JP3177151B2 - ゴム状重合体ラテックスの製造方法、それを用いたグラフト共重合体の製造方法およびグラフト共重合体を用いたabs系樹脂組成物 - Google Patents
ゴム状重合体ラテックスの製造方法、それを用いたグラフト共重合体の製造方法およびグラフト共重合体を用いたabs系樹脂組成物Info
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Description
性、表面光沢、および常温および低温での耐衝撃性を有
するABS系樹脂用ゴムラテックスの製造方法、そのゴ
ムラテックスを使用したグラフト共重合体の製造方法に
関する。
エン−スチレン樹脂)は、シアン化ビニル系単量体およ
び芳香族ビニル系単量体からなる単量体混合物等をゴム
状重合体にグラフト重合して得られる樹脂組成物であ
り、その高い耐衝撃性、高い表面光沢、良好な流動性等
の多くの特徴を有することから世の中に広く使用されて
いる。
状、そのマトリクス樹脂中での分散粒子径や粒子径分
布、ゴム状重合体へのグラフト共重合量やグラフト層の
厚み等に依存することは一般的によく知られたことであ
る。とりわけ、ABS樹脂の特徴である優れた耐衝撃性
は、これらの因子により大きく変動する性質であり、優
れた耐衝撃性を有するABS樹脂を得るにはこれら因子
を適切に設定することが重要である。このような観点か
ら、従来よりABS樹脂に用いる適正なゴム状重合体に
関して様々な検討がなされており、これらの知見に基き
開発されたABS樹脂は広く工業材料として用いられる
に至っている。
化および成型品形状の複雑化がますます進み、例えば外
観に関しては成形品のどの部位においてもムラなく表面
光沢が良好であること、さらに着色品であれば成型品の
部位によって色ムラなどが発生しないこと等、非常に厳
しい性能が要求されている。また、耐衝撃性に関して
は、車両等の外装品に適用される場合においては常温で
の耐衝撃性だけでなく、氷点下での耐衝撃性も要求され
る。
は相反する傾向にあり、ABS樹脂の耐衝撃性を発現さ
せるためにゴム状重合体の含有量を多くしたり、ゴム状
重合体の平均分散粒子径を大きくした場合には、光沢度
や着色性が悪化することが知られている。
れた樹脂外観とを両立させるために、ゴム状重合体やグ
ラフト共重合体を改良することが試みられている。例え
ば、二種類以上の異なった粒子径を有するゴム状重合体
を組み合わせる方法(特開昭52−141859号公
報、特開昭54−133588号公報、特開昭57−2
3652号、特開昭59−202211号)やゴム状重
合体のゲル含有量や組成を特定する方法(特開昭53−
572933号公報、特開昭59−184244号公
報、特開昭62−84109号公報)が提案されている
が、いずれも比較的大きなゴム状重合体の存在が必要で
あり、そのために外観改良効果が不十分であり、また低
温での耐衝撃性に対しても不十分である。
目的は、相反する条件である樹脂外観(表面光沢)と常
温及び低温での耐衝撃性を改良したABS系樹脂に用い
るグラフト共重合体の製造方法及びこれにもちいるゴム
ラテックスの製造方法を提供することにある。
を解決するために鋭意検討した結果、その改良方法とし
て、ゴム状重合体の製造時に重合転化率1〜80重量%
において脂肪族共役ジエン系単量体含有率の低い単量体
(混合物)を添加し、さらに特定の粒径および特定のゲ
ル含有率のゴム状重合体とする方法を用いることによっ
て、上記課題が解決されるということを見い出した。
肪族共役ジエン系単量体50〜100重量%および芳香
族ビニル系単量体、アクリル酸アルキルエステル系単量
体およびシアン化ビニル系単量体から選ばれた少なくと
も一種の単量体0〜50重量%からなる単量体(混合
物)(合計100重量%)(F)10〜99重量部を乳
化重合させ、重合転化率1〜80重量%(単量体(混合
物)(F)の重合転化率)の時点で、脂肪族共役ジエン
系単量体0〜99重量%および、芳香族ビニル系単量体
および/またはアクリル酸アルキルエステル系単量体1
〜100重量%からなる単量体(混合物)(合計100
重量%)(S)1〜90重量部を、単量体(混合物)
(F)中の脂肪族共役ジエン系単量体含有率(重量%)
