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JP2948161B2 - ジアセチルレインからなる関節炎治療剤 - Google Patents

ジアセチルレインからなる関節炎治療剤

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Publication number
JP2948161B2
JP2948161B2 JP8350332A JP35033296A JP2948161B2 JP 2948161 B2 JP2948161 B2 JP 2948161B2 JP 8350332 A JP8350332 A JP 8350332A JP 35033296 A JP35033296 A JP 35033296A JP 2948161 B2 JP2948161 B2 JP 2948161B2
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JP
Japan
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diacetyllein
glucoside
anthrone
solution
aloe
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Expired - Lifetime
Application number
JP8350332A
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English (en)
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JPH09202729A (ja
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カルカソナ アルフォンス
グリミンガー ヴォルフ
ヒータラ ペンティ
ツェースケ ヘルガ
ヴィトホーン クラウス
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Madaus Holding GmbH
Original Assignee
Madaus AG
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Publication date
Application filed by Madaus AG filed Critical Madaus AG
Publication of JPH09202729A publication Critical patent/JPH09202729A/ja
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Publication of JP2948161B2 publication Critical patent/JP2948161B2/ja
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    • C07C2603/22Ortho- or ortho- and peri-condensed systems containing three rings containing only six-membered rings
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、20ppm未満の
好ましくないアロエエモジン誘導体を有するジアセチル
レインからなる関節炎治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】式:
【0003】
【化1】
【0004】で示されるジアセチルレインは、抗関節
性、抗炎症性、抗発熱性および抗鎮痛性の活性を有する
薬理的作用物質である。従って、ジアセチルレインは関
節炎疾患の治療に使用される。たとえばドイツ連邦共和
国特許出願公開第2711493号明細書および米国特
許第4244968号明細書を参照されたい。
【0005】ジアセチルレインは、たとえばバルバロイ
ンのアセチル化および得られたペルアセチル化されたバ
ルバロインの三酸化クロムを用いた酸化により製造する
ことができる。更に、ジアセチルレインは、たとえばセ
ンナ薬から得られるレインのアセチル化により製造する
ことができる。
【0006】該方法により得られるジアセチルレイン
は、好ましくない随伴物質として、三酸化クロムを用い
た不完全な酸化に起因するかまたはセンナ薬の抽出の際
にいっしょに抽出されるアロエエモジン誘導体を含有す
る。この随伴物質は比較的少量で含有され、従って、典
型的な浄化操作により分離することがきわめて困難であ
る。更に、上記の最初に述べた方法においてはクロム残
留物が生じ、これを適当な方法で除去しなければならな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、全部で20ppm未満の好ましくないアロエエモジ
ン誘導体を有するジアセチルレインからなる関節炎治療
剤を提供することであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
