JP3087291B2 - 液体容器及びその製造方法 - Google Patents
液体容器及びその製造方法Info
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- JP3087291B2 JP3087291B2 JP02207658A JP20765890A JP3087291B2 JP 3087291 B2 JP3087291 B2 JP 3087291B2 JP 02207658 A JP02207658 A JP 02207658A JP 20765890 A JP20765890 A JP 20765890A JP 3087291 B2 JP3087291 B2 JP 3087291B2
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- Japan
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- container
- sheet
- synthetic resin
- liquids
- infusion container
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3261—Flexible containers having several compartments
- B65D81/3266—Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は個々に保持された2種の液体を使用直前に容
器内で混合可能にした輸液容器とその製造方法に関する
ものである。
器内で混合可能にした輸液容器とその製造方法に関する
ものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 従来より使用直前に隔離された複数種の液体を混合さ
せ、混合による化学的な反応を利用したものがある。例
えば、発光ライトは、2種類の液体混合による化学的発
光を利用したものである。このように液体の混合により
効力を発揮するものがある反面、(1)混合により経時
変化を起こし効力を失うもの、もしくは(2)混合液が
熱、光等の外的要因または化学的反応により不安定とな
るものがある。この場合、混合する個々の液体を予め隔
離しておき使用直前に混合することが必要となる。特に
医療分野においてその例をみると、複数種の輸液を種々
の病態に応じて混合投与する多成分輸液法において、例
えばアミノ酸とブドウ糖の混合投与は、前記の(1)お
よび(2)の理由から、使用直前に混合しなければなら
ない。この場合混合操作が煩雑になる、調合ミスを起こ
す、異物、微生物汚染を生じる可能性がある等問題が多
い。
せ、混合による化学的な反応を利用したものがある。例
えば、発光ライトは、2種類の液体混合による化学的発
光を利用したものである。このように液体の混合により
効力を発揮するものがある反面、(1)混合により経時
変化を起こし効力を失うもの、もしくは(2)混合液が
熱、光等の外的要因または化学的反応により不安定とな
るものがある。この場合、混合する個々の液体を予め隔
離しておき使用直前に混合することが必要となる。特に
医療分野においてその例をみると、複数種の輸液を種々
の病態に応じて混合投与する多成分輸液法において、例
えばアミノ酸とブドウ糖の混合投与は、前記の(1)お
よび(2)の理由から、使用直前に混合しなければなら
ない。この場合混合操作が煩雑になる、調合ミスを起こ
す、異物、微生物汚染を生じる可能性がある等問題が多
い。
そのためこれ迄に、容器をクリップもしくはヒートシ
ール等の手段により複数に仕切り個々の溶液を隔離して
おき、使用時にクリップをはずすことにより、もしくは
シール部を剥離することによって仕切部を開通し混合す
る方法が使用されている。またこの他にも容器の外部に
破袋部品を設け、使用時にこの部品を用いて破袋させる
方法も使用されている。しかしながらクリップ方式は使
用前に一旦クリップが外れると容易に元に復元するた
め、使用前まで個々の溶液を隔離しておく確実性に乏し
い。ヒートシール方式では仕切部の剥離によりその部分
が白くなるため使用前における開通の確認が容易である
が、剥離面のけばだちによる異物の混入、剥離時にピン
ホールが発生する等の問題がある。さらには仕切部のシ
ールにイージーピール性を付与させる必要があり、所定
のシール条件を別に設定する必要がある。その他破袋部
品による方式は、破袋部品を別に作成する必要があり、
また部品と容器とを接着する必要がある。
ール等の手段により複数に仕切り個々の溶液を隔離して
おき、使用時にクリップをはずすことにより、もしくは