が単量体(混合物)(S)中の脂肪族共役ジエン系単量
体含有率(重量%)より高い条件下で、添加して
((F)+(S)の合計100重量部)、さらに重合を
行い、場合によってはその後に肥大化操作を行い、重量
平均粒子径0.15〜0.40μmおよびゲル含有率5
0〜90重量%であるゴム状重合体(A)ラテックスを
得ることを特徴とするゴム状重合体(A)ラテックスの
製造方法、さらに得られたゴム状重合体(A)ラテック
ス5〜80重量部(固形分として)の存在下に、シアン
化ビニル系単量体10〜40重量%、芳香族ビニル系単
量体60〜90重量%およびこれらと共重合可能な他の
ビニル系単量体0〜20重量%(合計100重量%)か
らなる単量体混合物20〜95重量部を重合して、グラ
フト率20〜100重量%のグラフト共重合体(B)を
製造する方法にある。
する。
いることのできる脂肪族共役ジエン系単量体としては、
1,3−ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が使
用できるが、耐衝撃性の面から1,3−ブタジエンが好
ましい。
α−メチルスチレン、p−クロロスチレン、p−メチル
スチレン等が使用でき、特にスチレンが好ましい。
ては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸−n−プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル
酸−n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸−
t−ブチル、アクリル酸−n−ヘキシル、アクリル酸シ
クロヘキシル、アクリル酸−2−エチルヘキシル等が使
用でき、特にアクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチ
ル、アクリル酸−2−エチルヘキシル等が好ましい。
ロニトリル、メタクリロニトリル等が使用でき、特にア
クリロニトリルが好ましい。
系単量体含有率は50〜100重量%であり、50重量
%以上である場合には得られるABS系樹脂は優れた耐
衝撃性を有するので好ましい。芳香族ビニル系単量体、
アクリル酸アルキルエステル系単量体およびシアン化ビ
ニル系単量体については目的に応じてそれぞれ0〜50
重量%使用することができる。
100重量部あたり10〜99重量部使用される。10
重量部未満使用される場合には、得られるゴム状重合体
は非常にゲル含有率が高くなるためにABS系樹脂組成
物から得られる成形物の常温での耐衝撃性が低下する傾
向となる。
系単量体含有率は0〜99重量%である。99重量%を
超えた場合にはABS系樹脂組成物から得られる成形物
の耐衝撃性が劣る傾向となる。
を乳化重合させ、重合転化率1〜80重量%(単量体混
合物(F)の重合転化率)の時点で添加される。単量体
混合物(S)を添加する際に、単量体混合物(F)の重
合転化率が1〜80重量%の範囲にある場合には、得ら
れるABS系樹脂組成物は優れた低温での耐衝撃性とフ
ィッシュアイない成形物を提供することができる。
加する方法、数回に分けて分割添加する方法、長時間か
けて連続滴下する方法等どの様な方法でも構わないが、
添加を開始するタイミングおよび添加終了するタイミン
グが単量体混合物(F)の重合転化率1〜80重量%の
範囲に入ることが重要である。
合体の分散粒子径、ゲル含有率の制御の容易さ、高性能
なABS系樹脂組成物を製造するための自由度の大きさ
のため、乳化重合が最適である。
50〜90重量%の範囲であり、好ましくは60〜85
重量%である。50重量%未満であった場合には樹脂の
耐衝撃性および表面光沢が低下し、90重量%を超える
場合には耐衝撃性が再び低下する傾向となる。
は、耐衝撃性、流動性、表面光沢に優れた樹脂を得るた
めに、重量平均粒子径として0.15〜0.4μmとす
ることが重要である。0.15μm未満であった場合に
は表面光沢は良好であるが、耐衝撃性および成形加工性
が悪化する傾向となる。また、0.4μmを超えた場合
には、成形加工性は良好となるが、耐衝撃性および表面
光沢が悪化する傾向となる。このように0.15〜0.
