JP3376495B2 - 接着剤の塗布方法及び接着治具 - Google Patents
接着剤の塗布方法及び接着治具Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、第1の接合部材と第
2の接合部材とを接着剤で接着する場合に、適量の接着
剤を接着部分からはみ出さないように接合部材に塗布す
る方法及びそのために使用する接着治具に関する。
2の接合部材とを接着剤で接着する場合に、適量の接着
剤を接着部分からはみ出さないように接合部材に塗布す
る方法及びそのために使用する接着治具に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の接合部材と第2の接合部材を接着
剤で接合する場合、例えば、図5(a)及び(b)に示
したようにプラスチックからなる上キャビ1と下キャビ
2とを接着してバッテリーパックを形成する場合、その
接着部分に接着剤を供給する方法としては、大きく分け
て次の2通りの方法が知られている。
剤で接合する場合、例えば、図5(a)及び(b)に示
したようにプラスチックからなる上キャビ1と下キャビ
2とを接着してバッテリーパックを形成する場合、その
接着部分に接着剤を供給する方法としては、大きく分け
て次の2通りの方法が知られている。
【0003】一つは、上キャビ1の接着リブ1aに接着
剤を塗布する方法であり、これはシャーレまたはバット
のような容器に接着剤を入れ、その中に接着リブ1aを
入れることによりなされる。この場合、接着剤の塗布量
の制御は、容器中の接着剤の深さを変えるか、あるいは
接着リブ1aを容器に入れる際の下降量を制御すること
により行われる。
剤を塗布する方法であり、これはシャーレまたはバット
のような容器に接着剤を入れ、その中に接着リブ1aを
入れることによりなされる。この場合、接着剤の塗布量
の制御は、容器中の接着剤の深さを変えるか、あるいは
接着リブ1aを容器に入れる際の下降量を制御すること
により行われる。
【0004】もう一つは下キャビ2の溝部2aに接着剤
を滴下する方法であり、これはニードルを下キャビ2の
溝部2aに挿入し、ニードルを溝部2aにそって走らせ
るか、あるいは複数本のニードルを同時に溝部2aに挿
入して接着剤を滴下することによりなされる。
を滴下する方法であり、これはニードルを下キャビ2の
溝部2aに挿入し、ニードルを溝部2aにそって走らせ
るか、あるいは複数本のニードルを同時に溝部2aに挿
入して接着剤を滴下することによりなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような接着剤の供給方法においては、いずれも上キャビ
1と下キャビ2とを接着させた後に接着剤のはみ出しや
接着強度の低下が問題となる。
ような接着剤の供給方法においては、いずれも上キャビ
1と下キャビ2とを接着させた後に接着剤のはみ出しや
接着強度の低下が問題となる。
【0006】即ち、上キャビ1の接着リブ1aに接着剤
を塗布する方法においては、上キャビ1の接着リブ1a
を容器中の接着剤に入れるとき及び接着剤から引き上げ
るときに接着剤の液面が揺れてしまい、その結果、接着
リブ1aに付着した接着剤は波を打ったようになり、一
定の塗布厚とならない。このため、上キャビ1と下キャ
ビ2とを嵌合させて接着すると接着剤のはみ出しが発生
する。このような接着剤のはみ出しに対しては、溶液中
の接着剤の深さを浅く規制するかあるいは接着リブ1a
を容器に入れる際の下降量を制御して接着剤のはみ出し
が発生しない程度に接着リブ1aへの接着剤の付着量を
少なくすることが考えられるが、このような接着剤の付
着量の制御は容易でない。そのため、接着剤のはみ出し
を解消できるようにしたときには接着剤の付着量が十分
でなくなり接着強度の低下が問題となる。
を塗布する方法においては、上キャビ1の接着リブ1a
を容器中の接着剤に入れるとき及び接着剤から引き上げ
るときに接着剤の液面が揺れてしまい、その結果、接着
リブ1aに付着した接着剤は波を打ったようになり、一
定の塗布厚とならない。このため、上キャビ1と下キャ
ビ2とを嵌合させて接着すると接着剤のはみ出しが発生
する。このような接着剤のはみ出しに対しては、溶液中
の接着剤の深さを浅く規制するかあるいは接着リブ1a
を容器に入れる際の下降量を制御して接着剤のはみ出し
が発生しない程度に接着リブ1aへの接着剤の付着量を