シール部を剥離することによって仕切部を開通し混合す
る方法が使用されている。またこの他にも容器の外部に
破袋部品を設け、使用時にこの部品を用いて破袋させる
方法も使用されている。しかしながらクリップ方式は使
用前に一旦クリップが外れると容易に元に復元するた
め、使用前まで個々の溶液を隔離しておく確実性に乏し
い。ヒートシール方式では仕切部の剥離によりその部分
が白くなるため使用前における開通の確認が容易である
が、剥離面のけばだちによる異物の混入、剥離時にピン
ホールが発生する等の問題がある。さらには仕切部のシ
ールにイージーピール性を付与させる必要があり、所定
のシール条件を別に設定する必要がある。その他破袋部
品による方式は、破袋部品を別に作成する必要があり、
また部品と容器とを接着する必要がある。
従って複数種の液体を個々に保持できる一体化された
容器であって、個々の液体の仕切り方法が従来の方法よ
り容易に作成することができ、開通の手段も容易であ
り、かつ使用直前に容器内で混合させることができる液
体容器が望まれていた。
容器であって、個々の液体の仕切り方法が従来の方法よ
り容易に作成することができ、開通の手段も容易であ
り、かつ使用直前に容器内で混合させることができる液
体容器が望まれていた。
(課題を解決するための手段) 上記のような現状に鑑み、本発明者らは鋭意検討を重
ねた結果、本発明を完成するに至った。
ねた結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は2種の液体を個々に保持できる一体化
された輸液容器であって、隣接する室を仕切る部分が薄
肉化されており、、更にノッチを設け、使用時にこの薄
肉化された部分を切断することにより液体を容器内で混
合可能な輸液容器及びその製造方法に関する。
された輸液容器であって、隣接する室を仕切る部分が薄
肉化されており、、更にノッチを設け、使用時にこの薄
肉化された部分を切断することにより液体を容器内で混
合可能な輸液容器及びその製造方法に関する。
以下、本発明を図面を用いて具体的に説明する。本発
明の輸液容器として、2液を保持する輸液バッグを第1
図及び第2図に示す。
明の輸液容器として、2液を保持する輸液バッグを第1
図及び第2図に示す。
第1図に示すように輸液バッグは、容器部17と容器部
II8とから構成されており、これらは仕切部6にて仕切
られている。容器部の両端にはサイドシール2が施され
て、2つの容器は一体化されている。各容器部には、必
要に応じて液の注入または排出のための口4及び9が設
けられている。更に、この輸液バッグを懸垂するために
懸垂部10を設けても良い。
II8とから構成されており、これらは仕切部6にて仕切
られている。容器部の両端にはサイドシール2が施され
て、2つの容器は一体化されている。各容器部には、必
要に応じて液の注入または排出のための口4及び9が設
けられている。更に、この輸液バッグを懸垂するために
懸垂部10を設けても良い。
仕切部6を拡大したものを第2図に示す。容器部Iと
容器部IIとの境界部分は、薄肉化されており、使用直前
にこの薄肉部を図中の矢印の方向に引裂くことにより容
器部内の液の混合を行なう。このような輸液バッグは例
えば以下のような方法によって製造することができる。
容器部IIとの境界部分は、薄肉化されており、使用直前
にこの薄肉部を図中の矢印の方向に引裂くことにより容
器部内の液の混合を行なう。このような輸液バッグは例
えば以下のような方法によって製造することができる。
まず、第一に内面が外面より高融点である合成樹脂か
らなる積層シートAから容器部Iを構成する。この際、
仕切部6に相当するところは、少なくともその一部分を
偏肉させて薄肉化する。更に、引裂きによる切断を容易
にするために、公知の技術を利用してノッチ11を設け
る。
らなる積層シートAから容器部Iを構成する。この際、
仕切部6に相当するところは、少なくともその一部分を
偏肉させて薄肉化する。更に、引裂きによる切断を容易
にするために、公知の技術を利用してノッチ11を設け
る。
続いて、積層シートAの外面を構成する樹脂からなる
単層シート、又は内面が、積層シートAの外面を構成す
る樹脂からなる積層シート(以下、この単層シート又は
積層シートをシートBと称する)を調製する。このシー
トBを先に作成した容器を挟み込むような形で、ヒート
シールすることにより新たな容器部IIを形成させる。
単層シート、又は内面が、積層シートAの外面を構成す
る樹脂からなる積層シート(以下、この単層シート又は
積層シートをシートBと称する)を調製する。このシー
トBを先に作成した容器を挟み込むような形で、ヒート