4μmであるゴム状重合体を得る方法はどのようなもの
でも構わないが、例えば乳化重合でゴム状重合体を得る
にあたり粒子を成長させることで上記範囲中のゴム状重
合体(A)ラテックスを得る方法や、同様な重合中のア
グロメーションで得る方法、または0.15μm未満の
比較的小さなゴム状重合体を予め製造し、これを溶媒や
酸、電解質、酸基を有する共重合体ラテックス等を添加
して大きくする方法、機械的に粒子を不安定化させて大
きくする方法等、いわゆる肥大化操作という手法を用い
ることができる。
は、上記の方法によって得られたゴム状重合体(A)ラ
テックス5〜80重量部の存在下、シアン化ビニル系単
量体10〜40重量%、芳香族ビニル系単量体60〜9
0重量%およびこれらと共重合可能な他のビニル系単量
体0〜20重量%からなる単量体混合物(合計100重
量%)20〜95重量部をグラフト重合させることによ
り得られる。
ン化ビニル系単量体としては、アクリロニトリルやメタ
クリロニトリル、シアン化ビニリデン等が使用できる
が、アクリロニトリルが好ましい。
チレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン等の
ビニルトルエン類、p−クロルスチレン等のハロゲン化
スチレン類、p−t−ブチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、ビニルナフタレン類等が使用でき、スチレンまたは
α−メチルスチレンが好ましい。これら、芳香族ビニル
系単量体は、一種単独で、あるいは二種以上の混合物と
して使用することもできる。
族ビニル系単量体と共重合可能な他のビニル系単量体と
しては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−2−エチル
ヘキシル、アクリル酸−n−ヘキシル等のアクリル酸ア
ルキルエステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル等のメタクリル酸アルキルエステルや、同様なクロ
トン酸アルキルエステル、イタコン酸アルキルエステル
等が使用できる。これらのビニル系単量体は、一種単独
で、あるいは二種以上の混合物として使用することもで
きる。
限定されず、乳化重合、乳化懸濁重合、乳化塊状重合、
塊状重合等が使用でき、中でも乳化重合が構造の制御の
容易さから最適である。
乳化剤、触媒および開始剤が使用され、その種類や添加
量、添加方法については全く任意である。
フト重合される単量体混合物100重量%あたり10〜
40重量%、好ましくは15〜35重量%である。10
重量%未満であった場合には樹脂の耐衝撃性が低く、ま
た40重量%を超える場合には樹脂の表面光沢が低下す
る傾向となる。
は、共重合されるシアン化ビニルおよび他のビニル系単
量体量によって制限される。
物中に0〜20重量%の範囲で用いられる。20重量%
を超えた場合には、樹脂の耐衝撃性が低下するために好
ましくない。
ラフト共重合される単量体混合物の割合は、ゴム状重合
体(A)ラテックスが5〜80重量%(固形分とし
て)、好ましくは10〜70重量%となるように用いら
れる。5重量%未満であった場合には樹脂中のゴム状重
合体(A)の割合が必然的に小さくなり、樹脂の耐衝撃
性が低く実用的な価値はない。また、80重量%を超え
る場合にはグラフト率が必然的に低くなってゴム状重合
体の分散がうまくいかず、樹脂の流動性および耐衝撃性
が悪化する。
重合させる場合、重合する単量体混合物を一度に加えて
も、また分割添加や連続的に滴下しても良く、特にその
添加方法には制限はない。
(B)は、グラフト率が20〜100重量%、好ましく
は25〜80重量%になるように調整することが必要で
ある。ここでいうグラフト率とは、 [(ゴム状重合体(A)にグラフト重合した単量体混合
物の重量)/(ゴム状重合体(A)の重量)×100] を百分率で示した値で、一般的にはグラフト重合後に得
られたグラフト重合体のアセトン不溶分から算出でき
る。
衝撃性、表面光沢およびフィッシュアイが悪化し、10
0重量%を超えると樹脂の流動性が大きく低下する。
(B)は、通常のラテックスからのポリマー回収方法で
ある酸または塩による凝固、乾燥工程により粉末状の固
体として回収することができる。
(B)にさらに、次の共重合体(C)を添加し、ABS
系樹脂組成物として使用することができる。
体単位10〜40重量%、芳香族ビニル系単量体単位6
0〜90重量%およびこれらと共重合可能な他のビニル
系単量体単位0〜20重量%(合計100重量%)から
