JP3111855B2 - エアバッグ装置用内装部材 - Google Patents
エアバッグ装置用内装部材Info
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- JP3111855B2 JP3111855B2 JP07150661A JP15066195A JP3111855B2 JP 3111855 B2 JP3111855 B2 JP 3111855B2 JP 07150661 A JP07150661 A JP 07150661A JP 15066195 A JP15066195 A JP 15066195A JP 3111855 B2 JP3111855 B2 JP 3111855B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車内の前部に
配置されるインストルメントパネル、車内側のドアトリ
ム、シートバック等の自動車の内装部材に関し、特に、
その一部に、エアバッグ装置の折り畳まれたエアバッグ
を覆い、エアバッグの膨張時に開く扉部を配置させてい
るエアバッグ装置用内装部材に関する。
配置されるインストルメントパネル、車内側のドアトリ
ム、シートバック等の自動車の内装部材に関し、特に、
その一部に、エアバッグ装置の折り畳まれたエアバッグ
を覆い、エアバッグの膨張時に開く扉部を配置させてい
るエアバッグ装置用内装部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内装部材では、特開平5
−162603号公報に記載されているインストルメン
トパネル(以下、インパネと略す)が知られており、そ
の構成は、インパネ本体と、折り畳まれたエアバッグを
覆う位置に配置される扉部と、扉部の周囲に配置されて
エアバッグの膨張時に破断する破断予定部と、破断予定
部の破断時に扉部とインパネ本体とを連結して扉部の回
転中心部位となるヒンジ部と、を備えて構成され、イン
パネ本体・扉部・破断予定部・及びヒンジ部がフィラー
入りのポリプロピレン等の同一の材質から形成されてい
た。
−162603号公報に記載されているインストルメン
トパネル(以下、インパネと略す)が知られており、そ
の構成は、インパネ本体と、折り畳まれたエアバッグを
覆う位置に配置される扉部と、扉部の周囲に配置されて
エアバッグの膨張時に破断する破断予定部と、破断予定
部の破断時に扉部とインパネ本体とを連結して扉部の回
転中心部位となるヒンジ部と、を備えて構成され、イン
パネ本体・扉部・破断予定部・及びヒンジ部がフィラー
入りのポリプロピレン等の同一の材質から形成されてい
た。
【0003】このようなインパネでは、インパネ本体と
しては、耐候性・耐熱性・剛性(形状保持性)・耐衝撃
性を確保する必要がある。
しては、耐候性・耐熱性・剛性(形状保持性)・耐衝撃
性を確保する必要がある。
【0004】一方、エアバッグの膨張時に破断する破断
予定部としては、破片を生じさせない破断し易さが必要
となり、扉部とインパネ本体とを連結するヒンジ部とし
ては、展開性(扉部の開き易さ)等の性質が必要とな
る。
予定部としては、破片を生じさせない破断し易さが必要
となり、扉部とインパネ本体とを連結するヒンジ部とし
ては、展開性(扉部の開き易さ)等の性質が必要とな
る。
【0005】しかし、剛性と、上記破断し易さや展開性
とは、相反する性質となるため、両者の性質を満足する
材質の選定が、副資材やそれらの混合量等の設定も含め
て、難しかった。
とは、相反する性質となるため、両者の性質を満足する
材質の選定が、副資材やそれらの混合量等の設定も含め
て、難しかった。
【0006】また、扉部を保持するヒンジ部、あるい
は、扉部を開かせるための扉部の周囲に配置される破断
予定部、の肉厚の管理も厳格なものが要求されることと
なっていた。
は、扉部を開かせるための扉部の周囲に配置される破断
予定部、の肉厚の管理も厳格なものが要求されることと
なっていた。
【0007】そのため、これらの作業の困難性を低減す
るために、剛性を確保し易い合成樹脂材料を選定し、ヒ
ンジ部の展開性を確保するために、ヒンジ部を薄肉にす
るとともにアラミド繊維等からなる強靭で可撓性を有し
たネット等の補強材を配設させて、解決することとなっ
ていた。
るために、剛性を確保し易い合成樹脂材料を選定し、ヒ
ンジ部の展開性を確保するために、ヒンジ部を薄肉にす
るとともにアラミド繊維等からなる強靭で可撓性を有し
たネット等の補強材を配設させて、解決することとなっ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような補
強材を利用する場合には、インパネを成形する際、作業
者が手作業でいちいち可撓性を有した補強材を成形型の
所定位置にセットする必要が生じ、インパネ等の内装部
材の製造に手間がかかることとなっていた。
強材を利用する場合には、インパネを成形する際、作業
者が手作業でいちいち可撓性を有した補強材を成形型の
所定位置にセットする必要が生じ、インパネ等の内装部
材の製造に手間がかかることとなっていた。
【0009】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、内装部材に必要な剛性とエアバッグの膨張時の扉部
の開き易さとを確保して、容易に製造することができる
エアバッグ装置用内装部材を提供することを目的とす
る。
り、内装部材に必要な剛性とエアバッグの膨張時の扉部
の開き易さとを確保して、容易に製造することができる
エアバッグ装置用内装部材を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
装置用内装部材は、本体と、該本体に周囲を囲まれ、か
つ、前記本体につらなって、エアバッグ装置の折り畳ま
れたエアバッグを覆う蓋部と、を備えて構成され、前記
蓋部が、折り畳まれた前記エアバッグを覆う扉部と、該
扉部の周囲を凹ませて前記エアバッグの膨張時に破断す
る薄肉の破断予定部と、該破断予定部の破断時に前記扉
部の回転中心部位となるヒンジ部と、を備えて構成され
