JP3272272B2 - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents
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Description
高電圧系の信号に変換する為のレベルシフタ回路を内蔵
した半導体集積回路の製造方法に関する。
ビデオ信号処理回路で処理した低電圧系(例えば5V)
の信号を入力し、その信号をレベルシフト回路によって
高電圧系(例えば40V)の信号に変換し、該変換した
高電圧系の信号によってLCDパネルを駆動する為の出
力信号を出力している。LCDパネルのドットライン毎
に1個のレベルシフタ回路が必要となり、その大画面化
が進めばおのずと多くのレベルシフト回路を1個のIC
内に収納することが必要となる。
を示す図である。同図において、MOSトランジスタQ
1、Q2、Q3、Q4は高耐圧系のトランジスタであ
り、Q7、Q8は低耐圧系のトランジスタである。トラ
ンジスタQ7、Q8は反転信号*φを形成する為のイン
バータ2を構成する。VDDは電源電圧(+5V)、V
SSは低耐圧系のソース電位(0V)であり、VSSL
は高耐圧系のソース電位(−40V)である。
今、入力信号φがLレベル(0V)の時、トランジスタ
Q1はONし、反転信号*φが印加されるトランジスタ
Q2はOFFし、トランジスタQ3はOFFし、トラン
ジスタQ4はONとなる。トランジスタQ1がONして
いるので、出力端子OUTの電位はVDD(5V)とな
る。一方、入力信号φがHレベル(+5V)の時、トラ
ンジスタQ1はOFFし、反転信号*φが印加されるト
ランジスタQ2はONし、トランジスタQ3はONし、
トランジスタQ4はOFFとなる。トランジスタQ3が
ONしているので、出力端子OUTの電位はVSSL
(−40V)となる。
路はVDD/VSS系(+5V/0V)の入力信号φ。
*φの信号波形3を、VDD/VSSL系(+5V/−
40V)の出力信号4に変換するという動作を行う。と
ころで、インバータ2の反転動作に追随してレベルシフ
ト回路1が反転動作を行うためには、インバータ2の出
力振幅の範囲内、例えば出力振幅の約半分の値(1/2
・VDD)でレベルシフト回路1が反転動作する必要が
ある。例えばレベルシフト回路が−20Vで反転動作す
るならば、振幅が0〜+5Vの入力信号φ、*φではこ
のレベルシフト回路を反転動作させることができなくな
るためである。図8(A)を参照して、レベルシフト回
路1が反転動作する時の反転電圧Vt*は、回路の入出
力特性(Vin−Vout)を描いたときに、出力電圧
が(VDDL−VSS)の半分の値になる時の入力電圧
を示す。
に示したような単純な抵抗に置き換えて考えてみる。
尚、r1はトランジスタQ1のON抵抗、r3はトラン
ジスタQ3のON抵抗である。この回路の出力端OUT
の電圧Voutは、 Vout=(VDD−VSSL)・r3/(r1+r3) ・・・・(1) で表すことができる。
を図8(A)のVt*1と仮定する。入出力特性を図面
左側の方向(Vt*2)に移動させる為には、入力電圧
Vinの上昇に対して出力電圧Voutが即低下するよ
うに構成すればよいのであるから、ON抵抗r1、r3
を(2)式の関係に設計すればよいことがわかる。 r1>>r3 ・・・・・・・(2) 反対に、反転電圧を図面右側の方向(Vt*3)に移動
させる為には、入力電圧Vinの変動に対して出力電圧
Voutが殆ど低下しないように構成すればよいのであ
るから、ON抵抗r1、r3を(3)式の関係に設計す
ればよいことがわかる。 r1<<r3 ・・・・・・・(3) これは、入力電圧Vinを最大振幅値付近まで上昇させ
ることで初めて反転動作する、ということを意味する。
ベルシフト回路1の反転電圧Vt*を(VDD−VS
S)の半分、すなわち2.5V程度に設計することは、
+5V〜−40Vもの大電位差にあっては反転電圧Vt
*をVDD(+5V)側に極めて接近させた設計を行う
ことを意味する。従って、これらの考察からレベルシフ
ト回路1が安定動作するためには、式(3)に準じて、 トランジスタQ1のON抵抗<<トランジスタQ3のON抵抗 ・・(4) トランジスタQ2のON抵抗<<トランジスタQ4のON抵抗 ・・(5) の両方を満足している必要が生じる。そのため従来は、
