JP3349747B2 - 絶縁組成物および電力ケーブル - Google Patents
絶縁組成物および電力ケーブルInfo
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Description
ても優れた特性を維持できる絶縁組成物と、これを絶縁
体に用いた電力ケーブルに関する。
リエチレン(XLPE)は、現在、電力ケーブルの絶縁
体として汎用されている。XLPEを絶縁体とした電力
ケーブルは、導体、導電性樹脂組成物よりなる遮蔽層、
および低密度ポリエチレンに架橋剤および老化防止剤を
配合した組成物よりなる絶縁層の3層を、架橋が起こら
ない低温度で同時に押し出し成形し、次いで連続的に、
高温、高圧の架橋ゾーンおよび低温、高圧の冷却ゾーン
を通過せしめることによって製造される。
その特性が優れていることから、適用電圧の高電圧化が
進み、近年、275kVの長距離送電用に、また短距離
500kVの発電所引き出し用等に適用されるまでにな
った。
能上の弱点になり易いケーブル接続部の数を減らすこ
と、接続部収納用の地下マンホールの数を減じて建設費
を低減すること等の要請から、接続部間隔の長尺化が強
く求められるようになってきた。接続部間隔の長尺化の
具体策とは、端的に言えば、絶縁層の厚さを薄くしたケ
ーブルの開発である。例えば、従来技術の短距離用50
0kVケーブルの絶縁層厚さは32mmであるのに対
し、接続部が必要となる長距離用500kVケーブルの
場合、絶縁層厚さは、約17%低減された27mmであ
ることが要請されている。このように絶縁層厚さが低減
されることによって生じる開発課題は数多くあるが、そ
の本質は、絶縁層の単位厚さ当りに負荷される電界が高
まることによって生ずるものである。そのため、絶縁耐
力の一層の向上、および誘電特性、特に誘電正接(ta
nδ)特性値の低減を図ることが要請される。本発明で
解決しようとする課題は、絶縁層厚さの低減によっても
優れた誘電正接(tanδ)特性を維持できる絶縁組成
物および電力ケーブルを提供することである。
る誘電損Wdは、次式によって表すことができる。 Wd=(V2/3)ωC0εrtanδ V:送電系統電圧 ω:送電電力の角周波数(ω=2πf、f:周波数/H
z) C0:ケーブルの構造で決まる幾何学的静電容量 εr:絶縁層材料の比誘電率 tanδ:絶縁層材料の誘電正接 上の式からわかるように、誘電損は、送電系統電圧Vの
自乗に比例し、ケーブルの構造要因を含む幾何学的静電
容量C0が、下式で表せることから、ケーブルの長さに
比例して大きくなり、絶縁厚さの低減もまた、誘電損を
大きくする要因である。絶縁層材料の誘電特性と誘電損
の関係は、上式に見られるように、比誘電率と誘電正接
の積εrtanδに比例するものである。 C0=2πε0L/ln(R/r) ε0:真空の誘電率 L:ケーブルの長さ R及びr:絶縁層の外径及び内径
のは、XLPEを絶縁層に用いたケーブルでは、送電系
統電圧が275kV以上の長距離送電線路の場合であ
る。前述のように、誘電損の諸要因のうち、VおよびC
0は定数となるため、特性改善の検討は、絶縁材料の誘
電特性について行われることになる。絶縁材料の誘電特
性のうち、比誘電率εrは、材料の定数であるため改善
の対象になり得ず、もっぱら、tanδ特性値の改善が
求められることになる。
誘電損の具体例として、長距離用500kVケーブルの
場合について考えると、このケーブルの絶縁層厚さは2
7mmであり、常用最高温度90℃であるから、望まし
いtanδ特性値は、温度が90℃、絶縁層の最大スト
レスが25kV/mmの条件で、0.05%以下という
ものである。
を評価したところ、90℃、20kV/mmでtanδ
は0.1%を越え、要請に応えられないものであった。
従来技術による材料のtanδ特性の詳細についてみれ
ば、およそ60℃以下の温度では、測定ストレス5〜3
0kV/mmの範囲でtanδは0.05%以下で、誘
電損の望ましい特性を満たしている。しかしながら、7
0℃を越える温度領域では、電界ストレスが高くなるに
ともなってtanδ特性値の増大が生じ、90℃の場
合、5kV/mmでは、tanδは0.02%以下の小
さな値であるが、20kV/mmでは、tanδは0.
