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JP3032755B1 - 回転式粉末圧縮成形機 - Google Patents

回転式粉末圧縮成形機

Info

Publication number
JP3032755B1
JP3032755B1 JP11025531A JP2553199A JP3032755B1 JP 3032755 B1 JP3032755 B1 JP 3032755B1 JP 11025531 A JP11025531 A JP 11025531A JP 2553199 A JP2553199 A JP 2553199A JP 3032755 B1 JP3032755 B1 JP 3032755B1
Authority
JP
Japan
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punch
pin
lower punch
hole
center
Prior art date
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Application number
JP11025531A
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English (en)
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JP2000225494A (ja
Inventor
啓司 島田
憲二 原田
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Kikusui Seisakusho Ltd
Original Assignee
Kikusui Seisakusho Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kikusui Seisakusho Ltd filed Critical Kikusui Seisakusho Ltd
Priority to JP11025531A priority Critical patent/JP3032755B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032755B1 publication Critical patent/JP3032755B1/ja
Publication of JP2000225494A publication Critical patent/JP2000225494A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/065Press rams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】環状圧縮成形品を製造する回転式圧縮成形機の
組立作業性を簡単な構成で良好にする。 【解決手段】中心杵7のピン嵌合孔72aと、下杵6の
ピン挿通孔62bとが重合する重合位置において、中心
杵7を下杵6に仮保持させるための仮保持機構8を設け
るとともにセットピン10を挿脱姿勢Pにおいて下杵保
持部材3に挿脱可能とし、挿入後回動させて非挿脱姿勢
Qとすることにより抜脱不能とするピンロック機構9を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末を圧縮してト
ローチ等に代表される環状の錠剤等を成形するための回
転式粉末圧縮成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転型粉末圧縮成形機として
は、回転可能に支持された回転盤の外縁部に複数周設さ
れた臼と、回転盤の上下に該回転盤と同期回転可能にそ
れぞれ配設された上杵保持部材及び下杵保持部材と、各
臼に対応する部位において前記各杵保持部材に設けた杵
保持孔にそれぞれ上下移動可能に支持された上杵及び下
杵と、下杵先から杵先を突出させるようにしてこの下杵
内に上下に摺動自在に収容された中心杵とを具備し、上
杵先に設けられ中心杵の杵先を挿入可能な抜き孔を前記
中心杵の杵先に外嵌させつつ、上杵及び下杵の杵先を臼
孔内で互いに相寄らせることにより、前記臼孔に充填し
た粉末を圧縮成形し、環状の圧縮成形品を製造するもの
が知られている。
【0003】このような構成において、下杵は圧縮成形
あるいは製品取出しの過程で上下動させなければならな
