JP3363489B2 - プロスタグランジン誘導体 - Google Patents
プロスタグランジン誘導体Info
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- JP3363489B2 JP3363489B2 JP26575392A JP26575392A JP3363489B2 JP 3363489 B2 JP3363489 B2 JP 3363489B2 JP 26575392 A JP26575392 A JP 26575392A JP 26575392 A JP26575392 A JP 26575392A JP 3363489 B2 JP3363489 B2 JP 3363489B2
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- Japan
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なプロスタグランジ
ン(以下PGと略称する)誘導体に関する。
ン(以下PGと略称する)誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】PGは微量で種々の重要な生理作用を発
揮することから、医薬への応用を意図して天然PG及び
夥しい数のその誘導体の合成と生物活性の検討が行なわ
れてきた。
揮することから、医薬への応用を意図して天然PG及び
夥しい数のその誘導体の合成と生物活性の検討が行なわ
れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は強力な血小板
凝集抑制作用を有する化合物を提供することを目的とす
る。
凝集抑制作用を有する化合物を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、式
【0005】
【0006】で表されるPG誘導体及びその塩である。
本発明の式(I)の化合物は、例えば以下に挙げる方法
により製造できる。
本発明の式(I)の化合物は、例えば以下に挙げる方法
により製造できる。
【0007】
【0008】
【0009】(反応式中、TBSはt−ブチルジメチル
シロキシ基を示し、EEはエトキシエチル基を示す。)
すなわち、式(II)の化合物に式(III)の化合物を反
応させてPGのω−側鎖を導入し式(IV)の化合物とす
る。一方、3−ブロモ−[2−(1−エトキシエチルオ
キシ)エチルオキシ]ベンゼンにt−ブチルリチウムと
リチウム 2−チエニルシアノキュープレイトを反応さ
せた化合物に先の式(IV)の化合物を反応させてPGの
α−側鎖を導入し式(V)の化合物とする。次にエトキ
シエチル基を脱保護し式(VI)の化合物とし、ジョーン
ズ酸化すると式(VII)の化合物が得られる。最後にフ
ッ化水素ピリジンで水酸基の保護基をはずすことにより
式(I)の化合物が得られる。
シロキシ基を示し、EEはエトキシエチル基を示す。)
すなわち、式(II)の化合物に式(III)の化合物を反
応させてPGのω−側鎖を導入し式(IV)の化合物とす
る。一方、3−ブロモ−[2−(1−エトキシエチルオ
キシ)エチルオキシ]ベンゼンにt−ブチルリチウムと
リチウム 2−チエニルシアノキュープレイトを反応さ
せた化合物に先の式(IV)の化合物を反応させてPGの
α−側鎖を導入し式(V)の化合物とする。次にエトキ
シエチル基を脱保護し式(VI)の化合物とし、ジョーン
ズ酸化すると式(VII)の化合物が得られる。最後にフ
ッ化水素ピリジンで水酸基の保護基をはずすことにより
式(I)の化合物が得られる。
【0010】本発明の化合物は、経口的にまたは静脈内
もしくは直腸内などの非経口的に投与される。経口投与
の剤型としては、例えば錠剤、顆粒剤、カプセル剤など
の固形製剤、溶液剤、脂肪乳剤、リポソ−ム懸濁剤など
の液体製剤を用いることができる。静脈内投与の製剤と
しては、水性または非水性溶液剤、乳化剤、懸濁剤、使
用直前に注射用溶媒に溶解して使用する固形製剤等を用
いることができる。また、直腸内投与の製剤としては坐
剤、膣内投与の製剤としてはペッサリ等の剤型を用いる
ことができる。本発明の化合物は,α,β,もしくはγ
−シクロデキストリンまたはメチル化シクロデキストリ
ン等と包接化合物を形成させて製剤化することができ
る。
もしくは直腸内などの非経口的に投与される。経口投与
の剤型としては、例えば錠剤、顆粒剤、カプセル剤など
の固形製剤、溶液剤、脂肪乳剤、リポソ−ム懸濁剤など
の液体製剤を用いることができる。静脈内投与の製剤と
しては、水性または非水性溶液剤、乳化剤、懸濁剤、使
用直前に注射用溶媒に溶解して使用する固形製剤等を用
いることができる。また、直腸内投与の製剤としては坐
剤、膣内投与の製剤としてはペッサリ等の剤型を用いる
ことができる。本発明の化合物は,α,β,もしくはγ
−シクロデキストリンまたはメチル化シクロデキストリ