1%を越えてしまうのである。
側で、ストレス増加によってtanδ特性値が急増する
ことにある。この現象について、発明者らが鋭意検討し
た結果、従来技術の材料からなるXLPE中に電気伝導
性の不純物が存在していることによって起こるものであ
ることが、判明した。さらに、この電気伝導性不純物
は、極微量であるため、通常の分析手段では同定しがた
い濃度レベルのものであることもわかった。
通りである。電力ケーブルの絶縁層材料であるXPLE
のtanδ特性は、主として、材料中の有極性化学構造
の不純物に起因する双極子要因によるものと、材料中の
イオン解離性の不純物の解離イオンに起因する電導要因
のものの2種にわけて考えることができる。XLPEの
ベース材料として有極性コモノマ成分を含まない低密度
PEを用いた場合、双極子要因のtanδに寄与する材
料中の有極性化学構造の不純物として挙げられるもの
は、ベース低密度PE中のもの、配合される架橋剤や老
化防止剤に関係するもの、および製造工程中の汚染に起
因するものが挙げられる。現在のXLPE材料技術の水
準では、双極子要因のtanδの主な原因は、架橋剤と
して用いたジクミルペルオキシド(DCP)の架橋反応
残さであるアセトフェノンおよびクミルアルコールであ
り、これらに起因するtanδは、低温側で大きく、高
温になるに伴って小さくなり、電界ストレスの増加があ
っても変化しない性質である。そして、通常の電力ケー
ブルの場合、この要因によるtanδ値は、最大でも
0.02%を越えず、誘電損の点でも問題視されるレベ
ルではない。
微少な濃度でも影響を及ぼすことから、化学種の同定に
は至っていないが、ベース低密度PEが含有しているイ
オン解離性のもの、配合される架橋剤や老化防止剤中の
イオン解離性の不純物および製造工程中の汚染に起因す
るもののすべてが対象とされ、イオン解離性の不純物の
総和された濃度が特性値に関係すると考えられる。通
常、電導要因のtanδは、低温側で小さく、高温にな
るにともなって急激に大きくなり、さらに、電界ストレ
スの増加によって、指数関数的に増大する性質がある。
XLPEを絶縁層に用いた電力ケーブルの誘電損で問題
になるのは、このイオン解離性の不純物の解離イオンに
起因する電導要因のtanδで、特に、前述の絶縁層厚
低減による高ストレス化が、問題をいっそう深刻にして
いるのである。
たものであって、電気伝導性不純物総量の少ない絶縁組
成物と、絶縁層の材料としてこの絶縁組成物を用いるこ
とによって、高温、高電圧下でも優れたtanδ特性を
有する電力ケーブルを提供することを目的としている。
め、本発明の絶縁組成物は、低密度ポリエチレン100
重量部に架橋剤1〜5重量部および老化防止剤0.05
〜0.5重量部を配合し架橋せしめた樹脂組成物であっ
て、この樹脂組成物が、この樹脂組成物10gを無極性
溶剤10mlで抽出処理し、その抽出液の体積抵抗率に
該抽出液の粘度を乗じた値が5×1010ΩPas/c
m以上の値を有するものであることを特徴としている。
記請求項1に記載の絶縁組成物を絶縁体として用いたこ
とを特徴としている。
中に持ち込まれる電気伝導性不純物の混入源は、前述し
たように、組成物の構成材料であるベース低密度PEお
よび架橋剤および老化防止剤の不純物として混入するも
のと、組成物の製造工程中に混入するものの2経路が挙
げられる。そして、何れの経路によって混入した電気伝
導性不純物であれ、その総和がtanδ特性に関係する
ことになる。したがって、絶縁組成物中に含まれる電気
伝導性不純物の総量によって、選別する方法が最も効果
的であるといえる。本発明の基本的な要件は、「該組成
物を架橋せしめたもの10gを有極性溶剤10mlで処
理した抽出液の体積抵抗率」によって、電気伝導性不純
物の総量を把握し、「体積抵抗率に該抽出液の粘度を乗
じた値が5×1010Ωpas/m以上」であるものを用
いることにある。
成物を架橋せしめたもの」を試料として用いる理由は、
実際の電力ケーブルの絶縁層が受ける架橋反応の諸状況
