JP3260300B2 - 光ファイバープローブ及びその製造方法 - Google Patents
光ファイバープローブ及びその製造方法Info
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Description
査型顕微鏡の一つである近接場光学顕微鏡において、エ
バネッセント光を検出または照射する光プローブとして
使用される光ファイバープローブ及びその製造方法に関
する。
の分解能は使用される光の波長(回折限界)によって制
限される。
ノメートルサイズの構造を有するプローブを備えた近接
場光学顕微鏡においては、光の波長を超えた分解能で光
学像を得ることができる。したがって、この近接場光学
顕微鏡技術を利用することにより、ナノメートル級の分
解能で、例えば生体試料、半導体試料、光メモリー材
料、感光性材料等の物体の形状測定や分光測定、さらに
はメモリー操作(書き込み/読み出し/消去)、光加工
などを行うことができる。
に示す。この顕微鏡は、コレクションモードと称される
近接場光学顕微鏡であり、物体表面からの距離が光の波
長よりも小さい、極めて近接した領域に局在するエバネ
ッセント光を検出して物体の形状を測定するものであ
る。
光が照射されることにより生じたエバネッセント光15
0を、プローブ152のナノメートルサイズとなされた
先鋭部151の先端によって散乱させる。この図で示す
顕微鏡では、プローブが光ファイバーで構成されてお
り、このプローブ152の先鋭部151によって散乱さ
れた光が当該先鋭部を通じて光ファイバーのコアに導か
れる。そして、コア内に導かれた光は、光ファイバーの
もう一方の端部(出射端)から出射し、検出器により検
出される。そして、このとき、プローブを物体上で走査
させることにより、2次元的な検出光の画像を得ること
ができる。
イバプローブ52としては、図45に示すように円錐状
に形成された先鋭部151の先端151aがナノメート
ルサイズとなされたもの(いわゆるチッププローブ)の
他、図46に示すように先鋭部151の先端を除いて金
属等からなる遮光性被覆層154を形成したもの(いわ
ゆる開口プローブ)も使用することができる。この開口
プローブでは、遮光性被覆層154が形成された部分で
は散乱光の透過が遮られ、遮光性被覆層154が形成さ
れていない先端から選択的に散乱光が透過する。つま
り、この遮光性被覆層155が形成されていない先端が
散乱光の開口部154aとなり、この開口部154aの
サイズがナノメートルサイズとされたかたちで上述の光
ファイバプローブとして使用される。
上に生成したエバネッセント光をプローブによって集め
るものであり、コレクションモードと称される。
ーブの先端に生じさせたエバネッセント光によって物体
を局所的に照らして光学画像を得るイルミネーションモ
ードや、プローブの先端に生じせしめたエバネッセント
光で物体を局所的に照らすとともに、プローブの先端に
よって散乱させた光をプローブを通じて検出するイルミ
ネーション・コレクションモードが知られている。
おける物体とプローブの間のエネルギー移動の現象は、
それらの分極間の近距離相互作用として理解される。物
体とプローブの間で効果的な相互作用が生じる条件とし
ては、第1に物体とプローブの大きさが近いこと、第2
に物体とプローブの間の距離がプローブの大きさ以下で
あることである。ここでプローブの大きさとは、チップ
プローブにおいては先端径、開口プローブにおいては開
口径を意味する。したがって、近接場光学顕微鏡におい
て高分解能を得るためにはこれらプローブの先端径や開
口径が非常に重要になる。
部151は、化学エッチング液に光ファイバの一端を浸
漬し、この一端を外周から中心にわたって円錐状に先鋭
化することによって形成される。
ーブを得るためには、先鋭部151の先鋭角θをできる
だけ小さくし、鋭い形状とすることが必要である。しか
し、先鋭角θを小さくしていくと、この先鋭部151で
の光の損失が大きくなり、透過効率が低下する。このた
め、先鋭角θを無闇に小さくするわけにはいかず、分解
能の向上に限界がある。
に円錐状の先鋭部151を形成した後、例えば真空蒸着
法によって、先鋭部151の先端を除いて遮光性被覆層
154を形成することによって開口部154aが形成さ
れる。
部151の断面直径が波長以下となる領域(以下、先端
部から、断面直径が波長と等しくなる位置までの寸法を
チップ長Lと称する)において光が金属に著しく吸収さ
れ、透過効率が低下する。このため、透過効率を確保す
るためには先鋭部151の先鋭角θを大きくしてチップ
長Lを短くすることが必要である。しかし、先鋭角θを
大きくすると、遮光性被覆層155の開口部近傍で当該
遮光性被覆層の厚さが薄くなる。この厚さが薄い部分で
は光が十分に遮蔽されないために実質的な開口径が大き
くなり、分解能の低下を招くといった問題がある。
の方法で先鋭化されたチッププローブや開口プローブ
は、透過効率と分解能の両立が難しいのが実情である。
鑑みて提案されたものであり、高い透過効率を有すると
ともに高い分解能が得られる光ファイバープローブ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
めに、本発明に係る光ファイバープローブの製造方法
は、コアの周りにクラッドが設けられてなる光ファイバ
ーの前記クラッドの一端に外周から内周にかけて傾斜す
る傾斜部を形成するクラッド傾斜工程と、上記コアの一
端を、エッチングによってクラッドから突出させるとと
もにこの一端を円錐状に先鋭化する第1の先鋭化工程
と、円錐状に先鋭化されたコアの一端を、エッチングに
よって傾斜角を2段階に変化させて先端側のテーパ面の
傾斜角が次のテーパ面の傾斜角よりも小さくなるように
先鋭化して、上記次のテーパ面の後端側の断面の直径を
光の波長以上とし、上記先端側のテーパ面の後端側の断
面の直径を光の波長以下とした先鋭部を形成する第2の
先鋭化工程とを有することを特徴とする。
の製造方法は、コアの周りに第1のクラッドと第2のク
ラッドが設けられてなる光ファイバーの前記第1のクラ
ッドの一端に外周から内周にかけて傾斜する傾斜部を形
成するクラッド傾斜工程と、上記コアの一端を、エッチ
ングによって第1のクラッドから突出させるとともにこ
の一端を円錐状に先鋭化する第1の先鋭化工程と、円錐
状に先鋭化されたコアの一端を、エッチングによって傾
斜角を2段階に変化させて先端側のテーパ面の傾斜角が
次のテーパ面の傾斜角よりも小さくなるように先鋭化し
て、上記次のテーパ面の後端側の断面の直径を光の波長
以上とし、上記先端側のテーパ面の後端側の断面の直径
を光の波長以下とした先鋭部を形成する第2の先鋭化工
程とを有することを特徴とする。
ブの製造方法は、第1のコアの周りに、第2のコアとク
ラッドが設けられてなる光ファイバーの前記クラッドの
一端に外周から内周にかけて傾斜する傾斜部を形成する
クラッド傾斜工程と、上記第1のコアと第2のコアの一
端を、エッチングによってクラッドから突出させるとと
もに傾斜角を2段階に変化させて先端側のテーパ面の傾
斜角が次のテーパ面の傾斜角よりも小さくなるように先
鋭化して、上記次のテーパ面の後端側の断面の直径を光
の波長以上とし、上記先端側のテーパ面の後端側の断面
の直径を光の波長以下とした先鋭部を形成する先鋭化工
程とを有することを特徴とする。また、本発明に係る光
ファイバープローブは、純粋石英(SiO2 )からな
るコアの周りにクラッドが設けられてなる光ファイバー
よりなり、円錐状に先鋭化された上記コアの一端が、傾
斜角を2段階に変化させて先端側のテーパ面の傾斜角が
次のテーパ面の傾斜角よりも小さくなるように先鋭化さ
れ、上記次のテーパ面の後端側の断面の直径を光の波長
以上とされ、上記先端側のテーパ面の後端側の断面の直
径を光の波長以下とされた先鋭部を有し、この先鋭部の
先端を除いて遮光性被覆層が形成され、上記先鋭部の先
端に遮光性被覆層から露出した開口部を有することを特
徴とする。
プローブには、3段階の傾斜角で先鋭化された先鋭部が
形成される。この3段階の傾斜角で先鋭化された先鋭部
を有する光ファイバプローブでは、先鋭部の先端側から
1段目の傾斜角、すなわち最先端部の傾斜角を小さい角
度とすることで実効的な開口径が微小化し、分解能が向
上する。また、先端側から2段目の傾斜角を大きい角度
にすることによって光の透過効率が十分に確保されるよ
うになる。したがって、この光ファイバプローブでは、
光の透過効率を十分に得ながら、高い分解能が得られ
る。
態について説明する。
イバプローブは、光ファイバの一端に図1に示すような
先鋭部1が形成され、この先鋭部1の先端1aから光の
検出あるいは照射を行う、いわゆるチッププローブ、あ
るいは図2,図3,図4に示すように先鋭部1の先端を
除いた部分に遮光性被覆層5が形成され、この遮光性被
覆層5が形成されていない先端の開口部から光の検出あ
るいは照射を行う、いわゆる開口プローブである。
ーブは特に、図1に示すように先鋭部1が傾斜角を3段