少なくすることが考えられるが、このような接着剤の付
着量の制御は容易でない。そのため、接着剤のはみ出し
を解消できるようにしたときには接着剤の付着量が十分
でなくなり接着強度の低下が問題となる。
【0007】一方、下キャビ2の溝部2aに接着剤を滴
下する方法においては、接着剤の全体としての供給量の
制御は容易であるが、接着剤を均一に分布させることは
できない。そのため、この方法によっても接着剤のはみ
出しかあるいは接着強度の低下が問題となる。
下する方法においては、接着剤の全体としての供給量の
制御は容易であるが、接着剤を均一に分布させることは
できない。そのため、この方法によっても接着剤のはみ
出しかあるいは接着強度の低下が問題となる。
【0008】この発明は、このような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、二つの接合部材を接着剤
で接合する場合に、接着後に接着剤のはみ出しが発生せ
ず、かつ十分な接着強度が得られるように接着剤を塗布
する方法を提供すること、及びそのような方法を容易に
実施できるようにする接着治具を提供することを目的と
する。
解決しようとするものであり、二つの接合部材を接着剤
で接合する場合に、接着後に接着剤のはみ出しが発生せ
ず、かつ十分な接着強度が得られるように接着剤を塗布
する方法を提供すること、及びそのような方法を容易に
実施できるようにする接着治具を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明者らは、接合部
材の接着剤を塗布すべき部分に接着治具の面を微小間隔
をあけて対置させ、毛細管現象を利用して接着剤を供給
することが有効であることを見出しこの発明を完成させ
るに至った。
材の接着剤を塗布すべき部分に接着治具の面を微小間隔
をあけて対置させ、毛細管現象を利用して接着剤を供給
することが有効であることを見出しこの発明を完成させ
るに至った。
【0010】即ち、この発明は、接合部材に接着治具に
より接着剤を塗布する方法において、接合部材の接着剤
を塗布すべき部分と接着治具の接着剤供給面とを微小間
隔をあけて対置させ、その接合部材と接着剤供給面との
微小間隙に接着剤を毛細管現象により供給し、その後接
合部材を接着剤供給面から離すことにより接合部材に接
着剤を付着させることを特徴とする接着剤の塗布方法を
提供する。
より接着剤を塗布する方法において、接合部材の接着剤
を塗布すべき部分と接着治具の接着剤供給面とを微小間
隔をあけて対置させ、その接合部材と接着剤供給面との
微小間隙に接着剤を毛細管現象により供給し、その後接
合部材を接着剤供給面から離すことにより接合部材に接
着剤を付着させることを特徴とする接着剤の塗布方法を
提供する。
【0011】また、このような方法を容易に実施できる
ようにする接着治具として、接合部材の接着剤を塗布す
べき部分と微小間隔をおいて対置する接着剤供給面、接
着剤を溜めておく接着剤溜り、接着剤溜りから接着剤供
給面の一端へ毛細管現象により接着剤を供給する接着剤
供給路を有することを特徴とする接着治具を提供する。
ようにする接着治具として、接合部材の接着剤を塗布す
べき部分と微小間隔をおいて対置する接着剤供給面、接
着剤を溜めておく接着剤溜り、接着剤溜りから接着剤供
給面の一端へ毛細管現象により接着剤を供給する接着剤
供給路を有することを特徴とする接着治具を提供する。
【0012】
【作用】この発明の接着剤の塗布方法によれば、接着剤
が毛細管現象により接合部材と接着剤供給面との微小間
隙をつたわる。その結果、接合部材には接着剤供給面が
対置している部分のみに接着剤が均一な厚さで付着し、
供給される。この場合、塗布位置の制御は、接合部材に
対置させる接着剤供給面の位置を変えるだけで容易に精
度よく行うことができ、塗布量を制御するための格別な
手段も不要である。したがって、容易に、接着剤を塗布
すべき位置に一定の塗布厚で精度よく塗布することが可
能となり、接着後に接着剤のはみ出しが発生せず、かつ
十分な接着強度が得られるようになる。
が毛細管現象により接合部材と接着剤供給面との微小間
隙をつたわる。その結果、接合部材には接着剤供給面が
対置している部分のみに接着剤が均一な厚さで付着し、
供給される。この場合、塗布位置の制御は、接合部材に
対置させる接着剤供給面の位置を変えるだけで容易に精
