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JP3167635B2 - 高濃度固形中性洗剤 - Google Patents

高濃度固形中性洗剤

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JP3167635B2
JP3167635B2 JP34537496A JP34537496A JP3167635B2 JP 3167635 B2 JP3167635 B2 JP 3167635B2 JP 34537496 A JP34537496 A JP 34537496A JP 34537496 A JP34537496 A JP 34537496A JP 3167635 B2 JP3167635 B2 JP 3167635B2
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JP
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detergent
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峰子 赤池
佳代 中谷
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ティーポール株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用の食器洗い
用洗剤として好適な高濃度固形中性洗剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、学校,病院,社員食堂等の厨
房において用いられる業務用の食器洗い用洗剤は、液体
形状のものが殆どであり、その界面活性剤成分濃度は、
15〜20重量%(以下「%」と略す)程度のものが主
流であったが、近年、包装のコンパクト化,洗剤補充・
交換の手間の簡略化等の観点から、界面活性剤成分濃度
を、50〜60%程度に高めたものが出回っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高濃縮タイプのものであっても、やはり液体である
以上、交換単位が重量物であり、交換作業が容易でな
く、またストック品の保管に多大なスペースを要すると
いう問題は解決されない。しかも、洗剤の収容に汎用さ
れる肉厚ポリエチレン容器は、難燃性,難分解性である
ため、その廃棄処理が問題となる。さらに、高濃縮タイ
プの洗剤では、水とともにエタノールやプロピレングリ
コール等の有機溶剤を添加することにより粘度を低減
し、取扱いやすくしている場合が多いが、これらの溶剤
は引火しやすく、漏洩した洗剤に引火して災害を招くお
それがあるという問題もある。また、上記有機溶剤を含
有するものは、製品自体に溶剤臭がしたり、希釈溶解さ
れた洗浄液を使用する際に溶剤臭を伴ったりするという
問題もある。そこで、有機溶剤の臭いをマスキングする
ために香料を用いる場合もあるが、香料臭を嫌がる消費
者もおり、また原料コストが高くつくという欠点もあ
る。
【0004】そこで、これらの問題を解決すべく、洗剤
を固形にすることが提案されている。例えば、特開昭6
1−120900号公報には、水,尿素および所定の界
面活性剤を含む固体濯ぎ剤が開示されており、特開平1
−308498号公報には、所定の脂肪酸ジエタノール
アミドを含む洗浄剤組成物を加熱,溶融した後成形冷却
固化して得られる透明固型洗浄剤が開示されている。し
かし、これらの洗浄剤は、いずれも所定量の水分を含有
しており、その分、重量および嵩が大きくなるため、や
はり取扱いが容易でないという問題がある。また、水分
が含有されているため、水に起因して固形洗剤が経時的
に劣化しやすいという問題もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、全く水および有機溶剤を含まず、安全性および
安定性に優れた高濃度固形中性洗剤を提供することをそ
の目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】上記の目的を達成するため、本発明の請求
項1にかかる発明は、下記の(a)〜(c)成分を必須
成分とする界面活性剤成分が、全体に対し80〜100
%の濃度で含有されており、有機溶剤および水を含まな
いことを要旨とする高濃度固形中性洗剤である。 (a)全体に対し30〜70%含有される、平均炭素数
8〜16の直鎖状アルキル基を有するスルフォン酸と一
般式
【化4】Hm N(CH2 CH2 OH)n 〔式中、m=0〜2、n=1〜3、m+n=3〕で表さ
