JP3203335B2 - ごみ焼却炉の灰の無害化処理方法 - Google Patents
ごみ焼却炉の灰の無害化処理方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ焼却炉から発生す
る灰(焼却灰や飛灰等)の無害化処理方法の改良に関す
るものであり、油脂精製に使用した後の癈白土を再利用
することにより、酸性水に対しても固化せしめた灰内の
重金属類が溶出しないようにした灰の無害化処理方法に
関するものである。
る灰(焼却灰や飛灰等)の無害化処理方法の改良に関す
るものであり、油脂精製に使用した後の癈白土を再利用
することにより、酸性水に対しても固化せしめた灰内の
重金属類が溶出しないようにした灰の無害化処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】年々増え続ける都市ごみや産業廃棄物
は、その大部分が減容のために焼却処理されている。ま
た、ごみ焼却炉から発生したごみ焼却灰や集塵器で補集
された飛灰の大部分は、埋立地へ投棄することにより処
理されている。しかし、前記ごみ焼却灰等の埋立用地
は、埋立地近傍の住民の反対運動によりその取得が益々
困難になってきている。何故なら、埋立地へ投棄した灰
内に含まれる重金属類が埋立地から流出する排水内へ溶
出し、所謂環境汚損を引き起こすからである。
は、その大部分が減容のために焼却処理されている。ま
た、ごみ焼却炉から発生したごみ焼却灰や集塵器で補集
された飛灰の大部分は、埋立地へ投棄することにより処
理されている。しかし、前記ごみ焼却灰等の埋立用地
は、埋立地近傍の住民の反対運動によりその取得が益々
困難になってきている。何故なら、埋立地へ投棄した灰
内に含まれる重金属類が埋立地から流出する排水内へ溶
出し、所謂環境汚損を引き起こすからである。
【0003】一方、近年埋立用地が逼迫するに伴って、
既存の埋立用地の延命を計る必要が生じており、灰を有
効利用することにより埋立地への投棄量を減らすことが
要望されている。ところが、灰を路盤骨材や歩道用ブロ
ックとして利用する場合には、灰中に含まれるPb,C
d,Cr6+,Hgなどの有害な重金属類が雨水等へ溶出
しないようにする必要がある。現在一部のごみ焼却場で
は、集塵器で補集した灰をセメントにより固化処理した
あと、これを埋立地へ投棄するようにしているが、灰中
の前記重金属類は酸性水に対しては特に溶出し易いと云
う性質があり、所謂酸性雨が降ったような場合には、重
金属類が溶出して環境汚損を生ずると云う問題がある。
既存の埋立用地の延命を計る必要が生じており、灰を有
効利用することにより埋立地への投棄量を減らすことが
要望されている。ところが、灰を路盤骨材や歩道用ブロ
ックとして利用する場合には、灰中に含まれるPb,C
d,Cr6+,Hgなどの有害な重金属類が雨水等へ溶出
しないようにする必要がある。現在一部のごみ焼却場で
は、集塵器で補集した灰をセメントにより固化処理した
あと、これを埋立地へ投棄するようにしているが、灰中
の前記重金属類は酸性水に対しては特に溶出し易いと云
う性質があり、所謂酸性雨が降ったような場合には、重
金属類が溶出して環境汚損を生ずると云う問題がある。
【0004】例えば、本件発明者の実験結果によれば、
ポルトランドセメントを用いてごみ焼却炉の焼却灰や集
塵器補集灰を固化した場合には、通常の雨水や酸性雨に
相当するPH4程度の酸性水に対して溶出するPb及び
Cdの量は、表1の如き値となり、我が国の許容規制値
を遙に超える溶出量であることが確認されている。
ポルトランドセメントを用いてごみ焼却炉の焼却灰や集
塵器補集灰を固化した場合には、通常の雨水や酸性雨に
相当するPH4程度の酸性水に対して溶出するPb及び
Cdの量は、表1の如き値となり、我が国の許容規制値
を遙に超える溶出量であることが確認されている。
【表1】 一方、重金属封鎖材としてポルトランドセメントにゼオ
ライトやさんご化石、シラス、ピートモス、キレート等
を混合して封鎖能力を高めたセメント系固化剤を用いた
場合にも、中性水に対してはPbやCdの溶出量を規制
値以下に押えることが可能であるが、酸性雨に対して
は、Pb及びCdの溶出量を前記表1の許容規制値以下
に保つことは不可能であり、ごみ焼却灰を安全に固化処
理することが出来ないと云う状態にある。
ライトやさんご化石、シラス、ピートモス、キレート等
を混合して封鎖能力を高めたセメント系固化剤を用いた
場合にも、中性水に対してはPbやCdの溶出量を規制
値以下に押えることが可能であるが、酸性雨に対して
は、Pb及びCdの溶出量を前記表1の許容規制値以下
に保つことは不可能であり、ごみ焼却灰を安全に固化処
理することが出来ないと云う状態にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本件発明は、従来のポ
ルトランドセメント等を固化剤としてごみ焼却灰を固化
し、これを埋立て処理したり或いは路盤用ブロック等と
して利用した場合に生じる問題、即ち、酸性雨等への有
害な重金属類の溶出に伴う環境汚損の問題を解決せんと
するものであり、安価で且つ簡単に、しかも酸性水に対
