[go: up one dir, main page]

JP3006475B2 - フォトレジスト組成物 - Google Patents

フォトレジスト組成物

Info

Publication number
JP3006475B2
JP3006475B2 JP8074506A JP7450696A JP3006475B2 JP 3006475 B2 JP3006475 B2 JP 3006475B2 JP 8074506 A JP8074506 A JP 8074506A JP 7450696 A JP7450696 A JP 7450696A JP 3006475 B2 JP3006475 B2 JP 3006475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
resist
compound
methyl
ethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8074506A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09265177A (ja
Inventor
繁之 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8074506A priority Critical patent/JP3006475B2/ja
Publication of JPH09265177A publication Critical patent/JPH09265177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006475B2 publication Critical patent/JP3006475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターンを形成す
る際に用いられるフォトレジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】VLSIに代表されるサブミクロンオー
ダーの微細加工を必要とする各種電子デバイス製造の分
野では、デバイスのより一層の高密度、高集積化への要
求が高まっており、微細パターン形成のためのフォトリ
ソグラフィー技術に対する要求がますます厳しくなって
いる。
【0003】パターンを微細化する方法の一つは、フォ
トレジスト膜のパターン形成の際に使用する露光光の波
長を短くする方法がある。一般に、光学系の解像度RS
は、RS=k・λ/NA(ここでλは露光光源の波長、
NAはレンズの開口数、kはプロセスファクター)で表
すことができる。この式から、より高解像度、即ちRS
の値を小さくするためにはリソグラフィーにおける露光
光の波長λを短くすればよいことがわかる。
【0004】現在、例えば64Mまでの集積度を持つダ
イナミックランダムアクセスメモリー(DRAM)の製
造には最小パターン寸法0.35μmのラインアンドス
ペースの解像度が要求され、Hgランプのg線(438
nm)、i線(365nm)が光源として使用されてい
る。256M以上の集積度を持つDRAMの製造にはさ
らに微細な加工技術(加工寸法が0.25μm以下)が
必要となり、そのためにエキシマレーザ(KrF:24
8nm,ArF:193nm)等のより短波長の光(D
eepUV光)が有効であると考えられている〔上野
巧、岩柳隆夫、野々垣三郎、伊藤 洋、C.グラント
ウィルソン(Grant Willson)共著、「短
波長フォトレジスト材料−ULSIに向けた微細加工
−」、ぶんしん出版、1988年〕。特に、近年KrF
およびArFリソグラフィーは盛んに研究されている。
しかし、この方法は、光源に高価なエキシマレーザーを
使用するためコストパフォーマンスの向上を実現する必
要がある。
【0005】現在、光酸発生剤を用いた化学増幅型レジ
ストは、感度の飛躍的な向上が期待できるため盛んに研
究されている〔例えば、ヒロシ イトー、C.グラント
ウィルソン、アメリカン・ケミカル・ソサイアティ・
シンポジウム・シリーズ(Hiroshi Ito,
C.Grant Willson,AmericanC
hemical Sociaty Symposium
Series)、242巻、11頁〜23頁(198
4年)〕。化学増幅型レジストの特徴は、含有成分であ
る、光照射により酸を発生させる物質である光酸発生剤
が生成するプロトン酸を、露光後の加熱処理によりレジ
スト固相内を移動させ、この酸によりレジスト樹脂など
の化学変化を触媒反応的に数百倍〜数千倍にも増幅させ
ることである。このようにして光反応効率(一光子あた
りの反応)が1未満の従来のレジストに比べて飛躍的な
高感度化を達成している。
【0006】現在では開発されるレジストの大半が化学
増幅型であり、露光光源の短波長化と共に化学増幅レジ
ストに対応したレジスト材料の開発が必要とされてい
