JP3371693B2 - 話速変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリに記憶させ
た音声データを設定手段からの設定操作に応じて圧縮あ
るいは伸長して可変速再生する話速変換装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】近年、マイクロホン等より入力したアナ
ログ音声をディジタル音声データに変換してメモリ等の
記録媒体に記録し、その記録したディジタル音声データ
をアナログ音声信号に変換してスピーカで再生できるよ
うにした音声再生装置を電話機等の各種の電子・通信機
器に適用して、音声メモ、音声ガイガイダンスとして利
用されるようになった。 【0003】この種の音声再生装置において、メモリ等
の記録媒体に記録されたディジタル音声データを圧縮再
生して、高速で早聞き再生をできようにしたものが種々
提案されている。例えば、特開平6−332500号公
報においては、操作部により指示された再生速度が標準
再生速度から所定の高速再生速度までの間である場合に
は音声信号の時間軸圧縮を行って内容が認識できる状態
で再生し、所定の高速再生速度を越える速度であるとき
には音声信号が記録されているか否かを判別可能な状態
で再生することが提案されている。 【0004】ここで、上記特開平6−332500号公
報に記載された時間軸圧縮は、例えば2倍速再生におい
ては、図5(a)に示すように、再生音声データのP1
部に重み窓関数W(m)を掛け、後部P2部にこれとは
反対の重み窓関数1−W(m)を掛け、それぞれを加算
することにより、2周期分の信号を1周期に時間軸圧縮
するTDHS(Time Domain Harmonic Scale)方式を採
用している。即ち、前後の関係を保ちつつ2つの波形の
平均を取ることにより、音がつながって聞こえるように
圧縮するものである。 【0005】また、4倍速再生においては、図5(b)
に示すように、再生音声データのP5部に重み窓関数W
(m)を掛け、後部P6部にこれとは反対の重み窓関数
1−W(m)を掛けて、波形部P5とP6の間の2個の
波形部を間引いて、重み付けされた波形P5部とP6部
とを加算することにより、4周期分の信号を1周期に時
間軸圧縮する。また、図5(a)(b)の矢印で示すよ
うに、重み窓関数の傾きをかえることにより、さらに細
かい速度調整が可能となるものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−332500号公報に記載されたものにお
いては、メモリから読み出す音声データの転送速度を制
御できないため、大きな容量の専用メモリを設ける必要
が生じてコストが上昇するという問題を生じる。また、
音声データの圧縮率を連続的に制御することができない
ため、すなわち、再生速度を連続的に制御できないた
め、この種再生装置の操作性が悪いという問題を生じ
る。そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、大きな専用メモリを設けることなく、再生速度
を自由に可変速できるようにすることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、メモリに記憶
させた音声データを設定手段からの設定に応じて圧縮あ
るいは伸長して可変速再生する話速変換装置であって、
請求項1に記載の発明によれば、メモリから読み出す音
声データの転送速度を設定手段からの設定に応じて可変
速転送する転送速度制御手段を備えることにより、小さ
な容量のメモリを設けるだけで、所望の音声データの圧
縮伸長が可能となるので、大きな容量のメモリを設ける
必要がなくなって、この種の話速変換装置を安価に製造
できるようになる。 【0008】また、設定手段からの設定に応じた圧縮率
あるいは伸長率を算出する圧縮伸長率制御手段を備える
ことにより、連続的に圧縮率あるいは伸長率を算出する
ことが可能となって、連続的に音声データを圧縮、伸長
できるようになる。さらに、圧縮伸長率制御手段が算出
した圧縮率あるいは伸長率に基づいて転送速度制御手段
から転送される音声データを圧縮あるいは伸長する圧縮
伸長手段を備えることにより、音声データを効率よく圧
縮、伸長できるようになる。ここで、上記設定手段は、
車速センサからなるセンサを用いる。また、車速が大き
くなると音声を圧縮して速い速度で再生し、車速が遅い
場合は通常の速度で再生することを特徴とする。このよ
うに、センサとして車速センサを用いることで、車速が
速い場合には速い速度で再生することにより、例えば、
ナビゲーションシステムに用いた場合には、目的地点に
近づくと早口で音声ガイドが行われるため、速い速度で
運転していても目的地点を通過することが防止できる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の話速変換装置を
携帯電話の音声メモあるいは音声ガイダンスに適用した
場合の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は音声
メモあるいは音声ガイダンス機能を備えた携帯電話1の
概略を示す図である。この携帯電話1は、音声メモある
いは音声ガイダンスに記憶された音声データを段々遅く
