JP2947016B2 - 樹脂製品及びその製造方法 - Google Patents
樹脂製品及びその製造方法Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/02—Electroplating of selected surface areas
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C18/00—Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
- C23C18/16—Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
- C23C18/1601—Process or apparatus
- C23C18/1633—Process of electroless plating
- C23C18/1646—Characteristics of the product obtained
- C23C18/165—Multilayered product
- C23C18/1653—Two or more layers with at least one layer obtained by electroless plating and one layer obtained by electroplating
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製の基材にめっき
層及び塗膜層を形成した樹脂製品及びその製造方法に関
するものである。
層及び塗膜層を形成した樹脂製品及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の樹脂製品として、車
両用のフロントグリルやバックパネル等の外装用装飾品
がある。例えば、フロントグリルにおいては、フロント
グリルの前面(意匠面)の所定部分にめっき層が形成さ
れているとともに、それ以外の部分(但し、意匠面)に
塗膜層が形成されている。このように、部分的にめっき
層を有し、それ以外の部分の少なくとも一部に塗膜層が
形成されたフロントグリルは例えば次のようにして製造
される。
両用のフロントグリルやバックパネル等の外装用装飾品
がある。例えば、フロントグリルにおいては、フロント
グリルの前面(意匠面)の所定部分にめっき層が形成さ
れているとともに、それ以外の部分(但し、意匠面)に
塗膜層が形成されている。このように、部分的にめっき
層を有し、それ以外の部分の少なくとも一部に塗膜層が
形成されたフロントグリルは例えば次のようにして製造
される。
【0003】すなわち、まず、ABS樹脂製のグリル本
体を、無電解めっき及び電気めっきに供する。すると、
グリル本体の表面全体に、無電解めっき層及び電気めっ
き層からなるめっき層が形成される。そして、めっき層
を残したい部分には、電鋳マスクを被覆するとともに、
それ以外の部分には、プライマーを塗布してプライマー
層を形成する。その後、プライマー層上に所定の塗料を
塗布し、塗膜層を形成する。そして、電鋳マスクによる
被覆を解除することにより、上記のフロントグリルが得
られる。
体を、無電解めっき及び電気めっきに供する。すると、
グリル本体の表面全体に、無電解めっき層及び電気めっ
き層からなるめっき層が形成される。そして、めっき層
を残したい部分には、電鋳マスクを被覆するとともに、
それ以外の部分には、プライマーを塗布してプライマー
層を形成する。その後、プライマー層上に所定の塗料を
塗布し、塗膜層を形成する。そして、電鋳マスクによる
被覆を解除することにより、上記のフロントグリルが得
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、めっき層がグリル本体の全ての表面
に形成されていた。このため、めっきの不要な部分にま
でめっき層が形成されることとなり、製造コストの上昇
を招来していた。
来技術においては、めっき層がグリル本体の全ての表面
に形成されていた。このため、めっきの不要な部分にま
でめっき層が形成されることとなり、製造コストの上昇
を招来していた。
【0005】また、塗膜層は樹脂素材により構成される
のにもかかわらず、めっき層という金属素材の表面に塗
布形成しなければならない。この場合、両者間の接合は
異種素材同士の接合となるため、その接合力は小さい。
従って、従来では、両者間の接合力を向上させるべく、
めっき層と塗膜層との間にプライマーを塗布し、プライ
マー層を形成するようにしていた。このため、その工程
分だけ工数が増大するとともに、コストの上昇を招くこ
ととなっていた。また、上記のようにプライマー層を形
成したとしても、該プライマー層も樹脂素材よりなるた
め、依然として接合力の点、ひいては耐久性能の点で問
題があった。
のにもかかわらず、めっき層という金属素材の表面に塗
布形成しなければならない。この場合、両者間の接合は
異種素材同士の接合となるため、その接合力は小さい。
従って、従来では、両者間の接合力を向上させるべく、
めっき層と塗膜層との間にプライマーを塗布し、プライ
マー層を形成するようにしていた。このため、その工程
分だけ工数が増大するとともに、コストの上昇を招くこ
ととなっていた。また、上記のようにプライマー層を形
成したとしても、該プライマー層も樹脂素材よりなるた
め、依然として接合力の点、ひいては耐久性能の点で問
題があった。
【0006】さらに、塗膜層の形成された部位は、グリ
ル本体上にめっき層、プライマー層及び塗膜層とを有し
ているため、全体として膜厚が極端に大きくなってしま
い、外観品質が損なわれるおそれがあった。
ル本体上にめっき層、プライマー層及び塗膜層とを有し
ているため、全体として膜厚が極端に大きくなってしま
い、外観品質が損なわれるおそれがあった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、基材に塗膜層を強固に
接合させて耐久性能を向上させることが可能で、しか
も、外観品質の向上並びに製造に際しての工数及びコス
トの低減を図ることの可能な樹脂製品及びその製造方法
を提供することにある。
れたものであって、その目的は、基材に塗膜層を強固に
接合させて耐久性能を向上させることが可能で、しか
も、外観品質の向上並びに製造に際しての工数及びコス
トの低減を図ることの可能な樹脂製品及びその製造方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、樹脂製の基材上の少な