階に変化させて先鋭化されている。以下、この先鋭部の
各傾斜角を有する3つの面を、先端側からそれぞれ第1
のテーパ面2、第2のテーパ面3、第3のテーパ面4と
称し、これら各テーパ面2,3,4や傾斜部の、光ファ
イバの中心軸に対する角度を傾斜角、この傾斜角の2倍
を先鋭角と称する。なお、この光ファイバプローブは、
第1のテーパ面2の後端側の断面の直径d1は伝搬され
る光の波長λ以下とするのが望ましく、第2のテーパ面
3の後端側の断面の直径d2は伝搬される光の波長λ以
上とされるのが望ましい。
造方法を説明する。
ラッドの一端に外周から内周にかけて傾斜する傾斜部を
形成するクラッド傾斜工程と、コアの一端を、エッチン
グによってクラッドから突出させるとともにこの一端を
円錐状に先鋭化する第1の先鋭化工程と、円錐状に先鋭
化されたコアの一端を、エッチングによって傾斜角を2
段階に変化させて先鋭化する第2の先鋭化工程によって
製造される。
りにクラッド12が設けられた光ファイバ10から光フ
ァイバプローブを製造する。
ッチング液のメニスカスを利用して、図6に示すような
傾斜部13を形成する。
に当該エッチング液よりも比重の小さい液体を滴下する
ことによって浮遊層を浮かせ、その中に光ファイバ10
を挿入する。なお、浮遊層はエッチング液の蒸発を防止
するためのものであり、例えば低粘度ジメチルシリコー
ンオイル等の有機溶液が用いられる。
バ10を挿入すると、光ファイバ10の周りにある高さ
をもったエッチング液のメニスカスが形成される。
ァイバ10は、エッチング液と接触している部分のクラ
ッド12がエッチングされて直径が減少してくる。この
とき、光ファイバ10の周りに形成されたエッチング液
のメニスカスの高さは、光ファイバ10の直径が減少す
るにつれて低くなるので、メニスカスの初期高さに相当
する位置ではエッチング液と接触する時間が短く、それ
より下側になる程エッチング液と接触する時間が長くな
る。したがって、図6に示すようにメニスカスの初期高
さSに相当する位置から下側では、下にいく程直径が減
少し、外周から内周に向かって傾斜する傾斜部13が形
成される。なお、この傾斜部13のファイバ中心軸に対
する傾斜角ω1/2は浮遊層に用いる液体の種類に依存
するので、この液体の選択によって傾斜角ω1/2を制
御することができる。例えば、浮遊層に低粘度ジメチル
シリコーンオイルを用いた場合には傾斜角ω1/2は2
0°になる。
成した後、図7に示すように第1の先鋭化工程によって
コア11の一端をクラッド12から突出させるとともに
この一端を円錐状に先鋭化する。
ング速度をR12、クラッドのエッチング速度をR22とし
たときにR12<R22となるようなエッチング条件でエッ
チングを行う。
チング液に、先の工程でクラッド12に傾斜部13を形
成した光ファイバの一端を浸漬すると、光ファイバ10
の先端側ではクラッド12のエッチング速度R22がコア
11のエッチング速度R12よりも大きいので、クラッド
12の方がコア11よりも先にエッチングされ、コア1
1がクラッド12から突出してくる。
周面に露出しているクラッド12がエッチングされると
ともに、クラッド12がエッチングされることによって
先端側からコア11の外周面が露出しはじめ、この外周
面に露出したコア11も引き続きエッチングされる。こ
のとき、コア11の外周面は先端側から露出することに
よって、先端側にいく程エッチング量が多くなり、直径
が減少する。したがって、このエッチングを一定時間続
けることにより、図7に示すようにコア11の一端にク
ラッド12から突出した円錐状の先鋭部14が形成され
る。なお、この先鋭部14の先鋭角ψ1は、エッチング
速度R12,R22及びクラッドの傾斜部の傾斜角ω1/2
によって決まり、下記の式で表される。
を、図8に示すように第2の先鋭化工程によって傾斜角
を2段階に変化させて先鋭化する。
ング速度をR13,クラッドのエッチング速度をR23とし
たときにR13>R23となるようなエッチング条件でエッ
チングを行う。
チング液に、先の工程でコア11に円錐状の先鋭部14
を形成した光ファイバ10の一端を浸漬すると、光ファ
イバ10の先端側ではコア11のエッチング速度がクラ
ッド12のエッチング速度よりも大きいので、クラッド
12から突出するコア11の先端部の長さが徐々に短く
なっていく。また、光ファイバ10の外周面側では、既
に外周面に露出しているコア11がエッチングされると
ともに、クラッド12がエッチングされることによって
コア11の外周面が新たに露出し、エッチングされる。
このコア11の外周面が新たに露出する過程において
も、コアの外周面は先端側から露出するので、先端側に
いく程エッチング量が多くなり傾斜状となる。但し、こ
の第2の先鋭化工程のエッチング条件は第1の先鋭化工
程のエッチング条件とは異なるので、コア11の、既に
外周面が露出している部分と、この工程で新たに外周面
が露出した部分とでは、異なった傾斜角となる。したが
って、図8に示すように、コア11には傾斜角が異なる
第1のテーパ面15と第2のテーパ面16が形成され、
またクラッドには第3のテーパ面17が形成され、傾斜
角を3段階に変化させて先鋭化された光ファイバプロー
ブが作製される。
と後端側の断面の直径d1は、第1の先鋭化工程での先
鋭部14の先鋭角ψ1と第2の先鋭化工程でのコア11
のエッチング速度R13及びエッチング時間により決ま
る。
記の式で求められる。
はコア径と一致し、第3のテーパ面17の傾斜角γ/2
はクラッド傾斜工程での傾斜角ω1/2に一致する。
クラッドが設けられた光ファイバから光ファイバプロー
ブを作製する。この光ファイバとしては例えば以下のよ
うな材料構成のものが用いられる。
るエッチング液としては次のようなものが適当である。
水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積比)が10:
1:1の緩衝フッ化水素溶液 第2の先鋭化工程(R13>R23):40重量%NH4F
水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積比)が10:
1:Y(但し、Y>30)あるいは1.7:1:Y(但
し、Y>1)の緩衝フッ化水素溶液第2の製造例 この第2の製造例では、図9に示すようにコア21の周
りに第1のクラッド22が設けられ、さらにその周りに
第2のクラッド23が設けられた2重クラッド光ファイ
バ20から光ファイバプローブを製造する。
ド23の選択化学エッチングによって、第1のクラッド
22に図10に示すような傾斜部24を形成する。
ッチング速度をR11、第1のクラッド22のエッチング
速度をR21、第2のクラッド23のエッチング速度をR
31としたときにR11=R21<R31となるようなエッチン
グ条件でエッチングを行う。
チング液に光ファイバの一端を浸漬すると、第2のクラ
ッド23のエッチング速度R31がコア21や第1のクラ
ッド22のエッチング速度R11,R21よりも大きいの
で、光ファイバ20の先端面側では第1のクラッド22
やコア21よりも第2のクラッド23が先にエッチング
され、基端面に対して後退する。
周面に露出している第2のクラッド23がエッチングさ
れるとともに、第2のクラッド23がエッチングされる
ことによって第1のクラッド22の外周面が先端面側か
ら露出しはじめ、この外周面に露出した第1のクラッド
22も引き続きエッチングされる。このとき、第1のク
ラッド22の外周面は先端側から露出することによっ
て、先端側にいく程エッチング量が多くなり、直径が減
少する。したがって、図10に示すように第1のクラッ
ド22に外周部から内周部にわたって傾斜する傾斜部2
4が形成される。
ッチング速度R21,R31によって決まり、次式で表され
る。
した後、図11に示すように第1の先鋭化工程によって
コア21の一端を第1のクラッド22から突出させると
ともにこの一端を円錐状に先鋭化する。
ッチング速度をR12、第1のクラッド22のエッチング
速度をR22、第2のクラッド23のエッチング速度をR
32としたときにR12<R22<R32となるようなエッチン
グ条件でエッチングを行う。
チング液に、先の工程で第1のクラッド22に傾斜部2
4を形成した光ファイバの一端を浸漬すると、光ファイ
バ20の先端側では第2のクラッド23のエッチング速
度R32が第1のクラッド22のエッチング速度R22より
も大きく、第1のクラッド22のエッチング速度R22が
コア21のエッチング速度R12よりも大きいので、第2
のクラッド23は第1のクラッド22よりも先にエッチ
ングされる。そして、第1のクラッド22はコア21よ
りも先にエッチングされ、コア21が第1のクラッド2
2から突出してくる。
2のクラッド23がエッチングされることによって先端
側から第1のクラッド22の外周面が露出し、上述と同
じ過程で第1のクラッド22が傾斜状にエッチングされ
る。そして、この第1のクラッド22がエッチングされ
ることによって先端側からコア21の外周面が露出しは
