JP3136950B2 - 炭酸ジメチルの連続製造方法 - Google Patents
炭酸ジメチルの連続製造方法Info
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Description
チルを固体触媒の存在下で気相接触反応させて炭酸ジメ
チルを工業的に製造する方法において、第2工程におけ
る吸収液中の亜硝酸メチルを効率よく回収しながら炭酸
ジメチルを連続的に製造する方法に関する。炭酸ジメチ
ルは、芳香族ポリカーボネートや医農薬等の合成原料と
して、また溶剤として有用な化合物である。
存在下で気相接触反応させて炭酸ジメチルを連続的に製
造する方法は、例えば特開平6−25104号公報に示
されるように、一酸化炭素と亜硝酸メチルを反応器で固
体触媒の存在下に気相接触反応させて炭酸ジメチルを生
成させる第1工程、第1工程において生成した炭酸ジメ
チルを炭酸ジメチル吸収塔(吸収塔)で吸収溶媒のシュ
ウ酸ジメチルに吸収させる第2工程、第2工程における
非凝縮ガス中の一酸化窒素を亜硝酸メチル再生塔(再生
塔)で分子状酸素及びメタノールと接触させて亜硝酸メ
チルを生成させる第3工程、及び第2工程における吸収
液中の炭酸ジメチルを抽出蒸留塔及び炭酸ジメチル蒸留
塔で蒸留分離する第4工程から成っている。
記の反応式に示されるように反応全体では実質的に消費
されず触媒的な存在であるが、実際には吸収塔における
吸収液や再生塔における缶液への溶解や、第1工程、第
2工程及び第3工程の間(ガス循環系)を循環するガス
(循環ガス)のパージによる損失が避けられないため、
亜硝酸メチル又は窒素酸化物の補給が行われている。
における吸収液に溶解して失われる亜硝酸メチルを効率
よく回収しながら炭酸ジメチルの製造を行うことができ
る工業的に好適な炭酸ジメチルの連続製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
炭素と亜硝酸メチルを反応器で固体触媒の存在下に気相
接触反応させて炭酸ジメチルを生成させる第1工程、第
1工程において生成した炭酸ジメチルを炭酸ジメチル吸
収塔で吸収溶媒のシュウ酸ジメチルに吸収させる第2工
程、第2工程における非凝縮ガス中の一酸化窒素を亜硝
酸メチル再生塔で分子状酸素及びメタノールと接触させ
て亜硝酸メチルを生成させる第3工程、第2工程におけ
る吸収液中の炭酸ジメチルを蒸留塔で蒸留分離する第4
工程の各工程からなる炭酸ジメチルの連続的製造方法に
おいて、第2工程における吸収液を第4工程に導く前に
ガス循環系の外部から供給される一酸化炭素と接触させ
て、該吸収液中の亜硝酸メチルを回収することを特徴と
する炭酸ジメチルの連続製造方法によって達成される。
第1工程は、白金族金属及び/又はその化合物並びに助
触媒が担持された固体触媒を充填した反応器に、一酸化
炭素及び亜硝酸メチルを含有する原料ガスを導入して気
相で接触反応させることによって炭酸ジメチルを生成さ
せ、炭酸ジメチルを含有する反応ガスを得る炭酸ジメチ
ル合成工程である。第2工程は、第1工程における反応
ガスを炭酸ジメチル吸収塔(以下、吸収塔と称する)に
導き、吸収溶媒として添加されるシュウ酸ジメチルと接
触させて、一酸化炭素、亜硝酸メチル及び一酸化窒素を
含有する非凝縮ガスと炭酸ジメチルを吸収した吸収液と
に分離する炭酸ジメチル吸収工程である。本発明では、
この第2工程における吸収液を第4工程に導く前にガス
