JP2886609B2 - エヤーバッグシステムによる乗員保護装置 - Google Patents
エヤーバッグシステムによる乗員保護装置Info
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- JP2886609B2 JP2886609B2 JP2082327A JP8232790A JP2886609B2 JP 2886609 B2 JP2886609 B2 JP 2886609B2 JP 2082327 A JP2082327 A JP 2082327A JP 8232790 A JP8232790 A JP 8232790A JP 2886609 B2 JP2886609 B2 JP 2886609B2
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- Japan
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- gas generator
- gas
- occupant protection
- power
- protection device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエヤーバッグ用ガス発生器から熱起電力を発
生させる電力発生ガス発生器を用いたエヤーバッグシス
テムによる乗員保護装置に関する。
生させる電力発生ガス発生器を用いたエヤーバッグシス
テムによる乗員保護装置に関する。
〔従来の技術〕 乗物が衝突事故を起した場合の乗員保護装置として、
気体袋の緩衝性を利用する装置が乗物に装備される様に
なってきており、通称エヤーバッグシステムと称せられ
ている。かかる乗員保護装置に於ては、一定値以上の緩
衝値を加速度計又は歪計等の緩衝センサーで感知し、そ
の信号によりガス発生器を作動させて気体袋を膨張させ
ている。従来のかかるエヤーバッグシステムによる乗員
保護装置では、乗員が複数の場合は、乗員数だけの気体
袋が必要となり、従って夫々の気体袋を膨張させるため
のガスを供給する各ガス発生器を作動させる点火用雷管
が必要であり、その雷管が電気式の場合は各電気雷管を
点火させるための複数倍の電力が必要となり、一方刺突
雷管の場合には複数個の機械式センサーを必要とした。
気体袋の緩衝性を利用する装置が乗物に装備される様に
なってきており、通称エヤーバッグシステムと称せられ
ている。かかる乗員保護装置に於ては、一定値以上の緩
衝値を加速度計又は歪計等の緩衝センサーで感知し、そ
の信号によりガス発生器を作動させて気体袋を膨張させ
ている。従来のかかるエヤーバッグシステムによる乗員
保護装置では、乗員が複数の場合は、乗員数だけの気体
袋が必要となり、従って夫々の気体袋を膨張させるため
のガスを供給する各ガス発生器を作動させる点火用雷管
が必要であり、その雷管が電気式の場合は各電気雷管を
点火させるための複数倍の電力が必要となり、一方刺突
雷管の場合には複数個の機械式センサーを必要とした。
上記の様に複数個のセンサーや複数倍の電力を必要と
するエヤーバッグシステムは、コスト高となり、かつ信
頼性も低下する恐れがある。そこで一個のみのエヤーバ
ッグが作動すれば、他の1個又は複数個のエヤーバッグ
を同時に確実に作動させることができる様なエヤーバッ
グによる乗員保護装置が望まれていた。
するエヤーバッグシステムは、コスト高となり、かつ信
頼性も低下する恐れがある。そこで一個のみのエヤーバ
ッグが作動すれば、他の1個又は複数個のエヤーバッグ
を同時に確実に作動させることができる様なエヤーバッ
グによる乗員保護装置が望まれていた。
本発明者等はかかる課題を解決し得るエヤーバッグシ
ステムによる乗員保護装置について鋭意研究した結果、
ガス発生の際の発熱を利用して電力を発生させ得る電力
発生ガス発生器を用いたエヤーバッグシステムによる乗
員保護装置を見出した。エヤーバッグシステムに於ては
一個の気体袋を一個の電気式又は機械式センサーの信号
により電気式又は刺突式雷管を点火させてガス発生器中
のガス発生剤に着火させ、発生する多量の熱、ガスによ
って一個の気体袋を膨張させることは必要最低限の要件
であるが、本発明の装置に於ては、この場合にガス発生
器内に予め熱起電力デバイスを装着しておき、発生した
熱を利用して熱起電力を発生せしめ、この発生電力によ
って他の複数個のエヤーバッグを作動させることができ
る。
ステムによる乗員保護装置について鋭意研究した結果、
ガス発生の際の発熱を利用して電力を発生させ得る電力
発生ガス発生器を用いたエヤーバッグシステムによる乗
員保護装置を見出した。エヤーバッグシステムに於ては
一個の気体袋を一個の電気式又は機械式センサーの信号
により電気式又は刺突式雷管を点火させてガス発生器中
のガス発生剤に着火させ、発生する多量の熱、ガスによ
って一個の気体袋を膨張させることは必要最低限の要件
であるが、本発明の装置に於ては、この場合にガス発生
器内に予め熱起電力デバイスを装着しておき、発生した
熱を利用して熱起電力を発生せしめ、この発生電力によ
って他の複数個のエヤーバッグを作動させることができ
る。
即ち本発明はエヤーバッグ用ガス発生器内に熱変換デ
バイスを装着してなり、当該ガス発生器の作動により生
