JP3223991U - 非破壊検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】微弱な磁束密度の変化を検査できる非破壊検査装置を提供する。【解決手段】非破壊検査装置10は、アモルファス磁芯12とコイル14からなる磁気センサ16、コイル14に励磁電流を供給する電源回路18、コイル14から直流化した電圧変化を微分する微分回路22を備える。磁気センサ16は、アモルファス磁芯12の長さ方向が被検査物の表面に対して傾斜している。電源回路18は交流電源36、直流電源38、および増幅器40を備える。第一抵抗R1、第二抵抗R2、第三抵抗R3、第四抵抗R4、コンデンサCおよびオペアンプOPを備え、微分回路22はコンデンサCおよび第四抵抗R4で構成される。【選択図】図1
Description
本考案は、被検査物の傷および厚み変化などの異常箇所を検査できる非破壊検査装置に関するものである。
従来、種々の非破壊検査装置が開発および開示されている。たとえば下記特許文献1の非破壊検査装置は、磁石と磁気センサを備える。磁石で被検査物を磁化し、被検査物の表面に沿って磁気センサを移動させて表面の磁束密度を測定する。被検査物に傷や減肉などの異常箇所があれば表面の磁束密度が変化する。磁気センサでその磁束密度の変化を検出することで、異常箇所を検出できる。
しかし、鉄は強磁性体であるため、異常箇所から漏れる磁束が小さく、磁束密度の変化を検出しにくい。被検査物の裏面や内部に異常箇所があれば、それらの漏れ磁束も小さいが変化が現れる。その微弱な磁束密度の変化を検出できることが求められている。
本考案の目的は、微弱な磁束密度の変化を検査できる非破壊検査装置を提供することにある。
本考案の非破壊検査装置は、被検査物を磁化させる磁石と、アモルファス磁芯および該アモルファス磁芯に巻回されたコイルからなり、該アモルファス磁芯の長さ方向が前記被検査物の表面に対して傾斜するように配置された磁気センサと、直流電流と交流電流を重畳した励磁電流を前記コイルに供給する電源回路と、前記コイルにより検出された電圧変化を直流化した出力電圧を微分する微分回路とを備える。
前記コイルの出力電圧を受けるために、第一抵抗と、前記第一抵抗に直列接続された第二抵抗と、前記第一抵抗と並列接続された第三抵抗と、前記第三抵抗と並列接続されたコンデンサと、前記第三抵抗が非反転入力端子に接続され、反転入力端子が第一抵抗と第二抵抗の間に接続されたオペアンプと、前記オペアンプの非反転入力端子とアースの間に接続された第四抵抗とを備える。前記第一抵抗と第二抵抗の抵抗値は等しく、第三抵抗と第四抵抗の抵抗値が等しい。この回路の第三抵抗R3に並列にコンデンサを接続すると、コンデンサと第四抵抗R4で微分回路を構成する。
本考案によると、磁気センサが被検査物に対して傾斜していることで、磁気センサの感度が良く、異常箇所が検出しやすい。微分回路にコンデンサを設けていることで、異常箇所によって生じる電圧の変化速度の大きなもののみを出力することができ、異常箇所を検出しやすくなっている。
本考案の非破壊検査装置について図面を使用して説明する。
図1に示す本考案の非破壊検査装置10は、アモルファス磁芯12とコイル14からなる磁気センサ16、コイル14に励磁電流を供給する電源回路18、コイル14の電圧の振幅変化を整流および平滑して直流電圧変化として出力するダイオードDおよび平滑回路20、その直流電圧変化を微分する微分回路22を備える。
被検査物の材料は磁石によって磁化される材料であればよく、たとえば鉄、コバルト、ニッケル、それらを含む合金などの強磁性体を含む。図2に示す被検査物24は板状になっているが、被検査物24は任意の形状でよい。非破壊検査装置10は被検査物24の亀裂や厚さ変化などの異常箇所26を検出する。非破壊検査装置10は、被検査物24の表面にある異常箇所26のみではなく、被検査物24の裏面および内部の異常箇所26も検出する。
図2に示すように、非破壊検査装置10は磁石28を備える。磁石28はN極とS極が任意の間隔をあけて被検査物24に接触または近づけられる。磁石28は永久磁石と電磁石のいずれであってもよい。磁石28の磁束密度は約1000G以下でよい。磁石28によって被検査物24の中を磁束30が通過し、被検査物24は磁化される。この磁束30によって異常箇所26の両側にN極とS極の磁極が生じ、漏れ磁束32となる。この漏れ磁束32は、異常箇所26が被検査物24の内部および裏面にあっても、被検査物24の表面に微弱ではあるが現れる。
磁石28からの浮遊磁場がコイル14に影響することがある。それを防ぐために図2に示すような磁気シールド34を必要とする場合がある。磁気シールド34は鉄などの強磁性体の板体である。磁気シールド34は少なくともコイル14と磁石28の間に配置される。