トランジスタのゲート幅/ゲート長(W/L)比を調整
することにより、上記(4)(5)式を満足させてい
た。
る高速化と低消費電力化の要求を満足するため、集積回
路には最小設計ルールの縮小と動作電圧の低電圧化(5
V→3V)が押し進められている。従ってレベルシフト
回路の入力信号φも最大振幅が小さくなり、例えば電源
電圧VDD=3V系の機器に対応するためには、レベル
シフト回路1の反転電圧Vt*を従来の約2.5Vから
1.5V程度にまで更に減じなければならない。これは
反転電圧Vt*と電源電位VDDとの電位差を更に縮め
る(電源電位VDD側にシフトさせる)ことを意味する
ので、上記の考察に従えば、(4)(5)式を満足させ
る為に、トランジスタQ3、Q4のON抵抗を更に増大
させ且つトランジスタQ1、Q2のON抵抗を更に低減
しなければならない。
L)の比を変更する手法では、更に比を大きくするため
にはトランジスタサイズが大きくなるので、ICのチッ
プサイズが大きくなるという欠点がある。特にLCDド
ライバー用途などでは、レベルシフト回路を多数個(1
00個以上)集積化するので、トランジスタ1個のサイ
ズ増大は即大幅なチップサイズ増大となってしまう。
課題に鑑み成されたもので、トランジスタQ1、Q2の
ゲート酸化膜厚(tox1)を、トランジスタQ3、Q4の
ゲート酸化膜厚(tox2)より薄くしたことを特徴とする。
また、トランジスタQ1、Q2のゲート酸化膜を、低
(通常)耐圧の素子(トランジスタQ7、Q8等)のゲ
ート酸化工程と同時的に形成したことを特徴とする。
ドレイン領域の端を耐酸化マスクの端から後退させたこ
とを特徴とする。以下に、ゲート酸化膜厚(tox1)とO
N抵抗との関係を導く。先ず、MOSトランジスタのド
レイン電流Idは次式によって表される。 Id=μ・Vds・ε・W・(Vgs−Vth)/(L・tox)・・・(6 ) 但し、μは電子の移動度、Wはゲート幅、Vgsはソー
ス・ドレイン間電圧、Vgsはゲート・ソース間電圧、
εは誘電率、Lはゲート長、toxはゲート酸化膜厚で
ある。
ドレイン間電圧Vdsで表すことができるので、結局
(6)式より r=Vds/Id ∝ tox ・・・・・・・・・・・・・・・・(7) となる。すなわち、ゲート酸化膜厚を薄くすることでO
N抵抗を小さく、反対にゲート酸化膜厚を厚くすること
でON抵抗を大きくできるのである。よって、ゲート幅
/ゲート長(W/L)の比を極端に大きくすることな
く、(4)(5)式の条件を満足することができる。し
かも、トランジスタQ1、Q2はゲートに高電圧(−4
0V)が印加される箇所ではないで、耐圧的に問題とな
ることは無い。
酸化膜を、低耐圧系の素子部のゲート酸化膜形成と同時
に行うことにより、製造工程の追加を不要にできる。更
に、トランジスタQ3、Q4のソース・ドレイン領域の
端を、第2の選択酸化膜より後退させた構成とすること
により、実効的なチャンネル長が長くなるので、ON抵
抗を更に増大できる。従って、トランジスタQ1、Q2
をゲート酸化膜厚の薄い構成とし、トランジスタQ3、
Q4を前記実効的なチャンネル長を長くした構成とする
ことにより、両者のON抵抗の比を更に拡大することが
できる。
を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明
により、高耐圧部10と低耐圧部11とを集積化した半
導体集積回路を示す断面図である。同図において、12
はP型のシリコン単結晶基板、13は各素子を分離する
ための選択酸化膜、14は高耐圧部10のPチャンネル
型MOSFET(以下P−MOS15と称す)を構成す
るために形成した、N型の第1のウェル領域、16は低
耐圧部11のMOSFET素子を構成するために形成し
た、N型の第2のウェル領域、17は低耐圧部11のN
チャンネル型MOSFET(以下N−MOS18と称
す)を構成するために、第2のウェル領域16表面に形
成したP型のウェル領域、19はポリシリコンゲート電
極、20は高耐圧部10のP−MOS15のP+ソース
・ドレイン領域、21は高耐圧部22のNチャンネル型