循環系の外部から供給される一酸化炭素と接触させるこ
とによって亜硝酸メチルが該吸収液から効率よく回収さ
れる。
を亜硝酸メチル再生塔(以下、再生塔と称する)に導
き、供給される分子状酸素及びメタノールと接触させ
て、非凝縮ガス中の一酸化窒素を亜硝酸メチルに再生
し、これを未反応の一酸化炭素及び亜硝酸メチルと共に
第1工程の反応器に循環供給する亜硝酸メチル再生工程
である。第4工程は、前記のように亜硝酸メチルが回収
された第2工程における吸収液から、抽出蒸留によって
メタノールを分離し、次いで炭酸ジメチルを蒸留分離す
る炭酸ジメチル精製工程である。
ある亜硝酸メチルは、上記の第1工程、第2工程及び第
3工程の間を循環している循環ガス(以下、第1工程、
第2工程及び第3工程の間を循環するガスを循環ガスと
称し、この系をガス循環系と称する)のパージや、第2
工程の吸収塔における吸収液及び第3工程の再生塔にお
ける缶液への溶解によって失われるが、本発明では、こ
のうち、吸収塔における吸収液への溶解により失われる
亜硝酸メチルを効率よく回収することができるのであ
る。
しく説明する。 第1工程 第1工程の炭酸ジメチルの合成は、公知のように(例え
ば特開平6−25104号公報参照)、白金族金属及び
/又はその化合物並びに助触媒が担体に担持された固体
触媒を充填した反応器に一酸化炭素及び亜硝酸メチルを
含有する原料ガスを導入することによって行われる。
141243号公報に記載されている塩化パラジウム並
びに塩化第二銅が活性炭に担持されたものが有効であ
る。一酸化炭素及び亜硝酸メチルは、通常、窒素又は炭
酸ガス等の反応に不活性なガスで希釈されて前記固体触
媒との接触時間が10秒以下、好ましくは0.2〜5秒
であるように不活性ガスと共に原料ガスとして反応器に
供給される。原料ガス中の亜硝酸メチルの濃度は通常3
〜25容量%である。また、原料ガス中の一酸化炭素の
濃度は広範囲に変えられるが、連続プロセスでは前記の
ように循環ガスの一部をパージするため、高濃度になる
と系外へのロスが増えて経済的に好ましくない。従っ
て、一酸化炭素の濃度は工業的には通常1〜50容量
%、好ましくは5〜30容量%である。反応温度は所望
の反応速度が得られる限り比較的低温が好ましく、通常
50〜200℃、好ましくは80〜150℃である。ま
た、反応圧力は常圧から10kg/cm2 G、好ましく
は1〜6kg/cm2 Gである。
て、炭酸ジメチル、シュウ酸ジメチル、一酸化窒素、炭
酸ガス、未反応の一酸化炭素や亜硝酸メチル、及び不活
性ガスなどを含む反応ガスが反応器から導出される。炭
酸ジメチルは、次にこの反応ガスを第2工程の吸収塔に
導いて吸収塔上部から供給されるシュウ酸ジメチルに吸
収させることによって分離される。
ば特開平6−25104号公報参照)、吸収塔で前記反
応ガスを吸収溶媒のシュウ酸ジメチルと向流接触させる
ことによって行われる。この向流接触は気液接触による
ガス吸収ができる装置であればどのような形式のもので
も差し支えないが、充填塔や棚段塔などの塔形式の装置
で行うのが好適である。
は、吸収塔に導入される前記反応ガス中の炭酸ジメチル
の量によるが、炭酸ジメチルに対して通常3〜10重量
倍、好ましくは4〜6重量倍である。また、吸収塔の操
作温度は炭酸ジメチルの吸収を効率よく行うために低温
である方がよいが、余りに低温であるとシュウ酸ジメチ
ルの固化が起こり、またエネルギー的にも不利であるの