磁気センサ16は棒状のアモルファス磁芯12およびこのアモルファス磁芯12にまきまわされたコイル14を備える。アモルファス磁芯12は複数のアモルファス素線を束ねたものである。たとえば、1本のアモルファス素線は直径約0.05〜0.1mm、長さ約15〜20mmのアモルファス素線を約5〜10本束ねてアモルファス磁芯12とする。アモルファス磁芯12の直径が1mm以下になれば局所的な漏れ磁束32の検知も可能になる。コイル14は銅線をアモルファス磁芯12に複数回巻きまわすことで形成される。たとえばアモルファス磁芯12に約0.07mmの銅線が150〜200回巻きまわされている。コイル14の一端が電源回路18から抵抗Raを通して接続され、他端がグランドに接続されている。磁気センサ16は被検査物24の表面に近接されながら移動する。
磁気センサ16は磁石28のS極とN極の間に配置される。磁気センサ16は、アモルファス磁芯12の長さ方向が被検査物24の表面に対して傾斜している(図2)。傾斜角度は約10〜20°である。被検査物24の表面にある異常箇所26からの漏れ磁束32は比較的大きいが、裏面や内部の異常箇所26による漏れ磁束32は弱いので、効率よくその漏れ磁束32を検出するためには、そのコイル14を漏れ磁束32に平行な方向に近づける必要がある。なお、アモルファス磁芯12の長さ方向が被検査物24の表面と平行な方向になっていれば、アモルファス磁芯12の両側から漏れ磁束32の影響を受けるため、異常を見分けにくくなる。アモルファス磁芯12の長さ方向が被検査物24の表面に対して傾斜していれば、アモルファス磁芯12の被検査物24に近い方から漏れ磁束32の影響を受け、磁気センサ16の感度が良くなる。この磁気センサ16を被検査物24の表面に沿って、ある一定の速さ(約10〜20cm/sec)で前後、左右に走査する。この時異常箇所26の上で漏れ磁束32を検出する。遅すぎると被検査物24の残留磁気の不均一によるノイズとの区別がつけにくくなり、早すぎると電気的ノイズを軽減するための回路で信号が弱くなる。これらを考慮して走査速度や回路設計をする。時定数τ=C×Rより速いステップ状の入力に対する応答を表す。
電源回路18は交流電源36、直流電源38、および増幅器40を備える。交流電源36は周波数可変および電流量可変の交流電流を発生する電源である。直流電源38は一定電圧を可変的に分圧して直流電流を発生する電源である。増幅器40は、上記交流電流と直流電流が同時に入力され、電流量を増幅して励磁電流を出力する。以上から、電源回路18は直流電流と交流電流を重畳した励磁電流を生成する。
電源回路18とコイル14の間に抵抗Raを備える。励磁電流は抵抗Raを通してコイル14に流される。抵抗Raによってコイル14の電圧の振幅変化が現れる。コイル14の電圧の振幅変化は増幅器42で増幅され、ダイオードDと平滑回路20で整流および平滑されて直流電圧変化となる。平滑回路20は抵抗RbとコンデンサCaから構成される。
コイル14の電圧を増幅して、コイル14を被検査面に沿って移動するときの、その電圧の振幅に比例して直流化した電圧の変化から異常箇所26の有無を判定できる。コイル14の電圧の振幅変化をそのまま利用しても、被検査物24の異常箇所26を判別できるが、異常箇所26が亀裂の場合には電圧変化が急峻であるため、更に電圧の変化速度に比例した電圧を出力する微分回路22を追加することにより、鮮明な信号として判別できる。
コイル14の出力電圧を受けるために、第一抵抗R1、第二抵抗R2、第三抵抗R3、第四抵抗R4、コンデンサCおよびオペアンプOPを備える。第一抵抗R1と第二抵抗R2は直列接続されており、第一抵抗R1は反転入力に、第三抵抗R3およびコンデンサCが並列接続されて非反転入力に接続されている。オペアンプOPの反転入力端子が第一抵抗R1と第二抵抗R2の間に接続され、オペアンプOPの非反転入力端子は第三抵抗R3に接続されている。オペアンプOPの非反転入力端子とグランドの間に第四抵抗R4が接続されている。オペアンプOPの出力は第二抵抗R2に接続されている。これらの抵抗R1、R2、R3、R4による回路では入力側の電圧変化に対して、出力側の電圧は変化しない。この中の第三抵抗R3に並列にコンデンサCを接続することによってそのコンデンサCと第四抵抗R4が微分回路22になっており、微分時定数τ(=CR4)より短い周期の変化または短時間の変化の電圧を入力したとき、その変化速度に応じた出力電圧を生じる。つまり、ゆっくりした変化は殆ど打ち消して出力しないで、前記亀裂による速い電圧変化のみを出力する。
