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JP3087997B2 - 樹脂成形品の射出成形方法並びに射出成形金型 - Google Patents

樹脂成形品の射出成形方法並びに射出成形金型

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Publication number
JP3087997B2
JP3087997B2 JP08143181A JP14318196A JP3087997B2 JP 3087997 B2 JP3087997 B2 JP 3087997B2 JP 08143181 A JP08143181 A JP 08143181A JP 14318196 A JP14318196 A JP 14318196A JP 3087997 B2 JP3087997 B2 JP 3087997B2
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JP
Japan
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cavity
gate
resin
mold
gas
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JP08143181A
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JPH09323335A (ja
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省三 薮下
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • B29C45/1711Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles and removing excess material from the mould cavity by the introduced fluid, e.g. to an overflow cavity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスチャンネル
部を有する樹脂成形品を精度良く成形できる樹脂成形品
の射出成形方法並びに成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車用内装部品や弱電部品等に
合成樹脂の射出成形品が多く使われており、例えば、自
動車用ドアトリムの表面下側に設置されるドアポケット
は、図10に示すように、PP樹脂,ABS樹脂等の合
成樹脂を射出成形することにより、所要形状に成形され
ているとともに、このドアポケット1は、その上縁部1
aに沿って、剛性を強化するために中空状のガスチャン
ネル部2が形成されている。
【0003】そして、ドアポケット1にガスチャンネル
部2を形成する方法としては、通常、図11に示す射出
成形金型を使用している。
【0004】すなわち、成形金型は、キャビティ型3と
コア型4とから構成され、スプル3a,入口ゲート3b
を通じてキャビティC内に溶融樹脂が射出充填され、図
10に示す形状のドアポケット1が形成されるが、ガス
チャンネル部2を形成するために、溶融樹脂をキャビテ
ィC内に充填した後、コア型4に設置されたガスノズル
5を通じてガスが注入され、フレームを残して未固化状
態の余剰樹脂が出口ゲート3cを通じてスピルアウトさ
れ、排出樹脂収容キャビティ6内に収容されることによ
り、ガスチャンネル部2が形成される。
【0005】また、キャビティC内に溶融樹脂を射出充
填する際、出口ゲート3cを通じて材料が外部に洩れる
ことを防止するために、シャットオフバルブ7が設置さ
れており、このシャットオフバルブ7は射出充填時には
出口ゲート3cを塞いでおり、ガスノズル5からガスを
注入する際は、このシャットオフバルブ7が開放状態と
なり、出口ゲート3cを通じてガスチャンネル部2に相
当する余剰樹脂が排出樹脂収容キャビティ6内に収容さ
れる。