ン等と包接化合物を形成させて製剤化することができ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明の化合物は,ADPで誘発するヒ
ト血小板の凝集を強く抑制したので、血小板凝集抑制剤
として有用である。
ト血小板の凝集を強く抑制したので、血小板凝集抑制剤
として有用である。
【0012】
【実施例】以下、実施例および試験例を挙げて本発明を
さらに詳細に説明する。 実施例(17S)−3,7−インターフェニレン−3−オキサ
−4,5,6−トリノル−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE1 注)化合物の命名中、「4,5,6−トリノル」の「ノ
ル」とは、その位置の炭素鎖がないことを意味する(4
〜6位の炭素鎖がないことを意味する。)。 (1)(3S,5S)−3−(t−ブチルジメチルシロ
キシ)−5−メチルノナ−1−イン(3.85g)をベ
ンゼン28.8mlに溶解し,0℃でn−ブチルリチウ
ム(1.95M,ヘキサン溶液,6.4ml)を加え,
同温で30分間攪拌した。この溶液に0℃でジエチルア
ルミニウムクロリド(0.97M,ヘキサン溶液,1
4.8ml)を加え,室温まで昇温後30分間攪拌し
た。この溶液に室温で(4R)−2−(N,N−ジエチ
ルアミノ)メチル−4−(t−ブチルジメチルシロキ
シ)シクロペント−2−エン−1−オン(0.25M,
ベンゼン溶液,38.4ml)を加え,15分間攪拌し
た。反応液をヘキサン(100ml)−飽和塩化アンモ
ニウム水溶液(100ml)−塩酸水溶液(3M,30
ml)の混合液に攪拌しながら注いだ後,有機層を分離
し,飽和重曹水溶液(50ml)で洗浄した。得られた
有機層の乾燥,濃縮を経て得られた残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−(展開溶媒;ヘキサン:エーテ
ル=10:1)で精製して(3R,4R)−2−メチレ
ン−3−[(3’S,5’S)−3’−(t−ブチルジ
メチルシロキシ)−5’−メチルノナ−1’−イニル]
−4−(t−ブチルジメチルシロキシ)シクロペンタン
−1−オン3.72gを得た。1 H−NMR(CDCl3,200MHz)δppm:
0.09,0.10and 0.12(3s,12H),
0.89(s,18H),0.80〜0.99(m,6
H),1.00〜1.72(m,9H),2.32(d
d,J=7.4Hz,18.0Hz,1H),2.71
(dd,J=6.6Hz,18.0Hz,1H),3.
47〜3.56(m,1H),4.15〜4.33
(m,1H),4.44(dt,J=1.6Hz,7.
0Hz,1H),5.54(d,J=2.6Hz,1
H),6.13(d,J=3.0Hz,1H) IR(neat):2930,2850,1740,1
640,1460,1360,1250,1120,1
080,835,770cm-1
さらに詳細に説明する。 実施例(17S)−3,7−インターフェニレン−3−オキサ
−4,5,6−トリノル−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE1 注)化合物の命名中、「4,5,6−トリノル」の「ノ
ル」とは、その位置の炭素鎖がないことを意味する(4
〜6位の炭素鎖がないことを意味する。)。 (1)(3S,5S)−3−(t−ブチルジメチルシロ
キシ)−5−メチルノナ−1−イン(3.85g)をベ
ンゼン28.8mlに溶解し,0℃でn−ブチルリチウ
ム(1.95M,ヘキサン溶液,6.4ml)を加え,
同温で30分間攪拌した。この溶液に0℃でジエチルア
ルミニウムクロリド(0.97M,ヘキサン溶液,1
4.8ml)を加え,室温まで昇温後30分間攪拌し
た。この溶液に室温で(4R)−2−(N,N−ジエチ
ルアミノ)メチル−4−(t−ブチルジメチルシロキ
シ)シクロペント−2−エン−1−オン(0.25M,
ベンゼン溶液,38.4ml)を加え,15分間攪拌し
た。反応液をヘキサン(100ml)−飽和塩化アンモ
ニウム水溶液(100ml)−塩酸水溶液(3M,30
ml)の混合液に攪拌しながら注いだ後,有機層を分離
し,飽和重曹水溶液(50ml)で洗浄した。得られた
有機層の乾燥,濃縮を経て得られた残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−(展開溶媒;ヘキサン:エーテ
ル=10:1)で精製して(3R,4R)−2−メチレ
ン−3−[(3’S,5’S)−3’−(t−ブチルジ
メチルシロキシ)−5’−メチルノナ−1’−イニル]
−4−(t−ブチルジメチルシロキシ)シクロペンタン
−1−オン3.72gを得た。1 H−NMR(CDCl3,200MHz)δppm:
0.09,0.10and 0.12(3s,12H),
0.89(s,18H),0.80〜0.99(m,6
H),1.00〜1.72(m,9H),2.32(d
d,J=7.4Hz,18.0Hz,1H),2.71
(dd,J=6.6Hz,18.0Hz,1H),3.
