JP3161257B2 - 車両誘導システム - Google Patents
車両誘導システムInfo
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- JP3161257B2 JP3161257B2 JP29868194A JP29868194A JP3161257B2 JP 3161257 B2 JP3161257 B2 JP 3161257B2 JP 29868194 A JP29868194 A JP 29868194A JP 29868194 A JP29868194 A JP 29868194A JP 3161257 B2 JP3161257 B2 JP 3161257B2
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- lane
- magnetic
- traveling
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両誘導システム、特に
道路に敷設された磁気発生手段に沿って車両を誘導する
システムに関する。
道路に敷設された磁気発生手段に沿って車両を誘導する
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、路面に敷設された誘導線によ
り車両の操舵を制御し、車両を走行レーンに沿って走行
させる誘導システムが知られている。例えば、特公昭5
1−17661号公報の車両誘導方法には、走行レーン
に沿って路面に磁化された条線が形成され、この磁化さ
れた条線を挟んで車両の幅方向に隔てて配置された一対
の磁束検知器により磁束を検知し、それぞれの出力信号
の振幅間の差を車両の方向制御に利用する技術が示され
ている。
り車両の操舵を制御し、車両を走行レーンに沿って走行
させる誘導システムが知られている。例えば、特公昭5
1−17661号公報の車両誘導方法には、走行レーン
に沿って路面に磁化された条線が形成され、この磁化さ
れた条線を挟んで車両の幅方向に隔てて配置された一対
の磁束検知器により磁束を検知し、それぞれの出力信号
の振幅間の差を車両の方向制御に利用する技術が示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、路面の
状況によっては走行レーンが複数存在する場合があり、
この場合には自車両がどの走行レーンを走行しているか
を認識できることが望ましい。例えば、複数の走行レー
ンを走行する複数車両を集中的に管理するシステムを構
築する際には、各車両が走行している走行レーンの情報
は、同一走行レーンを走行している各車両に共通の情報
(例えば特定の走行レーンで何らかの故障が発生した
等)を与える場合には必須となる。
状況によっては走行レーンが複数存在する場合があり、
この場合には自車両がどの走行レーンを走行しているか
を認識できることが望ましい。例えば、複数の走行レー
ンを走行する複数車両を集中的に管理するシステムを構
築する際には、各車両が走行している走行レーンの情報
は、同一走行レーンを走行している各車両に共通の情報
(例えば特定の走行レーンで何らかの故障が発生した
等)を与える場合には必須となる。
【0004】本発明は上記従来技術の課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、複数の走行レーンが存在す
る場合に、自車両が走行している走行レーンを簡易に、
かつ、確実に認識できる車両誘導システムを提供するこ
とにある。
たものであり、その目的は、複数の走行レーンが存在す
る場合に、自車両が走行している走行レーンを簡易に、
かつ、確実に認識できる車両誘導システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の車両誘導システムは、走行レーンに
沿って敷設された磁気発生手段からの磁気を車載磁気検
出器で読み取り、車両を走行レーンに沿って誘導する車
両誘導システムであって、前記走行レーンは複数設けら
れ、前記磁気発生手段は各々の走行レーンの境界線に沿
って所定ピッチで敷設されるとともに、隣接する境界線
毎に異なるずれ量で敷設され、前記車載磁気検出器で前
記ずれ量を検出することにより車両の走行レーンを識別
することを特徴とする。
に、請求項1記載の車両誘導システムは、走行レーンに
沿って敷設された磁気発生手段からの磁気を車載磁気検
出器で読み取り、車両を走行レーンに沿って誘導する車
両誘導システムであって、前記走行レーンは複数設けら
れ、前記磁気発生手段は各々の走行レーンの境界線に沿
って所定ピッチで敷設されるとともに、隣接する境界線
毎に異なるずれ量で敷設され、前記車載磁気検出器で前
記ずれ量を検出することにより車両の走行レーンを識別
することを特徴とする。
【0006】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の車両誘導システムは、請求項1記載の車両誘導
システムにおいて、車両には、前記磁気検出器が車両の
左右に一対設けられ、前記一対の磁気検出器で検出され
た磁界強度のピーク値の時間差から前記ずれ量を算出す
る演算手段が設けられることを特徴とする。
2記載の車両誘導システムは、請求項1記載の車両誘導
システムにおいて、車両には、前記磁気検出器が車両の
左右に一対設けられ、前記一対の磁気検出器で検出され
た磁界強度のピーク値の時間差から前記ずれ量を算出す
る演算手段が設けられることを特徴とする。
【0007】また、上記目的を達成するために、請求項
3記載の車両誘導システムは、走行レーンに沿って敷設
された磁気発生手段からの磁気を車載磁気検出器で読み
取り、車両を走行レーンに沿って誘導する車両誘導シス
テムであって、前記走行レーンは複数設けられ、前記磁
気発生手段は各々の走行レーンの境界線に沿って所定ピ
ッチで敷設されるとともに、所定部位では隣接する境界
線毎に異なるピッチで敷設され、前記車載磁気検出器で
前記異なるピッチを検出することにより車両の走行レー
ンを識別することを特徴とする。
3記載の車両誘導システムは、走行レーンに沿って敷設
された磁気発生手段からの磁気を車載磁気検出器で読み
取り、車両を走行レーンに沿って誘導する車両誘導シス
テムであって、前記走行レーンは複数設けられ、前記磁
気発生手段は各々の走行レーンの境界線に沿って所定ピ
ッチで敷設されるとともに、所定部位では隣接する境界
線毎に異なるピッチで敷設され、前記車載磁気検出器で
前記異なるピッチを検出することにより車両の走行レー
ンを識別することを特徴とする。
【0008】さらに、上記目的を達成するために、請求
項4記載の車両誘導システムは、請求項3記載の車両誘
導システムにおいて、車両には、前記磁気検出器で検出
された少なくとも一方の境界線の磁界強度のピッチを算
出する演算手段が設けられることを特徴とする。
項4記載の車両誘導システムは、請求項3記載の車両誘
導システムにおいて、車両には、前記磁気検出器で検出
された少なくとも一方の境界線の磁界強度のピッチを算
出する演算手段が設けられることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1、2記載の車両誘導システムでは、磁
気発生手段は隣接する境界線毎に異なるずれ量で境界線
に沿って敷設される。従って、車両がある走行レーンを
走行している場合、その走行レーンの左右の境界線の磁
気発生手段からの磁気を車載磁気検出器で検出すると、
左右の検出信号には、走行レーン毎に異なる磁気発生手
段のずれ量に対応したずれが含まれることになり、この
ずれを評価してどの走行レーンを走行しているかを識別
することができる。
気発生手段は隣接する境界線毎に異なるずれ量で境界線
に沿って敷設される。従って、車両がある走行レーンを
走行している場合、その走行レーンの左右の境界線の磁
気発生手段からの磁気を車載磁気検出器で検出すると、
左右の検出信号には、走行レーン毎に異なる磁気発生手
段のずれ量に対応したずれが含まれることになり、この
ずれを評価してどの走行レーンを走行しているかを識別
することができる。
【0010】請求項3、4記載の車両誘導システムで
は、磁気発生手段は境界線の所定部位で隣接する境界線
毎に異なるピッチで敷設される。従って、車両がある走
行レーンを走行している場合、その走行レーンの左右い
ずれかの境界線の磁気発生手段からの磁気を磁気検出器
で検出すると、検出信号には走行レーン毎に異なる磁気
発生手段のピッチが反映され、このピッチを評価してど
の走行レーンを走行しているかを識別することができ
る。
は、磁気発生手段は境界線の所定部位で隣接する境界線
毎に異なるピッチで敷設される。従って、車両がある走
行レーンを走行している場合、その走行レーンの左右い
ずれかの境界線の磁気発生手段からの磁気を磁気検出器
で検出すると、検出信号には走行レーン毎に異なる磁気
発生手段のピッチが反映され、このピッチを評価してど
の走行レーンを走行しているかを識別することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0012】第1実施例 図1には、本実施例における車両誘導システムの路面状
況が示されている。走行レーンは、便宜上レーン1、レ
ーン2、レーン3の3つのレーンが示されており、走行
レーンの境界線には図中丸印で示される磁気マーカ10
0が配置されている。この磁気マーカ100は磁気発生
手段として機能し、永久磁石などで構成される。そし
て、磁気マーカ100は走行レーンの境界線に沿って一
定のピッチLで配置され、しかも、隣接する境界線毎に
