JP3266676B2 - 交流発電機の出力制御装置 - Google Patents
交流発電機の出力制御装置Info
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- JP3266676B2 JP3266676B2 JP34427892A JP34427892A JP3266676B2 JP 3266676 B2 JP3266676 B2 JP 3266676B2 JP 34427892 A JP34427892 A JP 34427892A JP 34427892 A JP34427892 A JP 34427892A JP 3266676 B2 JP3266676 B2 JP 3266676B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両等に搭載された
内燃機関によって駆動される蓄電池充電用の交流発電機
の出力を制御する交流発電機の出力制御装置に関するも
のである。
内燃機関によって駆動される蓄電池充電用の交流発電機
の出力を制御する交流発電機の出力制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の交流発電機の出力制御装置
の構成を示すブロック図である。図において、1は交流
発電機であり、三相星形結線された円筒状の電機子コイ
ル1aと電機子コイル1a内を図示しない内燃機関のク
ランク軸に結合して回転する界磁コイル1bより構成さ
れている。2は電機子コイル1aの両端に発生した三相
交流電圧を直流電圧に変換する整流装置、3は整流装置
2より出力された直流電圧で充電され、車両内の各電気
回路に直流電源を供給する蓄電池、4は蓄電池3の端子
電圧3Aと予め設定された充電目標電圧(目標電圧)と
を比較し、蓄電池3の端子電圧3Aが目標電圧より低け
れば界磁コイル1bに、蓄電池4より界磁電流を供給さ
せ、高ければ界磁電流の供給を停止させることで蓄電池
3の充電を制御する充電制御回路である。
の構成を示すブロック図である。図において、1は交流
発電機であり、三相星形結線された円筒状の電機子コイ
ル1aと電機子コイル1a内を図示しない内燃機関のク
ランク軸に結合して回転する界磁コイル1bより構成さ
れている。2は電機子コイル1aの両端に発生した三相
交流電圧を直流電圧に変換する整流装置、3は整流装置
2より出力された直流電圧で充電され、車両内の各電気
回路に直流電源を供給する蓄電池、4は蓄電池3の端子
電圧3Aと予め設定された充電目標電圧(目標電圧)と
を比較し、蓄電池3の端子電圧3Aが目標電圧より低け
れば界磁コイル1bに、蓄電池4より界磁電流を供給さ
せ、高ければ界磁電流の供給を停止させることで蓄電池
3の充電を制御する充電制御回路である。
【0003】次に、従来の交流発電機の出力制御装置の
動作について説明する。蓄電池3より充電制御回路4を
通して界磁電流の供給を受ける界磁コイル1bが図示し
ない内燃機関の始動に伴い回転すると、電機子コイル1
aの両端には界磁電流の大きさに比例した三相交流電圧
が発生する。この三相交流電圧は整流装置2によって直
流電圧に変換された後、蓄電池3の+電極及び−電極間
に印加され、蓄電池3は充電される。
動作について説明する。蓄電池3より充電制御回路4を
通して界磁電流の供給を受ける界磁コイル1bが図示し
ない内燃機関の始動に伴い回転すると、電機子コイル1
aの両端には界磁電流の大きさに比例した三相交流電圧
が発生する。この三相交流電圧は整流装置2によって直
流電圧に変換された後、蓄電池3の+電極及び−電極間
に印加され、蓄電池3は充電される。
【0004】その後、蓄電池3の充電電圧によって界磁
コイル1bに界磁電流が供給されると、内燃機関の回転
に伴って電機子コイル1aの両端に三相交流電圧が発生
する。そして、この三相交流電圧は整流装置2で直流電
圧に変換されて蓄電池3に充電される。しかし、内燃機
関の回転数が上昇すると交流発電機1の出力電圧も上昇
し、更に整流装置2の出力電圧も上昇することで、蓄電
池3は過充電状態となることがある。そこで、充電制御
回路4は蓄電池3の端子電圧3Aと予め設定した目標電
圧とを比較し、端子電圧3Aが目標電圧より高いと判定
したならば界磁コイル1bへの界磁電流の供給を停止し
て交流発電機1の出力を低下させる。
コイル1bに界磁電流が供給されると、内燃機関の回転
に伴って電機子コイル1aの両端に三相交流電圧が発生
する。そして、この三相交流電圧は整流装置2で直流電
圧に変換されて蓄電池3に充電される。しかし、内燃機
関の回転数が上昇すると交流発電機1の出力電圧も上昇
し、更に整流装置2の出力電圧も上昇することで、蓄電
池3は過充電状態となることがある。そこで、充電制御
回路4は蓄電池3の端子電圧3Aと予め設定した目標電
圧とを比較し、端子電圧3Aが目標電圧より高いと判定
したならば界磁コイル1bへの界磁電流の供給を停止し
て交流発電機1の出力を低下させる。
【0005】又、内燃機関の回転数が低下、又は蓄電池
3の負荷が増えると、蓄電池3の充電電圧に対する放電
電圧の割合が上がる。そのことを充電制御回路4は蓄電
池3の端子電圧3Aより判定したならば、交流発電機1
