JP3038599B2 - 光触媒担持構造体および光触媒コーティング剤 - Google Patents
光触媒担持構造体および光触媒コーティング剤Info
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- C03C2217/478—Silica
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野: 本発明は、防汚、浄水、脱臭、殺菌、排水処理、水分
解、藻の成育抑制及び各種化学反応等に用いられる光触
媒を担持した構造体に関する。
解、藻の成育抑制及び各種化学反応等に用いられる光触
媒を担持した構造体に関する。
背景技術: 紫外線のエネルギーによって、水の分解、脱臭、殺
菌、水の浄化、排水処理等の各種の化学反応を進行させ
る光触媒として、n型半導体の酸化チタンが知られてい
る。光触媒を粉末状もしくは溶液に懸濁させた形で使用
した方が一般的に触媒活性が高いと言われているもの
の、実用的には何らかの担体上に担持した形で使用せざ
るを得ない場合が多い。光である紫外線のエネルギーを
有効に利用するためには、担体の形状は光の照射面積を
広く取ることが可能な紙状やシート状にする方が有利で
あり、しかも光触媒により化学反応を起こさせたい反応
物との接触面積を大きくするためには、その表面が多孔
質構造である方が好ましい。
菌、水の浄化、排水処理等の各種の化学反応を進行させ
る光触媒として、n型半導体の酸化チタンが知られてい
る。光触媒を粉末状もしくは溶液に懸濁させた形で使用
した方が一般的に触媒活性が高いと言われているもの
の、実用的には何らかの担体上に担持した形で使用せざ
るを得ない場合が多い。光である紫外線のエネルギーを
有効に利用するためには、担体の形状は光の照射面積を
広く取ることが可能な紙状やシート状にする方が有利で
あり、しかも光触媒により化学反応を起こさせたい反応
物との接触面積を大きくするためには、その表面が多孔
質構造である方が好ましい。
光触媒を担持する担体材質は種々提案されており、例
えば、(A)ニトロセルロース、ガラス、ポリ塩化ビニ
ル、プラスチック、ナイロン、メタクリル樹脂、ポリプ
ロピレン等光透過性物質(特開昭62−66861)、(B)
ポリプロピレン繊維、セラミック(特開平2−6819
0)、(C)ガラス、セラミック、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル(特開平5−309267)等がある。
えば、(A)ニトロセルロース、ガラス、ポリ塩化ビニ
ル、プラスチック、ナイロン、メタクリル樹脂、ポリプ
ロピレン等光透過性物質(特開昭62−66861)、(B)
ポリプロピレン繊維、セラミック(特開平2−6819
0)、(C)ガラス、セラミック、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル(特開平5−309267)等がある。
しかし、これらの材質の中で有機物を主体とするもの
は、光触媒を担持するとその触媒作用により有機物が分
解されたり劣化したりすることが報告されており、耐久
性に問題があった(大谷文章、高分子加工42巻、5号、
P18(1993)、清野 学著、“酸化チタン”技報堂、P16
5)。
は、光触媒を担持するとその触媒作用により有機物が分
解されたり劣化したりすることが報告されており、耐久
性に問題があった(大谷文章、高分子加工42巻、5号、
P18(1993)、清野 学著、“酸化チタン”技報堂、P16
5)。
また、担体材料がガラスやセラミック等の無機物の場
合であっても、光触媒を担持するために有機高分子樹脂
を接着剤に用いると光触媒粒子表面が樹脂により被覆さ
れるために触媒活性が低下するばかりか、この樹脂が光
触媒作用により分解劣化を起こして光触媒が剥離するな
ど、耐久性にも問題が生じた。
合であっても、光触媒を担持するために有機高分子樹脂
を接着剤に用いると光触媒粒子表面が樹脂により被覆さ
れるために触媒活性が低下するばかりか、この樹脂が光
触媒作用により分解劣化を起こして光触媒が剥離するな
ど、耐久性にも問題が生じた。
そこで、担体材料が耐熱性の無機物の場合には、有機
物が全く残存しないスパッタリング法(特開昭60−0440
53)、有機チタネートの塗布−焼成法(特開昭60−1182
36)やチタニアゾルの吹き付け−焼成法(特開平5−25
3544)等の方法が採用されている。
物が全く残存しないスパッタリング法(特開昭60−0440
53)、有機チタネートの塗布−焼成法(特開昭60−1182
36)やチタニアゾルの吹き付け−焼成法(特開平5−25
3544)等の方法が採用されている。
しかし、これらの方法は、担体上での光触媒粒子の生
成、結晶化及び担体との接着性を持たせるために、高温
度での焼成が必要であり、大面積の担持ができにくいば
かりか、製造コストが非常に高いと言う問題があった。
成、結晶化及び担体との接着性を持たせるために、高温
度での焼成が必要であり、大面積の担持ができにくいば
かりか、製造コストが非常に高いと言う問題があった。
一方、光触媒をガラス繊維紙に担持するために、接着
剤として金属酸化物ゾルを用いる方法(特開平5−3092
67)が提案されている。
剤として金属酸化物ゾルを用いる方法(特開平5−3092
67)が提案されている。
しかし、シリカゾル等の金属酸化物ゾルの接着力はフ
ァン・デア・ワールス力によるものである為に非常に弱
く(ファインセラミックス 第1巻 p216〜223 198
0)、接着性、耐久性が不十分であり、また、高温度で
の焼き付け処理が必要であったりして、熱分解を起こし
やすい汎用樹脂を含む全ての担体に適用できるものでは
なかった。
ァン・デア・ワールス力によるものである為に非常に弱
く(ファインセラミックス 第1巻 p216〜223 198
0)、接着性、耐久性が不十分であり、また、高温度で
の焼き付け処理が必要であったりして、熱分解を起こし
やすい汎用樹脂を含む全ての担体に適用できるものでは
なかった。
また、光触媒粉末をシリカや粘土鉱物等の金属酸化物
ゲルに担持した例においては、担体の吸着剤としての効
果によりプロピオンアルデヒドガスの光触媒分解反応が
促進されるとした報告がある(シンポジウム“光触媒反
応の最近の展開”予稿集、1994、光機能材料研究会、2
−11、p.39)。
ゲルに担持した例においては、担体の吸着剤としての効
果によりプロピオンアルデヒドガスの光触媒分解反応が
促進されるとした報告がある(シンポジウム“光触媒反
応の最近の展開”予稿集、1994、光機能材料研究会、2
−11、p.39)。
しかしながら、こうした金属酸化物ゲルの中に均一に
分散させた光触媒を高い触媒活性を維持したまま、接着
性及び耐久性に優れた担持体を得たと言う報告は皆無で
あった。
分散させた光触媒を高い触媒活性を維持したまま、接着
性及び耐久性に優れた担持体を得たと言う報告は皆無で
あった。
さらに、光触媒をフッ素樹脂で固定化する方法も提案
されている(特開平6−315614)。しかし、フッ素樹脂
は高価であるばかりか、光触媒粒子を強固に接着するた
めには、触媒粒子表面の多くをフッ素樹脂で覆ってしま
うことが必要で、結果、触媒活性は、粉末時に比べて低
下してしまうと言う問題があった。光触媒をフッ素樹脂
やポリオルガノシロキサン等の難分解性結着剤と混合し
て基体に担持しようと試みた例(EP−0633064)がある
が、接着性や長期耐久性等の実用上の課題の解決には不
十分なものである。
されている(特開平6−315614)。しかし、フッ素樹脂
は高価であるばかりか、光触媒粒子を強固に接着するた
めには、触媒粒子表面の多くをフッ素樹脂で覆ってしま
うことが必要で、結果、触媒活性は、粉末時に比べて低
下してしまうと言う問題があった。光触媒をフッ素樹脂
やポリオルガノシロキサン等の難分解性結着剤と混合し
て基体に担持しようと試みた例(EP−0633064)がある
が、接着性や長期耐久性等の実用上の課題の解決には不
十分なものである。
上述のように、光触媒を担体上に担持するために解決
しなくてはならない課題として、1)光触媒と担体との
接着性が良好であること、2)光触媒活性が担体上へ担
持されることにより低下しないこと、3)担持した光触
媒によって担体及び接着剤が劣化せず長期にわたって強
度を維持し、耐久性と触媒活性を保っていること、の3
点が挙げられる。更に高温多湿の環境で使用する場合に
は、例えば沸騰水中に浸漬した後の付着性が優れている
ことが要求される。
しなくてはならない課題として、1)光触媒と担体との
接着性が良好であること、2)光触媒活性が担体上へ担
持されることにより低下しないこと、3)担持した光触
媒によって担体及び接着剤が劣化せず長期にわたって強
度を維持し、耐久性と触媒活性を保っていること、の3
点が挙げられる。更に高温多湿の環境で使用する場合に
は、例えば沸騰水中に浸漬した後の付着性が優れている
ことが要求される。
また、光触媒を担体へ担持するための光触媒コーティ
ング剤に要求される特性として、最低でも1ケ月望まし
くは3ケ月以上保存しても粘度増加や粒子沈降がない光
触媒塗布液が必要である。また、実用製品へ光触媒をコ
ートした時に光触媒作用を低下させることなく担持させ
ることも必要である。
ング剤に要求される特性として、最低でも1ケ月望まし
くは3ケ月以上保存しても粘度増加や粒子沈降がない光
触媒塗布液が必要である。また、実用製品へ光触媒をコ
ートした時に光触媒作用を低下させることなく担持させ
ることも必要である。
本発明者らは、光触媒層と担体との間に特定の接着層
を設け、下地の担体を光触媒作用による劣化から保護す
る作用と光触媒層を担体に強固に接着させる作用、及び
接着層自身が光触媒作用による劣化を受けにくいものと
することにより、初めて光触媒を担体に強固に接着させ
得ることを見出し、上記課題を解決するに至った。
を設け、下地の担体を光触媒作用による劣化から保護す
る作用と光触媒層を担体に強固に接着させる作用、及び
接着層自身が光触媒作用による劣化を受けにくいものと
することにより、初めて光触媒を担体に強固に接着させ
得ることを見出し、上記課題を解決するに至った。
発明の開示: 本発明者らは、接着層の材質としてシリコン含有量2
〜60重量%のアクリル−シリコン樹脂、エポキシ−シリ
コン樹脂等のシリコン変性樹脂、コロイダルシリカを5
〜40重量%含有する樹脂、又は一般式(1) SiCln1(OH)n2R1n3(OR2)n4・・・(1) 〔式中、R1は(アミノ基、カルボキシル基、または、塩
素原子で置換されてもよい)炭素数1〜8のアルキル
基、R2は炭素数1〜8のアルキル基もしくはアルコキシ
基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表し、n1は
0から2の整数を表し、n2及びn3は0から3の整数をそ
れぞれ表し、n4は2から4の整数を表し、かつn1+n2+
n3+n4=4を示す〕で表される化合物の重縮合反応生成
物であるポリシロキサンを3〜60重量%含有する樹脂が
光触媒を強固に接着し、担体を光触媒から保護するのに
適当であることを見出し、本発明を完成するに至った。
〜60重量%のアクリル−シリコン樹脂、エポキシ−シリ
コン樹脂等のシリコン変性樹脂、コロイダルシリカを5
〜40重量%含有する樹脂、又は一般式(1) SiCln1(OH)n2R1n3(OR2)n4・・・(1) 〔式中、R1は(アミノ基、カルボキシル基、または、塩
素原子で置換されてもよい)炭素数1〜8のアルキル
基、R2は炭素数1〜8のアルキル基もしくはアルコキシ
基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表し、n1は
0から2の整数を表し、n2及びn3は0から3の整数をそ
れぞれ表し、n4は2から4の整数を表し、かつn1+n2+
n3+n4=4を示す〕で表される化合物の重縮合反応生成
物であるポリシロキサンを3〜60重量%含有する樹脂が
光触媒を強固に接着し、担体を光触媒から保護するのに
適当であることを見出し、本発明を完成するに至った。
更に、本発明者らは、光触媒コーティング剤に要求さ
れる上述の課題を解決するために、一般式(2) SiR3n5(OR4)4-n5・・・(2) 〔但し、式中、R3は(アミノ基、塩素原子、若しくはカ
ルボキシル基で置換されてもよい)炭素数1〜8のアル
キル基を表し、R4は炭素数1〜8のアルキル基またはア
ルコキシ基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表
し、n5は0,1,2,3のいずれかの数を表す。〕で表される
アルコキシシラン類またはそれらの加水分解生成物の1
種または2種以上を0.001〜5重量%、金属の酸化物お
よび/または水酸化物のゾルを固型分として0.1〜30重
量%、並びに光触媒の粉末および/またはゾルを固型分
として0.1〜30重量%を含有した光触媒塗布液が、長期
にわたり安定で粘度増加や粒子沈降がないことを見い出
し本発明を完成した。
れる上述の課題を解決するために、一般式(2) SiR3n5(OR4)4-n5・・・(2) 〔但し、式中、R3は(アミノ基、塩素原子、若しくはカ
ルボキシル基で置換されてもよい)炭素数1〜8のアル
キル基を表し、R4は炭素数1〜8のアルキル基またはア
ルコキシ基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表
し、n5は0,1,2,3のいずれかの数を表す。〕で表される
アルコキシシラン類またはそれらの加水分解生成物の1
種または2種以上を0.001〜5重量%、金属の酸化物お
よび/または水酸化物のゾルを固型分として0.1〜30重
量%、並びに光触媒の粉末および/またはゾルを固型分
として0.1〜30重量%を含有した光触媒塗布液が、長期
にわたり安定で粘度増加や粒子沈降がないことを見い出
し本発明を完成した。
また、本発明者らはこの光触媒担持構造体及び光触媒
コーティング剤が、ガラス、プラスチック、金属、布
帛、木質材料などの担体素材に担持可能で、レンズ、粘
着フィルム、ブラインド、不織布、木質ドアなどにも本
発明による光触媒コーティング剤による塗布が可能であ
ることを見出した。
コーティング剤が、ガラス、プラスチック、金属、布
帛、木質材料などの担体素材に担持可能で、レンズ、粘
着フィルム、ブラインド、不織布、木質ドアなどにも本
発明による光触媒コーティング剤による塗布が可能であ
ることを見出した。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、光触媒担持構造体の接着層に使用す
る樹脂は、シリコン含有量2〜60重量%のアクリル−シ
リコン樹脂、エポキシ−シリコン樹脂等のシリコン変性
樹脂、コロイダルシリカを5〜40重量%含有する樹脂、
およびポリシロキサンを3〜60重量%含有する樹脂の中
から選ばれる。
る樹脂は、シリコン含有量2〜60重量%のアクリル−シ
リコン樹脂、エポキシ−シリコン樹脂等のシリコン変性
樹脂、コロイダルシリカを5〜40重量%含有する樹脂、
およびポリシロキサンを3〜60重量%含有する樹脂の中
から選ばれる。
シリコン含有量が2重量%未満のアクリル−シリコン
樹脂等のシリコン変性樹脂、ポリシロキサン含有量が2
重量%未満の樹脂やコロイダルシリカ含有量が5重量%
未満の樹脂では光触媒層との接着が悪くなり、また、接
着層が光触媒により劣化し、光触媒層が剥離し易くな
る。一方、シリコン含有量60重量%を超えるアクリル−
シリコン樹脂等のシリコン変性樹脂では、接着層と担体
との接着が悪く、また、接着層の硬度が小さくなるため
に耐摩耗性が悪くなる。
樹脂等のシリコン変性樹脂、ポリシロキサン含有量が2
重量%未満の樹脂やコロイダルシリカ含有量が5重量%
未満の樹脂では光触媒層との接着が悪くなり、また、接
着層が光触媒により劣化し、光触媒層が剥離し易くな
る。一方、シリコン含有量60重量%を超えるアクリル−
シリコン樹脂等のシリコン変性樹脂では、接着層と担体
との接着が悪く、また、接着層の硬度が小さくなるため
に耐摩耗性が悪くなる。
また、ポリシロキサン含有量が60重量%を超える樹脂
やコロイダルシリカ含有量が40重量%を超える樹脂で
は、接着層が多孔質となったり、下地の担体が光触媒に
より劣化し、また、担体と接着層との間の接着性が悪く
なり、共に光触媒は担体より剥離し易くなる。
やコロイダルシリカ含有量が40重量%を超える樹脂で
は、接着層が多孔質となったり、下地の担体が光触媒に
より劣化し、また、担体と接着層との間の接着性が悪く
なり、共に光触媒は担体より剥離し易くなる。
接着層樹脂がアクリル−シリコン樹脂やエポキシ−シ
リコン樹脂等のシリコン変性樹脂の場合のシリコンの樹
脂への導入方法は、エステル交換反応、シリコンマクロ
マーや反応性シリコンモノマーを用いたグラフト反応、
ヒドロシリル化反応、ブロック共重合法等種々あるが、
本発明ではどのような方法で作られた物でも使用するこ
とができる。
リコン樹脂等のシリコン変性樹脂の場合のシリコンの樹
脂への導入方法は、エステル交換反応、シリコンマクロ
マーや反応性シリコンモノマーを用いたグラフト反応、
ヒドロシリル化反応、ブロック共重合法等種々あるが、
本発明ではどのような方法で作られた物でも使用するこ
とができる。
シリコンが導入される樹脂としては、アクリル樹脂や
エポキシ樹脂が成膜性、強靱性、担体との密着性の点で
最も優れているが、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂等のような物でも使用できる。これらの
樹脂は、溶剤に溶けたタイプであってもエマルジョンタ
イプであってもどちらでも使用することができる。ま
た、架橋剤などの添加物が含まれていても何等問題はな
い。
エポキシ樹脂が成膜性、強靱性、担体との密着性の点で
最も優れているが、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂等のような物でも使用できる。これらの
樹脂は、溶剤に溶けたタイプであってもエマルジョンタ
イプであってもどちらでも使用することができる。ま
た、架橋剤などの添加物が含まれていても何等問題はな
い。
接着層樹脂がポリシロキサンを含有し、そのポリシロ
キサンが炭素数1〜5のアルコキシ基を有するシリコン
アルコキシドの加水分解物あるいは該加水分解物からの
生成物である場合に、接着性及び耐久性がより向上した
担持構造体を得ることができる。シリコンアルコキシド
のアルコキシ基の炭素数が6以上であると、高価であ
り、しかも、加水分解速度が非常に遅いので、樹脂中で
硬化させるのが困難になり、接着性や耐久性が悪くな
る。
キサンが炭素数1〜5のアルコキシ基を有するシリコン
アルコキシドの加水分解物あるいは該加水分解物からの
生成物である場合に、接着性及び耐久性がより向上した
担持構造体を得ることができる。シリコンアルコキシド
のアルコキシ基の炭素数が6以上であると、高価であ
り、しかも、加水分解速度が非常に遅いので、樹脂中で
硬化させるのが困難になり、接着性や耐久性が悪くな
る。
部分的に塩素を含んだシリコンアルコキシドを加水分
解したポリシロキサンを使用することもできるが、塩素
を多量に含有したポリシロキサンを使用すると、不純物
の塩素イオンにより、担体が腐食したり、接着性を悪く
する。
解したポリシロキサンを使用することもできるが、塩素
を多量に含有したポリシロキサンを使用すると、不純物
の塩素イオンにより、担体が腐食したり、接着性を悪く
する。
ポリシロキサンの樹脂への導入方法としては、シリコ
ンアルコキシドモノマーの状態で樹脂溶液へ混合し、接
着層形成時に空気中の水分で加水分解させる方法、前も
って、シリコンアルコキシドを部分加水分解した物を樹
脂と混合し、更に、保護膜形成時に空気中の水分で加水
分解する方法等種々あるが、樹脂と均一に混合できる方
法ならどのような方法でも良い。また、シリコンアルコ
キシドの加水分解速度を変えるために、酸や塩基触媒を
少量添加しても構わない。
ンアルコキシドモノマーの状態で樹脂溶液へ混合し、接
着層形成時に空気中の水分で加水分解させる方法、前も
って、シリコンアルコキシドを部分加水分解した物を樹
脂と混合し、更に、保護膜形成時に空気中の水分で加水
分解する方法等種々あるが、樹脂と均一に混合できる方
法ならどのような方法でも良い。また、シリコンアルコ
キシドの加水分解速度を変えるために、酸や塩基触媒を
少量添加しても構わない。
ポリシロキサンが導入される樹脂としては、アクリル
樹脂、アクリル−シリコン樹脂、エポキシ−シリコン樹
脂、シリコン変性樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂等が使用できるが、
アクリル−シリコン樹脂やエポキシ−シリコン樹脂を含
むシリコン変性樹脂が耐久性の点で最も優れている。
樹脂、アクリル−シリコン樹脂、エポキシ−シリコン樹
脂、シリコン変性樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂等が使用できるが、
アクリル−シリコン樹脂やエポキシ−シリコン樹脂を含
むシリコン変性樹脂が耐久性の点で最も優れている。
接着層が、コロイダルシリカを含有する樹脂の場合、
そのコロイダルシリカの粒子径は10nm以下が好ましい。
10nm以上になると、接着層中の樹脂は光触媒により劣化
し易くなるばかりか、光触媒層と接着層との接着も悪く
なる。このコロイダルシリカを樹脂に導入する方法とし
ては、樹脂溶液とコロイダルシリカ溶液を混合後、塗
布、乾燥して接着層を形成する方法が最も簡便である
が、コロイダルシリカを分散した状態で、樹脂を重合