シールすることにより新たな容器部IIを形成させる。
この際、積層シートAとシートBとの重なり部分をす
べてヒートシールせずに一部分を残すことにより、仕切
部を引裂く時の取手部5とすることができる。
べてヒートシールせずに一部分を残すことにより、仕切
部を引裂く時の取手部5とすることができる。
次に容器の両端部をインパルスによりサイドシールを
行ない、容器部IIに片端部に注入口9を設けるため片端
部の一部を残してインパルスシールを行なう。この際こ
の片端部に本輸液容器を懸垂するための懸垂部10を必要
なら設ける。次に容器部Iの端部に排出口4を挿入溶着
し容器を作製する。
行ない、容器部IIに片端部に注入口9を設けるため片端
部の一部を残してインパルスシールを行なう。この際こ
の片端部に本輸液容器を懸垂するための懸垂部10を必要
なら設ける。次に容器部Iの端部に排出口4を挿入溶着
し容器を作製する。
積層シートAとしては、内面が外面より高融点である
合成樹脂から構成されればよいので、例えば、内面にポ
リプロピレン、外面に直鎖状低密度ポリエチレンを用い
た積層シート等が使用できる。
合成樹脂から構成されればよいので、例えば、内面にポ
リプロピレン、外面に直鎖状低密度ポリエチレンを用い
た積層シート等が使用できる。
従って、シートBとしては例えば直鎖状低密度ポリエ
チレンの単層シート又は直鎖状低密度ポリエチレンで内
層が形成されている積層シート等を用いることができ
る。
チレンの単層シート又は直鎖状低密度ポリエチレンで内
層が形成されている積層シート等を用いることができ
る。
シートの調製に際し、成形時のブロー比としては1.3
〜2.0のものが易引裂き性の点で好ましい。また、これ
らのシートの厚さは、保持する液体の量等により適宜変
化させることは可能であるが、通常の輸液バッグ(体
積:約1.2×103cm3)の場合、200〜300μが好ましい。
但し、薄肉化した部分の厚さとしては、50〜100μが好
ましい。
〜2.0のものが易引裂き性の点で好ましい。また、これ
らのシートの厚さは、保持する液体の量等により適宜変
化させることは可能であるが、通常の輸液バッグ(体
積:約1.2×103cm3)の場合、200〜300μが好ましい。
但し、薄肉化した部分の厚さとしては、50〜100μが好
ましい。
本発明の輸液容器は前述の製造法の他、次の様な方法
によっても製造することができる。
によっても製造することができる。
まず前述と同様に液室の仕切部に相当する一部分を偏
肉により薄肉化し、ノッチを付けた内面が外面より高融
点である合成樹脂から成る積層シートを2種類調製す
る。
肉により薄肉化し、ノッチを付けた内面が外面より高融
点である合成樹脂から成る積層シートを2種類調製す
る。
続いて各々のシートの仕切部に相当する部分を、各積
層シートの外面同士で重ね合わせた後、仕切部と平行に
一部分ヒートシールすることにより2つの容器を形成す
るシートを一体化させる。次に、一体化された液体容器
を形成するシートの外面を上下に引張り、開放端をサイ
ドシールすることにより輸液容器が形成される。
層シートの外面同士で重ね合わせた後、仕切部と平行に
一部分ヒートシールすることにより2つの容器を形成す
るシートを一体化させる。次に、一体化された液体容器
を形成するシートの外面を上下に引張り、開放端をサイ
ドシールすることにより輸液容器が形成される。
各容器部には、必要に応じて液の注入または排出のた
めの注入口及び排出口を設けても良いし、更にこの輸液
容器を懸垂するために懸垂部を設けても良い。
めの注入口及び排出口を設けても良いし、更にこの輸液
容器を懸垂するために懸垂部を設けても良い。
前述と同様に積層シートとしては、内面が外面より高
融点である合成樹脂から構成されればよいので、内面に
ポリプロピレン、外面に直鎖状低密度ポリエチレンを用
いた積層シート等が使用できる。
融点である合成樹脂から構成されればよいので、内面に
ポリプロピレン、外面に直鎖状低密度ポリエチレンを用
いた積層シート等が使用できる。
シートの調製に際し、成形時のブロー比としては1.3
〜2.0のものが易引裂き性の点で好ましい。また、これ
らのシートの厚さは、保持する液体の量等により適宜変
化させることは可能であるが、通常の輸液バッグ(体
積:約1.2×103cm3)の場合、200〜300μが好ましい。
但し、薄肉化した部分の厚さとしては、50〜100μが好
ましい。さらにはシートの折径を変えることで液量に応
じた液室を容易に形成することができる。
〜2.0のものが易引裂き性の点で好ましい。また、これ
らのシートの厚さは、保持する液体の量等により適宜変
化させることは可能であるが、通常の輸液バッグ(体
積:約1.2×103cm3)の場合、200〜300μが好ましい。
