JP2979681B2 - 3次元微細パターン形成方法 - Google Patents
3次元微細パターン形成方法Info
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板パーン側壁へ微細
パターンを形成する方法である。
パターンを形成する方法である。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元的な微細加工の技術では、
図4に示す工程によって行われている。まず、レジスト
31を塗布した基板32に電子ビームやイオンビーム3
3(a)図に示す領域に照射し、次に(b)図に示す領
域を照射する。このレジストを現像すると(c)図のよ
うなレジストパターン34が形成される。このパターン
をマスクにして金属等を成膜、レジストを除去すること
により(d)図のようなT型パターン35を形成するこ
とができる。
図4に示す工程によって行われている。まず、レジスト
31を塗布した基板32に電子ビームやイオンビーム3
3(a)図に示す領域に照射し、次に(b)図に示す領
域を照射する。このレジストを現像すると(c)図のよ
うなレジストパターン34が形成される。このパターン
をマスクにして金属等を成膜、レジストを除去すること
により(d)図のようなT型パターン35を形成するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方法
ではレジストの膜厚が加工精度を決定し、また作業工程
もかなり多い。また,既存のパターンの側壁に任意の位
置に自由に微細な加工を行うことは不可能である。
ではレジストの膜厚が加工精度を決定し、また作業工程
もかなり多い。また,既存のパターンの側壁に任意の位
置に自由に微細な加工を行うことは不可能である。
【0004】本発明の目的は、パターン側壁の任意の場
所に微細加工を行うことができる方法を提供することに
ある。
所に微細加工を行うことができる方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、先が細くしか
も曲がった導電性の針を加工したい側壁に、トンネル電
流が流れる距離まで近づけ、この状態で針と側壁との間
に電圧を加えて微小な範囲に広がる電界を形成し、そこ
に側壁を構成する原子と反応して揮発性反応生成物を形
成する反応ガスを基板上に流しエッチングすることを特
徴とするパターン形成方法である。針を近づけるあるい
は電界を形成する前に反応ガスを流してもよい。また、
ガスを側壁表面に吸着させた後排気し、吸着分子のみ反
応させて側壁をエッチングを行うことを特徴とするパタ
ーン形成方法である。
も曲がった導電性の針を加工したい側壁に、トンネル電
流が流れる距離まで近づけ、この状態で針と側壁との間
に電圧を加えて微小な範囲に広がる電界を形成し、そこ
に側壁を構成する原子と反応して揮発性反応生成物を形
成する反応ガスを基板上に流しエッチングすることを特
徴とするパターン形成方法である。針を近づけるあるい
は電界を形成する前に反応ガスを流してもよい。また、
ガスを側壁表面に吸着させた後排気し、吸着分子のみ反
応させて側壁をエッチングを行うことを特徴とするパタ
ーン形成方法である。
【0006】また、前記反応ガスとして、側壁を構成す
る原子と反応して揮発性反応生成物を形成するガスに代
えて、堆積させるべき材料を構成元素として含む少なく
とも1種類のガス状分子を用いて側壁に堆積させるとこ
とを特徴とするパターン形成方法である。エッチングと
同様に針を近づけ、あるいは電界を形成する前に反応ガ
スを流してもよいし、ガスを側壁表面に吸着させた後排
気し、吸着分子のみ反応させて側壁に堆積させてもよ
い。
る原子と反応して揮発性反応生成物を形成するガスに代
えて、堆積させるべき材料を構成元素として含む少なく
とも1種類のガス状分子を用いて側壁に堆積させるとこ
とを特徴とするパターン形成方法である。エッチングと
同様に針を近づけ、あるいは電界を形成する前に反応ガ
スを流してもよいし、ガスを側壁表面に吸着させた後排
気し、吸着分子のみ反応させて側壁に堆積させてもよ
い。
【0007】基板を構成する原子と反応して揮発性反応
生成物を形成する反応エッチングガスには、基板がSi
の場合にはXeF2 、ClF3 、Cl2 等のハロゲン系
ガス、GaAsやInP基板に対してCl2 、CCl2
F2 、CCl4 等の塩素系ガスを用いる。
生成物を形成する反応エッチングガスには、基板がSi
の場合にはXeF2 、ClF3 、Cl2 等のハロゲン系
ガス、GaAsやInP基板に対してCl2 、CCl2
F2 、CCl4 等の塩素系ガスを用いる。
【0008】堆積させるべき材料としてはタングステン
