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JP3177275U - 温度調整調理容器 - Google Patents

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JP3177275U
JP3177275U JP2012002865U JP2012002865U JP3177275U JP 3177275 U JP3177275 U JP 3177275U JP 2012002865 U JP2012002865 U JP 2012002865U JP 2012002865 U JP2012002865 U JP 2012002865U JP 3177275 U JP3177275 U JP 3177275U
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Abstract

【課題】バイメタル等を使用して、温度により容器と熱源の間隔を調節して調理を仕上げることができる温度調整調理容器を提供する。
【解決手段】熱源により温度調整調理容器100が加熱され、温度調整機構120が所定温度に達すると、バイメタルまたは形状記憶合金の特性によって、金属板材124は弓形状に反り返る。このとき、金属板材124は、容器本体110の受熱底面140を上方向に押し上げる。すなわち、温度調整調理容器100は、熱源から遠ざかる方向に移動する。その結果、受熱板122と受熱底面140との間に空気層としての隙間が形成されるため、容器本体110の加熱は弱まる。また、容器本体110が熱源に対して上方向に押し上げられると、検出腕131がスイッチ132と接触し、音声発生機構130のスイッチ132はON状態となり、音声発生機構130から所定の音が出力される。
【選択図】図1

Description

本考案は、温度調整調理容器に関する。
従来から、加熱調理容器として鍋、釜、フライパンなどがあり、加熱調理器(加熱の熱源)としてガス器具、電熱器具、電磁調理器具などがある。近年、温度センサを備え、加熱時に熱源の強さを自動調整できるガス器具や電磁調理器具などが開発されている。例えば、バネの伸縮により鍋底に直接接触する温度センサが搭載されたガス器具がある。また、トッププレートの温度を測ることで、間接的に加熱調理容器の目安温度としたり、赤外線で鍋底の温度を測る電磁調理器具がある。
また、特許文献1や特許文献2に記載されるように、加熱調理容器を構成する成分を調整することにより、過度の加熱を防止する技術が開発されている。また、特許文献3に記載されるように、鍋内の温度を測定することにより警告を発する技術がある。
特開平04−220988号公報 特開平04−242093号公報 特開2006−87890号公報
しかしながら、上記技術では、加熱調理容器の温度を正確に測定することが難しいため、料理の焦げ付きや、鍋の空炊きを防止することができないという問題がある。
また、上記技術は、適切なタイミングで熱源の強さを調整できないため、調理を上手に仕上げることができない。すなわち、上記の従来技術では、お米を炊いたり、ピザ、パエリア、魚を焼くなどの繰り返し監視が必要な調理には不向きである。例えば、陶器や磁器の鍋でご飯を炊けば、電気炊飯器よりも短時間で美味しいご飯を炊くことができるが、火を止めるタイミングが手動となる。また、現在のガス器具(ガスコンロ)では、煮物をしている場合など、水が無くなって焦げてしまってからガスが止まる機能はあるが、このような機能では、安全性は確保できても焦げて食べられなくなってしまうといった問題がある。
そこで、本考案は、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる温度調整調理容器の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る温度調整調理容器は、受熱底面を有する容器本体と、所定温度に達すると、前記受熱底面を熱源から遠ざける方向に前記容器本体を移動させる形状を備える温度調整機構と、を備える。
本考案に係る温度調整調理容器によれば、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる。また、不注意による器具の加熱損傷や、不要な加熱時のエネルギーの無駄を防止することができ、環境に優しいというメリットがある。
本考案の第一実施形態に係る温度調整調理容器を示した図である。 本考案の第二実施形態に係る温度調整調理容器を示した図である。 本考案の第三実施形態に係る温度調整調理容器を示した図である。 本考案の第四実施形態に係る温度調整調理容器を示した図である。
以下、本考案の各実施形態について図面を用いて説明する。
<第一実施形態>
