JP3065569B2 - プリント回路基板の製造方法 - Google Patents
プリント回路基板の製造方法Info
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Description
間の導通構造に改良を加えたプリント回路基板の製造方
法に関する。
ーン間の導通をとる方法としてメッキスルーホール法や
導電ペーストの埋め込み法が知られている。メッキスル
ーホールは、基板に形成した貫通孔の内周面に化学メッ
キ層を形成し、更にその上に必要に応じて電気メッキ層
を形成したものであり、メッキ層の厚さは10〜15μ
m程度とされる。また、導電ペーストの埋め込み法は、
銀や銅の導電粒子を樹脂ペーストに練り込んでなる導電
ペーストを基板に形成した貫通孔内に充填するものであ
る。
では、貫通孔を小径化すると、貫通孔深部への電気メッ
キ層の付着量が減少するため、貫通孔内部のメッキ層が
薄くなるとともに表面の銅箔部分のメッキ層が厚くなる
という傾向を避け難い。このことは、銅箔がスルーホー
ル部分で局部的に厚くなることを意味するから、導体厚
さの均一化が必須である回路の微細化が困難になるとい
う問題がある。また、導電ペースト埋め込み法では、導
電ペースト中の導電粒子と基板表面の銅箔との接触に依
存して電気的導通が確保されるから、導電粒子の酸化や
接触力の低下に起因する経時劣化のおそれがあり、信頼
性に欠ける。
あり、しかも、導通の信頼性が高いプリント回路基板の
製造方法を提供することを目的とする。
の絶縁基板に形成した貫通孔を通して絶縁基板の両面の
回路を相互に接続する貫通導電路を備えたプリント回路
基板を製造する方法であって、絶縁基板に樹脂シートを
重ねて所要位置に樹脂シートと絶縁基板とに孔開けを行
い、それらの孔に金属粉体を充填して樹脂シートととも
にその金属粉体を圧縮することにより金属粉体を絶縁基
板の貫通孔内に充填し、ここに加圧ホーンから超音波振
動を与えることにより金属粉体を相互に固着させて貫通
導電路を形成するところに特徴を有する。
路基板の製造方法において、加圧ホーンを絶縁層を挟む
ように対をなして設け、貫通孔内に充填された金属粉体
を両側から挟んで加圧して超音波振動を与えるところに
特徴を有する。
2の製造方法において、金属粉体として銅粉を使用し、
その表面には銅よりも低融点の金属をコーティングして
あるところに特徴を有する。
に充填された金属粉体に超音波振動が与えられると、金
属粉体同士が擦れ合って摩擦熱によってその表面が溶融
し、金属同士が直接に接合して貫通孔内に一体化した金
属柱が貫通導電路として形成される。各金属粉体の表面
には酸化被膜が形成されている場合があるが、各金属粉
体が圧力を加えられて接触している状態で超音波振動が
与えられると、静圧と接触面による滑りによって接触路
の酸化被膜などが破壊・除去され、清浄な面どうしが擦
れ合い、弾性変形、塑性変形、さらには摩擦熱による温
度上昇が加わって接合面間に原子間引力が作用する程度
まで接近し、かつ、接合面積も増加して強固な接合状態
に至るのである。そして、この貫通導電路によって絶縁
層の表裏両面の回路間を接続することができるのであ
る。このように形成した貫通導電路によれば、スルーホ
ールの内周面に導通用のメッキ層を形成しなくてもよい
から、絶縁板表面の導体層の厚さが不均一になることを
防止でき、これにてその回路の微細化を可能にすること
ができる。しかも、金属粉体が直接に接合して貫通導電
路が形成されるから、導通の信頼性が高く、経時変化に
も強くなるという効果が得られる。
孔が形成され、ここにも金属粉体が充填される。従っ
て、これを樹脂シートと共に圧縮すると、絶縁層の貫通
孔内に金属粉体が高密度で充填される。そこで、これに
超音波振動を与えると、金属粉体同士が効率的に結合
し、低抵抗の貫通導電路が形成される。
された金属粉体に両側から超音波振動が与えられるか
ら、貫通導電路の形成作業が効率的になる。請求項3の
発明によれば、安価な銅粉体を使用できながら、表面に
低融点金属がコーティングされているから、金属粉体相
互の接合が円滑に行われる。また、コーティング金属と
して銀を使用すれば、銅粉体の酸化防止や低抵抗化に効
果的である。
図1ないし図3を参照して説明する。図中、10は例え
ば0.5mmの厚さのガラスエポキシからなる絶縁基板1
1の両面に銅箔12を張り付けてなる銅張り積層板であ
り、その銅箔12を所要のパターンでエッチングするこ
とにより電気回路が形成されている。この積層板10の
両側には、同図(B)に示すように例えば厚さ0.1mm
の樹脂シート13が更に積層され、(C)に示すように
積層板10を貫通する導電路を形成するための貫通孔1
4が樹脂シート13と共に形成される。
に示すように、金属粉体15が充填される。この金属粉
体15としては、例えば粒径が0.1〜10μm程度の
銅ペースト用の銅粉体(比重8.93)を使用する。銅
粉体は複数種の粒径のものを組み合わせると、密な充填
状態を得ることができる。この後、樹脂シート13と共
に積層板10を平面プレスして金属粉体15の充填密度
を高め、樹脂シート13を剥離して金属粉体15に超音
波振動を与える。これには、図2に示すように、積層板
10を金属板16等の硬質板の上に置き、金属粉体15
の充填部分にホーン17を当てて例えば数十kgの静圧
を加えた状態で縦の超音波振動を加える。すると、銅粉
体同士が擦れ合って摩擦熱によってその表面が溶融し、
銅粉体同士が直接に接合し、図3に示すように貫通孔1
4内に一体化した金属柱18が貫通導電路として形成さ
れる。この貫通導電路(金属柱18)によって絶縁基板
11の表裏両面の銅箔回路12間を接続することができ
るのである。なお、必要に応じて積層板10を表裏反転
させて上述したと同様に超音波振動を与えるようにして
もよい。また、超音波振動は周波数が高いほど振動伝達
深さが浅くなり、周波数が低いほど大きなパワーを得や
すくなるから、必要なパワーや積層板10の厚さに応じ
て適切な周波数を設定することができる。この実施形態
では、例えば28kHzの振動が最も効果的であった。
本実施形態のようにして貫通導電路18を形成すれば、
表裏回路の導通のための電気メッキ工程が不要であるか
ら、積層板10の銅箔12の厚さが不均一になることを
防止でき、これにて回路の微細化を可能にすることがで
きる。しかも、金属粉体15が直接に接合して貫通導電
路18が形成されるから、導通の信頼性が高く、経時変
化にも強くなるという効果が得られる。また、金属ペー
ストとは異なって樹脂組成物を含まないから、貫通導電
路18の電気抵抗を低くすることができ、また、銅箔1
2との接続部分の物理的強度が高くなる。
面によって説明した実施の形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範囲
に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
面にはメッキを施すことなく金属粉体を充填したが、貫
通孔14の内周面に薄い無電解メッキを施すようにすれ
ば、金属粉体がそのメッキ層にも接触することになるか
ら、導通の信頼性向上及び電気抵抗の低減化に効果的で
ある。なお、メッキを行うとはいえ層厚が極めて薄い無
電解メッキであるから、第1実施形態の絶縁基板11の
銅箔12の厚さを不均一にするに至らず、回路の微細化
の妨げになるおそれはない。
銅粉を使用したが、これに限らず、金、銀、パラジウ
ム、ニッケル、錫、鉛、或いはこれらの混合物、合金等
であってもよく、要は、超音波振動によって自己融着す
る導電性の金属粉体であればよい。また、銅粉体の表面
に、それより低融点の金属を予めコーティングしておい
たものを使用すると、金属粉体相互の接合が円滑に行わ
れる。また、コーティング金属として銀を使用すれば、
銅粉体の酸化防止や低抵抗化にとって一層効果的であ
る。また、金属粉体には、熱硬化性樹脂粉やガラス粉等
の有機質或いは無機質のフィラー粉体を少量添加しても
よい。
ホーンから金属粉体に超音波振動を加えるようにした
が、これに限らず、平面状の振動体によって多数箇所の
金属粉体に超音波振動を与えてもよく、或いは、超音波
振動が与えられたローラーを基板上を転動させることで
多数箇所の金属粉体に順次振動を与えるようにしてもよ
い。また、周波数や出力は貫通孔の深さや径寸法等に応
じて適宜設定することができるが、20kHz〜100
kHzの範囲内が最も好ましいと思われる。
填した金属粉体に片側から超音波振動を加えるようにし
たが、これに限らず、両側から超音波ホーンを当てて位
相を整合させながら超音波振動を与えるようにしてもよ
い。
の形成後に貫通導電路を形成するようにしたが、これに
限らず、回路パターンの形成前に絶縁層の貫通孔に金属
粉体を充填し、ここに超音波振動を与えることにより貫
通導電路を形成し、その後に、回路パターンを形成して
もよい。
過程を示す断面図
す側面図
面図
Claims (3)
- 【請求項1】 硬質の絶縁基板に形成した貫通孔を通し
て前記絶縁基板の両面の回路を相互に接続する貫通導電
路を備えたプリント回路基板を製造する方法であって、前記絶縁基板に樹脂シートを重ねて所要位置に前記樹脂
シートと絶縁基板とに孔開けを行い、それらの孔に金属
粉体を充填して前記樹脂シートとともにその金属粉体を
圧縮することにより金属粉体を前記絶縁基板の貫通孔内
に充填し、 ここに加圧ホーンから超音波振動を与えることにより前
記金属粉体を相互に固着させて前記貫通導電路を形成す
ることを特徴とするプリント回路基板の製造方法。 - 【請求項2】 加圧ホーンは前記絶縁層を挟むように対
をなして設けられ、貫通孔内に充填された金属粉体を両
側から挟んで加圧して超音波振動を与えることを特徴と
する請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。 - 【請求項3】 金属粉体は銅粉であって、その表面に銅
よりも低融点の金属がコーティングされていることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のプリント回路
基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9250958A JP3065569B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | プリント回路基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9250958A JP3065569B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | プリント回路基板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1197841A JPH1197841A (ja) | 1999-04-09 |
| JP3065569B2 true JP3065569B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=17215550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9250958A Expired - Lifetime JP3065569B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | プリント回路基板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3065569B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011091117A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Freesia Makurosu Kk | 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板 |
| WO2020118269A1 (en) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | Interlog Corporation | Method for 3d-shaped multiple-layered electronics with ultrasonic voxel manufacturing |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP9250958A patent/JP3065569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1197841A (ja) | 1999-04-09 |
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