JP3290395B2 - 燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム及び直接接触式水蒸気凝縮器 - Google Patents
燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム及び直接接触式水蒸気凝縮器Info
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Description
ら水の回収および回収した水の処理を行う燃料電池用直
接接触式凝縮水回収システム及び直接接触式水蒸気凝縮
器に関するものである。
示す構成説明図である。図において、101は燃料電池
システム、102は改質器、103は改質器内バーナ、
104は改質器燃焼排ガス供給配管、105は空気極排
ガス供給配管、106は排ガス水回収用ガス−水系隔壁
式水蒸気凝縮器、107は2次冷却水循環ポンプ、10
8は2次冷却水、109は冷却塔、110は排気管、1
11は凝縮水配管、112は水タンク、113は凝縮水
ポンプ、114は水処理装置、115はイオン交換樹
脂、116は空気極、117は燃料極、118は冷却
部、119は熱利用装置、120は水蒸気分離器、12
1は水蒸気、122は水蒸気、123は電池冷却水、1
24は都市ガス、125は空気である。
電池システム101内の水蒸気分離器120から供給さ
れる水蒸気122を混合した混合ガスが、改質器102
へと供給され、都市ガス124と水蒸気分離器120か
ら供給される水蒸気122とを反応させて主燃料である
水素が生成される。改質器102内では都市ガス(メタ
ンを主成分とする炭化水素)124と水蒸気122を触
媒上で反応させて水素を生成する水蒸気改質反応が行わ
れる。この反応は吸熱反応であるので、改質器102を
一定温度に維持するために、燃料極117から排出され
る余剰水素を改質器102内のバーナ103で燃焼させ
ている。この結果、改質器102からの燃焼排ガスは炭
酸ガス、水蒸気、窒素、酸素の混合ガスとして排出され
る。この改質器燃焼排ガスは、改質器燃焼排ガス供給配
管104を通って、排ガス水回収用ガス−水系隔壁式水
蒸気凝縮器106に導かれる。
て発電反応により発生した熱は、冷却部118において
電池冷却水123により熱回収される。熱回収した電池
冷却水は水蒸気分離器120を介して、吸収式冷凍機等
の熱利用装置119に導かれる。また空気125中の酸
素が発電反応に使われた空気極116の排ガスおよび発
電反応により生成した水蒸気は、水蒸気、窒素、酸素の
混合ガスとして空気極116から空気極排ガス供給配管
105により導かれて、やはり排ガス水回収用ガス−水
系隔壁式水蒸気凝縮器106に導かれ、内部で改質器燃
焼排ガスと混合される。
を介した隔壁式熱交換器である排ガス水回収用ガス−水
系隔壁式水蒸気凝縮器106が用いられている。図2に
見られるように、2次冷却水循環ポンプ107により循
環力を与えられて循環して冷却塔109で放熱される2
次冷却水108は、排ガス水回収用ガス−水系隔壁式水
蒸気凝縮器106において改質器燃焼排ガスと空気極排
ガスの混合排ガスとの間で熱交換を行う。
−水系隔壁式水蒸気凝縮器106において改質器燃焼排
ガスと空気極排ガスの混合排ガスは冷却される。その結
果、排ガス中に含まれる水蒸気は凝縮し、凝縮水が発生
する。この凝縮水は凝縮水配管111を通って水タンク
112に回収される。また、残りの排ガス成分は、排気
管110により外気へと放出される。水タンク112に
蓄積された凝縮水は、凝縮水ポンプ113を介して水処
理装置114に送られて、内部のイオン交換樹脂115
によりわずかに残存している炭酸ガスおよびリン酸等の
除去を行って純水とした後、燃料電池冷却水の補給水と
して再利用される。なお、補給水を純水とするのは、そ
の低電気伝導率により空気極および燃料極における電気
的絶縁を確保するためである。
水回収においては、水蒸気凝縮器として金属面を介した
ガス−水系および水−水系の隔壁式水蒸気凝縮器を用い
ていた。この隔壁式水蒸気凝縮器は高価で、かつ体積お
よび質量も大きい。また、排ガス冷却により生成した凝
縮水を回収するための水タンクが必要となるため、燃料
電池システム本体のコストおよび容積を増加させてしま
う欠点を有していた。また、凝縮水中に含まれる炭酸ガ
スおよびリン酸の除去は水処理装置中のイオン交換樹脂
によって行われており、処理水の電気伝導率を一定値以