じる熱によって熱起電力を発生させる様にしたことを特
徴とする電力発生ガス発生器を提供するものである。又
本発明はかかる電力発生ガス発生器を具備した1個のエ
ヤーバッグと、二次的に膨張させる1個又は複数個の電
気雷管式エヤーバッグとを有し、前者の電力発生ガス発
生器の電力端子を後者の電気雷管端子と接続してなるエ
ヤーバッグシステムによる乗員保護装置に係るものであ
る。
バイスを装着してなり、当該ガス発生器の作動により生
じる熱によって熱起電力を発生させる様にしたことを特
徴とする電力発生ガス発生器を提供するものである。又
本発明はかかる電力発生ガス発生器を具備した1個のエ
ヤーバッグと、二次的に膨張させる1個又は複数個の電
気雷管式エヤーバッグとを有し、前者の電力発生ガス発
生器の電力端子を後者の電気雷管端子と接続してなるエ
ヤーバッグシステムによる乗員保護装置に係るものであ
る。
以下図面に示した実施例によって本発明を説明する
が、本発明はこれに限定されるものでははい。
が、本発明はこれに限定されるものでははい。
第1図は本発明に係る電力発生ガス発生器の好適実施
例の縦断面図を示すものである。第1図のガス発生器を
具備したエヤーバッグシステムを装着した乗物が衝突事
故等により一定値以上の衝撃加速度を受けると、機械式
センサー2中の重錘3が図中上方に移動し、レバー14を
押し上げ、これにより刺突子1が刺突雷管12を叩き発火
させる。この雷管は電気式雷管でもよく、その場合は電
力供給によるジュール熱によって雷管を発火させる必要
があり、機械式センサーの代りに電気式センサーを設け
てこれにより衝撃加速度を感知し、別に装着した電力源
から電気雷管に対して発火のための電力を供給させる。
雷管12の作動によって得られた熱エネルギーは着火器15
中の着火薬11を発火せしめ多量の熱エネルギーを急速に
発生させる。このガスは着火口13から噴出し、更にガス
発生室17内のガス発生剤9を着火し、熱ガスを発生させ
る。この熱ガスは冷却フィルター8で濾過され、噴出口
7から噴出してこれに接続されている衝撃緩衝用の気体
袋(図示せず)を膨張させることができる。本発明の電
力発生ガス発生器16内には、着火器15に隣接して熱変換
デバイス10が装着されており、上述の如くして雷管、着
火薬及びガス発生剤から発生した熱により熱起電力を発
生し、配線6を通して電力端子4(正極)と5(負極)
に電力を供給し得る。
例の縦断面図を示すものである。第1図のガス発生器を
具備したエヤーバッグシステムを装着した乗物が衝突事
故等により一定値以上の衝撃加速度を受けると、機械式
センサー2中の重錘3が図中上方に移動し、レバー14を
押し上げ、これにより刺突子1が刺突雷管12を叩き発火
させる。この雷管は電気式雷管でもよく、その場合は電
力供給によるジュール熱によって雷管を発火させる必要
があり、機械式センサーの代りに電気式センサーを設け
てこれにより衝撃加速度を感知し、別に装着した電力源
から電気雷管に対して発火のための電力を供給させる。
雷管12の作動によって得られた熱エネルギーは着火器15
中の着火薬11を発火せしめ多量の熱エネルギーを急速に
発生させる。このガスは着火口13から噴出し、更にガス
発生室17内のガス発生剤9を着火し、熱ガスを発生させ
る。この熱ガスは冷却フィルター8で濾過され、噴出口
7から噴出してこれに接続されている衝撃緩衝用の気体
袋(図示せず)を膨張させることができる。本発明の電
力発生ガス発生器16内には、着火器15に隣接して熱変換
デバイス10が装着されており、上述の如くして雷管、着
火薬及びガス発生剤から発生した熱により熱起電力を発
生し、配線6を通して電力端子4(正極)と5(負極)
に電力を供給し得る。
次に本発明になる上記電力発生ガス発生器の作動の一
実施例を説明する。直径10cm、高さ5cmのガス発生器16
の中心部に直径3.5cmの機械式センサー2が装着してあ
る。着火器15中には硝酸カリウムを酸化剤とし硼素を燃
料とした着火薬粒9gを配置し、その下面には動作温度50
0℃、熱応答速度10ミリ秒、出力電圧1.7ボルトの性能を
持つ直径3.5cm、厚さ0.5cmのアモルファス熱変換デバイ
ス10が装着してある。一方容積60リットルの気体袋を膨
張させるためのアジ化ナトリウム−酸化鉄系のガス発生
剤の90gがガス発生室17内に装填してある。熱変換デバ
イス10の電力端子4及び5には長さ1メートルのリード
線を接続し、その末端に、二次的に膨張させる電気雷管
式エヤーバッグ(図示せず)の電気雷管端子を接続し、
乗員二名用の二気体袋のエヤーバッグシステムを構築し
た。上記電力発生ガス発生器に80G(ジー)の衝撃を与
えると装着された気体袋に直ちに膨張を開始した。衝撃
を与えてから20ミリ秒後に電気雷管式エヤーバッグも膨
張し、完全膨張出来た。
実施例を説明する。直径10cm、高さ5cmのガス発生器16
の中心部に直径3.5cmの機械式センサー2が装着してあ
る。着火器15中には硝酸カリウムを酸化剤とし硼素を燃
料とした着火薬粒9gを配置し、その下面には動作温度50
0℃、熱応答速度10ミリ秒、出力電圧1.7ボルトの性能を
持つ直径3.5cm、厚さ0.5cmのアモルファス熱変換デバイ
ス10が装着してある。一方容積60リットルの気体袋を膨
張させるためのアジ化ナトリウム−酸化鉄系のガス発生