ているエアバッグ装置用内装部材であって、前記本体
が、硬質合成樹脂から形成され、前記蓋部が、前記本体
の硬質合成樹脂と相溶性を有する熱可塑性エラストマー
から形成されて、成形時の相溶して固化した際の接合力
で前記本体と前記蓋体とが接合されていることを特徴と
する。
装置用内装部材は、本体と、該本体に周囲を囲まれ、か
つ、前記本体につらなって、エアバッグ装置の折り畳ま
れたエアバッグを覆う蓋部と、を備えて構成され、前記
蓋部が、折り畳まれた前記エアバッグを覆う扉部と、該
扉部の周囲を凹ませて前記エアバッグの膨張時に破断す
る薄肉の破断予定部と、該破断予定部の破断時に前記扉
部の回転中心部位となるヒンジ部と、を備えて構成され
ているエアバッグ装置用内装部材であって、前記本体
が、硬質合成樹脂から形成され、前記蓋部が、前記本体
の硬質合成樹脂と相溶性を有する熱可塑性エラストマー
から形成されて、成形時の相溶して固化した際の接合力
で前記本体と前記蓋体とが接合されていることを特徴と
する。
【0011】前記本体と前記蓋部との表面側には、連続
する表皮層を配設することが望ましく、その表皮層の裏
面側における前記破断予定部の配置位置には、凹部を形
成することが望ましい。
する表皮層を配設することが望ましく、その表皮層の裏
面側における前記破断予定部の配置位置には、凹部を形
成することが望ましい。
【0012】さらに、前記蓋部の裏面側の外周縁は、前
記エアバッグ装置と連結されるブラケットを突設させて
も良い。
記エアバッグ装置と連結されるブラケットを突設させて
も良い。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明に係る内装部材では、内装
部材が、本体と、本体に周囲を囲まれ、かつ、本体につ
らなって、エアバッグ装置の折り畳まれたエアバッグを
覆う蓋部と、を備えて構成され、本体が、硬質合成樹脂
製として、蓋部が、本体の硬質合成樹脂と相溶性を有す
る熱可塑性エラストマーから形成されて、成形時の相溶
して固化した際の接合力で本体と蓋体とが接合されてい
る。
部材が、本体と、本体に周囲を囲まれ、かつ、本体につ
らなって、エアバッグ装置の折り畳まれたエアバッグを
覆う蓋部と、を備えて構成され、本体が、硬質合成樹脂
製として、蓋部が、本体の硬質合成樹脂と相溶性を有す
る熱可塑性エラストマーから形成されて、成形時の相溶
して固化した際の接合力で本体と蓋体とが接合されてい
る。
【0014】すなわち、内装部材本体が、硬質合成樹脂
製であるため、剛性を確保し易く、また、蓋部が、熱可
塑性エラストマー製であるため、本体より弾力性を有
し、ヒンジ部の展開性を確保し易い。そして、蓋部の破
断予定部は、蓋部を凹ませて薄肉として形成しているた
め、支障無く破断させることができる。
製であるため、剛性を確保し易く、また、蓋部が、熱可
塑性エラストマー製であるため、本体より弾力性を有
し、ヒンジ部の展開性を確保し易い。そして、蓋部の破
断予定部は、蓋部を凹ませて薄肉として形成しているた
め、支障無く破断させることができる。
【0015】そしてまた、内装部材の製造時には、本体
を成形した後に蓋部を成形する2色成形で済み、従来の
可撓性を有した補強材を所定位置にセットして製造する
方法に比べ、本体が剛性を有していることから、蓋部の
成形時に所定位置に配置させる作業を手作業で行なわな
くとも、自動化し易く、容易に製造することが可能とな
る。
を成形した後に蓋部を成形する2色成形で済み、従来の
可撓性を有した補強材を所定位置にセットして製造する
方法に比べ、本体が剛性を有していることから、蓋部の
成形時に所定位置に配置させる作業を手作業で行なわな
くとも、自動化し易く、容易に製造することが可能とな
る。
【0016】したがって、本発明に係るエアバッグ装置
用内装部材では、内装部材に必要な剛性とエアバッグの
膨張時の扉部の開き易さとを確保して、容易に製造する
ことができる。
用内装部材では、内装部材に必要な剛性とエアバッグの
膨張時の扉部の開き易さとを確保して、容易に製造する
ことができる。
【0017】また、本体と蓋部とが表面側を面一として
形成されていれば、蓋部の材料が本体の材料と相溶性を
有しているため、本体と蓋部との境界の表面側に切れ目
や分れ目等が発生せず、外観を良好にすることができ
る。
形成されていれば、蓋部の材料が本体の材料と相溶性を
有しているため、本体と蓋部との境界の表面側に切れ目
や分れ目等が発生せず、外観を良好にすることができ
る。
【0018】そして、本体と蓋部との表面側に、連続す
る表皮層を配設すれば、一層、内装部材の外観意匠を良
好にすることができる。
る表皮層を配設すれば、一層、内装部材の外観意匠を良
好にすることができる。
【0019】なお、上記表皮層には、その裏面側におけ
る破断予定部の配置位置に、凹部を形成しておけば、破
断予定部を破断させて扉部を開かせる際、応力集中を生
じさせて表皮層を円滑に破断させることができ、扉部の
展開を良好にさせることができる。
る破断予定部の配置位置に、凹部を形成しておけば、破
断予定部を破断させて扉部を開かせる際、応力集中を生
じさせて表皮層を円滑に破断させることができ、扉部の
展開を良好にさせることができる。
【0020】さらに、蓋部の裏面側の外周縁に、エアバ
ッグ装置と連結されるブラケットを突設させておき、そ
のブラケットをエアバッグ装置と連結させれば、扉部と
エアバッグ装置との位置決めが容易に行なえることとな
り、エアバッグの膨張時に、適確に扉部を開かせること
とができる。
ッグ装置と連結されるブラケットを突設させておき、そ
のブラケットをエアバッグ装置と連結させれば、扉部と
エアバッグ装置との位置決めが容易に行なえることとな
り、エアバッグの膨張時に、適確に扉部を開かせること
とができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0022】第1実施例の内装部材は、図1〜3に示す
ように、インパネ10であり、本体11と、本体11に
周囲を囲まれ、かつ、本体11と表面側を面一とするよ