【0006】上記成形金型を使用してガスチャンネル部
2を有するドアポケット1の射出成形方法について、図
12に示すタイムチャート図、図13乃至図15に示す
構成説明図を基に説明する。
【0007】まず、図13に示すように、キャビティ型
3とコア型4とを型締めした後、両型3,4間に形成さ
れるキャビティC内に溶融樹脂をスプル3a,入口ゲー
ト3bを通じて射出充填するが、このときシャットオフ
バルブ7は上方位置にあり、出口ゲート3cを閉鎖状態
に規制している。
【0008】そして、溶融樹脂の射出充填が完了した
後、二次圧が所定時間加えられ、その後、図14に示す
ように、シャットオフバルブ7を開放状態にするととも
に、ガスノズル5を通じてキャビティC内に所定圧で窒
素ガスが圧入され、フレーム部分以外の固化していない
溶融樹脂が出口ゲート3cを通じて排出樹脂収容キャビ
ティ6内に収容される。
【0009】その後、図15に示すように、エジェクタ
ピン8により型開きと同時にガスチャンネル部2を備え
たドアポケット1が上方に押し上げられ、ドアポケット
1を脱型すれば良い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガスチ
ャンネル部を有する樹脂成形品の従来の射出成形方法並
びに射出成形金型においては、ガスチャンネル部2を形
成するために固化していない溶融樹脂を出口ゲート3c
を通じて排出樹脂収容キャビティ6内に収容するため、
出口ゲート3cの固化閉塞前にシャットオフバルブ7の
開放操作とガスノズル5からのガス注入を行なう必要が
あり、特に、出口ゲート3cが細いため、このタイミン
グを制御することが非常に困難であった。
【0011】そのため、溶融樹脂の射出充填後の二次圧
及び冷却時間に制約があり、また、ガスチャンネル部2
における肉厚制御も困難であり、ゲート断面やゲートラ
ンドをトライ・アンド・エラーで最適条件に設定するこ
とが必要であった。
【0012】更に、ゲート部をカットした際、出口ゲー
ト3cの孔が製品跡として残り、見栄え上問題があっ
た。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ガスチャンネル部を有する樹脂成形品の射
出成形方法並びに射出成形金型において、射出成形時の
二次圧,冷却時間に加わる制約を解消でき、しかもガス
チャンネル部の肉厚制御も簡単に行なえ、かつ、製品表
面の良好な外観品質が得られる樹脂成形品の射出成形方
法並びに射出成形金型を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、キャビティ型とコア型とから構成される
キャビティ内に溶融樹脂を射出充填した後、キャビティ
内にガスノズルを通じてガスを注入し、キャビティ内の
余剰樹脂を出口ゲートを通じて外部に排出することによ
り、ガスチャンネル部を形成してなる樹脂成形品の射出
成形方法において、前記出口ゲート内に進退動作するバ
ルブゲートピンを設置し、入口ゲートを通じてキャビテ
ィ内に溶融樹脂を充填する際は、バルブゲートピンをキ
ャビティ内に進入させ、出口ゲートを塞ぎ、溶融樹脂充
填後、ガスノズルを通じてキャビティ内にガスを注入す
る際は、バルブゲートピンを後退させ、出口ゲートを開
放することにより、出口ゲートを通じて余剰樹脂をエジ
ェクタピン上方に設置された排出樹脂収容キャビティ内
に収容することを特徴とする。
【0015】更に、本発明は、キャビティ型とコア型と
を備え、両型間のキャビティ内に溶融樹脂を充填した
後、ガスノズルを通じてキャビティ内にガスを注入し
て、ガスチャンネル部を設けた樹脂成形品を成形する射
出成形金型において、キャビティ内に溶融樹脂を供給す
る入口ゲートと、ガスチャンネル部を形成するために余
剰樹脂を外部に排出するための出口ゲートが設定され、
シリンダにより出口ゲート内を進退動作するバルブゲー
トピンが上記出口ゲート内に設置されているとともに、
出口ゲートと連通し、排出樹脂収容キャビティが上下動
可能なエジェクタピン上方に設定されていることを特徴
とする。
【0016】ここで、本発明方法並びに本発明に係る成
形金型を適用する対象としては、上縁にガスチャンネル
