JP3358391B2 - 金属板ラミネート用ポリエステルフイルム - Google Patents
金属板ラミネート用ポリエステルフイルムInfo
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Description
エステルフイルムに関するものである。更に詳しくは接
着性、成形性、耐衝撃性、味特性に優れ、成形加工によ
って製造される金属缶に好適な金属板ラミネート用ポリ
エステルフイルムに関するものである。
止を目的として、エポキシ系、フェノール系等の各種熱
硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布
し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しか
しながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の
乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機
溶剤による環境汚染など好ましくない問題がある。
缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板
にめっき等各種の表面処理を施した金属板にポリエステ
ルフイルムをラミネートする方法がある。そして、フイ
ルムのラミネート金属板を絞り成形やしごき成形加工し
て金属缶を製造する場合、ポリエステルフイルムには次
のような特性が要求される。
と。
などの欠陥を生じないこと。
エステルフイルムが剥離したり、クラック、ピンホール
が発生したりしないこと。
ルフイルムに吸着したり、ポリエステルフイルムの臭い
によって内容物の風味がそこなわれないこと(以下味特
性と記載する)。
がなされており、例えば特開昭64−22530号公報
には特定の密度、面配向係数を有するポリエステルフイ
ルム、特開平2−57339号公報には特定の結晶性を
有する共重合ポリエステルフイルム等が開示されてい
る。しかしながら、これらの提案は上述のような多岐に
わたる要求特性を総合的に満足できるものではなく、特
に耐衝撃性、味特性に対しては十分に満足できるレベル
にあるとは言えなかった。
た従来技術の問題点を解消することにあり、成形性、耐
熱性、耐衝撃性、味特性に優れ、特に耐衝撃性、味特性
に優れ成形加工によって製造される金属缶に好適な金属
板ラミネート用ポリエステルフイルムを提供することに
ある。
は、融点140〜245℃のエチレンテレフタレート及
び/またはエチレンイソフタレートを主たる構成成分と
するポリエステルAと熱可塑性エラストマーが重量比で
65:35〜98:2の割合で配合されてなることを特
徴とする金属板ラミネート用ポリエステルフイルムによ
って達成することができる。
テルに適量の熱可塑性エラストマーを混合したフィルム
を得ることにより、金属にラミネート後、成形し製缶さ
れた際、製缶工程での熱処理、製缶後のレトルト処理な
どの多くの熱履歴を受けても良好な耐衝撃性が得られる
ことを見いだしたものであり、特に耐デント性のバラツ
キを小さくする効果は従来技術に比べて非常に大きいも
のである。
ボン酸成分とグリコ−ル成分からなるポリマであり、ジ
カルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシ
エタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、マレイン
酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサン
ジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息
香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることができる。な
かでもこれらのジカルボン酸成分のうち、テレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸が耐衝撃
性、味特性の点から好ましい。一方、グリコール成分と
しては例えばエチレングリコール、プロパンジオール、
ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコール、シ
クロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコール、ビス
フェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコールな
どのポリオキシエチレングリコール等が挙げられる。中
でもこれらのグリコール成分のうちエチレングリコール
が耐衝撃性、味特性の点から好ましい。なお、これらの
ジカルボン酸成分、グリコ−ル成分は2種以上を併用し
てもよい。
いて、共重合ポリエステルにトリメリット酸、トリメシ
ン酸、トリメチロールプロパン等の多官能化合物を共重
合してもよい。
は、融点として140〜245℃であることが耐熱性、
金属板との十分な接着性の点、さらに熱可塑性エラスト
マーと混合する際に熱可塑性エラストマーの分解を抑制
する点で必要である。好ましくは、イソフタル酸共重合
ポリエチレンテレフタレート、ブタンジオール/イソフ
タル酸共重合ポリエチレンテレタレートなどの共重合ポ
リエステル、及び該ポリエステルにジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコールなどのポリオキシエチレン
グリコールを共重合したポリエステルなどが挙げられ
る。特にイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレー
ト及び該ポリエステルにジエチレングリコール、ポリエ
チレングリコールなどのポリオキシエチレングリコール
を共重合したポリエステルなどが好ましく使用される。
は、高温で可塑化されてプラスチックスと同様に成形で
き、常温ではゴム弾性体の性質を示し、エントロピー弾
性を発揮させるためのゴム成分(ソフトセグメント)と
高温では流動するが常温では塑性変形を阻止する仕掛け
を作るために必要な拘束成分(ハードセグメント)より
なるポリマである。引っ張り弾性率としては1〜500
0kgf/cm2 、硬度としては10〜90JIS A
のものが好ましい。本発明における熱可塑性エラストマ
ーは特に限定されないが、ポリスチレン系エラストマー
(ハードセグメント:ポリスチレン、ソフトセグメン
ト:ポリブタジエン、ポリイソプレン、水素添加ポリブ
タジエン、エチレン−プロピレン共重合ゴムなど)、ポ
リオレフィン系エラストマー(ハードセグメント:ポリ
エチレンまたはポリプロピレン、ソフトセグメント:エ
チレン−プロピレン共重合ゴム、ポリブタジエン、ポリ
イソプレン、水素添加ポリブタジエンなど)、ポリエス
テル系エラストマー(ハードセグメント:ポリエステ
ル、ソフトセグメント:ポリエーテルまたはポリエステ
ル)、ポリアミド系エラストマー(ハードセグメント:
ポリアミド、ソフトセグメント:ポリエーテルまたはポ
リエステル)、その他としてハードセグメントをシンジ
オ−1,2−ポリブタジエンとし、ソフトセグメントを
アタクチック−1,2−ポリブタジエンとしたものなど
が挙げられる。さらに上記熱可塑性エラストマーに水酸
基、カルボキシル基、エポキシ基、アミド基及び無水マ
レイン酸成分などの公知の官能基及び官能基形成成分を
一部導入してもよいが、官能基のほとんどを金属塩化す
ることは味特性を悪化させるので好ましくない。中でも
ポリスチレン系エラストマー、ポリエステル系エラスト
マーが耐衝撃性改善及び味特性のためには好ましい。具
体的には、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレンコ
ポリマー)、SEBS(スチレン−エチレン/ブチレン
−スチレンコポリマー)、SIS(スチレン−イソプレ
ン−スチレンコポリマー)、SEP(スチレン−エチレ
ン/プロピレンコポリマー)などのポリスチレン系エラ
ストマー、HYTREL(東レ・デユポン製)、ARN
ITEL(Akzo Chemie製)、ペルプレン
(東洋紡製)、LOMOD(General Elec
tric製)などのポリエステル系エラストマーが好適
に使用でき、特に、SEBSは添加量が少なくても耐衝
撃性を改良でき、味特性を損ねることのない良好な熱ラ
ミネート用フィルムが得られるので好ましい。
との溶融押出性の点で210℃、2160g荷重でのメ
ルトインデックスが0.1〜50g/10分であること
が好ましく、さらに好ましくは0.5〜30g/10
分、より好ましくは1〜20g/10分である。
マーの混合層に公知の相溶化剤を添加し相溶性を改善す
ると耐衝撃性がさらに改善されるので好ましい。
に両立する点でポリエステルAと熱可塑性エラストマー
が重量比で65:35〜98:2の割合で配合されてな
ることが必要である。さらに好ましくはポリエステルA
とオレフィン系ポリマが重量比で70:30〜95:
5、特に好ましくは重量比で75:25〜93:7であ
る。さらに、ポリエステルAと熱可塑性エラストマー以
外の成分が混合されていても良い。このようにポリエス
テルAに低温でも柔軟性に優れると考えられる熱可塑性