を、評価特性値、すなわち、抽出液の体積抵抗率に反映
させるためである。架橋反応そのものは、いわゆるラジ
カル反応であるが、その複雑な反応や架橋反応の周囲条
件としての、おおむね160℃を越える高温度が、イオ
ン解離性の不純物に及ぼす諸変化を、評価特性である抽
出液の体積抵抗率に反映させる必要があるのである。こ
のような評価を行うことによって、該組成物を架橋せし
めてなる絶縁層を有する電力ケーブルのtanδ特性、
特に高温、高電界下でも優れたtanδ特性を確保でき
るのである。
総量を把握するのに、「該組成物を架橋せしめたものを
無極性溶剤で処理した抽出液の体積抵抗率」で評価する
のは、本発明の特徴的な手段である。前述したように、
絶縁層中に存在するイオン解離性の不純物の濃度は、極
めて微少であるため、その物質は同定しがたい。絶縁層
中に存在するイオン解離性の不純物を抽出した液体の体
積抵抗率は、イオン解離性の不純物濃度、抽出に用いた
液体の誘電率も関係した個々の不純物のイオン解離度、
解離したイオン個々の移動度等によって定まる。一般
に、イオン解離度は、誘電率が大きい、すなわち有極性
溶剤の方が大きくなる。しかし、電力ケーブルの絶縁層
材料であるXLPEは無極性であり、その比誘電率は、
電力ケーブルの使用温度範囲において2.1〜2.3程度
である。したがって、XLPE中において特徴的にta
nδ特性を悪化させるイオン解離性不純物の総量評価
は、XLPEと同等の比誘電率を有する無極性溶剤によ
る抽出液で行うべきである。この観点から、組成物を架
橋せしめたXLPE中のイオン解離性不純物の抽出に用
いる溶剤として、無極性溶剤を用いるのである。無極性
溶剤としては、沸点がおよそ50〜100℃程度の炭化
水素、例えばヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等が挙げられる。
性溶剤10mlで抽出処理」するのは、極めて微少濃度
であるイオン解離性不純物の抽出液中濃度を、できるだ
け高濃度化することが目的である。これが極めて低濃度
である場合には、抽出液の体積抵抗率は濃度と逆比例す
る関係にあるので、抽出処理の際の構成比が、規定され
た比率から変化した場合でも、構成比の相違を比例関係
で補正することによって、所定の構成比の値に換算する
ことができる。
橋せしめたものを充分な処理して得た抽出液の体積抵抗
率は、抽出に用いた無極性溶剤の導電率と、架橋された
組成物中に存在したイオン解離性不純物の解離したイオ
ンに起因する導電率の和の逆数とみなすことができる。
組成物を架橋せしめたものを充分処理することによって
得た抽出液の体積抵抗率は、抽出に用いた高純度化した
溶剤の体積抵抗率よりも、少なくとも数分の1の値に低
下し、抽出されたイオン解離性不純物に支配された特性
値を示す。したがって、「抽出液の体積抵抗率」は、架
橋された組成物中に存在した、XLPEのtanδに悪
影響を及ぼすイオン解離性の不純物の量に関係した値に
なる。
性の不純物を抽出した抽出液の体積抵抗率は、抽出液中
のイオン濃度、イオンへの解離度およびイオンの移動度
に依存する。体積抵抗率の測定温度は、解離度および移
動度の両者に影響するため、体積抵抗率評価温度は一定
にする必要があり、本発明では通常、50℃で行われ
る。また、イオンの移動度は、該抽出液の粘度に依存す
るため、溶剤の種類によって異なることになるが、一般
に、(移動度×粘度=一定)の関係が成り立つことか
ら、溶剤の粘度による影響を排除するため、(体積抵抗
率×溶剤の粘度)の特性値に変換するのである。また、
抽出に用いる無極性溶剤について、沸点50〜100℃
程度のものとした理由は、1つには、粘度の小さい溶剤
を用いることによって、微少濃度でも大きな体積抵抗率
低下を期待するためである。
通常の絶縁油の体積抵抗率測定用の電極と、絶縁抵抗測
定装置を用いることができる。
乗じた値が5×1010ΩPas/m以上」との規定は、
90℃、25kV/mmの条件におけるtanδが0.
