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JP3136006U - 電気集塵装置 - Google Patents

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JP3136006U
JP3136006U JP2007005743U JP2007005743U JP3136006U JP 3136006 U JP3136006 U JP 3136006U JP 2007005743 U JP2007005743 U JP 2007005743U JP 2007005743 U JP2007005743 U JP 2007005743U JP 3136006 U JP3136006 U JP 3136006U
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幸博 石栗
健太郎 石栗
隆広 古宇田
栄一 田尻
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シンコー技研株式会社
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Abstract

【課題】給電部材に支持された複数の荷電極と、接地部材に支持された複数の接地部材との間を保持する碍子の汚れを防止できる軽量化した電気集塵装置を提供する。
【解決手段】放電電極体1と集塵電極体とを有する集塵電極体であって、放電電極体は両側に配置した席板2とこの席板を結合するフレーム3を有し、フレーム内にマイナス電極5、プラス電極4とを交互に配置し、さらに放電電極体の席板には大きな開口部を形成してなり、また、集塵電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、集塵電極体のフレーム内にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、集塵電極体の席板には、集塵電極体の給電部材6と集塵電極部の接地部材とを絶縁する碍子7に対向する部分に碍子より大きな開口部を形成し、さらに集塵電極体のプラス電極には軽量化を図る孔を形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、電気集塵装置に関するものであり、特に給電部材に支持された複数のプラス電極と接地部材に支持された複数のマイナス電極との間を保持する碍子の汚れあるいは電極支持部材さらには電極そのものの汚れを防止するとともに、気体中に浮遊する塵芥、煙等の塵埃を効率良く除去できる軽量化した電気集塵装置に関するものである。
従来より、気体中に浮遊する塵芥等を除去する装置として2段式の電気集塵装置が良く知られている。この電気集塵装置の一例を図7を参照して説明すると、この装置は、図に示すように空気中に浮遊している塵芥をコロナ放電によって帯電させるイオン化電極部(以下放電電極体という)20と、帯電した塵芥を吸着除去する集塵電極体21と、前記各電極に気体を供給する気体供給装置22と、前記各機器を収納するケース23および図示せぬ電源装置とより構成されている。この電気集塵装置では汚染空気中に存在する塵芥を放電電極体20で帯電した後、後段の集塵電極体21で吸着できるため、微小な塵芥等も効率良く集塵でき、広く実用化されている。
しかしながら、上記電気集塵装置は、つぎのような問題点が明らかになっている。
すなわち電気集塵装置内の放電電極体や集塵電極体内の高電圧電極を支える碍子にダストを含んだ気流が流れ込むと、碍子に粉塵や水分等が付着し、その結果、絶縁性が低下して沿面放電したり、高圧電流を短絡させたりする不具合が発生する。
このため、従来より、上記碍子に対するダスト類の付着を防止するための各種の対策が講じられている。
例えば、特許文献1には、塵埃が碍子等に流れ込まないよう高電圧荷電部と集塵部のいずれか一方又は両方を、給電部材に支持された複数の荷電極と、接地部材に支持された複数の接地電極とを間隔をあけて交互に並設した構成と成し、これ等給電部材と接地部材の間を碍子等の絶縁手段によって互いに保持せしめると共に、この絶縁手段を主気流から少し外れた位置に設け、且つ、主気流から外れて絶縁手段に向けて流れ込む気流の流路空間に電界を生成せしめるように構成した電気集塵装置が記載されている。
特開2000−246139号公報