エラストマーを適量含有させることにより製缶時の熱履
歴後においても特に耐衝撃性が大きく向上する。
した熱可塑性エラストマーの分散径比(=長手方向平均
分散径/厚み方向平均分散径)が2〜100であると耐
衝撃性が特に良化することを見いだした。さらに、分散
径比が4〜50であると特にレトルトデント性が良化す
るので好ましい。ここで、熱可塑性エラストマーの分散
径比は、例えばフィルム断面を切断し厚さ0.1〜1μ
m程度の超薄切片を作成し、透過型電子顕微鏡を用いて
倍率5000〜20000程度で写真(長手方向25c
m×厚み方向20cmを10枚)を撮影し、ポリエステ
ルA中に分散した各熱可塑性エラストマー(i)の長手
方向径(xi)、厚み方向径(yi)及び楕円相当面積
(Si)を測定する。その後、各方向について下記式を
用いて長手方向平均分散径(xav)、厚み方向平均分散
径(yav)を求め分散径比(=xav/yav)を得た。
ないが、スクリューのメタリング部にミキシング構造を
設ける方法、例えばダルメージスクリュー、ユニメルト
スクリュー、ピンスクリュー、BMスクリュー、ウェー
ブスクリュー、HMスクリュー、DISスクリュー、多
条ピンスクリューなどのように剪断力を高め混練性を大
きくする方法、二軸押出機による押出、さらに二軸押出
機のスクリューに予め混練に適したスクリューディメン
ジョン(例えばポリマをある程度長く滞留させる部分を
設定しそこでローターなどの混練性の高い形状を持った
もので練る方法)を設ける方法などが用いられる。
料成分の非吸着性を考慮すると前記(I)層に加えて、
融点が220〜260℃のエチレンテレフタレートを主
たる構成成分とするポリエステルBよりなる(II)層を
積層することが好ましい。融点が220℃未満であると
缶の耐熱性が不十分であり好ましくない。ここで、エチ
レンテレフタレートを主たる構成成分とするポリエステ
ルとは70モル%以上、好ましくは80モル%以上がエ
チレンテレフタレート単位であるポリエステルをいう。
また、味特性を損ねない範囲で耐衝撃性を重視し少量熱
可塑性エラストマーを添加してもよい。
の融点差が35℃以下が好ましく、さらに好ましくは3
0℃以下、より好ましくは25℃以下であると製缶工程
で受ける熱履歴時に(I)層と(II)層の熱伸縮挙動差
が小さくなり、加工性が向上するので好ましい。
の点でポリエステル成分のカルボキシル末端基量が35
当量/トン以下であることが好ましい。より好ましくは
カルボキシル末端基量が30当量/トン以下である。具
体的には、固相重合、カルボジイミド、オキサゾリンな
どの公知の末端封鎖剤などによりカルボキシル末端基量
を所定量まで低減させる方法は好ましく行うことができ
る。
よりなる層の表層部においてカルボキシル末端基量を多
くすることは接着性を向上させる上で好ましい。
はジエチレングリコール成分量が0.01〜1.5重量
%、さらに好ましくは0.01〜1.0重量%、より好
ましくは0.01〜0.6重量%であることが製缶工程
での熱処理、製缶後のレトルト処理などの多くの熱履歴
を受けても良好な耐衝撃性を維持する上で望ましい。こ
のことは、200℃以上での耐酸化分解性が向上するも
のと考えられ、さらに公知の酸化防止剤を0.0001
〜1重量%添加してもよい。
とすることは重合工程が煩雑となり、コストの面で好ま
しくなく、1.5重量%を超える製缶工程での熱履歴に
よりポリエステルの劣化が生じフィルムの耐衝撃性を低
下させる傾向がある。ジエチレングリコールは一般にポ
リエステル製造の際に副生するが、その量を減少させる
には、重合時間を短縮したり、重合触媒として使用され
るアンチモン化合物、ゲルマニウム化合物などの量を限
定する方法、液相重合と固相重合を組み合わせる方法、
アルカリ金属成分を含有させる方法などが挙げられるが
方法としては特に限定されない。
テル中のアセトアルデヒドの含有量を好ましくは30p
pm以下、さらに好ましくは25ppm以下、より好ま
しくは20ppm以下が望ましい。アセトアルデヒドの
含有量が30ppmを越えると味特性に劣る。ポリエス
テル中のアセトアルデヒドの含有量を30pm以下とす
る方法は特に限定されるものではないが、例えばポリエ
ステルを重縮反応等で製造する際の熱分解によって生じ
るアセトアルデヒドを除去するため、ポリエステルを減
圧下あるいは不活性ガス雰囲気下において、ポリエステ
ルの融点以下の温度で熱処理する方法、好ましくはポリ
エステルを減圧下あるいは不活性ガス雰囲気下において
150℃以上、融点以下の温度で固相重合する方法、ベ
ント式押出機を使用して溶融押出する方法、ポリエステ
ルを溶融押出する際に押出温度を融点+30℃以内が好