図1(a)は、第一実施形態に係る温度調整調理容器100の全体像を示した斜視図である。また、図1(b)、(c)は、温度調整調理容器100の断面図である。温度調整調理容器100は、容器本体110と、温度調整機構120と、音声発生機構130と、から構成される。容器本体110は、加熱調理器からの作用により加熱される受熱底面140を有し、かかる受熱底面140に温度調整機構120が取り付けられている。なお、食材は、加熱された受熱底面140から伝わった熱により容器本体110内で調理される。
なお、以下では、加熱調理器として誘導加熱であるIH(Induction Heater)技術を用いた電磁調理器具を前提に説明するが、例えば、ガス器具(例えば、ガスコンロ)であっても良い。
容器本体110は、容器本体110の内部に面している内部底面111を有し、受熱底面140との間に後述する調整ネジ121が取り付けられる内部空間112を有している。
温度調整機構120は、受熱板122と、調整ネジ121と、圧縮コイル123と、バイメタルまたは形状記憶合金から形成された金属板材124と、から構成される。受熱板122は、容器本体110の受熱底面140を収容する受け皿型の形状に形成されている。なお、受熱底面140には、受熱板122を介して熱源の熱が伝わる。
調整ネジ121は、容器本体110と受熱板122との間の隙間の大きさを調整しつつ、両者を連結するための部材である。調整ネジ121の一端は、容器本体110の内部空間112に収容され、他端は受熱底面140および受熱板122に形成された貫通孔を通じて、熱源に向き合うように取り付けられている。
圧縮コイル123は、内部空間112の底面と調整ネジ121の頭に挟み込まれて配置される。すなわち、容器本体110が上方向に移動する場合、圧縮コイル123は、調整ネジ121の頭を下から押し上げる役割を果たす。
バイメタルまたは形状記憶合金から形成された金属板材124は、調整ネジ121が通る貫通孔を有し、受熱板122と受熱底面140との間に配置されている。なお、バイメタルとは、熱膨張率の異なる複数の金属板が貼り合わせられた金属材料であって、所定温度(例えば、120℃)で一方の面が収縮し、他方の面が伸長する変形特性を有する。また、形状記憶合金とは、所定温度(例えば、120℃)に達すると、予め設定されている形状に復元する特性を有した金属材料である。
金属板材124は、これらの変形特性を考慮して、容器本体110に取り付けられる。例えば、バイメタルによる金属板材124を用いた場合、所定温度で収縮する側と受熱板122とが向き合うように取り付けられる。また、形状記憶合金による金属板材124を用いる場合には、所定温度で弓形状に反り返る側が受熱板122に向き合うように取り付けられれば良い。なお、バイメタルによる金属板材124は、冷めた状態(所定温度未満)になると元の板状に戻るため、受熱板122と受熱底面140との間の隙間が無くなり、両者は再び近接する。また、形状記憶合金による金属板材124は、冷めた状態(所定温度未満)で容器本体110を下方に押し付けることにより元の板状に戻るため、受熱板122と受熱底面140との間の隙間が無くなり、両者は再び近接する。また、受熱板122と受熱底面140との間に汚れやゴミが入りにくいように、両者の間の周囲はできるだけ隙間が形成されないようにするのが望ましい。また、受熱板122は、調整ネジ121を取り外すことにより受熱底面140から離脱させることができるため、受熱板122および受熱底面140は各々清掃することができる。
音声発生機構130は、駆動検知センサと、音声発生器とから構成される。駆動検知センサは、検出腕131と、スイッチ132と、ダイヤル133と、を有している。また、音声発生器は、例えば、電池を電源として駆動するコントローラ(図示せず)からの音声信号(発振信号)を受けて、ブザー音やメロディーなど所定の音を出力するスピーカを有している。コントローラは、スイッチ132がON状態となった場合、スピーカに音声信号を出力する。
検出腕131は、受熱板122の側面に取り付けられている。また、スイッチ132およびダイヤル133は容器本体110の外側に取り付けられている。
検出腕131は、スイッチ132付近の所定位置まで伸びている。スイッチ132は、ダイヤル133の回転に合わせて回転するように形成されている。また、スイッチ132は、検出腕131の先端が接触することにより、ON状態またはOFF状態となるように形成されている。ダイヤル133は、検出腕131とスイッチ132との接触位置を調整するためのものである。なお、ダイヤル133は、検出腕131がスイッチ132に接触してから音声を出力するまでの時間を設定する機能を有していても良く、音声の種類を変更する音声切替機能を有していても良い。