じめ、この外周面に露出したコア21も引き続きエッチ
ングされる。このとき、コア21の外周面は先端側から
露出することによって、先端側にいく程エッチング量が
多くなり、直径が減少する。したがって、このエッチン
グを一定時間続けることにより、図11に示すようにコ
ア21の一端にクラッド22から突出した円錐状の先鋭
部25が形成される。なお、この先鋭部25の先鋭角ψ
2は、エッチング速度R12,R22及びクラッドの傾斜部
の傾斜角ω2/2によって決まり、下記の式で表され
る。
たは sin(ψ2/2)=R12/R32 また、第1のクラッド21の傾斜部24の傾斜角ω2/
2とエッチング速度R2 2,R32の関係は、下記の式で表
される。
一端を、図12に示すように第2の先鋭化工程によって
傾斜角を2段階に変化させて先鋭化する。
ッチング速度をR13,第1のクラッド22のエッチング
速度をR23、第2のクラッド23のエッチング速度をR
33としたときにR13>R23<R33となるようなエッチン
グ条件でエッチングを行う。
チング液に、先の工程でコア21に円錐状の先鋭部25
を形成した光ファイバ20の一端を浸漬すると、光ファ
イバ20の先端側では第2のクラッド23のエッチング
速度R33が第1のクラッド22のエッチング測度R23よ
りも大きく、第1のクラッド22のエッチング速度R23
がコア21のエッチング速度R13よりも小さいので、第
2のクラッド23の先端面が第1のクラッド22の先端
面に対してさらに後退する。そして、第1のクラッド2
2から突出するコア20の先鋭部の長さは徐々に短くな
っていく。
クラッド23がエッチングされることによって先端側か
ら第1のクラッド22の外周面が露出し、上述と同じ過
程で第1のクラッド22が傾斜状にエッチングされる。
そして、この第1のクラッド22がエッチングされるこ
とによってコア21の外周面が新たに露出し、エッチン
グされる。このコア21の外周面が新たに露出する過程
においても、コア21の外周面は先端側から露出するの
で、先端側にいく程エッチング量が多くなり傾斜状とな
る。但し、この第2の先鋭化工程のエッチング条件は第
1の先鋭化工程のエッチング条件とは異なるので、コア
21の、既に外周面が露出している部分と、この工程で
新たに外周面が露出した部分とでは、異なった傾斜角と
なる。したがって、図12に示すように、コア21には
傾斜角が異なる第1のテーパ面26と第2のテーパ面2
7が形成され、またクラッド22には第3のテーパ面2
8が形成され、傾斜角を3段階に変化させて先鋭化され
た光ファイバプローブが製造される。
と後端側の断面の直径d1は、第1の先鋭化工程での先
鋭部25の先鋭角ψ2と第2の先鋭化工程でのコア21
のエッチング速度R13及びエッチング時間により決ま
る。
式で求められる。
たは sin(β/2)=R13/R33 さらに、第2のテーパ面27の後端側の断面の直径d2
はコア径と一致し、第3のテーパ面28の傾斜角γ/2
はクラッド傾斜工程での傾斜角ω2/2に一致する。こ
こで、傾斜角ω2/2と第3のエッチング工程でのエッ
チング速度R23,R33の関係は下記の式で表される。
ドと第2のクラッドが設けられた光ファイバから光ファ
イバプローブを製造する。この光ファイバプローブとし
ては例えば以下のような材料構成のものが用いられる。
るエッチング液としては次のようなものが適当である。
40重量%NH4F水溶液:50重量%HF酸:H2O
(体積比)が1.7:1:1の緩衝フッ化水素溶液 第1の先鋭化工程(R12<R22<R32):40重量%N
H4F水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積比)が1
0:1:1の緩衝フッ化水素溶液 第2の先鋭化工程(R13> R23<R33):40重量%
NH4F水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積比)が
10:1:Y(但し、Y>30)あるいは1.7:1:
Y(但し、Y>1)の緩衝フッ化水素溶液 なお、この製造例ではクラッド傾斜工程でのエッチング
時間によって第2のクラッドの残存状態を制御すること
ができる。例えば、エッチング時間を比較的短く設定す
れば第2のクラッドが残存した形の光ファイバプローブ
が得られる。このような第2のクラッドが残存した光フ
ァイバプローブは、コア内を単一波長モードの光が伝搬
し、第1のクラッド内を複数の導波モードの光を伝搬す
るようになされたシングルモード・マルチモードファイ
バとして使用することができる。第3の製造例 この第3の製造例では、図13に示すようにコア31の
周りにクラッド32が設けられた光ファイバから光ファ
イバプローブを製造する。
って、クラッド32に傾斜部を形成する。
に光ファイバ30の一部を加熱することによって溶融さ
せ、図15に示すようにこの溶融させた部分の両側を左
右に引くことによって延伸する。そして、さらに光ファ
イバ30を引くことで、図16に示すように光ファイバ
30を2つに分離する。分離された光ファイバ30は、
図17に示すように、溶融延伸された一端部においてク
ラッド32に傾斜部33が形成されるとともに、この傾
斜部33よりも先端側で角度の鋭い糸を引いたような形
状となる。また、コア31は、延伸されたことによって
先端部分の径が減少しており、また先端面がクラッドに
埋まった形になる。なお、このクラッド先端部の糸を引
いたような形状は次工程のエッチングによって除去され
る。
後、図18に示すように第1の先鋭化工程によってコア
31の一端をクラッド32から突出させるとともにこの
一端を円錐状に先鋭化する。
ッチング速度をR12、クラッド32のエッチング速度を
R22としたときにR12<R22となるようなエッチング条
件でエッチングを行う。
チング液に、溶融延伸させた光ファイバ30の一端を浸
漬すると、光ファイバ30の先端側ではクラッド32が
エッチングされ、コア31の先端面が露出してくる。そ
して、コア31の先端面が露出した後には、クラッド3
2のエッチング速度R22がコア31のエッチング速度R
12よりも大きいので、クラッド32の方がコア31より
も先にエッチングされ、コア31がクラッド32から突
出してくる。
周面に露出しているクラッド32が先ずエッチングされ
る。そして、クラッド32のエッチングによってコア3
1の外周面が先端側から露出しはじめ、この外周面に露
出したコア31も引き続きエッチングされる。このと
き、コア31の外周面は先端側から露出することによっ
て、先端側にいく程エッチング量が多くなり、直径が減
少する。したがって、このエッチングを一定時間続ける
ことにより、図18に示すようにコア31の一端にクラ
ッドから突出した円錐状の先鋭部34が形成される。な
お、この先鋭部34の先鋭角ψ3は、エッチング速度R
12,R22及びクラッドの傾斜部の傾斜角ω3/2によっ
て決まり、下記の式で表される。
部33は上側にいく程傾斜角が小さくなるので、エッチ
ング時間とともにω3/2は小さくなる。したがって、
先鋭部の先鋭角ψ3もエッチング時間とともに減少す
る。
たコア31の一端を、さらに図19に示すように第2の
先鋭化工程によって傾斜角を2段階に変化させて先鋭化
する。
ッチング速度をR13,クラッド32のエッチング速度を
R23としたときにR13>R23となるようなエッチング条
件でエッチングを行う。
チング液に、先の工程でコア31に円錐状の先鋭部34
を形成した光ファイバ30の一端を浸漬すると、光ファ
イバ30の先端側ではコア31のエッチング速度R13が
クラッド32のエッチング速度R23よりも大きいので、
クラッド32から突出するコア31の長さが徐々に短く
なっていく。また、光ファイバ30の外周面側では、既
に外周面に露出しているコア31がエッチングされると
ともに、クラッド32がエッチングされることによって
コア31の外周面が新たに露出し、エッチングされる。
但し、このエッチングでは、既に外周面が露出している
部分と、この工程で新たに外周面が露出した部分とでは
異なった傾斜角となるので、図19に示すようにコア3
1には傾斜角が異なる第1のテーパ面35と第2のテー
パ面36が形成され、またクラッド32には第3のテー
パ面37が形成され、傾斜角を3段階に変化させて先鋭
化された光ファイバプローブが製造される。
と後端側の断面の直径d1は、第1の先鋭化工程での先
鋭部34の先鋭角ψ3と第2の先鋭化工程でのコアのエ
ッチング速度R13及びエッチング時間により決まる。
記の式で求められる。
コア径(溶融延伸によって減少した後のコア径)と一致
し、第3のテーパ面37の傾斜角γ/2はクラッド傾斜
工程での傾斜角ω3/2に一致する。
クラッドが設けられた光ファイバから光ファイバプロー
ブを作製する。この光ファイバとしては例えば以下のよ
うな材料構成のものが用いられる。
るエッチング液としては次のようなものが適当である。
量%NH4F水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積