の出力電圧を上昇させるべく界磁コイル1bに界磁電流
を供給する。
3の負荷が増えると、蓄電池3の充電電圧に対する放電
電圧の割合が上がる。そのことを充電制御回路4は蓄電
池3の端子電圧3Aより判定したならば、交流発電機1
の出力電圧を上昇させるべく界磁コイル1bに界磁電流
を供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流発電機の出
力制御装置は以上のように、蓄電池の端子電圧の低下、
或は上昇判定のもとに界磁コイルへの界磁電流供給、或
は供給停止を行っていたため、蓄電池の端子電圧の低下
により界磁電流の供給が突然始まると内燃機関の駆動ト
ルクに影響を与え、回転変動を引き起こすという問題点
があった。
力制御装置は以上のように、蓄電池の端子電圧の低下、
或は上昇判定のもとに界磁コイルへの界磁電流供給、或
は供給停止を行っていたため、蓄電池の端子電圧の低下
により界磁電流の供給が突然始まると内燃機関の駆動ト
ルクに影響を与え、回転変動を引き起こすという問題点
があった。
【0007】更に、従来の交流発電機の出力制御装置
は、上述したように蓄電池の端子電圧の低下或いは上昇
判定のもとに界磁コイルへの界磁電流供給、或は供給停
止を制御していたため、ヘッドライトを点灯する夜間走
行時に蓄電池の負荷変動が重なると、それに伴って蓄電
池は充放電を繰り返し、その充放電の繰り返し周期が2
0Hz前後となると、界磁コイルに供給する界磁電流の
周波数も20Hz前後となり、その結果、整流装置2よ
り蓄電池3に充電される直流電圧に20Hz前後のリッ
プル成分が含まれることになり、ヘッドライトが20H
z前後の周期で明暗を繰り返し運転手に不快感を与える
という問題点があった。
は、上述したように蓄電池の端子電圧の低下或いは上昇
判定のもとに界磁コイルへの界磁電流供給、或は供給停
止を制御していたため、ヘッドライトを点灯する夜間走
行時に蓄電池の負荷変動が重なると、それに伴って蓄電
池は充放電を繰り返し、その充放電の繰り返し周期が2
0Hz前後となると、界磁コイルに供給する界磁電流の
周波数も20Hz前後となり、その結果、整流装置2よ
り蓄電池3に充電される直流電圧に20Hz前後のリッ
プル成分が含まれることになり、ヘッドライトが20H
z前後の周期で明暗を繰り返し運転手に不快感を与える
という問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、交流発電機の界磁コイルに供給
する界磁電流の値を適正制御し、交流発電機の出力電圧
を所定値に制御することができる交流発電機の出力制御
装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、交流発電機の界磁コイルに供給
する界磁電流の値を適正制御し、交流発電機の出力電圧
を所定値に制御することができる交流発電機の出力制御
装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る交
流発電機の出力制御装置は、内燃機関によって駆動され
て交流電圧を発生する発電機と、この発生した交流電圧
を直流電圧に変換する整流装置と、この変換された直流
電圧により充電される蓄電池と、この充電された直流電
圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧との偏差に基
づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電池より供給さ
れる界磁電流の基本制御量を演算し、この基本制御量を
前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子電圧に従って
補正して制御量を決定する制御手段とを備えたものであ
る。
流発電機の出力制御装置は、内燃機関によって駆動され
て交流電圧を発生する発電機と、この発生した交流電圧
を直流電圧に変換する整流装置と、この変換された直流
電圧により充電される蓄電池と、この充電された直流電
圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧との偏差に基
づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電池より供給さ
れる界磁電流の基本制御量を演算し、この基本制御量を
前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子電圧に従って
補正して制御量を決定する制御手段とを備えたものであ
る。
【0010】
【0011】請求項2の発明に係る交流発電機の出力制
御装置は、内燃機関によって駆動されて交流電圧を発生
する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に変換
する整流装置と、この変換された直流電圧により充電さ
れる蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定され
た前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発電機
