JP3181275U - 二重箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙製の外箱の中から商品を収めた紙製の内箱を安全に、かつ、簡単に取り出せると共に、商品を収めた内箱を、そのまま展示ケースとして使用することができる二重箱を提供する。
【解決手段】偏平に折り畳める紙製の外箱11と、該外箱11の中に収容可能であると共に偏平に折り畳める紙製の内箱から成る。内箱が商品を収容したまま展示できる展示ケースを兼ね、外箱11はその側面部に内箱の取り出し口を実現するための破断可能部26を具備する。
【選択図】図2
【解決手段】偏平に折り畳める紙製の外箱11と、該外箱11の中に収容可能であると共に偏平に折り畳める紙製の内箱から成る。内箱が商品を収容したまま展示できる展示ケースを兼ね、外箱11はその側面部に内箱の取り出し口を実現するための破断可能部26を具備する。
【選択図】図2
Description
本考案は、偏平に折り畳める紙製の外箱と、この外箱の中に収容されると共に偏平に折り畳める紙製の内箱から成る二重箱に関する。
従来、化粧水や口紅などの化粧品、養毛剤や毛染剤などの美容品、あるいは、疲労回復剤などのドリンク剤を店頭で展示販売する場合、問屋や卸業者から仕入れたこれらの商品を梱包ケースから一つずつ取り出して店頭の展示ケースや陳列棚に移し替えることが行われている.しかしながら、梱包ケースから商品を一つずつ取り出して店頭の展示ケースや陳列棚に移し替える作業は、想像するよりも遙かに手間が掛かると言う問題がある。
一方、ミネラルウォータや醤油など日用品の場合、梱包用の段ボール箱の側面を一周にわたってカッターナイフなどの刃物で截断して段ボール箱の下半分を陳列ケースとして使用することが行われている。
ミネラルウォータや醤油などの日用品の場合は、段ボール箱の下半分を陳列ケースとして利用する方法でも、違和感を感じることが少ないかも知れない。しかしながら、化粧水や口紅などの化粧品、あるいは、養毛剤や毛染剤などの美容品の場合は、高級感や薬効性への期待が大きいことから段ボール箱のような外箱の下半分を、そのまま陳列ケースとして使用する方法は敬遠されてしまう。また、段ボール箱の開封時にカッターナイフなどの刃物を使用することは、非常に危険である。
ところで、紙製の外箱と、この外箱の中に収容された紙製の内箱からなる折り畳み二重箱が提案されているが、この折り畳み二重箱は、外箱の上部屈曲片を内側に折り込むことによって外箱と内箱の間に隙間を形成し、この隙間に介在する空気によって断熱性を高めるようにした考案である(例えば、特許文献1参照)。
本考案は、紙製の外箱の中から商品を収めた紙製の内箱を安全に、かつ、簡単に取り出すことができると共に、商品を収めた内箱を、そのまま展示ケースとして使用することができる二重箱を提供することにある。
本考案の請求項1に係る考案は、偏平に折り畳める紙製の外箱と、該外箱の中に収容可能であると共に偏平に折り畳める紙製の内箱から成る二重箱であって、前記内箱が商品を収容したまま展示できる展示ケースを兼ね、前記外箱はその側面に内箱の取り出し口を出現するための破断可能部を具備することを特徴とするものである。
本考案の請求項2に係る考案は、前記破断可能部を、外箱の側面の上端から下端に至る2本の第1ミシン目と、前記側面に接続している蓋部材に設けた凸形状の切れ込み部と、該切れ込み部から第1ミシン目の上端に至る2つの第2ミシン目から構成することを特徴とするものである。
本考案の請求項3に係る考案は、前記外箱の側面の上下両端部に、前記側面の各側端部から第1ミシン目に至る切り込み部を設けることを特徴とするものである。
本考案の請求項4に係る考案は、前記外箱の側面の左右両端部下端にそれぞれスリット状の切欠き部を設けることを特徴とするものである。
本考案の請求項5に係る考案は、前記破断可能部を、外箱の側面の側端部下端に設けたリット状の切欠き部と側端部の上端部とを結ぶ山形状のミシン目と、前記側面の上部中央に設けた倒立U字状のミシン目と、該倒立U字状のミシン目から前記山形状のミシン目に至るミシン目から構成することを特徴とするものである。