図1(c)は、熱源により温度調整調理容器100が加熱され、温度調整機構120が所定温度に達した状態を示した図である。熱源により温度調整調理容器100が加熱され、温度調整機構120が所定温度に達すると、バイメタルまたは形状記憶合金の特性によって、金属板材124は弓形状に反り返る。このとき、金属板材124は、容器本体110の受熱底面140を上方向に押し上げる。すなわち、温度調整調理容器100は、熱源から遠ざかる方向に移動する。その結果、受熱板122と受熱底面140との間に空気層としての隙間が形成されるため、容器本体110の加熱は弱まる。
また、容器本体110が熱源に対して上方向に押し上げられると、検出腕131がスイッチ132と接触し、音声発生機構130のスイッチ132はON状態となる。その結果、音声発生機構130から所定の音が出力される。
このように、本考案の第一実施形態に係る温度調整調理容器100によれば、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる。さらに、本実施形態に係る温度調整調理容器100では、温度調整機構120が作動するタイミングで所定の音が出力される音声発生機構130を備えることから、火加減が自動的に調整されるタイミングをユーザに報知することができる。
次に、本考案の第二実施形態に係る温度調整調理容器について説明する。
<第二実施形態>
図2(a)は、第二実施形態に係る温度調整調理容器200の断面図である。温度調整調理容器200は、容器本体210と、温度調整機構220と、音声発生機構130と、から構成される。なお、音声発生機構については前述の第一実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
容器本体210は、加熱調理器からの作用により加熱される受熱底面240を有し、かかる受熱底面240に温度調整機構220が取り付けられている。また、容器本体210は、容器本体210の内部に面している内部底面211を有し、受熱底面240との間に後述する調整ネジ222が取り付けられる内部空間212を有している。
温度調整機構220は、受熱板221と、調整ネジ222と、バイメタルまたは形状記憶合金から形成された金属板材223と、一般ねじりコイルバネ224と、から構成される。なお、受熱板221、調整ネジ222、金属板材223は、前述の第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
一般ねじりコイルバネ224は、コイル部225と、腕部226とを有し、コイル部225の周りにねじりモーメント(トルク)を受けて使用される部材である。なお、一般ねじりコイルバネ224は、形状記憶合金やバイメタルなどの変形特性を有していない所定の金属材料から形成されている。
一般ねじりコイルバネ224の腕部226は、容器本体210および受熱板221の側面に設けられている止めピン227の外周に沿って巻き付けられ、低温時に受熱底面240と受熱板221との間に隙間が形成されないように両者を連結している。すなわち、止めピン227に巻き付けられた腕部226からのトルクにより、受熱底面240と受熱板221とは密着させられている。
図2(b)は、熱源である加熱調理器により温度調整調理容器200が加熱され、温度調整機構220が所定温度に達した状態を示した図である。熱源により温度調整調理容器200が加熱され、温度調整機構220が所定温度に達すると、バイメタルまたは形状記憶合金の特性によって、金属板材223は弓形状に反り返る。このとき、金属板材223は、容器本体210の受熱底面240を上方向に押し上げる。すなわち、温度調整調理容器200は、熱源から遠ざかる方向に移動する。その結果、受熱板221と受熱底面240との間に空気層としての隙間が形成されるため、容器本体210の加熱は弱まる。
なお、金属板材223が弓形状に反り返る際、一般ねじりコイルバネ224の腕部226は、容器本体210が熱源から遠ざかるに連れて内角が大きく開かれるように変形する。また、容器本体210の加熱が弱まり、金属板材223が所定温度を下回ることによって容器本体210と熱源との距離が縮まると、一般ねじりコイルバネ224の内角は、もとの大きさに戻る。
また、容器本体210が熱源に対して上方向に押し上げられると、音声発生機構130のスイッチはON状態となる。その結果、音声発生機構130から所定の音が出力される。
このように、本考案の第二実施形態に係る温度調整調理容器200によれば、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる。さらに、本実施形態に係る温度調整調理容器200では、温度調整機構220が作動するタイミングで所定の音を出力することができるため、火加減が自動的に調整されるタイミングをユーザに報知することができる。
次に、本考案の第三実施形態に係る温度調整調理容器について説明する。
<第三実施形態>