内に保つため前記イオン交換樹脂を2ないし3カ月毎に
交換する必要があった。さらに、凝縮水中に含まれるリ
ン酸が隔壁式水蒸気凝縮器内および凝縮水配管内に付着
するため、これを除去するための清掃が、燃料電池を停
止させて水蒸気凝縮器内部全般および凝縮水配管内に渡
って必要となるという欠点を有していた。
で、極めて経済的でコンパクトであり、かつ保守の容易
な燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム及び直接接
触式水蒸気凝縮器を提供することを目的とする。
に本発明は、改質器排ガスと空気極排ガスの混合ガスで
ある燃料電池排ガスを直接接触式水蒸気凝縮器の下部に
導き、上部および排ガス入口近傍から散水されたガス冷
却水との直接接触により排ガス冷却を行うことにより、
低い圧力損失で高効率な凝縮水回収を可能とすることを
特徴とする。
器の内部を多孔付き半円状棚板を縦に複数段組み合わせ
た構造とし、前記多孔付き半円状棚板が開口比(前記直
接接触式水蒸気凝縮器の横断面積に対する棚板の非占有
面積の割合を示す)15ないし30%であり、棚板1m
2 当たりの孔数が3200ないし4000個でその孔径
が3ないし7mmであり、かつガス冷却部高さ1m当たり
の棚板の枚数が6ないし14枚であることを特徴とす
る。
プを介して冷却塔に送られる凝縮水の一部を再び凝縮水
貯水部の脱炭酸手段に戻し、外壁から内部に向かって側
面に沿うように取り付けられかつ外気を取り入れる空気
取り入れ口を持ったジェットポンプ付きノズルから動力
不要のジェットポンプ効果により前記空気取り入れ口か
ら吸い込まれた空気と共に前記凝縮水貯水部内に噴出す
る。これにより、排ガス凝縮水中に含まれる炭酸ガス成
分をガス化して除去し、空気排出口より排出することが
可能となることを特徴とする。
て、水面より低い高さを持つ第2の仕切板で前記脱炭酸
手段と仕切られた脱リン酸手段を設け、前記脱リン酸手
段を透明性に富むリテーナを挟んだ水面より高い高さの
2枚の金属金網でなる第3の仕切板で垂直に複数仕切っ
た構造とし、前記2枚の金属製金網間に直流電圧を印加
して電気分解を行うことによりリン酸の除去を可能と
し、また前記金網の交換により清掃が容易となることを
特徴とする。
は、隔壁式水蒸気凝縮器に比べ安価、小型であり高効率
な直接接触式水蒸気凝縮器を適用し、特別な脱炭酸装置
が不要となる点、およびリン酸除去と清掃が容易に行
え、高価なイオン交換樹脂の交換頻度が減少する点が大
きく異なる。
の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
例を示す構成説明図、図2は図1の直接接触式水蒸気凝
縮器の一例を示す拡大斜視図、図3は図1の多孔付き半
円状棚板の一例を示す拡大平面図である。図において、
1は燃料電池システム、2は改質器内バーナ、3は改質
器、4は改質器燃焼排ガス供給配管、5は空気極排ガス
供給配管、6は直接接触式水蒸気凝縮器、7は直接接触
式水蒸気凝縮器排ガス入口、8はガス冷却部、9は多孔
付き半円状棚板、901は半円状棚板9に設けられた多
数の孔、10はガス冷却水入口、11はガス冷却水噴霧
ノズル、12はガス冷却水、13は排気管、14は第1
の仕切板、15は空気バブリング用噴出水配管、16は
脱炭酸手段、17は空気取り入れ口、18はジェットポ
ンプ付きノズル、19は空気排出口、20は第2の仕切
板、21は脱リン酸手段、22はリテーナを挟む2枚の
金属製金網からなる第3の仕切板、23は直流電源装
置、24は凝縮水貯水部、25は水位検知装置、26は
凝縮水出口、27は循環ポンプ、28は分岐弁、29は
冷却塔、30は流量調整弁、31は電池冷却水ポンプ、
32は水処理装置、33はイオン交換樹脂、34は空気
極、35は燃料極、36は冷却部、37は熱利用装置、
38は水蒸気分離器、39は水蒸気、40は水蒸気、4
1は電池冷却水、42は都市ガス、43は空気である。
図2に示すように、直接接触式水蒸気凝縮器6の内部に
は多孔付き半円状棚板9が相対しながら縦方向に等間隔
に複数段組み合わせて設置され、前記多孔付き半円状棚
板9には、図3に示すように多数の孔901が設けられ
る。なお、図2においてガス冷却水噴霧ノズル11を省
略し、図2および図3において、孔901の一部を省略
する。
改質器3から排出される改質器燃焼排ガスは改質器燃焼
排ガス供給配管4により、また空気極34より排出され