異なるずれ量で配置されている。具体的には、図1に示
されるように、レーン1の左境界線(以下これを境界a
という)上に配置されている磁気マーカを基準(ずれ量
0)とすると、レーン1とレーン2の境界線(以下これ
を境界bという)上の磁気マーカはd1だけずれて配置
され、レーン2とレーン3の境界線(以下これを境界c
という)上の磁気マーカは境界bに対してd2だけずれ
て配置され、レーン3の右境界線(以下これを境界dと
いう)上の磁気マーカは境界cに対してd3だけずれて
配置されている。
況が示されている。走行レーンは、便宜上レーン1、レ
ーン2、レーン3の3つのレーンが示されており、走行
レーンの境界線には図中丸印で示される磁気マーカ10
0が配置されている。この磁気マーカ100は磁気発生
手段として機能し、永久磁石などで構成される。そし
て、磁気マーカ100は走行レーンの境界線に沿って一
定のピッチLで配置され、しかも、隣接する境界線毎に
異なるずれ量で配置されている。具体的には、図1に示
されるように、レーン1の左境界線(以下これを境界a
という)上に配置されている磁気マーカを基準(ずれ量
0)とすると、レーン1とレーン2の境界線(以下これ
を境界bという)上の磁気マーカはd1だけずれて配置
され、レーン2とレーン3の境界線(以下これを境界c
という)上の磁気マーカは境界bに対してd2だけずれ
て配置され、レーン3の右境界線(以下これを境界dと
いう)上の磁気マーカは境界cに対してd3だけずれて
配置されている。
【0013】一方、走行レーンを走行する車両10に
は、左右一対の磁気センサ12及び図示しないマイクロ
コンピュータなどの演算制御装置が設けられており、磁
気センサ12で磁気マーカ100が発生する磁界の強度
を検出してその信号を処理する。車両10がレーン1を
走行している場合には、左磁気センサで境界a上の磁気
マーカからの磁界を検出し、右磁気センサで境界b上の
磁気マーカからの磁界を検出する。車両10を走行レー
ンに沿って誘導する場合には、車両の横変位により検出
される磁界強度が異なることを利用し、左右の磁気セン
サで検出される磁界強度が等しくなるように操舵制御さ
れる。
は、左右一対の磁気センサ12及び図示しないマイクロ
コンピュータなどの演算制御装置が設けられており、磁
気センサ12で磁気マーカ100が発生する磁界の強度
を検出してその信号を処理する。車両10がレーン1を
走行している場合には、左磁気センサで境界a上の磁気
マーカからの磁界を検出し、右磁気センサで境界b上の
磁気マーカからの磁界を検出する。車両10を走行レー
ンに沿って誘導する場合には、車両の横変位により検出
される磁界強度が異なることを利用し、左右の磁気セン
サで検出される磁界強度が等しくなるように操舵制御さ
れる。
【0014】図2には磁気センサ12の検出信号の一例
が示されている。車両10がレーン1を走行している場
合には、左磁気センサから出力される検出信号は同図
(A)のような信号となり、右磁気センサから出力され
る検出信号は同図(B)のような信号となる。検出信号
は磁気センサが磁気マーカに最も近い位置にきた場合に
ピーク値となり、磁気マーカはピッチLで配置されてい
るから、検出信号のピーク値の間隔もLとなる。また、
境界a上の磁気マーカと境界b上の磁気マーカはd1だ
けずれているから、(A)の信号と(B)の信号もこれ
を反映して位相がd1だけずれることになる。また、車
両10がレーン2を走行している場合には、左磁気セン
サから出力される検出信号は(B)のような信号とな
り、一方、右磁気センサから出力される検出信号は
(C)のような信号となり、両信号の位相はd2だけず
れることになる。また、車両10がレーン3を走行して
いる場合には、左磁気センサから出力される検出信号は
(C)のような信号となり、一方、右磁気センサから出
力される検出信号は(D)のような信号となり、両信号
の位相はd3だけずれることになる。
が示されている。車両10がレーン1を走行している場
合には、左磁気センサから出力される検出信号は同図
(A)のような信号となり、右磁気センサから出力され
る検出信号は同図(B)のような信号となる。検出信号
は磁気センサが磁気マーカに最も近い位置にきた場合に
ピーク値となり、磁気マーカはピッチLで配置されてい
るから、検出信号のピーク値の間隔もLとなる。また、
境界a上の磁気マーカと境界b上の磁気マーカはd1だ
けずれているから、(A)の信号と(B)の信号もこれ
を反映して位相がd1だけずれることになる。また、車
両10がレーン2を走行している場合には、左磁気セン
サから出力される検出信号は(B)のような信号とな
り、一方、右磁気センサから出力される検出信号は
(C)のような信号となり、両信号の位相はd2だけず
れることになる。また、車両10がレーン3を走行して
