JP2816635B2 - 半導体圧力センサ - Google Patents
半導体圧力センサInfo
- Publication number
- JP2816635B2 JP2816635B2 JP5020856A JP2085693A JP2816635B2 JP 2816635 B2 JP2816635 B2 JP 2816635B2 JP 5020856 A JP5020856 A JP 5020856A JP 2085693 A JP2085693 A JP 2085693A JP 2816635 B2 JP2816635 B2 JP 2816635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauge
- lead
- concentration
- low
- semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L9/00—Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
- G01L9/0041—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
- G01L9/0051—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance
- G01L9/0052—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance of piezoresistive elements
- G01L9/0054—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance of piezoresistive elements integral with a semiconducting diaphragm
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差圧あるいは圧力を検出
する半導体圧力センサに関する。
する半導体圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体圧力センサとして
はSi(シリコン)半導体ダイヤフラムを利用したもの
が知られている。このSiダイヤフラム型半導体圧力セ
ンサは、半導体基板の表面に不純物の拡散もしくはイオ
ン打ち込み技術によりピエゾ領域として作用するゲージ
を形成すると共に、Alの蒸着等によりリードを形成
し、裏面の一部をエッチングによって除去することによ
り厚さ20μm〜50μm程度の起歪部、すなわちダイ
ヤフラムを形成して構成したもので、ダイヤフラムの表
裏面に測定圧力をそれぞれ加えると、ダイヤフラムの変
形に伴いゲージの比抵抗が変化し、この時の抵抗変化に
伴う出力電圧を検出し、差圧または圧力を測定するもの
である。ピエゾ抵抗係数はp型、n型共に半導体基板へ
の不純物のドーピング量が多くなるにつれて低下する。
このため、ゲージの比抵抗の変化率を大きくして、圧力
に対する感度を上げるには不純物濃度を低く設定する。
また、ピエゾ抵抗係数は、p型と,n型で異なり、p型
のほうがより大きく、このためn型半導体上にp型抵抗
層を設けるのが一般的である。
はSi(シリコン)半導体ダイヤフラムを利用したもの
が知られている。このSiダイヤフラム型半導体圧力セ
ンサは、半導体基板の表面に不純物の拡散もしくはイオ
ン打ち込み技術によりピエゾ領域として作用するゲージ
を形成すると共に、Alの蒸着等によりリードを形成
し、裏面の一部をエッチングによって除去することによ
り厚さ20μm〜50μm程度の起歪部、すなわちダイ
ヤフラムを形成して構成したもので、ダイヤフラムの表
裏面に測定圧力をそれぞれ加えると、ダイヤフラムの変
形に伴いゲージの比抵抗が変化し、この時の抵抗変化に
伴う出力電圧を検出し、差圧または圧力を測定するもの
である。ピエゾ抵抗係数はp型、n型共に半導体基板へ
の不純物のドーピング量が多くなるにつれて低下する。
このため、ゲージの比抵抗の変化率を大きくして、圧力
に対する感度を上げるには不純物濃度を低く設定する。
また、ピエゾ抵抗係数は、p型と,n型で異なり、p型
のほうがより大きく、このためn型半導体上にp型抵抗
層を設けるのが一般的である。
【0003】図6および図7は従来の半導体圧力センサ
におけるゲージを示す平面図およびVII−VII線断
面図である。これらの図において、1はSi単結晶から
なる半導体基板(n型)、2は半導体基板1の表面に半
径方向に形成されたピエゾ領域として作用する折り返し
ゲージ(p型)で、このゲージ2は所定のシート抵抗を
有する低濃度(1019個/cm3)のゲージ部2a,
2bと、ゲージ部2a,2b間を連結する連結部3と、
リードアウト部4a,4bとからなり、連結部3とリー
ドアウト部4a,4bがゲージ部2a,2bに対するこ
れらの影響を除くため一般に高濃度(1021個/cm
3)の導電型(p+型)半導体物質領域を形成してい
る。5a,5bは蒸着によって形成されたアルミニウム
からなるリードで、これらリード5a,5bの一端は各