再生するためのダウンスイッチ2と、段々速く再生する
ためのアップスイッチ3と、これらのスイッチ2,3の
操作の設定を元に戻すリセットスイッチ4と、ダイヤル
するためのテンキーとアスタリスクキー(*)とシャー
プキー(#)との12個のキーからなるダイヤルキー5
と、ダイヤル番号等を表示する表示装置6とをその外表
面に備えるとともに、その内部にダウンスイッチ2、ア
ップスイッチ3およびリセットスイッチ4に接続される
本発明の話速変換装置(図2参照)を備えている。 【0010】図2は本発明の話速変換装置の構成を示す
ブロック図である。この話速変換装置は、アナログ音声
信号をディジタル音声データに符号化して記憶するメモ
リ10と、メモリ10から読み出すディジタル音声デー
タの転送速度をダウンスイッチ2のスイッチ操作および
アップスイッチ3のスイッチ操作に応じた速度で話速変
換部30に転送する転送速度制御部20と、ダウンスイ
ッチ2のスイッチ操作に応じた伸長率あるいはアップス
イッチ3のスイッチ操作に応じた圧縮率を算出するとと
もに、算出した伸長率あるいは圧縮率に基づいてディジ
タル音声データを伸長あるいは圧縮する話速変換部30
と、話速変換部30から伸長あるいは圧縮されて出力さ
れるディジタル音声データをアナログ音声信号に変換す
るとともに、この変換されたアナログ音声信号を音声に
変換するD/A変換部40と、上述の各スイッチ2,
3,4から構成している。 【0011】ここで、各スイッチ2,3,4は設定手段
となり、ダウンスイッチ2は、このスイッチ2を押圧し
ている間は所定の値となるまで所定の時間毎に下降信号
を出力し、押圧を停止することにより停止した位置の出
力を保持するスイッチである。一方、アップスイッチ3
は、このスイッチ3を押圧している間は所定の値となる
まで所定の時間毎に上昇信号を出力し、押圧を停止する
ことにより停止した位置の出力を保持するスイッチであ
る。 【0012】メモリ10はROMあるいはRAMから構
成しており、アナログ音声をそのままディジタル変調方
式で符号化されたディジタル音声データを、あるいはア
ナログ音声を適応差分パルス符号変調方式(Adaptive D
iferential Pulse Cord Modulation)、いわゆるADP
CMで符号化されたディジタル音声データを予め記憶し
ている。このメモリ10は、例えば、5分間分のディジ
タル音声データを記憶するために10Mビットの記憶容
量のものを使用する。 【0013】転送速度制御部20はメモリ10に記憶さ
れたディジタル音声データを1フレーム(この場合、3
2msのディジタル音声データを1フレームとしてい
る)毎にメモリ10から読み出すとともに、その読み出
した1フレーム毎のディジタル音声データを話速変換部
30に転送するための速度を上述のダウンスイッチ2の
スイッチ操作あるいはアップスイッチ3のスイッチ操作
に応じて制御するために設けている。そして、後述する
話速変換部30の圧縮伸長率制御回路31が算出した伸
長率あるいは圧縮率(以後、圧縮伸長率という)に応じ
た速度でメモリ10から1フレーム毎のディジタル音声
データを読み出し、圧縮伸長率に応じた転送速度で話速
変換部30のメモリ(例えばRAM)に1フレーム毎の
ディジタル音声データを送出することとなる。そのた
め、話速変換部30のメモリ(例えばRAM)の記憶容
量は小さく、例えば10〜20Kビットの記憶容量のも
のを用いる。 【0014】話速変換部30はCPU,ROM,RAM
等からなる周知のマイクロコンピュータにより構成さ
れ、ダウンスイッチ2のスイッチ操作に応じた伸長率あ
るいはアップスイッチ3のスイッチ操作に応じた圧縮率
を演算して算出するとともに、この算出した演算結果を
転送速度制御部20および圧縮伸長回路32に送出する
圧縮伸長率制御回路31と、メモリ10に記憶されたデ
ィジタル音声データを転送速度制御部20を介してその
RAMに1フレーム毎に取り込んで、そのRAMに取り
込んだ1フレーム毎のディジタル音声データを圧縮伸長
率制御回路31から送出された圧縮伸長率に基づいて圧
縮あるいは伸長して、圧縮あるいは伸長されたディジタ
ル音声データをD/A変換部40に送出する圧縮伸長回
路32とからなる。 【0015】D/A変換部40は話速変換部30の圧縮
伸長回路32から送出された圧縮あるいは伸長された1
フレーム毎のディジタル音声データをアナログ音声信号
に変換するD/A変換器と、D/A変換器により変換さ
れたアナログ音声信号を増幅する増幅器と、増幅器によ
り増幅されたアナログ音声信号を音声に変換するスピー
カより構成されている。 【0016】ついで、上述のように構成した話速変換装
置の処理動作を図3および図4のフローチャートに基づ
いて説明する。なお、このフローチャートに対応するプ
ログラムは話速変換部30を構成するマイクロコンピュ
ータのROMに予め記憶されている。この携帯電話1の
図示しない電源スイッチがオン動作されることにより、
話速変換部30のマイクロコンピュータはステップ10
0にて話速変換の処理プログラムの実行を開始する。つ
いで、ステップ102にて、第1フレームカウンタのカ
ウント値mをリセット(m=0)した後、ステップ10
4に移行して、第2フレームカウンタのカウント値kを
リセット(k=0)するとともに、圧縮伸長率R(m)