しても確実に重金属類の溶出を防止できるようにしたご
み焼却炉の灰の無害化処理方法を提供するものである。
ルトランドセメント等を固化剤としてごみ焼却灰を固化
し、これを埋立て処理したり或いは路盤用ブロック等と
して利用した場合に生じる問題、即ち、酸性雨等への有
害な重金属類の溶出に伴う環境汚損の問題を解決せんと
するものであり、安価で且つ簡単に、しかも酸性水に対
しても確実に重金属類の溶出を防止できるようにしたご
み焼却炉の灰の無害化処理方法を提供するものである。
【0006】本件発明者は、ごみ焼却灰のセメントによ
る固化試験や固化メカニズムの解析を永年に亘って積み
重ね、その結果から、「セメントの水和反応によって生
じたエトリンガイト(etringite)の結晶が成
長し、その粒子のporeの体積やサイズが増加するに
伴って重金属類がこのpore内に封じ込められて行
く」と云う事象を知得した。また、前記poreの体積
やサイズの増加を計ってpore内への重金属類の封じ
込め(即ち重金属類のpore内への移動)を促進する
ことにより、重金属類をより堅固に固化物内へ固定して
その溶出を防止できると云うことを着想した。また、本
件発明者は当該着想と同時に、前記pore内への重金
属類の封じ込め等を促進する物質の探索実験を積み重
ね、Al2 O3 等が重金属類の封じ込めの加勢に有効に
機能することを見出した。
る固化試験や固化メカニズムの解析を永年に亘って積み
重ね、その結果から、「セメントの水和反応によって生
じたエトリンガイト(etringite)の結晶が成
長し、その粒子のporeの体積やサイズが増加するに
伴って重金属類がこのpore内に封じ込められて行
く」と云う事象を知得した。また、前記poreの体積
やサイズの増加を計ってpore内への重金属類の封じ
込め(即ち重金属類のpore内への移動)を促進する
ことにより、重金属類をより堅固に固化物内へ固定して
その溶出を防止できると云うことを着想した。また、本
件発明者は当該着想と同時に、前記pore内への重金
属類の封じ込め等を促進する物質の探索実験を積み重
ね、Al2 O3 等が重金属類の封じ込めの加勢に有効に
機能することを見出した。
【0007】請求項1に記載の発明は、ごみ焼却炉から
発生した灰に、焼成炉内で燃焼せしめて油脂成分を取り
除いた癈白土と固化剤とを混合し、これに水を加えて前
記混合物を固化すると共に、焼成炉で発生した燃焼ガス
をごみ焼却炉内へ供給することを発明の基本構成とする
ものである。
発生した灰に、焼成炉内で燃焼せしめて油脂成分を取り
除いた癈白土と固化剤とを混合し、これに水を加えて前
記混合物を固化すると共に、焼成炉で発生した燃焼ガス
をごみ焼却炉内へ供給することを発明の基本構成とする
ものである。
【0008】請求項1に記載の発明は、癈白土を流動床
炉内へ供給して含有する油脂成分を燃焼させ、癈白土の
燃焼残渣を燃焼ガスに同伴させて流動床炉からごみ焼却
炉内へ供給すると共に、ごみ焼却炉に付設した集塵器で
補集した補集燃焼残渣に固化剤と水とを加えて混合物を
固化することを発明の基本構成とするものである。
炉内へ供給して含有する油脂成分を燃焼させ、癈白土の
燃焼残渣を燃焼ガスに同伴させて流動床炉からごみ焼却
炉内へ供給すると共に、ごみ焼却炉に付設した集塵器で
補集した補集燃焼残渣に固化剤と水とを加えて混合物を
固化することを発明の基本構成とするものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】灰と、油脂成分を取り除いた癈白土と、セメン
ト等の固化剤とを夫々所定の割合で混合し、これに水を
加えることにより、灰はセメント等の固化剤の水和反応
(水硬反応)によって固化を始める。この固化時に、灰
中の重金属類は水和反応によって生じたエトリンガイト
(etringite)の結晶内へ封じ込まれるが、
「癈白土内のAl2 O3 等が重金属類の封じ込めを加勢
することにより、PbやCd等はより堅固にエトリンガ
イトの結晶内へ封じ込まれることになる。」と想定され
る。尚、癈白土を混入することにより得られる作用効果
の物理的及び化学的機構については、未だ論理的に十分
に解析し尽くされていない。
ト等の固化剤とを夫々所定の割合で混合し、これに水を
加えることにより、灰はセメント等の固化剤の水和反応
(水硬反応)によって固化を始める。この固化時に、灰
中の重金属類は水和反応によって生じたエトリンガイト
(etringite)の結晶内へ封じ込まれるが、
「癈白土内のAl2 O3 等が重金属類の封じ込めを加勢
することにより、PbやCd等はより堅固にエトリンガ
イトの結晶内へ封じ込まれることになる。」と想定され
る。尚、癈白土を混入することにより得られる作用効果
の物理的及び化学的機構については、未だ論理的に十分
に解析し尽くされていない。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例を示すものであり、図
1に於いて1は灰ホッパー、2は癈白土ホッパー、3は
固化剤ホッパー、4は混練機、5は注水管である。前記
灰ホッパー1内には、ごみ焼却炉から排出された焼却灰