し、合成したものを塗布、乾燥して使用しても良い。ま
た、コロイダルシリカと樹脂との接着性および分散性を
良くするために、シランカップリング剤でコロイダルシ
リカを処理して用いることもできる。
そのコロイダルシリカの粒子径は10nm以下が好ましい。
10nm以上になると、接着層中の樹脂は光触媒により劣化
し易くなるばかりか、光触媒層と接着層との接着も悪く
なる。このコロイダルシリカを樹脂に導入する方法とし
ては、樹脂溶液とコロイダルシリカ溶液を混合後、塗
布、乾燥して接着層を形成する方法が最も簡便である
が、コロイダルシリカを分散した状態で、樹脂を重合
し、合成したものを塗布、乾燥して使用しても良い。ま
た、コロイダルシリカと樹脂との接着性および分散性を
良くするために、シランカップリング剤でコロイダルシ
リカを処理して用いることもできる。
コロイダルシリカが導入される樹脂としては、アクリ
ル樹脂、アクリル−シリコン樹脂、エポキシ−シリコン
樹脂、シリコン変性樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂等を例示するこ
とができるが、アクリル−シリコン樹脂やエポキシ−シ
リコン樹脂を含むシリコン変性樹脂が最も耐久性の点で
優れている。
ル樹脂、アクリル−シリコン樹脂、エポキシ−シリコン
樹脂、シリコン変性樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂等を例示するこ
とができるが、アクリル−シリコン樹脂やエポキシ−シ
リコン樹脂を含むシリコン変性樹脂が最も耐久性の点で
優れている。
コロイダルシリカは、珪酸ナトリウム溶液を陽イオン
交換することにより作られるシリカゾルであっても、シ
リコンアルコキシドを加水分解して作られるシリカゾル
であっても、どのような物でも使用することができる。
交換することにより作られるシリカゾルであっても、シ
リコンアルコキシドを加水分解して作られるシリカゾル
であっても、どのような物でも使用することができる。
また、接着層樹脂に光触媒作用による劣化を抑える目
的で、光安定化剤及び/又は紫外線吸収剤等を混合する
ことにより耐久性を向上させることができる。使用でき
る光安定化剤としては、ヒンダードアミン系が好ましい
が、その他の物でも使用可能である。紫外線吸収剤とし
てはトリアゾール系などが使用できる。添加量は、樹脂
に対して0.005wt%以上10wt%以下、好ましくは0.01wt
%以上5wt%以下である。なお、接着層の表面をシラン
系若しくはチタン系カップリング剤で処理すると光触媒
層との接着性が向上することがある。
的で、光安定化剤及び/又は紫外線吸収剤等を混合する
ことにより耐久性を向上させることができる。使用でき
る光安定化剤としては、ヒンダードアミン系が好ましい
が、その他の物でも使用可能である。紫外線吸収剤とし
てはトリアゾール系などが使用できる。添加量は、樹脂
に対して0.005wt%以上10wt%以下、好ましくは0.01wt
%以上5wt%以下である。なお、接着層の表面をシラン
系若しくはチタン系カップリング剤で処理すると光触媒
層との接着性が向上することがある。
接着層を担体に担持する方法としては、樹脂溶液を印
刷法、シート成形法、スプレー吹き付け法、ディップコ
ーティング法、スピンコーティング法等でコートし、乾
燥する方法が使用できる。乾燥する温度は、溶媒や樹脂
の種類によっても異なるが、一般的に150℃以下が好ま
しい。接着層の厚さは、0.1μm以上であれば光触媒層
を強固に接着し耐久性の高い光触媒担持構造体とするこ
とが可能である。また、グラビア印刷法などの短時間で
接着層を乾燥硬化させることが必要な塗布法の場合は、
シリコン系などの硬化剤を接着層固形分に対し、必要な
硬化速度に応じて0.1〜10重量%添加することも好まし
く採用される。
刷法、シート成形法、スプレー吹き付け法、ディップコ
ーティング法、スピンコーティング法等でコートし、乾
燥する方法が使用できる。乾燥する温度は、溶媒や樹脂
の種類によっても異なるが、一般的に150℃以下が好ま
しい。接着層の厚さは、0.1μm以上であれば光触媒層
を強固に接着し耐久性の高い光触媒担持構造体とするこ
とが可能である。また、グラビア印刷法などの短時間で
接着層を乾燥硬化させることが必要な塗布法の場合は、
シリコン系などの硬化剤を接着層固形分に対し、必要な
硬化速度に応じて0.1〜10重量%添加することも好まし
く採用される。
光触媒層中の金属酸化物ゲルもしくは水酸化物ゲル
は、光触媒粉末を固着し、接着層と強固に接着させる効
果を有しており、実施例にも示す通りこの光触媒担持構
造体は接着性、長期耐久性や耐候性に優れたものとなっ
ている。この金属酸化物ゲルもしくは水酸化物ゲルは多
孔質であることから吸着性を持っており、光触媒活性を
高める効果もある。この金属酸化物ゲルもしくは金属水
酸化物ゲルの光触媒層中での含有量は、25〜95重量%が
好ましい。25重量%未満では、接着層との接着が不十分
となり、95重量%を超えると、光触媒活性が不十分とな
る。
は、光触媒粉末を固着し、接着層と強固に接着させる効
果を有しており、実施例にも示す通りこの光触媒担持構
造体は接着性、長期耐久性や耐候性に優れたものとなっ
ている。この金属酸化物ゲルもしくは水酸化物ゲルは多
孔質であることから吸着性を持っており、光触媒活性を
高める効果もある。この金属酸化物ゲルもしくは金属水
酸化物ゲルの光触媒層中での含有量は、25〜95重量%が
好ましい。25重量%未満では、接着層との接着が不十分
となり、95重量%を超えると、光触媒活性が不十分とな
る。
また、金属酸化物ゲルもしくは金属水酸化物ゲルの比
表面積が好ましくは150℃で乾燥後50m2/g以上、更に好
ましくは100m2/g以上あると、接着性はより強固にな
り、触媒活性も向上する。
表面積が好ましくは150℃で乾燥後50m2/g以上、更に好
ましくは100m2/g以上あると、接着性はより強固にな
り、触媒活性も向上する。
金属成分としては、珪素、アルミニウム、チタニウ
ム、ジルコニウム、マグネシウム、ニオビウム、タンタ
ラム、タングステン、錫等の金属の酸化物ゲルもしくは
水酸化物ゲルを好ましく例示することができる。
ム、ジルコニウム、マグネシウム、ニオビウム、タンタ
ラム、タングステン、錫等の金属の酸化物ゲルもしくは
水酸化物ゲルを好ましく例示することができる。
また、金属成分として、珪素、アルミニウム、チタニ
ウム、ジルコニウム、ニオビウムの中から選ばれた2種
以上の金属を含有する酸化物もしくは水酸化物ゲルを使
用することにより、沸騰水に浸漬した後の光触媒層の付
着性を高めることが可能である。耐沸騰水性に優れた金
属成分の組み合わせの例としては、珪素−アルミニウ
ム、珪素−チタニウム、珪素、ジルコニウム、珪素−ニ
オビウム、アルミニウム−チタニウム、アルミニウム−
ジルコニウム、アルミニウム−ニオビウム、アルミニウ
ム−タンタラム、チタニウム−ジルコニウム、チタニウ
ム−ニオビウム、チタニウム−タンタラム、珪素−アル
ミニウム−ジルコニウム、珪素−アルミニウム−チタニ
ウムなどが好ましく、更に好ましくは、珪素−アルミニ
ウム、珪素−チタニウム、珪素−ジルコニウム、珪素−
チタニウム−アルミニウム、珪素−アルミニウム−ジル
コニウムなどの酸化物ゲルもしくは水酸化物ゲル等を挙
げることができる。
ウム、ジルコニウム、ニオビウムの中から選ばれた2種
以上の金属を含有する酸化物もしくは水酸化物ゲルを使
用することにより、沸騰水に浸漬した後の光触媒層の付
着性を高めることが可能である。耐沸騰水性に優れた金
属成分の組み合わせの例としては、珪素−アルミニウ
ム、珪素−チタニウム、珪素、ジルコニウム、珪素−ニ
オビウム、アルミニウム−チタニウム、アルミニウム−
ジルコニウム、アルミニウム−ニオビウム、アルミニウ
ム−タンタラム、チタニウム−ジルコニウム、チタニウ
ム−ニオビウム、チタニウム−タンタラム、珪素−アル
ミニウム−ジルコニウム、珪素−アルミニウム−チタニ
ウムなどが好ましく、更に好ましくは、珪素−アルミニ
ウム、珪素−チタニウム、珪素−ジルコニウム、珪素−
チタニウム−アルミニウム、珪素−アルミニウム−ジル
コニウムなどの酸化物ゲルもしくは水酸化物ゲル等を挙
げることができる。
これらの酸化物ゲルもしくは水酸化物ゲルの比表面積
が50m2/g以上あると、接着性が高く、触媒活性も向上
し、沸騰水中に浸漬した後でも優れた接着性を有してい
る。また、実際の使用に当たっては、ゲルを形成させる
ためのゾルを混合し乾燥して得られるゲルでも、共沈法
などの方法で作られる複合酸化物ゲルを使用しても良
い。光触媒との複合化には、ゲルとなる前のゾルの状態
で均一混合するか、もしくは、ゾルを調製する前の原料
の段階で混合するのが望ましい。
が50m2/g以上あると、接着性が高く、触媒活性も向上
し、沸騰水中に浸漬した後でも優れた接着性を有してい
る。また、実際の使用に当たっては、ゲルを形成させる
ためのゾルを混合し乾燥して得られるゲルでも、共沈法
などの方法で作られる複合酸化物ゲルを使用しても良
い。光触媒との複合化には、ゲルとなる前のゾルの状態
で均一混合するか、もしくは、ゾルを調製する前の原料
の段階で混合するのが望ましい。
ゲルを調製する方法には、金属塩を加水分解する方
法、中和分解する方法、イオン交換する方法、金属アル
コキシドを加水分解する方法等があるが、ゲルの中に光
触媒粉末が均一に分散された状態で得られるものであれ
ばいずれの方法も使用可能である。但し、ゲル中に多量
の不純物が存在すると、光触媒の接着性や触媒活性に悪
影響を与えるので、不純物の少ないゲルの方が好まし
い。
法、中和分解する方法、イオン交換する方法、金属アル
コキシドを加水分解する方法等があるが、ゲルの中に光
触媒粉末が均一に分散された状態で得られるものであれ
ばいずれの方法も使用可能である。但し、ゲル中に多量
の不純物が存在すると、光触媒の接着性や触媒活性に悪
影響を与えるので、不純物の少ないゲルの方が好まし
い。
また、光触媒層中にシリコン変性樹脂あるいはシラン
カップリング剤を10〜50重量%加えることによっても高
い触媒活性を維持したまま、沸騰水中へ15分間浸漬した
後でJIS K5400に規定された碁盤目テープ法による付着
性試験で評価点数が6点以上の優れた付着性のものを得
ることができる。
カップリング剤を10〜50重量%加えることによっても高
い触媒活性を維持したまま、沸騰水中へ15分間浸漬した
後でJIS K5400に規定された碁盤目テープ法による付着
性試験で評価点数が6点以上の優れた付着性のものを得
ることができる。
光触媒層中に添加するシリコン変性樹脂あるいはシラ
ンカップリング剤は、沸騰水中での光触媒層の付着性を
高める効果を有している。シリコン変性樹脂としては通
常市販されているシリコン−アクリル系やシリコン−エ
ポキシ系のものが使用可能であり、溶剤に溶解したもの
でもエマルジョンとなって水中に分散しているものでも
いずれも使用可能である。また、シランカップリング剤
としては、一般式:RSi(Y)3や(R)2Si(Y)2(但し、Rは
有機性官能基を、Yは塩素原子またはアルコキシ基を示
す。)等で示されるものが使用可能である。前記一般式
において、Rとしては、メチル基、エチル基、ビニル
基、γ−グリシドキシプロピル基、γ−メタクリロキシ
プロピル基、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピル
基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプトプロピル
基、γ−アミノプロピル基、γ−アクリロキシプロピル
基などがあり、Yとしては塩素原子以外にメトキシ基、
エトキシ基、β−メトキシエトキシ基、β−エトキシエ
トキシ基などのC1〜C5のアルコキシ基のものがいずれも
使用可能である。
ンカップリング剤は、沸騰水中での光触媒層の付着性を
高める効果を有している。シリコン変性樹脂としては通
常市販されているシリコン−アクリル系やシリコン−エ
ポキシ系のものが使用可能であり、溶剤に溶解したもの
でもエマルジョンとなって水中に分散しているものでも
いずれも使用可能である。また、シランカップリング剤
としては、一般式:RSi(Y)3や(R)2Si(Y)2(但し、Rは
有機性官能基を、Yは塩素原子またはアルコキシ基を示
す。)等で示されるものが使用可能である。前記一般式
において、Rとしては、メチル基、エチル基、ビニル
基、γ−グリシドキシプロピル基、γ−メタクリロキシ
プロピル基、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピル
基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプトプロピル
基、γ−アミノプロピル基、γ−アクリロキシプロピル
基などがあり、Yとしては塩素原子以外にメトキシ基、
エトキシ基、β−メトキシエトキシ基、β−エトキシエ
トキシ基などのC1〜C5のアルコキシ基のものがいずれも
使用可能である。
シリコン変性樹脂あるいはシランカップリング剤の添
加量は、固形分として光触媒層中に10〜50重量%加える
ことが望ましい。10重量%未満では沸騰水試験後の付着
性が低下し、50重量%より多量の添加では光触媒活性の
低下が著しい。光触媒層中へのシリコン変性樹脂あるい
はシランカップリング剤の添加方法としては、光触媒粉
末やゾルの液中へ添加する方法や、光触媒とともに添加
する金属酸化物ゲルを形成するための金属の酸化物もし
くは水酸化物のゾル液中へ添加する方法など種々の方法
が可能である。なお、エマルジョンタイプのシリコン変
性樹脂を前記のゾル液中へ添加することは、光触媒活性
を殆ど低下させることなく沸騰水中での光触媒層の付着
性を著しく高めることができるので特に望ましい。
加量は、固形分として光触媒層中に10〜50重量%加える
ことが望ましい。10重量%未満では沸騰水試験後の付着
性が低下し、50重量%より多量の添加では光触媒活性の
低下が著しい。光触媒層中へのシリコン変性樹脂あるい
はシランカップリング剤の添加方法としては、光触媒粉
末やゾルの液中へ添加する方法や、光触媒とともに添加
する金属酸化物ゲルを形成するための金属の酸化物もし
くは水酸化物のゾル液中へ添加する方法など種々の方法
が可能である。なお、エマルジョンタイプのシリコン変
性樹脂を前記のゾル液中へ添加することは、光触媒活性
を殆ど低下させることなく沸騰水中での光触媒層の付着
性を著しく高めることができるので特に望ましい。
また、架橋剤などの添加物をシリコン変成樹脂あるい
はシランカップリング剤に含めることもできる。
はシランカップリング剤に含めることもできる。
本発明に使用される光触媒は、粉末状、ゾル状、溶液
状など、光触媒層の乾燥温度で乾燥した時に、接着層と
固着して光触媒活性を示すものであればいずれも使用可
能である。ゾル状の光触媒を使用する場合、粒子径が20
nm以下、好ましくは10nm以下のものを使用すると、光触
媒層の透明性が向上し、直線透過率が高くなるため、透
明性を要求されるガラス基板やプラスチック成形体に塗
布する場合に特に好ましい。また下地の担体に色や模様
が印刷されたものの場合にこうした透明な光触媒層を塗
布すると下地の色や柄を損なうことがない。
状など、光触媒層の乾燥温度で乾燥した時に、接着層と
固着して光触媒活性を示すものであればいずれも使用可
能である。ゾル状の光触媒を使用する場合、粒子径が20
nm以下、好ましくは10nm以下のものを使用すると、光触
媒層の透明性が向上し、直線透過率が高くなるため、透
明性を要求されるガラス基板やプラスチック成形体に塗
布する場合に特に好ましい。また下地の担体に色や模様
が印刷されたものの場合にこうした透明な光触媒層を塗
布すると下地の色や柄を損なうことがない。
光触媒層中の光触媒としては、TiO2、ZnO、SrTiO3、C
dS、GaP、InP、GaAs、BaTiO3、KNbO3、Fe2O3、Ta2O5、W
O3、SnO2、Bi2O3、NiO、Cu2O、SiC、SiO2、MoS2、InP
b、RuO2、CeO2など、及び、これらの光触媒に、Pt、R
h、RuO2、Nb、Cu、Sn、Ni、Feなどの金属及びそれらの
金属の酸化物を添加したものが使用することができる。
また、これらの光触媒に光触媒還元作用を利用してPt、
Rh、RhO2、Nb、Cu、Sn、Ni、Feなどの金属を添加したも
のなども全て使用可能である。光触媒層中の光触媒の含
有量は、多量なほど触媒活性が高くなるが、接着性の点
から好ましくは75重量%以下である。
dS、GaP、InP、GaAs、BaTiO3、KNbO3、Fe2O3、Ta2O5、W
O3、SnO2、Bi2O3、NiO、Cu2O、SiC、SiO2、MoS2、InP
b、RuO2、CeO2など、及び、これらの光触媒に、Pt、R
h、RuO2、Nb、Cu、Sn、Ni、Feなどの金属及びそれらの
金属の酸化物を添加したものが使用することができる。
また、これらの光触媒に光触媒還元作用を利用してPt、
Rh、RhO2、Nb、Cu、Sn、Ni、Feなどの金属を添加したも
のなども全て使用可能である。光触媒層中の光触媒の含
有量は、多量なほど触媒活性が高くなるが、接着性の点
から好ましくは75重量%以下である。
本発明による光触媒塗布液は、シリコン化合物を0.00
1%〜5重量%、金属の酸化物および/または水酸化物
のゾルを固型分として0.1〜30重量%、及び光触媒の粉
末および/またはゾルを固型分として0.1〜30重量%を
含有することを特徴とする。
1%〜5重量%、金属の酸化物および/または水酸化物
のゾルを固型分として0.1〜30重量%、及び光触媒の粉
末および/またはゾルを固型分として0.1〜30重量%を
含有することを特徴とする。
本発明の光触媒層の塗布液中に添加するシリコン化合
物としては、一般式(2) SiR3n5(OR4)4-n5・・・式(2) 〔但し、式中、R3は(アミノ基、塩素原子、若しくはカ
ルボキシル基で置換されてもよい)炭素数1〜8のアル
キル基を表し、R4は炭素数1〜8のアルキル基またはア
ルコキシ基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表
し、n5は0,1,2,3のいずれかの数を表す。〕で表される
アルコキシシラン類またはそれらの加水分解生成物の1
種または2種以上の混合物が使用可能である。一般式
(2)において、R3としては、メチル基、エチル基、ビ
ニル基、γ−グリシドキシプロピル基、γ−メタクリロ
キシプロピル基、γ−(2−アミノエチル)アミノプロ
ピル基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプトプロピ
ル基、γ−アミノプロピル基、γ−アクリロキシプロピ
ル基などがあり、−OR4としては、メトキシ基、エトキ
シ基、n−プロポキシ基、i−プロボキシ基、n−プト
キシ基、β−メメトキシエトキシ基、β−エトキシエト
キシ基、2−エチルヘキシロキシ基などのC1〜C8のアル
コキシ基のものが望ましい。一般式(2)で表されるシ
リコン化合物の例として、テトラメトキシシラン、テト
ラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチル
トリエトキシシラン、及び、それらの加水分解生成物の
1種又は2種以上の混合物を好ましく挙げることができ
る。
物としては、一般式(2) SiR3n5(OR4)4-n5・・・式(2) 〔但し、式中、R3は(アミノ基、塩素原子、若しくはカ
ルボキシル基で置換されてもよい)炭素数1〜8のアル
キル基を表し、R4は炭素数1〜8のアルキル基またはア
ルコキシ基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表
し、n5は0,1,2,3のいずれかの数を表す。〕で表される
アルコキシシラン類またはそれらの加水分解生成物の1
種または2種以上の混合物が使用可能である。一般式
(2)において、R3としては、メチル基、エチル基、ビ
ニル基、γ−グリシドキシプロピル基、γ−メタクリロ
キシプロピル基、γ−(2−アミノエチル)アミノプロ
ピル基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプトプロピ
ル基、γ−アミノプロピル基、γ−アクリロキシプロピ
ル基などがあり、−OR4としては、メトキシ基、エトキ
シ基、n−プロポキシ基、i−プロボキシ基、n−プト
キシ基、β−メメトキシエトキシ基、β−エトキシエト
キシ基、2−エチルヘキシロキシ基などのC1〜C8のアル
コキシ基のものが望ましい。一般式(2)で表されるシ
リコン化合物の例として、テトラメトキシシラン、テト
ラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチル
トリエトキシシラン、及び、それらの加水分解生成物の
1種又は2種以上の混合物を好ましく挙げることができ
る。
光触媒層の塗布液中に上記のシリコン化合物を少量添
加することにより、長期間保存しても粘度増加や粒子沈
降の少ない安定な光触媒塗布液を得ることができる。シ
リコン化合物の添加量は、固形分として光触媒層の塗布
液中に0.001〜5重量%加えることが望ましい。0.001重
量%未満では光触媒層塗布液の長期保存時の安定性が低
下し、5重量%より多量の添加では光触媒活性の低下が
著しい。光触媒層の塗布液中へのシリコン化合物の添加
方法としては、光触媒粉末もしくはゾルの液中へ添加す
る方法や、光触媒とともに添加する金属酸化物および/
または水酸化物のゾルの液中へ添加する方法など種々の