なるものであるが、シアン化ビニル系単量体、芳香族ビ
ニル系単量体およびこれらと共重合可能な少なくとも一
種の他のビニル系単量体からなる単量体混合物を重合し
て得られ、シアン化ビニル系単量体、芳香族ビニル系単
量体およびそれらと共重合可能な他のビニル系単量体と
しては、グラフト共重合体(B)に用いられたものと全
く同様のものが使用である。
得られるものを使用することもできるし、また上記グラ
フト共重合体(B)の製造する際に得られるものも使用
することができる。
乳化重合、懸濁重合、溶液重合、塊状重合等の方法が使
用できる。
フト共重合体(B)と共重合体(C)との配合割合は、
グラフト共重合体(B)5〜100重量部に対し、共重
合体(C)が0〜95重量部(合計100重量部)の範
囲であり、共重合体(C)の配合量が95重量部を超え
る場合には必然的に樹脂組成物中のゴム状重合体(A)
の含有量が少なくなり、得られる樹脂組成物の耐衝撃性
が低下してしまい、実用的な価値はない。
重合体(C)からなるABS系樹脂組成物においては、
必要に応じてポリカーボネート、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド等の
熱可塑性樹脂、公知の各種安定剤や可塑剤、滑剤、金属
石鹸、帯電防止剤、染料、無機または有機の粒状、粉状
または繊維状の充填剤、発泡剤等を添加することがで
き、これらの混合にバンバリーミキサー、押出機、加熱
ロール等の装置が用いられ、また、さらに射出成形や押
し出し成形、ブロー成形等様々な成形方法で有用な成形
品を得ることができる。
る。しかしながら、下記の実施例および比較例は本発明
をさらに具体的に説明するためのものであり、本発明は
その要旨を超えない限り、以下の例に限定されるもので
はない。
い限りは、重量基準とする。
各種物性の測定は以下の方法により測定した。
電子顕微鏡を用いて、300〜400個のゴム状重合体
粒子のサイズをカウントし、重量平均粒子径を求めた。
せた後、その0.5gをトルエン60mlに30℃で4
8時間浸漬させた後、100メッシュ金網で濾別し、不
溶分を乾燥してその不溶分重量%を測定した。
フト共重合体2.5gをアセトン60mlに分散し、5
5℃で3時間加熱後、不溶分を遠心分離法で分離した。
これを乾燥後秤量し、不溶分重量%を測定し、さらに不
溶分中のゴム状重合体量を求め前述の式にて算出した。
256に準拠して、23℃および−20℃での雰囲気下
で測定した。
210に従って、温度200℃、荷重5kgの条件で測
定し、10分間あたりの流出g数で表示した。
拠して測定した。
した。重合転化率35重量%の時点から、単量体混合物
(S)として、 1,3−ブタジエン 680.0部 スチレン 120.0部 を6時間かけて添加し、添加終了後70℃に昇温してさ
らに12時間重合を継続し、固形分39.5%、重合転
化率97%、重量平均粒子径0.26μm、ゲル含有率
83%であるゴム状重合体(A−1)ラテックスを得
た。
を65℃になる様にコントロールした。滴下終了後、ク
メンハイドロパーオキシド1.2部を添加し、さらに7
0℃で一時間保持し、老化防止剤(川口化学工業アンテ
ージW−400)10部を添加後冷却した。このラテッ
クスを0.5%硫酸水溶液で凝固し、洗浄、乾燥して乳
白色粉末のグラフト共重合体(B−1)を得た。重合転
化率96%、このグラフト共重合体(B−1)のグラフ
ト率は46%であった。
7部と、塊状重合で製造したアクリロニトリル(AN)
−スチレン(St)共重合体(E)(AN/ST重量比
=30/70、メルトフローレート3.6[200℃、
10kgf])63部とを200℃にて二軸押出機を用い
て配合し、ペレットとした後、射出成形にて各試験片を
作成して、各評価に提供した。
3.2部 を仕込み、窒素置換後単量体(F)として 1,3−ブタジエン 320部 を仕込み、50℃に昇温した。
開始後30分で釜内温度が55℃になるように昇温し、
55℃になって(この時の重合転化率22%)から単量
体混合物(S)として、 スチレン 160部 ブタジエン 1,120部 をおのおの同時に3時間かけて添加し,7時間後、内圧
が0.5kg/cm2(ゲージ圧)となった時点で未反応ブタ
ジエンを水蒸気蒸留で除去し、ゴム状重合体ラテックス
(D)を得た。固形分37.0%、重合転化率97.5
%、平均粒子径0.068μm、ゲル含有率81%であ
った。
の製造 5リットルガラス製反応器に、 水 3,000部 オレイン酸カリウム 30.0部 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 35.0部 ナトリウムホルムアルデヒド・スルホキシレート