リードアウト部4a,4bにそれぞれ接続されている。
におけるゲージを示す平面図およびVII−VII線断
面図である。これらの図において、1はSi単結晶から
なる半導体基板(n型)、2は半導体基板1の表面に半
径方向に形成されたピエゾ領域として作用する折り返し
ゲージ(p型)で、このゲージ2は所定のシート抵抗を
有する低濃度(1019個/cm3)のゲージ部2a,
2bと、ゲージ部2a,2b間を連結する連結部3と、
リードアウト部4a,4bとからなり、連結部3とリー
ドアウト部4a,4bがゲージ部2a,2bに対するこ
れらの影響を除くため一般に高濃度(1021個/cm
3)の導電型(p+型)半導体物質領域を形成してい
る。5a,5bは蒸着によって形成されたアルミニウム
からなるリードで、これらリード5a,5bの一端は各
リードアウト部4a,4bにそれぞれ接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、pn接合に
逆方向電圧を印加すると、飽和電流Isが僅かに流れる
だけであるが、ある電圧を越えると、急に電流が流れ出
す。この現象をブレークダウン(降伏)といい、この電
圧をブレークダウン電圧(VB)という。VB電圧を越
えて高い電圧を印加するとpn接合が機械的に破壊す
る。これはpn接合に印加された電圧が高くなると、電
界が強くなって導電電子や正孔のエネルギが大きくな
り、他の電子と衝突したときに価電子結合を破壊して電
子なだれ増倍が急激に生じるためである。そのため、V
B電圧は高いことが望ましいが、連結部3およびリード
アウト部4a,4bは不純物濃度が高く低抵抗の導電型
(p+型)半導体物質領域を形成しているため、空乏層
の厚さが小さく、電界が強くなるので耐電圧が小さく、
VB電圧が低いという問題があった。
逆方向電圧を印加すると、飽和電流Isが僅かに流れる
だけであるが、ある電圧を越えると、急に電流が流れ出
す。この現象をブレークダウン(降伏)といい、この電
圧をブレークダウン電圧(VB)という。VB電圧を越
えて高い電圧を印加するとpn接合が機械的に破壊す
る。これはpn接合に印加された電圧が高くなると、電
界が強くなって導電電子や正孔のエネルギが大きくな
り、他の電子と衝突したときに価電子結合を破壊して電
子なだれ増倍が急激に生じるためである。そのため、V
B電圧は高いことが望ましいが、連結部3およびリード
アウト部4a,4bは不純物濃度が高く低抵抗の導電型
(p+型)半導体物質領域を形成しているため、空乏層
の厚さが小さく、電界が強くなるので耐電圧が小さく、
VB電圧が低いという問題があった。
【0005】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、導電型(p+型)半導体物質領域のVB電圧を高
くすることができるようにした半導体圧力センサを提供
することにある。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、導電型(p+型)半導体物質領域のVB電圧を高
くすることができるようにした半導体圧力センサを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
本発明は、半導体基板の表面にピエゾ領域として作用す
る半径方向ゲージおよび円周方向ゲージを形成し、前記
半径方向ゲージの連結部およびリードアウト部をゲージ
部より高濃度に形成した半導体圧力センサにおいて、前
記半導体基板の内部に低濃度の導電型半導体物質領域を
形成してなり、この低濃度導電型半導体物質領域は前記
連結部とリードアウト部の少なくともいずれか一方を取
り囲み前記ゲージ部は取り囲まないように形成されてい
るものである。
本発明は、半導体基板の表面にピエゾ領域として作用す
る半径方向ゲージおよび円周方向ゲージを形成し、前記
半径方向ゲージの連結部およびリードアウト部をゲージ
部より高濃度に形成した半導体圧力センサにおいて、前
記半導体基板の内部に低濃度の導電型半導体物質領域を
形成してなり、この低濃度導電型半導体物質領域は前記
連結部とリードアウト部の少なくともいずれか一方を取
り囲み前記ゲージ部は取り囲まないように形成されてい
るものである。
【0007】
【作用】連結部およびもしくはリードアウト部を取り囲
む低濃度の導電型半導体物質領域は、空乏層の厚みが大
きく、電界が弱くなるので、耐電圧を大きくし、導電型
(p+型)半導体物質領域のVB電圧を上げる。ゲージ
部間の電流は低抵抗層を形成する連結部およびリードア
ウト部を通るため、連結部およびもしくはリードアウト
部を取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域を設けても
抵抗値に影響を及ぼすことはない。
む低濃度の導電型半導体物質領域は、空乏層の厚みが大
きく、電界が弱くなるので、耐電圧を大きくし、導電型
(p+型)半導体物質領域のVB電圧を上げる。ゲージ
部間の電流は低抵抗層を形成する連結部およびリードア
ウト部を通るため、連結部およびもしくはリードアウト
部を取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域を設けても