但し、薄肉化した部分の厚さとしては、50〜100μが好
ましい。さらにはシートの折径を変えることで液量に応
じた液室を容易に形成することができる。
この様にしてできる輸液容器の仕切部の断面を第3図
に示す。
に示す。
実施例 1 ポリプロピレン(商品名:東ソーポリプロピレン、MF
R:0.90g/10min、密度:0.900g/cm3)を内層に、直鎖状低
密度ポリエチレン(商品名:ニポロン−L、東ソー株式
会社製、MFR:2.0g/10min、密度/0.920g/cm3)を外層に
し、シートの一部にノッチを設けるために細工したダイ
スを用い、さらにノッチ部位がシートの折部になるよう
に水冷多層インフレ機によりチューブ状の積層シートA
を作製した。尚、成形に際しノッチの周辺厚みが50μ〜
100μになるようにし、シートの折径を200mmとした。次
に直鎖状低密度ポリエチレン(商品名:ニポロン−L、
東ソー株式会社製、MFR:2.0g/10min、密度:0.920g/c
m3)のチューブ状の単層シートBを同様に水冷多層イン
フレ機によりシート折径135mmで作製した。何れもシー
ト厚みは250μとした。
R:0.90g/10min、密度:0.900g/cm3)を内層に、直鎖状低
密度ポリエチレン(商品名:ニポロン−L、東ソー株式
会社製、MFR:2.0g/10min、密度/0.920g/cm3)を外層に
し、シートの一部にノッチを設けるために細工したダイ
スを用い、さらにノッチ部位がシートの折部になるよう
に水冷多層インフレ機によりチューブ状の積層シートA
を作製した。尚、成形に際しノッチの周辺厚みが50μ〜
100μになるようにし、シートの折径を200mmとした。次
に直鎖状低密度ポリエチレン(商品名:ニポロン−L、
東ソー株式会社製、MFR:2.0g/10min、密度:0.920g/c
m3)のチューブ状の単層シートBを同様に水冷多層イン
フレ機によりシート折径135mmで作製した。何れもシー
ト厚みは250μとした。
次にチューブ状の積層シートA、単層シートBをそれ
ぞれ長さ180mmで切断し、さらにシートBの折部の片側
を切断した。次に第2図に示す様にAをBで挟み込んだ
後、ヒートシラー(テスター産業社製)により、シール
温度125℃、シール圧力0.6kg/cm2、シール時間8秒の条
件でBの内面の一部とAの外面の一部とを熱融着し一体
化させた。次にシート両端の開口部をインパルスシーラ
ー(富士インパルス社製)によりシールした。続いて容
器部IIに注入口を設けるため端部の一部を切り開き、そ
の部分を残してインパルスシールを行なった。そして容
器部Iの端部に排出口を挿入溶着し容器を作成した。次
に排出口から容器部Iに水400mlを注入し排出口を封止
し、注入口から容器部IIに青色に着色した水200mlを注
入しその注入口を封止した。続いてこの液体入り容器を
110℃、40分間熱水浸漬滅菌を行った。このようにして
得られた液体容器の容器部Iおよび容器部IIに充填され
ているそれぞれの液体は完全に隔離されており、熱融着
部を含めすべてのシール部および薄肉化された仕切部に
損傷が見られなかった。次にこの容器を床から2mの高さ
で落下させ切断部の開通およびシール部の剥離等を調べ
た。ここで落下方法として、平面落下、垂直落下、2ッ
折落下の3通りとした。その結果仕切部の開通およびシ
ール部の剥離はみられなかった。
ぞれ長さ180mmで切断し、さらにシートBの折部の片側
を切断した。次に第2図に示す様にAをBで挟み込んだ
後、ヒートシラー(テスター産業社製)により、シール
温度125℃、シール圧力0.6kg/cm2、シール時間8秒の条
件でBの内面の一部とAの外面の一部とを熱融着し一体
化させた。次にシート両端の開口部をインパルスシーラ
ー(富士インパルス社製)によりシールした。続いて容
器部IIに注入口を設けるため端部の一部を切り開き、そ
の部分を残してインパルスシールを行なった。そして容
器部Iの端部に排出口を挿入溶着し容器を作成した。次
に排出口から容器部Iに水400mlを注入し排出口を封止
し、注入口から容器部IIに青色に着色した水200mlを注
入しその注入口を封止した。続いてこの液体入り容器を
110℃、40分間熱水浸漬滅菌を行った。このようにして
得られた液体容器の容器部Iおよび容器部IIに充填され
ているそれぞれの液体は完全に隔離されており、熱融着
部を含めすべてのシール部および薄肉化された仕切部に
損傷が見られなかった。次にこの容器を床から2mの高さ
で落下させ切断部の開通およびシール部の剥離等を調べ
た。ここで落下方法として、平面落下、垂直落下、2ッ
折落下の3通りとした。その結果仕切部の開通およびシ