の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流の基
本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関の回
転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御量を
決定すると共に、前記界磁電流の周波数を数100Hz
に設定されるように制御量の上限値又は下限値のどちら
か一方を設定する制御手段とを備えたものである。
御装置は、内燃機関によって駆動されて交流電圧を発生
する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に変換
する整流装置と、この変換された直流電圧により充電さ
れる蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定され
た前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発電機
の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流の基
本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関の回
転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御量を
決定すると共に、前記界磁電流の周波数を数100Hz
に設定されるように制御量の上限値又は下限値のどちら
か一方を設定する制御手段とを備えたものである。
【0012】請求項3の発明に係る交流発電機の出力制
御装置は、内燃機関によって駆動されて交流電圧を発生
する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に変換
する整流装置と、この変換された直流電圧により充電さ
れる蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定され
た前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発電機
の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流の基
本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関の回
転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御量を
決定すると共に、この制御量に応じて前記内燃機関のシ
リンダ内への吸気量を制御する制御手段とを備えたもの
である。
御装置は、内燃機関によって駆動されて交流電圧を発生
する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に変換
する整流装置と、この変換された直流電圧により充電さ
れる蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定され
た前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発電機
の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流の基
本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関の回
転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御量を
決定すると共に、この制御量に応じて前記内燃機関のシ
リンダ内への吸気量を制御する制御手段とを備えたもの
である。
【0013】
【作用】請求項1の発明における交流発電機の出力制御
装置は、内燃機関によって駆動され、交流電圧を発生す
る交流発電機の出力に基づいて蓄電池に充電された直流
電圧と予め設定された目標電圧との偏差によって、蓄電
池より界磁コイルに供給される界磁電流の制御量を決定
すると共に、この制御量を前記内燃機関の駆動情報に従
って補正するようにしたので、交流発電機の出力を内燃
機関の駆動状態をも加味してより適正に制御できる。
装置は、内燃機関によって駆動され、交流電圧を発生す
る交流発電機の出力に基づいて蓄電池に充電された直流
電圧と予め設定された目標電圧との偏差によって、蓄電
池より界磁コイルに供給される界磁電流の制御量を決定
すると共に、この制御量を前記内燃機関の駆動情報に従
って補正するようにしたので、交流発電機の出力を内燃
機関の駆動状態をも加味してより適正に制御できる。
【0014】
【0015】請求項2の発明における交流発電機の出力
制御装置は、内燃機関によって駆動され、交流電圧を発
生する交流発電機の出力に基づいて蓄電池に充電された
直流電圧と予め設定された目標電圧との偏差よって、蓄
電池より界磁コイルに供給される界磁電流の制御量を決
定すると共に、制御量の上限値又は下限値のどちらか一
方を設定するようにしたので、制御量の変動を極力抑え
ることができ、更に交流発電機の出力変動を抑えること
ができる。
制御装置は、内燃機関によって駆動され、交流電圧を発