47〜3.56(m,1H),4.15〜4.33
(m,1H),4.44(dt,J=1.6Hz,7.
0Hz,1H),5.54(d,J=2.6Hz,1
H),6.13(d,J=3.0Hz,1H) IR(neat):2930,2850,1740,1
640,1460,1360,1250,1120,1
080,835,770cm-1
【0013】(2)3−ブロモ−(2−(1−エトキシ
エチルオキシ)エチルオキシ)ベンゼン(3.0g,1
0.37mmol)のテトラヒドロフラン(34.6m
l)溶液に、−78℃でt−ブチルリチウムのペンタン
溶液(12ml,1.7M,20.4mmol)を滴下
し、60分間攪拌した後、続いてリチウム 2−チエニ
ルシアノキュープレイトのテトラヒドロフラン溶液(4
7.5ml,0.25M,11.9mmol)を加え
た。−78℃で30分間攪拌した後、(1)で得た化合
物(2.79g,5.66mmol)のテトラヒドロフ
ラン溶液(22.6ml)を滴下した。攪拌しながら、
約1時間かけて0℃に昇温した後、反応液をヘキサン
(100ml)−飽和塩化アンモニウム水溶液(100
ml)の混合液中に攪拌しながら注いだ。有機層を分離
し,水層をヘキサン(50ml)で抽出した。得られた
有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、続いて
濾過し、濾液を減圧下濃縮して粗生成物(5.83g)
を得た。
エチルオキシ)エチルオキシ)ベンゼン(3.0g,1
0.37mmol)のテトラヒドロフラン(34.6m
l)溶液に、−78℃でt−ブチルリチウムのペンタン
溶液(12ml,1.7M,20.4mmol)を滴下
し、60分間攪拌した後、続いてリチウム 2−チエニ
ルシアノキュープレイトのテトラヒドロフラン溶液(4
7.5ml,0.25M,11.9mmol)を加え
た。−78℃で30分間攪拌した後、(1)で得た化合
物(2.79g,5.66mmol)のテトラヒドロフ
ラン溶液(22.6ml)を滴下した。攪拌しながら、
約1時間かけて0℃に昇温した後、反応液をヘキサン
(100ml)−飽和塩化アンモニウム水溶液(100
ml)の混合液中に攪拌しながら注いだ。有機層を分離
し,水層をヘキサン(50ml)で抽出した。得られた
有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、続いて
濾過し、濾液を減圧下濃縮して粗生成物(5.83g)
を得た。
【0014】(3)(2)で得た粗生成物(5.83
g)をイソプロパノール(116ml)に溶解し、ピリ
ジウム p−トルエンスルホネート83.4mg)を加
え、室温で3時間攪拌した。エーテル(100ml)、
続いて飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)を
加えた後、有機層を分離し、水層をエーテル(100m
l)で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後濾過し、濾液を減圧下濃縮して得られた
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製して、(17S)−2−デカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−3,7−インターフェニレン−3−オキサ
−4,5,6−トリノル−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE1 11,15−ビス
(t−ブチルジメチルシリルエーテル)1.80gを得
た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.08,0.09and 0.10(3s,12H),
0.88 and 0.90(2s,18H),0.75〜
0.95(m,6H),1.02〜1.75(m,9
H),2.07(dd,J=6.6Hz,18.1H
z,1H),2.42〜2.74(m,3H),2.6
1 and 3.04(2dd,J=5.4Hz,14.0
Hz and J=14.0Hz,6.6Hz,2H),
3.96(t,J=3.9Hz,2H),4.06
(t,J=4.1Hz,2H),4.24〜4.34
(m,1H),4.39(t,J=6.9Hz,1
H),6.70〜6.99(m,3H),7.14〜
7.23(m,1H).
g)をイソプロパノール(116ml)に溶解し、ピリ
ジウム p−トルエンスルホネート83.4mg)を加
え、室温で3時間攪拌した。エーテル(100ml)、
続いて飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)を
加えた後、有機層を分離し、水層をエーテル(100m
l)で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後濾過し、濾液を減圧下濃縮して得られた
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製して、(17S)−2−デカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−3,7−インターフェニレン−3−オキサ
−4,5,6−トリノル−17,20−ジメチル−1
3,14−ジデヒドロ−PGE1 11,15−ビス
(t−ブチルジメチルシリルエーテル)1.80gを得
た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.08,0.09and 0.10(3s,12H),
0.88 and 0.90(2s,18H),0.75〜
0.95(m,6H),1.02〜1.75(m,9
H),2.07(dd,J=6.6Hz,18.1H
z,1H),2.42〜2.74(m,3H),2.6
1 and 3.04(2dd,J=5.4Hz,14.0
Hz and J=14.0Hz,6.6Hz,2H),
3.96(t,J=3.9Hz,2H),4.06
(t,J=4.1Hz,2H),4.24〜4.34
(m,1H),4.39(t,J=6.9Hz,1
H),6.70〜6.99(m,3H),7.14〜
7.23(m,1H).