うにつらなって、エアバッグ装置1の折り畳まれたエア
バッグ2を覆う蓋部12と、を備えて構成されている。
ように、インパネ10であり、本体11と、本体11に
周囲を囲まれ、かつ、本体11と表面側を面一とするよ
うにつらなって、エアバッグ装置1の折り畳まれたエア
バッグ2を覆う蓋部12と、を備えて構成されている。
【0023】エアバッグ装置1について説明すると、エ
アバッグ装置1は、折り畳まれて収納される袋状のエア
バッグ2と、エアバッグ2に膨張用のガスを供給するシ
リンダタイプのインフレーター3と、インフレーター3
からのガスを拡散させてエアバッグ2内に流入させる筒
状のディフューザー4と、エアバッグ2・インフレータ
ー3・ディフューザー4の周囲を覆う箱形状のケース5
と、を備えて構成されている。
アバッグ装置1は、折り畳まれて収納される袋状のエア
バッグ2と、エアバッグ2に膨張用のガスを供給するシ
リンダタイプのインフレーター3と、インフレーター3
からのガスを拡散させてエアバッグ2内に流入させる筒
状のディフューザー4と、エアバッグ2・インフレータ
ー3・ディフューザー4の周囲を覆う箱形状のケース5
と、を備えて構成されている。
【0024】なお、4aは、インフレーター3からのガ
スをエアバッグ2内へ拡散させて流入させるガス流通孔
であり、4bは、ディフューザー4から複数突設される
ボルトであり、これらのボルト4bは、ナット6止めす
ることにより、ケース5、エアバッグ2、ディフューザ
ー4を一体化するとともに、車両のフレームから突設さ
れるブラケット7にエアバッグ装置1を取付固定するも
のである。
スをエアバッグ2内へ拡散させて流入させるガス流通孔
であり、4bは、ディフューザー4から複数突設される
ボルトであり、これらのボルト4bは、ナット6止めす
ることにより、ケース5、エアバッグ2、ディフューザ
ー4を一体化するとともに、車両のフレームから突設さ
れるブラケット7にエアバッグ装置1を取付固定するも
のである。
【0025】また、ケース5は、側壁部位が、インナー
パネル5aとアウターパネル5bとの二重構造として構
成され、アウターパネル5bには、切り起こされてイン
ナーパネル5a側に延びる所定数の爪5cが形成されて
いる。これらの爪5cは、後述するブラケット16を係
止するものである。
パネル5aとアウターパネル5bとの二重構造として構
成され、アウターパネル5bには、切り起こされてイン
ナーパネル5a側に延びる所定数の爪5cが形成されて
いる。これらの爪5cは、後述するブラケット16を係
止するものである。
【0026】蓋部12には、折り畳まれたエアバッグ2
を覆う扉部13と、扉部13の周囲の裏面側を凹ませて
エアバッグ2の膨張時に破断する薄肉の破断予定部14
と、破断予定部14の破断時に扉部13と本体11とを
連結して扉部13の回転中心部位となるヒンジ部15
と、を備えて構成されている。
を覆う扉部13と、扉部13の周囲の裏面側を凹ませて
エアバッグ2の膨張時に破断する薄肉の破断予定部14
と、破断予定部14の破断時に扉部13と本体11とを
連結して扉部13の回転中心部位となるヒンジ部15
と、を備えて構成されている。
【0027】破断予定部14は、実施例の場合、上方か
ら見て、U字形に形成され、「U」の字の上端の間の部
位に、ヒンジ部15が配設される構成としている。な
お、破断予定部14を形成する凹部14aは、連続的に
形成しても断続的に形成しても良い。
ら見て、U字形に形成され、「U」の字の上端の間の部
位に、ヒンジ部15が配設される構成としている。な
お、破断予定部14を形成する凹部14aは、連続的に
形成しても断続的に形成しても良い。
【0028】また、実施例のインパネ10には、蓋部1
2の裏面側の外周縁に、四角筒形状に延びるブラケット
16が突設され、ブラケット16には、エアバッグ装置
1のケース5におけるアウターパネル5bの爪5cを挿
入係止させる取付孔16aが形成されている。
2の裏面側の外周縁に、四角筒形状に延びるブラケット
16が突設され、ブラケット16には、エアバッグ装置
1のケース5におけるアウターパネル5bの爪5cを挿
入係止させる取付孔16aが形成されている。
【0029】そして、インパネ本体11は、フィラー入
りのポリプロピレン(PPF)から形成され、蓋部12
は、PPFと相溶性のあるオレフィン系熱可塑性エラス
トマー(TPO)から形成されている。なお、この蓋部
12は、PPFと相溶性のあるスチレン系熱可塑性エラ
ストマー(SBC)から形成しても良い。SBCとして
は、スチレン・エチレン・ブチレン・ブロックコポリマ
ー(SEBS)、スチレン・イソプレン・ブロックコポ
リマー(SIS)、スチレン・ブタジエン・ブロックコ
ポリマー(SBS)、スチレン・エチレン・プロピレン
・ブロックコポリマー(SEPS)がある。
りのポリプロピレン(PPF)から形成され、蓋部12
は、PPFと相溶性のあるオレフィン系熱可塑性エラス
トマー(TPO)から形成されている。なお、この蓋部
12は、PPFと相溶性のあるスチレン系熱可塑性エラ
ストマー(SBC)から形成しても良い。SBCとして
は、スチレン・エチレン・ブチレン・ブロックコポリマ
ー(SEBS)、スチレン・イソプレン・ブロックコポ
リマー(SIS)、スチレン・ブタジエン・ブロックコ
ポリマー(SBS)、スチレン・エチレン・プロピレン
・ブロックコポリマー(SEPS)がある。
【0030】インパネ本体11としての機械的性質とし
ては、剛性を確保するため、曲げ弾性率を2000MPa
以上とするものを使用する。
ては、剛性を確保するため、曲げ弾性率を2000MPa
以上とするものを使用する。
【0031】また、蓋部12の機械的性質としては、破
断予定部14として、破片を生じさせない破断し易さが
必要となり、ヒンジ部15として、展開性(扉部の開き
易さ)が必要となるため、引張破断応力を50〜100
Kgf/cm2 の範囲のものを使用する。
断予定部14として、破片を生じさせない破断し易さが
必要となり、ヒンジ部15として、展開性(扉部の開き
易さ)が必要となるため、引張破断応力を50〜100