方法が可能である。また、部分加水分解されたシリコン
化合物が添加されていても良い。この光触媒層の塗布液
中に添加するシリコン化合物は、沸騰水中での光触媒層
の付着性を高める効果も有するため、前述のシランカッ
プリング剤等が添加されている場合はシリコン化合物の
添加量を減らすことが可能である。
加することにより、長期間保存しても粘度増加や粒子沈
降の少ない安定な光触媒塗布液を得ることができる。シ
リコン化合物の添加量は、固形分として光触媒層の塗布
液中に0.001〜5重量%加えることが望ましい。0.001重
量%未満では光触媒層塗布液の長期保存時の安定性が低
下し、5重量%より多量の添加では光触媒活性の低下が
著しい。光触媒層の塗布液中へのシリコン化合物の添加
方法としては、光触媒粉末もしくはゾルの液中へ添加す
る方法や、光触媒とともに添加する金属酸化物および/
または水酸化物のゾルの液中へ添加する方法など種々の
方法が可能である。また、部分加水分解されたシリコン
化合物が添加されていても良い。この光触媒層の塗布液
中に添加するシリコン化合物は、沸騰水中での光触媒層
の付着性を高める効果も有するため、前述のシランカッ
プリング剤等が添加されている場合はシリコン化合物の
添加量を減らすことが可能である。
光触媒層の塗布液中に添加する金属の酸化物および/
または水酸化物のゾルは、固型分として塗布液に対して
0.1〜30重量%、光触媒の粉末および/またはゾルは固
型分として塗布液に対して0.1〜30重量%をそれぞれ加
えるのが望ましい。
または水酸化物のゾルは、固型分として塗布液に対して
0.1〜30重量%、光触媒の粉末および/またはゾルは固
型分として塗布液に対して0.1〜30重量%をそれぞれ加
えるのが望ましい。
金属酸化物および/または水酸化物のゾルは、0.1重
量%以下の添加では、光触媒を基材に固着させる働きが
乏しく、30重量%以上の添加では同時に加えられる光触
媒の粉末および/またはゾルの量が少なくなって光触媒
活性が低下する。また、光触媒の粉末および/またはゾ
ルの添加量が0.1重量%以下では光触媒活性が低く、30
重量%以上では基材に固着させるための金属酸化物およ
び/または水酸化物のゾルの量が少なくなるため剥離し
やすくなる。
量%以下の添加では、光触媒を基材に固着させる働きが
乏しく、30重量%以上の添加では同時に加えられる光触
媒の粉末および/またはゾルの量が少なくなって光触媒
活性が低下する。また、光触媒の粉末および/またはゾ
ルの添加量が0.1重量%以下では光触媒活性が低く、30
重量%以上では基材に固着させるための金属酸化物およ
び/または水酸化物のゾルの量が少なくなるため剥離し
やすくなる。
本発明の光触媒塗布液は、光触媒層と担体との間に接
着層を設けるため、担体の上に塗布する接着層の塗布液
を併用することもできる。接着層の塗布液としては、シ
リコン含有量2〜60重量%のシリコン変性樹脂、ポリシ
ロキサンを3〜60重量%含有する樹脂やコロイダルシリ
カを5〜40重量%含有する樹脂を樹脂固形分として1〜
50重量%含む溶液を使用することができる。
着層を設けるため、担体の上に塗布する接着層の塗布液
を併用することもできる。接着層の塗布液としては、シ
リコン含有量2〜60重量%のシリコン変性樹脂、ポリシ
ロキサンを3〜60重量%含有する樹脂やコロイダルシリ
カを5〜40重量%含有する樹脂を樹脂固形分として1〜
50重量%含む溶液を使用することができる。
接着層の塗布液に使用される樹脂としては、前述の接
着層に使用できる樹脂を単独もしくは混合して使用する
のが良く、有機溶剤溶液としてもしくは水性エマルジョ
ンとして、樹脂固形分1〜50重量%の塗布液を使用する
のが望ましい。樹脂固形分濃度が1%以下の塗布液で
は、接着層が薄くなり過ぎて光触媒層の接着が困難にな
り、樹脂固形分が50重量%以上の塗布液では、接着層が
厚くなり過ぎて良好な塗膜にならないだけでなく、粘度
が高くなり過ぎてハンドリングが困難になったりする。
着層に使用できる樹脂を単独もしくは混合して使用する
のが良く、有機溶剤溶液としてもしくは水性エマルジョ
ンとして、樹脂固形分1〜50重量%の塗布液を使用する
のが望ましい。樹脂固形分濃度が1%以下の塗布液で
は、接着層が薄くなり過ぎて光触媒層の接着が困難にな
り、樹脂固形分が50重量%以上の塗布液では、接着層が
厚くなり過ぎて良好な塗膜にならないだけでなく、粘度
が高くなり過ぎてハンドリングが困難になったりする。
光触媒層を接着層上へ形成するには、金属酸化物ゾル
もしくは金属水酸化物ゾル液中に光触媒を分散した懸濁
液を接着層を形成するのと同様のコート法でコートする
ことができる。金属酸化物ゾルもしくは金属水酸化物ゾ
ルの前駆体溶液の状態で光触媒を分散し、コート時に加
水分解や中和分解してゾル化もしくはゲル化させても良
い。ゾルを使用する場合には、安定化のために、酸やア
ルカリの解膠剤等が添加されていても良い。また、ゾル
懸濁液中に光触媒に対し、5重量%以下の界面活性剤や
シランカップリング剤などを添加して、接着性や操作性
を良くすることもできる。光触媒層形成時の乾燥温度と
しては、担体材質及び接着層中の樹脂材質によっても異
なるが、50℃以上200℃以下が好ましい。
もしくは金属水酸化物ゾル液中に光触媒を分散した懸濁
液を接着層を形成するのと同様のコート法でコートする
ことができる。金属酸化物ゾルもしくは金属水酸化物ゾ
ルの前駆体溶液の状態で光触媒を分散し、コート時に加
水分解や中和分解してゾル化もしくはゲル化させても良
い。ゾルを使用する場合には、安定化のために、酸やア
ルカリの解膠剤等が添加されていても良い。また、ゾル
懸濁液中に光触媒に対し、5重量%以下の界面活性剤や
シランカップリング剤などを添加して、接着性や操作性
を良くすることもできる。光触媒層形成時の乾燥温度と
しては、担体材質及び接着層中の樹脂材質によっても異
なるが、50℃以上200℃以下が好ましい。
光触媒層の厚みは、厚い方が活性が高いが、5μm以
上になるとほとんど変わらなくなる。5μm以下でも、
高い触媒活性を示し、しかも、透光性を示すようにな
り、触媒層が目立たなくなり好ましい。しかし、厚さ
が、0.1μm未満になると透光性は良くなるものの、光
触媒が利用している紫外線をも透過してしまうために、
高い活性は望めなくなる。光触媒層の厚さを0.1μm以
上5μm以下にし、しかも、結晶粒子径が40nm以下の光
触媒粒子および比表面積100m2/g以上の金属酸化物ゲル
もしくは金属水酸化物ゲルを用いると、光触媒層と接着
層の合計の波長550nmの全光線透過率は70%以上にな
る。波長550nmの全光線透過率が、70%以上になるよう
に担持した構造体は、担体が透明な場合、透過した可視
光線を照明として利用でき、また、担体が不透明な場合
でも、担体上の柄を損なうことがないので装飾性の上で
も有用となる。
上になるとほとんど変わらなくなる。5μm以下でも、
高い触媒活性を示し、しかも、透光性を示すようにな
り、触媒層が目立たなくなり好ましい。しかし、厚さ
が、0.1μm未満になると透光性は良くなるものの、光
触媒が利用している紫外線をも透過してしまうために、
高い活性は望めなくなる。光触媒層の厚さを0.1μm以
上5μm以下にし、しかも、結晶粒子径が40nm以下の光
触媒粒子および比表面積100m2/g以上の金属酸化物ゲル
もしくは金属水酸化物ゲルを用いると、光触媒層と接着
層の合計の波長550nmの全光線透過率は70%以上にな
る。波長550nmの全光線透過率が、70%以上になるよう
に担持した構造体は、担体が透明な場合、透過した可視
光線を照明として利用でき、また、担体が不透明な場合
でも、担体上の柄を損なうことがないので装飾性の上で
も有用となる。
担体の形状としては、フィルム状、板状、管状、繊維
状、網状等どのような複雑な形状にでも、この接着層と
光触媒層を設けた構造体は得られる。また、大きさは10
μm以上であれば強固に担持することができる。担体材
質として、担持する時に熱をかけられない有機高分子体
や熱や水などで酸化腐食し易い金属にも、この接着層と
光触媒層を設けた構造体は得られ、高触媒活性、高耐久
性を示す。担体と接着層との密着性を良くするために、
表面を放電処理やプライマー処理等をした担体を用いて
も良い。
状、網状等どのような複雑な形状にでも、この接着層と
光触媒層を設けた構造体は得られる。また、大きさは10
μm以上であれば強固に担持することができる。担体材
質として、担持する時に熱をかけられない有機高分子体
や熱や水などで酸化腐食し易い金属にも、この接着層と
光触媒層を設けた構造体は得られ、高触媒活性、高耐久
性を示す。担体と接着層との密着性を良くするために、
表面を放電処理やプライマー処理等をした担体を用いて
も良い。
本発明に示す光触媒を担持した構造体は、実施例にも
示す通り、建築用塗料、壁紙、窓ガラス、ブラインド、
カーテン、カーペット、照明器具、照明灯、ブラックラ
イト、船底・漁網防汚塗料、水処理用充填剤、農ビフィ
ルム、防草シート、包装資材等に使用できる。また、特
に高温高湿の環境下でも使用可能な光触媒担持体とする
ことも可能である。
示す通り、建築用塗料、壁紙、窓ガラス、ブラインド、
カーテン、カーペット、照明器具、照明灯、ブラックラ
イト、船底・漁網防汚塗料、水処理用充填剤、農ビフィ
ルム、防草シート、包装資材等に使用できる。また、特
に高温高湿の環境下でも使用可能な光触媒担持体とする
ことも可能である。
接着層と光触媒層を設けた本発明による構造体では、
紫外線強度3mW/cm2のブラックライトの光を温度40℃、
相対湿度90%のもとで500時間照射した後でも、JIL K54
00の碁盤目テープ法による付着性が、評価点数6点以上
を維持するような高耐久性を示す物も出来る。また、サ
ンシャインウェザーメーターによる促進耐候性試験にお
いても、試験時間500時間後でも、JIL K5400の碁盤目テ
ープ法による付着性が、評価点数6点以上を維持するよ
うな優れた耐候性を示す物も得られている。更に、20℃
での導電率が200μS/cmを示す沸騰水中に15分間浸漬し
た後のJIL K5400に規定された碁盤目テープ法による付
着性が評価点数6点以上の高い耐沸騰水性を示す物も得
られ、しかも何れの試料においても高い光触媒活性を示
す物となっていることから、前述の種々の用途に対して
十分な特性のものとすることができる。
紫外線強度3mW/cm2のブラックライトの光を温度40℃、
相対湿度90%のもとで500時間照射した後でも、JIL K54
00の碁盤目テープ法による付着性が、評価点数6点以上
を維持するような高耐久性を示す物も出来る。また、サ
ンシャインウェザーメーターによる促進耐候性試験にお
いても、試験時間500時間後でも、JIL K5400の碁盤目テ
ープ法による付着性が、評価点数6点以上を維持するよ
うな優れた耐候性を示す物も得られている。更に、20℃
での導電率が200μS/cmを示す沸騰水中に15分間浸漬し
た後のJIL K5400に規定された碁盤目テープ法による付
着性が評価点数6点以上の高い耐沸騰水性を示す物も得
られ、しかも何れの試料においても高い光触媒活性を示
す物となっていることから、前述の種々の用途に対して
十分な特性のものとすることができる。
担体として使用できるガラスの形状としては、板状、
管状、球状、繊維状等どのような複雑な形状にでも、こ
の接着層と光触媒層を設けたガラスは得られる。また、
大きさは10μm以上であれば強固に担持する事ができ
る。また、施工済の窓ガラス、ショーケース、めがね等
用途によっては、加工済のガラスに処理することによ
り、本発明の光触媒担持ガラスとすることもできる。
管状、球状、繊維状等どのような複雑な形状にでも、こ
の接着層と光触媒層を設けたガラスは得られる。また、
大きさは10μm以上であれば強固に担持する事ができ
る。また、施工済の窓ガラス、ショーケース、めがね等
用途によっては、加工済のガラスに処理することによ
り、本発明の光触媒担持ガラスとすることもできる。
本発明に示す光触媒を担持したガラスは、窓ガラス、
計器用カバーガラス、照明器具、照明灯、ブラックライ
ト、水処理用充填剤ををはじめ、カメラ、眼鏡レンズ
等、抗菌、脱臭、防汚等の効果を必要とするあらゆる使
用場面に使用できる。
計器用カバーガラス、照明器具、照明灯、ブラックライ
ト、水処理用充填剤ををはじめ、カメラ、眼鏡レンズ
等、抗菌、脱臭、防汚等の効果を必要とするあらゆる使
用場面に使用できる。
本発明に示す光触媒を担持したプラスチック成形体
は、壁紙、内装用ボード、家具、電気機器、車輛用部品
をはじめ、カメラ、メガネのレンズ等、抗菌、脱臭、防
汚等の効果を必要とする多くの使用場面に使用できる。
は、壁紙、内装用ボード、家具、電気機器、車輛用部品
をはじめ、カメラ、メガネのレンズ等、抗菌、脱臭、防
汚等の効果を必要とする多くの使用場面に使用できる。
プラスチック成形体の形状としては、フィルム状、板
状、管状、球状、繊維状等どのような複雑な形状にで
も、この接着層と光触媒層を設けたプラスチック成形体
は得られる。また、大きさは10μm以上であれば強固に
担持する事ができる。また、施工済の建築資材、家庭電
化製品、めがね等用途によっては、加工済のプラスチッ
ク成形体に処理することにより、本発明の光触媒担持プ
ラスチック成形体とすることもできるため、その応用範
囲は極めて広いと言える。
状、管状、球状、繊維状等どのような複雑な形状にで
も、この接着層と光触媒層を設けたプラスチック成形体
は得られる。また、大きさは10μm以上であれば強固に
担持する事ができる。また、施工済の建築資材、家庭電
化製品、めがね等用途によっては、加工済のプラスチッ
ク成形体に処理することにより、本発明の光触媒担持プ
ラスチック成形体とすることもできるため、その応用範
囲は極めて広いと言える。
本発明に用いられる布帛としては、毛、絹、綿、麻な
どの天然繊維、レーヨン、アセテートなどの再生繊維、
ナイロン、アクリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
アクリロニトリル、ポリ塩化ビニルなどの合成繊維、ア
ラミドなどの耐熱性繊維の単独あるいは混紡繊維からな
る織布、編布、不織布などを担体として用いることがで
きる。また、シリコン系撥水剤、パーフルオロアルキル
アクリレートなどのフッ素撥水剤、ジルコニウム塩系撥
水剤、エチレン尿素系撥水剤などの撥水剤で処理された
布帛、必要に応じて耐久性を向上させるためにエチレン
イミン系、エポキシ系、メラミン系等の架橋剤を併用し
ている撥水加工された布帛、ポリアミドとポリエステル
のフィブリル化型複合繊維等からなる擬革、織布、不織
布、編布等の基材にポリウレタン接着剤を介してポリウ
レタン樹脂層が形成されてなる合成皮革等を用いること
もできる。また、傘、テント、バッグ等、加工済の布帛
に処理することにより、本発明の光触媒担持布帛とする
こともできる。
どの天然繊維、レーヨン、アセテートなどの再生繊維、
ナイロン、アクリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
アクリロニトリル、ポリ塩化ビニルなどの合成繊維、ア
ラミドなどの耐熱性繊維の単独あるいは混紡繊維からな
る織布、編布、不織布などを担体として用いることがで
きる。また、シリコン系撥水剤、パーフルオロアルキル
アクリレートなどのフッ素撥水剤、ジルコニウム塩系撥
水剤、エチレン尿素系撥水剤などの撥水剤で処理された
布帛、必要に応じて耐久性を向上させるためにエチレン
イミン系、エポキシ系、メラミン系等の架橋剤を併用し
ている撥水加工された布帛、ポリアミドとポリエステル
のフィブリル化型複合繊維等からなる擬革、織布、不織
布、編布等の基材にポリウレタン接着剤を介してポリウ
レタン樹脂層が形成されてなる合成皮革等を用いること
もできる。また、傘、テント、バッグ等、加工済の布帛
に処理することにより、本発明の光触媒担持布帛とする
こともできる。
本発明に示す光触媒を担持した布帛は、抗菌、脱臭、
防汚等の効果を必要とする多くの使用場面、たとえばカ
ーテン、壁紙等のインテリア製品、テント、傘、テーブ
ルクロス等の日用品、食品包装材等としてまた育苗シー
ト等農業分野にも使用できる。
防汚等の効果を必要とする多くの使用場面、たとえばカ
ーテン、壁紙等のインテリア製品、テント、傘、テーブ
ルクロス等の日用品、食品包装材等としてまた育苗シー
ト等農業分野にも使用できる。
本発明に示す光触媒能を担持した金属としては、アル
ミニウム、鉄、銅等の単体金属の他、ステンレス、しん
ちゅう、黄銅、アルミ合金、チタン合金等の各種合金な
ども担体として使用可能である。また、使用する金属の
形状、材質によっては、通常の塗料で塗装した金属シー
トや板、着色したカラー鋼板やカラーアルミサッシ等の
上に本発明に係わる接着層と光触媒層を設けて光触媒担
持体とすることができるこの場合、接着層および光触媒
層の光透過率が高く透明であれば下地の塗料の色合いを
損なうことがないので好ましい。
ミニウム、鉄、銅等の単体金属の他、ステンレス、しん
ちゅう、黄銅、アルミ合金、チタン合金等の各種合金な
ども担体として使用可能である。また、使用する金属の
形状、材質によっては、通常の塗料で塗装した金属シー
トや板、着色したカラー鋼板やカラーアルミサッシ等の
上に本発明に係わる接着層と光触媒層を設けて光触媒担
持体とすることができるこの場合、接着層および光触媒
層の光透過率が高く透明であれば下地の塗料の色合いを
損なうことがないので好ましい。
金属の形状としては、板状、管状、球状、繊維状、シ
ート状等どのような複雑な形状にでも、この接着層と光
触媒層を設けた金属は得られる。また、大きさは10ミク
ロン以上であれば強固に担持する事ができる。また、施
工済の窓枠、家具、ショーケース、めがねフレーム等用
途によっては、加工済の金属に処理することにより、本
発明の光触媒担持金属とすることもできる。
ート状等どのような複雑な形状にでも、この接着層と光
触媒層を設けた金属は得られる。また、大きさは10ミク
ロン以上であれば強固に担持する事ができる。また、施
工済の窓枠、家具、ショーケース、めがねフレーム等用
途によっては、加工済の金属に処理することにより、本
発明の光触媒担持金属とすることもできる。
本発明に示す光触媒を担持した金属は、窓枠、家具、
装飾品、内装パネル、外装パネル、水処理用充填剤をは
じめ、ストレーナー、フィルター等、抗菌、脱臭、防汚
等の効果を必要とする多くの使用場面に使用できる。
装飾品、内装パネル、外装パネル、水処理用充填剤をは
じめ、ストレーナー、フィルター等、抗菌、脱臭、防汚
等の効果を必要とする多くの使用場面に使用できる。
本発明による接着層と光触媒層を設けた木材および木
質材料の形状としては、板状、板状、球状、シート状等
どのような複雑な形状でも可能である。また、大きさは
10μm以上であれば強固に担持する事ができ、施工済の
壁、天井板、柱のほか、家具、木工細工等の加工済の木
材および木質材料に処理することにより、本発明の光触
媒担持木材および木質材料とすることもできる。
質材料の形状としては、板状、板状、球状、シート状等
どのような複雑な形状でも可能である。また、大きさは
10μm以上であれば強固に担持する事ができ、施工済の
壁、天井板、柱のほか、家具、木工細工等の加工済の木
材および木質材料に処理することにより、本発明の光触
媒担持木材および木質材料とすることもできる。
本発明に示す光触媒を担持した木材および木質材料
は、建築用材、家具、木工品、インテリア材および内装
材等、抗菌、脱臭、防汚等の効果を必要とする多くの使
用場面に使用できる。
は、建築用材、家具、木工品、インテリア材および内装
材等、抗菌、脱臭、防汚等の効果を必要とする多くの使
用場面に使用できる。
本発明による光触媒担持構造体を設けたプラスチック
フィルムは、その防汚、抗菌、脱臭機能を活かして、光
触媒を担持していない面に接着剤を塗布したフィルムと
することで、自動車や各種輸送機器の窓ガラス、建築物
の窓ガラス、冷凍・冷蔵ショーケースや温室などの内側
に貼り付けることが可能になり、内部空間の微量有害物
質の分解と、ガラス表面の汚染防止と破損時の飛散防止
に有効な透視性の高いフィルムとすることが可能であ
る。また、薄いプラスチックフィルムに本発明にかかわ
る光触媒担持構造体を成膜したものは食品包装用のラッ
プフィルムとしても使用可能である。このプラスチック
フィルムに使用できる樹脂としては、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル
酸エステル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリイミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、フッ化エチレン−プロ
ピレン共重合樹脂、フッ化エチレン−エチレン共重合樹
脂等のフィルム状に成形加工した時に550nmの波長の光
の直線透過率が50%以上である透明性の高い合成樹脂フ
ィルムまたはシートがいずれも使用できる。また、壁紙
や化粧シートなどの裏面に粘着層と剥離フィルムを設け
表面に模様を印刷した不透明な素材の表面にも、本発明
にかかる光触媒担持構造体は透明であるため下地の壁紙
や化粧シートに印刷された柄や模様を損なうことがない
ので好ましく採用できる。
フィルムは、その防汚、抗菌、脱臭機能を活かして、光
触媒を担持していない面に接着剤を塗布したフィルムと
することで、自動車や各種輸送機器の窓ガラス、建築物
の窓ガラス、冷凍・冷蔵ショーケースや温室などの内側
に貼り付けることが可能になり、内部空間の微量有害物
質の分解と、ガラス表面の汚染防止と破損時の飛散防止