本考案の請求項6に係る考案は、外箱の底部を対向する2つの大底部材と対向する2つの小底部材より構成すると共に、一対角線上に位置する大底部材と小底部材の重合部を接着し、各大底部材の自由端にそれぞれ台形状の頭部をL字形に設けると共に、各頭部の根元部にL字形の係合部を設け、かつ、前記各重合部に谷折り部を設けることを特徴とするものである。
本考案の請求項7に係る考案は、内箱の底部を対向する2つの大底部材と対向する2つの小底部材より構成すると共に、一対角線上に位置する大底部材と小底部材の重合部を接着し、各大底部材の自由端にそれぞれ台形状の頭部をL字形に設けると共に、各頭部の根元部にL字形の係合部を設け、かつ、前記各重合部に谷折り部を設けることを特徴とするものである。
本考案は、偏平に折り畳める紙製の外箱と、該外箱の中に収容可能であると共に偏平に折り畳める紙製の内箱から成る二重箱であって、前記内箱が商品を収容したまま展示できる展示ケースを兼ね、前記外箱はその側面に内箱の取り出し口を出現するための破断可能部を具備するから、前記破断可能部に沿って外箱の側面を破断することによって外箱の側面に内箱の取り出し口を安全に、かつ、簡単に出現させることができる。
従って、外箱の側面に出現した内箱の取り出し口から商品を収容した内箱を容易に、かつ、簡単に取り出すことができるとともに、商品を収容した内箱をそのまま店頭に展示することができる。
先ず、本考案の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、本考案に係る二重箱10は、紙製の外箱11と、外箱11の中に収容した紙製の内箱12から構成されている。二重箱10は、偏平に折り畳んで集積率を高めた状態で製箱メーカーから異業種のメ−カ−等に納品される。
図2に示すように、外箱11は、角筒状の胴部20と、蓋部40と、底部50から構成されている。胴部20は、対向する位置にある2つの大側面部21,22と、対向する位置にある2つの小側面部23,24から構成されている。大側面部21,22は、その上方に長方形の大蓋部材41,42を設け、その下方に後述する大底部材51,52を設けている。小側面部23,24は、その上方に長方形の小蓋部材43,44を設け、その下方に後述する小底部材53,54を設けている。
上記外箱11は、内箱の取り出し口25(図7参照)を出現するための破断可能部26を備えている。破断可能部26は、大側面部21の上端部から下端部に至る2本の平行な第1ミシン目27,28と、大蓋部材41に設けた凸形状の切り込み部29と、切り込み部29の一端から第1ミシン目27の上端部に至る斜めの第2ミシン目30と、切り込み部29の他の一端から第1ミシン目28の上端部に至る斜めの第2ミシン目31から構成されている。切り込み部29は、半円形の切欠き部32を具備している。
また、外箱11は、大側面部21と小側面部23が接する左山折り部(左側端部)33の下端部にスリット状の切欠き部34を設けるとともに、大側面部21と小側面部24が接する右山折り部(右側端部)35の下端部にスリット状の切欠き部36を設けている。更に、外箱11は、大側面部21の上下両端部に前記左山折り部33から第1ミシン目27に至る切り込み部37を設けるとともに、前記右山折り部35から第1ミシン目28に至る切り込み部38を設けている。
図4に示すように、底部50は、一つの対角線(図示せず)上に位置している一方の大底部材51と小底部材54との重合部55(符号a,b,c,dで囲まれる部分(分かり易いように、一部にハッチングを施している)を接着すると共に、他の一方の大底部材52と小底部材53との重合部56(符号a,b,c,dで囲まれる部分(分かり易いように、一部にハッチングを施している)を接着している。
大底部材51,52は、その自由端に台形状の頭部57をL字形に具備するとともに、頭部57の根元部にL字形の係合部58を設けている。その上、偏平に折り畳まれた外箱11を箱形状に復元するとき、各頭部57,57が対応しているそれぞれの重合部55,56の上に重なると共に、各係合部58,58どうしが互いに係合するようになっている。また、底部50は、偏平に折り畳む必要があることから、符号aと符号bを結ぶ直線上に谷折り部59を設けている。
上記内箱12は、展示ケースを兼ねるため、斬新な形状に形成されるとともに、多彩な色彩などが施されている。内箱12は、図3に示すように、胴部60と底部70から構成されている。