やごみ焼却炉に付設した集塵器で補集された飛灰(集塵
器補集灰)が貯留されている。尚、表2は大阪市内のご
み焼却設備から排出された前記焼却灰及び集塵器補集灰
の成分の一例を示すものである。
する。図1は本発明の第1実施例を示すものであり、図
1に於いて1は灰ホッパー、2は癈白土ホッパー、3は
固化剤ホッパー、4は混練機、5は注水管である。前記
灰ホッパー1内には、ごみ焼却炉から排出された焼却灰
やごみ焼却炉に付設した集塵器で補集された飛灰(集塵
器補集灰)が貯留されている。尚、表2は大阪市内のご
み焼却設備から排出された前記焼却灰及び集塵器補集灰
の成分の一例を示すものである。
【表2】
【0014】前記癈白土ホッパー2内には、食用油等の
精製に使用された後の廢活性白土や廢酸性白土から、含
有する油脂成分を除去した癈白土が貯留されており、表
3は前記廢活性白土の成分の一例を示すものであり、ま
た表4は前記廢酸性白土の成分の一例を示すものであ
る。
精製に使用された後の廢活性白土や廢酸性白土から、含
有する油脂成分を除去した癈白土が貯留されており、表
3は前記廢活性白土の成分の一例を示すものであり、ま
た表4は前記廢酸性白土の成分の一例を示すものであ
る。
【表3】
【表4】 尚、油脂精製に使用された後の廢活性白土や廢酸性白土
には約30〜40%の油脂成分が含有されているが、こ
れ等の油脂成分は抽出溶剤を用いた抽出処理や油脂成分
を燃焼させる焼成処理によって、ホッパー2へ投入され
る前に除去されている。
には約30〜40%の油脂成分が含有されているが、こ
れ等の油脂成分は抽出溶剤を用いた抽出処理や油脂成分
を燃焼させる焼成処理によって、ホッパー2へ投入され
る前に除去されている。
【0015】前記固化剤ホッパー3内には固形剤として
ポルトランドセメントが貯留されており、本実施例では
表5に示す成分を有する通常のポルトランドセメントが
使用されている。尚、固化剤としてはポルトランドセメ
ント以外に、高炉水滓等を主剤とする固化剤(例えば特
公平2−14308号等)を使用することも可能であ
る。前記各ホッパー内の灰Aと癈白土Bと固化剤Cと
は、灰Aが1に対して癈白土Bが0.25〜0.5、固
化剤Cが0.5〜0.25の割合(重量比)で混練機4
のホッパ4aへ供給され、水を加えて混練したあと、混
練機4から取り出される。水を加えて混練りすることに
より、所謂水硬反応が起生して混合物は徐々に硬化す
る。約1週間ほどの期間固化養生をさせることにより、
混合物は圧縮強度が3〜8kg/cm2 位までの強度に
硬化し、安全に埋立地へ投棄できる状態となる。
ポルトランドセメントが貯留されており、本実施例では
表5に示す成分を有する通常のポルトランドセメントが
使用されている。尚、固化剤としてはポルトランドセメ
ント以外に、高炉水滓等を主剤とする固化剤(例えば特
公平2−14308号等)を使用することも可能であ
る。前記各ホッパー内の灰Aと癈白土Bと固化剤Cと
は、灰Aが1に対して癈白土Bが0.25〜0.5、固
化剤Cが0.5〜0.25の割合(重量比)で混練機4
のホッパ4aへ供給され、水を加えて混練したあと、混
練機4から取り出される。水を加えて混練りすることに
より、所謂水硬反応が起生して混合物は徐々に硬化す
る。約1週間ほどの期間固化養生をさせることにより、
混合物は圧縮強度が3〜8kg/cm2 位までの強度に
硬化し、安全に埋立地へ投棄できる状態となる。
【0016】表6は、各種の灰Aと癈白土Bと固化剤C
とを、灰Aが1に対して癈白土Bが0.5、固化剤Cが
0.5の割合で混合して形成した固化物の、模擬酸性雨
(PH4の酸性水)を用いた溶出試験の結果を示すもの
である。
とを、灰Aが1に対して癈白土Bが0.5、固化剤Cが
0.5の割合で混合して形成した固化物の、模擬酸性雨
(PH4の酸性水)を用いた溶出試験の結果を示すもの
である。
【表6】 尚、前記表6の溶出試験は、日本国の環境庁告示第13
号に規定されている試験方法にしたがって試験をした結
果を示すものである。即ち、先ず固化物を粉砕したあと
ふるいにかけ、粒径が0.5〜5mmの試験用試料を作
成する。次に、試料gと溶媒ml(純水に塩酸を加え
て、PHを4としたもの)とを1:10の割合で混合
し、試料液を500ml〜600mlほど作る。更に、
前記試料液を常温(約20℃)及び常圧(約1気圧)の
下で、振とう機(振とう回数毎分200回、振とう幅4
〜5cm)を用いて6時間連続的に振とうし、且つこの
期間中絶えず6Nの濃度のHCl水溶液を加えてPHを
4に保持しつつ、溶出操作を行う。 規定時間の溶出操
作が終われば、試料液を孔径1ミクロンのグラスファイ
バーフィルターペーパー(GFP)を用いて濾過し、濾
過後の溶液からPb及びCdの溶出量を測定する。
号に規定されている試験方法にしたがって試験をした結
果を示すものである。即ち、先ず固化物を粉砕したあと
ふるいにかけ、粒径が0.5〜5mmの試験用試料を作
成する。次に、試料gと溶媒ml(純水に塩酸を加え
て、PHを4としたもの)とを1:10の割合で混合
し、試料液を500ml〜600mlほど作る。更に、
前記試料液を常温(約20℃)及び常圧(約1気圧)の