【0015】(4)(3)で得た化合物(1.34g,
2.12mmol)をアセトン(14ml)、エチルエ
ーテル(7ml)に溶解し、ジョーンズ酸化剤(8.1
5ml)、アセトン(14.2ml)、エチルエーテル
(71ml)中に0℃にて攪拌しながら滴下した。更に
室温にて1時間攪拌の後、水(100ml),酢酸エチ
ル(100ml)を加えた。有機層を分取し、飽和食塩
水にて洗浄し無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、濾過し
濾液を濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=2:1)で精製し、(17S)−3,7−インターフ
ェニレン−3−オキサ−4,5,6−トリノル−17,
20−ジメチル−13,14−ジデヒドロ−PGE1
11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル エーテ
ル)478mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.08,0.10,0.11 and 0.12(4s,
12H),0.88 and 0.90(2s,18H),
0.75〜0.97(m,6H),1.02〜1.72
(m,9H),2.07(dd,J=6.3Hz,1
9.0Hz,1H),2.44〜2.76(m,3
H),2.90〜3.10(m,3H),4.24〜
4.34(m,1H),4.42(t,J=6.3H
z,1H),4.64(s,2H),6.67〜6.9
9(m,3H),7.13〜7.23(m,1H).
2.12mmol)をアセトン(14ml)、エチルエ
ーテル(7ml)に溶解し、ジョーンズ酸化剤(8.1
5ml)、アセトン(14.2ml)、エチルエーテル
(71ml)中に0℃にて攪拌しながら滴下した。更に
室温にて1時間攪拌の後、水(100ml),酢酸エチ
ル(100ml)を加えた。有機層を分取し、飽和食塩
水にて洗浄し無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、濾過し
濾液を濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=2:1)で精製し、(17S)−3,7−インターフ
ェニレン−3−オキサ−4,5,6−トリノル−17,
20−ジメチル−13,14−ジデヒドロ−PGE1
11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル エーテ
ル)478mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.08,0.10,0.11 and 0.12(4s,
12H),0.88 and 0.90(2s,18H),
0.75〜0.97(m,6H),1.02〜1.72
(m,9H),2.07(dd,J=6.3Hz,1
9.0Hz,1H),2.44〜2.76(m,3
H),2.90〜3.10(m,3H),4.24〜
4.34(m,1H),4.42(t,J=6.3H
z,1H),4.64(s,2H),6.67〜6.9
9(m,3H),7.13〜7.23(m,1H).
【0016】(5)(4)で得た化合物(203.6m
g,0.316mmol)のアセトニトリル(10.5
ml)溶液に、0℃でピリジン(1.05ml)および
(HF)n・ピリジン(1.0ml)を加え、室温に昇
温しながら3時間攪拌した。反応液を酢酸エチル(60
ml)−飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(60ml)中
に攪拌しながら注ぎ硫酸アンモニウムにて塩析した後有
機層を分離し、飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥した後、濾過した。濾液を減圧下濃
縮して得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=10:
1)により精製して標記化合物95.8mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.80〜0.98(m,6H),1.10〜1.73
(m,9H),1.94(dd,J=9.6Hz,1
8.7Hz,1H),2.28〜3.04(m,3
H),3.14〜3.26(m,2H),4.17〜
4.27(m,1H),4.42(t,J=6.5H
z,1H),4.56〜4.74(m,2H),6.7
2〜6.89(m,3H),7.18(t,L=7.9
Hz,1H).13 C−NMR(CDCl3,75MHz)δppm:2
13.0,191.0,157.6,139.4,12
9.9,123.0,114.6,114.3,84.
6,83.6,72.6,67.3,56.7,46.
0,43.9,40.3,32.8,28.9,28.
