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JP3171525B2 - 医療用穿刺針 - Google Patents

医療用穿刺針

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Publication number
JP3171525B2
JP3171525B2 JP07599594A JP7599594A JP3171525B2 JP 3171525 B2 JP3171525 B2 JP 3171525B2 JP 07599594 A JP07599594 A JP 07599594A JP 7599594 A JP7599594 A JP 7599594A JP 3171525 B2 JP3171525 B2 JP 3171525B2
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JP
Japan
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needle
puncture
puncture needle
peripheral surface
distal end
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JP07599594A
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康雄 真島
博 長谷川
勝之 細田
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B2017/00526Methods of manufacturing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/39Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
    • A61B2090/3925Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers ultrasonic

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用穿刺針に関し、
詳しくは、人体の所定部位の体組織を抽出するための生
検用あるいは人体の所定部位に薬液を注入するための薬
液注入用の穿刺針に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a),(b)にそれぞれ従来の薬
液注入用及び生検用の穿刺針A,Bの要部の構成を示
す。これらの穿刺針A,Bの基本構成は同一であり、管
状の外針aと、穿刺に際して外針aにその先端部まで摺
動自在に内挿される棒状の内針bとを備えている。外針
a及び内針bは、通常、ステンレス等により構成され、
それらの先端部は鋭利な形状に形成されている。そし
て、薬液注入用の穿刺針Aにあっては、外針aの先端部
に刃部cが形成され、生検用の穿刺針Bにあっては、外
針a及び内針bの先端部にそれぞれ刃部c,dが形成さ
れている。
【0003】これらの穿刺針A,Bを用いた施術は次の
ように行われる。
【0004】すなわち、薬液注入用の穿刺針Aを用いて
薬液を注入する際には、図8(a)に示すように外針a
にその先端部位置まで内針bを内挿した状態で人体の患
部等に穿刺した後に、内針bを外針aから抜脱し、この
状態で外針aを介して人体の患部等に薬液を注入す
る。。
【0005】また、生検用の穿刺針Bを用いて体組織を
抽出する際には、図8(b)に示すように外針aに内挿
した内針bの先端部を外針aの先端部から若干突出させ
た状態で人体の患部等に穿刺し、次いで、内針bを抜脱
した後、外針aに陰圧をかけながら該外針aを回転させ
て、該外針aの刃部cにより体組織の一部を切り取って
該外針aの内部に収容し、その後、該外針aを抜脱する
ことにより、切り取った体組織を抽出する。
【0006】ところで、この種の穿刺針を用いた施術に
あっては、穿刺針を確実に人体の所定部位に穿刺する必
要があることから、穿刺針の人体への穿刺箇所を超音波
撮像装置を用いて確認することが行われている。
【0007】しかしながら、従来の穿刺針にあっては、
図8(a),(b)に示したように、外針a及び内針b
はその先端部を除いて表面が滑らかに形成された固体物
であるため、超音波が透過し易く、穿刺針の穿刺箇所を
認識し得る程度に充分な穿刺針の像が得られない場合が
多い。例えば図8(a)に示したような薬液注入用の穿
刺針Aを人体に穿刺した場合には、図4に示すように穿
刺針Aの先端部の像(参照符号S’を付した部分)が点
状に認識し得る程度で、穿刺針Aの他の部位の像はほと
んど得られない。そして、穿刺針Aの先端部の像にあっ
ても、点状のものに過ぎないため、人体の他の部位から