部を有するドアポケットや、周縁の少なくとも一部にガ
スチャンネル部を有するドアトリム等が挙げられる。
【0017】次に、本発明に係る成形金型装置は、相互
に型締め,型開き可能なコア型とキャビティ型とからな
り、キャビティ型に設けられたスプル及び両型のパーテ
ィング面に設定された入口ゲートを通じてキャビティ型
とコア型との間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂が
射出充填されることにより、所要形状の成形品が射出成
形される。
【0018】そして、樹脂成形品にガスチャンネル部を
形成するためのスピルアウト構造については、ガスチャ
ンネル部を形成するキャビティ内に窒素ガス等を注入す
るためのガスノズルがコア型に設置されているととも
に、フレーム部分以外の固化していない溶融樹脂を外部
に排出するための出口ゲート、及び排出樹脂を収容する
排出樹脂収容キャビティが設置されているが、この出口
ゲート内に挿通され、出口ゲート内で進退動作するバル
ブゲートピンが設定されているとともに、排出樹脂収容
キャビティは、上下動可能なエジェクションピンの上方
に設けられている。
【0019】また、上記バルブゲートピンはシリンダ、
例えばエアシリンダ,油圧シリンダ等のシリンダにより
適宜タイミングで出口ゲート内を進退動作する。
【0020】すなわち、溶融樹脂の射出充填時は、バル
ブゲートピンはその先端がキャビティ内に進入してお
り、出口ゲートが完全に塞がれた状態であり、ガスノズ
ルからキャビティ内に窒素ガスを注入する際は、バルブ
ゲートピンは後退しており、キャビティと出口ゲート及
び排出樹脂収容キャビティは連通状態にある。
【0021】尚、出口ゲートは、キャビティ型とコア型
とのパーティング面に設定しても良いが、サブマリンゲ
ート,ノーズゲートのようにコア型内に設置することも
可能であり、また、エジェクタピンの外周面に設置する
ことも可能である。
【0022】更に、バルブゲートピンは先端をテーパー
状に設置することにより熱集積を多くでき、樹脂冷却に
よるスキン層形成を極力減少させることが望ましく、そ
れ自体を加熱(自己発熱体)することにより、スキン層
がピン先端に形成されないようにすることも可能であ
る。
【0023】以上の構成から明らかなように、本発明に
よれば、キャビティ内に溶融樹脂を射出充填後、ガスノ
ズルを通じてキャビティ内にガスを注入する際、スライ
ド操作によりバルブゲートピンを引き抜き、フレーム
(ガスチャンネル形成部分)内の余剰樹脂を外部の排出
樹脂収容キャビティ内に導く必要最少限の通路を出口ゲ
ートに形成するため、ガスインジェクションではなく従
来の射出成形条件と同様、冷却時間,二次圧等を自由に
制御することが可能である。
【0024】更に、排出樹脂収容キャビティを形成する
エジェクタピンは上下動可能であり、排出樹脂量をコン
トロール可能とし、出口ゲートにガスが流入する寸前で
排出樹脂収容キャビティ内に余剰樹脂が充填するように
制御すれば、出口ゲートによるガス経路の孔が製品面に
開かない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る樹脂成形品の
射出成形方法並びに射出成形金型の実施形態について、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】図1は本発明方法を適用して成形したドア
ポケットの一部破断斜視図、図2は本発明方法に使用す
る射出成形金型の構成を示す概要図、図3は本発明方法
におけるタイムチャート図、図4乃至図6は本発明方法
の各工程を示す断面図、図7乃至図9は本発明方法に使
用する成形金型の別の実施形態を示す各断面図である。
【0027】まず、図1は本発明方法を適用して成形し
たドアポケット10であり、ドアポケット10は、PP
樹脂,ABS樹脂等、汎用の熱可塑性樹脂を射出成形す
ることにより所要形状に成形されており、剛性が要求さ
れる上縁部11に沿って、ガスチャンネル部12を有す
るフレーム13が形成されており、表面にヒケが生じる
ことがなく、所望の断面係数を与えることにより、フレ
ーム13は強固な剛性を維持している。
【0028】次いで、図2は上記ドアポケット10を成