抵抗値に影響を及ぼすことはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る半導体圧力センサ
の一実施例を示す平面図、図2は同センサの断面図、図
3は半径方向ゲージの平面図、図4は同ゲージの要部断
面図である。なお、図中図6および図7と同一構成部材
のものに対しては同一符号をもって示す。図1および図
2において、半導体基板1は(100)面のn型単結晶
Siからなり、エッチングによりその裏面中央部を除去
されることにより差圧または圧力に感応する薄肉円板状
の感圧ダイヤフラム部10を備え、表面側に差圧または
圧力を検出する半径方向ゲージ2および円周方向ゲージ
2Aが設けられ、バックプレート11上に静電接合によ
って一体的に接合されている。バックプレート11は、
半導体基板1と熱膨張係数が近似したパイレックスガラ
ス、セラミックス等によって形成され、中央には前記半
導体基板1の裏面に形成された凹部12を介してダイヤ
フラム部10の裏面側に測定すべき圧力の一方を導く貫
通孔13が形成されている。
詳細に説明する。図1は本発明に係る半導体圧力センサ
の一実施例を示す平面図、図2は同センサの断面図、図
3は半径方向ゲージの平面図、図4は同ゲージの要部断
面図である。なお、図中図6および図7と同一構成部材
のものに対しては同一符号をもって示す。図1および図
2において、半導体基板1は(100)面のn型単結晶
Siからなり、エッチングによりその裏面中央部を除去
されることにより差圧または圧力に感応する薄肉円板状
の感圧ダイヤフラム部10を備え、表面側に差圧または
圧力を検出する半径方向ゲージ2および円周方向ゲージ
2Aが設けられ、バックプレート11上に静電接合によ
って一体的に接合されている。バックプレート11は、
半導体基板1と熱膨張係数が近似したパイレックスガラ
ス、セラミックス等によって形成され、中央には前記半
導体基板1の裏面に形成された凹部12を介してダイヤ
フラム部10の裏面側に測定すべき圧力の一方を導く貫
通孔13が形成されている。
【0009】前記半径方向ゲージ2は、前記感圧ダイヤ
フラム部10の上面で差圧または圧力の印加時にダイヤ
フラム部10に発生する半径方向と周方向の応力が最大
となる周縁部寄りに拡散またはイオン打ち込み法によっ
て4つ形成されており、ホイールストーンブリッジに結
線されることで出力電圧を差動的に出力する。また、半
径方向ゲージ2は、半径方向、すなわちダイヤフラム部
10の中心を含む直線と平行に形成されることにより図
1および図3に示すように折り返しゲージを形成するこ
とで、低濃度(1019個/cm3)で所定のシート抵
抗を有し、結晶面方位(100)においてピエゾ抵抗係
数が最大となる<110>の結晶軸方向と平行なゲージ
部2a,2bと、高濃度(1021個/cm3)の導電
型(p+型)半導体物質領域を形成しゲージ部2a,2
b間を連結する連結部3と、リードアウト部4a,4b
と、半導体基板1の内部に形成されて前記連結部3およ
びリードアウト部4a,4bを取り囲み半導体基板1か
らアイソレートする低濃度(1019個/cm3)の導
電型半導体物質領域14(図4)とで構成されている。
連結部3、リードアウト部4a,4bおよび導電型半導
体物質領域14の製作に際しては、先ず低濃度の不純物
(ボロン等)を拡散またはイオン打ち込みにより半導体
基板1にドープすることにより低濃度の導電型半導体物
質領域14を形成し、しかる後この領域14の所定箇所
に同じ不純物を高濃度でそれぞれドープすることにより
高濃度の連結部3およびリードアウト部4a,4bを基
板1と非接触で形成すればよい。
フラム部10の上面で差圧または圧力の印加時にダイヤ
フラム部10に発生する半径方向と周方向の応力が最大
となる周縁部寄りに拡散またはイオン打ち込み法によっ
て4つ形成されており、ホイールストーンブリッジに結
線されることで出力電圧を差動的に出力する。また、半
径方向ゲージ2は、半径方向、すなわちダイヤフラム部
10の中心を含む直線と平行に形成されることにより図
1および図3に示すように折り返しゲージを形成するこ
とで、低濃度(1019個/cm3)で所定のシート抵
抗を有し、結晶面方位(100)においてピエゾ抵抗係
数が最大となる<110>の結晶軸方向と平行なゲージ
部2a,2bと、高濃度(1021個/cm3)の導電
型(p+型)半導体物質領域を形成しゲージ部2a,2
b間を連結する連結部3と、リードアウト部4a,4b
と、半導体基板1の内部に形成されて前記連結部3およ
びリードアウト部4a,4bを取り囲み半導体基板1か
らアイソレートする低濃度(1019個/cm3)の導
電型半導体物質領域14(図4)とで構成されている。
連結部3、リードアウト部4a,4bおよび導電型半導
体物質領域14の製作に際しては、先ず低濃度の不純物
(ボロン等)を拡散またはイオン打ち込みにより半導体
基板1にドープすることにより低濃度の導電型半導体物
質領域14を形成し、しかる後この領域14の所定箇所
に同じ不純物を高濃度でそれぞれドープすることにより
高濃度の連結部3およびリードアウト部4a,4bを基
板1と非接触で形成すればよい。