下で、振とう機(振とう回数毎分200回、振とう幅4
〜5cm)を用いて6時間連続的に振とうし、且つこの
期間中絶えず6Nの濃度のHCl水溶液を加えてPHを
4に保持しつつ、溶出操作を行う。 規定時間の溶出操
作が終われば、試料液を孔径1ミクロンのグラスファイ
バーフィルターペーパー(GFP)を用いて濾過し、濾
過後の溶液からPb及びCdの溶出量を測定する。
【0017】前記表1と表6の対比からも明らかなよう
に、本発明による固化物の場合のPb,及びCdの溶出
値は、日本国の許容規定値よりも遙かに少なく、重金属
類を安全に固化物内へ封じ込め得ることが判る。尚、灰
Aに対する癈白土Bやセメント固化剤Cの重量混合率は
多ければ多いほど溶出量を下げることができ、好都合で
ある。しかし、処理用資材費の上昇や固化物の嵩が増え
るので、経済性の観点から灰Aに対する重量混合率の上
限は、50%位となる。また、癈白土Bや固化剤Cの混
合量が少ないと、PbやCdの溶出量が増加する。表7
は癈白土Bおよび固化剤Cの混合率を変えた場合のPb
及びCdの溶出量を示すものである。尚、灰Aには、ご
み焼却炉の電気集塵器の補集灰Cが使用されており、ま
た癈白土B及び固化剤Cの混合量gは灰100gに対す
る混合量である。
に、本発明による固化物の場合のPb,及びCdの溶出
値は、日本国の許容規定値よりも遙かに少なく、重金属
類を安全に固化物内へ封じ込め得ることが判る。尚、灰
Aに対する癈白土Bやセメント固化剤Cの重量混合率は
多ければ多いほど溶出量を下げることができ、好都合で
ある。しかし、処理用資材費の上昇や固化物の嵩が増え
るので、経済性の観点から灰Aに対する重量混合率の上
限は、50%位となる。また、癈白土Bや固化剤Cの混
合量が少ないと、PbやCdの溶出量が増加する。表7
は癈白土Bおよび固化剤Cの混合率を変えた場合のPb
及びCdの溶出量を示すものである。尚、灰Aには、ご
み焼却炉の電気集塵器の補集灰Cが使用されており、ま
た癈白土B及び固化剤Cの混合量gは灰100gに対す
る混合量である。
【表7】 表7からも明らかなように、癈白土Bについては、その
重量混合率が0.2以下になると、固化剤Cの重量混合
率が0.5でもPbの溶出量が3.2mg/lとなり
(試料NO.3)、規定値(3.0mg/l)を越える
ことになる。従って、癈白土Bの灰Aに対する重量混合
率は、安全率を考慮して、少なくとも0.25以上の値
とする必要がある。また、固化剤Cは、癈白土Bの重量
混合率によって大きく影響され、癈白土Bの重量混合率
が少ない場合には、固化剤Cの混合率が下がるとCdの
溶出量が規制値を越える(試料NO.2)。従って、固
化剤Cの灰Aに対する重量混合率は、安全率を考慮して
少なくとも0.25以上の値とする必要がある。尚、固
化剤Cの重量混合率は、癈白土の重量混合率が高くなる
ほど、小さくすることが可能であり、溶出試験の結果に
よれば、灰Aが100g、癈白土Bが25g、固化剤C
が50gの混合体と、灰Aが100g、癈白土Bが50
g、固化剤Cが25gの混合体とは、Pb及びCdの溶
出量がほぼ同等となる。
重量混合率が0.2以下になると、固化剤Cの重量混合
率が0.5でもPbの溶出量が3.2mg/lとなり
(試料NO.3)、規定値(3.0mg/l)を越える
ことになる。従って、癈白土Bの灰Aに対する重量混合
率は、安全率を考慮して、少なくとも0.25以上の値
とする必要がある。また、固化剤Cは、癈白土Bの重量
混合率によって大きく影響され、癈白土Bの重量混合率
が少ない場合には、固化剤Cの混合率が下がるとCdの
溶出量が規制値を越える(試料NO.2)。従って、固
化剤Cの灰Aに対する重量混合率は、安全率を考慮して
少なくとも0.25以上の値とする必要がある。尚、固
化剤Cの重量混合率は、癈白土の重量混合率が高くなる
ほど、小さくすることが可能であり、溶出試験の結果に
よれば、灰Aが100g、癈白土Bが25g、固化剤C
が50gの混合体と、灰Aが100g、癈白土Bが50
g、固化剤Cが25gの混合体とは、Pb及びCdの溶
出量がほぼ同等となる。
【0018】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
る。本実施例では、ごみ焼却炉の近傍にロータリーキル
ン等の焼成炉6を設け、油脂成分を含有する癈白土B´
を焼成炉6内で焼成して油脂成分を燃焼させることによ
り、これを除去するものである。油脂成分が除去された
後の癈白土Bはホッパー2内へ移送され、ホッパー2内
へ貯留される。尚、7はサイクロンである。
る。本実施例では、ごみ焼却炉の近傍にロータリーキル
ン等の焼成炉6を設け、油脂成分を含有する癈白土B´
を焼成炉6内で焼成して油脂成分を燃焼させることによ
り、これを除去するものである。油脂成分が除去された
後の癈白土Bはホッパー2内へ移送され、ホッパー2内
へ貯留される。尚、7はサイクロンである。
【0019】図3は本件発明の他の例を示すものであ
り、ごみ焼却炉8と癈白土の焼成炉6とを並設し、焼成
炉6内で癈白土B´の油脂成分を燃焼せしめた際に発生
する燃焼ガスGをごみ焼却炉6内へ供給し、ごみの乾燥
等に利用することにより熱の有効利用を計るようにした