いる場合には、左磁気センサから出力される検出信号は
(C)のような信号となり、一方、右磁気センサから出
力される検出信号は(D)のような信号となり、両信号
の位相はd3だけずれることになる。
【0015】このように、左磁気センサからの検出信号
と右磁気センサからの検出信号が走行レーンに応じて異
なるずれ量を示すので、このずれ量から走行レーンを一
義的に決定することができる。
と右磁気センサからの検出信号が走行レーンに応じて異
なるずれ量を示すので、このずれ量から走行レーンを一
義的に決定することができる。
【0016】図3には、本実施例の具体的な処理フロー
チャート(車両10の磁気センサ及び演算制御装置の動
作)が示されている。まず、左磁気センサからの検出信
号のピーク値を検出したか否かが判定される(S10
1)。この判定は、検出信号を所定のしきい値と比較し
て行ってもよく、検出信号を微分して求めても良い。ピ
ーク値を検出した場合には、車輪パルスカウンタCTを
0にリセットし(S102)、次に右磁気センサからの
検出信号のピーク値を検出したか否かが判定される(S
103)。ピーク値を検出しない間は車輪パルスカウン
タCTを1だけ順次インクリメントし(S108)、ピ
ーク値を検出した場合には、CTに車輪1パルス当たり
の距離LPを乗じてピーク値間のずれ量DTを算出する
(S104)。
チャート(車両10の磁気センサ及び演算制御装置の動
作)が示されている。まず、左磁気センサからの検出信
号のピーク値を検出したか否かが判定される(S10
1)。この判定は、検出信号を所定のしきい値と比較し
て行ってもよく、検出信号を微分して求めても良い。ピ
ーク値を検出した場合には、車輪パルスカウンタCTを
0にリセットし(S102)、次に右磁気センサからの
検出信号のピーク値を検出したか否かが判定される(S
103)。ピーク値を検出しない間は車輪パルスカウン
タCTを1だけ順次インクリメントし(S108)、ピ
ーク値を検出した場合には、CTに車輪1パルス当たり
の距離LPを乗じてピーク値間のずれ量DTを算出する
(S104)。
【0017】そして、算出されたずれ量DTを順次しき
い値と比較する。すなわち、まずしきい値H1(d1<
H1<d2)とDTを比較し(S105)、DT<H1
である場合には、ずれ量d1のレーン1を走行している
と判定してレーン番号LNを1として車載メモリに格納
する(S106)。DT<H1でない場合には、次にD
Tとしきい値H2(d2<H2<d3)を比較し(S1
09)、H1<DT<H2である場合には、ずれ量d2
のレーン2を走行していると判定してレーン番号LNを
2としてメモリに格納する(S110)。DT<H2で
ない場合には、さらにDTとしきい値H3(d3<H
3)を比較し(S111)、H2<DT<H3である場
合には、ずれ量d3のレーン3を走行していると判定し
てレーン番号LNを3としてメモリに格納し(S11
2)、そうでない場合には他のレーンを走行していると
判定する(S113)。なお、このように不等式でずれ
量を評価するのは、車両10は常に直進するとは限ら
ず、検出信号から算出されたずれ量が正確に磁気マーカ
のずれ量と一致するとは限らないからである。レーンの
識別が完了した後は、識別したレーン番号LNを管制セ
ンタ等に出力する(S107)。管制センタでは、各車
両から出力されたレーン番号に基づいて各車両の走行状
況をモニタし、例えばある走行レーンで故障が発生した
場合には、同一レーンの他の車両にその旨の情報を出力
して車両誘導を円滑に行うことができる。
い値と比較する。すなわち、まずしきい値H1(d1<
H1<d2)とDTを比較し(S105)、DT<H1
である場合には、ずれ量d1のレーン1を走行している
と判定してレーン番号LNを1として車載メモリに格納
する(S106)。DT<H1でない場合には、次にD
Tとしきい値H2(d2<H2<d3)を比較し(S1
09)、H1<DT<H2である場合には、ずれ量d2
のレーン2を走行していると判定してレーン番号LNを
2としてメモリに格納する(S110)。DT<H2で
ない場合には、さらにDTとしきい値H3(d3<H
3)を比較し(S111)、H2<DT<H3である場
合には、ずれ量d3のレーン3を走行していると判定し
てレーン番号LNを3としてメモリに格納し(S11
2)、そうでない場合には他のレーンを走行していると
判定する(S113)。なお、このように不等式でずれ
量を評価するのは、車両10は常に直進するとは限ら
ず、検出信号から算出されたずれ量が正確に磁気マーカ
のずれ量と一致するとは限らないからである。レーンの
識別が完了した後は、識別したレーン番号LNを管制セ
ンタ等に出力する(S107)。管制センタでは、各車
両から出力されたレーン番号に基づいて各車両の走行状