Kgf/cm2 の範囲のものを使用する。
【0032】さらに、実施例のインパネ10には、イン
パネ本体11と蓋部12との表面側に、意匠性を高める
ために、表皮層17が配設されている。この表皮層17
は、表面側に配置されて感触の良好な軟質塩化ビニルか
ら形成されるスキン層17aと、スキン層17aの裏面
側に配置されて発泡ポリプロピレンからなる発泡層17
bと、発泡層17bの裏面側に配置されてポリプロピレ
ンやオレフィン系熱可塑性エラストマーからなるバリア
層17cと、から構成されている。バリア層17cは、
本体11や蓋部12を射出成形で形成する場合の、その
射出材料の圧力や熱から、発泡層17bを保護するため
に設けられるものである。そして、この表皮層17自体
は、予め三層構造のシート状として形成されている。
パネ本体11と蓋部12との表面側に、意匠性を高める
ために、表皮層17が配設されている。この表皮層17
は、表面側に配置されて感触の良好な軟質塩化ビニルか
ら形成されるスキン層17aと、スキン層17aの裏面
側に配置されて発泡ポリプロピレンからなる発泡層17
bと、発泡層17bの裏面側に配置されてポリプロピレ
ンやオレフィン系熱可塑性エラストマーからなるバリア
層17cと、から構成されている。バリア層17cは、
本体11や蓋部12を射出成形で形成する場合の、その
射出材料の圧力や熱から、発泡層17bを保護するため
に設けられるものである。そして、この表皮層17自体
は、予め三層構造のシート状として形成されている。
【0033】なお、表皮層17の厚さは、0.8〜6.
2mmとして、スキン層17aの厚さが0.4〜0.7m
m、発泡層17bの厚さが0〜4.0mm、バリア層17
cの厚さが0.4〜1.5mm、としている。また、蓋部
12の近傍のインパネ本体11の厚さは、3.5mm、蓋
部12の扉部13やヒンジ部15の厚さは、3.5mmと
している。
2mmとして、スキン層17aの厚さが0.4〜0.7m
m、発泡層17bの厚さが0〜4.0mm、バリア層17
cの厚さが0.4〜1.5mm、としている。また、蓋部
12の近傍のインパネ本体11の厚さは、3.5mm、蓋
部12の扉部13やヒンジ部15の厚さは、3.5mmと
している。
【0034】第1実施例のインパネ10の製造について
述べると、図4に示すように、まず、予め真空成形によ
り所定形状に賦形しておいた表皮層17を成形型18の
割型18aにセットした後(図4の上段参照)、型締め
して、インパネ本体11を射出成形で形成する(図4の
中段参照)。なお、この成形型18は、本体11と蓋部
12とを成形可能な2段スライドコア仕様の射出成形型
であり、割型18a・18bとを備えるとともに、割型
18bには、蓋部12を成形可能な四角筒形状のスライ
ドコア18cと四角柱形状のスライドコア18dとが配
設されている。そして、本体11の成形時には、割型1
8b内に配置された四角筒形状のスライドコア18cと
四角柱形状のスライドコア18dとを表皮層17に押し
付けておく。
述べると、図4に示すように、まず、予め真空成形によ
り所定形状に賦形しておいた表皮層17を成形型18の
割型18aにセットした後(図4の上段参照)、型締め
して、インパネ本体11を射出成形で形成する(図4の
中段参照)。なお、この成形型18は、本体11と蓋部
12とを成形可能な2段スライドコア仕様の射出成形型
であり、割型18a・18bとを備えるとともに、割型
18bには、蓋部12を成形可能な四角筒形状のスライ
ドコア18cと四角柱形状のスライドコア18dとが配
設されている。そして、本体11の成形時には、割型1
8b内に配置された四角筒形状のスライドコア18cと
四角柱形状のスライドコア18dとを表皮層17に押し
付けておく。
【0035】インパネ本体11を成形したならば、スラ
イドコア18cを大きく戻すように下げるとともに、ス
ライドコア18dを少し下げて、蓋部12(この成形時
には、破断予定部14の凹部14aや取付孔16aは形
成されていない)を射出成形により形成する(図4の下
段参照)。
イドコア18cを大きく戻すように下げるとともに、ス
ライドコア18dを少し下げて、蓋部12(この成形時
には、破断予定部14の凹部14aや取付孔16aは形
成されていない)を射出成形により形成する(図4の下
段参照)。
【0036】そして、蓋部12が固化すれば、型開きさ
せて離型させ、破断予定部14の凹部14aと取付孔1
6aとを超音波ウエルダ等で形成すれば、インパネ10
を製造することができる。なお、破断予定部14の凹部
14aを形成する際には、表皮層17にも、破断予定部
14の配置位置に、連続的若しくは断続的に凹部17d
を形成しておく。
せて離型させ、破断予定部14の凹部14aと取付孔1
6aとを超音波ウエルダ等で形成すれば、インパネ10
を製造することができる。なお、破断予定部14の凹部
14aを形成する際には、表皮層17にも、破断予定部
14の配置位置に、連続的若しくは断続的に凹部17d
を形成しておく。
【0037】このように製造したインパネ10は、車両
に装着した後、エアバッグ装置1と連結させる際には、
各ボルト4bを利用して一体化したエアバッグ装置1の
ケース5におけるインナーパネル5aとアウターパネル
5bとの間にブラケット16を挿入して、各爪5cを取
付孔16aに挿入係止させ、インパネ10とエアバッグ
装置1とを連結させるとともに、ブラケット7を各ボル
ト4bにナット6止めし、ブラケット7の他端を図示し
ないフレームに固定させれば、インパネ10と連結させ
てエアバッグ装置1を車両に装着することができる。な
お、インパネ10には、車両に装着する際、所定の計器
等を配設させることとなる。
に装着した後、エアバッグ装置1と連結させる際には、
各ボルト4bを利用して一体化したエアバッグ装置1の
ケース5におけるインナーパネル5aとアウターパネル
5bとの間にブラケット16を挿入して、各爪5cを取
付孔16aに挿入係止させ、インパネ10とエアバッグ
装置1とを連結させるとともに、ブラケット7を各ボル
ト4bにナット6止めし、ブラケット7の他端を図示し