ール部の剥離はみられなかった。
実施例 2 ポリプロピレン(商品名:東ソーポリプロピレン、MF
R:0.90g/10min、密度:0.900g/cm3)を内層に、直鎖状低
密度ポリエチレン(商品名:ニポロン−Z、東ソー株式
会社製、MFR:2.0g/10min、密度:0.920g/cm3)を外層に
し、シートの一部にノッチを設けるために細工したダイ
スを用い、さらにノッチ部位がシートの折部になるよう
に、折径の異なる(200mm、135mm)チューブ状の積層シ
ート2種類を水冷多層インフレ機により作成した。尚、
成形に際し、ノッチの周辺厚みが50μ〜100μになるよ
うし、シートの厚みは250μとした。次に各々のチュー
ブ状の積層シートを長さ180mmで切断した。続いて第3
図に示す様に各々のチューブ状積層シートのノッチ部を
外面同士で重ね合わせ、引裂き時の操作性を良くするた
めに重ね合わせたノッチ部から左右約3cmの所にノッチ
部と並行にヒートシーラー(テスター産業社製、シール
温度125℃、シール圧力0.8kg/cm2、シール時間9秒)を
用いて、重ね合わせた積層シートの外面の一部を熱融着
させ一体化させた。続いてこの一体化させた積層シート
を上下に引張ることによりできる開口部をインパルスに
よりサイドシールした。続いて容器IIに注入口を設ける
ため端部の一部を切り開き、その部分を残してインパル
スシールを行なった。そして容器Iの端部に排出口を挿
入溶着し容器を作成した。次に排出口から容器部Iに水
400mlを注入し排出口を封止し、注入口から容器部IIに
青色に着色した水200mlを注入しその注入口を封止し
た。続いてこの液体入り容器を110℃、40分間熱水浸漬
滅菌を行なった。このようにして得られた液体容器の容
器部Iおよび容器部IIに充填されているそれぞれの液体
は完全に隔離されており、熱融着部を含めすべてのシー
ル部および薄肉化された仕切部に損傷が見られなかっ
た。
R:0.90g/10min、密度:0.900g/cm3)を内層に、直鎖状低
密度ポリエチレン(商品名:ニポロン−Z、東ソー株式
会社製、MFR:2.0g/10min、密度:0.920g/cm3)を外層に
し、シートの一部にノッチを設けるために細工したダイ
スを用い、さらにノッチ部位がシートの折部になるよう
に、折径の異なる(200mm、135mm)チューブ状の積層シ
ート2種類を水冷多層インフレ機により作成した。尚、
成形に際し、ノッチの周辺厚みが50μ〜100μになるよ
うし、シートの厚みは250μとした。次に各々のチュー
ブ状の積層シートを長さ180mmで切断した。続いて第3
図に示す様に各々のチューブ状積層シートのノッチ部を
外面同士で重ね合わせ、引裂き時の操作性を良くするた
めに重ね合わせたノッチ部から左右約3cmの所にノッチ
部と並行にヒートシーラー(テスター産業社製、シール
温度125℃、シール圧力0.8kg/cm2、シール時間9秒)を
用いて、重ね合わせた積層シートの外面の一部を熱融着
させ一体化させた。続いてこの一体化させた積層シート
を上下に引張ることによりできる開口部をインパルスに
よりサイドシールした。続いて容器IIに注入口を設ける
ため端部の一部を切り開き、その部分を残してインパル
スシールを行なった。そして容器Iの端部に排出口を挿
入溶着し容器を作成した。次に排出口から容器部Iに水
400mlを注入し排出口を封止し、注入口から容器部IIに
青色に着色した水200mlを注入しその注入口を封止し
た。続いてこの液体入り容器を110℃、40分間熱水浸漬
滅菌を行なった。このようにして得られた液体容器の容
器部Iおよび容器部IIに充填されているそれぞれの液体
は完全に隔離されており、熱融着部を含めすべてのシー
ル部および薄肉化された仕切部に損傷が見られなかっ
た。
次にこの容器を床から2mの高さで落下させ切断部の開
通およびシール部の剥離等を調べた。ここで落下方法と
して、平面落下、垂直落下、2ッ折落下の3通りとし
た。その結果仕切部の開通およびシール部の剥離はみら
れなかった。
通およびシール部の剥離等を調べた。ここで落下方法と
して、平面落下、垂直落下、2ッ折落下の3通りとし
た。その結果仕切部の開通およびシール部の剥離はみら
れなかった。
(発明の効果) 以上述べた通り本発明の輸液容器は以下に示す利点を
有する。
有する。
(1)使用直前に混合の必要がある液体を一つの容器内
で個々に保持でき、使用時に薄肉化された仕切部の一部
を容易に切断することで個々に保持された液体を容器内
で混合することが可能である。
で個々に保持でき、使用時に薄肉化された仕切部の一部
を容易に切断することで個々に保持された液体を容器内
で混合することが可能である。