形する際に使用する成形金型の一実施形態を示すもの
で、特に、ガスチャンネル部12を形成する部分を示
す。
【0029】すなわち、射出成形金型は、所望の型面を
有し、所定ストローク可動できる可動式のキャビティ型
20と、所望の型面を備えた固定式のコア型30とから
構成されており、図2はコア型30に対してキャビティ
型20を型締めした状態を示しており、キャビティ型2
0には溶融樹脂を供給するためのスプル21と、キャビ
ティ型20とコア型30との間に形成されるキャビティ
C内にスプル21から溶融樹脂を供給する入口ゲート2
2が両型20,30のパーティング面に形成されてい
る。
【0030】更に、コア型32は、キャビティC内に窒
素ガス等を注入するガスノズル31が設置されていると
ともに、成形後、型開き動作と連繋して成形品をエジェ
クトするエジェクタピン32,33が設置されている。
【0031】ところで、本発明は、ガスインジェクショ
ン工法におけるスピルアウト構造に特徴がある。
【0032】すなわち、ガスチャンネル部12を形成す
るために、余剰樹脂を外部に排出する構造として、キャ
ビティCと連通する出口ゲート23がキャビティ型20
とコア型30とのパーティング面に形成されているとと
もに、この出口ゲート23と連通する排出樹脂収容キャ
ビティ34が上下動可能なエジェクタピン33の上方に
設定されており、また、出口ゲート23内に進退可能に
挿通するバルブゲートピン42がシリンダ40のスライ
ダ41に設けられている。
【0033】更に詳しくは、スライダ41に設置された
バルブゲートピン42は、出口ゲート23の径とほぼ同
一の径を備えており、シリンダ40の動作により、スラ
イダ41が伸張すれば、バルブゲートピン42の先端は
キャビティC内に進入し出口ゲート23を完全に塞ぐ状
態となり、この状態の時にキャビティC内に溶融樹脂が
射出充填され、二次圧がかけられる。
【0034】そして、ガスノズル31を通じてキャビテ
ィC内にガスが注入される時には、溶融樹脂を円滑に外
部に排出するために、シリンダ40の動作によりスライ
ダ41が後退し、それによりバルブゲートピン42も後
退し、余剰樹脂はキャビティCから出口ゲート23を通
じてエジェクタピン33上方の排出樹脂収容キャビティ
34内に排出される。
【0035】次に、上記成形金型を使用してガスチャン
ネル部12を有するドアポケット10の成形工程につい
て、図3に示すタイムチャート図、並びに図4乃至図6
の構成説明図を基に詳細に説明する。
【0036】すなわち、図3のタイムチャート図から明
らかなように、本発明方法は、キャビティ型20とコア
型30との型締め,型開き操作とバルブゲートピン42
のキャビティC内への進退操作のタイミングを制御すれ
ば足りる。
【0037】まず、図4に示す射出成形時においては、
コア型30に対してキャビティ型20が型締め状態であ
り、スプル21,入口ゲート22を通じてキャビティC
内に溶融樹脂Pが射出充填され、所定の二次圧が所定時
間加えられる。
【0038】このとき、出口ゲート23内にバルブゲー
トピン42が進入しており、バルブゲートピン42の先
端はキャビティC内に位置し、出口ゲート23は完全に
塞がれている。
【0039】尚、バルブゲートピン42の先端をテーパ
ー状に細くし、熱集積を多くすれば、樹脂冷却によるス
キン層形成を極力減少させることができる。
【0040】次いで、キャビティC内に溶融樹脂Pを射
出充填して二次圧を加えた後、図5に示すように、シリ
ンダ40の動作によりスライダ41が後退し、バルブゲ
ートピン42がキャビティC内から引き抜かれ、キャビ
ティC内の冷却固化樹脂P1(フレーム13に相当す
る)を除いた余剰樹脂P2を排出樹脂収容キャビティ3
4内に収容するための必要最少限の通路を開けると同時
にガスノズル31を通じてキャビティC内に窒素ガス等
のガスを注入する。
【0041】この時、エジェクタピン33は上下ストロ
ークが可変であるため、排出樹脂収容キャビティ34の
容積を自由に調整でき、このことにより、ガスチャンネ
ル部12の径、すなわち、フレーム13の肉厚制御を容
易に行なうことができる。
【0042】更に、出口ゲート23にガスが流入する寸