剤の90gがガス発生室17内に装填してある。熱変換デバ
イス10の電力端子4及び5には長さ1メートルのリード
線を接続し、その末端に、二次的に膨張させる電気雷管
式エヤーバッグ(図示せず)の電気雷管端子を接続し、
乗員二名用の二気体袋のエヤーバッグシステムを構築し
た。上記電力発生ガス発生器に80G(ジー)の衝撃を与
えると装着された気体袋に直ちに膨張を開始した。衝撃
を与えてから20ミリ秒後に電気雷管式エヤーバッグも膨
張し、完全膨張出来た。
実施例で述べたように本発明になるエヤーバッグシス
テムによる乗員保護装置では、一個の電力発生ガス発生
器を一個の衝撃センサーからの衝撃信号で作動させるの
みで、他の電気雷管のみを装着し衝撃センサーを有しな
いガス発生器を作動させることができるので、信頼性が
高く、かつ安価な複数乗員保護のためのエヤーバッグシ
ステムを構築することが可能となる。また本発明の電力
発生ガス発生器によれば、熱起電力を発生する熱変換デ
バイスの熱応答速度を熱容量の変化で調整したり、ガス
発生器中の熱変換デバイスの位置を変化させることによ
って熱起電力の立上り速度が調整できるので二次的に膨
張させる気体袋の膨張開始時間のタイミングを容易に適
合させることができるという利点を有する。
テムによる乗員保護装置では、一個の電力発生ガス発生
器を一個の衝撃センサーからの衝撃信号で作動させるの
みで、他の電気雷管のみを装着し衝撃センサーを有しな
いガス発生器を作動させることができるので、信頼性が
高く、かつ安価な複数乗員保護のためのエヤーバッグシ
ステムを構築することが可能となる。また本発明の電力
発生ガス発生器によれば、熱起電力を発生する熱変換デ
バイスの熱応答速度を熱容量の変化で調整したり、ガス
発生器中の熱変換デバイスの位置を変化させることによ
って熱起電力の立上り速度が調整できるので二次的に膨
張させる気体袋の膨張開始時間のタイミングを容易に適
合させることができるという利点を有する。
第1図は本発明の電力発生ガス発生器の一例の縦断面図
である。 1……刺突子、9……ガス発生剤 2……機械式センサー、10……アモルファス熱変換デバ
イス 3……重錘、11……着火薬 4……電力端子(正)、12……刺突雷管 5……電力端子(負)、13……ガス噴出口 6……配線、14……レバー 7……噴出口、15……着火器 8……冷却フィルター、16……ガス発生器 17……ガス発生室
である。 1……刺突子、9……ガス発生剤 2……機械式センサー、10……アモルファス熱変換デバ
イス 3……重錘、11……着火薬 4……電力端子(正)、12……刺突雷管 5……電力端子(負)、13……ガス噴出口 6……配線、14……レバー 7……噴出口、15……着火器 8……冷却フィルター、16……ガス発生器 17……ガス発生室
Claims (1)
- 【請求項1】エヤーバッグ用ガス発生器内に熱変換デバ
イスを装着し、当該ガス発生器の作動により生じる熱に
よって熱起電力を発生させる様にした電力発生ガス発生
器を具備した1個のエヤーバッグと、二次的に膨張させ
る1個又は複数個の電気雷管式エヤーバッグとを有し、
前者の電力発生ガス発生器の電力端子を後者の電気雷管
端子と接続してなるエヤーバッグシステムによる乗員保
護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2082327A JP2886609B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | エヤーバッグシステムによる乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2082327A JP2886609B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | エヤーバッグシステムによる乗員保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03279057A JPH03279057A (ja) | 1991-12-10 |
| JP2886609B2 true JP2886609B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=13771462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2082327A Expired - Lifetime JP2886609B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | エヤーバッグシステムによる乗員保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2886609B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2082327A patent/JP2886609B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03279057A (ja) | 1991-12-10 |
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