る。化学増幅型レジストは、露光前後の大きな溶解速度
変化により高い解像性を得ることができる。レジストの
溶解性変換には、レジストの主成分である樹脂そのもの
の溶解性を変化させる方式、溶解阻止剤(溶解抑制剤)
の溶解性を変化させる方式、樹脂及び溶解阻止剤の溶解
性を変化させる方式が知られている。このうち、樹脂及
び溶解阻止剤(溶解抑止剤)の溶解性を変化させる方式
は、樹脂のみおよび溶解阻止剤(抑止剤)のみを変化さ
せる場合より露光前後の溶解性の差を大きくすることが
でき高い解像性を期待することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レジストは露光前後の
溶解速度差が大きいほど高い解像性が得られるため、樹
脂及び溶解阻止剤の溶解性を変化させる方式の化学増幅
型レジストにおいては、溶解抑止剤の溶解抑止効果が大
きいほど高い解像性が得られる。しかし、これまでに2
20nm以下の短波長のDeep UV光にまで使用で
きる溶解阻止剤はほとんどなかった。この理由は、未露
光部のレジスト膜の溶解速度を十分に小さくし、かつ2
20nm以下の短波長光に対する透明性の高いものがな
かったためである。
【0008】本発明の目的は、溶解抑止効果が大きくま
たKrF光等の220nm以上の波長のDeep UV
光、電子線、X線に加え、ArF光などの220nm以
下の短波長光にも使用可能な溶解抑止剤を含む高感度、
高解像度の化学増幅型のフォトレジスト組成物を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者は鋭意研究の結
果、上記技術課題は下記一般式(1)および(2)で表
される化合物を溶解阻止剤として用いることにより解決
されることを見いだし本発明に至った。
【0010】
【0011】
【0012】ただし、 1 ,R 1 ’は、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、
シクロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチル基、ノ
ルボルニル基、アダマンチル基を表し、R 2 メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基、シクロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチ
ル基、ノルボルニル基、アダマンチル基を表し、R 3
3 ’は水素原子、メチル基、エチル基、4,R4
は水素原子、メチル基、エチル基を表す。
【0013】本発明のフォトレジスト組成物の基本的な
構成成分(構成要素)は、本発明に記載された一般式
(1)または(2)で表される化合物からなる溶解阻止
剤、高分子化合物からなる樹脂、光酸発生剤及び溶媒で
ある。
【0014】本発明のフォトレジスト組成物において
は、一般式(1)および(2)で表される化合物からな
る溶解阻止剤は単独でも用いられるが、2種以上を混合
して用いても良い。本発明におけるフォトレジスト組成
物においては、一般式(1)または(2)で表される化
合物の含有率は、それ自身を含む全固形分に対して通常
1から50重量%、好ましくは5から30重量%であ
る。この含有率が1重量%未満では一般式(1)または
(2)で表される化合物の溶解阻止効果は著しく低下す
る。また50重量%を超えると、均一な塗布膜の形成が
困難になり、さらに現像後には残さ(スカム)が発生し
易くなるなどの問題が生ずる。また、本発明の高分子化
合物からなる樹脂の含有率は、それ自体を含む全固形分
に対し50から99.9重量%、好ましくは75から9
8重量%である。また、本発明の光酸発生剤の含有率
は、それ自体を含む全固形分に対し0.1から20重量
%、好ましくは0.5から10重量%である。
【0015】本発明の構成要素である高分子化合物は、
酸に対して不安定な基を有する高分子を適当に設定して
使用することができる。即ち、例えば一般式(3)より
表される高分子化合物や、tert−ブトキシカルボニ
ル基等に修飾されたポリ(p−ヒドロキシスチレン)等
を用いることが出来る。
【0016】
【0017】(3)式において、nは5ないし1000
の正の整数、R5 は単環式あるいは有橋環式炭化水素1
価基(具体的には、トリシクロ[5.2.1.02.6
デカニル基、ノルボルニル基、アダマンチル基、あるい
はシクロヘキシル基等)、R6 はtert−ブチル基、
メチル基、エチル基、プロピル基、テトラヒドロピラン
−2−イル基、テトラヒドロフラン−2−イル基あるい
は3−オキソシクロヘキシル基、2−メトキシエチル
基、2−エトキシエチル基、R7 ,R8 ,R9 はそれぞ
れ独立して水素原子あるいはメチル基、そしてx+y+
z=1、xは0.1ないし0.9(より好ましくは0.
3ないし0.7)、yは0.1ないし0.7(より好ま
しくは0.3ないし0.5)、zは0.01ないし0.