4.5部 を仕込み、60℃に昇温し、その時点から、 アクリル酸−n−ブチル 1,275部 メタクリル酸 225部 クメンハイドロパーオキシド 6.0部 からなる混合物を120分かけて連続的に滴下した。さ
らに2時間熟成を行い、重合転化率98%、平均粒子径
0.08μmの酸基含有共重合体ラテックス(E)を得
た。
の製造 5リットルガラス反応器に、上記小粒子ゴム状重合体ラ
テックス(D)2703部(固形分として1000部)
に、攪拌下で酸基含有共重合体ラテックス(E)61部
(固形分として20部)を添加後、続けて30分攪拌
し、平均粒子径0.32μm、ゲル含有率81%、固形
分36.9%のゴム状重合体ラテックス(A−2)を得
た。
ックスを(A−2)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−2)を得た。重合転化率96%、グラフト率
44%であった。
重合体を(B−2)に変更した他は、同様に評価を行っ
た。結果は表1に示す通りであった。
(F)に使用するスチレンをアクリル酸−n−ブチルに
変更した他は同様にして重合を行い[単量体混合物
(S)の添加開始時の重合転化率33%]、固形分3
9.4%、重量平均粒子径0.25μmであるゴム状重
合体(A−3)を得た。重合転化率97%、ゲル含有率
78%であった。
ックスを(A−3)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−3)を得た。重合転化率95%、グラフト率
45%であった。
重合体を(B−3)に変更した他は、同様に評価を行っ
た。結果は表1に示す通りであった。
(S)を重合開始後8時間[この時の重合転化率64
%]から6時間かけて添加する様に変更した他は同様に
重合を行い、固形分39.4%、重合転化率97%、重
量平均粒子径0.25μm、ゲル含有率84%であるゴ
ム状重合体(A−4)ラテックスを得た。
ックスを(A−4)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−4)を得た。重合転化率96%、グラフト率
42%であった。
重合体を(B−4)に変更した他は、同様に評価を行っ
た。結果は表1に示す通りであった。
703部(固形分として1,000部) ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.0部 を仕込み、これに、 5%リン酸水溶液 100部 を3分かけて滴下し、滴下終了後 10%水酸化ナトリウム水溶液 61部 を添加し、平均粒子径0.22μm、ゲル含有率81
%、固形分35.4%であるゴム状重合体(A−5)ラ
テックスを得た。
ムラテックスを(A−5)に変更し、固形分換算で水量
を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重合
体(D−5)を得た。重合転化率94%、グラフト率5
1%であった。 (3)ABS系樹脂組成物の評価 実施例1(3)記載の例において、使用するグラフト共
重合体を(B−5)に変更した他は、同様に評価を行っ
た。結果は表1に示す通りであった。
物(F)を1,3−ブタジエン640部、スチレン16
0部に、単量体混合物(S)をブタジエン800部(添
加開始時の重合転化率39%)に変更した他は、同様に
して重合を行い、固形分39.3%、重合転化率96
%、重量平均粒子径0.24μm、ゲル含有率94%で
あるゴム状重合体(A−1)ラテックスを得た。
ックスを(A−6)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−6)を得た。重合転化率97%、グラフト率
42%であった。
共重合体を(B−6)に変更した他は、同様に評価を行
った。結果は表1に示す通りであった。
を添加する時期を重合開始から14時間(この時の重合
転化率89%)に変更した他は同様にして重合を行い、
固形分38.9%、重合転化率95%、重量平均粒子径
0.3μm、ゲル含有率96%であるゴム状重合体(A
−7)ラテックスを得た。
ックスを(A−7)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−7)を得た。重合転化率97%、グラフト率
39%であった。
共重合体を(B−7)に変更した他は、同様に評価を行
った。結果は表1に示す通りであった。
を重合開始前に添加した他は同様にして重合を行い、固
