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JP3253234U - 眼鏡 - Google Patents

眼鏡

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Publication number
JP3253234U
JP3253234U JP2025002788U JP2025002788U JP3253234U JP 3253234 U JP3253234 U JP 3253234U JP 2025002788 U JP2025002788 U JP 2025002788U JP 2025002788 U JP2025002788 U JP 2025002788U JP 3253234 U JP3253234 U JP 3253234U
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JP
Japan
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temples
temple
eyeglasses
pads
pad
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Application number
JP2025002788U
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English (en)
Inventor
賢 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IZONE JAPAN CO., LTD.
Original Assignee
IZONE JAPAN CO., LTD.
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Publication date
Application filed by IZONE JAPAN CO., LTD. filed Critical IZONE JAPAN CO., LTD.
Priority to JP2025002788U priority Critical patent/JP3253234U/ja
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Publication of JP3253234U publication Critical patent/JP3253234U/ja
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Abstract

【課題】鼻パッドなしで安定的に装着可能であるとともに装着時に支持構造が目立たない眼鏡を提供する。
【解決手段】眼鏡100は、上下方向に幅広のテンプル30L、30Rと、根元がテンプル30L、30Rの内側の所定位置に固定され、そこから先端にかけてテンプル30L、30Rの内側面33L、33Rから徐々に逸れるようにテンプル30L、30Rの延在方向に沿って延びるテンプルパッド40L、40Rと、テンプル30L、30Rの先端部分のモダン32L、32Rとを備え、テンプルパッド40L、40Rは、根元部分41L、41Rが細く、かつ、眼鏡100を装着した際に装着者のこめかみに接する先端部分42L、42Rが下方に緩やかに膨らむ肉厚形状に形成されており、側面視でテンプルパッド40L、40Rの全体またはほとんどがテンプル30L、30Rに隠れて見えないようになっており、テンプル30L、30Rとモダン32L、32Rとが透明ポリアミド樹脂のTR90で一体部材として形成され、モダン32L、32Rの内部に金属製の芯材60が埋め込まれている。
【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡に関し、特に鼻パッドなしで安定的に装着可能な眼鏡に関する。
一般的に眼鏡は、左右一対のレンズが固定されたフロントと、フロントの左右両端から延びるテンプルと、テンプルの先に取り付けられたモダンとから構成される。また、眼鏡の装着時にフロントが顔面からずり落ちるのを防止するために、フロントの中央部分に鼻あてあるいは鼻パッドが設けられる。
このような眼鏡を長時間装着していると、鼻パッドが接触する鼻の付け根に眼鏡のフロントの荷重がかかり続けて不快感を覚えることがある。また、眼鏡を外したときに鼻の付け根に鼻パッドの痕が残ってしまうことがあり、美容上好ましくない。かかる問題に対して鼻パッドをなくし、その代わりにテンプルパッドを設けて左右のこめかみ二箇所で全体の荷重を支えるようにした鼻パッドなし眼鏡が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2020-95243号公報
