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JP3200778U - マウスピース型矯正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな力により患者の上の歯列及び下の歯列を同時に矯正する、マウスピース型矯正装置を提供する。【解決手段】マウスピース型矯正装置100は、弾性本体10と、弾性本体の頂部に配設されるとともに、上の歯列に対応する弾性上矯正部20と、弾性本体の底部に配設されるとともに、下の歯列に対応する弾性下矯正部30とを備える。上の歯列が弾性上矯正部20により矯正されるとともに、下の歯列が弾性下矯正部30により矯正される。弾性本体10、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30は、EVA、又はコットン、人工繊維及びゴムが混合されたポリマーからなる。【選択図】図1

Description

本考案は、歯科矯正装置に関し、特に、大きな力により患者の上の歯列及び下の歯列を同時に矯正する、マウスピース型矯正装置に関する。
従来の歯科矯正装置には、ブラケット及びワイヤーにより歯科矯正を行う従来からの歯列矯正装置と、マウスピース型矯正装置により歯科矯正を行う目立たない矯正装置との2種類がある。これら2種類の歯科矯正装置はともに少しずつ調整して歯を矯正するが、それぞれ長所及び短所があった。
患者にとって、歯列矯正装置は矯正効果が好ましいが、見た目があまり良くなく、清掃が容易でない上、患者の口腔内を傷つけてしまう虞があった。
患者にとって、マウスピース型矯正装置は、見た目が良く、清掃が容易であるとともに患者の口腔内を傷つけ難いが、その剛性構造により歯を移動させて矯正治療を行うため、患者の歯が移動し難い場合、歯の矯正治療を行うことができず、矯正治療の時間が長くかかった。また、患者の歯列の一部が欠損していたり入れ歯であったりする場合、マウスピース型矯正装置の使用は困難であった。また、マウスピース型矯正装置は、歯列矯正装置より高価である上、患者の上の歯列及び下の歯列を別々に矯正するため、矯正治療が終了してマウスピース型矯正装置を取り外すと、上の歯列と下の歯列との咬み合わせが悪くなってしまうことがあった。
また、如何なる歯科矯正装置であっても、患者が医者の指示通りに使用しているか否かを医者は知ることができないため、矯正治療が終了して患者の期待通りの矯正効果が得られない場合、患者と医者との間で医事紛争が起きることがあった。
そのため、矯正効果が好ましく、見た目が良く、清掃が容易で、患者の口腔を傷つけ難く、歯が欠損した状態でも使用でき、歯の咬み合わせに悪影響を与えることがない、マウスピース型矯正装置が求められていた。
本考案の第1の目的は、矯正効果が好ましく、見た目が良く、清掃が容易で、患者の口腔を傷つけ難いマウスピース型矯正装置を提供することにある。
本考案の第2の目的は、患者の歯が欠損していても残存した歯を矯正することができるマウスピース型矯正装置を提供することにある。
本考案の第3の目的は、矯正治療が終了しても、上の歯列と下の歯列との咬み合わせに悪影響を与えることがないマウスピース型矯正装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、患者の上の歯列及び下の歯列を同時に矯正するマウスピース型矯正装置であって、弾性本体と、前記弾性本体の頂部に配設されるとともに、前記上の歯列に対応する弾性上矯正部と、前記弾性本体の底部に配設されるとともに、前記下の歯列に対応する弾性下矯正部と、を備え、前記上の歯列が前記弾性上矯正部により矯正されるとともに、前記下の歯列が前記弾性下矯正部により矯正されることを特徴とするマウスピース型矯正装置が提供される。
前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部は、EVA(Ethylenevinyl Acetate Copolymer)からなることが好ましい。
前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部は、コットン、人工繊維及びゴムが混合されたポリマーからなることが好ましい。
前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部を溶融させて一体化させることが好ましい。
前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部のうちの少なくとも1つのそれぞれに、少なくとも1つのセンサーチップが内設されることが好ましい。
前記センサーチップは、温度又は圧力を測定することが好ましい。
前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部のうちの少なくとも1つに内設される少なくとも1つのセンサーチップをさらに備えることが好ましい。
前記センサーチップは、温度又は圧力を測定することが好ましい。