(W)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、ケイ
素(Si)等の単金属の他、合金、炭化物などがある。
(W)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、ケイ
素(Si)等の単金属の他、合金、炭化物などがある。
【0009】堆積させるべき材料を構成元素として含む
ガス状分子としては、タングステン(W)の場合にはW
F6 、WCl6 、W(CO)6 等があげられる。モリブ
デンの場合はMoCl6 、Mo(C6 H6 )2 等、タン
タルの場合にはTaCl5 等、ケイ素の場合はSiCl
4 、SiH2 Cl2 、SiH4 、Si2 H6 等である。
合金を堆積したい場合、例えばMox W1-x の場合には
MoCl6 とWCl6 を流せばよく、炭化物を堆積した
い場合は、例えばSiCの場合、SiCl4 とCH4 を
流せばよい。
ガス状分子としては、タングステン(W)の場合にはW
F6 、WCl6 、W(CO)6 等があげられる。モリブ
デンの場合はMoCl6 、Mo(C6 H6 )2 等、タン
タルの場合にはTaCl5 等、ケイ素の場合はSiCl
4 、SiH2 Cl2 、SiH4 、Si2 H6 等である。
合金を堆積したい場合、例えばMox W1-x の場合には
MoCl6 とWCl6 を流せばよく、炭化物を堆積した
い場合は、例えばSiCの場合、SiCl4 とCH4 を
流せばよい。
【0010】導電性の針には通常の走査型トンネル顕微
鏡(STM:Scanning Tunneling
Microscope)で用いるようなタングステン
(W)や白金(Pt)を機械研磨あるいは電界研磨した
ものをもとに、先端を次のようにわずかに加工したもの
を用いる。前述のWやptの針を走査電子顕微鏡(SE
M)内に試料としてセットする。そのとき針を傾け、し
かも先端を上にしてセットする。通常、SEMは試料室
や電子ビームの通路などが真空ポンプからの油の逆流等
によって表面が油でわずかに汚染(コンタミネーショ
ン)されている。従って試料表面もわずかに汚染され
る。つまり試料表面に油がわずかに付着する。この状態
で電子ビーム針の先に照射する。すなわち針の先をSE
M観察する。すると表面い付着していた油が照射部に集
まってきて電子ビームにより分解されカーボンが堆積し
針のような形となる。実際は電子ビームのドリフト等の
ため針はまっすぐにはならずに図3(a)に示すように
折れ曲がったような形になる。簡単にするため図ではか
ぎ形に示してある。電子ビーム照射によりカーボンが堆
積する現象は「コンタミネーションレジスト」といった
呼び名で既に知られている。
鏡(STM:Scanning Tunneling
Microscope)で用いるようなタングステン
(W)や白金(Pt)を機械研磨あるいは電界研磨した
ものをもとに、先端を次のようにわずかに加工したもの
を用いる。前述のWやptの針を走査電子顕微鏡(SE
M)内に試料としてセットする。そのとき針を傾け、し
かも先端を上にしてセットする。通常、SEMは試料室
や電子ビームの通路などが真空ポンプからの油の逆流等
によって表面が油でわずかに汚染(コンタミネーショ
ン)されている。従って試料表面もわずかに汚染され
る。つまり試料表面に油がわずかに付着する。この状態
で電子ビーム針の先に照射する。すなわち針の先をSE
M観察する。すると表面い付着していた油が照射部に集
まってきて電子ビームにより分解されカーボンが堆積し
針のような形となる。実際は電子ビームのドリフト等の
ため針はまっすぐにはならずに図3(a)に示すように
折れ曲がったような形になる。簡単にするため図ではか
ぎ形に示してある。電子ビーム照射によりカーボンが堆
積する現象は「コンタミネーションレジスト」といった
呼び名で既に知られている。
【0011】針の作製方法としてはこの方法以外に、例
えば前述の導電性の針をダミーの試料にわざとあてて先
端を機械的にわずかに曲げる等の方法もあるが、前記の
方法と違い自由に任意の形状を作ることはやや困難であ
る。また、電子ビーム照射中にWF6 等のガスを流すこ
とにより任意の材質による針を形成することも可能であ
る。
えば前述の導電性の針をダミーの試料にわざとあてて先
端を機械的にわずかに曲げる等の方法もあるが、前記の
方法と違い自由に任意の形状を作ることはやや困難であ
る。また、電子ビーム照射中にWF6 等のガスを流すこ
とにより任意の材質による針を形成することも可能であ
る。
【0012】前述した針と基板の間に電圧(数V)をか
けた状態で針を基板表面に近づけていき、針と基板の間