【0010】図5は低濃度の不純物と高濃度の不純物を
ドープした場合の不純物濃度と深さの関係を示す図であ
る。
ドープした場合の不純物濃度と深さの関係を示す図であ
る。
【0011】なお、図1において、15は信号取出し用
端子部、16は電源端子部である。
端子部、16は電源端子部である。
【0012】このような構成からなる半導体圧力センサ
においては、図3および図4に示すように半径方向ゲー
ジ2の連結部3およびリードアウト部4a,4bを半導
体基板1の内部に形成した低濃度の導電型半導体物質領
域14で取り囲み、半導体基板1からアイソレートして
いるので、空乏層の厚みが大きく、電界が弱くなるの
で、耐電圧を大きくし、したがって、pn接合に逆方向
の電圧を印加した場合のゲージ2のVB電圧を高くする
ことができる。この場合、ゲージ部2a,2b間の電流
は低抵抗層を形成する連結部3およびリードアウト部4
a,4bを通るため、連結部3およびリードアウト部4
a,4bを取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域14
を設けても抵抗値に影響を何等及ぼすことはない。
においては、図3および図4に示すように半径方向ゲー
ジ2の連結部3およびリードアウト部4a,4bを半導
体基板1の内部に形成した低濃度の導電型半導体物質領
域14で取り囲み、半導体基板1からアイソレートして
いるので、空乏層の厚みが大きく、電界が弱くなるの
で、耐電圧を大きくし、したがって、pn接合に逆方向
の電圧を印加した場合のゲージ2のVB電圧を高くする
ことができる。この場合、ゲージ部2a,2b間の電流
は低抵抗層を形成する連結部3およびリードアウト部4
a,4bを通るため、連結部3およびリードアウト部4
a,4bを取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域14
を設けても抵抗値に影響を何等及ぼすことはない。
【0013】なお、上記実施例は連結部およびリードア
ウト部の両方を取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域
を形成したが、これに限らず少なくともいずれか一方の
みを取り囲むようにしてもよい。また、本実施例は折り
返しゲージを形成する半径方向のゲージ2について説明
したが、本発明はこれに何等特定されるものではなく、
連結部を有さない円周方向のゲージ2Aに対しても適用
実施し得ることは勿論であり、その場合はそのリードア
ウト部を取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域を形成
すればよい。さらにまた、上記実施例は半導体基板1を
n型シリコン、ピエゾ抵抗領域である半径方向ゲージ2
および円周方向ゲージ2Aをp型シリコンによって構成
した場合について説明したが、これはp型シリコンから
なるピエゾ抵抗体を用いた方が、n型に比較して圧力−
抵抗のリニアリティがよく、ピエゾ抵抗係数が最大とな
る(100)面、<110>結晶軸方向において対称性
の良好な正逆両方向の出力が取り出せるからであるが、
本発明はこれに何等特定されるものではなく、p型の基
板にn型のピエゾ領域を形成してもよいことは勿論であ
る。
ウト部の両方を取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域
を形成したが、これに限らず少なくともいずれか一方の
みを取り囲むようにしてもよい。また、本実施例は折り
返しゲージを形成する半径方向のゲージ2について説明
したが、本発明はこれに何等特定されるものではなく、
連結部を有さない円周方向のゲージ2Aに対しても適用
実施し得ることは勿論であり、その場合はそのリードア
ウト部を取り囲む低濃度の導電型半導体物質領域を形成
すればよい。さらにまた、上記実施例は半導体基板1を
n型シリコン、ピエゾ抵抗領域である半径方向ゲージ2
および円周方向ゲージ2Aをp型シリコンによって構成
した場合について説明したが、これはp型シリコンから
なるピエゾ抵抗体を用いた方が、n型に比較して圧力−
抵抗のリニアリティがよく、ピエゾ抵抗係数が最大とな
る(100)面、<110>結晶軸方向において対称性
の良好な正逆両方向の出力が取り出せるからであるが、
本発明はこれに何等特定されるものではなく、p型の基
板にn型のピエゾ領域を形成してもよいことは勿論であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
圧力センサは、半導体基板の表面にピエゾ領域として作
用する半径方向ゲージおよび円周方向ゲージを形成し、
前記半径方向ゲージの連結部およびリードアウト部をゲ
ージ部より高濃度に形成した半導体圧力センサにおい
て、前記半導体基板の内部に低濃度の導電型半導体物質
領域を形成してなり、この低濃度導電型半導体物質領域
は前記連結部とリードアウト部の少なくともいずれか一
方を取り囲み前記ゲージ部は取り囲まないように形成さ
れているので、連結部およびもしくはリードアウト部に
よる空乏層に比べて低濃度の導電型半導体物質領域の空
乏層の厚みが大きく、このため電界が弱くなるので、耐
