セル処理装置3をそなえて構成されている。
【0031】ここで、固定長セル送信装置1−1〜1−
nは、それぞれ固定長セルを送信するもので、最優先固
定長セル送信装置1は、最も優先して送信すべき固定長
セル(最優先固定長セル)を送信するもので、固定長セ
ル記憶部11,固定長セル読み出し制御部12,固定長
セル読み出し禁止制御部13をそなえて構成されてお
り、固定長セル記憶部11は、(最優先)固定長セルを
記憶するものであり、固定長セル読み出し制御部12
は、固定長セル記憶部11から(最優先)固定長セルを
上記固定長セル単位の内部フレームに同期して読み出す
ものであり、固定長セル読み出し禁止制御部13は、後
述する固定長セル処理装置3の記憶量情報通知部32か
らの記憶量情報に基づき固定長セル処理用記憶部31で
の記憶量が所定の記憶量を超えている場合には固定長セ
ル読み出し制御部12による制御を禁止するものであ
る。
【0032】また、固定長セル多重装置2は、上記の複
数の固定長セル送信装置1−1〜1−nからの固定長セ
ルを多重化して出力するもので、FIFO式記憶部21
−1〜21−n,FIFO制御部22,多重化部23,
固定長セル読み出し禁止要求信号出力部24をそなえて
構成されており、FIFO式記憶部21−1〜21−n
は、最優先固定長セル送信装置1以外の他の固定長セル
送信装置1−1〜1−nからの固定長セルを到着順に書
き込むとともに読み出すものであり、FIFO制御部2
2は、複数のFIFO式記憶部21−1〜21−nへの
固定長セルの書き込み及び読み出しを制御するものであ
る。
【0033】さらに、多重化部23は、最優先固定長セ
ル送信装置1から上記内部フレームに同期して送信され
てくる最優先固定長セルを記憶させることなくスルーさ
せるとともに、最優先固定長セル送信装置1からの最優
固定長セルについての内部フレームの出力タイミング
以外の内部フレームの出力タイミングで、記憶していた
最優先固定長セル送信装置1以外の他の固定長セル送信
装置1−1〜1−nからの固定長セルを出力させて時分
割多重するもので、固定長セル読み出し禁止要求信号出
力部24は、後述する固定長セル処理装置3の記憶量情
報通知部32からの記憶量を受けて記憶量が所定の記憶
量を超えている場合には固定長セル読み出し禁止要求信
号を最優先固定長セル送信装置1の固定長セル読み出し
禁止制御部13に出力するものである。
【0034】なお、FIFO制御部22には、固定長セ
ル到着状態記憶部25,固定長セル到着状態記憶制御部
26,出力セル確定部27が設けられており、固定長セ
ル到着状態記憶部25は、最優先固定長セル送信装置1
以外の他の固定長セル送信装置1−1〜1−nからの固
定長セルの到着状態を同時に記憶するものであり、固定
長セル到着状態記憶制御部26は、他の固定長セル送信
装置1−1〜1−nのいずれかから固定長セルが到着す
ると固定長セル到着状態記憶部25への書き込みを行な
うとともに所定の読み出し要求信号に応じて固定長セル
到着状態記憶部25からの読み出しを行なうものであ
る。
【0035】また、出力セル確定部27は、固定長セル
到着状態記憶部25から他の固定長セル送信装置1−1
〜1−nからの固定長セルの到着状態が読み出される
と、いずれのFIFO式記憶部21−1〜21−nから
固定長セルを読み出すべきかを確定するもので、最優先
固定長セル送信装置1以外の他の固定長セル送信装置1
−1〜1−nからの固定長セルの到着状態から、複数の
固定長セル送信装置1−1〜1−nから固定長セルが同
時に到着した場合に計数値をインクリメントする同着カ
ウンタ28をそなえて構成されている。
【0036】さらに、固定長セル処理装置3は、固定長
セル多重装置2からの多重伝送出力を受けて固定長セル
についての所望の処理を施すものであり、固定長セル処
理用記憶部31及び記憶量情報通知部32をそなえて構
成されており、固定長セル処理用記憶部31は、固定長
セル多重装置2からの多重伝送出力を順次記憶していく
ものであり、記憶量情報通知部32は、固定長セル処理
用記憶部31での記憶量情報を通知するものである(請
求項1〜12)。
【0037】次に、図2は固定長セル分配装置の構成を
示すブロック図で、この図2に示す固定長セル分配装置
4Aは、M(Mは自然数)並列の固定長セルデータをN
(Nは自然数)(>M)個のポートに分配するもので、
FIFO式記憶部41−1〜41−n,パラレル/シリ
アル(P/S)変換器42−1〜42−n(nは自然
数),書き込み制御部43,読み出し制御部44Aをそ
なえて構成されている。
【0038】ここで、FIFO式記憶部41−1〜41
−nは、固定長セルデータを入力順に書き込むとともに
読み出すものであり、P/S変換部42−1〜42−n
は、各FIFO式記憶部に対応して設けられているもの
で、FIFO式記憶部41−1〜41−nからのデータ
をシリアル信号に変換するものであり、書き込み制御部
43は、M並列の固定長セルデータから、出力すべきポ
ート情報を検出して検出されたポートに対応したFIF
O式記憶部に入力データを書き込むものである。
【0039】また、読み出し制御部44Aは、FIFO
式記憶部41−1〜41−nから固定長セルデータを読
み出すものであり、読み出し制御部44Aには、リード
カウンタ45A−1〜45A−m,セレクタ部46A,
M進カウンタ47,リードカウンタ制御部48及びセレ
クタ制御部49が設けられており、リードカウンタ45
A−1〜45A−mは、FIFO式記憶部41−1〜4
1−nから固定長セルデータを読み出すため信号を出力
しうるもので、M個設けられている(つまり、m=
M)。
【0040】さらに、セレクタ部46Aは、M個のリー
ドカウンタ45A−1〜45A−mの出力側に設けられ
てリードカウンタ45A−1〜45A−mの出力をN個
のFIFO式記憶部41−1〜41−nのいずれかにセ
ル読み出し信号として供給するものであり、M進カウン
タ47は、FIFO式記憶部41−1〜41−nへの書
き込み終了をトリガとしてカウントアップするものであ
る。
【0041】また、リードカウンタ制御部48は、M進
カウンタ47のカウント値に対応した序数情報を有する
リードカウンタ45A−1〜45A−mをインクリメン
トさせるものであり、セレクタ制御部49は、リードカ
ウンタ制御部48からの情報を受けてセレクタ部46A
を制御するものである。次に、図3も固定長セル分配装
置の構成を示すブロック図で、この図3に示す固定長セ
ル分配装置4Bは、M並列の固定長セルデータをN(>
M)個のポートに分配するもので、FIFO式記憶部4
1−1〜41−n,P/S変換部42−1〜42−n,
書き込み制御部43,読み出し制御部44Bをそなえて
構成されている。
【0042】ここで、読み出し制御部44Bは、FIF
O式記憶部41−1〜41−nから固定長セルデータを
読み出すものであり、読み出し制御部44Bには、読み
出し信号供給部45B−1〜45B−m,読み出し信号
選択部46Bが設けられており、読み出し信号供給部4
5B−1〜45B−mは、FIFO式記憶部41−1〜
41−nから固定長セルデータを読み出すための信号を
出力するもので、M個設けられている。
【0043】また、読み出し信号選択部46Bは、読み
出し信号供給部45B−1〜45B−mからの読み出し
信号を選択して所望のFIFO式記憶部41−1〜41
−nへ供給するものである。なお、FIFO式記憶部4
1−1〜41−n,P/S変換部42−1〜42−n,
書き込み制御部43及びエンプティ検出部50は、図2
により前述したものとそれぞれ同様のものである。
【0044】次に、図4も固定長セル分配装置の構成を
示すブロック図で、この図4に示す固定長セル分配装置
4Cも、M並列の固定長セルデータをN(>M)個のポ
ートに分配するもので、FIFO式記憶部41−1〜4
1−n,P/S変換部42−1−1〜42−1−m,・
・・,42−P−1〜42−P−m,書き込み制御部4
3,読み出し制御部44Cをそなえて構成されている。
【0045】ここで、FIFO式記憶部41−1〜41
−Pは、固定長セルデータをMポート分入力順に書き込
むとともに読み出すもので、P(PはN/M以上の最小
整数)個設けられており、P/S変換部42−1−1〜
42−1−m, ・・・, 42−P−1〜42−P−m
は、各FIFO式記憶部41−1〜41−Pに対応して
それぞれM個設けられるもので、合計P×M個設けられ
ている。
【0046】また、読み出し制御部44Cは、FIFO
式記憶部41−1〜41−nから固定長セルデータを読
み出すもので、リードカウンタ45A−1〜45A−m
及び読み出し用コントローラ51−1〜51−mとを有
する読み出し制御ユニット52−1〜52−nをそなえ
て構成されており、リードカウンタ45A−1〜45A
−mは、FIFO式記憶部41−1〜41−Pから固定
長セルデータを読み出すためのタイミング信号を出力し
うるもので、M個設けられている。
【0047】さらに、読み出し用コントローラ51−1
〜51−mは、リードカウンタ45A−1〜45A−m
からのタイミング信号を受けて対応するFIFO式記憶
部41−1〜41−Pへ固定長セルデータを読み出すた
めの信号を、固定長セルデータを書き込むための信号の
M倍の速度で時分割多重して出力するものである。、ま
た、読み出し制御ユニット52−1〜52−Pは、上記
リードカウンタ45A−1〜45A−m及び読み出し用
コントローラ51−1〜51−Pを有しているもので、
P組設けられている。
【0048】なお、書き込み制御部43は、図2により
前述したものと同様のものである。また、上述の図4に
示す固定長セル分配装置4Cにおいて、読み出し制御部
44Cにリードカウンタ45A−1〜45A−mによる
(L+1)から(L+α)までのカウント時間中にFI
FO式記憶部41−1〜41−Pが空になると書き込み
制御部43によるセル書き込みを許容するための信号を
出力するエンプティ検出部50−1−1〜50−1−
m, ・・・, 50−P−1〜50−P−mを設けてもよ
い。
【0049】さらに、上述の図4に示す固定長セル分配
装置4Cにおいて、読み出し制御部44CにM個のリー
ドカウンタ45A−1〜45A−mからのタイミング信
号を選択的に出力するN個のタイミング信号選択部46
A−1〜46A−nと各タイミング信号選択部46A−
1〜46A−nで選択されたタイミング信号を受けて対
応するFIFO式記憶部41−1〜41−Pの固定長セ
ルデータを読み出すための信号を固定長セルデータを書
き込むための信号のM倍の速度で時分割多重して出力す
るP個の読み出し用コントローラ51−1〜51−Pと
を有する読み出し制御ユニット52を設けてもよい。
【0050】次に、図5も固定長セル分配装置の構成を
示すブロック図で、この図5に示す固定長セル分配装置
4Dも、M並列の固定長セルデータをN(>M)個のポ
ートに分配するもので、FIFO式記憶部41−1〜4
1−n,P/S変換部42−1〜42−n,書き込み制
御部43,読み出し制御部44D及びエンプティ検出部
50をそなえて構成されている。
【0051】ここで、読み出し制御部44Dは、FIF
O式記憶部41−1〜41−Pから固定長セルデータを
読み出すとともに固定長セルデータの読み出し後、所定
のガード時間は次の固定長セルデータの読み出しを禁止
するものであり、エンプティ検出部50は、ガード時間
中にFIFO式記憶部41−1〜41−nが空になる
と、書き込み制御部43によるセル書き込みを許容する
ための信号を出力するものである。
【0052】なお、FIFO式記憶部41−1〜41−
n,P/S変換部42−1〜42−n,書き込み制御部
43も、図2により前述したものとそれぞれ同様のもの
である。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (a)第1実施形態の説明 図6は本発明の第1実施形態にかかる固定長セル多重シ