7(より好ましくは0.05ないし0.3)を表す。
【0018】本発明の構成要素の光により酸を発生する
光酸発生剤は、例えば、シクロヘキシルメチル(2−オ
キソシクロヘキシル)スルホニウム、トリフルオロメタ
ンスルホナート、ジシクロヘキシル(2−オキソシクロ
ヘキシル)スルホニウムトリフルオロスルホナート、ジ
シクロヘキシルスルホニルシクロヘキサノン、ジメチル
(2−オキソシクロヘキシル)スルホニウムトリフルオ
ロメタンスルホナート、トリフェニルスルホニウムトリ
フルオロメタンスルホナート、ジフェニルヨードニウム
トリフルオロメタンスルホナートが挙げられる。
【0019】本発明にて用いる溶剤として好ましいもの
は、溶解阻止剤、高分子化合物、光酸発生剤等からなる
成分が十分に溶解し、かつその溶液がスピンコート法で
均一な塗布膜が形成可能な有機溶媒であればいかなる溶
媒でもよい。また、単独でも2種類以上を混合して用い
ても良い。具体的には、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、tert
−ブチルアルコール、メチルセロソルブアセテート、エ
チルセロソルブアセテート、プロピレングリコールモノ
エチルエーテルアセテート、乳酸メチル、乳酸エチル、
酢酸2−メトキシブチル、酢酸2−エトキシエチル、ピ
ルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、3−メトキシプロ
ピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、N
−メチル−2−ピロリジノン、シクロヘキサノン、シク
ロペンタノン、シクロヘキサノール、メチルエチルケト
ン、1,4−ジオキサン、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、エチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテルなどが挙げられるが、もちろんこれ
らだけに限定されるものではない。
【0020】また本発明のフォトレジスト組成物の「基
本的な」構成成分は、上記の溶解阻止剤、光酸発生剤、
高分子化合物及び溶媒であるが、必要に応じて界面活性
剤、色素、安定剤、塗布性改良剤、染料などの他の成分
を添加しても構わない。
【0021】また、本発明を用いて微細パターンの形成
を行なう場合の現像液としては、本発明で使用する高分
子化合物の溶解性に応じて適当な有機溶媒、またはその
混合溶媒、あるいは適度な濃度のアルカリ水溶液あるい
はその有機溶媒との混合物を選択すれば良い。また現像
液に必要に応じて界面活性剤など他の成分を添加しても
構わない。使用される有機溶媒としてはアセトン,メチ
ルエチルケトン,メチルアルコール,エチルアルコー
ル,イソプロピルアルコール,テトラヒドロフラン,ジ
オキサンなどが挙げられる。また、使用されるアルカリ
溶液としては、たとえば、水酸化ナトリウム,水酸化カ
リウム,ケイ酸ナトリウム,アンモニアなどの無機アル
カリ類や、エチルアミン,プロピルアミン,ジエチルア
ミン,ジプロピルアミン,トリメチルアミン,トリエチ
ルアミン,などの有機アミン類、そしてテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒ
ドロキシド,トリメチルヒドロキシメチルアンモニウム
ヒドロキシド,トリエチルヒドロキシメチルアンモニウ
ムヒドロキシド,トリメチルヒドロキシエチルアンモニ
ウムヒドロキシドなどの有機アンモニウム塩などを含む
溶液,水溶液が挙げられるが、これらだけに限定される
ものではない。
【0022】
【作用】本発明の作用について説明する。まず本発明で
あるフォトレジスト組成物の塗布膜を形成し、ArFエ
キシマレーザ等の遠紫外線で露光すると、塗布膜の露光
部に含有されている光酸発生剤は酸を発生する。この酸
は、例えば一般式(4A)(このときR6 はテトラヒド
ロピラン−2−イル基、R7 は水素原子、R8 ,R9
メチル基)で表される樹脂を用いたとき、樹脂のテトラ
ヒドロピラニル基の化学変化を引き起こし、カルボン酸
基、3,4−ジヒドロ−2H−ピランを生成し、現像液
へのレジストの溶解性の著しい変化を誘起する。また、
一般式(1)または(2)で表される化合物の溶解阻止
剤も酸により以下の式(4A)または(4B)または
(5)のような反応により分解し極性が変化し(カルボ
ン酸の生成)現像液への溶解性が変化する。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】このとき一般式(1)または(2)で表さ
れる化合物は、露光前において疎水性物質であるため
に、レジスト膜の現像液への溶解速度を一般式(1)ま
たは(2)で表される化合物が存在しない場合に比べ著
しく小さくし、また露光後は、極性物質へ変化するため
に、レジスト膜の溶解速度を化合物(1)または(2)
が存在しない場合に比べ著しく大きくする。よって、一
般式(1)または(2)で表される化合物が存在しない
場合に比べレジスト膜の露光前後の溶解速度差が拡大す
る。この結果、一般式(1)または(2)で表される化
合物が存在しない場合に比べレジスト膜の解像度が向上
する。すなわち、一般式(1)または(2)で表される
化合物は、フォトレジスト組成物として有効であり、こ
の化合物を含むフォトレジストは非常に有用である。
【0027】
【発明の実施の形態】次に実施例及び溶解阻止剤の合成
例により本発明の実施の形態を説明するが、本発明はこ
れらの例によって何ら制限されるものではない。
【0028】(合成例1) 化合物(A)の合成
【0029】
【0030】酢酸第2水銀を触媒に用いたエチルビニル
エーテルとシクロヘキサノールのエーテル交換法より得
られたシクロヘキシルビニルエーテル5g(0.039