る方法により、 A)アロエエモジン成分(すなわちアロエエモジンおよ
び/またはその誘導体)を含有するレイン−9−アント
ロン−8−グルコシドを、ごく一部分水と混和可能な極
性の有機溶剤と水相との液−液分配にかけ、 B)水相に分配後に含有するレイン−9−アントロン−
8−グルコシドを酸化し、レイン−8−グルコシドを生
成し、 C)レイン−8−グルコシドの8位のグルコース基を酸
性媒体中で分離し、かつ D)得られたレインをアセチル化し、再結晶し、ジアセ
チルレインを収得することにより解決される。
【0009】レイン−9−アントロン−8−グルコシド
の主な源泉はセンナ薬中に含まれるセンノシドである。
従って、本発明の有利な実施態様は、アロエエモジン誘
導体を実質的に含まないジアセチルレインからなる関節
炎治療剤を製造する方法であり、該方法は、 A)センノシド混合物を還元し、相当するレイン−9−
アントロン−8−グルコシドおよびアロエエモジン−9
−アントロン−8−グルコシド化合物を生成し、 B)得られた化合物の、ごく一部分水と混和可能な極性
の有機溶剤と水相との液−液分配を実施し、 C)水相に分配後に含有するレイン−9−アントロン−
8−グルコシド化合物を酸化し、相当するアントラキノ
ン化合物を生成し、 D)アントラキノン化合物の8位のグルコース基を酸性
媒体中で分離し、かつ E)得られた1,8−ジヒドロキシアントラキノン化合
物をアセチル化し、再結晶し、ジアセチルレインを収得
することよりなる。
【0010】本発明による方法の個々の工程を以下詳細
に説明する: センノシドの還元 出発物質として使用されるセンノシド混合物はたとえば
センナ薬から得られる。
【0011】センナ薬はセンナ、たとえばインド産セン
ナ(Cassia angustifolia)およびエジプト産センナ(C
assia acutifolia)の乾燥した葉および実からなる。該
センナ薬はレインおよびアロエエモジンのジアントロン
グルコシドを含有する。最も重要なものはセンノシド
A,B,A1,C,DおよびD1である。該センノシド
は以下の式に相当する:
【0012】
【化2】
【0013】センノシドA,BおよびA1において、R
はCOOHを表し、センノシドC,DおよびD1におい
てRはCH2OHを表す。センノシドA,BおよびA1
またはC,DおよびD1は立体異性体であり、かつC原
子10および10′の立体配置により互いに異なる。
【0014】センナ薬からのセンノシドの収得はたとえ
ばドイツ連邦共和国特許出願公開第3200131号明
細書に記載されており、全面的にこれを参照することが
できる。それにより、まずセンナ薬を水性のメタノール
で抽出する。メタノールを完全に除去した後で残留する
濃縮液はカリウム塩の形のセンノシドを含有する。この
濃縮液は、本発明による方法のための出発物質として適
している。該濃縮液は、水に部分的に溶解するアルコー
ルまたはケトン(たとえばブタノール−2,2−ブタノ
ン)(ラフィネート)を用いた液状抽出によりなお浄化
することができる。該ラフィネートは約1.5〜2.0
のpHに酸性化し、かつセンノシドを接種下で結晶化す
る。得られた粗製センノシド混合物は同様に本発明によ
る方法のための出発物質として使用可能である。所望の
場合は粗製センノシド混合物をなお再結晶させることも
できる。
【0015】選択的に、水に部分的に溶解するアルコー
ルまたはケトン、特にブタノール−2を加えた濃縮液を
出発物質として使用することができる。
【0016】センナ薬の抽出の場合に薬剤と抽出剤との
比は有利には1:4〜1:15、特に1:4〜1:10
である。
【0017】抽出は、有利には緩衝液、たとえばクエン
酸三ナトリウム、グリシン、重炭酸ナトリウムまたはサ
ッカロースの存在下で実施する。
【0018】本発明による方法により、これらの出発物
質を完全に還元し、式:
【0019】
【化3】
【0020】で示される、相当するレイン−9−アント
ロン−8−グルコシド(R=COOH)および相当する
アロエ−エモジン−9−アントロン−8−グルコシド
(R=CH2OH)を生成する。
【0021】適当な還元電位を有する還元剤は、たとえ
ば塩化亜鉛(II)、二酸化硫黄、アルカリ金属硼化水
素および有利にはアルカリ金属ジチオニット、特に亜ジ
チオン酸ナトリウムである。
【0022】還元を実施するために、出発物質を水溶液
または懸濁液に装入し、かつ還元剤を固体でまたは水に
溶解して加える。水と部分的に混和可能な極性の有機溶
剤、特に2−ブタノールまたはアセトンを加えることに
より2相混合物中で行うこともできる。
【0023】周囲温度またはそれより高い温度で還元す
ることができる。還元は、有利には40〜60℃、特に
50〜55℃で実施する。還元は弱酸性から弱アルカリ
性までの、出発センノシド溶液または懸濁液のpH値
で、有利にはpH7〜9で実施する。所望の場合は、還
元を数回、特に2〜10回実施することができる。
【0024】形成された9−アントロン−8−グルコシ
ドはpH4〜4.5まで酸、たとえば硫酸を加えること
により沈殿する。その際、温度は有利には40℃未満で
あるべきである。該化合物の制御されない酸化を回避す
るために、9−アントロン−8−グルコシドの析出およ
び単離(たとえば濾過による)の際に窒素下で行うのが
有利である。
【0025】還元が完全に進行することが重要である。