の間隔が数オングストロームになると数ナノアンペアの
電流が流れる。一般にはこの電流は電流・電圧特性によ
りトンネル電流とか電界放出電流などど呼ばれ、その電
流の大きさを測定することは容易である。
けた状態で針を基板表面に近づけていき、針と基板の間
の間隔が数オングストロームになると数ナノアンペアの
電流が流れる。一般にはこの電流は電流・電圧特性によ
りトンネル電流とか電界放出電流などど呼ばれ、その電
流の大きさを測定することは容易である。
【0013】針と基板の間隔の制御は圧電素子(PZ
T)を用いることで容易に行える。この圧電素子は5オ
ングストローム/V程度の圧電比をもちセラミックスの
ため加工も簡単で、精密な位置決め機構を形成すること
が可能である。
T)を用いることで容易に行える。この圧電素子は5オ
ングストローム/V程度の圧電比をもちセラミックスの
ため加工も簡単で、精密な位置決め機構を形成すること
が可能である。
【0014】
【作用】請求項1の発明の作用について、図1を用いて
説明する。超高真空中に置かれた基板14を洗浄した
後、基板14を構成する表面原子13と反応して揮発性
反応生成物18を形成する反応ガスを基板14上に流
す。すると、図1(a)のように一部のガスは側壁10
の表面に吸着層12を形成し残りは容器内の浮遊ガス1
1となる。この状態で針15を側壁10に近づけていき
基板14と針15の間に電圧17をかけると極小電界1
6が形成される。電界16の下にある吸着層12と浮遊
ガス11は表面原子13と反応し揮発性生成物18とな
り側壁から解離する(図1(b))。反応ガスを流し続
ければ解離反応が連続して生じる。なお、以上の原理は
針15を近づけてから反応ガスを流しても同様である。
また、針15を近づける前に反応ガスの供給を止めてお
くと吸着層分だけでエッチングが生じるので一原子層レ
ベルのエッチングが可能となる。このようにして、側壁
表面13上に極小電界16により、微細パターンが形成
される。一般に極小電界16の強度は小さいのでエッチ
ング速度は小さくなりエッチングの制御性がよい。
説明する。超高真空中に置かれた基板14を洗浄した
後、基板14を構成する表面原子13と反応して揮発性
反応生成物18を形成する反応ガスを基板14上に流
す。すると、図1(a)のように一部のガスは側壁10
の表面に吸着層12を形成し残りは容器内の浮遊ガス1
1となる。この状態で針15を側壁10に近づけていき
基板14と針15の間に電圧17をかけると極小電界1
6が形成される。電界16の下にある吸着層12と浮遊
ガス11は表面原子13と反応し揮発性生成物18とな
り側壁から解離する(図1(b))。反応ガスを流し続
ければ解離反応が連続して生じる。なお、以上の原理は
針15を近づけてから反応ガスを流しても同様である。
また、針15を近づける前に反応ガスの供給を止めてお
くと吸着層分だけでエッチングが生じるので一原子層レ
ベルのエッチングが可能となる。このようにして、側壁
表面13上に極小電界16により、微細パターンが形成
される。一般に極小電界16の強度は小さいのでエッチ
ング速度は小さくなりエッチングの制御性がよい。
【0015】請求項4の発明では、図1(c)のように
堆積させるべき材料に含まれる少なくとも一部の構成元
素として含む1種または2種以上のガス状分子を基板1
4上に流す。一部のガスは基板表面13上に吸着層12
を形成し残りは容器内の浮遊ガス11となる。この状態
で前述と同様にして極小電界を形成すると、電界16の
下にある吸着層12および浮遊ス11は堆積材料19と
揮発性材料分子20とに分解され堆積材料19は基板1
4表面に析出される。なお、以上の原理は針15を近づ
けてから反応ガスを流しても同様である。また反応ガス
を流し続ければ解離反応が連続して生じる。針15を近
づける前に反応ガスの供給を止めておくと吸着層分だけ
で析出が生じるので一原子層レベルの堆積が可能とな
る。このようにして、側壁表面13上に極小電界16に
より、微細パターンが形成される。一般に極小電界16
の強度は小さいのでエッチング速度は小さくなりエッチ
ングの制御性がよい。
堆積させるべき材料に含まれる少なくとも一部の構成元
素として含む1種または2種以上のガス状分子を基板1
4上に流す。一部のガスは基板表面13上に吸着層12
を形成し残りは容器内の浮遊ガス11となる。この状態
で前述と同様にして極小電界を形成すると、電界16の
下にある吸着層12および浮遊ス11は堆積材料19と
揮発性材料分子20とに分解され堆積材料19は基板1
4表面に析出される。なお、以上の原理は針15を近づ
けてから反応ガスを流しても同様である。また反応ガス
を流し続ければ解離反応が連続して生じる。針15を近