ましく、さらに好ましくは融点+25℃以内で、短時間
で押出す方法等を挙げることができる。
性を良好にするためには、好ましくはポリエステルの極
限粘度[η]が0.7以上、さらに好ましくは極限粘度
[η]が0.75以上、より好ましくは極限粘度[η]
が0.8以上であると、ポリマ分子鎖の絡み合い密度が
高まるためと考えられるが耐衝撃性、味特性をさらに向
上させることができるので好ましい。
缶用途に使用される場合、ポリエステルは、味特性の点
でゲルマニウム元素を1〜500ppm含有することが
好ましく、さらに好ましくは5〜300ppm、より好
ましくは10〜100ppmである。ゲルマニウム元素
量が1ppm未満であると味特性向上の効果が十分でな
く、また500ppmを超えると、ポリエステル中に異
物が発生し耐衝撃性が悪化したり、味特性を悪化してし
まう。本発明のポリエステルは、ポリエステル中にゲル
マニウム元素の前記特定量を含有させることにより味特
性を向上させることができる。ゲルマニウム元素をポリ
エステルに含有させる方法は従来公知の任意の方法を採
用することができ特に限定されないが、通常ポリエステ
ルの製造が完結する以前の任意の段階において、重合触
媒としてゲルマニウム化合物を添加することが好まし
い。このような方法としては例えば、ゲルマニウム化合
物の粉体をそのまま添加する方法や、あるいは特公昭5
4−22234号公報に記載されているように、ポリエ
ステルの出発原料であるグリコール成分中にゲルマニウ
ム化合物を溶解させて添加する方法等を挙げることがで
きる。ゲルマニウム化合物としては、例えば二酸化ゲル
マニウム、結晶水含有水酸化ゲルマニウム、あるいはゲ
ルマニウムテトラメトキシド、ゲルマニウムテトラエト
キシド、ゲルマニウムテトラブトキシド、ゲルマニウム
エチレングリコキシド等のゲルマニウムアルコキシド化
合物、ゲルマニウムフェノレート、ゲルマニウムβ−ナ
フトレート等のゲルマニウムフェノキシド化合物、リン
酸ゲルマニウム、亜リン酸ゲルマニウム等のリン含有ゲ
ルマニウム化合物、酢酸ゲルマニウム等を挙げることが
できる。中でも二酸化ゲルマニウムが好ましい。
からポリエステル中のオリゴマの含有量を0.8重量%
以下とすることが好ましく、さらに好ましくは0.7重
量%以下、より好ましくは0.6重量%以下とすること
が望ましい。共重合ポリエステル中のオリゴマの含有量
が0.8重量%を超えると味特性に劣り好ましくない。
ポリエステル中のオリゴマの含有量を0.8重量%以下
とする方法は特に限定されるものではないが、上述の共
重合ポリエステル中のアセトアルデヒド含有量を減少さ
せる方法と同様の方法等を採用することで達成できる。
の任意の方法を採用することができ、特に限定されるも
のではない。例えばポリエチレンテレフタレートにイソ
フタル酸成分を共重合し、ゲルマニウム化合物として二
酸化ゲルマニウムを添加する場合で説明する。テレフタ
ル酸成分、イソフタル酸成分とエチレングリコールをエ
ステル交換またはエステル化反応せしめ、次いで二酸化
ゲルマニウム、リン化合物を添加し、引き続き高温、減
圧下で一定のジエチレングリコール含有量になるまで重
縮合反応せしめ、ゲルマニウム元素含有重合体を得る。
次いで得られた重合体をその融点以下の温度において減
圧下または不活性ガス雰囲気下で固相重合反応せしめ、
アセトアデルヒドの含有量を減少させ、所定の極限粘度
[η]、カルボキシル末端基を得る方法等を挙げること
ができる。
従来公知の反応触媒、着色防止剤を使用することがで
き、反応触媒としては例えばアルカリ金属化合物、アル
カリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガン
化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アンチ
モン化合物、チタン化合物等、着色防止剤としては例え
ばリン化合物等挙げることができる。
ステルBは、触媒、ジエチレングリコール量、カルボキ
シル末端基量は異なっていてもよい。ポリマを回収する
場合は、ポリエステルAの層に回収することが味特性の
点で好ましい。
金属にラミネートした後の成形性、金属に対する皮膜
性、耐衝撃性、味特性の点で、5〜50μmであること
が好ましく、さらに好ましくは8〜45μm、より好ま
しくは10〜40μmである。
ルA層の厚みとポリエステルB層の厚みの比として2
0:1〜1:1(A:B)であることが味特性、耐衝撃
性の点で好ましく、さらに15:1〜4:1(A:B)
であることが耐衝撃性の点で好ましい。
取扱い性、加工性を向上させるために、平均粒子径0.
1〜10μmの無機粒子および/または有機粒子が0.