に有効な透視性の高いフィルムとすることが可能であ
る。また、薄いプラスチックフィルムに本発明にかかわ
る光触媒担持構造体を成膜したものは食品包装用のラッ
プフィルムとしても使用可能である。このプラスチック
フィルムに使用できる樹脂としては、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル
酸エステル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリイミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、フッ化エチレン−プロ
ピレン共重合樹脂、フッ化エチレン−エチレン共重合樹
脂等のフィルム状に成形加工した時に550nmの波長の光
の直線透過率が50%以上である透明性の高い合成樹脂フ
ィルムまたはシートがいずれも使用できる。また、壁紙
や化粧シートなどの裏面に粘着層と剥離フィルムを設け
表面に模様を印刷した不透明な素材の表面にも、本発明
にかかる光触媒担持構造体は透明であるため下地の壁紙
や化粧シートに印刷された柄や模様を損なうことがない
ので好ましく採用できる。
これらの合成樹脂フィルムまたはシートはその表面に
表面処理を行って光触媒担持構造体の接着層の接着性を
より向上させることが可能で、接着層を塗布する面をコ
ロナ放電処理やUV−オゾン処理などによって表面を物理
的に極微量酸化させたり、シリコン系などの表面処理剤
を薄く塗布して接着層との馴染みを良くしたものも好ま
しく使用できる。更に、実施例にも示したようにこれら
の基材の表面もしくは裏面に、熱線反射・遮蔽機能や紫
外線反射・遮蔽機能を持たせるための薄膜を成膜するこ
とが可能で、防汚・抗菌・消臭機能を併せ持った熱線反
射フィルムや紫外線カットフィルムとすることが可能に
なる上に、本発明による光触媒担持構造体は実施例にも
示す通り極めて高い耐久性と光触媒活性を兼ね備えたも
のであるため、極めて付加価値の高い製品とすることが
できる。
表面処理を行って光触媒担持構造体の接着層の接着性を
より向上させることが可能で、接着層を塗布する面をコ
ロナ放電処理やUV−オゾン処理などによって表面を物理
的に極微量酸化させたり、シリコン系などの表面処理剤
を薄く塗布して接着層との馴染みを良くしたものも好ま
しく使用できる。更に、実施例にも示したようにこれら
の基材の表面もしくは裏面に、熱線反射・遮蔽機能や紫
外線反射・遮蔽機能を持たせるための薄膜を成膜するこ
とが可能で、防汚・抗菌・消臭機能を併せ持った熱線反
射フィルムや紫外線カットフィルムとすることが可能に
なる上に、本発明による光触媒担持構造体は実施例にも
示す通り極めて高い耐久性と光触媒活性を兼ね備えたも
のであるため、極めて付加価値の高い製品とすることが
できる。
上述の熱線反射機能を持たせるための方法としては、
Al、Ag、Cu、Cr、Ni、Ti、ステンレス鋼、アルミ合金な
どの導電性の金属や酸化インジウム、酸化錫、酸化錫−
酸化インジウム化合物などの導電性の金属酸化物をスパ
ッタや真空蒸着などの物理的方法でフィルム表面に成膜
する方法、導電性の金属酸化物の溶液やゾル溶液を塗布
乾燥したり、メッキ法やCVD法によってフィルム表面に
成膜する方法、基材の樹脂中にそれらの熱線反射特性や
熱線遮蔽特性を有する材料を混合させる方法など種々の
方法が採用可能である。また、紫外線遮蔽機能を持たせ
る方法としては、ヒンダードアミン系や酸化チタンなど
の紫外線吸収剤や反射剤をフィルムの表面に塗布して成
膜する方法、紫外線吸収剤をあらかじめフィルム基材に
添加混合しておく方法、など、種々の方法が採用でき使
用目的と構造に応じて適宜方法を選択することができ
る。紫外線遮蔽剤や反射剤として酸化チタンを使用する
場合は、本発明にも詳しく述べている通り酸化チタン単
独では光触媒作用によって周囲の有機物が分解されるた
め、酸化チタンの表面を水ガラスなどで薄くコーティン
グして光触媒活性をなくしたものを使用するのが望まし
い。
Al、Ag、Cu、Cr、Ni、Ti、ステンレス鋼、アルミ合金な
どの導電性の金属や酸化インジウム、酸化錫、酸化錫−
酸化インジウム化合物などの導電性の金属酸化物をスパ
ッタや真空蒸着などの物理的方法でフィルム表面に成膜
する方法、導電性の金属酸化物の溶液やゾル溶液を塗布
乾燥したり、メッキ法やCVD法によってフィルム表面に
成膜する方法、基材の樹脂中にそれらの熱線反射特性や
熱線遮蔽特性を有する材料を混合させる方法など種々の
方法が採用可能である。また、紫外線遮蔽機能を持たせ
る方法としては、ヒンダードアミン系や酸化チタンなど
の紫外線吸収剤や反射剤をフィルムの表面に塗布して成
膜する方法、紫外線吸収剤をあらかじめフィルム基材に
添加混合しておく方法、など、種々の方法が採用でき使
用目的と構造に応じて適宜方法を選択することができ
る。紫外線遮蔽剤や反射剤として酸化チタンを使用する
場合は、本発明にも詳しく述べている通り酸化チタン単
独では光触媒作用によって周囲の有機物が分解されるた
め、酸化チタンの表面を水ガラスなどで薄くコーティン
グして光触媒活性をなくしたものを使用するのが望まし
い。
また、これらの熱線反射機能を有する材料や紫外線遮
蔽機能を有する材料を、フィルムの裏面に形成させる粘
着剤層に添加混合してその効果を発現させることもで
き、例えば“コンバーテック"1996年3月号pp95に記載
されている紫外線遮蔽クリアコート剤などの材料が溶剤
分散型であり使用可能である。粘着剤としては通常アク
リル系やシリコン系などの粘着剤が使用されるが、各種
の紫外線遮蔽剤や熱線遮蔽剤を粘着剤に添加可能であ
る。この粘着剤は貼り替えの時の粘着剤の残存付着によ
る汚れを考慮して強固な接着性を有する粘着剤の使用を
避けるのが望ましい。粘着剤と剥離フィルムを光触媒担
持フィルムに設ける方法としては、例えば溶液状の粘着
剤をグラビア印刷によってフィルム裏面にコートした
後、乾燥させて巻き取る際に剥離用のポリプロピレンフ
ィルムをラミネートして巻き取るといった方法なども簡
便で好ましく採用できる。
蔽機能を有する材料を、フィルムの裏面に形成させる粘
着剤層に添加混合してその効果を発現させることもで
き、例えば“コンバーテック"1996年3月号pp95に記載
されている紫外線遮蔽クリアコート剤などの材料が溶剤
分散型であり使用可能である。粘着剤としては通常アク
リル系やシリコン系などの粘着剤が使用されるが、各種
の紫外線遮蔽剤や熱線遮蔽剤を粘着剤に添加可能であ
る。この粘着剤は貼り替えの時の粘着剤の残存付着によ
る汚れを考慮して強固な接着性を有する粘着剤の使用を
避けるのが望ましい。粘着剤と剥離フィルムを光触媒担
持フィルムに設ける方法としては、例えば溶液状の粘着
剤をグラビア印刷によってフィルム裏面にコートした
後、乾燥させて巻き取る際に剥離用のポリプロピレンフ
ィルムをラミネートして巻き取るといった方法なども簡
便で好ましく採用できる。
図面の簡単な説明: 第1図は本発明の光触媒担持構造体の断面の模式図で
ある。
ある。
発明を実施するための最良の形態: 以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
〈評価試験法〉 1)光触媒活性の評価 大きさ70mm×70mmの光触媒を担持した試料を容積4Lの
パイレックス製ガラス容器中に設置した。この容器中に
空気とアルデヒドの混合ガスを、アルデヒド濃度が500p
pmになるように加えた。担持試料に紫外線強度2mW/cm2
のブラックライト(FL 15BL−B 松下電気(株)製)
の光を2時間照射後、容器内部のアルデヒドガス濃度を
ガスクロマトグラフにより測定し、その減少量より光触
媒活性を評価した。評価基準は、下記の通りとした。
パイレックス製ガラス容器中に設置した。この容器中に
空気とアルデヒドの混合ガスを、アルデヒド濃度が500p
pmになるように加えた。担持試料に紫外線強度2mW/cm2
のブラックライト(FL 15BL−B 松下電気(株)製)
の光を2時間照射後、容器内部のアルデヒドガス濃度を
ガスクロマトグラフにより測定し、その減少量より光触
媒活性を評価した。評価基準は、下記の通りとした。
2時間照射後のアルデヒドガス濃度 評価 50ppm以下 A 50〜200ppm B 200〜300ppm C 300〜450ppm D 450ppm以上 E 2)付着性評価 JIS K 5400に規定する碁盤目テープ法試験により、付
着性の評価を行った。切り傷の間隔を2mmとし、ます目
の数を25コとした。評価点数は、JIS K 5400に記載の基
準で行った。
着性の評価を行った。切り傷の間隔を2mmとし、ます目
の数を25コとした。評価点数は、JIS K 5400に記載の基
準で行った。
3)沸騰水中への浸漬試験 導電率が、170〜230μS/cmの範囲の水道水を1000mlの
パイレックスガラス製ビーカーに少量の沸石とともに入
れ、加熱沸騰後に70mm×70mmに切りだした試料全体が水
中に沈むように市販のクリップで吊り下げる。15分間沸
騰水中に漬けた後、室温下4時間放冷し乾燥させた後で
2)に記載した付着性試験を行い、JIS K5400に記載の
基準により評価点数を求めた。
パイレックスガラス製ビーカーに少量の沸石とともに入
れ、加熱沸騰後に70mm×70mmに切りだした試料全体が水
中に沈むように市販のクリップで吊り下げる。15分間沸
騰水中に漬けた後、室温下4時間放冷し乾燥させた後で
2)に記載した付着性試験を行い、JIS K5400に記載の
基準により評価点数を求めた。
4)全光線透過率 接着層及び光触媒層を担持する前の担体をリファレン
スとして、担持した試料の波長550nmの全光線透過率を
自記分光光度計(日立製作所製 U−4000型)で測定し
た。
スとして、担持した試料の波長550nmの全光線透過率を
自記分光光度計(日立製作所製 U−4000型)で測定し
た。
5)耐久性評価 担持した試料にブラックライトで紫外線強度3mW/cm2
の光を温度40℃、相対湿度90%の恒温恒湿槽内で500時
間照射後、2)に記載した付着性試験を行い、JIS K540
0に記載の基準により評価点数を求めた。
の光を温度40℃、相対湿度90%の恒温恒湿槽内で500時
間照射後、2)に記載した付着性試験を行い、JIS K540
0に記載の基準により評価点数を求めた。
6)サンシャインカーボンアークウェザーメーターによ
る促進耐候性試験 JIS K5400に規定されたサンシャインカーボンアーク
ウェザーメーターによる促進耐候性試験を、スガ試験機
(株)製WEL−SUN−HCH型を使用して、試験時間500時
間、ブラックパネル温度63℃、120分サイクル、18分間
降雨の条件で行った。試料3枚を促進耐候性試験にかけ
た後に、膨れ、割れ、はがれ、白化の有無及び表面の変
化を、促進耐候性試験にかけない原状試験片と目視によ
り比較し、次の評価基準で表明状態を評価した。
る促進耐候性試験 JIS K5400に規定されたサンシャインカーボンアーク
ウェザーメーターによる促進耐候性試験を、スガ試験機
(株)製WEL−SUN−HCH型を使用して、試験時間500時
間、ブラックパネル温度63℃、120分サイクル、18分間
降雨の条件で行った。試料3枚を促進耐候性試験にかけ
た後に、膨れ、割れ、はがれ、白化の有無及び表面の変
化を、促進耐候性試験にかけない原状試験片と目視によ
り比較し、次の評価基準で表明状態を評価した。
評価 判定基準 A:試料3枚ともにいずれも変化の認められない B:試料1〜2枚に僅かな変化が認められる C:試料3枚ともに僅かな変化がみとめられるもの、あ
るいは試料1〜2枚に明らかに大きな変化が認められる
もの また、試験後に2)に記載した付着性試験を行い、JI
S K5400に記載の基準により評価点数を求めた。
るいは試料1〜2枚に明らかに大きな変化が認められる
もの また、試験後に2)に記載した付着性試験を行い、JI
S K5400に記載の基準により評価点数を求めた。
7)抗菌性評価試験方法 5cm角に切りだした試料を80%エタノールで消毒し150
℃で乾燥して滅菌後、予め前培養と希釈を行って菌濃度
を105個/mlに調節しておいた大腸菌の菌液を0.2ml試料
前に滴下しインキュベーター内にセットする。ブラック
ライト(15W×2本、光源との距離10cm)の光を照射し
たもの、蛍光灯(15W×2本、光源との距離10cm)の光
を照射したもの、光照射を全く行わなかったもの、の3
種の光照射条件で各々4個の試料をセットする。所定時
間後(1、2、3、4時間後)に試料を取り出し、滅菌
生理食塩水に浸した滅菌ガーゼで試料上の菌液を拭き取
る。拭き取った滅菌ガーゼを10mlの滅菌生理食塩水に入
れ十分攪拌する。この上澄み菌液をオートクレーブ滅菌
した95mmφのシャーレ寒天培地に植え付け、36℃24hr培
養後大腸菌のコロニー数を計数する。大腸菌の菌液を滴
下してインキュベーターに入れるまでの操作を全く同様
にした試料を同一の方法により処理して大腸菌のコロニ
ー数を計数して、その数値を基準にして暗黒時、ブラッ
クライト照射時、蛍光灯照射時の各試料の所定時間後に
おける生存率を算出する。評価基準は以下の基準によっ
た 4時間後の大腸菌の残存率 評価 20%以下 A 20%〜40% B 40%〜60% C 60%〜80% D 80%以上 E 8)防汚性(油脂分解活性)の評価 防汚機能を評価する指標として、表面に付着する油脂
分をどの程度速く分解できるかを測定するためリノール
酸を主成分とする市販のサラダ油を使用して光触媒構造
体上での分解量を定量することとした。5cm角に切り出
した光触媒担持構造体の表面に紙で薄くサラダ油を1cm
2当たり0.1〜0.15mgになるよう塗布した。塗布量は塗布
前後の重量を精密天秤により測定して求めた。試料を試
料表面における紫外線強度が3mW/cm2になるよう試料と
ブラックライトの間の距離を調節し、ブラックライトを
点灯後、経過時間と重量減少量の関係を求めて、所定時
間後におけるサラダ油の分解量を測定し防汚性の指標と
した。
℃で乾燥して滅菌後、予め前培養と希釈を行って菌濃度
を105個/mlに調節しておいた大腸菌の菌液を0.2ml試料
前に滴下しインキュベーター内にセットする。ブラック
ライト(15W×2本、光源との距離10cm)の光を照射し
たもの、蛍光灯(15W×2本、光源との距離10cm)の光
を照射したもの、光照射を全く行わなかったもの、の3
種の光照射条件で各々4個の試料をセットする。所定時
間後(1、2、3、4時間後)に試料を取り出し、滅菌
生理食塩水に浸した滅菌ガーゼで試料上の菌液を拭き取
る。拭き取った滅菌ガーゼを10mlの滅菌生理食塩水に入
れ十分攪拌する。この上澄み菌液をオートクレーブ滅菌
した95mmφのシャーレ寒天培地に植え付け、36℃24hr培
養後大腸菌のコロニー数を計数する。大腸菌の菌液を滴
下してインキュベーターに入れるまでの操作を全く同様
にした試料を同一の方法により処理して大腸菌のコロニ
ー数を計数して、その数値を基準にして暗黒時、ブラッ
クライト照射時、蛍光灯照射時の各試料の所定時間後に
おける生存率を算出する。評価基準は以下の基準によっ
た 4時間後の大腸菌の残存率 評価 20%以下 A 20%〜40% B 40%〜60% C 60%〜80% D 80%以上 E 8)防汚性(油脂分解活性)の評価 防汚機能を評価する指標として、表面に付着する油脂
分をどの程度速く分解できるかを測定するためリノール
酸を主成分とする市販のサラダ油を使用して光触媒構造
体上での分解量を定量することとした。5cm角に切り出
した光触媒担持構造体の表面に紙で薄くサラダ油を1cm
2当たり0.1〜0.15mgになるよう塗布した。塗布量は塗布
前後の重量を精密天秤により測定して求めた。試料を試
料表面における紫外線強度が3mW/cm2になるよう試料と
ブラックライトの間の距離を調節し、ブラックライトを
点灯後、経過時間と重量減少量の関係を求めて、所定時
間後におけるサラダ油の分解量を測定し防汚性の指標と
した。
24時間光照射後のサラダ油残存率 評価 10%以下 A 30〜10% B 50〜30% C 80〜50% D 80%以上 E 〈実施例〉 担体の材料として、次の物を用いた。
(TA)プライマー処理ポリエステル製フィルム (TB)塩化ビニル製フィルム (TC)ソーダーライム製ガラス板 (TD)金属アルミニウム板 (TE)高密度ポリエチレン製網 (糸の太さ0.2mm、網目の開き0.6mm) (TF)ポリプロピレン製管 (内径30mm、外径36mm) 接着層中に含有するポリシロキサンは、次のものを使
用した。
用した。
(PS−1)シリコンテトラメトキシドモノマー(信越化
学製) (PS−2)ポリメトキシシロキサン(コルコート製商品
名メチルシリケート51) (PS−3)ポリエトキシシロキサン(コルコート製商品
名エチルシリケート40) 接着層中に含有するコロイダルシリカとして、次のも
のを使用した。
学製) (PS−2)ポリメトキシシロキサン(コルコート製商品
名メチルシリケート51) (PS−3)ポリエトキシシロキサン(コルコート製商品
名エチルシリケート40) 接着層中に含有するコロイダルシリカとして、次のも
のを使用した。
(KS−1)触媒化成製商品名カタロイドSI−350、粒子
径7〜9nm (KS−2)日産化学製商品名スノーテックスST−XS、粒
子径4〜6nm ポリシロキサンもしくはコロイダルシリカを導入する
樹脂溶液としては次の物を使用した。
径7〜9nm (KS−2)日産化学製商品名スノーテックスST−XS、粒
子径4〜6nm ポリシロキサンもしくはコロイダルシリカを導入する
樹脂溶液としては次の物を使用した。
(J−1)シリコン含有量3重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂キシレン溶液 (J−2)シリコン含有量10重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂キシレン溶液 (J−3)シリコン含有量20重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂エマルジョン水溶液 (J−4)シリコン含有量50重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂エマルジョン水溶液 (J−5)シリコン含有量10%のポリエステル−シリコ
ン樹脂キシレン溶液 (J−6)アクリル樹脂キシレン溶液 (J−7)ポリエステル樹脂キシレン溶液 (J−8)シリコン含有量3重量%のエポキシ−シリコ
ン樹脂メチルエチルケトン溶液 ポリシロキサンもしくはコロイダルシリカを樹脂溶液
と混合、濃度調製し、接着層形成用溶液を得た。接着層
は、厚さが2μm以下の時及び平板以外の形状の時に
は、ディッピング法で、2μm以上の膜厚の時で平板形
状の時には、ベーカーアプリケーターにより形成した。
特に担体形状が、管状及び網状の時には、ディッピング
法で行った。接着層の乾燥は、担体の材質が、(TE)、
(TF)の場合80℃で、(TB)の場合60℃で、それ以外は
120℃で行った。
ン樹脂キシレン溶液 (J−2)シリコン含有量10重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂キシレン溶液 (J−3)シリコン含有量20重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂エマルジョン水溶液 (J−4)シリコン含有量50重量%のアクリル−シリコ
ン樹脂エマルジョン水溶液 (J−5)シリコン含有量10%のポリエステル−シリコ
ン樹脂キシレン溶液 (J−6)アクリル樹脂キシレン溶液 (J−7)ポリエステル樹脂キシレン溶液 (J−8)シリコン含有量3重量%のエポキシ−シリコ
ン樹脂メチルエチルケトン溶液 ポリシロキサンもしくはコロイダルシリカを樹脂溶液
と混合、濃度調製し、接着層形成用溶液を得た。接着層
は、厚さが2μm以下の時及び平板以外の形状の時に
は、ディッピング法で、2μm以上の膜厚の時で平板形
状の時には、ベーカーアプリケーターにより形成した。
特に担体形状が、管状及び網状の時には、ディッピング
法で行った。接着層の乾燥は、担体の材質が、(TE)、
(TF)の場合80℃で、(TB)の場合60℃で、それ以外は
120℃で行った。
光触媒には次のものを使用した。
(C−1)酸化チタン微粒子(日本アエロジル社製商品
名P−25、結晶粒子径27nm) (C−2)酸化チタンゾル(硝酸酸性ゾル、結晶粒子径
10nm) (C−3)酸化チタンゾル(pH9の弱アルカリ性ゾル、
結晶粒子径20nm) 光触媒と共に担持する金属酸化物ゲルもしくは金属水
酸化物ゲルは、次のゾル液を乾燥することにより得た。
名P−25、結晶粒子径27nm) (C−2)酸化チタンゾル(硝酸酸性ゾル、結晶粒子径
10nm) (C−3)酸化チタンゾル(pH9の弱アルカリ性ゾル、
結晶粒子径20nm) 光触媒と共に担持する金属酸化物ゲルもしくは金属水
酸化物ゲルは、次のゾル液を乾燥することにより得た。
(Z−1)シリカゾル:触媒化成製商品名カタロイドSI
−30、150℃乾燥後の比表面積180m2/g (Z−2)アルミナゾル:日産化学製 アルミナゾル−
200、150℃乾燥後の比表面積400m2/g (Z−3)ジルコニアゾル:日本曹達製ジルコニウムテ
トラブトキシド(TBZR)をエタノール中で加水分解し、
150℃で乾燥後300〜500℃で加熱処理した後、稀硝酸水
溶液で解膠したもの、解膠品を更に150℃で乾燥したも
のの比表面積は50〜80m2/g (Z−4)酸化ニオブゾル:CBMM社製酸ニオブ水溶液
を10%アンモニア水で中和し、150℃で乾燥後稀硝酸水