図3(a)は、第三実施形態に係る温度調整調理容器300の断面図である。温度調整調理容器300は、容器本体310と、温度調整機構320と、音声発生機構130と、から構成される。容器本体310は、加熱調理器からの作用により加熱される受熱底面330を有している。なお、音声発生機構については前述の第一実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
温度調整機構320は、受熱板321と、金属板材322と、金属板材322を容器本体310および受熱板321に取り付けるための止めリベット323と、から構成される。なお、受熱板321、前述の第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
金属板材322は、バイメタルまたは形状記憶合金から形成された矩形の金属材料である。金属板材322は、所定温度未満の状態で一部が撓んだ形状を有している。このような金属板材322は、止めリベット323により一端が容器本体310に固定され、他端が受熱板321に固定されている。このとき、金属板材322は、受熱底面330と受熱板321との間に隙間が形成されないように容器本体310および受熱板321に取り付けられる。なお、金属板材322は、止めリベット323に代えて、容器本体310および受熱板321にネジ止めされても良く、容器本体310および受熱板321に嵌め込み固定されても良い。また、ネジ止めを外したり、嵌め込みを解除することにより、受熱底面330から受熱板321を離脱させることができるため、受熱板320および受熱底面330の各々を清掃することができる。
図3(b)は、熱源である加熱調理器により温度調整調理容器300が加熱され、温度調整機構320が所定温度に達した状態を示した図である。熱源により温度調整調理容器300が加熱され、温度調整機構320が所定温度に達すると、金属板材322は、撓みがまっすぐ伸びるように変形する。このとき、容器本体310は、変形した金属板材322によって上方向に押し上げられるため、受熱底面330は受熱板321から遠ざかるように移動する。その結果、受熱板321と受熱底面330との間に空気層としての隙間が形成されるため、容器本体310の加熱は弱まる。
なお、所定温度未満になると、金属板材322はバイメタルまたは形状記憶合金の変形特定により、もとの形状に戻る。すなわち、一部に撓みを有した形状に変形する。その結果、再び受熱底面330は受熱板321に密着し、両者の間に形成された隙間は解消される。
また、容器本体310が熱源に対して上方向に押し上げられると、音声発生機構130のスイッチはON状態となる。その結果、音声発生機構130から所定の音が出力される。
このように、本考案の第三実施形態に係る温度調整調理容器300によれば、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる。さらに、本実施形態に係る温度調整調理容器300では、温度調整機構320が作動するタイミングで所定の音を出力することができるため、火加減が自動的に調整されるタイミングをユーザに報知することができる。
次に、本考案の第四実施形態に係る温度調整調理容器について説明する。
<第四実施形態>
図4(a)は、第四実施形態に係る温度調整調理容器400の断面図である。温度調整調理容器400は、容器本体410と、温度調整機構420と、音声発生機構130と、から構成される。なお、音声発生機構130については前述の第一実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
容器本体410は、加熱調理器からの作用により加熱される受熱底面440を有している。また、容器本体410は、容器本体410の内部に面している内部底面411を有し、受熱底面440との間に後述する調整ネジ412が取り付けられる内部空間412を有している。
温度調整機構420は、受熱板422と、ストッパ430と、調整ネジ421と、圧縮コイル423と、から構成される。なお、受熱板422、調整ネジ421、圧縮コイル423は、前述の第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ストッパ430は、フック部材431と、掛かり部材432とから構成される。フック部材431は、バイメタルまたは形状記憶合金から形成された金属板材であって、その一端側に鉤433が形成されている。また、掛かり部材432は、一端側に鉤がひっかかる凹部434を有した金属部材である。
フック部材431は、鉤433が形成されている一端とは反対側の他端が容器本体410の側面に固定されている。また、掛かり部材432は、凹部が形成されている一端とは反対側の他端が受熱板422に固定されている。
なお、フック部材431と掛かり部材432とは、受熱底面440および受熱板422とが密着するように掛かり合わせられて容器本体410および受熱板422に取り付けられる。すなわち、ストッパ430は、鉤433と凹部434とが掛かり合った状態で、受熱底面440と受熱板422との間に隙間が形成されないように、容器本体410および受熱板422に取り付けられる