鼻パッドをなくすと鼻の付け根で眼鏡のフロントの荷重を支えられなくなるため、従来の鼻パッドなしの眼鏡はいずれもこめかみで荷重を支える構造を採用している。
顔面に位置する眼鏡のフロントの荷重を側頭部のこめかみで安定的に支えるには、こめかみとの接触部分の面積を大きくするなど支持構造をある程度大きくする必要がある。しかし、当該支持構造を大きくすると、眼鏡の装着時に支持構造が目立ってしまい、見た目が悪くなる。特にファッション性が求められる眼鏡では支持構造は極力目立たなくすることが望ましい。一方、見た目を優先して支持構造を細く、小さくすると、今度は装着時の安定性が損なわれてしまう。このように鼻パッドなしの眼鏡では装着安定性と見た目のよさがトレードオフの関係にある。
上記問題に鑑み、本考案は、鼻パッドなしで安定的に装着可能であるとともに装着時に支持構造が目立たない眼鏡を提供することを目的とする。
本考案の一局面に従った眼鏡は、上下方向に幅広のテンプルと、根元がテンプルの内側の所定位置に固定され、そこから先端にかけてテンプルの内側面から徐々に逸れるようにテンプルの延在方向に沿って延びるテンプルパッドと、を備え、テンプルパッドは、根元部分が細く、かつ、眼鏡を装着した際に装着者のこめかみに接する先端部分が下方に緩やかに膨らむ肉厚形状に形成されており、側面視でテンプルパッドの全体またはほとんどがテンプルに隠れて見えないようになっており、前記テンプルと前記モダンとが透明ポリアミド樹脂のTR90で一体部材として形成され、前記モダンの内部に金属製の芯材が埋め込まれている。
本考案によると、鼻パッドなしで安定的に装着可能であるとともに装着時に支持構造が目立たないようにすることができる。
本考案の一実施形態に係る眼鏡の斜視図 本考案の一実施形態に係る眼鏡の平面図 本考案の一実施形態に係る眼鏡の側面図 テンプルパッド差し込み用のポケット付近の拡大図 テンプルパッドの分解拡大図 テンプルパッドの取り付けを説明する図 テンプルパッドからパッド本体を引き抜いた状態を示す図 変形例に係るテンプルパッドの斜視図 図8のテンプルパッドをテンプルに取り付けたときの取り付け部分の拡大図 通常のモダンと変形例に係るモダンとの比較図 図10に示したモダンをTR90で形成した例を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、考案者は、当業者が本考案を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって実用新案登録請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。また、図面に描かれた各部材の寸法、厚み、細部の詳細形状などは実際のものとは異なることがある。
図1は、本考案の一実施形態に係る眼鏡の斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係る眼鏡の平面図である。図3は、本考案の一実施形態に係る眼鏡の側面図である。なお、本明細書では、眼鏡を装着したときの頭部の矢状方向、水平方向、および垂直方向を、それぞれ眼鏡の前後方向、左右方向、および上下方向とする。
≪眼鏡の概略構成≫
本実施形態に係る眼鏡100は、左右一対のレンズ10L,10Rを固定するフロント20と、左右一対のテンプル30L,30Rと、テンプル30L,30Rの内側の所定位置に固定された左右一対のテンプルパッド40L,40Rと、を備えている。テンプル30L,30Rは、フロント20の左右両端に設けられたヒンジ50L,50Rのそれぞれを介してフロント20に接続されており、フロント20側に折りたたむことができるようになっている。
≪フロントの構成例≫
フロント20は、前方にやや膨らむように緩やかに湾曲している。その湾曲度合いは眼鏡10の用途に応じて設計すればよく、例えばファッション眼鏡では湾曲を大きくし、視力矯正用眼鏡では湾曲を小さくすることができる。また、フロント20は、湾曲しないストレート形状であってもよい。
具体的に、フロント20は、レンズ10L,10Rを固定可能な左右一対のリム21L,21Rと、リム21L,21Rを繋ぐブリッジ22と、リム21Lの左端およびリム21Rの右端に設けられた左右一対のヨロイ23L,23Rとから構成される。ヒンジ50L,50Rは、それぞれ、ヨロイ23L,23Rに取り付けられている。
レンズ10L,10Rは、視力矯正用レンズや遮光レンズの他、いわゆる度なしレンズであってもよい。リム21L,21R、ブリッジ22、ヨロイ23L,23Rは一体形成されていても、それぞれ別のパーツとして形成されてつなぎ合わされていてもよい。