溶液で解膠したもの、解膠品を150℃で乾燥したものの
比表面積は60m2/g (Z−5)シリコン含有量20重量%のアクリルシリコン
樹脂エマルジョン水溶液 (Z−6)シランカップリング剤 日本ユニカー社製
トリ(β−メトキシエトキシ)ビニルシラン(商品名:A
−172) 上記溶液中に酸化チタン光触媒を分散し、所定量の界
面活性剤を加えて光触媒層形成用溶液とした。光触媒層
は、厚さが2μm以下の時や担体形状が平板以外の時
は、ディッピング法で、担体が平板で厚さが2μm以上
の時は、バーコーターで形成した。光触媒層の乾燥は、
接着層を乾燥するのと同じ温度で行った。
−30、150℃乾燥後の比表面積180m2/g (Z−2)アルミナゾル:日産化学製 アルミナゾル−
200、150℃乾燥後の比表面積400m2/g (Z−3)ジルコニアゾル:日本曹達製ジルコニウムテ
トラブトキシド(TBZR)をエタノール中で加水分解し、
150℃で乾燥後300〜500℃で加熱処理した後、稀硝酸水
溶液で解膠したもの、解膠品を更に150℃で乾燥したも
のの比表面積は50〜80m2/g (Z−4)酸化ニオブゾル:CBMM社製酸ニオブ水溶液
を10%アンモニア水で中和し、150℃で乾燥後稀硝酸水
溶液で解膠したもの、解膠品を150℃で乾燥したものの
比表面積は60m2/g (Z−5)シリコン含有量20重量%のアクリルシリコン
樹脂エマルジョン水溶液 (Z−6)シランカップリング剤 日本ユニカー社製
トリ(β−メトキシエトキシ)ビニルシラン(商品名:A
−172) 上記溶液中に酸化チタン光触媒を分散し、所定量の界
面活性剤を加えて光触媒層形成用溶液とした。光触媒層
は、厚さが2μm以下の時や担体形状が平板以外の時
は、ディッピング法で、担体が平板で厚さが2μm以上
の時は、バーコーターで形成した。光触媒層の乾燥は、
接着層を乾燥するのと同じ温度で行った。
以下、上記材料の種類や量、厚さ、成膜方法等を変え
た実施例および比較例の組成と得られた光触媒担持構造
体の性能について表1〜4にまとめて記述する。
た実施例および比較例の組成と得られた光触媒担持構造
体の性能について表1〜4にまとめて記述する。
実施例1〜18および比較例1〜4では、光触媒として
(C−1)で示した日本エアロジル社の酸化チタン(P
−25)を用いた。その結果を表1に示した。
(C−1)で示した日本エアロジル社の酸化チタン(P
−25)を用いた。その結果を表1に示した。
比較例−1は、接着層を設けないで光触媒層を担持し
た場合で、光触媒層の付着性が全く無く、簡単に剥離し
てしまうばかりか、耐久性試験後のポリエステルフィル
ムの表面は、光触媒作用により劣化し、穴や亀裂が観察
された。
た場合で、光触媒層の付着性が全く無く、簡単に剥離し
てしまうばかりか、耐久性試験後のポリエステルフィル
ムの表面は、光触媒作用により劣化し、穴や亀裂が観察
された。
実施例−1〜−2は、接着層にアクリル−シリコン樹
脂もしくはポリエステル−シリコン樹脂を使用した場合
で、光触媒層の付着性は良好で、また、耐久性も良かっ
た。
脂もしくはポリエステル−シリコン樹脂を使用した場合
で、光触媒層の付着性は良好で、また、耐久性も良かっ
た。
実施例−3〜−12は、接着層にポリシロキサンを含有
した樹脂を使用した場合で、触媒活性は良好で、付着性
および耐久性も良好となった。ポリシロキサンを導入し
た樹脂が、アクリル−シリコン樹脂(実施例−3、4、
5)もしくはポリエステル−シリコン樹脂(実施例−
9)の場合でも耐久性が良かった。ポリシロキサンを導
入した樹脂が、アクリル樹脂(実施例−7)もしくはポ
リエステル樹脂(実施例−12)でも良好な物が得られ
た。
した樹脂を使用した場合で、触媒活性は良好で、付着性
および耐久性も良好となった。ポリシロキサンを導入し
た樹脂が、アクリル−シリコン樹脂(実施例−3、4、
5)もしくはポリエステル−シリコン樹脂(実施例−
9)の場合でも耐久性が良かった。ポリシロキサンを導
入した樹脂が、アクリル樹脂(実施例−7)もしくはポ
リエステル樹脂(実施例−12)でも良好な物が得られ
た。
これに対し、比較例−2に示したように、接着層にポ
リシロキサンを含有したアクリル−シリコン樹脂を使用
しても、ポリシロキサンの含有量が70重量%となると、
光触媒層が接着しなくなり、剥離してしまった。
リシロキサンを含有したアクリル−シリコン樹脂を使用
しても、ポリシロキサンの含有量が70重量%となると、
光触媒層が接着しなくなり、剥離してしまった。
実施例−13〜−18は、接着層にコロイダルシリカを含
有した樹脂を使用した場合で、触媒活性、付着性及び耐
久性は良好であった。特に、コロイダルシリカに、粒子
径の微細な物(KS−2)を使用し、更に、コロイダルシ
リカを導入した樹脂が、アクリル−シリコン樹脂の場合
(実施例−15、16)、非常に良好な物が得られた。
有した樹脂を使用した場合で、触媒活性、付着性及び耐
久性は良好であった。特に、コロイダルシリカに、粒子
径の微細な物(KS−2)を使用し、更に、コロイダルシ
リカを導入した樹脂が、アクリル−シリコン樹脂の場合
(実施例−15、16)、非常に良好な物が得られた。
これに対し、接着層中のコロイダルシリカの含有量
が、50重量%と多くした場合(比較例−3)、付着性及
び耐久性が急激に悪くなった。
が、50重量%と多くした場合(比較例−3)、付着性及
び耐久性が急激に悪くなった。
実施例−1〜−18には光触媒として(C−1)で示し
た日本エアロジル社の酸化チタン(P−25)を使用し、
光触媒層に複合化する金属酸化物ゾルもしくは金属水酸
化物ゾルにはその大部分に、シリカゾルを使用している
が、みな良好な物が得られている。実施例−8と−9に
ポリエチレン製の網もしくはポリプロピレン製の管に担
持した結果を示したが、光触媒活性、付着性及び耐久性
の良好な物が得られた。光触媒層中のシリカゾルの含有
量を30重量%と減らしても(実施例−6)、良好な物が
得られたが、20重量%まで減らすと(比較例−4)、付
着性及び耐久性は急激に悪くなった。
た日本エアロジル社の酸化チタン(P−25)を使用し、
光触媒層に複合化する金属酸化物ゾルもしくは金属水酸
化物ゾルにはその大部分に、シリカゾルを使用している
が、みな良好な物が得られている。実施例−8と−9に
ポリエチレン製の網もしくはポリプロピレン製の管に担
持した結果を示したが、光触媒活性、付着性及び耐久性
の良好な物が得られた。光触媒層中のシリカゾルの含有
量を30重量%と減らしても(実施例−6)、良好な物が
得られたが、20重量%まで減らすと(比較例−4)、付
着性及び耐久性は急激に悪くなった。
実施例−11は、シリカゾルの代わりに、アルミナゾル
を使用した場合で、シリカゾルの場合と同様に良好な物
が得られた。
を使用した場合で、シリカゾルの場合と同様に良好な物
が得られた。
実施例−17に接着層及び光触媒層の厚さをそれぞれ0.
5μm、0.1μmとした場合を示したが、付着性および耐
久性は良好で、光触媒活性も膜厚が極めて薄いにもかか
わらず高い値を示した。
5μm、0.1μmとした場合を示したが、付着性および耐
久性は良好で、光触媒活性も膜厚が極めて薄いにもかか
わらず高い値を示した。
実施例−19〜23のデータは表2に示した。
実施例−19 チタニアゾルの使用 日本エアロジル社の微粒子酸化チタン(P−25)に代
えて、硝酸酸性チタニアゾル(酸化チタン含有量12重量
%)を、触媒化成製シリカゾル(商品名カタロイドSI−
30)をPH1.5に調節したものに加えて分散させ、界面活
性剤を加えて光触媒層用塗布溶液とした。実施例−10に
使用した樹脂溶液にポリメトキシシロキサン(PS−2)
を乾燥接着層中のSiO2含有量が35重量%になるように加
えた溶液を調製して接着層用溶液とした。
えて、硝酸酸性チタニアゾル(酸化チタン含有量12重量
%)を、触媒化成製シリカゾル(商品名カタロイドSI−
30)をPH1.5に調節したものに加えて分散させ、界面活
性剤を加えて光触媒層用塗布溶液とした。実施例−10に
使用した樹脂溶液にポリメトキシシロキサン(PS−2)
を乾燥接着層中のSiO2含有量が35重量%になるように加
えた溶液を調製して接着層用溶液とした。
7cm×7cmに切り出した厚さ1mmのソーダライムガラス
基板に接着層をベーカーアプリケーターで、光触媒層を
バーコーターでをそれぞれ塗布した。乾燥温度は前述の
実施例と同じとした。
基板に接着層をベーカーアプリケーターで、光触媒層を
バーコーターでをそれぞれ塗布した。乾燥温度は前述の
実施例と同じとした。
得られた光触媒担持体は全光線透過率の非常に高いも
のであった。
のであった。
実施例−20 シリカ−アルミナゾルの使用 実施例−19で使用したシリカゾルに代えて、日産化学
工業(株)製のアルミナゾルとシリカゾルの50:50混合
ゾル溶液を使用した他は、実施例−19と全く同一の原料
と方法により、光触媒担持体を作成した。
工業(株)製のアルミナゾルとシリカゾルの50:50混合
ゾル溶液を使用した他は、実施例−19と全く同一の原料
と方法により、光触媒担持体を作成した。
得られた光触媒担持体は接着性、触媒活性ともに高い
ものであった。
ものであった。
実施例−21 グラビア印刷法による塗布 実施例−9に使用した接着層溶液と光触媒溶液を使用
して、東洋紡(株)製ポリエステルフィルム(コスモシ
ャインA4100)に、各々の乾燥膜厚が3μmになるよ
う、毎分10mの速度、乾燥ゾーンの温度130℃でグラビア
印刷を行った。印刷には(株)康井精機製のマイクログ
ラビアコーター(70cm幅)を使用した。
して、東洋紡(株)製ポリエステルフィルム(コスモシ
ャインA4100)に、各々の乾燥膜厚が3μmになるよ
う、毎分10mの速度、乾燥ゾーンの温度130℃でグラビア
印刷を行った。印刷には(株)康井精機製のマイクログ
ラビアコーター(70cm幅)を使用した。
得られた光触媒担持体の全光線透過率は95%と非常に
高いものであった。
高いものであった。
実施例−22 スプレー法による塗布 実施例−9に使用した接着層溶液と光触媒層溶液を使
用して、ソーダライムガラス基板上に、岩田塗装機工業
(株)製のスプレーガンWIDER88型を使用してスプレー
塗布した。接着層、光触媒層ともに120℃で30分間の乾
燥を行った。
用して、ソーダライムガラス基板上に、岩田塗装機工業
(株)製のスプレーガンWIDER88型を使用してスプレー
塗布した。接着層、光触媒層ともに120℃で30分間の乾
燥を行った。
得られた光触媒担持体は接着性、光触媒活性ともに良
好なものであった。
好なものであった。
実施例−23 エポキシ−シリコン樹脂の使用 実施例−12において、ポリエステル樹脂キシレン溶液
の代わりにシリコン含有量3重量%のエポキシ樹脂のメ
チルエチルケトン溶液を使用した他は、同一の原料と同
一の方法により、光触媒担持体を作成した。
の代わりにシリコン含有量3重量%のエポキシ樹脂のメ
チルエチルケトン溶液を使用した他は、同一の原料と同
一の方法により、光触媒担持体を作成した。
得られた光触媒担持体は接着性、光触媒活性ともに良
好なものであった。
好なものであった。
以下の実施例24〜35の組成及び性能試験結果は表3に
示した。
示した。
実施例−24〜−25は、接着層にアクリル−シリコン樹
脂を使用し、光触媒層として日本エアロジル社の微粒子
酸化チタンP−25(C−1)を50重量%、(Z−1)に
示すシリカゾルを25重量%、(Z−2)に示すアルミナ
ゾルを25重量%含む組成になるよう原料粉末及びゾル液
を調製して得られる複合体を使用した例で、沸騰水試験
後の付着性は良好であり、耐久性、促進耐候性も良好で
あった。
脂を使用し、光触媒層として日本エアロジル社の微粒子
酸化チタンP−25(C−1)を50重量%、(Z−1)に
示すシリカゾルを25重量%、(Z−2)に示すアルミナ
ゾルを25重量%含む組成になるよう原料粉末及びゾル液
を調製して得られる複合体を使用した例で、沸騰水試験
後の付着性は良好であり、耐久性、促進耐候性も良好で
あった。
実施例−26〜−31は、接着層にポリシロキサンを含有
した樹脂を使用し、光触媒層は、実施例−26から−28に
は(C−1)の微粒子酸化チタンを実施例−29〜−31に
は(C−2)のチタニアゾルを使用し、複合化するゲル
を形成させるためのゾル液の種類と量を変えたもので、
触媒活性は良好で、沸騰水試験後の付着性、耐久性、促
進耐候性がいずれも良好であった。ポリシロキサンを導
入した樹脂が、アクリル−シリコン樹脂(実施例−26、
−27、−28)もしくはエポキシ−シリコン樹脂(実施例
−29、−30)のいずれにおいても、沸騰水試験後の付着
性、耐久性、促進耐候性は良好であった。ポリシロキサ
ンを導入した樹脂が、アクリル樹脂(実施例−31)でも
良好なものが得られた。
した樹脂を使用し、光触媒層は、実施例−26から−28に
は(C−1)の微粒子酸化チタンを実施例−29〜−31に
は(C−2)のチタニアゾルを使用し、複合化するゲル
を形成させるためのゾル液の種類と量を変えたもので、
触媒活性は良好で、沸騰水試験後の付着性、耐久性、促
進耐候性がいずれも良好であった。ポリシロキサンを導
入した樹脂が、アクリル−シリコン樹脂(実施例−26、
−27、−28)もしくはエポキシ−シリコン樹脂(実施例
−29、−30)のいずれにおいても、沸騰水試験後の付着
性、耐久性、促進耐候性は良好であった。ポリシロキサ
ンを導入した樹脂が、アクリル樹脂(実施例−31)でも
良好なものが得られた。
実施例−32、−33にはポリエチレン製の網もしくはポ
リプロピレン製の管に担持した結果を示したが、光触媒
活性、付着性及び耐久性の良好な物が得られた。
リプロピレン製の管に担持した結果を示したが、光触媒
活性、付着性及び耐久性の良好な物が得られた。
実施例−32〜−35は、接着層にコロイダルシリカを含
有した樹脂を使用したもので、触媒活性、沸騰水試験後
の付着性、耐久性、促進耐候性は良好であった。特に、
コロイダルシリカに、粒子径の微細な物(KS−2)を使
用し、更に、コロイダルシリカを導入した樹脂が、アク
リル−シリコン樹脂のエマルジョンの場合(実施例−3
4、35)、非常に良好な物が得られた。
有した樹脂を使用したもので、触媒活性、沸騰水試験後
の付着性、耐久性、促進耐候性は良好であった。特に、
コロイダルシリカに、粒子径の微細な物(KS−2)を使
用し、更に、コロイダルシリカを導入した樹脂が、アク
リル−シリコン樹脂のエマルジョンの場合(実施例−3
4、35)、非常に良好な物が得られた。
実施例−29では、光触媒層に硝酸酸性チタニアゾル
(酸化チタン含有量12重量%)と触媒化成製シリカゾル
(商品名カタロイドSI−30)及び日産化学製アルミナゾ
ル−200をpH1.5に調節して分散させ、所定量の界面活性
剤を加えて光触媒層用塗布溶液としディップ法で接着層
及び光触媒層の厚さをそれぞれ0.5μm、0.3μmとした
場合を示したが、付着性および耐久性は良好で、光触媒
活性も膜厚が薄い割には高い値を示した。
(酸化チタン含有量12重量%)と触媒化成製シリカゾル
(商品名カタロイドSI−30)及び日産化学製アルミナゾ
ル−200をpH1.5に調節して分散させ、所定量の界面活性
剤を加えて光触媒層用塗布溶液としディップ法で接着層
及び光触媒層の厚さをそれぞれ0.5μm、0.3μmとした
場合を示したが、付着性および耐久性は良好で、光触媒
活性も膜厚が薄い割には高い値を示した。
光触媒層中のシリカゾルとアルミナゾルの合計の含有
量を30重量%と減らしても(実施例−30)良好なものが
得られた。
量を30重量%と減らしても(実施例−30)良好なものが
得られた。
実施例−24〜−35で得られた試料で、高温高湿下のブ
ラックライトによる耐久性試験、沸騰水浸漬試験、サン
シャインカーボンアークウェザーメーターによる促進耐
候性試験に掛けた試料を、再度光触媒活性を初期と同様
の方法によりアセトアルデヒドの光分解量により調べた
ところ、いずれの試料についても初期のアセトアルデヒ
ド分解量と全く同一の分解活性を示し、初期の光触媒活
性を完全に維持していることが分かった。
ラックライトによる耐久性試験、沸騰水浸漬試験、サン
シャインカーボンアークウェザーメーターによる促進耐
候性試験に掛けた試料を、再度光触媒活性を初期と同様
の方法によりアセトアルデヒドの光分解量により調べた
ところ、いずれの試料についても初期のアセトアルデヒ
ド分解量と全く同一の分解活性を示し、初期の光触媒活
性を完全に維持していることが分かった。
以下の実施例36〜53の組成及び性能試験結果を表4、
表5に示した。
表5に示した。
比較例−5は、接着層を設けないで光触媒層を担持し
た場合で、光触媒層の付着性が全く無く、簡単に剥離し
てしまうばかりか、耐久性試験後のポリエステルフィル
ムの表面は、光触媒作用により劣化し、穴や亀裂が実体
顕微鏡により観察された。
た場合で、光触媒層の付着性が全く無く、簡単に剥離し
てしまうばかりか、耐久性試験後のポリエステルフィル
ムの表面は、光触媒作用により劣化し、穴や亀裂が実体
顕微鏡により観察された。
実施例−36〜−37は、接着層にアクリル−シリコン樹
脂を使用し、光触媒層として日本エアロジル社の微粒子
酸化チタンP−25を40〜50重量%、(Z−1)に示すシ
リカゾルを40重量%、アクリルシリコン樹脂エマルジョ
ンを10〜20重量%の組成になるよう原料粉末及びゾル液
を調製して得られる複合体を使用した例で、沸騰水試験
後の付着性は良好であり、耐久性、促進耐候性も良好で
あった。
脂を使用し、光触媒層として日本エアロジル社の微粒子
酸化チタンP−25を40〜50重量%、(Z−1)に示すシ
リカゾルを40重量%、アクリルシリコン樹脂エマルジョ
ンを10〜20重量%の組成になるよう原料粉末及びゾル液
を調製して得られる複合体を使用した例で、沸騰水試験
後の付着性は良好であり、耐久性、促進耐候性も良好で
あった。
実施例−38〜−42は、接着層にポリシロキサンを含有
したアクリル−シリコン樹脂を使用し、光触媒層には実
施例−36と同じ光触媒粉末を使用し、複合化するゲルを
形成させるためのゾル液の種類と量を変えて使用したも
ので、触媒活性は良好で、沸騰水試験後の付着性、耐久
性、促進耐候性がいずれも良好であった。ポリシロキサ
ンを導入した樹脂がシリコン含有量3%のアクリル−シ
リコン樹脂(実施例−38、39)、もしくはシリコン含有
量10%のアクリル−シリコン樹脂(実施例−40、41、4
2)のいずれにおいても、沸騰水試験後の付着性、耐久
性、促進耐候性は良好であった。
したアクリル−シリコン樹脂を使用し、光触媒層には実
施例−36と同じ光触媒粉末を使用し、複合化するゲルを
形成させるためのゾル液の種類と量を変えて使用したも
ので、触媒活性は良好で、沸騰水試験後の付着性、耐久
性、促進耐候性がいずれも良好であった。ポリシロキサ
ンを導入した樹脂がシリコン含有量3%のアクリル−シ
リコン樹脂(実施例−38、39)、もしくはシリコン含有
量10%のアクリル−シリコン樹脂(実施例−40、41、4
2)のいずれにおいても、沸騰水試験後の付着性、耐久
性、促進耐候性は良好であった。
実施例−44、−45にはポリエチレン製の網もしくはポ
リプロピレン製の管に担体した結果を示したが、光触媒
活性、付着性及び耐久性の良好な物が得られた。
リプロピレン製の管に担体した結果を示したが、光触媒
活性、付着性及び耐久性の良好な物が得られた。
ポリシロキサンを導入した樹脂が、エポキシ−シリコ
ン樹脂(実施例−43、46)、もしくはポリエステル樹脂
(実施例−44)、アクリル樹脂(実施例−47)でも良好
なものが得られた。
ン樹脂(実施例−43、46)、もしくはポリエステル樹脂
(実施例−44)、アクリル樹脂(実施例−47)でも良好
なものが得られた。
これに対し、比較例−6に示したように、接着層にポ
リシロキサンを含有したアクリル−シリコン樹脂を使用
しても、ポリシロキサンの含有量が70重量%となると、
光触媒層が接着しなくなり剥離してしまった。
リシロキサンを含有したアクリル−シリコン樹脂を使用
しても、ポリシロキサンの含有量が70重量%となると、
光触媒層が接着しなくなり剥離してしまった。
実施例−48〜−53は、接着層にコロイダルシリカを含
有した樹脂を使用したもので、触媒活性、沸騰水試験後
の付着性、耐久性、促進耐候性は良好であった。特に、
コロイダルシリカに、粒子径の微細な物(KS−2)を使
用し、更に、コロイダルシリカを導入した樹脂が、アク
リル−シリコンエマルジョン樹脂の場合(実施例−50、
〜53)、非常に良好な物が得られた。
有した樹脂を使用したもので、触媒活性、沸騰水試験後
の付着性、耐久性、促進耐候性は良好であった。特に、
コロイダルシリカに、粒子径の微細な物(KS−2)を使
用し、更に、コロイダルシリカを導入した樹脂が、アク
リル−シリコンエマルジョン樹脂の場合(実施例−50、
〜53)、非常に良好な物が得られた。
これに対し、接着層中のコロイダルシリカの含有量
が、50重量%と多くした場合(比較例−7)、付着性及
び耐久性が急激に悪くなった。
が、50重量%と多くした場合(比較例−7)、付着性及
び耐久性が急激に悪くなった。
実施例−44〜−47では、光触媒層に日本エアロジル社
の微粒子酸化チタン(P−25)に代えて、硝酸酸性チタ
ニアゾル(酸化チタン含有量12重量%)と触媒化成製シ
リカゾル(商品名カタロイドSI−30)及び日産化学製ア
ルミナゾル−200、または日本曹達製ジルコニアゾルをP
H1.5に調節して分散させ、所定量の界面活性剤を加えて
光触媒層用塗布溶液としバーコート法で接着層及び光触
媒層を設けた場合を示したが、付着性および耐久性は良
好で、光触媒活性も膜厚が薄い割には高い値を示した。