生する交流発電機の出力に基づいて蓄電池に充電された
直流電圧と予め設定された目標電圧との偏差よって、蓄
電池より界磁コイルに供給される界磁電流の制御量を決
定すると共に、制御量の上限値又は下限値のどちらか一
方を設定するようにしたので、制御量の変動を極力抑え
ることができ、更に交流発電機の出力変動を抑えること
ができる。
【0016】請求項3の発明における交流発電機の出力
制御装置は、内燃機関によって駆動され、交流電圧を発
生する交流発電機の出力に基づいて蓄電池に充電された
直流電圧と予め設定された目標電圧との偏差よって、蓄
電池より界磁コイルに供給される界磁電流の制御量を決
定すると共に、この制御量に応じて前記内燃機関機構の
シリンダ内への吸気量を制御するようにしたので、界磁
電流の突然の供給により内燃機関に大きな負荷を与え回
転変動を引き起こすといった現象を防止でき、更に内燃
機関の動作を安定化できる。
制御装置は、内燃機関によって駆動され、交流電圧を発
生する交流発電機の出力に基づいて蓄電池に充電された
直流電圧と予め設定された目標電圧との偏差よって、蓄
電池より界磁コイルに供給される界磁電流の制御量を決
定すると共に、この制御量に応じて前記内燃機関機構の
シリンダ内への吸気量を制御するようにしたので、界磁
電流の突然の供給により内燃機関に大きな負荷を与え回
転変動を引き起こすといった現象を防止でき、更に内燃
機関の動作を安定化できる。
【0017】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は本実施例による交流発電機の出
力制御装置の構成を示すブロック図である。尚、図中図
3と同一符号は同一又は相当部分を示す。図において、
4Aは本実施例における充電制御回路であり制御手段を
構成する。この充電制御回路4Aは蓄電池3の端子電圧
3Aと予め設定した蓄電池目標電圧(目標電圧)との偏
差に基づいて、界磁コイル1bに供給する界磁電流の制
御量である基本駆動デューティを演算する。
ついて説明する。図1は本実施例による交流発電機の出
力制御装置の構成を示すブロック図である。尚、図中図
3と同一符号は同一又は相当部分を示す。図において、
4Aは本実施例における充電制御回路であり制御手段を
構成する。この充電制御回路4Aは蓄電池3の端子電圧
3Aと予め設定した蓄電池目標電圧(目標電圧)との偏
差に基づいて、界磁コイル1bに供給する界磁電流の制
御量である基本駆動デューティを演算する。
【0018】ここでデューティとは界磁コイル1bに対
し界磁電流を供給する期間と供給停止を行う期間との比
であり、この比が大きい程界磁電流の値が大きくなる。
この基本駆動デューティを後述する各制御要素等で補正
し、この補正後の基本駆動デューティで界磁電流を出力
する。尚、この充電制御回路4Aは内燃機関の燃料量、
及び点火時期等を制御する機能をも有する。
し界磁電流を供給する期間と供給停止を行う期間との比
であり、この比が大きい程界磁電流の値が大きくなる。
この基本駆動デューティを後述する各制御要素等で補正
し、この補正後の基本駆動デューティで界磁電流を出力
する。尚、この充電制御回路4Aは内燃機関の燃料量、
及び点火時期等を制御する機能をも有する。
【0019】5はアイドル回転数制御アクチュエータと
してのISCバルブであり、充電制御回路4Aで設定さ
れた基本駆動デューティに応じて、図示しない吸気マニ
ホールド、又はバイパス通路を通る空気量を制御する。
6は機関信号であり、例えば内燃機関の回転数を得るた
めのクランク角信号、そして内燃機関に図示しないセン
サによって取り込まれる吸気温度、車速、或は吸入空気
量等の信号を示す。
してのISCバルブであり、充電制御回路4Aで設定さ
れた基本駆動デューティに応じて、図示しない吸気マニ
ホールド、又はバイパス通路を通る空気量を制御する。
6は機関信号であり、例えば内燃機関の回転数を得るた
めのクランク角信号、そして内燃機関に図示しないセン
サによって取り込まれる吸気温度、車速、或は吸入空気
量等の信号を示す。
【0020】次に、本実施例の動作を図2のフローチャ
ートに従って説明する。このフローチャートは充電制御
回路4Aの動作を示すものである。先ず、充電制御回路
4Aは図示しない内燃機関の機関信号6から、回転数、
アイドル状態、及び吸気温度等、内燃機関の運転(機
関)状態を読み取る(ステップS1)。次に、蓄電池3
の端子電圧(実電圧)3Aを読み込み(ステップS
2)、更にステップS1で読み込んだ内燃機関の運転状
態より、内燃機関の電気負荷と蓄電池3の充電状態を考
慮して最適な目標電圧を決定する(ステップS3)。
ートに従って説明する。このフローチャートは充電制御
回路4Aの動作を示すものである。先ず、充電制御回路
4Aは図示しない内燃機関の機関信号6から、回転数、
アイドル状態、及び吸気温度等、内燃機関の運転(機
関)状態を読み取る(ステップS1)。次に、蓄電池3
の端子電圧(実電圧)3Aを読み込み(ステップS
2)、更にステップS1で読み込んだ内燃機関の運転状
態より、内燃機関の電気負荷と蓄電池3の充電状態を考
慮して最適な目標電圧を決定する(ステップS3)。
【0021】目標電圧が決定されたならば、ステップS
2で読み込んだ実電圧と目標電圧との偏差である蓄電池