比)が10:1:1の緩衝フッ化水素溶液 第2の先鋭化工程(R13>R23):40重量%NH4F
水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積比)が10:
1:Y(但し、Y>30)あるいは1.7:1:Y(但
し、Y>1)の緩衝フッ化水素溶液第4の製造例 この第4の製造例では、図20に示すように第1のコア
41の周りに第2のコア42が設けられ、さらにその周
りにクラッド43が設けられた2重コアの光ファイバ4
0から光ファイバプローブを製造する。
0を溶融延伸する。溶融延伸された光ファイバ40は、
図21に示すように一端部においてクラッド43に傾斜
部44が形成されるとともに、この傾斜部44よりも先
端側が角度の鋭い糸を引いたような形状となる。また、
第1のコア41と第2のコア42は、延伸されたことに
よって先端部分で径が減少しており、また先端面がクラ
ッドに埋まった形になる。なお、このクラッド43の先
端部の糸を引いたような形状は次工程のエッチングによ
って除去される。
後、図22に示すように先鋭化工程によって第1のコア
41の一端をクラッドから突出させるとともにこの一端
を円錐状に先鋭化する。
ッチング速度をR12、第2のコア42のエッチング速度
をR22、クラッド43のエッチング速度をR32としたと
きにR12<R22<R32となるようなエッチング条件でエ
ッチングを行う。
チング液に、溶融延伸させた光ファイバ40の一端を浸
漬すると、光ファイバ40の先端側ではクラッド43が
エッチングされ、第1のコア41と第2のコア42の先
端面が露出してくる。そして、コア41,42の先端面
が露出した後には、クラッド43のエッチング速度R32
が第2のコア42のエッチング速度R22よりも大きく、
第2のコア42のエッチング速度R22が第1のコア41
のエッチング速度R12よりも大きいので、クラッド43
が第2のコア42よりも先にエッチングされる。そし
て、第2のコア42は第1のコア41よりも先にエッチ
ングされ、第1のコア41が第2のコア42から突出し
てくる。
に露出しているクラッド43が先ずエッチングされる。
そして、クラッド43のエッチングによって第2のコア
42の外周面が先端側から露出しはじめ、この外周面に
露出した第2コア42も引き続きエッチングされる。こ
のとき、第2のコア42の外周面は先端側から露出する
ことによって、先端側にいく程エッチング量が多くな
り、直径が減少する。したがって、第2のコア42に外
周部から内周部にわたって傾斜する傾斜部が形成され
る。また、この第2のコア42がエッチングされること
によって、今度は第1のコア41の外周面が先端側から
露出しはじめ引き続きエッチングされる。このとき、第
1のコア41の外周面は先端側から露出することによっ
て、先端側にいく程エッチング量が多くなり、直径が減
少する。したがって、このエッチングを一定時間続ける
ことにより、第1のコア41の一端に第2のコア42か
ら突出した円錐状の先鋭部が形成される。その結果、図
22に示すように第1のコア41に第1のテーパ面45
が形成され、第2のコア42に第2のテーパ面46が形
成され、さらにクラッド43に第3のテーパ面47が形
成された光ファイバプローブが製造される。
コア41の先鋭部の先鋭角ψ41、第2のコア42の先鋭
角ψ42は、クラッド傾斜工程でのクラッドの傾斜角ω4
/2及び先鋭化工程でのエッチング速度R21、R22、R
32によって決まり、次式で表される。
4は上側にいく程傾斜角が小さくなるので、エッチング
時間とともにω4/2は小さくなる。したがって、第1
のコアの傾斜角ψ41/2、第2のコアの傾斜角ψ42/2
もエッチング時間とともに減少する。
鋭化工程での第1のコア41の先鋭角ψ41と一致し、第
2のテーパ面46の先鋭角βは先鋭化工程での第2のコ
ア42の先鋭角ψ42と一致する。また、第3のテーパ面
47の先鋭角γはクラッドに形成された傾斜部の先鋭角
ω4に一致する。また、第1のテーパ面45の後端側の
断面の直径d1は第1のコア41のコア径(溶融延伸に
よって減少した後のコア径)に一致し、第2のテーパ面
46の後端側の断面の直径d2は第2のコア42のコア
径(溶融延伸によって減少した後のコア径)に一致す
る。
で光ファイバプローブが製造されるが、この後さらにエ
ッチングを行うことによって、図23に示すように先鋭
部の長さを短くするようにしてもよい。
のエッチング速度をR13、第2のコア42のエッチング
速度をR23、クラッド43のエッチング速度をR33とし
たときに、R13>R23<R33となるようなエッチング条
件でエッチングを行う。
チング液に、先の工程でコア41に円錐状の先鋭部を形
成した光ファイバの一端を浸漬すると、光ファイバの先
端側ではクラッド43のエッチング速度R33が第2のコ
ア42のエッチング速度R23よりも大きく、第2のコア
42のエッチング速度R23が第1のコア41のエッチン
グ速度R13よりも小さいので、クラッド43の先端面が
第2のコア42の先端面に対してさらに後退する。そし
て、第2のコア42から突出する第1のコア41の長さ
は徐々に短くなっていく。
ッド43がエッチングされることによって第2のコア4
2の外周面が新たに露出し引き続きエッチングされる。
また、第2のコア42がエッチングされることによって
第1のコア41の外周面が新たに露出し、エッチングさ
れる。このエッチングでは、既に外周面が露出している
部分と、この工程で新たに外周面が露出した部分とでは
異なった傾斜角となるので、図23に示すように第1の
コア41には傾斜角が異なる第1のテーパ面48と第2
のテーパ面48bが形成され、また第2のコア42には
第3のテーパ面49aと第4のテーパ面49bが形成さ
れ、クラッド43には第5のテーパ面50が形成され、
傾斜角を5段階に変化させて先鋭化された光ファイバプ
ローブが製造される。
と後端側の断面の直径d1は、先鋭化工程で形成された
先鋭部46の先鋭角ψ41とエッチング速度R13及びエッ
チング時間により決まる。
記の式で求められる。
1のコア径(溶融延伸によって減少した後のコア径)と
一致し、第3のテーパ面の傾斜角γ/2は先鋭化工程で
第2のコアに形成された傾斜部の傾斜角ψ42/2と一致
する。
周りに第2のコアとクラッドが設けられた光ファイバか
ら光ファイバプローブを製造する。この光ファイバとし
ては例えば以下のような材料構成のものが用いられる。
加石英 第2のコア:二酸化ゲルマニウム低濃度添加石英 クラッド: 純粋石英 このような材料構成の光ファイバの場合、各工程で用い
るエッチング液としては次のようなものが適当である。
40重量%NH4F水溶液:50重量%HF酸:H2O
(体積比)が10:1:1の緩衝フッ化水素溶液 第2の先鋭化工程(R13>R23<R33)):40重量%
NH4F水溶液:50重量%HF酸:H2O(体積比)が
10:1:Y(但し、Y>30)あるいは1.7:1:
Y(但し、Y>1)の緩衝フッ化水素溶液 以上、光ファイバプローブの製造方法の4例を説明し、
それぞれ最適な光ファイバプローブの材料構成とエッチ
ング条件を例示したが、材料構成やエッチング条件はこ
れに限るものではない。
化ゲルマニウム添加石英の純石英に対するエッチング速
度比が緩衝フッ化水素溶液の濃度によって定量的に制御
できるので、その速度比と濃度の関係に基づいて所定の
エッチング速度条件を満足するように決定すれば良い。
%NH4F水溶液と50重量%HF酸及びH2Oよりな
り、その濃度はNH4F水溶液の体積比XやH2Oの体積
比Yによって制御される。
積比Yが1のときに、NH4F水溶液の体積比Xを0か
ら増加させていくと、二酸化ゲルマニウム添加石英の純
石英に対するエッチング速度比RGe/R0はこの体積比
Xの増加に伴って減少していき、体積比Xが10〜30
のときに最小となる。そして、NH4F水溶液の体積比
Xが30を越えたところでは、二酸化ゲルマニウム添加
石英の純石英に対するエッチング速度比RGe/R0は体
積比Xの増加とともに増大する。また、NH4F水溶液
の体積比Xが1.7のときには、二酸化ゲルマニウム添
加石英の純石英に対するエッチング速度比RGe/R0は
1になる。一方、NH4F水溶液の体積比Xを10に固
定し、H2Oの体積比Yを増加させると、二酸化ゲルマ
ニウム添加石英の純石英に対するエッチング速度比RGe
/R0は体積比Yの増加に伴って増大する。また、H2O
の体積比Yが30のときには、二酸化ゲルマニウム添加
石英の純石英に対するエッチング速度比RGe/R0は1
になる。
よりなるコアの周りに、純粋石英よりなるクラッドが設
けられて構成される光ファイバをエッチングする場合、
(コアのエッチング速度)<(クラッドのエッチング速
度)とするためには、NH4F水溶液:HF酸:H2O
はX:1:1(X>1.7)や10:1:Y(Y<3
0)などの体積比とすればよく、(コアのエッチング速
度)>(クラッドのエッチング速度)とするためには、
NH4F水溶液:HF酸:H2OはX:1:1(X<1.