度よく行うことができ、塗布量を制御するための格別な
手段も不要である。したがって、容易に、接着剤を塗布
すべき位置に一定の塗布厚で精度よく塗布することが可
能となり、接着後に接着剤のはみ出しが発生せず、かつ
十分な接着強度が得られるようになる。
【0013】また、この発明の接着治具によれば、上述
のような接着剤供給面、接着剤を溜めておく接着剤溜
り、接着剤溜りから接着剤供給面の一端へ毛細管現象に
より接着剤を供給する接着剤供給路を備えているので、
この発明の接着剤の塗布方法を好適に実施することが可
能となる。即ち、接着剤溜りに接着剤を入れ、接着剤供
給面に接合部材を対置させると、接着剤溜りに入れた接
着剤は毛細管現象により接着剤供給路をつたって接着剤
供給面の一端へ達し、さらに毛細管現象により接合部材
と接着剤供給面との微小間隙をつたって接着剤供給面の
他端へ達するので、接着剤供給面に対置させた接合部材
には接着剤が塗布されることとなる。
のような接着剤供給面、接着剤を溜めておく接着剤溜
り、接着剤溜りから接着剤供給面の一端へ毛細管現象に
より接着剤を供給する接着剤供給路を備えているので、
この発明の接着剤の塗布方法を好適に実施することが可
能となる。即ち、接着剤溜りに接着剤を入れ、接着剤供
給面に接合部材を対置させると、接着剤溜りに入れた接
着剤は毛細管現象により接着剤供給路をつたって接着剤
供給面の一端へ達し、さらに毛細管現象により接合部材
と接着剤供給面との微小間隙をつたって接着剤供給面の
他端へ達するので、接着剤供給面に対置させた接合部材
には接着剤が塗布されることとなる。
【0014】特に、接着治具に接合部材を所定の位置で
保持するつき当て部材を設けた場合、即ち、接合部材の
接着剤を塗布すべき部分が微小間隔をおいて接着剤供給
面と対置するように接合部材を保持するつき当て部材を
設けた場合には、接合部材を接着治具に置くだけで極め
て容易に接着剤を所定の位置に塗布することが可能とな
る。また、接着剤供給面を構成する部材の端部(接着剤
溜りから接着剤が供給される側と反対側の端部)を、接
合部材の接着剤を塗布すべき面に対して鋭角的に形成す
ると、接着剤が接合部材と接着剤供給面との微小間隙を
つたわる際に所定の接着剤の塗布位置を越えて不要な位
置まで達することが防止できるので、接着剤の塗布位置
を正確に規定することが可能となる。
保持するつき当て部材を設けた場合、即ち、接合部材の
接着剤を塗布すべき部分が微小間隔をおいて接着剤供給
面と対置するように接合部材を保持するつき当て部材を
設けた場合には、接合部材を接着治具に置くだけで極め
て容易に接着剤を所定の位置に塗布することが可能とな
る。また、接着剤供給面を構成する部材の端部(接着剤
溜りから接着剤が供給される側と反対側の端部)を、接
合部材の接着剤を塗布すべき面に対して鋭角的に形成す
ると、接着剤が接合部材と接着剤供給面との微小間隙を
つたわる際に所定の接着剤の塗布位置を越えて不要な位
置まで達することが防止できるので、接着剤の塗布位置
を正確に規定することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一または
同等の構成要素を表している。
体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一または
同等の構成要素を表している。
【0016】図3はこの発明の接着治具3の実施例の断
面図である。この接着治具3は、図5に示したバッテリ
ーパックの上キャビ1と下キャビ2とを接着するため
に、上キャビ1の接着リブ1aに接着剤を塗布するため
の治具である。また、図4はこの接着治具の上面図であ
り、図1はこの接着治具3に上キャビ1を置いて接着剤
を接着リブ1aに塗布するときの接着リブ1a付近の拡
大図説明図である。
面図である。この接着治具3は、図5に示したバッテリ
ーパックの上キャビ1と下キャビ2とを接着するため
に、上キャビ1の接着リブ1aに接着剤を塗布するため
の治具である。また、図4はこの接着治具の上面図であ
り、図1はこの接着治具3に上キャビ1を置いて接着剤
を接着リブ1aに塗布するときの接着リブ1a付近の拡
大図説明図である。
【0017】図3に示したように、この接着治具3は、
接着剤供給面4、接着剤5を溜めておく接着剤溜り6、
接着剤溜り6から接着剤供給面4の一端へ接着剤を供給
する接着剤供給路7を有している。