前で排出樹脂収容キャビティ34内に余剰樹脂P2が充
填するようにコントロールすれば、出口ゲート23部分
にガス経路の孔が開かず、最少のゲート跡が残る程度と
なる。
【0043】尚、バルブゲートピン42それ自体を加熱
するか、あるいは自己発熱体を使用することにより、ス
キン層がピン42先端にできないようにすることも可能
である。
【0044】その後、図6に示すように、キャビティ型
20を可動させるとともに、エジェクタピン32,33
を上方にストロークさせてドアポケット10の成形が完
了するが、このとき、ドアポケット10には出口ゲート
23と排出樹脂収容キャビティ34に相当するバリが形
成されるが、ゲートカット処理を行なえば、成形品に極
めて小さなゲート跡が残るだけで、外観見栄えに何等支
承を与えない。
【0045】このように、本発明方法によれば、余剰樹
脂P2を排出するための出口ゲート23にバルブゲート
ピン42を進退可能に挿通して、余剰樹脂P2を排出樹
脂収容キャビティ34内に導く最少限の通路を形成する
という構成にしたため、冷却時間,二次圧等を自由に制
御でき、表面の艶むら、ガスの一般部への流入等が防止
でき、かつ、フレーム13の肉厚制御も簡単に行なえ、
成形精度に優れるとともに、ゲート部分に孔が開くこと
がなく、最少限のゲート跡が残るだけで、外観上の不具
合も最少限に抑えられるという利点がある。
【0046】次いで、図7乃至図9は本発明に使用する
成形金型の別の実施形態を示すもので、出口ゲート23
内にバルブゲートピン42を挿通して、出口ゲート23
に最少限の通路を形成するという基本構成は上述実施形
態と同様であるが、図7,図8に示すものは、出口ゲー
ト23を上述したパーティングライン面ではなく、サブ
マリンゲート23aとしてコア型30に穿設加工した構
成である。
【0047】尚、この実施形態では、図8に示すよう
に、成形品の脱型時、サブマリンゲート23aは、樹脂
の弾性により脱型が可能であり、このようにサブマリン
ゲート23aを採用することにより、ゲート跡を目立た
ない箇所に設定でき、外観意匠性の向上を図ることがで
きる。
【0048】更に、図9に示すように、エジェクタピン
33の外周に出口ゲート23bを設け、この出口ゲート
23b内に上下方向移動可能にバルブゲートピン42を
設置することも可能であり、この場合においてもゲート
跡が外部に目立たず、製品外観の向上を図るという利点
がある。
【0049】以上説明した実施形態は、ガスチャンネル
部12を有するドアポケット10を対象としたが、周縁
の一部に剛性を強化するガスチャンネル部等が形成され
たドアトリム等の自動車用内装部品やあるいは弱電部
品、民生機器等に使用される射出成形品に有効に適用で
き、適用範囲が広いため、本発明の実用価値は非常に高
いものといえる。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0051】(1)本発明は、ガスチャンネル部を形成
するための余剰樹脂をキャビティ外に排出するために、
キャビティと排出樹脂収容キャビティとの間の出口ゲー
ト内にバルブゲートピンを進退可能に挿通し、出口ゲー
トに必要最少限のガス通路を開けるという構成であるた
め、射出成形時の二次圧,冷却時間等を自由に制御でき
るとともに、表面の艶むらやガスの一般部への流入等が
防止でき、成形精度を大幅に高めることができるという
効果を有する。
【0052】(2)本発明は、余剰樹脂を収容する排出
樹脂収容キャビティを上下動可能なエジェクタピン上方
に設置することにより、排出樹脂量を自由にコントロー
ルできるため、ガスチャンネル部の肉厚制御を自由に行
なうことができるという効果を有する。
【0053】(3)本発明は、出口ゲート内にバルブゲ
ートピンを挿通させ、バルブゲートピンを後退操作させ
ることにより、ガスチャンネル部を形成する余剰樹脂を
出口ゲートを通じて排出樹脂収容キャビティ内に収容す
るというものであるから、出口ゲートにガスが流入する
寸前で排出樹脂収容キャビティ内に余剰樹脂が充填する
ようにコントロールすれば、出口ゲートガス経路の孔が
開かず、最少のゲート跡が形成されるだけで、ゲートカ