7),1.7:1:Y(Y>1),10:1:Y(Y>
30)などの体積比とすれば良い。
を用いたものであっても良い。B2O3添加石英はB2O3
の添加量が増加するにつれて屈折率が低下するので、光
ファイバにおいてはクラッド材として用いられる。B2
O3をクラッド材とする場合、コア材としては紫外域で
高い透過率を示す純石英を用いるのが適当である。
ファイバから上記第1の製造例〜第4の製造例によって
光ファイバプローブを製造する場合、具体的には次のよ
うな材料構成の光ファイバを用いることができる。
ド;B2O3添加石英 第2の製造例:コア;純粋石英/第1のクラッド;B2
O3ドープ石英/第2のクラッド;フッ素添加石英 第3の製造例:コア;純粋石英/クラッド;B2O3添加
石英 第4の製造例:第1のコア;純粋石英/第2のコア;B
2O3添加石英/クラッド;B2O3低濃度添加石英/純石
英 なお、B2O3添加石英をクラッド材とする光ファイバを
緩衝フッ化水素溶液によってエッチングする場合、(コ
アのエッチング速度)<(クラッドのエッチング速度)
とするためにはNH4F水溶液:HF酸:H2OをX:
1:1(X<1.7),1.7:1:Y(Y>1),1
0:1:Y(Y>30)などの体積比とすれば良い。ま
た、(コアのエッチング速度)>(クラッドのエッチン
グ速度)とするためにはNH4F水溶液:HF酸:H2O
をX:1:1(X>1.7),10:1:Y(Y<3
0)などの体積比とすれば良い。
光ファイバプローブの先鋭部は、第1のテーパ面の先鋭
角αを小さい角度にすることで実効的な開口径が微小化
し、分解能が向上する。このとき、先鋭部が一定の傾斜
角で円錐状に先鋭化されている場合では、この傾斜角が
小さくなる程光の損失が大きくなり透過効率が低下す
る。これに対して、このように先鋭部が3段階の傾斜角
で先鋭化された場合では、第1のテーパ面の先鋭角αを
小さい角度にしても第2のテーパ面の傾斜角β/2を大
きくすることで光の透過効率を上げることができる。つ
まり、この光ファイバプローブでは、光の透過効率を十
分に得ながら、高い分解能を得ることができる。
バプローブは製造されるが、この光ファイバプローブに
はさらに先鋭部に、図2,図3,図4に示すように開口
部となる先端を除いて遮光性被覆層5を形成するように
しても良い。なお、このうち図2,図3は図1で示され
る先鋭部に遮光性被覆層5を形成したものであり、図4
は先鋭角αが50゜以下、先鋭角βが180゜、断面直
径d1が光の波長λ以下、断面直径d2が光の波長λと同
寸法となされた先鋭部に遮光性被覆層5を形成したもの
である。
層5が形成された部分では光の入射が遮られ、微小開口
でのみ光が選択的に取り込まれるようになるので、分解
能が向上し、S/N比が改善される。以下、この遮光性
被覆層5の形成方法について説明する。
電解めっき法によって先鋭部に遮光性の金属膜を形成し
た後、この上に先端部を除いてエッチングマスクを形成
し、その後エッチングを行い、先端部の金属膜を除去す
ることによって形成される。
遮光性を得るためには、先鋭部の先端1aから、先鋭部
の断面直径が波長と等しくなる位置までの寸法L(以
下、チップ長Lと称する)が重要となり、このチップ長
Lは遮光性被覆層5を構成する金属のskin dep
thの少なくとも5倍〜10倍程度、さらにはそれ以上
とされているのが望ましい。なお、skin dept
hとは当該金属に光を透過させたときに光強度が1/e
2(但し、eは自然定数である)になる金属の厚さであ
り、この値が小さい金属程光に対する吸収係数が大きい
ことを意味する。この金属のskin depthは、
通常20〜30nmであり、したがってチップ長は具体
的には100〜200nm程度に選ばれるのが好まし
い。
に示すようにコア51の回りにクラッド52が設けられ
た光ファイバの先鋭部53に形成する方法について説明
する。
は、真空蒸着装置を用いて真空中で光ファイバをその中
心軸を中心として回転させ、先鋭部53の側面から金属
蒸気を供給して蒸着する。これにより図25に示すよう
に先鋭部53に遮光性の被覆層54が形成される。
導電性が高い材質のものが用いられ、アルミニウム、
金、銀、白金等を用いることができる。中でも、アルミ
ニウムが好適である。
4上の先端部を除いた部分にエッチングマスク55を形
成する。エッチングマスク55は、真空蒸着装置を用い
て真空中で光ファイバをその中心軸を中心として回転さ
せ、耐腐食性の素材の蒸気を供給して蒸着することによ
り形成する。
め、先鋭部に対して後方から金属蒸気を供給すると金属
蒸気が被覆層の先端に回り込まず、先端部を除いた領域
にのみエッチングマスク55を形成することができる。
例えば金属蒸気の入射方向が光ファイバの中心軸に対し
て50°の角度をなすような後方側から金属蒸気を入射
させると、図26に示すような領域にエッチングマスク
55が形成される。
しては、次工程で行う被覆層54のエッチングにおいて
エッチング液に対して耐腐食性を示すものであればよ
く、例えばクロムが適当であり、この他、被覆層との組
み合わせを考慮すれば銀、白金等も使用できる。
成した後、被覆層54及びエッチングマスク55が形成
された光ファイバの先端をエッチング液に浸すことによ
ってエッチングを行う。
と、エッチングマスク55が形成されていない先端部の
被覆層54のみが選択的にエッチングされ、図27に示
すように、先端部に開口部54aを有する遮光性被覆層
54が形成される。このエッチング液としてはNaOH
水溶液等の強アルカリ水溶液が用いられる。
ァイバに対して、エッチングマスクを溶解し且つ遮光性
被覆層を溶解させないエッチング液による処理を施すこ
とでエッチングマスク55を除去し、開口プローブは製
造される。
に第1のクラッド57が設けられ、その回りに第2のク
ラッド58が設けられた光ファイバであって、コア内を
単一波長モードの光が伝搬し、第1のクラッド内を複数
の導波モードの光を伝搬するようになされたシングルモ
ード・マルチモードファイバの先鋭部59に遮光性被覆
層を形成する方法について説明する。
ファイバでは、第1の遮光性被覆層と第2の遮光性被覆
層の2層の被覆層を形成し、第1の遮光性被覆層によっ
て第1のクラッド57に対応した開口部が形成されるよ
うにし、第2の遮光性被覆層によってコア56に対応し
た開口部が形成されるようにする。
に、図30に示すようにスパッタリング等によって金等
よりなる第1の被覆層60を成膜する。
性被覆層の形成方法で示したように遮光性が高く、導電
性が高い材質のものが用いられ、金の他、アルミニウ
ム、銀、白金等を用いることができる。
層60の先端部を除いて第1のエッチングマスク61を
形成する。第1のエッチングマスク61を形成するに
は、まず第1の被覆層60を形成した光ファイバを、溶
剤に合成樹脂を溶かした樹脂溶液に浸漬した後、この樹
脂溶液から引き上げる。
先端部に付着した樹脂溶液が表面張力によって上側に引
き寄せられ、先端部の第1の被覆層60が樹脂溶液から
露出する。そして、樹脂溶液中の溶剤が蒸発すると、樹
脂溶液が付着していた部分にのみ合成樹脂が残り、合成
樹脂よりなる第1のエッチングマスク61が先端部を除
いたかたちで形成される。
って先端部が溶剤から露出し得る程度に粘性が小さいも
のであればよい。また、溶剤に溶解させる合成樹脂は、
次工程で行われるエッチングに際してエッチング液に溶
解しないものであれば良い。具体的には、アクリル樹脂
等が用いられる。
さは、樹脂溶液の動粘度や光ファイバを溶剤から引き上
げる際の引き上げ速度によって制御される。
1を形成した後、この第1の被覆層60及び第1のエッ
チングマスク61が形成された光ファイバをエッチング
液に浸すことによってエッチングを行う。
のエッチングマスク61が形成されていない先端部の第
1の被覆層60のみが選択的にエッチングされ、図32
に示すように、先端部に開口部60aを有する第1の遮
光性被覆層60が形成される。
被覆層をエッチングすることができ且つエッチングマス
クをエッチングしないものであればよく、ヨウ化カリウ