胴部60は、対向する位置にある2つの大側面部61,62と、対向する位置にある2つの小側面部63,64から構成されている。大側面部61,62は、斬新な形状に形成され、その下方に大底部材71,72を設けている。他方、小側面部63,64は、前方の小側面部63の高さが後方の小側面部64の高さよりも低く形成されると共に、その下方に小底部材73,74を設けている。
図1に示すように、底部70は、一つの対角線(図示せず)上に位置している一方の大底部材71と小底部材74との重合部75(符号a,b,c,dで囲まれる部分(分かり易いように、一部にハッチングを施している)を接着すると共に、他の一方の大底部材72と小底部材73との重合部76(符号a,b,c,dで囲まれる部分(分かり易いように、一部にハッチングを施している)を接着している。
大底部材71,72は、その自由端に台形状の頭部77をL字形に具備するとともに、頭部77の根元部にL字形の係合部78を設けている。その上、偏平に折り畳まれた内箱12を箱形状に復元するとき、各頭部77,77が対応しているそれぞれの重合部75,76の上に重なると共に、各係合部78,78どうしが互いに係合するようになっている。また、底部70は、符号aと符号bを結ぶ直線上に谷折り部79を設けている。
本考案の二重箱10は、偏平に折り畳んだ状態で製箱メーカーから異業種のメーカー等に納品される。二重箱10を購入した異業種のメーカー等は、偏平に折り畳まれた二重箱10を箱形状に復元して使用する。
二重箱10を箱形状に復元する場合は、二重箱10の前後両端を接近させるように押して内外の胴部20および60が長方形になるように拡復させた後、内箱12の底部70を下方に押し出すと、内箱12の大底部材71,72に設けられている係合部78,78どうしがワンタッチで組みつけられ(図1参照)、同時に、外箱11の大底部材51,52に設けられている係合部58,58どうしが組みつけられる(図4参照)。なお、外箱11と内箱12がワンタッチで組み立てられない場合は、外箱11と内箱12を別々に組み立てたあと、内箱12を外箱11内に収納して使用する。
次に、図5に示すように、内箱12の中に商品13を収納した後、外箱11の小蓋部材43,44と大蓋部材41,42とを山折し、図6に示すように、2つの大蓋部材41,42の突き合わせ部を粘着テープ14によって張り合わせる。
問屋等を経て商品13が詰まった二重箱10を購入した販売業者は、外箱11の中から商品13が収められている内箱12を取り出して展示販売する。
その際、外箱11の大蓋部材41に設けられている切欠き部32に指先を掛けて切り込み部29によって囲まれている凸形状の把持部41aを手前に引き起こす。次に、この凸形状の把持部41aを掴んで手前に引くと、外箱11の大蓋部材41に設けられている左右の第2ミシン目30,31が破断され、続いて、外箱11の大側面部21に設けられている2本の第1ミシン目27,28が破断される。そして、図7に示すように、外箱11の大側面部21に内箱の取り出し口25が出現する。
しかる後に、外箱11の内箱取り出し口25から商品13が収められている内箱12を外方に引き出すと、外箱11の大側面部21は、その上端部の左右両側に切り込み部37,38を具備すると共に、その下端部の左右両側に切り込み部37,38を具備しているから、大側面部21の左右の両端部分21bが矢印のように左右に開かれ、内箱12を簡単に引き出すことができる。外箱11内から引き出した内箱12は、そのまま展示ケースとして商品13と一緒に店頭に展示する。符号21aは、両端に第1ミシン目27,28を持つ大側面部21の中央部分である。
次に、本考案の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態の部材と同じ部材には同じ符号を付けて詳しい説明を省略する。
第2の実施形態における破断可能部96は、図8に示すように、外箱11の大側面部21の左側端部(左山折り部33)の下端に設けたリット状の切欠き部34と左側端部の上端部91とを結ぶ山形状のミシン目92、外箱11の大側面部21の右側端部(右山折り部35)の下端に設けたリット状の切欠き部36と右側端部の上端93とを結ぶ山形状のミシン目94、大側面部21の上部中央に設けた倒立U字状のミシン目95、およびこの倒立U字状のミシン目95から前記山形状のミシン目92,94に至る2つのミシン目97,98から構成されている。