を初期値Ri(Ri=1.0)に初期化する。 【0017】ついで、ステップ106に移行して、メモ
リ10に記憶されたディジタル音声データの1フレーム
(32ms分)を転送速度制御回路20が圧縮伸長率制
御回路31の圧縮伸長率に応じた転送速度(例えば、ア
ップスイッチ3が押圧されて圧縮する場合は速い速度で
転送し、ダウンスイッチ2が押圧されて伸長する場合は
遅い速度で転送する)で読み出したディジタル音声デー
タS(m,n)(なお、nは1〜Nの数値に設定可能で
あり、Nはサンプリング値を表し、例えば256に設定
されている)を取り込むとともに、ステップ102にて
リセットした第1フレームカウンタのカウント値mをイ
ンクリメント(m=m+1)する。 【0018】ついで、ステップ108に移行して、ダウ
ンスイッチ2、アップスイッチ3およびリセットスイッ
チ4のうちのいずれかのスイッチ2,3,4がスイッチ
操作されたか否かの判定を行う。ここで、いずれかのス
イッチ2,3,4がスイッチ操作されていると、この操
作信号が話速変換部30に入力されて、このステップ1
08にて「Yes」と判定して、次のステップ110に
移行する。スイッチ2,3,4のいずれのスイッチもス
イッチ操作がなされていないと、ステップ108にて
「No」と判定してステップ120に移行する。 【0019】ステップ110に移行すると、ステップ1
04にてリセットした第2フレームカウンタのカウント
値kをインクリメント(k=k+1)して、ステップ1
12に移行し、ステップ108にて判定したスイッチ操
作がリセットスイッチ4のスイッチ操作であったか否か
の判定を行う。リセットスイッチ4がスイッチ操作され
ていると、このステップ112にて「Yes」と判定し
てステップ104に戻り、上述の処理動作を繰り返し実
行する。リセットスイッチ4がスイッチ操作されていな
いと、このステップ112にて「No」と判定してステ
ップ114に移行する。 【0020】ステップ114に移行すると、ステップ1
08にて判定したスイッチ操作がアップスイッチ3のス
イッチ操作であったか否かの判定を行う。アップスイッ
チ3がスイッチ操作されていると、このステップ114
にて「Yes」と判定してステップ116に移行し、ア
ップスイッチ3がスイッチ操作されていないと、ダウン
スイッチ2が操作されていることとなるので、このステ
ップ114にて「No」と判定してステップ118に移
行する。 【0021】アップスイッチ3はこのスイッチ3を押圧
している間は所定の値となるまで所定の時間毎に上昇信
号を出力するものであるので、ステップ116に移行す
ると、アップスイッチ3のスイッチ操作、即ち圧縮率を
上昇させる操作に応じた圧縮伸長率(この場合は圧縮
率)R(m)=Ff(R(m−1),k)に変更する。
即ち、圧縮伸長率制御部がアップスイッチ3のスイッチ
操作状態を検出すると、この検出値に応じた信号に基づ
いて圧縮率R(m)=Ff(R(m−1),k)の演算
を次の数1に基づいて行って、圧縮率R(m)を算出
し、次のステップ120に移行する。 【0022】 【数1】 R(m)=Re+(Ri−Re)exp(−m/τ) ただし、Reは最終の圧縮伸長率を表し、τは時間を表
す。 【0023】同様にして、ダウンスイッチ2はこのスイ
ッチ2を押圧している間は所定の値となるまで所定の時
間毎に下降信号を出力するものであるので、ステップ1
18に移行すると、ダウンスイッチ2のスイッチ操作、
即ち伸長率を上昇させる操作に応じた圧縮伸長率(この
場合は伸長率)R(m)=Fs(R(m−1),k)に
変更する。即ち、圧縮伸長率制御回路31がダウンスイ
ッチ2のスイッチ操作状態を検出すると、この検出値に
応じた信号に基づいて伸長率R(m)=Fs(R(m−
1),k)の演算を上記した数1に基づいて行って、伸
長率R(m)を算出し、次のステップ120に移行す
る。 【0024】ステップ120に移行すると、ステップ1
16にて求めた圧縮率R(m)あるいはステップ118
にて求めた伸長率R(m)に基づいて、ステップ106
にて取り込んだ1フレーム分の音声波形データS(m,
n)を時間軸圧縮あるいは時間軸伸長を行い、新たな音
声波形データS’(m,n(n=1〜N−α))として
次のステップ122に移行する。 【0025】ステップ122に移行すると、ステップ1
20にて求めた新たな音声波形データS’(m,n(n
=1−N−α))をそのRAMに記憶させるとともに、
新たな音声波形データS’(m,n(n=1〜N−
α))をD/A変換部40に送出する。これにより、D
/A変換部40のD/A変換器は新たな音声波形データ
S’(m,n(n=1〜N−α))をアナログ音声信号
に変換するとともに、D/A変換器により変換されたア
ナログ音声信号を増幅器により増幅して、スピーカより
圧縮あるいは伸長した音声を発することとなる。 【0026】ついで、ステップ124に移行し、話速変
換部30は、メモリ10に記憶されたディジタル音声デ
ータの全てを転送速度制御部20が読み出したか否か、
即ち、転送速度制御部20が読み出すデータが残ってい
るか否か、あるいは、図示しない再生終了スイッチが押
圧されたか否かの判定を行う。転送速度制御部20が読
み出すディジタル音声データが残っている場合、あるい
は再生終了スイッチが押圧されていない場合は、このス
テップ124にて「Yes」と判定して上述のステップ