しかし、公報に記載されているものは、主気流の流通路から外れて外側の流通空間に流出する気流中に含まれている微粉塵やミスト等を、碍子に到達する前にこの流通空間に生成した電界によって接地された席板側、或は、集塵室側に吸着させて分離、捕集することができるものとしているが、この装置について本考案者が実験を行った結果、明細書中で述べられているような碍子への微粉塵やミスト等の付着を防止することは出来ず、相変わらず碍子の汚れを防止できないということが判明した。
このため、本考案者らは放電電極体や集塵電極体内の碍子(絶縁体)の汚れを防止できる電極体構造について研究した結果、本願考案に係る電気集塵装置の各電極体を構成する席板の碍子に対応する位置に大きな開口部を形成し、この開口部を通して碍子と電極内のプラス電極板とが直接対向するべく構成することによって碍子の汚染を防止できることを確認した。本考案はこうした知見に基づいてなされたものであり、さらに各電極体全体の軽量化を図ることが出来る電気集塵装置を提供することを目的とする。
このため本考案が採用した課題を解決するための手段は、
放電電極体と集塵電極体とを有し、前記放電電極体と集塵電極体とが、給電部材に支持された複数のプラス電極と接地部材に支持された複数のマイナス電極とを間隔をあけて交互に並設した構成を備えてなる電気集塵装置であって、少なくとも前記放電電極体と集塵電極体の一方の前記給電部材と接地部材との間を碍子によって互いに保持せしめると共に、この碍子に対向して配置した席板に開口部を形成したことを特徴とする電気集塵装置である。
また、前記放電電極体の席板、および前記集塵電極体の席板に形成する開口部は、少なくとも隣接して配置する碍子よりも大きな開口であることを特徴とする電気集塵装置である。
また、前記開口部は複数の開口部で構成したことを特徴とする電気集塵装置である。
また、前記放電電極体および集塵電極体のプラス電極、マイナス電極の少なくとも一方には軽減孔を形成してなることを特徴とする電気集塵装置である。
また、放電電極体と集塵電極体とを有し、前記放電電極体と集塵電極体とが、給電部材に支持された複数のプラス電極と、接地部材に支持された複数のマイナス電極とを間隔をあけて交互に並設した構成を備えてなる電気集塵装置であって、前記放電電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、前記フレーム内にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、さらに前記放電電極体の席板には開口部を形成するとともに、前記放電電極体のプラス電極、マイナス電極の少なくとも一方には軽減孔を形成してなり、また、前記集塵電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、前記集塵電極体のフレーム内にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、前記集塵電極体の席板には開口部を形成し、さらに集塵電極体の前記プラス電極、マイナス電極の少なくとも一方には軽量化を図る軽減孔を形成したことを特徴とする電気集塵装置である。 また、前記放電電極体または集塵電極体の席板に形成する開口部は給電部材と接地部材とを絶縁する碍子より大きな開口部であることを特徴とする電気集塵装置である。
本考案によれば、
各電極体の給電部材に支持された複数のプラス電極と、接地部材に支持された複数のマイナス電極との間に設けられる碍子の汚れを確実に防止することができる。また、電極に軽減孔を形成することで軽量化した電気集塵装置を構成することができる、という特有の作用効果を達成することができる。
本考案は、放電電極体と集塵電極体とを有し、放電電極体と集塵電極体とが、給電部材に支持された複数のプラス電極と、接地部材に支持された複数のマイナス電極とを間隔をあけて交互に並設した構成を備えてなる電気集塵装置において、前記放電電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、前記席板とフレームとに囲まれた内部にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、さらに前記放電電極体の席板には大きな開口部を形成するとともに、前記放電電極体のマイナス電極には軽量化を図る軽減孔を形成してなる。また、前記集塵電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、前記集塵電極体の前記席板とフレームとに囲まれた内部にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、前記集塵電極体の席板には、集塵電極体の給電部材と集塵電極体の接地部材とを絶縁する碍子に対向する部分に碍子より大きな開口部を形成し、さらに集塵電極体の前記プラス電極には軽量化を図る孔を形成している。