電圧を大きくし、導電型(p+型)半導体物質領域のV
B電圧を上げることができる。また、ゲージ部間の電流
は低抵抗層を形成する連結部およびリードアウト部を通
るため、連結部およびもしくはリードアウト部を取り囲
む低濃度の導電型半導体物質領域を設けても抵抗値等に
影響を及ぼすことはなく、差圧または圧力を正確に検出
することができる。
圧力センサは、半導体基板の表面にピエゾ領域として作
用する半径方向ゲージおよび円周方向ゲージを形成し、
前記半径方向ゲージの連結部およびリードアウト部をゲ
ージ部より高濃度に形成した半導体圧力センサにおい
て、前記半導体基板の内部に低濃度の導電型半導体物質
領域を形成してなり、この低濃度導電型半導体物質領域
は前記連結部とリードアウト部の少なくともいずれか一
方を取り囲み前記ゲージ部は取り囲まないように形成さ
れているので、連結部およびもしくはリードアウト部に
よる空乏層に比べて低濃度の導電型半導体物質領域の空
乏層の厚みが大きく、このため電界が弱くなるので、耐
電圧を大きくし、導電型(p+型)半導体物質領域のV
B電圧を上げることができる。また、ゲージ部間の電流
は低抵抗層を形成する連結部およびリードアウト部を通
るため、連結部およびもしくはリードアウト部を取り囲
む低濃度の導電型半導体物質領域を設けても抵抗値等に
影響を及ぼすことはなく、差圧または圧力を正確に検出
することができる。
【図1】 本発明に係る半導体圧力センサの一実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】 同センサの断面図である。
【図3】 半径方向ゲージの平面図である。
【図4】 同ゲージの要部断面図である。
【図5】 低濃度の不純物と高濃度の不純物をドープし
た場合の不純物濃度と深さの関係を示す図である。
た場合の不純物濃度と深さの関係を示す図である。
【図6】 従来の半導体圧力センサにおけるゲージの平
面図である。
面図である。
【図7】 図6のVII−VII線断面図である。
1…半導体基板、2…折り返しゲージ、2A…円周方向
ゲージ、2a,2b…ゲージ部、3…連結部、4a,4
b…リードアウト部、5a,5b…リード、10…ダイ
ヤフラム部、11…バックプレート、14…導電型半導
体物質領域。
ゲージ、2a,2b…ゲージ部、3…連結部、4a,4
b…リードアウト部、5a,5b…リード、10…ダイ
ヤフラム部、11…バックプレート、14…導電型半導
体物質領域。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板の表面にピエゾ領域として作
用する半径方向ゲージおよび円周方向ゲージを形成し、
前記半径方向ゲージの連結部およびリードアウト部をゲ
ージ部より高濃度に形成した半導体圧力センサにおい
て、 前記半導体基板の内部に低濃度の導電型半導体物質領域
を形成してなり、この低濃度導電型半導体物質領域は前
記連結部とリードアウト部の少なくともいずれか一方を
取り囲み前記ゲージ部は取り囲まないように形成されて
いることを特徴とする半導体圧力センサ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5020856A JP2816635B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 半導体圧力センサ |
| US08/177,112 US5412993A (en) | 1993-01-14 | 1994-01-03 | Pressure detection gage for semiconductor pressure sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5020856A JP2816635B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 半導体圧力センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213743A JPH06213743A (ja) | 1994-08-05 |
| JP2816635B2 true JP2816635B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=12038758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5020856A Expired - Lifetime JP2816635B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 半導体圧力センサ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5412993A (ja) |
| JP (1) | JP2816635B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19503236B4 (de) * | 1995-02-02 | 2006-05-24 | Robert Bosch Gmbh | Sensor aus einem mehrschichtigen Substrat |