(2)このため使用前における液体の調合、混合操作が
簡略化され調合ミス、汚染等の危険性がなくなる。
簡略化され調合ミス、汚染等の危険性がなくなる。
(3)仕切部の作製に特に煩雑な工程を必要とせず容易
に作製が可能である。
に作製が可能である。
第1図は2液を保持する輸液バッグを示す図である。 第2図は第1図に示す輸液バッグの仕切部の断面を拡大
したものを示す図である。 第3図は別の態様の製造法による輸液バッグの仕切部の
断面を拡大したものを示す図である。 1:本体、2:サイドシール、3:熱融着部、4:排出口、5:取
手部、6:仕切部、7:容器部I、8:容器部II、9:注入口、
10:懸垂部、11:薄肉部、ノッチ部
したものを示す図である。 第3図は別の態様の製造法による輸液バッグの仕切部の
断面を拡大したものを示す図である。 1:本体、2:サイドシール、3:熱融着部、4:排出口、5:取
手部、6:仕切部、7:容器部I、8:容器部II、9:注入口、
10:懸垂部、11:薄肉部、ノッチ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/32
Claims (4)
- 【請求項1】2種の液体を個々に保持できる一体化され
た輸液容器において、隣接する室を仕切る部分が薄肉化
されており、更にノッチを設け、使用時にこの薄肉化さ
れた部分を切断することにより液体を容器内で混合可能
な輸液容器であって、内面が外面より高融点である一部
が薄肉化している合成樹脂からなる積層シートAからな
る容器部I、及び積層シートAの外面を構成する樹脂か
らなる単層シート又は内面が積層シートAの外面を構成
する樹脂からなる積層シートが、この容器部Iに対して
該薄肉部が隣接する容器部の壁面を構成してなる容器部
IIを有する輸液容器。 - 【請求項2】2種の液体を個々に保持できる一体化され
た輸液容器において、隣接する室を仕切る部分が薄肉化
されており、更にノッチを設け、使用時にこの薄肉化さ
れた部分を切断することにより液体を容器内で混合可能
な輸液容器であって、2枚の、内面が外面より高融点で
あり、一部が薄肉化している合成樹脂からなる積層シー
トの薄肉部両端が熱融着部を有する輸液容器。 - 【請求項3】2種の液体を個々に保持できる一体化され
た輸液容器の製造方法において、一部が薄肉化している
合成樹脂シートから容器部Iを形成した後、この容器部
Iに対して該薄肉部が隣接する容器部の壁面を構成する
ように合成樹脂シートを熱融着してなる請求項1に記載
の輸液容器の製造方法。 - 【請求項4】2種の液体を個々に保持できる一体化され
た輸液容器の製造方法において、2枚の、一部が薄肉化
している合成樹脂シートの薄肉部両端を熱融着した後、
液室を形成することを特徴とする請求項2に記載の輸液
容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02207658A JP3087291B2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 液体容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02207658A JP3087291B2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 液体容器及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102562A JPH04102562A (ja) | 1992-04-03 |
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ID=16543418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02207658A Expired - Fee Related JP3087291B2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 液体容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3087291B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP02207658A patent/JP3087291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04102562A (ja) | 1992-04-03 |
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