MOSFET(以下N−MOS22と称す)のN+ソー
ス・ドレイン領域、23はN−MOS18のN+ソース
・ドレイン領域、24は低耐圧部11のPチャンネル型
MOSFET25(以下P−MOS25と称す)のP+
ソース・ドレイン領域である。
・ドレイン領域20、21がゲートによるセルフアライ
ン方式ではなく、低不純物濃度の拡散領域を用いる、い
わゆるオフセットドレイン構造を採用している。また、
ゲート電極19下部のチャンネル部と各ソース・ドレイ
ン領域20、21との境界部分に膜厚10000Å程度
の第2の選択酸化膜26を具備している。これは第2の
選択酸化膜26を用いることによってゲート電極19と
ドレイン領域との耐圧を高めるための構造で、低耐圧部
11とは構造を異にしている。ゲート電極19は、第2
の選択酸化膜26の上部にまで跨るように被覆してお
り、選択酸化膜26で囲まれた領域の、酸化膜厚が薄い
領域がチャンネル形成用の実質的なゲート酸化膜とな
る。
する最低電位のVSSL(例えば、−40V)を基板バ
イアスとして印加する。高耐圧部10のN型の第1のウ
ェル領域14にはP−MOS15のバックゲートバイア
スとして電源電位VDD(例えば、+3V)を印加す
る。低耐圧部11のN型の第2のウェル領域16は高耐
圧部10との電位分離の役割をも有しており、ここにも
P−MOS25のバイアスとして電源電位VDDを印加
する。そして低耐圧部11のP型ウェル領域17には、
N−MOS18のバイアスとして電源電位VSS(例え
ば、0V)を印加する。
が行われ、そのゲート酸化膜27の膜厚(tox3)は
400〜500Å程度である。これに対して、高耐圧部
10のゲート酸化膜28(図面ではN−MOS22部
分)は80V程度のゲート耐圧(Vgs、Vgd)を維
持するために膜厚(tox2)を2000〜3000Å
と極めて厚くしている。但し、高耐圧部10のP−MO
S15は、入力信号φ、*φが印加される部分の素子向
け(後述する)だけが、ゲート酸化膜29の膜厚(to
x1)として400〜500Å程度の膜厚を有してい
る。前記特定箇所の素子以外の高耐圧用P−MOSは、
P−MOS15と構成を同じにしながらN−MOS22
のゲート酸化膜28と同じ膜厚を有している。
的な構成は、従来例で説明したレベルシフト回路と同じ
である。以下、斯様に構成した各素子と、図7(A)の
レベルシフト回路1との対応を説明する。先ず、低耐圧
部11のN−MOS18とP−MOS25は、同IC内
部における主要な回路機能を構成する為の素子であり、
更にはレベルシフト回路1の入力部となるインバータ回
路2のトランジスタQ7、Q8を構成するための素子で
ある。高電圧が印加される箇所ではないので、設計耐圧
が低い。
フト回路1のトランジスタQ3、Q4を構成する。ゲー
ト・ドレイン間に40V程度の高電位が印加されるの
で、第2の選択酸化膜26の配置やゲート酸化膜28を
厚くするなどの手法が採られている、尚、ゲート酸化膜
28を厚くすることは、N−MOS22の反転電圧Vt
h(しきい値)を増大して、ON抵抗を低耐圧部のもの
より増大するという役割も持っている。
は、レベルシフト回路1のトランジスタQ1、Q2を構
成する。ゲート酸化膜29の膜厚(tox1)を薄くす
ることによって、上記(7)式で示したようにON抵抗
を低減したトランジスタとなっている。これらのトラン
ジスタQ1、Q2は、ゲート電圧Vgとして入力信号
φ、*φのVSS〜VDD(0〜3V)の小さな振幅し
か印加されないので、ゲート耐圧の劣化という問題は生
じない。
N抵抗を減じたトランジスタ構成としたので、ゲート幅
/ゲート長(W/L)の比を極端に大きくしなくてもレ
ベルシフト回路1が動作する条件である(4)(5)式
を満足しやすくなる。従って、トランジスタサイズを大
幅に増大せずにレベルシフト回路1の反転電圧Vt*を
小さくすることが可能になった。
抗を減じることにより、(4)(5)式の要件を満足し
つつトランジスタQ3、Q4のON抵抗をも低く抑える
ことができるので、このレベルシフト回路1の全体のイ
ンピーダンスを小さく抑えることができる。よって回路
の高速動作を可能ならしめることができた。尚、トラン