この破断可能部96を破断して外箱11の大側面部21に内箱の取り出し口(図示せず)を出現させる場合は、ミシン目95によって囲まれている倒立U字状部99を押してミシン目95を破断する。そして、この倒立U字状部99を掴んで大側面部21の中央部分21dを手前下方に引き下ろすと、ミシン目97,98が破断し、続いて、山形状のミシン目92,94の下方部分が破断する。
次に、大側面部21の上部部分21eを上方に持ち上げると、山形状のミシン目92,94の上方部分が破断する。次に、大側面部21の左右両端部分21fを左右に拡げると、外箱11の大側面部21に内箱の取り出し口(図示せず)が出現する。
本考案は、商品を店頭で陳列する商品陳列用具として有用である。
10 二重箱
11 外箱
12 内箱
13 商品
25 内箱の取り出し口
26,96 破断可能部
11 外箱
12 内箱
13 商品
25 内箱の取り出し口
26,96 破断可能部
Claims (7)
- 偏平に折り畳める紙製の外箱と、該外箱の中に収容可能であると共に偏平に折り畳める紙製の内箱から成る二重箱であって、前記内箱が商品を収容したまま展示できる展示ケースを兼ね、前記外箱はその側面に内箱の取り出し口を出現するための破断可能部を具備することを特徴とする二重箱。
- 前記破断可能部を、外箱の側面の上端から下端に至る2本の第1ミシン目と、前記側面に接続している蓋部材に設けた凸形状の切れ込み部と、該切れ込み部から第1ミシン目の上端に至る2つの第2ミシン目から構成することを特徴とする請求項1記載の二重箱。
- 前記外箱の側面の上下両端部に、前記側面の各側端部から第1ミシン目に至る切り込み部を設けることを特徴とする請求項2記載の二重箱。
- 前記外箱の側面の左右両端部下端にそれぞれスリット状の切欠き部を設けることを特徴とする請求項2記載の二重箱。
- 前記破断可能部を、外箱の側面の側端部下端に設けたリット状の切欠き部と側端部の上端部とを結ぶ山形状のミシン目と、前記側面の上部中央に設けた倒立U字状のミシン目と、該倒立U字状のミシン目から前記山形状のミシン目に至るミシン目から構成することを特徴とする請求項1記載の二重箱。
- 外箱の底部を対向する2つの大底部材と対向する2つの小底部材より構成すると共に、一対角線上に位置する大底部材と小底部材の重合部を接着し、各大底部材の自由端にそれぞれ台形状の頭部をL字形に設けると共に、各頭部の根元部にL字形の係合部を設け、かつ、前記各重合部に谷折り部を設けることを特徴とする請求項1記載の二重箱。
- 内箱の底部を対向する2つの大底部材と対向する2つの小底部材より構成すると共に、一対角線上に位置する大底部材と小底部材の重合部を接着し、各大底部材の自由端にそれぞれ台形状の頭部をL字形に設けると共に、各頭部の根元部にL字形の係合部を設け、かつ、前記各重合部に谷折り部を設けることを特徴とする請求項1記載の二重箱。
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| JP2012006951U JP3181275U (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 二重箱 |
Publications (1)
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| JP2012006951U Expired - Fee Related JP3181275U (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 二重箱 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3181275U (ja) |
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2012
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