本考案のマウスピース型矯正装置は、患者の咬む力と、大きな外力とにより患者の上の歯列及び下の歯列を同時に矯正するとともに、見た目が良く、清掃が容易で、患者の口腔を傷つけ難いという長所を有し、患者の歯列の一部が欠損していても、残部の歯を矯正することができる上、矯正治療が終了した後に上の歯列と下の歯列との咬み合わせに悪影響を与えることを防ぎ、センサーチップにより、患者が医者の指示通りに矯正装置を装着し、矯正が終了しても矯正効果が予想通りでないときに、その原因を探ることができるため、医事紛争が起きることを防ぐことができる。
図1は、本考案の第1実施形態に係るマウスピース型矯正装置を示す斜視図である。 図2は、本考案の第1実施形態に係るマウスピース型矯正装置を患者が使用するときの状態を示す説明図である。 図3は、本考案の第2実施形態に係るマウスピース型矯正装置を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照する。図1は、本考案の第1実施形態に係るマウスピース型矯正装置を示す斜視図である。図2は、本考案の第1実施形態に係るマウスピース型矯正装置を患者が使用するときの状態を示す説明図である。図1及び図2に示すように、本考案の第1実施形態に係るマウスピース型矯正装置100は、患者1000の上の歯列1100及び下の歯列1200を同時に矯正する。マウスピース型矯正装置100は、弾性本体10、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30を含む。
弾性上矯正部20は、弾性本体10の頂部に配設され、上の歯列1100に対応する。弾性下矯正部30は、弾性本体10の底部に配設され、下の歯列1200に対応する。
弾性本体10、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30は、EVA(Ethylenevinyl Acetate Copolymer)又はコットン、人工繊維及びゴムが混合されたポリマーからなり、高弾性係数を有する。そのため、患者1000がマウスピース型矯正装置100を噛むと、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30の弾性構造により、上の歯列1100及び下の歯列1200が強制的に矯正される。言い換えると、上の歯列1100及び下の歯列1200が移動せず、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30により画成された位置までずれると、咬み合わせの力と弾性構造の位置決めにより、上の歯列1100が下の歯列1200に対して移動してずれ、歯列が矯正される。弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30の材料特性と、咬み合わせの力とにより、患者1000の矯正治療の前半では、上の歯列1100を下の歯列1200に対して速やかに移動させてずらし、矯正治療の後半では、矯正効果を効果的に維持することができる。
上述したことから分かるように、マウスピース型矯正装置100は、それ自身の弾性構造により上の歯列1100及び下の歯列1200を矯正するだけではなく、咬み合わせの力により上の歯列1100及び下の歯列1200の矯正を行う。そのため、患者1000の歯列の一部が欠損している場合でも、残存する残りの歯列の矯正に悪影響を与えることはない。言い換えると、本考案のマウスピース型矯正装置100は、従来のマウスピース型矯正装置より多くの患者1000に対して矯正治療を行うことができる。
また、弾性本体10、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30は、構造が簡素である上、光透過性が高いため、患者1000がマウスピース型矯正装置100を使用中でも見た目が良く、清掃が容易で、患者の口腔内を傷つけることを防ぐ特長を有する。
また、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30により上の歯列1100及び下の歯列1200をそれぞれ矯正する際、弾性本体10により弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30の相対位置を固定することにより、患者1000の矯正治療が終了した後でも、上の歯列1100と下の歯列1200との咬み合わせが悪くなることを防ぐことができる。
また、マウスピース型矯正装置100を製作する際、マウスピース型矯正装置100の構造強度を高めるために、弾性本体10、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30を加熱して溶融し、一体化してもよい。
図面では示されていないが、弾性上矯正部20及び弾性下矯正部30を製作する前に、まず、患者1000の上の歯列1100及び下の歯列1200のデータを収集し、コンピュータにより予め計画を立ててもよい。
上述したことから分かるように、本考案のマウスピース型矯正装置は、患者の咬み合わせ力と、大きな外力とにより患者の上の歯列及び下の歯列を矯正し、矯正治療の時間を短縮することができる。また、本考案のマウスピース型矯正装置は、見た目が良く、清掃が容易で、患者の口腔内を傷つけることを防ぐことができる特長を有する。また、患者の歯列が欠損していても、残存する残りの歯列を矯正することができる。また、矯正治療が終了した後でも、上の歯列と下の歯列との咬み合わせに悪影響を与えることがない。
