JP3324395B2 - 電界型真空管とそれを用いた圧力センサ、加速度センサおよびそれらの製造方法 - Google Patents
電界型真空管とそれを用いた圧力センサ、加速度センサおよびそれらの製造方法Info
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- JP3324395B2 JP3324395B2 JP11403496A JP11403496A JP3324395B2 JP 3324395 B2 JP3324395 B2 JP 3324395B2 JP 11403496 A JP11403496 A JP 11403496A JP 11403496 A JP11403496 A JP 11403496A JP 3324395 B2 JP3324395 B2 JP 3324395B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気体の圧力計測用の
圧力センサや、自動車用加速度計に代表されるような移
動物体に加わっている加速度計測用の加速度センサ等
の、シリコンを用い、マイクロマシニング技術を駆使し
た半導体式の小型センサに関する。
圧力センサや、自動車用加速度計に代表されるような移
動物体に加わっている加速度計測用の加速度センサ等
の、シリコンを用い、マイクロマシニング技術を駆使し
た半導体式の小型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図15(a)はシリコン半導体を用い、
マイクロマシニング技術を駆使した半導体式の圧力セン
サの断面図である。凹み52を設けたシリコンのセンサ
チップ51は、凹み52部分が真空に保たれるように台
53に実装されている。図中のセンサチップ51の凹み
52の裏側には、不純物導入による拡散抵抗層のセンサ
部54が形成されており、キャップ58内の気体圧力
と、凹み52の真空との圧力差によってセンサ部54に
力が加わり、拡散抵抗層が歪み、抵抗が変化する。セン
サチップ51の表面に設けられた電極55と、台53を
貫通するリード56との間はボンディングワイヤ57で
結ばれており、リード56間の抵抗変化からキャップ5
8内の圧力をセンシングできるようになっている。
マイクロマシニング技術を駆使した半導体式の圧力セン
サの断面図である。凹み52を設けたシリコンのセンサ
チップ51は、凹み52部分が真空に保たれるように台
53に実装されている。図中のセンサチップ51の凹み
52の裏側には、不純物導入による拡散抵抗層のセンサ
部54が形成されており、キャップ58内の気体圧力
と、凹み52の真空との圧力差によってセンサ部54に
力が加わり、拡散抵抗層が歪み、抵抗が変化する。セン
サチップ51の表面に設けられた電極55と、台53を
貫通するリード56との間はボンディングワイヤ57で
結ばれており、リード56間の抵抗変化からキャップ5
8内の圧力をセンシングできるようになっている。
【0003】図15(b)はやはりシリコン半導体を用
いた加速度センサの断面図である。上下にストッパ60
を接合した片持ち梁式のセンサチップ61がセラミック
ケース63に取りつけられている。そのセンサチップ6
1のセンサ部64にはシリコンへの不純物導入による拡
散抵抗層が形成されており、その先の重り69が加速度
を受けてセンサ部64が変形すると、拡散抵抗層の抵抗
が変化する。図では一つしか示されていないが、センサ
部64を挟んで設けられた二つの電極65間の抵抗変化
をボンディングワイヤ67、リード66を通して測定し
て加速度をセンシングできるようになっている。ダンピ
ングのためセラミックケース63内にシリコーンオイル
を充填することもある。
いた加速度センサの断面図である。上下にストッパ60
を接合した片持ち梁式のセンサチップ61がセラミック
ケース63に取りつけられている。そのセンサチップ6
1のセンサ部64にはシリコンへの不純物導入による拡
散抵抗層が形成されており、その先の重り69が加速度
を受けてセンサ部64が変形すると、拡散抵抗層の抵抗
が変化する。図では一つしか示されていないが、センサ
部64を挟んで設けられた二つの電極65間の抵抗変化
をボンディングワイヤ67、リード66を通して測定し
て加速度をセンシングできるようになっている。ダンピ
ングのためセラミックケース63内にシリコーンオイル
を充填することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に半導体のセンサ
は次のような欠点をもっている。 半導体特性を利用するセンサは高温での使用が困難で
ある。特に、最も一般的に用いられているシリコンで
は、150℃以上での使用はできない。 温度による特性変化があり温度補償が必要である。
は次のような欠点をもっている。 半導体特性を利用するセンサは高温での使用が困難で
ある。特に、最も一般的に用いられているシリコンで
は、150℃以上での使用はできない。 温度による特性変化があり温度補償が必要である。
【0005】センサ出力を絶対値で読み取る方式が一
般的であり、センサのばらつきは外部回路で修正すると
いう方法が取られているため、手間がかかる。更に、 特に圧力センサでは真空封止が必要であり、真空パッ
ケ−ジング工程など後工程が厄介である。
般的であり、センサのばらつきは外部回路で修正すると
いう方法が取られているため、手間がかかる。更に、 特に圧力センサでは真空封止が必要であり、真空パッ
ケ−ジング工程など後工程が厄介である。
【0006】という欠点もある。上記の問題に鑑みて本
発明の目的は、高温で使用でき、温度補償が不要で、個
々の素子の特性ばらつきのない、製造の容易なセンサお
よびその製造方法を提供することにある。
発明の目的は、高温で使用でき、温度補償が不要で、個
々の素子の特性ばらつきのない、製造の容易なセンサお
よびその製造方法を提供することにある。
【0007】
(1)一般に半導体など固体の物性を利用したセンサ
は、温度特性を無視することはできないし、使用可能な
温度にも自ずと制限があるのは必然である。従って、上
記課題を解決するためには 温度耐性に優れ、温度変化の小さい材料を見出すか、
もしくは 固体の物性を利用しない方法をとるしかないように思
われる。
は、温度特性を無視することはできないし、使用可能な
温度にも自ずと制限があるのは必然である。従って、上
記課題を解決するためには 温度耐性に優れ、温度変化の小さい材料を見出すか、
もしくは 固体の物性を利用しない方法をとるしかないように思
われる。
【0008】本発明では上記(1)の課題に対して、
の方法を選択した。すなわち、真空管内部の応答をセン
サとして利用することにする。真空管内部では、センサ
部が外界から完全に遮断されているという点で、温度に
限らず、耐環境性に優れることが期待できる。特に、電
界型電子放出素子でコレクタ電流が外界からの圧力や加
速度で変化する構造とすれば、真空中を走る電子の多少
がセンサ応答関数であるため、環境の影響を全く受けな
い理想的なセンサが実現できる。
の方法を選択した。すなわち、真空管内部の応答をセン
サとして利用することにする。真空管内部では、センサ
部が外界から完全に遮断されているという点で、温度に
限らず、耐環境性に優れることが期待できる。特に、電
界型電子放出素子でコレクタ電流が外界からの圧力や加