れるエタノールアミンとで得られるスルフォン酸エタノ
ールアミン塩からなる陰イオン界面活性剤。 (b)全体に対し5〜55%含有される、一般式
【化5】R−O(CH2 CH2 O)n H 〔式中、Rは平均炭素数8〜16の直鎖状又は分岐状の
アルキル基、n=2〜18〕で表されるポリオキシエチ
レンアルキルエーテルからなる非イオン界面活性剤。 (c)全体に対し15〜50%含有される、一般式
【化6】R−CONH−CH2 CH2 OH 〔式中、Rは平均炭素数8〜18のアルキル基又はアル
ケニル基〕で表される脂肪酸モノエタノールアミドから
なる非イオン界面活性剤。
【0007】また、本発明の請求項2にかかる発明は、
請求項1にかかる発明において、全体に対し、20%以
下の割合で固化剤が含有されていることを要旨とするも
のである。
【0008】さらに、本発明の請求項3にかかる発明
は、請求項2にかかる発明において、固化剤が、平均分
子量3000〜6000のポリエチレングリコール、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンおよび石鹸
からなる群から選ばれた少なくとも一つの物質であるこ
とを要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0010】本発明に用いられる陰イオン界面活性剤
(a)は、目的に応じた洗浄性を確保するために配合さ
れるもので、平均炭素数8〜16の直鎖状アルキル基を
有するスルフォン酸と一般式
【化7】Hm N(CH2 CH2 OH)n 〔式中、m=0〜2、n=1〜3、m+n=3〕で表さ
れるエタノールアミンとで得られるスルフォン酸エタノ
ールアミン塩からなる陰イオン界面活性剤が用いられ
る。
【0011】上記スルフォン酸としては、直鎖アルキル
ベンゼンスルフォン酸が好適であり、上記エタノールア
ミンとしては、モノエタノールアミン,ジエタノールア
ミン,トリエタノールアミン等があげられる。なお、上
記スルフォン酸エタノールアミン塩は、単独で用いても
2種以上を組み合わせて用いても差し支えはない。
【0012】なお、場合によっては、上記スルフォン酸
エタノールアミン塩の一部もしくは全部を、直鎖アルキ
ルベンゼンスルフォン酸ナトリウム(LAS−Na)や
アルカンスルフォン酸ナトリウム(SAS)等の、エタ
ノールアミン塩以外のスルフォン酸塩で置き換えること
ができる。
【0013】そして、上記陰イオン界面活性剤(a)の
配合割合は、全体に対し30〜70%に設定しなければ
ならない。すなわち、70%を超えると、洗剤がペース
ト状となり、固形洗剤が得られなくなるからである。逆
に、30%未満では、期待する洗浄性が得られない。な
お、上記配合割合のなかでも、50〜60%に設定する
ことが好適である。
【0014】また、本発明に用いられる非イオン界面活
性剤(b)は、これを配合して得られる固形洗剤を希釈
して使用する際に、洗浄力を極端に低下させることなく
希釈液の溶液粘度が低域範囲となるよう調製し、取り扱
い易くするために用いられるもので、一般式
【化8】R−O(CH2 CH2 O)n H 〔式中、Rは平均炭素数8〜16の直鎖状又は分岐状の
アルキル基、n=2〜18〕で表されるポリオキシエチ
レンアルキルエーテルが用いられる。
【0015】上記非イオン界面活性剤(b)の配合割合
は、全体に対し5〜55%に設定しなければならない。
すなわち、55%を超えると、他の界面活性剤成分との
バランスが悪くなって洗浄力が低下し、逆に5%未満で
は、親油性が高くなって水に溶けにくくなり、一定レベ
ルの洗浄性を確保しにくくなるからである。なお、上記
配合割合のなかでも、20〜40%に設定することが好
適である。
【0016】さらに、この発明に用いられる非イオン界
面活性剤(c)は、油脂汚れに対する洗浄力,乳化力を
向上させる効果が知られているが、本発明においては、
組成物を最終的に固化させる作用を果たす。上記非イオ
ン界面活性剤(c)としては、一般式
【化9】R−CONH−CH2 CH2 OH 〔式中、Rは平均炭素数8〜18のアルキル基またはア
ルケニル基〕で表される脂肪酸モノエタノールアミドが
用いられる。
【0017】上記非イオン界面活性剤(c)の配合割合
は、15〜50%に設定しなければならない。すなわ
ち、50%を超えると、他の界面活性剤成分とのバラン
スが悪くなって洗浄力が低下して実用性が乏しくなり、
逆に15%未満では、固形洗剤が得られないからであ
る。なお、上記配合割合のなかでも、20〜40%に設
定することが好適である。
【0018】本発明の高濃度固形中性洗剤は、上記3種
類の界面活性剤成分を必須成分として含有するが、これ
らとともに、それ以外の公知の界面活性剤成分等を適宜