ジスタQ3、Q4のオフセットドレイン構造として、通
常は第2の選択酸化膜26とソース・ドレイン領域21
の端とを一致させるような(CAD図面上で)設計を行
うが、選択酸化膜26の端からソース・ドレイン領域2
1の端を後退させるような設計を行うと、ソース領域か
らドレイン領域までチャンネルが届きにくい構造となり
ので、トランジスタQ3、Q4のON抵抗を更に増大す
ることができ、トランジスタサイズの縮小に貢献でき
る。
造方法を説明する。先ず図2(A)を参照して、P型の
シリコン半導体基板12を準備し、その表面を酸化し、
ホトレジスト工程とエッチング工程によって選択マスク
を形成し、選択マスクを用いてリン(P)をイオン注入
し、熱拡散を行うことにより高耐圧部10の、第1のN
型ウェル領域14と、低耐圧部11の第2のN型ウェル
領域16を形成する。
ト工程とエッチング工程によって拡散マスクを形成し、
拡散マスクを用いてボロン(B)をイオン注入し、熱拡
散を行うことにより低耐圧部11のP型ウェル領域17
を形成する。図3(A)を参照して、ホトレジスト工程
により基板12上にレジストマスクを形成し、リン
(P)をイオン注入し、続いてレジストマスクを変更後
ボロン(B)をイオン注入する。そして熱拡散すること
によって、高耐圧部10のソース・ドレイン領域20、
21を形成する。LDD構造とするため、高耐圧部10
のソース・ドレイン領域20、21の不純物濃度は低耐
圧部11のものより小さい。
化膜を除去した後、熱酸化してパッド酸化膜30を形成
し、この上にCVD法によりシリコン窒化膜を形成す
る。シリコン窒化膜をパターニングして、選択酸化膜1
3及び第2の選択酸化膜26の箇所を開口した耐酸化マ
スク31を形成する。尚、N−MOS22において、ソ
ース・ドレイン領域21の端を耐酸化マスク31の端よ
り後退させる場合には、図3(A)の工程で用いた、ソ
ース・ドレイン領域21形成用のマスク端32と、シリ
コン窒化膜をパターニングするときのマスク端33との
距離を、CAD図面上の設計により調整する。具体的に
は、前記ソース・ドレイン領域形成用のマスク端32
(拡散窓端)が、前記選択酸化膜26を形成するための
耐酸化マスク31の端33よりも0.5〜1.5μ程
度、ゲート電極19の端部方向に後退させている。P−
MOS15では反転電圧を小さくしたい方向であるの
で、CAD図面上でマスク端33とマスク端32とを一
致させている。
することにより、シリコン窒化膜31で被覆されていな
い基板12表面に選択酸化膜13と第2の選択酸化膜2
6とを形成する。図4(B)を参照して、シリコン窒化
膜を除去した後、全体を1000℃、10時間程度熱酸
化することにより、活性部分に膜厚が2000〜300
0Åのゲート酸化膜28(第1のゲート酸化膜)を形成
する。
より高耐圧部10のN−MOS22のゲート酸化膜28
部分を被覆し、酸化膜をフッ酸で除去することにより、
低耐圧部11のシリコン表面とP−MOS25のシリコ
ン表面とを露出する。尚、振幅の大きいゲート電位が印
可される高耐圧P−MOSが必要な場合は、斯かる素子
のゲート酸化膜部分もレジスト膜で保護しておく。
除去し、全体を1000℃、1〜2時間熱酸化すること
により、露出したシリコン表面に膜圧が400〜500
Å程度の、低耐圧部11のゲート酸化膜27とP−MO
S15のゲート酸化膜29(第2のゲート酸化膜)とを
形成する。図6(A)を参照して、しきい値調整用のイ
オン注入を施した後、CVD法によってゲートポリシリ
コンを堆積し、ホトレジストを用いてポリシリコン層を
エッチングすることによりゲート電極19を形成する。
ストマスクを形成し、P+ソース・ドレイン領域24を
形成するためのボロン(B)をイオン注入する。高耐圧
部10のP型ソース・ドレイン領域20にも重畳してイ
オン注入する。更にレジストマスクを変更し、N+ソー
ス・ドレイン領域23を形成するためのヒ素(As)を
イオン注入する。高耐圧部10のN型ソース・ドレイン
領域21にも重畳してイオン注入する。そして、イオン
注入した不純物を活性化するアニール処理を加える。こ
の後は、図示せぬ電極配線の形成によって各素子間の回
路接続を行う。
OS15のゲート酸化膜29を、低耐圧部11のゲート