速度で変化する構造とすれば、真空中を走る電子の多少
がセンサ応答関数であるため、環境の影響を全く受けな
い理想的なセンサが実現できる。
【0009】すなわち、本発明の電界型真空管は、エミ
ッタ、コレクタおよび第一、第二のゲ−トを備え、エミ
ッタ、第一ゲート間に印加した電圧によりエミッタから
電子を放出する電界型真空管で、外力が第二ゲ−トに加
わることによって、第二ゲートが変形し、エミッタ、第
二ゲ−ト、コレクタが作る電位分布が変化して、コレク
タ電流の変化を引き起こすものとする。
ッタ、コレクタおよび第一、第二のゲ−トを備え、エミ
ッタ、第一ゲート間に印加した電圧によりエミッタから
電子を放出する電界型真空管で、外力が第二ゲ−トに加
わることによって、第二ゲートが変形し、エミッタ、第
二ゲ−ト、コレクタが作る電位分布が変化して、コレク
タ電流の変化を引き起こすものとする。
【0010】特に、その真空管がシリコンおよびシリコ
ン酸化膜を微細加工して微小に形成されてなり、エミッ
タおよびコレクタが基板上の絶縁膜上に一定の間隔をお
いて平行に向かいあうように載置され、エミッタ、コレ
クタ間の空間の上下に2つのゲ−トを備えるものとす
る。具体的には図12(a)、(b)に示した概念的断
面図のような構成とする。図12(a)は圧力センサに
応用した場合、同図(b)は加速度センサに応用した場
合である。
ン酸化膜を微細加工して微小に形成されてなり、エミッ
タおよびコレクタが基板上の絶縁膜上に一定の間隔をお
いて平行に向かいあうように載置され、エミッタ、コレ
クタ間の空間の上下に2つのゲ−トを備えるものとす
る。具体的には図12(a)、(b)に示した概念的断
面図のような構成とする。図12(a)は圧力センサに
応用した場合、同図(b)は加速度センサに応用した場
合である。
【0011】図12(a)において、第一ゲート1上の
絶縁膜4a上に置かれたエミッタ2とコレクタ3があ
り、またエミッタ2、コレクタ3上に絶縁膜4bを介し
て第二ゲート5が設けられている。エミッタ2、コレク
タ3の先端の置かれている空間は真空である。このエミ
ッタ2と第一ゲート1間に電圧VG1を印加してエミッタ
2から電子を放出させる。放出された電子電流は、空間
内部の電界に従って、第一ゲート1、コレクタ3、第二
ゲート5に流れる。この第二ゲート5に外力(この場合
は圧力)がかかると、第二ゲート5が変形して、コレク
タ3に流れる電流ICE(X) 、または第二ゲ−ト5に流れ
る電流IG2(X) が変化する構造とすれば、逆にICE(X)
またはIG2(X) の変化から、第二ゲ−トに加わった力
(X) が検知できる。
絶縁膜4a上に置かれたエミッタ2とコレクタ3があ
り、またエミッタ2、コレクタ3上に絶縁膜4bを介し
て第二ゲート5が設けられている。エミッタ2、コレク
タ3の先端の置かれている空間は真空である。このエミ
ッタ2と第一ゲート1間に電圧VG1を印加してエミッタ
2から電子を放出させる。放出された電子電流は、空間
内部の電界に従って、第一ゲート1、コレクタ3、第二
ゲート5に流れる。この第二ゲート5に外力(この場合
は圧力)がかかると、第二ゲート5が変形して、コレク
タ3に流れる電流ICE(X) 、または第二ゲ−ト5に流れ
る電流IG2(X) が変化する構造とすれば、逆にICE(X)
またはIG2(X) の変化から、第二ゲ−トに加わった力
(X) が検知できる。
【0012】同図(b)においても、外力が第二ゲート
5’上のおもり6の質量と加速度による力になるだけ
で、第二ゲート5’の変形による電子電流の変化を利用
することは同じである。 (2)個々のセンサのばらつき問題を解消する手段とし
て、絶対測定ではなく基準値に対する差或いは比を計測
するものとした。
5’上のおもり6の質量と加速度による力になるだけ
で、第二ゲート5’の変形による電子電流の変化を利用
することは同じである。 (2)個々のセンサのばらつき問題を解消する手段とし
て、絶対測定ではなく基準値に対する差或いは比を計測
するものとした。
【0013】エミッタからの放出電流は、基本的にはエ
ミッタの材料、エミッタの幾何学的形状、表面状態およ
びエミッタと第一ゲ−ト間の電界強度によって決定され
る。幾何学的形状はフォトプロセス等により、一定の範
囲内に収めることとするが、エミッタの表面状態により
個体差を生じる可能性がある。そこで、全電流を一定に
し、或いは全電流に対する比をとることにより、個体差
を消失させる。すなわち、 I=ICE(X) +IG1(X) +IG2(X) =constant 故に、 IG2(X) =I−ICE(X) −IG1(X) ここでIG1(X) は、第二ゲートに外力(この場合は圧
力)がかかったときの第一ゲート1に流れる電流であ
る。第二ゲートに外力(この場合は圧力)がかかったと
き、外力(X) で変形するのが第二ゲ−トだけとなる構造
とするので、全電流が一定ならば第一ゲートに流れる電
流IG1(X) は変化しない。
ミッタの材料、エミッタの幾何学的形状、表面状態およ
びエミッタと第一ゲ−ト間の電界強度によって決定され
る。幾何学的形状はフォトプロセス等により、一定の範
囲内に収めることとするが、エミッタの表面状態により
個体差を生じる可能性がある。そこで、全電流を一定に
し、或いは全電流に対する比をとることにより、個体差
を消失させる。すなわち、 I=ICE(X) +IG1(X) +IG2(X) =constant 故に、 IG2(X) =I−ICE(X) −IG1(X) ここでIG1(X) は、第二ゲートに外力(この場合は圧
力)がかかったときの第一ゲート1に流れる電流であ
る。第二ゲートに外力(この場合は圧力)がかかったと
き、外力(X) で変形するのが第二ゲ−トだけとなる構造
とするので、全電流が一定ならば第一ゲートに流れる電
流IG1(X) は変化しない。
【0014】または、ICE(X) /I、IG2(X) /Iの値
を評価することによって、個々のセンサのばらつきとは
無関係に外部から加わった力の大きさをセンシングでき
る。上の理由で、第一ゲート電流を基準とすることもで
きる。具体的には図12(a)のように、エミッタ2の
下方に第一ゲート1を設け、エミッタ2の上方に第二ゲ
ート5を設ける。この第二ゲート5に外力(この場合は
圧力)がかかったとき、第二ゲ−トに流れる電流I
G2(X) が変化するが、これを全電流I、または第一ゲー
トに流れる電流IG1に対して評価して、個体差を消失さ
せることができる。
を評価することによって、個々のセンサのばらつきとは
無関係に外部から加わった力の大きさをセンシングでき
る。上の理由で、第一ゲート電流を基準とすることもで
きる。具体的には図12(a)のように、エミッタ2の
下方に第一ゲート1を設け、エミッタ2の上方に第二ゲ
ート5を設ける。この第二ゲート5に外力(この場合は
圧力)がかかったとき、第二ゲ−トに流れる電流I
G2(X) が変化するが、これを全電流I、または第一ゲー
トに流れる電流IG1に対して評価して、個体差を消失さ
せることができる。
【0015】(3)真空パッケ−ジング工程の簡略化手
段として、インプロセスで真空封止する方法を考案し
た。すなわち、上下の2つのゲ−トのうち、一方は基板
であり、他方はエミッタ、コレクタ間の空間を真空に封
止するためのキャップ部を兼ねているものとし、エミッ
タ、コレクタ間の空間を覆うキャップに、予めその空間
と繋がる孔が設けられており、その孔に埋め込んだ金属