6mol)にノルボルニルカルボン酸4.5g(0.0
32mol)を溶解し、そこへ50%硫酸水溶液を1滴
加え、室温にて3時間攪拌した。その後、炭酸水素カル
シウム0.5g、硫酸ナトリウム1gを加え、1時間攪
拌した。この反応混合物を濾過したのちシリカゲルカラ
ムを用いたカラム分離により化合物(A)を4.5g得
た。目的物の構造は、1 H−NMR(ブルカー社AMX
−400型)、IR(島津製作所IR−470型)及び
元素分析により確認した。それらの結果をそれぞれ表
1,表2,表3に示す。
【0031】(合成例2) 化合物(B)の合成
【0032】
【0033】合成例1と同様な方法により合成した。但
しノルボルニルカルボン酸4.5gの代わりにアダマン
チルカルボン酸5.6gを用い化合物(B)5.1gを
得た。1 H−NMR、IR、元素分析の測定結果を表
1,表2,表3に示す。
【0034】(合成例3) 化合物(C)の合成
【0035】
【0036】合成例1と同様な方法により合成した。但
しシクロヘキシルビニルエーテル5gの代わりにノルボ
ルニルビニルエーテル5.4gを用い化合物(C)4.
7gを得た。1 H−NMR、IR、元素分析の測定結果
を表1,表2,表3に示す。
【0037】(合成例4) 化合物(D)の合成
【0038】
【0039】ジビニルエーテル2.5g(0.035m
ol)にアダマンチルカルボン酸13.6g(0.07
5mol)を加え50%硫酸を駒込ピペットにより3滴
加えることにより化合物(D)8gを得た。1 H−NM
R、IR、元素分析の測定結果を表1,表2,表3に示
す。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】(実施例1及び比較例)合成例1で得られ
た溶解阻止剤としての化合物(A)0.6gと高分子化
合物としてポリ(トリシクロ[5.2.1.02,6 ]デ
カニルアクリレート−co−テトラヒドロピラニルメタ
クリレート−co−メタクリル酸2.37gと光酸発生
剤としてβ−オキソシクロヘキシルメチル(2−ノルボ
ルニル)スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート
0.03gとをプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート(溶媒)12.00gに溶解し、さらに
0.2μm孔メンブレンフィルターで濾過し、レジスト
Aの溶液を調整した。
【0044】また、比較例としてポリ(トリシクロ
[5.2.1.02,6 ]デカニルアクリレート−co−
テトラヒドロピラニルメタクリレート−co−メタクリ
ル酸)(高分子化合物)2.97gとβ−オキソシクロ
ヘキシルメチル(2−ノルボルニル)スルホニウムトリ
フルオロメタンスルホナート(光酸発生剤)0.03g
とをプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト(溶媒)12.00gに溶解し、さらに0.2μm孔
メンブレンフィルターで濾過し、レジストIの溶液を調
整した。
【0045】次にレジストA及びレジストIの溶液を3
インチシリコン基板上にそれぞれスピンコート塗布し、
105℃、60秒間ホットプレート上でベーキングをお
こない、膜厚が0.7μmの薄膜を形成した。
【0046】これらの膜を3.25重量%テトラ・メチ
ル・アンモニウム・ハイドロオキサイド(TMAH)に
浸漬し、膜の溶解速度を測定した。その結果、化合物A
を用いたレジストAの膜の溶解速度は、化合物Aを用い
なかったレジストIの膜の溶解速度の約1/20となっ
た。
【0047】また、シリコン基板上のレジストA及びレ
ジストIの膜に、ArFエキシマレーザ光を露光エネル
ギー35mJ/cm2 で照射した。その後すぐに120
℃、40秒間ホットプレート上でベイクした。これらの
膜を3.25重量%TMAHに浸漬し、膜の溶解速度を
測定した。その結果、化合物Aを用いたレジストAの膜
の溶解速度は、化合物Aを用いなかったレジストIの膜
の溶解速度の約100倍となった。
【0048】(実施例2,3,4)実施例1と同様に操
作し、化合物(A)の代わりに化合物(B)または
(C)または(D)を用いレジストB,レジストC及び
レジストDの溶液を調製し、同様な実験を行った。その
結果、露光前のレジストB,レジストC,レジストDの
膜の溶解速度はレジストIに比べそれぞれ1/30,1
/50,1/50となった。また、露光後は90倍,1
00倍,100倍となった。
【0049】(参考例)次に、実施例で得られたレジス
ト膜にパターンを形成した場合について図面を参照して
説明する。図1(a)〜(c)は参考例を説明する為の
半導体チップの断面図、図2は簡易露光実験機の構成図
である。
【0050】まず図1(a)に示すように、3インチの
シリコン基板1上に実施例1で調製したレジストAの溶
液をスピンコート法により塗布し、105℃,60秒間
ホットプレート上でベーキングし、厚さ0.7μmのレ
ジストA膜2を形成する。この時のレジストA膜の光の
透過率は膜厚1μm当り73.2%であり、単層レジス
ト膜として十分透明性の高いものであった。
【0051】次に図2に示すように、窒素導入口8及び
窒素排気口9を有するグローブボックス5内を窒素で十
分パージしたのち、グローブボックス内に設けられたX
−Yステージ6上にシリコン基板1を静置し、次で、石
英板上にクロムでパターンを描いたマスク3をレジスト
A膜2上に密着させ、このマスク3を通してArFエキ
シマレーザ孔4をホモジナイザ7を介して照射する。
【0052】その後直ちに120℃,40秒間ホットプ
レート上でベイクし、液温23℃のアルカリ現像液
(1.0重量%のTMAH水溶液)で60秒間現像、引
き続き60秒間純水でリンス処理をそれぞれおこなっ
た。この結果、レジストA膜2の露光部分のみが現像液