ないフレームに固定させれば、インパネ10と連結させ
てエアバッグ装置1を車両に装着することができる。な
お、インパネ10には、車両に装着する際、所定の計器
等を配設させることとなる。
【0038】そして、所定時、インフレーター3からガ
スが吐出されれば、そのガスがディフューザー4のガス
流通孔4aを経てエアバッグ2内に流入され、エアバッ
グ2は、破断予定部14と表皮層17の凹部17dの部
位とを破断させて、ヒンジ部15を回転中心として扉部
13を開かせ、大きく膨張することとなる。
スが吐出されれば、そのガスがディフューザー4のガス
流通孔4aを経てエアバッグ2内に流入され、エアバッ
グ2は、破断予定部14と表皮層17の凹部17dの部
位とを破断させて、ヒンジ部15を回転中心として扉部
13を開かせ、大きく膨張することとなる。
【0039】以上のように、この第1実施例のインパネ
10では、インパネ本体10が、硬質合成樹脂製である
ため、剛性を確保し易く、また、蓋部12が、熱可塑性
エラストマー製であるため、本体11より弾力性を有
し、ヒンジ部15の展開性を確保し易い。そして、蓋部
12の破断予定部14は、蓋部12の裏面側を凹ませて
薄肉として形成しているため、支障無く破断させること
ができる。また、本体11と蓋部12とは、蓋部12が
本体11と相溶性を有した材質から形成されているた
め、接合力が高く、剥れ等は生じない。
10では、インパネ本体10が、硬質合成樹脂製である
ため、剛性を確保し易く、また、蓋部12が、熱可塑性
エラストマー製であるため、本体11より弾力性を有
し、ヒンジ部15の展開性を確保し易い。そして、蓋部
12の破断予定部14は、蓋部12の裏面側を凹ませて
薄肉として形成しているため、支障無く破断させること
ができる。また、本体11と蓋部12とは、蓋部12が
本体11と相溶性を有した材質から形成されているた
め、接合力が高く、剥れ等は生じない。
【0040】そしてまた、インパネ10の製造時には、
本体11を成形した後に蓋部12を成形する2色成形で
済み、従来の可撓性を有した補強材を所定位置にセット
して製造する方法に比べ、本体11が剛性を有している
ことから、蓋部12の成形時に所定位置に配置させる作
業を手作業で行なわなくとも、2段スライドコア仕様の
成形型18を使用して、自動化して成形できることか
ら、容易に製造することが可能となる。
本体11を成形した後に蓋部12を成形する2色成形で
済み、従来の可撓性を有した補強材を所定位置にセット
して製造する方法に比べ、本体11が剛性を有している
ことから、蓋部12の成形時に所定位置に配置させる作
業を手作業で行なわなくとも、2段スライドコア仕様の
成形型18を使用して、自動化して成形できることか
ら、容易に製造することが可能となる。
【0041】なお、実施例の成形型18を使用すること
なく、本体11を成形した後、蓋部12を成形する成形
型に本体11をセットしてインサート成形してインパネ
10を製造しても良く、その場合でも、本体11が剛性
を有しているため、容易にロボット等で本体11を把持
して移送できるため、容易に製造できる効果を得ること
ができる。
なく、本体11を成形した後、蓋部12を成形する成形
型に本体11をセットしてインサート成形してインパネ
10を製造しても良く、その場合でも、本体11が剛性
を有しているため、容易にロボット等で本体11を把持
して移送できるため、容易に製造できる効果を得ること
ができる。
【0042】したがって、第1実施例のインパネ10で
は、インパネ本体11に必要な剛性とエアバッグ2の膨
張時の扉部13の開き易さとを確保して、容易に製造す
ることができる。
は、インパネ本体11に必要な剛性とエアバッグ2の膨
張時の扉部13の開き易さとを確保して、容易に製造す
ることができる。
【0043】さらに、第1実施例のインパネ10では、
本体11と蓋部12との表面側に、連続する表皮層17
が配設されているため、外観意匠を良好にすることがで
きる。そして、表皮層17には、その裏面側における破
断予定部14の配置位置に、凹部17dが形成されてい
るため、破断予定部14を破断させて扉部13を開かせ
る際、凹部17dの部位に応力集中を生じさせて表皮層
17を円滑に破断させることができ、扉部13の展開を
良好にさせることができる。
本体11と蓋部12との表面側に、連続する表皮層17
が配設されているため、外観意匠を良好にすることがで
きる。そして、表皮層17には、その裏面側における破
断予定部14の配置位置に、凹部17dが形成されてい
るため、破断予定部14を破断させて扉部13を開かせ
る際、凹部17dの部位に応力集中を生じさせて表皮層
17を円滑に破断させることができ、扉部13の展開を
良好にさせることができる。
【0044】さらにまた、第1実施例のインパネ10で
は、蓋部12の裏面側の外周縁に、エアバッグ装置1と
連結されるブラケット16が突設されているため、ブラ
ケット16を利用して、インパネ10とエアバッグ装置
1とを連結させれば、扉部13とエアバッグ装置1との
位置決めが容易に行なえることとなり、エアバッグ2の
膨張時に、適確に扉部13を開かせることとができる。
は、蓋部12の裏面側の外周縁に、エアバッグ装置1と
連結されるブラケット16が突設されているため、ブラ
ケット16を利用して、インパネ10とエアバッグ装置
1とを連結させれば、扉部13とエアバッグ装置1との
位置決めが容易に行なえることとなり、エアバッグ2の
膨張時に、適確に扉部13を開かせることとができる。
【0045】図5・6に示す第2実施例のインパネ20
は、表皮層17を設けない点を除いて、第1実施例と同
様に、本体21がPPFから形成され、蓋部12がTP
Oから形成されており、表皮層17を設けた効果を除い
て、第1実施例と同様な効果を得ることができる。
は、表皮層17を設けない点を除いて、第1実施例と同
様に、本体21がPPFから形成され、蓋部12がTP
Oから形成されており、表皮層17を設けた効果を除い
て、第1実施例と同様な効果を得ることができる。
【0046】そして、表皮層17を設けていないが、第