05%以下であることを確保するために必要な規定であ
り、本発明者が数多くの検討の結果定めた値である。こ
の規定を越える特性値を有する組成物を架橋してなるX
LPEのtanδは、90℃で評価した場合、ストレス
が25kV/mmを越えない条件でも、0.05%を越
えるものである。
抽出処理する場合の条件は、基本的な要件ではない。必
要なことは、架橋された組成物中に存在するイオン解離
性の不純物のほとんどすべてを抽出できる条件を確保す
ることである。このための一般的な条件は、架橋された
組成物を、できる限り薄くして溶剤に接触させることで
ある。なお、抽出の加速のために、超音波を利用するこ
と、あるいは加温された溶剤を用いるソックスレ抽出等
も利用できる。
かにする。 (実施例1) ベースの低密度PEとして(a)を用意した。このPE
(a)はMFRが1程度のもので、従来から電力ケーブ
ル用の架橋性絶縁組成物に使用されてきたPE(b)の
合成ラインを清浄にして、特にイオン解離性の不純物の
混入を防ぐことに留意して合成したものである。架橋剤
DCPとして、(e)を再結晶化によって精製したもの
(f)を用意した。老化防止剤として、ポリオレフィン
に有効な4,4’−チオビス−(6−第3ブチル−3−
メチルフェノール)(g)を再結晶化によって精製した
もの(h)を用意した。
に、架橋剤(f)を3重量部、老化防止剤(h)を0.
3重量部配合した組成物を作製した。組成物製造工程の
概要は、180℃の混練用押出機によって老化防止剤を
練り込み、これを紐出しし、冷水中で裁断してペレット
とし、乾燥後約80℃で架橋剤をペレットに接触溶解さ
せるという方式である。ただし、製造工程は、次のよう
にして清浄化した。その概要は、ペレット化の際に用い
る冷水を、電子工業などで用いる超純水に変え、また架
橋剤配合工程以降の機械およびラインに、無配合PE
(a)を2バッチ分流して、不純物の吸収除去を図っ
た。
で、厚さ0.2mmおよび10mm程度で10×10c
m角の試料を予備成形し、このものを、温度180℃、
圧力20kgf/cm2の条件で、20分加圧成形する
ことによって、XLPEとした。
0℃で、tanδのストレス変化を測定して、tanδ
が0.05%を越えるストレスを検討付けた。
サーで0.2mm程度のシートとし、このシート30g
と高純度のnヘキサン30mlの組み合わせで、20k
Hz、1W/cm2の超音波照射下で、2時間の抽出を
行った。抽出に用いたnヘキサンは、試薬特級のものを
無沸騰蒸留し、さらに活性アルミナで吸着処理したもの
で、50℃の体積抵抗率は2×1014Ω/mで、50℃
の粘度は92.1×10-2Pasであった。
なかった以外は、実施例1と同様にして、試料を作製し
た。
て、従来から電力ケーブル用の架橋性絶縁組成物に使用
されたきたPE(b)、(c)、(d)を、そのまま用
いた。架橋剤DCPとして、再結晶化によって精製した
もの(f)の他に、再結晶処理を施さなかったもの
(e)を用意した。老化防止剤(4,4’−チオビス−
(6−第3ブチル−3−メチルフェノール))として、
再結晶化によって精製したもの(h)の他に、再結晶処
理を施さなかったもの(g)を用意した。表2に示した
配合量にしたがって、低密度PEに架橋剤、老化防止剤
をそれぞれ練り込み、組成物を作製した。混練工程に
は、いずれも清浄化を施さなかった。後は、前記実施例
と同様にして、比較例1〜6の試料を作製した。
料を用いて、90℃のtanδが0.05%を越えるス
トレスの見当付けと、抽出液の体積抵抗率および粘度の
評価を行った。結果をそれぞれ表1および表2に示す。
いたnヘキサンのそれよりも小さく、抽出液の粘度もn
ヘキサンのそれよりも大きかった。体積抵抗率の低下
は、架橋した組成物中のイオン解離性不純物が抽出され
たことによるものであり、粘度の増加は、主として架橋
剤の反応残さが抽出されたことによるものであると考え
られる。
90℃でtanδが0.05%を越えるストレスは、い
ずれも25kV/mmよりもかなり低く、改善の要請に