01〜10重量%含有されていることが好ましく、さら
には平均粒子径0.1〜5μmの無機粒子および/また
は有機粒子が0.01〜3重量%含有されていることが
好ましい。10μmを超える平均粒子径を有する粒子を
使用するとフィルムの欠陥が生じ易くなるので好ましく
ない。特に30μm以上の粒子を含有させると好ましく
ないために、製膜時のフィルターとしては30μm以上
の異物を激減できるものを使用することが好ましい。無
機粒子および/または有機粒子としては、例えば湿式お
よび乾式シリカ、コロイド状シリカ、酸化チタン、炭酸
カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミ
ナ、マイカ、カオリン、クレー等の無機粒子およびスチ
レン、シリコーン、アクリル酸類等を構成成分とする有
機粒子等を挙げることができる。なかでも湿式および乾
式コロイド状シリカ、アルミナ等の無機粒子およびスチ
レン、シリコーン、アクリル酸、メタクリル酸、ポリエ
ステル、ジビニルベンゼン等を構成成分とする有機粒子
等を挙げることができる。これらの無機粒子および/ま
たは有機粒子は2種以上を併用してもよい。
いずれに添加しても良いが、ハンドリング性のためには
ポリエステルB層に粒子を添加することが好ましい。一
方、ポリエステルA層にも回収などの点で特性を損ねな
い範囲で粒子を添加しても良い。また、粒子を含有させ
ない場合、ポリマを溶融押出してキャスティングドラム
で固化する際、表面を粗化したドラムにポリエステルB
層がドラム面になるようにしてエアーでフイルムを押さ
えて急冷固化する方法を採用しても良い。
るフイルムは、未延伸のシート状のものでもよいし、一
軸または二軸に延伸された延伸フイルムであってもよ
い。
が重要視される成形法では、未延伸シート、あるいは、
長手方向、幅方向、厚み方向の屈折率(Nx,Ny,N
z)から得られる面配向係数fn=(Nx+Ny)/2
−Nzの値が0〜0.12である延伸フイルムが好まし
いが、広い成形温度範囲を得るには実質的に未延伸であ
るフイルムが好ましい。
製造するにあたり、必要により酸化防止剤、可塑剤、帯
電防止剤、耐候剤、末端封鎖剤等の添加剤も適宜使用す
ることができる。特に、酸化防止剤の併用は製缶工程で
の熱履歴によるポリエステルの劣化を防止し好ましい。
その量としては、全フイルム重量に対し0.001〜1
重量%程度が好ましい。
すことにより接着性を向上させることはさらに特性を向
上させる上で好ましい。その際、E値としては5〜40
が好ましく、さらに好ましくは10〜25である。
知の任意の方法を用いて製膜することができる。次に、
本発明のフィルムの製造方法について述べるがこれに限
定されるものではない。
5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート([η]=
0.84、ジエチレングリコール0.7重量%、融点2
15℃)とSEBS(スチレン−エチレン/ブチレン−
スチレンブロックコポリマー)を重量比で90:10、
ポリエステルBとしてイソフタル酸5モル%共重合ポリ
エチレンテレフタレート([η]=0.90、ジエチレ
ングリコール0.89重量%、融点240℃)を二軸ベ
ント式の別々の押出機(押出機の温度は融点+25℃
(ポリエステルA層側はポリエステルに対して融点+2
5℃)に設定)に供給し溶融し、しかる後にフィードブ
ロックにて2層に積層して通常の口金から吐出後、エア
ーでフィルム全体または一部を押さえてポリエステルB
層がドラム面になるように粗面化した冷却ドラムにて冷
却固化してキャストフィルムを得る。かくして得られた
2層積層フイルムを必要に応じて加熱エージングや表面
活性処理をして巻き取る。また、フイルムに防塵処理を
施すとフイルムの欠陥が生じ難くなるので好ましい。
ルムを同時あるいは逐次に二軸延伸する方法を行っても
よい。また逐次二軸延伸の場合、長手方向あるいは幅方
向の延伸を2回以上おこなうことも可能である。フイル
ムの長手方向及び幅方向の延伸倍率は目的とするフイル
ムの配向度、強度、弾性率等に応じて任意に設定するこ
とができるが、好ましくはそれぞれの方向に2.5〜
5.0倍である。長手方向、幅方向の延伸倍率はどちら
を大きくしてもよく、同一としてもよい。また、延伸温
度はポリエステルのガラス転移温度以上、結晶化温度以
下の範囲であれば任意の温度とすることができるが、通
常は80〜150℃が好ましい。更に二軸延伸の後にフ
イルムの熱処理を行うことができる。この熱処理はオー
ブン中、加熱されたロール上等、従来公知の任意の方法
で行なうことができる。熱処理温度はポリエステルの結
晶化温度以上260℃以下の任意の温度とすることがで
きるが、好ましくは120〜240℃である。また熱処
理時間は任意とすることができるが、通常1〜60秒間
行うのが好ましい。熱処理はフイルムをその長手方向お
よび/または幅方向に弛緩させつつおこなってもよい。