含有させることができる。ただし、上記3種類の界面活
性剤成分を含めた界面活性剤成分全体の組成物に対する
濃度は、80%以上に設定しなければならない。すなわ
ち、界面活性剤成分が80%未満では、洗剤コンパクト
化等の、洗浄剤濃縮化に伴う効果が乏しいからである。
【0019】また、本発明の高濃度固形中性洗剤には、
得られる洗剤をより堅牢なものにすることを目的とし
て、20%以下の割合で固化剤を含有させることができ
る。このような固化剤としては、ポリエチレングリコー
ル(PEG),ポリビニルアルコール(PVA),ポリ
ビニルピロリドン(PVP),石鹸等があげられ、なか
でも、平均分子量が3000〜6000のPEGを用い
ることが好適である。そして、これらの固化剤の含有量
は、なかでも5〜15%に設定することが好適である。
【0020】なお、本発明の高濃度固形中性洗剤は、水
を全く含有しないことが重要なポイントである。すなわ
ち、従来の洗剤には、液体洗剤にはもちろん、固形洗剤
においても多少水分が含有されているが、本発明では、
水を全く用いないことにより、水に由来する重量および
嵩の増加を抑制し、また長期にわたる品質の安定性を確
保している。
【0021】また、従来から汎用されているエタノー
ル,プロピレングリコール等の有機溶剤を全く含有しな
いことも重要なポイントである。すなわち、これらの有
機溶剤は、従来から、粘度調製剤として用いられている
が、本発明では、これらの有機溶剤を全く用いないこと
により、従来から問題となっていた溶剤臭や、溶剤の引
火しやすさに伴う危険性を回避し、安全性に優れたもの
にしている。
【0022】本発明の高濃度固形中性洗剤は、上記各成
分材料を加温溶融させて均一に混合したのち、所定時間
放置し、冷却固化させることにより、簡単に得ることが
できる。なお、加温溶融された混合物は、所定の型内で
固化させることにより、1回の使用量を1個分とする塊
状物に成形することができる。また、1回の使用量分の
塊を容易に分割できるよう、縦横に延びる格子状の溝を
有する板状物(市販の固形カレールーのような形状)に
成形するようにしてもよい。さらに、適宜の大きさの塊
状に固化したものを用いるか、あるいはまだ固化してい
ない溶融液をそのまま用いて、公知の方法により顆粒
状,ニードル状,ペレット状のものを得ることもでき
る。
【0023】したがって、例えば洗浄槽等に直接振り入
れて液に溶かして用いる場合には、顆粒状やニードル状
のものを用い、一回ごとに、所定の濃度に溶解してから
用いる場合には、その1回分の量が1個の塊状(タブレ
ット状)に成形されたものを用いることが好適である。
もちろん、上記固形カレールーのような形状の板状物
を、1個ずつ割り入れるようにしてもよい。さらに、大
型の厨房において、複数箇所のシンク(流し台)に、1
カ所の供給装置から同時に洗浄液を供給するような場合
には、1kg程度の大きな塊を用意し、これを所定の供
給装置内で溶解し、洗浄液を各シンクに輸送配分するよ
うにしてもよい。
【0024】このように、本発明において、「固形」と
は、塊状,板状、顆粒状,ニードル状,ペレット状等、
各種の形態を含む趣旨である。
【0025】このようにして得られる本発明の高濃度固
形中性洗剤は、界面活性剤成分が80%以上と高濃度
で、しかも固形であるため、従来のものに比べてコンパ
クトとなり、輸送時,保管時,使用時等において取扱性
がよい。また、液体の場合とは異なり、包装材からの漏
洩や液だれ等がなく、衛生的である。そして、仮にこぼ
れても回収しやすい。そして、固形の形態として、塊
状,顆粒状等、用途に応じた適宜の形態を選択すること
ができるため、使い勝手がよい。さらに、洗剤中に水を
含まないため、水に起因する腐敗が生じず、長期にわた
って品質が安定している。また、低沸点の有機溶剤を含
まないため、溶剤臭がなく、安全である。ちなみに、本
発明の高濃度固形中性洗剤の引火点は、その組成によっ
てある程度左右されるが、通常200℃以上である。ま
た、その燃焼熱量も、8000cal/g未満であり、
消防法に基づく危険物の区分において、「非危険物」で
あることが確認されている。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の高濃度固形中性
洗剤は、特殊な3種類の界面活性剤を必須成分とする界
面活性剤成分が80%以上の高濃度で含有されており、
しかも固形であるため、従来のものに比べてコンパクト
となり、取扱性がよい。また、液体の場合とは異なり、
衛生的で、こぼれても回収しやすい。そして、塊状,顆
粒状等、用途に応じた適宜の形態を選択することができ
るため、使い勝手がよい。さらに、水を含まないため、
水に起因する腐敗が生じず、長期にわたって品質が安定