応え得るものではなかった。また、イオン解離性不純物
の低減策を施した比較例4〜6においても、「組成物を
架橋せしめたものの抽出液の体積抵抗率に該抽出液の粘
度を乗じた値」が5×1010ΩPas/mよりも小さ
く、これらの90℃でtanδが0.05%を越えるス
トレスは、いずれも25kV/mmよりも低く、特性改
善の要請に応えられないものであった。これに対し、表
1に示したように、実施例1および2の試料にあって
は、「組成物を架橋せしめたものの抽出液の体積抵抗率
に該抽出液の粘度を乗じた値が5×1010ΩPas/m
以上」であり、また90℃、25kV/mmでのtan
δは、いずれも0.05%以下と、要請に応える優れた
特性を有していた。
高温高電界下においても誘電損失の小さい絶縁組成物を
得るための1種の判断基準が得られ、原材料の低密度ポ
リエチレン、架橋剤、老化防止剤として、これら原材料
に含まれる電気的不純物の総量を、この判断基準に合致
するように、調整したものを使用することで、高温高電
界下においても誘電損失の小さい絶縁組成物を得ること
ができ、さらには誘電損失の小さい電力ケーブルを得る
ことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】低密度ポリエチレン100重量部に架橋剤
1〜5重量部および老化防止剤0.05〜0.5重量部
を配合し架橋せしめた樹脂組成物であって、 この樹脂組成物が、この樹脂組成物 10gを無極性溶剤
10mlで抽出処理し、その抽出液の体積抵抗率に該抽
出液の粘度を乗じた値が5×1010ΩPas/cm以
上の値を有するものであることを特徴とする絶縁組成
物。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の絶縁組成物を絶縁
体として用いたことを特徴とする電力ケーブル。
Priority Applications (6)
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| EP94400413A EP0613154B1 (en) | 1993-02-26 | 1994-02-25 | Process for preparing a polyethylene composition for use in insulations and joints of extra-high voltage power cables |
| US08/202,098 US5536777A (en) | 1993-02-26 | 1994-02-25 | Polyethylene composition for use in insulations and joints of extra-high voltage power cables, and an extra-high voltage power cable and joint therefor employing this polyethylene composition |
| DE69420063T DE69420063T2 (de) | 1993-02-26 | 1994-02-25 | Verfahren zur Herstellung einer Polyethylenzusammensetzung zum Isolieren und Verbinden von Hochspannungskabeln |
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|---|---|---|---|---|
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1993
- 1993-02-26 JP JP03910093A patent/JP3349747B2/ja not_active Expired - Fee Related
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