成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材とする金属板
が好ましい。さらに、鉄を素材とする金属板の場合、そ
の表面に接着性や耐腐食性を改良する無機酸化物被膜
層、例えばクロム酸処理、リン酸処理、クロム酸/リン
酸処理、電解クロム酸処理、クロメート処理、クロムク
ロメート処理などで代表される化成処理被覆層を設けて
もよい。特に金属クロム換算値でクロムとして6.5〜
150mg/m2 のクロム水和酸化物が好ましく、さら
に、展延性金属メッキ層、例えばニッケル、スズ、亜
鉛、アルミニウム、砲金、真鍮などを設けてもよい。ス
ズメッキの場合0.5〜15mg/m2 、ニッケルまた
はアルミニウムの場合1.8〜20g/m2 のメッキ量
を有するものが好ましい。
り成形やしごき成形によって製造されるツーピース金属
缶の内面及び外面被覆用に好適に使用することができ
る。また、ツーピース缶の蓋部分、あるいはスリーピー
ス缶の胴、蓋、底の被覆用としても良好な金属接着性、
成形性を有するため好ましく使用することができる。特
に、外面被覆用には着色した本発明フイルムを使用する
ことができる。このため、ポリエステル層に着色剤を配
合することができ、着色剤としては白色系、赤色系など
が好ましく使用され、酸化チタン、亜鉛華、無機または
有機顔料などから選ばれた着色剤を好ましくは5〜50
重量%、さらに好ましくは15〜40重量%添加するこ
とが望ましい。添加量が5重量%未満であると色調、白
色性などの点で劣り好ましくない。必要に応じて、ピン
キング剤、ブルーイング剤などを併用してもよい。
定、評価した。
ール成分の含有量 NMR(13C−NMRスペクトル)によって測定した。
の含有量 蛍光X線測定によりポリエステル組成物中のゲルマニウ
ム元素の含有量とピーク強度の検量線から定量した。
℃において測定した。なお、不溶ポリマは濾過して取り
除いて測定した。
・エルマー社製 DSC−2型)により、10℃/mi
nの昇温速度で測定した。
量 フイルムの微粉末を2g採取しイオン交換水と共に耐圧
容器に仕込み、120℃で60分間水抽出後、高感度ガ
スクロで定量した。
含有量 ポリエステルフイルム100mgをオルソクロロフェノ
ール1mlに溶解し、液体クロマトグラフ(Varia
n社製モデル8500)で環状三量体を測定し、オリゴ
マ量とした。
を作成し、透過型電子顕微鏡を用いて倍率5000〜2
0000程度で写真(長手方向25cm×厚み方向20
cmを10枚)を撮影し、ポリエステルA中に分散した
各熱可塑性エラストマー(i)の長手方向径(xi)、
厚み方向径(yi)及び楕円相当面積(Si)を測定す
る。その後、各方向について下記式を用いて長手方向平
均分散径(xav)、厚み方向平均分散径(yav)を求め
分散径比(=xav/yav)を得た。
ステルA層を金属と熱ラミネートした後、しごき成形機
(成形比(最大厚み/最小厚み)=3.0)で成形し、
底成形等を行いDraw Ironing缶を得た。
℃、10分の熱処理を行い、炭酸水を充填し0℃、48
時間炭酸バブリングした。そして、缶底外面からポンチ
で各5箇所衝撃を与えた後内容物を除いて缶側内面をろ
うでマスキングし、カップ内に1%の食塩水を入れて、
食塩水中の電極と金属缶に6Vの電圧をかけて電流値を
読み取り、10缶測定後の最大値を求めた。
20℃10分の条件で空焼きを行い、空焼き後、20℃
×30分のレトルト処理をし、市販のウーロン茶を充填
し、30℃、24時間放置し、缶底外面からポンチで各
5箇所衝撃を与えた後、内容物を除き缶側内面をろうで
マスキングしてカップ内に1%食塩水を入れて、食塩水
中の電極と金属缶に6Vの電圧をかけて電流値を読み取
り、10缶測定後の最大値を求めた。
液)に接するようにして(接触面積:314cm2 )常
温7日間放置した後、80℃で30分間窒素気流中で加
熱し追い出される成分を、ガスクロマトグラフィーによ
りフイルム1gあたりのd−リモネンの吸着量を定量し
味特性を評価した。
リモネン20ppm水溶液)を入れ、密封後1ヶ月放置
し、その後開封して官能検査によって、臭気の変化を以
下の基準で評価した。
る。
合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム元素量4
0ppm、[η]=0.84、ジエチレングリコール
0.70重量%、融点215℃、カルボキシル末端基:
15当量/トン)とSEBS(スチレン−エチレン/ブ
チレン−スチレンブロックコポリマー、MI=3.0g
/10分、S/EB比 30/70)を重量比で85:
15、ポリエステルBとしてイソフタル酸3モル%共重
合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム元素量4
0ppm、[η]=0.90、ジエチレングリコール
0.89重量%、融点244℃、カルボキシル末端基:
14当量/トン、平均粒子径4μmの酸化珪素粒子0.