(第2実施形態)
図3を参照する。図3は、本考案の第2実施形態に係るマウスピース型矯正装置を示す斜視図である。図3に示すように、本考案の第2実施形態に係るマウスピース型矯正装置200の構造は、マウスピース型矯正装置100と略等しい。マウスピース型矯正装置200は、弾性本体10に内設された少なくとも1つのセンサーチップ40を含む。また、センサーチップ40の設置位置は、特に限定されるわけではなく、弾性上矯正部20又は弾性下矯正部30に内設してもよい。例えば、マウスピース型矯正装置200が複数のセンサーチップ40を含む場合、センサーチップ40は、弾性本体10、弾性上矯正部20、弾性下矯正部30のうちの少なくとも2つに内設されてもよい。
センサーチップ40は、温度又は圧力を測定するために用いる。
センサーチップ40により温度を測定する場合、室温と患者1000の口腔の温度とが異なるため、患者1000のマウスピース型矯正装置200の使用状況を知るために、センサーチップ40により異なる時間点における温度変化を記録し、医者が指示した時間通りに患者1000がマウスピース型矯正装置200を装着したか否かを判断できるようにし、矯正が終了した後に、患者1000の矯正効果が予想通りでない場合、患者1000及び医者はセンサーチップ40に記録されたデータに基づいてその原因を探ることができるため、医事紛争が起きることを防ぐことができる。
センサーチップ40により圧力を測定する場合、患者1000の咬合わせ又は舌運動を測定し、患者1000がマウスピース型矯正装置200を使用しているか否かを判断し、センサーチップ40に記録された異なる時間点の圧力変化により、医者は患者1000が指示通りの時間及び方式によりマウスピース型矯正装置200を適切に装着したか否かを評価する。矯正が終了しても矯正効果が予想通りでないと患者1000が感じる場合、患者1000及び医者は、センサーチップ40が記録したデータに基づいてその原因を探ることができるため、医事紛争が起きることを防ぐことができる。
上述したことから分かるように、本考案の第2実施形態に係るマウスピース型矯正装置は、第1実施形態の長所を有する以外に、センサーチップが測定した温度又は圧力により、患者がマウスピース型矯正装置を使用したか否かを判断し、患者が医者の指示通りにマウスピース型矯正装置を装着したか否かを医者が判断することができるため、医事紛争が起きることを防ぐことができる。
10 弾性本体
20 弾性上矯正部
30 弾性下矯正部
40 センサーチップ
100 マウスピース型矯正装置
200 マウスピース型矯正装置
1000 患者
1100 上の歯列
1200 下の歯列

Claims (8)

  1. 患者の上の歯列及び下の歯列を同時に矯正するマウスピース型矯正装置であって、
    弾性本体と、
    前記弾性本体の頂部に配設されるとともに、前記上の歯列に対応する弾性上矯正部と、
    前記弾性本体の底部に配設されるとともに、前記下の歯列に対応する弾性下矯正部と、を備え、
    前記上の歯列が前記弾性上矯正部により矯正されるとともに、前記下の歯列が前記弾性下矯正部により矯正されることを特徴とするマウスピース型矯正装置。
  2. 前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部は、EVA(Ethylenevinyl Acetate Copolymer)からなることを特徴とする請求項1に記載のマウスピース型矯正装置。
  3. 前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部は、コットン、人工繊維及びゴムが混合されたポリマーからなることを特徴とする請求項1に記載のマウスピース型矯正装置。
  4. 前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部を溶融させて一体化させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のマウスピース型矯正装置。
  5. 前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部のうちの少なくとも1つのそれぞれに、少なくとも1つのセンサーチップが内設されることを特徴とする請求項4に記載のマウスピース型矯正装置。
  6. 前記センサーチップは、温度又は圧力を測定することを特徴とする請求項5に記載のマウスピース型矯正装置。
  7. 前記弾性本体、前記弾性上矯正部及び前記弾性下矯正部のうちの少なくとも1つに内設される少なくとも1つのセンサーチップをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のマウスピース型矯正装置。
  8. 前記センサーチップは、温度又は圧力を測定することを特徴とする請求項7に記載のマウスピース型矯正装置。
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