でエミッタおよびコレクタ間の空間を真空に保持するも
のとする。
段として、インプロセスで真空封止する方法を考案し
た。すなわち、上下の2つのゲ−トのうち、一方は基板
であり、他方はエミッタ、コレクタ間の空間を真空に封
止するためのキャップ部を兼ねているものとし、エミッ
タ、コレクタ間の空間を覆うキャップに、予めその空間
と繋がる孔が設けられており、その孔に埋め込んだ金属
でエミッタおよびコレクタ間の空間を真空に保持するも
のとする。
【0016】以下にその封止方法を説明する。図13は
その封止機構を説明するための図であって、図13
(a)および(b)は、それぞれ封止前の斜視図と断面
図、図13(c)、(d)は封止後の断面図である。凹
みを有するベース部8と、穴(この場合2つの穴)の開
いたキャップ部9を張り合わせる〔図13(b)〕。そ
の手段としては、例えば張り合わせSOI(シリコンオ
ンインシュレータ)ウェハのように熱処理で接着するこ
とができる。
その封止機構を説明するための図であって、図13
(a)および(b)は、それぞれ封止前の斜視図と断面
図、図13(c)、(d)は封止後の断面図である。凹
みを有するベース部8と、穴(この場合2つの穴)の開
いたキャップ部9を張り合わせる〔図13(b)〕。そ
の手段としては、例えば張り合わせSOI(シリコンオ
ンインシュレータ)ウェハのように熱処理で接着するこ
とができる。
【0017】その状態で、キャップ部9の穴が完全に埋
まる程度に例えばAlなどの封止金属7を真空蒸着すれ
ば、少なくとも蒸着時の真空度の真空室10が形成でき
る〔同図(c)〕。キャップ部9の穴のアスペクト比
(穴の深さ/穴の大きさ)が高いほど、真空室10への
封止金属7の回り込みが少なく、良好な真空封止が可能
となる。
まる程度に例えばAlなどの封止金属7を真空蒸着すれ
ば、少なくとも蒸着時の真空度の真空室10が形成でき
る〔同図(c)〕。キャップ部9の穴のアスペクト比
(穴の深さ/穴の大きさ)が高いほど、真空室10への
封止金属7の回り込みが少なく、良好な真空封止が可能
となる。
【0018】キャップ部に封止孔とつながる溝が設けら
れていれば、真空室10と溝がつながっていればよいの
で、キャップ部の位置合わせが容易になる。特に、エミ
ッタ・コレクタ間の空間を真空に保持するために孔に埋
めこむ金属の少なくとも一部が残留ガスをゲッタするも
の、とするのがよい。その様な残留ガスをゲッタするゲ
ッタ金属7aを用いれば、残留ガス、放出ガスをゲッタ
するので、真空室10内の真空度が劣化することがなく
高真空が保たれ、真空管の信頼性が向上し、また寿命が
のびる〔同図(d)〕。
れていれば、真空室10と溝がつながっていればよいの
で、キャップ部の位置合わせが容易になる。特に、エミ
ッタ・コレクタ間の空間を真空に保持するために孔に埋
めこむ金属の少なくとも一部が残留ガスをゲッタするも
の、とするのがよい。その様な残留ガスをゲッタするゲ
ッタ金属7aを用いれば、残留ガス、放出ガスをゲッタ
するので、真空室10内の真空度が劣化することがなく
高真空が保たれ、真空管の信頼性が向上し、また寿命が
のびる〔同図(d)〕。
【0019】残留ガスをゲッタするゲッタ金属として
は、例えば7〜30重量%のアルミニウムを含むジルコ
ニウム−アルミニウム合金、ジルコニウム−鉄合金が知
られている。上記構造のような真空管は、第二ゲートと
なるキャップ部に加えられる外力が、圧力であれば圧力
センサとなり、キャップの上のおもりにかかる加速度に
よるものであれば、加速度センサとなる。
は、例えば7〜30重量%のアルミニウムを含むジルコ
ニウム−アルミニウム合金、ジルコニウム−鉄合金が知
られている。上記構造のような真空管は、第二ゲートと
なるキャップ部に加えられる外力が、圧力であれば圧力
センサとなり、キャップの上のおもりにかかる加速度に
よるものであれば、加速度センサとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】上記の手段を講じる方策として
は、エミッタ・コレクタを結ぶ線の下方に第一ゲート、
上方に第二ゲートを設け、第二ゲートに加えられる外力
によって、第二ゲートが変形し、エミッタ、第二ゲ−
ト、コレクタが作る電位分布が変化して、コレクタ電流
の変化を引き起こすものとする。
は、エミッタ・コレクタを結ぶ線の下方に第一ゲート、
上方に第二ゲートを設け、第二ゲートに加えられる外力
によって、第二ゲートが変形し、エミッタ、第二ゲ−
ト、コレクタが作る電位分布が変化して、コレクタ電流
の変化を引き起こすものとする。
【0021】特に、シリコンおよびシリコン酸化膜を微
細加工して微小に形成されてなり、第一ゲートがシリコ
ン基板、エミッタ・コレクタが、シリコン基板上に酸化
膜を介して形成されたシリコン薄膜、第二ゲートが別の
シリコン薄膜からなるものとする。以下、図面を参照し
ながら、本発明の実施例について説明する。
細加工して微小に形成されてなり、第一ゲートがシリコ
ン基板、エミッタ・コレクタが、シリコン基板上に酸化
膜を介して形成されたシリコン薄膜、第二ゲートが別の
シリコン薄膜からなるものとする。以下、図面を参照し
ながら、本発明の実施例について説明する。
【0022】
【実施例】図1は本発明第一の実施例の圧力センサのチ
ップの斜視断面図である。シリコン基板11上に、一部
を欠いた酸化膜14を介してシリコン薄膜からなり先端
が櫛歯状のエミッタ12と、それに対向してやはりシリ
コン薄膜からなるコレクタ13とが設けられている。エ
ミッタ12とコレクタ13との上には酸化膜16を挟ん
でシリコン薄膜からなる第二ゲート15があり、その上
を酸化膜18が覆っている。最上の酸化膜18は開口さ
れていて、その開口を通じてAl合金からなる上部ゲー
ト電極25が第二ゲート15と接触している。酸化膜1
8、第二ゲート15および酸化膜16にも接続孔が設け
られ、その孔を通じてAl合金からなるエミッタ電極2
2がエミッタ12と、コレクタ電極23がコレクタ13
とそれぞれ接触している。接続孔の側壁は酸化膜で覆わ
れていて、第二ゲート15とは絶縁されている。最上の
酸化膜18上には、エミッタ12とコレクタ13との間
の空間すなわち真空室27と通じる孔を封止したAl合
金からなる真空封止パッド26も見られる。エミッタ1
2、コレクタ13と第二ゲート15との間の酸化膜16
は一部が除かれていて、第二ゲート15が真空室27に
面している。シリコン基板11は第一ゲートでもあり、
その裏面にTi/Ni/Auの三層膜が形成されて、下
部ゲート電極21となつている。エミッタ12とコレク
タ13との間の真空室27は4×10-4Paの真空に保
たれている。
ップの斜視断面図である。シリコン基板11上に、一部
を欠いた酸化膜14を介してシリコン薄膜からなり先端
が櫛歯状のエミッタ12と、それに対向してやはりシリ
コン薄膜からなるコレクタ13とが設けられている。エ
ミッタ12とコレクタ13との上には酸化膜16を挟ん
でシリコン薄膜からなる第二ゲート15があり、その上
を酸化膜18が覆っている。最上の酸化膜18は開口さ
れていて、その開口を通じてAl合金からなる上部ゲー
ト電極25が第二ゲート15と接触している。酸化膜1
8、第二ゲート15および酸化膜16にも接続孔が設け
られ、その孔を通じてAl合金からなるエミッタ電極2
2がエミッタ12と、コレクタ電極23がコレクタ13