い一方、中心杵はその杵先が常に臼孔を貫通するように
上下動不能に固定しておかなければならない。このため
従来は、下杵にはその上下動距離に対応する長さを有し
た長孔状のピン挿通孔を、また中心杵には後述するセッ
トピンと同径の円孔状のピン嵌合孔を水平に貫通してお
き、前記下杵保持部材の外周から、挿入端部にねじ部を
有したセットピンを挿入して前記ピン挿通孔及びピン嵌
合孔に貫通させるとともにそのねじ部を利用してこのセ
ットピンを下杵保持部材に螺着するようにしている。こ
のような構成によれば、中心杵はセットピンを介して下
杵保持部材に上下動不能に支持される一方、下杵は、ピ
ン挿通孔が長孔状のものであるため、セットピンに妨げ
られることなく上下動可能に下杵保持部材に支持される
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した構
成であると、組立の際に、下杵保持孔に挿入した下杵
を、抜けないように何らの手段で保持するとともに、下
杵の内部孔に挿入した中心杵を例えば下方から棒等の長
尺部材で抜けないように保持しなければならない。この
作業だけでも治具や熟練を必要とするが、その状態でさ
らに、下杵及び中心杵にそれぞれ設けられた前記ピン挿
通孔、ピン嵌合孔、及びセットピンを挿入するために下
杵保持部材に設けてあるピン挿入孔を重合配置し、セッ
トピンを挿入し螺着しなければならない。係る3つの孔
を重合させる作業は極めて困難であり、また螺着の手間
も無視できないものであった。しかもこの種の回転型粉
末圧縮成形機において係る作業は、狭い場所で行なわな
ければならない。このように、従来のこの種の回転式粉
末圧縮成形機は、組立に係る作業が極めて難しく、熟練
や時間あるいは人手を要するという不具合を内包してい
た。
【0005】係る不具合に鑑みて、外段取りで下杵や中
心杵をセットで組込可能にしたものも考えられている。
このものは、パイプ状のブッシュに、下杵が上下動可能
で中心杵が固定されるようにセットピンを利用した前記
同様の機構で下杵と中心杵とを組み込んでおき、この下
杵等の必要部材が組み込まれたブッシュを、下杵保持部
材に取付板等を利用して取付けるように構成したもので
ある。
【0006】しかしながら、このようなものでは構造の
複雑化を招く上に、必要部材が組み込まれたブッシュが
かなりの重量を有するものとなり、その取付が容易では
なくなるという新たな不具合が生じる。また、ブッシュ
及び取付板のスペースを確保しなければならないため、
隣合う杵をあまり近接させることができず、同一回転盤
であれば、ブッシュを利用しないものと比べ許容杵立数
が少なくなるという欠点もある。さらに言えば、隣合う
取付板間に生じる隙間に粉末が溜まったり、取り外し時
に溜まった粉末が飛散したりするおそれもある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
一挙に解決するために、中心杵のピン嵌合孔と下杵のピ
ン挿通孔とが重合する重合位置において、中心杵を下杵
に仮保持させるための仮保持機構を設けるとともにセッ
トピンを挿脱姿勢において前記下杵保持部材に挿脱可能
とし、挿入後回動させて非挿脱姿勢とすることにより抜
脱不能とするピンロック機構を設けたものであって、ピ
ン挿通孔とピン嵌合孔とを重合させる手間やセットピン
固定に係る手間を軽減し、組立作業性を良好とするとと
もに、簡単な構成での実現を可能とし、構造の複雑化や
それに伴う不具合の発生を防止することを主たる目的と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る回転式粉
末圧縮成形機は、回転可能に支持された回転盤の外縁部
に複数周設された臼と、回転盤の上下に該回転盤と同期
回転可能にそれぞれ配設された上杵保持部材及び下杵保
持部材と、各臼に対応する部位において前記各杵保持部
材に設けた杵保持孔にそれぞれ上下移動可能に支持され
た上杵及び下杵と、下杵先から杵先を突出させるように
してこの下杵内に上下に摺動自在に収容された中心杵と
を具備し、上杵先に設けられ中心杵の杵先を挿入可能な
抜き孔を前記中心杵の杵先に外嵌させつつ、上杵及び下
杵の杵先を臼孔内で互いに相寄らせることにより、前記
臼孔に充填した粉末を圧縮成形し、環状の圧縮成形品を
製造可能なものである。
【0009】そして、下杵保持部材に外方から挿入され
固定されるセットピンを、中心杵に貫通させたピン嵌合
孔に嵌合させることにより該中心杵を上下動不能に保持
するとともに、下杵の上下動幅に対応する上下寸法を有