づける前に反応ガスの供給を止めておくと吸着層分だけ
で析出が生じるので一原子層レベルの堆積が可能とな
る。このようにして、側壁表面13上に極小電界16に
より、微細パターンが形成される。一般に極小電界16
の強度は小さいのでエッチング速度は小さくなりエッチ
ングの制御性がよい。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0017】図2は本発明の一実施例で用いる装置の構
成を示す概略図である。本装置では針207の移動用圧
電素子202、ガス収納室203および基板ホルダー2
01から構成されている。まず請求項1の発明の実施例
を述べる。本実施例においては、基板208として表面
に1μmのライン&スペースが形成されたSi基板を用
い、反応ガス204としてエッチングガスClF3 を用
いる。真空容器205内を10-6Torrまで排気した
後、真空バルブ206を通じて反応ガス204を流す。
成を示す概略図である。本装置では針207の移動用圧
電素子202、ガス収納室203および基板ホルダー2
01から構成されている。まず請求項1の発明の実施例
を述べる。本実施例においては、基板208として表面
に1μmのライン&スペースが形成されたSi基板を用
い、反応ガス204としてエッチングガスClF3 を用
いる。真空容器205内を10-6Torrまで排気した
後、真空バルブ206を通じて反応ガス204を流す。
【0018】針207は図1(b)のように白金Pt2
10の先端に太さ500nmのカーボン211を電子ビ
ームにより形成した針207を使う。針はその形状によ
り1ミクロン程度の穴に入り込むことができる。この針
を圧電素子202を用いて制御する。針207と基板2
08の間に電気制御系209を通じてバイアス電圧と電
流を制御する。バイアス電圧を1Vにし、針207を図
3(b)に示す基板208の所望の側壁213に近づけ
ていくと針207と側壁213の間が2nmぐらいにな
ると電流が急速に流れはじめる。この時、針を上下させ
る方向をx方向、側壁を横につたう方向をy方向、針が
側壁から離れる方向をz方向とする。移動用圧電素子に
x方向z方向にそれぞれ周波数の異なる振動を加えてお
きロックインアンプで検出すると、底212との間のト
ンネル電流か側壁213との間のトンネル電流かを区別
できる。本実施例では針と側壁の距離を1nmとした。
10の先端に太さ500nmのカーボン211を電子ビ
ームにより形成した針207を使う。針はその形状によ
り1ミクロン程度の穴に入り込むことができる。この針
を圧電素子202を用いて制御する。針207と基板2
08の間に電気制御系209を通じてバイアス電圧と電
流を制御する。バイアス電圧を1Vにし、針207を図
3(b)に示す基板208の所望の側壁213に近づけ
ていくと針207と側壁213の間が2nmぐらいにな
ると電流が急速に流れはじめる。この時、針を上下させ
る方向をx方向、側壁を横につたう方向をy方向、針が
側壁から離れる方向をz方向とする。移動用圧電素子に
x方向z方向にそれぞれ周波数の異なる振動を加えてお
きロックインアンプで検出すると、底212との間のト
ンネル電流か側壁213との間のトンネル電流かを区別
できる。本実施例では針と側壁の距離を1nmとした。
【0019】形成された電界により側壁213の表面原
子がSiF4 ガスとして解離し真空容器205内に浮遊
する。ClF3 ガスを流すのを止めた後、真空容器20
5内のガスを排気する。本実施例では所望の位置に50
nm×50nm、深さ2.7nmの矩形パターンを描く
ことができた。
子がSiF4 ガスとして解離し真空容器205内に浮遊
する。ClF3 ガスを流すのを止めた後、真空容器20
5内のガスを排気する。本実施例では所望の位置に50
nm×50nm、深さ2.7nmの矩形パターンを描く
ことができた。
【0020】請求項2の発明の実施例では基板および反
応ガス等は前述と同様のものを用いる。真空容器205
内を10-6Torrまで排気した後、前述と同様にして
電界を側壁213に形成する。針と側壁の距離は約1n
mぐらいにする。そのあとここに反応ガス204を流
す。ガス分子の大きさは約0.5nm位であり側壁と針
の間に入り込む確率が低いため請求項1の実施例に比べ
エッチング率は半分になる。
応ガス等は前述と同様のものを用いる。真空容器205
内を10-6Torrまで排気した後、前述と同様にして
電界を側壁213に形成する。針と側壁の距離は約1n
mぐらいにする。そのあとここに反応ガス204を流
す。ガス分子の大きさは約0.5nm位であり側壁と針
の間に入り込む確率が低いため請求項1の実施例に比べ
エッチング率は半分になる。
【0021】また、請求項3の発明の実施例ではエッチ
ングの精度をあげるために真空容器205内を10-10
Torrまで排気した後、反応ガス204をほんのわず
か(真空度が10-9Torrで10秒くらい)流し、側
壁213にガス分子を吸着させた後、真空容器内を10
-10Torrまで排気し浮遊ガスを排気してしまう。前
述と同様にして電界を側壁213に形成すると、吸着し
た反応ガス分子と接している表面原子一層分だけがエッ
チングされた。
ングの精度をあげるために真空容器205内を10-10
Torrまで排気した後、反応ガス204をほんのわず
か(真空度が10-9Torrで10秒くらい)流し、側
壁213にガス分子を吸着させた後、真空容器内を10
-10Torrまで排気し浮遊ガスを排気してしまう。前
述と同様にして電界を側壁213に形成すると、吸着し
た反応ガス分子と接している表面原子一層分だけがエッ
チングされた。
【0022】次に請求項4の発明の実施例について述べ
る。本実施例においては、反応ガス204としてタング
ステン(W)を構成元素として含む六フッ化タングステ
ン(WF6 )を用い、他は前述の実施例と同様である。
真空容器205内を10-6Torrまで排気した後、真
空バルブ206を通じてWF6 を流す。前述と同様にし
て電界を側壁213に形成すると、WF6 分子はWとフ
ッ素(F2 )に分解され、Wは試料208に堆積されフ
ッ素はガスとして真空容器205内に浮遊する。WF6
ガスを流すのを止めた後、真空容器205のガスを排気
することにより所望の側壁に10nmの大きさのパター
ンを描くことができた。なお堆積中に針を動かせばそれ
に応じたパターンを描くことができることは明らかであ
る。
る。本実施例においては、反応ガス204としてタング
ステン(W)を構成元素として含む六フッ化タングステ
ン(WF6 )を用い、他は前述の実施例と同様である。
真空容器205内を10-6Torrまで排気した後、真
空バルブ206を通じてWF6 を流す。前述と同様にし
て電界を側壁213に形成すると、WF6 分子はWとフ
ッ素(F2 )に分解され、Wは試料208に堆積されフ
ッ素はガスとして真空容器205内に浮遊する。WF6
ガスを流すのを止めた後、真空容器205のガスを排気
することにより所望の側壁に10nmの大きさのパター
ンを描くことができた。なお堆積中に針を動かせばそれ
に応じたパターンを描くことができることは明らかであ
る。
【0023】また基板および反応ガス等は同様のものを
用いて真空容器205内を10-6Torrまで排気した
後、前述と同様にして電界を側壁213に形成し、その
あとここに反応ガス204を流すようにしてもよい。針
と側壁の距離は約1nmぐらいにする。ガス分子の大き
さは約0.5nmぐらいであり側壁と針の間に入り込む
確率が低いため請求項4の実施例に比べ堆積率は半分に
なる。
用いて真空容器205内を10-6Torrまで排気した
後、前述と同様にして電界を側壁213に形成し、その
あとここに反応ガス204を流すようにしてもよい。針
と側壁の距離は約1nmぐらいにする。ガス分子の大き
さは約0.5nmぐらいであり側壁と針の間に入り込む
確率が低いため請求項4の実施例に比べ堆積率は半分に
なる。
【0024】また、堆積の精度をあげるために真空容器
205内を10-10 Torrまで排気した後、反応ガス
204をほんのわずか(真空度が10-9Torrで10
秒くらい流し、側壁213にガス分子を吸着させる。そ
の後、真空容器内を10-10 Torrまで排気し浮遊ガ
スを排気してしまう。前述と同様にして電界を側壁21
3に形成すると、吸着した反応ガス分子と接している一
層分だけが堆積された。
205内を10-10 Torrまで排気した後、反応ガス
204をほんのわずか(真空度が10-9Torrで10
秒くらい流し、側壁213にガス分子を吸着させる。そ
の後、真空容器内を10-10 Torrまで排気し浮遊ガ
スを排気してしまう。前述と同様にして電界を側壁21
3に形成すると、吸着した反応ガス分子と接している一
層分だけが堆積された。
【0025】また、以上述べた実施例では基板面に対し
てほぼ垂直な側壁についてのみ説明したが、針と側壁の
距離すなわちz軸方向の針の動きを制御すれば傾斜面に
ついても本発明は適用できる。
てほぼ垂直な側壁についてのみ説明したが、針と側壁の
距離すなわちz軸方向の針の動きを制御すれば傾斜面に
ついても本発明は適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のような大がかりな装置を必要とせず、従来の方法
では不可能であった基板上の微細な側壁に高精度にエッ
チングおよび堆積による微細パターンを形成できる。
従来のような大がかりな装置を必要とせず、従来の方法
では不可能であった基板上の微細な側壁に高精度にエッ
チングおよび堆積による微細パターンを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による微細パターン形成をも模式的に示
した説明図である。
した説明図である。
【図2】本発明の方法を実施するための装置の一例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図3】本発明の実施例を説明する図である。
【図4】従来技術を示す模式図である。
10 側壁 11 浮遊ガス 12 吸着層 13 表面原子 15 針 16 極小電界 17 電圧 18 揮発性反応生成物 19 堆積材料 20 揮発性材料分子 202 圧電素子 204 反応ガス 207 針 210 白金 211 カーボン 213 側壁
Claims (4)
- 【請求項1】 先が細くしかも曲がった導電性の針を加
工したい側壁に、トンネル電流が流れる距離まで近づ
け、針と側壁との間に電圧を加えて微小な範囲に広がる
電界を形成し、そこに側壁を構成する原子と反応して揮
発性反応生成物を形成する反応ガスを流し側壁を任意の
パターンによりエッチングすることを特徴とするパター
ン形成方法。 - 【請求項2】 側壁を構成する原子と反応して揮発性反
応生成物を形成する反応ガスを側壁上に流した後、先が
細く、しかも曲がった導電性の針を側壁にトンネル電流
が流れる距離まで近づけ針と側壁の間に電圧を加えて微
小な範囲に広がる電界を形成することにより任意のパタ
ーンをエッチングにより形成することを特徴とするパタ
ーン形成方法。 - 【請求項3】 側壁を構成する原子と反応して揮発性反
応生成物を形成する反応ガスを側壁上に流し反応ガス分
子を側壁表面に吸着させ、真空排気して浮遊している反
応ガスを除去した後、導電性の針を近づけ、吸着した反
応ガス分だけのエッチングにより側壁に任意のパターン
を形成することを特徴とするパターン形成方法。 - 【請求項4】 反応ガスとして、側壁を構成する原子と
反応して揮発性反応生成物を形成するガスに代えて、堆
積させるべき材料を構成元素として含む少なくとも1種
類のガス状分子を用い、側壁に堆積させることを特徴と
する請求項1、2、または3記載のパターン形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3055269A JP2979681B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 3次元微細パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3055269A JP2979681B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 3次元微細パターン形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04291720A JPH04291720A (ja) | 1992-10-15 |
| JP2979681B2 true JP2979681B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=12993890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3055269A Expired - Lifetime JP2979681B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 3次元微細パターン形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2979681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6169666B2 (ja) * | 2015-10-20 | 2017-07-26 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | プラズマ処理方法 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3055269A patent/JP2979681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04291720A (ja) | 1992-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990817 |