ステムの構成を示すブロック図で、この図6に示す固定
長セル多重システムは、最優先固定長セル送信装置1,
固定長セル送信装置1−1〜1−n,固定長セル多重装
置2,固定長セル処理装置3をそなえて構成されてい
る。
【0054】ここで、固定長セル送信装置1−1〜1−
nは、固定長セルをそれぞれ非同期に固定長セル多重装
置2へ送信するものであり、最優先固定長セル送信装置
1は、最も優先して送信すべき固定長セルを送信するも
ので、固定長セル単位の内部フレームに同期して固定長
セル多重装置2へ送信するようになっている。また、固
定長セル多重装置2は、上記の固定長セル送信装置1−
1〜1−nからの固定長セルを多重化して出力するもの
で、FIFO式記憶部(FIFO)21−1〜21−
n,FIFO制御部22及び多重化部23をそなえて構
成されており、各FIFO式記憶部21−1〜21−n
は、固定長セル送信装置1−1〜1−nから非同期で送
信されてくる固定長セルを到着順に書き込むとともに読
み出すものであり、多重化部23は、最優先固定長セル
送信装置1からの固定長セルを記憶させることなくスル
ーさせるとともに、最優先固定長セル送信装置1からの
固定長セルの出力タイミング(最優先固定長セル送信装
置1の内部フレームに同期したタイミング)以外のタイ
ミングで、各FIFO式記憶部21−1〜21−nに記
憶していた固定長セル送信装置1−1〜1−nからの固
定長セルを出力させるものであり、FIFO制御部22
は、各FIFO式記憶部21−1〜21−nへのセルの
書き込み及び読み出しを制御するものである。
【0055】このため、上述の固定長セル多重装置2
は、上述の構成に加えて、図16に示すように、固定長
セル検出部217−1〜217−n,各FIFO式記憶
部21−1〜21−nの数に対応した数の書き込みカウ
ンタ218−1〜218−nをそなえて構成されてい
る。なお、図16では、書き込みカウンタ218−1〜
218−nは図示を略している。
【0056】ここで、固定長セル検出部217−1〜2
17−nは、固定長セル送信装置1−1〜1−nから送
信される固定長セルを検出するもので、各固定長セル送
信装置1−1〜1−n毎に設けられており、それぞれ、
固定長セルデータが入力された旨をイネーブル信号など
により書き込みカウンタ218−1〜218−nに通知
するようになっている。
【0057】また、書き込みカウンタ218−1〜21
8−nは、固定長セル検出部217−1〜217−nか
らのイネーブル信号により、入力セルを書き込むべきF
IFO式記憶部21−1〜21−nのアドレス値を対応
するFIFO式記憶部21−1〜21−nへ出力すると
ともに、セル書き込み終了信号をFIFO制御部22へ
出力するものである。
【0058】さらに、多重化部23は、セレクタ部23
A,23Bをそなえて構成されており、セレクタ部23
Aは、各FIFO式記憶部21−1〜21−nから読み
出された固定長セルをFIFO制御部22からのセレク
ト信号に応じて入力セルを選択的に出力することによ
り、各固定長セル送信装置1−1〜1−nからのセルを
最優先固定長セルの出力タイミング以外のタイミングで
到着順に出力するものであり、セレクタ部23Bは、最
優先固定長セル送信装置1からの最優先固定長セルとセ
レクタ部23Aからの先着固定長セルとを最優先固定長
セルを出力させるセレクト信号に応じて選択的に出力す
ることにより、各セルを時分割に多重化するもので、例
えば、図17(c)に示すような最優先固定長セル送信
装置1の内部フレームに同期した最優先固定長セルが、
図17(d)に示すようなセレクト信号により選択され
優先的に出力される一方、最優先固定長セルデータが入
力されないときに(上述のセレクト信号がLレベルのと
きに)、FIFO式記憶部21−1〜21−nからの固
定長セルが選択され出力されるようになっている。
【0059】なお、固定長セル処理装置3は、固定長セ
ル多重装置2からの多重伝送出力を受けて固定長セルに
ついての所望の処理を施すものである。また、上述の最
優先固定長セル送信装置1は、図6に示すように、固定
長セル記憶部(RAM)11と固定長セル読み出し制御
部12とをそなえて構成され、さらに図8に示すよう
に、固定長セル読み出し制御部12がJKフリップフロ
ップ(JK−FF)回路110,フリップフロップ(F
F)回路111,リードカウンタ111′,デコーダ1
12−1,112−2をそなえて構成される。なお、1
13−1,113−2はそれぞれ論理積演算部(AN
D)である。
【0060】ここで、固定長セル記憶部11は、入力さ
れた最優先固定長セルデータを記憶するものであり、固
定長セル読み出し制御部12は、固定長セル記憶部11
から固定長セルデータを固定長セル単位の内部フレーム
に同期して読み出すものである。また、JKフリップフ
ロップ回路110は、固定長セル記憶部11にデータが
書き込まれたときに入力されるRAM書き込み終了信号
がHレベルとなったのちデコーダ112−2の出力信号
(内部フレーム信号)がHレベルとなるとその後の出力
をHレベルに保持するものであり、フリップフロップ回
路111は、このJKフリップフロップ回路110の出
力がHレベルとなっているときにデコーダ112−2の
出力がHレベルとなるとその出力をLレベルにするもの
で、このフリップフロップ回路111の出力により、R
AM書き込み終了信号が入力されたのち、最初の内部フ
レームパルスから次の内部フレームパルスの間、固定長
セル記憶部11からセルデータが読み出されるようにな
っている。
【0061】さらに、リードカウンタ111′は、固定
長セル記憶部11から読み出すべきセルデータのアドレ
ス値(リードアドレス)をサイクリックに生成して固定
長セル記憶部11へ出力するとともに、出力するアドレ
ス値に応じたカウンタ値を各デコーダ112−1,11
2−2へ出力するものである。また、各デコーダ112
−1,112−2は、それぞれ、このリードカウンタ1
11′からのカウンタ値をデコードするもので、デコー
ダ112−2でデコードされたカウンタ値がフレームパ
ルス生成用の信号として用いられ、デコーダ112−2
でデコードされたカウンタ値が内部フレーム信号とし
て、各JKフリップフロップ回路110,フリップフロ
ップ回路111へフィードバックされるようになってい
る。
【0062】なお、各論理積演算部113−1,113
−2は、それぞれ、入力信号に対して論理積演算を施す
もので、論理積演算部113−1は、固定長セル記憶部
11からの固定長セルデータとフリップフロップ回路1
11からのFF処理信号とについて論理積演算を施すこ
とによって、例えば、FF処理信号がHレベルとなって
いる間、セルデータを固定長セル多重装置2へ出力する
ようになっており、論理積演算部113−2は、デコー
ダ112−1からの信号とフリップフロップ回路111
からのFF処理信号とについて論理積演算を施すことに
よって、固定長セル多重装置2へフレームパルス信号と
して出力するようになっている。
【0063】例えば、この最優先固定長セル送信装置1
では、固定長セル記憶部11に固定長セルデータが入力
されると(書き込まれると)、図9(b)に示すように
RAM書き込み終了信号(Hレベルパルス)がJKフリ
ップフロップ回路110に入力される。JKフリップフ
ロップ回路110では、このRAM書き込み終了信号を
受けたのち、フリップフロップ回路111からデコーダ
112−2を通じて図9(c)に示すように内部フレー
ム信号(Hレベルパルス)を受けると、その後の出力を
Hレベルに保持し、これにより、図9(d)に示すよう
にフリップフロップ回路111の出力もHレベルとなり
固定長セル記憶部11にリードイネーブルがかかる(図
9(f)参照)。
【0064】この結果、固定長セル記憶部11からは、
リードカウンタ111′からのアドレス値に対応するセ
ルデータが、順次、図9(a)に示すようなクロックに
従って読み出される(図9(g)参照)。なお、このと
き論理積演算部113−2からは、フリップフロップ回
路111の出力の立ち上がりに同期して、図9(h)に
示すような信号が固定長セル多重装置2用のフレームパ
ルスとして出力される。
【0065】これにより、上述の最優先固定長セル送信
装置1からは、例えば、図7(a),図7(b)に示す
ように最優先固定長セル(ここでは、53バイト)は、
最優先固定長セル送信装置1の内部フレームに同期して
固定長セル多重装置2へ出力され、図7(c)に示すよ
うに、固定長セル多重装置2にスルー出力される最優先
固定長セルの間隔が一定(53バイトの整数倍)となり
(A,B,C,D)、固定長セル多重装置2では、他の
各固定長セル送信装置1−1〜1−nからの固定長セル
をFIFO制御部22の制御により、これらの最優先固
定長セルの間に順次挿入して、時分割に多重し最優先固
定長セルとともに出力する。
【0066】次に、図10は上述のFIFO制御部22
の内部構成を示すブロック図で、この図10に示すよう
に、FIFO制御部22は、固定長セル到着状態記憶部
(RAM)25,固定長セル到着状態記憶制御部26,
出力セル確定部27,論理和回路(OR)211,21
5,エンコーダ216をそなえて構成されている。ここ
で、固定長セル到着状態記憶部25は、固定長セル送信
装置1−1〜1−nからの固定長セルの到着状態を同時
に記憶するもので、書き込みと読み出しが同時にできる
ようになっており(つまり、デュアルポートメモリ)、
固定長セル到着状態記憶制御部26は、固定長セル送信
装置1−1〜1−nのいずれかから固定長セルが到着す
ると固定長セル到着状態記憶部25への書き込みを行な
うとともに所定の読み出し要求信号に応じて固定長セル
到着状態記憶部25からの読み出しを行なうもので、書
き込みカウンタ212,比較部213,読み出しカウン
タ214をそなえて構成されている。
【0067】そして、書き込みカウンタ212は、図1
1(a)に示すように固定長セルがFIFO式記憶部2
1−1〜21−nに書き込まれたことを示す信号(セル
書き込み終了信号)が固定長セル到着状態記憶部25の
書き込み側に入力されると(W-Di) 、論理和回路211
を通じて出力されるイネーブル信号に応じて、書き込み
カウンタ値をカウントアップするもので、セル書き込み
終了信号が入力される毎に、図11(b)に示すように
カウントアップするようになっている。なお、この書き
込みカウンタ212の出力は、固定長セル到着状態記憶
部25用のライトアドレス(W-AD) 信号として用いられ
るとともに、比較部213による読み出しカウンタ21
4からの読み出しカウント値との比較処理に用いられる
ようになっている。
【0068】また、比較部213は、図11(c)に示
すような固定長セル単位毎の出力タイミングに同期し
て、書き込みカウンタ212からの書き込みカウンタ値
(図11(b)参照)と読み出しカウンタ214からの
読み出しカウンタ値(図11(e)参照)とを比較し、
両カウンタ値が異なっていた場合(具体的には、書き込
みカウンタ値の方が大きい場合)に、固定長セル到着状
態記憶部25からデータ(到着順データ)を読み出させ
るために、読み出しカウンタ214にイネーブル信号
(R-EN) を出力して、そのカウンタ値をアップさせるも
ので、例えば、図12に示すようにポート番号設定(ポ
ートNo. セット)部213A,ポート番号ラッチメモリ
(ポートNo. ラッチメモリ)213B,ポート番号解除
(ポート No.クリア)部213Cをそなえて構成されて
いる。
【0069】ここで、ポートNo. セット部213Aは、
書き込みカウンタ212からの書き込みカウント値を各
ポート毎に書き込むものであり、ポートNo. ラッチメモ
リ213Bは、ポートNo. セット部213Aからの情報
(ポート番号)を保持しておくものであり、ポート No.