の微粒子酸化チタン(P−25)に代えて、硝酸酸性チタ
ニアゾル(酸化チタン含有量12重量%)と触媒化成製シ
リカゾル(商品名カタロイドSI−30)及び日産化学製ア
ルミナゾル−200、または日本曹達製ジルコニアゾルをP
H1.5に調節して分散させ、所定量の界面活性剤を加えて
光触媒層用塗布溶液としバーコート法で接着層及び光触
媒層を設けた場合を示したが、付着性および耐久性は良
好で、光触媒活性も膜厚が薄い割には高い値を示した。
光触媒層中のアクリル−シリコン樹脂エマルジョンと
シランカップリング剤の合計の含有量を20重量%と減ら
しても(実施例−47)良好なものが得られたが、5重量
%まで減らすと(比較例−8)、アクリル−シリコンエ
マルジョン樹脂を添加しても付着性、耐久性は急激に低
下した。
シランカップリング剤の合計の含有量を20重量%と減ら
しても(実施例−47)良好なものが得られたが、5重量
%まで減らすと(比較例−8)、アクリル−シリコンエ
マルジョン樹脂を添加しても付着性、耐久性は急激に低
下した。
実施例−36〜−53で得られた試料で、高温高湿下のブ
ラックライトによる耐久性試験、沸騰水浸漬試験、サン
シャインカーボンアークウェザーメーターによる促進耐
候性試験に掛けた試料を、再度光触媒活性を初期と同様
の方法によりアセトアルデヒドの光分解量により調べた
ところ、いずれの試料についても初期のアセトアルデヒ
ド分解量と全く同一の値を示し、初期の光触媒活性を完
全に維持していることが分かった。
ラックライトによる耐久性試験、沸騰水浸漬試験、サン
シャインカーボンアークウェザーメーターによる促進耐
候性試験に掛けた試料を、再度光触媒活性を初期と同様
の方法によりアセトアルデヒドの光分解量により調べた
ところ、いずれの試料についても初期のアセトアルデヒ
ド分解量と全く同一の値を示し、初期の光触媒活性を完
全に維持していることが分かった。
実施例−54 実施例42に使用したものと同一の方法により酸化チタ
ン光触媒構造体の試料を作成し、その試料を使用して抗
菌性の評価を行った。
ン光触媒構造体の試料を作成し、その試料を使用して抗
菌性の評価を行った。
その結果、光を照射しない暗所においたものでは大腸
菌の生存率が1時間後で92%、2時間後で91%、3時間
後で91%であったのに対して、ブラックライトの光を照
射したものでは1時間後の生存率が52%、2時間後で29
%、3時間後で11%であった。また、蛍光灯の光を照射
したものでも大腸菌の生存率は、1時間後で76%、2時
間後で54%、3時間後で22%であり、暗所においた光触
媒構造体の試料に比べて高い抗菌性を示した。
菌の生存率が1時間後で92%、2時間後で91%、3時間
後で91%であったのに対して、ブラックライトの光を照
射したものでは1時間後の生存率が52%、2時間後で29
%、3時間後で11%であった。また、蛍光灯の光を照射
したものでも大腸菌の生存率は、1時間後で76%、2時
間後で54%、3時間後で22%であり、暗所においた光触
媒構造体の試料に比べて高い抗菌性を示した。
光触媒の塗布液に使用するシリコン化合物としては次
のものを使用した。
のものを使用した。
(S−1)テトラエトキシシラン(和光純薬製試薬特
級)の5重量%エタノール溶液 (S−2)テトラメトキシシラン(信越化学製)の5重
量%エタノール溶液 (S−3)メチルトリエトキシシラン(和光純薬製試薬
特級)の5重量%エタノール溶液 (S−4)トリ(β−メトキシエトキシ)ビニルシラン
(日本ユニカー社製:商品名:A−172)の5重量%エタ
ノール溶液 (Z−1)から(Z−3)に示すゾル溶液、及びシリ
コン化合物溶液中に酸化チタン光触媒の粉末もしくはゾ
ル液を、使用原料や添加物の種類に応じてpH1.5〜9の
適当な範囲に調節し、溶媒として水または水−エタノー
ルの混合溶媒で分散させ、所定量の界面活性剤を加えて
光触媒層形成用塗布液とした。得られた光触媒層の塗布
液に含まれる成分の含有量、塗布液調製直後及び密栓し
て90日経過後の粘度、粒子の沈降状態をまとめて表6に
示した。
級)の5重量%エタノール溶液 (S−2)テトラメトキシシラン(信越化学製)の5重
量%エタノール溶液 (S−3)メチルトリエトキシシラン(和光純薬製試薬
特級)の5重量%エタノール溶液 (S−4)トリ(β−メトキシエトキシ)ビニルシラン
(日本ユニカー社製:商品名:A−172)の5重量%エタ
ノール溶液 (Z−1)から(Z−3)に示すゾル溶液、及びシリ
コン化合物溶液中に酸化チタン光触媒の粉末もしくはゾ
ル液を、使用原料や添加物の種類に応じてpH1.5〜9の
適当な範囲に調節し、溶媒として水または水−エタノー
ルの混合溶媒で分散させ、所定量の界面活性剤を加えて
光触媒層形成用塗布液とした。得られた光触媒層の塗布
液に含まれる成分の含有量、塗布液調製直後及び密栓し
て90日経過後の粘度、粒子の沈降状態をまとめて表6に
示した。
実施例−55〜−57は、光触媒に酸化チタン粉末(P−
25)を使用した例で、微量のシリコン化合物の添加で90
日経過後の光触媒塗布液の安定性が非常に良くなった。
25)を使用した例で、微量のシリコン化合物の添加で90
日経過後の光触媒塗布液の安定性が非常に良くなった。
実施例−58〜−60は、光触媒に硝酸酸性チタニアゾル
を使用し、更に実施例−59、−60では複合化する金属酸
化物のゾルとしてシリカゾルとアルミナゾルを併用しシ
リコン化合物としてメチルトリエトキシシランを使用し
たものである。これによりこの塗布液を使用して成膜し
たコート品の耐沸騰水性、特に水道水中での耐沸騰水性
が格段に向上したものとすることが可能となった。実施
例−61、−62は、シリコン化合物としてテトラメトキシ
シランを使用したもので、添加量は少なくても液の安定
性を維持する効果を出すことが可能であった。
を使用し、更に実施例−59、−60では複合化する金属酸
化物のゾルとしてシリカゾルとアルミナゾルを併用しシ
リコン化合物としてメチルトリエトキシシランを使用し
たものである。これによりこの塗布液を使用して成膜し
たコート品の耐沸騰水性、特に水道水中での耐沸騰水性
が格段に向上したものとすることが可能となった。実施
例−61、−62は、シリコン化合物としてテトラメトキシ
シランを使用したもので、添加量は少なくても液の安定
性を維持する効果を出すことが可能であった。
実施例−63は、光触媒として粉末状の酸化チタン(P
−25)と硝酸酸性チタニアゾルを併用したもので、複合
化する金属酸化物ゾルとしてはシリカゾルとジルコニア
ゾルを併用し、テトラメトキシシランを添加することで
塗布液の安定性と粒子の沈降性が良いものとすることが
できた。
−25)と硝酸酸性チタニアゾルを併用したもので、複合
化する金属酸化物ゾルとしてはシリカゾルとジルコニア
ゾルを併用し、テトラメトキシシランを添加することで
塗布液の安定性と粒子の沈降性が良いものとすることが
できた。
実施例−64〜−66は、シリコン化合物の種類を変えて
塗布液を調製したもので、いずれも所定の添加量により
安定な塗布液となっていた。
塗布液を調製したもので、いずれも所定の添加量により
安定な塗布液となっていた。
これに対し、比較例−9〜−13では、いずれもシリコ
ン化合物を添加していないため、90日経過後には塗布液
の粘度が極端に増加したり、粒子の沈降が必ず起きたり
して塗布液として使用する場合、成膜条件のコントロー
ルが困難で一定品質の光触媒コート品を得ることはでき
なかった。
ン化合物を添加していないため、90日経過後には塗布液
の粘度が極端に増加したり、粒子の沈降が必ず起きたり
して塗布液として使用する場合、成膜条件のコントロー
ルが困難で一定品質の光触媒コート品を得ることはでき
なかった。
〈実施例67〜71〉 実施例−55〜−59で調製した光触媒塗布液を使用し
て、光触媒コート品を下記の担体を使用して作成した。
担体の材料としては、次のものを使用した。
て、光触媒コート品を下記の担体を使用して作成した。
担体の材料としては、次のものを使用した。
(SA)プライマー処理ポリエステルフィルム (SB)ソーダライム製ガラス板 (SC)金属アルミニウム板 (SD)高密度ポリエチレン製網 (糸の太さ0.2mm、網目の開き0.6mm) (SE)ポリプロピレン製管(内径30mm、外径36mm) 接着層は、厚さを2ミクロン以下にする時や担体形状
が平板以外の時はディッピング法で、担体が平板で厚さ
を2ミクロン以上にする時は、ベーカーアプリケーター
により形成した。接着層の乾燥は、担体の材質が、(S
D)、(SE)の場合80℃で、それ以外は120℃で行った。
光触媒層は、厚さを2ミクロン以下にする時や担体形状
が平板以外の時は、ディッピング法で、担体が平板で厚
さを2ミクロン以上にする時は、バーコーターで形成し
た。光触媒層の乾燥は、接着層を乾燥するのと同じ温度
で行った。以下、上記材料の種類や量、塗布膜の厚さ、
成膜方法等変えた実施例および比較例の光触媒担持構造
体の性能について表7及び表8にまとめて記述する。
が平板以外の時はディッピング法で、担体が平板で厚さ
を2ミクロン以上にする時は、ベーカーアプリケーター
により形成した。接着層の乾燥は、担体の材質が、(S
D)、(SE)の場合80℃で、それ以外は120℃で行った。
光触媒層は、厚さを2ミクロン以下にする時や担体形状
が平板以外の時は、ディッピング法で、担体が平板で厚
さを2ミクロン以上にする時は、バーコーターで形成し
た。光触媒層の乾燥は、接着層を乾燥するのと同じ温度
で行った。以下、上記材料の種類や量、塗布膜の厚さ、
成膜方法等変えた実施例および比較例の光触媒担持構造
体の性能について表7及び表8にまとめて記述する。
実施例−67〜−71で得られた試料で、高温高湿下のブ
ラックライトによる耐久性試験、沸騰水浸漬試験、サン
シャインカーボンアークウェザーメーターによる促進耐
候性試験に掛けた試料を、再度光触媒活性を初期と同様
の方法によりアセトアルデヒドの光分解量により調べた
ところ、いずれの試料についても初期のアセトアルデヒ
ド分解量と全く同一の値を示し、初期の光触媒活性を完
全に維持していることが分かった。
ラックライトによる耐久性試験、沸騰水浸漬試験、サン
シャインカーボンアークウェザーメーターによる促進耐
候性試験に掛けた試料を、再度光触媒活性を初期と同様
の方法によりアセトアルデヒドの光分解量により調べた
ところ、いずれの試料についても初期のアセトアルデヒ
ド分解量と全く同一の値を示し、初期の光触媒活性を完
全に維持していることが分かった。
実施例−72 実施例67に使用したものと同一の方法により酸化チタ
ン光触媒構造体の試料を作成し、その試料を使用して前
記の方法により抗菌性の評価を行った。その結果、光を
照射しない暗所においたものでは大腸菌の生存率が1時
間後で92%、2時間後で91%、3時間後で91%であった
のに対して、ブラックライトの光を照射したものでは1
時間後の生存率が52%、2時間後で29%、3時間後で11
%であった。また、蛍光灯の光を照射したものでも大腸
菌の生存率は、1時間後で76%、2時間後で54%、3時
間後で22%であり、暗所においた光触媒構造体の試料に
比べて高い抗菌性を示した。
ン光触媒構造体の試料を作成し、その試料を使用して前
記の方法により抗菌性の評価を行った。その結果、光を
照射しない暗所においたものでは大腸菌の生存率が1時
間後で92%、2時間後で91%、3時間後で91%であった
のに対して、ブラックライトの光を照射したものでは1
時間後の生存率が52%、2時間後で29%、3時間後で11
%であった。また、蛍光灯の光を照射したものでも大腸
菌の生存率は、1時間後で76%、2時間後で54%、3時
間後で22%であり、暗所においた光触媒構造体の試料に
比べて高い抗菌性を示した。
〈実施例73〉粘着加工フィルム シリコン含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25
重量%含有するキシレン−イソプロパノール(50/50)
溶液に、ポリシロキサン〔コルコート(株)製メチルシ
リケート51〕をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量
%、及び硬化剤( シランカップリング剤)をアクリル
−シリコン樹脂に対して5重量%混合して得た接着層溶
液を、メチルエチルケトン溶媒で固形分含有量10重量%
になるよう希釈した。
重量%含有するキシレン−イソプロパノール(50/50)
溶液に、ポリシロキサン〔コルコート(株)製メチルシ
リケート51〕をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量
%、及び硬化剤( シランカップリング剤)をアクリル
−シリコン樹脂に対して5重量%混合して得た接着層溶
液を、メチルエチルケトン溶媒で固形分含有量10重量%
になるよう希釈した。
この希釈溶液を(株)康井精機製マイクログラビアコ
ーター(70cm幅)により、東洋紡(株)製ポリエステル
フィルム(コスモシャイン50μm)A4100に、乾燥膜厚
が1μになるように毎分15mの速度、乾燥ゾーンの温度1
3 次にこの接着層を形成させたポリエステルフィルム
に、光触媒層として酸化チタン含有量20重量%の硝酸酸
性チタニアゾルを、酸化珪素含有量20%の硝酸酸性シリ
カゾル中に界面活性剤の存在下分散させた後、イオン交
換水−エタノール(50/50)で希釈して、固形分含有量1
0重量%の光触媒層の塗布液とした溶液を使用して接着
層と同様にグラビア印刷を行い、乾燥膜厚1μの光触媒
層を形成させたポリエステルフィルムを得た。
ーター(70cm幅)により、東洋紡(株)製ポリエステル
フィルム(コスモシャイン50μm)A4100に、乾燥膜厚
が1μになるように毎分15mの速度、乾燥ゾーンの温度1
3 次にこの接着層を形成させたポリエステルフィルム
に、光触媒層として酸化チタン含有量20重量%の硝酸酸
性チタニアゾルを、酸化珪素含有量20%の硝酸酸性シリ
カゾル中に界面活性剤の存在下分散させた後、イオン交
換水−エタノール(50/50)で希釈して、固形分含有量1
0重量%の光触媒層の塗布液とした溶液を使用して接着
層と同様にグラビア印刷を行い、乾燥膜厚1μの光触媒
層を形成させたポリエステルフィルムを得た。
次いで、この光触媒担持構造体としたポリエステルフ
ィルムの光触媒を塗布していない面に、同様にしてグラ
ビア印刷法により市販のアクリル系粘着剤に、住友大阪
セメント(株)製熱線遮蔽コーティング剤STS−500を固
形分として5%になるよう添加混合した溶液を塗布し
た。この粘着剤塗布フィルムはグラビア印刷機の乾燥ゾ
ーンで乾燥し巻き取る際に、東洋紡(株)製ポリプロピ
レンフィルム(パイレンフィルム−OT20μm)P−2161
をラミネートして巻き取り、粘着加工された貼り付け用
フィルムとした。
ィルムの光触媒を塗布していない面に、同様にしてグラ
ビア印刷法により市販のアクリル系粘着剤に、住友大阪
セメント(株)製熱線遮蔽コーティング剤STS−500を固
形分として5%になるよう添加混合した溶液を塗布し
た。この粘着剤塗布フィルムはグラビア印刷機の乾燥ゾ
ーンで乾燥し巻き取る際に、東洋紡(株)製ポリプロピ
レンフィルム(パイレンフィルム−OT20μm)P−2161
をラミネートして巻き取り、粘着加工された貼り付け用
フィルムとした。
このフィルムは自動車窓ガラス、一般家庭の窓ガラ
ス、医療施設の窓ガラスなどに貼る粘着剤付きフィルム
として、その抗菌、防汚、消臭作用を活用できる上に、
ガラスの破損時の飛散防止フィルムとしても利用するこ
とができた。
ス、医療施設の窓ガラスなどに貼る粘着剤付きフィルム
として、その抗菌、防汚、消臭作用を活用できる上に、
ガラスの破損時の飛散防止フィルムとしても利用するこ
とができた。
実施例74 板ガラス 5cm×5cmに切りだした厚さ1mmのソーダライムガラス
に、シリコン含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を
25重量%含有するキシレン−イソプロパノール(50/5
0)溶液にポリシロキサン(コルコート(株)製メチル
シリケート51)をアクリル−シリコン樹脂に対して30重
量%混合した溶液をNo.7のバーコーターで塗布し100℃
で60分乾燥して接着層とした。室温下放冷後、光触媒層
として酸化チタン含有量20重量%の硝酸酸性チタニアゾ
ルを酸化珪素含有量20%の硝酸酸性シリカゾル中に、界
面活性剤の存在下分散させ光触媒層の塗布溶液とした。
この溶液を使用して、同じくNo.7のバーコーターで上記
接着層の表面に塗布し、100℃で60分乾燥して光触媒担
持ガラスとした。(Sample.1) 実施例75 ガラス繊維紙 実施例74で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量5重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液にオリベスト(株)製E−
ガラス製ガラス繊維紙SAS−030(目付け重量30g/m2)を
浸漬し引き上げて静置後、100℃で120分乾燥してガラス
繊維紙の表面に接着層を形成させた。次にこの接着層を
形成させたガラス繊維紙を、実施例74で使用した光触媒
層の塗布溶液をイオン交換水で10重量%に希釈した溶液
に浸漬し引き上げて同様に100℃で120分乾燥して光触媒
担持ガラス繊維紙とした。(Sample.2) 実施例76 眼鏡レンズ (株)ニコン製眼鏡用レンズPCポインタールコートTC
(+)1.00S0.00 65mmΦに、シリコン含量3重量%のア
クリル−シリコン樹脂を10重量%含有するキシレン−イ
ソプロパノール(50/50)溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して20重量%混合し調製した溶液を使用し
て、実施例75と同様な浸漬法により接着層を形成させ、
100℃で20分乾燥した。室温下放冷後、光触媒層として
酸化チタン含有量5%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪
素含有量5%の硝酸酸性シリカゾル中に、界面活性剤の
存在下分散させ光触媒層の塗布溶液とした。この溶液を
使用して、同じく浸漬法により上記接着層の表面に光触
媒層を塗布し、100℃で20分乾燥して光触媒コート眼鏡
用レンズとした。(Sample.3) 実施例77 ポリ塩化ビニル壁紙 5cm×5cmに切りだした厚さ1mmの(株)サンゲツ製SG5
328ポリ塩化ビニル壁紙に、シリコン含量3重量%のア
クリル−シリコン樹脂を25重量%含有するキシレン−イ
ソプロパノール(50/50)溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して30重量%混合した溶液をNo.7のバーコ
ーターで塗布し100℃で20分乾燥して接着層とした。室
温下放冷後、光触媒層として酸化チタン含有量20重量%
の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含有量20%の硝酸酸
性シリカゾル中に、界面活性剤の存在下分散させ光触媒
層の塗布溶液とした。この溶液を使用して、同じくNo.7
のバーコータで上記接着層の表面に塗布し、100℃で20
分乾燥して光触媒担持壁紙を得た。(Sample.4) 実施例78 ポリエステルフィルム 実施例77で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量25重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液を(株)康井精機製マイク
ログラビアコーター(70cm幅)により、東洋紡(株)製
ポリエステルフィルム(コスモシャイン)A4100に、乾
燥膜厚が3μになるように毎分10mの速度乾燥ゾーンの
温度130℃でグラビア印刷した。次にこの接着層を形成
させたポリエステルフィルムに、実施例77で使用した光
触媒層の塗布溶液を使用して同様にグラビア印刷を行
い、乾燥膜厚3μの光触媒層を形成させたポリエステル
フィルムを得た。(Sample.5) 実施例79 パソコンディスプレー保護フィルター シリコン含有量20重量%のアクリル−シリコン樹脂を
20重量%含有するキシレン溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して30重量%混合し、イソプロパノール溶
液で固形分として20重量%になるように希釈した溶液
に、(株)東レ製VDTフィルターE−filterIIIを浸漬し
引き上げて100℃で20分間乾燥して接着層とした。次に
この接着層を形成させたVDT保護フィルターを、実施例7
7で使用した光触媒層の塗布溶液をイオン交換水で固形
分含有量10重量%になるよう希釈した溶液に浸漬し引き
上げて同様に100℃で20分間乾燥して光触媒コートVDTフ
ィルターを得た。(Sample.6) 実施例80 電話機ケース 実施例77で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液を使用して固形分含有量20重量
%になるよう希釈した。この希釈溶液を岩田塗装機工業
(株)製スプレーガンWIDER88型で(株)日立製作所製H
IT−1型電話機のケースにスプレー塗装した。100℃で2
0分間乾燥後、実施例1で使用した光触媒層の溶液をイ
オン交換水で固型分含有量8重量%になるよう希釈した
溶液を使用して、同様にスプレー塗装した。100℃で2
分間乾燥して、光触媒を担持した電話機ケースを得た。
(Sample.7) 実施例81 眼鏡レンズ (株)ニコン製眼鏡用レンズNL70HCCTc(+)1.00S0.