くとも意匠面側にめっき層及び塗膜層を形成した樹脂製
品の製造方法であって、前記基材に、同基材に対し無電
解めっきを施した際に無電解めっき層を底部において断
絶するような条溝を環状に形成し、基材に無電解めっき
を施した後、電解めっきを行うことにより、条溝を境界
として、無電解めっき層及び同無電解めっき層上の電気
めっき層からなるめっき層と、前記基材が露出した部分
とを形成し、その後、基材が露出した部分に塗膜層を形
成するようにしている。
め、請求項1に記載の発明では、樹脂製の基材上の少な
くとも意匠面側にめっき層及び塗膜層を形成した樹脂製
品の製造方法であって、前記基材に、同基材に対し無電
解めっきを施した際に無電解めっき層を底部において断
絶するような条溝を環状に形成し、基材に無電解めっき
を施した後、電解めっきを行うことにより、条溝を境界
として、無電解めっき層及び同無電解めっき層上の電気
めっき層からなるめっき層と、前記基材が露出した部分
とを形成し、その後、基材が露出した部分に塗膜層を形
成するようにしている。
【0009】又、請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の樹脂製品の製造方法において、前記条溝を、段
差又は溝よりなりかつ環状または環状の一部をなすよう
に形成された塗装見切部に沿って設けた。請求項3に記
載の発明では、請求項1又は2に記載の樹脂製品の製造
方法において、前記条溝を断面略V字状に形成した。請
求項4に記載の発明では、樹脂製の基材に、段差又は溝
よりなりかつ環状又は環状の一部をなすように形成され
た塗装見切部を設け、その塗装見切部に沿って断面略V
字状の条溝を環状に形成し、その条溝を境界としてめっ
き層と、前記基材の表面に直接塗装された塗膜層とを形
成し、前記めっき層及び前記塗膜層を少なくとも意匠面
側に設けた。
に記載の樹脂製品の製造方法において、前記条溝を、段
差又は溝よりなりかつ環状または環状の一部をなすよう
に形成された塗装見切部に沿って設けた。請求項3に記
載の発明では、請求項1又は2に記載の樹脂製品の製造
方法において、前記条溝を断面略V字状に形成した。請
求項4に記載の発明では、樹脂製の基材に、段差又は溝
よりなりかつ環状又は環状の一部をなすように形成され
た塗装見切部を設け、その塗装見切部に沿って断面略V
字状の条溝を環状に形成し、その条溝を境界としてめっ
き層と、前記基材の表面に直接塗装された塗膜層とを形
成し、前記めっき層及び前記塗膜層を少なくとも意匠面
側に設けた。
【0010】
【作用】従って、請求項1乃至3に記載の発明によれ
ば、基材に無電解めっきを施すと、基材上に無電解めっ
き層が形成されると共にその無電解めっき層は条溝の底
部において断絶される。この後、電解めっきを行うこと
により、条溝を境界として無電解めっき層及び同無電解
めっき層上の電気めっき層からなるめっき層と、前記基
材が露出した部分とが形成される。その後、基材が露出
した部分に塗膜層を形成することにより樹脂製品が得ら
れる。このように、塗装膜は直接基材上に塗装されるた
め、塗膜層を形成する際に従来必要となっていたプライ
マー層が必要なくなる。
ば、基材に無電解めっきを施すと、基材上に無電解めっ
き層が形成されると共にその無電解めっき層は条溝の底
部において断絶される。この後、電解めっきを行うこと
により、条溝を境界として無電解めっき層及び同無電解
めっき層上の電気めっき層からなるめっき層と、前記基
材が露出した部分とが形成される。その後、基材が露出
した部分に塗膜層を形成することにより樹脂製品が得ら
れる。このように、塗装膜は直接基材上に塗装されるた
め、塗膜層を形成する際に従来必要となっていたプライ
マー層が必要なくなる。
【0011】又、請求項2に記載の発明によれば、めっ
き層上に被覆体を設けて塗膜層を形成する際、その被覆
体の端部を塗装見切部上に当接させることが可能とな
る。ここで、実際上、基材には成形時における周囲の環
境等によって寸法にバラツキが生じており、めっき層を
形成した状態でも同様にバラツキが生じている。このた
め、通常では、その寸法のバラツキを考慮して前記被膜
体を若干大きめの寸法で形成することから、被覆体をめ
っき層上に設けた状態でめっき層表面との間に隙間が生
じる場合がある。このような場合、塗膜層を形成する際
に被膜体の端部における隙間から塗料が入り込んでしま
う。本発明では上記したように被覆体の端部を塗装見切
部上に当接させることが可能であるため、隙間に塗料が
入り込むことを極力防止することができる。従って、め
っき層と塗膜層との間に良好な見切りを形成することが
でき、より一層外観品質を向上させることができる。
き層上に被覆体を設けて塗膜層を形成する際、その被覆
体の端部を塗装見切部上に当接させることが可能とな
る。ここで、実際上、基材には成形時における周囲の環
境等によって寸法にバラツキが生じており、めっき層を
形成した状態でも同様にバラツキが生じている。このた
め、通常では、その寸法のバラツキを考慮して前記被膜
体を若干大きめの寸法で形成することから、被覆体をめ
っき層上に設けた状態でめっき層表面との間に隙間が生
じる場合がある。このような場合、塗膜層を形成する際
に被膜体の端部における隙間から塗料が入り込んでしま
う。本発明では上記したように被覆体の端部を塗装見切
部上に当接させることが可能であるため、隙間に塗料が
入り込むことを極力防止することができる。従って、め
っき層と塗膜層との間に良好な見切りを形成することが
でき、より一層外観品質を向上させることができる。
【0012】更に、請求項3に記載の発明によれば、条
溝を断面略V字状に形成したことにより、条溝の底部に
おける無電解めっき層の断絶が確実に行われる。 請求項
4に記載の発明によれば、上記請求項2及び3に記載さ
れた発明の作用と同様に、塗膜層を形成する際にめっき
層とその被覆体との間の隙間が存在する場合、塗装見切
部によってその隙間に塗料が入り込むことが極力防止さ
れる。従って、めっき層と塗膜層との間に良好な見切り
を形成することができ、より一層外観品質を向上させる
ことができる。また、塗膜層が基材の表面に直接塗装し
て形成されているため、従来技術の樹脂製品とは異な
り、めっき層及びプライマー層が介在されていない分だ
けその膜厚が薄く形成される。しかも、塗膜層及び基材
は共に樹脂材料よりなるので、塗膜層は基材に対して強
固に接合される。
溝を断面略V字状に形成したことにより、条溝の底部に
おける無電解めっき層の断絶が確実に行われる。 請求項