クリア213Cは、ポートNo. ラッチメモリ213Bに
保持された情報(ポート番号)をクリアするもので、読
み出しカウンタ214から固定長セル到着状態記憶部2
5へ到着順データを読み出すためのアドレス値が入力さ
れると、該当するポート番号情報をクリアするようにな
っている。
【0070】また、読み出しカウンタ214は、比較部
213から出力されるイネーブル信号に基づいて図11
(e)に示すように読み出しカウンタ値を生成し、次の
書き込みカウンタ値との比較用のカウンタ値として比較
部213に返信するとともに、固定長セル到着状態記憶
部25にリードアドレス(R-AD) 信号を出力するもので
ある。
【0071】さらに、出力セル確定部27は、固定長セ
ル到着状態記憶部25から他の固定長セル送信装置1−
1〜1−nからの固定長セルの到着状態(到着順デー
タ)が読み出されると、いずれのFIFO式記憶部21
−1〜21−nから固定長セルを読み出すべきかを確定
するもので、図10に示すように、同着カウンタ28を
そなえている。
【0072】そして、この出力セル確定部27は、図1
1(h)に示すようなセル読み出し開始信号(CELL-OU
T) に基づいて、図11(f)に示すように読み出すべ
き仮想チャネル(ポート番号)についてのデータを読み
出してエンコーダ216を介して多重化部23(セレク
タ部23A:図16参照)へ出力するとともに、図11
(g)に示すようにセルイネーブル信号を検出し、論理
和回路215を介して多重化部23へ出力するようにな
っている。
【0073】また、同着カウンタ28は、複数の固定長
セル送信装置1−1〜1−nから固定長セルが同時に到
着した場合に計数値をインクリメントするものであり、
論理和回路211,215は、入力信号について論理和
演算を施すものであり、エンコーダ216は、出力セル
確定部27から出力される到着状態データ(RP-REG)を
符号化するものである。
【0074】なお、FIFO制御部22は、図12に示
すように、他に、ループバッグ219,SPSビット検
出部220,取込みカウンタ221,打ち直し部222
及びシリアル/パラレル(S/P)変換部223をそな
えて構成されており、ループバッグ219は、リングを
構成するもので、指定された条件に合っているシリアル
データのみを受信するようになっており、SPSビット
検出部220は、スタートビット,パリティビット及び
ストップビットを検出するものである。
【0075】また、取り込みカウンタ221は、スター
トビット,パリティビット及びストップビットの検出位
置に同期してライトカウンタ212を制御するものであ
り、打ち直し部222は、スタートビット,パリティビ
ット及びストップビットが検出されたシリアルデータを
ライトカウンタ212からの情報に基づいて所要の処理
を施し、S/P変換部223へデータを出力するもので
あり、S/P変換部223は、固定長セルデータ(シリ
アルデータ)をパラレルデータに変換するものである。
【0076】以下、上述のFIFO制御部22での動作
について図13〜図15を用いて詳述する。各固定長セ
ル送信装置1−1〜1−nから固定長セル多重装置2に
固定長セルが到着したことが検出されると、FIFO制
御部22では、図13(a)に示すように読み出しカウ
ンタ214からのアドレス値(Addressα)が示す固定
長セル到着状態記憶部25内のメモリ領域にそのセルに
ついての仮想チャネル番号(ポート番号、例えば"08")
に対応するビットを立てる(Hを設定する)ことによ
り、セルの到着順データを固定長セル到着状態記憶部2
5に記憶させる。
【0077】そして、FIFO制御部22は、その後に
入力されるセルについても、同様に、書き込みカウンタ
212からのアドレス値を順次カウントアップ(Addres
sβ→γ→δ)することにより、到着順データを書き込
むべき固定長セル到着状態記憶部25のアドレス値を変
更しながら図13(a)に示すように、該当する仮想チ
ャネル番号部分にビットを立てて各セルの到着状態を固
定長セル到着状態記憶部25に記憶させる。なお、2つ
以上のセルが同時に到着した場合は、例えば図13
(a)中のAddressδのラインに示すように、該当する
全ての仮想チャネル番号部分のビットを立てておく。
【0078】これにより、FIFO制御部22は、読み
出しカウンタ214のカウンタ値(アドレス値)を上述
の書き込み処理が終了する毎に比較部213より出力さ
れるイネーブル信号により、順次、カウントアップする
ことで、図13(b)に示すように読み出すべきセルの
仮想チャネル番号を出力セル確定部27へ通知する。な
お、上述のように1つのアドレス(Addressγ)に2つ
以上のビットが立てられていた場合は、例えば、ここで
は出力セル確定部27において同着カウンタ28がカウ
ンタ値(アドレス値)をインクリメントすることによ
り、図13(b)に示すように、仮想チャネル番号の若
い方の番号についての到着順データが先に出力される。
【0079】次に、図14は出力セル確定部27の動作
を説明するための図で、この図14に示すように、出力
セル確定部27は、初期値(XRST) ,固定長セル送信装
置1−1〜1−nの内部クロック(CK19), 固定長セル
到着状態記憶部25からの固定長セルデータ(RAM-DO),
比較部203からのリードイネーブル信号(R-EN) ,外
部からのセル読み出し開始信号(CELL-OUT) 及び同着に
送信された場合の固定長セルの優先順位を選択するセレ
クト信号(SEL)に基づいて出力すべきセルを確定する。
【0080】即ち、まず出力セル確定部27は、例え
ば、初期値=0,内部クロック=1,リードイネーブル
=1及びセル読み出し開始信号=1として出力すべき到
着順データを"000〜000"に初期化しておく(ステップS
1)。ここで、例えば、優先順位を規定するためのセレ
クト信号として0が外部から入力され、仮想チャネル番
号が0,1,・・・, nの順に並べられ、出力すべき到着
順データの順序が、"000〜001" ,"000〜010", ・・・,"
100 〜000"に設定される(ステップS2)。
【0081】また、入力されたセレクト信号が1であっ
たとすると、仮想チャネル番号が1,2, ・・・, n,
0 の順に並べられ、出力すべき到着順データの順序
が、"000〜010","000〜100", ・・・,"100 〜000","0
00〜001"に設定され(ステップS3)、セレクト信号が
nであった場合まで、順次、出力すべき到着順データの
順序が設定される(ステップS4)。
【0082】なお、上述の出力セル確定部27での処理
は、例えば、図15に示すように、セレクト信号(SEL)
の値を同着カウンタ28により、順次、変更することに
より、出力すべき到着順データの優先順位を変更できる
ようにしてもよい。そして、この場合、出力セル確定部
27では、例えば、初期値=0,内部クロック=1,リ
ードイネーブル=1及びセル読み出し開始信号=1とし
て出力すべき到着順データの出力開始位置を"000〜000"
に初期化しておき(ステップS5)、到着順データの出
力開始位置を設定するセレクタ信号が2つ以上のセルが
同時に固定長セル多重装置2に到着する毎に同着カウン
タ28により、インクリメントされて順次入力されるこ
とにより(ステップS6)、出力すべき到着順データの
出力開始位置が全仮想チャネル番号に対して平等に変更
される(ステップS7〜S9)。 (a1)第1実施形態の変形例の説明 図18は本発明の第1実施形態にかかる固定長セル多重
システムの変形例を示すブロック図で、図18に示す固
定長セル多重システムは、図6により前述したものと同
様の機能を有する装置1,1−1〜1−n,2,3をそ
なえるほか、最優先固定長セル送信装置1が固定長セル
読み出し禁止制御部13、固定長セル多重装置2が固定
長セル読み出し禁止要求信号出力部24、固定長セル処
理装置3が固定長セル処理用記憶部31及び記憶量情報
通知部32をそれぞれそなえて構成されている。
【0083】ここで、まず最優先固定長セル送信装置1
において、固定長セル読み出し禁止制御部13は、固定
長セル処理装置3の記憶量情報通知部32からの記憶量
情報に基づき固定長セル処理用記憶部31での記憶量が
所定の記憶量を超えている場合、即ち、固定長セル多重
装置2の伝送先の状態が輻輳状態である場合には前述し
た固定長セル読み出し制御部12による制御を禁止する
もので、固定長セル処理装置3のトラヒックを緩和でき
るようになっている。
【0084】また、固定長セル多重装置2において、固
定長セル読み出し禁止要求信号出力部(リクエスト信号
出力部)24は、最優先固定長セル送信装置1に最優先
固定長セルを所定の間隔で読み出させて出力させるため
のリクエスト信号を繰り返し送信するもので、記憶量情
報通知部32からの記憶量を受けて記憶量が所定の記憶
量を超えている場合にリクエスト信号の送信を停止する
ことで、固定長セル読み出し禁止要求信号を最優先固定
長セル送信装置1の固定長セル読み出し禁止制御部13
に出力するようになっており、これにより固定長セル処
理装置3におけるトラヒック量を制御できるようになっ
ている。なお、本実施形態では、この固定長セル読み出
し禁止要求信号出力部24として、図22に示すよう
に、53進カウンタを用いている。
【0085】さらに、固定長セル処理装置3において、
固定長セル処理用記憶部31は、固定長セル多重装置2
からの多重伝送出力を順次記憶していくものであり、記
憶量情報通知部32は、固定長セル処理用記憶部31で
の記憶量情報を通知するものである。このような構成に
より、上述のシステムでは、例えば、図19(a)に示
すように、一定周期(ここでは、53バイト)毎に固定
長セル多重装置2の固定長セル読み出し禁止要求信号出
力部24からリクエスト信号が最優先固定長セル送信装
置1へ送信されることにより、このリクエスト信号に同
期して最優先固定長セルが固定長セル記憶部11から読
み出されて、図19(b),図19(c)に示すよう
に、固定長セル読み出し制御部12からのフレームパル
スに従って最優先固定長セルが固定長セル多重装置2へ
送信される。このとき、固定長セル処理装置3の固定長
セル処理用記憶部31でのセルの記憶容量が所定の記憶
量を超えていると、即ち、輻輳状態であると、FIFO
制御部22から固定長セル多重装置2の固定長セル読み
出し禁止要求信号出力部24へその旨が通知される。
【0086】すると、固定長セル多重装置2では、図1
9(a)中にで示すようにリクエスト信号の送信を停
止することで、最優先固定長セル送信装置1に固定長セ
ル読み出し制御部12による最優先固定長セルの読み出
しを禁止するよう通知する。これにより、最優先固定長
セル送信装置1では、固定長セル読み出し禁止制御部1
3により、固定長セル読み出し制御部12によるセルの
読み出し制御が禁止される。
【0087】この結果、図19(c)中に点線で示すよ
うに、最優先固定長セルは固定長セル多重装置2に入力
されない、即ち、固定長セル処理装置3で処理すべき固
定長セルが所定の記憶量を超えているとみなされるた
め、この位置最優先固定長セル送信装置1には最優先固
定長セルは入力されない。その後、最優先固定長セル
は、図19(d)に示すように、この場合も、固定長セ
ル多重装置2にスルー出力される最優先固定長セルの間
隔が一定(53バイトの整数倍)となり(A,B,C,
D)、他の固定長セルがそれらの最優先固定長セルの間
に順次挿入されて時分割に多重されて最優先固定長セル
とともに送信される。
【0088】次に、図20は本変形例における最優先固
定長セル送信装置1の内部構成を示すブロック図で、こ