ム(KI−I2)水溶液、シアン化カリウム水溶液、王
水、ヨウ素あるいは臭素等のハロゲン溶液等が使用され
る。例えば遮光性の被覆層60が金よりなり、エッチン
グマスク61がアクリル樹脂よりなる場合には、KI−
I2水溶液をエッチング液に用いるのが好ましい。
層60を形成した後、図33に示すように上記エッチン
グマスク61をアセトン等の有機溶剤によって剥離除去
し、続いて第2の遮光性被覆層を形成する。
蒸着装置を用いて真空中で光ファイバをその中心軸を中
心として回転させ、先鋭部の側面から金属蒸気を供給し
て蒸着する。これにより図34に示すように先鋭部59
に遮光性の第2の被覆層62が形成される。
光性被覆層60の材料として例示したものがいずれも使
用可能であり、特にアルミニウムが好適である。
覆層62の先端部を除いて第2のエッチングマスク63
を形成する。第2のエッチングマスク63は、真空蒸着
装置を用いて真空中で光ファイバをその中心軸を中心と
して回転させ先鋭部の側面側から耐腐食性の素材の蒸気
を供給して蒸着することにより形成する。
材質としては、次工程で行う被覆層のエッチングにおい
てエッチング液に対して耐腐食性を示すものであればよ
く、例えばクロムが適当であり、この他被覆層との組み
合わせを考慮すれば銀、白金等も使用できる。
3を形成した後、この第2の被覆層62及び第2のエッ
チングマスク63が形成された光ファイバの先端をエッ
チング液に浸すことによってエッチングを行う。
と、第2のエッチングマスク63が形成されていない先
端部の遮光性の被覆層のみが選択的にエッチングされ、
図36に示すように、先端部に開口部62aが形成され
た第2の遮光性被覆層62が形成される。なお、このエ
ッチング液としてはNaOH水溶液等の強アルカリ水溶
液が用いられる。例えば遮光性の被覆層がアルミニウム
よりなり、エッチングマスクがクロムよりなる場合に
は、NaOH水溶液をエッチング液として用いるのが望
ましい。
のエッチングマスク63を溶解し且つ第2の遮光性被覆
層62を溶解させないエッチング液による処理を施すこ
とで、図37に示すようにエッチングマスク63を除去
し、開口プローブは製造される。
りに第1のクラッド65が設けられ、その周りに第2の
クラッド66が設けられたシングルモード・マルチモー
ドファイバに第1の遮光性被覆層と第2の遮光性被覆層
を形成する方法を説明する。なお、この方法では第1の
遮光性被覆層を無電解めっき法によって形成する。
って形成するには、まず、先鋭部67の表面にパラジウ
ム等の触媒金属核を析出させて活性化処理を行う。
nCl2)溶液に浸漬させることでファイバ表面にスズ
を被着させ、続いて二塩化パラジウム(PdCl2)溶
液に光ファイバを浸漬する。このようにスズが被着した
光ファイバを二塩化パラジウム溶液に浸漬させると、ス
ズがパラジウムによって置換され、パラジウムの触媒金
属核がファイバ表面に析出する。
タリング等の薄膜形成技術によって直接先鋭部表面に析
出させることで行っても良い。
先鋭部の表面に無電解めっき液によりニッケル等のめっ
き膜を形成する。めっき膜は、先鋭部67の先端部のよ
うな、いわば針のような尖った形状の表面には析出しに
くいので、先鋭部67の先端部以外で十分な膜厚のめっ
き膜が堆積し、且つ先鋭部67の先端部でめっき膜が析
出していない段階でめっきを停止することによって、図
39に示すように先端部に開口部68aを有したかたち
で第1の遮光性被覆層68が形成される。
第2の遮光性被覆層を形成する。
蒸着装置を用いて真空中で光ファイバをその中心軸を中
心として回転させ、先鋭部87の側面から金属蒸気を供
給して蒸着する。これによって図40に示すように遮光
性の第2の被覆層69が形成される。
高く、導電性が高い材質のものが用いられ、アルミニウ
ム、金、銀、白金等を用いることができる。中でも、ア
ルミニウムが好適である。
69の先端部を除いてエッチングマスク70を形成す
る。エッチングマスク70は、真空蒸着装置を用いて真
空中で光ファイバをその中心軸を中心として回転させ、
耐腐食性の素材の蒸気を先鋭部に対して側面側から供給
して蒸着することにより形成する。
は、次工程で行う第2の被覆層69のエッチングにおい
てエッチング液に対して耐腐食性を示すものであればよ
く、例えばクロムが適当であり、この他、被覆層との組
み合わせを考慮すれば銀、白金等も使用できる。
た後、この第2の被覆層69及びエッチングマスク70
が形成された光ファイバの先端をエッチング液に浸すこ
とによってエッチングを行う。
と、エッチングマスク70が形成されていない先端部の
第2の被覆層69のみが選択的にエッチングされ、図4
2に示すように、先端部に開口部69aが形成された第
2の遮光性被覆層69が形成される。なお、このエッチ
ング液としてはNaOH水溶液等の強アルカリ水溶液が
用いられる。
チングマスク70を溶解し且つ第2の遮光性被覆層69
を溶解させないエッチング液による処理を施すことです
ることで、図43に示すようにエッチングマスクを除去
し、開口プローブは製造される。
したが、このように3段階の傾斜角で先鋭化された先鋭
部上に遮光性被覆層が形成された開口プローブでは、第
1のテーパ面の先鋭角αを小さい角度にしても第2のテ
ーパ面の傾斜角β/2を大きくすることでチップ長Lを
短縮することができる。
領域で光の損失が大きくなることと、第1のテーパ面の
傾斜角が大きい場合に開口部近傍の遮光性が不十分にな
るのが問題になるが、これらの問題が回避され、高透過
効率、高分解能が得られるようになる。
分解能や透過効率に直接影響しないが、例えば遮光性被
覆層を真空蒸着によって形成する場合には、この傾斜角
γ/2をできるだけ小さくするのが望ましい。
結果に基づいて説明する。
イバを用意した。
μm 第1のクラッド:純粋石英 純粋石英に対する比屈折率差;0%,外径;27μm 第2のクラッド:フッ素添加石英 比屈折率差;−0.7%,外径;125μm そして、この光ファイバの一端に、以下のような第1の
先鋭化工程〜第3の先鋭化工程を行うことによって先鋭
部を形成した。
1のクラッドのエッチング速度をR21、第2のクラッド
のエッチング速度をR31としたときにR11=R21<R31
となるようなエッチング条件でエッチングを行った。エ
ッチング液は40重量%NH4F水溶液:50重量%H
F酸:H2O=1.7:1:1(体積比)なる組成の緩
衝フッ化水素溶液であり、エッチング時間は40分であ
る。
をR12、第1のクラッドのエッチング速度をR22、第2
のクラッドのエッチング速度をR32としたときにR12<
R22<R32となるようなエッチング条件でエッチングを
行った。エッチング液は40重量%NH4F水溶液:5
0重量%HF酸:H2O=10:1:1(体積比)なる
組成の緩衝フッ化水素溶液であり、エッチング時間は2
0分である。
ング速度をR13、第1のクラッドのエッチング速度をR
23、第2のクラッドのエッチング速度をR33としたとき
にR13>R23<R33となるようなエッチング条件でエッ
チングを行った。エッチング液は40重量%NH4F水
溶液:50重量%HF酸:H2O=1.7:1:5(体
積比)なる組成の緩衝フッ化水素溶液であり、エッチン
グ時間は1分30秒である。
ーパー面、第2のテーパー面、第3のテーパー面よりな
る先鋭部が形成された。この先鋭部の各テーパー面の先
鋭角、断面の直径及びチップ長は以下の通りである。ま
た、第2のクラッドは全てエッチング除去されていた。
m 第2のテーパー面の後端側の断面の直径d2:1.2μ
m チップ長L:1μm 第1のテーパー面の先端直径:数nm以下実施例2 第2の先鋭化工程において、40重量%NH4F水溶
液:50重量%HF:H2O=0.1:1:2.5(体
積比)なる組成の緩衝フッ化水素溶液を用い、エッチン
グ時間を1分10秒にしたこと以外は実施例1と同様に
して光ファイバの先鋭化を行った。
ーパー面、第2のテーパー面、第3のテーパー面よりな
る先鋭部が形成された。この先鋭部の各テーパー面の先
鋭角、断面の直径及びチップ長は以下の通りである。ま