4,26.4,25.9.
g,0.316mmol)のアセトニトリル(10.5
ml)溶液に、0℃でピリジン(1.05ml)および
(HF)n・ピリジン(1.0ml)を加え、室温に昇
温しながら3時間攪拌した。反応液を酢酸エチル(60
ml)−飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(60ml)中
に攪拌しながら注ぎ硫酸アンモニウムにて塩析した後有
機層を分離し、飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥した後、濾過した。濾液を減圧下濃
縮して得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=10:
1)により精製して標記化合物95.8mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.80〜0.98(m,6H),1.10〜1.73
(m,9H),1.94(dd,J=9.6Hz,1
8.7Hz,1H),2.28〜3.04(m,3
H),3.14〜3.26(m,2H),4.17〜
4.27(m,1H),4.42(t,J=6.5H
z,1H),4.56〜4.74(m,2H),6.7
2〜6.89(m,3H),7.18(t,L=7.9
Hz,1H).13 C−NMR(CDCl3,75MHz)δppm:2
13.0,191.0,157.6,139.4,12
9.9,123.0,114.6,114.3,84.
6,83.6,72.6,67.3,56.7,46.
0,43.9,40.3,32.8,28.9,28.
4,26.4,25.9.
【0017】試験例 [ウサギ血小板凝集抑制試験]
体重2.5〜4.0kgのニュージーランド・ホワイト
系ウサギを1群4匹として試験に供した。エーテル麻酔
下、このウサギの総頸動脈より、3.2%クエン酸ナト
リウム溶液1容に対して9容の血液を採取した。採取し
た血液は、1100rpmで15分間遠心分離し、その
上層を多血小板血漿(PRP)とした。血小板凝集の測
定はBornの方法(Nature,第194巻,第9
27ページ,1962年)に準じて行なった。PRP
275μlにエタノールに溶解した各種濃度の被験薬
(本発明化合物)1μlを加え、37℃、1000rp
m攪拌下、3分後に凝集惹起剤[アデノシンジホスフェ
ート(ADP)最終濃度5μM]25μlを添加し、血
小板凝集計(アグリゴメーター)により最大凝集率(血
小板の凝集を惹起してから5分以内の光透過度の最大変
化)を測定した。凝集抑制活性は、凝集抑制率を被験薬
溶液の代わりにエタノールを用いた場合の凝集に対して
算出し、その用量反応曲線からIC50値を求めた。その
結果、実施例で製造した化合物のIC50値(平均値)は
2.56nMであった。
系ウサギを1群4匹として試験に供した。エーテル麻酔
下、このウサギの総頸動脈より、3.2%クエン酸ナト
リウム溶液1容に対して9容の血液を採取した。採取し
た血液は、1100rpmで15分間遠心分離し、その
上層を多血小板血漿(PRP)とした。血小板凝集の測
定はBornの方法(Nature,第194巻,第9
27ページ,1962年)に準じて行なった。PRP
275μlにエタノールに溶解した各種濃度の被験薬
(本発明化合物)1μlを加え、37℃、1000rp
m攪拌下、3分後に凝集惹起剤[アデノシンジホスフェ
ート(ADP)最終濃度5μM]25μlを添加し、血
小板凝集計(アグリゴメーター)により最大凝集率(血
小板の凝集を惹起してから5分以内の光透過度の最大変
化)を測定した。凝集抑制活性は、凝集抑制率を被験薬
溶液の代わりにエタノールを用いた場合の凝集に対して
算出し、その用量反応曲線からIC50値を求めた。その
結果、実施例で製造した化合物のIC50値(平均値)は
2.56nMであった。
【0018】
フロントページの続き
(72)発明者 亀尾 一弥
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正
製薬株式会社内
(72)発明者 田名見 亨
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正
製薬株式会社内
(72)発明者 武藤 賢
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正
製薬株式会社内
(72)発明者 小野 直哉
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正
製薬株式会社内
(72)発明者 五藤 准
東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正
製薬株式会社内
(56)参考文献 特開 昭52−100446(JP,A)
特開 昭53−132546(JP,A)
米国特許4658033(US,A)
国際公開92/19473(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C07C 405/00
CA(STN)
REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 式 で表されるプロスタグランジン誘導体及びその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26575392A JP3363489B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | プロスタグランジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26575392A JP3363489B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | プロスタグランジン誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06116233A JPH06116233A (ja) | 1994-04-26 |
| JP3363489B2 true JP3363489B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=17421537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26575392A Expired - Fee Related JP3363489B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | プロスタグランジン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3363489B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4658033A (en) | 1985-09-23 | 1987-04-14 | Iowa State University Research Foundation, Inc. | Synthesis of interphenylene prostaglandin analogs |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP26575392A patent/JP3363489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4658033A (en) | 1985-09-23 | 1987-04-14 | Iowa State University Research Foundation, Inc. | Synthesis of interphenylene prostaglandin analogs |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06116233A (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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