している。また、低沸点の有機溶剤を含まないため、溶
剤臭がなく、安全である。
【0027】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0028】
【実施例1〜12、比較例1〜6】下記の表1〜表4に
示す組成(重量基準、以下同じ)の高濃度固形中性洗剤
用組成物を調製し、80〜90℃で溶融混合し、1昼夜
自然放置することにより、目的とする高濃度固形中性洗
剤(塊状)を得た。なお、実施例12については、陰イ
オン界面活性剤(a成分)の種類を変えた。
【0029】そして、各洗剤について、外観(固化の程
度),溶解性,起泡力,洗浄力につついて、下記のとお
り評価した。これらの結果を、後記の表1〜表4に併せ
て示す。
【0030】(1)外観(固化の程度) 〔テスト方法〕目視と指先の触感により評価した。 〔評価基準〕 ◎:固体 ○:分相し、上層は液状で下層は固体 △:ペースト状 ×:液状
【0031】(2)溶解性 〔テスト方法〕20,40,60℃の水道水(総硬度8
0mg/リットル)1リットルに、試料(洗剤)1gを
添加し、ガラス棒でまんべんなく10分間かきまぜたと
きの溶解量を目視により観察して評価した。 〔評価基準〕 ◎:容易に完全溶解する ○:80%以上溶解する △:80〜50%程度溶解する ×:50〜20%程度溶解する ××:20%以下の溶解である
【0032】(3)起泡力 〔テスト方法〕JIS K3362(ロスマイルス法)
に準じて試験した。なお、JIS洗浄力判定用指標洗剤
の起泡力を基準とし、測定温度40±1℃、有効成分洗
剤濃度0.04%の条件で測定した試料の起泡力を比較
評価した。 〔評価基準〕 ◎:優れている ○:同等 △:やや劣る ×:劣る
【0033】(4)洗浄力試験 〔テスト方法〕JIS K3362(改良リーナッツ
法)に準じて試験した。なお、JIS洗浄力判定用指標
洗剤の洗浄力(洗剤濃度1.5%)を基準とし、測定温
度30±1℃、有効成分洗剤濃度0.04%の条件で測
定した試料の洗浄力を比較評価した。 〔評価基準〕 ◎:顕著に優れている ○:やや優れている △:同等 ×:やや劣る ××:劣る
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】上記の結果から、実施例品はいずれも溶解
性,洗浄力等の実用上の特性を備えた固形洗剤であるこ
とがわかる。これに対し、比較例品は、固形の形態をな
さないか、洗浄力等の実用上の特性に問題があることが
わかる。なお、実施例品は、溶解性の評価において、水
では溶けず、40℃あるいは60℃で溶解するものばか
りであるが、昨今の洗浄液供給装置は、温水で洗剤を溶
解して供給するタイプのものが多いため、上記溶解性で
実用上差し支えはない。
【0039】
【実施例13〜17】下記の表5に示すように、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルからなる非イオン界面活
性剤(b成分)の種類を変えた。それ以外は前記実施例
2と同様にして、目的とする高濃度固形中性洗剤(塊
状)を得た。そして、これらの実施例品についても、前
記と同様にして評価した。その結果を下記の表5に併せ
て示す。
【0040】
【表5】
【0041】上記の結果から、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルからなる非イオン界面活性剤(b成分)を
用いる場合、EO付加数による効果の差異や、アルコー
ル組成による効果の差異は殆ど認められないことがわか
る。
【0042】
【実施例18〜25】下記の表6,表7に示すように、
脂肪族モノエタノールアミドからなる非イオン界面活性
剤(c成分)の種類を変えた。それ以外は前記実施例2
と同様にして、目的とする高濃度固形中性洗剤(塊状)
を得た。そして、これらの実施例品についても、前記と
同様にして評価した。その結果を下記の表6,表7に併
せて示す。
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】上記の結果から、脂肪族モノエタノールア
ミドからなる非イオン界面活性剤(c成分)を用いる場
合、脂肪族の種類による効果の差異は殆ど認められない
ことがわかる。
【0046】
【実施例26,27】下記の表8に示すように、界面活
性剤成分とともに、固化剤としてポリエチレングリコー
ル(PEG)を配合することにより、目的とする高濃度
固形中性洗剤(塊状)を得た。これらの実施例品につい
て、前記と同様にして評価するとともに、上記固化剤に
よる固形状態の安定化効果を評価した。すなわち、試料
(洗剤)を室温下だけでなく、高温下においても固形状