接着剤供給面4、接着剤5を溜めておく接着剤溜り6、
接着剤溜り6から接着剤供給面4の一端へ接着剤を供給
する接着剤供給路7を有している。
【0018】この場合、接着剤供給面4は、図1(a)
に示したように、接着治具のアウターブロック3oから
なる接着剤供給面4oと、インナーブロック3iからな
る接着剤供給面4iからなっている。これらの接着剤供
給面4は、同図(b)に示したように、接着治具3に上
キャビ1を置いたときに、接着リブ1aの接着剤を塗布
すべき面と微小間隔w1、即ち、毛細管現象により接着
剤5が這い上がってくる程度の間隔(例えば0.1mm
程度)をなすように設けられている。また、接着剤供給
面4oと接着剤供給面4iは、上キャビ1の全周に設け
られている接着リブ1aが上キャビ1の端部の全周に設
けられているのに対応して周状に設けられており、さら
に、これらの接着剤供給面4o、4iは、接着治具3上
に上キャビ1を容易に水平に置けるように、上方に開い
た形で、それらの端部がそれぞれ同一平面にあるように
設けられている。接着剤供給面4oを構成するアウター
ブロック3oの端部4oaにおける角度θoや、接着剤
供給面4iを構成するインナーブロック3iの端部4i
aにおける角度θiは、それぞれ接着リブ1aの接着剤
を塗布する面に対して鋭角的に形成されている。これに
より、図2に示したように、これらの端部4oaあるい
は端部4iaを越えて接着剤5が接着リブ1aの上方へ
這い上がることを防止できるので、接着リブ1aへの接
着剤の塗布位置を接着リブ1aに対して接着剤供給面4
を微小間隔で対置させた部分のみに正確に限定すること
が可能となる。
に示したように、接着治具のアウターブロック3oから
なる接着剤供給面4oと、インナーブロック3iからな
る接着剤供給面4iからなっている。これらの接着剤供
給面4は、同図(b)に示したように、接着治具3に上
キャビ1を置いたときに、接着リブ1aの接着剤を塗布
すべき面と微小間隔w1、即ち、毛細管現象により接着
剤5が這い上がってくる程度の間隔(例えば0.1mm
程度)をなすように設けられている。また、接着剤供給
面4oと接着剤供給面4iは、上キャビ1の全周に設け
られている接着リブ1aが上キャビ1の端部の全周に設
けられているのに対応して周状に設けられており、さら
に、これらの接着剤供給面4o、4iは、接着治具3上
に上キャビ1を容易に水平に置けるように、上方に開い
た形で、それらの端部がそれぞれ同一平面にあるように
設けられている。接着剤供給面4oを構成するアウター
ブロック3oの端部4oaにおける角度θoや、接着剤
供給面4iを構成するインナーブロック3iの端部4i
aにおける角度θiは、それぞれ接着リブ1aの接着剤
を塗布する面に対して鋭角的に形成されている。これに
より、図2に示したように、これらの端部4oaあるい
は端部4iaを越えて接着剤5が接着リブ1aの上方へ
這い上がることを防止できるので、接着リブ1aへの接
着剤の塗布位置を接着リブ1aに対して接着剤供給面4
を微小間隔で対置させた部分のみに正確に限定すること
が可能となる。
【0019】接着剤供給路7は、接着剤5が毛細管現象
により接着剤溜り6から接着剤供給面4の一端4bへ這
い上がる程度の狭い幅w2の間隙とする。
により接着剤溜り6から接着剤供給面4の一端4bへ這
い上がる程度の狭い幅w2の間隙とする。
【0020】図3に示した接着剤溜り6は、そこに接着
剤5を入れた場合の液面が、接着剤供給面4の端部4o
aよりも低くなるようにする。これにより、上キャビ1
を図3のように接着治具3の上に置いた場合に、接着リ
ブ1aと接着剤供給面4との微小間隙を這い上がってく
る接着剤5の高さを、接着剤溜り6における接着剤5の
液面の高さによらず一定にすることができる。
剤5を入れた場合の液面が、接着剤供給面4の端部4o
aよりも低くなるようにする。これにより、上キャビ1
を図3のように接着治具3の上に置いた場合に、接着リ
ブ1aと接着剤供給面4との微小間隙を這い上がってく
る接着剤5の高さを、接着剤溜り6における接着剤5の
液面の高さによらず一定にすることができる。
【0021】また、接着剤溜り6にはフロート8が設け
られており、このフロート8にはさらに接着剤溜り6中
の接着剤5の液面を検知する検知装置と接着剤供給タン
クが接続されており(図示せず)、これにより接着剤溜
り6中の接着剤5がなくらないように管理している。な