00(70mmΦ)に、シリコン含量3重量%のアクリル−シ
リコン樹脂を10重量%含有するキシレン−イソプロパノ
ール(50/50)溶液にポリシロキサン(コルコート
(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリコン樹
脂に対して20重量%混合し調製した溶液を使用して、実
施例79と同様な浸漬法により接着層を形成させ、100℃
で20分乾燥した。室温下放冷後、光触媒層として酸化チ
タン含有量15%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含有
量15%の硝酸酸性シリカゾル中に、界面活性剤の存在下
分散させ光触媒層の塗布溶液とした。この溶液を使用し
て、同じく浸漬法により上記接着層の表面に光触媒層を
塗布し、100℃で20分乾燥して光触媒コート眼鏡用レン
ズを得た。(Sample.8) 実施例82 カーテン 川島織物(株)製カーテン生地ホスピア(学校、病院
用)を7cm×7cmに切り出し、シリコン含有量3重量%の
エポキシ−シリコン樹脂を15重量%キシレン/イソプロ
パノール(50/50)溶液にポリシロキサン(コルコート
(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリコン樹
脂に対して20重量%混合した溶液に含浸し引き上げて80
℃で120分間乾燥した。室温下放冷後、光触媒層として
酸化チタン含有量10重量%のアンモニアアルカリ製チタ
ニアゾルを酸化珪素含有量10重量%のシリカゾル中に、
界面活性剤の存在下分散させた光触媒層の中に、前記接
着層を形成させたカーテン生地を含浸させ引き上げて80
℃で120分間乾燥し、光触媒担持カーテン生地とした。
(Sample.9) 実施例83 不織布 日清紡(株)製コットン不織布(商品名 オルコス)
の未晒品(目付重量50g/m2)を7cm×7cmに切り出し、シ
リコン含有量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25重
量%キシレン/イソプロパノール(50/50)溶液にポリ
シロキサン(コルコート(株)製メチルシリケート51)
をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量%混合した溶
液を、岩田塗装機工業(株)製スプレーガンWIDER88型
を使用して、スプレー塗布した。100℃で30分乾燥後、
実施例82で使用した光触媒層の溶液を使用して同様に塗
布し、100℃で30分乾燥して手術着、テーブルクロス、
便座カバー、障子紙、育苗シート、食品包装材等に好適
な光触媒担持コットン不織布を得た。(Sample.10) 実施例84 傘用プリントポリエステル生地 市販の傘に使用されているプリントポリエステル生地
を使用して、実施例83と同一の方法により、接着層と光
触媒層を塗布した。光触媒層を担持したプリントポリエ
ステル生地は生地の柄や風合いに殆ど変化のないもので
あった。(Sample.11) 実施例85 壁紙(織物クロス) (株)サンゲツ製織物無地壁紙SG6758を使用して、実
施例83と同一の方法により、接着層と光触媒層を塗布し
た。光触媒層を担持した織物壁紙は生地の風合いを殆ど
損なうことのない良好な担持体であった。(Sample.1
2) 実施例86 アルミサッシ 7cm×7cmに切りだしたアルミサッシの板に、シリコン
含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25重量%含有
するキシレン−イソプロパノール(50/50)溶液にポリ
シロキサン(コルコート(株)製メチルシリケート51)
をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量%混合した溶
液をNo.7のバーコーターで塗布し100℃で60分乾燥して
接着層とした。室温下放冷後、光触媒層として酸化チタ
ン含有量20重量%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含
有量20%の硝酸酸性シリカゾル中に、界面活性剤の存在
下分散させ光触媒層の塗布溶液とした。この溶液を使用
して、同じくNo.7のバーコータで上記接着層の表面に塗
布し、130℃で10分乾燥して光触媒担持のアルミ板とし
た。(Sample.13) 実施例87 ステンレス板 実施例86で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量5重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液にSUS316製ステンレス板
(厚さ0.2mm)を7cm×7cmに切りだした試料を浸漬し引
き上げて静置後、120℃で20分乾燥してステンレス板の
表面に接着層を形成させた。次にこの接着層を形成させ
たステンレス板を、実施例86で使用した光触媒層の塗布
溶液をイオン交換水で10重量%に希釈した溶液に浸漬し
引き上げて同様に120℃で20分乾燥して光触媒担持ステ
ンレス板とした。(Sample.14) 実施例88 ブリキ板 シリコン含有量20重量%のアクリル−シリコン樹脂を
20重量%含有するキシレン溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して30重量%混合し、イソプロパノール溶
液で固形分として20重量%になるよう希釈した溶液に、
7cm×7cmに切りだした厚さ0.1mmのブリキ板を浸漬し、
引き上げて100℃で60分乾燥して接着層とした。次にこ
の接着層を形成させたブリキ板を、実施例86で使用した
光触媒層の塗布溶液をイオン交換水で10重量%に希釈し
た溶液に浸漬し引き上げて同様に100℃で60分乾燥し
て、光触媒担持ブリキ板とした。(Sample.15) 実施例89 ブラインド 立川ブラインド工業(株)製のブラインド「シルキー
カーテン」(スラット幅15mmタイプ)T−12(ホワイ
ト)の幅800mm高さ700mmのスラットを取り外し、シリコ
ン含有量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25重量%
含有するキシレン−イソプロパノール(50/50)溶液に
ポリシロキサン(コルコート(株)製メチルシリケート
51)をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量%混合し
た溶液を、岩田塗装機工業(株)製スプレーガーWIDER8
8型でスプレー塗布した。120℃で20分乾燥後、実施例86
で使用した光触媒層の溶液をイオン交換水で固形分含有
量8重量%になるよう希釈した溶液を使用して、同様に
スプレー塗装した。120℃で20分間乾燥して光触媒を担
持したブラインドを得た。(Sample.16) 実施例90 プリント合板 7cm×7cmに切りだした永大産業(株)製ネオウッド
(2.5mm厚)プリント合板に、シリコン含量3重量%の
アクリル−シリコン樹脂を25重量%含有するキシレン−
イソプロパノール(50/50)溶液にホリシロキサン(コ
ルコート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シ
リコン樹脂に対して30重量%混合した溶液をNo.7のバー
コーターで塗布し100℃で30分乾燥して接着層とした。
室温下放冷後、光触媒層として酸化チタン含有量20重量
%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含有量20%の硝酸
酸性シリカゾル中に、界面活性剤の存在下分散させ光触
媒層の塗布溶液とした。この溶液を使用して、同じくN
o.7のバーコータで上記接着層の表面に塗布し、100℃で
30分乾燥して同じく触媒担持プリント合板とした。(Sa
mple.17) 実施例91 合成木材 実施例90で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量5重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液に積水化学工業(株)製エ
スロンネオランバーFFU−50を7cm×7cm×7cmに切り出し
た木材を浸漬し引き上げて静置後、100℃で120分乾燥し
て合成木材の表面に接着層を形成させた。次にこの接着
層を形成させた合成木材を、実施例90で使用した光触媒
層の塗布溶液をイオン交換水で10重量%に希釈した溶液
に浸漬し引き上げて、同様に100℃で120分乾燥して光触
媒担持合成木材とした。(Sample.18) 実施例92 木製ドア 大建工業(株)製屋内用木製ドア彫刻ドア38型RC0202
−IR6(オーク柄)を7cm×7cmの大きさに切り出し、シ
リコン含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を10重量
%含有するキシレン−イソプロパノール(50/50)溶液
にポリシロキサン(コルコート(株)製メチルシリケー
ト51)をアクリル−シリコン樹脂に対して20重量%混合
し調製した溶液を使用して、実施例91と同様な浸漬法に
より接着層を形成させ、100℃で20分乾燥した。室温下
放冷後、光触媒層として酸化チタン含有量5%の硝酸酸
性チタニアゾルを酸化珪素含有量5%の硝酸酸性シリカ
ゾル中に、界面活性剤の存在下分散させ光触媒層の塗布
溶液とした。この溶液を使用して、同じく浸漬法により
上記接着層の表面に光触媒層を塗布し、100℃で20分乾
燥して光触媒コート木製ドア材とした。(Sample.19) 〈光触媒活性の評価〉Sample.1〜19の試料を使用して、
光触媒活性の評価を行い、表9に示す結果を得た。
に、シリコン含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を
25重量%含有するキシレン−イソプロパノール(50/5
0)溶液にポリシロキサン(コルコート(株)製メチル
シリケート51)をアクリル−シリコン樹脂に対して30重
量%混合した溶液をNo.7のバーコーターで塗布し100℃
で60分乾燥して接着層とした。室温下放冷後、光触媒層
として酸化チタン含有量20重量%の硝酸酸性チタニアゾ
ルを酸化珪素含有量20%の硝酸酸性シリカゾル中に、界
面活性剤の存在下分散させ光触媒層の塗布溶液とした。
この溶液を使用して、同じくNo.7のバーコーターで上記
接着層の表面に塗布し、100℃で60分乾燥して光触媒担
持ガラスとした。(Sample.1) 実施例75 ガラス繊維紙 実施例74で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量5重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液にオリベスト(株)製E−
ガラス製ガラス繊維紙SAS−030(目付け重量30g/m2)を
浸漬し引き上げて静置後、100℃で120分乾燥してガラス
繊維紙の表面に接着層を形成させた。次にこの接着層を
形成させたガラス繊維紙を、実施例74で使用した光触媒
層の塗布溶液をイオン交換水で10重量%に希釈した溶液
に浸漬し引き上げて同様に100℃で120分乾燥して光触媒
担持ガラス繊維紙とした。(Sample.2) 実施例76 眼鏡レンズ (株)ニコン製眼鏡用レンズPCポインタールコートTC
(+)1.00S0.00 65mmΦに、シリコン含量3重量%のア
クリル−シリコン樹脂を10重量%含有するキシレン−イ
ソプロパノール(50/50)溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して20重量%混合し調製した溶液を使用し
て、実施例75と同様な浸漬法により接着層を形成させ、
100℃で20分乾燥した。室温下放冷後、光触媒層として
酸化チタン含有量5%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪
素含有量5%の硝酸酸性シリカゾル中に、界面活性剤の
存在下分散させ光触媒層の塗布溶液とした。この溶液を
使用して、同じく浸漬法により上記接着層の表面に光触
媒層を塗布し、100℃で20分乾燥して光触媒コート眼鏡
用レンズとした。(Sample.3) 実施例77 ポリ塩化ビニル壁紙 5cm×5cmに切りだした厚さ1mmの(株)サンゲツ製SG5
328ポリ塩化ビニル壁紙に、シリコン含量3重量%のア
クリル−シリコン樹脂を25重量%含有するキシレン−イ
ソプロパノール(50/50)溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して30重量%混合した溶液をNo.7のバーコ
ーターで塗布し100℃で20分乾燥して接着層とした。室
温下放冷後、光触媒層として酸化チタン含有量20重量%
の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含有量20%の硝酸酸
性シリカゾル中に、界面活性剤の存在下分散させ光触媒
層の塗布溶液とした。この溶液を使用して、同じくNo.7
のバーコータで上記接着層の表面に塗布し、100℃で20
分乾燥して光触媒担持壁紙を得た。(Sample.4) 実施例78 ポリエステルフィルム 実施例77で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量25重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液を(株)康井精機製マイク
ログラビアコーター(70cm幅)により、東洋紡(株)製
ポリエステルフィルム(コスモシャイン)A4100に、乾
燥膜厚が3μになるように毎分10mの速度乾燥ゾーンの
温度130℃でグラビア印刷した。次にこの接着層を形成
させたポリエステルフィルムに、実施例77で使用した光
触媒層の塗布溶液を使用して同様にグラビア印刷を行
い、乾燥膜厚3μの光触媒層を形成させたポリエステル
フィルムを得た。(Sample.5) 実施例79 パソコンディスプレー保護フィルター シリコン含有量20重量%のアクリル−シリコン樹脂を
20重量%含有するキシレン溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して30重量%混合し、イソプロパノール溶
液で固形分として20重量%になるように希釈した溶液
に、(株)東レ製VDTフィルターE−filterIIIを浸漬し
引き上げて100℃で20分間乾燥して接着層とした。次に
この接着層を形成させたVDT保護フィルターを、実施例7
7で使用した光触媒層の塗布溶液をイオン交換水で固形
分含有量10重量%になるよう希釈した溶液に浸漬し引き
上げて同様に100℃で20分間乾燥して光触媒コートVDTフ
ィルターを得た。(Sample.6) 実施例80 電話機ケース 実施例77で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液を使用して固形分含有量20重量
%になるよう希釈した。この希釈溶液を岩田塗装機工業
(株)製スプレーガンWIDER88型で(株)日立製作所製H
IT−1型電話機のケースにスプレー塗装した。100℃で2
0分間乾燥後、実施例1で使用した光触媒層の溶液をイ
オン交換水で固型分含有量8重量%になるよう希釈した
溶液を使用して、同様にスプレー塗装した。100℃で2
分間乾燥して、光触媒を担持した電話機ケースを得た。
(Sample.7) 実施例81 眼鏡レンズ (株)ニコン製眼鏡用レンズNL70HCCTc(+)1.00S0.