得られる点状の像との区別をすることが難しく、そのよ
うな区別を行うためには、例えば像を見ながら穿刺針A
を体組織内で軸方向に動かす等して穿刺針Aの穿刺箇所
を認識しなければならない。
【0008】このような不都合を解消するために、外針
の先端部近傍の外周面に意図的に傷を付けたり、あるい
はホーニング加工を施した穿刺針を用いることもある
が、この種のものでも、一般には、穿刺針の像を鮮明に
得ることは困難なものとなっていた。また、この種のも
のでは、外針の外周面が粗くなるため、穿刺の際の抵抗
が大きくなると共に、穿刺の際に体組織を不必要に傷付
けるという不都合を生じ、さらには、外針の外周面に体
組織が付着し易くなるため、穿刺の際に外針の外周面に
付着した腫瘍組織が、他の部位に転移してしまう虞れが
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような穿
刺針の改良を目的とし、人体に穿刺した際に、超音波撮
像装置を用いて穿刺針の鮮明な像を得ることができ、そ
の穿刺箇所を容易に認識することができる穿刺針を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、先端部に刃部を有する管状の外針と、穿
刺に際して該外針にその先端部まで摺動自在に内挿され
る棒状の内針とを備えた医療用穿刺針において、該外針
の内周面又は内針の外周面にその周面沿いに延在又は点
在する凹部を該針の先端部の近傍箇所に設け、穿刺時に
撮像用の超音波を反射するエアー層を前記外針と内針と
の間で前記凹部により形成したことを特徴とする。
【0011】さらに、前記外針及び内針の先端部にはそ
れらの内外周面が互いに全周にわたって摺接する摺接部
が設けられ、前記凹部は、該摺接部から外針及び内針の
後端側に離間する位置に設けられていることを特徴とす
る。
【0012】さらに、前記凹部の開口部は、その内奥側
よりも小さくなるように形成されていることを特徴とす
る。
【0013】また、前記凹部は、前記外針の内周面又は
内針の外周面に形成された少なくとも一条の螺旋溝によ
り構成されていることを特徴とする。
【0014】あるいは、前記凹部は、前記外針の内周面
又は内針の外周面にその軸方向に間隔を存して形成され
た複数の環状溝により構成されていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明によれば、穿刺針の先端部の近傍箇所
で、前記外針の内周面又は内針の外周面に前記凹部を設
けることで、該外針と内針との間にエアー層が形成され
る。そして、該穿刺針を人体に穿刺した状態で、該エア
ー層は、体組織や、外針及び内針に較べて超音波を反射
し易く、このため、超音波撮像装置を用いて穿刺針の穿
刺箇所を撮像すると、穿刺針の先端部の近傍箇所から充
分な反射波が得られる。これにより、穿刺針の先端部の
近傍箇所の像を鮮明に得ることが可能となる。
【0016】この場合、前記外針及び内針の先端部には
それらの内外周面が互いに全周にわたって摺接する摺接
部を設け、前記凹部は、該摺接部から外針及び内針の後
端側に離間する位置に設けることが好ましい。このよう
にすることで、穿刺の際に、穿刺針の先端部から体液等
が前記凹部に侵入するのが防止され、従って、該穿刺針
の像を得る上で必要な前記エアー層が確保される。
【0017】さらに、前記凹部の開口部をその内奥側よ
りも小さくなるように形成したときには、体液が該凹部
の位置に侵入してきても、該凹部の内奥まで体液が侵入
して該凹部に充填されてしまうような事態が回避され、
従って、前記エアー層を確保することが可能となる。
【0018】前記凹部は、例えば前記外針の内周面又は
内針の外周面に形成された螺旋溝により構成することが
好ましい。このようにすることで、前記エアー層は穿刺
針の長手方向に連続するため、穿刺針の長手方向に連続
した像を得ることが可能となって、該穿刺針の穿刺箇所
を容易に認識することが可能となる。
【0019】尚、前記凹部は、例えば前記外針の内周面
又は内針の外周面に軸方向に間隔を存して形成された複
数の環状溝により構成してもよい。この場合、例えば各
環状溝を穿刺針の軸方向に対して傾斜させ、それらの環
状溝が穿刺針の径方向から見て互いに重なり合うように
しておけば、前記螺旋溝の場合と同様に穿刺針の長手方
向に連続した像を得ることが可能となる。
【0020】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1乃至図3を参照
して説明する。図1は本実施例の穿刺針の説明的縦断面
図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1の穿
刺針を人体に穿刺した場合に超音波撮像装置を用いて得
られた像を示す画像図である。
【0021】図1において、本実施例の穿刺針1は薬液
注入用の穿刺針であり、従来の穿刺針と同様に、管状の
