JP3039283U - モザイク片及びその組合せ - Google Patents
モザイク片及びその組合せInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 曲面のある立体を含めて多様多種の立体を形
成することができるとともに、連結部分に空間が生じる
ことがなく、常に美麗な外嵌を呈することができ、さら
に、突片が基片の折り曲げを防げることがないようにす
る。 【解決手段】 基片1の各辺1aにおける突片2の基端
部2の幅W3と、隣接する2個の突片2間の間隔W4と
をほぼ同一(W3≒W4)とするとともに、各辺1aと
突片2の各側縁2a、2bとの角部に、各辺1aとほほ
直交する方向を向くスライド縁部2d、2eを設けたこ
とにより、各突片2と雌型係合部3との噛合いの深さ
を、空隙部が生じることなく、若干変更することがで
き、その結果曲面を含む立体の形成が可能となる。
成することができるとともに、連結部分に空間が生じる
ことがなく、常に美麗な外嵌を呈することができ、さら
に、突片が基片の折り曲げを防げることがないようにす
る。 【解決手段】 基片1の各辺1aにおける突片2の基端
部2の幅W3と、隣接する2個の突片2間の間隔W4と
をほぼ同一(W3≒W4)とするとともに、各辺1aと
突片2の各側縁2a、2bとの角部に、各辺1aとほほ
直交する方向を向くスライド縁部2d、2eを設けたこ
とにより、各突片2と雌型係合部3との噛合いの深さ
を、空隙部が生じることなく、若干変更することがで
き、その結果曲面を含む立体の形成が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、基片の周囲に形成された突片を相手方の雌型係合部に係合させるこ とにより、複数のものを順次連結して、置物や容器等として用いることのできる 多角形その他の所望の立体を形成しうるようにしたモザイク片及びその組合せに 関する。
【0002】
この種のモザイク片として、本出願人は、図10及び図11に示すように、紙 又は合成樹脂等よりなる多角形のシート材よりなる基片(1)の各辺(1a)( 図10及び図11には仮想線で示している)に、一側縁(2a)が前記各辺(1 a)に対して鋭角をなして、また他側縁(2b)が前記各辺(1a)に対して鈍 角をなして外側方に延出する卵形状の突片(2)を所要の間隔をもって連設する ことにより、隣接する突片(2)間と、各辺(1a)の端部とそれに最も近い突 片(2)との間に、他のモザイク片の突片(2)が係合しうる底部(3a)を弧 状とした雌型係合部(3)を形成したモザイク片を提供している(実開平59-149 166号公報参照)。図10に示すものにおいては、基片(1)の上下の辺(1a )には、3個の突片(2)と4個の雌型係合部(3)とが設けられ、基片(1) の左右の辺(1a)には、4個の突片(2)を3個の雌型孫合部(3)とが設け られている。 図11において、(P)は、辺(1a)に対して直角をなし、かつ間隔を同一 とした、突片(2)と雌型係合部(3)との噛合いピッチを示すピッチ線である 。
【0003】 このようなモザイク片は、基片(1)の周囲に形成された突片(2)を相手方 の雌型係合部(3)に係合させることにより、複数のものを順次連結して、置物 や容器等として用いることのできる多角形その他の所望の立体を形成することが でき、幾何学的感覚を直接体得させるための知育用教材として、またペーパーク ラフトの一種として、実用に供する置物や容器等を形成する材料として有用であ る。
【0004】
しかし、上述のような従来のモザイク片においては、形成できる立体が多角形 のものに限られ、曲面を含むものは形成し難く、また多角形の中でも形成できな いものが数多くあり、置物や容器として使用する際のデザインが著しく制約され ていた。
【0005】 また、従来のモザイク片においては、隣接するモザイク片同士の結合部分に適 度の遊びをもたせて、噛合い部分の誤差を吸収したり、突片と雌型係合部分とを 容易に噛合させることができるようにするため、基片(1)の各辺(1a)にお ける突片(2)の基端部(2c)の幅(W1)を、隣接する2個の突片(2)間 の間隔(W2)より小としていたので(Wl<W2)、互いに係合する突片(2 )と雌型係合部分(3)との両端部の少なくともいずれか一方に空隙部(S)が 常に形成され、それが著しく美観を損ねるという問題点がある。
【0006】 さらに、従来のものでは、基片(1)を折り曲げて立体の2面を形成する場合 に、突片(2)、額に基片(1)のコーナー部にある突片(2)が基片(1)の 折り曲げの妨げになるという問題点もある。