2実施例のインパネ20では、本体21と蓋部22とが
表面側を面一とするようにつらなって形成されるととも
に、蓋部22の材料が本体21の材料と相溶性を有して
おり、さらに、破断予定部24が、裏面側を凹ませて形
成されているだけであるため、本体21と蓋部22との
境界の表面側に切れ目や分れ目等が発生せず、外観を良
好にすることができる。
2実施例のインパネ20では、本体21と蓋部22とが
表面側を面一とするようにつらなって形成されるととも
に、蓋部22の材料が本体21の材料と相溶性を有して
おり、さらに、破断予定部24が、裏面側を凹ませて形
成されているだけであるため、本体21と蓋部22との
境界の表面側に切れ目や分れ目等が発生せず、外観を良
好にすることができる。
【0047】また、第2実施例のインパネ20では、蓋
部22に設ける破断予定部24が、上方から見て「H」
字形状に形成されており、エアバッグ2の膨張時に開く
扉部23を2つとしており、このように構成しても良
い。ちなみに、各扉部23のヒンジ部25は、破断予定
部24の端部に設けられることとなる。
部22に設ける破断予定部24が、上方から見て「H」
字形状に形成されており、エアバッグ2の膨張時に開く
扉部23を2つとしており、このように構成しても良
い。ちなみに、各扉部23のヒンジ部25は、破断予定
部24の端部に設けられることとなる。
【0048】なお、このインパネ20の成形に使用する
成形型28は、図7に示すように、割型28a・28b
を備えて、割型28bに、蓋部22を成形するための四
角筒形状のスライドコア28cと、略四角柱形状のスラ
イドコア28dと、スライドコア28d内に配設されて
破断予定部24の裏面側の凹部24aを形成するスライ
ドコア28eと、を備えて構成されている。
成形型28は、図7に示すように、割型28a・28b
を備えて、割型28bに、蓋部22を成形するための四
角筒形状のスライドコア28cと、略四角柱形状のスラ
イドコア28dと、スライドコア28d内に配設されて
破断予定部24の裏面側の凹部24aを形成するスライ
ドコア28eと、を備えて構成されている。
【0049】そして、成形時には、スライドコア28c
・28dの先端を割型28aに当接させるようにして、
型締めし、本体21を成形する(図7の上段参照)。
・28dの先端を割型28aに当接させるようにして、
型締めし、本体21を成形する(図7の上段参照)。
【0050】ついで、スライドコア28cを大きく戻す
ように下げるとともに、スライドコア28dを少し下
げ、さらに、スライドコア28eをスライドコア28d
から突出させて、蓋部22を成形し(図7の下段参
照)、蓋部22が固化すれば、型開きさせて離型させ、
ブラケット26の取付孔26aを超音波ウエルダ等で形
成すれば、インパネ20を簡単に製造することができ
る。
ように下げるとともに、スライドコア28dを少し下
げ、さらに、スライドコア28eをスライドコア28d
から突出させて、蓋部22を成形し(図7の下段参
照)、蓋部22が固化すれば、型開きさせて離型させ、
ブラケット26の取付孔26aを超音波ウエルダ等で形
成すれば、インパネ20を簡単に製造することができ
る。
【0051】さらに、第2実施例のインパネ20では、
ブラケット26をエアバッグ装置1のケース5と連結さ
せる手段として、両者の取付孔5d・26aを挿通させ
るリベット27を利用しており、このように、リベット
27や他のボルト・ナットを利用して、ブラケット26
をケース5と連結させるようにしても良い。
ブラケット26をエアバッグ装置1のケース5と連結さ
せる手段として、両者の取付孔5d・26aを挿通させ
るリベット27を利用しており、このように、リベット
27や他のボルト・ナットを利用して、ブラケット26
をケース5と連結させるようにしても良い。
【0052】さらにまた、第1・2実施例のインパネ1
0・20では、エアバッグ装置1と連結させるために、
四角筒形状のブラケット16・26を設けたものを示し
たが、これらのブラケット16・26は、エアバッグ装
置1のエアバッグ2の周囲を囲むケース5に連結されれ
ば、筒形状に形成する必要はなく、単に、板状のブラケ
ットとして、ケース5に連結させても良い。
0・20では、エアバッグ装置1と連結させるために、
四角筒形状のブラケット16・26を設けたものを示し
たが、これらのブラケット16・26は、エアバッグ装
置1のエアバッグ2の周囲を囲むケース5に連結されれ
ば、筒形状に形成する必要はなく、単に、板状のブラケ
ットとして、ケース5に連結させても良い。
【0053】そして、エアバッグ装置1を蓋部12・2
2の裏面側に精度良く配置できれば、ブラケット16・
26は不要となり、図8〜10に示す第3・4・5実施
例のインパネ30・40・50のように構成しても良
い。
2の裏面側に精度良く配置できれば、ブラケット16・
26は不要となり、図8〜10に示す第3・4・5実施
例のインパネ30・40・50のように構成しても良
い。
【0054】図8に示す第3実施例のインパネ30は、
本体31がPPFから形成され、2つの扉部33・上方
から見て「H」字形状に配設される破断予定部34・ヒ
ンジ部35を備えた蓋部32が、SEBSから形成され
て、本体31と蓋部32との表面側に表皮層17が配設
されて構成されており、ブラケット16の無い点を除い
て、第1実施例のインパネ10と同様な効果を奏する。
本体31がPPFから形成され、2つの扉部33・上方
から見て「H」字形状に配設される破断予定部34・ヒ
ンジ部35を備えた蓋部32が、SEBSから形成され
て、本体31と蓋部32との表面側に表皮層17が配設
されて構成されており、ブラケット16の無い点を除い
て、第1実施例のインパネ10と同様な効果を奏する。
【0055】図9に示す第4実施例のインパネ40は、
本体41がPPFから形成され、2つの扉部43・上方
から見て「H」字形状に配設される破断予定部44・ヒ
ンジ部45を備えた蓋部42が、TPOから形成され
て、本体41と蓋部42との表面側に軟質塩化ビニル製
の表皮層47が配設されて構成されており、ブラケット