00(70mmΦ)に、シリコン含量3重量%のアクリル−シ
リコン樹脂を10重量%含有するキシレン−イソプロパノ
ール(50/50)溶液にポリシロキサン(コルコート
(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリコン樹
脂に対して20重量%混合し調製した溶液を使用して、実
施例79と同様な浸漬法により接着層を形成させ、100℃
で20分乾燥した。室温下放冷後、光触媒層として酸化チ
タン含有量15%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含有
量15%の硝酸酸性シリカゾル中に、界面活性剤の存在下
分散させ光触媒層の塗布溶液とした。この溶液を使用し
て、同じく浸漬法により上記接着層の表面に光触媒層を
塗布し、100℃で20分乾燥して光触媒コート眼鏡用レン
ズを得た。(Sample.8) 実施例82 カーテン 川島織物(株)製カーテン生地ホスピア(学校、病院
用)を7cm×7cmに切り出し、シリコン含有量3重量%の
エポキシ−シリコン樹脂を15重量%キシレン/イソプロ
パノール(50/50)溶液にポリシロキサン(コルコート
(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリコン樹
脂に対して20重量%混合した溶液に含浸し引き上げて80
℃で120分間乾燥した。室温下放冷後、光触媒層として
酸化チタン含有量10重量%のアンモニアアルカリ製チタ
ニアゾルを酸化珪素含有量10重量%のシリカゾル中に、
界面活性剤の存在下分散させた光触媒層の中に、前記接
着層を形成させたカーテン生地を含浸させ引き上げて80
℃で120分間乾燥し、光触媒担持カーテン生地とした。
(Sample.9) 実施例83 不織布 日清紡(株)製コットン不織布(商品名 オルコス)
の未晒品(目付重量50g/m2)を7cm×7cmに切り出し、シ
リコン含有量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25重
量%キシレン/イソプロパノール(50/50)溶液にポリ
シロキサン(コルコート(株)製メチルシリケート51)
をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量%混合した溶
液を、岩田塗装機工業(株)製スプレーガンWIDER88型
を使用して、スプレー塗布した。100℃で30分乾燥後、
実施例82で使用した光触媒層の溶液を使用して同様に塗
布し、100℃で30分乾燥して手術着、テーブルクロス、
便座カバー、障子紙、育苗シート、食品包装材等に好適
な光触媒担持コットン不織布を得た。(Sample.10) 実施例84 傘用プリントポリエステル生地 市販の傘に使用されているプリントポリエステル生地
を使用して、実施例83と同一の方法により、接着層と光
触媒層を塗布した。光触媒層を担持したプリントポリエ
ステル生地は生地の柄や風合いに殆ど変化のないもので
あった。(Sample.11) 実施例85 壁紙(織物クロス) (株)サンゲツ製織物無地壁紙SG6758を使用して、実
施例83と同一の方法により、接着層と光触媒層を塗布し
た。光触媒層を担持した織物壁紙は生地の風合いを殆ど
損なうことのない良好な担持体であった。(Sample.1
2) 実施例86 アルミサッシ 7cm×7cmに切りだしたアルミサッシの板に、シリコン
含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25重量%含有
するキシレン−イソプロパノール(50/50)溶液にポリ
シロキサン(コルコート(株)製メチルシリケート51)
をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量%混合した溶
液をNo.7のバーコーターで塗布し100℃で60分乾燥して
接着層とした。室温下放冷後、光触媒層として酸化チタ
ン含有量20重量%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含
有量20%の硝酸酸性シリカゾル中に、界面活性剤の存在
下分散させ光触媒層の塗布溶液とした。この溶液を使用
して、同じくNo.7のバーコータで上記接着層の表面に塗
布し、130℃で10分乾燥して光触媒担持のアルミ板とし
た。(Sample.13) 実施例87 ステンレス板 実施例86で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量5重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液にSUS316製ステンレス板
(厚さ0.2mm)を7cm×7cmに切りだした試料を浸漬し引
き上げて静置後、120℃で20分乾燥してステンレス板の
表面に接着層を形成させた。次にこの接着層を形成させ
たステンレス板を、実施例86で使用した光触媒層の塗布
溶液をイオン交換水で10重量%に希釈した溶液に浸漬し
引き上げて同様に120℃で20分乾燥して光触媒担持ステ
ンレス板とした。(Sample.14) 実施例88 ブリキ板 シリコン含有量20重量%のアクリル−シリコン樹脂を
20重量%含有するキシレン溶液にポリシロキサン(コル
コート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シリ
コン樹脂に対して30重量%混合し、イソプロパノール溶
液で固形分として20重量%になるよう希釈した溶液に、
7cm×7cmに切りだした厚さ0.1mmのブリキ板を浸漬し、
引き上げて100℃で60分乾燥して接着層とした。次にこ
の接着層を形成させたブリキ板を、実施例86で使用した
光触媒層の塗布溶液をイオン交換水で10重量%に希釈し
た溶液に浸漬し引き上げて同様に100℃で60分乾燥し
て、光触媒担持ブリキ板とした。(Sample.15) 実施例89 ブラインド 立川ブラインド工業(株)製のブラインド「シルキー
カーテン」(スラット幅15mmタイプ)T−12(ホワイ
ト)の幅800mm高さ700mmのスラットを取り外し、シリコ
ン含有量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を25重量%
含有するキシレン−イソプロパノール(50/50)溶液に
ポリシロキサン(コルコート(株)製メチルシリケート
51)をアクリル−シリコン樹脂に対して30重量%混合し
た溶液を、岩田塗装機工業(株)製スプレーガーWIDER8
8型でスプレー塗布した。120℃で20分乾燥後、実施例86
で使用した光触媒層の溶液をイオン交換水で固形分含有
量8重量%になるよう希釈した溶液を使用して、同様に
スプレー塗装した。120℃で20分間乾燥して光触媒を担
持したブラインドを得た。(Sample.16) 実施例90 プリント合板 7cm×7cmに切りだした永大産業(株)製ネオウッド
(2.5mm厚)プリント合板に、シリコン含量3重量%の
アクリル−シリコン樹脂を25重量%含有するキシレン−
イソプロパノール(50/50)溶液にホリシロキサン(コ
ルコート(株)製メチルシリケート51)をアクリル−シ
リコン樹脂に対して30重量%混合した溶液をNo.7のバー
コーターで塗布し100℃で30分乾燥して接着層とした。
室温下放冷後、光触媒層として酸化チタン含有量20重量
%の硝酸酸性チタニアゾルを酸化珪素含有量20%の硝酸
酸性シリカゾル中に、界面活性剤の存在下分散させ光触
媒層の塗布溶液とした。この溶液を使用して、同じくN
o.7のバーコータで上記接着層の表面に塗布し、100℃で
30分乾燥して同じく触媒担持プリント合板とした。(Sa
mple.17) 実施例91 合成木材 実施例90で使用した接着層溶液をキシレン−イソプロ
パノール(50/50)溶液で固形分含有量5重量%になる
よう希釈した。この希釈溶液に積水化学工業(株)製エ
スロンネオランバーFFU−50を7cm×7cm×7cmに切り出し
た木材を浸漬し引き上げて静置後、100℃で120分乾燥し
て合成木材の表面に接着層を形成させた。次にこの接着
層を形成させた合成木材を、実施例90で使用した光触媒
層の塗布溶液をイオン交換水で10重量%に希釈した溶液
に浸漬し引き上げて、同様に100℃で120分乾燥して光触
媒担持合成木材とした。(Sample.18) 実施例92 木製ドア 大建工業(株)製屋内用木製ドア彫刻ドア38型RC0202
−IR6(オーク柄)を7cm×7cmの大きさに切り出し、シ
リコン含量3重量%のアクリル−シリコン樹脂を10重量
%含有するキシレン−イソプロパノール(50/50)溶液
にポリシロキサン(コルコート(株)製メチルシリケー
ト51)をアクリル−シリコン樹脂に対して20重量%混合
し調製した溶液を使用して、実施例91と同様な浸漬法に
より接着層を形成させ、100℃で20分乾燥した。室温下
放冷後、光触媒層として酸化チタン含有量5%の硝酸酸
性チタニアゾルを酸化珪素含有量5%の硝酸酸性シリカ
ゾル中に、界面活性剤の存在下分散させ光触媒層の塗布
溶液とした。この溶液を使用して、同じく浸漬法により
上記接着層の表面に光触媒層を塗布し、100℃で20分乾
燥して光触媒コート木製ドア材とした。(Sample.19) 〈光触媒活性の評価〉Sample.1〜19の試料を使用して、
光触媒活性の評価を行い、表9に示す結果を得た。
産業上の利用可能性: 以上のように、本発明の光触媒担持構造体は、高い光
触媒活性を有し、しかも劣化しにくい耐久性の高い光触
媒を担持したガラス、プラスチック、金属材料、布帛、
木材および木質材料を、抗菌、脱臭、防汚等を目的とし
て、レンズ、各種窓ガラス、粘着フィルム、化粧シー
ト、壁紙、カーテン、ブラインド等の各種建築材料やイ
ンテリア製品など、幅広い応用分野の製品に適用するこ
とができる。
触媒活性を有し、しかも劣化しにくい耐久性の高い光触
媒を担持したガラス、プラスチック、金属材料、布帛、
木材および木質材料を、抗菌、脱臭、防汚等を目的とし
て、レンズ、各種窓ガラス、粘着フィルム、化粧シー
ト、壁紙、カーテン、ブラインド等の各種建築材料やイ
ンテリア製品など、幅広い応用分野の製品に適用するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平7−349336 (32)優先日 平成7年12月20日(1995.12.20) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平7−349337 (32)優先日 平成7年12月20日(1995.12.20) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平7−349338 (32)優先日 平成7年12月20日(1995.12.20) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平7−353742 (32)優先日 平成7年12月28日(1995.12.28) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平8−34350 (32)優先日 平成8年1月29日(1996.1.29) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平8−52469 (32)優先日 平成8年2月15日(1996.2.15) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平8−63673 (32)優先日 平成8年2月26日(1996.2.26) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平8−150115 (32)優先日 平成8年5月21日(1996.5.21) (33)優先権主張国 日本(JP) 早期審査対象出願 (72)発明者 深山 重道 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株 式会社 小田原研究所内 (56)参考文献 特開 平6−296874(JP,A) 特開 昭63−5301(JP,A) 特開 平6−315614(JP,A) 特開 平7−171408(JP,A) 国際公開96/14932(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 21/00 - 38/74 B01D 53/86,53/94 B05D 5/00
Claims (56)
- 【請求項1】光触媒層と担体との間に接着層を設けた構
造を有する光触媒を担持した構造体において、接着層
が、シリコン含有量2〜60重量%のシリコン変性樹脂、
コロイダルシリカを5〜40重量%含有する樹脂、又は式
(1) SiCln1(OH)n2R1n3(OR2)n4…式(1) 〔式中、R1は(アミノ基、カルボキシル基、または塩素
原子で置換されてもよい)炭素数1〜8のアルキル基、
R2は、炭素数1〜8のアルキル基もしくはアルコキシ基
で置換された炭素数1〜8のアルキル基を表し、n1は0
から2の整数を表し、n4は2から4の整数であり、かつ
n1+n2+n3+n4=4を示す。〕で表される化合物の重縮
合反応生成物であるポリシロキサンを3〜60重量%含有
する樹脂であり、光触媒層が、金属酸化物ゲルもしくは
金属水酸化物ゲルを25〜95%含有する光触媒粒子複合体
であることを特徴とする光触媒担持構造体。 - 【請求項2】接着層のシリコン変性樹脂が、アクリル−
シリコン樹脂である請求項1記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項3】接着層が、ポリシロキサンを含有する樹脂
で、ポリシロキサンが、C1〜C5のアルコキシ基を少なく
とも1個有するシリコンアルコキシドの加水分解物ある
いは該加水分解物から生成されるものであることを特徴
とする請求項1記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項4】接着層が、ポリシロキサンを含有するシリ
コン変性樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項5】接着層が、コロイダルシリカを含有する樹
脂で、コロイダルシリカの粒子径が、10nm以下であるこ
とを特徴とする請求項1記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項6】接着層が、コロイダルシリカを含有するシ
リコン変性樹脂であることを特徴とする請求項1、2又
は5記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項7】光触媒層中の金属酸化物ゲルもしくは金属
水酸化物ゲルが、150℃で乾燥後の比表面積が100m2/g以
上である多孔性の金属酸化物ゲルもしくは金属水酸化物
ゲルであり、珪素、アルミニウム、チタニウム、ジルコ
ニウム、マグネシウム、ニオビウム、タンタラム、タン
グステン、錫の中から選ばれた1種もしくは2種以上の
金属の酸化物ゲルもしくは水酸化物のゲルからなるもの
であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の光触媒担持構造体。 - 【請求項8】光触媒層は、2種以上の金属の酸化物ゲル
もしくは水酸化物ゲルと光触媒からなる光触媒複合体で
あり、20℃での導電率が200μS/cmを示す沸騰水中に15
分間浸漬した後のJIS K5400に規定された碁盤目テープ
法による付着性が評価点数6点以上であることを特徴と
する請求項1〜7のいずれかに記載の光触媒担持構造
体。 - 【請求項9】光触媒層が、アルミニウム、チタニウム、
ジルコニウム、ニオビウムの中から選ばれた1種もしく
は2種以上の金属と珪素とからなり、150℃で乾燥後の
比表面積が50m2/g以上である多孔性の酸化物もしくは水
酸化物のゲルと、光触媒からなる光触媒複合体であるこ
とを特徴とする請求項8に記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項10】光触媒層が、シリコン変性樹脂あるいは
シラン化合物を10〜50重量%、金属の酸化物もしくは水
酸化物のゲルを固形分として15〜85重量%、及び光触媒
を5〜75重量%含むものである光触媒複合体であり、20
℃での導電率が200μS/cmを示す沸騰水中に15分間浸漬
した後のJISK5400に規定された碁盤目テープ法による付
着性が評価点数6点以上であることを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項11】光触媒層に含まれるシリコン変性樹脂あ
るいはシラン化合物が、アクリル−シリコン樹脂、エポ
キシ−シリコン樹脂、または、シランカップリング剤で
あることを特徴とする請求項10に記載の光触媒担持構造
体。 - 【請求項12】接着層の厚さが、0.1μm以上であるこ
とを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の光触媒
担持構造体。 - 【請求項13】光触媒層の厚さが、0.1μm以上である
ことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の光触
媒担持構造体。 - 【請求項14】接着層と光触媒層の合計の波長550nmの
光の全光線透過率が70%以上であることを特徴とする請
求項1〜13のいずれかに記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項15】光触媒担持構造体が、紫外線強度3mW/cm
2のブラックライトの光を温度40℃、相対湿度90%のも
とで500時間照射した後に、JIS K5400の碁盤目テープ法
による付着性が評価点数6点以上であることを特徴とす
る請求項1〜14のいずれかに記載の光触媒担持構造体。 - 【請求項16】光触媒層とガラスとの間に接着層を設け
た構造を有し、接着層及び光触媒層は、請求項1〜15の
いずれかに記載するものを使用するものであることを特
徴とする光触媒を担持したガラス。 - 【請求項17】担体形状が、板状、管状、球状または繊
維状であることを特徴とする請求項16記載の光触媒を担
持したガラス。 - 【請求項18】請求項16または17項記載の光触媒を担持
したガラスを少なくとも一部に用いたインテリア製品。 - 【請求項19】請求項16または17項記載の光触媒を担持
したガラスを用いた眼鏡。 - 【請求項20】請求項16または17項記載の光触媒を担持
したガラスを用いたガラスレンズ。 - 【請求項21】光触媒層とプラスチック成形体との間に
接着層を設けた構造を有し、接着層及び光触媒層は請求
項1〜15のいずれかに記載するものを使用するものであ
ることを特徴とする光触媒を担持したプラスチック成形
体。 - 【請求項22】形状が、板状、管状、球状、繊維状、フ
ィルム状であることを特徴とする請求項21に記載の光触
媒を担持したプラスチック成形体。 - 【請求項23】請求項21または22に記載の光触媒を担持
したプラスチック成形体を少なくとも一部に用いた建築
資材。 - 【請求項24】請求項21または22に記載の光触媒を担持
したプラスチック成形体を少なくとも一部に用いたイン
テリア製品。 - 【請求項25】請求項21または22に記載の光触媒を担持
したプラスチック成形体を少なくとも一部に用いた電気
機器。 - 【請求項26】請求項21または22に記載の光触媒を担持
したプラスチック成形体を少なくとも一部に用いた家
具。 - 【請求項27】請求項21または22に記載の光触媒を担持
したプラスチック成形体を少なくとも一部に用いた玩
具。 - 【請求項28】請求項21または22に記載の光触媒を担持
したプラスチックフィルムの裏面に粘着剤を塗布して得
られる粘着フィルム。 - 【請求項29】光触媒層と担体との間に接着層を設けた
構造を有し、接着層及び光触媒層は請求項1〜13または
15のいずれかに記載するものを使用するものであること
を特徴とする光触媒担持布帛。 - 【請求項30】請求項29に記載の光触媒を担持した布帛
を少なくとも一部に用いた家具。 - 【請求項31】請求項29に記載の光触媒を担持した布帛
を少なくとも一部に用いた家庭用品。 - 【請求項32】請求項29に記載の光触媒を担持した布帛
を少なくとも一部に用いたインテリア製品。 - 【請求項33】請求項29に記載の光触媒を担持した布帛
を少なくとも一部に用いた玩具。 - 【請求項34】光触媒層と金属との間に接着層を設けた
構造を有し、接着層及び光触媒層は請求項1〜13または
15のいずれかに記載するものを使用するものであること
を特徴とする光触媒を担持した金属。 - 【請求項35】担体形状が、板状、管状、球状、繊維
状、シート状であることを特徴とする請求項34に記載の
光触媒を担持した金属。 - 【請求項36】請求項34または35に記載の光触媒を担持
した金属を少なくとも一部に用いた建築資材。 - 【請求項37】請求項34または35に記載の光触媒を担持
した金属を少なくとも一部に用いたインテリア製品。 - 【請求項38】請求項34または35に記載の光触媒を担持
した金属を用いたサッシ。 - 【請求項39】請求項34または35に記載の光触媒を担持
した金属を用いたブラインド。 - 【請求項40】光触媒層と木材との間に接着層を設けた
構造を有し、接着層及び光触媒層は、請求項1〜13また
は15のいずれかに記載するものからなるものであること
を特徴とする光触媒を担持した木材。 - 【請求項41】光触媒層と木質材料との間に接着層を設
けた構造を有し、接着層及び光触媒層は、請求項1〜13
または15のいずれかに記載するものからなるものである
ことを特徴とする光触媒を担持した木質材料。 - 【請求項42】担体形状が、板状、柱状、球状またはシ
ート状であることを特徴とする請求項40に記載の光触媒
を担持した木材。 - 【請求項43】担体形状が、板状、柱状、球状またはシ
ート状であることを特徴とする請求項41に記載の光触媒
を担持した木質材料。 - 【請求項44】請求項40または42に記載の光触媒を担持
した木材および請求項41または請求項43に記載の光触媒
を坦持した木質材料を少なくとも一部に用いた内装材。 - 【請求項45】請求項40または42に記載の光触媒を担持
した木材および請求項41または請求項43に記載の光触媒
を坦持した木質材料を少なくとも一部に用いたインテリ
ア製品。 - 【請求項46】請求項40または42に記載の光触媒を担持
した木材および請求項41または請求項43に記載の光触媒
を坦持した木質材料を用いた木工品。 - 【請求項47】請求項40または42に記載の光触媒を担持
した木材および請求項41または請求項43に記載の光触媒
を坦持した木質材料を用いた家具。 - 【請求項48】シリコン化合物を0.001〜5重量%、金
属の酸化物および/または水酸化物のゾルを固形分とし
て0.1〜30重量%、並びに光触媒粉末および/またはゾ
ルを固形分として0.1〜30重量%含有することを特徴と
する光触媒塗布液。 - 【請求項49】シリコン化合物が、一般式(2) SiR3n5(OR4)4-n5…式(2) 〔但し、式中、R3は、(アミノ基、塩素原子、もしくは
カルボキシル基で置換されてもよい)炭素数1〜8のア
ルキル基を表し、R4は炭素数1〜8のアルキル基または
アルコキシ基で置換された炭素数1〜8のアルキル基を
表し、n5は0、1、2、3のいずれかの数を表す。〕で
表されるアルコキシシラン類またはそれらの加水分解生
成物の1種または2種以上であることを特徴とする請求
項48に記載の光触媒塗布液。 - 【請求項50】金属の酸化物および/または水酸化物の
ゾルが、珪素、アルミニウム、チタニウム、ジルコニウ
ム、ニオビウム、タンタラム、マグネシウム、タングス
テンおよび錫からなる群から選ばれた金属の酸化物およ
び/または水酸化物のゾルで、150℃で乾燥後の比表面
積が50m2/g以上のゾルからなるものであることを特徴と
する請求項48に記載の光触媒塗布液。 - 【請求項51】シリコン化合物が、テトラメトキシキシ
ラン、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシランおよびそれらの加水分解
生成物からなる群から選ばれる1種又は2種以上である
ことを特徴とする請求項48に記載の光触媒塗布液。 - 【請求項52】光触媒層と担体との間に接着層を設けた
光触媒担持構造体を製造するためのコーティング剤にお
いて、(1)担体の上に塗布する接着層の塗布液とし
て、シリコン含有量2〜60重量%のシリコン変性樹脂、
ポリシロキサンを3〜60重量%含有する樹脂、またはコ
ロイダルシリカを5〜40重量%含有する樹脂を樹脂固形
分として1〜50重量%含む溶液からなる塗布液と、
(2)接着層の上に塗布する光触媒層の塗布液として、
シリコン化合物を0.001〜5重量%、金属の酸化物およ
び/または水酸化物のゾルを固形分として0.1〜30重量
%、および光触媒の粉末および/またはゾルを固形分と
して0.1〜30重量%を含む液からなる塗布液の2種の塗
布液により構成されるものであることを特徴とする光触
媒コーティング剤。 - 【請求項53】接着層の塗布液中に含まれる樹脂が、ポ
リシロキサンを含有する樹脂であり、かつ、ポリシロキ
サンが炭素数1〜5のアルコキシ基を有するアルコキシ
シランの加水分解物あるいは該加水分解物から生成され
るものであることを特徴とする請求項52に記載の光触媒
コーティング剤。 - 【請求項54】接着層の塗布液中に含まれる樹脂が、コ
ロイダルシリカを含有する樹脂であり、かつ、コロイダ
ルシリカの粒子径が、10ナノメーター以下であることを
特徴とする請求項52記載の光触媒コーティング剤。 - 【請求項55】接着層の塗布液中に含まれる樹脂が、ポ
リシロキサンを含有するシリコン変性樹脂であることを
特徴とする請求項52に記載の光触媒コーティング剤。 - 【請求項56】接着層の塗布液中に含まれる樹脂が、コ
ロイダルシリカを含有するシリコン変性樹脂であること
を特徴とする請求項52に記載の光触媒コーティング剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9502929A JP3038599B2 (ja) | 1995-06-19 | 1996-06-18 | 光触媒担持構造体および光触媒コーティング剤 |
Applications Claiming Priority (24)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-175422 | 1995-06-19 | ||
| JP17542295 | 1995-06-19 | ||
| JP7-349334 | 1995-12-20 | ||
| JP7-349336 | 1995-12-20 | ||
| JP34933795 | 1995-12-20 | ||
| JP7-349337 | 1995-12-20 | ||
| JP34933595 | 1995-12-20 | ||
| JP34933495 | 1995-12-20 | ||
| JP34933695 | 1995-12-20 | ||
| JP34933895 | 1995-12-20 | ||
| JP7-349335 | 1995-12-20 | ||
| JP7-349338 | 1995-12-20 | ||
| JP35374295 | 1995-12-28 | ||
| JP7-353742 | 1995-12-28 | ||
| JP8-34350 | 1996-01-29 | ||
| JP3435096 | 1996-01-29 | ||
| JP8-52469 | 1996-02-15 | ||
| JP5246996 | 1996-02-15 | ||
| JP8-63673 | 1996-02-26 | ||
| JP6367396 | 1996-02-26 | ||
| JP8150115A JPH09310039A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 光触媒コーティング剤 |
| JP8-150115 | 1996-05-21 | ||
| PCT/JP1996/001669 WO1997000134A1 (fr) | 1995-06-19 | 1996-06-18 | Structure porteuse de photocatalyseur et materiau de revetement photocatalytique |
| JP9502929A JP3038599B2 (ja) | 1995-06-19 | 1996-06-18 | 光触媒担持構造体および光触媒コーティング剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3038599B2 true JP3038599B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=27583276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9502929A Expired - Lifetime JP3038599B2 (ja) | 1995-06-19 | 1996-06-18 | 光触媒担持構造体および光触媒コーティング剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3038599B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10237769A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-09-08 | Nippon Soda Co Ltd | 光触媒担持テント地キャンバスおよび光触媒担持テント地キャンバスを使用した構造体 |
| JP2004067947A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Nippon Soda Co Ltd | 光触媒層形成用塗布液および光触媒担持構造体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996014932A1 (en) | 1994-11-16 | 1996-05-23 | Toto Ltd. | Photocatalytic functional material and method of production thereof |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP9502929A patent/JP3038599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996014932A1 (en) | 1994-11-16 | 1996-05-23 | Toto Ltd. | Photocatalytic functional material and method of production thereof |
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| JPH10237769A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-09-08 | Nippon Soda Co Ltd | 光触媒担持テント地キャンバスおよび光触媒担持テント地キャンバスを使用した構造体 |
| JP2004067947A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Nippon Soda Co Ltd | 光触媒層形成用塗布液および光触媒担持構造体 |
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