【0007】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、曲面のある立体を 含めて多種多様の立体を形成することができるとともに、連結部分に空間が生じ ることがなく、常に美麗な外嵌を呈することができ、さらに、突片が基片の折り 曲げを妨げることがないようにしたモザイク片及びその組合せを提供することを 目的としている。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案(請求項1)は、可撓性を有し、かつ折り 曲げ可能な多角形のシート材よりなる基片の各辺に、一側縁が前記各辺に対して 鋭角をなして、また他側縁が前記各辺に対しで鈍角をなして外側方に延出する突 片を所要の間隔をもって連設することにより、隣接する突片間に他のモザイク片 の突片が係合しうる雌型係合部を形成したモザイク片において、前記基片の各辺 における突片の基端部の幅と、隣接する2個の突片間の間隔とをほぼ同一とする とともに、各辺と突片の各側縁との角部に、各辺とほぼ直交する方向を向くスラ イド縁部を設けたことを特徴としている。
【0009】 スライド縁部は、各辺の端部を曲率中心とする弧状とするのがよい(請求項2 )。
【0010】 スライド縁部の長さは、互いに隣接するモザイク片の対向する辺に設けた各突 片を対向する雌型係合部にそれぞれ係合した状態で、前記対向する辺同士が互い に5゜〜10゜の範囲を移動しうるような長さとするのがよい(請求項3)。
【0011】 基片の形状を菱形としたモザイク片においては、すべでの突片を、基片のコー ナー部を通りかつ基片の対角線と平行をなす4本の直線により囲まれた範囲内に 制限するのがよい(請求項4)。
【0012】 また、基片の形状を菱形としたモザイク片において、基片のコーナー部に近い 突片を、該コーナー部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線をもって切断し てもよもい(請求項5)。
【0013】 上記目的を達成するためのモザイク片の組合せは、基片の形状を菱形とした請 求項1〜5のいずれかに記載のモザイク片の組合せであって、基片の頂角が90 ゜、72゜及び60゜である少なくとも3種類のモザイク片を備えることを特教 としている(請求項6)。
【0014】 この組合せにおいては、少なくとも基片の頂角が72゜及び60゜であるモザ イク片が、対応する各辺における突片と雌型係合部との関係が互いに逆になった 2種類のものをそれぞれ備えるものとするのがよい(請求項7)。
【0015】 また、基片の形状を菱形とした請求項1〜5のいずれかに記載のモザイク片の 組合せにおいて、基片の頂角が同一の2種類のモザイク片の一方の頂角部に近接 する突片が、該頂角部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線と前記対角線と の間の範囲内に制限されており、かつ前記2種類のモザイク片の他方の頂角部に 近接する突片が、該頂角部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線と前記対角 線との間の範囲を越えて突出するようにするのもよい(請求項8)。
【0016】
基片の範囲に形成された突片を相手方の雌型係合部に係合させることにより、 複数のモザイク片を順次連結して、置物や容器等として用いることのできる多角 形その他の所望の立体を形成することができる。
【0017】 その際に、基片の各辺における突片の基端部の幅と、隣接する2個の突片間の 間隔とをほぼ同一とするとともに、各辺と突片の各側縁との角部に、各辺とほぼ 直交する方向を向くスライド縁部を設けたことにより(請求項1)、各突片と雌 型係合部との噛合いの深さを、その噛合い部分のいずれかの端部に空隙部が生じ ることなく若干変更することができる。
【0018】 その結果、互いに隣接するモザイク片同士は、対向する辺に設けた各突片を対 向する雌型係合部にそれぞれ係合した状態で、連結角度を若干、好ましくは5゜ 〜10゜の範囲(請求項3)、変更することかできるようになり、それによって 、複数のモザイク片により形成した面を曲面としたときの曲率の大きい部分と小 さい部分との寸法の差を吸収することができ、曲面を含む立体の形成が可能とな る。
【0019】 この場合に、スライド縁部を、各辺の端部を曲率中心とする弧状とすると(請 求項2)、隣接するモザイク片同士の連結角度の変更がスムーズに行える。