酸化膜27と同時に形成することにより、新たな工程を
追加することなく、N−MOS22のゲート酸化膜28
より薄いゲート酸化膜29を得ることができる。図9
に、レベルシフト回路1の別の例を示す。図7のレベル
シフト回路に対して、トランジスタQ5、Q6を追加し
た部分が異なる点であり、インバータ回路2他は同じで
ある。トランジスタQ5、Q6は、ソースが電源電位V
SSL側に接続され、ドレインがトランジスタQ3、Q
4のソースに接続され、ゲートにはトランジスタQ1、
Q2に印加される入力信号φ、*φと同じ信号が印加さ
れる。また、図1の高耐圧部10のN−MOS22によ
って構成されている。
Q1はONし、トランジスタQ3とQ5はOFFし、ト
ランジスタQ2はOFFし、トランジスタQ4とQ6は
ONする。従って出力端子OUTの電位はVDDとな
る。反対に入力信号φがHレベルの時、トランジスタQ
1はOFFし、トランジスタQ3とQ5はONし、トラ
ンジスタQ2はONし、トランジスタQ4とQ6はOF
Fする。従って出力端子OUTの電位はVSSLとな
る。
ンジスタQ3、Q4とON/OFF状態が同じになるの
で、トランジスタQ1〜Q3〜Q5またはトランジスタ
Q2〜Q4〜Q6に流れるドレイン電流を制限し、トラ
ンジスタQ3、Q4の導通/遮断状態を補助するような
働きを行う。従って、トランジスタQ3のON抵抗に対
してトランジスタQ5のON抵抗が直列接続され、トラ
ンジスタQ4のON抵抗に対してトランジスタQ6のO
N抵抗が直列接続されるので、結局上記(4)(5)式
における右辺の「トランジスタQ3のON抵抗」「トラ
ンジスタQ4のON抵抗」が、これらの直列抵抗とな
り、右辺と左辺の比を拡大できるので、レベルシフト動
作を一層安定化し、且つ反転電圧Vt*を小さくする設
計を容易にする。
/L比を120/6とし、トランジスタQ3、Q4のW
/L比を12/6、トランジスタQ5、Q6のW/L比
を16/50程度とすることにより、レベルシフト回路
1の反転電圧Vt*を1.2V程度まで減じることがで
き、入力信号φの振幅(0〜3V)に対して出力の振幅
をVSSL〜VDD(−40V〜3V)と、約13倍の
レベルシフトを実現できた。
化膜29の膜厚を薄くして全体の回路インピーダンスを
抑制したことにより、このレベルシフト回路1は10M
Hz程度の動作周波数を実現することができた。図10
に、更に別の回路構成を示した。レベルシフト回路を2
段構成にしたものである。1段目のレベルシフト回路1
aの出力振幅VSSL〜VDD(−40〜3V)を2段
目の入力信号φ2、*φ2とし、2段目のレベルシフト
回路1bでVSSL〜VDDH(例えば、−40〜+4
0V)に再度変換するような構成である。2段目のレベ
ルシフト回路1bのトランジスタQ1b、Q2b、Q3
b、Q4bには図1のP−MOS15は用いず、上述し
た、ゲート酸化膜厚としてN−MOS22と同じ膜厚
(2000〜3000Å)で構成した高耐圧部10のP
−MOS(図示せず)を用いる。トランジスタQ5b〜
Q6bは高耐圧部10のN−MOS22を用いる。2段
目のレベルシフトは、約2倍程度と倍率が小さく、入力
信号φ2、*φ2の振幅が十分大きいので、上記(4)
(5)式比が1段目ほど大きくなく、しかもゲート電位
として−40Vもの高電圧が印加されるので、トランジ
スタQ1b、Q2b、Q3b、Q4bのゲート酸化膜厚
を厚くしてある。2段目のレベルシフト回路1bのW/
L比は省略するが、本回路構成により、約26倍ものレ
ベルシフトを実現することができた。
ば、トランジスタQ1、Q2のゲート酸化膜29の膜厚
(tox1)をトランジスタQ3、Q4のゲート酸化膜
28の膜厚(tox2)より薄くすることにより、レベ
ルシフト回路の反転電圧Vt*を小さくすることが可能
となり、電子機器の動作電圧の低電圧化に対応すること
が可能になる利点を有する。
トランジスタQ1、Q2のON抵抗を減じることができ
るので、レベルシフト回路の高速化が可能であり、電子
機器の高速動作化にも対応できる利点を有する。また、
トランジスタQ1、Q2のON抵抗を減じることにより
式(4)(5)を満足することが容易になるので、W/
L比を極端に大きく採ることが不要となり、チップサイ