4に記載の発明によれば、上記請求項2及び3に記載さ
れた発明の作用と同様に、塗膜層を形成する際にめっき
層とその被覆体との間の隙間が存在する場合、塗装見切
部によってその隙間に塗料が入り込むことが極力防止さ
れる。従って、めっき層と塗膜層との間に良好な見切り
を形成することができ、より一層外観品質を向上させる
ことができる。また、塗膜層が基材の表面に直接塗装し
て形成されているため、従来技術の樹脂製品とは異な
り、めっき層及びプライマー層が介在されていない分だ
けその膜厚が薄く形成される。しかも、塗膜層及び基材
は共に樹脂材料よりなるので、塗膜層は基材に対して強
固に接合される。
【0013】
【0014】
【実施例】(第1実施例) 以下、本発明を樹脂製品としての車両用のフロントグリ
ル1に具体化した第1実施例を図1〜11に基づいて説
明する。
ル1に具体化した第1実施例を図1〜11に基づいて説
明する。
【0015】車両の前面には、図2に示すようなフロン
トグリル1が装着されるようになっている。図1〜3に
示すように、このフロントグリル1は、ABS樹脂製の
基材としてのフロントグリル本体(以下、グリル本体と
いう)2を備えているとともに、その意匠面の一部、す
なわち前面の一部に形成されためっき層3(図3では網
目状に示した部分)と、同めっき層3以外(裏側の一部
を除く)の箇所に塗布形成された塗膜層4とを有してい
る。より詳細に説明すると、フロントグリル1は、正面
略矩形状の枠5、該枠5内において横方向に延びる複数
の副仕切り板6、枠5内において縦方向に延びる複数の
連結板7、中央部においてマークプレート(図示せず)
を取付けるための取付プレート8及び前記枠5から取付
プレート8に向かって延びる主仕切り板9を有してい
る。そして、前記枠5の主として正面側部分及び主仕切
り板9の正面側部分には、前記めっき層3が形成されて
いる。また、副仕切り板6、取付プレート8及び連結板
7の主として正面側部分には、前記塗膜層4が形成され
ている。
トグリル1が装着されるようになっている。図1〜3に
示すように、このフロントグリル1は、ABS樹脂製の
基材としてのフロントグリル本体(以下、グリル本体と
いう)2を備えているとともに、その意匠面の一部、す
なわち前面の一部に形成されためっき層3(図3では網
目状に示した部分)と、同めっき層3以外(裏側の一部
を除く)の箇所に塗布形成された塗膜層4とを有してい
る。より詳細に説明すると、フロントグリル1は、正面
略矩形状の枠5、該枠5内において横方向に延びる複数
の副仕切り板6、枠5内において縦方向に延びる複数の
連結板7、中央部においてマークプレート(図示せず)
を取付けるための取付プレート8及び前記枠5から取付
プレート8に向かって延びる主仕切り板9を有してい
る。そして、前記枠5の主として正面側部分及び主仕切
り板9の正面側部分には、前記めっき層3が形成されて
いる。また、副仕切り板6、取付プレート8及び連結板
7の主として正面側部分には、前記塗膜層4が形成され
ている。
【0016】図4は主仕切り板9の一部(図3のα部
分)を拡大して示す正面図であり、図5は図4のA−A
線断面図である。これらの図及び図1に示すように、グ
リル本体2の正面側部分において、前記めっき層3と塗
膜層4との境界部分には、枠5及び主仕切り板9から上
下方向に突出する塗装見切部としての正面側段差部10
が環状に形成されている。そして、この正面側段差部1
0には、断面略V字状の条溝11が環状(閉曲線状)に
形成されている(図3参照)。また、図6は枠5の裏面
側の一部(図3のβ部分)を拡大して示す裏面図であ
る。同図に示すように、グリル本体2の裏面側部分にお
いて、前記めっき層3とめっき層3が形成されていない
部分との境界部分には、断面略V字状の条溝13が環状
に形成されている(図3参照)。さらに、グリル本体2
の裏面側部分には、同裏面方向(車両後部方向)へ突出
する電極用突起14が突出形成されている(図3参
照)。
分)を拡大して示す正面図であり、図5は図4のA−A
線断面図である。これらの図及び図1に示すように、グ
リル本体2の正面側部分において、前記めっき層3と塗
膜層4との境界部分には、枠5及び主仕切り板9から上
下方向に突出する塗装見切部としての正面側段差部10
が環状に形成されている。そして、この正面側段差部1
0には、断面略V字状の条溝11が環状(閉曲線状)に
形成されている(図3参照)。また、図6は枠5の裏面
側の一部(図3のβ部分)を拡大して示す裏面図であ
る。同図に示すように、グリル本体2の裏面側部分にお
いて、前記めっき層3とめっき層3が形成されていない
部分との境界部分には、断面略V字状の条溝13が環状
に形成されている(図3参照)。さらに、グリル本体2
の裏面側部分には、同裏面方向(車両後部方向)へ突出
する電極用突起14が突出形成されている(図3参
照)。
【0017】図1に示すように、前記めっき層3は無電
解めっき層15と、電気めっき層16とからなってい
る。本実施例において、無電解めっき層15はニッケル
により、厚さ「0.3〜0.4μm」程度に形成されて
いる。また、電気めっき層16は、銅、ニッケル及びク
ロムの3種類の金属により厚さ「20〜50μm」程度
に形成され、多層構造をなしている。
解めっき層15と、電気めっき層16とからなってい
る。本実施例において、無電解めっき層15はニッケル
により、厚さ「0.3〜0.4μm」程度に形成されて
いる。また、電気めっき層16は、銅、ニッケル及びク
ロムの3種類の金属により厚さ「20〜50μm」程度
に形成され、多層構造をなしている。
【0018】また、前記両条溝11,13は、それぞれ
幅Wが「0.5mm」、深さDが「0.5mm」に形成
されている。但し、幅Wは、特に限定されるものではな
いが、加工上の制限から「0.2mm」以上が好まし
く、意匠性の向上を図る意味で「1.0mm」以下が好
ましい。また、深さDについても、特に限定されるもの
ではないが、同じく加工上の制限から「0.2mm」以
上が好ましく、グリル本体2の強度上の制約から「0.
6mm」以下が好ましい。また、幅Wに対する深さDの
比(D/W)は「1.0」以上が好ましい。
幅Wが「0.5mm」、深さDが「0.5mm」に形成
されている。但し、幅Wは、特に限定されるものではな
いが、加工上の制限から「0.2mm」以上が好まし
く、意匠性の向上を図る意味で「1.0mm」以下が好
ましい。また、深さDについても、特に限定されるもの
ではないが、同じく加工上の制限から「0.2mm」以
上が好ましく、グリル本体2の強度上の制約から「0.