ものである。尚、ごみ焼却炉8や電気集塵器9からの灰
に、焼成炉6からの癈白土Bと固化剤Cが所定の割合で
混合され、混練機4で混練されることは、図1の場合と
同じである。
り、ごみ焼却炉8と癈白土の焼成炉6とを並設し、焼成
炉6内で癈白土B´の油脂成分を燃焼せしめた際に発生
する燃焼ガスGをごみ焼却炉6内へ供給し、ごみの乾燥
等に利用することにより熱の有効利用を計るようにした
ものである。尚、ごみ焼却炉8や電気集塵器9からの灰
に、焼成炉6からの癈白土Bと固化剤Cが所定の割合で
混合され、混練機4で混練されることは、図1の場合と
同じである。
【0020】図4は本発明の更に他の例を示すものであ
り、ごみ焼却炉8の燃焼ストーカ8a上へ、油脂精製に
使用した後の癈白土B´を癈白土供給装置10を用いて
押し込み、都市ごみDと一緒に燃焼ストーカ8aの上で
燃焼させる。そして、燃焼残渣E(即ち、灰Aと癈白土
Bの混合体)をごみ焼却炉8外へ取り出し、これに、灰
Aが1に対して固化剤Cを0.25〜0.5(重量比)
の割合で混入し、加水と混練りを行うものである。尚、
前記癈白土B´の押込み量は、燃焼残渣E内の灰Aと癈
白土Bとの重量混合比が0.25〜0.5になるように
制御されており、これにより、燃焼残渣E内には灰Aが
1に対して癈白土Bが0.25〜0.5の重量比で含ま
れることになる。また、油脂分を含んだ癈白土B´は軽
量でしかも微粒性を有しているため、ごみ焼却炉8内へ
極めて容易に押込むことが出来る。
り、ごみ焼却炉8の燃焼ストーカ8a上へ、油脂精製に
使用した後の癈白土B´を癈白土供給装置10を用いて
押し込み、都市ごみDと一緒に燃焼ストーカ8aの上で
燃焼させる。そして、燃焼残渣E(即ち、灰Aと癈白土
Bの混合体)をごみ焼却炉8外へ取り出し、これに、灰
Aが1に対して固化剤Cを0.25〜0.5(重量比)
の割合で混入し、加水と混練りを行うものである。尚、
前記癈白土B´の押込み量は、燃焼残渣E内の灰Aと癈
白土Bとの重量混合比が0.25〜0.5になるように
制御されており、これにより、燃焼残渣E内には灰Aが
1に対して癈白土Bが0.25〜0.5の重量比で含ま
れることになる。また、油脂分を含んだ癈白土B´は軽
量でしかも微粒性を有しているため、ごみ焼却炉8内へ
極めて容易に押込むことが出来る。
【0021】図5は本発明の更に他の例を示すものであ
り、ごみ焼却炉8の燃焼室8b内へ、バーナの様な癈白
土燃焼装置11によって油脂成分を含有する癈白土を噴
射し、微粉炭燃焼と同様に癈白土B´内の油脂成分を空
間燃焼させる。油脂成分を燃焼せしめた後の癈白土B
は、軽くなってほぼ全量が燃焼室8b内に浮遊し、燃焼
ガスGと共に集塵器9へ搬送され、ここでごみ焼却炉か
らの飛灰と一緒に補集される。前記癈白土B´の吹込み
量は、集塵器9内で補集された燃焼残渣F(癈白土Bと
飛灰Aの混合体)中の癈白土Bの重量混合率が、灰Aに
対して0.25〜0.5となるように調整される。その
結果、集塵器9から取り出された燃焼残渣F内には、灰
Aに対して0.25〜0.5の重量比でセメント固化剤
Cが混入され、加水して混練することにより固化され
る。尚、図5に於いて、12は押込みファン、13はガ
ス冷却部、14は誘引ファン、15は分散機、16は補
集サイクロン、17はホットエァー、18は水である。
り、ごみ焼却炉8の燃焼室8b内へ、バーナの様な癈白
土燃焼装置11によって油脂成分を含有する癈白土を噴
射し、微粉炭燃焼と同様に癈白土B´内の油脂成分を空
間燃焼させる。油脂成分を燃焼せしめた後の癈白土B
は、軽くなってほぼ全量が燃焼室8b内に浮遊し、燃焼
ガスGと共に集塵器9へ搬送され、ここでごみ焼却炉か
らの飛灰と一緒に補集される。前記癈白土B´の吹込み
量は、集塵器9内で補集された燃焼残渣F(癈白土Bと
飛灰Aの混合体)中の癈白土Bの重量混合率が、灰Aに
対して0.25〜0.5となるように調整される。その
結果、集塵器9から取り出された燃焼残渣F内には、灰
Aに対して0.25〜0.5の重量比でセメント固化剤
Cが混入され、加水して混練することにより固化され
る。尚、図5に於いて、12は押込みファン、13はガ
ス冷却部、14は誘引ファン、15は分散機、16は補
集サイクロン、17はホットエァー、18は水である。
【0022】図6は、図5に於けるストーカ方式のごみ
焼却炉8に替えて、流動床方式のごみ焼却炉を使用した
場合を示すものである。即ち、流動床方式のごみ焼却炉
8へ油脂精製に使用した後の癈白土B´を供給し、含有
する油脂分を流動床方式で燃焼させると共に、ごみ供給
装置19からごみDを炉内へ供給するものである。都市
ごみDと癈白土B´は、癈白土Bよりも粒度並びに比重
の大きい流動媒体(例えば硅砂等)からなる流動床20
上で、所謂流動方式で燃焼され、発生した燃焼残渣Fは
燃焼ガスGと共に炉外へ導出され、電気集塵器9内で補
集される。前記油脂成分を含んだ癈白土B´の供給量
は、電気集塵器9に於ける補集残渣F内の癈白土Bの重
量混合率が、ごみ燃焼灰Aの0.25〜0.5となるよ
うに制御される。また、電気集塵器9で補集した燃焼残
渣Fには、前述と同様に、灰Aに対して0.25〜0.