106に戻り、音声波形データを取り込んで、ステップ
106からステップ124までの処理動作を繰り返し実
行する。転送速度制御部20が読み出すデータが残って
いない場合、あるいは、再生終了スイッチが押圧された
場合は、音声再生処理が終了したものとして、ステップ
126に移行してこの処理プログラムの実行を終了す
る。 【0027】上述のように構成した本実施の形態におい
ては、メモリ10に記憶させたディジタル音声データを
ダウンスイッチ2のスイッチ操作に応じた伸長率あるい
はアップスイッチ3のスイッチ操作に応じた圧縮率に応
じて可変速転送する転送速度制御部20を備えているの
で、話速変換部30は10〜20Kビットの小さな容量
のメモリ(RAM)を設けるだけで、所望の音声データ
の圧縮伸長が可能となり、大きな容量のメモリ設ける必
要がなくなって、この種の話速変換装置を安価に製造で
きるようになる。 【0028】また、ダウンスイッチ2のスイッチ操作に
応じた伸長率あるいはアップスイッチ3のスイッチ操作
に応じた圧縮率を算出する圧縮伸長率制御回路31を備
えているので、連続的に圧縮率あるいは伸長率を算出す
ることが可能となって、連続的にメモリ10に記憶させ
たディジタル音声データを圧縮、伸長できるようにな
る。 【0029】さらに、圧縮伸長率制御回路31が算出し
た圧縮伸長率に基づいて転送速度制御部20から転送さ
れるメモリ10に記憶させたディジタル音声データを圧
縮あるいは伸長する圧縮伸長回路32を備えることによ
り、音声データを効率よく圧縮、伸長できるようにな
る。 【0030】なお、上述の実施の形態においては、設定
手段としてダウンスイッチ2およびアップスイッチ3を
用いてメモリ10に記憶させたディジタル音声データを
伸長あるいは圧縮する例について説明したが、設定手段
として、車速センサあるいは騒音センサ等の各種センサ
を用いるようにしてもよい。例えば、騒音センサを用い
る場合、騒音が大きい場合は音声を伸長して遅い速度で
再生して、明瞭に聞き取れるように設定するとよい。 【0031】また、上述の実施の形態においては、本発
明の話速変換装置を音声メモあるいは音声ガイダンス機
能を有する携帯電話に適用する例について説明したが、
携帯電話に限らず、音声メモあるいは音声ガイダンス機
能を有する電子通信機器、例えば、音声ガイダンス機能
を有するナビゲーションシステムに用いるようにしても
よい。音声ガイダンス機能を有するナビゲーションシス
テムに用いる場合、車速が大きくなると音声を圧縮して
速い速度で再生し、車速が遅い場合は通常の速度で再生
して車速に追従できように設定するとよい。このように
設定すると、目的地点に近づくと早口で音声ガイドが行
われ、速い速度で運転していても目的地点を通過するこ
とが防止できるようになる。
た音声データを設定手段からの設定操作に応じて圧縮あ
るいは伸長して可変速再生する話速変換装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】近年、マイクロホン等より入力したアナ
ログ音声をディジタル音声データに変換してメモリ等の
記録媒体に記録し、その記録したディジタル音声データ
をアナログ音声信号に変換してスピーカで再生できるよ
うにした音声再生装置を電話機等の各種の電子・通信機
器に適用して、音声メモ、音声ガイガイダンスとして利
用されるようになった。 【0003】この種の音声再生装置において、メモリ等
の記録媒体に記録されたディジタル音声データを圧縮再
生して、高速で早聞き再生をできようにしたものが種々
提案されている。例えば、特開平6−332500号公
報においては、操作部により指示された再生速度が標準
再生速度から所定の高速再生速度までの間である場合に
は音声信号の時間軸圧縮を行って内容が認識できる状態
で再生し、所定の高速再生速度を越える速度であるとき
には音声信号が記録されているか否かを判別可能な状態
で再生することが提案されている。 【0004】ここで、上記特開平6−332500号公
報に記載された時間軸圧縮は、例えば2倍速再生におい
ては、図5(a)に示すように、再生音声データのP1
部に重み窓関数W(m)を掛け、後部P2部にこれとは
反対の重み窓関数1−W(m)を掛け、それぞれを加算
することにより、2周期分の信号を1周期に時間軸圧縮
するTDHS(Time Domain Harmonic Scale)方式を採
用している。即ち、前後の関係を保ちつつ2つの波形の
平均を取ることにより、音がつながって聞こえるように
圧縮するものである。 【0005】また、4倍速再生においては、図5(b)
に示すように、再生音声データのP5部に重み窓関数W
(m)を掛け、後部P6部にこれとは反対の重み窓関数
1−W(m)を掛けて、波形部P5とP6の間の2個の
波形部を間引いて、重み付けされた波形P5部とP6部
とを加算することにより、4周期分の信号を1周期に時
間軸圧縮する。また、図5(a)(b)の矢印で示すよ
うに、重み窓関数の傾きをかえることにより、さらに細
かい速度調整が可能となるものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−332500号公報に記載されたものにお
いては、メモリから読み出す音声データの転送速度を制
御できないため、大きな容量の専用メモリを設ける必要
が生じてコストが上昇するという問題を生じる。また、