電圧偏差量ΔV(i)を演算する(ステップS4)。そ
して、演算された蓄電池電圧偏差量ΔV(i)に応じて
界磁コイル1bの基本駆動デューティ(Duty)をP
ID制御方式に沿って以下の式より演算する。
2で読み込んだ実電圧と目標電圧との偏差である蓄電池
電圧偏差量ΔV(i)を演算する(ステップS4)。そ
して、演算された蓄電池電圧偏差量ΔV(i)に応じて
界磁コイル1bの基本駆動デューティ(Duty)をP
ID制御方式に沿って以下の式より演算する。
【0022】 Duty=Kp・ΔV(i)+∫KiΔVdt(i)+Kd・(ΔV(i)ーΔ V(i−1)) ここで、Kpは比例ゲイン,Kiは積分ゲイン,Kdは
微分ゲインである。
微分ゲインである。
【0023】以上のように基本駆動デューティが算出さ
れたならば、この基本駆動デューティを、ステップS1
で読み込んだ回転数、ステップS2で読み込んだ実電圧
3Aにしたがって補正する(ステップS6、7)。この
補正処理の目的は、交流発電機1の出力電圧、或は出力
電流は内燃機関の回転数によって変化し、更に界磁コイ
ル1bに供給される界磁電流は蓄電池3の端子電圧3A
の変動によって変化するので、それらの変化分を補正す
るためである。
れたならば、この基本駆動デューティを、ステップS1
で読み込んだ回転数、ステップS2で読み込んだ実電圧
3Aにしたがって補正する(ステップS6、7)。この
補正処理の目的は、交流発電機1の出力電圧、或は出力
電流は内燃機関の回転数によって変化し、更に界磁コイ
ル1bに供給される界磁電流は蓄電池3の端子電圧3A
の変動によって変化するので、それらの変化分を補正す
るためである。
【0024】基本駆動デューティが補正され、新たに駆
動デューティが生成されたならば駆動デューティに上下
限値を設定(クリップ)し(ステップS8)、駆動デュ
ーティで決まる界磁電流の周波数(例えば200H
z)、が変化しないようにする。そして設定された駆動
デューティで界磁コイル1bに蓄電池3の充電電圧を基
に界磁電流を供給する(ステップS9)。
動デューティが生成されたならば駆動デューティに上下
限値を設定(クリップ)し(ステップS8)、駆動デュ
ーティで決まる界磁電流の周波数(例えば200H
z)、が変化しないようにする。そして設定された駆動
デューティで界磁コイル1bに蓄電池3の充電電圧を基
に界磁電流を供給する(ステップS9)。
【0025】駆動デューティが設定されたならば、ステ
ップS5で演算された基本駆動デューティに応じてアイ
ドル回転数制御アクチュエータとしてのISCバルブ5
を制御し吸気マニホールド、又はバイパス通路を通る空
気量を増減制御する(ステップS10)。この結果、界
磁コイル1bに供給される界磁電流は、蓄電池3の端子
電圧3Aの低下により一義的に供給されることがないた
め内燃機関に大きな負荷を与え回転変動を引き起こすと
いった不具合を防止することができる。
ップS5で演算された基本駆動デューティに応じてアイ
ドル回転数制御アクチュエータとしてのISCバルブ5
を制御し吸気マニホールド、又はバイパス通路を通る空
気量を増減制御する(ステップS10)。この結果、界
磁コイル1bに供給される界磁電流は、蓄電池3の端子
電圧3Aの低下により一義的に供給されることがないた
め内燃機関に大きな負荷を与え回転変動を引き起こすと
いった不具合を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内燃機関によ
って駆動されて交流電圧を発生する発電機と、前記発生
した交流電圧を直流電圧に変換する整流装置と、この変
換された直流電圧により充電される蓄電池と、この充電
された直流電圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧
との偏差に基づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電
池より供給される界磁電流の基本制御量を演算し、この
基本制御量を前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子
電圧に従って補正して制御量を決定する制御手段とを備
えたので、交流発電機の出力を内燃機関の駆動状態をも
加味してより適正に制御できるという効果がある。
って駆動されて交流電圧を発生する発電機と、前記発生
した交流電圧を直流電圧に変換する整流装置と、この変
換された直流電圧により充電される蓄電池と、この充電
された直流電圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧
との偏差に基づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電
池より供給される界磁電流の基本制御量を演算し、この
基本制御量を前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子
電圧に従って補正して制御量を決定する制御手段とを備
えたので、交流発電機の出力を内燃機関の駆動状態をも
加味してより適正に制御できるという効果がある。
【0027】
【0028】請求項2の発明によれば、内燃機関によっ