とそれぞれ接触している。接続孔の側壁は酸化膜で覆わ
れていて、第二ゲート15とは絶縁されている。最上の
酸化膜18上には、エミッタ12とコレクタ13との間
の空間すなわち真空室27と通じる孔を封止したAl合
金からなる真空封止パッド26も見られる。エミッタ1
2、コレクタ13と第二ゲート15との間の酸化膜16
は一部が除かれていて、第二ゲート15が真空室27に
面している。シリコン基板11は第一ゲートでもあり、
その裏面にTi/Ni/Auの三層膜が形成されて、下
部ゲート電極21となつている。エミッタ12とコレク
タ13との間の真空室27は4×10-4Paの真空に保
たれている。
【0023】図2〜図11は図1の本発明の実施例の圧
力センサの製造方法を説明するための、各部分の工程順
断面図であって、便宜上3つのブロック、即ちエミッタ
−コレクタ部の形成されたベース部の形成プロセス〔図
2(a)〜(e)、図3(a)〜(f)、図4(a)〜
(c)〕、キャップ部の溝形成プロセス〔図5(a)〜
(e)〕、真空封止プロセス〔図6〜図11〕に分けて
以下に説明する。
力センサの製造方法を説明するための、各部分の工程順
断面図であって、便宜上3つのブロック、即ちエミッタ
−コレクタ部の形成されたベース部の形成プロセス〔図
2(a)〜(e)、図3(a)〜(f)、図4(a)〜
(c)〕、キャップ部の溝形成プロセス〔図5(a)〜
(e)〕、真空封止プロセス〔図6〜図11〕に分けて
以下に説明する。
【0024】図2(a)〜(d)は、ベース部のスクラ
イブライン用の溝形成工程の主な製造工程における断面
図を示したものである。シリコン基板11(ρ =10Ω-c
m ,n型,4 inchφウェハ)/酸化膜14(厚さt=1μ
m)/シリコン薄膜17(ρ= 10Ω-cm,t=2μm)から
なるSOIウェハを用いる〔図2(a)〕。本発明では
シリコンウェハと熱酸化したシリコンウェハを重ねて熱
処理することにより接合し、片方の面を所望の厚さまで
ラップした、いわゆる貼り合わせSOIウェハを用いた
が、シリコンウェハに酸素をイオン注入し、熱処理する
ことによってSOI層を形成したいわゆるSIMOXウ
ェハを用いてもよい。
イブライン用の溝形成工程の主な製造工程における断面
図を示したものである。シリコン基板11(ρ =10Ω-c
m ,n型,4 inchφウェハ)/酸化膜14(厚さt=1μ
m)/シリコン薄膜17(ρ= 10Ω-cm,t=2μm)から
なるSOIウェハを用いる〔図2(a)〕。本発明では
シリコンウェハと熱酸化したシリコンウェハを重ねて熱
処理することにより接合し、片方の面を所望の厚さまで
ラップした、いわゆる貼り合わせSOIウェハを用いた
が、シリコンウェハに酸素をイオン注入し、熱処理する
ことによってSOI層を形成したいわゆるSIMOXウ
ェハを用いてもよい。
【0025】このウェハを熱酸化して 1μm厚の酸化膜
16を形成した〔同図(b)〕後、図4(a)に示すフ
ォトマスクを用いてフォトレジストのパタ−ニングを行
い、スクライブライン用と真空封止用の溝形成部の酸化
膜16とその下のシリコン薄膜17とを、バッファー弗
酸液(以下BHFと記す)浸漬及び反応性イオンエッチ
ングによりエッチアウトし、その下の酸化膜14に達す
る溝を形成する〔同図(c)〕。
16を形成した〔同図(b)〕後、図4(a)に示すフ
ォトマスクを用いてフォトレジストのパタ−ニングを行
い、スクライブライン用と真空封止用の溝形成部の酸化
膜16とその下のシリコン薄膜17とを、バッファー弗
酸液(以下BHFと記す)浸漬及び反応性イオンエッチ
ングによりエッチアウトし、その下の酸化膜14に達す
る溝を形成する〔同図(c)〕。
【0026】その後、熱酸化して溝側面に露出している
シリコン薄膜17を酸化し厚さ 1μm程度の酸化膜1
6’を形成した〔同図(d)〕。以上でベース部の真空
封止用およびスクライブライン用の溝37の形成工程は
完了する。図2(e)は、この工程が完了したものの斜
視図である。この真空封止用およびスクライブライン用
の溝形成工程が完了したベース部は次のエミッタ−コレ
クタ部の形成プロセスに移行する。
シリコン薄膜17を酸化し厚さ 1μm程度の酸化膜1
6’を形成した〔同図(d)〕。以上でベース部の真空
封止用およびスクライブライン用の溝37の形成工程は
完了する。図2(e)は、この工程が完了したものの斜
視図である。この真空封止用およびスクライブライン用
の溝形成工程が完了したベース部は次のエミッタ−コレ
クタ部の形成プロセスに移行する。
【0027】図3(a)〜(d)は、図2(d)に続く
エミッタ−コレクタ部の形成工程の主な製造工程におけ
る断面図を示したものである。図2(d)までの溝形成
プロセスが完了したベース部に、図4(b)示すマスク
を用いてレジストパタ−ニングを行いBHFに浸漬し
て、真空室形成部を露出し、同時に酸化膜16にエミッ
タ電極接続孔28、コレクタ電極接続孔29を開口する
〔図3(a)〕。
エミッタ−コレクタ部の形成工程の主な製造工程におけ
る断面図を示したものである。図2(d)までの溝形成
プロセスが完了したベース部に、図4(b)示すマスク
を用いてレジストパタ−ニングを行いBHFに浸漬し
て、真空室形成部を露出し、同時に酸化膜16にエミッ
タ電極接続孔28、コレクタ電極接続孔29を開口する
〔図3(a)〕。
【0028】続いて、フォトレジスト19aを塗布し、
図4(c)に示すマスクを用いレジストパタ−ニングを
行い、反応性イオンエッチングによりシリコン薄膜17
を、先端を櫛歯状に加工したエミッタ12およびコレク
タ13に加工する〔図3(b)〕。次に、BHF液に浸
漬してエミッタ12及びコレクタ13の下の酸化膜14
をエッチングして、エミッタ12、コレクタ13より1
μm程度後退させた〔同図(c)〕後、フォトレジスト
を除去してエミッタ−コレクタ部の形成プロセスは完了
する〔同図(d)〕。この間に、水酸化カリウム溶液に
浸して、櫛歯状のエミッタ12の先端を尖鋭化するとよ
い。
図4(c)に示すマスクを用いレジストパタ−ニングを
行い、反応性イオンエッチングによりシリコン薄膜17
を、先端を櫛歯状に加工したエミッタ12およびコレク
タ13に加工する〔図3(b)〕。次に、BHF液に浸
漬してエミッタ12及びコレクタ13の下の酸化膜14
をエッチングして、エミッタ12、コレクタ13より1
μm程度後退させた〔同図(c)〕後、フォトレジスト
を除去してエミッタ−コレクタ部の形成プロセスは完了
する〔同図(d)〕。この間に、水酸化カリウム溶液に
浸して、櫛歯状のエミッタ12の先端を尖鋭化するとよ
い。
【0029】図3(e)はこのエミッタ−コレクタ部が
形成された後のエミッタ−コレクタ部の拡大斜視図であ
り、エミッタ12とコレクタ13とが対向している様子
が良くわかる。酸化膜16の四角い孔は、エミッタ電極
接続孔28’、コレクタ電極接続孔29’である。図5
(a)〜(d)は、キャップ部となる溝付SOIウェハ
を形成するための工程を断面で示したものである。
形成された後のエミッタ−コレクタ部の拡大斜視図であ
り、エミッタ12とコレクタ13とが対向している様子
が良くわかる。酸化膜16の四角い孔は、エミッタ電極
接続孔28’、コレクタ電極接続孔29’である。図5
(a)〜(d)は、キャップ部となる溝付SOIウェハ
を形成するための工程を断面で示したものである。
【0030】別のSi基板31(ρ =10Ω-cm,n型,3.