で、通常0〜100℃、好ましくは30〜80℃であ
る。このとき、前記反応ガス中の炭酸ジメチルと共に亜
硝酸メチルも吸収溶媒のシュウ酸ジメチルに吸収され
て、炭酸ジメチルや一部の亜硝酸メチルを含有する吸収
液が得られる。
を第4工程に導く前にガス循環系の外部から供給される
一酸化炭素と吸収塔の操作温度の範囲内で向流接触させ
ることによって、吸収液中に含まれる亜硝酸メチルが効
率よく回収されて前記非凝縮ガスと共に第3工程に導か
れる。この結果、亜硝酸メチルの損失が少なくなるた
め、次の第3工程に補給される亜硝酸メチル又は窒素酸
化物の量を減少させることができ、更には循環ガスのパ
ージ量や一酸化炭素の補給量も減少させることができ
る。そして、この亜硝酸メチルの回収に使用された一酸
化炭素は第1工程に循環されて炭酸ジメチル合成に再使
用できるため、亜硝酸メチルの回収と同時に反応での消
費や循環ガスのパージによる減少に応じた一酸化炭素の
補給を効率よく行うことができる。
て前記吸収液と一酸化炭素を向流接触させる方法は特に
限定されるものではなく、吸収塔の底部、即ち吸収塔に
導入される前記反応ガスの導入口よりも下部に設置され
る供給口から一酸化炭素を供給して向流接触を行っても
よく、また吸収塔の下流に気液接触装置を別個に設置し
てこの装置の下部に一酸化炭素を供給して向流接触を行
っても差し支えない。また、向流接触を行う装置は気液
接触によるガス放散ができる装置であればどのような形
式のものでも差し支えないが、吸収塔と同様の充填塔や
棚段塔などの塔形式の装置で行うのが好適である。
素は窒素等の不活性ガスで希釈されていても差し支えな
いが、循環ガスのパージ量を増大させないためには純ガ
スを用いることが好ましい。一酸化炭素の供給量は、通
常、反応での消費や循環ガスのパージによる一酸化炭素
の減少量(原料ガス中の一酸化炭素の5〜50容量%)
から原料ガス中の一酸化炭素の全量に相当する量であ
る。
素の量は上記の範囲で任意に選ぶことができる。例え
ば、反応での消費や循環ガスのパージによる一酸化炭素
の減少量に相当する一酸化炭素を供給する場合、一酸化
炭素の供給量は原料ガス中の一酸化炭素の5〜50容量
%である。一酸化炭素を更に多く供給する場合は、原料
ガス中の一酸化炭素の少なくとも5〜50容量%を亜硝
酸メチルを回収するために供給して残りを再生塔から導
出されるガスに混合して第1工程の反応器に導入しても
よく、またこの全量を亜硝酸メチルを回収するために供
給しても差し支えない。本発明では、このように、第1
工程に供給される原料ガス中の一酸化炭素の全量又は一
部を、第2工程における吸収液から亜硝酸メチルを回収
するために供給される一酸化炭素としてガス循環系に導
入することもできる。このようにして第2工程における
吸収液から回収された亜硝酸メチルは、一酸化炭素や第
2工程における非凝縮ガスと共に吸収塔の塔頂から取り
出されて次の第3工程に導かれる。
ジメチル及びシュウ酸ジメチルが同伴するが、これらは
次の第3工程に持ち込まれると全くのロスとなるので、
吸収塔の頂部、特にはシュウ酸ジメチルの供給口よりも
上部から少量のメタノールを供給しながら同伴する炭酸
ジメチル及びシュウ酸ジメチルを回収することが好まし
い。このとき、メタノールの供給量は上記反応ガス中の
炭酸ジメチルに対して通常5〜30重量%、好ましくは
10〜20重量%である。
応の一酸化炭素及び亜硝酸メチル以外に第1工程で生成