た、第2のクラッドは全てエッチング除去されていた。
m 第2のテーパー面の後端側の断面の直径d2:1.2μ
m チップ長L:1μm 第1のテーパー面の先端直径:数nm以下実施例3 クラッド傾斜工程において、エッチング時間を30分と
したこと以外は実施例1と同様にして光ファイバの先鋭
化を行った。
ーパー面、第2のテーパー面、第3のテーパー面よりな
る先鋭部が形成された。この先鋭部の各テーパー面の先
鋭角、断面の直径及びチップ長は以下の通りである。ま
た、この場合には第3の先鋭化工程終了時に第2のクラ
ッドの一部が残存していた。
m 第2のテーパー面の後端側の断面の直径d2:1.2μ
m チップ長L:1μm 第1のテーパー面の先端直径:数nm以下実施例4 まず、次のような材料構成とされた光ファイバを用意し
た。
伸工程と第1の先鋭化工程及び第2の先鋭化工程を行う
ことによって先鋭部を形成した。
−2000)によって、光ファイバーの一部を加熱する
ことによって溶融させ、この溶融させた部分の両側を引
くことでファイバを二つに分離した。
グ速度をR12、クラッドのエッチング速度をR22とした
ときにR12<R22となるようなエッチング条件でエッチ
ングを行った。エッチング液は40重量%NH4F水溶
液:50重量%HF酸:H2O=10:1:1(体積
比)なる組成の緩衝フッ化水素溶液であり、エッチング
時間は30分である。
ラッドのエッチング速度をR23としたときにR13>R23
となるようなエッチング条件でエッチングを行った。エ
ッチング液は40重量%NH4F水溶液:50重量%H
F酸:H2O=1.7:1:5(体積比)なる組成の緩
衝フッ化水素溶液であり、エッチング時間は9秒であ
る。
ーパー面、第2のテーパー面、第3のテーパー面よりな
る先鋭部が形成された。この先鋭部の各テーパー面の先
鋭角、断面の直径及びチップ長は以下の通りである。
m 第2のテーパー面の後端側の断面の直径d2:0.2μ
m チップ長L:0.3μm 第1のテーパー面の先端直径:数nm以下実施例5 次のような材料構成とされた2重コア光ファイバを用意
した。
クロン クラッド: 純粋石英 純粋石英に対する比屈折率差;0%,外径;125μm そして、この光ファイバの一端に、以下のような溶融延
伸工程と第1の先鋭化工程及び第2の先鋭化工程を行う
ことによって先鋭部を形成した。
−2000)によって、光ファイバーの一部を加熱する
ことによって溶融させ、この溶融させた部分の両側を引
くことでファイバを二つに分離した。
ッチング速度をR12、第2のコアのエッチング速度をR
22、クラッドのエッチング速度をR32としたときにR12
<R22<R32となるようなエッチング条件でエッチング
を行った。エッチング液は40重量%NH4F水溶液:
50重量%HF酸:H2O=10:1:1(体積比)な
る組成の緩衝フッ化水素溶液であり、エッチング時間は
30分である。
13、第2のコアのエッチング速度をR23、クラッドのエ
ッチング速度をR33としたときにR13>R23<R33とな
るようなエッチング条件でエッチングを行った。エッチ
ング液は40重量%NH4F水溶液:50重量%HF
酸:H2O=1.7:1:5(体積比)なる組成の緩衝
フッ化水素溶液であり、エッチング時間は18秒であ
る。
ーパー面、第2のテーパー面、第3のテーパー面よりな
る先鋭部が形成された。この先鋭部の各テーパー面の先
鋭角(傾斜角の2倍)、断面の直径及びチップ長は以下
の通りである。
m 第2のテーパー面の後端側の断面の直径d2:0.4μ
m チップ長L:0.6μm 第1のテーパー面の先端直径:数nm以下実施例6 実施例1と同様にしてクラッド傾斜工程〜第2の先鋭化
工程を行うことで光ファイバの一端に先鋭部を形成し
た。
性被覆層を形成した。
ミニウム被覆層を形成し、さらにこの被覆層上の先端部
を除いた部分にエッチングマスクを形成した。このエッ
チングマスクは、クロムの蒸着膜であり、膜厚は30n
mである。
グマスクを形成した光ファイバを、0.2重量%の水酸
化ナトリウム水溶液に60秒浸漬させることによって先
端部の遮光性被覆層をエッチング除去した。
ウム・アンモニウム17g、過塩素酸5cc、水100
ccからなる混合液に30秒浸漬することでエッチング
マスクをエッチング除去し、先端部に開口部を有する遮
光性被覆層を形成した。
出部の根本径dFは200nmであった。
時間を30秒としたこと以外は実施例6と同様にして光
ファイバの先鋭部に遮光性被覆層を形成した。
と略面一となっており、遮光性被覆層の開口部から光フ
ァイバの先鋭部が突出していないタイプの光ファイバプ
ローブが得られた。
工程を行うことで光ファイバの一端に先鋭部を形成し
た。
の遮光被覆層と第2の遮光被覆層を形成した。
膜厚150nmの金よりなる第1の被覆層を成膜した。
た後、引き上げ、溶媒を蒸発させることで、遮光性の被
覆層上の先端部を除いた部分に樹脂よりなる第1のエッ
チングマスクを形成した。なお、この樹脂溶液は、アク
リル樹脂をシンナーに溶解させたものであり、粘度が1
1cP、密度が0.85g/cm3である。また、樹脂
溶液からの光ファイバの引き上げ速度は5cm/秒であ
る。
ングマスクを形成した光ファイバを、エッチング液に1
分間浸漬させることによって先端部の遮光性被覆層をエ
ッチング除去し、第1の遮光性被覆層を形成した。な
お、このエッチング液はKI:I2:H2O(重量比)=
20:1:400なる組成のKI−I2水溶液である。
によって剥離除去した後、第1の遮光性被覆層が形成さ
れた先鋭部に、真空蒸着法によって膜厚200nmのア
ルミニウムよりなる第2の被覆層を形成し、さらにこの
第2の被覆層上の先端部を除いた部分に第2のエッチン
グマスクを形成した。この第2のエッチングマスクは、
クロムの蒸着膜であり、膜厚は30nmである。
覆層と第2のエッチングマスクを形成した光ファイバ
を、0.2%の水酸化ナトリウム水溶液に60秒浸漬さ
せることによって先端部の遮光性被覆層をエッチング除
去した。
ウム・アンモニウム17g、過塩素酸5cc、水100
ccからなる混合液に30秒浸漬することでエッチング
マスクをエッチング除去し、先端部に開口部を有する第
2の遮光性被覆層を形成した。
出部の根本径dFは200nmであった。
工程を行うことで光ファイバの一端に先鋭部を形成し
た。
の遮光被覆層と第2の遮光被覆層を形成した。
化スズ溶液に3分間浸漬させることでファイバ表面にス
ズを被着させ、続いて0.05g/lの二塩化パラジウ
ム溶液に3分間浸漬させることで、光ファイバの表面に
パラジウムの触媒金属核を析出させた。
ファイバに無電解ニッケルめっき液による処理を施すこ
とで、先鋭部の先端部を除いた部分に第1の遮光性被覆
層を形成した。なお、無電解めっき液の組成は以下の通
りである。
を通すことによって(窒素ガスバブリング)、溶存酸素
をパージしておいた。
先鋭部に、真空蒸着法によって膜厚200nmのアルミ
ニウム被覆層を形成し、さらにこの被覆層上の先端部を
除いた部分にエッチングマスクを形成した。このエッチ
ングマスクは、クロムの蒸着膜であり、膜厚は30nm
である。
グマスクを形成した光ファイバを、0.2重量%の水酸
化ナトリウム水溶液に60秒浸漬させることによって先
端部の遮光性被覆層をエッチング除去した。
ウム・アンモニウム17g、過塩素酸5cc、水100
ccからなる混合液に30秒浸漬することでエッチング
マスクをエッチング除去し、先端部に開口部を有する第
2の遮光性被覆層を形成した。
出部の根本径dFは200nmであった。
明の光ファイバプローブの製造方法では、開口径が小さ
く、しかも高い透過効率が得られる光ファイバプローブ
を製造することができる。このような光ファイバプロー
ブを近接場光学顕微鏡に用いると、ナノメートル級の分
解能で高感度な光学画像を得ることが可能になる。
ーブの先鋭部の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
の他の例を示す断面図である。
のさらに他の例を示す断面図である。
示すものであり、先鋭化前の光ファイバを示す断面図で