従って、有利には大過剰の還元剤を使用する。亜ジチオ
ン酸ナトリウムを使用する場合は、出発物質のセンノシ
ド含量に対して一般に1〜4倍の重量の亜ジチオン酸ナ
トリウムを使用する。更に、還元剤を少なくとも2時
間、有利には少なくとも3時間作用させる。一般に還元
は10時間より長く行わない。有利には、上記条件下で
後還元を実施する。
【0026】得られた生成物は、次の工程に投入する前
に、水溶液中でpH約6〜7まで塩基(NaOH,KO
H)を加えることにより溶解させ、水溶液を2−ブタノ
ール、アセトンまたは2−ブタノンで抽出し、かつ生成
物をpH約2〜4まで酸を加えることにより再び析出さ
せることにより、有利に再沈殿する。
【0027】液−液分配 該工程では、アロエエモジン成分、特にアロエエモジン
−9−アントロン−8−グルコシドを除去する。このた
めに、得られた生成物を、水とごく一部分混和可能な極
性の有機溶剤および水相中で液−液分配させる。適当な
極性の有機溶剤は、C4〜C5−アルカノールおよびジ−
1〜C3−アルキルケトン、たとえばアセトン、1−ブ
タノール、2−ブタノールおよび2−ブタノンである。
2−ブタノールまたはアセトンを使用するのが有利であ
る。
【0028】全部の液−液分配の間に水相に−210m
Vまたはそれより低いレドックス電位を付与するため
に、水相に還元剤を加えるのが有利である。工程Aにお
けると同様の、同じ還元剤を使用するのが有利である。
還元剤としてアルカリ金属ジチオニットを使用する場合
に、前記電位条件を維持するためには、一般に、7〜1
1のpH値においては2〜4重量%溶液で十分である。
【0029】水相(重い方の相)と有機相(軽い方の
相)との体積比は、一般に1:5〜1:40の範囲内で
ある。
【0030】液−液抽出は向流で行うのが有利である。
その際、アントロン化合物の混合物を、還元後に得られ
た溶液の形で、またはアントロン化合物を単離する場合
は3〜15重量%溶液の形で供給する。
【0031】分配後に、所望のレイン−9−アントロン
−8−グルコシドが水相中に存在する。pH約2〜4ま
で酸を加えることにより沈殿し、通常の方法で収得す
る。
【0032】レイン−9−アントロン−8−グルコシド
の酸化 ところで、得られたレイン−9−アントロン−8−グル
コシドを酸化し、式:
【0033】
【化4】
【0034】で示されるレイン−8−グルコシドを生成
する。この目的のために適当な酸化剤は、たとえば酸
素、ペルオキシド化合物(過酸化水素)、高い酸化段階
のマンガン化合物、クロム化合物または鉄化合物であ
る。鉄(III)塩、特に硫酸鉄(III)を使用する
のが有利である。高められた温度で実施するのが有利で
あるが、60℃未満で実施する。それにより好ましくな
いかつ不明確な酸化生成物が生じることが回避される。
酸化終了後、形成されるレイン−8−グルコシドを通常
の方法で単離する。
【0035】グルコース基の分離 8位のグルコース基を酸性溶液中で分離する。約85〜
95℃で実施するのが有利である。得られた生成物は通
常の方法で単離する。
【0036】センノシドを酸による加水分解後に塩化鉄
(III)と反応させることにより直接レインに移行す
ることは公知である。たとえばドイツ連邦共和国特許出
願公開第2711493号明細書を参照されたい。しか
しながら、この場合に収率は約10%にすぎず、更に形
成されるレインは分離が困難である。
【0037】本発明による方法においては、センノシド
の還元による分離、形成されるアントロン化合物の酸化
による相当するアントラキノン化合物の生成およびアン
トラキノン化合物の8位のグルコース基の分離をそれぞ
れ分離された工程で実施する。還元による分離に続い
て、アロエエモジンまたはその誘導体を形成する別の工
程に導かれることがあるすべての化合物を液−液分配に
より定量的に除去する。更に、酸化を保護された温度で
実施することが可能であり、従って、好ましくないかつ
不明確な酸化生成物の形成が回避される。更に、この反
応工程において使用される鉄塩はほぼ定量的に再び回収
することができ、かつ逆の酸化により再び使用する。酸
化工程および加水分解工程の分離は、該当するアグリコ
ンに比較してより高い水溶性のアントロングルコシドに
より、60℃未満の室温で温和で酸化を実施することを
可能にし、それにより不明確な副生成物のなお回避され
ない形成を回避する。
【0038】1,8−ジヒドロキシアントラキノン化合
物のアセチル化 得られた1,8−ジヒドロキシアントラキノン化合物の
アセチル化は通常の方法で実施する。たとえば酢酸ナト
リウムの存在下で無水酢酸を用いてアセチル化すること
ができ、たとえばArch.Pharm.241,60
7(1903)に記載されている。しかしながら、アセ
チル化は、別の当業者に公知の方法で、たとえば塩化ア
セチルとの反応等により行うこともできる。
【0039】このようにして得られたジアセチルレイン
は実質的にアロエエモジンおよびその誘導体を含まな
い。この場合に、この汚染物質の含量はなお約50pp
mである(実施例に記載の分析方法により測定した)。
この汚染物質の含量は、得られたジアセチルレインを以
下の方法で再結晶する場合に、更に低下することができ
る。適当な塩基で処理することにより、ジアセチルレイ
ンをアルカリ金属塩に移行する。適当な塩基は、たとえ
ばアルカリ金属酢酸塩、有利には酢酸カリウムである。
反応媒体として、当量の塩基および水性のC1〜C3−ア
ルコール、たとえば80〜90%のエタノールを使用す
るのが有利である。ジアセチルレインのアルカリ金属塩
を冷気中で沈殿させ、水性のC1〜C3−アルコールに収
容し、かつpH値約3まで酸を加えることにより沈殿さ
せる。その後、沈殿したジアセチルレインを通常の方法
で単離し、かつ後処理する。
【0040】そのようにして得られた生成物は20pp
m未満の上記汚染物質を含有する。更に生成物は針状の
結晶の形で存在し、該結晶は製薬的製剤に好適である。
【0041】生成物は、通常の方法で乾燥することがで
きる。有利には、まず乾燥を真空で、比較的低い温度
で、たとえば40℃未満で、生成物の水含量が約3%ま
たはそれより低くなるまで長く実施する。引続き温度を
70〜110℃に高めることができる。
【0042】本発明はまた、本発明により得られた、実
質的に純粋なジアセチルレインおよび該化合物を含有す
る製薬的製剤に関する。投与すべき量および適当な投与
形態に関して公知の使用範囲については、米国特許第4
244968号明細書、同第4346103号明細書、
同第4950687号明細書、ドイツ連邦共和国特許出
願公開第2711493号明細書およびDrugs E
xptl.Clin.Res.6(1)53〜64(1
980)を参照されたい。
【0043】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明す
る。
【0044】例1 出発物質として使用されるセンノシド混合物の収得:セ
ンナ薬それぞれ40kg(センノシド含量約1.5%)
を2つの1列に接続された、容積250lを有するパー
コレータに装入し、かつ穿孔されたスチール板で覆っ
た。抽出するための溶剤として70%メタノールを使用
し、これを第1のパーコレータの薬剤に導入した。第1
のパーコレータ内で形成される溶液を第2のパーコレー
タ内に存在する薬剤に導入した。その際、溶剤は自由に
第1のパーコレータを通り流動することができた。
【0045】センナ薬40kgを抽出するために全部で
160lの溶剤を使用した。この量の70%メタノール
を2つのパーコレータを貫通させ、かつ相当する量の浸
出液を集めた後で、パーコレータの空になった管を後浸
出液容器と結合し、かつなお付加的な70%メタノール
60lをパーコレータを貫通させた。その後、残りの自
由な溶剤を第1のパーコレータから第2のパーコレータ
の上側部分に導入し、かつ全部で120lになるまで後
浸出液を収集した。その後、第1のパーコレータを空洞
化し、再びセンナ薬40kgを充填し、かつ後浸出液を
薬剤に供給した。その際、パーコレータ内の薬剤を覆う
ためには120lの後浸出液で十分であった。引続き、
溶液の温度を+30℃にした。
【0046】このパーコレータを予め抽出したパーコレ
ータと結合し、かつ上記の抽出を実施した。
【0047】薬剤それぞれ40kgのために浸出液16
0lを収集し、該液からメタノールを、充填体カラムを
装備した真空回転蒸発機内で除去した。底部生成物約3
0lが得られた。この濃縮液を同じ体積の水で飽和した
ブタノール−2で抽出した。
【0048】工程A: センノシドの還元によるレイン−9−アントロン−8−
グルコシドの生成 抽出した濃縮液1.0lを48%水酸化ナトリウム溶液
でpH7.5にした。60℃に加熱し、かつ撹拌下で3
0分間かけて、固形の亜ジチオン酸ナトリウム90gを
溶かした。添加終了後更に1時間撹拌した。引続き撹拌
下で濃硫酸をpH2になるまで加えた。2時間かけて周
囲温度に冷却し、生じた結晶状の沈殿物を濾過し、かつ
二酸化硫黄含有の水で洗浄した。
【0049】所望の場合は粗製のレイン−9−アントロ
ン−8−グルコシドを再び沈殿させた。なお湿ったフィ
ルタケーキを、pH7まで48%水酸化ナトリウム溶液
を添加することにより10%溶液(G/V)が得られる
ようにして、2−ブタノール15容量部およびピロ亜硫
酸ナトリウム0.5重量部を含有する水85容量部の混
合物に溶かした。溶液を濃塩酸でpH2.8またはそれ
未満に酸性化し、かつ2時間放置した。生じた沈殿物を
濾過し、二酸化硫黄またはピロ亜硫酸ナトリウム含有の
水で洗浄し、かつ乾燥させた。
【0050】収率:90%。
【0051】このようにして得られた生成物を以下のよ
うに再び還元(後還元)した:粗製の、乾燥したレイン
−9−アントロン−8−グルコシドまたは相当する量の
湿った生成物3.0gを亜ジチオン酸ナトリウム1.4
gおよび5N NaOH2.3mlといっしょに水15
mlに溶かした。引続き水24mlを満たし、かつ該溶
液を20分間で55℃に加温した。その後更に亜ジチオ
ン酸ナトリウム1.5gを溶液に加え、かつ20分間で
55℃に加温した。引続き、5N NaOH0.9ml
および亜ジチオン酸ナトリウム1.5gを溶液に加え
た。20分間で55℃に加温した後、もう一度5N N
aOH0.9mlを加えた。得られた溶液を直接後続の
液−液抽出に供給した。
【0052】工程B: アロエエモジン成分の分離 アロエエモジン成分の分離を、混合−分離ユニット60
からなる装置(混合−沈降装置)を用いて、向流での9
−アントロン−8−グルコシドの液−液分配により実施
した。重い方の水性の相として、5N NaOH3.5
mlおよび水96ml中の亜ジチオン酸ナトリウム3.
0gの溶液を使用した。軽い方の有機相として、(水で
飽和した)2−ブタノールまたはアセトンを使用した。
両方の相を、重い方の相と軽い方の相の体積比が1:1
0になるようにして、該装置に供給した。
【0053】生じるべき混合物を、新鮮な還元された溶
液の形でまたは、工程Aから得られた9−アントロン−
8−グルコシドを含有する相当するpH値および相当す
る濃度の溶液の形で、すなわち、生じるべき混合物1容
量部当り有機相30容量部を使用するようにして、該装
置に供給した。
【0054】混合物を含有する溶液のpH値をグリシン
緩衝液を用いて9〜9.5に維持した。7.5%グリシ
ン溶液3容量部および1N NaOH1容量部からなる
緩衝液を粗製のレイン−9−アントロン−8−グルコシ
ド150g当り緩衝溶液240mlの量で加えた。好ま
しくないアロエエモジン化合物は有機相に富化し、一
方、レイン−9−アントロン−8−グルコシドは水相に
残留した。水相を硫酸でpH2.8まで酸性化し、形成
された沈殿物を濾過し、かつ水およびアセトンで洗浄
し、周囲温度で空気に接触させて乾燥させた。このよう
にして、本明細書の最後に記載の方法によりアロエエモ
ジンとして同定されたアロエエモジン成分含量41pp
mを有するレイン−9−アントロン−8−グルコシドが
得られた。
【0055】収率:97%、レイン−9−アントロン−
8−グルコシドに対して。
【0056】工程C: 酸化によるレイン−8−グルコシドの生成 工程Bからの生成物(センノシドA、AおよびB3.
0kgの含量に関する)を、脱イオン水1841および
硫酸鉄(III)水和物75.5kg(Fe3+22
%)からなる溶液中で懸濁させた。懸濁液を55〜62
℃に加熱し、かつ高速分散機を使用して14時間酸化し
た。酸化が終了すると形成されたレイン−8−グルコシ
ドを濾過し、かつ硫酸でpH2に調整された脱イオン水
501で洗浄した。
【0057】工程D: 加水分解によるレインの生成 工程Bからの湿ったフィルタ残留物を20重量%硫酸2
00kg中で懸濁させ、かつ88〜92℃で8時間撹拌
した。形成されたレインを濾過し、かつ保存するために
真空1ミリバールで40℃で48時間乾燥させるかまた
は湿った状態ですぐにアセチル化するために工程Dで使
用することができた。
【0058】工程A〜Dの全収率は、工程Aで使用され
たセンノシドA,A1およびBに対して79%であっ
た。
【0059】工程E: アセチル化によるジアセチルレインの生成 工程Cからのレイン6.5kgを無水酢酸100l中で
10分間懸濁させ、酢酸カリウム2kgを加え、撹拌下
で95℃に加熱し、活性炭0.65kgを加え、かつ9
0〜95℃で1/2時間撹拌した。活性炭を熱い溶液か
ら濾別し、かつ濾液に90℃で96〜98重量%硫酸
2.1kgを加えた。引続き、撹拌下でできるだけ速く
20℃に冷却した。生じた懸濁液を濾過した。残留物を
脱イオン水で硫酸塩不含に洗浄した。
【0060】収率:83%。
【0061】工程F: 再結晶、乾燥、粉砕 急激に撹拌しながら、工程Eからのジアセチルレイン
7.5kg(乾燥した物質に対して)を90容量%エタ
ノール375l中で懸濁させた。懸濁液を70℃に加熱
し、その後酢酸カリウム3.75kgを加えた。0〜2
℃に冷却して、その間に生じた、透明な溶液から純粋な
ジアセチルレインのカリウム塩を晶出した。
【0062】カリウム塩を濾過し、かつ40容量%エタ
ノール300lにクエン酸カリウム3kgを加えながら
20〜30℃で溶かした。透明な溶液を10重量%硫酸
でpH3.0に調整した。晶出したジアセチルレインを
濾過し、かつ脱イオン水で硫酸塩不含に洗浄した。
【0063】生成物の乾燥は、まず真空中で1ミリバー
ルおよび40℃で24時間以内で行った。残留水含量が
3%未満に低下すると、該物質を粗に粉砕し、かつ真空
1ミリバールおよび70℃で24時間後乾燥した。
【0064】引続き、0.5mmの濾過装置で粉砕し、
かつ溶剤残留物を除去するために真空1ミリバールおよ
び70℃で後乾燥した。
【0065】収率:95%。
【0066】例2 例1に記載のセンナ薬の抽出およびセンノシドの還元を
繰り返した。その後、後還元を以下のように実施した:
サッカロース14.0g、亜ジチオン酸ナトリウム(8
5%)4.5gおよび酢酸カリウム13.3gを水13
3mlに溶かし、48%水酸化ナトリウム溶液1.3m
lおよび炭酸カリウム17.3gを加えた。引き続き、
アセトン293mlおよび水50mlを加えた。混合物
を分液漏斗に注ぎ、相を分離し、その際、上側の相37
5ml(アセトン相)および下側の相130mlが得ら
れた。
【0067】下側の相98mlに48%水酸化ナトリウ
ム溶液1.4mlおよび粗製のレイン−9−アントロン
−8−グルコシド10gを溶かした。45〜50℃に加
熱し、かつ20〜30分間該温度に維持した。引き続
き、48%水酸化ナトリウム溶液1.0mlおよび亜ジ
チオン酸ナトリウム3.4gを加え、更に20〜30分
かけて45〜50℃に加熱した。引き続き、48%水酸
化ナトリウム溶液1.0mlおよび亜ジチオン酸ナトリ
ウム3.4gを再び加え、20〜30分かけて45〜5
0℃に加熱した。
【0068】アロエエモジン成分の分離は、上記の上側
の相(アセトン相)に対して向流で還元した溶液を液−
液分配することにより実施した。流出する、レイン−9
−アントロン−8−グルコシド含有のラフィネート相を
400mlに蒸発させ、ブタノール−2 20mlを加
えた。塩酸および硫酸をpH4.0〜4.2まで加え
た。形成された沈殿物を濾過し、水40mlおよびアセ
トン30mlで洗浄し、引き続き乾燥させた。引き続く
酸化は例1に記載のように実施した。
【0069】例3 センナ薬の抽出により得られた濃縮液にブタノール−2
約2lを加えた。その後、センナ実濃縮液/ブタノール
−2混合物の還元を、保護ガスとして窒素下で7工程で
実施した。還元工程Iの後に粗製のレイン−9−アント
ロン−8−グルコシドの沈殿を実施した。
【0070】還元工程I:センノシド約4kgを含有す
るセンナ実濃縮液/ブタノール−2混合物100lを撹
拌容器に装入し、窒素で覆った。撹拌下で20重量%水
酸化ナトリウム溶液6l、その後水で飽和したブタノー
ル−2(たとえば工程IIから)350lを順次加え、
15分間撹拌した。バッチを42〜50℃に加熱し、亜
ジチオン酸ナトリウム7kgを加えた。なお45分間撹
拌した。20重量%水酸化ナトリウム溶液を加えてpH
値を7.5〜8に維持した。必要な場合は還元電位(A
g/AgCl電極に対する)を亜ジチオン酸ナトリウム
添加により−630mV未満に維持した。30〜35℃
に冷却後、1.5時間以内で10重量%硫酸をpH<4
まで加えて沈殿させた。生じた懸濁液を低い撹拌速度で
<25℃で約10時間撹拌した。生じた沈殿物を濾過し
た。沈殿物を15重量%ブタノール−2 60l中で懸
濁させ、50〜60℃で30分間撹拌し、引き続き濾過
した。残留物を脱イオン水100lで洗浄した。レイン
−9−アントロン−8−グルコシドの粗収量は使用され
るセンノシドに対して82%より多かった。
【0071】還元工程II 工程Iからの粗製のレイン−9−アントロン−8−グル
コシド3.3kgを脱イオン水42lおよびブタノール
−2 7.4lからなる混合物中で懸濁させた。20重
量%水酸化ナトリウム溶液2lおよびクエン酸三ナトリ
ウム9.9kgを加えて懸濁液を溶解し、その後、亜ジ
チオン酸ナトリウム3.3kgおよび水で飽和したブタ
ノール2(たとえば工程IIIから)350lを加え
た。バッチを42〜45℃に加熱した。20重量%水酸
化ナトリウム溶液を加えてpH値を8.5〜9に維持し
た。必要な場合は、還元電位(Ag/AgCl電極に対
する)を亜ジチオン酸ナトリウム添加により−750m
V未満に維持した。
【0072】放置時間30分後上側の相を取り出し、下
側の相を工程IIIで更に処理した。
【0073】工程III 工程IIからの下側の相を使用して以下の化学製品を加
えながら工程IIに記載の還元方法/抽出方法を繰り返
した: 亜ジチオン酸ナトリウム 1.65kg、 20%水酸化ナトリウム溶液 0.8lおよび 水で飽和したブタノール−2 350l (たとえば工程IVから)。
【0074】還元工程IV〜VII それぞれ先行の工程からの下側の相を使用して以下の化
学製品を加えながら工程IIに記載の還元方法/抽出方
法を繰り返した: 亜ジチオン酸ナトリウム 0.825kg 20%水酸化ナトリウム溶液 0.4lおよび 水で飽和したブタノール−2 350l (たとえばそれぞれ後続の工程IVから、向流原理によ
り)。
【0075】工程VIIで分離した下側の相を30〜3
5℃に冷却し、レイン−9−アントロン−8−グルコシ
ドを工程Iに記載のように沈殿した。得られた沈殿物を
濾過し、かつ脱イオン水100lで洗浄した。引き続
き、硫酸鉄(III)溶液(製造は例1、工程Bを参
照)10lで覆った。
【0076】その後、レイン−9−アントロン−8−グ
ルコシドを例1または2に記載のようにセンノシドに移
行した。
【0077】薬理的検査 ジアセチルレインの有効性を経口投与後の慢性的炎症モ
デルで測定した。以下の実施モデルを使用した:ラット
におけるコットン−ペレット肉芽腫およびウサギにおけ
るビタミンAの関節内の投与により引き起こされる関節
症。
【0078】a)ラットにおけるコットン−ペレット肉
芽腫 若い、成熟したラット(n=10)に、ジアセチルレイ
ン25mg/kg,50g/kgまたは100mg/k
gまたはインドメサシン5mg/kgまたはアセチルサ
リチル酸100mg/kgを5日間毎日投与した。水の
みを与えた調整群も同様に使用した。ペレットの移植は
最初の治療日に行った。実験終了の際に用意された肉芽
腫の含水重量および乾燥重量は、調整群と比較して著し
いかつ明らかに投与に依存した減少を示した。その際、
ジアセチルレイン100mg/kgの効果は、ほぼイン
ドメサシン5mgまたはアセチルサリチル酸100mg
の効果に相当した。胸腺および副腎重量は治療の間に変
化しなかった。
【0079】b)ビタミンA関節症 9日間に3回のビタミンA30000IEの関節内の注
入により、それぞれ10匹のウサギ(白いニュージーラ
ンド産)の2つの群において関節症類似の関節変化が引
き起こされた。56日後に10匹のウサギにジアセチル
レイン3mg/kg/日を8週間投与した。調整群と比
較して投与群における肉眼および顕微鏡で認められる関
節変化は著しく減少した。
【0080】更に、ジアセチルレインの治療効果を、3
回のビタミンA10000IEを与えた6日間の前治療
および26日間の治療しない間隔後に、8週間にわた
り、ジアセチルレイン5mg/kg/日(実験群)を投
与した、アセチルサリチル酸15mg/kg/日(肯定
的調整群)を投与した、または投与されないままでいた
(否定的調整群)、それぞれ7匹のウサギにおけるアセ
チルサリチル酸の治療効果と比較した。3つのすべての
群に、最後にビタミンAを注入して24日後に後足をひ
きずる形の比較可能な運動障害が生じた。否定的調整群
では、次の8週間に明らかな関節症の臨床的兆候が強く
なった。
【0081】実験群および肯定的調整群では、この兆候
は8週間の治療の間に著しく改良された。
【0082】胃の粘膜の変化 ラットにおいてジアセチルレイン400mg/kgまた
は溶剤の1回の投与により胃の粘膜の損傷は引き起こさ
れなかったが、イブプロフェン(200mg/kg)ま
たはインドメサシン(20mg/kg)の投与後に、点
状(直径1mm)から大きな(直径3mm)部分までの
侵食の形の明らかな粘膜の損傷が認められた。3日にわ
たるジアセチルレイン100mg/kgの毎日2回の投
与により粘膜の損傷は生じなかったが、インドメサシン
10mg/kgの相当する使用により損傷が生じた。こ
の場合は直径1〜3mmの侵食であった。
【0083】毒性 急性中毒量LD50は検査される種類(ラット、マウス、
ネコ)に応じて経口投与で1.9〜7.9g/kgであ
った。その際、ラットは最も感応しないことが判明し
た。腸管外投与(i.v.i.p.)によりLD50値は
これらの種類では119〜339mg/kgであった。
【0084】臨床的研究 1.ナプロクサンおよび引き続く偽薬後投与に対する二
重盲式検査において、95(49/46)人の患者の股
関節炎および膝関節炎についてのジアセチルレインの効
果を検査した。投与量はジアセチルレイン毎日2回50
mgまたはナプロクサン毎日750mgであった。治療
期間は7日の洗浄段階後60日であった。引き続く偽薬
投与は60日にわたった。
【0085】試験因子は、点数段階、機能制限および融
和性による沈痛性および運動性兆候であった。
【0086】2つの投与群(ジアセチルレイン/ナプロ
クサン)において、すべての試験パラメータに関して出
発値に比較して統計的に著しい改良値(P<0.01お
よびP<0.05)が確認された。しかしながら、投与
を中断し、引き続き偽薬を投与した90および120日
後に、ジアセチルレイン/偽薬群では、自発性沈痛、肯
定的および否定的運動性沈痛のパラメータに関して、ナ
プロクサン/偽薬調整群に比較して統計的に著しい優越
性(P<0.01)が示された。この相違値はジアセチ
ルレインを中断して30日後の、夜の沈痛および圧痛の
変数に対しても5%の水準に保証された。
【0087】2.調整を伴った自由な歩行検査におい
て、70(35/35)人の患者で脊髄および膝の骨関
節症に対するジアセチルレインの効果を検査した。投与
量は1日当りジアセチルレイン100mgであった。治
療期間は60日、観察期間は75日であった。試験因子
は沈痛および運動の制限であった。量は点数システムに
より評価した。
【0088】調整群は35人の患者からなり、この場合
に専ら理学療法を実施した。ジアセチルレイン処理群に
も同様に理学療法を実施した。
【0089】結果の評価から、すべてのパラメータに関
して調整群と比較して投与群の統計的に著しい優越性が
示された。投与を中断した後も、ジアセチルレイン群に
関しては、持続する治療効果(後作用)を確認すること
ができた。
【0090】3.ナプロクサンに対する単純盲検の交換
式検査において、患者20人の局所的関節炎におけるジ
アセチルレインの効果を検査した。患者を2つの群に分
け、その際、第1群にまずジアセチルレイン50mgを
20日にわたり毎日2回投与した。引き続き、3日間洗
浄段階を実施し、更に20日間毎日2回ナプロクサン2
50mlを更に投与した。第2の群には反対の順序を維
持した。治療期間は全部で43日であった。試験因子は
点数システムによる鎮痛、圧痛、受動的運動性鎮痛、機
能制限および腫張であった。
【0091】結果の評価から、ナプロクサンの投与に比
較してジアセチルレインの投与の優越性が示された。記
載すべき副作用が認められず、臨床的実験パラメータの
変化も認められなかった。
【0092】4.ナプロクサンに対する二重偽薬検査を
使用した無作為の二重盲検査では、骨関節症の23(1
2/11)人の患者でジアセチルレインの効果を検査し
た(融和性の検査)。投与量はジアセチルレイン毎日2
回50mgおよびナプロクサン毎日3回250mgであ
った。治療期間は4週間であった。試験因子は治療前後
の食道胃十二指腸検査法であった。通常の粘膜検査また
は軽い粘膜障害(程度1)を有する患者のみを検査し
た。
【0093】4週間後、内視鏡検査によりジアセチルレ
イン群(10%)において、程度2の粘膜障害が認めら
れたが、一方ナプロクサン投与群では5人の患者(50
%)が程度2,3および4の粘膜障害を生じた。すべて
の場合に通常の検査結果であった。
【0094】アロエエモジンの分析検査 分液漏斗内で0.5MNaOH25.3ml中にジアセ
チルレイン50mgを溶かし、10分間振動させた。引
続き、0.5Mグリシンおよび0.5MNaClを含有
する溶液74.6mlを加えた。その際、pH9.5を
生じた。
【0095】該溶液をクロロホルム25mlで3回抽出
した。合わせた有機相をpH9.5の0.5M緩衝液
(グリシン、NaOH、NaCl)10mlで1回およ
び0.01M硫酸10mlで1回抽出した。有機相から
溶剤を除去し、かつ残留物をメタノール1ml中に溶か
した。
【0096】標準溶液のためにアロエエモジン2mgを
N,N−ジメチルアセトアミド20ml中に溶かし、か
つメタノールで濃度2μg/ml(40ppmに相当)
になるまで希釈した。
【0097】溶液の含量をHPLCを用いて検査した。
HPLC法の線形性を、0.11μg/ml(2.2p
pmに相当)〜53.6μg/ml(1072ppmに
相当)の範囲内のアロエエモジン標準溶液で検出した。
含量測定は、Li−Chrospher−100 RP
−18 5μmを充填したMerk HPLCカラム、
Lichrocat250−4で、40℃でメタノール
中1%酢酸(v/v)、水中1%酢酸(v/v)および
アセトニトリル、49:46:5の割合からなる移動相
を用いて行った。
【0098】工程Bの生成物、詳しくは所定のアロエエ
モジンとして、41ppmのアロエエモジン成分含量を
有するレイン−9−アントロン−8−グルコシドの分析
検査 検査すべき物質を塩化鉄(III)を用いた酸化により
同時に水溶液および四塩化炭素からなる2相混合物中で
塩酸で加水分解してレインおよびアロエエモジンに移行
した。レインを塩に移行し、それにより液−液分配によ
りアロエエモジンを分離することができた。有機相中に
存在するアロエエモジンをHPLCにより測定した。
フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフ グリミンガー ドイツ連邦共和国 D−5060 ベルギッ シュ−グラートバッハ 1 フリードリ ッヒ−ローゼンガルト−シュトラーセ 31 (72)発明者 ペンティ ヒータラ フィンランド国 SF−00660 ヘルシ ンキ 66 アルクテイ 5 (72)発明者 ヘルガ ツェースケ ドイツ連邦共和国 D−5063 オーヴェ ラート 3 プラターネンヴェーク 20 (72)発明者 クラウス ヴィトホーン ドイツ連邦共和国 D−5063 オーヴェ ラート 3 ヘーエンシュトラーセ 26 (56)参考文献 特開 昭63−146816(JP,A) 特開 昭58−225015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/22 A61K 35/78 CA(STN) MEDLINE(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20ppm未満のアロエエモジン誘導体
    を有するジアセチルレインからなる関節炎治療剤。
JP8350332A 1991-06-25 1996-12-27 ジアセチルレインからなる関節炎治療剤 Expired - Lifetime JP2948161B2 (ja)

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