形分39.6%、重合転化率98%、重量平均粒子径
0.27μm、ゲル含有率87%であるゴム状重合体
(A−8)ラテックスを得た。
ックスを(A−8)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−8)を得た。重合転化率97%、グラフト率
41%であった。
共重合体を(B−8)に変更した他は、同様に評価を行
った。結果は表1に示す通りであった。
リウムを24.0部に変更した他は同様にして重合を開
始し、4時間(この時の重合転化率43%)の時点から
単量体混合物(S)を4時間かけて添加して重合を継続
し、固形分39.7%、重合転化率97%、重量平均粒
子径0.12μm、ゲル含有率84%であるゴム状重合
体(A−9)ラテックスを得た。
ックスを(A−9)に変更し、なおかつ固形分換算で水
量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共重
合体(B−9)を得た。重合転化率98%、グラフト率
52%であった。
共重合体を(B−9)に変更した他は、同様に評価を行
った。結果は表1に示す通りであった。
703部(固形分として1,000部) ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.0部 を仕込み、これに 5%リン酸水溶液 500部 を5分かけて滴下し、滴下終了後 10%水酸化ナトリウム水溶液 305部 を添加し、平均粒子径0.43μm、固形分30.0%
であるゴム状重合体(A−10)ラテックスを得た。
造 実施例1(2)に記載の例において、使用するゴムラテ
ックスを(A−10)に変更し、なおかつ固形分換算で
水量を調節した他は同様にして重合を行い、グラフト共
重合体(B−10)を得た。重合転化率95%、グラフ
ト率39%であった。
共重合体を(B−10)に変更した他は、同様に評価を
行った。結果は表1に示す通りであった。
を65℃になる様にコントロールした。滴下終了後、ク
メンハイドロパーオキシド0.6部を添加し、さらに7
0℃で一時間保持し、老化防止剤(川口化学工業アンテ
ージW−400)10部を添加後、冷却した。このグラ
フト共重合体ラテックスを0.5%硫酸水溶液で凝固
し、洗浄、乾燥して乳白色粉末のグラフト共重合体(B
−11)を得た。重合転化率93%、グラフト率14%
であった。
物中のゴム状重合体の含有率を合わせるために、使用す
るグラフト共重合体を(B−11)21部、共重合体
(C)79部に変更した他は、同様に評価を行った。結
果は表1に示す通りであった。
件を充足しないグラフト共重合体はいずれかの特性、特
に耐衝撃性および成形品の外観において不満足であるこ
と、換言すれば、本発明によるグラフト共重合体は、特
に成形品の常温および低温での耐衝撃性、流動性、表面
光沢のバランスに優れていることがわかる。
ト共重合体を用いたABS系樹脂組成物は、光沢度、流
動性、耐衝撃性が良好で物性バランスが優れており、特
に広い温度範囲における耐衝撃性の向上が著しい。
Claims (3)
- 【請求項1】 脂肪族共役ジエン系単量体50〜100
重量%および芳香族ビニル系単量体、アクリル酸アルキ
ルエステル系単量体およびシアン化ビニル系単量体から
選ばれた少なくとも一種の単量体0〜50重量%からな
る単量体(混合物)(合計100重量%)(F)10〜
99重量部を乳化重合させ、重合転化率1〜80重量%
(単量体(混合物)(F)の重合転化率)の時点で、脂
肪族共役ジエン系単量体0〜99重量%および、芳香族
ビニル系単量体および/またはアクリル酸アルキルエス
テル系単量体1〜100重量%からなる単量体(混合
物)(合計100重量%)(S)1〜90重量部を、単
量体(混合物)(F)中の脂肪族共役ジエン系単量体含
有率(重量%)が単量体(混合物)(S)中の脂肪族共
役ジエン系単量体含有率(重量%)より高い条件下で、
添加して((F)+(S)の合計100重量部)、さら
に重合を行い、重量平均粒子径0.15〜0.40μm
およびゲル含有率50〜90重量%であるゴム状重合体
(A)ラテックスを得ることを特徴とするゴム状重合体
(A)ラテックスの製造方法。 - 【請求項2】 脂肪族共役ジエン系単量体50〜100
重量%および芳香族ビニル系単量体、アクリル酸アルキ
ルエステル系単量体およびシアン化ビニル系単量体〜選
ばれた少なくとも一種の単量体0〜50重量%からなる
単量体(混合物)(合計100重量%)(F)10〜9
9重量部を乳化重合させ、重合転化率1〜80重量%
(単量体(混合物)(F)の重合転化率)の時点で、脂