5の重量比のセメント固化剤Cが混入され、混練り及び
加水を行うことにより固化される。
焼却炉8に替えて、流動床方式のごみ焼却炉を使用した
場合を示すものである。即ち、流動床方式のごみ焼却炉
8へ油脂精製に使用した後の癈白土B´を供給し、含有
する油脂分を流動床方式で燃焼させると共に、ごみ供給
装置19からごみDを炉内へ供給するものである。都市
ごみDと癈白土B´は、癈白土Bよりも粒度並びに比重
の大きい流動媒体(例えば硅砂等)からなる流動床20
上で、所謂流動方式で燃焼され、発生した燃焼残渣Fは
燃焼ガスGと共に炉外へ導出され、電気集塵器9内で補
集される。前記油脂成分を含んだ癈白土B´の供給量
は、電気集塵器9に於ける補集残渣F内の癈白土Bの重
量混合率が、ごみ燃焼灰Aの0.25〜0.5となるよ
うに制御される。また、電気集塵器9で補集した燃焼残
渣Fには、前述と同様に、灰Aに対して0.25〜0.
5の重量比のセメント固化剤Cが混入され、混練り及び
加水を行うことにより固化される。
【0023】図7は本発明の他の例を示すものであり、
ごみ焼却炉8と流動床型の癈白土焼成炉6とを組み合わ
せたものである。当該焼成炉6の流動床20は、油脂精
製に使用した後の癈白土B´より粒度並びに比重の夫々
大きな流動床媒体(例えば硅砂)によってけいせいされ
ており、炉6内へ供給された癈白土B´は、ここで所謂
流動方式により燃焼される。油脂分が燃焼された癈白土
Bは、燃焼ガスGと同伴してそのほぼ全量がごみ焼却炉
6内へ導入され、更にごみ焼却炉6内の燃焼ガスGや飛
灰Aと一緒に電気集塵器9まで進行し、ここで補集され
ることになる。尚、流動床式焼成炉6への油分を含んだ
癈白土B´の供給量は、集塵器9で補集された燃焼残渣
F内の灰Aと癈白土Bと重量混合率が0.25〜0.5
となるように調整される。また、集塵器9から取り出さ
れた燃焼残渣Fには、灰A1に対して0.25〜0.5
の重量混合率でセメント固化剤Cが混合され、混練及び
加水を行うことにより混合物の固化が行われる。
ごみ焼却炉8と流動床型の癈白土焼成炉6とを組み合わ
せたものである。当該焼成炉6の流動床20は、油脂精
製に使用した後の癈白土B´より粒度並びに比重の夫々
大きな流動床媒体(例えば硅砂)によってけいせいされ
ており、炉6内へ供給された癈白土B´は、ここで所謂
流動方式により燃焼される。油脂分が燃焼された癈白土
Bは、燃焼ガスGと同伴してそのほぼ全量がごみ焼却炉
6内へ導入され、更にごみ焼却炉6内の燃焼ガスGや飛
灰Aと一緒に電気集塵器9まで進行し、ここで補集され
ることになる。尚、流動床式焼成炉6への油分を含んだ
癈白土B´の供給量は、集塵器9で補集された燃焼残渣
F内の灰Aと癈白土Bと重量混合率が0.25〜0.5
となるように調整される。また、集塵器9から取り出さ
れた燃焼残渣Fには、灰A1に対して0.25〜0.5
の重量混合率でセメント固化剤Cが混合され、混練及び
加水を行うことにより混合物の固化が行われる。
【0024】前記本発明の第1実施例以外の場合につい
ても、固化した後の固化物の酸性水(PH4)に対する
Pb及びCd等の溶出量が、日本国の規制値以下である
ことは勿論である。また、固化に際して、混合物を加圧
若しくは加熱しても良いことは勿論であり、用途(例え
ばレンガ材や埋立材)に応じて適宜の形状に固化成形さ
れる。
ても、固化した後の固化物の酸性水(PH4)に対する
Pb及びCd等の溶出量が、日本国の規制値以下である
ことは勿論である。また、固化に際して、混合物を加圧
若しくは加熱しても良いことは勿論であり、用途(例え
ばレンガ材や埋立材)に応じて適宜の形状に固化成形さ
れる。
【0025】
【発明の効果】本発明に於いては、油脂精製に使用した
後の癈白土から油脂分を取り除き、この油脂分を除いた
癈白土と固化剤とごみ焼却灰とを所定の割合で混合し、
これに水を加えて混合物を硬化させる構成としている。
その結果、癈白土内のAl2 O3 等が有効に機能してP
bやCd等がより強固に固化物内に封じ込められること
となり、酸性雨等の酸性水に対しても、その溶出量を規
制値以下に押さえることができ、固化物を有効利用した
り、或いは固化物を埋立地へ投棄しても、環境汚損等の
問題は生じない。また、別途に処理を必要とする癈白土
を有効に活用するため、癈白土の処理費が不要になると
共に必要とするセメント固化剤の量を少なくすることが
でき、固化物の有効利用が可能になることとも相俟っ
て、ごみ焼却灰の処理費の大幅な削減が可能となる。更
に、癈白土をごみ焼却炉等へ供給し、その含有する油脂
成分を燃焼により取り除く場合には、癈白土の有する熱
量をごみ燃焼に有効に活用することができ、省エネルギ
ーを計ることが可能になると共に、灰内へ癈白土を別に
混入する手間が省け、処理工程を簡単化することが出来
る。本発明は上述の通り、秀れた実用的効用を有するも
のである。
後の癈白土から油脂分を取り除き、この油脂分を除いた
癈白土と固化剤とごみ焼却灰とを所定の割合で混合し、
これに水を加えて混合物を硬化させる構成としている。
その結果、癈白土内のAl2 O3 等が有効に機能してP
bやCd等がより強固に固化物内に封じ込められること
となり、酸性雨等の酸性水に対しても、その溶出量を規
制値以下に押さえることができ、固化物を有効利用した
り、或いは固化物を埋立地へ投棄しても、環境汚損等の
問題は生じない。また、別途に処理を必要とする癈白土
を有効に活用するため、癈白土の処理費が不要になると
共に必要とするセメント固化剤の量を少なくすることが
でき、固化物の有効利用が可能になることとも相俟っ
て、ごみ焼却灰の処理費の大幅な削減が可能となる。更
に、癈白土をごみ焼却炉等へ供給し、その含有する油脂
成分を燃焼により取り除く場合には、癈白土の有する熱
量をごみ燃焼に有効に活用することができ、省エネルギ
ーを計ることが可能になると共に、灰内へ癈白土を別に
混入する手間が省け、処理工程を簡単化することが出来
る。本発明は上述の通り、秀れた実用的効用を有するも
のである。
【0026】
【図1】本発明の基本構成を示す説明図である。
