JP3052435B2 - 真空成形用化粧シート - Google Patents
真空成形用化粧シートInfo
- Publication number
- JP3052435B2 JP3052435B2 JP15877891A JP15877891A JP3052435B2 JP 3052435 B2 JP3052435 B2 JP 3052435B2 JP 15877891 A JP15877891 A JP 15877891A JP 15877891 A JP15877891 A JP 15877891A JP 3052435 B2 JP3052435 B2 JP 3052435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- decorative sheet
- vacuum forming
- decorative
- polyvinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
け、すなわち特公昭56−45768号公報に記載のよ
うな真空ラミネート法、真空プレス法等に使用する真空
成形用化粧シートの改良に関し、この成形用化粧シート
を用いた絵付け成形品をも包含する。
れているプラスチック成形品の絵付けの手法のひとつ
に、真空成形を利用したものがある。 その方法は、成
形品に加熱可塑化した成形用化粧シートをかぶせ、両者
の間にある空気を吸引して積層一体化するものである。
は、安価で成形加工性がよく、とくに積層シートの場合
に多くの成形品の材料に接着しやすいポリ塩化ビニルシ
ートを基材シートとし、その上に所望の化粧層を設けた
ものがほとんどである。
たとえば60〜100℃の雰囲気下においたときに、シ
ートが収縮するという問題があった。 接着剤を使用す
ることにより、収縮をある程度は抑えられるが、十分で
はない。 この問題は形状が複雑な成形品に積層したと
き、とくに深刻であった。
品への真空成形による絵付けに使用する成形用化粧シー
トであって、立体的形状をもつ成形品に貼り合わせた
後、60℃の温度で24時間放置しても実質上収縮のな
いもの、およびその成形用化粧シートを用いた絵付け成
形品を提供することにある。
シートは、ポリ塩化ビニルの基材シートを用いた真空成
形用化粧シートにおいて、基材シートとして、ポリ塩化
ビニル樹脂に対し、α−メチルスチレンにN−フェニル
マレイミドおよび無水マレイン酸を共重合させてなる耐
熱スチレン系樹脂を添加して、クラッシュベルグ柔軟温
度を50℃以上、好ましくは55℃以上に高めたものを
用いたことを特徴とする。本発明の絵付け成形品は、プ
ラスチックの成形品にポリ塩化ビニルの基材シートを用
いた成形用化粧シートを積層一体化した絵付け成形品に
おいて、成形用化粧シートの基材シートとして、ポリ塩
化ビニル樹脂に対し、α−メチルスチレンにN−フェニ
ルマレイミドおよび無水マレイン酸を共重合させてなる
耐熱スチレン系樹脂を添加して、クラッシュベルグ柔軟
温度を50℃以上に高めたものを用いたことを特徴とす
る。
度を高めるために添加する、α−メチルスチレンに対し
N−フェニルマレイミドおよび無水マレイン酸を共重合
させてなる耐熱スチレン系樹脂の量は、ポリ塩化ビニル
樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部が適当で
ある。
2−エチルヘキシルトリメリテートやエポキシ化大豆
油、またはアジピン酸、フタル酸などの二塩基酸とグリ
コール類との縮合により得た分子量800〜4000程
度のポリエステル系可塑剤が好適である。 そのほか必
要であれば、強化剤、安定剤、紫外線吸収剤などをポリ
塩化ビニル樹脂組成物に加えてもよいことはいうまでも
ない。
シートの厚さは、絵付け成形法や成形品の形状に応じて
適宜にえらぶが通常は0.1〜5.0mmが適当である。
あるいは、基材シート自体に顔料や染料を練り込んで
もよい。 基材上に設ける化粧層は任意であり、所望の
絵柄印刷層や着色塗膜を設ければよい。 成形品との接
着性を高めるために、基材シートの裏面に接着剤を塗布
しておいてもよい。そのほか、化粧シートの表面に、表
面保護のために透明な塗膜を形成することもできる。
ただし、この場合は塗膜にも成形性が必要であるから、
熱可塑性のものか、少なくとも可撓性の高い材料で塗膜
をつくらなければならない。 好適な材料は、基材シー
トと同種の樹脂のほか、ウレタンエラストマー、特開平
2−48936号公報に開示されたようなウレタンアク
リレートである。
50℃以上のポリ塩化ビニルのシートを用いたことによ
り、成形用化粧シートの熱収縮が実質上なくなる。 こ
の効果は、柔軟温度50℃以上で明瞭に認められ、55
℃以上で顕著になる。
成物を、カレンダー法により厚さ0.2mmのシートに成
形した。 Aは比較のため用いた従来品、Bは本発明に
従うものである。
K6734の方法に従って測定したところ、Aは43
℃、Bは57℃であった。
印刷インキ「化X」(昭和インク工業所製)で木目柄を
グラビア印刷して、本発明の真空成形用化粧シートを得
た。ABS樹脂製の成形品で、縦110mm、横80mm、
厚さ10mmの平たい箱形で、すべての稜に10mmRの丸
みをつけたものI、および同じ大きさでコーナーを6mm
RとしたものIIを用意した。
8−EA」(諸星インキ製)をスプレーコートし、乾燥
させて接着剤層(5g/m2)を設けた。 成形用化粧
シートにも同じ接着剤をロールコートし、乾燥させて接
着剤層(8g/m2)を設けた。 真空ラミネート機に
成形品を置き、成形用化粧シートで成形品を置いた箱内
を上下に二分割し、上下両室を真空にしながら成形用シ
ートを70〜80℃の温度になるように加熱して軟化さ
せ、ついで下室を真空状態に、上室を圧空状態にして、
成形用化粧シートを成形品に接着させた。
間放置したのち放冷して、絵付け成形品を得た。 それ
ぞれの絵付け成形品について、成形品の端から成形用シ
ートがどの程度収縮しているかを測定した。 結果を表
1に示す。
およびIVを、MDFで製作した。
マルジョン「CVC45L」(コニシボンド製)をスプ
レーコートして、塗布量8g/m2(乾燥時)の接着剤
層を設けた。 これらの成形品を、シリコーンゴムシー
トで箱体を上下に二分割した真空プレス機の下室に配置
した。 成形品の上に、前記2種の真空成形用化粧シー
トをのせ、下室を真空にするとともに上室を圧空にし
て、シリコーンゴムシートで成形用化粧シートを80〜
90℃の温度に加熱し、形成品表面に押しつけて接着さ
せた。 これらの成形品について前記と同様な耐熱試験
を行ない、それぞれについて成形用化粧シートの収縮量
を測定した。 結果を表2に示す。
成形により成形品にラミネートしたとき、熱による収縮
がなく、外観に欠陥の生じない絵付け成形品を与える。
本発明の絵付け成形品は、製造後も化粧シートの熱収縮
がなく美麗な外観を維持できるので、テレビやOA機器
などのキャビネットのように、使用時に温度が高くなる
ことのある用途に好適である。
Claims (2)
- 【請求項1】 真空成形用化粧シートにおいて、基材シ
ートとして、ポリ塩化ビニル樹脂に対し、α−メチルス
チレンにN−フェニルマレイミドおよび無水マレイン酸
を共重合させてなる耐熱スチレン系樹脂を添加して、ク
ラッシュベルグ柔軟温度を50℃以上に高めたものを用
いたことを特徴とする真空成形用化粧シート。 - 【請求項2】 プラスチックの成形品にポリ塩化ビニル
の基材シートを用いた真空成形用化粧シートを積層一体
化した絵付け成形品において、真空成形用化粧シートの
基材シートとして、ポリ塩化ビニル樹脂に対し、α−メ
チルスチレンにN−フェニルマレイミドおよび無水マレ
イン酸を共重合させてなる耐熱スチレン系樹脂を添加し
て、クラッシュベルグ柔軟温度を50℃以上に高めたも
のを用いたことを特徴とする絵付け成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15877891A JP3052435B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 真空成形用化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15877891A JP3052435B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 真空成形用化粧シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054309A JPH054309A (ja) | 1993-01-14 |
| JP3052435B2 true JP3052435B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=15679131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15877891A Expired - Lifetime JP3052435B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 真空成形用化粧シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3052435B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5869560A (en) * | 1995-07-27 | 1999-02-09 | Taisei Corporation | Sealing materials and building components useful for clean rooms |
| JP3839011B2 (ja) * | 2003-09-16 | 2006-11-01 | バンドー化学株式会社 | 真空成形用塩化ビニル系樹脂フィルム及び真空成形方法 |
| JP4914514B2 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-04-11 | 株式会社リガク | 蛍光x線分析装置および方法 |
| JP6434273B2 (ja) * | 2014-10-15 | 2018-12-05 | バンドー化学株式会社 | 加飾成形用積層体、加飾成形品の製造方法及び加飾成形品 |
| JP2019177681A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 大日本印刷株式会社 | 成形用化粧シート |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5645768B2 (ja) | 2011-07-29 | 2014-12-24 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 無停電電源システム |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15877891A patent/JP3052435B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5645768B2 (ja) | 2011-07-29 | 2014-12-24 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 無停電電源システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH054309A (ja) | 1993-01-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6649245B2 (en) | Flexible real wood composition veneer | |
| EP0271097B1 (en) | Laminated structures | |
| JPH02251443A (ja) | 多層複合材料 | |
| CN101479095A (zh) | 转移膜、多层片及其制备方法 | |
| US3679510A (en) | Weather resistant moldable laminate | |
| JP3052435B2 (ja) | 真空成形用化粧シート | |
| JPH0755523B2 (ja) | 絵柄等の付与された熱可塑性樹脂成形品及びその製造法 | |
| KR20080070424A (ko) | 장식용 라미네이션 시트 및 이를 이용한 입체감이 우수한장식 투명패널 | |
| JP3175057B2 (ja) | 真空成形用転写シート、転写方法および絵付け成形品 | |
| KR101262444B1 (ko) | 입체 엠보효과의 성형시트 | |
| JPH05229066A (ja) | 化粧シート | |
| KR101630694B1 (ko) | 입체적인 요철무늬 및 문양을 갖는 장식 패널의 제조방법 및 이 방법을 통해 제조된 장식패널 | |
| JP3841894B2 (ja) | 化粧シート | |
| JP3010713B2 (ja) | 成形用シート | |
| JP2004098343A (ja) | 加飾シートおよび加飾frp成形品の製造方法 | |
| JP6331576B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
| JPH01121347A (ja) | 木質様成形体 | |
| KR101910715B1 (ko) | 장식 시트 및 이의 제조방법 | |
| JPS5869014A (ja) | 表面強度を有する成形品の製造方法 | |
| KR101772731B1 (ko) | 성형성 및 내열성이 우수한 3차원 오버레이 성형용 시트 | |
| JPH08267500A (ja) | アクリルフィルム積層射出成形品 | |
| JPS5912462B2 (ja) | 天然木化粧板の製造方法 | |
| JPH08216347A (ja) | 抗菌性化粧シート及びその製造方法 | |
| JPH0449037A (ja) | ラミネートシート及びラミネート方法 | |
| JP2920933B2 (ja) | 転写シート |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407 |