の図20に示すように、最優先固定長セル送信装置1
は、図8により前述したものと同様のRAM(固定長セ
ル記憶部)11と固定長セル読み出し制御部12として
JKフリップフロップ(JK−FF)回路110,リー
ドカウンタ111′,デコーダ112−3〜112−5
と、固定長セル読み出し禁止制御部13として論理積演
算部113−3とをそなえて構成されている。
【0089】ここで、各デコーダ112−3〜112−
5は、それぞれ、リードカウンタ111′からのカウン
タ値をデコードするもので、デコーダ112−3は、そ
のデコード値を固定長セル記憶部11用のリードイネー
ブル(REN)信号として出力し、デコーダ112−4は、
そのデコード値を固定長セル多重装置2用のフレームパ
ルスとして出力し、デコーダ112−5は、そのデコー
ド値をRAM書き込み信号の立ち上がり検出用の信号と
してJKフリップフロップ回路110に出力するように
なっている。
【0090】また、論理積演算部113−3は、このJ
Kフリップフロップ回路110の出力と固定長セル多重
装置2からのリクエスト信号とについて論理積演算を施
すもので、上述したような固定長セル多重装置2からリ
クエスト信号の送信が停止されると、その出力がLレベ
ルとなり、固定長セル記憶部11から最優先固定長セル
が読み出されないようになっている。
【0091】このような構成により、上述の最優先固定
長セル送信装置1では、例えば、図21(i)に示すよ
うに、RAM書き込み終了信号がJKフリップフロップ
回路110に入力されると、JKフリップフロップ回路
110の出力が図21(j)に示すようにHレベルに保
持される。そして、図21(b)に示すように、固定長
セル多重装置2からリクエスト信号が固定長セル読み出
し制御部13の論理積演算部113−3に入力される
と、図21(c)に示すように、その出力がHレベルと
なり、リードカウンタ111′にロードがかかる。する
と、図21(d)に示すようにリードアドレスが内部ク
ロック(図21(a)参照)に従って固定長セル記憶部
11へ出力されるとともに、図21(e)に示すような
リードイネーブル信号がデコーダ112−3を通じて固
定長セル記憶部11へ出力され、固定長セル記憶部11
から最優先固定長セルが順次読み出される(図21
(f)参照)。
【0092】その後、リードカウンタ111′がセルの
長さ分のカウンタ値(0〜52)をカウントアップする
と、そのカウンタ値がデコーダ112−5でデコードさ
れ、図21(j)に示すようなRAM読み出し終了信号
としてJKフリップフロップ回路110へ出力され、図
21(j)に示すようにJKフリップフロップ回路11
0の出力が、Lレベルとなり、セルの読み出しが終了す
る。
【0093】ところで、本変形例における固定長セル多
重装置2は、図22に示すように、図16により前述し
たものと同様の機能を有する装置1,1−1〜1−n,
2,3をそなえるほか、リクエスト信号出力部(固定長
セル読み出し禁止要求信号出力部)24として53進カ
ウンタをそなえて構成されている。これにより、この固
定長セル多重装置2では記憶量情報通知部32からの記
憶量(xTxAF)を受けて、記憶量が所定の記憶量を超えて
いない場合には、図23(a)に示すように読み出しカ
ウンタのタイミングに同期して、図23(b)に示すよ
うにリクエスト信号(REQFP) を繰り返し最優先固定長セ
ル送信装置1の固定長セル読み出し制御部12に出力
し、最優先固定長セル送信装置1では、このリクエスト
信号を受信すると、図23(c)のに示すように最優
先固定長セルの先頭を表すフレームパルス信号が生成さ
れ、図23(d)に示すように最優先固定長セルが順次
固定長セル記憶部11から読み出されて固定長セル多重
装置2へ送信される。
【0094】一方、最優先固定長セル送信装置1は、リ
クエスト信号を受信しても出力すべき最優先固定長セル
が存在しないときは、図23(c)のに示すように最
優先固定長セルの先頭を表すフレームパルス信号が出力
されず、最優先固定長セルは固定長セル多重装置2へ送
信されない。なお、記憶量情報通知部32から通知され
る記憶量が所定の記憶量を超えない限り、リクエスト信
号は同じタイミングで出力するが、所定の記憶容量を超
えていた場合は、リクエスト信号の固定長セル送信装置
1への送信を停止することにより固定長セル送信装置1
からの最優先固定長セルの送信が禁止される。
【0095】そして、この固定長セル多重装置2では、
例えば、図24に示すように、シリアル情報が入力され
ると、固定長セル送信装置(TED LSI)1−1〜1−nか
ら図6により前述したように、固定長セル多重装置(HU
B LSI)2のFIFO式記憶部(FIFO)21−1〜2
1−nに非同期で入力される(i-PORT) 。さらに、固定
長セル多重装置2では、固定長セルがFIFO式記憶部
21−1〜21−nに入力されると(到着すると)、図
10〜図13により前述したように、FIFO制御部2
2の固定長セル到着状態記憶部25に到着順データが書
き込まれ、書き込まれたデータは、固定長セル到着状態
記憶制御部26により読み出されたのち、出力セル確定
部27によりいずれのFIFO式記憶部21−1〜21
−nから固定長セルを読み出すべきかが確定される。
【0096】なお、固定長セル確定部27では、2つ以
上の固定長セルが同時に入力されたとき(同着)は、図
14,図15により前述したように、外部からのセレク
ト信号の指示に基づいて、あるいは、同着カウンタ28
の計数値に基づいて、いずれのFIFO式記憶部21−
1〜21−nから固定長セルを読みだすべきかが確定さ
れる。
【0097】このように、本発明の第1実施形態におけ
る固定長セル多重システム(固定長セル多重伝送装置,
固定長セル多重伝送方法,固定長セル送信装置)によれ
ば、最優先固定長セル送信装置1に固定長セル単位の内
部フレームをもたせ、セルを内部フレームに同期させて
固定長セル多重装置2へ送信するようにし、最優先に処
理されるべき固定長セル(最優先固定長セル)に対して
は固定長セル多重装置2にFIFO式記憶部21−1〜
21−nを設けずスルー出力としているので、その他の
固定長セルを最優先固定長セルが出力されない間に順次
挿入することにより、最優先固定長セルを最小の遅延量
で多重伝送することができ、他の固定長セルを効率的に
多重伝送することができる。
【0098】また、固定長セル多重装置2は、固定長セ
ル処理装置3内の固定長セルの記憶量(メモリ状態)を
監視しておき、その記憶量が所定量以上になった場合
に、固定長セル送信装置1へ固定長セル単位の内部フレ
ームに同期したリクエスト信号の送信を停止する(固定
長セル読み出し禁止要求信号を出力する)ので、固定長
セル多重装置2以降の処理における最優先固定長セルの
輻輳による廃棄を防止することができ、且つ、この場合
も最優先固定長セルを最小の遅延量で多重伝送すること
ができるので、他の固定長セルも効率的に多重伝送する
ことができる。
【0099】さらに、FIFO制御部22は、FIFO
式記憶部21−1〜21−nに到着した各固定長セルの
順序を記憶させる固定長セル到着状態記憶部(RAM
等)25をそなえて構成されているので、固定長セルを
多重する際に各ポート番号を指示することにより固定長
セルの先着処理を正確に行なうことができ、本システム
の処理能力の向上を図ることができる。
【0100】また、FIFO制御部22は、出力すべき
セルを確定する出力セル確定部27をそなえて構成され
ているので、出力条件を外部から設定することにより、
固定長セルが同時に到着(同着)した場合における読み
出すべき各仮想チャネルのセルに対する優先順位をシス
テムのトラヒックに合わせて任意に変更することができ
るとともに、必要とする情報の処理を迅速に行なうこと
ができ、システム構築の際の柔軟性にも大いに寄与す
る。
【0101】さらに、FIFO制御部22の出力セル確
定部27は、同着カウンタ28をそなえて構成されてい
るので、固定長セルを同着で受信した場合にカウントア
ップすることにより、そのカウント値によって自動的に
優先順位を変更させることができ、優先度が固定するこ
となく、全ての仮想チャネルのセルに対しても平等に優
先権を与えることが可能となる。
【0102】なお、本実施形態では、リクエスト信号
を、固定長セル処理装置3内の記憶量情報に基づいて固
定長セル多重装置2から最優先固定長セル送信装置1へ
送信しているが、直接、固定長セル処理装置3から最優
先固定長セル送信装置1へ送信するようにしてもよい。 (b)第2実施形態の説明 図25は本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分配
システムの構成を示すブロック図で、この図25に示す
固定長セル多重システム7は、前述の図39に示す固定
長セル多重/分配システム501における固定長セル分
配部201Bに相当するもので、光ケーブルなどを経て
入力されてくるデータ(セル)は、固定長セルデータ多
重/分配処理装置401内で処理され、各固定長セル送
信/受信装置101−2〜101−nに分配されるよう
になっている。
【0103】そして、この図25に示すように、固定長
セル分配システム7は、固定長セル処理装置3,固定長
セル分配装置4,固定長セル受信装置6−1〜6−nを
そなえて構成されている。ここで、固定長セル処理装置
3は、入力された固定長セルデータに所要の処理を施し
たのち固定長セル分配装置4へ送信するものであり、固
定長セル分配装置4は、M(Mは自然数)並列の固定長
セルデータをN(>M)個のポートに分配するもので、
書き込み制御部43及びFIFO式記憶部41−1〜4
1−nをそなえて構成されている。
【0104】さらに、書き込み制御部43は、M並列固
定長セルデータから、出力すべきポート番号情報を検出
して検出したポートに対応したFIFO式記憶部41−
1〜41−nに入力データを書き込むものであり、FI
FO式記憶部41−1〜41−nは、固定長セルデータ
を入力順に書き込むとともに読み出すものである。ま
た、各固定長セル受信装置6−1〜6−nは、それぞれ
固定長セル分配装置4から送信される固定長セルデータ
を受信するものである。
【0105】次に、図26は上述の固定長セル分配装置
4の詳細構成を示すブロック図で、この図26に示す固
定長セル分配装置4は、FIFO式記憶部(RAM)4
1−1〜41−n,パラレル/シリアル(P/S)変換
器42−1〜42−n,書き込み制御部43,読み出し
制御部44A及びセレクト(SEL)信号生成部54Aをそ
なえて構成されている。
【0106】ここで、上述のように、FIFO式記憶部
41−1〜41−nは、固定長セルデータを入力順に書
き込むとともに読み出すもので、出力ポート(DTOUT1
〜n)の数に対応してn個設けられており、セレクト信
号生成部54Aは、入力されてくる固定長セルデータか
ら固定長セルのポート番号を検出し、検出したポート番
号に応じた信号(ポート選択信号)を生成するもので、
図27(a),図27(b)に示すようにフレームパル
ス(FP)に同期して入力されるm(m=M)並列のセルデ
ータからポート番号情報が検出され(ここでは、ポート
番号1,2,n,2の順)、検出されたデータからいず
れのFIFO式記憶部41−1〜41−nに書き込むか
が判断されたのち、ポート選択信号が後述する書き込み
制御部43に出力されるようになっている。
【0107】また、書き込み制御部43は、上述したよ
うに、M並列固定長セルデータから、そのセルデータを
出力すべきポート番号情報を検出して検出したポートに
対応したFIFO式記憶部41−1〜41−nに入力デ
ータを書き込むもので、書き込み信号(WEN:ライトイネ