外針2と、穿刺に際して外針2に摺動自在に内挿される
ロッド状の内針3とを備えている。図1では、内針3を
外針2の先端部まで内挿した状態を示し、この状態で内
針3の後端部が図示しない係止部材により外針2の後端
部に係止されるようになっている。これらの外針2及び
内針3の先端部は鋭利に形成され、外針2の先端部には
刃部4が設けられている。尚、外針2及び内針3は、ス
テンレス材料により構成され、外針2の外径は0.7m
m程度、内針3の外径は0.5mm程度である。また外
針2の外周面は滑らかなものとなっている。
【0022】本実施例の穿刺針1においては、前記内針
3の外周面には、その先端部近傍の適当な長さ範囲にわ
たって、例えば一条の螺旋溝5が凹部として形成されて
いる。この場合、図1のように内針3を外針2に内挿し
た状態で、内針3の先端部の外周面と外針2の先端部の
内周面とは互いに全周にわたって摺接する摺接部6とな
っており、螺旋溝5は、該摺接部6から内針3の後端側
に向かって離間するように設けられている。
【0023】また、図2に示すように、螺旋溝5の開口
部の巾W1は、該螺旋溝5の内奥側の巾W2よりも小さ
くなるように形成されている。このような螺旋溝5は、
本実施例においては、次のように形成した。
【0024】すなわち、まず、外周面が滑らかに形成さ
れたロッド状の内針素材をその軸回りに回転させなが
ら、形成しようとする螺旋溝5の巾を有する加工治具を
該内針素材の外周面に押し当てて一定の溝巾を有する螺
旋溝を形成する。このとき、図2に仮想線で示すよう
に、螺旋溝の開口両側部には、突出部分x,xが生じ
る。次いで、内針の外周面を板状治具でプレスすること
により、上記突出部分x,xが螺旋溝の内側に張り出す
ように塑性変形し、これにより、前記螺旋溝5が得られ
た。
【0025】尚、本実施例においては、螺旋溝5の内奥
側の巾W2を0.2mm、内針3の軸方向における螺旋
溝5のピッチP(図1参照)を0.6mm、螺旋溝5の
深さDを0.04mmとした。
【0026】かかる本実施例の穿刺針1を、図1のよう
に内針3が外針2に内挿された状態で人体に穿刺する
と、内針3の外周面と外針2との間に、前記螺旋溝5に
より螺旋状のエアー層が形成される。そして、この場
合、外針2と内針3との先端部は互いに全周にわたって
摺接しているので、穿刺時に体液が螺旋溝5内に侵入す
るのが防止される。さらに、螺旋溝5の開口部の巾W1
は、内奥側の巾W2よりも小さくなっているので、仮
に、外針2と内針3との間でそれらの先端部から体液が
侵入してきても、螺旋溝5内には侵入しにくくなってい
る。このため、穿刺針1の穿刺時に螺旋溝5が体液によ
り充填されてしまうようなことがなく、従って、該螺旋
溝5により確実に螺旋状のエアー層が確保される。
【0027】そして、このように形成されたエアー層
は、外針2及び内針3の本体や、体組織に較べて超音波
を反射しやすく、従って、穿刺針1の穿刺箇所を超音波
撮像装置を用いて撮像すると、前記エアー層の箇所にお
いて、穿刺針1の鮮明な像が得られる。
【0028】図3は、本実施例の穿刺針1を人体に穿刺
した場合に、実際に得られた超音波画像を示したもので
あり、同図において、黒地で示した部分が画像として得
られた部分であり、特に参照符号Sを付した部分が穿刺
針1の像である。尚、図3では、画像として得られた部
分を黒地で示し、他の部分を白地で示したが、実際に
は、これと逆の色彩でもって画像が得られる。ここで、
使用した超音波の周波数は5MHzであり、穿刺針1
は、同図の矢印で示した向きで穿刺されている。また、
超音波は図3の上方から下方に向かって放射されてい
る。同図を参照して明らかなように、穿刺針1の穿刺箇
所を示す像Sが鮮明に得られる。そして、この場合、前
記螺旋溝5は、穿刺針1の長手方向に延在するものであ
るため、該穿刺針1の画像が長手方向に連続したものと
なる。
【0029】これに対して、前記図8(a)に示した従
来の穿刺針Aにあっては、図4に参照符号S’を付して
示した部分に、穿刺針Aの先端部の点状の像のみが得ら
れるに過ぎず、また、そのような点状の像では、体組織
の他の部分から得られる点在的な像との区別がつきにく
い。これと本実施例の穿刺針1とを比較すれば、本実施
例の穿刺針1が、超音波撮像装置を用いて穿刺箇所を確
認する上で、従来のものに較べて格段に有利であること
が判る。そして、このように穿刺針1の鮮明な画像が得
られるので、穿刺針1の穿刺箇所を確認しつつ確実に所
望の部位に穿刺針1を穿刺することができる。
【0030】また、本実施例の穿刺針1の外針2の外周
面は滑らかなものであるので、その穿刺をスムーズに行
うことができ、また、体組織を不必要に傷付けたり、穿
刺時に腫瘍組織を他の部位に転移させてしまうような事
態を回避することができる。
【0031】尚、本発明者等は、前記螺旋溝5のピッチ
P等を種々の値に設定して穿刺針を作成し、その穿刺時