16の無い点と、表皮層47に発泡層が配設されておら
ず、ソフトな感触が若干低下する点を除いて、第1実施
例のインパネ10と同様な効果を奏する。
本体41がPPFから形成され、2つの扉部43・上方
から見て「H」字形状に配設される破断予定部44・ヒ
ンジ部45を備えた蓋部42が、TPOから形成され
て、本体41と蓋部42との表面側に軟質塩化ビニル製
の表皮層47が配設されて構成されており、ブラケット
16の無い点と、表皮層47に発泡層が配設されておら
ず、ソフトな感触が若干低下する点を除いて、第1実施
例のインパネ10と同様な効果を奏する。
【0056】図10に示す第5実施例のインパネ50
は、本体51がPPFから形成され、2つの扉部53・
上方から見て「H」字形状に配設される破断予定部54
・ヒンジ部55を備えた蓋部52が、TPOから形成さ
れて構成されており、ブラケット26の無い点を除い
て、第2実施例のインパネ20と同様な効果を奏する。
は、本体51がPPFから形成され、2つの扉部53・
上方から見て「H」字形状に配設される破断予定部54
・ヒンジ部55を備えた蓋部52が、TPOから形成さ
れて構成されており、ブラケット26の無い点を除い
て、第2実施例のインパネ20と同様な効果を奏する。
【0057】なお、第1〜5実施例では、インパネ10
・20・30・40・50について説明したが、勿論、
本発明は、インパネ以外のエアバッグ装置のエアバッグ
を覆うように配設されるドアトリム・シートバック等の
自動車内装部材に利用することができる。
・20・30・40・50について説明したが、勿論、
本発明は、インパネ以外のエアバッグ装置のエアバッグ
を覆うように配設されるドアトリム・シートバック等の
自動車内装部材に利用することができる。
【図1】本発明の第1実施例の使用態様を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】同実施例の斜視図である。
【図3】同実施例とエアバッグ装置との連結構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】同実施例の成形工程を示す断面図である。
【図5】第2実施例の使用態様を示す断面図である。
【図6】同実施例の斜視図である。
【図7】同実施例の成形工程を示す断面図である。
【図8】第3実施例の使用態様を示す断面図である。
【図9】第4実施例の使用態様を示す断面図である。
【図10】第5実施例の使用態様を示す断面図である。
1…エアバッグ装置、 2…エアバッグ、 10・20・30・40・50…(内装部材)インパ
ネ、 11・21・31・41・51…本体、 12・22・32・42・52…蓋部、 13・23・33・43・53…扉部、 14・24・34・44・54…破断予定部、 15・25・35・45・55…ヒンジ部、 16・26…ブラケット、 17・27…表皮層、 17d…凹部。
ネ、 11・21・31・41・51…本体、 12・22・32・42・52…蓋部、 13・23・33・43・53…扉部、 14・24・34・44・54…破断予定部、 15・25・35・45・55…ヒンジ部、 16・26…ブラケット、 17・27…表皮層、 17d…凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 昭義 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 藤井 哲也 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 奥村 勝廣 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 堀内 範之 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 笹島 宗昭 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 片桐 勝広 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 堀場 幸彦 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−156175(JP,A) 特開 平6−286552(JP,A) 特開 平6−293244(JP,A) 特開 平6−298033(JP,A) 実開 平5−58517(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32
Claims (7)
- 【請求項1】 本体と、該本体に周囲を囲まれ、かつ、
前記本体につらなって、エアバッグ装置の折り畳まれた
エアバッグを覆う蓋部と、を備えて構成され、 前記蓋部が、折り畳まれた前記エアバッグを覆う扉部
と、該扉部の周囲を凹ませて前記エアバッグの膨張時に
破断する薄肉の破断予定部と、該破断予定部の破断時に
前記扉部の回転中心部位となるヒンジ部と、を備えて構
成されているエアバッグ装置用内装部材であって、 前記本体が、硬質合成樹脂から形成され、 前記蓋部が、前記本体の硬質合成樹脂と相溶性を有する
熱可塑性エラストマーから形成されて、 成形時の相溶して固化した際の接合力で前記本体と前記
蓋体とが接合され ていることを特徴とするエアバッグ装
置用内装部材。 - 【請求項2】 前記本体の硬質合成樹脂が、フィラー入
りのポリプロピレンから形成され、 前記蓋部の熱可塑性エラストマーが、オレフィン系熱可
塑性エラストマー若しくはスチレン系熱可塑性エラスト
マーから形成されていることを特徴とする請求項1記載
のエアバッグ装置用内装部材。 - 【請求項3】 前記本体と前記蓋部との表面側に、連続
する表皮層が配設されていることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載のエアバッグ装置用内装部材。 - 【請求項4】 前記表皮層の裏面側における前記破断予
定部の配置位置に、凹部が形成されていることを特徴と