る空気極排ガスは空気極排ガス供給配管5により導かれ
て改質器燃焼排ガス供給配管4と合流し、双方の排ガス
が混合された後、直接接触式水蒸気凝縮器6の下部排ガ
ス入口7に送られる。
却部8において、排ガスは複数の多孔付き半円状棚板9
で仕切られた内部を蛇行しながら上昇し、上部のガス冷
却水入口10および排ガス入口近傍の噴霧ノズル11よ
り散水されたガス冷却水12と対向流で直接接触するこ
とによりガス冷却を行い、排ガス中の水蒸気を凝縮す
る。このとき多孔付き半円状棚板9は、低圧力損失でか
つ高効率にガスの冷却を行うための最適な開口比、孔
数、孔径および棚板間隔により構成されている。
ガスは、排気管13から排出される。排ガスを冷却した
ガス冷却水12と回収された凝縮水は、第1の仕切板1
4で仕切られた直接接触式水蒸気凝縮器の凝縮水貯水部
24に落下し、蓄えられる。
介して冷却塔29に送られる凝縮水の一部は空気バブリ
ング用噴出水配管15を通って凝縮水貯水部24の底部
側面の脱炭酸手段16に導かれ、外部に空気取り入れ口
17を持つジェットポンプ付きノズル18から、ジェッ
トポンプ効果により空気取り入れ口17から吸い込まれ
た空気と共に凝縮水貯水部24の内部に噴出し、内部に
回転水流を発生させる。噴出された空気は、排ガス凝縮
水中に含まれる炭酸ガスを脱気作用により除去して凝縮
水貯水部24の上部に設けられた空気排出口19より外
部に排出される。
2の仕切板20を通った後、次の脱リン酸手段21にお
いて、設置されている複数の、第3の仕切板22である
リテーナを挟む2枚の金属製金網を通過する。前記の2
枚の金網間には直流電源装置23により直流電圧が印加
されており、通過する際に排ガス凝縮水中に含まれるリ
ン酸はリン酸化合物として析出され除去される。析出し
たリン酸化合物は前記金網をリテーナごと交換すること
により容易に除去される。
を経て循環ポンプ27により分岐弁28を介して冷却塔
29に送られ、冷却される。冷却塔29で冷却された
後、流量調整弁30を介して、一方は再び直接接触式水
蒸気凝縮器6の上部のガス冷却水入口10および下部排
ガス入口7近傍の噴霧ノズル11より散水され、他方は
電池冷却水ポンプ31を介して水処理装置32に送られ
る。この凝縮水は前記脱炭酸手段16および脱リン酸手
段21において脱炭酸および脱リン酸処理が施されてい
るものの、前記脱炭酸手段16および脱リン酸手段21
での除去対象外成分である鉄イオン等が溶存しているた
め、前記水処理装置32内部のイオン交換樹脂33によ
りこれらを除去して純水とした後、電池冷却水の補給水
として空気極34および燃料極35の冷却部36へ送ら
れる。なお、前記流量調整弁30は凝縮水貯水部24に
設置された水位検知装置25と電気的に接続され、凝縮
水貯水部24の水位により流量調整弁30の開度調整が
行われ、電池冷却水ポンプ31へ向かう流量が制御され
ている。
システムでは、改質器3の排ガスと空気極34の排ガス
の混合ガスである燃料電池排ガスを直接接触式水蒸気凝
縮器6の下部に導き、上部のガス冷却水入口10および
排ガス入口7近傍の噴霧ノズル11から散水されたガス
冷却水12と直接接触させてガス冷却を行う。この際、
排ガス中に含まれる水蒸気が冷却され、潜熱を放出して
凝縮する。この凝縮水は、上部および排ガス入口近傍か
ら散水させたガス冷却水と共に直接接触式水蒸気凝縮器
6の最下部に設けられた凝縮水貯水部24に蓄えられ
る。
棚板9の開口比が15%未満の場合、排ガスの圧力損失
が増大し、30%を超える場合はガス冷却効率が低下す
るため不適当となる。また棚板9の1m2 当たりの孔数
が3200個未満の場合、ガス冷却効率の低下を招き、
4000個を超える場合はガス冷却効率の上昇が認めら
れるものの極めてわずかな上昇であるため、加工コスト
を考慮すると不適当となる。棚板9の孔径については3
mm未満の場合ガス冷却水の落下量が減少して冷却効率が
低下し、7mmを超える場合は冷却水が柱状に落下して排
ガスとの接触面積が著しく減少するため、やはり冷却効
率が低下して不適当となる。さらにガス冷却部8の高さ
1m当たりの棚板9の枚数が6枚未満の場合はガス冷却
水の散水口から凝縮水貯水部24までの所要落下時間、
即ち排ガスとガス冷却水の接触時間が短くなるためガス
の冷却効率が低下し、14枚を超える場合はガス冷却効
率が上昇するものの排ガスの蛇行が急になることから圧
力損失が増大し不適当となる。
5ないし30%であり、棚板9の1m2 当たりの孔数が