なお、フック部材431は、バイメタルまたは形状記憶合金の変形特性を考慮した上で、容器本体410に取り付けられる。具体的には、所定温度に達した際に、反り返りによって掛かり部材432の凹部434から遠ざかるようにフック部材431を容器本体410に取り付ける。なお、フック部材431の鉤433は、掛かり部材432の凹部434に向き合う側の面に形成されれば良い。
図4(b)は、熱源である加熱調理器により温度調整調理容器400が加熱され、温度調整機構420が所定温度に達した状態を示した図である。熱源により温度調整調理容器400が加熱され、温度調整機構420が所定温度に達すると、フック部材431は、掛かり部材432から遠ざかるように反り返る。そうすると、鉤433は凹部434から外れ、容器本体410と受熱板422とを隙間無く密着させていたストッパ430が外れる。このとき、圧縮コイル423の弾性力により、容器本体410は受熱板422から遠ざかる方向に移動する。すなわち、加熱によりストッパ430が外れることで、容器本体410の受熱底面440は受熱板422や熱源から遠ざかる方向に移動する。その結果、受熱板422と受熱底面440との間に空気層としての隙間が形成されるため、容器本体410の加熱は弱まる。
なお、所定温度未満になると、ストッパ430のフック部材431は、バイメタルまたは形状記憶合金の変形特定によって元の形状に戻る。すなわち、加熱によって反り返ったフック部材431は、所定温度未満になると、元の板形状に戻る。なお、再び鉤433を凹部434に掛かり合わせる力は、人手によって加えられれば良い。
また、容器本体410が熱源に対して上方向に押し上げられると、音声発生機構130のスイッチ132はON状態となる。その結果、音声発生機構130から所定の音が出力される。
このように、本考案の第四実施形態に係る温度調整調理容器400によれば、加熱調理器の機能と組み合わせることにより、適切に調理を仕上げることができる。さらに、本実施形態に係る温度調整調理容器400では、温度調整機構420が作動するタイミングで所定の音を出力することができるため、火加減が自動的に調整されるタイミングをユーザに報知することができる。
また、前述の実施形態および変形例では、容器本体が上方向に押し上げられる際に検出腕131の接触によってスイッチ132がON状態またはOFF状態となったが、本考案は、これらの実施形態および変形例に限られるものではない。例えば、音声発生機構130は、温度検知センサや熱電対を用いて検知された容器本体内の温度に応じて、スイッチのON状態とOFF状態とを切り替えるようにしても良い。
具体的には、音声発生機構130は、温度検知センサや熱電対によって検知された容器本体内の温度が、予めダイヤルで設定されている所定温度(例えば、120℃)以上である場合、スイッチ132をON状態とし、そうでない場合にはOFF状態に切り替える。このような音声発生機構130によれば、容器本体内の温度が所定温度に達すると、スイッチ132がON状態となり、スピーカから所定の音声などが出力される。また、容器本体内の温度が所定温度未満となると、スイッチ132がOFF状態となり、スピーカから出力されていた音声は鳴り止む。
このようにすれば、検知腕131とスイッチ132の接触不良などにより音が鳴らないなどの不具合を防止することができる。
また、音声発生機構130は、温度検知センサや熱電対を用いずに、バイメタルまたは形状記憶合金により容器本体内の温度を検知して、その形状変化により予め巻いておいたゼンマイを解放するように構成してもよい。
具体的には、所定の音楽を奏でるオルゴールのゼンマイを予め巻いておき、バイメタルまたは形状記憶合金により形成されたラッチでゼンマイの解放を止めておく。その後、温度調整調理容器が加熱されることによってバイメタルまたは形状記憶合金のラッチが変形し、ゼンマイが解放されてオルゴールの音楽が鳴る。
なお、ゼンマイが解放される温度は、温度調整機構が作動するタイミングで容器本体136から伝わっている温度にするなど、適宜設定されれば良い。
また、前述の実施形態および変形例では、温度調整機構の働きで加熱の強さを調整したが、本考案は、これらの実施形態および変形例に限られるものではない。例えば、所定のキューリー温度(例えば、120℃)を有する磁性金属材料から形成された温度調整調理容器(容器本体および受熱板を含む)を用いて調理温度をより適切に調整するようにしても良い。磁性金属材料の成分およびその配合比率は、所望のキューリー温度になるように適宜設計されればよい。
このような温度調整調理容器によれば、加熱調理器の機能と組み合わせる事により、より適切に調理を仕上げることができる。特に、このようなキューリー温度を有する温度調整調理容器が用いられると、より繊細な温度調整を可能とすることができ、かつ、誤作動や設計ミスなどから引き起こされる不慮の事故を防止し、高温域での安全性を確保することができる。