況をモニタし、例えばある走行レーンで故障が発生した
場合には、同一レーンの他の車両にその旨の情報を出力
して車両誘導を円滑に行うことができる。
【0018】なお、本実施例では3つの走行レーンの場
合を示したが、もちろんそれ以上のレーン数にも対応す
ることができ、レーン数に応じてずれ量を設定すればよ
い。第2実施例 図4には、本実施例における車両誘導システムの路面状
況が示されている。本実施例でも、上述した第1実施例
と同様に走行レーンの境界線に沿って所定ピッチLで磁
気マーカ100が配置されているが、本実施例では、さ
らに間隔P毎の特定部位に各々の境界線毎に異なるピッ
チで磁気マーカ100が配置されている。すなわち、レ
ーン1とレーン2の境界線である境界b上の磁気マーカ
はL/2のピッチで配置され、レーン2とレーン3の境
界線である境界c上の磁気マーカ100はL/3のピッ
チで配置され、境界d上の磁気マーカはL/4のピッチ
で配置されている。
合を示したが、もちろんそれ以上のレーン数にも対応す
ることができ、レーン数に応じてずれ量を設定すればよ
い。第2実施例 図4には、本実施例における車両誘導システムの路面状
況が示されている。本実施例でも、上述した第1実施例
と同様に走行レーンの境界線に沿って所定ピッチLで磁
気マーカ100が配置されているが、本実施例では、さ
らに間隔P毎の特定部位に各々の境界線毎に異なるピッ
チで磁気マーカ100が配置されている。すなわち、レ
ーン1とレーン2の境界線である境界b上の磁気マーカ
はL/2のピッチで配置され、レーン2とレーン3の境
界線である境界c上の磁気マーカ100はL/3のピッ
チで配置され、境界d上の磁気マーカはL/4のピッチ
で配置されている。
【0019】図5には、このような磁気マーカの配置に
おいて車両10の磁気センサ12で検出される信号の一
例が示されている。ピーク値は第1実施例と同様に磁気
センサが磁気マーカに最も近い位置を走行する時に現れ
る。車両10がレーン1を走行している場合、左磁気セ
ンサからの検出信号は(A)のような信号となり、一
方、右磁気センサからの検出信号はピッチL/2を反映
した(B)のような信号となる。また、車両10がレー
ン2を走行している場合、左磁気センサからの検出信号
は(B)のような信号となり、一方、右磁気センサから
の検出信号はピッチL/3を反映した(C)のような信
号となる。また、車両10がレーン3を走行している場
合、左磁気センサからの検出信号は(C)のような信号
となり、一方、右磁気センサからの検出信号はピッチL
/4を反映した(D)のような信号となる。従って、左
磁気センサあるいは右磁気センサからの検出信号のピー
ク値のピッチを検出することにとり、自車両がどの走行
レーンを走行しているかを識別することができる。
おいて車両10の磁気センサ12で検出される信号の一
例が示されている。ピーク値は第1実施例と同様に磁気
センサが磁気マーカに最も近い位置を走行する時に現れ
る。車両10がレーン1を走行している場合、左磁気セ
ンサからの検出信号は(A)のような信号となり、一
方、右磁気センサからの検出信号はピッチL/2を反映
した(B)のような信号となる。また、車両10がレー
ン2を走行している場合、左磁気センサからの検出信号
は(B)のような信号となり、一方、右磁気センサから
の検出信号はピッチL/3を反映した(C)のような信
号となる。また、車両10がレーン3を走行している場
合、左磁気センサからの検出信号は(C)のような信号
となり、一方、右磁気センサからの検出信号はピッチL
/4を反映した(D)のような信号となる。従って、左
磁気センサあるいは右磁気センサからの検出信号のピー
ク値のピッチを検出することにとり、自車両がどの走行
レーンを走行しているかを識別することができる。
【0020】図6には、本実施例の具体的な処理フロー
チャート(車両10の磁気センサ及び演算制御装置の動
作)が示されている。なお、本実施例では、右磁気セン
サからの検出信号に基づいて走行レーンを識別する場合
を示している。
チャート(車両10の磁気センサ及び演算制御装置の動
作)が示されている。なお、本実施例では、右磁気セン
サからの検出信号に基づいて走行レーンを識別する場合
を示している。
【0021】まず、初回ピーク検出フラグflagが
1、すなわち既にピーク値を検出したか否かが判定され
(S201)、未だ検出されていない場合(flag=
0)には右磁気センサでピーク値が検出されたか否かが
判定され(S209)、検出された場合には初回検出フ
ラグflagを1にセットして(S210)、車輪パル
スカウンタCTを0にリセットする(S211)。次
に、再び右磁気センサでピーク値が検出されたか否かが
判定され(S202)、検出されない間はカウンタCT
を1だけ順次インクリメントしていき(S212)、ピ
ーク値が検出された時にはカウンタCTに車輪1パルス
当たりの距離LPを乗じてピーク値間の距離(ピッチ)
DTを算出する(S203)。そして、カウンタCTを
リセットした後(S204)、距離DTとしきい値を順
次比較する。すなわち、まずDTがしきい値H0(L/
2<H0<L)より大であるか否かが判定され(S20
5)、DT>H0でない場合には、次にH1<DT<H
0(L/3<H1<L/2)であるか否かが判定され
(S206)、H1<DT<H0である場合には、車両
10がレーン1を走行していると判定してレーン番号L
Nを1としてメモリに格納する(S207)。一方、H
1<DT<H0でない場合には、次にH2<DT<H1
(L/4<H2<L/3)であるか否かが判定される
(S213)。H2<DT<H1である場合には、車両
10がレーン2を走行していると判定してレーン番号L
Nを2としてメモリに格納し(S214)、H2<DT
<H1でない場合には、さらにH3<DT<H2(H3
<L/4)であるか否かが判定される(S215)。H
3<DT<H2である場合には、車両10がレーン3を
走行していると判定してレーン番号LNを3としてメモ
リに格納し(S216)、そうでない場合にはその他の
レーンを走行しているとしてLN=4とする(S21
7)。このようにして自車両の走行しているレーンを識
別した後、管制センタ等にレーン番号LNを出力する
(S208)。
1、すなわち既にピーク値を検出したか否かが判定され
(S201)、未だ検出されていない場合(flag=
0)には右磁気センサでピーク値が検出されたか否かが
判定され(S209)、検出された場合には初回検出フ
ラグflagを1にセットして(S210)、車輪パル
スカウンタCTを0にリセットする(S211)。次
に、再び右磁気センサでピーク値が検出されたか否かが
判定され(S202)、検出されない間はカウンタCT
を1だけ順次インクリメントしていき(S212)、ピ
ーク値が検出された時にはカウンタCTに車輪1パルス
当たりの距離LPを乗じてピーク値間の距離(ピッチ)
DTを算出する(S203)。そして、カウンタCTを
リセットした後(S204)、距離DTとしきい値を順
次比較する。すなわち、まずDTがしきい値H0(L/
2<H0<L)より大であるか否かが判定され(S20
5)、DT>H0でない場合には、次にH1<DT<H
0(L/3<H1<L/2)であるか否かが判定され
(S206)、H1<DT<H0である場合には、車両
10がレーン1を走行していると判定してレーン番号L
Nを1としてメモリに格納する(S207)。一方、H
1<DT<H0でない場合には、次にH2<DT<H1
(L/4<H2<L/3)であるか否かが判定される
(S213)。H2<DT<H1である場合には、車両
10がレーン2を走行していると判定してレーン番号L
Nを2としてメモリに格納し(S214)、H2<DT
<H1でない場合には、さらにH3<DT<H2(H3
<L/4)であるか否かが判定される(S215)。H
3<DT<H2である場合には、車両10がレーン3を
走行していると判定してレーン番号LNを3としてメモ
リに格納し(S216)、そうでない場合にはその他の
レーンを走行しているとしてLN=4とする(S21
7)。このようにして自車両の走行しているレーンを識
別した後、管制センタ等にレーン番号LNを出力する
(S208)。
【0022】このように、本実施例では所定間隔P毎の
部位で隣接する境界線毎に異なるピッチで磁気マーカが
配置されているので、車両10が距離Pを走行する毎に
レーンを識別することができる。
部位で隣接する境界線毎に異なるピッチで磁気マーカが
配置されているので、車両10が距離Pを走行する毎に
レーンを識別することができる。
【0023】なお、本実施例では右磁気センサからの検
出信号に基づいて走行レーンを識別したが、もちろん左
磁気センサからの検出信号に基づいて走行レーンを識別
することも可能である。
出信号に基づいて走行レーンを識別したが、もちろん左
磁気センサからの検出信号に基づいて走行レーンを識別
することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項4記載の車両誘導システムによれば、複数の走行レー
ンが存在する場合にも、自車両が走行している走行レー
ンを簡易に、かつ、確実に識別することができる。
項4記載の車両誘導システムによれば、複数の走行レー
ンが存在する場合にも、自車両が走行している走行レー
ンを簡易に、かつ、確実に識別することができる。
【0025】従って、車両を誘導する際にレーン毎に走
行速度などを指示することができ、また、路車間通信な
どで得られた情報(故障の発生地点や発生レーン)と自
車両位置(走行地点、走行レーン)から円滑に回避操作
を行うことができる。