音声データの圧縮率を連続的に制御することができない
ため、すなわち、再生速度を連続的に制御できないた
め、この種再生装置の操作性が悪いという問題を生じ
る。そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、大きな専用メモリを設けることなく、再生速度
を自由に可変速できるようにすることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、メモリに記憶
させた音声データを設定手段からの設定に応じて圧縮あ
るいは伸長して可変速再生する話速変換装置であって、
請求項1に記載の発明によれば、メモリから読み出す音
声データの転送速度を設定手段からの設定に応じて可変
速転送する転送速度制御手段を備えることにより、小さ
な容量のメモリを設けるだけで、所望の音声データの圧
縮伸長が可能となるので、大きな容量のメモリを設ける
必要がなくなって、この種の話速変換装置を安価に製造
できるようになる。 【0008】また、設定手段からの設定に応じた圧縮率
あるいは伸長率を算出する圧縮伸長率制御手段を備える
ことにより、連続的に圧縮率あるいは伸長率を算出する
ことが可能となって、連続的に音声データを圧縮、伸長
できるようになる。さらに、圧縮伸長率制御手段が算出
した圧縮率あるいは伸長率に基づいて転送速度制御手段
から転送される音声データを圧縮あるいは伸長する圧縮
伸長手段を備えることにより、音声データを効率よく圧
縮、伸長できるようになる。ここで、上記設定手段は、
車速センサからなるセンサを用いる。また、車速が大き
くなると音声を圧縮して速い速度で再生し、車速が遅い
場合は通常の速度で再生することを特徴とする。このよ
うに、センサとして車速センサを用いることで、車速が
速い場合には速い速度で再生することにより、例えば、
ナビゲーションシステムに用いた場合には、目的地点に
近づくと早口で音声ガイドが行われるため、速い速度で
運転していても目的地点を通過することが防止できる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の話速変換装置を
携帯電話の音声メモあるいは音声ガイダンスに適用した
場合の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は音声
メモあるいは音声ガイダンス機能を備えた携帯電話1の
概略を示す図である。この携帯電話1は、音声メモある
いは音声ガイダンスに記憶された音声データを段々遅く
再生するためのダウンスイッチ2と、段々速く再生する
ためのアップスイッチ3と、これらのスイッチ2,3の
操作の設定を元に戻すリセットスイッチ4と、ダイヤル
するためのテンキーとアスタリスクキー(*)とシャー
プキー(#)との12個のキーからなるダイヤルキー5
と、ダイヤル番号等を表示する表示装置6とをその外表
面に備えるとともに、その内部にダウンスイッチ2、ア
ップスイッチ3およびリセットスイッチ4に接続される
本発明の話速変換装置(図2参照)を備えている。 【0010】図2は本発明の話速変換装置の構成を示す
ブロック図である。この話速変換装置は、アナログ音声
信号をディジタル音声データに符号化して記憶するメモ
リ10と、メモリ10から読み出すディジタル音声デー
タの転送速度をダウンスイッチ2のスイッチ操作および
アップスイッチ3のスイッチ操作に応じた速度で話速変
換部30に転送する転送速度制御部20と、ダウンスイ
ッチ2のスイッチ操作に応じた伸長率あるいはアップス
イッチ3のスイッチ操作に応じた圧縮率を算出するとと
もに、算出した伸長率あるいは圧縮率に基づいてディジ
タル音声データを伸長あるいは圧縮する話速変換部30
と、話速変換部30から伸長あるいは圧縮されて出力さ
れるディジタル音声データをアナログ音声信号に変換す
るとともに、この変換されたアナログ音声信号を音声に
変換するD/A変換部40と、上述の各スイッチ2,
3,4から構成している。 【0011】ここで、各スイッチ2,3,4は設定手段
となり、ダウンスイッチ2は、このスイッチ2を押圧し
ている間は所定の値となるまで所定の時間毎に下降信号
を出力し、押圧を停止することにより停止した位置の出
力を保持するスイッチである。一方、アップスイッチ3
は、このスイッチ3を押圧している間は所定の値となる
まで所定の時間毎に上昇信号を出力し、押圧を停止する
ことにより停止した位置の出力を保持するスイッチであ
る。 【0012】メモリ10はROMあるいはRAMから構
成しており、アナログ音声をそのままディジタル変調方
式で符号化されたディジタル音声データを、あるいはア
ナログ音声を適応差分パルス符号変調方式(Adaptive D
iferential Pulse Cord Modulation)、いわゆるADP
CMで符号化されたディジタル音声データを予め記憶し
ている。このメモリ10は、例えば、5分間分のディジ
タル音声データを記憶するために10Mビットの記憶容
量のものを使用する。 【0013】転送速度制御部20はメモリ10に記憶さ
れたディジタル音声データを1フレーム(この場合、3
2msのディジタル音声データを1フレームとしてい
る)毎にメモリ10から読み出すとともに、その読み出
した1フレーム毎のディジタル音声データを話速変換部