て駆動されて交流電圧を発生する発電機と、前記発生し
た交流電圧を直流電圧に変換する整流装置と、この変換
された直流電圧により充電される蓄電池と、この充電さ
れた直流電圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧と
の偏差に基づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電池
より供給される界磁電流の基本制御量を演算し、この基
本制御量を前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子電
圧に従って補正して制御量を決定すると共に、前記界磁
電流の周波数を数100Hzに設定されるように制御量
の上限値又は下限値のどちらか一方を設定する制御手段
とを備えたので、交流発電機の出力変動を抑えることが
できると共に、制御量の変動を極力抑えることができる
という効果がある。
て駆動されて交流電圧を発生する発電機と、前記発生し
た交流電圧を直流電圧に変換する整流装置と、この変換
された直流電圧により充電される蓄電池と、この充電さ
れた直流電圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧と
の偏差に基づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電池
より供給される界磁電流の基本制御量を演算し、この基
本制御量を前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子電
圧に従って補正して制御量を決定すると共に、前記界磁
電流の周波数を数100Hzに設定されるように制御量
の上限値又は下限値のどちらか一方を設定する制御手段
とを備えたので、交流発電機の出力変動を抑えることが
できると共に、制御量の変動を極力抑えることができる
という効果がある。
【0029】請求項3の発明によれば、内燃機関によっ
て駆動されて交流電圧を発生する発電機と、前記発生し
た交流電圧を直流電圧に変換する整流装置と、この変換
された直流電圧により充電される蓄電池と、この充電さ
れた直流電圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧と
の偏差に基づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電池
より供給される界磁電流の基本制御量を演算し、この基
本制御量を前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子電
圧に従って補正して制御量を決定すると共に、この制御
量に応じて前記内燃機関のシリンダ内への吸気量を制御
する制御手段とを備えたので、界磁電流の突然の供給に
より内燃機関に大きな負荷を与え回転変動を引き起こす
といった現象を防止できるため、内燃機関の動作を安定
化できるという効果がある。
て駆動されて交流電圧を発生する発電機と、前記発生し
た交流電圧を直流電圧に変換する整流装置と、この変換
された直流電圧により充電される蓄電池と、この充電さ
れた直流電圧と予め設定された前記蓄電池の目標電圧と
の偏差に基づき、前記発電機の界磁コイルに前記蓄電池
より供給される界磁電流の基本制御量を演算し、この基
本制御量を前記内燃機関の回転数と前記蓄電池の端子電
圧に従って補正して制御量を決定すると共に、この制御
量に応じて前記内燃機関のシリンダ内への吸気量を制御
する制御手段とを備えたので、界磁電流の突然の供給に
より内燃機関に大きな負荷を与え回転変動を引き起こす
といった現象を防止できるため、内燃機関の動作を安定
化できるという効果がある。
【図1】この発明による交流発電機の出力制御装置の一
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図3】従来の交流発電機の出力制御装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 交流発電機 1b 界磁コイル 2 整流装置 3 蓄電池 4A 充電制御回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/14 - 7/24 H02P 9/00 - 9/48
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関によって駆動されて交流電圧を
発生する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に
変換する整流装置と、この変換された直流電圧により充
電される蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定
された前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発
電機の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流
の基本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関