100・・・第一実施形態に係る温度調整調理容器、
110・・・第一実施形態に係る容器本体、120・・・温度調整機構、
130・・・音声発生機構、140・・・受熱底面

Claims (10)

  1. 熱源上で加熱される受熱板および受熱板上に配置される受熱底面を有する容器本体と、
    所定温度に達すると、前記受熱板と前記容器本体との間に隙間を形成させる形状を備える温度調整機構と、
    を備えることを特徴とする温度調整調理容器。
  2. 請求項1に記載の温度調整調理容器であって、
    前記温度調整機構は、
    板バネまたはコイルバネまたはねじりバネの復帰力により、前記容器本体を移動させる形状を備える
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  3. 請求項1に記載の温度調整調理容器であって、
    前記温度調整機構は、
    形状記憶合金またはバイメタルの形態変化により前記容器本体を移動させる形状を備える
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  4. 請求項2に記載の温度調整調理容器であって、
    前記温度調整機構は、
    前記板バネまたは前記コイルバネまたは前記ねじりバネの復帰が、形状記憶合金またはバイメタルの形態変化を契機に開始される形状を備える
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の温度調整調理容器であって、
    前記容器本体内の温度を検知する温度検知センサまたは熱電対と、
    前記温度検知センサまたは熱電対による温度検知で、オンとオフとが切り替わるスイッチと、
    前記スイッチがオン状態となった場合に、所定の音または音声を出力する音声発生器と、を有する音声発生機構を備える
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の温度調整調理容器であって、
    前記温度調整機構の駆動を検知する駆動検知センサと、
    前記駆動検知センサの駆動により所定の音または音声を出力する音声発生器と、を有する音声発生機構を備える
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  7. 請求項6に記載の温度調整調理容器であって、
    前記駆動検知センサは、
    前記受熱板に取り付けられる検出腕と、
    前記容器本体に取り付けられ、前記検出腕の接触によりオン、オフが切り替わるスイッチと、を備え、
    前記音声発生器は、
    前記スイッチがオン状態となった場合に所定の音または音声を出力する
    ことを特徴とする音声調整調理容器。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の温度調整調理容器であって、
    前記音声発生器は、スピーカであること
    を特徴とする温度調整調理容器。
  9. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の温度調整調理容器であって、
    ゼンマイの駆動により所定の音楽を奏でるオルゴールから構成された音声発生機構を備え、
    前記ゼンマイは、
    所定温度未満の状態で、形状記憶合金またはバイメタルにより形成されたラッチによって解放が止められており、
    所定温度に達した前記ラッチが形態変化すると解放される
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の温度調整調理容器であって、
    少なくとも前記容器本体または受熱板のいずれか一方は、所定のキューリー温度を有する磁性金属材料から形成されている
    ことを特徴とする温度調整調理容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108652411A (zh) * 2017-03-31 2018-10-16 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 锅具和具有锅具的烹饪器具
CN108652410A (zh) * 2017-03-31 2018-10-16 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 锅具
CN111728502A (zh) * 2019-03-25 2020-10-02 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种锅具及使用该锅具的烹饪器具

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