30に転送するための速度を上述のダウンスイッチ2の
スイッチ操作あるいはアップスイッチ3のスイッチ操作
に応じて制御するために設けている。そして、後述する
話速変換部30の圧縮伸長率制御回路31が算出した伸
長率あるいは圧縮率(以後、圧縮伸長率という)に応じ
た速度でメモリ10から1フレーム毎のディジタル音声
データを読み出し、圧縮伸長率に応じた転送速度で話速
変換部30のメモリ(例えばRAM)に1フレーム毎の
ディジタル音声データを送出することとなる。そのた
め、話速変換部30のメモリ(例えばRAM)の記憶容
量は小さく、例えば10〜20Kビットの記憶容量のも
のを用いる。 【0014】話速変換部30はCPU,ROM,RAM
等からなる周知のマイクロコンピュータにより構成さ
れ、ダウンスイッチ2のスイッチ操作に応じた伸長率あ
るいはアップスイッチ3のスイッチ操作に応じた圧縮率
を演算して算出するとともに、この算出した演算結果を
転送速度制御部20および圧縮伸長回路32に送出する
圧縮伸長率制御回路31と、メモリ10に記憶されたデ
ィジタル音声データを転送速度制御部20を介してその
RAMに1フレーム毎に取り込んで、そのRAMに取り
込んだ1フレーム毎のディジタル音声データを圧縮伸長
率制御回路31から送出された圧縮伸長率に基づいて圧
縮あるいは伸長して、圧縮あるいは伸長されたディジタ
ル音声データをD/A変換部40に送出する圧縮伸長回
路32とからなる。 【0015】D/A変換部40は話速変換部30の圧縮
伸長回路32から送出された圧縮あるいは伸長された1
フレーム毎のディジタル音声データをアナログ音声信号
に変換するD/A変換器と、D/A変換器により変換さ
れたアナログ音声信号を増幅する増幅器と、増幅器によ
り増幅されたアナログ音声信号を音声に変換するスピー
カより構成されている。 【0016】ついで、上述のように構成した話速変換装
置の処理動作を図3および図4のフローチャートに基づ
いて説明する。なお、このフローチャートに対応するプ
ログラムは話速変換部30を構成するマイクロコンピュ
ータのROMに予め記憶されている。この携帯電話1の
図示しない電源スイッチがオン動作されることにより、
話速変換部30のマイクロコンピュータはステップ10
0にて話速変換の処理プログラムの実行を開始する。つ
いで、ステップ102にて、第1フレームカウンタのカ
ウント値mをリセット(m=0)した後、ステップ10
4に移行して、第2フレームカウンタのカウント値kを
リセット(k=0)するとともに、圧縮伸長率R(m)
を初期値Ri(Ri=1.0)に初期化する。 【0017】ついで、ステップ106に移行して、メモ
リ10に記憶されたディジタル音声データの1フレーム
(32ms分)を転送速度制御回路20が圧縮伸長率制
御回路31の圧縮伸長率に応じた転送速度(例えば、ア
ップスイッチ3が押圧されて圧縮する場合は速い速度で
転送し、ダウンスイッチ2が押圧されて伸長する場合は
遅い速度で転送する)で読み出したディジタル音声デー
タS(m,n)(なお、nは1〜Nの数値に設定可能で
あり、Nはサンプリング値を表し、例えば256に設定
されている)を取り込むとともに、ステップ102にて
リセットした第1フレームカウンタのカウント値mをイ
ンクリメント(m=m+1)する。 【0018】ついで、ステップ108に移行して、ダウ
ンスイッチ2、アップスイッチ3およびリセットスイッ
チ4のうちのいずれかのスイッチ2,3,4がスイッチ
操作されたか否かの判定を行う。ここで、いずれかのス
イッチ2,3,4がスイッチ操作されていると、この操
作信号が話速変換部30に入力されて、このステップ1
08にて「Yes」と判定して、次のステップ110に
移行する。スイッチ2,3,4のいずれのスイッチもス
イッチ操作がなされていないと、ステップ108にて
「No」と判定してステップ120に移行する。 【0019】ステップ110に移行すると、ステップ1
04にてリセットした第2フレームカウンタのカウント
値kをインクリメント(k=k+1)して、ステップ1
12に移行し、ステップ108にて判定したスイッチ操
作がリセットスイッチ4のスイッチ操作であったか否か
の判定を行う。リセットスイッチ4がスイッチ操作され
ていると、このステップ112にて「Yes」と判定し
てステップ104に戻り、上述の処理動作を繰り返し実
行する。リセットスイッチ4がスイッチ操作されていな
いと、このステップ112にて「No」と判定してステ
ップ114に移行する。 【0020】ステップ114に移行すると、ステップ1
08にて判定したスイッチ操作がアップスイッチ3のス
イッチ操作であったか否かの判定を行う。アップスイッ
チ3がスイッチ操作されていると、このステップ114
にて「Yes」と判定してステップ116に移行し、ア
ップスイッチ3がスイッチ操作されていないと、ダウン
スイッチ2が操作されていることとなるので、このステ
ップ114にて「No」と判定してステップ118に移
行する。 【0021】アップスイッチ3はこのスイッチ3を押圧
している間は所定の値となるまで所定の時間毎に上昇信
号を出力するものであるので、ステップ116に移行す
ると、アップスイッチ3のスイッチ操作、即ち圧縮率を
上昇させる操作に応じた圧縮伸長率(この場合は圧縮
率)R(m)=Ff(R(m−1),k)に変更する。