の超音波画像を確認した。その結果、螺旋溝5の溝深さ
Dを0.03〜0.05mm(特に好ましくは0.04
±0.005mm)、ピッチPを0.5〜0.7mm、
溝巾W2を0.18〜0.20mmの範囲に設定するこ
とが穿刺時の鮮明な超音波画像を得る上で好適であり、
また、螺旋溝5を設ける内針3の長さ範囲は、20mm
以上とし、もしくは内針3の先端部を除き、ほぼ全長に
わたって螺旋溝5を形成することが好適であることが判
った。
【0032】次に、本発明の第2の実施例を図5を参照
して説明する。図5は本実施例の穿刺針の説明的縦断面
図である。
【0033】本実施例の穿刺針6は、生検用の穿刺針で
あり、図1の穿刺針1と同様に管状の外針7と、穿刺に
際して外針7に摺動自在に内挿されたロッド状の内針8
とを備えている。この場合、穿刺に際しては、内針8
は、その先端部が外針7の先端部から若干突出する位置
まで外針7に内挿される。これらの外針7及び内針8の
先端部は鋭利に形成され、外針2の先端部及び内針8の
先端部には、それぞれ刃部9,10が形成されている。
【0034】そして、本実施例の穿刺針6においては、
図1の穿刺針1と全く同様に、内針8の外周面に螺旋溝
11が形成され、該螺旋溝11の先端側の内針8の外周
面と外針7の内周面とは互いに全周にわたって摺接する
摺接部12となっている。螺旋溝11の巾寸法等は、図
1の穿刺針1の螺旋溝5と同一である。
【0035】本実施例の穿刺針6においても、図1の穿
刺針1と全く同様に、穿刺時に超音波撮像装置を用いて
鮮明な画像が得られ、穿刺箇所を容易に認識することが
できる。
【0036】次に、本発明の第3の実施例を図6を参照
して説明する。図6は本実施例の穿刺針の説明的縦断面
図である。
【0037】本実施例の穿刺針13は、例えば薬液注入
用の穿刺針であり、管状の外針14に内挿された内針1
5の外周面には、該内針15の軸方向に対して傾斜した
複数の環状溝16(凹部)が穿刺針13の先端部の近傍
箇所で軸方向に間隔を存して形成され、内針15及び外
針14の先端部の内外周面は互いに全周にわたって摺接
する摺接部17となっている。
【0038】この場合、環状溝16は、内針15の径方
向で見て(図6の上下方向で見て)互いに隣接するもの
同士が重なり合うようになっている。また、各環状溝1
6は、図1の穿刺針1の螺旋溝5と同様に、その開口部
の巾が内奥側よりも小さくなるように形成されている。
【0039】かかる本実施例の穿刺針13においては、
穿刺時に、各環状溝16により環状のエアー層が体液等
により失われることなく形成され、そのエアー層の形成
により、図1の穿刺針1と同様に超音波撮像装置を用い
て鮮明な穿刺針13の像が得られる。そして、この場
合、環状溝16は、内針15の径方向で見て(図6の上
下方向で見て)互いに隣接するもの同士が重なり合うよ
うになっているため、図1の穿刺針1と同様に、穿刺針
13の長手方向に連続した像が得られ、穿刺針13の穿
刺箇所を容易に確認することができる。
【0040】尚、本実施例においては、内針15の軸方
向に対して傾斜した環状溝16を設けたが、図6に仮想
線で示すように、内針15と同心の環状溝16’を設け
るようにしてもよい。また、本実施例においては、薬液
注入用の穿刺針について説明したが、生検用の穿刺針に
おいても、本実施例と同様に環状溝を形成することで、
穿刺針の鮮明な画像を得ることができる。
【0041】次に、本発明の第4の実施例を図7を参照
して説明する。図7は本実施例の穿刺針の説明的縦断面
図である。
【0042】本実施例の穿刺針18は、例えば薬液注入
用の穿刺針であり、管状の外針19に内挿された内針2
0の外周面には、穿刺針18の先端部の近傍箇所で複数
の円形状の凹部21が点在的に形成され、内針20及び
外針19の先端部の内外周面は互いに全周にわたって摺
接する摺接部22となっている。この場合、各凹部21
の径や、深さは、例えば図1の穿刺針1の螺旋溝5の巾
W1や、溝深さDと同程度の大きさとされている。ま
た、各凹部21の開口部の径は、内奥側よりも小さく形
成されている。
【0043】かかる本実施例の穿刺針18においては、
穿刺時に、各凹部21によりエアー層が体液等により失
われることなく点在的に形成され、そのエアー層の形成
により、図1の穿刺針1と同様に超音波撮像装置を用い
て鮮明な穿刺針18の像が得られる。従って、穿刺針1
8の穿刺箇所を容易に確認することができる。
【0044】尚、以上説明した各実施例においては、螺
旋溝や環状溝、凹部を穿刺針の内針に設けたが、このよ
うな螺旋溝や環状溝、凹部を外針の内周面に形成しても
よく、あるいは外針の外周面と内針の内周面との両者に
螺旋溝や環状溝、凹部を形成するようにしてもよいこと
はもちろんである。
【0045】また、本実施例においては内針や外針をス
テンレスにより構成したが、特に薬液注入用の穿刺針に
あっては、剛性を確保することができる限り、樹脂材料