【0020】 また、基片の形状を菱形としたモザイク片において、すべての突片を、基片の コーナー部を通りかつ基片の対角線と平行をなす4本の直線により囲まれた範囲 内に制限したり(請求項4)、基片のコーナー部に近い突片を、該コーナー部を 通りかつ基片の対角線と平行をなす直線をもって切断すると(請求項5)、突片 が基片の折り曲げを妨げることがなくなり、基片を所望の部分で折り曲げて、多 種多様の立体を形成することができる。
【0021】 さらに、基片の形状を菱形とした請求項1〜5のいずれかに記載のモザイク片 の組合せにおいて、基片の頂角が90゜、72゜及び60゜である少なくとも3 種類のモザイク片を備えるものとしたり(請求項6)、この場合に、少なくとも 基片の頂角が72゜及び60゜であるモザイク片が、対応する各辺における突片 と雌型係合部との関係が互いに逆になった2種類のものをそれぞれ備えるものと すると(請求項7)、噛合い部分で連結角度を若干変更しうることと相俟って、 正多面体は元より、円柱、球、ドーナツ型、アーチ型等の曲面を含む多種多様の 立体を形成することができる。
【0022】 基片の形状を菱形とした請求項1〜5のいずれかに記載のモザイク片の組合せ において、基片の頂角が同一の2種類のモザイク片のうち、一方のものの頂角部 に近接する突片を、該頂角部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線と前記対 角線との間の範囲内に制限し、かつ他方のものの頂角部に近接する突片を、該頂 角部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線と前記対角線との間の範囲を越え て突出するようにすると(請求項8)、コーナー部分においては、前者のモザイ ク片を用い、それ以外の部分においては後者のモザイク片を用いることにより、 折り曲げ作業が容易で、しかも強度の大きい立体を形成することができる。
【0023】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1〜図3は、本考案の第1実施例(請求項1、3、4及び5記載の考案の実 施例)を示す。なお、上述の従来例のものと同一の部材には、同一の符号を付し て、詳細な説明は省略する(第2実施例以降においても同じ)。
【0024】 第1実施例においては、基片(1)の各辺(1a)における突片(2)の基端 部(2)の幅(W3)と、隣接する2個の突片(2)間の間隔(W4)とをほぼ 同一(W3≒W4)とするとともに、各辺(1a)と突片(2)の各側縁(2a )(2b)との角部に、各辺(1a)とほぼ直交する方向を向くスライド縁部( 2d)(2e)を設けている。
【0025】 このスライド縁部(2d)(2e)は、従来例の図11におけるピッチ線(P )と各突片(2)の各側縁(2a)(2b)とが交わる点(01)(02)と、 ピッチ線(P)と雌型係合部(3)の底部(3a)とが交わる点(03)(04 )とを結ぶ線(01)−(03)、(02)−(04)とほぼ一致するようにし てある。
【0026】 図3に示すように、スライド縁部(2d)(2e)の長さは、互いに隣接する モザイク片の対向する辺(1a)で設けた各突片(2)を対向する雌型係合部( 3)にそれぞれ係合した状態で、前記対向する率(1a)同士が互いに5゜〜1 0゜の範囲を移動しうるような長さとするのがよい。
【0027】 このようにしたことにより、各突片(2)と雌型係合部(3)との噛合いの深 さを、その噛合い部分のいずれかの端部に上述の従来のものにおけるような空隙 部(S)が生じることなく、若干変更することができる。
【0028】 その結果、図3に示すように、互いに隣接するモザイク片同士は、対向する辺 (1a)に設けた各突片(2)を対向する雌型係合部(3)にそれぞれ係合した 状態で、連結角度を若干、好ましくは5゜〜10゜の範囲にわたって、自由に変 更することができるようになり、それによって、複数のモザイク片により形成し た面を曲面としたときの曲率の大きい部分と小さい部分との寸法の差を吸収する ことができ、曲面を含む立体の形成が可能となる。
【0029】 また、第1実施例においては、基片(1)の形状を菱形の1種である正方形と したとモザイク片において、すべての突片(2)を、基片(1)のコーナー部を 通りかつ基片(1)の対角線(L)と平行をなす4本の直線(L1)(L2)に より囲まれた範囲内に制限してある。また、そのために、基片(1)の四隅の突 片(2)を、上記直線(Ll)(L2)により切断した形状としてある。