お、上述のように接着リブ1aと接着剤供給面4との微
小間隙を這い上がってくる接着剤5の高さは接着剤溜り
6中の接着剤5の液面の高さに依存しないので、この場
合の接着剤の管理としては、接着剤溜り6中の接着剤5
の液面の高さを一定に保持するという厳密な管理は必要
ではなく、接着剤溜り6中の接着剤5がなくならないよ
うにする程度の管理でよい。また、フロート8を図3に
示したように接着剤溜り6の上面を広く覆うように形成
した場合には、フロート8は、上述のように接着剤溜り
6中の接着剤5の液量を管理するという他に接着剤溜り
6中の接着剤5の蒸発を防ぐという機能も果たすので好
ましい。
られており、このフロート8にはさらに接着剤溜り6中
の接着剤5の液面を検知する検知装置と接着剤供給タン
クが接続されており(図示せず)、これにより接着剤溜
り6中の接着剤5がなくらないように管理している。な
お、上述のように接着リブ1aと接着剤供給面4との微
小間隙を這い上がってくる接着剤5の高さは接着剤溜り
6中の接着剤5の液面の高さに依存しないので、この場
合の接着剤の管理としては、接着剤溜り6中の接着剤5
の液面の高さを一定に保持するという厳密な管理は必要
ではなく、接着剤溜り6中の接着剤5がなくならないよ
うにする程度の管理でよい。また、フロート8を図3に
示したように接着剤溜り6の上面を広く覆うように形成
した場合には、フロート8は、上述のように接着剤溜り
6中の接着剤5の液量を管理するという他に接着剤溜り
6中の接着剤5の蒸発を防ぐという機能も果たすので好
ましい。
【0022】この実施例の接着治具3は、上キャビ1を
接着治具3の上に置いた場合に、接着リブ1aの接着剤
を塗布すべき部分が接着剤供給面3と微小間隔をおいて
対置するように、上キャビ1を保持するつき当て部材9
を有している。即ち、上キャビ1がつき当て部材9につ
き当った時には、図1(b)に示したように、接着リブ
1aの下端はインナーブロック3iとはつき当らない
が、這い上がってきた接着剤5とは接触するように、つ
き当て部材9の設置位置を調節する。これにより、接着
治具3上に上キャビ1を置くだけで接着剤を正確な位置
に塗布できるようになる。
接着治具3の上に置いた場合に、接着リブ1aの接着剤
を塗布すべき部分が接着剤供給面3と微小間隔をおいて
対置するように、上キャビ1を保持するつき当て部材9
を有している。即ち、上キャビ1がつき当て部材9につ
き当った時には、図1(b)に示したように、接着リブ
1aの下端はインナーブロック3iとはつき当らない
が、這い上がってきた接着剤5とは接触するように、つ
き当て部材9の設置位置を調節する。これにより、接着
治具3上に上キャビ1を置くだけで接着剤を正確な位置
に塗布できるようになる。
【0023】また、この接着治具3には圧力調整穴10
が設けられている。これにより、上キャビ1を接着治具
3においてもその内部が密閉されることがなくなるの
で、内外の圧力を一定に保持させることが可能となる。
が設けられている。これにより、上キャビ1を接着治具
3においてもその内部が密閉されることがなくなるの
で、内外の圧力を一定に保持させることが可能となる。
【0024】なお、この接着治具3に使用する接着剤5
としては、毛細管現象により接着剤供給路7の微小間隙
と、接着リブ1aと接着剤供給面4との微小間隔をつた
わる程度の粘度の液状接着剤を使用する。また、接着治
具3の構成素材としては、接着剤5に侵されないもので
ある限り特に制限はないが、例えばアルミニウムやSU
S等を使用することができる。
としては、毛細管現象により接着剤供給路7の微小間隙
と、接着リブ1aと接着剤供給面4との微小間隔をつた
わる程度の粘度の液状接着剤を使用する。また、接着治
具3の構成素材としては、接着剤5に侵されないもので
ある限り特に制限はないが、例えばアルミニウムやSU
S等を使用することができる。
【0025】以上のような接着治具3の使用方法として
は、まず、接着剤溜り6の中へ接着剤5を入れる。する
と、図1(a)に示したように、接着剤5は接着剤供給
路7をつたわって接着剤供給面4の一端4bに達する。
そこで、上キャビ1をつき当て部材9につき当たるよう
にして接着治具3上に置くと、同図(b)に示したよう
に接着リブ1aは接着剤供給面4と微小間隔w1を置い
て対面し、その間隙を接着剤5が毛細管現象により這い
上がり、接着剤供給面4の他端に達する。その後上キャ