6mm」以下が好ましい。また、幅Wに対する深さDの
比(D/W)は「1.0」以上が好ましい。
【0019】さらに、前記正面側段差部10は、少なく
とも「1.5mm」の高さを有している。この高さは、
前記条溝11を型成形するために、金型加工上必要な最
低限の値である。
とも「1.5mm」の高さを有している。この高さは、
前記条溝11を型成形するために、金型加工上必要な最
低限の値である。
【0020】次に、上記のグリル本体2を成形するため
の金型21について説明する。図7に示すように、金型
21は、固定型22及び可動型23を備えている。そし
て、これら両型22,23によってグリル本体2を成形
するためのキャビティ24が形成されている。但し、可
動型23(又は固定型22)には、前記条溝11,13
を形成するための突起26等が一体的に形成されてい
る。
の金型21について説明する。図7に示すように、金型
21は、固定型22及び可動型23を備えている。そし
て、これら両型22,23によってグリル本体2を成形
するためのキャビティ24が形成されている。但し、可
動型23(又は固定型22)には、前記条溝11,13
を形成するための突起26等が一体的に形成されてい
る。
【0021】次に、上記のフロントグリル1を製造する
に際しての作用及びその効果について説明する。まず、
公知の金型成形法により、前記キャビティ24内に溶融
されたABS樹脂を射出し、充填する(図7参照)。樹
脂が冷却され、固化されたならば、両型22,23を開
き、グリル本体2を取り出す。このとき、両型22,2
3は、型開き方向と平行に、すなわち突起26等が抜け
る方向に開かれる。このため、突起26等によって型開
きが阻害されることはなく、グリル本体2を容易に取り
出すことができる。このようにして、所定の箇所に条溝
11,13がそれぞれ環状に形成されたグリル本体2が
得られる。
に際しての作用及びその効果について説明する。まず、
公知の金型成形法により、前記キャビティ24内に溶融
されたABS樹脂を射出し、充填する(図7参照)。樹
脂が冷却され、固化されたならば、両型22,23を開
き、グリル本体2を取り出す。このとき、両型22,2
3は、型開き方向と平行に、すなわち突起26等が抜け
る方向に開かれる。このため、突起26等によって型開
きが阻害されることはなく、グリル本体2を容易に取り
出すことができる。このようにして、所定の箇所に条溝
11,13がそれぞれ環状に形成されたグリル本体2が
得られる。
【0022】続いて、グリル本体2を無電解めっき溶液
中に浸漬し、無電解めっきを施す。このとき、図8に示
すように、両条溝11,13の底部11a,13aにお
いては、隙間の間隔が狭いため、めっき溶液が到達しな
い(但し、図8〜11においては、説明の便宜上、正面
側の条溝11のみについて記すが、裏面側の条溝13に
ついても同様のことがいえる)。従って、これら底部1
1a,13aには、めっきが施されない。換言すれば、
グリル本体2表面の底部11a,13aを除くすべての
部分には、無電解めっき層15が形成される。
中に浸漬し、無電解めっきを施す。このとき、図8に示
すように、両条溝11,13の底部11a,13aにお
いては、隙間の間隔が狭いため、めっき溶液が到達しな
い(但し、図8〜11においては、説明の便宜上、正面
側の条溝11のみについて記すが、裏面側の条溝13に
ついても同様のことがいえる)。従って、これら底部1
1a,13aには、めっきが施されない。換言すれば、
グリル本体2表面の底部11a,13aを除くすべての
部分には、無電解めっき層15が形成される。
【0023】次に、図9に示すように、無電解めっき層
15の形成されたグリル本体2を電気めっきに供する。
すなわち、同本体2を、所定の電気めっき溶液に複数回
浸漬するとともに、めっきを必要とする部分(枠5の主
として正面側部分及び主仕切り板9の正面側部分)を電
気的に導通させる。このとき、前記グリル本体2の裏面
側部分に突出形成された前記電極用突起14が1つの電
極とされる。すると、めっきを必要としない部分に形成
された無電解めっき層15は、電気めっき液によって溶
解される。また、めっきを必要とする部分においては、
無電解めっき層15の表面に、前述した多層構造をなす
電気めっき層16が形成される(図の下側)。このよう
にして、めっきを必要とする部分においてのみ無電解め
っき層15及び電気めっき層16(めっき層3)の形成
されたグリル本体2が形成される。
15の形成されたグリル本体2を電気めっきに供する。
すなわち、同本体2を、所定の電気めっき溶液に複数回
浸漬するとともに、めっきを必要とする部分(枠5の主
として正面側部分及び主仕切り板9の正面側部分)を電
気的に導通させる。このとき、前記グリル本体2の裏面
側部分に突出形成された前記電極用突起14が1つの電
極とされる。すると、めっきを必要としない部分に形成
された無電解めっき層15は、電気めっき液によって溶
解される。また、めっきを必要とする部分においては、
無電解めっき層15の表面に、前述した多層構造をなす
電気めっき層16が形成される(図の下側)。このよう
にして、めっきを必要とする部分においてのみ無電解め
っき層15及び電気めっき層16(めっき層3)の形成
されたグリル本体2が形成される。
【0024】その後、図10に示すように、めっき層3
の形成された部分を、電鋳マスク27により被覆する。
すなわち、この電鋳マスク27は、厚さ「数mm」の金
属製の板であって、フロントグリル1の形状に則した形
状をなしている。また、電鋳マスク27には塗膜層4を
形成するのに必要な部分だけ開口した開口部28が適宜
形成されている。この電鋳マスク27の被覆により、開
口部28からは塗膜層4を形成するのに必要な部分が露
出する。そして、図11に示すように、該露出部分に向
けて、スプレー塗装を施す。この塗装により、塗膜の必
要な箇所には塗膜層4が形成される。
の形成された部分を、電鋳マスク27により被覆する。
すなわち、この電鋳マスク27は、厚さ「数mm」の金
属製の板であって、フロントグリル1の形状に則した形
状をなしている。また、電鋳マスク27には塗膜層4を
形成するのに必要な部分だけ開口した開口部28が適宜
形成されている。この電鋳マスク27の被覆により、開
口部28からは塗膜層4を形成するのに必要な部分が露
出する。そして、図11に示すように、該露出部分に向
けて、スプレー塗装を施す。この塗装により、塗膜の必
要な箇所には塗膜層4が形成される。
【0025】そして、塗膜層4が形成された後、図1に
示すように、電鋳マスク27の被覆を解除することによ
り、上記のフロントグリル1が得られる。つまり、前記
枠5の主として正面側部分及び主仕切り板9の正面側部
分にめっき層3を有し、副仕切り板6、取付プレート8
及び連結板7の主として正面側部分に塗膜層4を有する
フロントグリル1が得られるのである。
示すように、電鋳マスク27の被覆を解除することによ
り、上記のフロントグリル1が得られる。つまり、前記
枠5の主として正面側部分及び主仕切り板9の正面側部
分にめっき層3を有し、副仕切り板6、取付プレート8
及び連結板7の主として正面側部分に塗膜層4を有する
フロントグリル1が得られるのである。
【0026】本実施例によれば、上記の無電解めっき層
15を形成するに際し、条溝11,13の底部11a,
13aには、無電解めっき層15が形成されない。この
ため、電気めっき層16を形成するに際しては、めっき
の必要な部分のみが電気的に導通されることとなる。す
なわち、めっきを必要としない部分に形成された無電解
めっき層15は、電気めっき液によって溶解される。ま
た、めっきを必要とする部分においては、無電解めっき
層15の表面に、前述した多層構造をなす電気めっき層
16が形成される。そのため、この段階で、必要な部分
にのみ確実にめっき層3の形成されたグリル本体2が得
られる。従って、塗膜層4を形成するに際し、プライマ
ー層を介することなく、直接グリル本体2上に塗膜層4
を形成することが可能となる。
15を形成するに際し、条溝11,13の底部11a,
13aには、無電解めっき層15が形成されない。この
ため、電気めっき層16を形成するに際しては、めっき
の必要な部分のみが電気的に導通されることとなる。す
なわち、めっきを必要としない部分に形成された無電解