したピン挿通孔を該下杵に設け、このピン挿通孔に挿通
させた前記セットピンが下杵の上下動を妨げないように
構成しておき、前記ピン挿通孔とピン嵌合孔とが重合す
る重合位置において、中心杵を下杵に仮保持させ得る仮
保持機構を、該中心杵と下杵との間に設けるとともに、
前記セットピンを、その軸心回りの所定角度範囲内に設
定した挿脱姿勢とした場合には、前記下杵保持部材に挿
脱可能とし、下杵保持部材に所定深さまで挿入後、前記
軸心回りに回動させて前記所定角度範囲外に設定した非
挿脱姿勢とすることにより抜脱不能とするピンロック機
構を設けたことを特徴とする。
【0010】このような構成によると、仮保持機構によ
りピン挿通孔及びピン嵌合孔が重合する状態として中心
杵を仮保持させた下杵を、下杵保持孔に挿入し、ピン嵌
合孔、及びピンを挿入するために下杵保持部材に設けて
あるピン挿入孔を重合配置した上で、セットピンを挿入
すればよいので、従来のように、下杵の内部に挿入した
中心杵を、棒等の長尺部材で保持したり、ピン挿通孔、
ピン嵌合孔、及びピン挿入孔という3つの孔を重合配置
するといった非常に難しい作業が省略できる。また、挿
入したピンの固定も、挿脱姿勢で挿入した後、360°
内の範囲でひねって非挿脱姿勢とするという容易な作業
であるため、組立に係る作業性が極めて良好となるとい
う格別の効果を奏する。しかも、構造の複雑化を招かな
いようにすることが容易にでき、それに伴う不具合、例
えば許容杵立数の減少等を回避することが可能になる。
【0011】極めて簡単な構成で仮保持機構を実現する
には、仮保持機構が、下杵の内周面と中心杵の外周面の
いずれか一方に突没可能に配設され突出方向に弾性付勢
された突出部材と、他方に設けられ重合位置においてこ
の突出部材に係合する凹部とを具備し、下杵を中心杵に
対して摺動移動させるべく一定以上の力を作用させるこ
とにより前記突出部材が没入し、係合状態が解除される
ように構成しているものであることが好ましい。
【0012】ピンロック機構の好ましい実施態様として
は、セットピンの反挿入端部からラジアル方向に延出し
た係止アームと、下杵保持部材のピン挿入孔に重合しな
い部位に配設され内向面を有する係止部材とを具備し、
セットピンを非挿脱姿勢とした状態で前記係止アームに
形成される外向面が係止部材の内向面に係合して、該セ
ットピンを抜脱不能とするものが挙げられる。
【0013】この場合に、係止アームの外向面と係止部
材の内向面との良好な係合状態を保持するには、セット
ピンに弾性体を外嵌し、この弾性体による弾性付勢力に
より、係止アームの外向面を係止部材の内向面に向かっ
て押圧可能なように構成しておくことが好適である。ピ
ンロック機構によるピンロック状態を確実なものとする
には、ピンロック機構が、非挿脱姿勢で抜脱不能状態に
あるセットピンを、その軸心回りに回動できないように
支持する回り止め手段を具備していることが望ましい。
【0014】係る回り止め手段の具体的実施態様として
は、係止アームの外向面または係止部材の内向面の一方
に突起を設け、他方にセットピンを非挿脱姿勢にした状
態で前記突起に係合する凹所を設けてなるものが挙げら
れる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1は、本発明の回転式粉末圧縮成形機の全
体構成を示している。この回転式粉末圧縮成形機は、ト
ローチ等の環状の錠剤を製造するためのもので、フレー
ムFL内に回転盤1を立シャフトSHを介して水平回転
可能に配設し、その回転盤1に複数の臼4を所定のピッ
チで設けるとともに、各臼4の上下に中心軸線を一致さ
せるようにして上杵5及び下杵6を配置している。これ
ら上下杵5、6は回転盤1の上下に配設された上杵保持
部材2及び下杵保持部材3にそれぞれ支持されている。
【0016】詳述すれば、フレームFLの略中央部には
軸受により軸支された立シャフトSHが配設してある。
この立シャフトSHの下端近傍にはウォームホィールW
Hが配設してあって、このウォームホィールWHにウォ
ームWM及びベルトBLを介してモータMの回転駆動力
が伝達されるようになっている。そして、この立シャフ
トSHに、回転盤1が固定してある。
【0017】回転盤1は、円盤状のものでその外縁部同
一円周上に、図2に示すように、臼4を着脱可能に嵌装
するための臼取付孔11を複数設けてなる。この臼4
は、円柱状のもので、その中心には後述する上杵5、下
杵6の杵先51、61を隙間なく挿入させ得る臼孔41
が上下に貫通させてある。上杵保持部材2は、回転盤1