した多量の一酸化窒素が含まれているため、次の第3工
程の再生塔においてこの一酸化窒素が亜硝酸メチルに再
生される。
ば特開平6−25104号公報参照)再生塔で前記の非
凝縮ガスを分子状酸素含有ガス及びメタノールと接触さ
せて行われる。これらのガスは60℃以下の温度でメタ
ノールと接触させるのがよく、接触時間は通常0.5〜
2秒である。なお、再生塔としては、充填塔、気泡塔、
スプレー塔、段塔などの通常の気液接触装置が用いられ
る。
性ガスで希釈された酸素ガス又は空気が使用される。こ
のとき、分子状酸素含有ガスは、再生塔に導入されるガ
ス中の一酸化窒素1モルに対して酸素基準で通常0.0
8〜0.2モル供給される。そして、メタノールは一酸
化窒素及び分子状酸素から生成する二酸化窒素とこの二
酸化窒素とほぼ等モルの一酸化窒素とを完全に吸収反応
させるのに必要とされる量以上使用され、その量は再生
塔に導入されるガス中の一酸化窒素1モルに対して通常
2〜5モルである。なお、前記のように失われる亜硝酸
メチルを補給するために、亜硝酸メチル又は窒素酸化物
(一酸化窒素、二酸化窒素、三酸化二窒素、四酸化二窒
素等)が前記非凝縮ガス及び分子状酸素含有ガスと混合
されて再生塔に導入される。
再生反応で生成した水を含むメタノール溶液であるの
で、蒸留等によって精製された後に第2工程や第3工程
で再使用される。また、再生塔から導出されるガス(再
生ガス)はガス循環系に従って第1工程の反応器に循環
されて炭酸ジメチル合成反応に再使用される。
は、公知のように(例えば特開平6−25104号公報
参照)、メタノールや反応で副生した微量のギ酸メチル
等の低沸点化合物がシュウ酸ジメチルによる抽出蒸留に
よって分離された後、更に蒸留により分離精製される。
態様を示すフローシート図面に従って具体的に説明す
る。白金族金属系固体触媒を反応管に充填した多管式反
応器1の頂部に、一酸化炭素、亜硝酸メチル及び一酸化
窒素を含有する原料ガスが例えば導管20に設置される
ガス循環機(図示せず)で加圧されて導管21を通して
導入される。次いで反応器1において気相接触反応が行
われ、触媒層を通過した反応ガスが反応器1の底部から
取り出されて導管11を通して吸収塔2に導入される。
14からそれぞれ導入されるメタノール及びシュウ酸ジ
メチルとの向流接触により反応ガス中の炭酸ジメチルが
シュウ酸ジメチルに吸収されて分離され、更に炭酸ジメ
チル、シュウ酸ジメチル、亜硝酸メチル及びメタノール
からなる吸収液と導管22を通して供給される一酸化炭
素との向流接触により吸収液中の亜硝酸メチルが非凝縮
ガス中に分離される。そして、炭酸ジメチル、シュウ酸
ジメチル及びメタノールからなる吸収液は塔底から導管
15を通して取り出されて公知の精製工程(図示せず)
で分離精製される。一方、一酸化炭素(導管22を通し
て供給されたものを含む)、亜硝酸メチル(吸収液から
回収されたものを含む)及び上記接触反応で生成した一
酸化窒素等を含む非凝縮ガスは塔頂から導管12を通し
て抜き出されて再生塔3の下部に導入される。なお、亜
硝酸メチルの回収に供給される一酸化炭素の一部は導管
24を通して反応器に供給することもできる。
通して導入される分子状酸素含有ガスと導管19を通し
て上部から導入されるメタノールとの向流接触により、
亜硝酸メチルが再生される。なお、亜硝酸メチルの再生
に窒素源が不足する場合は導管17を通して亜硝酸メチ
ル又は窒素酸化物が補給される。再生塔3から導出され