なお、フロント20の材質は、合成樹脂でも金属でも何でもよい。
≪テンプルの構成例≫
テンプル30L,30Rは細い棒状の部材ではなく上下方向に一定の幅を持つ部材で構成されている。テンプル30L,30Rの材質は、合成樹脂でも金属でも何でもよい。
具体的には、テンプル30L,30Rは、ヒンジ50L,50Rとの接続部分から末端部分にかけて上下方向の幅が徐々に狭くなる形状をしている。テンプル30L,30Rの最広部(ヒンジ50L,50Rとの接続部分)の幅はおよそ15mmであり、最狭部(後述するモダンとの境界部分)の幅はおよそ4mmである。なお、これら寸法は一例であり、本考案はこれに限定されない。
テンプル30L,30Rにおいて、眼鏡100を装着したときにこめかみから耳の上部に至る略直線部分31L,31Rは外側にわずかに膨らんだ弧を描いて前後方向に延び、耳の上部から後ろに至るモダン32L,32Rは曲率を小さくして内側に入り込むとともに下方に向けて湾曲している。略直線部分31L,31Rの横断面は略矩形であり、その内側面33L,33Rおよび外側面34L,34Rはほぼ平らである。また、テンプル30L,30Rの角は面取りされている。一方、モダン32L,32Rの末端部分は内側に緩やかに膨らんだ肉厚の立体曲面形状をしている。
さらに、テンプル30L,30Rは、それぞれ、内側面33L,33R上に、テンプル30L,30Rの延在方向に開口するポケット35L,35Rを備えている。ポケット35L,35Rにテンプルパッド40L,40Rの根元部分の先端がそれぞれ差し込まれてテンプルパッド40L,40Rがテンプル30L,30Rに固定されるようになっている。
図4は、テンプルパッド差し込み用のポケット35R付近の拡大図である。テンプル30Rの略直線部分31Rの後端付近がテンプル30Rの内側面33Rから内側へ突出するように肉厚にされており、そこにポケット35Rが形成されている。内側面33Rから内側へ突出する肉厚部分はモダン32Rへと滑らかに繋がっており、モダン32Rの内側面36Rが形成されている。
ポケット35Rはその前方端面が開口しており、開口部の上下方向の長さはおよそ3mm、左右方向の長さはおよそ2mm、前後方向(テンプル30Rの延在方向)の奥行きはおよそ6mmである。なお、これら寸法は一例であって、本考案はこれに限定されない。
ポケット35Rの上部においてテンプル30Rの内側面33Rの上端からモダン32Rの内側面36Rの上端にかけて滑らかに続くリブ37Rが形成されている。また、ポケット35Rの下部においてテンプル30Rの内側面33Rの下端からモダン32Rの内側面36Rの下端にかけて滑らかに続くリブ38Rが形成されている。ポケット35Rは、これら二つのリブ37Rおよび38Rに挟まれた空間の奥にある。これら二つのリブ37Rおよび38Rはテンプルパッド40Rの根元部分の先端をポケット35Rに差し込む際のガイドの役割を果たす。
モダン32Rの内側面36R上のポケット35Rの開口部から後方に3mmほど離れた位置に孔39Rが空いている。この孔39Rは、ポケット35Rに差し込まれたテンプルパッド40Rをネジ止めするための孔である。
なお、ポケット35Lは上述のポケット35Rと形状が鏡面対称になるだけであるため、詳細な説明を省略する。
≪テンプルパッドの構成例≫
図1ないし3を再び参照し、テンプルパッド40L,40Rは、それぞれ、根元がテンプル30L,30Rの内側の所定位置に固定され、そこから先端にかけてテンプル30L,30Rの内側面33L,33Rから徐々に逸れるようにテンプル30L,30Rの延在方向に沿って延びている。具体的には、テンプルパッド40L,40Rの根元は、それぞれ、テンプル30L,30Rの略直線部分31L,31Rの後端付近に設けられたポケット35L,35Rに差し込まれて固定され、そこからテンプル30L,30Rの内側面33L,33Rから徐々に逸れるように略直線部分31L,31Rに沿って前方、すなわち、フロント20側に延びている。
テンプルパッド40L,40Rは、根元部分41L,41Rが細く、かつ、眼鏡100を装着した際に装着者のこめかみに接する先端部分42L,42Rが下方に緩やかに膨らむ肉厚形状に形成されている。また、先端部分42L,42Rは、モダン32L,32Rの末端部分と同様に、内側に緩やかに膨らんだ肉厚の立体曲面形状をしている。
テンプル30L,30Rの内側面33L,33Rとテンプルパッド40L,40Rの先端とのギャップはおよそ7mmである。また、テンプル30L,30Rを開いた状態においてテンプルパッド40L,40Rの根元部分41L,41R間はおよそ130mm、先端部分42L,42R間はおよそ120mmである。なお、これら寸法は一例であって、本考案はこれらに限定されない。