と一体に設けられた円盤状のもので、その外縁部同一円
周上に上杵5を上下摺動可能に支持する上杵保持孔21
を複数設けてなる。また下杵保持部材3は、回転盤1と
一体的に設けられた円盤状のもので、その外縁部同一円
周上に下杵本体62を嵌入させて上下摺動可能に支持す
る下杵保持孔31を複数設けてなる。
【0018】上杵5は、円柱状の上杵本体52とこの上
杵本体52より小径でその下端から一体に突出させた上
杵先51と、上杵本体52の上端に一体に配設した上杵
頭部53(図1に示す)からなる。そして、上杵先51
を下方に向かって突出させるようにして、上杵本体52
を上杵保持孔21に摺動可能に嵌合させる一方、上杵頭
部53をフレーム1に止着した図示しないカムやレール
等に係合案内させることにより、回転盤1の回転に伴っ
て上下動するように構成してある。
【0019】下杵6は、円柱状の下杵本体62とこの下
杵本体62より小径でその上端から突出させた下杵先6
1と下杵本体62の下端に一体に配設した下杵頭部63
からなる。本実施例では、下杵本体62と下杵頭部63
とを別体にしており、リング状のキャップ部材64によ
りこれらを互いに連結するようにしている。そして下杵
先61を上方に向かって突出させるようにして、下杵本
体62を下杵保持孔31に摺動可能に嵌合させる一方、
下杵頭部63をフレーム1に止着した図示しないカムや
レール等に係合案内させることにより、回転盤1の回転
に伴って上下動するように構成してある。
【0020】さらに、この回転式粉末圧縮成形機には、
図示しないが、粉末充填部、粉末摺切部、圧縮成形部、
及び製品取出部が、前記回転盤1の回転方向に沿ってこ
の順で設けてあり、臼孔41内に粉末を充填し、この充
填した粉末を上下杵6により圧縮して、錠剤を圧縮成形
する工程が回転盤1の回転によって連続的に行われるよ
うに構成してある。
【0021】一方、本実施例では、環状の圧縮成形品を
成形するために、上下杵先51、61に中心軸に沿って
抜き孔51a、61aをそれぞれ設けておくとともに、
下杵6の内部に環状錠剤の内周を形成するための中心杵
7を配設し、この中心杵7の杵先71を下杵6に設けた
抜き孔61aから突出させ得るように構成している。そ
して、粉末の充填された臼孔41内において、上杵5の
抜き孔51aを下杵先61から突出させた中心杵先71
に外嵌させるようにして、上杵5と下杵6とを近接させ
ることにより、環状の錠剤が圧縮成形されるようにして
ある。
【0022】このような構成において、下杵6は圧縮成
形の過程で上下動させなければならない一方、中心杵7
はその杵先71が常に臼孔41に貫通するように上下動
不能に固定しておかなければならない。そこで、本実施
例では、上述した要求を満たして下杵6と中心杵7とを
取付けるために以下のような構成を採用している。すな
わち、下杵本体62に、中心杵7の杵本体72を上下に
スライド自在に保持し得る内部孔62aを抜き孔61a
に連続するように設け、中心杵7を下杵6に対して相対
的に上下にスライド移動可能に構成するとともに、下杵
本体62にはその上下動距離に対応する長さを有した長
孔状のピン挿通孔62bを、また中心杵本体72には後
述するセットピン10と略同径の円孔状のピン嵌合孔7
2aをそれぞれ水平に貫通させている。そして、下杵保
持部材3の外周から下杵保持孔31を貫通するように水
平にピン挿入孔32を穿設し、これらピン挿通孔62
b、ピン嵌合孔72a及びピン挿入孔32にセットピン
10を挿入している。このような構成により、中心杵7
はセットピン10を介して下杵保持部材3に上下動不能
に支持される一方、下杵6は、ピン挿通孔62bが長孔
状のものであるため、セットピン10に妨げられること
なく上下動可能に下杵保持部材3に支持されることにな
る。図3には、下杵6が下方へ移動した状態をを示す。
なお、図2中符号OLは、下杵6の上下摺動を円滑化す
るために下杵保持孔31と下杵6との間に注入するオイ
ルを導入するためのオイル孔であり、符号SLは、この
注入されたオイルが製品に混入することを防止するため
のシールである。またセットピン10の挿入端部には挿
入を容易化するためのテーパ面10aが設けられてい
る。
【0023】しかして本実施例では、下杵6や中心杵7
を容易に組み付けることができるように、中心杵7を下
杵6に仮保持させるための仮保持機構8と、下杵保持部
材3に挿入したセットピン10を抜脱不能に保持し得る
ピンロック機構9とを設けている。仮保持機構8は、図
4等に示すように、中心杵本体72に水平に埋め込ま