以下に、本考案に係る電気集塵装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は2段式電気集塵装置の放電電極体の斜視図、図2は同放電電極体の席板の斜視図、図3は同放電電極体のプラス電極、マイナス電極の斜視図、図4は2段式電気集塵装置の集塵電極体の斜視図、図5は同集塵電極体の席板の斜視図、図6は同集塵電極体のプラス電極、マイナス電極の斜視図である。
図1において放電電極体1は、両側に配置される席板2、2と、これらの席板2、2を結合するフレーム3を有しておりこれらにより放電電極体1は立方体形状をした構造として構成される。前記立方体からなる放電電極体1の内部には図1に示すようにプラス電極4とマイナス電極5とが交互に配置されており、前記プラス電極4は給電部材6に保持され、また前記マイナス電極5は前記接地部材(フレーム)3に適宜手段により保持されている。さらに図1に示すように給電部材6とフレーム3との間には両者を絶縁する絶縁部材(碍子)7が配置されている。なお、本例では碍子7は放電電極体の上側に2個配置してあるが、後述する集塵電極体のように両側席板の外側に配置することもでき、碍子の数も適宜選択することができる。
フレーム3に結合される席板2は図2に示すように金属平板を折り曲げて形成されており、その中央部には大きな開口部2aが形成されている。そして開口部2aの外側には放電電極体を持ちやすくするための把手8(図1参照)が適宜取り付けられる。この把手8を持つことで放電電極体1を容易に持ち運ぶことができる。
前記放電電極体1内に収納するプラス電極4は、ステンレス、鉄等の板材料を使用し、図3(イ)に示すように細長い形状の長辺両側に鋸刃状の凹凸4aが形成されている。このプラス電極4はその上下端が給電部材6に保持されるが、プラス電極の上下端の少なくとも一方にスプリングを配置し、このスプリングを介して給電部材6を支持することもできる。なお、プラス電極4には適宜その中央部に重量軽減用の開口を形成することができる。
放電電極体1に使用するマイナス電極5は図3(ロ)に示すように、ステンレス、鉄等の金属板材料を使用し、平板状に形成されており、マイナス電極5の上下端がネジ等によりフレームに保持される。マイナス電極の上下にはネジ取り付け孔5aが形成されており、また、マイナス電極5にはその中央部に大きな重量軽減用の開口5bが形成されている。
つづいて集塵電極体10の説明をすると図4において、集塵電極体10は、両側に配置される席板11と、これらの席板11を結合するフレーム12を有しておりこれらにより集塵電極体10は立方体形状をした構造として構成される。前記立方体10の内部にはプラス電極13とマイナス電極14とが交互に配置されており、逆極に帯電した微粉塵やミスト等が前記プラス電極13あるいはマイナス電極14に吸着されるようになっている。前記プラス電極13は給電部材15に保持されており、前記マイナス電極14は接地部材(フレーム)12に保持されており、図に示すように給電部材15と席板11との間には両者を絶縁する絶縁部材(碍子)16が配置されている。なお、本例では碍子16は集塵電極体10の席板11の外側に4個配置してあるが、放電電極体1と同様に席板と離れた電極体上側に碍子を配置することもでき、さらに碍子の数も適宜選択することができる。
集塵電極体10のフレーム12に結合される席板11は図5に示すように金属平板を折り曲げて形成されており、前記碍子16に対向する部分には碍子よりも大きな開口部11aが形成されている。そして席板11の外側には集塵電極体10を持ちやすくするために図4に示すように把手17が取り付けられている。この把手17を持つことで集塵電極体10を容易に持ち運ぶことができる。
集塵電極体10のプラス電極13はステンレス、鉄等の金属板材料を使用しており、図6(イ)に示すように板状のものをプレス成形しており、プラス電極13の中央部には軽減孔13aが適宜個数設けられている。
また、マイナス電極14はステンレス、鉄等の金属板材を使用し、図6(ロ)に示すようにプレス成形により平板状に形成されており、マイナス電極の上下には、給電部材を貫通させるための孔14aが形成されている。また必要に応じてマイナス電極14の中央部には軽減孔を適宜個数設けることができる。