図5は、テンプルパッド40Rの分解拡大図である。テンプルパッド40Rは、塑性変形可能な金属製の芯材43Rと、根元部分41Rおよびそれに続く先端部分42Rが一体部材として形成された合成樹脂(好ましくはやや軟質の合成樹脂)製のパッド本体44Rと、を備えている。芯材43Rの一端は上下方向にわずかに膨らんでネジ穴45Rが設けられている。パッド本体44Rの根元部分41Rの側面には芯材43Rを差し込むための開口部があり、その開口部からパッド本体44Rの全長方向に向けて芯材43Rにパッド本体44Rを被せることができるようになっている。芯材43Rにパッド本体44Rの奥まで被せた状態において、ネジ穴45Rを含む芯材43Rの一端が露出するようになっている。
芯材43Rの寸法は、長さがおよそ40mm、厚みがおよそ1mm、上下方向の幅がおよそ1mm、パッド本体44Rから露出する部分の上下方向の幅がおよそ3mm、当該部分の長さがおよそ5mm、ネジ穴45Rの直径がおよそ1mmである。パッド本体44Rの寸法は、全長がおよそ44mm、厚みがおよそ3mm、根元部分41Rの上下方向の幅がおよそ4mm、先端部分42Rの上下方向の最大幅がおよそ12mm、パッド本体44Rの最先端部から上下方向が最大幅の部分までの長さはおよそ10mmである。なお、これら寸法は一例であって、本考案はこれらに限定されない。
図6は、テンプルパッド40Rの取り付けを説明する図である。同図に示すように、(1)芯材43Rにパッド本体44Rを被せ、(2)ネジ穴45Rが設けられた芯材43Rの一端をポケット35Rに差し込み、(3)孔39Rにネジ46Rを通してネジ止めすることで、テンプルパッド40Rをテンプル30Rの内側の所定位置に固定することができる。
ネジ46Rの長さはおよそ3mmであり、直径はおよそ1mmである。なお、これら寸法は一例であって、本考案はこれに限定されない。
テンプルパッド40Rを交換する場合、ネジ46Rを外してポケット35Rからテンプルパッド40Rを引き抜いて新たなテンプルパッド40Rと交換すればよい。あるいは、ポケット35Rに芯材43Rをネジ止めしたままでパッド本体44Rのみを交換することもできる。
図7は、テンプルパッド40Rからパッド本体44Rを引き抜いた状態を示す図である。テンプルパッド40Rからパッド本体44Rを引き抜くと芯材43Rが現れる。芯材43Rは、ネジ穴45Rが設けられた一端から他端にかけてテンプル30Rの内側面33Rから徐々に逸れるようにテンプル30Rの延在方向に沿って延びている。同図に示したように芯材43Rを露出させた状態で新たなパッド本体44Rを芯材43Rに被せればよい。
なお、テンプルパッド40Lは上述のテンプルパッド40Rと形状が鏡面対称になるだけであるため、詳細な説明を省略する。
≪効果≫
本実施形態に係る眼鏡100は、左側のテンプル30L、モダン32L、ポケット35L、および右側のテンプル30R、モダン32R、ポケット35Rがそれぞれ一体部材として形成されており、特に、テンプル30L,30Rの外側面34L,34Rは、それぞれ、ヒンジ50L,50Rに接続される部分からモダン32L,32Rの末端に至るまで段差のない滑らかな曲面に形成されている。さらに、ヨロイ23L,23Rの上下方向の幅および厚みがそれぞれテンプル30L,30Rの上下方向の幅および厚みに合わされている。これによりテンプル30L,30Rを広げた状態において、フロント20から左右のテンプル30L,30R、さらに左右のモダン32L,32Rに至るまでの部分が一体的に続いてすっきりとした印象を与えるデザインとなっている。
また、眼鏡100を装着する際にモダン32L,32Rの末端部分の内側の立体曲面形状部分が側頭部に接触しながら耳の上部から後ろにかけて移動し、眼鏡100を装着した状態においてモダン32L,32Rの末端部分が耳の後ろを左右両側から適度な力で挟み込んで眼鏡100の後端を頭部にしっかりとホールドすることができる。
また、テンプルパッド40L,40Rの根元を、それぞれ、テンプル30L,30Rの略直線部分31L,31Rの後端付近に固定し、そこからテンプル30L,30Rの内側面33L,33Rから徐々に逸れるように略直線部分31L,31Rに沿ってフロント20側に延びるようにテンプルパッド40L,40Rを配置したことで、眼鏡100を装着する際にテンプルパッド40L,40Rの先端部分42L,42Rが側頭部に引っかからずにスムースに眼鏡100を装着することができる。
また、金属製の芯材を有するテンプルパッド40L,40Rが適度な弾力性を呈することで、眼鏡100を装着した状態においてテンプルパッド40L,40Rの先端部分42L,42Rが左右からこめかみを適度な力で挟み込んで、鼻パッドなしでもフロント20がずり落ちないようにしっかりとサポートすることができる。