態が保たれるかどうかについて評価した。評価は、37
℃,45℃,50℃,55℃,60℃の各温度下におい
て一昼夜放置した状態で外観観察することにより行っ
た。なお、界面活性剤成分の組成は同一で固化剤を配合
しない実施例品(2,4)を対照例として、これらにつ
いても同様の評価を行った。評価基準は、前記外観評価
と同様である。これらの結果を下記の表8に併せて示
す。
【0047】
【表8】
【0048】上記の結果から、固化剤(PEG)を配合
すると、高濃度固形中性洗剤の固形状態がより安定的に
保たれるようになることがわかる。
【0049】
【実施例28〜35】下記の表9,表10に示すよう
に、界面活性剤成分とともに、各種の固化剤を配合する
ことにより、目的とする高濃度固形中性洗剤(塊状)を
得た。これらの実施例品について、前記と同様にして評
価した。その結果を下記の表9,表10に併せて示す。
【0050】
【表9】
【0051】
【表10】
【0052】上記の結果から、固化剤を配合したいずれ
の実施例品も、溶解性,洗浄力等の実用上の特性を備え
た固形洗剤であることがわかる。
【0053】
【比較例7〜13】下記の表11,表12に示すよう
に、c成分である脂肪酸モノエタノールアミドに代え
て、各種のエタノールアミドを用いた。ただし、これら
を均一に混合するには、溶剤(例えばエタノール等)が
必要であり、均一に混合して得られたものは、いずれも
液体であった。
【0054】
【表11】
【0055】
【表12】
【0056】上記の結果から、本発明に用いるエタノー
ルアミドは、脂肪酸モノエタノールアミドでなければな
らないことがわかる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 1/94 C11D 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)〜(c)成分を必須成分と
    する界面活性剤成分が、全体に対し80〜100重量%
    の濃度で含有されており、有機溶剤および水を含まない
    ことを特徴とする高濃度固形中性洗剤。 (a)全体に対し30〜70重量%含有される、平均炭
    素数8〜16の直鎖状アルキル基を有するスルフォン酸
    と一般式 【化1】Hm N(CH2 CH2 OH)n 〔式中、m=0〜2、n=1〜3、m+n=3〕で表さ
    れるエタノールアミンとで得られるスルフォン酸エタノ
    ールアミン塩からなる陰イオン界面活性剤。 (b)全体に対し5〜55重量%含有される、一般式 【化2】R−O(CH2 CH2 O)n H 〔式中、Rは平均炭素数8〜16の直鎖状又は分岐状の
    アルキル基、n=2〜18〕で表されるポリオキシエチ
    レンアルキルエーテルからなる非イオン界面活性剤。 (c)全体に対し15〜50重量%含有される、一般式 【化3】R−CONH−CH2 CH2 OH 〔式中、Rは平均炭素数8〜18のアルキル基又はアル
    ケニル基〕で表される脂肪酸モノエタノールアミドから
    なる非イオン界面活性剤。
  2. 【請求項2】 全体に対し、20重量%以下の割合で固
    化剤が含有されている請求項1記載の高濃度固形中性洗
    剤。
  3. 【請求項3】 上記固化剤が、平均分子量3000〜6
    000のポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
    ル、ポリビニルピロリドンおよび石鹸からなる群から選
    ばれた少なくとも一つの物質である請求項2記載の高濃
    度固形中性洗剤。
JP34537496A 1996-12-25 1996-12-25 高濃度固形中性洗剤 Expired - Fee Related JP3167635B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12157868B2 (en) 2019-06-21 2024-12-03 Ecolab Usa Inc. Solidified nonionic surfactant composition comprising a solid urea binder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12157868B2 (en) 2019-06-21 2024-12-03 Ecolab Usa Inc. Solidified nonionic surfactant composition comprising a solid urea binder

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