ーブル)生成部43A,ライトカウンタ(WCTR)43B
及びリードカウンタロード(RCTRLD)信号生成部43C
をそなえて構成されている。
【0108】ここで、書き込み信号生成部43Aは、例
えば、図27(d)〜図27(f)に示すように、各ポ
ートに対応したFIFO式記憶部41−1〜41−n毎
にライトイネーブル(WEN) 信号及びライトカウンタロー
ド(WCRTRLD)信号を生成するもので、ライトイネーブル
信号は、それぞれのFIFO式記憶部41−1〜41−
n及びリードカウンタロード信号生成部43Cに出力さ
れるとともに、ライトカウンタロード信号は、ライトカ
ウンタ43Bに出力されるようになっている。
【0109】また、ライトカウンタ43Bは、この書き
込み信号生成部43Aからの情報(ライトカウンタロー
ド信号)に基づいて、Q(データ)出力を各FIFO式
記憶部41−1〜41−n用のライトアドレス(WADD)
としてFIFO式記憶部41−1〜41−nに出力する
とともに、リードカウンタロード信号生成部43CへF
IFO式記憶部41−1〜41−nにセルデータを書き
込ませた旨(書き込み終了信号)を通知するもので、例
えば、図27(c)に示すようにライトカウンタがカウ
ントアップし、FIFO式記憶部41−1〜41−nに
ライトアドレスが送信されると、図27(g)〜図27
(i)に示すように書き込み終了信号が生成され、その
書き込み終了信号がリードカウンタロード信号生成部4
3Cに出力されるようになっている。
【0110】さらに、リードカウンタロード信号生成部
43Cは、ライトカウンタ43Bから書き込み終了信号
を受信すると、書き込み信号生成部43Aからのライト
イネーブル信号に基づいてリードカウンタロード信号を
生成するもので、この信号は、後述するリードカウンタ
制御部48,SEL制御部49に出力されるようになっ
ている。なお、リードカウンタロード信号は、ポートの
数分の制御信号を有している。
【0111】次に、上述の読み出し制御部44Aは、F
IFO式記憶部41−1〜41−nから固定長セルデー
タを読み出す制御を行なうもので、リードカウンタ(RCT
R)45A−1〜45A−m,セレクタ(SEL)部46A,
M進カウンタ47,リードカウンタ制御部48及びセレ
クタ制御部49をそなえて構成されており、リードカウ
ンタ45A−1〜45A−mは、FIFO式記憶部41
−1〜41−nから固定長セルデータを読み出すための
信号を出力しうるもので、各FIFO式記憶部41−1
〜41−nよりも少ない数(m)だけ設けられている。
【0112】さらに、セレクタ部46Aは、各リードカ
ウンタ45A−1〜45A−mの出力側に設けられてリ
ードカウンタ45A−1〜45A−mの出力を各FIF
O式記憶部41−1〜41−nのいずれかにセル読み出
し信号として供給するもので、n個のセレクタ(SEL)4
6A−1〜46A−nを有し、図27(o),図27
(q)及び図27(s)に示すように、後述するセレク
タ制御部49からの書き込みタイミングによって、リー
ドカウンタ45A−1〜45A−mの信号を各ポート毎
に切り分け、リードイネーブル(REN)信号としてFIF
O式記憶部41−1〜41−nに出力するようになって
いる。
【0113】また、M進カウンタ47は、FIFO式記
憶部41−1〜41−nへのセルデータの書き込み終了
をトリガとしてカウントアップするもので、例えば、図
27(j)に示すように書き込み終了信号が入力される
毎にカウンタ値を1ずつカウントアップするようになっ
ている。さらに、リードカウンタ制御部48は、M進カ
ウンタ47のカウント値に対応した序数情報(ここで
は、0〜l−1)を有する各リードカウンタ(l進)4
5A−1〜45A−mのカウンタ値をインクリメントさ
せるもので、例えば、図27(k)〜図27(n)に示
すように、書き込み終了信号が入力されると対応するリ
ードカウンタ45A−1〜45A−mのカウントを開始
させるようになっている。
【0114】また、セレクタ制御部49は、リードカウ
ンタ制御部48からの情報を受けてセレクタ部46Aを
制御するもので、リードカウンタロード信号生成部43
Cから出力されるいずれのFIFO式記憶部41−1〜
41−nにセルデータを書き込んだかを示す信号(TMG
1) と、リードカウンタ制御部48から出力される各リ
ードカウンタ45A−1〜45A−mのカウントを開始
させた旨を示す信号(TMG2) とに基づいて各セレクタ4
6A−1〜46A−nを制御するようになっている。
【0115】これにより、書き込み制御部43によって
各FIFO式記憶部41−1〜41−nに書き込まれた
固定長セルデータは、セレクタ部46Aからのリードイ
ネーブルに基づいて、例えば、図27(p),図27
(r)及び図27(t)に示すように、各ポート番号別
にそれぞれ読み出されて固定長セル受信装置6−1〜6
−nへ出力される。
【0116】さらに、P/S変換部42−1〜42−n
は、各FIFO式記憶部41−1〜41−nに対応して
設けられており、それぞれ、対応するFIFO式記憶部
41−1〜41−nからのm並列のセルデータをシリア
ルデータに変換するものである。なお、各リードカウン
タ45A−1〜45A−mは、入力されてくるM並列の
固定長セルデータの長さがLである場合はL(=l)進
カウンタ(例えば、ATMセルの場合は、53バイトで
あるので、53進カウンタ)としてもよく、また、後述
するように(L+α)進カウンタとして構成してもよ
い。
【0117】このような構成により、図26に示す固定
長セル分配装置4では、まず、書き込み制御に関して
は、例えば、図28(a)〜図28(c)に示すよう
に、8並列(つまり、図26においてM=m=8)で入
力された固定長セルデータは、24個のポート(つま
り、図26においてn=24)毎にFIFO式記憶部4
1−1〜41−24及び書き込み制御部43に入力さ
れ、FIFO式記憶部41−1〜41−24にデータが
書き込まれると、書き込み制御部43において書き込み
終了信号が生成され、これが読み出し制御部44Aに出
力される。
【0118】また、読み出し制御に関しては、読み出し
制御部44Aに上述の書き込み終了信号が送信される
と、リードカウンタ制御部48から、対応するリードカ
ウンタ45A−1〜45A−8にリードカウンタロード
信号が出力され、各リードカウンタ45A−1〜45A
−8においてカウンタ値がカウントアップされる。その
後、各リードカウンタ45A−1〜45A−8からの各
カウンタ値は、セレクタ46A−1〜46A−24(SE
L1〜24) によって、選択的に対応するFIFO式記憶部
41−1〜41−24にリードイネーブル信号として出
力され、これにより、FIFO式記憶部41−1〜41
−nから順次セルデータが読み出され、各P/S変換部
42−1〜42−24(P/S 1 〜24) によってシリアル
データに変換されたのち出力される。
【0119】なお、このとき各P/S変換部42−1〜
42−24では、図28中に示すように、長さ53ビッ
ト,8並列のパラレルデータとして入力されたセルデー
タを長さ424ビットのシリアルデータに変換する。こ
のように、上述の固定長セルの分配装置4によれば、読
み出し制御部44Aにセレクタ部46A,M進カウンタ
47,リードカウンタ制御部48及びセレクタ制御部4
9を設けることでリードカウンタ45A−1〜45A−
mの数を減らしているので、固定長セルデータの分配処
理能力を変えることなく、その回路規模を大幅に削減す
ることができ、特に出力ポート数が多い場合に大変有効
である。
【0120】(b1)第2実施形態の第1変形例の説明 次に、図29は上述の固定長セル分配装置4の第1変形
例を示すブロック図で、この図29に示す固定長セル分
配装置4は、P個のFIFO式記憶部41−1〜41−
P,m個(mは自然数)のP/S変換器42−1〜42
−mを有するP組のP/S変換部42′−1〜42′−
P,書き込み制御部43,読み出し制御部44C及びセ
レクト信号生成部54Bをそなえて構成されている。な
お、上記のPは出力ポート(DTOUT1〜n)数nに対してn
/m以上の最小整数である。
【0121】さらに、読み出し制御部44Cには、m個
のリードカウンタ45A−1〜45A−mと1個の読み
出し用コントローラ51を有するP組の読み出し制御ユ
ニット52−1〜52−Pが設けられている。ここで、
読み出し制御部44Cは、FIFO式記憶部41−1〜
41−Pに対する固定長セルの読み出し制御を行なうも
のであり、各読み出し制御ユニット52−1〜52−P
は、それぞれ、対応するFIFO式記憶部41−1〜4
1−Pに対するセルデータの読み出し制御を個別に行な
うものである。
【0122】また、これらの各読み出し制御ユニット5
2−1〜52−Pにおいて、リードカウンタ45A−1
〜45A−mは、それぞれ、FIFO式記憶部41−1
〜41−Pから固定長セルデータを読み出すためのタイ
ミング信号を出力しうるもので、例えば、図30(a)
に示すようなM(M=m)進カウンタ55のタイミング
に同期して、読み出し用コントローラ51へリードアド
レス(RADD) ,リードイネーブル(REN)などを出力する
ようになっている。
【0123】さらに、各読み出し用コントローラ51
は、それぞれ、リードカウンタ45A−1〜45A−m
からのタイミング信号を受けて対応するFIFO式記憶
部41−1〜41−Pへ固定長セルデータを読み出すた
めの信号(リードアドレス,リードイネーブル)を固定
長セルデータを書き込むための信号のM倍の速度で時分
割多重して出力するもので、この時分割多重されたデー
タに基づいて、例えば、図30(b),図30(c)に
示すように、FIFO式記憶部41−1〜41−P用の
リードアドレス,リードイネーブルが出力されるように
なっている。
【0124】また、各FIFO式記憶部41−1〜41
−Pは、それぞれ図25,図26により前述したものと
同様のもので、例えば、図30(d)に示すように、対
応する読み出し用コントローラ51からのリードアドレ
ス,リードイネーブルに従って、書き込まれたセルデー
タが順次、mポート分読み出され、各セルデータは、図
30(e),図30(g),図30(i)に示すよう
に、ラッチされたのち図30(f),図30(h),図
30(j)に示すように、各ポート毎にシリアルデータ
として出力されるようになっている。
【0125】さらに、セレクト信号生成部54Bは、図
26により前述した機能に加え、ライトアドレス(下
位)をFIFO式記憶部41−1〜41−Pに出力する
ようになっている。なお、P/S変換部42′−1〜4
2′−P,書き込み制御部43は、図26により前述し
たものと同様のものである。
【0126】このような構成により、図29に示す固定
長セル分配装置4では、まず、書き込み制御に関して
は、例えば、図31(a)〜図31(c)に示すように
8並列(つまり、m=M=8)で入力された固定長セル
データが、図28により前述したごとく、各ポート(DT
OUT1〜24) 毎にFIFO式記憶部41−1〜41−3
(FIFO 1〜3:つまり、P=n/m=24/8=3)及び
書き込み制御部43に出力され、FIFO式記憶部41
−1〜41−3にデータが書き込まれると、書き込み制
御部43において書き込み終了信号が生成され、読み出
し制御部44Cに出力される。
【0127】また、読み出し制御に関しては、読み出し
制御部44Cの読み出し用コントローラ(RCTL1〜3)51
−1〜51−3において8進カウンタ55のタイミング
に同期してリードカウンタ45A−1〜45A−8から
の出力(リードアドレス,リードイネーブル)が、8倍
の速度で時分割多重され、この時分割多重された信号に