即ち、圧縮伸長率制御部がアップスイッチ3のスイッチ
操作状態を検出すると、この検出値に応じた信号に基づ
いて圧縮率R(m)=Ff(R(m−1),k)の演算
を次の数1に基づいて行って、圧縮率R(m)を算出
し、次のステップ120に移行する。 【0022】 【数1】 R(m)=Re+(Ri−Re)exp(−m/τ) ただし、Reは最終の圧縮伸長率を表し、τは時間を表
す。 【0023】同様にして、ダウンスイッチ2はこのスイ
ッチ2を押圧している間は所定の値となるまで所定の時
間毎に下降信号を出力するものであるので、ステップ1
18に移行すると、ダウンスイッチ2のスイッチ操作、
即ち伸長率を上昇させる操作に応じた圧縮伸長率(この
場合は伸長率)R(m)=Fs(R(m−1),k)に
変更する。即ち、圧縮伸長率制御回路31がダウンスイ
ッチ2のスイッチ操作状態を検出すると、この検出値に
応じた信号に基づいて伸長率R(m)=Fs(R(m−
1),k)の演算を上記した数1に基づいて行って、伸
長率R(m)を算出し、次のステップ120に移行す
る。 【0024】ステップ120に移行すると、ステップ1
16にて求めた圧縮率R(m)あるいはステップ118
にて求めた伸長率R(m)に基づいて、ステップ106
にて取り込んだ1フレーム分の音声波形データS(m,
n)を時間軸圧縮あるいは時間軸伸長を行い、新たな音
声波形データS’(m,n(n=1〜N−α))として
次のステップ122に移行する。 【0025】ステップ122に移行すると、ステップ1
20にて求めた新たな音声波形データS’(m,n(n
=1−N−α))をそのRAMに記憶させるとともに、
新たな音声波形データS’(m,n(n=1〜N−
α))をD/A変換部40に送出する。これにより、D
/A変換部40のD/A変換器は新たな音声波形データ
S’(m,n(n=1〜N−α))をアナログ音声信号
に変換するとともに、D/A変換器により変換されたア
ナログ音声信号を増幅器により増幅して、スピーカより
圧縮あるいは伸長した音声を発することとなる。 【0026】ついで、ステップ124に移行し、話速変
換部30は、メモリ10に記憶されたディジタル音声デ
ータの全てを転送速度制御部20が読み出したか否か、
即ち、転送速度制御部20が読み出すデータが残ってい
るか否か、あるいは、図示しない再生終了スイッチが押
圧されたか否かの判定を行う。転送速度制御部20が読
み出すディジタル音声データが残っている場合、あるい
は再生終了スイッチが押圧されていない場合は、このス
テップ124にて「Yes」と判定して上述のステップ
106に戻り、音声波形データを取り込んで、ステップ
106からステップ124までの処理動作を繰り返し実
行する。転送速度制御部20が読み出すデータが残って
いない場合、あるいは、再生終了スイッチが押圧された
場合は、音声再生処理が終了したものとして、ステップ
126に移行してこの処理プログラムの実行を終了す
る。 【0027】上述のように構成した本実施の形態におい
ては、メモリ10に記憶させたディジタル音声データを
ダウンスイッチ2のスイッチ操作に応じた伸長率あるい
はアップスイッチ3のスイッチ操作に応じた圧縮率に応
じて可変速転送する転送速度制御部20を備えているの
で、話速変換部30は10〜20Kビットの小さな容量
のメモリ(RAM)を設けるだけで、所望の音声データ
の圧縮伸長が可能となり、大きな容量のメモリ設ける必
要がなくなって、この種の話速変換装置を安価に製造で
きるようになる。 【0028】また、ダウンスイッチ2のスイッチ操作に
応じた伸長率あるいはアップスイッチ3のスイッチ操作
に応じた圧縮率を算出する圧縮伸長率制御回路31を備
えているので、連続的に圧縮率あるいは伸長率を算出す
ることが可能となって、連続的にメモリ10に記憶させ
たディジタル音声データを圧縮、伸長できるようにな
る。 【0029】さらに、圧縮伸長率制御回路31が算出し
た圧縮伸長率に基づいて転送速度制御部20から転送さ
れるメモリ10に記憶させたディジタル音声データを圧
縮あるいは伸長する圧縮伸長回路32を備えることによ
り、音声データを効率よく圧縮、伸長できるようにな
る。 【0030】なお、上述の実施の形態においては、設定
手段としてダウンスイッチ2およびアップスイッチ3を
用いてメモリ10に記憶させたディジタル音声データを
伸長あるいは圧縮する例について説明したが、設定手段
として、車速センサあるいは騒音センサ等の各種センサ
を用いるようにしてもよい。例えば、騒音センサを用い
る場合、騒音が大きい場合は音声を伸長して遅い速度で
再生して、明瞭に聞き取れるように設定するとよい。 【0031】また、上述の実施の形態においては、本発
明の話速変換装置を音声メモあるいは音声ガイダンス機
能を有する携帯電話に適用する例について説明したが、
携帯電話に限らず、音声メモあるいは音声ガイダンス機
能を有する電子通信機器、例えば、音声ガイダンス機能
を有するナビゲーションシステムに用いるようにしても
よい。音声ガイダンス機能を有するナビゲーションシス
テムに用いる場合、車速が大きくなると音声を圧縮して
速い速度で再生し、車速が遅い場合は通常の速度で再生
して車速に追従できように設定するとよい。このように
設定すると、目的地点に近づくと早口で音声ガイドが行
われ、速い速度で運転していても目的地点を通過するこ