肪族共役ジエン系単量体0〜99重量%および、芳香族
ビニル系単量体および/またはアクリル酸アルキルエス
テル系単量体1〜100重量%からなる単量体(混合
物)(合計100重量%)(S)1〜90重量部を、単
量体(混合物)(F)中の脂肪族共役ジエン系単量体含
有率(重量%)が単量体(混合物)(S)中の脂肪族共
役ジエン系単量体含有率(重量%)より高い条件下で、
添加して((F)+(S)の合計100重量部)、さら
に重合を行い、その後さらに肥大化操作を行い、重量平
均粒子径0.15〜0.40μmおよびゲル含有率50
〜90重量%であるゴム状重合体(A)ラテックスを得
ることを特徴とするゴム状重合体(A)ラテックスの製
造方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の製造方法
によって得られたゴム状重合体(A)ラテックス5〜8
0重量部(固形分として)の存在下に、シアン化ビニル
系単量体10〜40重量%、芳香族ビニル系単量体60
〜90重量%およびこれらと共重合可能な他のビニル系
単量体0〜20重量%(合計100重量%)からなる単
量体混合物20〜95重量部をグラフト重合して、グラ
フト率20〜100重量%のグラフト共重合体(B)を
得ることを特徴とするグラフト共重合体(B)の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10046096A JP3177151B2 (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ゴム状重合体ラテックスの製造方法、それを用いたグラフト共重合体の製造方法およびグラフト共重合体を用いたabs系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10046096A JP3177151B2 (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ゴム状重合体ラテックスの製造方法、それを用いたグラフト共重合体の製造方法およびグラフト共重合体を用いたabs系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286827A JPH09286827A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3177151B2 true JP3177151B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=14274530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10046096A Expired - Lifetime JP3177151B2 (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ゴム状重合体ラテックスの製造方法、それを用いたグラフト共重合体の製造方法およびグラフト共重合体を用いたabs系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3177151B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100372227B1 (ko) * | 2000-04-10 | 2003-02-14 | 금호석유화학 주식회사 | 저 광택도 열가소성 수지 조성물 및 그의 제조방법 |
| KR100385728B1 (ko) * | 2000-11-08 | 2003-05-27 | 주식회사 엘지화학 | 내충격성과 착색성이 우수한 열가소성 수지 조성물 및 그제조 방법 |
| KR101695070B1 (ko) * | 2014-12-16 | 2017-01-10 | 주식회사 엘지화학 | 디엔계 고무 중합체의 제조방법 및 이를 포함하는 아크릴로니트릴-부타디엔-스티렌 그라프트 공중합체 |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP10046096A patent/JP3177151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09286827A (ja) | 1997-11-04 |
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