さらに、眼鏡100を装着していない状態においてテンプルパッド40L,40Rに指で力を加えるなどして、テンプルパッド40L,40Rの先端部分42L,42Rを眼鏡100の装着者の頭部形状に合うようにより内側またはより外側に寄せることもできる。
また、テンプルパッド40L,40Rの芯材43L,43Rをテンプル30L,30Rに固定したままパッド本体が外せるため、テンプルパッド40L,40Rの交換が容易である。
さらに特筆すべきは、本実施形態に係る眼鏡100は、側面視でテンプルパッド40L,40Rのほとんどがテンプル30L,30Rに隠れて見えなくなっていることである。図3は眼鏡100の左側面図であるが、テンプル30Lからテンプルパッド40Lの先端部分42Lの下部がわずかに覗く程度である。
このように、本実施形態に係る眼鏡100は、こめかみとの接触部分の面積が比較的大きいテンプルパッド40L,40Rを採用しつつ、眼鏡100の装着時にテンプルパッド40L,40Rが目立たないようになっている。これにより鼻パッドなしで安定的に装着可能であるとともに装着時に支持構造を目立たなくするといった所期の目的が達成されている。
≪変形例≫
上記の眼鏡100は次のように適宜変形してもよい。例えば、左側のテンプル30L、モダン32L、ポケット35L、および右側のテンプル30R、モダン32R、ポケット35Rをそれぞれ別のパーツで形成して繋ぎ合わせるようにしてもよい。
ポケット35L,35Rを設けずに、テンプル30L,30Rの内側面33L,33Rにテンプルパッド40L,40Rを直接固定するようにしてもよい。
フレーム21L,21Rをツーポイントフレームやナイロールフレームにしてもよい。
ヒンジ50L,50Rをなくしてもよい。
テンプル30L,30Rの上下方向の幅を少し広くする、あるいは、テンプルパッド40L,40Rの先端部分42L,42Rの上下方向の幅を少し狭くする、またはその両方を行って、側面視でテンプルパッド40L,40Rの全体がテンプル30L,30Rに隠れて見えないようにしてもよい。
≪髪の毛の挟み込み対策≫
上記実施形態に係る眼鏡100では、テンプルパッド40L,40Rがテンプル30L,30Rの後端部分からフロント20側に向けてテンプル30L,30Rの内側面33L,33Rから徐々に逸れるように配置されているため、眼鏡100を装着する際に髪の毛がテンプル30L,30Rとテンプルパッド40L,40Rとの隙間に入り込んでテンプルパッド40L,40Rの根元部分41L,41Rに引っ掛かって抜けなくなってしまうおそれがある。そこで、テンプルパッド40L,40Rを逆向きに配置してもよい。すなわち、テンプルパッド40L,40Rの根元をヒンジ50L,50R付近に固定して、そこから後方に向けて先端部分42L,42Rがテンプル30L,30Rの内側面33L,33Rから徐々に逸れるようにテンプル30L,30Rの延在方向に沿ってテンプルパッド40L,40Rを取り付けてもよい。
あるいは、テンプルパッド40L,40Rの根元部分41Rに凸部を設けてもよい。図8は、変形例に係るテンプルパッド40Rの斜視図であり、図5を裏から見た図である。当該変形例に係るテンプルパッド40Rにおいて、パッド本体44Rの根元部分41Rのテンプル30R(図略)に面する側に、根元部分41Rにおけるテンプルパッド40Rとテンプル30Rとの隙間を埋める程度にわずかに突起した凸部47Rが形成されている。一例として、凸部47Rは、パッド本体44Rの根元部分41Rの表面からおよそ1mm突起して、パッド本体44Rの根元部分41Rの側面(芯材43Rを差し込むための開口部端)からおよそ2mmの幅で先端部分42Rに向けておよそ6mm延びている。図9は、図8のテンプルパッド40Rをテンプル30Rに取り付けたときの取り付け部分の拡大図である。凸部47Rによってテンプルパッド40Rの根元部分41Rにおけるテンプルパッド40Rとテンプル30Rとの隙間が埋められることにより、眼鏡100を装着する際に髪の毛がテンプル30Rとテンプルパッド40Rとの隙間に入り込んでもテンプルパッド40Rの根元部分41Rに引っ掛からずにすっと抜けることができる。
凸部47Rの形状は図5に示したものに限られず、断面形状が三角形やかまぼこ型であってもよい。また、凸部47Rは、テンプルパッド40Rの根元部分41Rの側面から延在していなくてもよく、根元部分41Rの側面から6mm程度の位置において突起するように設けてもよい。あるいは、テンプルパッド40Rに凸部47Rを設けずに、テンプル30Rの内側面33R(図7参照)に凸部を設けるようにしてもよい。なお、テンプルパッド40Lはテンプルパッド40Rと形状が鏡面対称になるだけであるため、テンプルパッド40Lの変形例についての詳細な説明を省略する。