れ、中心杵本体72の外周面からその先端を突没可能に
突出させた突出部材たるプランジャ81と、下杵6の内
周面に設けられ、プランジャ81の先端部に係合可能な
凹部82とを具備するものである。プランジャ81の先
端部は球状をなし、プランジャ81内部に配設された図
示しないばね93により突出方向に弾性付勢されてい
る。凹部82は、例えば部分球面状に下杵6の内周面を
凹ませて形成したものである。しかしてプランジャ81
が凹部82に係合した状態では、中心杵7は下杵6に対
し、そのピン嵌合孔72aを下杵6のピン挿通孔62b
に重合させた重合位置に位置するように設定されてい
る。また、この状態から下杵6と中心杵7とを相対的に
摺動移動させるべく一定以上の力を作用させることによ
りプランジャ81の先端部が、下杵6の内周面から受け
る前記力の没入方向への分力により没入し、係合状態が
解除されるように構成してある。
【0024】ピンロック機構9は、図2に示すように、
セットピン10の反挿入端部からラジアル方向に延出し
た係止アーム91と、下杵保持部材3に配設された係止
部材92とを具備する。係止部材92は、取付部92a
と取付部92a先端から下方に延出した係止部92bと
からなる断面L字形状のもので、ピン挿入孔32の上方
であって、係止部92bが側方視ピン挿入孔32を隠さ
ない部位において、取付部92aを下杵保持部材3の外
周面にねじBによって取付けてある。また、セットピン
10には、係止アーム91より内方において弾性体たる
コイルばね94が外嵌してある。しかして、セットピン
10を非挿脱姿勢Q、すなわち係止アーム91が上方に
位置する姿勢で、係止アーム91の外向面91a(図7
参照)が係止部92bに形成される内向面92c(図7
参照)に係合してセットピン10を抜脱不能とする。
【0025】さらにこのピンロック機構9には、抜脱不
能状態にあるセットピン10が振動等の外乱により不測
に外れてしまわないように、非挿脱姿勢Qを維持するた
めの回り止め手段93を設けている。この回り止め手段
93は、係止アーム91の外向面から突出させた突起9
3aと、係止部92bの内向面に開口し前記突起91a
に嵌合可能な凹所たる嵌合孔93bとからなる。
【0026】このような構成を利用して下杵6及び中心
杵7を組み付けるには以下のように行なう。まず、図5
に示すように、下杵本体62から下杵先61を取り外し
た状態で、下杵本体62の内部孔62aに中心杵7を上
端から挿入する。この時、仮保持機構8を利用して中心
杵7を前記重合位置に仮保持する。そして、図6に示す
ように中心杵先71に、下杵先61の抜き孔61aを外
嵌させるようにして下杵先61を下杵本体62の上端に
密接させる。その後、キャップ部材64を外嵌して下杵
先61を下杵本体62に止着する。
【0027】次いで、中心杵7が仮保持された下杵6
を、下杵保持部材3に設けた下杵保持孔31に下方から
挿入し、下杵保持部材3に穿設したピン挿入孔32と中
心杵7に設けたピン嵌合孔72aとを重合させる。図7
に示すこの状態で、挿脱姿勢Pにしたセットピン10を
外方からピン挿入孔10に挿入し、ピン嵌合孔72a、
ピン挿通孔62bを貫通させる。ここで挿脱姿勢Pと
は、係止アーム91が係止部材92に干渉しないよう
に、所定範囲である側方から下方に亘って略270°の
範囲内に位置させた姿勢である。その後、セットピン1
0を、コイルばね94による弾性付勢力に逆らって、前
記所定範囲外に回動させ、突起93aが係止部92bに
干渉しない位置まで押し込み、その軸心回りに回動させ
て非挿脱姿勢Qとする。そして手を離せばコイルばね9
4による弾性付勢力で突起93aが嵌合孔93bに押し
込まれ係合する。
【0028】一方、取り外しの際には、突起93aが凹
部93bから抜脱するまでセットピン10を押し込んだ
後、回動させて挿脱姿勢Pにし、このセットピン10を
引き抜けばよい。したがって、このように構成した本実
施例によれば、仮保持機構8によりピン挿通孔62b及
びピン嵌合孔72aが重合する状態として中心杵7を仮
保持させた下杵6を、下杵保持孔31に挿入し、ピン嵌
合孔72a及びピン挿入孔32を重合配置した上で、セ
ットピン10を挿入すればよいので、従来のように、下
杵の内部に挿入した中心杵を、棒等の長尺部材で保持し
たり、ピン挿通孔、ピン嵌合孔、及びピン挿入孔という
3つの孔を重合配置するといった非常に難しい作業を省
略できる。また、挿入したセットピン10の固定も、挿
脱姿勢Pで挿入した後、360度内の範囲でひねって非
挿脱姿勢Qとするという容易な作業であるため、組立に