ット跡の見栄えが従来のものに比べ向上するという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して成形したドアポケットを
示す一部破断斜視図。
【図2】本発明に係る射出成形金型の概略構成を示す断
面図。
【図3】本発明方法のタイムチャート図。
【図4】本発明方法における溶融樹脂の射出充填状態を
示す断面図。
【図5】本発明方法におけるガス注入時の状態を示す断
面図。
【図6】本発明方法における成形後のエジェクタ状態を
示す断面図。
【図7】本発明方法に使用する成形金型の別の実施形態
を示す断面図。
【図8】図7に示す成形金型を使用した成形方法におけ
るエジェクタ状態を示す断面図。
【図9】本発明方法に使用する成形金型の更に別の実施
形態を示す断面図。
【図10】従来のドアポケットを示す断面図。
【図11】従来のガスインジョクション工法を採用した
射出成形金型を示す概略断面図。
【図12】従来の射出成形方法を示すタイムチャート
図。
【図13】従来の射出成形方法における溶融樹脂の充填
状態を示す断面図。
【図14】従来の射出成形方法におけるガス注入状態を
示す断面図。
【図15】従来の射出成形方法における成形品のエジェ
クタ状態を示す断面図。
【符号の説明】
10 ドアポケット 12 ガスチャンネル部 13 フレーム 20 キャビティ型 22 入口ゲート 23 出口ゲート 30 コア型 31 ガスノズル 32,33 エジェクタピン 34 排出樹脂収容キャビティ 40 シリンダ 42 バルブゲートピン C キャビティ P 溶融樹脂 P1 冷却固化樹脂 P2 余剰樹脂

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ型(20)とコア型(30)
    とから構成されるキャビティ(C)内に溶融樹脂(P)
    を射出充填した後、キャビティ(C)内にガスノズル
    (31)を通じてガスを注入し、キャビティ(C)内の
    余剰樹脂(P2)を出口ゲート(23)を通じて外部に
    排出することにより、ガスチャンネル部(12)を形成
    してなる樹脂成形品の射出成形方法において、 前記出口ゲート(23)内に進退動作するバルブゲート
    ピン(42)を設置し、入口ゲート(22)を通じてキ
    ャビティ(C)内に溶融樹脂(P)を充填する際は、バ
    ルブゲートピン(42)をキャビティ(C)内に進入さ
    せ、出口ゲート(23)を塞ぎ、溶融樹脂(P)充填
    後、ガスノズル(31)を通じてキャビティ(C)内に
    ガスを注入する際は、バルブゲートピン(42)を後退
    させ、出口ゲート(23)を開放することにより、出口
    ゲート(23)を通じて余剰樹脂(P2)をエジェクタ
    ピン(33)上方に設置された排出樹脂収容キャビティ
    (34)内に収容することを特徴とする樹脂成形品の射
    出成形方法。
  2. 【請求項2】 キャビティ型(20)とコア型(30)
    とを備え、両型間のキャビティ(C)内に溶融樹脂
    (P)を充填した後、ガスノズル(31)を通じてキャ
    ビティ内にガスを注入して、ガスチャンネル部(12)
    を設けた樹脂成形品(10)を成形する射出成形金型に
    おいて、 キャビティ(C)内に溶融樹脂(P)を供給する入口ゲ
    ート(22)と、ガスチャンネル部(12)を形成する
    ために余剰樹脂(P2)を外部に排出するための出口ゲ
    ート(23)が設定され、シリンダ(40)により出口
    ゲート(23)内を進退動作するバルブゲートピン(4
    2)が上記出口ゲート(23)内に設置されているとと
    もに、出口ゲート(23)と連通する排出樹脂収容キャ
    ビティ(34)が上下動可能なエジェクタピン(33)
    上方に設定されていることを特徴とする樹脂成形品の射
    出成形金型。
  3. 【請求項3】 前記バルブゲートピン(42)の先端部
    分がテーパー状に設定されていることを特徴とする請求
    項2記載の樹脂成形品の射出成形金型。
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