JP3050461B2 - 渦流ブロワの羽根車及びその製造方法 - Google Patents
渦流ブロワの羽根車及びその製造方法Info
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- JP3050461B2 JP3050461B2 JP5033516A JP3351693A JP3050461B2 JP 3050461 B2 JP3050461 B2 JP 3050461B2 JP 5033516 A JP5033516 A JP 5033516A JP 3351693 A JP3351693 A JP 3351693A JP 3050461 B2 JP3050461 B2 JP 3050461B2
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Description
びその製造方法に係り、特に3次元形状のブレードを備
えた渦流ブロワに好適な羽根車及びその製造方法に関す
る。
して従来から広く使用されているが、近年、この渦流ブ
ロワに対する小型軽量化、高吐出圧力化、それに低騒音
化などに対する要求の高まりに応じて、その羽根車の形
状や構造についての提案が種々見られるようになってい
るが、その中の1提案として、羽根車ブレードの3次元
形状化がある。
示したもので、図において、1は羽根車、2は昇圧路3
を形成するケーシング、4は羽根車1を駆動する電動機
である。昇圧路3は羽根車1の回転中心、つまり電動機
4の回転軸5を中心とする円弧状に形成されており、回
転軸5と平行に開口し、且つ、図示のように半円弧状の
溝として形成されている。
溝7、それにブレード8などからなり、このとき、ブレ
ードケーシング6に形成されている環状溝7は、回転軸
中心線5を中心とする同心円からなる環状溝として形成
されており、その中に、それを横切る方向に複数のブレ
ード8が取付けられている。
された羽根車では、図8に示すように、そのブレード8
が、環状溝7内で、回転軸5を中心とするの放射方向か
ら所定の角度傾けて取付けられ、さらにブレード自体が
曲線をなすように形成されており、この結果、空気など
の流体の流れがスムーズになり、効率が改善されるので
ある。
ドを備えた渦流ブロワの実用化に伴って、その製造方法
が大きな課題となってきている。つまり、このような渦
流ブロワの羽根車は、通常、主としてダイキャストな
ど、鋳造による一体成形により製造されているが、この
とき、従来の2次元形状のブレードを有する渦流ブロワ
の羽根車は、比較的簡単な形状なため、特に問題なく鋳
造可能であるが、羽根車ブレードが3次元形状化される
と、ブレード自体が曲線になることなどにより、鋳型の
形状が複雑化し、製造が困難になってゆくからである。
例えば特開昭51−57011号公報では、このような
羽根車を鋳造で製造する際、羽根車を回転方向に2分割
構成とし、鋳造後、結合して羽根車を完成させることに
より、鋳型の中子が不要にできるようにした方法につい
て開示している。
車ブレードの高度な3次元形状化についての充分な配慮
がされておらず、より一層複雑な形状になってゆく羽根
車については、対応が困難であるという問題があった。
つまり、このような複雑な形状を有する羽根車の製造に
は、一般にダイカストや金型鋳造が用いられるが、この
とき、ブレードが3次元形状を呈していると、鋳造型か
ら製品が外れなくなってしまうので、対応出来なくなっ
てしまうのである。
の羽根車にも容易に対応出来、羽根車ブレードの一層の
3次元形状化が可能で、渦流ブロワの高性能化が充分に
得られるようにした、渦流ブロワの羽根車及びその製造
方法を提供することにある。
軸を中心とした環状の溝を有するブレードケーシング
と、このブレードケーシングの上記環状の溝内に、この
環状の溝を横切って円周方向に区画する複数のブレード
を備えた渦流ブロワの羽根車において、上記ブレードケ
ーシングと上記ブレードとを別体にした上で、これら複
数のブレードを上記回転軸に嵌合するハブ部に一体化し
たハブ・ブレード構成体として成形し、このハブ・ブレ
ード構成体のブレードが上記ブレードケーシングの環状
の溝内に収まるようにして、該ハブ・ブレード構成体を
上記ブレードケーシングに組付け固着することにより達
成される。
した環状の溝を有するブレードケーシングと、このブレ
ードケーシングの上記環状の溝内に、この環状の溝を横
切って円周方向に区画する複数のブレードを備えた渦流
ブロワの羽根車の製造方法において、上記ブレードケー
シングだけを独立に形成する工程と、上記複数のブレー
ドを上記回転軸に嵌合するハブ部に一体化したハブ・ブ
レード構成体として独立に形成する工程と、このハブ・
ブレード構成体をブレードケーシングに組付け固着する
工程とで構成することにより達成される。
体化し、ハブ・ブレード構成体としたので、強度の低下
を伴うこと無く、容易に精度が出せることになり、ブレ
ードの3次元形状化による高性能の渦流ブロワをローコ
ストで容易に得ることができる。
その製造方法について、図示の実施例により詳細に説明
する。図1は本発明の第1の実施例で、この実施例で
は、図8に示した3次元形状化ブレードの羽根車1の作
成に際して、まず、図1(a)、(b)に示すように、ブレー
ドケーシング6と複数のブレード8を別体とした上で、
図1(a)、(c)に示すように、これらのブレード8を、回
転軸5に嵌合するハブ部9aと、このハブ部9aから円
板状に広がった円板部9b、それに外周リム部9cなど
と一体に成形し、ハブ・ブレード構成体9とする。な
お、図1(a)は正面図で、(c)は側断面図である。
8が除かれた結果、図1(b)、(d)に示すように、内周円
筒部10aと、外周円筒部10bとを有し、内部に環状
溝7を備えたブレードケーシング部10として構成され
ることになる。なお、ここでも、図1(b)は正面図で、
(d)は側断面図である。
ブレードケーシング部10とを、図2に示すように、ブ
レードケーシング部10の環状溝7内にハブ・ブレード
構成体9のブレード8が嵌合するようにして組合わせ
る。このとき、図示のように、ブレ−ド8の先端に予め
突起部11を、そして、環状溝7内に、これも予め凹部
12を、それぞれ設けておき、これらが嵌合されるよう
にする。
り、ブレ−ド8の先端が環状溝7に強固に位置決めさ
れ、この結果、風圧によるスラスト力に充分に対抗でき
ることになり、ブレ−ドの信頼性を向上させることがで
きる。なお、この突起部11及び凹部12は、図2(a)
に示すように、1組でもよく、或いは複数個組設けても
良いことはいうまでもなく、図2(b)は、2組設けた実
施例である。
えて、環状溝7内に、ブレ−ド8の先端がそのまま挿入
されるような溝を設けるようにしてもよい。
ケ−シング部10にハブ・ブレ−ド構成体9を組合せた
ものを中子として、図3に示すように、ブレ−ド8の外
周部と内周部を鋳ぐるみ、鋳ぐるみ部13を形成し、こ
れによりハブ・ブレ−ド構成体9とブレ−ドケ−シング
部10を固定し、一体化するのである。
−シング部10にハブ・ブレ−ド構成体9を組合せ、こ
れらを鋳造により固定し一体化するだけで、ブレードの
3次元形状化による高性能の渦流ブロワをローコストで
容易に得ることができる。
る。まず、図4は本発明の第2の実施例で、上記した第
1の実施例では、ハブ・ブレ−ド構成体9とブレ−ドケ
−シング部10とを固定し一体化する方法として鋳ぐる
みを用いていたが、この第2の実施例では、図4(a)に
示すように、ハブ・ブレ−ド構成体9とブレ−ドケ−シ
ング部10の結合部分の内部に、円周方向に沿って予め
複数の溝を設けておき、そこに湯を流し込んで鋳込み部
14を形成することにより結合させ、一体化したもので
ある。
図(b)に示すように、角度θか設けてあるが、このと
き、この角度θを、ブレ−ドケ−シング部10の環状溝
7の内周と外周で逆方向にしてあり、これにより、鋳込
み部14により確実な固定が得られるようにしてある。
の実施例でも、図の(a)、(c)に示したハブ・ブレード構
成体15と、図の(b)、(d)に示したブレードケーシング
部16とに分けて形成し、その後、これらを組合せる点
は、図1の実施例と同じであるが、このとき、図5
(b)、(d)に示すように、ブレードケーシング部16にも
ハブ部16aを形成しておき、ハブ・ブレード構成体1
5をブレードケーシング部16に組付けるとき、図6
(a)に示すように、ハブ・ブレード構成体15のハブ部
15aと、ブレードケーシング部16のハブ部16aと
が、嵌合部17により嵌め合い結合されるようにしたも
のである。
5の外周リム部15cと、ブレードケーシング部16の
外周円筒部16cには、それぞれ円周方向に沿って、図
6の(b)、(c)に示すような突起18と切欠部19とが複
数形成してあり、これらを図6の(d)に示すように、相
互に組合わせてから、さらに矢印で示すように、相互に
反対方向にずらして回動させることにより、突起18と
切欠部19が係合し、外周部での固定が与えられるよう
にしてある。
ラスチック製の羽根車が用いられることがあるが、この
場合には、さほどの強度は必要としないので、この実施
例による羽根車が好適である。
発明は、以下の態様で実施可能である。
溝内にブレード挿入溝を有し、このブレード挿入溝内に
上記ブレードの周辺部が嵌入されていることを特徴とす
る渦流ブロワの羽根車。
溝内に凹部を、そして上記ブレードがその周辺部に突起
部をそれぞれ有し、上記ハブ・ブレード構成体と上記ブ
レードケーシングの組付け固着に際して、これら凹部と
突起部が係合されていることを特徴とする渦流ブロワの
羽根車。
ードケーシングとが鋳ぐるみ工法により固着されている
ことを特徴とする渦流ブロワの羽根車。
ードケーシングとが鋳込み結合工法により固着されてい
ることを特徴とする渦流ブロワの羽根車。
ードケーシングとが突起部と切欠部の係合により固着さ
れていることを特徴とする渦流ブロワの羽根車。
共に、信頼性の向上や、空力性能向上を図ることが可能
な渦流ブロワの羽根車、およびその製造方法を提供する
ことができる。
示す説明図である。
である。
す説明図である。
を示す説明図である。
例を示す説明図である。
明図である。
面図である。
を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸を中心とした環状の溝を有するブ
レードケーシングと、このブレードケーシングの上記環
状の溝内に、この環状の溝を横切って円周方向に区画す
る複数のブレードを備えた渦流ブロワの羽根車におい
て、上記ブレードケーシングと上記ブレードとを別体に
した上で、これら複数のブレードを上記回転軸に嵌合す
るハブ部に一体化したハブ・ブレード構成体として成形
し、このハブ・ブレード構成体のブレードが上記ブレー
ドケーシングの環状の溝内に収まるようにして、該ハブ
・ブレード構成体を上記ブレードケーシングに組付け固
着して構成したことを特徴とする渦流ブロワの羽根車。 - 【請求項2】 回転軸を中心とした環状の溝を有するブ
レードケーシングと、このブレードケーシングの上記環
状の溝内に、この環状の溝を横切って円周方向に区画す
る複数のブレードを備えた渦流ブロワの羽根車の製造方
法において、上記ブレードケーシングだけを独立に形成
する工程と、上記複数のブレードを上記回転軸に嵌合す
るハブ部に一体化したハブ・ブレード構成体として独立
に形成する工程と、このハブ・ブレード構成体をブレー
ドケーシングに組付け固着する工程とで構成されている
ことを特徴とする渦流ブロワの羽根車の製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033516A JP3050461B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 渦流ブロワの羽根車及びその製造方法 |
| DE69419544T DE69419544T2 (de) | 1993-02-23 | 1994-02-21 | Wirbelstromgebläse und Schaufelrad |
| EP94102580A EP0612923B1 (en) | 1993-02-23 | 1994-02-21 | Vortex flow blower and vane wheel therefor |
| KR1019940003103A KR970001831B1 (ko) | 1993-02-23 | 1994-02-22 | 와류 송풍기, 이에 사용하기 위한 날개차 및 그 날개차를 제조하는 방법 |
| US08/200,109 US5487639A (en) | 1993-02-23 | 1994-02-22 | Vortex flow blower and vane wheel therefor |
| US08/470,457 US5628615A (en) | 1993-02-23 | 1995-06-06 | Vortex flow blower and vane wheel therefor |
| US08/470,455 US5600886A (en) | 1993-02-23 | 1995-06-06 | Method of making vortex flow blower and vane wheel therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033516A JP3050461B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 渦流ブロワの羽根車及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249193A JPH06249193A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3050461B2 true JP3050461B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=12388714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5033516A Expired - Lifetime JP3050461B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 渦流ブロワの羽根車及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3050461B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6128525B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-05-17 | ミネベアミツミ株式会社 | 渦流ファン |
| CN112589377B (zh) * | 2020-11-03 | 2022-05-17 | 中信重工机械股份有限公司 | 一种转鼓式汽轮机组装式静叶隔板的制造方法 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5033516A patent/JP3050461B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06249193A (ja) | 1994-09-06 |
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