に溶解除去され、図1(b)に示すように、ポジ型のパ
ターン2aが得られた。この操作において露光エネルギ
ーが35mJ/cm2 のとき0.2μmラインアンドス
ペースの解像性が得られた。尚、比較例で調製したレジ
ストI液を用いて同様の操作を行った結果では、0.2
5μmの解像性しか得られなかった。
【0053】上記参考例ではレジストAの溶液を用いた
が、実施例で説明したレジストBの溶液、レジストCの
溶液及びレジストDの溶液を用いても同様の解像性が得
られた。又本発明のレジスト膜はKrF等の220nm
以上短波長光でも十分に使用可能であることが分かっ
た。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
一般式(1)または(2)で表される化合物からなる溶
解阻止剤と光の照射により酸を発生する光酸発生剤を含
有させた本発明のフォトレジスト組成物は、180nm
〜220nmの遠紫外領域にも使用でき、かつ高い解像
度を示すために、化学増幅型のフォトレジストとして有
用である。よって、本発明のフォトレジスト組成物を用
いることで、半導体素子製造に必要な微細パターンの形
成が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォトレジスト組成物によるポジ型パ
ターン形成方法を説明する為の半導体チップの断面図で
ある。
【図2】参考例としての露光実験に用いた簡易露光実験
機の構成図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 レジストA膜 3 マスク 4 ArFエキシマレーザ光 5 グローブボックス 6 X−Yステージ 7 ホモジナイザ 8 窒素導入口 9 窒素排気口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−5985(JP,A) 特開 平4−37760(JP,A) 特開 平5−232705(JP,A) 特開 平5−232704(JP,A) 特開 平5−134414(JP,A) 特開 平4−215662(JP,A) 特開 平4−158363(JP,A) 特開 平2−181151(JP,A) 特開 平2−181150(JP,A) 特開 平2−177031(JP,A) 特開 平1−300250(JP,A) 特開 平7−199467(JP,A) 特開 平5−94017(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/00 - 7/42 H01L 21/027

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1)または(2)で表さ
    れる化合物からなる溶解阻止剤と、光の照射により酸を
    発生する光酸発生剤と、酸分解性基を有する高分子化合
    物とを含有することを特徴とする化学増幅型のフォトレ
    ジスト組成物。 ただし、 1 ,R 1 ’は、メチル基、エチル基、プロピ
    ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
    基、オクチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル
    基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロペン
    チルエチル基、シクロヘキシルエチル基、ノルボルニル
    基、アダマンチル基を表し、R 2 はメチル基、エチル
    基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
    ヘプチル基、オクチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
    キシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シク
    ロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチル基、ノルボ
    ルニル基、アダマンチル基を表し、R 3 、R 3 ’は水素
    原子、メチル基、エチル基、R 4 ,R 4 ’は水素原子、
    メチル基、エチル基を表す。
JP8074506A 1996-03-28 1996-03-28 フォトレジスト組成物 Expired - Fee Related JP3006475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8074506A JP3006475B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 フォトレジスト組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8074506A JP3006475B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 フォトレジスト組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09265177A JPH09265177A (ja) 1997-10-07