るガス(再生ガス)は導管20、21を通して反応器1
に供給される。このとき、必要に応じて導管24から一
酸化炭素が補給される。一方、再生塔3で副生した水は
メタノール溶液の形で塔底から導管18を通して取り出
される。このメタノール溶液は、蒸留等によって液中の
水分が除去された後、導管13、19を通して吸収塔2
及び再生塔3に供給されるメタノールとして循環再使用
される。なお、再生塔3から導出される非凝縮ガスの一
部は導管23を通してガス循環系からパージされる。
及び比較例を挙げて本発明の方法を具体的に説明する。
なお、実施例及び比較例における炭酸ジメチルの空時収
量(STY)(kg/m3 ・hr)は、一酸化炭素と亜
硝酸メチルとの接触反応時間をθ(hr)、その間に生
成した炭酸ジメチルの量をa(kg)、そして反応管へ
の触媒の充填量をb(m3 )として次式により求めた。
チューブ20本よりなるステンレス製多管式反応器のチ
ューブ内に、特開平3−141243号公報に示される
活性炭(白鷺:武田薬品製)に塩化パラジウムと塩化第
二銅を担持した固体触媒(4mmφ×6mm)34.0
lを充填した。この触媒層に頂部からガス圧縮機で、
4.02kg/cm2 (ゲージ圧)に加圧した原料ガス
(組成:一酸化炭素20.0容量%、亜硝酸メチル1
5.0容量%、一酸化窒素4.0容量%、メタノール
7.0容量%、炭酸ガス2.0容量%、窒素52.0容
量%)を熱交換器で約90℃に予熱した後、136Nm
3 /hrの速度で供給し、反応器のシェル側に熱水を通
すことにより触媒層の中央部の温度を約125℃に保持
して炭酸ジメチルの合成反応を行った。このとき、炭酸
ジメチルの空時収量(STY)は342kg/m3 ・h
rであった。
m、高さ5.0mのポールリング充填式気液接触吸収装
置(吸収塔)の塔底から1500mm上の部分に導入す
る共に、一酸化炭素3.6Nm3 /hrを塔底から10
00mm上の部分に供給し、頂部からメタノール3.6
l/hrを、また塔頂から1000mm下の部分からシ
ュウ酸ジメチル50.0kg/hrを導入しながら、塔
頂温度35℃、塔底温度55℃で向流で気液接触を行っ
た。その結果、塔底から得られた吸収液65.7kg/
hrの組成はシュウ酸ジメチル77.7重量%、炭酸ジ
メチル17.3重量%、メタノール4.2重量%、ギ酸
メチル0.1重量%、亜硝酸メチル0.1重量%であっ
た。
ス(再生塔に導入するガス)136.4Nm3 /hrの
組成は、一酸化炭素20.2容量%、亜硝酸メチル1
0.5容量%、一酸化窒素8.4容量%、炭酸ガス2.
1容量%、メタノール7.0容量%、窒素51.8容量
%であった。吸収塔の塔頂から取り出された非凝縮ガス
(再生塔に導入するガス)中の亜硝酸メチルの濃度は原
料ガス中におけるよりも低下しているので、次の再生塔
で亜硝酸メチルの再生を行った。即ち、非凝縮ガス13
6.4Nm3 /hrに酸素ガス1.63Nm3 /hrと
一酸化窒素30.0容量%を含む窒素ガス1.5Nm 3
/hrを混合した後、これを内径300mm、高さ6.
4mの気液接触吸収装置(再生塔)に導き、塔頂から導
入したメタノール20l/hrと塔頂温度30℃、塔底
温度40℃で向流接触させて亜硝酸メチルの再生を行っ
た。
8.0Nm3 /hrは不活性ガスを除去するために2.
0Nm3 /hrをパージした後、前記ガス圧縮機で加圧
して、一酸化炭素20.0容量%、亜硝酸メチル15.