3200ないし4000個でその孔径が3ないし7mmで
あり、かつガス冷却部8の高さ1m当たりの棚板9の枚
数が6ないし14枚としている。
7を介して冷却塔29へ送られる水の一部を再度凝縮水
貯水部24の脱炭酸手段16に戻し、ジェットポンプ付
きノズル18から前記凝縮水貯水部24内に噴出させ
る。このジェットポンプ付きノズル18は直接接触式水
蒸気凝縮器6外に空気取り入れ口17を持っており、水
を噴出させる際、ジェットポンプ効果により空気取り入
れ口17から吸い込まれた空気を共に噴出させる。
は、縦円筒形をした凝縮水貯水部24の底部側面に沿っ
て取り付けられているため、凝縮水貯水部24内に回転
水流が発生し、上部のガス冷却水入口10から散水させ
たガス冷却水、排ガスからの凝縮水および噴出された空
気が十分に接触しながら撹拌される。これにより、排ガ
ス凝縮水中に含まれる炭酸ガスが、炭酸ガス濃度の極め
て低い空気と接触することにより、脱気作用により除去
される。
た空気排出口19より外部に排出される。このとき、直
接接触式水蒸気凝縮器6の上部にあるガス冷却部8と
は、第1の仕切板14により仕切られているため、炭酸
ガスが再度排ガスに取り込まれることがない。また排ガ
スと混合しないため、排ガス中の水蒸気分圧低下を招く
恐れがない。従って排ガス中の水蒸気の凝縮温度を低下
させて凝縮水回収量を減少させる恐れがない。
縮水は、次に第2の仕切板20を通って、第3の仕切板
22である金属製金網で仕切られた脱リン酸手段21に
導かれる。この脱リン酸手段21には、透水性に富むリ
テーナを挟みかつ相互を電気的に接続して直流電圧が印
加されている、底部から水面上までの高さを持つ2枚の
金属製金網でなる第3の仕切板22が複数設置されてい
る。凝縮水がこの金網間を通過する際、凝縮水中に含ま
れるリン酸は金属と反応しリン酸化合物として析出す
る。このリン酸化合物は水に不溶であるためリテーナに
吸着させることが可能であり、これによってリン酸の除
去を行う。ここで金網の材質としては、安価なアルミニ
ウムが最も好ましく、容易にリン酸と反応しゲル状のリ
ン酸アルミニウムを析出するためリテーナに吸着させや
すい特長があるが、その他に鉄、銅等であってもよい。
することにより、容易に可能となる。このようにしてリ
ン酸の除去を行った凝縮水は、循環ポンプ27を介して
冷却塔29へ送られる。これにより、排ガスからの水回
収と回収した凝縮水の脱炭酸および脱リン酸が1台で一
括して行うことが可能となる。凝縮水は冷却塔29で冷
却された後、流量調整弁30を介して直接接触式水蒸気
凝縮器6の上部に導かれ、ガス冷却水12として再び散
水される。なお、凝縮水貯水部24には前記流量調整弁
30と電気的に接続された水位検知装置25が設置され
ており、排ガスからの凝縮水が徐々に増加して規定の水
位を超えた場合には電気信号により流量調整弁30が開
き、余剰の凝縮水は電池冷却水としてポンプ31および
水処理装置32を介して再び空気極および燃料極冷却部
36に導かれ、再利用される。
の確認を行った。即ち1kg当たり0.17kgの水蒸
気と0.09kgの炭酸ガス、および微量のリン酸を含
む170℃の排ガス1150kgを下部排ガス入口7か
ら送り込み、また水温30℃で流量18000kg/h
のガス冷却水12を直接接触式水蒸気凝縮器6に送って
排ガスの冷却を行った。このとき多孔付き半円状棚板9
は、開口比25%、1m2 当たりの孔数3650個、孔
径5mmおよびガス冷却部高さ1m当たりの棚板の枚数を
8枚とした。
8℃まで冷却され、135kgの凝縮水が得られた。ま
た凝縮水中1L中の炭酸ガス濃度は0.002g、リン
酸濃度は1ppm未満に抑えられた。この結果から明ら
かなように、本発明により高効率な凝縮水回収と、脱炭
酸及び脱リン酸が容易に、かつ一括して行えることが確
認された。
水処理装置中のイオン交換樹脂の交換頻度を従来の2な
いし3カ月から、5ないし6カ月毎に延伸できることが
確認された。
縮水貯水部の体積は0.65m3 であり、従来の隔壁式
水蒸気凝縮器および凝縮水回収用水タンクを用いた場合
と比較して、体積比で約60%の小型化が図られた。
接触式水蒸気凝縮器のガス冷却部と第1の仕切板で仕切
られ、下部にジェットポンプ付きノズルを有する脱炭酸
手段と、前記脱炭酸手段とを仕切る第2の仕切板および
リテーナを挟む2枚の金属製金網が複数設置されてなる
第3の仕切板を有する脱リン酸手段から構成される凝縮