【0030】 このような構成としたことにより、突片(2)が基片(1)の折り曲げを妨げ ることがなくなり、基片(1)を所望の部分で折り曲げて、多種多様の立体を形 成することができる。
【0031】 図4は、本考案の第2実施例(請求項1〜5記載の考案の実施例)を示す。 この第2実施例においては、第1実施例におけるスライド縁部(2d)(2e )に相当するスライド縁部(2f)(2g)を、各辺(1a)の端部を曲率中心 とする弧状としてある。その他の構成は第1実施例のものと同一である。
【0032】 このような構成とすると、第1実施例のものと同一の作用及び効果を奏するこ とができる他に、隣接するモザイク片同士の連結角度を変更しようとするとき、 各スライド縁部(2f)(2g)に沿って相手方の突片(2)の各側縁(2a) (2b)及びスライド縁部(2f)(2g)が円滑に摺動し、連結角度の変更が スムーズに行えるという利点がある。
【0033】 図5は、本考案の第3実施例(請求項6〜8記載の考案の実施例)であるモザ イク片の組合せの一例を示す。
【0034】 この組合せは、基片(1)の形状を菱形とし、かつ各辺(1a)の長さをすべ て同一とした5種類のモザイク片(A)(B1)(B2)(Cl)(C2)から なっている。
【0035】 モザイク片(A)は、頂角を90゜とした基片(1)の1対の対角部の突片( 2’)のみを対角線(L)と平行をなす直線(Ll)により切断した形とし、か つ他の1対の対角部の突片(2)は、他の突片(2)と同一の卵形状のものとし 、その他の構成は、第1実施例(又は第2実施例)のものと同一としてある。
【0036】 モザイク片(B1)(B2)の頂角は72゜、モザイク片(C1)(C2)の 頂角は60゜としてある。モザイク片(B1)(C1)とモザイク片(B2)( C2)とは、対応する各辺(1a)における突片(2)と雌型係合部(3)との 関係が互いに逆になっている。
【0037】 モザイク片(B1)の鈍角部に近接する突片(2x)は、該鈍角部を通りかつ 基片(1)の対角線(L)と平行をなす直線(L3)と前記対角線(L)との間 の範囲内に制限されており、また、モザイク片(B2)の頂角部に近接する突片 (2y)は、該頂角部を通りかつ基片(1)の対角線(L)と平行をなす直線と 対角線(L4)との間の範囲内に制限されている。
【0038】 また、モザイク片(C1)の頂角部に近接する突片(2m)及び鈍角部近接す る突片(2n)は、頂角部及び鈍角部を通りかつ基片(1)の対角線(L)と平 行をなす直線(L5)(L6)と前記対角線(L)との間の範囲内に制限されて おり、それに対して、モザイク片(C2)の鈍角部に近接する突片(2)は、該 頂角部を通りかつ基片(1)の対角線(L)と平行をなす直線(L6)と対角線 (L)との間の範囲を越えて突出している。モザイク片(B1)(B2)(C1 )(C2)のその他の構成は、第1実施例(又は第2実施例)のものと同一であ る。
【0039】 この第3実施例のような組合せとすると、基片(1)の頂角が90゜、72゜ 及び60゜の3種類のモザイク片を用意したことと、縦横の向きを変えることの できない基片(1)の頂角が72゜及び60゜の2種類のモザイク片については 、対応する各辺(1a)における突片(2)と雌型係合部(3)との関係を互い に逆としたさらに2種類のモザイク片を用意し、合計5種類としたことと、上述 のように噛合い部分で連結角度を若干変更しうるようにしたこととにより、それ らを適宜組み合わせることにより、正多面体は元より、円柱、球、ドーナツ型、 アーチ型等の曲面を含む多種多様の立体を形成することかできる。
【0040】 また、モザイク片(Cl)(C2)に関しては、コーナー部分においては、モ ザイク片(Cl)を用い、それ以外の部分においてはモザイク片(C2)を用い ることにより、折り曲げ作業が容易で、しかも強度の大きい立体を形成すること ができる。
【0041】 図6〜図9は、第3実施例のモザイク片の組合せを用いて形成した各種の立体 の数例を示す。これらの図において、各モザイク片に付した(A)(B1)(B 2)(C1)(C2)の符号は、上記第3実施例の各モザイク片を示す。なお、 図7は、モザイク片(C1)のみを用いたものである。
【0042】 これらの図から明らかなように、本考案によると、球、円柱、ドーナツ型、ア ーチ型等の曲面を含む多種多様の立体を形成することができる。
【0043】