5 inchφウェハ)/SiO2 18(t=1 μm)/シリコ
ン薄膜32(ρ= 10Ω-cm,t= 30μm)からなるSOI
ウェハのシリコン薄膜32を酸化し、厚さ1μmの酸化
膜34を形成する〔図5(a)〕。次に溝形成部の酸化
膜34を通常のフォトプロセスで選択的に除去し、更に
この酸化膜34をマスクとしてプラズマエッチングによ
りシリコン薄膜32をエッチングして所望の溝を形成す
る〔同図(b)〕。
5 inchφウェハ)/SiO2 18(t=1 μm)/シリコ
ン薄膜32(ρ= 10Ω-cm,t= 30μm)からなるSOI
ウェハのシリコン薄膜32を酸化し、厚さ1μmの酸化
膜34を形成する〔図5(a)〕。次に溝形成部の酸化
膜34を通常のフォトプロセスで選択的に除去し、更に
この酸化膜34をマスクとしてプラズマエッチングによ
りシリコン薄膜32をエッチングして所望の溝を形成す
る〔同図(b)〕。
【0031】その後、このウェハを全面酸化し、溝側面
に厚さ1μmの酸化膜34’を形成する〔同図
(c)〕。最後に、シリコン薄膜32の溝部以外の酸化
膜34の除去とシリコン薄膜32の薄層化のため、機械
化学的にポリッシングを行い、シリコン薄膜32を、貼
り合わせ接着が行える程度に平坦に仕上げる〔同図
(d)〕。
に厚さ1μmの酸化膜34’を形成する〔同図
(c)〕。最後に、シリコン薄膜32の溝部以外の酸化
膜34の除去とシリコン薄膜32の薄層化のため、機械
化学的にポリッシングを行い、シリコン薄膜32を、貼
り合わせ接着が行える程度に平坦に仕上げる〔同図
(d)〕。
【0032】図5(e)は、このキャップ部となる溝付
SOIウェハの形成プロセスが完了した後の斜視図であ
る。側面を酸化膜で覆われた溝が形成されている。四角
い孔は、エミッタ電極接続孔28、コレクタ電極接続孔
29である。ただし、これらの接続孔は、この段階では
酸化膜18で止まっている。次に、図3(d)のエミッ
タ−コレクタ部の形成プロセスが完了したベース部に対
して、図5(d)のキャップ部の溝付SOIウェハを、
溝部を有する面を接合面として張り合わせる。
SOIウェハの形成プロセスが完了した後の斜視図であ
る。側面を酸化膜で覆われた溝が形成されている。四角
い孔は、エミッタ電極接続孔28、コレクタ電極接続孔
29である。ただし、これらの接続孔は、この段階では
酸化膜18で止まっている。次に、図3(d)のエミッ
タ−コレクタ部の形成プロセスが完了したベース部に対
して、図5(d)のキャップ部の溝付SOIウェハを、
溝部を有する面を接合面として張り合わせる。
【0033】具体的には図6に示すように、ウェハに始
めから設けられているオリエンテーションフラット(但
し、オリエンテーションフラットの長さは何れのウェハ
でも同じ長さにしておく)同志を揃えて重ね合わせて熱
処理する。キャップ部の溝付きSOIウェハの直径を少
し小さくしてあるのは、貼り合わせ時に、ベース部のS
OIウェハの外周近傍に設けられたアライメントマ−カ
−を上から見て、アライメントできるようにするためで
ある。
めから設けられているオリエンテーションフラット(但
し、オリエンテーションフラットの長さは何れのウェハ
でも同じ長さにしておく)同志を揃えて重ね合わせて熱
処理する。キャップ部の溝付きSOIウェハの直径を少
し小さくしてあるのは、貼り合わせ時に、ベース部のS
OIウェハの外周近傍に設けられたアライメントマ−カ
−を上から見て、アライメントできるようにするためで
ある。
【0034】図7(a)〜(d)および図8(a)〜
(d)は、溝付きのキャップ部SOIウェハと、エミッ
タ・コレクタの形成されたベース部のSOIウェハとを
接合した後の真空封止プロセスを、図1のD─D’線に
沿った部分断面図で示したもの、図9(a)〜(d)お
よび図10(a)〜(d)は、図1に示すE─E’線に
沿った部分断面図で示したものである。
(d)は、溝付きのキャップ部SOIウェハと、エミッ
タ・コレクタの形成されたベース部のSOIウェハとを
接合した後の真空封止プロセスを、図1のD─D’線に
沿った部分断面図で示したもの、図9(a)〜(d)お
よび図10(a)〜(d)は、図1に示すE─E’線に
沿った部分断面図で示したものである。
【0035】エミッタ−コレクタ部が形成されたベース
部のSOIウェハとキャップ部のSOIウェハとを、ベ
ース部のSOIウェハの酸化膜16とキャップ部のSO
Iウェハのシリコン薄膜32とを合わせて貼り合わせる
〔図7(a)〕。この断面図においてキャップ部のSO
Iウェハのシリコン薄膜32のない部分は、エミッタ電
極接続孔28、コレクタ電極用接続孔29であり、ベー
ス部のSOIウェハの酸化膜16のエミッタ電極接続孔
28’、コレクタ電極接続孔29’とそれぞれ合わされ
ている。
部のSOIウェハとキャップ部のSOIウェハとを、ベ
ース部のSOIウェハの酸化膜16とキャップ部のSO
Iウェハのシリコン薄膜32とを合わせて貼り合わせる
〔図7(a)〕。この断面図においてキャップ部のSO
Iウェハのシリコン薄膜32のない部分は、エミッタ電
極接続孔28、コレクタ電極用接続孔29であり、ベー
ス部のSOIウェハの酸化膜16のエミッタ電極接続孔
28’、コレクタ電極接続孔29’とそれぞれ合わされ
ている。
【0036】キャップ部のSOIウェハのSi基板31
をエッチング除去し、酸化膜18を露出させる〔同図
(b)〕。次に露出した酸化膜18上にフォトレジスト
19bを塗布し、パタ−ニングを行う〔同図(c)〕。
エミッタ電極接続孔28、コレクタ電極接続孔29、上
部ゲ−ト電極接続孔の上部および真空封止孔30形成部
の酸化膜18をドライエッチングで除去する〔同図
(d)〕。エミッタ電極接続孔28、コレクタ電極接続
孔29、上部ゲ−ト電極接続孔が貫通している。
をエッチング除去し、酸化膜18を露出させる〔同図
(b)〕。次に露出した酸化膜18上にフォトレジスト
19bを塗布し、パタ−ニングを行う〔同図(c)〕。
エミッタ電極接続孔28、コレクタ電極接続孔29、上
部ゲ−ト電極接続孔の上部および真空封止孔30形成部
の酸化膜18をドライエッチングで除去する〔同図
(d)〕。エミッタ電極接続孔28、コレクタ電極接続
孔29、上部ゲ−ト電極接続孔が貫通している。
【0037】図9(a)〜(d)は、図7(a)〜
(d)にそれぞれ対応する段階での別断面での断面図で
ある。エミッタ−コレクタ部が形成されたベース部のS
OIウェハとキャップ部のSOIウェハとを貼り合わせ
る〔図9(a)〕。この断面図においては、ベース部の
SOIウェハの酸化膜16およびシリコン薄膜17はな
く、キャップ部のSOIウェハのシリコン薄膜32と接
合されない。キャップ部のSOIウェハのシリコン薄膜
32のない部分は、形成された溝である。この断面から
外れた部分にあるエミッタ12を点線で示してある。
(d)にそれぞれ対応する段階での別断面での断面図で
ある。エミッタ−コレクタ部が形成されたベース部のS
OIウェハとキャップ部のSOIウェハとを貼り合わせ
る〔図9(a)〕。この断面図においては、ベース部の
SOIウェハの酸化膜16およびシリコン薄膜17はな
く、キャップ部のSOIウェハのシリコン薄膜32と接
合されない。キャップ部のSOIウェハのシリコン薄膜
32のない部分は、形成された溝である。この断面から
外れた部分にあるエミッタ12を点線で示してある。