係る作業性が極めて良好となるという格別の効果を奏す
る。
【0029】しかも、仮保持機構8は、中心杵と下杵と
の間に形成された極めて簡単な構造のものであり、重量
増加や大型化を全く招かない。また、ピンロック機構9
も、係止アーム91と係止部材92という小型部材から
なり、構造の複雑化を招くものではない。このように、
構造上極めてシンプルであるため、構造の複雑化に伴う
不具合、例えば許容杵立数の減少等を回避することが可
能になる。
【0030】また係止アーム91は、ピンロック機構9
を構成するとともに、セットピン10の挿脱操作に係る
操作レバーの役割も果たすことになる。さらに本実施例
特有の効果としては、セットピン10を配設しないよう
にした上で、上杵5と下杵6とを抜き孔の無いものに交
換するという極めて簡単な変更で、中心孔のない通常の
錠剤を製造できるという点が挙げられる。
【0031】なお、本発明は上述した実施例に限られる
ものではなく種々の変形が可能である。例えば、係止部
材の取付位置はピン挿入孔の上方に限らず、ピン挿入孔
を側面視隠さない範囲であれば、側方や下方でも構わな
い。しかして隣合う杵との干渉を好適に回避する上で
は、上方または下方に設定しておくことが好ましい。そ
の他、各部の構成は図示例に限られるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
仮保持機構によりピン挿通孔及びピン嵌合孔が重合する
状態として中心杵を仮保持させた下杵を、下杵保持孔に
挿入し、ピン嵌合孔、及びピンを挿入するために下杵保
持部材に設けてあるピン挿入孔を重合配置した上で、セ
ットピンを挿入すればよいので、従来のように、下杵の
内部に挿入した中心杵を棒等の長尺部材で保持したり、
ピン挿通孔、ピン嵌合孔、及びピン挿入孔という3つの
孔を重合配置するといった非常に難しい作業が省略でき
る。また、挿入したピンの固定も、挿脱姿勢で挿入した
後、360°内の範囲でひねって非挿脱姿勢とするとい
う容易な作業であるため、組立に係る作業性が極めて良
好となるという格別の効果を奏する。しかも、構造の複
雑化を招かないようにすることが容易にでき、それに伴
う不具合、例えば許容杵立数の減少等を回避することが
可能になる。
【0033】仮保持機構が、下杵の内周面と中心杵の外
周面のいずれか一方に突没可能に配設され突出方向に弾
性付勢された突出部材と、他方に設けられ重合位置にお
いてこの突出部材に係合する凹部とを具備し、下杵を中
心杵に対して摺動移動させるべく一定以上の力を作用さ
せることにより前記突出部材が没入し、係合状態が解除
されるように構成しているものであれば、極めて簡単な
構成での実現が可能であり、部材の大型化を招くことも
ない。
【0034】ピンロック機構が、セットピンの反挿入端
部からラジアル方向に延出した係止アームと、下杵保持
部材のピン挿入孔に重合しない部位に配設され内向面を
有する係止部材とを具備し、セットピンを非挿脱姿勢と
した状態で前記係止アームに形成される外向面が係止部
材の内向面に係合して、該セットピンを抜脱不能とする
ものであれば、組立時あるいは分解時における操作が簡
単で、作業性の向上に寄与し得る。特に係止アームが、
セットピンの回動に係る操作時に操作レバーとしての役
割も果たすため、専用に操作レバーを設ける必要がなく
部品増加を抑制できる。
【0035】セットピンに弾性体を外嵌し、この弾性体
による弾性付勢力により、係止アームの外向面を係止部
材の内向面に向かって押圧可能なように構成しておけ
ば、装置の振動等の外乱が生じても、係止アームの外向
面と係止部材の内向面との良好な係合状態を保持するこ
とができる。ピンロック機構が、非挿脱姿勢で抜脱不能
状態にあるセットピンを、その軸心回りに回動できない
ように係止する回り止め手段を具備するものであれば、
このピンロック機構によるピンロック状態をより確実な
ものとすることができる。
【0036】この回り止め手段が、係止アームの外向面
または係止部材の内向面の一方に突起を設け、他方にセ
ットピンを非挿脱姿勢にした状態で前記突起に係合する
凹所を設けてなるものであれば、前記弾性体による効果
と相乗して、より確実なセットピンの保持が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転式粉末圧縮成形
機の内部構造を示す全体正断面図。
【図2】同実施例の要部を拡大して示す部分拡大断面
図。
【図3】同実施例の下杵の動作を示す部分拡大断面図。