0容量%、一酸化窒素4.0容量%、メタノール7.0
容量%、炭酸ガス1.0容量%及び窒素52.0容量%
の組成で反応器に導いた。再生塔から導出した28.0
重量%の水を含むメタノール9.2kg/hrは蒸留に
よって水を除去した後、再生塔などにおけるメタノール
源として再使用した。なお、炭酸ジメチルは前記吸収塔
から導出した吸収液65.7kg/hrから蒸留により
11.2kg/hrで連続的に得られた。
メチル15.0容量%、一酸化窒素4.0容量%、メタ
ノール7.0容量%、炭酸ガス1.0容量%、窒素5
3.0容量%の組成の原料ガスを供給して、吸収塔への
一酸化炭素の供給を行わなかったほかは、実施例1と同
様に反応器で炭酸ジメチルを生成させ(STY:342
kg/m3 ・hr)、次いで吸収塔で反応ガス中の炭酸
ジメチルをシュウ酸ジメチルに吸収させた。このとき、
吸収塔の塔底から得られた吸収液66.0kg/hrに
は亜硝酸メチルが0.5重量%含まれていた。
1と同様に行った。吸収塔の塔頂から取り出された非凝
縮ガス(再生塔へ導入するガス)132.8Nm3 /h
rに酸素ガス1.74Nm3 /hr及び一酸化窒素3
0.0容量%を含む窒素ガス3.6Nm3 /hrを混合
した後、これを再生塔に導いて塔頂から導入したメタノ
ール21l/hrと塔頂温度30℃、塔底温度40℃で
向流接触させて亜硝酸メチルの再生を行った。
6.6Nm3 /hrの組成は、一酸化炭素17.6容量
%、亜硝酸メチル15.5容量%、一酸化窒素4.1容
量%、メタノール7.2容量%、炭酸ガス1.1容量
%、窒素54.5容量%であった。この再生ガスは、
4.6Nm3 /hrをパージした後、前記ガス圧縮機で
加圧し、一酸化炭素4.0Nm3 /hrを導管24より
追加供給して、一酸化炭素20.0容量%、亜硝酸メチ
ル15.0容量%、一酸化窒素4.0容量%、メタノー
ル7.0容量%、炭酸ガス1.0容量%及び窒素53.
0容量%の組成で反応器に導いた。
含むメタノール9.3kg/hrは蒸留によって水を除
去した後、再生塔などにおけるメタノール源として再使
用した。なお、炭酸ジメチルは前記吸収塔から導出した
吸収液66.0kg/hrから蒸留により11.2kg
/hrで連続的に得られた。実施例及び比較例における
亜硝酸メチルの損失量及び窒素酸化物等の補給量を表1
に示す。
ルを固体触媒の存在下で反応させて工業的に炭酸ジメチ
ルを製造する方法において、第2工程の吸収塔における
吸収液に溶解して失われる亜硝酸メチルを効率よく回収
することができる。この結果、亜硝酸メチルの損失が少
なくなって、次の第3工程に補給される亜硝酸メチル又
は窒素酸化物の量を減少させることができると共に循環
ガスのパージ量を減少させることができ、更に一酸化炭
素の供給量も減少させることができる。このように、本
発明により亜硝酸メチルの損失を大幅に抑えると共にこ
れに伴う窒素酸化物等の補給も大幅に減少させることが
できるため、工業的に好適な炭酸ジメチルの連続製造方
法を提供することができる。
ある。
管を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 一酸化炭素と亜硝酸メチルを反応器で固
体触媒の存在下に気相接触反応させて炭酸ジメチルを生
成させる第1工程、第1工程において生成した炭酸ジメ
チルを炭酸ジメチル吸収塔で吸収溶媒のシュウ酸ジメチ
ルに吸収させる第2工程、第2工程における非凝縮ガス
中の一酸化窒素を亜硝酸メチル再生塔で分子状酸素及び
メタノールと接触させて亜硝酸メチルを生成させる第3
工程、第2工程における吸収液中の炭酸ジメチルを蒸留
塔で蒸留分離する第4工程の各工程からなる炭酸ジメチ
ルの連続的製造方法において、第2工程における吸収液
を第4工程に導く前にガス循環系の外部から供給される
一酸化炭素と接触させて、該吸収液中の亜硝酸メチルを
回収することを特徴とする炭酸ジメチルの連続製造方
法。
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