2重量%)を二軸ベント式の別々の押出機(押出機の温
度は融点+25℃(ポリエステルA層はポリエステルA
に対して融点+25℃)に設定)に供給し溶融し、しか
る後にフィードブロックにて2層(ポリエステルA層/
ポリエステルB層=8/2)に積層して通常の口金から
吐出後、エアーでフイルム全体を押さえてポリエステル
B層がドラム面になるように粗面化した冷却ドラム(表
面粗さ8s)にて冷却固化してキャストフイルムを得
る。さらに、E値=20となるようにポリエステルA層
を大気中25℃雰囲気でコロナ放電処理した。かくして
得られた2層積層フィルムは、ポリエステル成分を溶剤
に溶かし極限粘度を求めたところ0.81、オリゴマ含
有量0.6重量%、アセトアルデヒド量18ppm、カ
ルボキシル末端基21当量/トン、分散径比6.2であ
った。物性、及びポリエステルA層を金属板にラミネー
トし製缶した結果を表1に示す。表からわかるように、
熱可塑性エラストマーを適量含有する本発明のフィルム
は、耐衝撃性、味特性に優れていた。
種類、金属板の種類などを変更し実施例1と同様にして
製膜し、フイルムを得た。結果を表1〜表4に示す。
プロピレンラバー(MI=3.5g/10分、E/P=
75/25)の量を重量比で92:8とし、ポリエステ
ルBをポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム元素
量40ppm、[η]=0.90、ジエチレングリコー
ル0.89重量%、融点250℃、カルボキシル末端
基:16当量/トン)とした以外は実施例1と同様にし
てフイルム、金属缶を得た。表1に示すとおり良好な特
性が得られた。
ル酸12モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(ゲ
ルマニウム元素量42ppm、[η]=0.85、ジエ
チレングリコール0.70重量%、融点227℃、カル
ボキシル末端基:14当量/トン)、熱可塑性エラスト
マーをエチレン−プロピレンラバー(MI=3.5g/
10分、E/P=75/25)とし、重量比で97:
3、積層比、ポリエステルBの粒子処方を変更し、実施
例1と同様にしてフイルム、金属缶を得た。表1に示す
とおり、やや耐衝撃性が低下したが良好な特性が得られ
た。
酸11モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(ゲル
マニウム元素量50ppm、[η]=0.74、ジエチ
レングリコール0.80重量%、融点232℃、カルボ
キシル末端基:20当量/トン)、熱可塑性エラストマ
ーをポリブタジエン(MI=1.0g/10分)とし、
重量比で90:10、ポリエステルBの粒子処方を変更
し、実施例1と同様にしてフイルム、金属缶を得た。表
2に示すとおり極限粘度が小さくやや耐衝撃性が低下し
たが良好な特性を得た。
を0.70、ジエチレングリコール量を2.5重量%、
カルボキシル末端基量を40当量/トンとした以外は実
施例1と同様にしてフイルム、金属缶を得た。表2に示
すとおり極限粘度が低く、カルボキシル末端基が多いの
で耐衝撃性が低下した。
ル酸14モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(ア
ンチモン元素量200ppm、[η]=0.86、ジエ
チレングリコール0.50重量%、融点223℃、カル
ボキシル末端基:11当量/トン)、熱可塑性エラスト
マーをSIS(MI=3.0g/10分、S/I=20
/80)として、重量比90:10、キャストを25℃
の鏡面ドラムにA層をドラム面になるように静電印可キ
ャストし、この未延伸フイルムを95℃で長手方向に
3.3倍、次いで105℃で幅方向に3.3倍に延伸し
た。更にこの二軸延伸フイルムを定長下200℃、5秒
で熱処理し、厚さ30μmのポリエステルフイルムを得
た。得られたフイルムは面配向係数が0.09であっ
た。しごき成形機の成形比を2倍とした以外は同様にし
て評価したが、良好な耐衝撃性、味特性を有していた。
フタル酸12モル%共重合ポリエチレンテレフタレート
(ゲルマニウム元素量42ppm、〔η〕=0.67、
ジエチレングリコール0.70重量%、融点227℃、
カルボキシル末端基:34当量/トン)、そのポリマに
エラストマーを10重量%ブレンドしA層とし、B層を
粒子を含有したイソフタル酸12モル%共重合ポリエチ
レンテレフタレート(ゲルマニウム元素量42ppm、
〔η〕=0.67、ジエチレングリコール0.70重量
%、融点227℃、カルボキシル末端基:34当量/ト
ン)として25℃の鏡面ドラムにA層をドラム面になる
ように静電印可キャストし、この未延伸フイルムを95
℃で長手方向に3.1倍、次いで105℃で幅方向に
3.1倍に延伸し、更にこの二軸延伸フイルムを定長下
180℃、7秒で熱処理した以外は実施例1と同様にし
てフィルムを得た。厚さ0.2mmのTFS鋼板に熱ラ
ミネートし急冷し、成形比1.2のDTR(Draw
Thin Redraw)成形を行った。その後、缶の
耐衝撃性、味特性を調べたところ表3に示すように良好
な特性を得ることができた。
テルA層:ポリエステルB層)とし、単軸押出機で押し
出した以外は実施例1と同様にしてフィルム、金属缶を
得た。表3に示すようにポリエステルB層の積層厚みが
大きく、エラストマーの分散径比が小さいため耐衝撃性
がやや低下したが良好な特性であった。
し、ポリエステルAにチバガイギ製“イルガノックス”