【図4】同実施例の仮保持機構を特に示す部分拡大断面
図。
【図5】同実施例の組立手順を示す組立手順説明図。
【図6】同実施例の組立手順を示す組立手順説明図。
【図7】同実施例の組立手順を示す組立手順説明図。
【符号の説明】
1…回転盤 2…上杵保持部材 21…上杵保持孔 3…下杵保持部材 31…下杵保持孔 4…臼 41…臼孔 5…上杵 6…下杵 62a…内部孔 62b…ピン挿通孔 7…中心杵 71…杵先(中心杵先) 72a…ピン嵌合孔 8…仮保持機構 81…突出部材(プランジャ) 82…凹部 9…ピンロック機構 91…係止アーム 92…係止部材 93…回り止め手段 93a…突起 93b…凹所 94…弾性体(コイルばね) 10…セットピン P…挿脱姿勢 Q…非挿脱姿勢

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能に支持された回転盤の外縁部に複
    数周設された臼と、回転盤の上下に該回転盤と同期回転
    可能にそれぞれ配設された上杵保持部材及び下杵保持部
    材と、各臼に対応する部位において前記各杵保持部材に
    設けた杵保持孔にそれぞれ上下移動可能に支持された上
    杵及び下杵と、下杵先から杵先を突出させるようにして
    この下杵内に上下に摺動自在に収容された中心杵とを具
    備し、上杵先に設けられ中心杵の杵先を挿入可能な抜き
    孔を前記中心杵の杵先に外嵌させつつ、上杵及び下杵の
    杵先を臼孔内で互いに相寄らせることにより、前記臼孔
    に充填した粉末を圧縮成形し、環状の圧縮成形品を製造
    可能なものであって、 下杵保持部材に外方から挿入され固定されるセットピン
    を、中心杵に貫通させたピン嵌合孔に嵌合させることに
    より該中心杵を上下動不能に保持するとともに、下杵の
    上下動幅に対応する上下寸法を有したピン挿通孔を該下
    杵に設け、このピン挿通孔に挿通させた前記セットピン
    が下杵の上下動を妨げないように構成しておき、 前記ピン挿通孔とピン嵌合孔とが重合する重合位置にお
    いて、中心杵を下杵に仮保持させ得る仮保持機構を該中
    心杵と下杵との間に設けるとともに、前記セットピンを
    その軸心回りの所定角度範囲内に設定した挿脱姿勢とし
    た場合には、前記下杵保持部材に挿脱可能とし、下杵保
    持部材に所定深さまで挿入後、前記軸心回りに回動させ
    て前記所定角度範囲外に設定した非挿脱姿勢とすること
    により抜脱不能とするピンロック機構を設けたことを特
    徴とする回転式粉末圧縮成形機。
  2. 【請求項2】仮保持機構が、下杵の内周面と中心杵の外
    周面のいずれか一方に突没可能に配設され突出方向に弾
    性付勢された突出部材と、他方に設けられ重合位置にお
    いてこの突出部材に係合する凹部とを具備し、下杵を中
    心杵に対して摺動移動させるべく一定以上の力を作用さ
    せることにより前記突出部材が没入し、係合状態が解除
    されるように構成しているものである請求項1記載の回
    転式粉末圧縮成形機。
  3. 【請求項3】ピンロック機構が、セットピンの反挿入端
    部からラジアル方向に延出した係止アームと、下杵保持
    部材のピン挿入孔に重合しない部位に配設され内向面を
    有する係止部材とを具備し、セットピンを非挿脱姿勢と
    した状態で前記係止アームに形成される外向面が係止部
    材の内向面に係合して、該セットピンを抜脱不能とする
    ものである請求項1または2記載の回転式粉末圧縮成形
    機。
  4. 【請求項4】セットピンに弾性体を外嵌し、この弾性体
    による弾性付勢力により、係止アームの外向面を係止部
    材の内向面に向かって押圧可能に構成している請求項3
    記載の回転式粉末圧縮成形機。
  5. 【請求項5】ピンロック機構が、非挿脱姿勢で抜脱不能
    状態にあるセットピンを、その軸心回りに回動できない
    ように係止する回り止め手段を具備している請求項3ま
    たは4記載の回転式粉末圧縮成形機。
  6. 【請求項6】回り止め手段が、係止アームの外向面また
    は係止部材の内向面の一方に配設した突起と、他方に配
    設されセットピンを非挿脱姿勢にした状態で前記突起に
    係合可能な凹所とを具備するものである請求項5記載の
    回転式粉末圧縮成形機。
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