の回転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御
量を決定する制御手段とを備えたことを特徴とする交流
発電機の出力制御装置。 - 【請求項2】 内燃機関によって駆動されて交流電圧を
発生する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に
変換する整流装置と、この変換された直流電圧により充
電される蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定
された前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発
電機の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流
の基本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関
の回転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御
量を決定すると共に、前記界磁電流の周波数を数100
Hzに設定されるように制御量の上限値又は下限値のど
ちらか一方を設定する制御手段とを備えたことを特徴と
する交流発電機の出力制御装置。 - 【請求項3】 内燃機関によって駆動されて交流電圧を
発生する発電機と、前記発生した交流電圧を直流電圧に
変換する整流装置と、この変換された直流電圧により充
電される蓄電池と、この充電された直流電圧と予め設定
された前記蓄電池の目標電圧との偏差に基づき、前記発
電機の界磁コイルに前記蓄電池より供給される界磁電流
の基本制御量を演算し、この基本制御量を前記内燃機関
の回転数と前記蓄電池の端子電圧に従って補正して制御
量を決定すると共に、この制御量に応じて前記内燃機関
のシリンダ内への吸気量を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする交流発電機の出力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34427892A JP3266676B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 交流発電機の出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34427892A JP3266676B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 交流発電機の出力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06197470A JPH06197470A (ja) | 1994-07-15 |
| JP3266676B2 true JP3266676B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=18368002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34427892A Expired - Fee Related JP3266676B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 交流発電機の出力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3266676B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9405348B2 (en) | 2008-04-21 | 2016-08-02 | Adaptive Computing Enterprises, Inc | System and method for managing energy consumption in a compute environment |
| BRPI0822590A2 (pt) | 2008-04-21 | 2015-06-23 | Adaptive Computing Entpr Inc | Sistema de computador para gerenciamento do consumo de energia em um ambiente de computador |
| JP5258831B2 (ja) | 2010-04-21 | 2013-08-07 | 三菱電機株式会社 | 車両の充電装置 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP34427892A patent/JP3266676B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06197470A (ja) | 1994-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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