【0038】キャップ部のSOIウェハのSi基板31
をエッチング除去し、酸化膜18を露出させる〔同図
(b)〕。次に露出した酸化膜18上にフォトレジスト
19bを塗布し、パタ−ニングを行う〔同図(c)〕。
真空封止孔形成部の酸化膜18をドライエッチングで除
去する〔同図(d)〕。封止孔30は、エミッタ12の
ある真空室27と連通する。
をエッチング除去し、酸化膜18を露出させる〔同図
(b)〕。次に露出した酸化膜18上にフォトレジスト
19bを塗布し、パタ−ニングを行う〔同図(c)〕。
真空封止孔形成部の酸化膜18をドライエッチングで除
去する〔同図(d)〕。封止孔30は、エミッタ12の
ある真空室27と連通する。
【0039】フォトレジスト19bを灰化して除去した
後、電子ビ−ム蒸着装置の真空蒸着チャンバ−内にセッ
トし、300℃の基板加熱で4時間、真空排気した。到
達真空度は7×10-6Paであった。その後、基板温度
200℃にし、Zr−15%Al合金をアルゴンスパッ
タ蒸着する。スパツタ条件は0.27Pa、DC3kW
である。真空封止用の溝に到達する封止孔30の底部に
Zr−15%Al合金のゲッタ膜20が堆積する〔図1
0(a)〕。このときエミッタ電極接続孔28、コレク
タ電極接続孔29および上部ゲ−ト電極接続孔の底部に
もゲッタ膜20が堆積し、またS0Iウェハ上にも堆積
する〔図8(a)〕。
後、電子ビ−ム蒸着装置の真空蒸着チャンバ−内にセッ
トし、300℃の基板加熱で4時間、真空排気した。到
達真空度は7×10-6Paであった。その後、基板温度
200℃にし、Zr−15%Al合金をアルゴンスパッ
タ蒸着する。スパツタ条件は0.27Pa、DC3kW
である。真空封止用の溝に到達する封止孔30の底部に
Zr−15%Al合金のゲッタ膜20が堆積する〔図1
0(a)〕。このときエミッタ電極接続孔28、コレク
タ電極接続孔29および上部ゲ−ト電極接続孔の底部に
もゲッタ膜20が堆積し、またS0Iウェハ上にも堆積
する〔図8(a)〕。
【0040】続いて、Alを5μm電子ビ−ム蒸着す
る。真空封止用の溝に到達する封止孔30が、Alで充
填されるため、真空室(即ち、エミッタ−コレクタが配
設された空間)27は真空封止される〔図10
(b)〕。同時にエミッタ電極接続孔28、コレクタ電
極接続孔29および上部ゲ−ト電極接続孔にAlが充填
される〔図8(b)〕。S0Iウェハ上のゲッタ膜20
上にもAl膜24が堆積する。
る。真空封止用の溝に到達する封止孔30が、Alで充
填されるため、真空室(即ち、エミッタ−コレクタが配
設された空間)27は真空封止される〔図10
(b)〕。同時にエミッタ電極接続孔28、コレクタ電
極接続孔29および上部ゲ−ト電極接続孔にAlが充填
される〔図8(b)〕。S0Iウェハ上のゲッタ膜20
上にもAl膜24が堆積する。
【0041】引き続きフォトレジストのパタ−ニングを
行い、Al膜24およびゲッタ膜20をエッチングする
ことにより、エミッタ電極22、コレクタ電極23、上
部ゲ−ト電極25および真空封止パッド26を形成する
〔図8(c)、図10(c)〕。最後に、裏面にTi/
Ni/Auを蒸着し、これを下部ゲ−ト電極21として
プロセスを完了する〔図8(d)、図10(d)〕。A
l蒸着時の真空度は4×10-4Paであったため真空室
27の真空度は当初それと同程度と推定されるが、冷却
およびゲッタ膜20によるゲッタリングにより真空度は
向上し、しかも長期間保たれる。
行い、Al膜24およびゲッタ膜20をエッチングする
ことにより、エミッタ電極22、コレクタ電極23、上
部ゲ−ト電極25および真空封止パッド26を形成する
〔図8(c)、図10(c)〕。最後に、裏面にTi/
Ni/Auを蒸着し、これを下部ゲ−ト電極21として
プロセスを完了する〔図8(d)、図10(d)〕。A
l蒸着時の真空度は4×10-4Paであったため真空室
27の真空度は当初それと同程度と推定されるが、冷却
およびゲッタ膜20によるゲッタリングにより真空度は
向上し、しかも長期間保たれる。
【0042】図11は図3(d)のエミッタ−コレクタ
部を形成したベース部35のSOIウェハに、図5
(d)のキャップ部36のSOIウェハを溝形成面で張
り合わせた様子の透視平面図で、図中の実線はベース部
35のSOIウェハの加工パターン、点線はキャップ部
36のSOIウェハの加工パターンを示す。真空室27
内に、櫛歯状のエミッタ12とコレクタ13が見られ
る。28はエミッタ電極用接続孔、29はコレクタ電極
用接続孔である。真空室27の横方のキャップ部36の
溝上に真空封止孔30が見られる。
部を形成したベース部35のSOIウェハに、図5
(d)のキャップ部36のSOIウェハを溝形成面で張
り合わせた様子の透視平面図で、図中の実線はベース部
35のSOIウェハの加工パターン、点線はキャップ部
36のSOIウェハの加工パターンを示す。真空室27
内に、櫛歯状のエミッタ12とコレクタ13が見られ
る。28はエミッタ電極用接続孔、29はコレクタ電極
用接続孔である。真空室27の横方のキャップ部36の
溝上に真空封止孔30が見られる。
【0043】図1のセンサチップを用いた圧力測定の様
子を図14(a)に示す。チップを通気孔をもった容器
40にいれ、エミッタ電極22、コレクタ電極23、下
部ゲート電極21および上部ゲート電極25をそれぞれ
E、C、G1 、G2 端子と接続する。EC間に電圧
VCE、EG1 間に電圧VG1、EG2 間に電圧VG2を印加
し、それぞれの電流ICE、IG1、IG2を測定する。
子を図14(a)に示す。チップを通気孔をもった容器
40にいれ、エミッタ電極22、コレクタ電極23、下
部ゲート電極21および上部ゲート電極25をそれぞれ
E、C、G1 、G2 端子と接続する。EC間に電圧
VCE、EG1 間に電圧VG1、EG2 間に電圧VG2を印加
し、それぞれの電流ICE、IG1、IG2を測定する。
【0044】ICEの実測結果を図14(b)に示す。図
中の横軸はエミッタ−コレクタ間電圧(VCE)、縦軸は
エミッタ−コレクタ間を流れる電流(ICE)である。V
CEの増大とともにICEも増大している。また、1×10
5Pa (大気圧)から1Paまで外部圧力を減じてゆくに従
って、ICEがある一定の割合で増加してゆくのが観測さ
れた。
中の横軸はエミッタ−コレクタ間電圧(VCE)、縦軸は
エミッタ−コレクタ間を流れる電流(ICE)である。V
CEの増大とともにICEも増大している。また、1×10
5Pa (大気圧)から1Paまで外部圧力を減じてゆくに従
って、ICEがある一定の割合で増加してゆくのが観測さ
れた。
【0045】下部ゲ−ト電極及び上部ゲ−ト電極にそれ
ぞれ20Vの電圧を印加し、それぞれのゲ−ト電極に流
れる電流をIG1,IG2として計測する。このセンサ全体
を流れる電流をIとすると、
ぞれ20Vの電圧を印加し、それぞれのゲ−ト電極に流
れる電流をIG1,IG2として計測する。このセンサ全体
を流れる電流をIとすると、
【0046】
【数1】I[VCE=70V, P=P(X)] = ICE[VCE=70V, P=P
(X)] + IG1[VCE=70V, P=P(X)]+ IG2[VCE=70V, P=P
(X)] ここで、第一のゲート電極に流れ込む電流 IG1は圧力変
化を受けないため、