本考案によると、次のような効果を奏することができる。 (a)基片の周囲に形成された突片を相手方の雌型係合部に係合させることによ り、複数のモザイク片を順次連結して、置物や容器等として用いることのできる 多角形その他の所望の立体を形成することができる。 その際に、基片の各辺における突片の基端部の幅と、隣接する2個の突片間の 間隔とをほぼ同一とするとともに、各辺と突片の各側縁との角度に、各辺とほぼ 直交する方向を向<スライド縁部を設けたことにより(請求項1)、各突片と雌 型係合部との噛合いの深さを、その噛合い部分のいずれかの端部に空隙部が生じ ることなく若干変更することができる。 その結果、互いに隣接するモザイク片同士は、対向する辺に設けた各突片を対 向する雌型係合部にそれぞれ係合した状態で、連結角度を若干、好ましくは5゜ 〜10゜の範囲(請求項3)、変更することができるようになり、それによって 、複数のモザイク片により形成した面を曲面としたときの曲率の大きい部分と小 さい部分との寸法をの差を吸収することができ、曲面を含む立体の形成が可能と なる。
【0044】 (b)この場合に、スライド縁部を、各辺の端部を曲率中心とする弧状とすると (請求項2)、隣接するモザイク片同士の連結角度の変更がスムーズに行える。
【0045】 (c)基片の形状を菱形としたモザイク片において、すべての突片を、基片のコ ーナー部を通りかつ基片の対角線と平行をなす4本の直線により囲まれた範囲内 に制限したり(請求項4)、基片のコーナー部に近い突片を、該コーナー部を通 りかつ基片の対角線と平行をなす直線をもって切断すると(請求項5)、突片が 基片の折り曲げを妨げることがなくなり、基片を所望の部分で折り曲げて、多種 多様の立体を形成することができる。
【0046】 (d)基片の形状を菱形とした請求項1〜5のいずれかに記載のモザイク片の組 合せにおいて、基片の頂角が90゜、72゜及び60゜である少なくとも3種類 のモザイク片を備えるものとしたり(請求項6)、この場合に、少なくとも基片 の頂角が72゜及び60゜であるモザイク片が、対応する各辺における突片と雌 型係合部との関係が互いに逆になった2種類のものをそれぞれ備えるものとする と(請求項7)、噛合い部分で連結角度を若干変更しうることと相俟って、正多 面体は元より、円柱、球、ドーナツ形、アーチ型等の曲面を含む多種多様の立体 を形成することができる。
【0047】 (e)基片の形状を菱形とした請求項1〜5のいずれかに記載のモザイク片の組 合せにおいて、基片の頂角が同一の2種類のモザイク片のうち、一方のものの頂 角部に近接する突片を、該頂角部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線と前 記対角線との間の範囲内に制限し、かつ他方のものの頂角部に近接する突片を、 該頂角部を通りかつ基片の対角線と平行をなす直線と前記対角線との間の範囲を 越えて突出するようにすると(請求項8)、コーナー部分においては、前者のモ ザイク片を用い、それ以外の部分においては後者のモザイク片を用いることによ り、折り曲げ作業が容易で、しかも強度の大きい立体を形成することができる。
【図1】本考案の第1実施例のモザイク片の正面図であ
る。
る。
【図2】同じく要部の拡大正面図である。
【図3】同じく隣接するモザイク片の連結角度を変更し
たときの状態を示す正面図である。
たときの状態を示す正面図である。
【図4】本考案の第2実施例のモザイク片の正面図であ
る。
る。
【図5】本考案の第3実施例のモザイク片の組合せを示
す正面図である。
す正面図である。
【図6】第3実施例のモザイク片の組合せを用いて形成
した立体の第1の例を示す斜視図である。
した立体の第1の例を示す斜視図である。
【図7】同じく立体の第2の例を示す斜視図である。
【図8】同じく立体の第3の例を示す斜視図である。
【図9】同じく立体の第4の例を示す斜視図である。
【図10】従来のモザイク片の正面図である。
【図11】同じく要部の拡大正面図である。
1 基片 1a 辺 2、2’、2x、2y、2m、2n 突片 2a、2b 側縁 2c 基端部 2d、2e、2f、2g スライド縁部 3 雌形係合部 3a 底部 A、B1、B2、C1、C2 モザイク片 01、02、03、04 点 L 対角線 Ll、L2、L3、L4、L5、L6 直線 P ピッチ線 S 空隙部 Wl、W3 幅 W2、W4 間隔
Claims (8)
- 【請求項1】 可撓性を有し、かつ折り曲げ可能な多角
形のシート材よりなる基片の各辺に、一側縁が前記各辺
に対して鋭角をなして、また他側縁が前記各辺に対して
鈍角をなして外側方に延出する突片を所要の間隔をもっ
て連設することにより、隣接する突片間に他のモザイク
片の突片が係合しうる雌型係合部を形成したモザイク片