JP3006475B2 true JP3006475B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=13549287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8074506A Expired - Fee Related JP3006475B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 フォトレジスト組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006475B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6294309B1 (en) * 2000-06-30 2001-09-25 Everlight Usa, Inc. Positive photoresist composition containing alicyclic dissolution inhibitors
JP3458096B2 (ja) * 2000-08-11 2003-10-20 株式会社半導体先端テクノロジーズ レジスト組成物、及び半導体装置の製造方法
JP2003057815A (ja) * 2001-06-05 2003-02-28 Sumitomo Chem Co Ltd 化学増幅型レジスト組成物
JP4626093B2 (ja) * 2001-06-08 2011-02-02 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物
JP4275456B2 (ja) * 2003-05-15 2009-06-10 出光興産株式会社 アダマンタン誘導体及びその製造方法
EP1662320A1 (en) * 2004-11-24 2006-05-31 Rohm and Haas Electronic Materials, L.L.C. Photoresist compositions
JP2007316508A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 分解性組成物およびその使用方法
US8765336B2 (en) 2010-03-01 2014-07-01 Fuji Electric Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor and manufacturing method therefor
WO2012077206A1 (ja) 2010-12-09 2012-06-14 富士電機株式会社 電子写真用感光体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09265177A (ja) 1997-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5387181B2 (ja) スルホニウム塩、レジスト材料及びパターン形成方法
KR100526735B1 (ko) 신규 오늄염 및 레지스트 재료용 광산발생제 및 레지스트재료 및 패턴 형성 방법
JP2715881B2 (ja) 感光性樹脂組成物およびパターン形成方法
KR101358725B1 (ko) 감광성 조성물, 이 감광성 조성물에 사용되는 화합물 및 이 감광성 조성물을 사용한 패턴형성방법
JP4288446B2 (ja) 新規オニウム塩及びレジスト材料用光酸発生剤並びにレジスト材料及びパターン形成方法
JP4452632B2 (ja) 感光性組成物、該感光性組成物に用いる化合物及び該感光性組成物を用いたパターン形成方法
JPH0827102A (ja) 橋かけ環式アルキル基を有するスルホニウム塩化合物、光酸発生剤、それを含有する感光性樹脂組成物、およびそれを用いたパターン形成方法
KR100266187B1 (ko) 감광성 수지 조성물 및 이를 사용한 패턴 형성 방법
JP4474246B2 (ja) ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP3546687B2 (ja) フォトレジスト組成物
JP4360928B2 (ja) ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP3006475B2 (ja) フォトレジスト組成物
KR20080029924A (ko) 레지스트 조성물 및 이를 사용한 패턴 형성 방법
JPH0812626A (ja) 有橋環式炭化水素アルコール
JP2964990B2 (ja) 橋かけ環式アルキル基を有する光酸発生剤を含有する感光性樹脂組成物、およびそれを用いたパターン形成方法
JP2006189713A (ja) イオン注入工程用ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたイオン注入方法
JP2005352278A (ja) 感光性組成物およびそれを用いたパターン形成方法
JP2002049157A (ja) ポジ型化学増幅レジスト及びそのパターン形成方法
JP2006251672A (ja) ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法
CN101154037A (zh) 图案形成用基材、负型抗蚀剂组合物及图案形成方法
JP2006317794A (ja) レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2991149B2 (ja) 感光性樹脂組成物およびパターン形成方法
JPH11158118A (ja) アセト酢酸誘導体、その製法及び用途
JPH10133371A (ja) 遠紫外線露光用感光性樹脂組成物、及びそれを用いたパターン形成方法
WO1998037458A1 (fr) Composition d'un agent de reserve

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991026

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees