JP3160843B2 - 共重合体ラテックスを含有してなる組成物 - Google Patents
共重合体ラテックスを含有してなる組成物Info
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Description
新規な製造方法によって得られた共重合体ラテックスを
用いてなる接着剤組成物、紙被覆用組成物、カーペット
裏打ち用接着剤組成物およびロック繊維基材用接着剤組
成物に関する。
を主要成分とする、いわゆるブタジエン系共重合体ラテ
ックスが紙塗工分野、カーペットのバックサイジングま
たは、ロック繊維基材用等におけるバインダーとして広
く用いられていることはよく知られているところであ
る。
される性能は多岐にわたっており、それに応じてブタジ
エン系共重合体ラテックスの組成や構造を変えているの
が一般的である。
化重合によって製造されるが、その際、共重合体ラテッ
クスを構成する単量体混合物の組成、各種添加剤の種類
や量により若干の差は見られるものの、共重合体ラテッ
クス中に微細凝固物が発生するという問題があった。
し、反応プロセスに種々の悪影響を与えると共に、各最
終用途においても様々な弊害をもたらす。
固物が多いと、ブレード塗工時のストリークトラブルや
アプリケーター汚れ、キャレンダー処理時の汚れ、印刷
時のブランケットパイリング等の問題が生じる。
タフテッドカーペットやニードルパンチカーペット等の
カーペット裏打ち用接着剤や自動車用クッション材料、
土木用マット、工業用フィルター等の用途に利用される
ロック繊維基材用接着剤としても使用されるが、その際
においても共重合体ラテックス中の微細凝固物が接着強
度や耐水性に悪影響を及ぼす。
凝固物は、反応器の汚れを伴なうと共に各最終用途にお
いて様々な弊害をもたらすため、通常、濾過工程などに
より取り除かれている。
取り除かれる微細凝固物の量にも限界があるため、この
微細凝固物を完全に取り除くことは困難であり、また生
産性の低下を余儀なくされていた。
成する際の塗工速度の高速化が、合理化の点から推しす
すめられており、従来よりいっそう高速塗工適性の良い
紙被覆用組成物が求められている。
する印刷速度も高速化されており、従来より優れた高速
印刷適性が求められるようになってきた。
塗工時の優れた流動性および機械的安定性が要求され、
塗工紙においては優れた印刷強度、耐ブリスター性なら
びに印刷光沢が要求されている。
の一成分である共重合体ラテックスが大きな影響を与え
ていることが知られている。
しばしば特に連鎖移動剤として用いられるアルキルメル
カプタンに起因する臭気が問題とされる場合がある。こ
の臭気は、特に最終製品の商品価値を低下させるため、
臭気の発生が少ない共重合体ラテックスが求められてい
る。
問題点につき鋭意検討の結果、特定の化合物の存在下に
て乳化重合することにより、微細凝固物の発生を抑制
し、重合安定性の良好な共重合体ラテックスを効率よく
得ることができ、該共重合体ラテックスを用いることに
より、紙塗工時における流動性および機械的安定性に優
れ、塗工紙の臭気ならびに印刷時における印刷強度、印
刷光沢および耐ブリスター性を改良してなる紙被覆用組
成物が、さらには接着強度、耐水性、臭気を改良してな
るカーペット裏打ち用接着剤組成物およびロック繊維基
材用接着剤組成物が得られることを見い出し、本発明に
到達した。
量体10〜80重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単
量体 0.5〜10重量%およびこれらと共重合可能な他の
単量体10〜89.5重量%を、環内に不飽和結合を1つ有
する環状の不飽和炭化水素の存在下で乳化重合すること
を特徴とする共重合体ラテックスを用いてなる接着剤組
成物、紙被覆用組成物、カーペット裏打ち用接着剤組成
物およびロック繊維基材用接着剤組成物を提供するもの
である。
としては、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−
ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、
2−クロル−1,3−ブタジエン、置換直鎖共役ペンタ
ジエン類、置換および側鎖共役ヘキサジエン類などが挙
げられ、1種または2種以上用いることができる。特に
1,3−ブタジエンが好ましい。
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸などのモノまたはジカルボ
ン酸(無水物)を挙げることができる。
レン系不飽和カルボン酸単量体と共重合可能な他の単量
体としては、アルケニル芳香族単量体、不飽和カルボン
酸アルキルエステル単量体、ヒドロキシアルキル基を含
有する不飽和単量体、シアン化ビニル単量体、不飽和カ
ルボン酸アミド単量体等が挙げられる。
ン、α−メチルスチレン、メチルα−メチルスチレン、
ビニルトルエンおよびジビニルベンゼン等が挙げられ、
1種または2種以上用いることができる。特にスチレン
が好ましい。
としては、メチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジメチル
フマレート、ジエチルフマレート、ジメチルマレエー
ト、ジエチルマレエート、ジメチルイタコネート、モノ
メチルフマレート、モノエチルフマレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート等が挙げられ、1種または2種以
上用いることができる。特にメチルメタクリレートが好
ましい。
量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β
−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタ
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエート、
ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒドロ
キシエチルマレエート、ビス(2−ヒドロキシエチル)
マレエート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレートな
どが挙げられ、1種または2種以上用いることができ
る。特にβ−ヒドロキシエチルアクリレートが好まし
い。
ニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロニ
トリル、α−エチルアクリロニトリルなどが挙げられ、
1種または2種以上用いることができる。特にアクリロ
ニトリルが好ましい。
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、1種または
2種以上用いることができる。特にアクリルアミドが好
ましい。
単量体10〜80重量%、エチレン系不飽和カルボン酸
単量体 0.5〜10重量%およびこれらと共重合可能な他
の単量体10〜89.5重量%である。
満では印刷強度や接着性が、また80重量%を超えると
耐水性に劣る傾向にあり好ましくない。エチレン系不飽
和カルボン酸単量体が0.5重量%未満では機械的安定性
に劣り、また10重量%を超えるとラテックスの粘度が
高くなる傾向にあり好ましくない。共重合可能な他の単
量体が10重量%未満では耐水性が、また89.5重量%を
超えると印刷強度や接着性に劣る傾向にあり好ましくな
い。
n−ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタ
ン、t−オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプ
タン、t−ドデシルメルカプタン、n−ステアリルメル
カプタンなどのアルキルメルカプタン、ジメチルキサン
トゲンジサルファイド、ジイソプロピルキサントゲンジ
サルファイドなどのキサントゲン化合物、α−メチルス
チレンダイマー、ターピノレンや、テトラメチルチウラ
ムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、
テトラメチルチウラムモノスルフィド等のチウラム系化
合物、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、スチレン化フェノール等のフェノール系化合物、ア
リルアルコール等のアリル化合物、ジクロルメタン、ジ
ブロモメタン、四塩化炭素、四臭化炭素等のハロゲン化
炭化水素化合物、α−ベンジルオキシスチレン、α−ベ
ンジルオキシアクリロニトリル、α−ベンジルオキシア
クリルアミド等のビニルエーテル、トリフェニルエタ
ン、ペンタフェニルエタン、アクロレイン、メタアクロ
レイン、α−ベンジロキシスチレン、チオグリコール
酸、チオリンゴ酸、2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト等が挙げられ、1種又は2種以上用いることができ
る。
制限はなく、共重合体ラテックスに求められる性能に応
じて適宣調整することができるが、好ましくは単量体混
合物100重量部に対して0.05〜10重量部である。
有する環状の不飽和炭化水素は、重合終了後、大部分は
未反応で残留しており、その未反応物を回収する必要が
あるため、その沸点が140℃以下のものが好ましい。
具体的には、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロ
ヘプテン、4−メチルシクロヘキセン、1−メチルシク
ロヘキセン等が挙げられる。
量体混合物100重量部に対し0.1〜30重量部であ
る。 0.1重量部未満では本発明効果の発現が不十分であ
り、また30重量部を超えると未反応物として残留する
該化合物の量も相対的に増加し、その回収にかかるエネ
ルギーが多大になるため好ましくない。好ましくは0.
5〜15重量部である。
ては特に制限するものではなく、一括添加方法、分割添
加方法、連続添加方法の何れでも採用することができ
る。更に、乳化重合において、常用の乳化剤、重合開始
剤、電解質、重合促進剤、キレート剤等を使用すること
ができる。
重合又は多段階重合等何れでも採用することができる
が、特に以下の方法にて乳化重合することが好ましい。
て3〜40重量%、好ましくは5〜30重量%の単量体
を重合し、1段目の重合転化率が50%以上、好ましく
は70%以上となった時点で残りの単量体を添加し、実
質的に重合を完結させる。また、上記の製造方法におい
て、特にエチレン系不飽和カルボン酸単量体は全量1段
目に使用することが好ましい。
テル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルエーテルスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂
肪族カルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステ
ル塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレング
リコールのアルキルエステル型、アルキルフェニルエー
テル型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤
が1種又は2種以上で用いられる。
アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、レ
ドックス系開始剤あるいは過酸化ベンゾイル等の油溶性
開始剤が使用できる。
細凝固物の発生を抑制し、重合安定性の良好な共重合体
ラテックスを得ることができるものであるが、該製造工
程において使用した環内に不飽和結合を1つ有する環状
の不飽和炭化水素は、最終用途においてはその作業環境
衛生上好ましくないため、本発明においては、該製造方
法により共重合体ラテックスを重合した後、未反応物と
して残留した該化合物を実質的(共重合体ラテックス
(固形部)100重量部に対し0.5重量部以下より好
ましくは0.1重量部以下)に除去するものである。
例えば、水蒸気蒸留、減圧蒸留、不活性ガスの吹き込み
等により除去することができる。
された共重合体ラテックスを含有してなる各種接着剤組
成物を提供するものである。例えば、紙被覆用組成物、
カーペット裏打ち用接着剤組成物、ロック繊維基材用接
着剤組成物さらにはタイヤコード用接着剤組成物、木材
用接着剤組成物、皮革用接着剤組成物等として用いるこ
とができる。
体ラテックスに、顔料、さらに必要に応じてその他の結
合剤とともに水性分散液として調整される。
対し、本発明の共重合体ラテックスが2〜100重量
部、好ましくは5〜30重量部、その他の結合剤が0〜
30重量部使用できる。
タルク、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、サチンホワイトなどの
無機顔料、あるいはポリスチレンラテックスのような有
機顔料が挙げられ、これらは単独または混合して使用さ
れる。
化澱粉、エステル化澱粉等の変性澱粉、大豆蛋白、カゼ
インなどの天然バインダー、あるいはポリビニルアルコ
ール、ポリ酢酸ビニルラテックス、アクリル系ラテック
スなどの合成ラテックスが使用される。
さらにその他の助剤、例えば分散剤(ピロリン酸ナトリ
ウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナ
トリウムなど)、消泡剤(ポリグリコール、脂肪酸エス
テル、リン酸エステル、シリコーンオイルなど)、レベ
リング剤(ロート油、ジシアンジアミド、尿素など)、
防腐剤、耐水化剤(ホルマリン、ヘキサミン、メラミン
樹脂、尿素樹脂、グリオキサルなど)、離型剤(ステア
リン酸カルシウム、パラフィンエマルジェンなど)、蛍
光塗料、カラー保水性向上剤(カルボキシメチルセルロ
ース、アルギン酸ナトリウムなど)が必要に応じて添加
される。
する方法は、公知の技術、例えばエアナイフコーター、
ブレードコーター、ロールコーター、バーコーターなど
の塗布機によって行なわれる。また、塗布後、表面を乾
燥し、カレンダーリングなどにより仕上げる。
は、前記の共重合体ラテックスに充填剤および/または
他の添加剤を配合して得られる。その際、通常固形分換
算で共重合体ラテックス100重量部に対して充填剤0
〜800重量部使用できる。
アルミニウム、中空ガラス球体、クレー、タルク、シリ
カ、カーボンブラック等があげられ、これらは単独また
は併用して使用することができる。
るPH調整剤、乳化剤、安定剤、加硫剤、加硫促進剤、老
化防止剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、増粘剤、着色剤、
架橋剤、架橋助剤などがあげられる。
成物には、前記の共重合体ラテックスの他に、一般に添
加されている充填剤、乳化剤、安定剤、酸化防止剤、紫
外線劣化防止剤、加硫剤、加硫促進剤、分散剤、消泡
剤、防腐剤、増粘剤、着色剤、架橋剤、架橋助剤などを
添加することができる。
に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これ
らの実施例に限定されるものではない。なお実施例中、
割合を示す部および%は重量基準によるものである。ま
た実施例における諸物性の測定は次の方法に拠った。
を顕微鏡により観察し ○:非常に少ない △:少ない ×:多い、この3段階で評価を行う。
テックスフィルム約 1.0gを正確に秤量後400ccのト
ルエンに入れ48時間放置溶解し300メッシュの金網
で濾過後、乾燥し、金網上のトルエン不溶分(ゲル)を
秤量し、ゲル含有量を算出する。
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.3部、炭酸水素ナト
リウム 0.2部、過硫酸カリウム 1.0部および表1または
表2に示す1段目の単量体混合物、連鎖移動剤、環内に
不飽和結合を1つ有する環状の不飽和炭化水素を仕込み
65℃で1段目の重合を行った。1段目の乳化重合の転
化率が70%に達した時点で2段目の単量体混合物、連
鎖移動剤、不飽和炭化水素を7時間で連続添加し、2段
目の重合を行なった。その後、重合を完結させるため、
さらに3時間反応を継続し重合を終了した。重合転化率
は全て98%以上であった。得られた共重合体ラテック
スを水酸化ナトリウムを用いてPH8に調整した後、水蒸
気蒸留で未反応単量体および未反応物として残留してい
る不飽和炭化水素を除去し、共重合体ラテックス1〜1
5を得た。
目、右側が2段目の重量部を示す。
処方に基づき固形分濃度60%となるよう純水を用いて
調整し、紙被覆用組成物を得た。得られた紙被覆用組成
物について、機械的安定性ならびに流動性を測定した。
組成物の塗被量が片面10g/m2 となるようにコーティ
ングバーを用いて塗工・乾燥した後、ロール温度50
℃、線圧70〜80Kg/cm の条件でスーパーカレンダー
処理を行ない塗工紙を得た。得られた塗工紙については
RI Wet Pick 、RI Dry Pick 、耐ブリスター性、印
刷光沢および臭気を測定した。
属ロールとゴムロール間で練り、機械的剪断をかけ、ゴ
ムロール上に凝固物が発生するまでの時間(分)を測定
する。 ○:30分以上 △:20分以上30分未満 ×:20分未満
度4000rpm にて紙被覆用組成物の粘度を測定する。粘度
が低いほど流動性は良好。
程度を肉眼で判定し、1級(一番良好なもの)から5級
(一番悪いもの)の五段階法で評価した。6回の平均値
を示す。
同様の方法で評価した。
ス中に投げ込みブリスターが発生する時の最低温度を示
す。
用して、定速印刷を行ない試料を作成する。試料の印刷
面の光沢をJIS P-8142の方法に準じて測定する。数値の
大きい方が光沢が優れる。
した以外は、前記の塗工方法と同様にして塗工紙を得
た。得られた塗工紙から、10cm×10cmの試験片を作
成し、該試験片3枚を密栓ができるガラスビンの中に入
れ、50℃で1時間放置後、栓をとって臭気の度合を判
定した。 ×:臭う △:やや臭う ○:殆ど臭わない
ンゼンスルホン酸ナトリウム 0.6部、炭酸水素ナトリウ
ム 0.3部、過硫酸カリウム 0.8部および表4に示す1段
目の単量体混合物、連鎖移動剤、環内に不飽和結合を1
つ有する環状の不飽和炭化水素を仕込み60℃で1段目
の重合を行なった。1段目の転化率が75%に達した時
点で2段目の単量体混合物、連鎖移動剤、不飽和炭化水
素を6時間で連続添加し70℃で2段目の重合を行なっ
た。その後、重合を完結させるため、さらに3時間反応
を継続し重合を終了した。重合転化率はすべて98%以
上であった。得られた共重合体ラテックスを水酸化ナト
リウムを用いてPH8に調整した後、水蒸気蒸留で未反応
単量体及び未反応物として残留している不飽和炭化水素
を除去し、共重合体ラテックス16〜22を得た。
水溶液にてpH8.5 に調整した。pH調整した各ラテックス
100部(固形分)に対して、各々分散剤としてアロン
T−40(東亜合成(株)製:低分子量ポリアクリル酸
ナトリウム)1.0 部および重質炭酸カルシウム400部
を加え、増粘剤としてアロンA−20P(東亜合成
(株)製:高分子量ポリアクリル酸ナトリウム)1.0 部
を添加し、イオン交換水により固形分濃度を75重量%
に調整して、粘度17000 〜20000 センチポイズ(BM型
回転粘度計、12rpm 、#4ローター、20℃)のカー
ペット裏打ち用接着剤組成物を得た。
レンスプリットヤーン、パイルが1/8インチゲージの
6ナイロンであるタフテッドカーペット生機の裏面に見
掛重量1200g/m2 にて均一に塗布し、7オンス/平方ヤ
ードのジュート織布の裏張り材をその上に貼付し、12
0℃において20分間乾燥して、ジュートで裏張りした
カーペットを得た。
って接着力強度を測定した。次に、同様にして作成した
カーペットを20℃のイオン交換水に1時間浸漬した後
JIS10211に従って接着力強度を測定した。また、10cm
×10cmの試験片を作成し、該試験片を密栓ができるガ
ラスビンの中に入れ50℃で1時間放置後、栓をとって
臭気の度合を判定した。 ○:殆ど臭わない △:やや臭う ×:臭う 結果を表5に示す。
ンゼンスルホン酸ナトリウム0.8 部、炭酸水素ナトリウ
ム0.3 部、過硫酸カリウム0.9 部および表6に示す1段
目の単量体混合物、連鎖移動剤および環内に不飽和結合
を1つ有する環状の不飽和炭化水素を仕込み65℃で1
段目の重合を行なった。1段目の転化率が80%に達し
た時点で、2段目の単量体混合物、連鎖移動剤、不飽和
炭化水素を8時間で連続添加し、2段目の重合を行なっ
た。その後、重合を完結させる為さらに3時間反応を継
続し重合を終了した。重合転化率はすべて98%以上で
あった。得られた共重合体ラテックスを水酸化ナトリウ
ムでPH8に調整後、水蒸気蒸留で未反応単量体及び未反
応物として残留している不飽和炭化水素を除去し、共重
合体ラテックス23〜29を得た。
に対して、亜鉛華2部、ジブチルジチオカルバミン酸亜
鉛1部およびアンチゲンS1部(スチレン化フェノー
ル:住友化学社製)を添加し、増粘剤としてカルボキシ
メチルセルロース0.3部を加え、イオン交換水にて固形
分を48.0重量%に調整して、粘度1000〜1300センチポイ
ズ(BM型回転粘度計、60rpm 、#3ローター、20
℃)のロック繊維基材用接着剤組成物を作成した。
固形分40.0重量%に調整し、縦100mm、横100mm、
厚さ20mm、重量 3.0gのパームロック繊維の表面に約
2gスプレー塗りし、80℃で10分間乾燥を行った。
更に、裏面にも同様にスプレー塗りし、80℃で10分
間乾燥を行った。その後、130℃で15分間加熱し、
架橋を促進させロック試験片を作成した。
着強度の試験を行った。結果を表6に示す。
測定した。
のイオン交換水中に浸漬後、インストロン引張り試験機
にて測定した。
Claims (4)
- 【請求項1】 脂肪族共役ジエン系単量体10〜80重
量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.5〜10
重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体10〜8
9.5重量%からなる単量体混合物を、シクロペンテ
ン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、4−メチルシク
ロヘキセン、1−メチルシクロヘキセンから選ばれる環
内に不飽和結合を1つ有する不飽和炭化水素の存在下で
乳化重合することを特徴とし、前記不飽和炭化水素の使
用量が、前記単量体混合物100重量部に対して0.1
〜30重量部である共重合体ラテックスの製造方法によ
って得られた共重合体ラテックスを含有してなる接着剤
組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の接着剤組成物を含有して
なる紙被覆用組成物。 - 【請求項3】 請求項1記載の接着剤組成物を含有して
なるカーペット裏打ち用接着剤組成物。 - 【請求項4】 請求項1記載の接着剤組成物を含有して
なるロック繊維基材用接着剤組成物。
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| JP2961207B2 (ja) | 1991-09-27 | 1999-10-12 | 住化エイビーエス・ラテックス株式会社 | 共重合体ラテックスの製造方法 |
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1998
- 1998-08-20 JP JP25202098A patent/JP3160843B2/ja not_active Expired - Lifetime
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