【図2】焼成炉を利用して癈白土の油脂成分を取り除く
構成とした場合の本発明の説明図である。
構成とした場合の本発明の説明図である。
【図3】ごみ焼却炉と癈白土の焼成炉とを連結する構成
とした場合の本発明の説明図である。
とした場合の本発明の説明図である。
【図4】ごみ焼却炉内へ癈白土を供給する構成とした場
合の本発明の説明図である。
合の本発明の説明図である。
【図5】ごみ焼却炉の燃焼室内へ癈白土を供給し、癈白
土を空間燃焼させる構成とした場合の本発明の説明図で
ある。
土を空間燃焼させる構成とした場合の本発明の説明図で
ある。
【図6】流動床型のごみ焼却炉内へ癈白土を供給する構
成とした場合の本発明の説明図である。
成とした場合の本発明の説明図である。
【図7】ごみ焼却炉と流動床型の癈白土焼成炉とを連結
する構成とした場合の本発明の説明図である。
する構成とした場合の本発明の説明図である。
1は灰ホッパー、2は癈白土ホッパー、3は固化剤ホッ
パー、4は混練機、5は注水管、6は癈白土焼成炉、7
はサイクロン、8はごみ焼却炉、8aは燃焼ストーカ、
8bは燃焼室、9は電気集塵器、10は癈白土噴射装
置、11は癈白土燃焼用バーナ装置、12は押し込みフ
ァン、13はガス冷却部、14は誘引ファン、15は分
散機、16は補集サイクロン、17はホットエァー、1
8は水、19はごみ供給装置、20は流動床、Aはごみ
燃焼灰、Bは癈白土、B´は油脂分を含んだ癈白土、C
は固化剤、Dは都市ごみや産業廃棄物、Eは燃焼残渣、
Fは集塵器の補集燃焼残渣、Gは燃焼ガス。
パー、4は混練機、5は注水管、6は癈白土焼成炉、7
はサイクロン、8はごみ焼却炉、8aは燃焼ストーカ、
8bは燃焼室、9は電気集塵器、10は癈白土噴射装
置、11は癈白土燃焼用バーナ装置、12は押し込みフ
ァン、13はガス冷却部、14は誘引ファン、15は分
散機、16は補集サイクロン、17はホットエァー、1
8は水、19はごみ供給装置、20は流動床、Aはごみ
燃焼灰、Bは癈白土、B´は油脂分を含んだ癈白土、C
は固化剤、Dは都市ごみや産業廃棄物、Eは燃焼残渣、
Fは集塵器の補集燃焼残渣、Gは燃焼ガス。
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−142579(JP,A) 特開 昭59−105882(JP,A) 特開 昭53−47373(JP,A) 特開 昭50−159879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 301
Claims (5)
- 【請求項1】 ごみ焼却炉から発生した灰に、焼成炉内
で燃焼せしめて油脂成分を取り除いた癈白土と固化剤と
を混合し、これに水を加えて前記混合物を固化すると共
に、焼成炉で発生した燃焼ガスをごみ焼却炉内へ供給す
るようにしたことを特徴とするごみ焼却炉の灰の無害化
処理方法。 - 【請求項2】 灰と油脂成分を除いた癈白土と固化剤と
の混合率を、灰が1に対して癈白土が0.5〜0.25
及び固化剤が0.25〜0.5とした請求項1に記載の
ごみ焼却炉の灰の無害化処理方法。 - 【請求項3】 癈白土を流動床炉内へ供給して含有する
油脂成分を燃焼させ、癈白土の燃焼残渣を燃焼ガスに同
伴させて流動床炉からごみ焼却炉内へ供給すると共に、
ごみ焼却炉に付設した集塵器で補集した補集燃焼残渣に
固化剤と水とを加えて混合物を固化することを特徴とす
るごみ焼却炉の灰の無害化処理方法。 - 【請求項4】 流動床炉への癈白土の供給量をごみ焼却
炉の集塵器の補集燃焼残渣の量と比例させ、且つ補集燃
焼残渣内の癈白土の重量混合率が、ごみ飛灰が1に対し
て0.5〜0.25となるように制御することを特徴と
する請求項3に記載のごみ焼却炉の灰の無害化処理方
法。 - 【請求項5】 固化剤の重量混合率を、集塵器補集燃焼
残渣内のごみ焼却飛灰が1に対して0.25〜0.5と
した請求項3に記載のごみ焼却炉の灰の無害化処理方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1935691A JP3203335B2 (ja) | 1991-01-19 | 1991-01-19 | ごみ焼却炉の灰の無害化処理方法 |
| EP19910305061 EP0496148A3 (en) | 1991-01-19 | 1991-06-05 | Improvements in the treatment of ashes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1935691A JP3203335B2 (ja) | 1991-01-19 | 1991-01-19 | ごみ焼却炉の灰の無害化処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596263A JPH0596263A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3203335B2 true JP3203335B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=11997098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1935691A Expired - Fee Related JP3203335B2 (ja) | 1991-01-19 | 1991-01-19 | ごみ焼却炉の灰の無害化処理方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0496148A3 (ja) |
| JP (1) | JP3203335B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| DE4322331C2 (de) * | 1993-07-05 | 1997-10-02 | Bilfinger Berger Bau | Verfahren zur Immobilisierung von in Materialien enthaltenen Schadstoffen anorganischer oder organischer Natur |