2段式電気集塵装置は図1〜6に示した構成であるから、含塵空気の主気流は、先ず、放電電極体を通ることによって気流中に含まれている微粉塵やミスト等が荷電され、次いで、集塵電極体のマイナス電極あるいはプラス電極に、逆荷電された微粉塵やミスト等が吸着、捕集されて清浄化される。本考案では特に、席板に大きな開口部を形成することにより碍子とプラス電極とを直接対向するように構成したため、気流中に含まれている微粉塵やミスト等が、給電部材を保持している碍子(プラス側)に吸着することがなくなり、碍子の汚れを防止することができる。また、放電電極体、集塵電極体を構成するプラス電極、マイナス電極に軽減孔を設けたことにより、電極体全体の重量を大幅に軽減することができる。また、席板にも開口部を形成したため、一層の電極体の重量軽減を果たすことができる。
以上、本実施形態の一例を説明したが、本考案はその精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。また、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
例えば、席板や電極に形成する開口部の形状は設計時に自由に決めることができる、またプラス電極、マイナス電極に強度を保つために凹凸(ビード)を形成することもできる。さらにマイナス電極をフレームに保持する方法、プラス電極を給電部材に保持する方法も種々の方法を採用することができる。
本考案は、生産ライン等で排出される粉塵等を効率的に集塵できるため、各種工場内部等の集塵装置として利用できる。
本考案に係る2段式電気集塵装置の放電電極体の斜視図である。 同放電電極体の席板の斜視図である。 (イ)、(ロ)は同放電電極体のプラス電極、同マイナス電極の斜視図である。 2段式電気集塵装置の集塵電極体の斜視図である。 同集塵電極体の席板の斜視図である。 (イ)、(ロ)は同集塵電極体のプラス電極およびマイナス電極の斜視図である。 従来の2段式電気集塵装置の概略構成図である。
符号の説明
1 放電電極体
2 席板
3 接地部材(フレーム)
4 プラス電極
5 マイナス電極
6 給電部材
7 絶縁部材(碍子)
8 把手
10 集塵電極体
11 席板
12 接地部材(フレーム)
13 プラス電極
14 マイナス電極
15 給電部材
16 絶縁部材(碍子)
17 把手

Claims (6)

  1. 放電電極体と集塵電極体とを有し、前記放電電極体と集塵電極体とが、給電部材に支持された複数のプラス電極と接地部材に支持された複数のマイナス電極とを間隔をあけて交互に並設した構成を備えてなる電気集塵装置であって、少なくとも前記放電電極体と集塵電極体の一方の前記給電部材と接地部材との間を碍子によって互いに保持せしめると共に、この碍子に対向して配置した席板に開口部を形成したことを特徴とする電気集塵装置。
  2. 前記放電電極体の席板、および前記集塵電極体の席板に形成する開口部は、少なくとも隣接して配置する碍子よりも大きな開口であることを特徴とする請求項1に記載の電気集塵装置。
  3. 前記開口部は複数の開口部で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の電気集塵装置。
  4. 前記放電電極体および集塵電極体のプラス電極、マイナス電極の少なくとも一方には軽減孔を形成してなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気集塵装置。
  5. 放電電極体と集塵電極体とを有し、前記放電電極体と集塵電極体とが、給電部材に支持された複数のプラス電極と、接地部材に支持された複数のマイナス電極とを間隔をあけて交互に並設した構成を備えてなる電気集塵装置であって、前記放電電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、前記フレーム内にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、さらに前記放電電極体の席板には開口部を形成するとともに、前記放電電極体のプラス電極、マイナス電極の少なくとも一方には軽減孔を形成してなり、また、前記集塵電極体は両側に配置した席板とこの席板を結合するフレームを有し、前記集塵電極体のフレーム内にマイナス電極、プラス電極とを交互に配置し、前記集塵電極体の席板には開口部を形成し、さらに集塵電極体の前記プラス電極、マイナス電極の少なくとも一方には軽量化を図る軽減孔を形成したことを特徴とする電気集塵装置。
  6. 前記放電電極体または集塵電極体の席板に形成する開口部は給電部材と接地部材とを絶縁する碍子より大きな開口部であることを特徴とする請求項5に記載の電気集塵装置。
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