基づいて、FIFO式記憶部41−1〜41−3では、
各ポート毎にセルデータが読み出されたのち、対応する
P/S変換部42′−1〜42′−3の各P/S変換器
42−1〜42−8を介してシリアルデータとして出力
される。
【0128】なお、この場合も、各P/S変換器42−
1〜42−8では、長さ53ビット,8並列のパラレル
データとして入力されたセルデータが長さ424ビット
のシリアルデータに変換される。このように、上述の固
定長セルデータ分配装置4によれば、ポートの数(2
4)に対してFIFO式記憶部41−1〜41−3のみ
を設ければよいので、さらにその回路規模を大幅に削減
することができる。
【0129】(b2)第2実施形態の第2変形例の説明 図32は上述の固定長セル分配装置4の第2変形例を示
すブロック図で、この図32に示す固定長セル分配装置
4は、P個のFIFO式記憶部41−1〜41−P,m
個のP/S変換器42−1〜42−mを有するP/S変
換部42′−1〜42′−P,書き込み制御部43,読
み出し制御部44F及びセレクト信号生成部54Aをそ
なえて構成されている。
【0130】さらに、読み出し制御部44Fには、m個
のリードカウンタ45A−1〜45A−m,n個のタイ
ミング信号選択部(SEL)46A−1〜46A−n及びP
個の読み出し用コントローラ51−1〜51−Pを有す
る読み出し制御ユニット52が設けられている。つま
り、この図32に示す固定長セル分配装置4は、図26
により前述した固定長セル分配装置4(リードカウンタ
45A−1〜45A−mの数を削減したもの)及び図2
9により前述した固定長セル分配装置4(FIFO式記
憶部41−1〜41−Pの数を削減したもの)とを組み
合わせることにより、これらの各装置の両方の機能をそ
なえて構成されている。
【0131】このような構成により、この図32に示す
固定長セル分配装置4では、書き込み制御に関しては、
図28及び図31により前述したものと同様に行なわれ
るが、読み出し制御に関しては、例えば、図33(a)
〜図33(c)に示すようにリードカウンタ(RCTR) 4
5A−1〜45A−8においてカウントされたリードカ
ウンタ信号が、タイミング信号選択部(SEL) 46A−1
〜46A−24において各ポート毎に分けられ、読み出
し用コントローラ(RCTL)51−1〜51−3に出力され
る。
【0132】また、読み出し用コントローラ51−1〜
51−3では、タイミング信号選択部46A−1〜46
A−24から出力されたデータが8進カウンタ55のタ
イミングに同期され、8倍の速度で時分割多重されたの
ちFIFO式記憶部41−1〜41−3の固定長セルデ
ータは、図32と同様な処理が施され、シリアル出力デ
ータとして送信される。
【0133】このように、上述の固定長セル分配装置4
によれば、ポートの数(24)に対してFIFO式記憶
部41−1〜41−Pの数及びリードカウンタ45A−
1〜45A−mの数を削減して構成されているので、固
定長セルデータの分配処理能力を変えることなく、回路
規模を大幅に縮小することができる。 (b3)第2実施形態の第3変形例の説明 図34は上述の固定長セル分配装置4の第3変形例を示
すブロック図で、この図34に示す固定長セル分配装置
4は、nポート分のFIFO式記憶部41−1〜41−
n,P/S変換部42−1〜42−n,書き込み制御部
43,読み出し制御部44D,エンプティ検出部(XEMPT
Y)50−1〜50−n及びセレクト信号生成部54Aを
そなえて構成されている。
【0134】つまり、この固定長セル分配装置4は、一
般的な固定長セル分配装置201B(図44参照)にエ
ンプティ検出部50−1〜50−nを付加することによ
り、固定長セルデータにガードタイムを設けて分配処理
を施すようになっている。このため、読み出し制御部4
4Dは、FIFO式記憶部41−1〜41−nから固定
長セルデータ(セルデータ長L)を読み出すとともに固
定長セルデータの読み出し後、所定のガード時間(例え
ばα)は次の固定長セルデータの読み出しを禁止するよ
う(L+α)進のリードカウンタ45A−1〜45A−
nをそなえて構成されている。
【0135】また、エンプティ検出部50−1〜50−
nは、上記のガードタイム中にFIFO式記憶部41−
1〜41−nが空になると書き込み制御部43によるセ
ル書き込みを許容するための信号を出力するもので、図
35(a)〜図35(f)に示すように、前述した図2
8及び図31により前述したようにFIFO式記憶部4
1−1〜41−nにセルデータが書き込まれると、図3
5(g)〜図35(i)に示すように、書き込み終了信
号が出力されるようになっている。ここで、ポート番号
2のデータに着目すると、図35(j)に示すように、
書き込み終了信号を受信した時点で(FIFO式記憶部
41−1〜41−nにデータが存在している状態)、エ
ンプティ検出部50−1〜50−nのXEMPTY信号は、H
レベルに切り替わるようになっている。
【0136】また、同時に書き込み終了信号によりリー
ドカウンタ45A−1〜45A−nがカウントアップさ
れるようになっており、例えば、図35(k)に示すよ
うに、リードカウンタ信号に加えて、α(ガードタイ
ム)分もカウントアップされ(黒縦縞部分)、XEMPTY信
号は、Hレベル(FIFO式記憶部41−1〜41−n
にデータが存在している状態)からLレベル(FIFO
式記憶部41−1〜41−nのデータが空の状態)に切
り替わるようになっている。
【0137】さらに、ポート番号2の固定長セルデータ
が入力されると、エンプティ検出部50−2の信号はH
レベルに切り替わるが、ガードタイム中はデータが読み
出されないため、ガードタイムが終了した時点で入力さ
れたポート番号2の固定長セルデータは読み出され、図
35(l)に示すように、リードイネーブルが生成さ
れ、ポート番号2のシリアルデータが出力されるように
なっている。
【0138】また、ガードタイム中はFIFO式記憶部
41−1〜41−nが空(EMPTY)であれば1セルだけF
IFO式記憶部41−1〜41−nに固定長セルデータ
が書き込まれるが、その後に同一ポートに到着した固定
長セルデータはFIFO式記憶部41−1〜41−nに
書き込まれないようになっている。なお、ガードタイム
(α)の長さは読み出されるデータに対して整数比であ
ればよい(特に、同じ長さ(1:1)であれば、なおよ
い)。
【0139】また、FIFO式記憶部41−1〜41−
n,P/S変換部42−1〜42−n,書き込み制御部
43及びセレクト信号生成部54Aは、図26で前述し
たものと同様に機能するようになっており、リードカウ
ンタロード信号生成部43Cは、図29に示すものと同
様に機能するようになっている。このような構成によ
り、この図34に示す固定長セル分配装置4Dは、ま
ず、書き込み制御に関しては、例えば、図36(a)〜
図36(c)に示すように8並列で入力された固定長セ
ルデータは、各ポート毎に、FIFO式記憶部41−1
〜41−24(FIFO1〜24) 及び書き込み制御部43に入
力され、FIFO式記憶部41−1〜41−24にセル
データが書き込まれると、書き込み制御部43において
書き込み終了信号が生成され、この書き込み終了信号に
基づいてリードカウンタロード信号が読み出し制御部4
4Dに出力される。
【0140】また、読み出し制御に関しては、読み出し
制御部44Dに上述のリードカウンタロード信号が送信
されると、例えば、図35(k)に示すように、ポート
番号2の固定長セルデータに着目したとき、リードカウ
ンタ45A−1〜45A−24の若い順にリードカウン
タロード信号がα(ガードタイム)分も加えてカウント
アップされ、この情報とエンプティ検出部50−1〜5
0−24によるFIFO式記憶部41−1〜41−24
内のデータの有無情報とにより、データが出力される。
【0141】このように、上述の固定長セル分配システ
ムによれば、(L+α)進のリードカウンタ45A−1
〜45A−nとエンプティ検出部50−1〜50−nと
をそなえて構成されているので、各ポートへ出力する固
定長セルにガードタイム(α)を設けて、読み出される
セルデータの間隔をαだけ空けることができ、各セルデ
ータの識別を容易にすることができるとともに、ガード
タイム中もFIFO式記憶部41−1〜41−nへの固
定長セルデータの書き込みを受け付けることができ、本
システムの処理能力の向上を図ることができる。
【0142】(b4)第2実施形態の第4変形例の説明 図37は上述の固定長セル分配装置4の第4変形例を示
すブロック図で、この図37に示す固定長セル分配装置
4は、FIFO式記憶部41−1〜41−P,P/S変
換器42−1〜42−mを有するP個のP/S変換部4
2′−1〜42′−P,書き込み制御部43,読み出し
制御部44E,エンプティ検出部50−1〜50−mを
P個及びセレクタ信号生成部54Bをそなえて構成され
ている。
【0143】つまり、この図37に示す固定長セル分配
装置4は、図32に示す固定長セル分配装置4のリード
カウンタ45A−1〜45A−mにそれぞれエンプティ
検出部50−1〜50−mを付加することにより、時分
割した固定長セルデータにガードタイムを設けて分配処
理が施されるようになっている。よって、書き込み制御
に関しては、図29により前述したものと同様にして行
なわれるが、読み出し制御に関しては、例えば、図38
(a)〜図38(c)に示すように、読み出し制御用コ
ントローラ51−1〜51−3(RCTL1 〜3 :つまり、
この場合はm=8,n=24,P=3である)において
8進カウンタ55のタイミングに同期させて、リードカ
ウンタ45A(RCTR 1〜24) からの出力データが8倍の
速度で時分割多重される。
【0144】その後、時分割多重されたデータに基づい
てFIFO式記憶部41−1〜41−3(FIFO 1〜3)で
は、各ポート毎にデータが出力されるが、前述した図3
4と同様に処理され、ガードタイム処理を施したデータ
として出力される。なお、ガードタイム中は、FIFO
式記憶部41−1〜41−3が空であれば、1セルだけ
FIFO式記憶部41−1〜41−3に固定長セルデー
タが書き込まれるが、その後に同一ポートに到着した固
定長セルはFIFO式記憶部41−1〜41−3に書き
込まれない。
【0145】このように、上述の固定長セル分配システ
ムによれば、ポートの数(24)に対してFIFO式記
憶部41−1〜41−Pの数を削減するとともにリード
カウンタ45A−1〜45A−mにエンプティ検出部5
0−1〜50−mを付加しているので、FIFO式記憶
部41−1〜41−Pに関する回路構成の簡略化を図る
ことができるとともに、各ポートへ出力する固定長セル
データにガードタイムを設けることができるので、固定
長セルデータの先頭の位置(境界)が容易に判断でき
る。また、ガードタイム中もFIFO式記憶部41−1
〜41−Pへの固定長セルデータの書き込みを受け付け
ることができ、この場合も、本システムの処理能力の向
上を図ることができる。
【0146】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
最優先に処理されるべき固定長セル(最優先固定長セ
ル)に対しては固定長セル多重装置にFIFO式記憶部
を設けずスルー出力としているので、最優先固定長セル
の輻輳による廃棄を防止することができ、且つ、最優先
固定長セルを最小の遅延量で多重伝送することができる
ので、他の固定長セルも効率的に多重伝送することがで
き、FIFOメモリの1個分の回路規模の縮小・簡略化
が可能となる。また、先着処理においても、同着の場合
も含めて、正確に行なうことが可能となる。