めっき層15は、電気めっき液によって溶解される。ま
た、めっきを必要とする部分においては、無電解めっき
層15の表面に、前述した多層構造をなす電気めっき層
16が形成される。そのため、この段階で、必要な部分
にのみ確実にめっき層3の形成されたグリル本体2が得
られる。従って、塗膜層4を形成するに際し、プライマ
ー層を介することなく、直接グリル本体2上に塗膜層4
を形成することが可能となる。
【0027】その結果、プライマー層を形成する工程が
不要となるため、作業工数の低減及びコストの低減を図
ることができる。また、グリル本体2全面に電気めっき
層16を形成する必要がないので、その分のコストの低
減をも図ることができる。
不要となるため、作業工数の低減及びコストの低減を図
ることができる。また、グリル本体2全面に電気めっき
層16を形成する必要がないので、その分のコストの低
減をも図ることができる。
【0028】また、フロントグリル1においては、その
塗膜層4がグリル本体2上に直接塗布形成されている。
そのため、該部分にはめっき層3及びプライマー層が介
在されていない分だけ、その膜厚が薄く形成される。そ
の結果、塗膜層4部分の膜厚の薄肉化を図ることがで
き、ひいては外観品質を向上させることができる。さら
に、塗膜層4及びグリル本体2は共に樹脂材料よりなる
ので、塗膜層4をグリル本体2に対して強固に接合させ
ることができる。従って、フロントグリル1の塗膜層4
部分における耐久性能の向上を図ることができる。
塗膜層4がグリル本体2上に直接塗布形成されている。
そのため、該部分にはめっき層3及びプライマー層が介
在されていない分だけ、その膜厚が薄く形成される。そ
の結果、塗膜層4部分の膜厚の薄肉化を図ることがで
き、ひいては外観品質を向上させることができる。さら
に、塗膜層4及びグリル本体2は共に樹脂材料よりなる
ので、塗膜層4をグリル本体2に対して強固に接合させ
ることができる。従って、フロントグリル1の塗膜層4
部分における耐久性能の向上を図ることができる。
【0029】併せて、本実施例では、前記正面側の条溝
11が、塗膜層4とめっき層3との境界部となる。この
ため、境界部の見切り部分が、ジグザグ状ではなく鮮明
に形成される。その結果、見切り線をくっきりと明瞭な
ものとすることができ、ひいては外観品質のさらなる向
上を図ることができる。
11が、塗膜層4とめっき層3との境界部となる。この
ため、境界部の見切り部分が、ジグザグ状ではなく鮮明
に形成される。その結果、見切り線をくっきりと明瞭な
ものとすることができ、ひいては外観品質のさらなる向
上を図ることができる。
【0030】(第2実施例) 次に、本発明を樹脂製品としての車両用のドアミラーブ
ラケット用アウタカバー31に具体化した第2実施例を
図12〜14に基づいて説明する。但し、本実施例にお
いては、発明の主要部分は前述した第1実施例とほぼ同
様であるため、相違点を中心に説明する。
ラケット用アウタカバー31に具体化した第2実施例を
図12〜14に基づいて説明する。但し、本実施例にお
いては、発明の主要部分は前述した第1実施例とほぼ同
様であるため、相違点を中心に説明する。
【0031】近年、自動車等の車両におけるドア前部の
ドアミラーブラケットには、ドアミラーが取着されるの
が一般的となってきている。ところが、ユーザーによっ
てはドアミラーの代わりに、従前のいわゆるフェンダー
ミラーを装着する場合もある。この場合には、ドアミラ
ーブラケットには、ブラケットの取付部等を覆う目的で
図12に示すようなアウタカバー31が取着される。
ドアミラーブラケットには、ドアミラーが取着されるの
が一般的となってきている。ところが、ユーザーによっ
てはドアミラーの代わりに、従前のいわゆるフェンダー
ミラーを装着する場合もある。この場合には、ドアミラ
ーブラケットには、ブラケットの取付部等を覆う目的で
図12に示すようなアウタカバー31が取着される。
【0032】このアウタカバー31は平面略三角形状に
形成されている。アウタカバー31は、ABS樹脂製の
基材としてのアウタカバー本体32(図13参照)を備
えているとともに、その意匠面の一部(非意匠面の一部
も含む)(図12の下部)に形成されためっき層33
と、同めっき層33以外(非意匠面を除く。図12の上
部)の箇所に塗布形成された塗膜層34とを有してい
る。
形成されている。アウタカバー31は、ABS樹脂製の
基材としてのアウタカバー本体32(図13参照)を備
えているとともに、その意匠面の一部(非意匠面の一部
も含む)(図12の下部)に形成されためっき層33
と、同めっき層33以外(非意匠面を除く。図12の上
部)の箇所に塗布形成された塗膜層34とを有してい
る。
【0033】アウタカバー本体32の意匠面側におい
て、前記めっき層33と塗膜層34との境界部分には、
塗装見切部としての溝部35が環状に形成されている。
そして、図12,14に示すように、この溝部35をは
じめとするアウタカバー本体32には、断面略V字状の
条溝36が意匠面及び非意匠面に跨がって環状(閉曲線
状)に形成されている。また、アウタカバー本体32の
非意匠面側には、非意匠面側方向(車内方向)へ突出す
る電極用突起37が突出形成されている。なお、この電
極用突起37は使用時において除去されていてもよい。
て、前記めっき層33と塗膜層34との境界部分には、
塗装見切部としての溝部35が環状に形成されている。
そして、図12,14に示すように、この溝部35をは
じめとするアウタカバー本体32には、断面略V字状の
条溝36が意匠面及び非意匠面に跨がって環状(閉曲線
状)に形成されている。また、アウタカバー本体32の
非意匠面側には、非意匠面側方向(車内方向)へ突出す
る電極用突起37が突出形成されている。なお、この電
極用突起37は使用時において除去されていてもよい。
【0034】さらに、図13に示すように、めっき層3
3は前記第1実施例と同様、無電解めっき層38及びそ
の上に形成された電気めっき層39を有している。次
に、上記のドアミラーブラケット用アウタカバー31を
製造するに際しての作用及びその効果について説明す
る。
3は前記第1実施例と同様、無電解めっき層38及びそ
の上に形成された電気めっき層39を有している。次
に、上記のドアミラーブラケット用アウタカバー31を
製造するに際しての作用及びその効果について説明す
る。
【0035】まず、所定の箇所に条溝36が環状に形成
されたアウタカバー本体31を無電解めっき溶液中に浸
漬し、無電解めっきを施す。このとき、条溝36の底部
36aにおいては、隙間の間隔が狭いため、めっき溶液
が到達しない。従って、これら底部36aにはめっきが
施されず、底部36aを除くすべての部分には、無電解
めっき層38が形成される。
されたアウタカバー本体31を無電解めっき溶液中に浸
漬し、無電解めっきを施す。このとき、条溝36の底部
36aにおいては、隙間の間隔が狭いため、めっき溶液
が到達しない。従って、これら底部36aにはめっきが
施されず、底部36aを除くすべての部分には、無電解
めっき層38が形成される。
【0036】次に、無電解めっき層38の形成されたア
ウタカバー本体32を電気めっきに供する。このとき、
前記第1実施例と同様、アウタカバー本体32の非意匠
面側部分に突出形成された電極用突起37が1つの電極
とされる。すると、めっきを必要としない部分(図13
の上部)に形成された無電解めっき層38は、電気めっ
き液によって溶解される。また、めっきを必要とする部
分(図13の下部)においては、無電解めっき層38の
表面に、前述した多層構造をなす電気めっき層39が形
成される。このようにして、めっきを必要とする部分に
おいてのみ無電解めっき層38及び電気めっき層39
(めっき層33)の形成されたアウタカバー本体32が
形成される。
ウタカバー本体32を電気めっきに供する。このとき、
前記第1実施例と同様、アウタカバー本体32の非意匠
面側部分に突出形成された電極用突起37が1つの電極
とされる。すると、めっきを必要としない部分(図13
の上部)に形成された無電解めっき層38は、電気めっ
き液によって溶解される。また、めっきを必要とする部
分(図13の下部)においては、無電解めっき層38の
表面に、前述した多層構造をなす電気めっき層39が形
成される。このようにして、めっきを必要とする部分に
おいてのみ無電解めっき層38及び電気めっき層39
(めっき層33)の形成されたアウタカバー本体32が
形成される。
【0037】その後、前記第1実施例と同様に、めっき
層33の形成された部分を、電鋳マスク(図示せず)に
より被覆する。そして、露出した部分に向けて、スプレ
ー塗装を施す。この塗装により、塗膜の必要な箇所には
塗膜層34が形成される。塗膜層34が形成された後、
電鋳マスクの被覆を解除することにより、上記のアウタ
カバー31が得られる。つまり、下部にめっき層33を
有し、意匠面の上部に塗膜層34を有するアウタカバー
31が得られるのである。そして、本実施例においても
前記第1実施例と同様の作用及び効果を奏する。
層33の形成された部分を、電鋳マスク(図示せず)に
より被覆する。そして、露出した部分に向けて、スプレ
ー塗装を施す。この塗装により、塗膜の必要な箇所には
塗膜層34が形成される。塗膜層34が形成された後、
電鋳マスクの被覆を解除することにより、上記のアウタ
カバー31が得られる。つまり、下部にめっき層33を
有し、意匠面の上部に塗膜層34を有するアウタカバー
31が得られるのである。そして、本実施例においても
前記第1実施例と同様の作用及び効果を奏する。
【0038】(第3実施例) 次に、本発明を樹脂製品としての車両用のバックパネル
51に具体化した第3実施例を図15〜18に基づいて
説明する。但し、本実施例においても、発明の主要部分
は前述した第1及び第2実施例とほぼ同様であるため、
相違点を中心に説明する。
51に具体化した第3実施例を図15〜18に基づいて
説明する。但し、本実施例においても、発明の主要部分
は前述した第1及び第2実施例とほぼ同様であるため、
相違点を中心に説明する。
【0039】車両の後部におけるナンバープレートが装
着される部位には、図15に示すようなバックパネル5
1が取着される。このバックパネル51は部分的に開口
部を有する略箱状に形成されている。バックパネル51
はABS樹脂製の基材としてのバックパネル本体52
(図16参照)を備えているとともに、その意匠面の一
部(頂部)に略矩形状に形成されためっき層53と、同
めっき層53以外(非意匠面を除く)の内周面に塗布形
成された塗膜層54とを有している。なお、バックパネ
ル本体52の上部には、横方向に延びる赤色透明の加飾
部材55が取着されている。
着される部位には、図15に示すようなバックパネル5
1が取着される。このバックパネル51は部分的に開口
部を有する略箱状に形成されている。バックパネル51
はABS樹脂製の基材としてのバックパネル本体52
(図16参照)を備えているとともに、その意匠面の一
部(頂部)に略矩形状に形成されためっき層53と、同
めっき層53以外(非意匠面を除く)の内周面に塗布形
成された塗膜層54とを有している。なお、バックパネ
ル本体52の上部には、横方向に延びる赤色透明の加飾
部材55が取着されている。
【0040】図17,18に示すように、バックパネル
本体52において、内周側及び外周側の前記めっき層5
3と塗膜層54との境界部分には、それぞれ前記第1実
施例で説明したのと同じような塗装見切部としての内周
側段差部56及び外周側段差部57が環状に形成されて
いる。そして、これら両段差部56,57には、断面略
V字状の条溝58,59がそれぞれ環状(閉曲線状)に
形成されている。また、加飾部材55にて被覆される部
分には、透孔63が形成されている。さらに、加飾部材
55にて被覆される部分の裏側には、非意匠面側方向、
すなわち車両前部方向へ突出する電極用突起60が突出
形成されている(図16参照)。加えて、前記加飾部材
55にて被覆される部分の裏側には、透孔63及び電極
用突起60を囲むようにして条溝64が環状に形成され
ている。この条溝64により、外側へのめっきの導通が
遮断されるようになっている。
本体52において、内周側及び外周側の前記めっき層5
3と塗膜層54との境界部分には、それぞれ前記第1実
施例で説明したのと同じような塗装見切部としての内周
側段差部56及び外周側段差部57が環状に形成されて
いる。そして、これら両段差部56,57には、断面略
V字状の条溝58,59がそれぞれ環状(閉曲線状)に
形成されている。また、加飾部材55にて被覆される部
分には、透孔63が形成されている。さらに、加飾部材
55にて被覆される部分の裏側には、非意匠面側方向、
すなわち車両前部方向へ突出する電極用突起60が突出
形成されている(図16参照)。加えて、前記加飾部材
55にて被覆される部分の裏側には、透孔63及び電極
用突起60を囲むようにして条溝64が環状に形成され
ている。この条溝64により、外側へのめっきの導通が
遮断されるようになっている。
【0041】併せて、前記めっき層53は前記両実施例
と同様、無電解めっき層61及びその上に形成された電
気めっき層62を有している。上記のバックパネル51
を製造するに際しても、前記両実施例と同様にして製造
される。すなわち、所定の箇所に条溝58,59,64
がそれぞれ環状に形成されたバックパネル本体52に無
電解めっきを施す。すると、条溝58,59の底部58
a,59aにおいては、隙間の間隔が狭いため、めっき
溶液が到達しない。従って、これら底部58a,59a
にはめっきが施されず、底部58a,59aを除くすべ
ての部分には、無電解めっき層61が形成される。その
後、無電解めっき層61が形成されたバックパネル本体
52を電気めっきに供する。このとき、前記両実施例と
同様、バックパネル本体52に突出形成された電極用突
起60が1つの電極とされる。すると、めっきを必要と
しない部分(内周面等)に形成された無電解めっき層6
1は、電気めっき液によって溶解される。また、めっき
を必要とする部分(頂部)においては、無電解めっき層
61の表面に、前述した多層構造をなす電気めっき層6
2が形成される。このようにして、めっきを必要とする
部分においてのみ無電解めっき層61及び電気めっき層
62(めっき層53)の形成されたバックパネル本体5
2が形成される。
と同様、無電解めっき層61及びその上に形成された電
気めっき層62を有している。上記のバックパネル51
を製造するに際しても、前記両実施例と同様にして製造
される。すなわち、所定の箇所に条溝58,59,64
がそれぞれ環状に形成されたバックパネル本体52に無
電解めっきを施す。すると、条溝58,59の底部58
a,59aにおいては、隙間の間隔が狭いため、めっき
溶液が到達しない。従って、これら底部58a,59a
にはめっきが施されず、底部58a,59aを除くすべ
ての部分には、無電解めっき層61が形成される。その
後、無電解めっき層61が形成されたバックパネル本体
52を電気めっきに供する。このとき、前記両実施例と
同様、バックパネル本体52に突出形成された電極用突
起60が1つの電極とされる。すると、めっきを必要と
しない部分(内周面等)に形成された無電解めっき層6
1は、電気めっき液によって溶解される。また、めっき
を必要とする部分(頂部)においては、無電解めっき層
61の表面に、前述した多層構造をなす電気めっき層6
2が形成される。このようにして、めっきを必要とする
部分においてのみ無電解めっき層61及び電気めっき層
62(めっき層53)の形成されたバックパネル本体5
2が形成される。
【0042】その後、前記両実施例と同様に、めっき層
53の形成された部分を、電鋳マスク(図示せず)によ
り被覆する。そして、露出した部分に向けて、スプレー
塗装を施す。この塗装により、塗膜の必要な箇所には塗
膜層54が形成される。塗膜層54が形成された後、電
鋳マスクの被覆を解除することにより、上記のバックパ
ネル51が得られる。つまり、頂部にめっき層53を有
し、内周面等に塗膜層54を有するバックパネル51が
得られるのである。そして、本実施例においても前記第
1及び第2実施例と同様の作用及び効果を奏する。
53の形成された部分を、電鋳マスク(図示せず)によ
り被覆する。そして、露出した部分に向けて、スプレー
塗装を施す。この塗装により、塗膜の必要な箇所には塗
膜層54が形成される。塗膜層54が形成された後、電
鋳マスクの被覆を解除することにより、上記のバックパ
ネル51が得られる。つまり、頂部にめっき層53を有
し、内周面等に塗膜層54を有するバックパネル51が
得られるのである。そして、本実施例においても前記第
1及び第2実施例と同様の作用及び効果を奏する。
【0043】また、本実施例においては、電極用突起6
0は、非意匠面側に形成されているので、該突起60に
より意匠性が損なわれることがない。さらに、非意匠面
側において形成されるめっき層53は、条溝64で囲ま
れた部分のみで済む。従って、めっき液の全体としての
使用量を少なくすることが可能となり、ひいてはコスト
の低減を図ることができる。
0は、非意匠面側に形成されているので、該突起60に
より意匠性が損なわれることがない。さらに、非意匠面
側において形成されるめっき層53は、条溝64で囲ま
れた部分のみで済む。従って、めっき液の全体としての
使用量を少なくすることが可能となり、ひいてはコスト
の低減を図ることができる。
【0044】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記第1実施例では本発明を車両用のフロントグ
リル1に具体化し、第2実施例では車両用のドアミラー
ブラケット用アウタカバー31に具体化し、第3実施例
では車両用のバックパネル51に具体化したが、その外
にも例えば車両用のルーバ、車両用のピラーガーニッシ
ュ、車両用のクォータベント、車両用のマークプレート
等にも具体化してもよい。また、上記の樹脂製品に限定
されるものではなく、めっき層と塗膜層とを有するその
他の樹脂製品に本発明を具体化してもよい。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記第1実施例では本発明を車両用のフロントグ
リル1に具体化し、第2実施例では車両用のドアミラー
ブラケット用アウタカバー31に具体化し、第3実施例
では車両用のバックパネル51に具体化したが、その外
にも例えば車両用のルーバ、車両用のピラーガーニッシ
ュ、車両用のクォータベント、車両用のマークプレート
等にも具体化してもよい。また、上記の樹脂製品に限定
されるものではなく、めっき層と塗膜層とを有するその
他の樹脂製品に本発明を具体化してもよい。
【0045】(2)前記各実施例では、基材を構成する
樹脂素材をいずれもABS樹脂により構成するようにし
たが、その外にも例えばポリプロピレン、ポリフェニレ
ンオキサイド、ポリアミド、ポリスルフォン、ポリエス
テル等の各種樹脂素材を用いてもよい。
樹脂素材をいずれもABS樹脂により構成するようにし
たが、その外にも例えばポリプロピレン、ポリフェニレ
ンオキサイド、ポリアミド、ポリスルフォン、ポリエス
テル等の各種樹脂素材を用いてもよい。
【0046】(3)前記各実施例では、無電解めっき層
15,38,61をニッケルにより形成したが、その外
にも銅等により形成してもよい。また、前記実施例で
は、電気めっき層16,39,62を、銅、ニッケル及
びクロムの3種類の金属により、多層構造をなすように
形成したが、これら以外の金属を用いてもよいし、ま
た、多層構造としない場合に具体化してもよい。
15,38,61をニッケルにより形成したが、その外
にも銅等により形成してもよい。また、前記実施例で
は、電気めっき層16,39,62を、銅、ニッケル及
びクロムの3種類の金属により、多層構造をなすように
形成したが、これら以外の金属を用いてもよいし、ま
た、多層構造としない場合に具体化してもよい。
【0047】(4)前記各実施例では、金型21によ
り、条溝11,13,36,58,59,64を形成す
るようにしたが、各条溝を、NCカッター、超音波カッ
ター等により、後加工により形成してもよい。
り、条溝11,13,36,58,59,64を形成す
るようにしたが、各条溝を、NCカッター、超音波カッ
ター等により、後加工により形成してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至4に
記載の発明によれば、基材に塗膜層を強固に接合させて
耐久性能を向上させることができ、しかも、外観品質の
向上並びに製造に際しての工数及びコストの低減を図る
ことができる。 又、請求項2及び4に記載の発明によれ
ば、被覆体とめっき層との間に隙間が生じているような
場合に、めっき層と塗膜層との間に良好な見切りを形成
することができるため、より一層外観品質を向上させる
ことができる。 更に、請求項3及び4に記載の発明によ
れば、条溝の底部における無電解めっき層の断絶を確実
に行うことができる。
記載の発明によれば、基材に塗膜層を強固に接合させて
耐久性能を向上させることができ、しかも、外観品質の
向上並びに製造に際しての工数及びコストの低減を図る
ことができる。 又、請求項2及び4に記載の発明によれ
ば、被覆体とめっき層との間に隙間が生じているような
場合に、めっき層と塗膜層との間に良好な見切りを形成
することができるため、より一層外観品質を向上させる
ことができる。 更に、請求項3及び4に記載の発明によ
れば、条溝の底部における無電解めっき層の断絶を確実
に行うことができる。
【図1】本発明を具体化した第1実施例におけるフロン
トグリルの主仕切り板を示す部分断面図である。
トグリルの主仕切り板を示す部分断面図である。
【図2】第1実施例におけるフロントグリルを示す正面
図である。
図である。
【図3】第1実施例において、フロントグリルのめっき
が施された部分を示す図であって、フロントグリルを正
面及び裏面に展開した模式図である。
が施された部分を示す図であって、フロントグリルを正
面及び裏面に展開した模式図である。
【図4】第1実施例において、フロントグリルの主仕切
り板の一部を拡大して示す正面図である。
り板の一部を拡大して示す正面図である。
【図5】第1実施例における図4のA−A線断面図であ
る。
る。
【図6】第1実施例において、フロントグリルの枠の一
部を拡大して示す裏面図である。
部を拡大して示す裏面図である。
【図7】第1実施例において、グリル本体を成形するた
めの金型の一部を拡大して示す断面図である。
めの金型の一部を拡大して示す断面図である。
【図8】第1実施例において、グリル本体に無電解めっ
きを施した状態を示す部分断面図である。
きを施した状態を示す部分断面図である。
【図9】第1実施例において、無電解めっき層の形成さ
れたグリル本体に電気めっきを施した状態を示す部分断
面図である。
れたグリル本体に電気めっきを施した状態を示す部分断
面図である。
【図10】第1実施例において、グリル本体のめっき層
の形成された部分に電鋳マスクを被覆した状態を示す部
分断面図である。
の形成された部分に電鋳マスクを被覆した状態を示す部
分断面図である。
【図11】第1実施例において、電鋳マスクを被覆した
状態でグリル本体に塗膜層を形成した状態を示す部分断
面図である。
状態でグリル本体に塗膜層を形成した状態を示す部分断
面図である。
【図12】本発明を具体化した第2実施例におけるドア
ミラーブラケット用アウタカバーを示す正面図である。
ミラーブラケット用アウタカバーを示す正面図である。
【図13】第2実施例における図12のB−B線断面図
である。
である。
【図14】第2実施例においてアウタカバーを示す裏面
図である。
図である。
【図15】本発明を具体化した第3実施例におけるバッ
クパネルを示す正面図である。
クパネルを示す正面図である。
【図16】第3実施例におけるバックパネル本体を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図17】第3実施例におけるバックパネル本体のめっ
きの施される頂部等を示す部分斜視図である。
きの施される頂部等を示す部分斜視図である。
【図18】第3実施例における図15のC−C線断面図
である。
である。
2…基材としてのグリル本体、3,33,53…めっき
層、4,34,54…塗膜層、10…塗装見切部として
の正面側段差部、11,13,36,58,59…条
溝、11a,13a,36a,58a,59a…底部、
15,38,61…無電解めっき層、16,39,62
…電気めっき層、27…被覆体としての電鋳マスク、3
2…基材としてのアウタカバー本体、35…塗装見切部
としての溝部、52…基材としてのバックパネル本体、
56…塗装見切部としての内周側段差部、57…塗装見
切部としての外周側段差部。
層、4,34,54…塗膜層、10…塗装見切部として
の正面側段差部、11,13,36,58,59…条
溝、11a,13a,36a,58a,59a…底部、
15,38,61…無電解めっき層、16,39,62
…電気めっき層、27…被覆体としての電鋳マスク、3
2…基材としてのアウタカバー本体、35…塗装見切部
としての溝部、52…基材としてのバックパネル本体、
56…塗装見切部としての内周側段差部、57…塗装見
切部としての外周側段差部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C25D 5/02 C25D 5/02 Z (72)発明者 舟橋 利一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成 株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭52−50937(JP,A) 特公 昭55−30013(JP,B2) 特公 昭52−21543(JP,B2) 特公 昭60−9599(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 5/56 C25D 5/02
Claims (4)
- 【請求項1】 樹脂製の基材上の少なくとも意匠面側に
めっき層及び塗膜層を形成した樹脂製品の製造方法であ
って、 前記基材に、同基材に対し無電解めっきを施した際に無
電解めっき層を底部において断絶するような条溝を環状
に形成し、基材に無電解めっきを施した後、電解めっき
を行うことにより、条溝を境界として、無電解めっき層
及び同無電解めっき層上の電気めっき層からなるめっき
層と、前記基材が露出した部分とを形成し、その後、基
材が露出した部分に塗膜層を形成する樹脂製品の製造方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の樹脂製品の製造方法に
おいて、 前記条溝を、段差又は溝よりなりかつ環状または環状の
一部をなすように形成された塗装見切部に沿って設けた
樹脂製品の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の樹脂製品の製造
方法において、 前記条溝を断面略V字状に形成した樹脂製品の製造方
法。 - 【請求項4】 樹脂製の基材に、段差又は溝よりなりか
つ環状又は環状の一部をなすように形成された塗装見切
部を設け、その塗装見切部に沿って断面略V字状の条溝
を環状に形成し、その条溝を境界としてめっき層と、前
記基材の表面に直接塗装された塗膜層とを形成し、前記
めっき層及び前記塗膜層を少なくとも意匠面側に設けた
樹脂製品。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23183493A JP2947016B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-09-17 | 樹脂製品及びその製造方法 |
| US08/225,066 US5441626A (en) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | Partially plated resin products and partial plating process therefor |
| DE4412125A DE4412125C2 (de) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | Kunststoffprodukt, Verwendung des Kunststoffprodukts und Verfahren zum teilweisen Beschichten eines Kunststoffes |
| US08/225,286 US5484516A (en) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | Resin products and process for producing the same |
| DE4412126A DE4412126C2 (de) | 1993-04-09 | 1994-04-08 | Verfahren zur Herstellung eines Kunstharzprodukts mit dekorativer Beschichtung und Anwendung des Verfahrens |
| DE19944432910 DE4432910A1 (de) | 1993-09-17 | 1994-09-15 | Teil-Galvanisierte Kunststoffprodukte und Teil-Galvanisierungsverfahren dafür |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8360393 | 1993-04-09 | ||
| JP5-83603 | 1993-04-09 | ||
| JP23183493A JP2947016B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-09-17 | 樹脂製品及びその製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26022193A Division JP2947024B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-10-18 | 樹脂製品の部分めっき方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340996A JPH06340996A (ja) | 1994-12-13 |
| JP2947016B2 true JP2947016B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=26424650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23183493A Expired - Lifetime JP2947016B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-09-17 | 樹脂製品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2947016B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3104555B2 (ja) | 1994-12-14 | 2000-10-30 | 豊田合成株式会社 | 樹脂製品の部分めっき方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5221543B2 (ja) | 2007-08-15 | 2013-06-26 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 感光性樹脂組成物及びその積層体 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23183493A patent/JP2947016B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5221543B2 (ja) | 2007-08-15 | 2013-06-26 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 感光性樹脂組成物及びその積層体 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3104555B2 (ja) | 1994-12-14 | 2000-10-30 | 豊田合成株式会社 | 樹脂製品の部分めっき方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06340996A (ja) | 1994-12-13 |
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