ビ1を持ち上げて接着リブ1aを接着剤供給面4から離
すと、同図(c)に示したように接着リブ1aの所定位
置には接着剤5が付着しているので、同図(d)に示し
たように下キャビ2と嵌合させる。これにより接着剤5
は接着面全面にいきわたるので十分な接着強度が得られ
ることとなる。なお、上キャビ1と下キャビ2とを嵌合
させた場合には、同図(d)に示したように樹脂溜り1
1が形成されるようにしておくことが好ましい。これに
より接着剤がバッテリーパックの外表面に溢れ出ること
を完全に防止できる。
は、まず、接着剤溜り6の中へ接着剤5を入れる。する
と、図1(a)に示したように、接着剤5は接着剤供給
路7をつたわって接着剤供給面4の一端4bに達する。
そこで、上キャビ1をつき当て部材9につき当たるよう
にして接着治具3上に置くと、同図(b)に示したよう
に接着リブ1aは接着剤供給面4と微小間隔w1を置い
て対面し、その間隙を接着剤5が毛細管現象により這い
上がり、接着剤供給面4の他端に達する。その後上キャ
ビ1を持ち上げて接着リブ1aを接着剤供給面4から離
すと、同図(c)に示したように接着リブ1aの所定位
置には接着剤5が付着しているので、同図(d)に示し
たように下キャビ2と嵌合させる。これにより接着剤5
は接着面全面にいきわたるので十分な接着強度が得られ
ることとなる。なお、上キャビ1と下キャビ2とを嵌合
させた場合には、同図(d)に示したように樹脂溜り1
1が形成されるようにしておくことが好ましい。これに
より接着剤がバッテリーパックの外表面に溢れ出ること
を完全に防止できる。
【0026】
【発明の効果】この発明の接着剤の塗布方法によれば、
接合部材を接着剤で接合する場合に、接着後に接着剤の
はみ出しが発生せず、かつ十分な接着強度が得られるよ
うに接合部材に接着剤を塗布することが可能となる。ま
た、この発明の接着治具によれば、この方法を容易に実
施することが可能となる。
接合部材を接着剤で接合する場合に、接着後に接着剤の
はみ出しが発生せず、かつ十分な接着強度が得られるよ
うに接合部材に接着剤を塗布することが可能となる。ま
た、この発明の接着治具によれば、この方法を容易に実
施することが可能となる。
【図1】実施例の接着剤の塗布方法の説明図である。
【図2】実施例の接着剤の塗布方法の説明図である。
【図3】実施例の接着治具の断面図である。
【図4】実施例の接着治具の上面図である。
【図5】バッテリーパックの斜視図(a)及びその接着
部付近の断面図(b)である。
部付近の断面図(b)である。
1 上キャビ
1a 接着リブ
2 下キャビ
3 接着治具
3i インナーブロック
3o アウターブロック
4、4i、4o 接着剤供給面
5 接着剤
6 接着剤溜り
7 接着剤供給路
8 フロート
9 つき当て部材
10 圧力調整穴
11 樹脂溜り
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−89621(JP,A)
特開 平3−114562(JP,A)
特開 平6−21660(JP,A)
特公 昭57−12257(JP,B2)
特公 昭61−35933(JP,B2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B29C 65/00 - 65/82
B05C 1/00 - 3/20
B05C 7/00 - 21/00
B05D 1/00 - 7/26
C09J 5/00 - 5/10
Claims (5)
- 【請求項1】 接合部材に接着治具により接着剤を塗布
する方法において、接合部材の接着剤を塗布すべき部分
と接着治具の接着剤供給面とを微小間隔をあけて対置さ
せ、その接合部材と接着剤供給面との微小間隙に接着剤
を毛細管現象により供給し、その後接合部材を接着剤供
給面から離すことにより接合部材に接着剤を付着させる
ことを特徴とする接着剤の塗布方法。 - 【請求項2】 接着治具の接着剤供給面を、接合部材の
接着剤を塗布すべき部分と微小間隔をおいて嵌合し、か
つ上方に開いた形状に形成し、接合部材を接着剤供給面
に対して上方から下方へ挿入するように配する請求項1
記載の接着剤の塗布方法。 - 【請求項3】 接合部材の接着剤を塗布すべき部分と微
小間隔をおいて対置する接着剤供給面、接着剤を溜めて
おく接着剤溜り、接着剤溜りから接着剤供給面の一端へ
毛細管現象により接着剤を供給する接着剤供給路を有す