| US7780781B2 (en) | 2005-01-14 | 2010-08-24 | Alkemy, Ltd. | Pyroprocessed aggregates comprising IBA and low calcium silicoaluminous materials and methods for producing such aggregates |
| EP1853531A2 (en) * | 2005-01-14 | 2007-11-14 | Alkemy Ltd. | Pyroprocessed aggregates comprising iba and low calcium silicoaluminous materials and methods for producing such aggregates |
| US20070056896A1 (en) * | 2005-09-09 | 2007-03-15 | Solucorp Industries, Ltd. | Method and apparatus for remediating bulk material contaminated with a heavy metal |
| FR2928849B1 (fr) * | 2008-03-18 | 2012-04-27 | Terrainnova | Procede et dispositif de fabrication de materiaux de construction de synthese |
| CN111499310A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-08-07 | 南宁市吉发环保科技有限公司 | 一种垃圾焚烧渣再利用生产干粉砂浆方法 |
| DE202022103000U1 (de) * | 2022-02-15 | 2022-08-29 | Huaneng Wuhan Power Generation Co., Ltd | Wasserstandsregelungsvorrichtung für Schlackenfangmaschinen |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523623B2 (ja) * | 1974-06-17 | 1977-01-28 | ||
| JPS5347373A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-27 | Hitachi Zosen Corp | Treating method for waste matter |
| JPS55142579A (en) * | 1979-04-24 | 1980-11-07 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | Method and apparatus for lining surface layer of solidified particulate material |
| JPS59105882A (ja) * | 1982-12-11 | 1984-06-19 | Nippon Cement Co Ltd | 粉塵等の硬化材 |
| DE3404750C2 (de) * | 1984-02-10 | 1994-09-15 | Trasswerk Meurin Betriebs Gmbh | Verfahren zum Herstellen von Leichtbaustoffen und insbesondere Leichtbauzuschlagstoffen |
| US4781944A (en) * | 1986-02-20 | 1988-11-01 | Jones Bradford H | Process and apparatus for fixing, encapsulating, stabilizing and detoxifying heavy metals and the like in metal-containing sludges, soils, ash and similar materials |
| NL8702008A (nl) * | 1987-07-15 | 1989-02-01 | Vierhouten Recycling B V | Werkwijze voor het verwerken van bleekaarde tot geexpandeerde korrels. |
| BE1000916A3 (nl) * | 1987-10-07 | 1989-05-16 | Claywing Builders Ltd Trading | Werkwijze voor het behandelen van afvalstoffen. |
| WO1989012498A1 (en) * | 1988-06-24 | 1989-12-28 | Rolite, Inc. | Incineration residue treatment process and apparatus |
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1991
- 1991-01-19 JP JP1935691A patent/JP3203335B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0496148A2 (en) | 1992-07-29 |
| JPH0596263A (ja) | 1993-04-20 |
| EP0496148A3 (en) | 1993-01-07 |
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