(X)] + IG1[VCE=70V, P=P(X)]+ IG2[VCE=70V, P=P
(X)] ここで、第一のゲート電極に流れ込む電流 IG1は圧力変
化を受けないため、
【0047】
【数2】IG1[VCE=70V, P=P(X)] = IG1[VCE=70V, P=P0]
= IG1[VCE=70V] 評価関数としてICEの変化分、ΔICE/Iをとれば
= IG1[VCE=70V] 評価関数としてICEの変化分、ΔICE/Iをとれば
【0048】
【数3】 となり、圧力とICEの変化を規格化できてセンサの個体
差をキャンセルできる。表1に、上記演算回路を組み込
み評価した結果を示す。
差をキャンセルできる。表1に、上記演算回路を組み込
み評価した結果を示す。
【0049】
【表1】 ここで、 VCE=70V、 VG1= VG2=20V 、 P0= 1×10-3
Pa である。すなわち、全電流または第一ゲート電極の
電流をリファレンスとすることによって、素子ばらつき
のない圧力センサが得られる。しかもこの圧力センサ
は、半導体特性を使用していないので、温度補償の必要
がなく、150℃以上の高温環境でも使用できる。
Pa である。すなわち、全電流または第一ゲート電極の
電流をリファレンスとすることによって、素子ばらつき
のない圧力センサが得られる。しかもこの圧力センサ
は、半導体特性を使用していないので、温度補償の必要
がなく、150℃以上の高温環境でも使用できる。
【0050】また、製造方法として、上記のように二枚
のSOIウェハを使用する方法を取れば、製造が容易で
ある。そして、小さな直径の封止孔を蒸着金属で埋める
真空封止方法を取れば、真空プロセス中にできるので、
特別な真空封止プロセスが不要である。特に封止金属と
して、ゲッタ作用のある金属膜を用いることにより、高
真空度の実現、維持が容易になり信頼性が向上した。
のSOIウェハを使用する方法を取れば、製造が容易で
ある。そして、小さな直径の封止孔を蒸着金属で埋める
真空封止方法を取れば、真空プロセス中にできるので、
特別な真空封止プロセスが不要である。特に封止金属と
して、ゲッタ作用のある金属膜を用いることにより、高
真空度の実現、維持が容易になり信頼性が向上した。
【0051】[実施例2]加速度センサとして用いる場
合には図8(c)の工程後 フォトレジストパタ−ニン
グを行い、Pdなどの金属を蒸着した後リフトオフによ
り第二ゲート上に重りとなるべき金属を選択的に形成す
ることで容易に実現できることは自明である。
合には図8(c)の工程後 フォトレジストパタ−ニン
グを行い、Pdなどの金属を蒸着した後リフトオフによ
り第二ゲート上に重りとなるべき金属を選択的に形成す
ることで容易に実現できることは自明である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゲ
−トを二つ設け、その二つのゲ−ト間の真空領域をエミ
ッタから放出された電子電流が、第二のゲ−トに加わる
外力の変化に応じて変化する真空管、外力が圧力である
圧力センサ、または第二のゲ−トに加わる力である加速
度センサとすることによって、下記する効果を奏する。
−トを二つ設け、その二つのゲ−ト間の真空領域をエミ
ッタから放出された電子電流が、第二のゲ−トに加わる
外力の変化に応じて変化する真空管、外力が圧力である
圧力センサ、または第二のゲ−トに加わる力である加速
度センサとすることによって、下記する効果を奏する。
【0053】基本的には真空管構造のため固体中を流れ
るキャリアのように周囲温度の影響を受けにくいなど、
耐環境に優れたセンサを具現化できるという効果があ
る。また、高感度のセンサが得られるとともに、規格化
した方法でセンシングするため、従来のセンサでは問題
となっていた個体差の問題を回避できる。更に、その製
造方法において、SOI構造のウェハを用いて製造する
ため、工程の大幅な簡略化が図れ、インプロセスでの真
空封止を実現したため、パッケ−ジング工程の簡素化な
ど量産的に優れるなどの効果がある。
るキャリアのように周囲温度の影響を受けにくいなど、
耐環境に優れたセンサを具現化できるという効果があ
る。また、高感度のセンサが得られるとともに、規格化
した方法でセンシングするため、従来のセンサでは問題
となっていた個体差の問題を回避できる。更に、その製
造方法において、SOI構造のウェハを用いて製造する
ため、工程の大幅な簡略化が図れ、インプロセスでの真
空封止を実現したため、パッケ−ジング工程の簡素化な
ど量産的に優れるなどの効果がある。
【図1】本発明第一の実施例の圧力センサの斜視断面図
【図2】(a)ないし(d)は図1の圧力センサの主な
製造工程ごとの断面図、(e)はその斜視断面図
製造工程ごとの断面図、(e)はその斜視断面図
【図3】(a)ないし(e)は図2(d)に続く図1の
圧力センサの電子放出部の主な製造工程ごとの断面図
圧力センサの電子放出部の主な製造工程ごとの断面図
【図4】(a)ないし(c)は図2、図3の製造工程で
使用するフォトマスクの図
使用するフォトマスクの図
【図5】(a)ないし(d)は図1の圧力センサのキャ
ップ部の主な製造工程ごとの断面図、(e)はその斜視
断面図
ップ部の主な製造工程ごとの断面図、(e)はその斜視
断面図
【図6】図1の圧力センサの貼り合わせ工程の状況を示
す図
す図
【図7】(a)ないし(d)は図1の圧力センサの貼り
合わせ工程の主な製造工程ごとの断面図
合わせ工程の主な製造工程ごとの断面図
【図8】(a)ないし(d)は図7(d)に続く図1の
圧力センサの貼り合わせ工程の主な製造工程ごとの断面
図
圧力センサの貼り合わせ工程の主な製造工程ごとの断面
図
【図9】(a)ないし(d)は図1の圧力センサの貼り
合わせ工程の主な製造工程ごとの別の断面における断面
図
合わせ工程の主な製造工程ごとの別の断面における断面
図
【図10】(a)ないし(d)は図9(d)に続く図1
の圧力センサの貼り合わせ工程の主な製造工程ごとの断
面図
の圧力センサの貼り合わせ工程の主な製造工程ごとの断
面図
【図11】図1の圧力センサの貼り合わせ状況を示す透
視図
視図
【図12】(a)は図1の圧力センサの動作原理の説明
図、(b)は加速度センサの動作原理の説明図
図、(b)は加速度センサの動作原理の説明図
【図13】(a)は図1の圧力センサの真空封止前の斜
視図、(b)はそのA−A’線における断面図、(c)
は真空封止後の断面図、(d)は別の真空封止方法後の
断面図
視図、(b)はそのA−A’線における断面図、(c)
は真空封止後の断面図、(d)は別の真空封止方法後の
断面図
【図14】(a)は図1の圧力センサの動作原理の説明
図、(b)は圧力センサの特性図
図、(b)は圧力センサの特性図
【図15】(a)は従来の圧力センサの断面図、(b)
は従来の加速度センサの断面図
は従来の加速度センサの断面図