≪フロントのずり落ち対策≫
眼鏡100には鼻パッドがないため、装着時にモダン32L,32Rが装着者の後頭部(耳の後ろ)をしっかり保持できていないとテンプルパッド40L,40Rの先端部分42L,42Rを支点にしてフロント20がずり落ちてしまうおそれがある。そこで、後頭部をよりしっかり保持できるようにモダン32L,32Rの厚みをより厚くしてもよい。図10は、通常のモダンと変形例に係るモダンとの比較図である。通常のモダンと同様に変形例に係るモダンも先端付近が肉厚に形成されて内側に膨らんでいるが、その最厚部の厚みは通常のモダンのおよそ3倍の7mm程度にされている。このようにモダンの先端付近の厚みを厚くすることで眼鏡100を装着したときにモダン32L,32Rが装着者の後頭部をしっかり保持することができ、フロント20のずり落ちを防いで眼鏡100の装着感を向上させることができる。
眼鏡100の装着時にモダン32L,32Rが装着者の後頭部をしっかり保持できるようにするには、モダン32L,32Rを内側に緩やかに湾曲させて後頭部にフィットするようにすることも重要である。頭の大きさや形は人によって異なるため、モダン32L,32Rがいずれの人の後頭部にもフィットするには、モダン32L,32Rを可塑性のある素材で形成するとよい。
例えば、モダン32L,32Rを、テンプル30L,30Rとは別にシリコーンゴム素材などで形成することができる。しかし、デザイン性を重視すると、テンプル30Lとモダン32L、およびテンプル30Rとモダン32Rをそれぞれ一体部材にし、それらを透明感と艶のある樹脂で形成することが望ましい。そのような樹脂としてセルロースアセテートや、TR90と呼ばれる透明ポリアミド樹脂がある。
アセテートは比較的硬いため、一旦曲げてしまえばその形状を長くキープすることができる。しかし、常温では硬くて曲げにくく、無理に曲げようとするとひび割れたり破損したりするおそれがあるため少し加熱して曲げる必要があり、取り扱いが面倒である。さらに、アセテートは比較的高価である。一方、TR90は、比較的柔らかいため常温でも容易に曲げることができ、価格も比較的安価である。しかし、TR90は、加熱して曲げるとその形状をキープすることができるが、常温で曲げるとすぐに元の形状に戻ってしまう。このため、常温で曲げた形状を長時間キープするには、金属ワイヤのような塑性の高い材料を埋め込む必要がある。
図11は、図10に示したモダンをTR90で形成した例を示す図である。TR90で形成されたモダン32L,32Rの内部にステンレスやニッケル合金などでできたワイヤ、すなわち、芯材60が埋め込まれている。芯材60は、図4に示したポケット35L,35R付近からモダン32L,32Rの先端付近まで延びている。このように、モダン32L,32RをTR90で形成し、さらにその内部に芯材60を埋め込むことにより、曲げ易く、かつ、曲げた形状を長時間キープして延びにくいモダン32L,32Rが実現できる。
以上のように、本考案における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本考案における技術を例示するためのものであるから、実用新案登録請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
100…眼鏡、30L,30R…テンプル、32L,32R…モダン、35L,35R…ポケット、40L,40R…テンプルパッド、41L,41R…根元部分、42L,42R…先端部分、43R…芯材、44R…パッド本体、47R…凸部、60…芯材

Claims (1)

  1. 眼鏡であって、
    上下方向に幅広のテンプルと、
    根元が前記テンプルの内側の所定位置に固定され、そこから先端にかけて前記テンプルの内側面から徐々に逸れるように前記テンプルの延在方向に沿って延びるテンプルパッドと、
    前記テンプルの先端部分のモダンと、を備え、
    前記テンプルパッドは、根元部分が細く、かつ、前記眼鏡を装着した際に装着者のこめかみに接する先端部分が下方に緩やかに膨らむ肉厚形状に形成されており、
    側面視で前記テンプルパッドの全体またはほとんどが前記テンプルに隠れて見えないようになっており、
    前記テンプルと前記モダンとが透明ポリアミド樹脂のTR90で一体部材として形成され、前記モダンの内部に金属製の芯材が埋め込まれている
    ことを特徴とする眼鏡。
JP2025002788U 2025-08-18 2025-08-18 眼鏡 Active JP3253234U (ja)

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