| JP3323032B2 (ja) * | 1995-06-07 | 2002-09-09 | 三菱電機株式会社 | 半導体圧力検出装置の設計方法 |
| DE19527687A1 (de) * | 1995-07-28 | 1997-01-30 | Bosch Gmbh Robert | Sensor |
| US5812047A (en) * | 1997-02-18 | 1998-09-22 | Exar Corporation | Offset-free resistor geometry for use in piezo-resistive pressure sensor |
| DE19725994A1 (de) * | 1997-06-19 | 1998-12-24 | Bosch Gmbh Robert | Halbleiterbauelement mit piezoresistiven Meßwiderständen |
| US6229190B1 (en) * | 1998-12-18 | 2001-05-08 | Maxim Integrated Products, Inc. | Compensated semiconductor pressure sensor |
| US6732422B1 (en) * | 2002-01-04 | 2004-05-11 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Method of forming resistors |
| CN100404004C (zh) * | 2005-12-16 | 2008-07-23 | 清华大学 | 植入关节内压电陶瓷间歇供电装置 |
| CN100411596C (zh) * | 2005-12-16 | 2008-08-20 | 清华大学 | 生物体植入关节双向数字无线压力监视系统 |
| JP4925306B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2012-04-25 | 株式会社山武 | 圧力センサ |
| JP5324477B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-10-23 | アルプス電気株式会社 | 圧力センサ |
| JP2011013179A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Yamatake Corp | 圧力センサ及び圧力センサの製造方法 |
| EP2769191B1 (en) * | 2011-10-21 | 2020-03-04 | CSEM Centre Suisse d'Electronique et de Microtechnique SA - Recherche et Développement | Sic high temperature pressure transducer |
| EP3903675B1 (en) * | 2016-08-31 | 2025-01-22 | Nipro Corporation | Pressure measurement device |
| US10655989B2 (en) | 2017-09-12 | 2020-05-19 | Silicon Microstructures, Inc. | Pressure sensor cap having flow path with dimension variation |
| US11268839B2 (en) | 2019-03-05 | 2022-03-08 | Measurement Specialties, Inc. | Resistive flow sensor |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3513430A (en) * | 1968-06-19 | 1970-05-19 | Tyco Laboratories Inc | Semiconductor strain gage transducer and method of making same |
| JPS5952727A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-27 | Hitachi Ltd | 半導体圧力センサ |
| JPS60253279A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-13 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 半導体歪み測定器 |
| US4672354A (en) * | 1985-12-05 | 1987-06-09 | Kulite Semiconductor Products, Inc. | Fabrication of dielectrically isolated fine line semiconductor transducers and apparatus |