ズを縮小することが可能である利点をも有する。
ゲート酸化膜27と同時的に形成することにより、新た
な工程を追加することがないので、製造工程の簡素化と
合理化を図ることができる。更に、トランジスタQ3、
Q4、Q5、Q6として、図3(B)で示したようなソ
ース・ドレイン領域21のマスク端32を、第2の選択
酸化膜26のマスク端33より後退させた素子を用いる
ことによって、トランジスタQ3、Q4、Q5、Q6の
ON抵抗を更に増大できるので、式(4)(5)を満足
する設計が一層容易になる利点をも有する。
断面図である。
(A)回路図、(B)特性図である。
断面図である。
の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板の表面に、第1と
第2の逆導電型ウェル領域を形成する工程と、 前記第2の逆導電型ウェル領域の表面に、一導電型のウ
ェル領域を形成する工程と、 前記半導体基板の表面には第1の逆導電型MOS素子を
構成する逆導電型のソース・ドレイン領域を形成し、前
記第1の逆導電型ウェル領域の表面には第1の一導電型
MOS素子を構成する一導電型のソース・ドレイン領域
を形成する工程と、 前記半導体基板の表面を選択酸化して、素子分離用の第
1の選択酸化膜、前記第1の逆導電型MOS素子及び第
1の一導電型MOS素子のゲートとソース・ドレイン領
域間の距離を離間する第2の選択酸化膜を形成する工程
と、 前記選択酸化膜に囲まれた半導体基板の表面に第1のゲ
ート酸化膜を形成する工程と、 第2の一導電型及び逆導電型MOS素子の第1のゲート
酸化膜、及び前記第1の一導電型MOS素子の第1のゲ
ート酸化膜を除去し、前記第1の逆導電型MOS素子の
領域には前記第1のゲート酸化膜を選択的に残す工程
と、 前記選択酸化膜に囲まれた半導体基板の表面に、前記第
1のゲート酸化膜より薄い、前記第2の一導電型及び逆
導電型MOS素子、及び前記第1の一導電型MOS素子
の第2のゲート酸化膜を形成する工程と、 ゲート電極を形成する工程と、前記第2の一導電型及び逆導電型MOS素子のソース・
ドレイン領域を形成する工程とを具備し、前記第1の逆
導電型MOS素子のソース・ドレイン領域形成用の拡散
窓端が、前記選択酸化膜を形成するための耐酸化マスク
の端よりも前記ゲート電極の端部方向に後退させている
ことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項2】 ソースまたはドレインの一方を電源電位
VDD側に接続し、ゲートにそれぞれ入力信号φ及び反
転信号*φが印加される、一導電チャネル型MOSトラ
ンジスタQ1、Q2と、 ソースまたはドレインの一方を前記一導電チャネル型M
OSトランジスタQ1、Q2のソースまたはドレインの
他方に接続し、ソースまたはドレインの他方を電源電位
VSSL側に接続し、ゲートとソースまたはドレインの
一方とを相互にクロス接続した、逆導電チャネル型MO
SトランジスタQ3、Q4と、 前記反転信号*φを出力するインバータ回路を構成する
低耐圧系のMOSトランジスタとを有し、 電源電位VDDとVSSLとの間の振幅を有する入力信
号φ及び反転信号*φを前記一導電チャネル型MOSト
ランジスタQ1、Q2のゲートに印加して、電源電位V
DDとVSSLとの間の振幅を有する出力信号を出力す
るレベルシフト回路を構成する半導体集積回路の製造方
法であって、 前記入力信号φ及び反転信号*φが印加される一導電チ
ャネル型MOSトランジスタQ1、Q2を、前記第1の
一導電チャネル型MOSトランジスタでもって構成し、 前記逆導電チャネル型MOSトランジスタQ3、Q4
を、前記第1の逆導電チャネル型MOSトランジスタで
もって構成したことを特徴とする請求項1に記載の半導
体集積回路の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17493197A JP3272272B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 半導体集積回路の製造方法 |
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