等により構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、外針の内周面又は内針の外周面に延在又は点
在する凹部を設け、穿刺時に撮像用の超音波を反射する
エアー層を外針と内針との間で該凹部により形成したこ
とによって、人体に穿刺した際に、超音波撮像装置を用
いて穿刺針の鮮明な像を得ることができ、その穿刺箇所
を容易に認識することができる。そして、このように穿
刺箇所を容易に認識することができるので、穿刺針を確
実且つ容易に所望の部位に穿刺することができる。
【0047】さらに、外針及び内針の先端部にはそれら
の内外周面が互いに全周にわたって摺接する摺接部を設
け、該摺接部から外針及び内針の後端側に離間する位置
に前記凹部を設けたことによって、穿刺時に体液等が穿
刺針の先端部から前記凹部に侵入するのを防止して、該
凹部によるエアー層を確保することができ、それによ
り、超音波撮像装置を用いた穿刺針の像を確実に得るこ
とができる。
【0048】また、さらに前記凹部の開口部を、その内
奥側よりも小さくなるように形成したことによって、仮
に穿刺時に体液が前記凹部の位置まで侵入しても、該体
液により凹部が埋められてしまうような事態を回避し
て、該凹部によるエアー層を確保することができ、それ
により、超音波撮像装置を用いた穿刺針の像を確実に得
ることができる。
【0049】また、前記凹部は、螺旋溝や複数の環状溝
により構成することが好ましいが、特に該凹部を螺旋溝
により構成したときには、前記エアー層が穿刺針の長手
方向に連続するため、穿刺針の長手方向に連続した像を
得ることができ、これにより穿刺針の穿刺箇所を極めて
容易且つ確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の穿刺針の説明的縦断面
図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1の穿刺針を人体に穿刺した場合に超音波撮
像装置を用いて得られた像を示す画像図。
【図4】従来の穿刺針を人体に穿刺した場合に超音波撮
像装置を用いて得られた像を示す画像図。
【図5】本発明の第2の実施例の穿刺針の説明的縦断面
図。
【図6】本発明の第3の実施例の穿刺針の説明的縦断面
図。
【図7】本発明の第4の実施例の穿刺針の説明的縦断面
図。
【図8】従来の穿刺針の説明的縦断面図。
【符号の説明】
1,6,13,18…穿刺針、2,7,14,19…外
針、3,8,15,20…内針、5,11…螺旋溝(凹
部)、16,16’…環状溝(凹部)、21…凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真島 康雄 福岡県久留米市東合川町7−9−12 久 留米消化器クリニック内 (72)発明者 長谷川 博 茨城県西茨城郡友部町鯉渕6528 茨城県 立中央病院内 (72)発明者 細田 勝之 東京都足立区千住中居町19−10 株式会 社トップ内 (56)参考文献 実開 平3−73113(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 A61B 10/00 A61M 5/158

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に刃部を有する管状の外針と、穿刺
    に際して該外針にその先端部まで摺動自在に内挿される
    棒状の内針とを備えた医療用穿刺針において、該外針の
    内周面又は内針の外周面にその周面沿いに延在又は点在
    する凹部を該針の先端部の近傍箇所に設けると共に、該
    凹部の開口部をその内奥側よりも小さくなるように形成
    し、穿刺時に撮像用の超音波を反射するエアー層を前記
    外針と内針との間で前記凹部により形成したことを特徴
    とする医療用穿刺針。
  2. 【請求項2】前記外針及び内針の先端部にはそれらの内
    外周面が互いに全周にわたって摺接する摺接部が設けら
    れ、前記凹部は、該摺接部から外針及び内針の後端側に
    離間する位置に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の医療用穿刺針。
  3. 【請求項3】前記凹部は、前記外針の内周面又は内針の
    外周面に形成された少なくとも一条の螺旋溝により構成
    されていることを特徴とする請求項1又は2記載の医療
    用穿刺針。
  4. 【請求項4】前記凹部は、前記外針の内周面又は内針の
    外周面にその軸方向に間隔を存して形成された複数の環
    状溝により構成されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の医療用穿刺針。
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