する請求項3記載のエアバッグ装置用内装部材。 - 【請求項5】 前記蓋部の裏面側の外周縁から、前記エ
アバッグ装置と連結されるブラケットが突設されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のエアバッ
グ装置用内装部材。 - 【請求項6】 前記蓋部が、前記本体と表面側を面一と
するようにつらなっていることを特徴とする請求項1乃
至請求項5記載のエアバッグ装置用内装部材。 - 【請求項7】 前記エアバッグ装置用内装部材が、イン
ストルメントパネルであることを特徴とする請求項1乃
至請求項6記載のエアバッグ装置用内装部材。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07150661A JP3111855B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | エアバッグ装置用内装部材 |
| DE69615091T DE69615091T2 (de) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | Innenverkleidungsteil für ein Kraftfahrzeug mit einem Luftsack und Herstellungsverfahren dafür |
| EP96109522A EP0748722B1 (en) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | Interior finish member for an automobile with an air bag device and manufacturing method thereof |
| US08/663,842 US5865461A (en) | 1995-06-16 | 1996-06-14 | Interior finish member for an automobile with an air bag device and manufacturing method thereof |
| US09/015,507 US6109645A (en) | 1995-06-16 | 1998-01-29 | Interior finish member for an automobile with an air bag device and manufacturing method thereof |
| US10/423,909 US7040649B2 (en) | 1995-06-16 | 2003-04-28 | Interior finish member for an automobile with an air bag device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07150661A JP3111855B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | エアバッグ装置用内装部材 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26374399A Division JP3436200B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | エアバッグ装置用内装部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092187A JPH092187A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3111855B2 true JP3111855B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=15501730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07150661A Expired - Fee Related JP3111855B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | エアバッグ装置用内装部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3111855B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998042547A1 (en) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Interior member having an airbag door section for use in vehicles, and its molding method |
| US6835439B1 (en) | 1997-07-23 | 2004-12-28 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Panel for air bags and method of manufacturing the same |
| JP4679320B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-04-27 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置、エアバッグ装置付オートバイ |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP07150661A patent/JP3111855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH092187A (ja) | 1997-01-07 |
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