ある。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
示すものであり、先鋭化前の光ファイバを示す断面図で
ある。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
に示すものであり、先鋭化前の光ファイバを示す断面図
である。
である。
る。
である。
す断面図である。
す断面図である。
鋭化前の光ファイバを示す断面図である。
面図である。
す断面図である。
す断面図である。
あり、遮光性被覆層形成前の先鋭部を示す断面図であ
る。
図である。
を示す断面図である。
る。
る。
ある。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
である。
図である。
す断面図である。
成工程を示す断面図である。
である。
図である。
ある。
示す断面図である。
す断面図である。
を示す断面図である。
である。
る。
る。
を示す断面図である。
示す断面図である。
面、4 第3のテーパ面、5 遮光性被覆層
Claims (17)
- 【請求項1】 コアの周りにクラッドが設けられてなる
光ファイバーの前記クラッドの一端に外周から内周にか
けて傾斜する傾斜部を形成するクラッド傾斜工程と、 上記コアの一端を、エッチングによってクラッドから突
出させるとともにこの一端を円錐状に先鋭化する第1の
先鋭化工程と、 円錐状に先鋭化されたコアの一端を、エッチングによっ
て傾斜角を2段階に変化させて先端側のテーパ面の傾斜
角が次のテーパ面の傾斜角よりも小さくなるように先鋭
化して、上記次のテーパ面の後端側の断面の直径を光の
波長以上とし、上記先端側のテーパ面の後端側の断面の
直径を光の波長以下とした先鋭部を形成する第2の先鋭
化工程とを有することを特徴とする光ファイバープロー
ブの製造方法。 - 【請求項2】 クラッド傾斜工程において、光ファイバ
ーの一端を、エッチング液と該エッチング液よりも比重
の小さい液体との界面でエッチングすることによって、
クラッドの一端に傾斜部を形成することを特徴とする請
求項1記載の光ファイバープローブの製造方法。 - 【請求項3】 クラッド傾斜工程において、光ファイバ
ーを溶融延伸することによって、クラッドの一端に傾斜
部を形成することを特徴とする請求項1記載の光ファイ
バープローブの製造方法。 - 【請求項4】 第1の先鋭化工程において、コアのエッ
チング速度をR12、クラッドのエッチング速度をR
22としたときに、R12<R22を満たす条件でエッ
チングを行うことを特徴とする請求項1記載の光ファイ
バープローブの製造方法。 - 【請求項5】 第2の先鋭化工程において、コアのエッ
チング速度をR13、クラッドのエッチング速度をR
23としたときに、R13>R23を満たす条件でエッ
チングを行うことを特徴とする請求項1記載の光ファイ
バープローブの製造方法。 - 【請求項6】 第2の先鋭化工程の後、先鋭化された光
ファイバーの一端にコアの先端部を除いて遮光性被覆層
を形成することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
ープローブの製造方法。 - 【請求項7】 コアの周りに第1のクラッドと第2のク
ラッドが設けられてなる光ファイバーの前記第1のクラ
ッドの一端に外周から内周にかけて傾斜する傾斜部を形
成するクラッド傾斜工程と、 上記コアの一端を、エッチングによって第1のクラッド
から突出させるとともにこの一端を円錐状に先鋭化する
第1の先鋭化工程と、 円錐状に先鋭化されたコアの一端を、エッチングによっ
て傾斜角を2段階に変化させて先端側のテーパ面の傾斜
角が次のテーパ面の傾斜角よりも小さくなるように先鋭
化して、上記次のテーパ面の後端側の断面の直径を光の
波長以上とし、上記先端側のテーパ面の後端側の断面の
直径を光の波長以下とした先鋭部を形成する第2の先鋭
化工程とを有することを特徴とする光ファイバープロー
ブの製造方法。 - 【請求項8】 クラッド傾斜工程において、コアのエッ
チング速度をR11、第1のクラッドのエッチング速度
をR21、第2のクラッドのエッチング速度をR31と
したときに、R11=R21<R31を満たす条件でエ
ッチングを行うことを特徴とする請求項7記載の光ファ
イバープローブの製造方法。 - 【請求項9】 第1の先鋭化工程において、コアのエッ
チング速度をR12、第1のクラッドのエッチング速度
をR22、第2のクラッドのエッチング速度をR32と
したときに、R12<R22<R32を満たす条件でエ
ッチングを行うことを特徴とする請求項7記載の光ファ
イバープローブの製造方法。 - 【請求項10】 第2の先鋭化工程において、コアのエ
ッチング速度をR13、第1のクラッドのエッチング速
度をR23、第2のクラッドのエッチング速度をR33
としたときに、R13>R23<R33を満たす条件で
エッチングを行うことを特徴とする請求項7記載の光フ
ァイバープローブの製造方法。 - 【請求項11】 第2の先鋭化工程の後、先鋭化された
光ファイバーの一端に遮光性被覆層を形成することを特
徴とする請求項7記載の光ファイバープローブの製造方
法。 - 【請求項12】 第1のコアの周りに、第2のコアとク
ラッドが設けられてなる光ファイバーの前記クラッドの
一端に外周から内周にかけて傾斜する傾斜部を形成する
クラッド傾斜工程と、 上記第1のコアと第2のコアの一端を、エッチングによ
ってクラッドから突出させるとともに傾斜角を2段階に
変化させて先端側のテーパ面の傾斜角が次のテーパ面の
傾斜角よりも小さくなるように先鋭化して、上記次のテ
ーパ面の後端側の断面の直径を光の波長以上とし、上記
先端側のテーパ面の後端側の断面の直径を光の波長以下
とした先鋭部を形成する先鋭化工程とを有することを特
徴とする光ファイバープローブの製造方法。 - 【請求項13】 クラッド傾斜工程において、光ファイ
バーを溶融延伸することによって、クラッドの一端に傾
斜部を形成することを特徴とする請求項12記載の光フ
ァイバープローブの製造方法。 - 【請求項14】 先鋭化工程において、第1のコアのエ
ッチング速度をR12、第2のコアのエッチング速度を
R22、クラッドのエッチング速度をR32としたとき
に、R12<R22<R32を満たす条件でエッチング
を行うことを特徴とする請求項12記載の光ファイバー
プローブの製造方法。 - 【請求項15】 先鋭化工程の後、第1のコアのエッチ
ング速度をR13、第2のコアのエッチング速度をR
23、クラッドのエッチング速度をR33としたとき
に、R13>R23<R33を満たす条件でエッチング
を行うことによって、第1のコアの一端を傾斜角を2段
階に変化させて先鋭化して、上記次のテーパ面の後端側
の断面の直径を光の波長以上とし、上記先端側のテーパ
面の後端側の断面の直径を光の波長以下とした先鋭部を
形成することを特徴とする請求項14記載の光ファイバ
ープローブの製造方法。 - 【請求項16】 先鋭化工程の後、先鋭化された光ファ
イバーの一端に遮光性被覆層を形成することを特徴とす
る請求項12記載の光ファイバープローブの製造方法。 - 【請求項17】 純粋石英(SiO2 )からなるコア
の周りにクラッドが設けられてなる光ファイバーよりな
り、円錐状に先鋭化された上記コアの一端が、傾斜角を2段
階に変化させて先端側のテーパ面の傾斜角が次のテーパ
面の傾斜角よりも小さくなるように先鋭化され、上記次
のテーパ面の後端側の断面の直径を光の波長以上とさ
れ、上記先端側の テーパ面の後端側の断面の直径を光の
波長以下とされた 先鋭部を有し、 この先鋭部の先端を除いて遮光性被覆層が形成され、 上記先鋭部の先端に遮光性被覆層から露出した開口部を
有することを特徴とする光ファイバープローブ。
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Patent Citations (1)
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