行速度などを指示することができ、また、路車間通信な
どで得られた情報(故障の発生地点や発生レーン)と自
車両位置(走行地点、走行レーン)から円滑に回避操作
を行うことができる。
【図1】本発明の第1実施例の磁気マーカ配置説明図で
ある。
ある。
【図2】同実施例の磁気センサ出力の説明図である。
【図3】同実施例の処理フローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の磁気マーカの配置説明図
である。
である。
【図5】同実施例の磁気センサ出力の説明図である。
【図6】同実施例の処理フローチャートである。
10 車両,12 磁気センサ,100 磁気マーカ
Claims (4)
- 【請求項1】 走行レーンに沿って敷設された磁気発生
手段からの磁気を車載磁気検出器で読み取り、車両を走
行レーンに沿って誘導する車両誘導システムであって、 前記走行レーンは複数設けられ、 前記磁気発生手段は各々の走行レーンの境界線に沿って
所定ピッチで敷設されるとともに、隣接する境界線毎に
異なるずれ量で敷設され、 前記車載磁気検出器で前記ずれ量を検出することにより
車両の走行レーンを識別することを特徴とする車両誘導
システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両誘導システムにおい
て、 車両には、 前記磁気検出器が車両の左右に一対設けられ、 前記一対の磁気検出器で検出された磁界強度のピーク値
の間隔から前記ずれ量を算出する演算手段が設けられる
ことを特徴とする車両誘導システム。 - 【請求項3】 走行レーンに沿って敷設された磁気発生
手段からの磁気を車載磁気検出器で読み取り、車両を走
行レーンに沿って誘導する車両誘導システムであって、 前記走行レーンは複数設けられ、 前記磁気発生手段は各々の走行レーンの境界線に沿って
所定ピッチで敷設されるとともに、所定部位では隣接す
る境界線毎に異なるピッチで敷設され、 前記車載磁気検出器で前記異なるピッチを検出すること
により車両の走行レーンを識別することを特徴とする車
両誘導システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の車両誘導システムにおい
て、 車両には、 前記磁気検出器で検出された少なくとも一方の境界線の
磁界強度のピッチを算出する演算手段が設けられること
を特徴とする車両誘導システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29868194A JP3161257B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 車両誘導システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29868194A JP3161257B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 車両誘導システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08161034A JPH08161034A (ja) | 1996-06-21 |
| JP3161257B2 true JP3161257B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=17862907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29868194A Expired - Fee Related JP3161257B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 車両誘導システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3161257B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102077654B1 (ko) * | 2019-06-18 | 2020-02-14 | 주식회사 정석케미칼 | 자기장 발생 방법과 교번 자기 패턴을 이용한 속도 측정 방법, 이를 이용한 자동차 |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP29868194A patent/JP3161257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08161034A (ja) | 1996-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |