[go: up one dir, main page]

JP2900045B2 - 不織布クリーニング材及びその製造方法 - Google Patents

不織布クリーニング材及びその製造方法

Info

Publication number
JP2900045B2
JP2900045B2 JP28772989A JP28772989A JP2900045B2 JP 2900045 B2 JP2900045 B2 JP 2900045B2 JP 28772989 A JP28772989 A JP 28772989A JP 28772989 A JP28772989 A JP 28772989A JP 2900045 B2 JP2900045 B2 JP 2900045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
heat
web layer
fiber
fiber web
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28772989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03152255A (ja
Inventor
久夫 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BAIRIIN KK
Original Assignee
NIPPON BAIRIIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17720996&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2900045(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by NIPPON BAIRIIN KK filed Critical NIPPON BAIRIIN KK
Priority to JP28772989A priority Critical patent/JP2900045B2/ja
Publication of JPH03152255A publication Critical patent/JPH03152255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2900045B2 publication Critical patent/JP2900045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば磁気ヘッド等の被清掃物の塵やほ
こりを払拭することによって清掃する不織布クリーニン
グ材及びその製造方法に関する。詳細には、使用時に於
ける被清掃物の損傷を少なくすると共に、高い払拭機能
及び優れた形状保持機能を有する不織布クリーニング材
及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、例えば磁気ヘッド等の被清掃物の塵やほこりを
清掃するクリーニング材(1)としては、第7図に示す
ようにポリエステルフィルム(2)表面に酸化クロムや
酸化アルミニウムなどの研磨材(3)を塗布してなるも
のが市販されている。
このクリーニング材(1)にあっては、表面に塗布さ
れている研磨材(3)が被清掃物の汚れを削り取ること
により、その清掃が行われていた。ところが、このクリ
ーニング材(1)にあっては、長時間に渡って使用する
と、該クリーニング材(1)の研磨作用が被清掃物自体
にまで及び、被清掃物が損傷するということがあった。
このため、該クリーニング材(1)の使用に際しては、
使用時間に十分に注意する必要があった。
また、清掃時に被清掃物が損傷しない様に構成された
クリーニング材(1)としては、第8図に示したものが
ある。
これは、紙、湿式不織布などの基材(2)にイソプロ
ピルアルコール(IPA)(3)を湿潤させてなるもので
あり、被清掃物の塵やほこりを払拭することによって清
掃するようにしたものである。ところが、このクリーニ
ング材(1)にあっては、払拭機能を生ぜしめているイ
ソプロピルアルコール(IPA)(3)がすぐに揮発して
しまうため、その払拭機能が長く保存されないという不
具合があった。
清掃時における被清掃物の損傷を防止すると共に、清
掃機能の一層の向上を図ったクリーニング材として、特
公昭59-30419号公報に記載されたものがある。
これは、被清掃物と接触する面を形成する繊維の25重
量%以上が1g当り5000cm2以上の表面積を有し、かつ多
角形又はそれに類似の形状、偏平率が2.5以上の偏平な
部分を組み合わせた形状により選ばれた少なくとも1種
の横断面形状を有する広表面積繊維を構成素材とする織
物あるいは不織布からなるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特公昭59-30419号公報に記載されたク
リーニング材であって、織物よりなるものにあっては、
塵やほこりの保持量が小さく、また、切断部分から繊維
が解れてしまい、その形状を長く保持することができな
いという不具合があった。
又、特公昭59-30419号公報に記載されたクリーニング
材であって、不織布よりなるものにあっては、構成繊維
自体が細いため、引張強度が乏しくなり寸法安定性など
の形状保持機能に劣るという不具合があった。
この発明は、この様な課題に鑑みなされたものであ
り、使用時に於ける被清掃物の損傷を少なくすると共
に、高い払拭機能及び優れた形状保持機能を有する不織
布クリーニング材及びその製造方法を提供することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) 上記目的を達成するため、請求項1記載の発明にあっ
ては、熱融着性繊維を含有する熱融着性繊維ウェブ層
と、易分割性繊維を含有する易分割性繊維ウェブ層と
が、それぞれ独立した繊維集合体を構成し、前記両ウェ
ブ層が、同両ウェブ層を構成する繊維の絡合により一体
化されると共に熱融着性繊維により融着されており、且
つ、少なくとも片面に易分割性繊維の分割により形成さ
れた極細繊維による広表面積払拭面が形成されているこ
とを特徴とする不織布クリーニング材とした。
以下、請求項1記載の発明を図面に従って詳細に説明
する。
第1図及び第2図に示すように、この発明の不織布ク
リーニング材(11)において、熱融着性繊維ウェブ層
(20)は、低融点ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維
等の全溶融型繊維、低融点ポリエステル/ポリエステ
ル、ポリエチレン/ポリエステル、ポリエチレン/ポリ
プロピレンの複合繊維又は未延伸ポリエステル繊維等の
熱融着性繊維(14)を含有する繊維体である。熱融着性
繊維(14)の含有量としては、20〜100%である必要が
ある。というのは、20%未満では、融着による結合が不
十分で該不織布クリーニング材(11)において、充分な
形状保持機能を発揮することができないからである。こ
の熱融着性繊維ウェブ層(20)には、熱融着性繊維(1
4)の他、例えばポリエステル、ナイロン等の疎水性繊
維やレイヨン、コットンなどの親水性繊維等を加えるこ
とができる。
易分割性繊維ウェブ層(21)は、易分割性繊維(17)
を含有する繊維体である。易分割性繊維(17)の例とし
ては、複数の成分が層状に複合された所謂多層繊維があ
り、この繊維はローラ間を移送される際、或は絡合の際
における機械的衝撃等によって分割されて極細繊維(1
3)となる。このような易分割性繊維(17)としては、
特公昭47-14052号公報、特公昭47-40888号公報、特公昭
47-45607号公報、特公昭47-49766号公報、特公昭48-164
49号公報、特公昭46-8938号公報に記載のものを挙げる
ことができる。易分割性繊維(17)の含有量としては、
50〜100%である必要がある。というのは、50%未満で
は分割後に形状される極細繊維の量が少なく広表面積払
拭面(16)において十分な拭き取り効果を得ることがで
きないからである。この易分割性繊維ウェブ(21)に
は、易分割性繊維(17)の他、例えばポリエステル、ナ
イロン等の疎水性繊維や、レイヨン、コットンなどの親
水性繊維等を加えることができる。
これらの熱融着性繊維繊維(14)を含有する熱融着性
繊維ウェブ層(20)と、易分割性繊維(17)を含有する
易分割性繊維層(21)とが、各々独立した繊維集合体の
呈をなしつつ、両ウェブ層(20)(21)を構成する繊維
の絡合により一体化されている。
この結果、熱融着性繊維ウェブ層(20)に含まれる熱
融着性繊維(14)は、両ウェブ(20)(21)を構成する
繊維間に入り込んで溶融し、この熱融着性繊維(14)に
より繊維間が融着されている。特に熱融着性繊維ウェブ
層(20)部分においては、熱融着性繊維(14)の含有量
が高いことから、この熱融着性繊維ウェブ層(20)部分
によって、該不織布クリーニング材(11)のシート形状
が保持されるようになっている。
又、易分割性繊維ウェブ層(21)に含まれる易分割性
繊維(17)も、両ウェブ層(20)(21)を構成する繊維
間に、極細繊維(13)の状態に分割されて入り込み、前
記熱融着性繊維(14)により各繊維間に固定されてい
る。特に易分割性繊維ウェブ層(21)部分に於いては、
易分割性繊維(13)の含有量が高く、この極細繊維(1
3)によって、塵やほこりを確実に吸着することができ
る広表面積払拭面(16)が形成されている。尚、易分割
性繊維ウェブ層(21)を熱融着性繊維ウェブ層(20)の
両面に積層し、これらのウェブ層(21)(20)(21)を
構成する繊維を絡合したものにあっては、熱融着性繊維
ウェブ層(20)の両面に極細繊維(13)によりなる広表
面積払拭面(16)が形成されることになる。
以上の如く、構成された不織布クリーニング材(11)
の目付としては、40〜160g/m2、厚さが3〜10mmの範囲
のものが好ましい。
なお、第3図に示すように、前記両ウェブ層(20)
(21)に加えて広表面積払拭面(16)の裏面側に配置さ
れる織物やメッシュ等からなる補強層(15)を備えた不
織布クリーニング材(11)としたならば、該不織布クリ
ーニング材(11)の形状保持機能を更に高めることがで
きる。
次に、請求項3記載の発明について説明する。
請求項3記載の発明にあっては、上記目的目的を達成
するため、以下のa)〜f)の工程を備えたことを特徴
とする不織布クリーニング材の製造方法とした。
a)易分割性繊維を50〜100%含有する易分割性ウェブ
層を形成する工程、 b)熱融着性繊維を20〜100%含有する熱融着性繊維ウ
ェブ層を形成する工程、 c)前記熱融着性繊維ウェブ層の少なくとも片面に易分
割性繊維ウェブ層を積層する工程、 d)易分割性繊維ウェブ層及び熱融着性繊維ウェブ層を
構成する繊維を絡合して両ウェブ層を一体化する工程、 e)両ウェブ層を構成する繊維の絡合前或いは後におい
て、易分割性繊維を分割して極細繊維を形成する工程、 f)一体化された両ウェブ層に熱処理を施し熱融着性繊
維によって融着する工程。
以下、この発明の不織布クリーニング材の製造方法を
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、及び第6図
に従って詳細に説明する。
まず、易分割性繊維を50〜100%含有する易分割性繊
維ウェブ層を形成する(工程a)。
易分割性繊維ウェブ層(21)を形成するにあたり、易
分割性繊維(17)としては、複数の成分が層状に複合さ
れた所謂多層繊維であり、ローラ間を移送される際、或
いは絡合の際における機械的衝撃等によって分割されて
極細繊維となるものを用いる。このような易分割性繊維
としては、特公昭47-14052号公報、特公昭47-40888号公
報、特公昭47-45607号公報、特公昭47-49766号公報、特
公昭48-16449号公報、特公昭46-8938号公報に記載のも
のを上げることができる。この易分割性繊維(17)単独
のもの、或いは易分割性繊維(17)に他の繊維、例えば
ポリエステル、ナイロン等の疎水性繊維や、レイヨン、
コットンなどの親水性繊維等の繊維をカード機などによ
り均一に分散したものを、ウェブ層搬送ベルト(図示し
ない)上に一定の厚みに積層する。尚、易分割性繊維
(17)に他の繊維を混ぜる場合には、易分割性繊維(1
7)の含有量が50%以上100%未満の範囲である必要があ
る。というのは、50%未満では分割後に形成される極細
繊維の量が少なく広表面積払拭面(16)において充分な
拭き取り効果を得ることができないからである。
次に、熱融着性繊維を20〜100%含有する熱融着性繊
維ウェブ層を形成する(工程b)。
熱融着性繊維ウェブ層(20)を形成するに当たり、熱
融着性繊維(14)としては、低融点ポリエステル繊維、
ポリエチレン繊維等の全溶融型繊維、低融点ポリエステ
ル/ポリエステル、ポリエチレン/ポリエステル、ポリ
エチレン/ポリプロピレン等の複合繊維又は未延伸ポリ
エステル繊維を用いる。この熱融着性繊維(14)単独の
もの、或いは熱融着性繊維(14)に他の繊維、例えばポ
リエステル、ナイロン等の疎水性繊維や、レイヨン、コ
ットンなどの親水性繊維等の繊維をカード機などにより
均一に分散したものを、ウェブ層搬送ベルト(図示しな
い)上に一定の厚みに積層する。尚、熱融着性繊維(1
4)に他の繊維を混ぜる場合には、熱融着性繊維(14)
の含有量が20%以上100%未満の範囲である必要があ
る。というのは、20%未満では融着による結合が不十分
で該不織布クリーニング材において充分な形状保持機能
を発揮することができないからである。
上記操作により形成された熱融着性繊維ウェブ層の少
なくとも片面に易分割性繊維ウェブ層を積層する(工程
c)。
次に、積層された易分割性繊維ウェブ層(21)及び熱
融着性繊維ウェブ層(20)は、各々独立した繊維集合体
の呈をなしている。これら易分割性繊維ウェブ層(21)
及び熱融着性繊維ウェブ層(20)をニードリング或いは
水流絡合といった絡合手段により、易分割性繊維ウェブ
層(21)及び熱融着性繊維ウェブ層(20)を構成する繊
維を絡み合わせ、両ウェブ層(20)(21)を一体化す
る。例えば水流絡合によって繊維を絡合させる際の絡合
条件としては、ノズルオリフィス径が0.0076〜0.076m
m、オリフィス間隔が0.025〜0.25cm、水圧が7〜352kg/
cm2、オリフィスから繊維ウェブ層までの距離が0〜15.
2cm、通す回数が1〜100が好ましい。この結果、易分割
性繊維ウェブ層(21)及び熱融着性繊維ウェブ層(20)
は一体化され、しかも易分割性繊維ウェブ層(21)部分
には易分割性繊維(17)が高密度に含有され、一方、熱
融着性繊維ウェブ層(20)部分には熱融着性繊維(14)
が高密度に含有されることになる。
上記の場合には、両ウェブ層を構成する繊維の絡合の
際に同時に、易分割性繊維が分割され極細繊維が形成さ
れる(工程e)。
易分割性繊維(17)の分割は、同易分割性繊維(17)
が機械的衝撃等によって容易に分割するものであること
から、両ウェブ層(21)(20)を積層した状態で、ロー
ラ間に通すことによっても容易に極細繊維(13)を形成
することもできる。又、前記のように繊維の絡合工程d
の時に加わる機械的衝撃によっても易分割性繊維(17)
を分割し、極細繊維(13)を形成することができる。従
って、易分割性繊維(17)の分割は絡合前、絡合後、或
は絡合時のいずれに行っても良いが、工程数を少なくす
ることができるという点では絡合工程と同時に行うのが
よい。又、易分割性繊維(17)の分割を絡合時と絡合前
或は絡合後の2度に渡って行うようにしたならば、両ウ
ェブ層(20)(21)い含まれる易分割性繊維(17)の分
割をより確実に行うことができる。このようにして易分
割性繊維(17)は分割されて極細繊維(13)となり、両
ウェブ層(20)(21)を構成する繊維間に入り込むこと
になる。この結果、易分割性繊維ウェブ層(21)部分に
おいては、この極細繊維(13)が高密度に含有され広表
面積化され、ここに、塵やほこりを確実に吸着すること
ができる広表面積払拭面(16)を形成することができる
のである。
次に、一体化された両ウェブ層に熱処理を施し熱融着
性繊維によって融着する(工程f)。
熱処理は、例えば一体化された両ウェブ層を、加熱ロ
ーラ等で加熱プレスすることにより行うことができる。
熱融着性繊維(14)は、前記絡合工程dによって、両ウ
ェブ層(20)(21)を構成する繊維間に分散されて絡み
合った状態となっている。この熱融着性繊維(14)が熱
処理によって溶融し固化して、各繊維相互を融着するよ
うになる。特に、熱融着性繊維ウェブ層(20)部分にお
いては、熱融着性繊維(14)が高密度に含まれているこ
とから、この熱融着性繊維ウェブ層(20)部分により、
該クリーニング材(11)の形状が保持されるようにな
る。
尚、第3図に示すように、易分割性繊維ウェブ層(2
1)の裏側に織物やメッシュ、フィルム等からなる補強
層(15)を配置して積層し、各層を構成する繊維を絡合
して各層を一体化するようにしたならば、不織布クリー
ニング材(11)の形状保持機能を一層高めることができ
る。
(実施例) 実施例1 ポリエステル樹脂とポリアミド樹脂とからなる菊花状
断面を有する易分割性繊維(鐘紡(株)製、ベリーマ
(商標名)X)100%からなる目付30g/m2の易分割性繊
維ウェブ層と、未延伸ポリエステル繊維70%とポリエス
テル繊維30%からなる目付30g/m2の熱融着性繊維ウェブ
層とを積層する。
次いで、この積層ウェブ層に水圧45〜90kg/cm2の条件
で複数のノズルから吹き出させた高圧水流を施し、易分
割性繊維を分割すると共に、繊維を絡合せしめた。
この後、加熱ローラにより温度180℃、線圧20kg/cmの
条件で加熱加圧し、未延伸ポリエステル繊維を接着せし
め、厚さ0.14mm、目付60g/m2の不織布を作製した。
得られた不織布の引張強度、10%モジュラス、引張伸
度をJIS L−1096に準じて測定し、第1表に示した。
実施例2 実施例1で用いたのと同じ易分割性繊維100%からな
る目付23 /m2の易分割性繊維ウェブ層と、未延伸ポリエ
ステル繊維80%とポリエステル繊維20%とからなる目付
26g/m2の熱融着性繊維ウェブ層とを積層する。
次いで、実施例1と同様の条件で高圧水流を施し、易
分割性繊維を分割すると共に繊維を絡合した。
この後、目付21g/m2、厚み0.015mmのポリエステルフ
ィルムを上記絡合せしめた積層ウェブ層の熱融着繊維ウ
ェブ層側に積層し、これを加熱ローラにより温度180
℃、線圧20kg/cmの条件で加熱処理して、目付70g/m2
厚み0.15mmのフィルム付き不織布を得た。得られた不織
布の引張強度、10%モジュラス、引張伸度を実施例1と
同様にして不織布を得た。
得られた不織布の引張強度、10モジュラス、引張伸度
を測定し、第1表に示した。
(発明の効果) 上記構成を備えたことにより、請求項1記載の発明の
不織布クリーニング材にあっては、構成繊維相互が熱融
着繊維によって融着されているため、構成繊維が抜けた
り、引張力によって該不織布クリーニング材が伸張した
りすることがなく、極めて高い形状保持機能を有する。
また、この不織布クリーニング材にあっては、易分割性
繊維の分割により形成された極細繊維によって広表面積
払拭面が形成されており、高い払拭機能を有している。
また、広表面積払拭面が易分割性繊維の分割により形成
された極細繊維により形成されていることから、使用時
に於ける被清掃物の損傷を少なくすることができる。
また、請求項2記載の発明にあっては、広表面積払拭
面の裏側い織物やメッシュやフィルム等からなる補強層
が配置されていることから、高い形状保持機能を備える
ことになる。
また、上記構成を備えたことにより、請求項3記載の
発明の不織布クリーニング材の製造方法にあっては、使
用時に於ける被清掃物の損傷を少なくすると共に、高い
払拭機能及び形状保持機能を有する不織布クリーニング
材を簡単に製造することができる。
また、請求項4記載の発明によれば、熱融着性繊維ウ
ェブ層及び易分割性繊維ウェブ層を構成する繊維を絡合
させる工程と、易分割性繊維を分割して極細繊維を形成
する工程とを水流絡合により同時に行うようにしたた
め、工程数を減らしその分コストの低減化を図ることが
できる。又、水流絡合を用いたため、磁気ヘッドのよう
な被清掃仏の塵やほこりを払拭する場合の厚さを制限さ
れた不織布クリーニング材の製造が可能となる。
また、請求項5記載の発明によれば、易分割性繊維ウ
ェブ層の裏側に織物やメッシュやフィルム等からなる補
強層を配置して積層し、各層を構成する繊維を絡合して
各層を一体化するようにしたことにより、より頑強な不
織布クリーニング材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の不織布クリーニング材を示した要部
拡大断面図、第2図はこの発明の不織布クリーニング材
の別の例を示した要部拡大断面図、第3図は更に別の例
を示した要部拡大断面図、第4〜6図はこの発明の不織
布クリーニング材を製造する過程を示した要部拡大断面
図、第7図は従来のクリーニング材を示した要部拡大断
面図、第8図は更に別の例を示した要部拡大断面図であ
る。 符号の説明 13……極細繊維、14……熱融着性繊維、17……易分割性
繊維、20……熱融着性繊維ウェブ層、21……易分割性繊
維ウェブ層。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱融着性繊維を含有する熱融着性繊維ウェ
    ブ層と、易分割性繊維を含有する易分割性繊維ウェブ層
    とが、それぞれ独立した繊維集合体を構成し、前記両ウ
    ェブ層が、同両ウェブ層を構成する繊維の絡合により一
    体化されると共に熱融着性繊維により融着されており、
    且つ、少なくとも片面に易分割性繊維の分割により形成
    された極細繊維による広表面積払拭面が形成されている
    ことを特徴とする不織布クリーニング材。
  2. 【請求項2】前記両ウェブ層に加えて前記広表面積払拭
    面の裏側に配置される織物やメッシュやフィルム等から
    なる補強層を備えたことを特徴とする請求項1記載の不
    織布クリーニング材。
  3. 【請求項3】以下のa)〜f)の工程を備えたことを特
    徴とする不織布クリーニング材の製造方法。 a)易分割性繊維を50〜100%含有する易分割性繊維ウ
    ェブ層を形成する工程、 b)熱融着性繊維を20〜100%含有する熱融着性繊維ウ
    ェブ層を形成する工程、 c)前記熱融着性繊維ウェブ層の少なくとも片面に、易
    分割性繊維ウェブ層を積層する工程、 d)易分割性繊維ウェブ層及び熱融着性繊維ウェブ層を
    構成する繊維を絡合して両ウェブ層を一体化する工程、 e)両ウェブ層を構成する繊維の絡合前或は後におい
    て、易分割性繊維を分割して極細繊維を形成する工程、 f)一体化された両ウェブ層に熱処理を施し熱融着性繊
    維によって融着する工程。
  4. 【請求項4】易分割性繊維ウェブ層及び熱融着性繊維ウ
    ェブ層を構成する繊維を絡合する工程と、易分割性繊維
    を分割して極細繊維を形成する工程とが、水流絡合によ
    って同時になされることを特徴とする請求項3記載の不
    織布クリーニング材の製造方法。
  5. 【請求項5】易分割性繊維ウェブ層の裏側に織物やメッ
    シュ等からなる補強層を配置して積層し、各層を構成す
    る繊維を絡合して各層を一体化するようにしたことを特
    徴とする請求項3又は4記載の不織布クリーニング材の
    製造方法。
JP28772989A 1989-11-04 1989-11-04 不織布クリーニング材及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2900045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28772989A JP2900045B2 (ja) 1989-11-04 1989-11-04 不織布クリーニング材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28772989A JP2900045B2 (ja) 1989-11-04 1989-11-04 不織布クリーニング材及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03152255A JPH03152255A (ja) 1991-06-28
JP2900045B2 true JP2900045B2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=17720996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28772989A Expired - Lifetime JP2900045B2 (ja) 1989-11-04 1989-11-04 不織布クリーニング材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2900045B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05236063A (ja) * 1992-02-24 1993-09-10 Hitachi Ltd 信号伝送回路のシールド線接続方式
JPH0724252U (ja) * 1992-04-15 1995-05-09 亀山興産株式会社 洗滌用たわし材
KR970075019A (ko) * 1996-05-22 1997-12-10 유시현 청소용 부직포
FR2845696B1 (fr) * 2002-10-15 2005-05-13 Elysees Balzac Financiere Non-tisses microfibreux, complexes les incorporant, preparations
JP4458903B2 (ja) 2004-04-01 2010-04-28 ユニ・チャーム株式会社 ワイパーおよびその製造方法
JP2010259633A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Lec Inc 清掃シート及びその製造方法
EP2967272B1 (en) * 2013-03-15 2017-06-07 Diversey, Inc. Double-sided mop
DE102014002231B4 (de) * 2014-02-21 2018-12-20 Carl Freudenberg Kg Reinigungstuch, Verfahren zur Herstellung eines Reinigungstuchs und dessen Verwendung
JP6878234B2 (ja) * 2017-09-28 2021-05-26 花王株式会社 ワイピングシート
CN108977978B (zh) * 2018-09-17 2020-12-22 临沂市美添生活用品有限公司 一种去污面料及加工工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03152255A (ja) 1991-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1786968B1 (en) Hydroengorged synthetic fiber structure
AU739525B2 (en) Cleaning product and production process therefor
US6783562B2 (en) Nonwoven abrasive composite
US4787947A (en) Method and apparatus for making patterned belt bonded material
JPH06294060A (ja) 結合された複合不織布ウエブおよびその製造方法
JPH09143853A (ja) 積層不織布およびその製造方法
JP2900045B2 (ja) 不織布クリーニング材及びその製造方法
WO2001080680A1 (fr) Non-tisse destine a etre utilise dans un element femelle d'une fixation a boucles et crochets et procede de fabrication associe
US20040206442A1 (en) Method of making a fiber laminate
JPH0564856A (ja) 複合ライニング布とその製造方法
JP3450691B2 (ja) 液吸放出性シート及びその製造方法
JP7145231B2 (ja) 不織布、該不織布の積層不織布、及びこれらを表皮材として用いた複合吸音材
JP2001279570A (ja) 複合不織布およびその製造方法
JP2889731B2 (ja) 研磨用シート及びその製造方法
JP3727792B2 (ja) 嵩高不織布または不織布積層体およびその熱接着方法
JP2004194730A (ja) 面ファスナー雌材
JP2543597B2 (ja) 開孔を有する複合不織布の製造方法
JPH04153351A (ja) 積層不織布及びその製造方法
JP3131217B2 (ja) 精密濾過用円筒状フィルター
JP2005179843A (ja) 繊維シート
JPH0998920A (ja) 掃除用シート
JP2005043779A (ja) 吸音材およびその製造方法
JPS58124639A (ja) 多層シ−ト状成型用基材
JP3305453B2 (ja) 積層不織構造体
JP3426049B2 (ja) 開孔不織布およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

FPAY Renewal fee payment

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319