水貯水部、排ガス入口、ガス冷却部、凝縮水出口からな
る極めて単純な構造の直接接触式水蒸気凝縮器により、
改質器燃焼排ガスと空気極排ガスからの水の回収と、炭
酸ガスとリン酸の除去が可能となる。
仕切板の交換という形で極めて容易に行うことが可能と
なる。この結果、従来の高価でかつ大容積、重量物であ
る隔壁式水蒸気凝縮器や水タンクが不要となり、かつ高
価なイオン交換樹脂の交換頻度が減少するため、本発明
は極めて経済的でコンパクトであり、かつ保守の容易な
燃料電池用直接接触式凝縮水回収システムおよび直接接
触式水蒸気凝縮器を提供することができる。
る。
大斜視図である。
面図である。
す構成説明図である。
仕切板 23…直流電源装置 24…凝縮水貯水部 25…水位検知装置 26…凝縮水出口 27…循環ポンプ 28…分岐弁 29…冷却塔 30…流量調整弁 31…電池冷却水ポンプ 32…水処理装置 33…イオン交換樹脂 101…燃料電池システム 102…改質器 103…改質器内バーナ 104…改質器燃焼排ガス供給配管 105…空気極排ガス供給配管 106…排ガス水回収用ガス−水系隔壁式水蒸気凝縮器 107…2次冷却水循環ポンプ 108…2次冷却水 109…冷却塔 110…排気管 111…凝縮水配管 112…水タンク 113…凝縮水ポンプ 114…水処理装置 115…イオン交換樹脂
Claims (10)
- 【請求項1】 原燃料ガスを改質器によりより改質して
得られる水素と空気中の酸素を反応させることにより電
気エネルギーと熱エネルギーを発生する燃料電池と、 前記燃料電池の改質器より排出される改質器燃焼排ガス
と燃料電池の空気極より排出される空気極排ガスから凝
縮水を回収する凝縮水回収部からなる燃料電池システム
において、 前記凝縮水回収部が前記改質器燃焼排ガスと前記空気極
排ガスからなる排ガスの供給を受け、前記排ガスの水分
の回収を行う直接接触式水蒸気凝縮器を備え、 前記直接接触式水蒸気凝縮器の下部に凝縮水貯水部を備
え、 前記凝縮水貯水部に炭酸ガス除去を行う脱炭酸手段とリ
ン酸の除去を行う脱リン酸手段、および水位検知装置を
備え、 前記凝縮水貯水部と冷却塔を接続する配管中に循環ポン
プを備え、 前記循環ポンプに対して凝縮水貯水部でない側に、凝縮
水の一方を前記脱炭酸手段に、他方を前記冷却塔の2方
路に分岐させる分岐弁を備え、 前記冷却塔に対して凝縮水貯水部でない側に、凝縮水の
一方を前記直接接触式水蒸気凝縮器に、他方を燃料電池
を冷却する電池冷却水補充のための水処理装置の2方路
に分岐させる流量調整弁を備え、 前記凝縮水貯水部に蓄えられた水を、前記冷却塔を介し
て前記直接接触式水蒸気凝縮器との間で循環させること
により前記排ガスから水回収することを特徴とする燃料
電池用直接接触式凝縮水回収システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池用直接接触式凝
縮水回収システムにおいて、 前記直接接触式水蒸気凝縮器の最上部に排ガス出口、上
部に散水口、下部に排ガス入口と前記排ガス入口近傍に
噴霧ノズルを備えてなるガス冷却部と、 前記ガス冷却部と第1の仕切板で仕切られた脱炭酸手段
と、前記脱炭酸手段と第2の仕切板で仕切られた脱リン
酸手段からなる凝縮水貯水部とを備えていることを特徴
とする燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の燃料電池用直接接触式凝
縮水回収システムにおいて、 前記散水口および前記噴霧ノズルが前記循環水配管によ
り流量調整弁と接続されていることを特徴とする燃料電
池用直接接触式凝縮水回収システム。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の燃料電池用直
接接触式凝縮水回収システムにおいて、 前記直接接触式水蒸気凝縮器の内部に多孔付き半円状棚
板を備え、 前記多孔付き半円状棚板が相対しながら縦方向に等間隔
に設置されていることを特徴とする燃料電池用直接接触
式凝縮水回収システム。 - 【請求項5】 請求項4記載の燃料電池用直接接触式凝
縮水回収システムにおいて、 前記多孔付き半円状棚板が開口比15ないし30%であ
り、棚板1m2 当たりの孔数が3200ないし4000
個でその孔径が3ないし7mmであり、かつガス冷却部高
さ1m当たりの棚板の枚数が6ないし14枚であること
を特徴とする燃料電池用直接接触式凝縮水回収システ