【0147】また、本発明によれば、複数のセルが同時
に受信された場合の優先順位を外部信号による指示に基
づいて確定することができ、同着処理における優先順位
をシステムのトラヒックに合わせて、任意に変更するこ
とが可能となるので、必要とする情報の処理を迅速に行
なうことができ、システム構築の際の柔軟性にも大いに
寄与する。
【0148】
【0149】
【0150】さらに、本発明によれば、固定長セルを同
着で受信した場合に同着カウンタをカウントアップする
ことにより、そのカウント値によって自動的に優先順位
を変更させることができ、優先度が固定することなく、
いずれの固定長セル送信装置も平等な優先権をもつこと
が可能となる(以上、請求項1〜12)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】固定長セル分配装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】固定長セル分配装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】固定長セル分配装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】固定長セル分配装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の第1実施形態にかかる固定長セル多重
システムの構成を示すブロック図である。
【図7】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第1実施形
態にかかる最優先固定長セルとその他の固定長セルとの
多重伝送処理を説明するためのタイムチャートである。
【図8】本発明の第1実施形態にかかる最優先固定長セ
ル送信装置の内部構成を示す図である。
【図9】(a)〜(h)はそれぞれ本発明の第1実施形
態にかかる最優先固定長セル送信装置の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図10】本発明の第1実施形態にかかるFIFO制御
部の内部構成を示すブロック図である。
【図11】(a)〜(i)はそれぞれ本発明の第1実施
形態にかかるFIFO制御部の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【図12】本発明の第1実施形態にかかるFIFO制御
部の詳細構成を示すブロック図である。
【図13】(a),(b)はそれぞれ本発明の第1実施
形態にかかる固定長セルの先着/同着処理を説明するた
めの図である。
【図14】本発明の第1実施形態にかかる出力セル確定
部における固定長セルの優先順位を決定する方法を説明
するための図である。
【図15】本発明の第1実施形態にかかる出力セル確定
部における固定長セルの優先順位を決定する他の方法を
説明するための図である。
【図16】本発明の第1実施形態にかかるFIFO制御
部によるFIFO式記憶部の制御方法を説明するための
図である。
【図17】(a)〜(d)はそれぞれ本発明の第1実施
形態にかかる固定長セル多重装置の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図18】本発明の第1実施形態にかかる固定長セル多
重システムの変形例を示すブロック図である。
【図19】(a)〜(d)はそれぞれ本発明の第1実施
形態の変形例にかかる最優先固定長セルとその他の固定
長セルとの多重伝送処理を説明するためのタイムチャー
トである。
【図20】本発明の第1実施形態の変形例にかかる最優
先固定長セル送信装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図21】(a)〜(j)はそれぞれ本発明の第1実施
形態の変形例にかかる最優先固定長セル送信装置の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図22】本発明の第1実施形態の変形例にかかるFI
FO制御部によるFIFO式記憶部の制御方法を説明す
るための図である。
【図23】(a)〜(e)はそれぞれ本発明の第1実施
形態の変形例にかかる固定長セル多重装置の動作を説明
するためのタイムチャートである。
【図24】本発明の第1実施形態にかかる固定長セル多
重装置の周辺部の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分
配システムの構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分
配装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図27】(a)〜(t)はそれぞれ本発明の第2実施
形態にかかる固定長セル分配装置の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図28】(a)〜(c)は本発明の第2実施形態にか
かる固定長セル分配装置の動作を説明するための図であ
る。
【図29】本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分
配装置の第1変形例を示すブロック図である。
【図30】(a)〜(j)はそれぞれ本発明の第2実施
形態の第1変形例にかかる固定長セル分配装置の動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図31】(a)〜(c)は本発明の第2実施形態の第
1変形例にかかる固定長セル分配装置の動作を説明する
ための図である。
【図32】本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分
配装置の第2変形例を示すブロック図である。
【図33】(a)〜(c)は本発明の第2実施形態の第
2変形例にかかる固定長セル分配装置の動作を説明する
ための図である。
【図34】本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分
配装置の第3変形例を示すブロック図である。
【図35】(a)〜(m)はそれぞれ本発明の第2実施
形態の第3変形例にかかる固定長セル分配装置の動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図36】(a)〜(c)は本発明の第2実施形態の第
3変形例にかかる固定長セル分配装置の動作を説明する
ための図である。
【図37】本発明の第2実施形態にかかる固定長セル分
配装置の第4変形例を示すブロック図である。
【図38】(a)〜(c)は本発明の第2実施形態の第
4変形例にかかる固定長セル分配装置の動作を説明する
ための図である。
【図39】一般的な固定長セル多重/分配システムの一
例を示すブロック図である。
【図40】一般的な固定長セル多重/分配装置の構成を
示すブロック図である。
【図41】一般的な固定長セル多重装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図42】一般的な最優先固定長セル送信装置の内部構
成を示すブロック図である。
【図43】(a)〜(h)はそれぞれ一般的な最優先固
定長セル送信装置の動作を説明するためのタイムチャー
トである。
【図44】一般的な固定長セル分配装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図45】(a)〜(r)はそれぞれ一般的な固定長セ
ル分配装置の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図46】(a)〜(f)はそれぞれ一般的な固定長セ
ル多重装置の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 101−1 最優先固定長セル送信装置 1−1〜1−n 固定長セル送信装置 2 固定長セル多重装置 3,301 固定長セル処理装置(セルフォーマット制
御部) 4,4A,4B,4C,4D 固定長セル分配装置 5 固定長セル多重システム 6−1〜6−n 固定長セル受信装置 7 固定長セル分配システム 11,14,150 固定長セル記憶部 12,15 固定長セル読み出し制御部 13 固定長セル読み出し禁止制御部 21−1〜21−n,41−1〜41−n,41−P,
204−1〜204−n FIFO式記憶部 22 FIFO制御部 23,205 多重化部 23A,23B,46A セレクタ部 24 固定長セル読み出し禁止要求信号出力部24 25 固定長セル到着状態記憶部 26 固定長セル到着状態記憶制御部 27 出力セル確定部 28 同着カウンタ 31 固定長セル処理用記憶部 32 記憶量情報通知部 42−1〜42−n,42−1〜42−m パラレル/
シリアル(P/S)変換器 42−1−1〜42−2−m, ・・・, 42−P−1〜
42−P−m,42′−1〜42′−m P/S変換部 43 書き込み制御部 43A 書き込み信号生成部(WEN生成部) 43B ライトカウンタ(WCTR) 43C リードカウンタロード信号生成部(RCTRL
D信号生成部) 44A,44B,44C,44D,44E,44F 読
み出し制御部 45A,45A−1〜45A−m,111′,151
リードカウンタ 45B−1〜45B−m 読み出し信号供給部 46A−1〜46A−n セレクタ(タイミング信号選
択部) 46B 読み出し信号選択部 47,55 M進カウンタ 48 リードカウンタ制御部 49 セレクタ制御部 50,50−1〜50−n,50−1〜50−m エン
プティ検出部 51,51−1〜51−P 読み出し用コントローラ 52,52−1〜52−P 読み出し制御ユニット 54A,54B 選択(SEL)信号生成部 101 固定長セル受信部(TED LSI) 101−1〜101−n 固定長セル送信/受信装置 102 オーバーヘッド処理用固定長セル受信部(OH
LSI) 110,153 JKフリップフロップ回路 111 フリップフロップ回路 112−1〜112−5,155−1〜155−3 デ
コーダ 113−1〜113−3 論理積演算部(AND) 154 エッジ検出部 201 固定長セル多重/分配装置(HUB LSI) 201A 固定長セル多重部 201B 固定長セル分配部 203−2〜203−n,220 SPSビット検出部 206 取り込み部 207−1〜207−n SPSビット付加部 211,215 論理和回路(OR) 212,218−1〜218−n 書き込みカウンタ 213 比較部 213A ポート番号設定部(ポートNO. セット部) 213B ポート番号ラッチメモリ(ポートNO. ラッチ
メモリ) 213C ポート番号解除部(ポートNO. クリア部) 214 読み出しカウンタ 216 エンコーダ 217−1〜217−n 固定長セル検出部 219 ループバッグ 221 取り込みカウンタ 222 打ち直し部 223 シリアル/パラレル(S/P)変換部 224 取り込みレジスタ 401 固定長セル多重/分配処理装置 501 固定長セル多重/分配システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安里 淳 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 三浦 健司 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 豊田 好美 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株 式会社内 審査官 江嶋 清仁 (56)参考文献 特開 昭59−194548(JP,A) 村上勝他,ATMセル多重化装置の検 討,1994年電子情報通信学会秋季大会B −791,1994年9月5日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ固定長セルを送信する複数の固