| JP2973478B2 (ja) * | 1990-06-22 | 1999-11-08 | ダイキン工業株式会社 | 射出成形機並びに射出成形機における型締装置及び射出装置 |
| US5165283A (en) * | 1991-05-02 | 1992-11-24 | Kulite Semiconductor Products, Inc. | High temperature transducers and methods of fabricating the same employing silicon carbide |
| JP2565437B2 (ja) * | 1991-09-03 | 1996-12-18 | 株式会社ヒラカワガイダム | 管巣燃焼型コンバスタ−を備えたガスタ−ビン装置 |
| US5291788A (en) * | 1991-09-24 | 1994-03-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor pressure sensor |
| US5231301A (en) * | 1991-10-02 | 1993-07-27 | Lucas Novasensor | Semiconductor sensor with piezoresistors and improved electrostatic structures |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP5020856A patent/JP2816635B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-01-03 US US08/177,112 patent/US5412993A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06213743A (ja) | 1994-08-05 |
| US5412993A (en) | 1995-05-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2816635B2 (ja) | 半導体圧力センサ | |
| US3858150A (en) | Polycrystalline silicon pressure sensor | |
| US6861276B2 (en) | Method for fabricating a single chip multiple range pressure transducer device | |
| WO1981003086A1 (en) | Silicon pressure sensor | |
| JP2560140B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP3433871B2 (ja) | 集積化半導体歪みセンサ及びその製造方法 | |
| US11643324B2 (en) | MEMS sensor | |
| US3161844A (en) | Semiconductor beam strain gauge | |
| JP2871064B2 (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JPS63308390A (ja) | 半導体圧力センサの製造方法 | |
| JP3328707B2 (ja) | 静電容量型半導体加速度センサ及び半導体圧力センサ | |
| JP3225622B2 (ja) | 薄形半導体力学センサ | |
| JP2002162303A (ja) | 圧力センサ | |
| JPH0644112Y2 (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JPH0337534A (ja) | 半導体歪検出装置 | |
| JP2748077B2 (ja) | 圧力センサ | |
| JP2573539Y2 (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JP3070118B2 (ja) | 半導体加速度センサ | |
| JPH0712940U (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JPH07162019A (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JPH0821774A (ja) | 半導体圧力センサ及びその製造方法 | |
| JP2573540Y2 (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JPH0786618A (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JP2009047423A (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JPS61114139A (ja) | 差圧センサ |