1 第一ゲート 2 エミッタ 3 コレクタ 4a、4b 絶縁膜 5 第二ゲート 6 おもり 7 封止金属 7a ゲッタ金属 8 ベース部 9 キャップ部 10 真空領域 11 シリコン基板 12 エミッタ 13 コレクタ 14 酸化膜 15 第一ゲート 16、16’ 酸化膜 17 シリコン薄膜 18 酸化膜 19a、19bフォトレジスト 20 ゲッタ金属 21 下部ゲート電極 22 エミッタ電極 23 コレクタ電極 24 Al膜 25 上部ゲート電極 26 真空封止パッド 27 真空室 28、28’ エミッタ電極接続孔 29、29’ コレクタ電極接続孔 30 真空封止孔 31 シリコン基板 32 シリコン薄膜 34、34’ 酸化膜 35 ベース部 36 キャップ部 37 ベース部溝 38 キャップ部溝 39 スクライブライン 40 容器 51、61 センサチップ 52 凹み 53 台 54 センサ部 55、65 電極 56、66 リード 57、67 ボンディングワイヤ 58 キャップ 60 ストッパ 63 セラミックケース 69 おもり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01J 1/30 G01P 15/08 19/70 H01J 1/30 Z (72)発明者 了戒 洋一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 西澤 正人 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 天野 彰 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−288843(JP,A) 特開 平6−235733(JP,A) 特開 平6−66663(JP,A) 特開 平4−2937(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 21/10 G01L 9/00 G01P 15/08 H01J 1/30 - 1/304 H01J 19/70 H01J 9/02
Claims (14)
- 【請求項1】エミッタ、コレクタおよび第一、第二のゲ
−トを備え、エミッタ、第一ゲート間に印加した電圧に
よりエミッタから電子を放出する電界型真空管におい
て、外力が第二ゲ−トに加わることによって、第二ゲー
トが変形し、エミッタ、第二ゲ−ト、コレクタが作る電
位分布が変化して、コレクタ電流の変化を引き起こすこ
とを特徴とする電界型真空管。 - 【請求項2】シリコンおよびシリコン酸化膜を微細加工
して微小に形成されてなることを特徴とする請求項1に
記載の電界型真空管。 - 【請求項3】エミッタおよびコレクタが基板上の絶縁膜
上に一定の間隔をおいて平行に向かいあうように載置さ
れ、エミッタ、コレクタ間の空間の上下に2つのゲ−ト
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電
界型真空管。 - 【請求項4】第一ゲートがシリコン基板であり、第二ゲ
ートがエミッタ、コレクタ間の空間を真空に封止するた
めのキャップ部を兼ねていることを特徴とする請求項3
に記載の電界型真空管。 - 【請求項5】第一ゲートに流れる電流を基準として第二
ゲートに流れる電流を評価することを特徴とする請求項
4に記載の電界型真空管。 - 【請求項6】エミッタ、コレクタ間の空間を覆うキャッ
プ部に、予めその空間と繋がる封止孔が設けられてお
り、その封止孔に埋め込んだ金属でエミッタ・コレクタ
間の空間を真空に保持することを特徴とする請求項5に
記載の電界型真空管。 - 【請求項7】キャップ部に封止孔とつながる溝が設けら
れていることを特徴とする請求項6に記載の電界型真空
管。 - 【請求項8】エミッタ・コレクタ間の空間を真空に保持
するために封止孔に埋めこむ金属の少なくとも一部が残
留ガスをゲッタするものであることを特徴とする請求項
7に記載の電界型真空管。 - 【請求項9】残留ガスをゲッタする金属が7〜30重量
%のアルミニウムを含むアルミニウム・ジルコニウム合
金であることを特徴とする請求項8に記載の電界型真空
管。 - 【請求項10】前記キャップ部に圧力が加わることによ
って、上下2つのゲ−ト電極間距離が変動する構造とな
っていることを特徴とする請求項5ないし9のいずれか
に記載の電界型真空管を用いた圧力センサ。 - 【請求項11】前記キャップ部の上には重りが形成され
ており、その重りに加速度が加わることによって、キャ
ップ部に力が加わり、上下2つのゲ−ト電極間距離が変
動する構造となっていることを特徴とする請求項5ない
し9のいずれかに記載の電界型真空管を用いた加速度セ
ンサ。 - 【請求項12】2枚のSOI(シリコンオンインシュレ
ータ)ウェハを加工し、貼り合わせることを特徴とする
請求項1ないし11のいずれかに記載の電界型真空管、
圧力センサまたは加速度センサの製造方法。 - 【請求項13】エミッタ、コレクタ間の空間を覆うキャ
ップに、予めその空間と繋がる封止孔が設けられてお
り、エミッタおよびコレクタ上に該キャップを接合した
後、前記封止孔を真空中で蒸着した金属で埋め込むこと
によってその空間を真空に保持することを特徴とする請
求項12に記載の電界型真空管、圧力センサまたは加速
度センサの製造方法。 - 【請求項14】ゲッタ作用のある金属を蒸着後、アルミ
ニウム合金を蒸着して封止孔を埋め込むことを特徴とす
る請求項13に記載の電界型真空管、圧力センサまたは
加速度センサの製造方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11403496A JP3324395B2 (ja) | 1995-10-31 | 1996-05-09 | 電界型真空管とそれを用いた圧力センサ、加速度センサおよびそれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-282802 | 1995-10-31 | ||
| JP28280295 | 1995-10-31 | ||
| JP11403496A JP3324395B2 (ja) | 1995-10-31 | 1996-05-09 | 電界型真空管とそれを用いた圧力センサ、加速度センサおよびそれらの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09185947A JPH09185947A (ja) | 1997-07-15 |
| JP3324395B2 true JP3324395B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=26452899
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11403496A Expired - Fee Related JP3324395B2 (ja) | 1995-10-31 | 1996-05-09 | 電界型真空管とそれを用いた圧力センサ、加速度センサおよびそれらの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324395B2 (ja) |
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-
1996
- 1996-05-09 JP JP11403496A patent/JP3324395B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH09185947A (ja) | 1997-07-15 |
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