    定長セル送信装置と、これらの固定長セル送信装置から
    の固定長セルを多重化して出力する固定長セル多重装置
    とをそなえ、 該複数の固定長セル送信装置のうちの1つの固定長セル
    送信装置が、最も優先して送信すべき固定長セルである
    最優先固定長セルを送信する最優先固定長セル送信装置
    として構成されるとともに、 該最優先固定長セル送信装置が、該最優先 固定長セルを記憶する固定長セル記憶部と、 該固定長セル記憶部から該最優先固定長セルを該固定長
    セル単位の内部フレームに同期して読み出す固定長セル
    読み出し制御部とをそなえて構成され、 且つ、該固定長セル多重装置が、 該最優先固定長セル送信装置以外の他の固定長セル送信
    装置からの固定長セルを到着順に書き込むとともに読み
    出す複数のFIFO式記憶部と、 該複数のFIFO式記憶部への固定長セルの書き込み及
    び読み出しを制御するFIFO制御部と、 該最優先固定長セル送信装置から該内部フレームに同期
    して送信されてくる該最優先固定長セルを記憶させるこ
    となくスルーさせるとともに、該最優先固定長セル送信
    装置からの該最優先固定長セルについての内部フレーム
    の出力タイミング以外の内部フレームの出力タイミング
    で、記憶していた該最優先固定長セル送信装置以外の他
    の固定長セル送信装置からの固定長セルを出力させて時
    分割多重する多重化部とをそなえて構成されたことを特
    徴とする、固定長セル多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ固定長セルを送信する複数の固
    定長セル送信装置と、これらの固定長セル送信装置から
    の固定長セルを多重化して出力する固定長セル多重装置
    と、該固定長セル多重装置からの多重伝送出力を受けて
    該固定長セルについての所望の処理を施す固定長セル処
    理装置とをそなえ、 該固定長セル処理装置が、該固定長セル多重装置からの
    多重伝送出力を順次記憶していく固定長セル処理用記憶
    部と、該固定長セル処理用記憶部での記憶量情報を通知
    する記憶量情報通知部とをそなえて構成され、且つ、 該複数の固定長セル送信装置のうちの1つの固定長セル
    送信装置が、最も優先して送信すべき固定長セルである
    最優先固定長セルを送信する最優先固定長セル送信装置
    として構成されるとともに、 該最優先固定長セル送信装置が、該最優先 固定長セルを記憶する固定長セル記憶部と、 該固定長セル記憶部から該最優先固定長セルを該固定長
    セル単位の内部フレームに同期して読み出す固定長セル
    読み出し制御部と、 該固定長セル処理装置の該記憶量情報通知部からの記憶
    量情報に基づき該固定長セル処理用記憶部での記憶量が
    所定の記憶量を超えている場合には該固定長セル読み出
    し制御部による制御を禁止する固定長セル読み出し禁止
    制御部とをそなえて構成され、 且つ、該固定長セル多重装置が、 該最優先固定長セル送信装置以外の他の固定長セル送信
    装置からの固定長セルを到着順に書き込むとともに読み
    出す複数のFIFO式記憶部と、 該最優先固定長セル送信装置から該内部フレームに同期
    して送信されてくる該最優先固定長セルを記憶させるこ
    となくスルーさせるとともに、該最優先固定長セル送信
    装置からの該最優先固定長セルについての内部フレーム
    の出力タイミング以外の内部フレームの出力タイミング
    で、記憶していた該最優先固定長セル送信装置以外の他
    の固定長セル送信装置からの固定長セルを出力させて時
    分割多重する多重化部とをそなえて構成されたことを特
    徴とする、固定長セル多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 該固定長セル処理装置の該記憶量情報通
    知部が該固定長セル多重装置に対して記憶量を通知する
    ように構成されるとともに、 該固定長セル多重装置に、該記憶量情報通知部からの記
    憶量を受けて該記憶量が所定の記憶量を超えている場合
    には固定長セル読み出し禁止要求信号を該最優先固定長
    セル送信装置の該固定長セル読み出し禁止制御部に出力
    する固定長セル読み出し禁止要求信号出力部をそなえ、 且つ、該最優先固定長セル送信装置の該固定長セル読み
    出し禁止制御部が、該固定長セル読み出し禁止要求信号
    を受けると、該固定長セル読み出し制御部による制御を
    禁止するように構成されていることを特徴とする、請求
    項2記載の固定長セル多重伝送装置。
  4. 【請求項4】 該固定長セル多重装置の該FIFO制御
    部が、 該最優先固定長セル送信装置以外の他の固定長セル送信
    装置からの固定長セルの到着状態を同時に記憶する固定
    長セル到着状態記憶部と、 該他の固定長セル送信装置のいずれかから固定長セルが
    到着すると該固定長セル到着状態記憶部への書き込みを
    行なうとともに所定の読み出し要求信号に応じて該固定
    長セル到着状態記憶部からの読み出しを行なう固定長セ
    ル到着状態記憶制御部と、 該固定長セル到着状態記憶部から該他の固定長セル送信
    装置からの固定長セルの到着状態が読み出されると、い
    ずれのFIFO式記憶部から固定長セルを読み出すべき
    かを確定する出力セル確定部とをそなえて構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の固
    定長セル多重伝送装置。
  5. 【請求項5】 該出力セル確定部が、外部信号による指
    示に基づいて、いずれのFIFO式記憶部から固定長セ
    ルを読み出すべきかを確定するように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項4記載の固定長セル多重伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 該出力セル確定部が、該最優先固定長セ
    ル送信装置以外の他の固定長セル送信装置からの固定長
    セルの到着状態から、複数の固定長セル送信装置から固
    定長セルが同時に到着した場合に計数値をインクリメン
    トする同着カウンタをそなえ、該同着カウンタの計数値
    に基づいて、いずれのFIFO式記憶部から固定長セル
    を読み出すべきかを確定するように構成されていること
    を特徴とする、請求項4記載の固定長セル多重伝送装
    置。
  7. 【請求項7】 それぞれ固定長セルを送信する複数の固
    定長セル送信装置と、これらの固定長セル送信装置から
    の固定長セルを多重化して出力する固定長セル多重装置
    とをそなえるとともに、該複数の固定長セル送信装置の
    うちの1つの固定長セル送信装置が、最も優先して送信
    すべき固定長セルである最優先固定長セルを送信する最
    優先固定長セル送信装置として構成されたシステムにお
    いて、 まず、該最優先固定長セル送信装置から、該最優先固定
    長セルを固定長セル単位の内部フレームに同期して送信
    するともに、該最優先固定長セル送信装置以外の他の固
    定長セル送信装置からの固定長セルを非同期状態で送信
    し、 ついで、該固定長セル多重装置においては、該最優先固
    定長セル送信装置以外の他の固定長セル送信装置からの
    固定長セルを到着順に記憶する一方、該最優先固定長セ
    ル送信装置から該内部フレームに同期して送信されてく
    る該最優先固定長セルを記憶させることなくスルーさせ
    るとともに、該最優先固定長セル送信装置からの該最優
    固定長セルについての内部フレームの出力タイミング
    以外の内部フレームの出力タイミングで、記憶していた
    該最優先固定長セル送信装置以外の他の固定長セル送信
    装置からの固定長セルを出力させて時分割多重出力する
    ことを特徴とする、固定長セル多重伝送方法。
  8. 【請求項8】 該固定長セル多重装置の伝送先の状態に
    応じて、該最優先固定長セル送信装置からの固定長セル
    の送信状態が制御されることを特徴とする、請求項7記
    載の固定長セル多重伝送方法。
  9. 【請求項9】 該固定長セル多重装置の伝送先の状態が
    輻輳状態である場合は、該最優先固定長セル送信装置か
    らの固定長セルの送信を禁止することを特徴とする、請
    求項8記載の固定長セル多重伝送方法。
  10. 【請求項10】 固定長セルを多重化して出力する固定
    長セル多重装置へ固定長セルを送信する固定長セル送信
    装置において、 該固定長セル多重装置へ送信すべき固定長セルを記憶す
    る固定長セル記憶部と、 該固定長セル多重装置へ該固定長セルを送信する際に、
    該固定長セル多重装置において、該固定長セルを記憶さ
    せることなくスルーさせるとともに、該固定長セル単位
    の内部フレームの出力タイミング以外の内部フレームの
    出力タイミングで、他の固定長セル送信装置からの固定
    長セルを出力して時分割多重させるべく、該固定長セル
    記憶部から固定長セルを該固定長セル単位の内部フレー
    ムに同期して読み出す固定長セル読み出し制御部とをそ
    なえて構成されたことを特徴とする、固定長セル送信装
    置。
  11. 【請求項11】 該固定長セル多重装置の伝送先の状態
    が輻輳状態である場合は、該固定長セル読み出し制御部
    による制御を禁止する固定長セル読み出し禁止制御部を
    そなえていることを特徴とする、請求項10記載の固定
    長セル送信装置。
  12. 【請求項12】 それぞれ固定長セルを送信する複数の
    固定長セル送信装置からの固定長セルを多重化して出力
    する固定長セル多重装置において、 該複数の固定長セル送信装置のうちで、最も優先して送
    信すべき固定長セルである最優先固定長セルを該固定長
    セル単位の内部フレームに同期して送信する最優先固定
    長セル送信装置以外の他の固定長セル送信装置からの固
    定長セルを到着順に書き込むとともに読み出す複数のF
    IFO式記憶部と、 該複数のFIFO式記憶部への固定長セルの書き込み及
    び読み出しを制御するFIFO制御部と、 該最優先固定長セル送信装置から該内部フレームに同期
    して送信されてくる該最優先固定長セルを記憶させるこ
    となくスルーさせるとともに、該最優先固定長セル送信
    装置からの該最優先固定長セルについての内部フレーム
    の出力タイミング以外の内部フレームの出力タイミング
    で、記憶していた該最優先固定長セル送信装置以外の他
    の固定長セル送信装置からの固定長セルを出力させて時
    分割多重する多重化部とをそなえて構成されたことを特
    徴とする、固定長セル多重装置
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