1010(酸化防止剤)を0.05重量%添加してポリ
エステルAに熱可塑性エラストマーを添加した層のみを
押出し、25μmのポリマ厚みとした以外は実施例1と
同様にしてフイルム、金属缶を得た。表3に示すように
良好な特性が得られた。
マ2の白色ポリマフィルムを厚さ0.2mmのTFS鋼
板のそれぞれ片面に熱ラミネートし急冷した。さらに成
形比1.2のDTR(Draw Thin Redra
w)成形を行った。その後、缶の耐衝撃性、味特性を調
べたところ表4に示すように良好な特性を得ることがで
き、缶外面の白色性も良好であった。
重合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム元素量
42ppm、[η]=0.75、ジエチレングリコール
0.80重量%、融点228℃、カルボキシル末端基:
25当量/トン)とSEBS(スチレン−エチレン/ブ
チレン−スチレンブロックコポリマー、MI=3.0g
/10分、S/EB比 30/70)を重量比で90:
10
5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマニ
ウム元素量40ppm、[η]=0.74、ジエチレン
グリコール0.89重量%、融点240℃、カルボキシ
ル末端基:16当量/トン)
合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム元素量4
2ppm、[η]=0.75、ジエチレングリコール
0.80重量%、融点228℃、カルボキシル末端基:
25当量/トン)とSEBS(スチレン−エチレン/ブ
チレン−スチレンブロックコポリマー、MI=3.0g
/10分、S/EB比 30/70)を重量比で90:
10
酸5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマ
ニウム元素量40ppm、[η]=0.74、ジエチレ
ングリコール0.89重量%、融点240℃、カルボキ
シル末端基:16当量/トン)と二酸化チタン(平均粒
子径0.3μm)70重量%含有ポリブチレンテレフタ
レート([η]=0.75、融点221℃)を重量比で
1:1
ト(エステル交換触媒:酢酸マグネシウム(マグネシウ
ム元素量170ppm)、ジメチルフェニルフォスフォ
ネート(リン元素量410ppm)、アンチモン元素量
350ppm、〔η〕=0.62、ジエチレングリコー
ル2.0重量%、融点239℃、アセトアルデヒド量3
7ppm、カルボキシル末端基41当量/トン)を、押
出温度を290℃として、単軸押出機でフイルムを得
た。表4に結果を示す。
含有しておらず特性が悪化した。
出機を通常の単軸スクリューを備えた押出機とし、A層
のみを押出した以外は実施例3と同様にしてフイルム、
金属缶を得た。表4に結果を示す。表からわかるよう
に、ブチレンテレフタレートを主体とし熱可塑性エラス
トマーの分散径比が小さいため耐衝撃性、味特性が大き
く低下してしまった。
に成形した際、耐衝撃性、味特性に優れており、特に製
缶時の熱処理後も優れた低温耐衝撃性を有しており、成
形加工によって製造される金属缶に好適に使用すること
ができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 融点140〜245℃のエチレンテレフ
タレート及び/またはエチレンイソフタレートを主たる
構成成分とするポリエステルAと熱可塑性エラストマー
が重量比で65:35〜98:2の割合で配合されてな
ることを特徴とする金属板ラミネート用ポリエステルフ
イルム。 - 【請求項2】 熱可塑性エラストマーがポリスチレン系
熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラス
トマーの中から任意に選択される熱可塑性エラストマー
であることを特徴とする請求項1に記載の金属板ラミネ
ート用ポリエステルフイルム。 - 【請求項3】 熱可塑性エラストマーの分散径比(=長
手方向平均分散径/厚み方向平均分散径)が2〜100
であることを特徴とする請求項1または2に記載の金属
板ラミネート用ポリエステルフイルム - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のポリエ
ステルフィルムと、融点220〜260℃のエチレンテ
レフタレートを主たる構成成分とするポリエステルBよ
りなる層とが積層されてなることを特徴とする金属板ラ
ミネート用ポリエステルフイルム。 - 【請求項5】 ポリエステル成分のカルボキシル末端基
量が35当量/トン以下であることを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載の金属板ラミネート用ポリエス
テルフイルム。 - 【請求項6】 ポリエステル成分の極限粘度〔η〕が
0.7以上であることを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載の金属板ラミネート用ポリエステルフイル
ム。
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1995
- 1995-06-13 JP JP14615695A patent/JP3358391B2/ja not_active Expired - Fee Related
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