ることを特徴とする接着治具。 - 【請求項4】 接合部材の接着剤を塗布すべき部分が接
着剤供給面と微小間隔をおいて対置するように接合部材
を保持するつき当て部材を有する請求項3記載の接着治
具。 - 【請求項5】 接着剤供給面を構成する部材が、接着剤
溜りから接着剤を供給される側と反対側の端部におい
て、接合部材の接着剤を塗布する面に対して鋭角的に形
成されている請求項3または4記載の接着治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24271292A JP3376495B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 接着剤の塗布方法及び接着治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24271292A JP3376495B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 接着剤の塗布方法及び接着治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664045A JPH0664045A (ja) | 1994-03-08 |
| JP3376495B2 true JP3376495B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17093124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24271292A Expired - Fee Related JP3376495B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 接着剤の塗布方法及び接着治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376495B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003017019A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Sony Corp | ケース |
| JP3880931B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2007-02-14 | 株式会社エンプラス | プレートの組立構造 |
| JP3880930B2 (ja) * | 2002-07-26 | 2007-02-14 | 株式会社エンプラス | プレートの接着部構造 |
| CN101048338B (zh) * | 2004-10-27 | 2013-10-30 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 由两块板构成的流体容器 |
Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP5712257B2 (ja) | 2006-03-27 | 2015-05-07 | ザ バック インスティテュート フォー エイジ リサーチ | 癌の処置および予防のための試薬および方法 |
| JP6135933B2 (ja) | 2012-01-06 | 2017-05-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レンズ鏡筒 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP24271292A patent/JP3376495B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5712257B2 (ja) | 2006-03-27 | 2015-05-07 | ザ バック インスティテュート フォー エイジ リサーチ | 癌の処置および予防のための試薬および方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0664045A (ja) | 1994-03-08 |
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