第一抵抗R1と第二抵抗R2の抵抗値は等しく、第三抵抗R3と第四抵抗R4の抵抗値は等しい。このように抵抗値を設定することで電圧変化出力はゼロになるが、第三抵抗R3に並列に付けられたコンデンサCによって、コンデンサCと抵抗R4とからなる微分回路22は入力された電圧を微分した変化速度に比例した電圧を出力する。時定数τ=CR4より短時間の速い変化の電圧を出力する。(図3(a))、そのため、微分回路22はコイル14の検出電圧の変化が速いときのみ、図3(b)のような急峻な山となって出力される。コイル14の検出電圧の変化が小さい又は遅い場合および直流成分について、微分回路22の出力は0になる。
非破壊検査装置10は微分回路22の出力を表示するモニターを備えてもよい。モニターに図3(b)のような表示をすることで、異常箇所26が分かるようにする。
以上のように、本願は磁気センサ16を被検査物24に対して傾斜させることで磁気センサ16の感度が良くなり、異常箇所26を検出しやすくなっている。微分回路20にコンデンサCを設けていることで、異常箇所26によって生じる電圧変化の速いもののみを出力することができ、異常箇所26を検出しやすくなっている。
その他、本考案は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
10:非破壊検査装置
12:アモルファス磁芯
14:コイル
16:磁気センサ
18:電源回路
20:平滑回路
22:微分回路
24:被検査物
26:異常箇所
28:磁石
30:磁束
32:漏れ磁束
34:シールド
36:交流電源
38:直流電源
40、42:増幅器
抵抗:R1、R2、R3、R4、R1、R2
コンデンサ:C、Ca
ダイオード:D
オペアンプ:OP
12:アモルファス磁芯
14:コイル
16:磁気センサ
18:電源回路
20:平滑回路
22:微分回路
24:被検査物
26:異常箇所
28:磁石
30:磁束
32:漏れ磁束
34:シールド
36:交流電源
38:直流電源
40、42:増幅器
抵抗:R1、R2、R3、R4、R1、R2
コンデンサ:C、Ca
ダイオード:D
オペアンプ:OP
Claims (4)
- 被検査物に対する非破壊検査装置であって、
前記被検査物を磁化させる磁石と、
アモルファス磁芯および該アモルファス磁芯に巻回されたコイルからなり、該アモルファス磁芯の長さ方向が前記被検査物の表面に対して傾斜するように配置された磁気センサと、
直流電流と交流電流を重畳した励磁電流を前記コイルに供給する電源回路と、
前記コイルの出力電圧を微分する微分回路と、
を備えた非破壊検査装置。 - 前記コイルの出力電圧を受けるために、
第一抵抗と、
前記第一抵抗に直列接続された第二抵抗と、
前記第一抵抗と並列接続された第三抵抗と、
前記第三抵抗と並列接続されたコンデンサと、
前記第三抵抗が非反転入力端子に接続され、反転入力端子が第一抵抗と第二抵抗の間に接続されたオペアンプと、
前記オペアンプの非反転入力端子とアースの間に接続された第四抵抗と、
を備えた請求項1の非破壊検査装置。 - 前記第一抵抗と第二抵抗の抵抗値が等しく、第三抵抗と第四抵抗の抵抗値が等しい請求項2の非破壊検査装置。
- 前記微分回路が前記コンデンサおよび第四抵抗で構成される請求項2または3の非破壊検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2019003357U JP3223991U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 非破壊検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019003357U JP3223991U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 非破壊検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP3223991U true JP3223991U (ja) | 2019-11-14 |
Family
ID=68532153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019003357U Active JP3223991U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 非破壊検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3223991U (ja) |
-
2019
- 2019-09-05 JP JP2019003357U patent/JP3223991U/ja active Active
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