において、 前記基片の各辺における突片の基端部の幅と、隣接する
2個の突片間の間隔とをほぼ同一とするとともに、各辺
と突片の各側縁との角部に、各辺とほぼ直交する方向を
向くスライド縁部を設けたことを特徴とするモザイク
片。 - 【請求項2】 スライド縁部を、各辺の端部を曲率中心
とする弧状とした請求項1記載のモザイク片。 - 【請求項3】 スライド縁部の長さを、互いに隣接する
モザイク片の対向する辺に設けた各突片を対向する雌型
係合部にそれぞれ係合した状態で、前記対向する辺同士
が互いに5゜〜10゜の範囲を移動しうるような長さと
した請求項1又は2記載のモザイク片。 - 【請求項4】 基片の形状を菱形としたモザイク片にお
いて、すべての突片を、基片のコーナー部を通りかつ基
片の対角線と平行をなす4本の直線により囲まれた範囲
内に制限したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載のモザイク片。 - 【請求項5】 基片の形状を菱形としたモザイク片にお
いて、基片のコーナー部に近い突片を、該コーナー部を
通りかつ基片の対角線と平行をなす直線をもって切断し
た請求項1〜4のいずれかに記載のモザイク片。 - 【請求項6】 基片の形状を菱形とした請求項1〜5の
いずれかに記載のモザイク片の組合せであって、基片の
頂角が90゜、72゜及び60゜である少なくとも3種
類のモザイク片を備えることを特徴とするモザイク片の
組合せ。 - 【請求項7】 少なくとも基片の頂角が72゜及び60
゜であるモザイク片が、対応する各辺における突片と雌
型係合部との関係が互いに逆になった2種類のものをそ
れぞれ備えている請求項6記載のモザイク片の組合せ。 - 【請求項8】 基片の形状を菱形とした請求項1〜5の
いずれかに記載のモザイク片の組合せであって、基片の
頂角が同一の2種類のモザイク片の一方の頂角部に近接
する突片が、該頂角部を通りかつ基片の対角線と平行を
なす直線と前記対角線との間の範囲内に制限されてお
り、かつ前記2種類のモザイク片の他方の頂角部に近接
する突片が、該頂角部を通りかつ基片の対角線と並行を
なす直線と前記対角線との間の範囲を越えて突出してい
ることを特徴とするモザイク片の組合せ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996011352U JP3039283U (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | モザイク片及びその組合せ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996011352U JP3039283U (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | モザイク片及びその組合せ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3039283U true JP3039283U (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=43173924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996011352U Expired - Lifetime JP3039283U (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | モザイク片及びその組合せ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3039283U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101423878B1 (ko) | 2013-04-23 | 2014-08-01 | 안상준 | 장식 조립체와 이를 이용한 장식 구조물 |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP1996011352U patent/JP3039283U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101423878B1 (ko) | 2013-04-23 | 2014-08-01 | 안상준 | 장식 조립체와 이를 이용한 장식 구조물 |
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