とが防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の話速変換装置を携帯電話に適用した
場合の携帯電話の外形を示す図である。 【図2】 本発明の話速変換装置の構成を示すブロック
図である。 【図3】 図2の話速変換装置の処理動作を示すフロー
チャートの前半部を示す図である。 【図4】 図2の話速変換装置の処理動作を示すフロー
チャートの後半部を示す図である。 【図5】 従来の音声の時間軸圧縮を表す波形図であ
る。 【符号の説明】 1…携帯電話、2…ダウンスイッチ(設定手段)、3…
アップスイッチ(設定手段)、4…リセットスイッチ、
10…メモリ、20…転送速度制御部、30…話速変換
部、31…圧縮伸長率制御回路、32…圧縮伸長回路、
40…D/A変換部
場合の携帯電話の外形を示す図である。 【図2】 本発明の話速変換装置の構成を示すブロック
図である。 【図3】 図2の話速変換装置の処理動作を示すフロー
チャートの前半部を示す図である。 【図4】 図2の話速変換装置の処理動作を示すフロー
チャートの後半部を示す図である。 【図5】 従来の音声の時間軸圧縮を表す波形図であ
る。 【符号の説明】 1…携帯電話、2…ダウンスイッチ(設定手段)、3…
アップスイッチ(設定手段)、4…リセットスイッチ、
10…メモリ、20…転送速度制御部、30…話速変換
部、31…圧縮伸長率制御回路、32…圧縮伸長回路、
40…D/A変換部
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−332500(JP,A)
特開 平5−303400(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G10L 19/00
G10L 13/00
G10L 21/04
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 メモリに記憶させた音声データを設定手
段からの設定に応じて圧縮あるいは伸長して可変速再生
する話速変換装置であって、 前記メモリから読み出す音声データの転送速度を前記設
定手段からの設定に応じて可変速転送する転送速度制御
手段と、 前記設定手段からの設定に応じた圧縮率あるいは伸長率
を算出する圧縮伸長率制御手段と、 前記圧縮伸長率制御手段が算出した圧縮率あるいは伸長
率に基づいて前記転送速度制御手段から転送される音声
データを圧縮あるいは伸長する圧縮伸長手段とを備え、 前記設定手段は、車速センサからなるセンサを用いると
ともに、 車速が大きくなると音声を圧縮して速い速度で再生し、
車速が遅い場合は通常の速度で再生すること を特徴とす
る話速変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18102496A JP3371693B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 話速変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18102496A JP3371693B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 話速変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1027000A JPH1027000A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3371693B2 true JP3371693B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=16093437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18102496A Expired - Fee Related JP3371693B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 話速変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3371693B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MXPA03001199A (es) * | 2000-08-10 | 2003-06-30 | Thomson Licensing Sa | Metodo de direccionamiento de memoria adecuado para sistemas que tienen una capacidad de reproduccion de datos de velocidad variable. |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18102496A patent/JP3371693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1027000A (ja) | 1998-01-27 |
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