ム。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の燃料
電池用直接接触式凝縮水回収システムにおいて、 前記脱炭酸手段が外部の空気を取り入れる空気取り入れ
口を有するジェットポンプ付きノズルにより構成され、 前記ノズルが凝縮水貯水部の下部側面に、側面に沿う方
向に向けて備えていることを特徴とする燃料電池用直接
接触式凝縮水回収システム。 - 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6記載の
燃料電池用直接接触式凝縮水回収システムにおいて、 前記脱リン酸手段が透水性に富むリテーナと前記リテー
ナを挟む貯水部の底部から水面上までの高さを持つ2枚
の金属製金網を一対として、複数対の前記リテーナを挟
んだ金属製金網でなる第3の仕切板で仕切られ、 前記金属製金網が直流電源を介して相互に電気的に接続
され、 かつ凝縮水貯水部と電気的に絶縁された状態で備えてい
ることを特徴とする燃料電池用直接接触式凝縮水回収シ
ステム。 - 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7記
載の燃料電池用直接接触式凝縮水回収システムにおい
て、 前記流量調整弁が前記水位検知装置と電気的に接続さ
れ、前記凝縮水貯水部の水位が上昇すると流量調整弁が
開き前記燃料電池水処理装置へ送水されて燃料電池を冷
却する電池冷却水の補給水として再利用することを特徴
とする燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム。 - 【請求項9】 燃料電池排ガスが下部に導かれ、上部お
よび燃料電池排ガス入口近傍から散水されたガス冷却水
との直接接触により排ガス冷却を行うことにより、凝縮
水回収を可能とすることを特徴とする直接接触式水蒸気
凝縮器。 - 【請求項10】 内部を多孔付き半円状棚板を縦に複数
段組み合わせた構造とし、前記多孔付き半円状棚板が開
口比15ないし30%であり、棚板1m2 当たりの孔数
が3200ないし4000個でその孔径が3ないし7mm
であり、かつガス冷却部高さ1m当たりの棚板の枚数が
6ないし14枚であることを特徴とする請求項9記載の
直接接触式水蒸気凝縮器。
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|---|---|---|---|
| JP32287097A JP3290395B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム及び直接接触式水蒸気凝縮器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32287097A JP3290395B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム及び直接接触式水蒸気凝縮器 |
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|---|---|
| JPH11162495A JPH11162495A (ja) | 1999-06-18 |
| JP3290395B2 true JP3290395B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=18148543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32287097A Expired - Lifetime JP3290395B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 燃料電池用直接接触式凝縮水回収システム及び直接接触式水蒸気凝縮器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3290395B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-11-25 JP JP32287097A patent/JP3290395B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH11162495A (ja) | 1999-06-18 |
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